葉梨康弘 衆議院議員
43期国会発言一覧

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葉梨康弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは葉梨康弘衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院43期)

葉梨康弘[衆]本会議発言(全期間)
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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 衆議院本会議 第25号(2005/05/17、43期、自由民主党)

○葉梨康弘君 自由民主党の葉梨康弘です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案について質問いたします。(拍手)  昭和三十七年、池田内閣の所得倍増計画を具体化するため、第一次全国総合開発計画が策定されて以来、いわゆる全総は、戦後日本の創業期をリードし、大きな存在感を持ってきました。しかし、未曾有の人口減社会を目前にした今、私たちは、創業の難きよりも守成の困難にこそ立ち向かわなければなりません。  私は、戦後の復興と成長を担った全総の歴史的な意味を率直に評価しており、むだな公共事業の山を築いただけ……

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委員会発言一覧(衆議院43期)

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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 国土交通委員会 第11号(2004/04/07、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自由民主党の葉梨康弘でございます。  どうぞ石原大臣、参議院の本会議、頑張ってください。御退席でございます。  私からは、公共財としての高速道路、この位置づけが民営化後の経営体制の中でどのような形で位置づけられるかということについて、御質問を三十分させていただきたいと思います。  ただ、冒頭、ちょっと質問の順序を昨日の質問順序とは変更させていただきたいと思いますが、昨日、二階先輩、あるいは現在も森田先輩の方からもお話がございました、いわゆる無料化案についてでございます。  昨日総理の方からも、無料化案については、六十年で借金を返すということについては必ずしも現実的ではないんじゃない……

第159回国会 国土交通委員会 第17号(2004/04/23、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  本日は、民主党提出の高速道路事業改革基本法案、これについて質問させていただきます。  さて、本法案については、四月の二十一日にも我が党及び公明党の委員から提案者に対して質問が行われました。ただ、私も聞いておりましたが、質問に対して答えていただいていない、そういう印象を持たざるを得ません。料金収入もなくて新たな道路整備ができる、そういうふうに言われても、そんなに我が国の財政は豊かだったかな、これでは待っているのは大増税かなという気もしますし、大体イメージとして浮かんでくるのは、今までの厳しい仕事とか行政改革、ファミリー企業バッシングか……

第159回国会 国土交通委員会 第23号(2004/05/21、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  本日は、建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保等を図るための建築基準法の一部を改正する法律案についてお尋ね申し上げたいと思います。  まず、地下室マンション、その容積率不算入措置に関する規定の見直しについてお尋ねをしたいと思います。  実は、五月十三日に参議院で政府参考人から答弁がございまして、平成十年、十二年、十四年の三年間で、東京都及び十三政令指定市で調査したところ、斜面地マンションに係る紛争が二十一件、うち横浜が八割、東京二件、川崎一件という傾向をもとに、地下室マンションについては首都圏の大変土地の高い大都市に集中していると……

第159回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2004/02/27、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自由民主党の葉梨康弘でございます。  今回、青少年問題について、大臣の所信について御質問をさせていただきますが、初当選後初めての質問の機会を与えていただきました。理事各位に感謝申し上げたいと思います。  私、実は、平成九年から警察庁の少年課というところに在籍しておりました。そして、神戸でのあの酒鬼薔薇聖斗の連続児童殺傷事件、その前から、今の少年非行の深刻化、あるいは少年に対する、現在も非常に問題となっていますけれども、加害行為の問題、こういったものについて、当時においても非常に危機的なレベルにあるというような認識を持っておりました。  そして、神戸の事件の前からいろいろなところで、……

第159回国会 青少年問題に関する特別委員会 第6号(2004/06/03、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  十分しか時間がありませんので、早速質問をさせていただきます。  六月一日に、長崎県の佐世保で、小六の女子が同級生をあやめるという痛ましい事件が発生いたしました。私も、小六の女子の父親として、人ごとではないなというふうに思います。実は、これは昨年も長崎ですけれども、十四歳未満の中学生でしたけれども、凶悪事件が発生した。  このような触法少年の事件が発生した場合に問題となる論点ですけれども、一つは、触法少年に対する調査の問題があります。それからもう一つは、親の責任という問題があろうかと思います。  それで、十四歳に満たない触法少年がこう……

第159回国会 内閣委員会 第7号(2004/04/14、43期、自由民主党)

○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘でございます。  本日は、公安委員長、集中質疑、御苦労さまでございます。  冒頭、イラクでもう大変非人道的な事件が起こっております。これについて強い憤りを発するとともに、また、現在内閣でその衝に当たっていらっしゃいます危機管理監、それから内閣の情報官、いずれも警察の出身でございます。警察庁あるいは国家公安委員会は危機管理の専門の省庁である。その中で、政府の中で、まさに政府が一体となってこの事件に対処して、そしてぶれないで対応をしていくためにも、ぜひとも警察の持っている知恵それから英知をその中に結集していただきたい、そのことを御要望申し上……

第159回国会 内閣委員会 第13号(2004/05/12、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  きょうは、内閣提出の公益通報保護法案について質問をさせていただきます。  企業のコンプライアンス経営の促進というような片仮名語がよく言われることがあるんですけれども、我が国の資本主義の創始者とも言われます渋沢栄一先生が、こんなことを言われております。  一個人がいかに富んでも、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保障されない。その事業が、個人を利するだけでなく、多数社会を利していくのでなければ、決して正しい商売とは言えない。仕事は公利公益だと思う。その人自身は自分のためにと思ってやったことが、実はそれがそのまま公益となる。これこ……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 国土交通委員会 第6号(2004/11/12、43期、自由民主党)

○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  大分時間が押していますので、少し早口で申し上げます。  新潟初め本年多発した地震、台風等の災害の被災者の方々に衷心よりお見舞い申し上げます。  また、大臣、副大臣初め国土交通省、関係省庁の皆さんの連日の対応に敬意を表すとともに、このような努力が、国民の六七%が地震の初動対応を評価というNHKの調査にもつながったんだろうというふうに思います。降雪期を控え、さらなる御尽力をお願い申し上げたいと思います。  きょうは、本年の予期せぬ自然災害等を経験して、むしろ前向きな意味でこれを生かして、本当に我が国の社会資本の整備は十分なものなの……

第161回国会 文部科学委員会 第5号(2004/12/01、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。中野委員に引き続き質問をさせていただきます。  今、中野委員の方からも、義務教育についての問題については詳細御議論があったところですけれども、私自身も、地方の裁量の拡大によるローカルオプティマムの実現、しかしながら、国においてしっかりとナショナルミニマムを確保していかなければいけない、そういう観点から改革を進めていかなければいけないというふうに考えております。  今資料をお配りしているものがございます。先にその一枚目の方を見ていただきたいんです。本日、この観点についての議論は少し見方を変えまして、各都道府県においても、それぞれ都道府県の……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 国土交通委員会 第7号(2005/04/06、43期、自由民主党)

○葉梨委員 ありがとうございます。自由民主党の葉梨康弘です。よろしくお願いします。  先ほど土肥委員から神戸三宮のお話、詳細、御議論がありまして、私、大変懐かしく聞いておりました。といいますのは、土肥先生が最初にたしか選挙に出られたときと一緒だと思いますが、平成元年から平成三年まで、私は兵庫県の警察本部の捜査第二課長をやっておりまして、中央区の中山手に住んでおったんです。  きょうの質問者を見てみますと、大体三大都市圏の方がほとんどでございます。三日月先生が滋賀、松崎先生が埼玉、地元ですけれども、土肥先生が兵庫、玉置先生が京都、それから佐藤先生が大阪、穀田先生が京都。私だけが茨城でございます。……

第162回国会 国土交通委員会 第18号(2005/05/18、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  昨日の本会議の質問に引き続いて、本日は一時間お時間をいただいております。十一時二十分ごろをめどに、御質問させていただきたいと思います。  実は、昨日の本会議で冒頭申させていただいたのは、創業の時代のパラダイムと、それから守成の時代のパラダイムは違いますよということを申し上げさせていただきました。実は、こういった改革ですとかあるいは開発路線からの転換ということになりますと必ず沸き起こってくる議論というのは、多分この国会でもあるだろうと思いますが、今までやってきたことに反省しろ、反省しろというような話なんです。  ただし、私自身は、それ……

第162回国会 国土交通委員会 第22号(2005/06/14、43期、自由民主党)

○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  最前来、民主党の委員の方々から多方面にわたってこの下水道の質問がなされておったわけですけれども、まだまだいろいろと質疑をなされたいところがあるようで、多分会期延長してでも一般質疑をしたいということなのかなというふうに聞いておりました。  私は、法律に基づきまして、本法案の概要、下水道法の改正ということについて、いろいろと地元の例を引きながら御質問をしたいと思います。とんとんと議論を進めていきたいと思います、二十分しかございません。  まず本法案ですけれども、三つの柱があります。雨水の流域下水道制度、これの創設、それから下水の高……

第162回国会 財務金融委員会 第24号(2005/07/19、43期、自由民主党)

○葉梨議員 お答えいたします。  Bさん、大変しっかり者ということで御質問いただきましたが、過失があるというのは、果たして私はしっかり者なのかどうかよくわからないのですが。先ほど軽過失というふうに江崎委員からもお話がありましたけれども、ただ、ここで私ども、与党案で言っている過失というのが相当な程度の過失であるということは御理解を願いたいと思います。何回も何回も、やはり暗証番号、これはもう生年月日と一緒じゃいけません、そういうような話があった上で、そこで過失があったということであれば、保護される金額は四分の三であるということをお答えしたいと思います。(泉(房)委員「お幾らですか」と呼ぶ)七百五十……

第162回国会 文部科学委員会 第16号(2005/08/03、43期、自由民主党)

○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘でございます。  冒頭の冒頭でございますけれども、茨城県選出の代議士として、またお隣の選挙区から選出されている者として、八月一日に急逝された永岡洋治議員に対して、心から弔意を表させていただきたいと思います。  ただ、永岡先生については、平成八年にもともとは私の現在の選挙区から新進党から立候補され、そして、平成十二年には自民党の公認を得られないまま現在の茨城七区から立候補され、そして、平成十五年の補欠選挙で自民党の公認で当選された、そういういろいろな経緯がございます。隣の選挙区にある者として、日々の御苦労、いろいろな要素があるということを大変よ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第23号(2005/07/04、43期、自由民主党)

○葉梨委員 委員長、どうもありがとうございます。また、参考人の皆さん、朝早くから、本当にお忙しいところ、ありがとうございます。  百時間を超えるこの郵政民営化の審議です。参考人の質疑ではございますけれども、本当に、自民党としては私が最後の質問者ということになりますので、気合いを入れて質問をさせていただきたいと思います。そしてまた、こういう機会を与えていただいたこと、大変光栄に存じております。  そこで、まず、安田参考人に一問、質問を申し上げます。  私自身も、いろいろな方がいろいろなことを言われていますけれども、個人的には、郵便局でいろいろなものを売ってほしいというふうに考えている一人ではあり……


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各種会議発言一覧(衆議院43期)

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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2004/05/17、43期、自由民主党)

○葉梨分科員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。  大臣初め厚生労働省の皆さん、連日、年金法案の御審議、大変御苦労さまでございます。  ただ、我が国の人口構造が大きく変化して、財政状況も極めて厳しい中、今、年金問題以外にも厚生労働行政が直面する問題は極めて多岐にわたっているというふうに思います。  きょうは、私がよく地元の首長さんたちとお話ししている内容をかいつまんで質問させていただきたいと思いますけれども、ただ、地元の要望ということもさることながら、また、一緒にやはりいろいろな制度をよりよいものとするために考えていきたい、こういう観点から御質問をさせていただきたいと思います。よろ……

第159回国会 予算委員会第八分科会 第2号(2004/03/02、43期、自由民主党)

○葉梨分科員 どうも、昨日、きょうと引き続き分科会、大変お疲れさまでございます。私からもちょっと質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、今非常に景気が、明るい兆しが見えるというようなことが世間でも言われています。ただし、非常にそこのところはまだら模様だ、これは業種によってもあるいは地域によってもということがあるだろうと思いますけれども、どちらかというと、私ども茨城県に住んでおりますけれども、東京の二十三区、特に東京の都心部のひとり勝ちではないかというような話もまた耳にいたします。例えば、マンションの着工戸数あるいは住宅あるいは人間の住みぐあいにしても、東京への回帰というようなこ……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 憲法調査会 第1号(2004/10/14、43期、自由民主党)

○葉梨委員 会長、発言の機会を与えていただきましてありがとうございました。  また、委員の皆様には、EUの外縁部の国、非常に注目すべきところ、すばらしい選択で、ハードスケジュールの中、調査を行われたことに敬意を表します。  ただ、この調査で私が感じましたこと、意見を申させていただきますが、アメリカの一国主義に対応するEUの多国間主義である、あるいは世界市民主義につながるようなものであるというような形でこの調査を解釈することは、私は妥当ではないだろうというふうに思います。  といいますのは、先ほどEUの外縁部と申しましたけれども、EU自体が、文明あるいは文化の統一性の中に打ち立てられた概念である……

第161回国会 憲法調査会 第2号(2004/10/21、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自由民主党の葉梨康弘です。  先ほど枝野委員の方から、オンブズマンの必要性について、最近の行政の肥大化、それから与党によっては行政のチェックができない、議院内閣制のもとにおいては行政のチェックができないというような御発言がございました。行政の肥大化という点については私もその意味では同意見なんですが、与党による行政のチェックが本当に議院内閣制のもとでできないかということについては非常に異論を持っております。  といいますのは、最近の行政の不祥事、チェックすべき行政の不祥事というのは、かつてはやり過ぎの不祥事に対する対応であったんですが、最近は不作為の不祥事というのが相当大きな部分を占……

第161回国会 憲法調査会 第3号(2004/10/28、43期、自由民主党)

○葉梨委員 三点について申し上げたいと思います。結論的には、先ほど保岡幹事がおっしゃられたことを補強するような内容になろうかと思います。  一つは、憲法上、九十六条において国民投票が制定されているということが、比較的直接民主制的なものを日本に導入すべきという主張も片っ方であるやに聞いておりますけれども、先ほど土井委員がおっしゃられたこと、ある意味で私は賛成でございまして、明治憲法が欽定憲法という形で天皇大権で憲法をつくった。そして、輔弼するものとして国会、議院があったわけですけれども、その議院の力というのを代議制という形でうんと強めたのが新憲法ということになりますが、憲法を改正する、憲法を制定……

第161回国会 憲法調査会 第4号(2004/12/02、43期、自由民主党)

○葉梨委員 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。  大きく二点について申し上げたいと思います。第一点は二院制の意義ということ、第二点は現行憲法の欠点ということでございます。  二院制の意義については、先般来、発言者からいろいろと御発言がありました。学説の紹介等もあったわけですが、私は、それに加えて、別の観点から一点、二院制を維持するメリットというのを申し上げたいと思います。これは議員立法との関連でございます。  昨日採決が行われました発達障害者支援法、これは衆議院の委員長提案ですから、衆議院においては審議は行われておりません。参議院においてのみ行われています。これから議員……

第161回国会 憲法調査会公聴会 第3号(2004/11/25、43期、自由民主党)

○葉梨委員 三人の公述人の方々、私どももこういった国会で質問をさせていただくと大変緊張するんですけれども、きょうは本当に緊張されているのかなというふうに拝聴しておりましたが、立派なプレゼンテーションで、本当に御苦労さまでございました。  もちろん、おのおのの意見について深めるということ、これもしていかなければいけないんですが、きょうは一般公募の公述人の方々であるということで、まず、総論的なこと、つまり、国会あるいは政党に何を期待するのかということをお聞きした上で、それぞれの意見に沿いまして、また御質問をさせていただきたいと思います。四十五分とってありますけれども、簡潔に、思っているところを答え……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 憲法調査会 第1号(2005/02/03、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  本日は、天皇について、従来の調査経過等を踏まえ、概括的に意見を申し上げたいと思います。  第一は、天皇の元首としての地位です。  私は、現行憲法の制定経緯や条文の立て方から、天皇が、少なくとも我が国を代表する存在、国家及び国民のオーソリティーの中心という意味での元首の地位を有することは明らかだと考えています。  まず、制定経緯について。  米国、すなわちGHQ側の考え方を見ても、マッカーサー・ノートにおいてエンペラー・アット・ヘッド・オブ・ステートとされていたことなどからも、対外的に我が国の代表者と見ていたことは明らかだと思います。  また、日本側の考え方……

第162回国会 憲法調査会 第2号(2005/02/10、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  国民の権利及び義務について意見を申し上げます。  私は、明治憲法下、法律の定めるところにより天皇から臣民に対して与えられていた基本的人権を、不可侵の永久の権利、すなわち普遍的なものと規定した現行憲法を高く評価いたします。ただ、我が国が二十一世紀において人権大国としての地位を占めるためには、現実に今我が国において発生し、または発生する可能性のある人権侵害の問題を極小化していかなければなりません。  もとより、この論点のほかにも、現行憲法には、二十五条が権利と公助だけを規定し、二十四条にあるような相互の協力を規定していない点、あるいは財産権について、勤労、教育……

第162回国会 憲法調査会 第3号(2005/02/17、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  財政について、財政均衡の問題、予算案否決等の非常事態における措置等の論点がありますけれども、憲法八十九条と私学助成の問題について申し上げます。  私は、そもそもこのような論点が問題となること自体、現行憲法のできの悪さだと考えています。この条項は、GHQ原案では、ノット・アンダー・ザ・コントロール・オブ・ステートの教育機関への助成を禁止していますけれども、このコントロールを支配と訳すのは余り一般的ではありません。この英文を素直に訳せば、私の理解では、公的監督のもとにない教育ということになって、公的に設立認可を受けている私学には公的助成ができるという趣旨になり……

第162回国会 憲法調査会 第4号(2005/02/24、43期、自由民主党)

○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。  前文について意見を申し述べます。  まず、現行憲法前文についての評価です。  現行憲法前文は、確かに翻訳調でわかりづらい悪文です。具体的には、英語の決議文に特有の留意点等を多用しており、例えば、正当に選挙された代表者を通じて行動しという文言がこの憲法の確定に係るのに、これを時に代議制民主主義をあらわしたものと誤解されるなど、法律の中の法律としては極めてよい文章と言うことはできません。しかも、主権在民、民主主義、平和主義、国際協調といった人類普遍の原理や普遍的政治道徳をうたうのみで、諸外国の憲法にあるような固有の民族的価値への言及がなく、どこの国の憲法だかわ……

第162回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2005/02/25、43期、自由民主党)

○葉梨分科員 自民党の葉梨康弘でございます。  今、加藤委員の方からいろいろとデジタルの話がございましたけれども、ちょっと私はアナログの話でございます。  本当に大臣には、もう連日大変御苦労さまでございます。分科会でギャラリーはいないんですけれども、後ろに全国の消防団員がみんないると思って聞いていただきたいというふうに思います。  実は、私ごとになりますけれども、平成十一年の三月に私は警察庁をやめまして、それで当時の葉梨信行の秘書になって、地元に溶け込むべく、いろいろと活動を四、五年やって、それで、おととし当選させていただいたんですが、やはり地元に溶け込むといっても、ずっともう全国転勤生活をし……

第162回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2005/02/25、43期、自由民主党)

○葉梨分科員 おはようございます。大臣には、連日御苦労さまでございます。自由民主党の葉梨康弘です。  本日は、新食料・農業・農村基本計画と食料自給率の問題について、幾つかお尋ねを申し上げたいと思います。  一月二十六日付、もう一月前になりますが、読売新聞ですが、「農水省は二十五日、現在四〇%の食料自給率(カロリーベース)を二〇一〇年度までに四五%に引き上げる現行目標を、二〇一五年度に五年間先延ばしする方針を決めた。」とあります。昨日の企画部会でも、カロリーベース四五%、平成二十七年度までという数字が提示されたと伺っております。本日は、金額ベース自給率じゃなくてカロリーベースということで議論させ……



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データ更新日:2023/02/05

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