吉川貴盛 衆議院議員
48期国会発言一覧

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吉川貴盛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉川貴盛衆議院議員の48期(2017/10/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は48期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院48期)

吉川貴盛[衆]本会議発言(全期間)
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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 衆議院本会議 第6号(2018/11/15、48期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(吉川貴盛君) 漁業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の漁業は、国民に対して水産物を安定的に供給するとともに、水産業や漁村地域の発展に寄与するという極めて重要な役割を担っています。しかし、水産資源の減少によって生産量は長期的な減少傾向にあり、漁業者数も減少しているという厳しい課題を抱えています。  こうした状況の変化に対応して、漁業生産力の発展を図る観点から、水産資源の持続的な利用を確保するとともに、水面の総合的な利用を図り、あわせて漁業協同組合等の事業及び経営基盤の強化を図ることが必要であります。  このため、水……

第197回国会 衆議院本会議 第7号(2018/11/20、48期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(吉川貴盛君) 櫻井議員の御質問にお答えいたします。  酪農、乳業の競争力強化対策についてのお尋ねがありました。  日・EU・EPAを踏まえた競争力強化対策については、総合的なTPP等関連政策大綱に基づき、施設整備等の酪農の体質強化対策に加え、チーズ向け原料乳の低コスト化、高品質化や、チーズ工房の施設整備などの対策を講じているところです。  これらの対策により、例えば、搾乳ロボットを導入した経営体において一頭当たりの生乳生産量が増加するなど着実に成果があらわれ始めている取組や、チーズ工房の施設整備によりチーズの増産や生産コストの低減を図ろうとする取組などが行われているところです。  ……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 衆議院本会議 第6号(2019/02/15、48期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(吉川貴盛君) 日吉議員の御質問にお答えいたします。  森林環境譲与税の使途についてのお尋ねがありました。  森林環境譲与税は地方譲与税であり、地方団体がそれぞれの地域の実情に応じて、法律で定める使途の範囲内で弾力的に森林整備等を実施することが可能なものです。  また、その使途については、毎年度、インターネット等による公表が各地方団体に義務づけられており、地方団体の判断で適正な使途に用いられることが担保されるものと考えております。  農林水産省としては、これまでこうした税の趣旨や仕組みを市町村等へ丁寧に説明してきたところでありますが、税創設後も引き続き、市町村等による森林整備や人材育……

第198回国会 衆議院本会議 第21号(2019/04/25、48期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の森林については、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。この森林資源を伐って、使って、植えるという形で循環利用していくことで、先人の築いた貴重な資産を継承、発展させることが、これからの森林・林業政策の主要課題であります。  こうした課題に対応するため、昨年の第百九十六回国会で成立した森林経営管理法においては、経営管理が不十分な民有林を意欲と能力のある林業経営者に集積、集約化する新たな森林管理システムを構築することとされておりま……

吉川貴盛[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院48期)

吉川貴盛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 農林水産委員会 第1号(2018/11/08、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣として考え方の一端を申し述べます。  このたび、第四次安倍改造内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命をいたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  冒頭、大阪北部地震、本年七月の豪雨、台風二十一号、北海道胆振東部地震などのたび重なる災害によりお亡くなりになった方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。  私は、大臣就任直後から、大阪府、和歌山県、北海道、愛媛県、広島県及び岡山県を訪問し、今般の被……

第197回国会 農林水産委員会 第2号(2018/11/13、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 宮路委員の御地元鹿児島は、農業生産が全国で第三位だと存じます。そのような農業生産の大変すばらしい鹿児島において、宮路委員が党内でも大変御活躍をされている姿に、いつも私も感服をいたしておりました。  ただいまの、産業政策さらには地域政策の側面もあるのでは、そういった問いに対してお答えをさせていただきたいと思います。  御承知のように、我が国の農業は、人口減少に伴うマーケットの縮小あるいは高齢化の進行によりまして、耕作放棄地の増加など、大きな曲がり角に立っているのではないかと思っております。その活性化は待ったなしの課題であると認識をいたしておりまして、このような認識のもとにおきまし……

第197回国会 農林水産委員会 第3号(2018/11/14、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 ことしは、ただいま金子委員からもお話がございましたように、大変大きな地震や災害が続きました。大阪北部地震、平成三十年七月の豪雨、台風二十一号、そして北海道胆振東部地震、さらには台風二十四号などであります。このように全国各地で災害が発生をして、農林水産関係に甚大な被害を及ぼしております。  私自身も、今お話をいただきましたように、速やかに被災地を訪問させていただきまして、被災自治体や生産者の方々との率直な意見交換を行ってまいりました。その際、強く感じましたことは、迅速な対応が極めて大切であるということ、そしてまた来年の営農に向けてしっかりとした支援対策が必要だということを感じたと……

第197回国会 農林水産委員会 第4号(2018/11/15、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 サトウキビにつきましては、御承知のとおりであろうかと思いますけれども、糖価調整制度のもとで、今、輸入粗糖から調整金を徴収して、また、これを財源といたしまして、サトウキビ生産者の生産コストと品代の差額を補填することで、再生産の確保を図っているところでもございます。  日・EU・EPA関連におきましても、粗糖、精製糖につきましてこの糖価調整制度を維持したことから、国内のサトウキビ生産には特段の影響の見込みはないと考えております。  一方で、関税割当ての設定等による安価な加糖調製品の流入により、この糖価調整制度の安定運営に支障が生ずることも懸念をされると考えておりまして、このために、……

第197回国会 農林水産委員会 第5号(2018/11/20、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 目指すところは何かという問いでございました。  小島委員も御承知のとおりであろうかと思いますけれども、我が国におきましては、地域で長年培われた特別の生産方法ですとか、あるいは気候、風土、土壌などの生産地の特性によりまして、高い品質、さらに評価を獲得するに至った地域ブランド産品が数多く存在していると存じます。これらの産品を、GI、特産産品として登録をしてその価値を公的に保護するということは、生産者ですとか、あるいはまた消費者双方の利益となるのではないかと考えております。  品質、ブランド価値などが、我が国の農林水産業の強みを生かすこのGI制度におきましては攻めの農林水産業の展開の……

第197回国会 農林水産委員会 第6号(2018/11/21、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 西田委員御指摘のとおりでございます。  今、農業の担い手の減少ですとか高齢化が進行をしておりまして、その中で、人手不足の解消ですとか、あるいはまた生産性の飛躍的な向上などの実現を図る上で、今の質問の中でも御指摘をいただきましたように、AIですとかロボット、IoT等の先端技術を活用したスマート農業には大きな可能性を期待いたしているところでもございます。  このために、農林水産省といたしましては、農業機械のロボット化ですとか、ICT等を活用した熟練農業者のノウハウの見える化、さらには水田の水管理の自動化など、現場の課題に応えた新たな技術の開発ですとか導入実証等を進めてきたところでも……

第197回国会 農林水産委員会 第7号(2018/11/22、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 我が国の漁業はノルウェーと異なりますことは、もう古川委員も御承知のとおりかと思いまするけれども、まず、漁獲、養殖される魚種が豊富であるということ、さらには、大規模で効率的な遠洋、沖合漁業、小規模でも高付加価値な沿岸漁業、魚だけではなくて、貝類ですとか藻類も含めた養殖業など、我が国は多種多様な漁業種類が営まれているという特徴を有しているのではないかと思います。  また、全国津々浦々の漁村におきましては、地先の漁場を活用してさまざまな漁業が営まれておりますし、水揚げされた多様な魚介類を活用して浜ごとに所得向上の取組も行われていると承知をいたしております。  一方、ICTを活用した漁……

第197回国会 農林水産委員会 第9号(2018/11/27、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 亀井委員御指摘のとおり、漁業は、私は農業と同じように大切だとも思っております。また、林業ももちろんそのとおりでもございます。  今回の改革に当たりまして、我が国の水産業に関しましては、日本の周辺水域に形成された豊かな漁場を活用し国民に対して水産物を安定供給するとともに、漁業者が生活する漁村地域の維持発展や、国境監視も含めた多面的機能の発揮に貢献するなど、我が国にとって極めて重要な機能を有していると認識もいたしております。  こうした我が国の水産業の機能が将来にわたって発揮されますように、今回の法案において、漁村の活性化等に十分配慮しつつ、漁業生産力を発展させるための漁業許可制度……

第197回国会 農林水産委員会 第10号(2018/11/28、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 本法案では、船舶等とともに設定されたIQを譲り渡す場合等であって、農林水産大臣や都道府県知事の許可を受けたときに限りIQの移転をすることができることといたしているところでございます。また、船舶の譲渡に際して必要となる漁業の許可の承継につきましても、農林水産大臣や都道府県知事の許可が必要となっているところでもございます。  本法案では、許可の不当な集中に至るおそれがある場合にはこの許可をしてはならないこととしておりまして、御指摘の寡占化に対する懸念については対処したものとなっていると存じております。
【次の発言】 神谷委員の御指摘、私もよく理解できるところでございます。  今長官……

第197回国会 農林水産委員会 第11号(2018/12/05、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 藤井委員から御指摘をいただきましたとおり、水産政策の改革を推進していくためには、その後押しのための対策の充実が極めて大切だと考えております。  こうした観点から、平成三十一年度の水産関係予算においては、今御指摘も幾つかいただきましたけれども、新たな資源管理措置への移行に伴う減船、休漁措置を円滑に実施するための支援、さらには漁船漁業構造改革、沿岸漁業の競争力強化、そして生産から消費に至るバリューチェーンの構築といった漁業の成長産業化に向けた重点的な支援、さらにまた、漁業経営の安定を図る漁業収入安定対策事業や漁業経営セーフティーネット構築事業などにしっかり取り組むことが重要と認識を……

第197回国会 農林水産委員会 第13号(2018/12/11、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 私からお答えをさせていただきたいと思います。  畜産の生産基盤強化にとりまして、今、石川委員から御指摘もありました規模拡大ですとか、さらに、産地形成に伴う家畜排せつ物の適切な処理は重要な課題でございます。特に、北海道におきまして、石川委員の御地元、十勝管内もそうだと思いますが、バイオガス発電は、環境への負荷が小さい有力な処理方法の一つとして取組がふえていると承知をいたしております。  ただ、バイオガス発電により発生した電力を売電する場合には、電力会社の送電網に接続する必要があります。北海道電力の空き容量不足のために新たなバイオガス発電施設の建設ができない状況となっていることは、……

第197回国会 予算委員会 第2号(2018/11/01、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 まず、お答えをさせていただきます前に、ことしは大変大きな災害が、先ほど橋本岳先生から御指摘がありましたように、ございました。その大きな地震や災害を受けまして、これまで以上に事前防災・減災対策等の総合的な治山対策の推進が求められていると存じております。  農林水産省におきましては、今般の平成三十年七月の豪雨災害の発生を受けまして、省内に検討チームを設置をいたしました。今後の効果的な治山対策のあり方を検討いたしておりまして、近日中に中間取りまとめを行う予定でおります。ごく近日中に取りまとめを行わせていただきたいと思っております。  またさらに、国が進めております重要インフラの緊急点……

第197回国会 予算委員会 第3号(2018/11/02、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 ただいま御指摘をいただきました自家発電につきましては、私も、大臣に就任をする前に、北海道の胆振東部地震におきましてこの重要性というものを痛感いたしました。浜の皆さんが、発生が三時七分ということもありましたので、漁獲に行かずに、船をとめて、収獲は地震がおさまってからというような、そういった指示をされた漁協もありました。  そういったことを考えまして、九月の二十一日に、重要インフラの緊急点検に関する関係閣僚会議におきまして、安倍総理より、生活を支える重要インフラの機能確保のための緊急点検を行い、対策を取りまとめるよう指示がなされたところであります。ただいま御指摘をいただきました青果……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 農林水産委員会 第1号(2019/03/06、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、農林水産行政に関する基本的な考え方について申し述べます。  人口減少に伴うマーケットの縮小、農林漁業者の減少、高齢化の進行、グローバル化のさらなる進行など、国内外で大きな環境変化が生じており、我が国の農林水産業は転換期を迎えています。  このような中で、国の基である農林水産業を次世代に継承するためには、時代の変化を見通して、常にフロンティアを見出し、新たな挑戦を進めることにより、農林水産業を若者が夢や希望を託すことができる魅力ある成長産業としていかなければなりません。  安倍内閣においては、農林水産業の有する潜在力を最大限に引き出すため、さま……

第198回国会 農林水産委員会 第2号(2019/03/07、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 昨日の所信でも申し上げましたけれども、我が国の農林水産業が転換期を迎えております中、常にフロンティアを見出し、新たな挑戦を進めることによりまして、農林水産業を若者が夢や希望を託すことができる魅力ある成長産業にしていく必要があろうかと存じております。  この一環といたしまして、野菜、果樹、花卉等の、ただいま御指摘をいただきました高収益な作物への転換と、輸出促進も含めた生産拡大への挑戦を後押しするために、強い農業・担い手づくり総合支援交付金等による集出荷施設等の整備、水田地帯での作柄安定技術の導入や果樹の改植等への支援を通じた新たな園芸産地の育成、輸出先の規制条件に適合した生産出荷……

第198回国会 農林水産委員会 第3号(2019/03/14、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 豚コレラの初動対応について、佐々木議員から御指摘をいただきました。  その前に、アイヌ新法に関しましても、農林水産省といたしましては、林野、水産関係に関する、新法に即した形でしっかり対応してまいりたいと存じます。  豚コレラに関する防疫指針でありますけれども、都道府県に対しまして、豚コレラを疑う発熱、元気消失、食欲減退などの症状が通常以上の頻度で見られた旨の届出を受けた場合、国に報告するとともに、直ちに家畜防疫員を派遣をすること、家畜の所有者に対しましては、移動自粛等の必要な指導を行うことを求めているところでございます。  岐阜県におきましては、昨年の九月に岐阜県で発生した豚コ……

第198回国会 農林水産委員会 第4号(2019/03/20、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 農業用ため池は、農業生産上不可欠な水を供給する施設として、江戸時代以前から築造されております。全国で約二十万カ所が設置されるなど、我が国農業の発展に大きな役割を果たしてきたところでもございます。  しかしながら、ただいま池田委員からも御指摘がありましたように、昨年の七月豪雨では、西日本を中心に三十二カ所の農業用ため池が決壊をしました。そのうち、委員御地元の岡山県におきましては、四カ所の農業用ため池が決壊したと承知をいたしております。  このように、近年、豪雨や大規模な地震により被災するケースが多発している一方で、築造から相当な期間が経過する中、権利者の世代交代が進み、権利関係が……

第198回国会 農林水産委員会 第5号(2019/04/09、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 福島県産米につきましては、国からの支援を受けつつ、カリウム施肥による吸収抑制対策など、しっかりと行ってきております。全量全袋検査の結果、二十七年産米以降、四年連続して基準超過はないと聞いてもおります。  こうした状況を踏まえまして、福島県におきましては、関係者間で議論を重ねた上で、三十年二月県議会で、通算で五年間基準値超過が出ていない時点をめどに、早ければ三十二年産米から抽出検査に移行するとの方針を表明して、現在、JAや県等で構成した検討チームにおいて、国の放射性物質ガイドラインを踏まえて、具体的なモニタリング検査のスキーム等の検査も行っているものと承知をいたしております。  ……

第198回国会 農林水産委員会 第6号(2019/04/11、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 御指摘のとおり、今回の見直しにおきましては、人・農地プランを真に話合いに基づいたものとするために、農地バンクとJA、農業委員会など、地域のコーディネーター役が一体となって農地の集積、集約化を推進する体制を整備することといたしております。  このため、今後の人・農地プランの作成に当たりましては、話合いの際に、地域の農業者の年齢別構成や後継者の確保状況等につきまして、地図を活用して関係者に改めて地域の状況を理解をしていただき、地域の問題解決に向けた機運を盛り上げること、農業委員や推進委員など、地域のコーディネーター役が話合いに参加することを促しております。  また、このようにして作……

第198回国会 農林水産委員会 第7号(2019/04/17、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 農協の組合長も御経験をされました加藤先生の農地バンクに対する思いを、見識をお聞かせをいただきました。  本法案は、平成二十六年に活動を開始をした農地バンクについて、法施行後五年が経過をしたところで、更に事業を加速化するための見直しを行うものでございます。  見直しのポイントでありますけれども、農地バンクと、JA、農業委員会などで、地域でコーディネーター役を担ってきた組織との連携を強め、一体となって、中山間地域を含め、農地集約化のための地域の話合いを推進していこうとすることでございます。  農業者の人口減少、高齢化が進む中で、これから農業を担っていく方が存分に農業経営を行う環境を……

第198回国会 農林水産委員会 第8号(2019/04/18、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。

第198回国会 農林水産委員会 第9号(2019/05/08、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 農福連携は、障害者の皆さんに農業で活躍していただいて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していくとともに、農業の新たな働き手の確保にもつながるものと承知もいたしております。  私自身も、実際に農福連携に取り組まれている現場を視察をさせていただきました。そこでお話を伺って、農業者、障害者、双方によい影響をもたらすウイン・ウインの取組であると強く認識もいたしたところでございます。  こうした体験も踏まえまして、今国会の所信表明におきましては、農福連携を「今後の農業政策の中心に据えて展開すべき取組」と申し上げたところでもございます。  今般、このような意義を持つ農福連携を更に強力に……

第198回国会 農林水産委員会 第10号(2019/05/09、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 国有林野の管理経営の目標は、国有林野の管理経営に関する法律第三条の規定のとおり、公益的機能の維持増進を図るとともに、林産物の持続的かつ計画的な供給及び国有林野の活用により地域の産業振興又は住民の福祉の向上に寄与することとしているところでございます。  本法案は、国有林が民有林を補完する形で、意欲と能力のある林業経営者に長期安定的に木材を供給をすることにより、森林経営管理制度の円滑な実施を支援し、地域の産業振興に寄与することを狙いといたしているところでもございます。  なお、本法案の実施に当たりましては、森林におけるレクリエーション活動を実施している森林においては樹木採取区の設定……

第198回国会 農林水産委員会 第12号(2019/05/15、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 我が国の森林は、戦中戦後の木材需要を受けた過剰な伐採による荒廃期を経て、その後、昭和四十年代にかけて積極的に植栽を行い、近年、ようやく資源の造成期から主伐期を迎えつつあります。この間、資源造成のため、林業は、間伐を中心に行われてきたことに加えまして、木材価格の低下などの厳しい状況が続きました。林業の発展のみならず、森林の公益的機能の維持にも支障が生ずることが懸念される事態となっているところでもございます。  このため、森林・林業の現状を抜本的に改善をいたしまして、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を図ることが喫緊の課題となっていると承知をいたしております。  この課題……

第198回国会 農林水産委員会 第13号(2019/05/16、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。

第198回国会 農林水産委員会 第14号(2019/05/22、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 四月の二十四日から二十九日まで、二階自民党幹事長が総理特使として、今、稲田先生から御指摘をいただきましたように、訪中をされた際に、習近平国家主席と会談をいたしたということを承知もいたしております。  また、この会談において、習近平国家主席から、食品の輸入規制の話については、科学的根拠に基づき安全第一ということでやっている旨の発言があったということも承知をいたしておりまして、積極的に、稲田先生始め、議員外交でこのような案件をお取り上げいただいておりますことに、心から私からも敬意を表したいと存じます。  今御指摘をいただきました、放射性物質に関する日本産食品等に対する輸入規制の撤廃……

第198回国会 農林水産委員会 第15号(2019/05/29、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 今月の十三日でありますが、農林水産省が主催をいたします気候変動に対応する農業技術国際シンポジウムで挨拶をする機会を捉えまして、滋賀県におけるさまざまな農林水産分野の取組を視察をさせていただきました。  また、このシンポジウムにおきましては、大変すばらしい三日月知事のプレゼンもございましたし、各ブースで滋賀県の琵琶湖との共生の姿をあらわした農林水産の展示もございましたので、そういった展示にも私も訪問させていただきまして、つぶさに滋賀県の農業、林業、水産業を御説明をいただいたところでございます。  琵琶湖地域は、今、小寺議員がお話がありましたように、二月に日本農業遺産に認定をしたと……

第198回国会 農林水産委員会 第16号(2019/06/05、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 我が国農業の担い手の減少ですとか高齢化が進行する中、人手不足の解消、さらには生産性の飛躍的な向上などの実現を図る上で、今、木村委員から御指摘をいただいております先端技術を活用したスマート農業には、私は大きな可能性があると期待をいたしております。  スマート農業の推進に当たりましては、水稲等の土地利用型作物だけでなく、特に人手不足が深刻化している果樹や中山間地域等においても必要不可欠と考えておりまして、ドローンによる農薬散布技術や急傾斜地にも対応可能なリモコン式自動草刈り機等が実用化されているほか、果樹や野菜の自動収穫ロボット、画像診断等により病害虫被害を最小化する技術、農業者が……

第198回国会 予算委員会 第4号(2019/02/08、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 根本委員、御地元でもございますので、大変御心配なことかと存じます。また、昨日は、党の対策本部の皆さんからも御要望、申入れを頂戴いたしました。御支援に感謝を申し上げたいと存じます。  まず、少しくこの豚コレラにつきましての今までの現状をお話を申し上げながら、対策についてもお話をさせていただきたいと存じますが、先週、岐阜県での七例目の発生に引き続きまして、今御指摘をいただきましたように、愛知県豊田市の養豚場で、岐阜県以外では初となる豚コレラの発生が確認をされました。この豚コレラの蔓延防止、封じ込めるために、国としての新たな対策を決定して実行に移そうとしたやさきでもございまして、愛知……

第198回国会 予算委員会 第5号(2019/02/12、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 全く通告をいただいておりませんけれども、あえて、御質問いただきましたので、お答えをさせていただきたいと思いますけれども、秘書官に任命というのは時間を要します。それで二十一日ということになりましたけれども、私の息子であります吉川統勝は選挙には出ません。
【次の発言】 先ほども申し上げましたけれども、政務秘書官には手続の時間が必要でございまして、たまたま、その公認申請の後にということになりました。  地元におきましては、政務秘書官の仕事として、しっかりと業界団体の皆さんですとかそういったことをサポートしてくれております。
【次の発言】 私は、今、極めて心外な質問をいただいた、こう思……

第198回国会 予算委員会 第6号(2019/02/13、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 二月の八日でありましたけれども、伊藤委員もおいでをいただき、御党から、感染拡大防止対策の徹底、さらには発生農家等への早期支援及び風評被害対策など、六項目につきまして御要請をいただきました。対策に対しまして御支援をいただいたことに感謝を申し上げたいと存じます。  今般の豚コレラ発生防止のための措置を強化する必要がありますことから、発生農場に関連する農場の周辺及び交差汚染の可能性がある農場につきましては、監視を強化するとともに、岐阜県、愛知県からの要望に応えまして、野生イノシシの捕獲活動等を支援するための事業費等を増強しているところでございます。  一方、感染経路の究明につきまして……

第198回国会 予算委員会 第8号(2019/02/15、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 委員御指摘がございましたように、渥美半島におきまして九例目が発生をいたしました。大変残念に思っております。  体制強化ということを御指摘を頂戴いたしましたが、私ども農林水産省の責任のもとにおいて、愛知県とも連携をとらせていただき、私も昨日も愛知県知事とも連絡をとらせていただきまして、さらに、渥美半島の道路を徹底的に、衛生管理の基準に基づきまして消毒をするというようなことも今やっております。  さらに、自衛隊の皆さんにも御理解いただいておりますし、そして、国土交通省の関連の皆さんにも御出動いただいて、今、徹底した防疫体制を行っているところでもございまして、必要であれば、関係府省連……

第198回国会 予算委員会 第14号(2019/02/28、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 米のことにつきまして御質問がありましたので、若干お答えをさせていただきます。  平成二十八年産の米の十アール当たりの所得は、三万六千百六十二円でございます。仮に、この数値から米の直接支払交付金の単価である七千五百円を差し引きますと、二万八千六百六十二円となります。

第198回国会 予算委員会 第15号(2019/03/01、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 野生イノシシの経口ワクチンの使用につきましては、二月二十二日に、野生イノシシを介した豚コレラウイルスの拡散を防止するために、農林水産省豚コレラ防疫対策本部におきまして、豚コレラに感染した野生イノシシが確認された地域に限定して、三月から散布できるように、準備を今始めているところでございます。  野生イノシシにワクチンを使用いたしますと、豚コレラに対する抗体を持たせることで、野生イノシシにおける感染を抑えることが可能となります。これまでに、欧州で使用……
【次の発言】 はい。なるべく簡潔にと思っておりますが……(発言する者あり)時間でございますので。  ワクチンの、野生動物に対して……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2019/02/27、48期、自由民主党)【政府役職】

○吉川国務大臣 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明します。  人口減少に伴うマーケットの縮小、農林漁業者の減少、高齢化の進行、グローバル化のさらなる進行など、国内外で大きな環境変化が生じており、我が国の農林水産業は転換期を迎えています。  このような中で、国の基である農林水産業を次世代に継承するためには、時代の変化を見通して、常にフロンティアを見出し、新たな挑戦を進めることにより、農林水産業を若者が夢や希望を託すことができる魅力ある成長産業としていかなければなりません。  安倍内閣においては、農林水産業の有する潜在力を最大限に引き出すため、さまざまな改革に挑戦し……



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データ更新日:2023/02/05

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