このページでは小渕優子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○小渕委員 おはようございます。自由民主党の小渕優子でございます。 私に与えられた時間、二十分ということであります。大変限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。きょうからクールビズということで、大変さわやかな総理に出席をいただきました。忌憚のない御所見を伺ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 前回、総理にこの特別委員会の初日に出席をしていただきました。その際に町村筆頭理事からもお触れをいただきましたけれども、今回、この取りまとめに至るきっかけといたしまして、今から六年前、当時の小渕内閣が教育改革を公約と掲げ、教育基本法の見直しを柱とした教育改革国民……
○小渕委員 自由民主党の小渕優子でございます。 私は、自由民主党、公明党を代表して、政府提出法案につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。 資源の少ない我が国にとって、人材育成は国家の存立基盤であります。特に、義務教育の成否は我が国の将来を左右するほど重要なものであります。また、日本国民であるならば、どこに住んでいようと、一定水準の義務教育を受ける権利が憲法によって保障されております。このような意義を有する義務教育について、国民の教育を受ける権利を保障し、その充実を努める最終的な責任は国にあるものと考えます。 一方、国から地方へ、地方でできることは地方にという地方分権の大きな流……
○小渕委員 おはようございます。自由民主党の小渕優子でございます。 いわゆる認定こども園につきましては、これまでこの委員会で、長時間にわたりまして審議をしてまいりました。さまざまな御質問が出ましたので、多少重なることもあるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 きょうは二十分という大変短い時間ですので、早速質問に移らせていただきます。 まず、特別な支援を必要とする幼児に対する支援についてお伺いをしたいと思います。 先日の委員会においても、池坊委員の方から、保育カウンセラーにつきましての質問がありました。中教審の答申を見ましても、先日の答弁をお伺いいたしましても、障害を持……
○小渕大臣政務官 委員のお尋ねでありますけれども、こちらの資料ですが、文部科学省が八月一日付で各都道府県教育委員会等を通じて調査した結果、こちらにありますように、延べ千九百七十八校の水泳プールにおいて排水口のふたの固定等に不備があるということが判明しております。この調査は、安全点検、確認、使用中止の要請や国民への情報提供を敏速に行うため、まずは件数のみの報告を求めたところであります。 学校のプールの安全につきましては、まず設置者が責任を持って行うものでありますが、文部科学省といたしましては、来シーズンのプールの使用開始までに、不備があった学校につきましては再度調査を行うということとともに、改……
○小渕大臣政務官 お答えいたします。 委員が御指摘のように、教育長の任命承認制度につきましては、平成十一年の地方分権一括法の際に、地方の自主性を尊重し、また国の関与を縮減するという観点から、廃止されたところでございます。 現在、教育におきまして、国の地方に対するかかわり方でありますけれども、非権力的な指導、助言、援助を基本とするということになっております。しかし一方で、委員も御指摘のように、昨今いじめの問題あるいは未履修の問題などがありまして、教育の維持また機会均等、そして全国的な水準の維持向上を図るためにも、国が今後きちんと責任を果たしていかなくてはいけないのではないかという御意見もちょ……
○小渕大臣政務官 このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました小渕優子でございます。 私は、大臣政務官として、これからの日本の未来を担う子供たちのために、心豊かな、そして個性豊かな人間を育てる教育改革の推進、そして何よりも文化芸術の振興に誠心誠意取り組んでまいりたいと思っております。 大臣そして副大臣とともに文部科学行政の推進に力を尽くしてまいりますので、委員長初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻をいただけますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○小渕大臣政務官 お答えいたします。 私が調査に参りましたのは福岡県の筑前町というところでありますけれども、こうしたことは、決してこの地域だから起こったということではなく、やはりどの地域においても、どの学校においても、またどの子においても起こり得ることであるということを考えていかなければならないと感じております。 その中で、何よりも、子供がサインを出しているということを事前に把握をしなければいけない。いじめの早期発見、早期対応が何よりも大事ではないかというふうに感じた次第であります。そのためには、やはり学校と地域、そして親御さん、家庭とがしっかり連携をして、こうした問題が起こったということ……
○小渕大臣政務官 委員が今御指摘いただきましたように、やはりものづくりの人材を育成していかなければならないという観点から、こうした工業高校に通うことによって、その意欲や能力のある学生さんたちを大学などでも積極的に受け入れていくということは大変重要なことだというふうに考えております。 今御指摘ありましたジュニアマイスターの制度というのがありますけれども、例えば立命館大学の情報理工学部では、AO入試において、このジュニアマイスター制度の評価を受けている者に関しては、入試においてこれを受けている人を対象としているということもありますし、例えば先ほどお話がありました奨学金のお話でありますけれども、日……
○小渕大臣政務官 お答えをいたします。 委員が御指摘のように、企業やまたNPOと連携をして実践的なものづくり教育というものを充実させていくことは大変重要なことであると認識しております。現在、児童生徒の発達段階やまた地域の創意工夫を生かした取り組みがさまざまな教科で行われているところであります。 ちょっと例を申し上げさせていただきますと、例えば小学校におきましては、社会科の中で、町工場とか自動車工場とか、そうしたところの見学を行っているほか、また、総合的な学習の時間を使いまして、地域の伝統工芸の専門家を招き、こうした伝統的な工芸というものを後世に残していくにはどうしたらいいのか、そうしたこと……
○小渕大臣政務官 加藤委員御指摘がありましたけれども、これにつきましては、補助的な業務であるということから年齢に関する資格の要件が設けられておりまして、これまでの従前の慣例に従い、公募が行われておりました。
しかし、十三年の改正を踏まえまして、その時点で、公募の際にこの年齢制限というものは撤廃すべきであったというふうに大変反省をしております。
今後は、こうしたことを踏まえまして、年齢制限を設けずに適切に募集をしてまいりたいと思っております。
【次の発言】 まさに委員御指摘のとおりでありますけれども、この四つの募集を今行っておりまして、そのうちの三つは今募集を締め切っておる状況にございます。……
○小渕大臣政務官 お答えを申し上げます。 前回、委員から御指摘をいただきましたのが四月の二十日でありまして、その時点で、公募中の三件につきまして、年齢制限を排除するとともに、公募の期限を五月七日まで延長いたしたところであります。また、同日、既に募集期限が終了した一件につきましても、年齢制限を削除いたしまして、五月七日まで今再公募を行っているというところであります。 また、非常勤職員の過去の募集状況につきましてでありますけれども、その四月の二十日、各局の代表補佐を集めまして筆頭補佐会議をいたしました。その際に、これまでの経緯、そして年齢制限撤廃のことにつきまして説明をし、また今後の調査につき……
○小渕大臣政務官 お答えいたします。 なぜ独立行政法人で行っているかということでありますけれども、この制度、ちょっと昔の話をしますと、発足以前は、地方自治体が各自に学校の管理下における児童生徒の災害に対する補償制度を運営していたんですけれども、やはり加入者数の規模が大変少なくて補償内容が必ずしも十分ではなかったということもありまして、昭和三十五年に、現在の独立法人日本スポーツ振興センターの前身となります特殊法人日本学校安全会におきまして、災害共済給付制度が全国規模で、スケールメリットを生かす制度として発足したということが経緯であります。 この制度は、学校教育の円滑な実施のために全国的に一律……
○小渕大臣政務官 お答えさせていただきます。
基本的には保護者にその責任があるといった状況でありますけれども、今回の改正案、小学生に対して、義務教育をしっかり受けられるのかどうかというところで御心配の点があるのかと思いますけれども、小学生の教科指導等におきましては、学校教育に準ずる学科指導を実施することができるように法務省ともしっかり連携をとりまして、これまで以上に強化をしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 先ほどもお答えさせていただきましたけれども、基本的に保護者にその責任があるものと考えております。また、少年院におきましては、その長が、在院者に対する矯正教育のうち教科に関する事……
○小渕大臣政務官 お答えをさせていただきます。
去る四月二十五日、本委員会におきまして委員から質疑された御質問につきましてでございますけれども、当日、大変騒然とした中での委員会運営でありまして、大変にぎやかな中での質問でありましたので、さまざまな発言が重なっていたため、十分先生の御質問を聞き取ることができなかった、また、質問に関しましては、事前に通告をいただくことができなかった、そのようなことから、この御質問に対しましては、法令協議での内容を説明するべきではないかと理解しまして……(発言する者あり)
【次の発言】 御説明をさせていただいた次第であります。
今後、先生の御質問に関しても、引き……
○小渕委員 おはようございます。自由民主党の小渕優子でございます。 今回、久しぶりにこの場に立たせていただきます。質問の機会をいただきましたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。 本日は、閣議決定まで大詰めを迎えています教育振興基本計画につきまして、大変多くの関心が寄せられておりますので、こちらを中心に、その中身につきまして今後いろいろと質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 この教育振興基本計画の策定に当たっては、もう申し上げるまでもありませんけれども、二〇〇〇年に、教育改革国民会議によって、教育基本法の改正とともに教育振興基本計画の策定が提言を……
○小渕国務大臣 青少年健全育成を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 心身ともに健康で社会的に自立した青少年を育成していくことは、我が国の将来を大きく左右するものであり、政府の最重要課題の一つです。 一方で、若者の社会的自立のおくれや、児童虐待、いじめ、少年による重大事件の発生、有害情報のはんらんなどの問題が深刻化しています。 このため、本年内を目途に、今後の政府の基本方針となる新しい青少年育成施策大綱を策定し、青少年が夢と希望を持ち、健やかな成長を遂げられるよう、家庭、学校、地域等が連携し、切れ目ない支援を総合的に推進してまいります。また、青少年インターネッ……
○小渕国務大臣 少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。 少子化対策については、将来の我が国の担い手の育成を図る未来への投資として、昨年末に策定された子どもと家族を応援する日本重点戦略に沿って総合的に推進してまいります。 去る十月三十日に取りまとめられた生活対策においては、新待機児童ゼロ作戦を前倒しし、保育所等の整備を推進するための安心こども基金(仮称)の創設などの施策を講ずることとしているほか、認定こども園の制度改革など、子育てを支える社会的基盤の整備に取り組んでまいります。 また、昨年末に策定した仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バラ……
○小渕国務大臣 委員が今お話しされたように、少子化の問題を考えるときに、ただ単に子育ての部分だけを考えるのではなく、働く環境であるとか、また結婚、妊娠、出産そして子育て、それを総合的に考えていかなければならないと考えています。 また、そうした経済的不安などから、結婚をしたいけれどもなかなかできない、あるいは子供を二人、三人と持ちたいけれどもなかなかできない。そうした希望はあるけれども、現実とその希望との間に乖離がある、これをどう解消していくか。それを総合的に施策を進めていかなくては少子化というのは解決できないのではないかと考えています。 その中で、具体的に何をしていくかということであります……
○小渕国務大臣 このたび少子化対策そして男女共同参画を担当することとなりました。 少子化については、さまざまな問題もあり、これまでいろいろな議論が進んできたところでありますけれども、私自身、このたび、少子化担当大臣ということで、私自身も今子供を育てる一人の母親であります。これまでもいろいろな困難にもぶつかってまいりました。そして、これからもいろいろな課題にぶつかっていくかと思いますけれども、そうしたことについて、そうした気持ちを大切に、率直に国民の皆さんに発信していきたい、語りかけていきたいというふうに感じています。 それとともに、私自身の体験だけでなく、少子化問題にはいろいろなことがあり……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 委員が御指摘のように、平成二十年の合計特殊出生率は一・三七になりまして、三年連続で回復ということでありますので、これは歓迎すべきことだと思っております。しかし、少子化対策待ったなしの状況でありますので、国の最重要課題として、引き続き、気を緩めることなく、しっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。 政府といたしましては、これまでも、保育所の整備の前倒し、また出産育児一時金の拡充や妊婦健診の公費負担の拡充等に取り組んでまいりました。そのほかにも、地域の中での子育て力の向上支援や、不妊治療また一人親家庭など困っている方に対するきめの細やかな支……
○小渕国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 青少年が心身ともに健康で社会的に自立できるよう育成することは、我が国の将来を左右する、政府の最重要課題の一つです。 一方で、若者の社会的自立のおくれや、児童虐待、いじめ、有害情報のはんらんなどの問題が深刻化しています。 こうした状況に対応するため、昨年十二月に策定した新大綱に基づき、一人一人の状況に応じた切れ目ない支援を行ってまいります。 さらに、ニート、引きこもり等、困難を抱える若者への支援を含む青少年総合対策推進法案を、先般、国会に提出いたしたところです。 また、青少年インターネット環境整備……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 次世代を担う青少年は、我が国の将来を左右する貴重な人材であると思います。にもかかわらず、高齢者対策あるいは乳幼児対策、そうしたことと比べまして、青少年というのは、どちらかというと、これまで十分に関心が向けられていなかった世代とも言えるのではないかと思います。 そうした中で、そうした若い人たちをめぐる社会環境というものは大きく変化をしてきていますし、ニートや引きこもりなど、そうした若者の自立をめぐる問題は年々深刻化をしておりまして、直ちに対策を講じなければならないと考えております。 昨年の九月に麻生総理は、こうした問題意識を持って、困難を抱える若者を支……
○小渕国務大臣 青少年総合対策推進法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 ニートやひきこもりなど若者の自立をめぐる問題の深刻化や、児童虐待、いじめ、少年による重大事件の発生、有害情報のはんらんなど、現在の青少年をめぐる状況は大変厳しいものとなっております。次代の社会を担う青少年の健やかな成長が我が国社会の発展の基礎をなすものであることにかんがみれば、関連分野における知見を総合して現下の諸課題に対応していくことが必要であると考えられます。このため、総合的な青少年の健全な育成のための施策の推進を図ることとし、この法律案を提出した次第です。 この法律案の概要は、青少年総合対……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 委員が御指摘のように、今、若者をめぐる状況というものは大変複雑化をしていると思います。そして、いろいろなところで、この青少年にかかわる問題というものは大変な問題だということの問題意識はある中でも、正直言いまして、この若者と言われる年齢層に対しては、例えば高齢者であるとか乳幼児であるとか、そうしたところと比較しても余り注目をされてこなかったと言えると思いますし、制度の面、予算の面でも、一〇〇%充実しているということはなかなか言えないのではないかと思います。 にもかかわらず、そうした有害情報のはんらんですとか、この経済状況ですとか、また児童虐待、自立がおく……
○小渕国務大臣 少子化対策、男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 少子化対策については、未来への投資として最優先で取り組むべき課題です。 一千億円の安心こども基金の創設により保育所等の整備を加速するとともに、妊婦健診の公費負担の拡充や出産育児一時金の引き上げにより、妊娠、出産費用の不安を解消いたします。また、私のもとに立ち上げたゼロから考える少子化対策プロジェクトチームにおいて、国民の皆様と一緒に少子化の問題を考えてまいります。 仕事と生活の調和の実現については、政労使を挙げて、国民運動を通じた機運の醸成や男性の育児休業の取得を促進いたします。 本……
○小渕国務大臣 今委員から、先日公表されました調査についてもお話がありました。 経済的な理由で結婚できない、子供を持てないという若者が大変ふえております。 これまで少子化対策というと、どちらかというと、妊娠、出産した後の経済的支援ですとか、あるいは保育所の整備ですとか、そうしたところに重点が置かれてきたわけでありますけれども、やはり今の状況を踏まえますと、その前の段階、例えば、未婚や晩婚化が大変進んでいること、また、その理由に、若者の雇用不安や経済的基盤の不安定さ、そうしたものがあるということをしっかり踏まえて、そうしたところにまでしっかり議論をしながら、少子化に歯どめをかけていく、総合的……
○小渕国務大臣 お答えいたします。 委員が御指摘のとおり、本当に公文書の管理については大変重要なことであると考えております。国の意思決定に関して、しっかりとした公文書を作成し、管理をし、そして保存をしていく。そして、現在また将来の国民にしっかりと正確に伝えていくこと、これは本当に重要な国の責務であるというふうに考えております。そうした考えのもとで、今回国会に公文書管理法案を提出したところであります。 具体的な内容でありますけれども、まず大事なのは、各府省において、今ばらばらな管理のルールになっていますので、そうしたことをしっかり統一するということと、内閣総理大臣が各府省における文書管理の状……
○小渕国務大臣 お答えいたします。 育児休業の取得を理由とした解雇等のいわゆる育休切りの問題が大変大きく報じられておりますので、今、子供を持つ、また持ちたいと願う雇用者の間に大変な不安が広がっておるところであります。こうしたことは、言うまでもないことですけれども、法律で禁止されていることでありまして、決してあってはならないことだと考えております。 この件につきましては、先日、厚生労働省が、各都道府県労働局あてに厳正に対処するよう通達を出して、指導の徹底を図っているということなので、私としても、しっかりとした対応が図られるように、引き続き注視していきたいと考えています。
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 先日、泉委員から御質問をいただきまして、その答弁の後に速やかに厚生労働大臣にお伝えをいただきました。その後、厚生労働省の事務方から、この児童扶養手当の現状につきまして説明を受けました。父子家庭に支給しないことの理由として十分に納得できるものではないと感じたため、さまざまな課題があるということは十分に承知をしていますけれども、やはり父子家庭にも収入の低い世帯があるという現実をしっかり受けとめて、児童扶養手当の父子家庭への支給について、現在の社会経済状況の変化も踏まえて検討していってほしいということを改めて伝えたところであります。
○小渕国務大臣 国の活動や歴史的な事実の正確な記録である公文書は、民主主義の根幹を支える基本的なインフラであります。過去、歴史から教訓を学ぶとともに、未来に生きる国民に対する説明責任を果たすために必要不可欠な国民の貴重な共有財産であると認識をしております。そして、これを適切に管理し、後世に伝えていくことは国の重要な責務であると考えております。
そのため、今般、統一的な文書管理のライフサイクルを通じた管理ルールや、歴史公文書等の保存及び利用のルール等について定める本法案を提出させていただいたところであります。
【次の発言】 いわゆる知る権利につきましては、その内容や憲法上の位置づけについて学術……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 委員が御指摘のように、意思決定過程も含めて文書を作成、保存することの重要性につきましては、私どもも全く同じ意識を持っておるところであります。 これを踏まえて、政府案では、第四条におきまして、意思決定並びに事務及び事業の実績について文書を作成しなければならないという形で、その趣旨を盛り込んだところであります。 しかしながら、この規定ぶりでは、経緯も含めた意思決定の過程や事務事業の実績を合理的に跡づけることができる文書を作成、保存するようにするという趣旨が必ずしも明確ではないという御懸念から、今回の修正案におきまして、そのことを条文上明記する形の修正がな……
○小渕国務大臣 ただいま委員が御指摘をされましたいわゆるデートDVにつきましては、やはり、DVというものがおつき合いの段階に広がっている、若年化していることについて大変重く受けとめておるところであります。 二十年度の調査につきましては、今委員の方から御指摘いただきましたとおりでありまして、交際相手からの暴力を受けた人は、女性で一三・六%、男性で四・三%ということでありまして、この数字を見ても、大変深刻な被害があることがわかっております。 しかし、なかなか難しいところは、普通のDVと比べまして、この実態というものが表面化されていないということ、また、おつき合いの段階でありますので、愛情表現と……
○小渕国務大臣 お答えいたします。 利用者の方々から保育所につきましてさまざまな御意見をちょうだいしておりますけれども、まず一番多いのが、希望者全員が保育所に入れるように保育所をしっかりふやしてほしいという話であります。また、保育料等の経済的負担を軽減してほしい。また、子供が病気になったときなどにも預けられるようにしてほしい。今、働く親がたくさんおりますので、そうしたニーズに合わせて柔軟なサービスをしてほしいなどのお話がございました。
○小渕国務大臣 お答えいたします。 子供を産みたくても産めない、でも子供が欲しいという方々が本当に一生懸命努力をされておられるその悩みというものは、本当に深刻なものだと承知をしています。私のところにも、ホームページなどを通じましてさまざまな御意見をいただいていますけれども、少子化対策の中でやはり一番と言っていいほど御意見をいただいているのがこの不妊治療についてであります。 現段階でどのくらいそうした方々の声におこたえできているかということでありますけれども、まだまだ十分ではない部分があるのではないかと思います。そうした方々の経済的負担を少しでも軽減したいというのが少子化対策担当大臣としての……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 まず、今回の補正予算でありますけれども、待ったなしの状況にある少子化を少しでも解決していくために、子育て創生&安心プランということで、総事業費一兆円規模の、かなり大胆で積極的な子育て支援策を盛り込むことができました。 具体的には、安心こども基金を一千億円から二千五百億円に大幅に拡充するということとともに、地方負担に配慮して創設された交付金も活用することにより、やはり地域などで、それぞれの地域の実情に合わせた、自治体やNPOやボランティア、さまざまな形で子育て支援を行っていただいていますので、そうした支援の取り組みを国としても全面的に強力にバックアップを……
○小渕国務大臣 お答えをいたします。 今の厳しい経済状況のもとで、一人親家庭、母子家庭であっても父子家庭であっても、困難を抱えながら子育てをしている家庭の置かれている状況というのは大変厳しいものがあると危惧しておるところであります。どのような家庭環境のもとでも、次世代を担う子供たちが夢と希望を持って、その可能性を最大限に発揮できるような環境を整えていくことが政府の果たすべき使命であると思っております。 先ほど緊急対策につきましてはお話があったとおりでありますけれども、引き続きまして、年内に策定予定の新しい少子化社会対策大綱に向けて、一人親家庭等の支援のあり方についてさらに議論を深めていきた……
○小渕国務大臣 ただいま委員が御指摘になりました小一の壁でありますけれども、この問題につきましては、今、保育所に対するニーズも大変多くいただくんですけれども、それと同様に、多くの皆様方からたくさんの声が寄せられていることでありまして、大変重要な問題であると認識をしています。 先ほどお話がありましたように、私自身も現役の母親でありますので、自分自身の経験を仕事に生かしていくということとともに、やはり多くの皆様方、当事者の方々からの御意見を伺い、そうした視点を大切にしていきたいと考えておりますけれども、先ほどお話がありました放課後児童クラブにおきましては、開所時間の問題など、そのあり方について利……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。