このページでは郡和子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○郡和子君 民主党の郡和子でございます。 提出者として、園田議員の御質問にお答え申し上げます。 なぜ小児医療に絞った法案の提出かという御質問でございました。 子供は国の宝、チルドレンファーストという視点に立って、民主党は、子供の安全や子育て支援について特に最優先課題として取り組んでいるところでございます。医療分野におきましても、危機的状況がかねてから指摘されているところです。先ほども山井議員から、普通の子供好きの小児科医が、業務に絶望してみずから命を絶ち、そして遺書につづられた文章の紹介がございました。労働環境の面からも、今の小児医療が抱える大きな問題提起をさせていただいたところでござい……
○郡和子君 民主党の郡和子でございます。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の健康保険法等の一部を改正する法律案及び良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。(拍手) この国に民主主義はないのか、医療はだれのものなのか。 昨日の厚生労働委員会での与党による強行採決は、国民を愚弄し、政治を私物化するものであります。二〇〇二年の健康保険法改正案のときには五十六時間の審議が行われましたが、しかし、今回はまだ三十四時間にすぎません。国民を代表して、断固抗議するものであります。(拍手) 政府のこれまでの失政により、日本の医……
○郡和子君 民主党の郡和子です。 私は、ただいま議題となりました政府提出の児童手当法の一部を改正する法律案について、民主党・無所属クラブを代表して、反対の立場で討論を行います。(拍手) 反対する第一の理由は、政府・与党が児童手当制度全体についての将来ビジョンを持ち合わせず、小手先の見直しを繰り返しているからであります。 児童手当法は、ここ数年でも支給対象年齢などが何度も変更されておりますが、これは児童手当制度が極めて不十分であることの証左にほかなりません。 そもそも、法律の本則で定められた支給対象年齢は三歳未満なのですが、これを政府は、法律の附則の特例措置という形で、あくまでも当分の間……
○郡和子君 民主党の郡和子でございます。 私は、民主党・無所属クラブ、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生労働大臣柳澤伯夫君不信任決議案について、賛成の立場から討論をいたします。(拍手) 以下、本決議案に賛成する理由を申し述べてまいります。 社会保険庁の改革が一刻の猶予もない課題であるというのは、だれしもが認めるところであります。しかし、このたびの政府案は、何のために社会保険庁を改革するのかという、その本質を見失っております。民主党が消えた年金記録の問題を提起いたしますと、政府は、国民が困窮する現状を無視し、ひたすら臭い物にふたをしようとする姿勢……
○郡和子君 お答えいたします。 日本には、雇用のセーフティーネットとして、雇用保険の求職者給付が終了した後のセーフティーネットが整備されていないということは、かねてから指摘されてきました。すなわち、雇用保険の受給期間が終了した後も再就職できないいわゆる失業状態にある方、それから廃業を余儀なくされた自営業者の方、こういった方々は、生活保護を受けない場合にはいかなる生活保障もないのであります。 そこで、私ども野党三党は、この経済危機にあって、今後も雇用情勢、失業情勢がさらに悪化することをも想定し、雇用保険と生活保護の間の中間的な制度、いわば第二のセーフティーネットである求職者支援法、通称トラン……
○郡和子君 民主党の郡和子です。 私は、衆法第一八号、臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる臓器移植法改正案のC案に賛成する立場から討論を行います。(拍手) 臓器移植法改正案については、命や倫理にかかわる重要法案で数々問題点が指摘されながら、厚生労働委員会におけるわずか八時間の審議をもって本会議で採決されようとしていることに、少なからず不安を禁じ得ません。脳死は一般に人の死であるという考え方を前提としているA案の提案者の間でも、脳死の位置づけが揺れ、六条二項を修正するとの答弁まで飛び出す始末でした。このままA案が立法化されれば、さまざまな法解釈が生まれ、医療現場が混乱するこ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 参考人の皆様方、きょうはお忙しい中を遠くからおいでいただき、それぞれのお立場で、現場の、そしてまたさまざまな問題について貴重な御意見をいただきました。大変ありがとうございます。 皆様方のお話を伺っていて、我が国の福祉行政というのは皆様方のお働きによってどんどん前に進んできたのだな、引っ張られる形で進んできたのだなということを改めて認識させていただきました。そしてまた、きょうお話しいただきました皆様方の福祉行政に対する御期待と願いというのを大変重く受けとめさせていただきました。 まず、浅輪参考人にお尋ねをいたします。 お話を伺っておりまして、小規模……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 このたび初当選をさせていただきまして、こうして大臣に直接質問させていただく機会を得ましたこと、改めまして、選挙区の皆様方、そして民主党の先輩の議員の皆様方に御礼を申し上げます。ありがとうございます。 私の選挙区は宮城一区、仙台でございます。少々古い話で恐縮なんですけれども、一九六〇年代に、障害を持った方々が町に出ようという運動を起こされました。仙台もその活動の拠点でございました。一九七三年に第一回車いす大会が仙台で開かれました。 また同時に、筋ジストロフィー患者の方々が収容されておりました国立西多賀療養所というところがございますが、そこの患者の方々……
○郡議員 お答えいたします。 端的に言えばどうなのかという御質問でございましたけれども、この議論の中でもたびたび御紹介されております昨年の二月に行われました政府の子育て女性の意識調査の中では、児童手当の今後のあり方に対する要望について、その支給対象の児童の年齢を引き上げることというのが六一・三%ございました。また、それぞれの支給額を引き上げてほしいという要望が五九%、この二つの要望が圧倒的に高くなっております。 子ども手当を何歳までにするのかというところは大変議論があるところだと思いますけれども、我が国のこれまでの児童手当について見ましても、その創設時から、そしてたび重なる改正を振り返りま……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうの審議のトップバッターに立たせていただきました。どうぞよろしくお願いをいたします。 二〇〇四年の国民生活基礎調査によりますと、一歳未満のお子さんを持っている母親の実に六四・二%が、子育てに対して不安や悩みやストレスを感じているということでございます。我が国は、男女共同参画社会を目指しているといいつつも、子育て環境を見ますれば、父親の協力を含め、子育ての孤立化が大変加速しているというふうに懸念されます。 実は、私の地元、宮城県の鹿島台町というところで、先週末でございましたけれども、一歳と四歳の我が子を刺して心中という事件がございました。二人の子……
○郡議員 お答え申し上げます。 今二点御質問がございましたが、私、前半の質問に対してお答えさせていただきます。 小児医療を取り巻く現状というのは、核家族化そしてまた共働き家庭の増加などを背景にして、保護者の救急、休日夜間診療へのニーズが高まっております。一方、不採算経営によって小児科の診療科が閉鎖または廃止に追い込まれ、さらには勤務医の方々の過重労働が看過できない状況になっているなど、国民が必要とする小児科医療体制が提供されているとは大変言いがたい状況になっているというのは、皆さん共通の認識だろうと思います。 まさに、小さな子供の命を守る役割を担う小児医療の充実が喫緊の課題となっているわ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうは、参考人の皆様方、それぞれのお立場で大変貴重な御意見をお聞かせいただきました。私からも深く感謝を申し上げます。 今般審議に上がっております医療改革関連法案、政府の案は医療費の抑制が第一義に掲げられております。私は、本来の医療改革の大切な視点というのは、一つは、患者である私たちの権利や尊厳がしっかりと確立されること、それから、現場で働いていらっしゃるお医者さんたちの労働者としての権利が明確化され、そしてまたモチベーションを上げて、誇りを持って働き続けられる基盤整備を行うこと、そしてまた、医療事故などが起こったときの補償制度、これが重要であるとい……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 連休明けの月曜日、福岡そして福島で地方公聴会が開かれました。私は福島の地方公聴会に参加をさせていただきました。政府・与党の招かれた公述人の皆様方も、今回政府が提案されております医療制度改革法案に対して、さまざまな危惧や、また不安や御要望を続出させておられました。 私は次の日の報道を大変楽しみにしておりました。何というふうに書かれているんだろうと思いまして、新聞を見てみまして大変驚きました。きのうの朝刊でございますけれども、ああ、こういうからくりであったのかと。政府が出している法案の目玉の一つでありますメタボリックシンドロームについての厚労省の発表でご……
○郡委員 民主党の郡和子です。 今も岡本委員御指摘ございましたけれども、私も、一昨日のこの委員会におきまして、メタボリックシンドロームの虚構性について議論をさせていただきました。実に多くの方々から反響がございました。医療現場の方々、そしてまたメディアの方々、よく言ったというふうに大きく声を上げていただきました。その方々たち、きょう、岡本委員も現場で働いているお医者さんであります、臨床の現場で働くお医者さんであればあのメタボリックシンドロームなるものがいかにいいかげんであるかはすぐにわかるものだと、現場の臨床医の先生方が皆さん口をそろえておっしゃっております。 また一方で、予防を反対するのか……
○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子です。
合計特殊出生率一・二五、女性たちの出産ストライキはなかなか終息を見ることができません。理由はさまざまでございます。
先日、こんな新聞記事が載っておりました。
「高速で近代化を成し遂げた国はある種のショック状態に陥ったために子育てと仕事との両立など」……(発言する者あり)
【次の発言】 「新しい考え方や振る舞い方を見いだすのに苦労している。日本も多くの女性が働き始めたが、男性は自分がどう変わるべきかを自覚しておらず、社会全体にその傾向が残っている。これで出生率を一・八とか一・九に持っていこうというのはどだい無理な話だ。まず考え方を変えるこ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうは、四人の参考人の皆様方、大変貴重な御意見を伺わせていただきまして、ありがとうございます。また、日ごろ、子供たちの安全のために御尽力いただいておりますことに、本当に感謝を申し上げます。 私も、きのうの朝、街頭に立ちましたときに、子供たちがランドセルを背負って学校へ向かう途中、地域のお年寄りの方々が、黄色い腕章、防犯パトロール隊という腕章をつけて回っておられました。地域の方々の子供たちに対する温かい目というのを改めて感じたところですけれども、先ほど多田参考人は、行政が主体的になって大変成果を上げられたというお話をされていました。この安全パトロール……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 本委員会で質問の機会を与えていただきました。先輩、同僚議員の皆様方に感謝を申し上げます。 私も子育てをしながら仕事を続けてきた女性の一人であります。私が子育てをしておりましたときはもうはるか昔になりましたけれども、綱渡りのような毎日で、大変厳しかったということを改めて思い出しております。それから随分月日はたちましたけれども、今の子育て環境、保育環境はどうかということを考えてみますと、内閣府の各国の調査がきょう発表になっておりましたけれども、日本は子供を生み育てにくい国であるという結果でございました。当時よりもさらに厳しくなっているというのが偽らざると……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 柳澤大臣の厚生労働大臣の御就任をお祝いするとともに、きょう直接質問させていただく機会を与えていただいたことに感謝を申し上げます。 私、今園田委員からもお話がございました障害者自立支援法について、主に大臣のお考えを伺わせていただきたいと考えております。 障害者自立支援法の実施状況、現状をどのように把握なさっているのか、そしてまた、我が国の障害福祉について、所管するトップリーダーとして大臣はどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、伺わせていただきたいと思います。 まず、先日、私どもの三井委員からの質問に対しまして、柳澤大臣は、障害者の自立ということ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 感染症予防法改正案についての質疑の前に、まず、先週末金曜日の当委員会におきまして、障害者自立支援法が当事者にとって、あるいは施設運営者にとって、大変にその法の理念、目的と逆行したものであるという実情をお訴えさせていただきました。 週末、私、仙台で障害者自立支援法に関するフォーラムを開かせていただきました。参加した障害者の方々から、この法律では障害者を殺すことになるという大変悲痛な叫びがまた寄せられ、私も胸が苦しくなりました。 そして、昨日であります、もちろん柳澤大臣も御承知のことと思いますけれども、日比谷公園周辺におきまして、全国各地から一万五千人……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。午後の審議もどうぞよろしくお願いをいたします。 午前中、自民党の加藤委員からも御地元の難病のお子さんのことを例に引いて御質問がございましたけれども、私も難病対策について御質問させていただきたいと思います。 私の地元の宮城県にも、FOP、進行性化骨筋炎を患っている十歳の男の子がおります。地元でも大きな運動が繰り広げられまして、過日、十三万人を超える署名を厚労省に届けたというふうに伺っております。早くこのFOPを特定疾患に認めてほしい、そういう要望が届いているということだと思いますけれども、平成十六年の七月、特定疾患対策懇談会で、特定疾患を決定するより明確……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうは、朝早くから、本当に大変重いお話ではございましたけれども、皆さんのそれぞれのお立場の御意見を大変興味深く聞かせていただきました。 まず、今し方、福島委員とそれから田中参考人とのやりとり、さすがお医者様同士だなと。大変、人の死ということについてのドライな見方もされて、私自身は大変ショッキングなやりとりではあったわけなんですけれども、一人の人間として、医者という専門的な立場ではない普通の人間として、人の死をどういうふうに考えたらいいのかということを、先ほどのやりとりを聞かせていただいて、改めてまた私なりに自問自答したところです。 私自身は、日本……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 まず、きょう、私の地元仙台の新聞、河北新報が大きく取り上げておりましたが、FOPが難病指定されたということで、私もこの委員会で以前、松島町の武田捷冶君を御紹介申し上げて、十三万三千の署名を持って厚労省にお願いをしたということを触れさせていただきました。大変ありがたいと思います。武田君も喜んでいる、また御家族の方々も安心されている、そして署名に協力してくださった皆様方も喜んでおられるということでございます。お礼を申し述べさせていただきたいと思います。 一方で、中国残留邦人をめぐりまして、実は、宮城県議会は全国で初めて、残留邦人への国の支援制度の早期実現……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうの午前中にも三井委員、高橋委員からも質問がございましたけれども、私もこの問題から触れさせていただきたいと思います。中国残留孤児支援の問題でございます。 先日の委員会でも、私どもの宮城県議会が全国で初めて、今月の十三日に、この残留孤児の生活支援制度を早期に、政治の救済を求める意見書というのを採択して、それを提出させていただいたということを触れさせていただいたわけですけれども、先週末、仙台で、残留孤児を支援する宮城の会というのが正式に発足いたしました。私も参加をさせていただきました。 この会に、九三年に日本に帰国してこられた角張紘さん、仙台裁判で……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 ちょっと荒れた声ですけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、ILOでは、一九九四年にパートに関する条約というのを採択いたしました。EU各国では、これに対して均等待遇の規定が実施されていて、日本は大変おくれているというふうに指摘をされているわけです。 二〇〇三年の国連女性差別撤廃委員会でも、パート労働者に対して、日本は女性が大変多くを占めている、その賃金が一般労働者よりも低いことを懸念して、大変改善が必要だというふうなことが言われているわけであります。また、日本は、同一価値労働同一賃金を定めた百号条約を批准しているわけで、これに対して、批准……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 この間の審議を聞かせていただきましても、新たなパート差別促進法とでもいいましょうか、そういった要素がかなり大きくなっているのだということを大変心配するものであります。 先ほど川内委員からの質問にもありましたいわゆるフルタイムパート、疑似パートと呼ばれるような方々のところに対しての手当てが全くできていないということになるのだろうと思いますけれども、もちろん、大臣御承知のように、このパートという働き方につきましては、責任も正社員とほとんど同じという方々、あるいはまた、パート労働で生計を立てているという方、一つのところではとても生活を賄えないので幾つかかけ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 先輩議員の議論の進め方、大変勉強させていただきながら聞かせていただきました。私も精いっぱい頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします。大臣、副大臣におかれましては、お昼をおとりになる時間もなく、大変お疲れさまでございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、雇対法の議論をさせていただく前に、きょう、委員の皆様方に資料を配付させていただきます。 今月の十七日、さきおとといのことでございますけれども、全国精神障害者家族会連合会、全家連が破産、解散を決議いたしました。お配りいたしました一枚目と二枚目の新聞資料で経緯というところは御確認を……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 冒頭から、委員長のこの委員会の運営に対して抗議を申し上げたいと思います。 どちらが誠実に答えているのかいないのか、質問に答えているのかいないのかを御判断いただきたいと思います。 私も、この消えた年金の問題について、限られた時間ですけれども、お話を伺わせていただきたいと思います。 新聞報道によれば、大臣は今し方の柚木委員とのやりとりの中では明らかになさいませんでしたけれども、既に一年半をかけて全件調査をする方向だとか、それにかかる費用は十億だとかいうものが新聞で報じられております。マスコミに対してそういうことをリークし、国会の場で明らかにしないとい……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 まず冒頭、きのう舛添大臣は、年金の統合、四割が困難であるということを明らかにされたわけであります。このことに触れさせていただきたいと思います。 夏の参議院選挙の折には、最後のお一人まで、最後の一円まで、とにかくこれをチェックして、年金問題をすべて解決するということが御党の公約であったかと思います。そして舛添大臣も、大臣に就任されてから、公約の最後の一人、最後の一円まで確実にやるということで取り組むというふうに御発言なさっています。ところが、十一月二十一日には選挙のスローガンであるというふうにお言葉をおかえになりました。これはもう本当に国民を愚弄するも……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうは、参考人の皆様、朝早くから貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。 今回この議員立法に結びつきましたのは、山口さんを初めとする、C型肝炎ウイルスに汚染されて、そして肝炎で苦しんでおられる原告、弁護団の方々のこれまでの御努力のたまものだろう、そんなふうに思います。 議員立法が決まった日に山口さんの本当にうれしそうな笑顔というのを、私、報道で実は初めて拝見をいたしました。しかしながら、先ほど意見陳述の中で、これが最終的なものではない、まだこの救済から漏れる方々が多くいらっしゃることについて御心配のお話が出されておりました。まず、そ……
○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。 四人の参考人の皆様方、早朝から大変貴重な御意見を開示いただきまして、ありがとうございます。今後の法案審議の中でもぜひ生かしてまいりたいというふうに考えております。 いろいろと議員からの質問もございましたけれども、まだ幾つか確認をさせていただきたい点がございますので、限られた時間ですけれども、私からも質問させていただきます。 まず、岡部先生、これまでもWHOの地域事務局にいらした経験も踏まえて、かつてから国に警鐘を鳴らしておられ、それが政府の背中を押してきたということ、これまでの活動に対しましても感謝を申し上げたいと思います。 ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 お昼、おなかのすいてくる時間ではございますけれども、大臣そして政府の皆さんたち、また委員の皆さんたちも、もうしばらくおつき合いをいただきたいと思います。 それでは質問させていただきます。 新型インフルエンザがいつ発生するかわからない、いつ発生してもおかしくないという状況にあっての感染症法の改正ということですけれども、未知の感染症のリスクをどれだけ最小限に抑えられるかどうかが問われているわけです。 政府が御提案になりました案を拝見させていただきまして、研究開発の促進や薬事法に基づく製造販売の承認に関する措置が果たして十分なのかどうか。また、きのうの……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 高度専門医療センター、ナショナルセンターの独法化についてですけれども、平成二十一年度で特会が廃止されて一般会計による財務運営ということになると、なかなかセンターの維持管理というのが困難になってくるという政府の説明というのは、ある意味で理解をさせていただくところです。 しかし、これまでも午前の議論でもありましたけれども、この医療崩壊のさなかに十分な予算措置がされないまま、そして臨床研究についての法的な環境整備もなされないまま、産学連携による機能強化というのは余りにも無理があるんじゃないだろうか、そんな気がしてなりません。 まず第一に、予算措置をしっか……
○郡委員 おはようございます。民主党の郡和子でございます。 四人の参考人の皆様方には、早朝から本当に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、私からも改めて御礼を申し上げます。また、日ごろ、最善の医療に国民がアクセスできるようにさまざまな場所でさまざまな御提言もいただきながら業務に当たられていることにも改めて感謝を申し上げたいと思います。 これまでのお話、また委員との議論を聞かせていただきましたけれども、やはり独法化というのは急いですべきなのかどうなのだろうかということも、また私自身感じるところが多かったわけでございます。 国立がんセンターについて申しますと、先ほども触れられておりましたけれ……
○郡議員 御質問ありがとうございます。 先ほど西村議員からも説明がありましたけれども、私たちは、まず母子家庭の就業がしっかりと成り立つという状況には依然ないということを踏まえて、今回この法案を提出させていただいたところです。 大変厳しい状況に置かれておりまして、与党の案というのは、法律はそのままにして、期限のない政省令でごまかしをするというふうにとらえております。母子世帯に煩雑な手続を課してどういう意味があるのだろうかというふうにも思えるところでございます。母子世帯が毎年提出している現況届に加えて、一部支給停止除外事由届け出、これも提出させるということですけれども、この事務手続だけでも大変……
○郡議員 御答弁申し上げます。 まず、西本委員も母子家庭の経験があるというふうなお話で、一生懸命頑張ってこられた、その背中を子供たちに見せて、教育の一環であるというふうにお話しになっていました。 今働いておられる母子家庭の皆さんたちも、本当に一生懸命、一生懸命に働いておられます。この間お話を聞かせていただきましたけれども、二つも三つもパートをかけ持ちして、子供といる時間がないというぐらいに、大変厳しい状況の中で仕事をされている母子家庭の母親が大勢おられる、まさに頑張っておられるわけでございます。 質問の初めにございましたけれども、社会的弱者への公的扶助というのが、入り口のところで義務をか……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 障害者雇用促進法の本案の審議に入ります前に、まず、大臣に冒頭伺わせていただきたいと思います。 きのうも冷たい雨が降る中、日比谷公園で、原爆症の認定の全面解決を求めて、原告の皆さんたち、そして被爆者の方々が座り込みの行動を行いました。きょうもパレードを行って、そしてまた全面解決に向けた総決起大会も開かれるということでございます。 先月二十八日、私の地元の仙台でも高裁判決が言い渡されました。そして三十日の大阪高裁の判決、いずれも原告の勝訴でございます。 ことしの四月二十一日だったかと思いますけれども、我が党の高木衆議院議員の決算行政監視委員会での質問……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 二十分という限られた時間ですので、早速質問をさせていただきたいと思います。 医療の分野でもたくさん議論をすべき課題というのがあるわけですけれども、私は、特に、この四月に導入されました特定健診、いわゆるメタボ健診についてお尋ねをしたいと思っています。 全国七百八十三の市と東京の二十三区を対象に毎日新聞が行った調査によりますと、回答率が七割だったそうですが、そのうちの七四%がこの特定健診について廃止または見直しを要望しているということでございました。その理由の第一というのは、メタボに限定した検査で、ほかの疾患が見逃されるおそれがあるというものでありまし……
○郡委員 民主党の郡和子です。
今、山井委員と舛添大臣との議論を聞かせていただきましたけれども、七十五歳という年齢、この線引きについて明確なお答えをいただいたと理解してよろしいんでしょうか。つまりは、もう七十五歳という年齢の区分けはなさらないということをこの委員会においてはっきりとおっしゃったという理解でよろしいんでしょうか。
【次の発言】 今の御答弁は大変大きな御答弁だったんだろうと思います。
今の突き抜け方式、つまり、もともとの組合健保にいらっしゃる方々で残りたいという人はそのまま残す、しかし、そのほかの方々は、県単位の一元化した、年齢の区別のない保険に入れる制度を考えているということ……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 早速質問を始めさせていただきます。 今し方、菊田委員の質問に対して、障害を持っておられる方々の失業、解雇というのが増加傾向にあるということを御答弁いただいたわけですけれども、先日、私は、宮城障害者職業能力開発校に伺ってまいりました。 ここは、職業能力開発促進法に基づいて国が設置して、宮城県が委託を受けて運営する、障害を持った方々のための職業訓練の施設であります。東北各地から、寄宿生活をしながら職業訓練を受けておられる方々が授業を受けておられました。校長先生は、この経済状況で、さらに就業に結びつけるのが本当に厳しい状況だということをお話しになっておら……
○郡議員 御質問ありがとうございます。 まず、政府の雇用保険法改正案につきましては、昨年末、私どもが参議院に出させていただきました改正案の一部を取り入れていただいていることに評価はいたしますけれども、保険料率の引き下げ、それから対象範囲が野党案よりも狭いということについては、これは国民の皆様方の求める改正案になっていないというふうに考えております。 それから、住まいと仕事の確保に関する施策についても、政府は野党案と同じようなことをされているわけですけれども、これを雇用安定事業として実施されているわけですが、私どもは、やはりこの事業の趣旨や内容を明確化するためにも法制化することが重要であると……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 きょうは、二度目の雇用保険法改正等の質問に立たせていただきますけれども、内定取り消しのことについて中心に伺わせていただこうと思います。 この三月、新規学卒者の内定取り消しの件数、厚生労働省が二月十九日現在で発表したところによりますと、高校生、大学生合わせて、三百四十二の事業所、千五百七十四人が内定取り消しを受けたということでございました。 悪質な内定取り消しについては、職業安定法施行規則で、企業名の公表ということが一月十九日からスタートしております。厚生労働省の取り組みの方向性としてはまずは了としたいというふうに思いますが、新卒者の内定取り消しを行……
○郡委員 民主党の郡和子です。 予定よりもちょっと早く始められて、予定よりも早目に終了すればいいなということを考えながら質問に立たせていただきます。 午前中の長妻委員からの指摘にもありました、障害を持った方々の公的年金制度について、私からも指摘をさせていただきたいと思います。 障害をお持ちの方の公的年金制度は、障害基礎年金と障害厚生年金の二つの制度がございまして、きょう皆様方にお配りをさせていただきました私の資料にも、資料の一と二にございますけれども、障害基礎年金の一級、二級、それから厚生年金の方の三級という資料も盛り込ませていただいたところです。基礎年金については一級と二級があり、厚生……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。また今週も質問に立たせていただきます。 きょうも、大勢の先輩議員が、給付水準の将来見通しの財政検証結果について質問を行いました。この給付水準というのが、年金法に書かれている給付水準の下限の百分の五十を何としても上回らなければならないために引き出された数字ではないのか、現実とはかなりかけ離れているということで指摘をさせていただいております。私も、追加で質問通告をさせていただきましたものを、冒頭、聞かせていただきます。 この財政検証結果の前、試算の前提になる会議が開かれた際に皆様方に配られた資料というのが手元に入ってまいりました。 経済の中位、高位、低位……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 限られた時間ですので、質問に早速入らせていただきたいと思います。 脳死臓器移植の数がなかなかふえない、立法の不作為だというような御指摘があることを真摯に受けとめてまいりたいというふうには思っておりますけれども、脳死移植が正しく実施されているのかどうか、これがしっかりと検証されて情報開示がなされているのかどうか、私はこの点からまず質問させていただきたいと考えています。 脳死を人の死とするかどうかについては、私も今もって国民の合意は得られていないというふうに思っております。また、人の死という概念というのは、臓器を提供する本人やまたその家族だけの問題では……
○郡委員 民主党の郡和子です。 きょうは一時間という時間をいただきました。まず冒頭、先輩、同僚議員の配慮に対して感謝を申し上げたいと思います。 昨年の秋の金融危機以降、経済が非常に厳しい状況になって、それがすぐに雇用状況、失業状況にも反映されるという形になっております。内定切り、派遣切りに代表されておりますけれども、ここに来て育休切りという実態が次々と明らかになってきているところです。私どもは、この育休切りに対しても、今回、せっかく改正法が提出されている中で、しっかりと対応していくということが政治のメッセージとして大きなものであろう、そういうふうに思っているところです。きょうは、そういう観……
○郡分科員 民主党の郡和子でございます。 このところ、小泉さん、間もなく任期が終わるというところで、ポスト小泉をめぐってのいろいろ報道もなされているところであります。 安倍官房長官が靖国神社の参拝については明言を避けられました。小泉さんが靖国神社参拝をするということをめぐって、日中また日韓の外交が大変冷え込んでいるということは皆さんもよく御認識のとおりでありまして、ここをいかに解決していくのかというのが、次の総裁・総理に求められる重要な課題だと思っております。そこの説明責任を果たされないというのは大変残念だなと、この報道に関して実は感想を持たせていただきました。正しい歴史認識を持って、そし……
○郡分科員 民主党の郡和子でございます。 私は、二十六年半、放送の現場におりました。障害福祉の分野は特にこだわりを持って取材を続けてまいりました。障害を持つお子さんの保育また就学の問題では、取材でおつき合いの始まりましたお母さんたちと同じ親の立場で運動をしてまいりました。そうした経験から、あらゆる差別をなくしてともに生きる社会を目指したいと、今この場にこうして立たせていただいているわけでございます。 障害に対して無関心や無知というのでは、差別の根絶にはつながりません。小さなうちからともに過ごすことによってお互いを理解し合える、このことが無知、無関心をなくしていって、障害差別の問題を解決に導……
○郡委員 民主党の郡和子でございます。 私も、今回、少年法で審議をさせていただく時間をいただきました。本当にありがとうございます。 今し方の議論を聞いておりまして、これは想像以上に、少年司法と児童福祉のバランスが大変大きく壊れてしまうのではないかという懸念をますます深めてしまいました。 今回の改正というのは、触法少年や虞犯少年を柱にしているわけですけれども、大変な大きな変更であるわけです。先ほどの三日月委員と柳澤大臣とのやりとりの中で、ぜひ、十四歳以下は私どもに任せてくれとはっきり言っていただきたかったと私は思います。 そもそも、触法少年事件あるいは虞犯行為というのは犯罪ではありません……
○郡分科員 民主党の郡和子でございます。きょうは、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 民間損害保険会社のずさんな支払い管理体制というのが問題になっております。御承知のように、自動車保険をめぐっては不適切な支払いというのが問題になりまして、金融庁も業務改善命令を出したわけですけれども、依然として不払いというのが後を絶たず、この問題が、医療保険の、いわゆる第三分野での業務停止という問題にまで広がっております。 一方、自動車事故での補償にかかわるいわゆる自賠責の障害認定、この認定をめぐっても異議申し立てというのが大変増加をしているということです。私の地元の仙台でも、自動車事故によりましての後遺……
○郡小委員 民主党の郡和子と申します。 きょうは、参考人の皆様方、本当に朝早くから、それぞれのお立場で御意見をおっしゃっていただきました。大変重いテーマであるということは承知しながら、参考人の皆様方に幾つか質問させていただきたいと思います。時間の都合上、全員の皆様方に伺えるかどうかわからないんですけれども、もし伺えなかった場合にはお許しをいただきたいと思います。 まず初めに、寺岡参考人にお尋ねいたしたいと思います。 先ほど来、内閣府の意識調査が議論になっておりますけれども、この中では、臓器移植、十五歳未満からも提供できるようにすべきであるという方々が六八%に上っております。ところが、医療……
○郡分科員 民主党の郡和子でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。私は、研修、実習生の制度につきまして御質問させていただきたいと考えています。 まず初めに、私の地元、宮城で起きた事案から御説明をさせていただきたいと思っています。 とび職として、株式会社Oというところに中国からの実習生六人がおりましたけれども、賃金の未払いでありますとか、それから残業代の未払い、あるいはまたパスポートの取り上げなど、大変、この実習生たちがいわば奴隷的な労働状態に置かれていたということが明らかになっております。 まず、第一次受け入れ機関であるM組合が、研修生、実習生の管理に対する指……
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