質問内容変額保険の被害、特に相続対策を目的とした『融資一体型変額保険』の問題は、残念ながら解決の道は未だに厳しい状況下にある。
平成元年から三年ごろにかけて、土地の価格の急激な高騰により、相続税の心配をする主に首都圏に在住する相続予備軍の土地所有者に対して、生命保険会社と銀行が連携協力するという形で、一時払保険料を銀行が融資して生命保険会社の販売する変額保険に加入し、さらに銀行は相続が起こるまでは元利金…
答弁内容一について
変額保険については、銀行が保険料の融資を保険契約者に対して行う、いわゆる保険料ローンが利用された例があることは承知しているが、御指摘のような融資一体型での変額保険の販売については承知していない。
二について
一般に、変額保険に係る死亡保険金又は解約返戻金が銀行に対する返済額を上回る場合には、返済後の残額を相続税納付の資金とすることができるという意味では、相続対策の一つとみられてい…