北側一雄 衆議院議員
43期国会発言一覧

北側一雄[衆]在籍期 : 39期-40期-41期-42期-|43期|-44期-46期-47期-48期-49期
北側一雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは北側一雄衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院43期)

北側一雄[衆]本会議発言(全期間)
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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 衆議院本会議 第3号(2004/10/14、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 今後の災害対策の考え方についてお尋ねがございました。  ことしは、七月の新潟、福島、福井の梅雨前線による豪雨に続き、台風が相次いで上陸し、多くの人命や財産が失われる水害、土砂災害が発生いたしました。先般、台風二十一号の後に、私は、愛媛県、また香川県を視察させていただきました。人的被害、また経済的損失の大きさを目の当たりにしたわけでございますが、上空からヘリで視察をさせていただきましたところ、至るところで山腹崩壊による山肌が見え、豪雨災害の悲惨さというものに強い衝撃を受けたところでございます。  今回の災害では、最近の気候変動により、かつて経験したことがない豪雨による土……

第161回国会 衆議院本会議 第5号(2004/10/26、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 二問、御質問をちょうだいいたしました。  一つは、今後の河川管理の考え方でございます。  ことしは、七月の梅雨前線豪雨で新潟県や福井県で県管理河川、さきの台風二十三号では直轄河川円山川と兵庫県の県管理河川で堤防が破堤したほか、集中豪雨とたび重なる台風の上陸により各地の河川がはんらんし、大きな被害が発生いたしました。  このように、たび重なる集中豪雨により多くの被害が発生している事態にかんがみ、河川の整備と管理のあり方等について検討を行うとともに、従前からの災害対策の総点検と抜本的な見直し、強化を指示したところでございます。  また、関係府省とも連携をいたしまして、地域……


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 衆議院本会議 第3号(2005/01/25、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 二問、御質問をちょうだいいたしました。  一問は、住宅等の耐震化と津波対策でございます。  これまで、耐震診断、改修に対する補助制度、融資制度など、制度の充実に努めてきたわけでございますが、さらに平成十七年度予算案では、従来の補助事業を一元化、統合化を図ることによって、地方公共団体が使い勝手のいい制度としてまいりたいと思っております。  また、地方公共団体の住宅の耐震改修事業、こうしたものに助成を行っていける地域住宅交付金制度を今回創設させていただきたいと思っております。  また、住宅ローン減税につきまして、築後年数要件を撤廃するかわりに、耐震基準への適合を要件化する……

第162回国会 衆議院本会議 第15号(2005/03/29、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  稚内から石垣までを合い言葉に国を挙げて取り組んでいる全国都市再生につきましては、平成十六年度に創設したまちづくり交付金制度などを活用し、全国の各都市でその自主性を生かした取り組みが進められているところでございます。  こうした取り組みを一層推進していくためには、市町村の創意工夫を生かした都市再生と連携して行われる民間プロジェクトを促進することが効果的であり、民間事業者がノウハウや資金を活用して市街地整備を強力に推進することがで……

第162回国会 衆議院本会議 第20号(2005/04/19、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案及び地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  最近における住宅及び宅地の需給状況等の社会経済情勢の変化を踏まえ、住宅政策上の課題に柔軟かつ機動的に対応する供給体制づくりが喫緊の課題であります。  この法律案は、このような課題を解決する観点から、公的資金による住宅及び宅地の供給体制を整備するた……

第162回国会 衆議院本会議 第21号(2005/04/21、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 独立行政法人住宅金融支援機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  これまで住宅金融公庫は、住宅資金の直接供給を行うことにより、住宅不足の解消や居住水準の向上などの成果を上げてまいりました。しかしながら、今般の社会経済情勢の変化により、市場重視型の新たな住宅金融システムの構築が大きな課題となっております。  この法律案は、平成十三年十二月に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画等に基づき、住宅金融公庫を解散し、市場重視型の住宅金融システムに対応した独立行政法人住宅金融支援機構を設立するものでございます。  住宅金融支援機構は、一般の金融機関による住宅の……

第162回国会 衆議院本会議 第22号(2005/04/26、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 昨日発生をいたしましたJR西日本福知山線における列車脱線事故に関しまして、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。また、事故で負傷された方々の一刻も早い御回復を心からお祈り申し上げます。  安全は運輸サービスの基本中の基本でございます。安全性の確保こそが利用者に対する最大のサービスと認識をしております。今回、このような多数の死傷者が生じる重大事故が発生したことは、まことに遺憾でございます。  政府といたしましては、この重大事故に対しまして、今懸命な取り組みを行っております。昼夜を徹しまして、消防、警察、自衛隊の方々等、被……

第162回国会 衆議院本会議 第25号(2005/05/17、43期、公明党)【政府役職:国土交通大臣】

○国務大臣(北側一雄君) 総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国が人口減少時代を迎えつつある今日、国民の不安感や不透明感が拡大する中で、国土及び国民生活の将来の姿を示すことが極めて重要であります。現在及び将来の国民に安心かつ豊かな生活を確保するためには、その特性に応じて自立的に発展する地域社会、国際競争力を備えた活力ある経済社会、地球環境の保全にも寄与する豊かな環境等の基盤となる国土を実現することが求められます。  しかし、我が国の国土政策の根幹を定める国土総合開発計画の根拠法である国土総合開発法にあっては……

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委員会発言一覧(衆議院43期)

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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 厚生労働委員会 第10号(2004/04/09、43期、公明党)

○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  私も最初に、昨日イラクで日本人の人質事件が起こりました。このようなテロリストの非道、卑劣な行為に対しては、本当に断じて許すことはできませんし、激しい怒りを禁じ得ません。政府といたしましては、この日本人三名の方の無事救出、そして解放のため、全力を挙げていただきたいと思います。  また、今もイラクには日本人の方がいらっしゃいます。その安全確保に、政府はこれまでも当たってこられましたが、今後さらに強力に取り組んでいただきますように、冒頭お願いを申し上げたいと思います。  それでは、年金の問題について入らせていただきたいと思います。  ようやく待ちに待った……

第159回国会 予算委員会 第7号(2004/02/10、43期、公明党)

○北側委員 公明党の北側一雄でございます。  きょう、私、イラク問題、また、年金、介護等の社会保障問題を中心に御質問させていただきたいと思っております。  まず、質問に入る前に、改めて、イラク復興支援に尽くされた二人の外交官、奥克彦さん、井ノ上正盛さんの御冥福を心からお祈り申し上げたいというふうに思っております。  一昨日、陸上自衛隊の施設部隊の第一陣がサマワに到着いたしました。また、きょうにも第二陣が到着するというふうに伺っております。そこで、これはもう何度も何度も議論になっておりますが、改めて、イラク人道復興支援の意義についてお尋ねをしたいというふうに思うんです。  イラクという国は、これ……


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第161回国会(2004/10/12〜2004/12/03)

第161回国会 国土交通委員会 第1号(2004/10/22、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 このたび国土交通大臣を拝命いたしました北側一雄でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  国土交通行政は、国土政策、社会資本整備、交通政策等、極めて幅広い分野にわたっておりまして、そのいずれもが国民生活に密着をした分野でございます。国民の安心と安全を確保する、これが最大の使命だと思っておりますが、この責務を全うするために全力を尽くしてまいる所存でございます。  先生方には、大変これから御指導、御鞭撻を賜りますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 第百六十一回国会における御審議に当たり、国土交通行政の当面の諸課題について私の考えを述べさせていた……

第161回国会 国土交通委員会 第2号(2004/10/26、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 十月二十二日に行いました台風二十三号による兵庫県の被災現場視察及び十月二十四日に行いました平成十六年新潟県中越地震の被災現場視察の報告をいたします。  まず、相次いで発生しております豪雨や台風及び平成十六年新潟県中越地震によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対して心からお見舞いを申し上げます。  台風二十三号による被災直後の十月二十二日には、円山川の堤防決壊などで大きな被害を受けました兵庫県豊岡市等へ現地視察に行ってまいりました。上空から円山川流域及び観光バスが被災した由良川大川橋付近を視察いたしますとともに、陸路で円山川及び円山川支川……

第161回国会 国土交通委員会 第4号(2004/11/05、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ただいま議題となりました住宅の品質確保の促進等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十四年三月に閣議決定した公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画において、政府全体として公益法人に係る改革に取り組んでいる中、住宅の品質確保の促進等に関する法律についても、所要の見直しを行うものであります。  このような趣旨から、このたびこの法律案を提案することとした次第です。  次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。  第一に、住宅性能評価等の業務について、国が指定した法人等が実施する制度を、国により登録された法人等が実施する制……

第161回国会 国土交通委員会 第5号(2004/11/09、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 きょうは朝、閣議がございまして、ちょっとおくれたことをおわび申し上げます。  今、谷口委員がおっしゃいましたように、いわゆるユレダスの場合は、先に届きます初期微動、これはP波というんですけれども、P波とそれから地震の主要動であるS波、この到達の間が極めて短いわけですね。直下型でなおかつ震源が浅いという今回のような地震の場合にはユレダスが機能する余地が小さいということは、これは認めざるを得ないわけでございまして、今後、こうした直下型の地震に対する対策をしっかりとらないといけないというふうに考えております。  今、事故調査委員会が現地にも入り、なぜ脱線をしたのか、そのメカニズムにつ……

第161回国会 国土交通委員会 第6号(2004/11/12、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 閣議で遅参したことをまずおわびを申し上げます。  まず、公共工事の品質確保でございますが、品質の確保は極めて重要な点だというふうに考えております。このことは、ことしの骨太方針の中でも、公共調達について、価格だけではなくて技術や品質を含めた評価のもとで健全な競争を促進するというふうに指摘があるところでございます。  これまでも国土交通省といたしましては、この品質確保に向けまして、適切な技術力を持った企業をどう選定するか、また、民間の技術力を活用する入札方式の導入、こうしたことに積極的に努めてきたところでございます。今後とも、コストの削減、また透明性の向上等はもちろん大事でございま……

第161回国会 災害対策特別委員会 第5号(2004/11/29、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 九月の二十日、二十一日に台風二十三号が襲来をいたしまして……(谷委員「十月」と呼ぶ)失礼しました。十月の二十一、二十二ですね。この台風二十三号は、ことし襲来した台風の中でも大変な被害を全国にもたらしました。その中でも、兵庫県の豊岡や淡路島におきまして大変な被害を生じたわけでございますが、あの二十二日の日に、私、この豊岡の円山川の被災地、堤防が決壊した箇所にも委員と御一緒に現場も見させていただいたところでございます。堤防が決壊をしたときにどのようなことになるかということを改めてまざまざと見せられまして、やはり治水事業というものの重要性というものを改めて痛感をしたところでございます……

第161回国会 予算委員会 第2号(2004/10/18、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今委員おっしゃるように、ことしは台風が既に九度も上陸いたしました。また、梅雨による集中豪雨も新潟、福井等で大変な被害があったわけでございます。  最近の集中豪雨の状況というものを調べてみますと、昭和五十年代は、時間雨量百ミリ以上の降雨の発生回数ですが、これが平均二・二回だったんです。これが、昭和五十年代、六十年代ではほぼそのような状況だったのが、平成八年から十五年までは四・八回。それがことしは、平成十六年度は、現段階で時間雨量百ミリ以上の降雨の発生回数というのは既に七回ということでございまして、大変な集中豪雨の状況でございますし、また年々見ますと非常に今ふえてきている。なぜこの……

第161回国会 予算委員会 第3号(2004/10/19、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 簡単にさせていただきますが、大変重要な問題だというふうに認識をしております。  地域の再生という観点、またこれから本格的な高齢社会が到来するという観点から考えても、この中心市街地の活性化、また、歩いて暮らせる町づくりをどう進めていくかというのは極めて重要な課題である。今御指摘のございました町づくり三法につきましても、制定から六年たちました。しっかり検証いたしまして、その見直しを検討してまいりたいと思っております。


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第162回国会(2005/01/21〜2005/08/08)

第162回国会 決算行政監視委員会 第6号(2005/06/22、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ただいま御決議のありました建物の耐震化、津波軽減対策等の推進につきましては、対策の総点検と新たな施策の検討を行い、可能なものから実施をしているところでございます。  御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、防災、減災の観点から、地震防災対策を強力に進め、地震に強い国土づくりを推進してまいる所存でございます。  また、鉄道事業の安全対策につきましては、今回の事故を踏まえ、緊急的な対策として、急曲線に進入する際の速度超過防止用ATSの緊急整備を全国の鉄道事業者に指示するとともに、運転士の教育等のあり方につきまして検討を進めているところでございます。  御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、鉄道に……

第162回国会 決算行政監視委員会 第7号(2005/07/27、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 談合自体、決して許されるものではございません。ましてや、発注者側の日本道路公団の現職の副総裁がこの談合に関与をしていた、そういう疑惑で一昨日逮捕されたわけでございます。極めて遺憾と言わざるを得ないわけでございます。国民の信頼を著しく裏切った行為として厳しく指弾をされないといけないと私は考えております。  一昨日、また昨日も近藤総裁と連携をとらせていただいておりますが、近藤総裁に対しましては、一つは、もうこの際、事実関係を徹底して明らかにしていくためにも、捜査機関、検察当局の捜査に対しまして全面的に日本道路公団としては協力をしていただきたい。もう一つは、二度とこうしたことが起きな……

第162回国会 国土交通委員会 第2号(2005/02/16、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  昨年は、豪雨や台風による災害の多発や、新潟県中越地震、海外でもスマトラ島沖地震などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。  一日も早く被災者の方々が安心して生活できるよう、復旧と復興に全力で取り組みます。  国連防災世界会議の兵庫宣言でも、国は水害や地震等の自然災害から国民と財産を守る第一義的な責任を有し、災害リスクの削減に優先的に取り組むべきとされました。  国土交通省としては、これまでの洪水、土砂、津波の各災害対策……

第162回国会 国土交通委員会 第3号(2005/02/23、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 森田委員におかれましては、先輩の大臣でございまして、どうか今後とも御指導賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  今、情報革命というお話がございました。この情報革命が経済また社会に対して非常に大きな影響を与えている、全くそのとおりであるというふうに思います。  まず、この高度情報通信社会というものをやはりさらに進めていくためにも、例えば国土交通省では、公共光ファイバーの民間開放だとか、それから光ファイバーの収容空間を整備するだとか、そうした事業もやっておるわけでございますが、そのことよりも、こういう情報社会になってそれをいかに国民にとって利便性のあるものにしていくか、また……

第162回国会 国土交通委員会 第4号(2005/03/18、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 公共工事はだれのためか。これはもちろん国民のため、また将来の世代の国民のために行う社会資本整備がまさしく公共工事であると思います。安全、安心の確保をしていく、また、私どもの生活、また社会経済活動のまさしく基盤をつくるのが社会資本整備でございまして、そのための事業がこの公共事業でございます。あくまでも国民のため、将来の世代のため、その一点を忘れてはならないと思っております。
【次の発言】 いわゆる官製談合、これはあってはならないことであるというふうに思っております。  価格だけではなくて技術や品質も重視していく必要があるという、その方向性自体は私は大切な方向性であると思います。そ……

第162回国会 国土交通委員会 第5号(2005/03/29、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ただいま議題となりました民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  稚内から石垣までを合い言葉に国を挙げて取り組んでおります全国都市再生につきましては、平成十六年度に創設したまちづくり交付金制度などを活用し、全国の各都市でその自主性を生かした取り組みが進められているところでございます。  こうした取り組みを一層推進していくためには、市町村の創意工夫を生かした都市再生と連携して行われる民間プロジェクトを促進することが効果的であり、民間事業者がノウハウや資金を活用して市街地整備を強力に……

第162回国会 国土交通委員会 第6号(2005/03/30、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 私も、委員の昨日来の御質問をお伺いしながら、私も都市再生本部の立ち上げにつきましてはかかわった一人でございます。私も御質問を聞きながら、いろいろ思い起こしながら考えておったわけでございますけれども、最初は、都市再生本部というのが提案をされ、そして閣議決定がされたのは平成十三年の春なんですね。この十三年の春はどんな時期かといいますと、大手のデパートが倒産するだとか、金融機関が破綻するだとか、特に金融面で、非常に不良債権がふえて大変厳しい状況の中でございました。  そういう中で、政府・与党の中で、経済対策、特に金融面を中心として経済対策を取りまとめさせていただきました。その中で、金……

第162回国会 国土交通委員会 第7号(2005/04/06、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今、委員の方から、冒頭、今回の法案のポイントを非常に簡明にお話をしていただきました。もうすべてそこに含まれておると思うわけでございますが、昔に比べますと都市の鉄道のネットワークというのは相当整備されてきたというふうに思います。ネットワークそのものはほぼでき上がってきたというふうに思うわけでございます。  しかしながら、利用者の立場に立って考えますと、路線間の接続が不十分であるため、遠い乗りかえ駅から目的地に行かないといけないだとか、朝のラッシュ時に列車が込んでおりますのでのろのろ運転になることが多いだとか、それから、首都圏なんかは特にそうだと思うんですが、乗りかえ乗りかえで目的……

第162回国会 国土交通委員会 第8号(2005/04/08、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 おっしゃっているとおりだと思います。  我が国は、これまでも大変災害の多い国でございました。これからも災害は避けて通れないと思います。そういう際に、やはり被災者の方々に対して、政治家がまず真っ先に被災地に飛び、被災者の方々を激励し、とるべき対策をしっかりとっていくということは、私は政治の最大の役割であると思います。  そもそも政治というのは、国民の皆様の生命財産を守ることが最大の役割でございまして、そうした災害があったときに政治家のとる行動というのは極めて重要であるというふうに思っております。
【次の発言】 ちょっと議論を整理させていただきたいと思うんですが、宅地にそもそも欠陥……

第162回国会 国土交通委員会 第9号(2005/04/13、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今回の一連の中国でのデモにつきましては、私も、中国政府当局が、その国内にある大使館また企業が暴力的な行為に遭った場合に、きちんと警備をしていく、守っていくというのは当然のことでございまして、これは、仮に我が国で、どんな理由があるにせよ、そうした行為があった場合には、我が国政府は断固、どの国の大使館であろうと、どの国の外国企業であろうと、守ってまいります。それはきちんと中国政府に対して言わないといけないと私は思いますし、今現にそのように政府として取り組んでいるところでございます。  私は、一方で、もう少し長い目で見た場合に、日中間、これは隣国同士でございます。日中間というのは、我……

第162回国会 国土交通委員会 第10号(2005/04/15、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今赤羽委員のおっしゃったことは非常に重要な課題であると認識をしております。  今、国交省の中でも、これは歴史的な経緯があるわけでございますけれども、今御指摘のあった点につきましては議論をしておるところでございます。いずれにいたしましても、港、港で全く独立して港湾の運営がなされているということではもうだめなわけでございます、特にスーパー中枢港湾においては。  そういう意味で、京浜港であれ、それから名古屋、四日市の港であれ、また阪神港であれ、スーパー中枢港湾ではございませんが、北九州、福岡においても同様でございます。やはり隣接する各港の連携をしっかり強化していくということが非常に大……

第162回国会 国土交通委員会 第11号(2005/04/19、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今、我が国政府は、二〇一〇年、一千万人の訪日外国人を目標にいたしまして、観光立国の施策、さまざま推進をさせていただいているところでございます。  今回の法案につきましては、柱は大きく二つございます。一つは、通訳ガイド制度の改善をやっていこうということでございます。  私どもも、海外に行ったときに、やはりガイドさんが非常に丁寧に上手に観光のガイドをしてくれたときというのは、非常にその後もずっと印象に残っているわけでございまして、そうすると、もう一度あそこに行きたいなというふうにまたなってくるわけでございます。量的にも、また質的にも通訳ガイドを充実しよう。これまで通訳案内業という業……

第162回国会 国土交通委員会 第12号(2005/04/20、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 言うまでもございませんが、航空会社というのは、利用者の生命を預かっている、そういう仕事でございます。安全に輸送するというのが最大の役割であり、また最大のサービス。それなくしてほかのサービスなんかあり得ないわけでございまして、そこのところをもう一度、こうした一連の事案を受けて、JALグループの皆様は全社一丸となって、安全確保が最優先であるということをぜひ徹底していただきたいというふうに思っているところでございます。  今委員のおっしゃったように、私、よく申し上げるんですが、我々利用者にとりましてはそんなに選択肢はございません。ですから、JALグループが今回こうした一連の事態になっ……

第162回国会 国土交通委員会 第13号(2005/04/22、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今、住宅局長から、これまでの住宅政策、特に公的賃貸住宅政策についての戦後の政策の流れについて御報告をさせていただきました。  冒頭、委員の方から、今、大きな転換期にあるのではないかとおっしゃいましたが、全くそのとおりでございます。人口減少時代、そして本格的な高齢社会がこれからやってくるわけでございます。  そういう中で賃貸住宅政策はどうあるべきなのかということでございますが、今、公的賃貸住宅は全国で約三百四十万戸のストックがございます。これからは、このストックをいかに改善をするのか、建てかえをしていくのか、この既存ストックの有効活用ということが一つ大きな課題であるというふうに考……

第162回国会 国土交通委員会 第15号(2005/04/27、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 西日本旅客鉄道株式会社福知山線における事故について御報告を申し上げます。  四月二十五日午前九時十八分ころ、西日本旅客鉄道株式会社福知山線の尼崎駅―塚口駅間において列車が脱線し、多数の死傷者が生じる事故が発生いたしました。事故に遭いお亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りし、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げる次第でございます。事故で負傷された皆様の一刻も早い回復をお祈り申し上げます。  この事故は、宝塚駅発同志社前駅行き七両編成の快速列車のうち、前の五両が脱線し、そのうちの前の二両がマンションの一階部分に衝突したものでございます。約五百八十名の方が乗車されておりましたが、……

第162回国会 国土交通委員会 第16号(2005/05/13、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 委員のおっしゃっておられますように、今回のこの事故で被害に遭われた方々はもちろんのこと、この現場に居合わせた方々、また救助に当たった方々等々、私は、心に大変大きなダメージを与えてしまっている、受けていらっしゃるということは当然だと思います。この心のケアの問題というのは極めて重要な課題であるというふうに認識をしております。  今鉄道局長が答弁をさせていただきましたように、今、地方自治体、県、市を中心に対応をさせていただいておりますが、その体制だけでは十分ではございません。私の方から厚生労働大臣に、先般、ぜひ心のケアの体制について国としてもしっかり支援体制をとってもらいたいというこ……

第162回国会 国土交通委員会 第17号(2005/05/17、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 大変大事な御指摘をちょうだいしました。周知徹底をしっかり図ってまいりたいと思っております。  御指摘のように、平成十九年の四月に住宅金融公庫は廃止をされまして、独法でございます住宅金融支援機構が設立をされるわけでございます。  しかしながら、今までに公庫が融資を行った債権の管理につきましては、新法人が引き継ぐことにより、利用者の方には従来の融資条件と変わることなく返済を続けていただくこととしておるところでございます。  また、公庫は、経済状況の悪化等により返済困難となった利用者に対して返済相談を実施し、利用者の実情に応じて返済期間の延長等に応じるなど、きめ細かい対応を行っており……

第162回国会 国土交通委員会 第18号(2005/05/18、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 背景といたしまして、大きな違いが幾つかあるかと思うわけでございます。  一つは、これまでは、紆余曲折はありながらもやはり経済というのは成長していく、そういう流れの中で我が国の国土の計画をどうしていくか、こういうことでございました。今は、少なくとも従来のような右肩上がりの経済成長が当然というのではなくて、そういう考え方はもう終わったということだと思います。いかに確実に経済を確かなものにしていくか、成長させていくかというふうな時代になってきていると思うわけでございます。これが一つ大きな違い。  もう一つは、これはよく言われるわけでございますが、人口減少時代に入ってくるということだと……

第162回国会 国土交通委員会 第20号(2005/06/08、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 入札、契約におきまして談合等の不正行為、これはあってはならないものでありますし、また、決して許してはならないというふうに考えております。  これまでも国土交通省といたしまして不正行為の防止のためにさまざま取り組みをしてまいったわけでございますが、にもかかわらず、今般、国土交通省直轄の鋼橋上部工事につきまして独禁法違反の疑いにより刑事告発が行われたことは、まことに遺憾というふうに言わざるを得ないと思っております。  直轄工事でこうした刑事告発が行われたこと、これは初めてでございますけれども、これが直轄であること、また規模も非常に大きい工事分野であること、さらにはこの業界の業界ぐる……

第162回国会 国土交通委員会 第21号(2005/06/10、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 そういう事前のお問い合わせはちょっとなかったので、今初めて聞いた話でございますが、私も詳細は知りません。詳細を知っているわけではございません。  ただ、今、農業の多面的機能、これは非常に大切なことでございまして、そういう多面的機能を十分認識した上で農業というものを位置づけていくということは非常に大切なことであると私は思っております。国土全体の形成を考えても、今ある農地、また農業、農家等をどうしていくかというのは非常に大事な課題であるというふうに認識をしております。
【次の発言】 それは多ければ多いほどいいのかもしれませんが、全体の公務員の定員そのものを今抑制していく中で、これも……

第162回国会 国土交通委員会 第22号(2005/06/14、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ただいま、さまざま、この下水道の整備につきましてのこれまでの経過、問題点、課題等について幾つかの御指摘がございました。  まず、合併浄化槽との関係を申し上げますと、私自身も、何が何でも公共下水道でなきゃいけないというふうには全く思っておりません。それは、その地域の特性に応じて、地域が御判断をされていくべき事柄であるというふうに思っているところでございます。  汚水処理施設の整備手法の選定につきましては、各施設の役割、機能を総合的に勘案しまして、地域の実情を踏まえた選定を地方公共団体がみずから判断することが重要であると考えているところでございます。国土交通省といたしましても、関係……

第162回国会 国土交通委員会 第23号(2005/06/28、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 沖ノ鳥島につきましては、衛藤先生初め委員の先生方の御支援を賜りまして、十七年度予算で沖ノ鳥島に海象レーダーを設置するということとなったわけでございます。沖ノ鳥島の場合は直轄の海岸でございます。  尖閣諸島の魚釣島につきましては、これは国が、具体的には総務省でございますけれども、平成十四年度から所有者から賃借りをしておりまして、行政区画は石垣市に所属をしているところでございます。  海岸事業で設置をする場合、海岸保全の必要性の有無またその専門的な知見も必要でございますが、魚釣島につきましては、まだその点につきまして不十分でございます。また、当然のことながら、海岸管理者は、魚釣島の……

第162回国会 国土交通委員会 第24号(2005/06/29、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 経済的規制につきましては、今委員がおっしゃったように、累次緩和をしてまいりました。このことによりまして新規航空会社が参入をしてきたわけでございます。こうした新規参入によりまして、例えばさまざまな割引運賃の導入等により運賃が多様化されるということも出てきておりますし、また、これもさまざまなサービス面での競争を通じまして、利用者利便の向上という面では一定の成果が出ているというふうに考えているところでございます。  しかしながら、これはあくまで経済的な規制の緩和でございまして、今委員のおっしゃったように、安全面に関する社会的規制につきましては、これは緩和をしているわけではなくて、今ま……

第162回国会 国土交通委員会 第25号(2005/07/08、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ポイントは二つあるかと思っておりますが、一つは、国際物流への対応をしっかりしていかねばならない。これがおくれてしまいますと、私は、我が国の産業の空洞化も招きかねないことになるというふうに思っておりますし、もう一つは、やはり効率的で環境負荷の小さい物流の実現をしていく必要があるということかと思っております。  国際物流につきましては、今も答弁があったとおりでございますが、中国を初めとする東アジア地域が、今はもう生産拠点だけではなくて、生産から流通から販売まで、そうした拠点がこの東アジアで急発展をしておりまして、我が国企業も多数この東アジアに進出をしているという状況でございます。ま……

第162回国会 国土交通委員会 第26号(2005/07/22、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今、政府を挙げまして、二〇一〇年訪日外国人旅行者一千万人ということを目標にいたしまして取り組みをさせていただいております。  今委員がおっしゃったように、一千万人という目標はなかなかこれは容易ではないと私も思っております。ことしは愛知万博がありますので、それに数多くの外国人のお客様に来ていただきたいということがあるわけでございますが、では来年以降はどうするんだと。一千万人に向けてのロードマップといいますか戦略というか、そこをしっかり立てていかないといけないと私は思っておりまして、その中でこの二〇〇八年の北京オリンピックというのは、やはり北京に多くの外国人の方がいらっしゃるわけで……

第162回国会 国土交通委員会 第28号(2005/08/05、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事の入札に関しまして、関係の企業が告発され逮捕されるだけではなくて、発注者側の副総裁また理事という極めて要職にあった者がこの談合に関与をしているということで逮捕されたわけでございます。国民の信頼を著しく裏切る行為でございまして、極めて遺憾であるというふうに思っております。  私自身も、近藤総裁に対しまして、徹底して今回の事実関係について明らかにする必要がある、また、この際、徹底してうみを出し切っていく必要がある、まずは、今は捜査機関の捜査に全面的に協力をするようにというふうに指示をしているところでございます。  また、再発防止に向けまして、入札制度……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第9号(2005/06/07、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 民間の事業者ですね。民間の大手の物流事業者の場合、全国に宅配便を送っております。ただし、一部の離島等につきましては、港に届ける、そこに地元の業者の方々がとりに来るだとか、そういうふうな取り扱いがなされている場合もございます。

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第13号(2005/06/13、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 竹中大臣と同様でございます。

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第15号(2005/06/15、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 ヤマト運輸とか日本通運、佐川急便等の大手の宅配便事業者におきましては、過疎地域を含む全国各地への配達がなされております。ただし、離島の一部においては、港にとどめたり、また地元の事業者がとりに来られるということがあります。

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第20号(2005/06/29、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 まず、国土交通省直轄の橋梁工事に続きまして、本日、日本道路公団が発注いたします同じく橋梁の工事につきまして、公正取引委員会から先ほど告発がございました。また、検察当局も公団等に対しまして強制捜査に入っているという連絡を受けておるところでございます。  こうした入札談合等の不正行為というのは、これは断じてあってはならないことでございます。今回の件につきましては、規模も大変大きく、また、業界ぐるみと言われても仕方がない、そのような異常な事件、極めて遺憾であるというふうに言わざるを得ないと思っております。  直轄の事案につきましては、既にもう指名停止等をさせていただいているわけでござ……

第162回国会 郵政民営化に関する特別委員会 第23号(2005/07/04、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 正確を期すために申し上げますが、道路公団は十月一日から民営化されます。会長予定者の方は、すべて民間から候補を選ばせていただいております。

第162回国会 予算委員会 第2号(2005/01/27、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 御指摘のように、昨年は豪雨災害また台風被害が重なりました。それを受けまして、私の方で、これまでの豪雨災害対策、これをもう一度総点検しましょう、見直しをしようということで今やらせていただいておるところでございます。  まず、中小河川においてのはんらんが多かったわけでございますが、この中小河川につきましても、堤防の整備につきまして、優先順位というものを明確にしてしっかり整備をしていこうということで、例えば、堤防がない地域について早期に堤防をつくる、また、幅や高さが不足している堤防の拡幅、かさ上げ、そういう優先度の高いところから今重点的に堤防整備を進めていこうということで進めていると……

第162回国会 予算委員会 第3号(2005/01/28、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 委員御指摘のように、このたびの中越地震は中山間地を襲いました直下型地震であるということで、御指摘のような住宅宅地における擁壁の倒壊等の地盤災害が多数発生をいたしました。私どもといたしましては、今ある制度をできるだけ柔軟に活用しようということで、精いっぱいの運用をさせていただきました。  本来、御指摘の災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業とか災害関連地域防災がけ崩れ対策事業、これはともに自然斜面を対象とするのが本則でございます。しかし、そういう人工でつくられた斜面であっても、その崩壊の危険、そのままほうっておきますと道路とかその他ライフライン等の公共施設等に被害のおそれがある、そうい……

第162回国会 予算委員会 第4号(2005/02/02、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 このインド洋の大津波を受けまして、やはりこれを我が国の今後の教訓としていかなきゃいけないということで、私の方から、国内での津波対策の現状と課題について総点検をしてもらいたい、そして、専門家の方々にも入ってもらって、今年度中、ことしの三月までに今後の津波対策の基本的な方針について取りまとめてもらいたいという指示をしてございます。  二月の六日に、今月の六日でございますが、専門家の方々に入っていただきまして、津波対策検討委員会の第一回を開かせていただきまして、今後、ハード面、ソフト面での減災対策を取りまとめ、強力に推進させていただきたいと思っているところでございます。  また、十七……

第162回国会 予算委員会 第5号(2005/02/03、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 関西空港の需要見込みでございますが、二〇〇七年度の二本目の滑走路を必要とする時点では十三万回程度、また、二〇〇八年度には十三・五万回程度の総発着回数を想定しており、見込んでおるところでございます。  昨年も関西空港は、一昨年のSARSの影響から脱しまして、需要は国内線も国際線も伸びております。この見通しは達成できるというふうに考えておりまして、また、成田空港も、かつて平行滑走路を供用する時点では、年間十三・三万回で平行滑走路をつくったわけでございます。また、必要な費用につきましても大きく見直しをさせていただいて今回予算をつけたわけでございまして、そういう意味で決してむだではない……

第162回国会 予算委員会 第6号(2005/02/04、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 まず、防災に向けてのITの活用ということでございますが、災害時の情報を的確に被災地に通知する、連携をとるということは、極めて被害を少なくするために大事なことだと思っております。  今、お話ございました気象庁の方では、こうした技術を活用させていただいておりまして、できるだけ狭い地域のところに、そして短い時間単位で情報を的確に流そうということで、今やっておりますのは降水ナウキャストといいまして、一時間先まで十分単位で、それも、一キロメートルのエリアの地域について、これから一時間後こうなりますよという情報を十分単位で必要なところに連絡する。これを受けた市や当局が住民の方々の避難を的確……

第162回国会 予算委員会 第7号(2005/02/07、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 見ております。しっかりとかどうかは別といたしまして、中は読ませていただいております。
【次の発言】 岩國委員よく御承知かと思いますが、この定率減税の見直しの問題は、一昨年の年末の税制改正、ですから平成十六年度の税制改正の論議の際に、与党間で、自公間で大きな議論の焦点になりました。  また、委員御承知かと思いますが、公明党のマニフェストの方には、年金改革に関連いたしまして、基礎年金の国庫負担割合を三分の一から二分の一に引き上げていくに当たって、その財源の一つとして定率減税の見直しということを明確に私どもは書かせていただきました。選挙でそれを公約にさせていただきました。  選挙が終……

第162回国会 予算委員会 第9号(2005/02/09、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま、一般船舶保障契約証明書の交付申請についてどうなっておるのかというお問いでございます。  この交付申請につきましては、昨年の十二月の一日から開始をいたしまして、二月の七日時点で全国で二百十件の申請がなされております。そして、証明書の交付は、二月七日時点で二十七件交付をされておりまして、国籍の内訳は、韓国籍が二十六件、パナマ籍が一件でございます。
【次の発言】 まず、先ほどのお尋ねでございますが、北朝鮮籍の船舶に係る申請は、二月七日時点で七件ございます。七件の申請がございますが、まだ交付をしている件数はないという状況でございます。  それで、今お尋……

第162回国会 予算委員会 第10号(2005/02/10、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 私も拝見させていただきました。  国土交通省の所管の関連では、特に社会資本整備で、交通インフラの整備を重点的に置いて行うという御指摘がございました。また、観光振興の点についてもお触れになっております。  私、ちなみに近々呉市の方に参る予定がございまして、海上保安大学校の卒業式がございまして行かせていただきますので、ぜひ現地を見せていただきたいと思っております。  国交省といたしましても、今観光振興に御承知のとおり力を入れておりまして、また地域再生の、全国のあちこちで非常に重要なツールにもなっております。十七年度予算案でも観光ルネサンス事業というのを新規に創設させていただきたいと……

第162回国会 予算委員会 第11号(2005/02/14、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今政府を挙げまして、ビジット・ジャパン・キャンペーンを展開しております。昨年は一年間で六百十四万人、外国人のお客様がいらっしゃいました。ことしは何としても、愛知万博もございますので七百万人、ぜひ目指したいというふうに思っております。  今委員御指摘のように、中国の皆様につきましても、三月の二十五日から愛知万博が始まります、半年間続くわけでございますが、この半年間にビザ発給を全土に拡大しましょうということで、先般、私、中国に行ったときにそうした提案もさせていただいたところでございます。今、日中間で事務的に調整をしておるところでございます。  ビザの発給の規制改革につきましては、こ……

第162回国会 予算委員会 第12号(2005/02/15、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 これから本格的な高齢社会がやってくるわけでございまして、今委員御指摘のように、そういう高齢社会に対応するような住宅政策というものがやはり大事であるというふうに考えております。  都市再生機構の賃貸住宅に関して申し上げますと、建てかえに当たりましては、すべて段差解消等のバリアフリー化を今進めているところでございますし、また、既存の賃貸住宅につきましても、リニューアルによるバリアフリー化を実施しているところでございます。また、既存賃貸住宅のうち、高齢者向け改善が可能な団地の一階等に存する住宅につきましては、バリアフリー化、緊急通報装置が設置された高齢者向け優良賃貸住宅として整備を進……

第162回国会 予算委員会 第13号(2005/02/16、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 現石垣空港は滑走路が一千五百メートルでございます。そういう制約がございまして、今は百五十人乗りの小型ジェット機しか運用できないという状況にあるわけでございます。  しかしながら、この石垣というのは、非常に航空需要が旺盛でございまして、平成十五年度も年間で百八十一万人、三種空港では全国一位の旅客数、実績があるわけでございます。  こういう制限つきであるためにどういうことになっているかといいますと、重量制限をかけないといけない。東京行きの飛行機は、一たん隣の宮古空港で着陸をしまして燃料を補給した上で東京に行くということで、大変なロスを生じております。  これは一つの例でございますが……

第162回国会 予算委員会 第14号(2005/02/17、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 昨年、民営化の関係法を成立させていただきました。本年の十月に道路関係四公団を民営化するわけでございますが、これが円滑に民営化ができるように今準備をしているところでございます。  六つの民営化会社になるわけでございます。また、もう一つ、独立行政法人の日本高速道路保有・債務返済機構が設立されるわけでございますが、これが無事民営化できるように、しっかりと進めさせていただきたいと思っているところでございます。  私の方からは、この民営化がきっちりできますように、各公団の総裁、理事長に対しまして、新会社の承継資産の概案を早く出していただきたい、また、言われております不要資産等の処分促進や……

第162回国会 予算委員会 第15号(2005/02/18、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 まず、西武鉄道の件につきましては、我が国土交通省の所管する企業でございます。当時、上場していた企業、また鉄道事業という、公益事業者である鉄道事業者、そういう西武鉄道が、今おっしゃったような、投資家また株主、さらに強いて言えば証券市場の信頼を失わせる、そうした事件を起こしたこと自体は大変遺憾であるというふうに思っております。  その後、西武鉄道の方からは国土交通省としてヒアリングはさせていただいておるところでございます。しかしながら、国土交通省が鉄道事業者に対して有している権限といいますのは、その目的といいますのは、これは、西武鉄道の場合でいいますと、安全なんですね、交通の安全を……

第162回国会 予算委員会 第17号(2005/02/22、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 これからその内容を御議論いただくとともに、私どももしっかりと議論していきたいと思っております。  きょう私がこれから申し上げることは、私の現時点での意見ということで聞いていただけば結構でございますが、限られた予算の中で、社会資本整備、優先順位を明確にしていく必要がある。また、どの程度の投資効果があるのか、そこもよく見ていく必要があると思います。今委員がおっしゃったように選択と集中、全くそのとおりであるというふうに思っておるところでございます。  そういう意味で、では、どういうところに優先順位があるのかと考えますと、例えば、昨年は大変災害の多い年でございました。やはり、国民の安心……

第162回国会 予算委員会 第18号(2005/02/24、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 住宅金融公庫の今行っております証券化支援事業でございますが、平成十五年十月から始めました。最近急激に伸びておりまして、この二月十六日段階で一万一千九百三十八戸というふうに、最近急激に伸びてきておるところでございます。  この制度を、今の御質問は、変動金利型の民間住宅ローンからの借りかえに適用すべきではないのかという御趣旨でございます。これはぜひ研究させていただきたいと思っております。  問題点が幾つかございまして、この制度自体は、国民が新たに住宅を取得するもので、借りかえの場合はないため、住宅の建設、購入の支援によって国民の居住水準を向上させようというのがこの住宅政策の目的でご……

第162回国会 予算委員会 第21号(2005/05/16、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 菅委員に御答弁申し上げます。  ダイヤの変更については届け出が当然なされます。安全の確保をすることは何よりも大前提でございますので、そのダイヤの変更について、当然、届け出があったものについて安全面からのチェックをするのは国交省の役割であると考えております。
【次の発言】 首都圏においても、また関西圏におきましても、いわゆる過密のダイヤというのは、もっとこれ以上の過密ダイヤというのはございます。  大事なことは、ほかの面も含めまして、安全上の基準がすべて守られているかどうか。この件に関しましては、制限速度を守るというのは当然の話でございます。それが守られていたならば今回のような事……


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第162回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2005/04/25、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 国土交通省所管の平成十五年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  収納済み歳入額は四百六十億三百万円余、支出済み歳出額は八兆七百九十五億六千九百万円余。  次に、特別会計につきまして申し上げます。  まず、自動車損害賠償保障事業特別会計でありますが、保障、自動車事故対策及び保険料等充当交付金の三勘定を合わせて申し上げますと、収納済み歳入額は八千百八十五億二千万円余、支出済み歳出額は六千七百四十七億五千万円余。  このほか、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特別会計、自動車検査登録特別会計、都市開発資金融通特別会……

第162回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第2号(2005/04/26、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 昨日の福知山線での列車の脱線事故、甚大な被害が生じてしまいました。お亡くなりになられた方々に対しましては、心から御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。また、多くの方々が重傷等、負傷を負われておられます。心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  今は、現場では被害者の方々の救出、また救命活動、これを最優先でやらせていただいておりますが、昨日から事故調査委員会が入りまして、徹底した事故原因の究明に努めてまいりたいと思っております。事故原因をきちんと解明することが再発の防止にもつながってくると思っておるところでございまして、全力を挙げて取り組みをさせていただきたいと思ってお……

第162回国会 予算委員会第八分科会 第1号(2005/02/25、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 国土交通省関係の平成十七年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十七年度一般会計予算に計上しました国土交通省関係予算額は、六兆五千六百五十六億円です。  このほか、自動車損害賠償保障事業特別会計、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特別会計、自動車検査登録特別会計、都市開発資金融通特別会計、空港整備特別会計及び特定国有財産整備特別会計について、それぞれ所要額を計上しております。  なお、北海道、離島及び奄美に係る公共事業予算につきましては、他省関係予算を含めて、国土交通省予算に所要額の一括計上を行っております。  次に、財政投融資計画につきましては、当省……

第162回国会 予算委員会第八分科会 第2号(2005/02/28、43期、公明党)【政府役職】

○北側国務大臣 今委員からもお話がございましたように、首都圏の航空需要というのはますますこれから増加していくと思います。それは、旅客だけではなくて貨物においてもますますふえていく。そういう意味で、首都圏の空港整備というのは、我が国経済の本当に基礎的な基盤を整備することでございまして、非常に大切である、重要であるというふうに認識をしておるところでございます。  羽田空港の再拡張、これにつきましても、そういう意味で非常に重要な事業と考えております。四本目の滑走路を整備いたしまして、国内線だけではなくて国際線についてもそこで飛ばしていこうというわけでございまして、羽田の国際化というふうに今言われてい……



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データ更新日:2023/02/05

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