堀越儀郎 参議院議員
1期国会発言一覧

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このページでは堀越儀郎参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

堀越儀郎[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第23号(1947/08/18、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は先程の復興院総裁の御説明を伺つていたのでありまするが、その後各議員の方がいろいろ意見を述べられたと同じように、現在の予算ではとても足りないということを考えるのであります。併しながら予算が殖えても、それに伴う資材を復興院で準備できるかどうか、これをはつきり私は復興院総裁にお伺いしたいのであります。從前の例から申しますると、切符は出ても資材がない、物が現実にないという空手形が多かつたのであります。その現状をはつきり把握して復興院総裁がどこまでも力を以て、どこまでも自分の勇気を以て、資材を集める、準備をするという本当の覚悟があるかどうか。この態度について復興院総裁なり、根本的には政……

第1回国会 参議院本会議 第51号(1947/11/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先日來、追加予算の問題について討議があつたのでありますが、当初予算及び追加予算を累計いたしました中に、収入の点を眺めますと、二千六十六億円という数字を見積つておられるが、この中、租税が一千三百二十二億円、專賣益金が四百八十六億円という数字を計上しておられるのであります。この專賣益金の問題については、すでに石川議員から質問をされましたので、私はこれを省きまして、租税の問題について考えて見たいのであります。  これが大藏大臣の説明によりますと、國民所得の二三%だと言つておられる。ところが大藏大臣は九千億という國民所得を基準にしておられるのであります。  この算定がどういう標準によつて……

堀越儀郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

堀越儀郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/11/10、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 只今提案の要旨を御説明になりました中に、小包料金の問題がありまするが、區間を限らないで全國一樣とし、ただ同一市町村内に對してのみ區間の制度を説けるというお話でありまするが、鐵道の運賃においても距離において差等があるわけでありまするが、こういうふうに小包郵便物においても同樣、距離に區別を設けて、そうして料金を異にするというような方法を取られる御意思はないのでありますか。  それからもう一つお聞きしたいのでありまするが、郵便業務の仕事をもつと機械化する御準備はあるのかないのか。これによつて業務の停滯することなく、又從業員の負擔を輕減することができるだろうと思いまするので、そういう點に……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/11/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第三條の遞信大臣の職權の委任の條項に關して、職權が委任されると當然この責任は委任された者が受けるのですか。遞信大臣にまで責任が及ぶのでありますか。問題が起つた場合に……。
【次の発言】 最後の責任は遞信大臣にあるというお考えでございますね。
【次の発言】 それから第四條の特定郵便局長の郵便局の運營に關する事項は別に法律で定めるというのは、なにかお考えがあるのですか。
【次の発言】 それから第五條の二項でありまするが、「何人も、信書の送達を營業としてはならない。」荷物などのメツセンジヤー、これはよくあることでありますが、それはいいと思います。その場合にたまたま信書を同時に託するとい……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/11/20、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第三十一條でありまするが、これはこの前に御説明だけ伺つて質問はなかつたのでありまするが、都の区の存する区域内、同一特別市内又は同一市町村内に発着する小包郵便物、この料金を半額にするということの御説明、料金を半減して小包の收入を吸收して收入を図るという御説であつたのでありますが、現在の小包の到着する日、時間が非常に長く掛かつたり、或いは内容が毀損したり、或いは不着であつたりというような現状から考えて、小包料金を半減して小包を吸收して收入を増すということのみでしようとすれば余り正当なやり方でないように思いますが、他に何か理由があるのでございますか。この前の御説明だけ伺いますと、そうな……

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/11/24、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 直接この案の條文のことでありませんが、我々に示して頂いた「郵便貯金法案参考資料」、この数字は確実な基礎に基いてお出しになつた数字でございましようね。
【次の発言】 全部信頼していいわけですね。
【次の発言】 第七表の「國民所得調というところで、昭和二十二年度の國民所得額五千五百三十二億となつておりますが、何かこれに信頼する数字の根拠があるのでございましようか、その根拠をお示し頂きたいと思います。
【次の発言】 これは私非常に重要な問題だと思います。今度の追加が予算の説明に当りまして、大藏大臣は國民所得を九千億と発表しておられます。それは國民の租税能力が九千億とすれば、僅か二三%だ……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/12/01、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第二十三條の第三種郵便物認可のところでありますが、認可を受けた者は料金二百円を納付しなければならない。この金額でありまするが、これは大分久しい以前の料金であつて、現在の経済状況から比べて、少し余りに低すぎやしないかという考えがあるのでありますが、その外四十八條、五十條の私設郵便物差出箱の取集料だとか、郵便私書函、これは郵便料金が値上げされている状況、又その他の経済状況から考えて、こういうもののみをそのまま据え置かれるというのは、どういう御意向でありましようか。これを現在の経済状況に即應するように引上げられたらいかがでございましようか。

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/08/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 日高局長に今の問題に關連してお伺いしたいと思いますが、四年制の大學の必要を認めておられるが、國家財政の上から一時的の措置として三年制の大學を設けたいというお話のようでありますが、そういたしますと、私立などの基礎が確實であり、財政的に國に御迷惑を掛けないようなところはどうなるのでしようか。これは畫一的に四年制の新らしい大學はそのときには設けられないというお考えですか。
【次の発言】 今の提案に現れました例の高等農林學校の岐阜の問題でございますが、六・三・三制のこの問題から、高等學校が後の三年の制度で拵えられて、文科理科と分れますが、萬一この高等農林の岐阜の問題が採用されないことは、……

第1回国会 文教委員会 第5号(1947/08/20、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私もこの請願を取り扱いました第一小委員會の委員として審議に當りました關係上、一言意見を申し述べて置きたいと思うのであります。この請願は昨年の第九十議會において決議案として採用されました宗教請操を徹底させるというこの案に當然伴うて起る措置であると思うのでありまするが、そのときも現在の委員長、當時文部大臣であられた田中さんから、文部省としてはこの決議案を尊重して、單に憲法において戰爭抛棄を宣言したことが正當だというのみならず、十分學校教育方面において考慮して、平和文化國家として日本が立つて行くことを開明したいという意思を表明しておられるのであります。元来我我の考えからいたしますると、……

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/22、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第三小委員會の御報告を承りましたが、その前にも少しその問題について私の意見を申上げましたのでありますが、岐阜高等農林の昇格問題、これは岐阜だけの問題ではなしに全面的の專門學校について考えなければならない問題だと思うのであります。というのは、この前に發表されました新高等學校の學制問題について基準法というものを程度を引き下げて現在の中學校が殆ど全部高等學校になる。それには高等普通教育、專門教育を授けられるのでありますから、實質上そうなりますると、現在存在する專門學校は格下げになりはしないかという懸念を在學生なり或いはそれに關係しておる方々が持つのは當然であろうと思うのであります。それ……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/29、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先程から承わつておりますると、順序の問題を御論議のようでありますが、こういうことで論議するようであるから、私は宗教講座が必要だと思うのでありますが、これは謙虚な氣持で讓り合つて、結局我々の宗教講座の望むところは結果を求めるのです。それでありますから六・三制が現在の國家の上から重大だということは分るのでありますが、これは要望されるならば先にしてやつて頂いて、宗教の方は結果において通つて、皆樣の御協力を得れば結構なんです。一應論議して、主張して、そうしてただ通るだけがいいのではなしに、その結果がよかれと我々は願うのであります。六・三制の問題が非常に重要であるならば、順序などは構わずに……

第1回国会 文教委員会 第10号(1947/10/08、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 一言申上げたいと思います。私は先程から、矢野委員なり、それから松野委員なり、羽仁委員から提唱されております事柄すべてが必要だと思います。殊に松野委員から提案されました所の、重大な問題であるから衆議院、參議院の兩文教委員會が合同で委員會を開き、その席上首相なり文相、當面の責任者に來てもらつてよく説明を聽き、その結果において、矢野委員の提唱された委員會としての運動も、又羽仁委員の言われた我々の積極的な調査機關を持つて熱心にやるという運動も即刻起して頂きたいと思うのです。實は國會が初まつてすでに五ケ月になるのでありますが、文教委員會を開いたこと今日まで十囘、他の委員會においては、もうす……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 只今の御方針を伺いますと非常に結構でありますが、その中に特に強調してお願いしたいことは、市町村の組合立を奨励され、そういうものには特に優先的に補助せられるようでありますが、現在の中学校の様子を見てみますると、各町村に分立して建てようといういわゆるセクショナリズムと申しますか、或いは地方ごとに部落ごとに、村ごとに建てたいというような傾向に進んでおるように思うのであります。これは小学校としては年齢の関係などから止むを得ないと思いまするけれども、中学校という点において多少遠くなりましても、組合立なり基礎の確実なもので、できるだけ施設の完備した充実した学校で教育を受ける方が將來の子供に対……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/11/07、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 文相の御答辯によりまして、御苦心の程は分りますが、今御説明頂きましたことについて、二ケ所ばかりお聽きしたいことがあるのであります。それは先ず差當り七億というものを豫算で認めてとおつしやいましたが、差當りということにいたしますると、それ以上のことはどうして賄つて行かれることになりますか、それを伺いたい。それから三十一億ということで各府縣へ内示せられた、それによつて各地方ではすでに工事に掛つておる所がある。その状況を具さに調査して、工事の進捗の工合を見て善處したい。決して地方には迷惑を掛けないとおつしやつたのでありますが、工事に掛つておるという、進捗の状況ということから考えますると、……

第1回国会 文教委員会 第13号(1947/11/14、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 へきすう地の教員の優遇の問題でありまするが、先だつて実施せられた千六百円と千八百円の差額支給の場合に地域差がありまするが、その場合にはへきすう地はどの部類に入れられておりますか。甲乙丙丁というようなものがある。同じ地方なら地方において、都会地は甲とか、村落は乙というふうなことになつておりますが、その点から考えますと当然へきすう地は最下底に入つておるように思われます。そういう人々を優遇する上からいつても特殊な決め方をお考えになつておらないのですか。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1948/07/08、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 それは先程問題が出ております。最近新聞に出ておるような臨時に開かれるような場合もそうですか。
【次の発言】 例えば七月二十日頃から開かれる場合でも、その事前に集つてやるということですか。

第2回国会 議院運営委員会 第閉会後5号(1948/10/09、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 各会派に割当てるのは駄目だということは現に分つておるじやないか。
【次の発言】 先程のお話のように若し委員の選定ができないときはそれはどうなりますか。当然消滅したことになるのですか。
【次の発言】 運営委員会があるときには……
【次の発言】 全然やらない……
【次の発言】 休会中に控室を変更されるというのはいいのでありますけれども、控室を変えられるのはまだ決定されていないのではありませんか。
【次の発言】 決定を延ばそうというのですか。
【次の発言】 天田さんの御意見ですが、休の時に書類箱を動かすという御意見でありますが、そうすると控室も当然変つて來る、ということになりますがね。……

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/16、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 僕も藤井君のおつしやつたことについて、これははつきりして頂きたいと思います。參議院が先にすることは越權だというようなことは、これは僕たちも反對です。併し政治情勢から考えて、政治の運營から考えてそれが妥當であるかどうかというと、これはちよつと問題です。その點をよく見極めなければならんが、參議院が先にやることは越權ではないということは、これははつきり申して頂きたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第22号(1948/03/29、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 むしろこれは撤廢することはできないのですか。優秀な人を雇入れるという意味で、二年を一年にし、一年を更に六ヶ月にする方がよろしいというお考のようですが、私共はむしろ……。これは何かのサジエストか何かでこの條項は置かなければならんのですか。
【次の発言】 現状においては、そのために優秀な人が得られんという弊害が強いのではないか。

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/03/30、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 天田さんの御意見も尤もですが、向うでも二週間という希望はあるようですし、二週間の希望を申入れることはどうでしようか。是非にといつて固執する必要はないと思いますが。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、今後もそういう人があれば又委嘱されるのですか。片山さんだけですか。
【次の発言】 外交顧問ですけれども、その外交顧問が現在の國際情勢を考え、講和會議を控えて、そういう人が必要だという内閣の方針だと考えれば、片山さんが今適當だからということですが、將來もそういう人を又委嘱される考えはありますか。片山さんだけに委嘱されるのでありますか。

第2回国会 議院運営委員会 第24号(1948/03/31、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 法制部長にお伺いしますが、それでは百五條の第二項も同じような意味が取入れられているのですか。
【次の発言】 實際問題として各議員に配付されるのですか。
【次の発言】 これは現在その程度で我慢したらいいじやないかという御意見でしたが、これは今のところは紙が足りない、印刷能力も足りないから止むを得んかも知れません。これは順調に行けば當然できるのじやないかと思います。そうすると必ずしも今がそうだからと言つて削つてしまう必要はないのじやないかと私は考えます。むしろこれは殘して置いた方がいいじやないか。今後議員が勉強する上においても是非必要じやないかと思いますが、その點如何でしようか。

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/07、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 昨日左藤委員から御発声がありましたことでありまするが、衆議院が六月の二十日まで延長するということに対して、條件として、本予算が五月十五日までに提出されることを了承して、大体運営委員会で決められた。若しそれが変るならば、自由党としては態度を保留して申入れるとれるということを、左藤委員から御発言があつたのであります。その後の経過を聞いて頂きたいと思います。
【次の発言】 申入れられて変更されるというところにまでは進んでいないのですか。
【次の発言】 昨日苫米地長官が見えて言明せられましたが、六月の暫定予算は五月十王日までに必ず出す、本予算は二、三日は遅れるけれども出す、その二、三日と……

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/19、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 本法案は通信施設に関係がありますから、通信委員会に付託するのが適当と存じます。

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/22、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 政府は、予算さえ通つてしまえば構わないというような態度でいるが、是非審議しなければならない重要法案もあります関係上、本院としても先の決議に囚われず愼重な審議をやるため自主的に計画を立てる必要があると思います。

第2回国会 議院運営委員会 第56号(1948/06/28、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 会期延長の件はどうなつておりますか。

第2回国会 議院運営委員会 第59号(1948/07/01、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 昨日の文教委員会において傍聽人に不穏な言動があつたように思われますので、今後かかることがなく公正に議事を進めることができるようにいたしたいと存じます。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/07/02、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 只今門屋委員の質問に関連して、ラジオ放送のことで一緒にお答え願いたいと思いますが、よろしうございますか。
【次の発言】 ラジオ放送の場合でありまするが、門屋委員の言われたように聞えない区域が多数にあるから、同時に最近見ますと、停電のために聞えない区域が相当に多くある。而もそれが予知せられない場合があるのであります。そういうような場合には、その候補者の分は重ねてもう一回放送させて貰えるものか、或いは節電区域を予め予告されるわけでありますから、そういう区域においては、重ねてやらせるのか、節電というか、停電のために迷惑することが多数あると思うのであります。そういうことはどう考慮されるか……

第2回国会 議院運営委員会 第62号(1948/07/04、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 採択して下さい。

第2回国会 通信委員会 第閉会後1号(1948/08/30、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 電圧の問題に関連してもう少しお伺いします。今の電圧の非常に低下しておるという問題がやかましいことになつておりまするが、簡單にちよつとその点について御説明がありましたが、非常に重要な問題で、殊に選挙が始まりましてそのために地方の選挙区を地盤にされる候補者達が非常に不公平を見るということがあると思うのであります。而もそのラヂオによる政見発表ということは非常に重要視されておる際に、近く若し選挙を行われるという場合には、どう逓信省として電力の問題を善処されるのか、もう一度よくお考え頂きたいと思います。
【次の発言】 先程新谷委員からも電氣の復旧なり、或いは災害電話のことについて御質問があ……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/04/06、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 この審議に当りまして少し質問申方げたいのでありますが、先ず総括的にお聞きしたい点が二、三ございますから、簡單に御答弁願いたいと思います。この第一番目には、爲替の経営上どうなつているか、收支の状態がどういうふうになつているか、御説明願いたい。それから第二番目には、最近よく新聞などに出ることで、これは逓信行政の上で非常に重要な問題になりまするが、犯罪に殖えておる、これに対して部内、部外の数はどういうふうになつておるかということをお聞きしたいと思います。  それから最近の組合運動などによつて、官の権限が無視されることによつて、即ち職場の紀律が緩んで來る、そのために発生して來る犯罪のよう……

第2回国会 通信委員会 第6号(1948/04/07、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第十二條の「爲替金に關する權利の讓辺」でありますが、これを特に「銀行以外の者にこれを讓り渡すことができない。」と規定せられた立法の理由を政府委員の方から承りたいと思います。
【次の発言】 第十六條、この爲替證書の金額の制限をされた理由はどういうところに基きまするのか、又但書の制限と非制限との關係はどういうところに目的があるかということをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 只今承わりました説明によりますと、主として差出人或いは受取人の危險を防ぐためというお考えのように承わりましたが、現在の經済事情から考えて、五千圓或いは小爲替の千圓ということでは低いのではないか。現在の通貨の……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/04/08、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 只今の御説明で大體分りましたが、昨年度の豫算は大體四分の一くらいに削られたように記憶しておりますが、その結果昨年度の復舊なり新設はどのくらい實現できましたか。
【次の発言】 復舊の遲れるのは單に財政事情だけでなく、工事能力或いは機械の供給が非常に遲れるというような點がないのでありますか。
【次の発言】 安本の方にもう一つお伺いしたいのですが、先程お尋ねしました鐵鋼なり電線、木材、セメント、實際に生産される生産量と國内に振向けられる分との間に相當の開きがあるようでありますが、そのパーセンテージはお分りでございますか。それと同時に、國内に振向けられることを許される範囲内において、通信……

第2回国会 通信委員会 第8号(1948/05/04、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 電氣通信事業の対策についていろいろお考えになつておるようでありますが、そのうち特にお聽きしたいと思うのですが、電氣通信工事の機動化ということですが、原始的手動依存ということを離れて、成るべく機動化ということをお考えになつておるようでありますが、それに極力努めるということをはつきり表明しておられますが、具体的にどうされるのか、これは非常に結構なことで、我々から言うならば、非常に関心を持つことであります。ただ文書を述べるだけでなしに、実際にどう考えておるか、お考えを一つ願いたいのであります。
【次の発言】 只今の御説明でどうこうということは、資材の要素のみを考えておられますか。

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/24、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 今の公債發行に要する經費を差引きますと、普通の言葉で言えば、遞信省の手取りはいくらになりますか。二萬圓の公債を負擔さして所要經費を差引きますと……。お分りでしたらちよつと知らして頂きたい。
【次の発言】 第五條の問題でありますが、國及び地方公共團體の用に供するものは、公債を負擔しなくてもいいわけでありますが、こういう場合に、次の場合は、恐らくこれはないかも知れませんが、地方公共團體の用に供するというような場合に、地方の有力者は、一時地方公共團體の用に供することにして、公債の負擔を免れ、あと暫くして自分の個人の用に供するというようなことの弊害は、起る恐れはないですか。

第2回国会 通信委員会 第11号(1948/06/08、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 直接爲替に關することではありませんが、お尋ねしたい。先般油井委員から御質問があつて、政府委員の方から客觀的のお答えではあつたけれども、年金なり、貯金の第二封鎖の切捨について、前には切捨てると新聞に出ておりましたが、今日の新聞では切捨てないとはつきり出ておるのでありますが、一應はつきり政府委員の御答辯を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは決定されるものと解釋してよろしうございますか。
【次の発言】 その爲替の問題につきまして希望を申述べたいのでありますが、最近の新聞、これは五月三十日であつたと思いますが、中央郵便局内における非常に大きな犯罪がG・H・Qの方から指摘されたとい……

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/16、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 千石さんにお伺いしたいのでありますが、通信料金の値上げが農民に及ぼす影響は非常に大きいというようなお話でありますが、一般の考えからしますと、むしろ逆なようにも思えますけれども、特に農民に及ぼす影響が一般の企業者よりも大きいというお考えは、どういうところからあるのか、ちよつとお伺いしたいと思います。

第2回国会 通信委員会 第14号(1948/06/21、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 料金値上に関連いたしまして、逓信省のサービスの問題であります。逓信復興五ケ年計画の内容を拜見いたしますと、電氣通信の方の復旧を急速度にやられるというお考えですが、郵便物ですね、或いは通常郵便物なり、小包郵便物について見ますと、昭和九年度と、昭和二十二年度の比較を見ますと、郵便物で四十五億が、約二十五億に昭和二十二年度になつております。小包では六千二百万が三千三百万、電気通信なんかの機関かの破壞されたことは分りますが、郵便物や小包などが、このように激減しておるということは、依頼する人が不信任の意味を以て託さないのか、郵便物を引受けられないのか、つまり利用者がそれを利用しなかつたのか……

第2回国会 通信委員会 第16号(1948/06/30、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 会期の期日も迫つておりますから、その手続はできるだけ速かにされんことを希望いたします。

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/06/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 別に小委員会を設けず、この委員会で審議を進めて行かれるようにしたら如何でございますか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂いて……。
【次の発言】 重ねて私の意見を申述べますが、非常に日にちも迫つておりますことで、できるだけ愼重に、早い期間内に審議したいと思いますが、小委員会に掛けますと、定足数が足らんということが從前の例からよくあつたのであります。委員会を開く度ごとに定足数が揃うように進めるのには、どうしても小委員会を設けないで、このままで委員会を進めた方が私はいいと思いますので、できるならばそのようにお取計らいを願いたいと思います。

第2回国会 文教委員会 第4号(1948/06/24、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 議事進行について発言したいんですが、私も意見は述べたいと思いますが、質問もありますし、又殊に教育上の文部大臣の回答については、異論がありますけれども、折角今日証人も見えておられるし、又時間もないようですから、この辺で質問を打切つて、又改めて機会を作つて頂くことにして、証人を喚問された審議を進めて頂けばいいと思います。

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/06/28、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 ちよつと大臣の答弁の前に、岩間君にお聽きしたいことがあるのですが、よろしゆうございますか。
【次の発言】 岩間君にお聽きしたいのですが、岩間君が今述べられましたうちで、学生のこの運動が四点に局限された、整理をして取られたという御意見でありまするが、それは全体の学生運動がそうであるのか、或いは岩間君の接近される学生の意見がそうであるのか。私が実際に関西の学生大会なるものの状況を調査して参りましたところでは、その問題については殆んど触れないで、主として政治問題であり、教育委員会法に、今のうちにそれをしなければ大変な問題になる。若し万一通るようなことがあるならば、これは今後修正されるま……

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/07/03、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 賛成であります。只今岩間委員が述べられました第二條の日直、宿直のこの問題でありますが、この條項においては、先ず日直、宿直とは如何なるものかということを規定したものではなしに、現在習慣的に実施せられておる日直、宿直費の一部を國家が負担するという意味にしか過ぎないものであります。その意味において、この條文は修正する必要はないと思うのであります。ただ岩間委員が言われましたように、慣行上行われているこの日直、宿直を、教職員に課することを義務付けないように、將來文部当局としても十分考慮せられて、最も近い機会に、そういうことのないように、はつきりした明文を以て示されるように希望を添えまして、……

第2回国会 文教委員会 第10号(1948/07/04、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私も梅原委員の提案されました学士院の会員の選定方法について同樣の意見を持つ者であります。すでに衆議院で無修正で決定せられたのでありまするが、日本学術会議を構成されるについて学術体制刷新委員会、日本学術会議創設準備委員会が発表した覚書というものを現に指示しておるのでありますが、できるならばこの覚書の法文化ということを私は希望するのであります。この際その余裕もないし、又そのために法案が通らないというようなことも願慮されますので、衆議院が要望したと同じ要望を本委員会においても要望して、その趣旨に副つて今後学術会議なり、学士院会議の選定において誤りなく、公平にせられんことを希望いたしまし……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 文部委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 從前のように決めないでやつた方がいいんじやないですか。決めると各政党、各会派が又重なるようになるし、從前のように家族的に誰でも自由に坐つて自由に発言するようにした方が却つて運営がうまく行くんじやないですか。

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/25、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 質疑を終了して討論に入りたいと思いますが……。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/11、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 この第十四條と先程の七條の問題でありますが、大学教育とそれから高等学校以下の教員の問題で、高等学校以下の教員の方は結核性が多い又罹る場合も余程多いと考えられますが、多いということは絶対数において多いというふうな関係ですか、大学教員と高等学校以下の教員との結核に罹るパーセンテージはお分りになつておりますか。それからもう一つは、一般公務員についてはこういう特段の定めがなしに、教育公務員法によつて、教育に限つてこういう優遇の途を講ぜられておるということは、我々文部委員としては非常に結構でありますが、併し一面國会議員の立場から言えば、一般官公労のことも考えなければならないのであります。そ……

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私も賛成いたしますが、希望條件を申述べて置きたいと思うのであります。衆議院送付の修正されました第三十三條のことでありますが、このために却つて公立の学校長なり教員等が國立の学校長或いは教員等との差別が設けられるようになると、却つて趣旨に反すると思うのであります。政令の場合に何らか制限を加えられるような條項があるならば、國立の場合と公立の場合とバランスの取れるように、勿論公立の場合は地方公務員の列に入つておるのでありますから、地方公務員と同等に扱うべきだと考えられますけれども、又一面教育公務員法によつて特別の身分を保障されておるのでありまするから、同じ教育公務員法として國立の場合と公……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 文部大臣に一つ簡單なことでありますが、お尋ねしたいと思います。只今山下委員の質問に対してお答えになりました新制大学推進本部を文部省内に設けられたそうでありますが、その機構、内容或いは権限というようなもの、或いはどういう意図で以て運用されるか、それに包含されるものは官公立大学のみであるか、私立大学も含めるのであるか、大学を育成して行くという意味で運営されるのか、そういう点を伺いたい。
【次の発言】 私は労働大臣にお飼いいたしたいのでありますが、日本の再建という問題から考えまして、産業の復興ということは重大であります。それには外資というアメリカ資本の導入、勿論アメリカのみでなくてもい……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/12、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 総理大臣にお伺いいたしたいのでありますが、首相の施政方針演説において、文教の刷新と民主教育の徹底というものが、國家再建の根本であるとお述べになつたのでありますが、これに対する具体的の御所見を伺いたいのでありまするが、昨年のこれは貿易再開後でありますが、対米爲替レール設定ということが、財界人の非常に要望でありましたときに、主として関西方面でありますが、一ドル百五十円位に設定して欲しいというような希望が盛んに出ましたときに、恰かも対米爲替が、一ドル百五十円に決まつたように流布され、これが新聞に宣傳されました。この際にマッカーサー元帥は、こういうことを声明したんであります。対米爲替が一……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は三点お伺いしたいのです。第一点は、深川さんから述べられました税收入の自然増の問題でありますが、これは御説明によりますると、物價水準が六月から比べて十一月には上つただけの分を見て五千億というものが上がる。だからその一割と見ても五百億から四百億の租税は問題でない、こうお考えになつて御答弁になつているようでありますが、成る程水膨れでないとしても、恐らく公正妥当な徴税を欠く、非常に苛斂誅求になることは疑いもない事実だと思うのであります。この國民所得の算定は、國民というから恐らく我々日本國民の所得だと考えられるのでありますが、この中の何割かは、相当量というものは物資なり、通貨の面から考……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 文部委員会 第1号(1949/02/12、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 政府委員にちよつとお伺いいたしたいのですが、先程から電氣座蒲團などについていろいろ御説明がありましたが、更に配線だとかいうことについての御調査なんかありましたかどうか、私が檢察当局から直接聞いたのでは、十二月の電力使用量が百九十キロ位であつた、二百キロ足らずであつたのに、一月の消費量が一躍十位の二千キロになつた。これは実際にルーズに電氣を使つたのか、或いは配線が非常に不完全であつたのか、或いは責任のない工事請負会社にやらせたために、電力を使いすぎた結果になるのか、十倍の電力使用に上つているということも、非常に大きな原因になつておりはしないか、そういう点について、どういう御調査にな……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/16、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先程と関連して欠格條項の問題で、禁こ以上の刑に処せられた者は年数が経てば前科は消えるのですが、その場合にはどうなんでしよう。

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/21、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 この問題については早く文部当局の意見も院外に知らしたいという切なる希望があつた筈でありますから、私はできるだけ早い機会においてこれをやられることを希望いたします。
【次の発言】 これはこちらの問題だけでありまして、先程海津君の希望で院外に早く知らしたいというふうな切なる御希望もあつた筈でありますから、そのことはお変りにならんだろうと思いますので私は継続を希望いたします。

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 会期が迫つておる際に、この前も岩間君の趣旨のようなことを言われたので、特に今日に延ばしたのです。更に延ばすということになれば、恐らくこれは間に合わない、そうすれば全國の沢山の子弟が迷うことになるから、できれば早く審議を進めて、貰いたい。
【次の発言】 河野君の質問と多少重複いたしまするが、この法律案を見ますると、政令又は省令で決めるというようなことが多数に散見するのであります。それは將來大学の自治を取上げるのであるというようなことで非常な不安を抱いておる教授なり学生がおるのであります。これを理由として一部爭議が起りかけておる際に、こういう省令、或いは政令というものを一歩間違うと、……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 國民所得の問題ですが、これは日本に在住する第三國人の所得は含まれておりますかどうか、いるとすればその割合を同時に資料にして貰いたいと思います。

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は本年度予算の面から眺めまして、教育制度に対する政府の根本的方針についてお尋ねしたいのであります。御承知のように六、三、三、四という体制は、昭和二十一年の八月に第九十帝國議会において、衆議院において政治における教育優先の原則というものが満場一致決議されて通過したのであります。更に又全國民から幾百万という義務教育延長の請願があり、政府が非常なる英断を以てこの新らしい制度を施行することになつたのであります。而もそれは第一次吉田内閣が関係された非常に大きな仕事であつたと思うのであります。殊にこれに対しては、政府の非常に力強い支持によつて発足したのでありますが、而もこの制度の実施に当つ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先程の三島さんの御質問に対して文部大臣の答弁せられたことはよく分るのでありますが、現在計上しておられる二億円何がしの金ではとても足りないと思います。実際から申しますると、文部大臣も先だつて奈良県を御覧になつておつて、よく御存じだと思いますけれども、ほんの一部だけを見られても御了解下さると思いますけれども、奈良県にある重要なもの、国宝を満足に修理しようと思えば約二億円から要る、それを全国にばら播いて二億症ではとても足りないと思うのでありますけれども、それを更に五千万円創るということはもつての外と思います。重要なことと思いますので、文部大臣もお骨折りのことと思いますが、更に一段の御努……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 只今の松野さんの質問に関連いたしまして、運輸省の政府委員からお聽きしたいと思います。現在商船大学になつて、文部省に移管されるということは教育の一元化から当然妥当なことと思います。従前運輸省の所管であり、又只今承わりますと、この外いろいろ海員養成の教育機関を運輸省でお持ちのようであります。又運輸省に更に船員教育審議会というものを設けまして、それで船員教育についていろいろ審議されるらしい。そうなりますと将来両省の閥に摩擦が起るようなことができはしないかという懸念がございます。商船大学を文部省所管として大いにやつて行かれるということについては、運輸省としては、快くこれを文部省に当然移す……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 この二十二條と十六條との違いは、どうしてそういうふうに違うのですか。十六條では「私立学校審議会の委員は、職務を行うために要する費用の弁償を受けることができる」とあり、二十二條では「委員は、その職務に対して報酬を受けない」と特に断わつてある。それから「但し、職務を行うために要する費用の弁償を受けることができる」と、これは同じですが、大学審議会の方では特に報酬を受けない。それから特に非常勤とする。そうすると、私立大学の審議会の委員は常勤なのですか。
【次の発言】 私立学校審議会でも、十六條で、やはり兼職の人が多いじやないですか。

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 第三十條の第三項でありますが、法人解散の場合の残余財産の帰属すべき者に関する規定を設ける場合には、その者は、学校法人その他教育の事業を行う者のうちから選定されるようにしなければならないということになつているが、この教育事業ということは、学校その他の教育施設を行う者の意味でありますか。或いは学校の教育に関係する、例えば教師のような者でも含まれますか。
【次の発言】 それじや教師という者も含まれますか。
【次の発言】 含まれない………。そうすると、その法人に関係のない、他の法人に関係しているような人でもよろしいのでありますか。

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は通産大臣に次の三つの点についてお伺いしたいと思うのであります。  その一は、銅の補給金の打切に対して政府はどういう策を持つておられるかどうか。この補給金の打切ということに対しては、国策の上から考えて、反対するのではないのでありまするが、鉱山のようなものは地上の施設と違つて、数百尺或いは数千尺の地下の施設でありますから、一旦操業を停止いたしますると、水浸になつて崩壊する虞れが十分であります。これを回復することは到底困難だろうと思うのであります。それと同時に、化学肥料の原料である硫化鉱の減産が非常に著しい、或いは金、銀の副資源を失うというようなことになつて参りますと、只今ストツク……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は次の三点について、総理の御所見を伺いたいと思うのでございます。一つは、講和会議後の国内治安の問題であります。総理はたびたび委員会なり、本会議において、仮定に基く問題に対しては御答弁をなさらない旨の御声明があるようでありますが、治安の問題は仮定じやなしに、講和條約を締結すれば当然起つて来る問題であり、而も国内においては最もこの点について不安を感じておることじやないかと思うのであります。これは言わなくても御承知と思いまするが、従前から連合軍が駐剳をしておるために、そのお蔭によつて極右極左の運動が相当鎭圧されておるということは事実であります。それに伴つて非常に犯罪が多くなり、治安と……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 文部委員会 第3号(1950/02/10、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 関連でございませんが……別ですけれども、この予算面で教育に関係するのですが、旧制大学の入学試験が困難だと言つておられますけれども、いわゆる白線浪人が新旧併せると一万七千名ぐらい、或いはそれ以上あるかも知れませんが、その中の現在は收容能力が一万人ぐらいだということですが、幾らか收容人員を増加して救済されるような案も立てておるようでありますが、実際それは予算に響いて来るわけでありますが、どういうふうに救済されるのか、その予算面はどこに盛つておられるのか、それをお伺いしたいと思います。  あなたにお伺いして適任ではないかと思いますが、多少予算に関係しておるので、御相談はお受けになつてお……

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 この休会中に関東方面を視察して参りました。委員としては、私と木内さんと、それから同行者としては岸田さんと山木さんと四人で参りました。茨城、栃木、群馬、千葉の四県を詳細に視察いたしました。埼玉、神奈川は機会を見てということにして四県だけに止めたのであります。詳細は種々の資料を集めまして専門員室に傭えて置きましたから御覧頂きます。簡單に大体のことを御報告申上げたいと思います。  我々主として先方に参りまして視察或いは懇談いたしましたのは、その眼目といたしますのは、教育委員会と事務局との関係はどんなふうに行つているかということ、それから教育委員会の一部改正問題に関連しまして、この前の国……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 今の法律では根拠がないというのですか。
【次の発言】 若しなくなられたときは、昭和という年号の問題を国会で取上げて決めない限りは、昭和という年号は続いて行くということになるのではないですか。
【次の発言】 仮に続かないとすると、現在の天皇がなくなられたときは、年号がなくなるということですか。

第7回国会 文部委員会 第7号(1950/02/28、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 大内さんにお伺いいたします。極く簡単なことで聞き損じましたのかも知れませんが、世界太陽暦ということをお使いになられましたが西暦のことですか。
【次の発言】 これは一般に通用している言葉ですか。
【次の発言】 現在員九五〇年、太陽暦の一九五〇年ということはあり得るのですか、使われているんですか。
【次の発言】 つまり西暦という言葉の代りに、そういうことを使つているんですか。
【次の発言】 世界太陽暦ということについて、一般に使われておるのか又それを使つていいのか。

第7回国会 文部委員会 第8号(1950/03/02、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 古垣さんに少し伺いたいのですが、一世一元の制度を立てられたのは明治になつてからだと、それまでは、多分政治的な意図があつて、必ずしもそういう制度がなくてもよかつたように思われるというようなお話でしたけれども、その点もう少し詳しく……。
【次の発言】 坂本さんにお伺いしたいのですが、これは放送協会の古垣さんがおつしやつたことなんですが、あなたが特殊の專門の方ですからお願いしてお聞きしたいのですけれども、古垣さんにもちよつとこの点質問いたしましたけれども、元号が明治時代になつてできたそのときに、その制定に対しては相当の政治的な含みがあつたということをおつしやつていたのですが、必ずしもこ……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/07、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 藤澤先生にお聽きしたいのですが、元号は政治の象徴だとおつしやいましたけれども、過去においてはそうであつたかも知れないが、現在の情勢から言うてむしろ反対の方向になつておるじやないか、又そうさせなければいけないのじやないかと思うのですけれども、現在でも又日本の将来から言うとそうあるべきだとお考えになつておられますか。
【次の発言】 藤澤先生にお聞きしたいと思いますが、そういうふうに年号、元号というものが政治の象徴ということになると、そうすると政治の大本がいろいろ変つてくる場合、そのたびごとに変えた方がいいというお考えですか。

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 一つ二つ簡單なことをお伺いしたいのでありますけれども、民間給與との比較を今度新らしいベースでしておられるようでありますが、その場合に單に労働省の発表の数字のみを基礎に置かれたようなお話に伺つたのでありますが、実際の民間の企業体の実態というものに触れてはお考えになつておらない。例えば公務員であれば月々きちんと決まつた給料の支拂を受けるのでありますが、民間企業体では現在政府はデイス・インフレと言つておりますけれども、現実はデフレ傾向になつている現在、民間工業を見ると、現在賃金の後拂い、或いは分割拂い、酷いところでは現物給與ということが見られる。そういう点にまで実際に触れて考えておられ……

第7回国会 予算委員会 第4号(1950/02/14、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 今の債務償還の問題ですけれども、先程岡さんのお話で金融業者や銀行方面ではむしろ喜んでおらないのではないか、こういうふうな強い意見を言われたのですが、あなたの方では喜んでおられないのですか。
【次の発言】 政府の狙つておるところは国際経済への復帰に当つて、日本の経済信用を得るために、どうしても債務を償還しなければならないという立場に立つておるようでありますが、あなたの先程のお話を伺つておりますと、そうじやなく生産という面に、むしろその金を廻した方がよいのではないかということで、それは意見の食違いと思ういますが。
【次の発言】 所得税の税率の問題ですが、あなたのお考えとシヤウプ案とに……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 独占資本の強化が目に余るものがあるとおつしやいましたけれども、その点もう少し具体的にお聞かせ頂きたいと思います。
【次の発言】 今お答え頂いたのだが、金融資本面だけのことを発言しておられますが、その外にもいろいろの事例があると思いますが、時間がございませんからそれはそれだけにしまして、米の闇値、今下つて来ております。或いは五十円、六十円台と下つて来ておる地方もあります。これは農民のダンピングだと仰しやつたが、そういうような言葉で米の闇値のことは言い得られましようか。率直な御意見を伺えれば結構であります。

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 今度の蔵相談話についていろいろ承りたいと思いましたが、重複する点がありますし、時間がありませんので、ただ一点だけ大臣に、お伺いしたいと思います。あの談話は一日の記者談会見の談話を新聞で出されたのでありますが、その後昨日の参議院の本会議における同僚議員の質問に答えて、あれは自分の話したことが全部載つていない、一部分載せられたのであるから全部載れば真相が分る筈である、こういうふうに述べておられるのであります。そうすると、新聞というものは自由を守り、真実を伝える使命のものでありまするが、あなたの話をされた中の真実の何をオミツトされておるのか。又それを補充する他の委員会、或いは本会議にお……

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/03/06、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は、昭和二十五年度の総合資金需給見込について安本の方から資料を頂いたのでありますが、その資料の御説明を願いたいと思うのでありますが、見込書の裏面に大体の説明は加えてあるようでありますけれども、もう一つ腑に落ちないところがありますので、御説明を願いたいと思いますが、その前に多少不審と思われる私の意見を附加えて置きまするで、それに対しての御説明を願えれば結構であると思います。これは安本の事務当局の方から御説明願えればそれで結構だと思います。  第一表でありますが、資金供給の金融機関預貯金という欄、三千四百億円となつております。昭和二十四年度の実績見込が三千五百四十億円、むしろ減つて……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は農林大臣に次の二点についてお伺いしたいと思います。  その一つは、前国会の補正予算において薪炭需給調節特別会計に対して一般会計から五十四億七千万円というものが繰入れられて赤字の補填をしたのであります。そのときには心ある者は殆んどそれに対する反対の意見を持つておられたようであります。私自身もこれは非常に重要なる問題であつて、このような繰入れをすべきでない。又そういう法案も出すべきでないという考えを持つていたのでありますが、薪炭証券の期限が来ておるものもあり、これを支拂わないというのは政府の信用を失墜するという問題が起つて来ておりますので、生産者に対して支拂をしなければ、生産者は……

第7回国会 予算委員会 第10号(1950/03/09、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は左の二点について文部大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。その一点は、義務教育費の国庫負担が廃止されまして、一般の平衡交付金に包含されることになるのでありまするが、この義務教育の標準教育費というものを確保する途が講ぜられないときには、将来非常な禍根を残すと思うのであります。勿論この点については、地方民主化の上から地方自治方面からいろいろの反対意見もあると伺つておるのでありまするが、又一面教育に重点をおいて非常に尊重する面から、又将来の日本を担当して行く青少年教育の重要性から考えて、更に大きな要望が生れておるのであります。地方の声なり、或いは識者の意見を綜合いたしますと、万……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/03/11、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 委員長、まだ動議は出てないんですね。
【次の発言】 五分か、十分間ばかり休憩の動議を提出いたします。
【次の発言】 動議は出ておるのですか。いやそれなら……
【次の発言】 私の意見では今内村君の御提案になつたことにも関係があるのでありますが、その動議を採決されるまで一応休憩して頂きたい。そうしてその動議を確定するようにお願いできませんでしようか。

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/03/13、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私も一言申述べたいと思います。先程内村君からこの委員会を開いたことを違法のようにおつしやいましたのでありますが、委員会を開くように請求した理事の一人として申上げて置きたいと思います。この間の動議からいたしますと、総理及び本多国務相の出席を求めてその答弁を聞いた上で審議の態度を決定しようという我々の決議だつたと思うのであります。ところが今日は総理は生憎病気で出られないが、本多国務相は出られる。我々の要求は二人揃つて同時に来いという要求でなしに、二人の答弁を聞きたいという意味でありますから、例えば本多国務相だけでも来られれば、その意見だけでも聞く必要があるのではないか、そういうような……

第7回国会 予算委員会 第18号(1950/03/22、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私は総理に三つの点についてお伺いがしたいのであります。  その第一は講和会議後の安全保障の問題、これは従前からたびたび本会議なり委員会で、総理は繰返して御答弁になつているのでありますが、余りに抽象的であつて、国民は非常な不安を抱いていると思うのであります。近く講和会議に開かれる予想の下に、憲法によつて全然軍備を放棄してしまつた全く非武裝の日本が、如何にして安全を保障するか。又講和後の侵入を防ぐかということは国民の重大関心事であろうと思うのであります。これは單に仮定の問題でなしに、講和会議の際に日本国民全般の希望として、強い希望として、こうあつて欲しいということを政府は国民の声を聽……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 その点で……。理事会の招集があつたのであります。定刻になつても来られない方が多かつた。それで前に打合せをして総理は十一時半に帰られるのだから……総理はすでに理事会を始めたときに来ておられました。早く始めようじやないか、岩間さんが来られなかつたら誰か通告の人があるから、それからでも始めて貰おうというところまでやつた、正式の理事会じやありません。定足数が揃わない。それで後でもう一遍相談しようじやないかと言つて別れたのです。
【次の発言】 やつたけれども揃わなかつた。
【次の発言】 方々探しに廻つたのです。

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(堀越儀郎君) 補正予算についての質問はこれで終了したものと認めまして、続いて二十五年度予算に対する質問を続行いたします。通告順によつて発言を許します。岡田宗司君。
【次の発言】 私は緑風会の多数を(笑声)代表いたしまして、本予算に賛成を表するものであります。併しながら現在の国情から考えまして、国民が重税に喘ぐこの状況をよく察しまして、緑風会といたしましては将来政府が減税に努力せられんことの警告を発して、本予算に賛意を表するのであります。その理由を私は申述べたいと思うのであります。政府は従前から減税を非常に誇大に吹聽しているかのごとき感があるのであります。併しながら現在の実際を見ますると……


堀越儀郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院1期)

堀越儀郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 文教委員会第一小委員会 第1号(1947/08/18、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 私といたしましては、この案を採擇されることを希望するのであります。これは昨年の第九十囘帝國議會で採用されました宗教的情操教育に關する建議案に伴う當然の措置として、中等學校或いは初等學校において宗教情操教育を授ける上において適當な宗教的の信念、宗教に關する理解を持つ教師が必要であることは當然でありますから、その措置として教員を養成する各學校に宗教講座を設けられるということは、非常に望ましいことでありまするので、この案を採擇されんことを希望する次第であります。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1949/05/06、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先程田中委員から質問されました第七條の第二項第四号の問題でありますが、宗教に関する情報、資料等について收集し、宗教團体に対する連絡を取ること、これに限定されておりますが、そうなりますと從前の宗教法人との関係はどうなるのでありますか。それからこの際に宗教法人というものは解散されるというようなことも聞くのでありますが、そのために非常に各宗教團体は不安を感じている虞れがありますので、そういう点に関して態度をはつきり説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 第五條の第二項でありますが、「文部省は、その権限の行使に当つて、法律(これに基く令命を含む。)に別段の定がある場合を除いては、行……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 関連して一点だけ……。先程藤田委員の質問に対して大臣が答えられましたことについてもう一応念を押して置きます。それは標準教育費の問題が出ましたときに各地方団体から非常に反対の声が起つたのであります。ところが大臣のお考えによるとこれは最後の閣議決定を見ない前の事情によつて反対運動を起した、いわば誤解に基くものであり、本当の真意を悟つておらないものである。結局あの地方自治団体の反対というものはいわれなきものであると、こういうように我々は感ずるのであります。ところが地方自治団体の反対意見というのは相当の輿論を構成しておると思うのであります。そうするというと、この輿論というものは誤まれる観……

第7回国会 電気通信・文部連合委員会 第1号(1950/02/15、1期、緑風会)

○堀越儀郎君 先程藤田君が質問されました三十二條の問題でありますが、今後の放送内容にも非常に影響することでありまするが、文化方面の内容を推進される場合において、学校などは非常に受信設備などというものを奨励されると思うのでありますが、現在も奨励しておると思いますが、そういう方面から考えて、学校などの先程のお言葉に受信料の免除ということもおつしやいましたが、現在でも免除されておるところがあるのですか。そして又将来免除される御計画もおありになるのですか。
【次の発言】 それから更に広めて高等学校まで広められるお考えはないですか。
【次の発言】 それからもう一つ、我々の一番関心を持つのは放送番組の内容……



堀越儀郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2022/12/18

堀越儀郎[参]在籍期 : | 1期|- 2期
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