高橋千鶴子 衆議院議員
43期国会発言一覧

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高橋千鶴子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高橋千鶴子衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院43期)

高橋千鶴子[衆]本会議発言(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 衆議院本会議 第25号(2004/04/20、43期、日本共産党)

○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、まず、無事解放された人質の皆さんと御家族の皆さんに心からお喜び申し上げます。  政府のイラク報告に関して質問します。(拍手)  今、イラク全土で、占領軍とイラク国民の衝突が広がっています。この極めて深刻な事態をつくり出しているのは、米軍によるイラク国民に対する鎮圧・掃討作戦ではないでしょうか。ファルージャでは、米軍が町を包囲し、クラスター爆弾まで使用し、モスクを空爆し、六百人以上の命を奪いました。罪のない市民、女性や子供たち、そして老人が犠牲になっているのです。  小泉総理は、治安悪化の原因が一部の武装勢力にあるかのように言いますが、米英による国際法違……

高橋千鶴子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院43期)

高橋千鶴子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 厚生労働委員会 第19号(2004/06/04、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  児童手当法の質疑に入る前に、坂口大臣にお聞きしたいと思います。  きのうの参議院厚生労働委員会、私も目の当たりに見て、本当に驚きました。総理出席のもとでの野党の質問ができなかった。そういう中で、強行採決が行われました。大臣が、この法案の提案者として、このような事態をどのように受けとめているのかということなんです。  言ってみれば、国民の将来の暮らしぶりを決める、これからずっと先までかかわる重大な法案であります。本来なら、十分な審議と、国民にも理解され、歓迎されてこそ決めるべきではないのか、このような異常な事態が起きた以上、本来なら、振り出しに戻って審……

第159回国会 災害対策特別委員会 第3号(2004/02/26、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、東北ブロックの選出でありますので、昨年は、五月の三陸南地震、七月の連続した宮城県北部地震に直接出会い、現地も歩きました。十二月に改めて被災地を訪ねましたが、吹き飛んだ屋根などを押さえたブルーシートの数が目立たなくなったことや、新築しているお宅もふえているなど、少しずつ復興が進んでいるということは感じることができました。  とはいえ、今回の被災地は、災害救助法の適用になった五町を中心に、ほとんどが農村地域であります。死者こそ出なかったものの、冷害とのダブルパンチでありました。ことし一月末現在の応急仮設住宅の入居者は、百四十六戸、四百四十九人。災害……

第159回国会 災害対策特別委員会 第5号(2004/03/18、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  阪神・淡路大震災より九年、この間、阪神・淡路の被災者や三宅の皆さん、宮城の皆さんを初めとする多くの被災者、支援者の皆さんの運動、あるいは本委員会における諸先輩議員の皆さんの熱心な討論や、あるいは全国知事会の働きかけなどがあってこうした一部改正案が今国会に提案されたということ、そのこと自体は、この間の非常に粘り強い取り組みが大きな形で実ったということで私どもも受けとめているところであります。  十四日付の朝日新聞で、居住安定支援制度について全国四十七都道府県知事にアンケート調査を行った結果、賛成と答えた知事が三県の知事にとどまり、四十一都道府県が反対、……

第159回国会 災害対策特別委員会 第8号(2004/07/29、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の豪雨災害で亡くなられた皆さんの御冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さんには心からお見舞いを申し上げたいと思います。  ちょうど一年前は宮城県北部の連続地震だったな、そう思いながら、私も新潟、福島、福井とそれぞれ調査に行ってまいりました。被災地出身の委員の発言が続き、実態や要望もこもごも出されたわけでありますが、私からも、託された要望がいろいろありますので、これに沿って質問させていただきたいと思います。  被災地は泥との闘いでありました。嵐南地区のある方は、畳部屋が三つ、台所というさほど大きくはないおうちでありますが、真っ正面から土砂が流れてき……

第159回国会 内閣委員会 第10号(2004/04/23、43期、日本共産党)

○高橋委員 私は、日本共産党を代表しまして、構造改革特別区域法の一部改正案に対し反対の討論を行います。  初めに、我が党の規制緩和の基本的な考え方についてでありますが、利権を維持するための規制や社会の実情に合わなくなった古い規制、これらの規制を緩和し、廃止することは当然だと考えています。同時に、国民の生活、福祉、安全、環境などを守る規制は、しっかり守り充実させるということが我が党の基本的な立場であります。  次に、本案で改正される医療法の特例についてです。  高度医療に限るとして株式会社の病院等の開設を認める特例は、高度の医療に限ろうとも限るまいとも、確保しなければならない医療の公益性を否定す……

第159回国会 農林水産委員会 第1号(2004/01/27、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  限られた時間ですので、答弁者の皆さんは簡潔に御答弁くださるようお願いいたします。  先ほど、午前の審議で、海外調査団の報告について説明がありました。「今後、米国においてBSEが発生しないという保証はない。」この結論を出していることの根拠についての具体的な説明があったと思います。一つには、同居牛あるいは肉骨粉が米国にも輸出された可能性があること、アメリカとカナダが一体となっている問題、あるいは肉骨粉など給与の禁止など、この遵守状況に問題がある、交差汚染のおそれがあるということをきちんと述べられたと思うんですね。  そこで、その関連から伺いたいと思います……

第159回国会 農林水産委員会 第3号(2004/02/26、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  ことしは、国連が決めた国際コメ年であります。米が世界の半数の人々の主食であることを認識し、貧困及び栄養不良の解消における米の役割について一般認識を高める必要性をうたっていることは、大変注目すべきだと思います。  FAOは九六年、世界食料サミットを開催、世界食料安全保障に関するローマ宣言を採択しています。二〇一五年までに世界の栄養不足人口を半減させることを宣言し、二〇〇二年六月の世界食料サミット五年後会合では、この目標達成には途上国の農業、農村開発に毎年二百四十億ドルの投資が必要だと宣言をしています。  先進国でありながら、食料自給率が四割と最低レベル……

第159回国会 農林水産委員会 第4号(2004/03/04、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  予算委員会でも議論をされてきたと思いますが、まさに今回、本当に最悪のケースだと思います。移動制限を最初から超えてしまった、想定を最初からもうはみ出していた、そういう意味では、まさに取り返しのつかない極めて悪質なケースであります。しかし、匿名の電話によってこの発生が確認されたわけですが、その後も次々と初動の対応の問題点が指摘をされています。  その中で、まず最初にお伺いしたいのは、この浅田農産の社長が、最初に発生が疑われたときに、獣医に見せたら腸炎だと診断されたと、そのことが実は虚偽だった、見せてもいないし、社長とかあるいは会社の中に獣医の資格を持った……

第159回国会 農林水産委員会 第6号(2004/03/17、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来お話にありましたが、リンゴの火傷病にかかわる問題について伺いたいと思います。  火傷病は、もともとはアメリカ合衆国東部にあった風土病と言われており、ニューヨーク近郊のハドソン川流域で初めて発見されて以来、北米全体はもとより、ニュージーランドやイギリス、エジプトなど世界各地で蔓延している病害であります。  御案内の先生方には恐縮ですが、ぜひ写真を見ていただきたいと思うんですが、一番心配されているのはリンゴですけれども、これは未熟なリンゴについたバクテリアの分泌物ということで、このようになっています。  遠くから見るとわかると思うんですが、木全体……

第159回国会 農林水産委員会 第7号(2004/03/18、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  BSE問題や鳥インフルエンザなど相次ぐ問題に、畜産、酪農関係者は重大な影響を受けていると思います。  しかし、こんなにも国民が食の安全あるいは食料の供給体制について考えさせられたということはないと思うんですね。こんなにも日本の食料が輸入に頼っているのか、一度事件が起きると全く供給そのものが危うい状態になるのか、そうした点を考えさせられている今、これはまさにチャンスでもあると言えると思うんですね。  死亡牛からもBSEが発生した。現場においてはこれが風評被害であっては絶対にならないわけですけれども、しかし、これは、この間の国会の論戦があって、努力があっ……

第159回国会 農林水産委員会 第8号(2004/03/23、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  森林の有する多面的機能の持続的発展や地球温暖化防止対策としての森林の役割などが重視をされ、森林・林業基本法の制定や森林・林業基本計画策定、あるいは昨年の森林法の改正など、各般の取り組みがされてきたことを承知しております。そういう立場では、前に進める立場でぜひ応援もしていきたいと思っておるわけであります。  最初に、林業就業者数の減少、高齢化率が他産業に比べても進んでいる問題でありますが、平成二年から十二年の比較で、全産業の高齢化率が六%から八%になっているのに対し、林業においては一一%から二四%という倍以上の伸びになっております。改正案で重視されてい……

第159回国会 農林水産委員会 第10号(2004/04/13、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  限られた時間ですので、初めに農業委員会法について伺います。  一市二町の合併を控えたある市の農業委員会の会長さんが、今いる農業委員の数を足すと四十三名になるんですが、十七年度以降は二十人にする予定だと言われました。大変驚きました。もちろん、会長さんですから、上限が削減されたとかそうじゃないことは十分承知なわけです。そこに深い事情があると思うんですけれども、確認ですが、理屈からいえば、このようなケースの場合は四十人まで認められる、在任特例で四十三も一定期間は認められることになると思いますが、その点、伺います。

第159回国会 農林水産委員会 第11号(2004/04/14、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、大変お忙しい中、本委員会に参加をいただき、また貴重な御意見をいただきまして、参考人の皆様には心からお礼を申し上げたいと思います。  初めに、中村参考人にぜひ都市農業の問題でお伺いをしたいと思うんです。  平成十一年制定の食料・農業・農村基本法にも都市農業がしっかりと位置づけられたわけでありますが、今回の農業委員会法の改正の中で、市街化区域内の農地が必置基準面積から除外される、生産緑地を除いて除外されるということがありまして、例えば、先般お会いした大阪の農業会議の方などからは、非常にこのことを心配しているというお話がありましたし、東京の農業会議……

第159回国会 農林水産委員会 第12号(2004/04/21、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、農業改良助長法の一部改正について質問させていただきます。  先週の委員会の質疑の中で、経営局長が答弁でこのようにお話ししております。「普及員の特質というのは、」「改良助長法の中にも書いてございますけれども、「農業者に接して、」という文言がございます。まさにそこが特質でございまして、普及事業は人によって成り立っておりますし、また、現場、これによって成り立っておるわけでございます。」と述べております。仲野委員に対する答弁でございましたが、私がこだわっているのもここであります。  確かに、助長法の八条の二項にありました。「巡回指導、相談、農場展示、……

第159回国会 農林水産委員会 第13号(2004/04/27、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  政府の家伝法改正案について質問をします。  山口県で七十九年ぶりの鳥インフルエンザ発生が確認されたのがことしの一月十二日、京都、兵庫などで終息宣言がされたのは四月の十三日でした。鶏肉、鶏卵業者を初め、関係自治体、関連業者、団体の皆さんの大変な御苦労があったと思います。私ども日本共産党国会議員団としても、対策本部を設置し、現地調査や申し入れ、委員会での質問を繰り返し行ってきましたが、それらの多くが今回提案された政府案の中に反映していただいたと認識をしております。  そこで、改正案の特徴の第一は、届け出義務違反に関する罰則の強化であります。これについて、……

第159回国会 農林水産委員会 第15号(2004/05/13、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、農協法の質疑に先駆けまして、お許しをいただきまして、今月十一日に亀井農水大臣が表明した諫早干拓の中長期開門調査を実施しないという発言に関しまして質問させていただきたいと思います。  よみがえれ!有明海訴訟弁護団が、同日のうちに「今回の農水省の対応は言語道断であり、強い憤りを覚えざるをえない。」と抗議声明を出しておりますが、この問題を一貫して取り上げてきた日本共産党として、断固抗議をしたいと思うものであります。  御承知のように、中長期開門調査については、二〇〇一年、ノリ不作等第三者委員会が、「諫早湾干拓事業は重要な環境要因である流動および負……

第159回国会 農林水産委員会 第16号(2004/05/18、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、大変お忙しい中、私どもの委員会に御出席をいただき、また貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  先ほど来お話を聞いておりまして、農協改革の断行という皆様の決意と、そのために速やかな法改正を求めておられるということは非常によくわかりました。私どもも大筋では、現行制度を追認するものなど、さまざま賛成できる部分があると思っております。ただやはり、地域の農家の皆さんと密着して頑張っていられる単協の皆さんや、そうした皆さんにとってもよりよい改革となるのかという点で幾つかの問題意識を持っておりますので、ぜひ伺わせていただきたいと思いま……

第159回国会 農林水産委員会 第17号(2004/05/20、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、共済事業における契約条件の変更手続の導入問題について伺います。  これまでの委員会質疑でも指摘されてきたことでありますし、また、一昨日の参考人質疑では、ソルベンシーマージンが七五三%ある、基本的に破綻のおそれはないし、現段階で予定利率の引き下げを行う意図はないと前田理事長も明言されました。農協共済の逆ざや額は、二〇〇二年度で五千九百三十億円、他の損益との差し引きでも基礎利益は四千六百四十億円も確保されています。  先ほど来言われていることですが、改めて、こうした必要性がない中で、今改正をする必要はないと思いますけれども、重ねて伺います。

第159回国会 農林水産委員会 第19号(2004/05/27、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに大臣にお伺いをします。  「卸売市場は、多様で鮮度の高い生鮮産品を志向する食文化・生活様式に適合した流通システムとして、生鮮産品の流通において基幹的役割を果たしている。」この言葉は、昨年九月二十五日に農林水産省総合食料局が発表した「「卸売市場制度改正等に関する検討事項(メモ)」について」、この冒頭にある改正の趣旨であります。この間のさまざまな研究会報告書も出される中で、繰り返しこの「基幹的役割」という言葉は位置づけられておりました。  今回の本改正案の大臣説明には、この改正の趣旨について、「流通の円滑化を図る上で重要な役割」という表現にとどまっ……

第159回国会 農林水産委員会 第20号(2004/06/01、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  競馬について、我が党は、スポーツ性を重視した競馬の健全な発展を望む立場から、賛成をしてきました。ただ、今回は、この競馬を支えてきた根幹を見直すものであり、重大な中身だと考えています。その点に立って質問をします。  競馬実施事務委任制度の見直しで、私人が追加され、いわゆる民間委託が導入できるようになりました。大幅なコスト削減につながるという期待の声も確かにありますが、まず、私人とは何か、いわゆる資格や制限のようなものがあるのか、伺います。
【次の発言】 限られた時間なので、答弁は簡潔にお願いします。  それで、本来、勝馬投票券の発売行為は、刑法第百八十……

第159回国会 農林水産委員会 第21号(2004/06/09、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、ハンナン牛肉偽装事件についてお伺いをいたします。  この問題は、平成十三年、国内でのBSE発生に伴い実施された牛肉在庫緊急保管対策事業を利用して五十億円にも上る補助金をだまし取るという前代未聞の事件であります。このような事件がやすやすと引き起こされた原因には、浅田ハンナン元会長と畜産部局、そして政治家との癒着、いわゆる政官財の癒着問題があったことはだれの目から見ても明らかであります。それは、事件の全容解明のためにも、再発防止のためにも、徹底的に解明されなければならない極めて重大な問題だと思われます。その点、農林水産大臣は、みずからこの問題を解……

第159回国会 予算委員会 第12号(2004/02/18、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、鳥インフルエンザの問題でお伺いをいたします。  きのう、大分県九重町というところで鳥インフルエンザの感染が確認されました。個人が庭でペットとして飼っていたチャボが十四日から七羽続けて死亡したことから通報があり、病性鑑定が行われたと聞いております。一月十二日に国内で七十九年ぶりに発生が確認された山口県阿東町があすにも終息宣言をするという予定になっていただけに、非常に残念であります。  FAO、国連食糧農業機関アジア太平洋地域事務所は、きのう声明を出し、鳥インフルエンザをめぐる危機的な状況は終息にはほど遠いとして、各国関係機関に対し、新たな感染拡……

第159回国会 予算委員会 第19号(2004/03/04、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二月二十六日深夜、京都府丹波町の浅田農産船井農場で発生が判明した鳥インフルエンザが、一週間も通報しなかったことや、その間、鶏や卵をそのまま出荷し続けたことで、搬出先の兵庫での発生、羽毛からのウイルス検出など、二十三府県に影響を及ぼし、全国的な課題となっております。しかも、昨夜の京都府での二例目の発生は、船井農場からわずか五キロ、町中心部に近く、役場や中学校が近くにあるということで、大変な動揺を広げています。次は自分のところかもしれないという不安に駆られる養鶏業者の皆さん、周辺住民の皆さんの不安はいかばかりかと思われます。  日本共産党の国会議員団は、……


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第160回国会(2004/07/30〜2004/08/06)

第160回国会 農林水産委員会 第3号(2004/10/05、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、台風被害についてお伺いをいたします。  先ほど来、この間の連続した台風被害が四千三百億を超えるということが御報告をされております。まさに、十五号、十六号、十八号と、間隔を置かずに同じようなルートをたどって列島を駆け抜けた、そうした特徴もあったために被害も本当に大きくなっております。秋田、山形、青森と歩き、また、先日の委員派遣では熊本の農業被害も一部見させていただきました。本当に農家の皆さんの御苦労が忍ばれます。  水稲作付面積の七割で被害を受けた山形県庄内地方の農協の方がこのような言い方をしております。被災農家はこれまで経験したことのない大き……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 災害対策特別委員会 第4号(2004/11/11、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、二十九日の兵庫、一日の新潟への委員派遣に参加をさせていただきました。何よりつらかったのは、体育館の避難所に足を踏み入れたときです。仕切りもない、毛布や布団が唯一の境界線となっているような中で、他人に家の中を丸ごとのぞかれているのと同じではないかと思いました。体が疲れ切っているだけでなく、気持ちの休まることがないだろう、そういう思いでいっぱいでした。  六千人余りの死者を出した阪神・淡路大震災は、発生後一年たった冬、九百人を超える被災者が、仮設住宅にも入れず、テントなどの旧避難所生活を強いられていました。また、仮設住宅に入った方も、雪と寒風の中で……

第161回国会 災害対策特別委員会 第5号(2004/11/29、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  地震発生から一月以上が過ぎました。冬が迫る中で、被災者の皆さんはどんなにか不安な気持ちでおられるでしょうか。十一月二十四日の参議院災害対策特別委員会の参考人質疑で泉田知事が涙ながらに訴えておられたのを拝見し、国政の責任を痛感いたしました。何としても、暖かい春が迎えられるよう最大限の支援をお願いしたいと思います。二十六日に激甚災害の指定がされたことは、約一月で指定を決めたという関係者の皆さんの御苦労にまず感謝をしたいと思います。  今回の政令案を見ますと、第七条、水産動植物の養殖施設、いわゆる地元の強い要望があった養鯉施設がこれに当たりますが、そのほか……

第161回国会 災害対策特別委員会 第6号(2004/12/02、43期、日本共産党)

○高橋議員 お答えをいたします。  阪神・淡路大震災の教訓に学んでという問いでありました。  来年は阪神・淡路大震災十周年であります。この十年間、被災者は、住宅や事業再建のための二重のローンや災害援護資金などの返済に追われております。もとの住まいを断念して移り住んだ災害復興住宅では、昨年十一月までの統計で通算二百五十一人もの方が、自殺を含めて孤独死に終わっております。あるいは、家賃を工面できずに強制退去させられる事例が急増し、大きな社会問題となっているところです。十年後の被災地の現状は、御指摘にあるように、生活再建に対する国の責任が果たされていなかったことによるものと考えております。  私ども……

第161回国会 総務委員会 第2号(2004/10/22、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  寒冷地手当に絞って伺います。  今回は大幅な改定で、これまで支給されてきた地域の四割強、職員数の約半数が対象外となること、対象地域でも平均四割の引き下げになるという改定であります。北海道でも最高で九万八千三百円の引き下げ、これまで北海道と同じ五級に位置づけられていた青森でいえば、最高額の比較で十八万二百円から八万九千円となり、実に九万一千二百円、五割もの削減になります。経過措置があるとはいえ、大変な打撃を受けるのは言うまでもありません。  まず最初に伺いますが、寒冷地手当とはどういう性格の手当でありますか。確認をしたいと思います。

第161回国会 農林水産委員会 第2号(2004/10/27、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間が限られておりますので、BSE問題に絞って伺いたいと思います。  十月五日の委員会でもこの問題が中心話題になりました。食品安全委員会から中間とりまとめが出されたこと、この結論が、二十カ月齢以下の牛についての全頭検査を検査対象から外すべきという結論ではないけれども、「二十ケ月齢以下のBSE感染牛を確認することができなかったことは、今後の我が国のBSE対策を検討する上で十分考慮に入れるべき事実である。」この記載をどう解釈するべきか、そのことが問われたかと思います。一気呵成にアメリカからの輸入再開になるわけではない、国内法の整備をまず、食品安全委員会へ……

第161回国会 農林水産委員会 第3号(2004/11/10、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、私は、きょうは佐賀県の国営藤ノ平ダムにかかわる問題で質問をさせていただきます。  一定の状況がわかった方がいいと思いましたので、皆さんにお手元の資料を配らせていただきました。十五年十月二十二日付で、仮屋漁業協同組合より、「藤の平ダムのアオコ発生による下流域への影響対策について」という陳情書が出されております。十五年三月に完成したダム、これが河口付近にあるこの漁業組合の養殖に対して大きな影響があったと。アオコが発生し、そのために、この下の方に書いてあるように、マダイ、トラフグがこれほど死んだということが指摘をされているわけです。数字を見ると、大……

第161回国会 農林水産委員会 第4号(2004/11/30、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、大変忙しい中、御三人の参考人の皆さんの出席をいただき、また貴重な御意見を拝聴させていただきました。本当にありがとうございました。  きょうは、限られた時間ですので、JAの山田参考人を中心に、担い手問題に重点を置いて伺いたいと思っております。  JAグループから、ことし九月に発表された新たな基本計画の策定に向けた討議検討資料をいただいております。また、先日も、十一月に発表された具体策、そしてきょうも資料をいただきました。その中で言われているのが、多様かつ幅広い担い手の確保という提案でございますが、先ほど来担い手に対しての意見がいろいろ言われてい……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 厚生労働委員会 第2号(2005/02/23、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは二つテーマがあるんですけれども、初めに、BSE問題についてお伺いしたいと思います。  二月十七日の予算委員会で、食品安全委員長と尾辻厚労大臣に、日本の全頭検査見直し問題について質問させていただきました。その際、委員長は、意見集約がぼつぼつできるころではないか、たとえ集約できなかった場合には少数の意見も付記すると答弁をされました。  実は、あした二十四日、食品安全委員会が開かれます。ここで決めてしまうおつもりなのか、非常に強い危惧を持ちました。  あえて、もう一度委員長に確認をさせていただきたいと思います。  食品安全委員会は、昨年十月に厚労省……

第162回国会 厚生労働委員会 第33号(2005/07/08、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先日、五日でしたが、日比谷野外音楽堂に一万一千人の障害者、関係団体の皆さんが集まり、国会請願行動を終日展開されました。大変暑さの厳しい中でありました。また、これまでも何度も雨の中の集会、デモを続けられて、本当に命をかけて私たちはここに来ているという叫びを受けとめ、本当に私たち国会の責務ということを痛感させられました。  私は、地域で演説会があったときに、障害者の皆さんが全国でこれほどまでも立ち上がっている、そのことを率直に受けとめたいという演説をしたことがあったんですが、そのときに駆け寄ってきた二十一歳の青年が、自分は作業所に通って月六千円の工賃をも……

第162回国会 災害対策特別委員会 第3号(2005/03/01、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、豪雪対策について伺います。  青森市の積雪が今冬最高の百七十一センチに達し、観測開始以来四番目の記録になりました。県も市町村も除雪予算が一月の時点で底をつき、悲鳴を上げています。  また、消防庁の調べでは、今冬の豪雪により、除雪作業中の転落など雪による死者が、新潟県の二十二人、青森県の十人を初め、山形、秋田など日本海側を中心に六十一人にも上り、十九年ぶり、最悪のペースだと報じられております。重軽傷者も十三県で計五百五十人にもなりました。また、死者の六割が六十五歳以上の高齢者で、七十歳を超えた方が屋根に登って過って転落をしたり、あるいは、五歳、……

第162回国会 災害対策特別委員会 第4号(2005/03/17、43期、日本共産党)

○高橋委員 ただいま議題となりました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の起草に関し、日本共産党を代表し、一言意見を表明します。  本案は、地震防災対策強化地域として指定された地域に係る地震対策緊急整備事業を推進するに当たって、当該地方公共団体に対する国の財政負担に関し、補助率かさ上げなどの財政措置を講じようというものであり、期限の延長は当然であり、起草案には賛成であります。  地震財特法の前提とされている強化地域の指定は、現状ではいわゆる想定東海地震地域のみですが、政府自身が、いつ起きてもおかしくないとその対策の緊急性を……

第162回国会 災害対策特別委員会 第7号(2005/06/16、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、先日、三宅島の視察に参加をさせていただきました。最初に見た、あの高濃度地区の真っ白になった山を見て大変驚きました。根本から枯れて流れてくる大量の木や土砂をとめるための砂防ダムが建設中でありましたが、しかし、その砂防ダムがあっても、この山がよみがえることがあるのだろうか、あるいは、手前の廃墟のような集落がどうなるのか、大変考えさせられました。  ガスマスクを常に携帯しなければならないという窮屈さがありますけれども、そういう中でも、小学校で見た子供たちの笑顔や診療所に集まるお年寄りの表情を見ていますと、やはり本当にこの村がいい、この村に住んでいたい……

第162回国会 災害対策特別委員会 第8号(2005/08/04、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来話題になっておりますけれども、中央防災会議が昨年十二月に、東京湾北部地震、マグニチュード七・三の地震が発生した場合の最大の場合で、死者一万一千人、重傷者三万七千人、自力脱出困難者が四万三千人、昼であれば六百五十万人の帰宅困難者、こういった大変衝撃的な数字を発表しました。経済被害が、直接、間接を合わせて国家予算の一・四倍にも及ぶ百十二兆円だ、そういう数字も発表されました。被害の想定の大きさが大変すさまじい。実際、これは過去のデータの積み上げで仮定をした数字でありますので、実際はもっと大きいのではないか、こういう指摘もあるところであります。  し……

第162回国会 農林水産委員会 第2号(2005/02/24、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  食料・農業・農村基本法に基づく基本計画の五年ごとの見直しが今年度末を目途に取り組まれております。大臣はこれまで、所信表明や委員会質疑における答弁などで、食の安全、安心ということを強調されてきました。また、たった今の答弁の中でも、食の安全、安心を中心にということがあったかと思っております。  そこで、最初にお聞きしたいのは、新基本計画の策定に当たっても食の安全、安心は中心に据えられるべきと思いますが、この点をまず確認させていただきたいと思います。
【次の発言】 安全、安心とはっきりおっしゃってくださらなかったのが正直言って残念なんですが。  今の答弁の……

第162回国会 農林水産委員会 第3号(2005/03/15、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、十七日にも諮問が出されると言われております来年度の畜産、酪農対策についてまず伺いたいと思います。  農水省は加工原料乳の限度数量について削減を検討しているということが報道されておりますが、生産者団体の強い要望にこたえ、限度数量と補助単価は少なくとも現状維持するべきと考えますが、その点について伺います。
【次の発言】 昨年は、補給金単価が十円五十二銭、前年比二十二銭引き下げられました。これに続いて限度数量の削減では、悲鳴が上がるのは当然であります。  先ほど、過剰在庫、乳価にも影響があるなどというお話がありましたが、確かにそれが指摘されているの……

第162回国会 農林水産委員会 第4号(2005/03/17、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、三位一体の補助金改革の中で、近代化資金の都道府県に対する補助金が廃止、税源移譲となりました。私は、本来、自治体の裁量を生かすべく税源移譲するというこの改革の趣旨からいって、この制度はなじまないと思っております。  大臣は、農業における国の責任を重視し、補助金廃止に当たっても明確な意見を述べておられますが、農業における国の責任と地方の裁量を生かす分野について、どのようにあるべきと考えているか、伺いたいと思います。
【次の発言】 今、後段は地方の裁量を生かす分野についてお話しされたと思うんですけれども、農業における国の責任について、大臣が持ってい……

第162回国会 農林水産委員会 第6号(2005/03/30、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、新基本計画について質問すると思っておりますけれども、最初に、BSEの問題で今非常に重要な局面を迎えておりますので、一部だけ伺っておきたいと思います。  三月二十八日に食品安全委員会プリオン専門調査会が開催され、答申が出されました。二〇〇五年四月から屠畜場におけるBSE検査対象牛を二十一カ月齢以上の牛に変更した場合について、食肉の汚染度は全頭検査と比べて「「無視できる」?「非常に低い」」と書かれたことで、報道は一斉に全頭検査の緩和容認とされました。もちろん、プリオン専門調査会の皆さんも、これまで何度も国民との意見を十分交わし、開催が遅いじゃな……

第162回国会 農林水産委員会 第7号(2005/04/06、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  平成十五年十月の霞ヶ浦、北浦でのコイヘルペス病大量発生を受けて、水産動物輸入の検疫強化と蔓延防止のための国内措置を強化する二つの法律改正は、基本的には賛成できるものだと考えております。  ただ、水産資源保護法が平成八年、持続的養殖生産確保法が十一年、また、コイヘルペスがその中で特定疾病に指定されたのは平成十五年六月であります。その後の大量発生を防ぐことができなかったことは、この分野での対策が、どうしても発生してから対策を強めるという後追いになっていたことがまず反省点としてあるのではないかという点について、まず所見を伺いたいと思っております。  とりわ……

第162回国会 農林水産委員会 第8号(2005/04/07、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、豚肉の輸入差額関税制度を悪用しての脱税疑惑問題について質問をさせていただきます。  昨年一月、食肉加工最大手の日本ハムの子会社、南日本ハムが冷凍豚肉を輸入する際、輸入価格を税関に虚偽申告をして関税を免れた疑いで強制捜査をされ、その後逮捕、現在係争中となっております。  皆様のお手元に資料を一枚、今言った輸入差額関税制度というのがどのようなものかイメージできるものを、農水省からいただいた資料をお配りしています。現在はこうなっているそうで、枝肉ベースでありますけれども、キロ三百九十三円という基準価格がありまして、それ以降は四・三%の税額でありま……

第162回国会 農林水産委員会 第9号(2005/04/13、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうの三人の参考人の方々には、お忙しい中、本委員会にお運びいただいて、本当にありがとうございました。また、それぞれに大変興味深く参考になるお話でございました。ありがとうございました。  最初に、後藤さんにお伺いをしたいと思うんですが、私もお近くの小坂町の出身でございます。現在、農業委員の役割の大きな一つといいましょうか、目的が、お話にあった担い手への土地の集積だというふうに位置づけられているかと思います。先ほどのお話を聞きますと、昼夜を分かたず、出し手と受け手の調整ということで努力をされたというお話をされておったと思いますけれども、農業委員の数が非……

第162回国会 農林水産委員会 第10号(2005/04/14、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  リース特区の全国展開について中心的に伺いたいと思います。  平成十六年十月一日の調査で、営農を開始した法人が六十八あるということでございます。食育ですとか、環境ですとか、地産地消ですとか、さまざまな目的、計画を自治体が持って始めたわけでありますけれども、まず最初に、この特区において自治体独自の支援策をやったのがどのくらいあって、その支援策にはどのようなものがあったのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 限定したというものではないという今の説明でございましたけれども、それはさまざまあるかと思うんですね。自治体の振興策、例えば雇用対策とか、そういうもの……

第162回国会 農林水産委員会 第12号(2005/04/21、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、担い手問題を中心に質問をしたいと思います。  経営基盤強化促進法改正における最初のポイントが、担い手に対する農地の利用集積の促進であります。この担い手の要件についてはこれまでも議論をされてきたところであります。  「地域水田農業ビジョンの取組を集落レベルのものとして法制度化」する。これは、須賀田経営局長が二月十日の企画部会で説明をする際に使った「農地制度の改正について」、この資料の真っ先に出てくる部分であります。担い手への集積の割合が三六%にすぎない、水田の分野が著しく担い手の集積が低いということをお話しされていると思います。  私は、今回……

第162回国会 農林水産委員会 第14号(2005/05/17、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、四月七日の当委員会で取り上げました、輸入豚肉の差額関税制度について質問をいたします。  あの後、業界関係者等からお電話やメールなどをいただき、大変大きな反響がありました。先日は、大手食肉卸のフジチクが、六十二億八千万円、同制度を悪用した関税法違反で再逮捕されております。私が指摘したとおり、業界のかなり広範にわたって裏ポークが出回っていたことが改めて裏づけられたと言えるのではないでしょうか。  そこで、まず財務省、刑事局、農水省、それぞれに、その後の取り組みについて伺いたいと思います。

第162回国会 農林水産委員会 第15号(2005/05/18、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、今回の法改正の主要な部分である有機JASと登録認定機関について伺いたいと思うんですが、前の方何人かの方が質問されておりましたので、簡潔に確認だけをさせていただきたいと思っております。  これまでの、農林水産大臣またはその代行機関がJASマークを貼付することができる製造業者等を認定する仕組みが、民間の第三者機関が設定する仕組みに移行され、登録認定機関の登録基準を法律に明記することで行政の裁量の余地をなくすというものであります。  そこで、登録認定機関の登録基準としてISOガイド65を採用するということについては、有機農業生産者からは、良心的な料……

第162回国会 農林水産委員会 第16号(2005/05/20、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、両先生、お忙しい中を御出席いただきまして、本当にありがとうございます。  最初に沖谷先生に伺いたいと思うんです。  委員会やあるいは予算委員会の中でもこの格付の問題を質問してまいりました。直接検討会の先生にお伺いする機会をいただいて本当によかったなと思っているところなんですけれども、格付はその国固有のやり方であると思います。私は、これを月齢とリンクさせることには非常に無理があると。先ほど来、質問にもあるように、この月齢と格付をリンクさせるという考え方について特別な研究をされた学術論文などもいまだ世に出ていない、そういう中で初めての試みがされ……

第162回国会 農林水産委員会 第18号(2005/06/08、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五月十七日の本委員会質疑におきまして、九州農政局発注のダム工事において、コンサルタント会社が入札前に成果品を受注者側に譲渡していた問題を取り上げました。  大臣はその際、再度この問題をもう少し調べて、いかにあるべきか、場合によっては、契約当事者でなくても、発注の会社の方に対して何らかの方法をとるかもしれませんと答弁をされました。これに基づいて再調査がされたのか、再発防止に向けてその後取り組まれた内容は何か、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 先般の委員会で指摘をしましたけれども、今回の問題が入札制度そのものをゆがめているという問題意識を私述……

第162回国会 農林水産委員会 第19号(2005/06/09、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、森林組合法の改正について伺います。  先般発表された二〇〇四年度の森林・林業白書のトップでも紹介されているように、昨年は、地震や台風、集中豪雨など災害が相次ぎ、過去十年間で最大の被害額、二千五百億円にも上ると記されてありました。改めて、森林の持つ国土保全機能など、森、山への関心が注がれた年ではなかったでしょうか。  私もあちこちの被災地を歩きましたが、例えば三重県の宮川村。大変雨がよく降るところであります。今までは、雨が降り過ぎても、今回の台風以上の雨が降ってもしっかりと森が吸収し、ふもとの集落を守ってくれたと住民の方が言っておりました。そう……

第162回国会 農林水産委員会 第20号(2005/06/15、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは初めに、全農秋田県本部の問題について、田林理事長もおいでいただいておりますし、少しだけ伺いたいと思っております。  米の横流しと架空取引という重大な問題、また補助金の不正受給ということがございました。非常に、先ほど来指摘をされているように、たび重なる不祥事でございまして、やはり県民にとっても生産者にとっても、その信頼を傷つける重大な問題であり、再発防止のために関係者の皆さんの御努力をいただきたいと思っております。  それで、農水省の調査、中間報告と、また全農による調査報告なども読みました。その中で、この横流しに至るまでの長い間の関係というのが……

第162回国会 農林水産委員会 第22号(2005/07/27、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、お忙しい中、参加をいただいて、貴重な御意見をいただきましたこと、本当にありがとうございます。  最初に、和田さんにお伺いをしたいと思うんですけれども、BSEの日本での発生を通して、食の安全、安心という言葉が定着し、農水省は消費者の視点ということを強調するようになりました。私は、生産者の思いと消費者が連帯をして、全頭検査を初めとする安全、安心の体制を日本がつくってきたということは非常に重要に思っております。同時に、これを後退させてはならないというふうに思っております。  先ほど和田さんが、全頭検査が私たちは万能だと言って……

第162回国会 農林水産委員会 第23号(2005/08/04、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、三つのテーマでお話をしたいと思うので、答弁の方、よろしくお願いいたします。  最初に、輸入豚肉の差額関税制度の問題で、これまで二回、私はこれを取り上げてまいりました。その後も、生産者団体あるいは加工業界、それぞれからいろいろな御意見をいただいております。中には、我々業界は、ほとんどの企業が豚肉の輸入ができなくて、ブローカーから脱税豚肉を購入し企業活動しなければならない、このように、脱税豚肉を買っていることをみずから明らかにした上で、差額関税制度の改定を求めるある会社の陳情もいただきました。農水省にも同様のものが届いているはずであります。  ……

第162回国会 予算委員会 第3号(2005/01/28、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、年末のインドネシア・スマトラ沖地震、インド洋大津波で犠牲になられた皆さん、また、十年目を迎えた阪神・淡路大震災の被災者の皆さんに対しても、改めて心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  新潟中越地震を初め、豪雨、台風など昨年の連続した災害から、被災者の皆さん、そして二月からいよいよ帰島が始まる三宅村の皆さんが希望を持って新たな生活をスタートさせることができるように、心から応援をしたいと思います。  私は、災害から犠牲をなくし、最小限に被害を抑えるための備えを尽くすこと、災害被災者が一日も早くもとの生活に戻れるようにすることが政治の……

第162回国会 予算委員会 第14号(2005/02/17、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、BSE問題に絞って質問をさせていただきます。  今月に入って、国内で初めての変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の発症が確認されました。昨年十二月に亡くなったこの五十代の男性は、二〇〇一年十二月に発症しておりますが、八九年に英国に一カ月間の滞在歴があり、ここで感染した可能性が疑われております。  二月八日付の東京新聞によると、外務省の調べで、八六年の永住者は約千六百人、三カ月以上の長期滞在者は一万八千人、その後も微増し、九〇年には長期滞在者が三万五千人。わかっているだけで、英国にこれだけの方がいたということがわかっております。治療法のない、……


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各種会議発言一覧(衆議院43期)

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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 予算委員会第五分科会 第2号(2004/03/02、43期、日本共産党)

○高橋分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、小児救急の問題について質問します。  小児科の当直医師が不在だったために小さい命が犠牲になった、二〇〇二年九月の一関市、佐藤頼ちゃんの事件は記憶に新しいところです。御両親と支援する会の方たちが、小児救急体制を拡充してほしいという三万六千人もの署名を国に提出、国会でも話題になりました。また、朝日新聞が二月十五日付で報道した全国自治体病院の調査を見ても、小児科の医師確保が最も困難と答えているように、全国的にも大きな課題となっております小児救急、小児科の医師確保の取り組みを、国としてもこれを踏まえて進めてきたことだと思われます。  そこで、まず小……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 憲法調査会 第2号(2005/02/10、43期、日本共産党)

○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  国民の権利及び義務に関する規定を定めているのは、具体的には、日本国憲法の第三章、十条から四十条であります。  その特徴は、第十三条の幸福追求権や十四条の法のもとの平等の原則など総則規定を設けた上で、精神的自由、経済的自由、人身の自由、さらには、国家の行為を請求し国家を形成していく国務請求権や参政権、そして第二十五条など、社会的、経済的弱者を保護して、福祉国家の理想を積極的に実現することを国家の義務とする社会権を定めていることです。  これは、明治憲法下において国民は天皇の臣民とされ、信教の自由、言論、著作、印行、集会及び結社の自由などの権利は法律の範……

第162回国会 予算委員会第一分科会 第2号(2005/02/28、43期、日本共産党)

○高橋分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、核燃料サイクル問題を中心に質問させていただきたいと思います。  青森県は、今、来年七月の再処理工場稼働に向けて、ウラン燃料を用いてのウラン試験が開始されております。むつ市が立地要請をした中間貯蔵施設、プルサーマルの燃料となるMOX燃料加工施設など、原子力施設の集中立地が進められようとしていることに強い危惧を持っております。県民は、この間の相次ぐ事故やトラブル隠しなどで、原子力行政に対する一層の不信感を募らせています。  こうした中で、注目されていた新原子力長計の中間取りまとめが昨年十一月に発表されましたが、結果として、使用済み燃料を再処理……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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