このページでは服部良一衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○服部良一君 社民党の服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇〇九年度補正予算案に対し、賛成の立場で討論を行います。(拍手) 初めに、昨日の名護市長選で、辺野古への新基地建設を拒否する市民の声が示されました。私たちは、この民意を重く受けとめなければなりません。もはや辺野古という選択肢はあり得ないことがはっきりしました。 そもそも、一九九七年の住民投票によって反対の意思が表明されていたにもかかわらず、強引に名護市民や沖縄県民に米軍基地を押しつけてきたことが十四年間も普天間問題が解決しなかった原因ではないでしょうか。前政権の皆さんは、予算委員会で普天間問題が迷走していると主……
○服部良一君 社民党、服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる労働者派遣法改正案について質問を行います。(拍手) 一昨年の日比谷公園の年越し派遣村は、私たちに大変な衝撃を与えました。私も現場に駆けつけました。菅副総理や我が党の福島大臣を初め、当時の各党の代表がそろい、派遣切りに遭った労働者の悲痛な叫びに呼応した熱気ある集会が行われていたことを鮮明に記憶しています。 前政権のもとで規制緩和が進められ、格差が広がり、若者の貧困化、ネットカフェ難民、ワーキングプアなどのさまざまな社会問題が引き起こされました。そういった国民の怒りの爆発が、まさに政権……
○服部良一君 社民党、服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提出の二〇一〇年度補正予算三案に対し賛成、自由民主党提出の組み替え案に反対の立場で討論を行います。(拍手) 冒頭、一言、菅総理に申し上げます。 私は、今の内閣は、何をしたいのかわからない内閣、言葉をかえれば、理念なき内閣としか思えません。 昨年政権交代で発足した鳩山前政権は、世界に地球温暖化防止を訴え、アジアには東アジア共同体を語り、国内には内需拡大による雇用創出を示し、何よりも、命を大切にする政治を呼びかけてきました。 しかし、今、菅政権はどうか。TPP加盟検討発言や外交の混乱、名護市辺野古の新基地建設は……
○服部良一君 社会民主党の服部良一です。 社会民主党・市民連合を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算に反対の討論を行います。(拍手) 冒頭、申し上げます。 ことし一月、沖縄で、米軍属によってまたも、十九歳の若い命が失われました。米軍側は、退勤中であり、公務中の事故として第一次裁判権を行使したい旨通告し、那覇地検は起訴をあきらめました。母親は、一人の命を奪っておいて、なぜ日本の裁判で罪に問えないのかと訴えています。日本人より米軍人軍属の命を守るのか。政府には、日米地位協定の改定に向けて一日も早くアクションを起こすことを訴えます。 本論に入ります。 思いやり予算反……
○服部良一君 社会民主党の服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました会期延長の件につきまして、賛成の討論を行います。(拍手) 東日本大震災から百日を迎えました。今、被災地の皆さんを初め国民が最も国会に期待しているのは、避難生活を強いられて苦労されている方々に寄り添い、気持ちを一つにして、被災地の復旧復興、被災者の生活再建、いまだ収束の兆しすら見えない深刻な福島原子力発電所の事故の収束、被害者の補償に、全力で責任を持って対応することであります。そのことで、政治の信頼を取り戻し、国民があすの日本に希望が持てるビジョンを指し示すことです。 したがって、国会を……
○服部良一君 社民党の服部良一です。 社会民主党・市民連合を代表して、二〇一一年度第二次補正予算案に賛成の討論を行います。(拍手) 牛肉のセシウム汚染がどこまで広がるのか、困惑と不安が深まっています。 汚染の実態を知っていたのか、それとも、甘く見て、ずさんな検査になったのか。調査を徹底し、情報を開示し、まさに政治の責任で、国民の健康、食の安全を全力で守らなければなりません。 放射能汚染瓦れきや汚泥の処理、土壌等の除染が全く進展せず、政府の動きは遅過ぎます。 財政対応も遅い。 この第二次補正は、規模、内容の面においても、タイミング、スピードの点においても、余りに中途半端。被災地の切迫……
○服部良一君 私は、社会民主党の服部良一です。 社会民主党・市民連合を代表して、総理のAPEC報告につき、総理に質問いたします。(拍手) 最初に、TPPについて、総理がオバマ大統領に一体何を言ったのか、質問いたします。 ホワイトハウスの十一月十二日付発表文には、貿易自由化交渉のテーブルにはあらゆる物品及びサービスをのせるという野田総理の発言を大統領が歓迎したと明記されています。アーネスト大統領副報道官は、十四日の記者会見で、この発表文は、オバマ大統領と野田総理との二人きりの協議に基づいていると明言されました。 アメリカは言っている、日本では言っていない。一体どっちなんですか。それとも、……
○服部良一君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇一二年度政府予算案並びに自民党・無所属の会提出の動議に反対する立場から討論を行います。(拍手) 冒頭、三月十一日から一年を前に、改めて、東日本大震災の犠牲者の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 さて、今回、民主党政権三回目の本予算編成ですが、そもそも、政権交代での国民との約束はどこへ行ったのでしょうか。競争ありきの新自由主義から決別し生活再建が、総選挙で示された民意でした。 消費税を上げないと約束しながら増税法案の成立を目指すことは公約違反です。対等な日米関係と東アジア共同体を目指すとしながら、……
○服部良一君 皆さん、最後の質問、社民党の服部良一です。 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出、原子力規制制度改革法案等及び自民、公明両党提出の原子力規制委員会設置法案に対して質問をいたします。(拍手) 冒頭、両法案の付託先が環境委員会になったことに抗議します。 社民党など八党は、連名で、東日本大震災復興特別委員会での審議を要請してきました。原子力規制行政の見直しは、三・一一の反省、教訓を踏まえた、復興に不可欠の柱であり、かつ、今後の日本経済社会に大きくかかわる国民的関心事です。 また、政府案は、新組織の設立にとどまらず、原子炉等規制法、原子力災害対策特別措置法など十七本の法律改正……
○服部良一君 社民党の服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、社会保障と税の一体改革関連の政府提出法案、民主党、自民党、公明党提出の法案及び修正案の全てに対して、反対の討論を行います。(拍手) 政府案は、一体改革とは名ばかりの、ばらばら改革、つまみ食い改革です。 社会保障の全体像も、所得税、資産課税、法人税の不公平を是正する税制抜本改革もないままに、庶民と中小零細企業に負担を押しつける消費増税を先行させることは、断じて許されません。デフレ下で、賃金も上がらず、中小零細企業は値引きを強いられている中で、消費税率を上げることは、生活、経済を破壊します。 今やるべきことは、震災……
○服部良一君 社民党の服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表して、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案に反対の立場から討論を行います。(拍手) まず、冒頭、財務金融委員会における公債特例法案や、倫理選挙特別委員会における公職選挙法改正案などについて、全党がそろわない中、与党が審議、採決を強行したことは、議会制民主主義のルールを破壊するものであり、強く抗議します。 野田総理は、所信表明では、議会制民主主義の要諦は対話と理解を丁寧に重ねた合意形成にあると言われたではないですか。 それが、今国会ではどうですか。 何でも民自公密室談合で決め、国会審議……
○服部委員 社会民主党、服部良一です。 岡田大臣、あるいは鈴木委員長以下関係各位の皆さん、こうして日本の外交政策を論議させていただくことをすごく光栄に思いますし、また、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。 きょうは三つ四つ質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、普天間基地の移設問題についてであります。 十月の二十六日の衆議院の本会議で、鳩山総理がこういうふうにおっしゃいました。沖縄の方々が背負ってこられた負担、苦しみや悲しみに十分に思いをいたし、地元の皆様の思いをしっかりと受けとめながら真剣に取り組むというふうに述べられました。非常に思いのこもった言葉だなという思いで私も……
○服部委員 社民党、服部良一でございます。きょうは御苦労さまです。 実は、社民党は国会同意人事に対する基準というものを持っておりまして、過去の天下り人事等のあしき慣習を許さないという立場から、基本的に、人事院とか、極めて中立性、独立性を要求される職場については省庁の出身者を認めないという基本的な考えを持っているわけです。 そういう意味で、官僚あるいは省出身というものを超越した御見識に心より期待を申し上げるわけですが、その意味におきまして、特に、労働基本権制約の代償機関としての人事院の機能あるいは独立性を担保するという意味においての考え方なり決意というものをぜひ改めてお聞きしておきたいと思い……
○服部委員 社会民主党・市民連合の服部良一と申します。 昨日、密約の報告書が出たわけですけれども、きのうテレビもよく見ていたわけですが、この密約の報告書が出たということは、これはまさに政権交代なしにはあり得なかったことだというふうに思います。麻生前首相初め歴代の首相がテレビに登場して、密約はないというようなことをテレビで再三おっしゃっていたわけですけれども、実はあったんだということですし、この報告書に関して、岡田大臣が非常にリーダーシップを発揮していただいてここまでリードをされてきたということに対して、まず冒頭、心より敬意を表したいと思います。 実は、きょうは、たまたま東京大空襲の六十五年……
○服部委員 社会民主党・市民連合の服部良一です。きょうは、核密約問題を中心に質問をさせていただきます。 この核密約の解明は、政権交代あるいは岡田大臣のリーダーシップなしにはないというふうに認識しているわけですけれども、先日の外務委員会での密約問題に関する御報告を大臣から聞かせていただきました。その中で一つ残念だったのは、非核三原則の堅持という言葉が見当たらなかったということなんですが、大臣は、きょうの委員会でも、あるいは記者会見でも、非核三原則は堅持するんだということは再三おっしゃっているわけなんですけれども、改めてその決意をお聞かせいただきたいというふうに思います。 そしてまた、非核三原……
○服部委員 おはようございます。社会民主党、服部良一です。 この密約の議論を聞いておりまして、若干私は違和感を感じるのは、安全保障の立場からやむを得ない現実的な判断ではなかったのかというような言い方がされるわけですけれども、私は、これは国民主権という立場から考えますと、やはり時の政府とあるいは一部の外務官僚によって、いわゆる行政が立法府である国会を、あるいは国民を無視して、独断専行しているわけでありまして、三権分立あるいは民主主義の根幹にかかわる戦後の憲政史上最悪な事件だ、安全保障の懸念があろうとも、それは政治が決めることであって、本来、外務省の一部の官僚の皆さんが勝手に判断していいというも……
○服部委員 おはようございます。社会民主党、服部良一です。 きょうは、参考人の皆様方には、大変長い間この密約の問題を研究もし、調査もし、アメリカに行って資料を調べたり、大変な御苦労をなさってきたというふうに承知しております。心から敬意を表したいというふうに思います。 今回の報告書の中で、まず沖縄への核の再持ち込み密約について御質問いたしますけれども、今回の報告書におきましては、密約とは言えない、こういう判断がなされているわけです。 そこで、有識者委員会を御担当された坂元、春名両参考人にお聞きいたしますけれども、この報告書の中には、三ページに、「全員で議論を重ね、統一をはかってはいるが、必……
○服部委員 おはようございます。社会民主党・市民連合の服部良一です。 外務委員会として、三月の三十一日に沖縄の視察をさせていただきました。私は、大変貴重なというか重要な視察だったなというふうに思っております。キャンプ・シュワブの基地の中、あるいは、今いろいろ新聞紙上をにぎわしておりますホワイトビーチ沖の問題との関係で、うるま市も訪問させていただきましたし、あと、沖縄の県知事あるいは県議会の皆さんとも懇談をさせていただきました。 恐らく、多くの参加された委員の皆さんは、やはり沖縄に基地をこれ以上押しつけるのは厳しいな、無理だな、普天間基地の沖縄県内移設というのは非常に厳しい、というか、沖縄の……
○服部委員 皆さん、おはようございます。 条約の質疑に入ります前に、きょうの産経新聞を見てちょっとびっくりしましたので、まず、この産経新聞の記事に関しまして、大臣に御質問をさせていただきたいと思います。 いろいろな報道があるので真実かどうかよくわかりませんけれども、「ホワイトビーチ案断念」ということで、一面トップで産経が報じているわけです。我々も外務委員会として視察でうるま市を訪問したばかりでもありますので、大変重要なニュースだというふうに思います。 これによりますと、「米軍ホワイトビーチ沖に人工島を建造する計画を断念したことが八日」、ですから昨日ですね、「分かった。」というふうに報道し……
○服部委員 おはようございます。社会民主党の服部良一です。 きょうは、普天間問題を軸にいろいろと御質問させていただきたいと思います。 まず、先週の二十五日、沖縄で大きな県民大会が開かれました。普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対、国外・県外移設を求める県民大会ということで、読谷の会場には九万名、それから八重山、宮古も入れますと九万三千七百名が参加したというふうに言われています。沖縄の県知事も参加いたしましたし、それから四十一ある自治体の長が、二人の代理を含む全員が参加した、あるいは全会派が参加をしたという意味で、非常に画期的な大会だったというふうに思います。 私も参加をさせてい……
○服部委員 社民党の服部良一です。 まず最初に、昨日、岡田外務大臣も出席をして、戦時中の朝鮮人強制動員犠牲者の遺骨返還の記念式典が都内の祐天寺というところで行われたと聞いております。 岡田大臣も出席をされて、戦時中のこういった遺骨の返還に対して、痛切な反省と心からのおわびということでごあいさつをされたと聞いておりまして、こういう一つ一つの戦後処理の問題をやはり丁寧にやっていくことが東アジアの平和醸成に非常に寄与するものだというふうに考えておりまして、そういう点での外務省の努力には感謝を申し上げたいというふうに思います。 ただ、今回、二百十九柱の遺骨が返還をされたということですけれども、そ……
○服部委員 社民党の服部良一です。きょうは、どうも御苦労さまです。 三点ほど御質問させていただきます。 先ほど政権交代という言葉も出ましたけれども、昨年の十一月六日に鳩山首相が予算委員会で、労働基本権の回復を行い、人事院の存廃の議論が必要なぐらいの人事院改革をしなければならないというふうに言われております。再任ということもあって、そういう点で、改めて、人事院の改革あるいは労働基本権の回復ということに関する決意をお聞かせいただきたいというふうに思います。 それから二点目は、私も、三十三年間中小企業といいますか、機械メーカーで働いてまいりまして、公務員ということに対しては独特の実は感情を持っ……
○服部委員 皆さん、おはようございます。社会民主党、服部良一です。 今回のJALの経営破綻と再建について、この間、本委員会でも参考人質疑やJAL本社への視察などが取り組まれてきました。一月十九日に会社更生法の申請ということになりまして、企業再生支援機構のもとで再建を目指すということがひとまず発表されて、運航を継続しながらの再建ということで、何とか軌道に乗っていくんじゃないかと一安心したわけであります。 しかし、最近、債権者である金融機関などから一月時点での再建計画では不十分だというような指摘等が出ているというふうな報道を目にしております。国内外の路線の撤退路線数あるいは一万五千七百人と言わ……
○服部委員 おはようございます。社会民主党・市民連合の服部良一です。 私は、沖縄基地問題検討委員会の一員として普天間基地の新たな移設先の検討作業を行っているわけですけれども、連立政権発足に当たり、沖縄の負担軽減、米軍再編や在日米軍基地のあり方を見直すということが合意されました。ぜひ、新政権におきましては、長年米軍基地に苦しんできた沖縄の方々の期待にこたえるリーダーシップを発揮していただきたいと切に要望し、また期待を申し上げる次第です。 さて、普天間基地の移設の議論の中で、二言目には抑止力という言葉が使われるわけですけれども、私は、日本に駐留する米海兵隊の抑止力の議論について、かねがねもっと……
○服部委員 法案審議に入る前に、きょうは先ほど来話が出ております沖縄県知事選の公示日ということですが、前から防衛大臣に一回機会があればちょっとお聞きしたいなと思っていたんです。
八月の初めに仲井真知事にお会いになったときに、当選していただきたいというふうに発言されたということですが、そのときはどういう思いでおっしゃったんでしょうか。
【次の発言】 仲井真候補を応援したいというおつもりでおっしゃったということなんですか。
【次の発言】 先ほど、この知事選をかたずをのんで見守るということを二回おっしゃったわけですね。
辺野古の移設については、今、仲井真さんも伊波候補も、両方とも県外だと言ってい……
○服部委員 前原大臣、大変お疲れだと思いますけれども、関係者の皆さんも、もう最後のバッターですので、よろしくお願いを申し上げます。 私の方からも、この普天間問題、辺野古の問題ほか、質問をさせていただきたいと思います。 今、お手元に資料を配付させていただいております。大浦湾という辺野古の建設場所のきれいなリーフレットといいますか、パンフレットがございます。その中に三つの名護の市議会の決議を入れておりますので、これに沿いながら質問をさせていただきたいというふうに思います。 十月十五日に沖縄県名護市の市議会で三つの決議が上がりました。そのうちの第一番目の決議は「「県内移設の日米合意」の撤回を求……
○服部委員 社民党の服部良一です。 前回に引き続き、沖縄の普天間基地、辺野古の新基地へのオスプレー配備について質問いたします。 米軍の次世代攻撃ヘリであるオスプレーに何でこんなにこだわっておるんやということですけれども、オスプレーは過去、再三事故を起こし、米兵も三十名以上死亡し、未亡人製造機という別称を持っております。政府は、これまで、住民の反発を恐れて沖縄への配備を隠し続けてきました。過重な基地負担を軽減するという一方で、オスプレーの配備はまさに負担軽減に反する象徴的な問題だというふうに私は認識しておりまして、沖縄県民の関心は非常に高いわけです。 最初に、防衛省にお聞きいたします。 ……
○服部委員 社民党の服部良一です。 大臣も皆さんも大変お疲れだと思うんですけれども、最後の質問ですので、元気よく、ひとつよろしくお願いをいたします。 きのうから沖縄の知事選が始まりまして、私は、前々回の委員会で名護市の市議会決議を配付させていただいて、この決議をしっかり受けとめてほしいという思いで、オスプレーの問題等議論をさせていただきました。 十一月の四日、五日に、名護市長、議長がこの決議文を持って政府への要請に来られたわけですけれども、一週間も前から要請をされていたにもかかわらず、官邸、内閣府、外務省、防衛省とも、政務三役のだれもが面談をせずに、名護市の皆さんは大変怒って、記者会見を……
○服部委員 社民党の服部良一です。
さて、私は、かねてから機会あれば菅総理に一言聞きたかったんですが、菅総理は日本初の市民運動出身総理だとか市民派総理の誕生とか言われましたが、総理自身は今、市民派と言われることについてはどうお考えですか。
【次の発言】 私がなぜこのようなことをお聞きしたかといいますと、私自身も長年市民運動にかかわってきましたし、総理と同じ団塊世代の一人です。同世代の人や菅総理を昔から知っている人は、菅さんが総理になったら日本は変わると思ったと言う方が多いんです。しかし、今は言い方がみんな過去形なんです。変わると思ったんだけれどもなと。
私にとって市民派の定義は、一つは、財……
○服部委員 社民党の服部良一です。
十一月の四日、五日、沖縄県名護市長それから市議会議長が政府に要請文を持ってこられました。政府はだれも政務三役が対応しなかったということで、沖縄では大変怒りが広がっているわけですが、総理は十一月十日の当委員会でこの件に関して、「大変申しわけなく思っております。」と答弁をされたわけです。翌日の新聞では、首相、名護市長との面会拒否陳謝とか、首相が名護市長に謝罪というふうに報じられておりますが、総理の十日の答弁は、陳謝または謝罪という受けとめでよろしいのでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
北澤防衛大臣にお聞きしますが、十一日の安保委員会のやりとり……
○服部委員 社民党の服部良一です。 きょうは、現場の非常に生々しい御意見をいろいろ聞かせていただいて、大変ありがとうございます。 このソマリア問題、海賊問題は、たしか〇八年、麻生政権のときの秋から、国会でいろいろ議論になりました。そのときの議論と今の状況の違いなり共通性をやはりきちっと認識して、その上で、どういうふうに対策をすべきかということを整理して本来議論をしなければいけないなということを感じているわけです。 改めて、竹田先生の中央公論の論文を読ませていただきまして、何か当時とやはりいろいろな意味で違いも出てきているなと。例えば、当時の海賊は、貧しい漁民がやむにやまれず出ているんだと……
○服部委員 三月の二十一日、おとつい、仙台市、塩竈市、多賀城市の海岸部の震災、津波の現地の視察をしてまいりました。 私も、神戸の震災があって、神戸市役所前で行われております被災地の集いの実行委員長を十一年間務めてきた関係もあって、神戸の震災はいろいろと見てきましたけれども、また全く違う今回の被災状況、津波の威力ということも含めて、まさに想像を絶する被災の状況を改めて実感してまいりました。多くの方が亡くなり、また行方不明になっておられます。本当に心からお悔やみを申し上げたいと思います。 また、三月の十八日には、福島第一原子力発電所の避難地域となっております南相馬市に行ってまいりました。ここで……
○服部委員 社民党の服部良一です。 今議論を聞いていて、私も同じような思いであります。 もともと、一九七八年、思いやり予算が始まったときに、米軍は財政危機の中で、当時、金丸信防衛長官が思いやりがあってもいいと駐留経費の一部負担を認めたところから出発をしているわけです。今はどうですか。日本は震災で未曾有の国難に見舞われ、復興のために二十五兆円も要る。あるいは、原子力事故の被害はどこまで行くのか、現段階でははかり知れません。 このような局面に際して、日本政府は米国政府に対して率直に、思いやり予算をやめてほしい、その金を復興に使いたいというふうに言ったらどうですか。私は、アメリカの復興支援の問……
○服部委員 社民党の服部です。 きょうは、先ほど松本大臣を横から見ていますと、目が充血して真っ赤っかですけれども、ちょっと健康に留意されて頑張っていただきますように申し上げておきます。 四月四日、福島第一原子力発電所から低レベルの放射能汚染水が大量に海に放出をされました。先ほど来、何人かの委員の方からも指摘されているわけですけれども、海外からも厳しい声が出ております。私は、きょうはこの件に絞って事実関係等をお聞きしたいというふうに思います。 事実関係ですので、端的に御回答いただきたいのですけれども、まず四月の四日、十五時五十分に東京電力が放出するという発表があったということなんですが、そ……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。 前回の委員会で放射能汚染水放出問題について質疑をさせていただきましたけれども、私自身、どうもまだ納得がいきませんので、きょうも引き続きこの件で質問を行います。 一九九二年、ロシアの日本海への核廃棄物の投棄問題に対して、外務省はロシア大使を呼びつけて抗議をしたということは、前回申し上げました。今、笠井委員の方からもありましたけれども、二〇〇七年にはアメリカの原子力潜水艦のヒューストンからの冷却水漏れ事故がございまして、これは沖縄でも大変大きな問題になりました。 若干余談なんですけれども、外務省が「米海軍の原子力艦の安全性」という、これはリーフレットと……
○服部委員 社民党の服部です。
今、お手元に、ソ連チェルノブイリ原子力発電所における事故に関する国会決議をお配りいたしました。八六年の四月二十六日にこの事故は起きたわけですけれども、その十二日後に衆議院、それから、その翌日に参議院で国会決議が行われております。
松本大臣、この国会決議が上がったということ自身は御存じでしたでしょうか。
【次の発言】 これを今改めて読まれて、どんな感想を持たれますか。
【次の発言】 個別のテーマで評価を差し控える、そんな大層なことじゃなくて、これを見ますと、国内における安全の確保と安全規制に十分反映させるとか、あるいは、今回の事故の教訓を十分反映させるとか書か……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。
ちょっと早い時間に質疑に立たせていただきまして、委員長以下、理事、委員の御配慮に感謝をいたします。
外務大臣にお聞きいたしますけれども、この協定で対象となっている朝鮮王朝儀軌等の図書は、日本による植民地支配のもとで日本の手に渡ったものであり、当然、その事実認識に立ち、反省とともに韓国側にお返しすべきものであるというふうに私は思っておりますが、菅総理談話では「お渡し」、あるいは本協定では「引き渡す」というふうにされております。どうして返還ではだめなのでしょうか。
【次の発言】 義務という言い方じゃなくて、やはり道義的責任という問題だというふうに私は思う……
○服部委員 社民党の服部良一です。
参考人の皆様、本当に御苦労さまです。
荒井参考人にちょっとお聞きしたいんですが、私、前回のこの委員会でも、朝鮮王朝儀軌の図書については、菅談話では「お渡し」、本協定では「引き渡す」となっているわけですが、きょう先生のお話を改めてお聞きしまして、これはやはり、日本の植民地支配の脈絡の中で、きちんと日本による植民地政策の歴史的経過と事実を踏まえるならば、これはもう当然返還だ、返還すべきものだというふうに私自身は思うわけですけれども、先生の御所見をお聞きします。
【次の発言】 民間レベルでの文化財も、相当まだ、六万点以上残っているというふうなこともちょっと聞い……
○服部委員 社民党の服部良一です。
まず、日印のEPA協定について御質問いたします。
協定第七章及び附属書七の自然人の移動にかかわり、インドの看護師及び介護福祉士の日本による受け入れについて、協定発効後、可能な場合には一年以内、遅くとも二年以内に結論に達することを目的としてインドと交渉を開始するというふうにされておるわけですけれども、これは規模とかスケジュールとか、今後どのような展望の中で行われるのか。あるいは、インド側から規模等含めて具体的な要望がもう既に出ているのかどうか、それについてお聞きをいたします。
【次の発言】 具体的な規模だとか、インド側の要望という点ではどうなんですか。
○服部委員 社民党の服部良一です。 私の方からも、グアム移転協定及び沖縄の基地問題について質問をいたします。 先ほどもちょっと議論になったわけですが、五月七日の読売新聞の一面でも、四月二十八日に菅総理あるいは外務、防衛両大臣、枝野官房長官の会談の中で、このロードマップの問題、先ほど外務大臣は否定をされたわけですけれども、新聞の記事はこうなっているわけです。アメリカ側から提案があり、日米両政府は二〇一四年までに完成させるとする期限を正式に断念する方針を固めたという話なんです。 これは、政権の意思は、ロードマップの変更はあるということで現実に腹を固められているんじゃないんですか、大臣、本当の……
○服部委員 社民党の服部良一です。 まず、ケイマン及びバハマとの租税協定について御質問をいたします。 両協定では、銀行秘密であるということのみを理由として情報提供を拒否することはできないということなんですけれども、一方で、営業上、事業上、産業上、商業上もしくは職業上の秘密または取引の過程を明らかにするような情報を要請された場合、あるいは要請された情報を公開することが被要請者の公の秩序に反することになる場合には情報提供要請を拒否できるということなんですけれども、銀行秘密というのは結局顧客情報だというふうに思うんです。その違いがちょっとよくわからないんですけれども、具体的にどのような事態を想定……
○服部委員 皆さん、お疲れさんです。最後のバッターですから、よろしくお願いいたします。
大臣、今度、二十八日から沖縄に行かれるということなんですが、先日来、前原前外務大臣が沖縄に行かれ、あるいはアメリカも訪問をされました。新聞等では政府特使あるいは特使並みの扱いというふうに言われているんですけれども、前原前外務大臣は、大臣とは事前に相談もされ、政府の特使として行かれたんでしょうか。
【次の発言】 いや、特使でだめだと言っているわけじゃないんですね、私は。ただ、会談にはすべて日本大使館の幹部が同席をし、前原議員も、私の帰国より、外務省を通じて公電によって政府の方に早く伝わるであろうというような……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。
きょうは、使用済み核燃料の問題あるいは2プラス2等を御質問させていただきたいと思います。
まず、経産省にお尋ねいたしますけれども、ベトナムに対する原発輸出に際して、ベトナムは発注条件を六つ提示し、そのうちの一つが、使用済み核燃料、放射性廃棄物管理支援であるというふうに把握しておるんですけれども、それはそういうことで間違いないでしょうか。
【次の発言】 昨年の十月の首脳会談で、日本がパートナーになるということが決まっているわけですけれども、日本とベトナムの共同声明に際して、菅総理も、プロジェクトの全期間にわたる廃棄物処理における協力、あるいはベトナムが……
○服部委員 社民党の服部良一です。 まず、ASEAN友好協力条約に関連して外務大臣にお聞きをしたいと思います。 ASEANが地域内協力を強固にし、域外との協力関係を深めていく、それに対してEUもコミットメントを強めていくということは、いい方向であるというふうに思います。当然ながら、その枠組みに日本も深くかかわり、寄与していくということが重要であるだろうと思います。 ただし、グローバルな協力をより実効性あるものにするためにも、まず、地域レベルでどのようにして互恵的な関係を構築できるかということも、また一方で大事だろうというふうに思うわけであります。 日本がアジア外交をどういうふうにしてい……
○服部委員 社民党の服部良一です。 前回、七月二十九日の本委員会で、米軍属による交通事故で十九歳の青年の命が奪われた件を取り上げました。関連して、米軍属に対する裁判権の帰属先と日米地位協定の問題について質問をしたいんですけれども、その前に、八日の予算委員会で、人の命を奪っておいて免停五年という米側の処分に対して、菅総理にお尋ねをいたしましたところ、菅総理は、少なくとも日本の中の常識的な感覚からすると五年間の免許停止というのは余りにも処罰としては弱い、御家族には大変申しわけないというふうに菅総理は答弁されたわけですけれども、松本大臣自身は、この処分についてどう思われますか。
○服部委員 社民党の服部良一です。きょうは参考人の皆さん、御苦労さまです。 特に、きょうは田辺参考人の問題点のレポートを見させていただいて、これはもう全くあり得ない選択だなということを改めて私は強い思いをいたしました。 まず、原発の肝である水、これがいわゆる内陸の砂漠地に建設されるということで、水の確保が非常に厳しい。それから地震国であるということ、人口密集地の近くに建設されるということ、そしてテロの危険性。ヨルダンは安定だというような話もありましたけれども、その周辺国はまさに世界の火薬庫と言われている、そういう地域であるということ。それから、ヨルダンの経済の脆弱性からして、いわゆる資金回……
○服部委員 社民党の服部です。 三点ほど私の方からも質問させていただきます。 まず第一点目は、会計検査院の検査能力向上についての抱負についてお聞きをいたします。 二〇〇九年、先ほどありましたけれども、国費の無駄遣い一・八兆円、件数が九百八十六件、会計検査に従事する職員は九百六十人ということで、一人一件当たりというふうにも読めるわけですが、罰則規定のある強制調査権を付与するなどの会計検査院の機能強化に向けた改革について、御所見があればお願いをいたします。 二点目は、ODAだとか、いわゆる基本方針の中に重点的な検査項目として経済協力という項目が挙がっているわけですけれども、ODAとか、いわ……
○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、日独交流百五十周年に当たり日独友好関係の増進に関する決議案の採決に反対する立場から討論を行います。 本決議は、日独交流史を回顧するだけでなく、豊穣な交流の歴史と真摯な歴史への反省の上に立って、日独関係のさらなる発展、そして、両国の世界平和への一層の貢献をうたうものとなるはずでした。 ドイツ連邦議会でことし一月に採択された日独百五十周年記念決議には、あえて日本の国名も入れて、独と日本は侵略・征服戦争を行い、被害を受けた近隣国の人々に破滅的な結果をもたらした、第二次世界大戦は両国にとって一九四五年に無条件降伏で、そして政治的、道徳的破滅の中で終了……
○服部委員 社民党の服部良一です。 松本大臣、三月十八日、南相馬市の視察、御苦労さまでした。 二十キロ―三十キロの屋内避難地域から、陸の孤島になっているという市長のSOSをお聞きしまして、私も、当日杉並区の緊急車両に同乗させていただいて現地に駆けつけて、偶然に大臣にお会いしたわけですが、実態を見ていただいて非常によかったというふうに思います。 ところで、国民は、いつになったらこの原子力の事故が収束するのか大きな関心を持っております。国は、幾つかのシナリオに基づいて、しっかりしたメッセージを発する時期、説明する時期に来ているというふうに思います。それをきょうは保安院、安全委員会、国の方にお……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。
質問時間が十分ということですので、放射能に汚染をされた瓦れき及び土壌の処理について絞って御質問をさせていただきたいと思います。
きのうの予算委員会でも、松本大臣、この処理についてスピードアップするという答弁をされているわけなんですが、防災大臣は環境大臣でもあるわけですが、この放射能に汚染された瓦れきの処理のいわゆる責任所管省といいますか、これは環境省ということでいいんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、根拠法はいろいろあると思うんですね。
これは法の空白にあるというふうにちょっと指摘されておりまして、原子炉等規制法においては、これは発電所の中……
○服部委員 社民党の服部良一です。
きょうは、原子力事故の対応について質問をいたします。
まず、官房長官に、検証委員会ですけれども、報道では、ことしの十二月に中間報告、来年の夏までに最終報告というふうに報じられておりますけれども、政府としてはどのようなスケジュールで設定されているんでしょうか。
【次の発言】 きょうは、原子力安全委員長にお見えいただいております。多分、各委員の方も聞きたいことはいっぱいおありだと思いますが、時間がないので一点だけお聞きをいたします。
安全設計及び耐震設計の審査指針については、見直しはされるんでしょうか。
○服部委員 社会民主党の服部良一です。 きょうは、原子力損害賠償支援機構法案について、枝野官房長官とちょっと議論をさせていただきたいというふうに思います。 今回の賠償スキームは、東電の無条件存続、電力事業の地域独占体制の維持にしかならず、増税あるいは電気料金への転嫁等の国民負担をもたらすのではないかという懸念を持っております。 東電は電気事業以外の資産の整理を強調していますけれども、事業や経営のあり方に踏み込むべきです。東電の事業収益を賠償原資とするということは国民負担に直結するものでありますから、賠償原資は資産を原則とすべきであり、経営責任の追及を含め、東電が徹底的に身を削るということ……
○服部委員 社民党の服部良一です。 新燃岳噴火について、社民党は二月二日、福島党首を先頭に現地調査団を派遣し、現地の被害状況を視察してまいりました。広範囲にわたる降灰の被害は、市民生活に深刻な影響を与えています。 お手元に県の農政水産部が撮られた写真を配付させていただきましたが、降灰による道路の被害、終わりのない市民の清掃活動、農産物の多額の被害、小中学校の休校など先の見えない災害に市民は大きな不安を抱えており、住民と関係自治体は国の支援を強く期待しております。我が党もそういう地元の声をしっかり預かってきましたので、官房長官、政府には緊急の災害復旧事業として万全の体制でやっていただきたいと……
○服部委員 社民党の服部良一です。 我々社民党は、企業・団体献金の全面禁止、クリーンな政治を長年訴えてきました。きょうは、まず、その実現に向けて国会としてどうするのか、そして二点目には、政治倫理審査会の制度としてのあり方、三点目に、検察審査会の強制起訴の問題について議論をしたいと思います。 小沢一郎議員の問題で、政治と金が長期にわたって問題になっています。そもそもの出発点であった西松建設による献金の問題は、小沢さんだけでなく、自民党の皆さんも含め、二十人近い議員の名前が挙がりました。 本来、政治と金の問題は、政争の具にするのではなく、政治家として身を律し、国民の信頼を取り戻すために、政治……
○服部委員 武器輸出三原則の緩和に反対の社民党の服部良一でございます。 きょうは、まず、核のごみの問題、核廃棄物について質問をいたします。 菅総理は、八月六日、広島の平和記念式典で、原発に依存しない社会を目指すとおっしゃいました。この考えには全面的に賛同いたします。 一方、ベトナムへの原発輸出は総理みずから推進されてきました。昨年十月の日本とベトナムとの共同声明には、プロジェクトの全期間にわたる廃棄物処理における協力を保証したと明記をされていますけれども、総理、これは核廃棄物をベトナム国内に保管するという前提なのか、あるいは日本が引き取るということ、あるいは第三国に移動するということも選……
○服部委員 皆さん、お疲れさんでございます。最後の質問になりますので、よろしくお願い申し上げます。 山口副大臣とは震災の会議で何度か御一緒させていただいたんですけれども、玄葉大臣とは今まで接点がなくて、ほとんど初めましての状態なんですけれども、改めまして、初めまして、よろしくお願い申し上げます。 二年間外務委員会におりまして、岡田大臣、前原大臣、松本大臣、そして玄葉大臣と四人目。普天間問題をきょう質問させていただきますけれども、いつも同じような質問ばかりしているような気にもなるんですけれども、やはり大臣がかわるときちっと確認もさせていただかなければいけないので、また質問をさせていただくわけ……
○服部委員 社民党の服部良一です。 最後の質問になりますけれども、多くの先輩の議員が、私が質問したいことをかなり質問していただきました。中身的にダブるところもあるかもしれませんし、また、人がかわれば、政党がかわれば、同じ質問でも違う質問になるかもしれません。よろしくお願いをいたします。 今回の田中沖縄防衛局前局長の発言、本当に心の底から憤りを感じるわけです。テレビで玄葉大臣が言語道断であるということを明確におっしゃっておりまして、かなり強い調子でおっしゃっているなということで、私も本当に同感だなというふうに思ったわけなんです。 そこでお聞きするんですけれども、どういう意味で言語道断なのか……
○服部委員 皆さんおはようございます。社民党の服部良一です。 そもそも、この原子力協定は、春先、五月だったと思いますけれども、前通常国会で審議入りが与党から提案がございました。福島の事故を受けて、こんな時期に原子力協定の審議をするということはむしろ国会の良識が疑われるんじゃないかというような議論になり、延長になったわけです。その後、外務省から、六月が入札の締め切りだから急いでほしいというような要請もありましたけれども、延長をされた通常国会の終盤で、参考人質疑及び審議、採決が一たん決まったわけですね。しかしながら、参考人からの証言で、ヨルダンの建設サイトのリスクが余りにも大き過ぎる、その事実す……
○服部委員 社民党の服部良一です。 きょうは、二つの戦後処理案件について質疑をいたします。 まず、著作権の保護期間の戦時加算についてお尋ねします。 著作権は、死後一定の期間、保護されます。第二次世界大戦当時は三十年であったわけですけれども、日本はサンフランシスコ平和条約の第十五条(c)項に基づき、一九四一年十二月八日時点で有効であった著作権の保護期間について、連合国のうち十五カ国については十年程度を加算する、つまり、三十年を約四十年に延ばすということ。そして、一九七〇年の著作権法改正で保護期間が五十年になったわけですけれども、戦時加算は解消されず、五十年に加算をして、つまり六十年保護する……
○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、憲法審査会委員選任を議題とすることに反対する立場から討論を行います。 今、なぜ、憲法審査会を始動させる必要があるのでしょうか。格差問題が大きな議論となり、かつ東日本大震災に直面している我々に問われているのは、いかに人間のきずなを大切にし、憲法二十五条の生存権を実質的に保障できるのか、人々の生活と尊厳を守れるのかということです。政権交代に国民が期待したように、生活再建を図り、今なお実現していない憲法の精神を具現化することこそ喫緊の課題です。 今なお、世界各地で紛争が起こり、特に社会的弱者に深刻で悲惨な事態をもたらしています。九・一一から十年を……
○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、本決議案を本会議の議題とすることに賛成する立場から討論を行います。 TPPをめぐっては、国論を二分する状態となっております。それ以前に、TPPが何なのかよくわからないというのが多くの国民の実感です。実際、TPP交渉に関する情報開示が余りに不十分であることが、この間、明らかになってまいりました。 十分な情報に基づく熟議がなされていないまま、そして、国会議員、野党のみならず与党内にも多くの慎重意見がある中で、野田総理がAPECでTPP交渉協議への参加表明をするのは問題です。日本の経済、社会、国民生活の行方を大きく左右するのがTPPであり、交渉か……
○服部委員 同じく、本日の議事日程第一ないし第四を無期限に延期すべきとの動議を提出いたします。 その理由を、以下、申し述べます。 ロシア、韓国、ベトナム及びヨルダンとの原子力協定については、全くもって審議不十分であり、そもそも撤回すべきと考えます。 日本は、福島第一原発事故を引き起こし、原発がいかに甚大な被害をもたらすか、身をもって経験しました。原発は、数千億円もの投資を必要としますが、一たび事故が起きれば、何兆円、何十兆円もの損害をもたらします。そもそも、人の命や健康、そして豊かな生態系が放射能で破壊されるということの重さは、とてもお金で換算できません。 事故はまだ収束していません。……
○服部委員 社民党の服部良一です。 きょうは復興庁設置法案の審議ですけれども、福島県の復興には原子力事故が重く重くのしかかっております。また、東北には福島原発以外にも多くの原子力発電所があり、ちなみに宮城県には女川原発があります。こうした原子力発電所の再稼働問題をどう考えていくのか、大変大きい問題になっています。 当然、政府は、再稼働する原子力発電所が安全であるということを証明し、また、住民の合意を得るとおっしゃっているわけですが、私たち社民党は、そもそもまだ福島の事故が収束していない、検証も今から、検証もできていない中で再稼働すべきでないということを申し上げてきました。 きょうは、その……
○服部委員 社民党の服部良一です。 きょうは、まず普天間基地問題について質問いたします。 政府は、沖縄県民の反対を押し切って辺野古の新基地建設を推進、しかも、回り回ってV字滑走路案に逆戻りしました。 米側は、ことし六月の2プラス2協議後のゲーツ前国防大臣の記者会見、あるいは、この九月に日米首脳会談が行われましたけれども、オバマ大統領からも野田総理に具体的な進展を求めているというふうに言われております。 では、具体的進展とは何か。それは、公有水面の埋立許可を沖縄県知事が出して、工事が着工されること。そのために、防衛省は年内に環境アセスの評価書を出す方針というふうに言われております。 防……
○服部委員 社民党の服部良一です。 昨年の臨時国会で、議論が尽くされないままに原子力協定の採決が強行されました。そのことが本委員会の不正常になった発端にもなったわけですけれども、あれだけの事故を起こしてなぜ原子力発電所を輸出するのかという議論の中で、野田総理も玄葉大臣も、積極的にはセールスしないけれども、もともと話が進んでいて、三・一一を経てもなお日本の技術が欲しいと言っていただけるのであれば協力するのが信義だという趣旨の発言を繰り返されていたと思うんですね。要するに、相手国のニーズがあるということをおっしゃっていたと思うんです。 お手元に資料を配付させていただきました。 ヨルダンでは、……
○服部委員 社民党の服部良一です。 私の方からも、きょうはやはりオスプレーということで質問をさせていただきます。 一昨日、岩国にも行って抗議集会に参加をしてまいりました。先月十七日には宜野湾の市民大会にも参加をしてきましたけれども、沖縄県民の怒りは頂点に達しておりますし、岩国はもちろん、全国からオスプレー配備、低空飛行訓練反対の声が上がっております。全国知事会も緊急決議をしました。前原政調会長まで、沖縄や山口の民意を軽く考えている、見通しが甘いというふうに、配備の延期を求められたわけです。 ちょっと玄葉大臣の率直な思いを聞きたいんですけれども、こういうさまざまな国民の声や、与党の中からも……
○服部委員 社民党の服部良一です。 きょうは質問の順番について御配慮いただきまして、委員長初め各理事、委員の皆様にお礼を申し上げたいと思います。 南スーダン大使館設置を含む在外公館法改正案の質疑ということでありますけれども、その前に、朝鮮半島出身の民間徴用者の遺骨返還問題について質問をいたします。 実は、私は昨年の四月二十二日にも松本前外務大臣に質問をいたしましたが、その後全く進展がございません。 二〇〇四年に日韓首脳会談で日韓両政府が合意をし、強制徴用者の遺骨調査をするということになり、仏教会に協力を求めました。それで、曹洞宗さんが宗門寺院を挙げて調査をされ、約七百体の遺骨の所在が明……
○服部議員 社民党の服部良一です。 きょうは委員外議員として質問の機会を与えていただきまして、委員長あるいは理事各位に心から御礼申し上げます。 今も議論ありましたけれども、まず冒頭、政府が大飯三、四号の再稼働を強引に進めているということに対して厳しく抗議をいたします。 昨日の毎日新聞でも、世論調査、再稼働を急ぐ必要がないが七一%、それから、市民団体が全国五十四カ所で行った街頭投票でも、くしくも反対が七一%という数字が出ております。賛成は一三パー、わからないが一五パーと、国民の方はよく冷静に事態の推移を見ているなというふうに私は感じました。 大臣、再稼働を経済界の一部は喜ぶかもしれません……
○服部議員 社民党の服部良一です。 早速質問させていただきます。 新規制機関が発足しない中での大飯原発三、四号機の再稼働を決めるということはあり得ないということを申し上げてきたわけですが、まず、動議提出者にお伺いいたします。 本法案が成立し、原子力規制委員会が発足したら、ストレステストを導入した昨年七月十一日の三大臣文書「我が国原子力発電所の安全性の確認について」と、総理以下四大臣で政治的判断をする枠組みは当然失効するというふうに思いますけれども、それをどう認識されているか、これが一点です。 それから、少なくとも大飯以外の原発について、原子炉等規制法の改正に基づき策定される新たな安全基……
○服部委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律案を本日の本会議の議題として緊急上程することに、反対する立場から討論を行います。 そもそも、公務員は労働基本権を制約されており、その代償措置として人事院勧告が存在します。その人勧を大幅に上回る給与削減は、江利川人事院総裁も指摘しているように、憲法違反のおそれがあります。労働基本権の回復、自律的労使関係の確立がないままに人勧を実質的に無視することは、順序が全く逆の、暴挙と言わざるを得ません。 しかも、その理由も、復興財源のためなのか、消費税増税の地ならしのためなのか。国会議員定数削減の議論にも言え……
○服部委員 社民党の服部良一です。
今回、江利川総裁がおやめになるわけですけれども、じくじたる思いも持っておられるんじゃないかなというふうに想像します。
と申しますのは、人勧を大幅に上回る給与削減というのは憲法違反のおそれがあるという発言をされまして、憲法という言葉まで持ち出されたわけなんですけれども、総裁を支えられてきた立場として、江利川総裁に成りかわって、憲法違反というふうにおっしゃったお気持ちをぜひ代弁していただければありがたいなと思います。それが第一点です。
【次の発言】 今後、もしなられるとすれば、ぜひその思いを受け継いで頑張っていただきたいなというふうに思います。
それから、……
○服部委員 社民党の服部良一です。 原子力委員会の秘密会議ということが問題になっておりますけれども、実は、過去十年以上にわたって非公開会合が毎週開かれていた、しかも、重要案件の実質審議までしていたというふうに報じられています。 田中先生は、二〇〇七年から二〇一〇年まで原子力委員長代理でしたので時期が重なっているわけですが、御自身はそのような会合に参加されていたのか。また、こういった原子力委員会と事業者との関係について、御自身のことを含めて、どのように認識を持っておられるでしょうか。 それから、事業者との癒着を断つということは原子力規制委員会の絶対条件であるわけですけれども、規制委員会にお……
○服部委員 社民党の服部良一です。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議案及び香港の民間活動家らによる尖閣諸島不法上陸に関する決議案の採択に反対する立場から討論を行います。 まず、尖閣に関する決議案については、今回の事態は、民間人が上陸したというものであり、そもそも、民間事案に対して国会が大上段に決議をすることが適切であるのか、疑問があります。国会があえてこのような対応をすることで、かえって事態を悪化させてしまうことを大いに懸念します。 竹島上陸など韓国大統領の言動については、国家元首がこのような行動をとったことは言うまでもな……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。 同じく、本日の議事日程第二を無期限に延期すべしとの動議を提出いたします。 その理由を、以下、申し述べます。 我が党は、選挙制度は議会制民主主義のあり方と議員の身分にかかわる問題であり、数の力で押し切ってはならないと常々申し上げてまいりました。この大原則は、各党が共有しているものと思います。 しかるに、民主党は、見切り発車でみずから提出した公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案の審議入りを強行しました。そして、全野党が欠席する中で質疑を行い、昨日、社民党初め野党が強く抗議する中で、倫理選挙特別委員会での単独採決を強行し……
○服部委員 社民党の服部良一です。 今回の法案は、雇用情勢が厳しい中で、解雇、倒産、雇いどめにより離職をし、再就職に困難がある人たちへの給付日数の延長、それから、雇いどめによる離職者に対する失業給付日数の拡充などの暫定措置を延長するものであり、それ自体は必要な措置であると考えます。 しかし、もともと三年間の暫定措置を講じる間に、雇用情勢の改善、それからセーフティーネットの充実などを進めるとしていたわけで、この三年間を真摯に検証するとともに、二年間延長する中で、雇用の拡大、質の向上やミスマッチの解消のために実効性のある施策を展開する必要があります。 この間、予算委員会で、総理、厚労大臣に、……
○服部委員 社民党の服部良一です。どうも、委員長もよろしくお願いいたします。 この一体改革の議論の出発点である社会保障改革に関する有識者検討会座長の宮本太郎北海道大学大学院教授が、総理は御存じですよね、一体改革が迷走しているというふうに苦言を呈しておられます。 お手元に資料をお配りしておりまして、その一枚目に、その苦言の中身をいろいろピックアップさせていただきました。 有識者検討会は二〇一〇年の十二月に安心と活力への社会保障ビジョンを示しましたが、宮本氏は、その後の展開を見ると、全世代対応、再分配強化、参加保障などの文言は辛うじて継承されてきたが、そこで示されたビジョンが全体として受け継……
○服部委員 社会民主党の服部良一です。 冒頭、総理、大飯原子力発電所の再稼働を表明されたことに強く抗議をさせていただきます。 福島第一原子力発電所の事故の収束も解明も終わっておりません。国会に設置された事故調査委員会の検証作業も終わっておりません。新たな原子力規制組織もできていません。安全基準も暫定的で、今からが本格的検討です。どこまでが地元か、まだ結論がありません。万が一の重大事故のときの防災計画もまだできておりません。免震重要棟やフィルターつきベントの施設も三年後です。国のエネルギー政策をどうするのか、使用済み核燃料をどうするのか、まだ一切決まっておりません。 総理は国民生活を守るた……
○服部委員 社民党の服部良一です。
野田総理、冒頭、オスプレーの問題についてちょっとお聞きいたします。
きょうの朝刊なんですけれども、アメリカ政府が、オスプレーを普天間飛行場に配備するということについて、今月の二十九日、ということは今週の金曜日ということになるんですけれども、に正式に通告をするという記事が載っております。
これは事実なのか。通告があった場合には、おめおめとこの米側の要求を受け入れるつもりなのか、お聞きをいたします。
【次の発言】 野田総理もこの前、沖縄の慰霊の日に行かれて、オスプレーの問題について県知事と話ができるような雰囲気じゃなくて帰ってこられたというような記事もちょ……
○服部委員 社民党の服部良一です。
冒頭、野田総理に、先日の宜野湾の市長選の結果に関する所見をちょっとお聞きしておきたいんですけれども、総理、防衛大臣は新市長と連携を密にというふうに記者会見でおっしゃっています。官房長官も一つの転機だというふうにおっしゃっているんですけれども、佐喜真さんが当選されて、総理としては、よかったな、これで辺野古の新基地建設に弾みがつくなというふうにお考えなんでしょうか。
【次の発言】 今度、二月の二十六、七ですか、沖縄に行かれるということが報道で言われているんですけれども、佐喜真さんは、基地の現状の固定化を絶対阻止するとも言われているわけですね。同時に、普天間基地……
○服部委員 社民党の服部良一です。 私も、きょうお見えになった四人の参考人の方に御質問をさせていただきたいと思います。 私の質問は、今回のこの大綱が貧困・格差問題への回答になるのかという観点で質問をさせていただきます。 駒村先生の五ページの諸外国の年金改革への視点、その中に、低所得者の生活改善あるいは労働者保護の改善という観点を各国とも非常に重視されているということは、よく参考になりました。それから、西沢先生の文章には、今回の改革案の最大の柱は消費税率一〇%への引き上げであり、社会保障改革は専らそのためのあめであるというふうに書かれてあります。それから、細野参考人の年金の未納問題、これも……
○服部委員 社民党の服部良一です。 おとつい、NHKの「日曜討論」に出させていただきました。原発の再稼働問題が大きなテーマとなりました。 枝野大臣、各党も非常に慎重な意見が出まして、与党からも、事故の原因究明もまだだ、ストレステストは再稼働とは関係がない、それから野党の方からも、例えば事故の教訓を安全基準に生かすための数年間を惜しんではならないというような意見も出たわけです。 きょう、私、ちょっと質問項目が多いので、また端的に御回答いただきたいんですけれども、二月十六日に保安院が出しました中間取りまとめの位置づけなんですけれども、これをもとに暫定安全基準をつくられるということなんでしょう……
○服部委員 社民党の服部良一です。
まず冒頭、総理に、昨日、米国と北朝鮮がウラン濃縮、核実験、長距離ミサイル発射を一時停止するという合意がありました。総理はこの合意についてどう受けとめておられるか、今後の展開、日本の対応についてお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 こういうアメリカの外交を見ていますと、アメリカはなかなかしたたかだなというふうに思うんですけれども、去年、予算委員長も中国に行って何か北側と接触をしたとかしないとか、いろいろありましたけれども、この間、日本政府としては独自に何か動きをされたということはないんですか、北との関係で。全く何もされていないんですか、政府として。総理、……
○服部委員 社会民主党、服部良一です。 まず冒頭、総理、福井県の大飯原子力発電所三、四号機の再稼働について、政府として安全宣言をし、推進することを決定したということに強く抗議をいたします。 昨日から、経産省前や全国で、地元のお寺の住職さんを初め、多くの住民、市民の皆さんがハンストに入られました。この間、国会でもいろいろ議論もいたしましたし、官房長官初め要請もいたしましたけれども、私自身、再稼働の政府決定を許した責任も感じる中で、私も市民の皆さんと一緒に、昨日から抗議のハンストに入っているところです。 第二の安全神話ではないかという声が上がっています。私は近畿の比例で国会に送っていただいて……
○服部委員 社民党の服部良一です。 午前中にも議論がありましたけれども、毎週金曜日の夜、官邸前で、大飯原発再稼働に抗議する行動が行われております。ツイッターなどで知った一般市民が次々と加わっております。十万人とか二十万人とか、六〇年安保闘争以来の人数だとも言われております。 総理は、六月二十九日の金曜日の日には、大きな音だねと言ったそうですね。先週金曜日には音から声にようやく昇格したようですけれども、私は、大変失礼ながら、政治家として極めて不遜な態度だなというふうに思いました。 国民の多くは、安全性が確認されたという説明に納得しておりません。総理、国民の不安と抗議を真っ正面から受けとめて……
○服部委員 社民党の服部良一です。 歳費の削減に反対する立場から討論をいたします。 社民党は、消費税増税に反対であります。また、議員定数、とりわけ比例定数の削減にも反対であります。 したがって、消費税増税と比例定数削減のために、それを前提として歳費を削減するという発想そのものに反対です。 国会のあり方に関する問題は、少数会派も含めた全ての会派で丁寧な議論をすべきであって、こんな選挙対策のパフォーマンスみたいなやり方には賛成できません。 以上です。
○服部分科員 社会民主党・市民連合の服部良一です。 国土交通省におかれましては、特に今、不要不急の公共事業の抜本的な見直しということで精力的に頑張っておられるということで、心から敬意を表したいと思います。きょうは、空港の問題等々、いろいろ議論をさせていただきたいというふうに思います。 お手元に今、石垣新空港の整備計画というか、建設現場で発見をされました二万年前の人骨の記事、これをちょっと配付させていただきました。 この新石垣空港は、もともと、海の埋め立てで貴重なアオサンゴが発見をされまして、国際的な環境団体からも非常に注目を浴びて、そして陸上の方に建設場所が移ったという経過もあるわけです……
○服部分科員 社民党の服部良一です。 皆さん、おはようございます。大臣、御苦労さまです。 まず、現在、山口県上関原子力発電所建設工事予定地において、工事を強行しようとする中国電力の作業員と反対派の住民との間で攻防が続いており、地元祝島の六十九歳の女性が負傷して救急車で運ばれるという非常事態が発生しております。 その中で、海上保安庁の船が、反対派の漁民の船の進行を邪魔して中国電力の台船の前に立ちふさがる、あるいは反対派一隻に対して四隻ぐらいの船でわざと船に当ててくる、現場に近づこうとしたシーカヤックを海保のゴムボートが連行するといった事態があるというふうに聞いておりまして、海上保安庁は中国……
○服部委員 社民党の服部良一です。 日本国憲法第三章につきまして意見を表明いたします。 社民党としては、本章についても明文改憲の必要はないと考えております。 日本国憲法の権利、自由に関する諸規定は先駆的なものであると評価できます。しかし、現実には、これらの憲法上の権利、自由が、法律やさまざまな場面において十分に保護、保障されておりません。むしろ侵害され、足元から切り崩されていることこそが問題です。格差、貧困、これはまさに幸福追求権、生存権が侵されている象徴です。 第二十五条の生存権、すなわち健康で文化的な最低限度の生活とは何かということは、生活保護等との関係で常に問われてきました。生活……
○服部分科員 社民党の服部良一です。 どうも私が最後の質問のようですので、お疲れのことだとは思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。 今、税と社会保障の一体改革の議論になっているわけですけれども、私は、やはり再分配がきちんと機能しているのか、生活再建ということで政権交代もあったわけですけれども、貧困率が拡大していないのか、あるいは本当に国民の生活の格差が縮まる方向に向かっているのか、そこが非常に大きな関心事であるわけなんです。 先日の民主党の西村議員あるいは私の予算委員会での議論の中で、子ども手当とか高校無償化等の施策によって、低所得者のいわゆる可処分所得というものは若干増加……
○服部分科員 おはようございます。社民党の服部良一です。 冒頭、まず前田大臣にお聞きいたします。 前田大臣とはCOP10で初めて御挨拶をさせていただきました。大変環境に御熱心な先生ということで承知しておるわけですけれども、海洋政策担当大臣としての前田大臣に、洋上の風力発電の普及の問題について質問させていただきます。 私は、昨年、超党派で博多湾の海に浮かべるタイプの洋上風力発電を視察してまいりました。そして、九州大学とか福岡市あるいは環境省からも、いろいろ現場でも説明を聞いて大変感銘を受けて帰ってきたわけですけれども、こういった浮体型の洋上発電を含む洋上風力発電の普及について、大臣の決意と……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。