中川以良 参議院議員
1期国会発言一覧

中川以良[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期
中川以良[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中川以良参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

中川以良[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、緑風会)

○中川以良君 私は緑風会を代表いたしまして、只今上程せられました石炭増産感謝決議案に、滿腔の賛意を表して止まざるものでございます。石炭関係者の熱烈なる努力の結晶といたしまして、この度発表をせられましたるごとく、去る七月には、終戰以來初めて予定の生産量である七月分の二百二十一万トンを遂に突破をいたしまして、二百二十二万トンの生産を見るに至つたのでございます。この時この際、この貴き労苦に基ずく石炭増産に対し、本院におきまして國民の総意を代表して深甚なる感謝の誠を捧げんとすることは、最も時宜に適しましたる意義深き企てであると存じますると同時に、この輝やかしき石炭増産の功績は、我が國経済復興の前途に一……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第11号(1949/04/07、1期、緑風会)【政府役職:経済安定本部政務次官】

○政府委員(中川以良君) 帆足君の御質問に対しまして、青木総務長官は只今関係方面に出向いておりますので、私より代つて御答弁さして頂きます。  帆足さんは経済人といたされまして、該博なるかずかずの御指摘を賜わつたのでございますが、御質問の第一点といたしましては、現行の物價体系を國際物價体系と睨み合せまして、これを合理的に改訂すべきではないかという御所見のように承わつたのでございます。現在の物價体系には若干のひずみのあることは御指摘の通りでございます。併し全体といたしましての價格水準はこれを引上げぬ方針に基きまして、止むを得ない最小限度の調整、特に輸入物資中、補給金の今後出るもの等に対しまして、必……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第22号(1949/11/30、1期、民主自由党)

○中川以良君 私は民主自由党を代表いたしまして、只今上程になりました在外同胞引揚促進に関する決議案に対しまして、限りなき感激を以ちまして心からなる賛意を表する次第でございます。(拍手)  幸いに終戰以来連合国の尊き数々の好意によりまして、今日まで六百有余万に上る我が在外同胞が懐しい祖国に帰り、祖国再建のためにいそしみつつありますることは、国民と共々誠に感謝に堪えない次第であります。併しながら今や終戰後すでに満四ケ年余を経過いたしておりまするにも拘わらず、残された在外同胞の引揚げが完了を見ないのみならず、多数の人々の消息が今以て明らかにされておらないのであります。而して今日国会が未だにかかる決議……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第8号(1949/12/24、1期、民主自由党)

○中川以良君 私は只今上程になりました国家公務員に対する臨時年末手当支給に関する法律案に対し、民主自由党を代表いたしまして、政府原案に賛成をし、修正案に反対の意を表するものでございます。  我が国再建途上におきまして、国民はひとしく今や苦難の途を歩んでおるのであります。別して公務員諸君に対し国家がこれを遇することの未だ十分ならざることは、私共の最も遺憾と存ずるところでございます。国民の公僕として、又祖国再建の先頭に立つて精励努力をいたしておる公務員諸君が、幾多の生活難と鬪い、悲惨なる生活苦に悩んでおられる実情は、今更私がここに申すまでもなく、目を蔽う数々の惨澹たる事例は実に枚挙に遑がないのであ……

中川以良[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

中川以良[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 鉱工業委員会 第4号(1947/07/31、1期、緑風会)

○中川以良君 私は北海道の方に參りました者でございまして、本院からは私の外に一二御同行を願う筈でございましたが、いろいろな支障がございまして、私一人が參つておりましたのでございますが、衆議院の方からは岡田、谷口、三好三代議士が參りまして、これらと一緒に行動をいたしました次第でございます。  七月の十二日に東京を出發いたしまして、十四日に札幌に到着をいたしました。商工局といろいろ打合せをいたしまして、直ちに炭鑛に向いまして、最初に東幌内、それから美唄、奔別、砂川、芦別の五箇所を視察をいたしまして、この間十七日には三井砂川におきまして商工大臣一行と共になりまして、北海道石炭復興會議に臨んだ次第でご……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/27、1期、緑風会)

○中川以良君 私は今のカニエさんの御意見に贊成するのであります。一應小委員會が研究をいたしまして、それを皆樣に御報告申上げて、全體で御審議を願うというように願いたいと思います。
【次の発言】 今カニエ君の言つた通りでありまして、國管問題とは全然別個の問題と思います。先般私が北海道に參りました際にもこれは大きな北海道の生活問題になつておる、從來家庭用の燃料は大體夏の間に殆んど大半を配給するような仕組になつておりますが、本年は全體の漸く二割もまだ配給ができてないという状態で、この冬の輸送にも大きな問題になつて來る。その上今のお話のように、その筋の意向によりまして今度うんと減らされるというので、住民……

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/10/01、1期、緑風会)

○中川以良君 公聽会は是非一つ開いて頂きたいと思います。
【次の発言】 承りますと、衆議院では今日理事会を開いて公聽会のことにつきお話があるようであります。恐らく今日の理事会でいろいろ具体的の問題が確定するのではないかと思います。それを至急にお調べ頂きまして、明日でも一つその御報告を願つて、その上においてお取決めを願つたらいかがでしようか。
【次の発言】 衆議院と同調しても公聽会ができますなら、それで私は結構だと思います。ただ衆議院の公聽会を我々が公聽に行つて承るというのでは面白くないと思います。これはやはり今日理事会を向うで開いておりますので、若しそういうことになれば、今の部長のお話のように……

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/10/03、1期、緑風会)

○中川以良君 先般申上げた通りに、衆議院と同調ができなければ、これは参議院として手続上まだ余裕があるのだから開いて置いた方がいいのじやないか、こういうふうに存じます。
【次の発言】 先般お願い申上げて置いたのでございますが、衆議院と同調してやるという件はどうなんでございましよう。手続上まだ可能性があるのでございましようか。
【次の発言】 同調ができまして、両方合同してやるというのなら私はいいと思います。ただ傍聽人程度では参議院としては工合が惡いと思います。
【次の発言】 石炭の増産問題と申しまするものは、今日の日本の経済の機構の基盤をなすものでございまして、私共は重大なる関心をこれに持ちなけれ……

第1回国会 鉱工業委員会 第11号(1947/10/07、1期、緑風会)

○中川以良君 石炭のこの國営問題を繞りましてここ数ケ月の間、政府当局は石炭問題に関する限り、この國管問題に憂身をやつし、自前緊急に打つべき種々の方策を忘れていたのではないか、この点が誠に私は遺憾に思うのであります。先般も商工大臣の御言動が種々誤解を招き、いろいろ批評をされておる点を御質問申上げたのでありますが、これに対する御答弁は極めて的外れな御答弁で、私は承服し得ないのでありまして、ややともいたしますと折角労資協調いたしまして、生産人として今日産業の復興に努力しておる中に溝をこの問題を以て付ける、又労資の対立を煽ふるというようなことに相成るが如く見受けられるのでありまして、この点は商工大臣と……

第1回国会 鉱工業委員会 第12号(1947/10/09、1期、緑風会)

○中川以良君 只今のお話の中に勤勞所得税に關しまする點につきましては、大臣におかれましてもこの奇現象をお認めになつて、何とかこれを改め、特別な措置を講ずるということでございますが、これはただ單に石炭鑛業のみについてお考えなのか、それとも全産業、全勤勞者に對してお考えなのか、その邊を一つ承りたい。

第1回国会 鉱工業委員会 第17号(1947/11/11、1期、緑風会)

○中川以良君 炭鑛の資金につきましては、私共は非常にこれは憂慮をいたしておるのでありますが、先般炭鑛の特別運轉資金融資方針というのを決定されまして、これは新聞紙上におきまして私共承知をしたわけでありますが、本委員會においてはこれに關する政府からの資料も頂いておりませんし、御説明も承つておりません。これを一つ先ず以て御説明を頂きまして、この點を私共といたしましても、非常に愼重にこれは考えなければならん問題と思いますから、お願いいたします。
【次の発言】 今のお答でよく分りましたのでありますが、とかくこの重要法案につきまして、いろいろな點が新聞の方に先に發表になりまして、最も大切な我々の委員會に遲……

第1回国会 鉱工業委員会 第18号(1947/11/14、1期、緑風会)

○中川以良君 只今のお話は極めて適切な企てでござしまして、本委員會といたしまして御贊同をいたしまして、是非早い機會に御開催をされますようにお願いいたします。

第1回国会 鉱工業委員会 第19号(1947/11/26、1期、緑風会)

○中川以良君 今頂いておりまする書類と只今の御説明を一致しない点がありまするので、その点をもう一遍御説明願いたいと思います。原案の第三十三條、この中には修正箇所があるのでありまするが、それは何ら御説明がなかつたのでありますが……。
【次の発言】 訂正はしてあるわけですな。その御説明がなかのたものですから、訂正がなかつたものだと思いました。それから原案の六十四條ですが、これは只今の御説明の中に、この書類には訂正してないのでございますが、それはいかがでございましようか。
【次の発言】 ではもう一遍御説明して頂きます、その訂正箇所を。
【次の発言】 それから六十九條もお伺いしたいと思つております。

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、緑風会)

○中川以良君 新憲法によりまして、國會は常任委員會が中心となりまして、すべての審議が進められているのは申すまでもないことでございます。然るに今囘の重要法案であるところの臨時石炭鑛業管理法案が修正をされまして、修正案が提案をされまするや、政府竝びに與黨におきましては委員會を無視いたしまして、強引にこれを本會議にかけて一學に決せんことを企圖されたのでございます。幸にこれは實行に至らなかつたのでございますが、かような行爲は現憲法の下におきまして到底許し難いものでございまして、この點は誠に私共遺憾に存ずる次第でございまして、少くとも新憲法の精神が踏みにじられたのではないかとすら考えたのでございます。次……

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、緑風会)

○中川以良君 私は先日來、天皇陛下のお供をいたしておりましたので休みまして、或いは質問申上げることが重複いたすかも知れませんが、新らしい九條でございますが、これに監督上必要なる命令をすることができるとございますが、この命令に対して、事業主は不服の申立ができないことになつておりまするが、これはやはり不当な命令が出た場合には、どうでございましようか。それに対して……。
【次の発言】 指定炭鉱の問題はどうも漠然といたしているのでありますが、原案より修正案の方がまだ幾らかはつきりして参つたのでありますが、いずれにしましても本法律案は只今商工大臣のお話のごとく石炭増産第一主義になつておりますので、いわゆ……

第1回国会 鉱工業委員会 第28号(1947/12/06、1期、緑風会)

○中川以良君 議事進行について……いろいろお話、御意見もあるようでございますが、本論に戻りまして逐條審議をお進め戴きたいと思います。
【次の発言】 今の補償に対しまするお答えでございまするが、これは補償は、飽くまで損害賠償に関しまするところの一般原則によるべきものでないかと思います。この点は先般概活的な質問を私が申上げた際に、飽くまでこれは相当因果関係説によるものに基くという御答弁があつたのでありまするが、今の御答弁とちよつと喰い違うように思いますが、如何ですか。
【次の発言】 「特に一通常生ずべき」ということを書きますると、これは相当不明確になると思いますので、どうもこの点が將來いろいろな疑……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/12/08、1期、緑風会)

○中川以良君 只今より五十分休憩するの動議を提出します。
【次の発言】 約十分の休憩の動議を提出いたします。議事進行です。
【次の発言】 私は本法案の修正動議を提出をいたします。
【次の発言】 修正の箇所につきましては、只今お手許にプリントとして差上げておりますが、尚多少ミスプリント、その他字句を直しまする點がございますので、これから逐條につきまして私が讀みまして、その際に簡單に理由の御説明をさして頂きたいと存じます。  最初に題名を「臨時石炭増産法案」に改める。これは本法案の根本精神は石炭増産第一主義というのでございまして、而も政府のしばしば言明にございます通り、特定のイデオロギーに捉わるる……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第58号(1948/06/30、1期、緑風会)

○委員外議員(中川以良君) 只今朗読になりましたところの経済統制調査特別委員会設置に関する決議案、これにつきまして発議者の一人といたしまして簡単に御説明を申上げます。  從來私共が経済統制によりまする今日の各生産部門又配給部門等の状態を見まするに、最近はどうも統制によりますところのプラスの面よりも、そのマイナスの面の方が非常に大きく現われておるということを痛感するのでありまして、無論今日の敗戰の祖國といたしまして経済の再建に國民が努力しておりまする際に、殊に諸重要物資が十分にない、絶対量が不足しておりまする際には、当然これは計画経済を以ちましてこれに統制制度を加えて、これを強化いたすということ……

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○中川以良君 小委員会には鉱工業委員はその小委員でなくても出席をいたしても差支えないのですか。
【次の発言】 発言については……。
【次の発言】 そうすれば從來活溌に動いておる小委員会もございますので今後できるだけ活溌に動いて頂くことにいたしまして、小委員会の開催に当つては一應委員全部に御通知申上げて御希望の方は、関心を持つておる方は是非出て頂く、そういうようなことで運営をよくしたら如何でしようか。折角委員長がお作り下さつたのですから。

第2回国会 鉱工業委員会 第2号(1948/03/26、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(中川以良君) では只今から開會いたします。中小企業廳設置法案に關する連合委員會の件につきましてお諮りいたします。中小企業廳設置法案は去る十九日に決算委員會に付託されたのでございますが、決定委員會におきましては該法案の性質に鑑みまして、二十四日に委員会を開きました結果、商業委員會及び鑛工業委員會と協議して連合委員會を開くことに決定しまして、本委員會にも三者連合して委員會を開くことを要求して參つたのであります。今日この點、お認め願いたくお諮りいたすのでございますが、決算及び商業委員會と連合して委員會を開くことに御異議ございませんか。

第2回国会 鉱工業委員会 第3号(1948/04/07、1期、緑風会)

○中川以良君 當委員會においても衆議院と同樣本法案は鑛工業委員會に掛かるのが當然だと私共は考えるのでございます。併し決算の方に參つたということは、今更申しても致し方がないのでございまして、當然合同審査には我々は應ずべきだと存じております。ただ過般來の中小企業廰設置法案、又更にその前の經済力集中排除法案等が、當然この委員會に掛かるべきものが、他の委員會に掛かり合同審査になり、而も合同審査になりました場合には、我々といたしまして決議權を持たないということは、この委員會の我々の責務上からいたしましても非常に遺憾だと思います。この點は一つ先般來申上げておりますように、何とか運營方法につきまして、この機……

第2回国会 鉱工業委員会 第4号(1948/06/02、1期、緑風会)

○中川以良君 それでは請願第二百五十七号ガラス代用品ラッキーの資材隘路打開に関する請願、これは請願者は靜岡縣の東亞防水布製造株式会社山田賢一氏、紹介議員は油井賢太郎君であります。小委員会におきましては、これの審議に当りまして、政府当局より建設院の建設課長と商工省の化学局事務官の出席を求めた次第であります。この請願の趣旨は、現下の食糧問題と並行いたしまして、國民生活安定上の重要な隘路でありまするところの住宅問題に一環といたしまして、ガラスの生産が、資材、資金の不足から、到底現需要を充足するに至つていないため、ガラス代用品といたしまして、ラッキーが登場したのであつて、その効力については業界、官界に……

第2回国会 文教委員会 第1号(1948/05/27、1期、緑風会)

○中川以良君 私も只今の御意見に賛意を表するものでありますが、大体今までの委員会によりまして、委員長に御一任を申上げておるのでありまするから、本日は委員長といたされては、この問題は極めて愼重に扱わなければならんために、一應今までの委員会に速記を附けなかつたために、速記録に各意見を載せようというような考えであろうと私は思うのでありますが、この際は一つ、一應お任かせを申上げたのでありまするから、委員長としての御所信を御披瀝頂きまして、それに対して各意見があれば又意見を載せて頂くというようなことに取運んで頂いたらどうかと思います。それによつて意見は速記に残ると思いますので、委員長の御希望も達せられる……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/13、1期、緑風会)

○中川以良君 先程の自動車の問題ですが、僕らのような小会派は委員長もおりませんし、自動車も殆んど使わして貰うことができないのではないかと思います。これに対して何か特別なお取計らいを願いたい。形式的に言えば所属しておる委員会の車を使えばいいじやないかということになりますが、これは事実としては使えない形になつております。何か一つ特別に小会派に特例をお願いしたいと思います。
【次の発言】 お願いしたいと思います。それからもう一つ宿舎の問題ですが、あの宿舎は、これは確実な数字ではありませんが、朝飯が五十円、夕飯が七十円、風呂賃が毎日入つても入らないでも二十円負担しなければならん。こういう話であります。……

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/15、1期、緑風会)

○中川以良君 只今議題となりました議院運営委員会の理事互選の件につきましては、成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/22、1期、緑風会)

○中川以良君 只今の地方行政委員会から大阪に参りまする件、並びに治安及び地方制度委員会の專門員を派遣いたしまする件、これは一括いたしまして承認して然るべきものと存じます。

第3回国会 経済安定委員会 第2号(1948/11/13、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 本日大臣が出まして、御説明を申すべきでございましたが、只今委員長からお話がございましたごとく、急にG・H・Qの方に呼ばれて参りましたので、私が代つて御説明を申上げることにいたします。  今回本委員会において御審議をお願いをいたすことに相成つておりますところの「過度経済力集中排除法の一部を改正する法律案」につきまして、御説明を申上げます。  昨年十二月八日公布施行されました過度経済力集中排除法におきましては、本來この法律が経過的性質のものでありますることと、並びにその他の事情等からいたしまして、財閥解体の機関として先に設立されておりますところの持株会社整理委員会をしてこ……

第3回国会 経済安定委員会 第3号(1948/11/18、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) それは先般も提案理由で御説明申上げたのでありますが、本來これは本年末までに移すべき法律を新たに作りまして、そして公正取引委員会の方に全部移すことになりますのですが、ところが御承知のように関係方面の意向も変つて來ております。これを今直ちに移しますということは、今折角持株整理委員会の方でやつておりますので、これは勿論人員その他をそつくり移すということならばなんでもないようなことでございますけれども、こういうような情勢になつて参りましたから、そういう移す法律を新たに作りますよりも、現在のままで参りました方が、これは國の経済の健全なる発達の上から見ましても、無用な混乱を招かな……

第3回国会 商工委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○中川以良君 只今議題となりました商工委員会の理事の互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして、理事の指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今お尋ねございました産米及び甘藷の供出に対しまするリンク制の物資の今後の運用でございまするが、これに関しましては、昨年は御承知のごとく甚だ不手際の部面がございまして、いろいろ非難等もございまして、実際農家の熱意に副い得なかつた点が多々ございました点は誠に遺憾と存じます次第でございまして、本年はこれらの経過に鑑みまして一層これを改善いたしまして、適切なる処置を講じまして、農家の真の努力に対しまして政府が熱意を以て感謝り意を表することにいたしたいと考えて、只今いろいろとこれに関しまして努力をいたしておりますような次第であります。これに関しましては去る十月十二日に閣議決定……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 帆足委員の物價政策審議会に関する御質問がございましたが、これに関しましてお答えを申し上げます。経済安定本部におきましては、今後物價政策に関しましてはここで愼重なる審議をいたしまして、この物價制度に関しまして業界の実態並びに國民の要望に應うべき、正しき物價政策を立てなければならんと存じておりまして、物價制度審議会に関しましても只今檢討中でございまして、これには各関係官廳の外に、民間の学識経驗者並びに業界の代表者等をお集まり頂きまして、これらの眞の叫び、業界の実情に関しまする眞の実情等を十分に承わりまして、物價政策というものが今後、殊に賃金の三原則並びに経済安定の九原則に……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/28、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 実は本法案につきましては、経済安定本部といたしまして大体操上げまして檢討しておつたのでございますが、三月の初めに衆議院の方で議院提出法案にするという意向がございまして━━━━━━━そこで経済安定本部といたしましては、正式に一應手を引きました。その後━━━━━━━━━━━━━━━━そこで私共といたしましては、それは議院提出法案でございまするので、國会において当然御審議を願うわけでございまするが、ただ只今申したようなことで、万が一期間内にこれの通過がない場合には、相当各方面に影響を及ぼし、混乱を招く虞がありますので、一應これは政府としましてはお通しを願いまして、そうして然……

第5回国会 経済安定委員会 第1号(1949/03/30、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今帆足委員の御指摘の産業団体をどうして活用をもつとしないかという御質問がございましたが、これに関しましては政府といたしましても、過般事業者団体法ができました結果、政府において統制の事務は一切直接やることに相成りましたために、多数の物調官を任命いたしたのでありまして、これを從來産業団体におつた人を大半來て貰いましてやつておるのでございますが、今後統制を簡素強力化する、又官廳の行政整理を断行するという面から申しましても、只今大臣の申しましたごとく、今後の統制方式等についても十分な再檢討をして見たいと思います。かような意味におきまして從來物調官でやつておりました仕事は、で……

第5回国会 経済安定委員会 第10号(1949/05/10、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今上程されました價格調整公團法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明致します。  價格調整公團は、昭和二十二年六月設立以來本日まで経済安定本部総務長官の定める基本的な政策及び計画に基き、物價廳長官のなす指導及び監督に從いまして、價格等の適正な調整に関する業務を行い見るべき成果を挙げて参つたのでありますが、この間の経驗に鑑みまして、價格調整公團が業務を一層円滑確実に行うと共にこれを簡素強力に遂行できるようにするため、次の二点について現在の價格調整公団法の一部を改正する必要が痛感されるに至りました。  その第一は、價格調整公團は價格等の調整をするため(……

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/05/14、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今但書削除の結果外國会社が野放しになるのではないかというお話でございましたが、これは十六條の本文におきまする会社は括弧として外國会社を含んでおりますわけでありまするし、從つてこの外國会社は当然第十五條の操作を受けるわけでありまするけれども、全然野放しになる関係ではないと考えております。
【次の発言】 今和田先生の御質問でございますが、外國人の場合は別に外國人の財産取得令がございますので、それで或る程度のものはチエツクできると思います。それでありますから、大体におきまして今回の独占禁止法につきましては、外資の導入処分の民主化等の見地からいたしまして、関係規定の緩和を図……

第5回国会 商工委員会 第2号(1949/02/15、1期、緑風会)【政府役職】

○説明員(中川以良君) 経済安定九原則の問題につきましては、各方面から最近いろいろ御質疑等がございますが、政府といたしましては、未だ何らこれに対しまするところの決定的の結論をも得ておりませんし、今日ここに政府を代表いたしまして、政府の意見といたしまして申述べる段階に達していない次第でございます。從つて本日は経済隈安定本部におきまする今日まで作業をして参りました経過等につきまして、御説明を申上げたいと考えております。殊に本爲替レートの問題につきましては、非常なデリケートな問題が多々ございまするので、司令部方面におきましても極めて愼重にこれを取扱つておりまするので、從來往々報道機関等におきまして、……

第5回国会 商工委員会 第11号(1949/04/21、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 栗山委員の御指摘の点でございまするが、これは政府といたしましても、只今各産業共に繋ぎ資金に対しまして非常に困難を極めておりまする実情につきましては殊の外苦慮をいたしておる次第であります。特に本年は御承知の通り、復金の機能が全く停止をいたし、更に從來政府が日銀引受けで、公債或いは復金債等のものを賄つておつた。更に不足の部門は通貨の増発というような形でやつておつた。こういうものが全部停止をせられておりまする関係上、從來のような資金計画が実行できないような状態になつております。併し電氣の事業に対しましては、只今予想いたしておりまするところの千六百億の設備資金の中から、約四百……

第5回国会 水産委員会 第2号(1949/03/23、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 最初に公共事業費の問題でありますが、これは只今長官から詳細に亘つて御説明がありましたので、重複する部分は抜かして頂きますが、当初政府といたしましても、公共事業費は少くとも九百億ぐらいは是非確保いたしたいものと念願をいたしておつた次第でありますが、只今の情勢では関係方面において五百億程度より増額し得ないというような誠に遺憾な事態に直面いたしておりまする次第でございます。これに関連いたしまして、予算全体の問題が只今非常な難航を続けておりまする次第でございまして、私共が当初考えましたことは、日本経済の復興のもつて行き方でございまするが、これは経済復興五ケ年計画を立てまして、……

第5回国会 水産委員会 第3号(1949/03/25、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 御承知の通り、一昨年來年度の予算の内示が行われたような次第でございまして、これによりまして、從來の構想と予算の編成方法が非常な相違がございまする次第でございまして、当初考えられておりました貿易資金の特別会計の黒字は、これを主といたしまして輸入物資の補給金に充当し、更に一部を輸出の助成金とし、残りを産業復興資金の方に廻したいというような考え方が強くあつたのでございますが、然るに輸入物資に対するところの補給金は、全部一般会計の支出からこれを出すというようなことに決められております次第でございます。そこで只今のところ、細部に亘りますところの点については、未だ申上げる段階に至……

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/26、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 今のお尋ねに対してでございますが、対日援助見返資金は御承知のごとく千七百五十億円を計上いたしておるのでありますが、これの使途につきましては、只今具体的なことはまだ申上げる段階には到達いたしておりません。ただこの中に分つておりまするものは、この中から二百七十億、これは鉄道に百五十億、通信に百二十億、それが支出されることが決つておる次第であります。その他の分につきましては、まず大体関係方面とも折衝をいたしておりまする範囲におきまして、こういうふうなことが大体考えられておりまする次第でございまして、まず米國対日援助見返資金はその性質に鑑みまして、國内の通貨及び財政の安定、日……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/12、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今の木村さんのお話でございますが、再評價を今日政府が直ちにするとはまだ確定をいたしているのではないが、今日の各企業の資産の状態を仔細に檢討いたしますと、確かに現在の時價を以ていたしますときは、帳簿價格と比較いたしまして、数等余計なものに相成つておりまするので、今後企業の健全な運営をいたします上においてはこれが再評價という問題を是非取上げなければならないと存じます。かような意味におきまして、今日そういうことが論じられるにつれて、企業に対する國民の信頼感と申しまするか、今後企業に投資をする、増資に應ずるというような氣構えも活溌にできて行つておりますることは事実でございま……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 大臣が只今閣議に行つておりますので、私から代つて御答弁をいたします。本年度の予算の形態と申しますものは、從來の予算の形態とは非常に異なつた形として現われておりますので、これは先般ロイヤル長官が参りまして、ドツジ・ミツシヨンが残りましていろいろと日本の財政上の問題を檢討いたしました結果、飽くまで均衡健全財政を基調といたしまして、先ず日本の経済の安定第一主義というところに構想が持つて行かれたような次第でございました。そこで本年の予算を見ますると、成る程厖大な予算になつておりまするが、從來の予算のごとく、例えて申しますとこれに載つておりますところの補給金のごときものに対しま……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) お答を申上げます。実は電力料金の件につきましては、経済安定本部におきましても、昨年からこれに対しましては非常に熱意を持ちまして、これの合理化に対しまして努力をいたして参つたのであります。大体その経過につきましては栗山委員も御承知とは存じまするが、昨年は御承知のごとく、冬期渇水期に降雨量が相当ございましたので、政府の一部の助成金によりまして一應ペイはいたしております。併しながら本年度を考えまするときには相当無理がございますので、政府といたしましては、経済安定本部におきましては、電力料金の公正なる改訂をいたしまして、そうして電力事業というものが今後立派にペイをいたしまする……

第5回国会 予算委員会 第14号(1949/04/16、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 昨日波田野委員より昭和二十四年度の生産計画につきまして御質問がございましたのでございますが、実は昭和二十四年度の生産計画につきましては関係方面と只今折衝いたしておりまして、大体の最終的数字は出ておるのでありまするが、未だここに公表をいたす自由を持つておらないのでありますので、本日は速記を止めて頂きまして、この間の事情を一應御説明をさして頂きたいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 只今のお尋ねは輸出品の不適格品の放出についてのお尋ねと存じまするが、これは繊維製品におきまして相当量が貿易関係で出ないものが残つておりますので、これは一般民間の國内需要といたしまして……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 通商産業委員会 第1号(1949/10/28、1期、民主自由党)

○中川以良君 只今議題になりました理事の互選につきましては、本委員会における理事の数は四名といたしまして、その人選は成規の手続を省畧いたしまして、これを委員長に一任するの動議を提出いたします。

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/10、1期、民主自由党)

○中川以良君 政府委員の方にお尋ねしたい。只今の御説明で再評価の問題非常に御熱心に御当局で御研究を頂いた点は非常に多といたしますが、いずれこれも御研究願つたと思いますが、附加価値税に対して大体どういう御見解をお持ちでありましようか、例えば御研究ができておるとすれば、大体のアウトラインだけでも承われば結構だと思います。これも各業種によつて非常に不均衡だろうと思います。

第6回国会 通商産業委員会 第6号(1949/11/21、1期、民主自由党)

○中川以良君 これからこの改正案が出ますると、従来の輸出品目は更に拡大されます。拡大されるとどういう程度になりますか、具体的に一つ。
【次の発言】 この法案に対しましては、各委員から幾多有益な御意見も出まして当局におかれましても、十分御熱意のほどをお示し頂いております。今更申上げるまでもないことでありますが、ただ統制が逐次解除をされまするに伴いまして、統制業務に携はつておりますところの幾多の官吏の捌け場をこういうところに持つて行くというようなことがないように、あくまでも適材を適所に持つて参るように特に御注意を願いたいと存じます。  それから更に先程大臣もお話がございましたが、これに関連いたしま……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、民主自由党)

○中川以良君 私もこの祕書の手当の問題はここで以て打切ることなく、尚一つ検討をして、できるだけ一つ時期がずれましてもよろしいから、何とか面倒を見られるように是非して貰いたいと考えている次第であります。

第7回国会 議院運営委員会 第24号(1950/02/13、1期、民主自由党)

○中川以良君 今の問題について、法制部としてはどういうような見解を持つておるか、一応説明を我々聽取いたしまして、その上に更に一つ検討を加えたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/07、1期、自由党)

○中川以良君 淺岡君の問題は、今佐々木さんからもお話申上げたのですが、尚今確めたのでありますが、決して来るべき特別委員会の問題とは重複していない。これは速かに処理すべき問題で、徳田君自身に関連すべき問題じやないのでありますから、あれは徳田君自身を証人として来て貰つて……。この度の緊急質問は政府に対する質問であるから、是非一つお許し願いたい。
【次の発言】 それとは全然別個の性質を持つた案件です。
【次の発言】 関連はしていますが、政府自身の考え方を聞く問題です、これは……
【次の発言】 私今の問題が委員会のことと関連しておるとか、しないとかいうことははつきり申上げていないわけであります。性質を……

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/13、1期、自由党)

○中川以良君 議員団にお委せをすることは結構ですけれども、それぞれの分担があるでしようから、やはりその四人ができ得べくんば全部それぞれ專門的の立場で御報告願いたい。誰が一人だけが代表でなしに……。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/03/18、1期、自由党)

○中川以良君 私は議長のお話が正しいと思います。本参議院の権威のためにも毅然とした態度で臨まなければならん。どうも大野君のお話を伺いますと、議事の運営、特別委員会の議事の問題と、それから今の暴行の問題とを混同しておられる。これは私はなんら関係ない問題だと思うのであります。これはよしんば特別委員会の議事が紛糾いたしまして、いろいろ混乱をした際においての、苟くも衆議院議員が参議院の委員会において傍聽しておつて守衞を殴打するということは絶対にあるべきことではないのでありまして、これは仮に自由党の議員であろうと、民主党の議員であろうと、我々はやはり断乎たる態度を以つて臨むべきである。そういうふうな問題……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/03/25、1期、自由党)

○中川以良君 この問題は本日見まするところ大変出席も少いようで各会派も揃つておりませんので、月曜日に一つ延ばして頂きたい。その際には御審議をお願いしたいと思います。
【次の発言】 門屋から甚だお叱りのお言葉があつたのですが、私といたしましては労働問題を軽視しておるということではないと思うのです。重要視しておればこそ我々愼重に扱つておるわけで、この問題に対して委員会に付託をするというような御議論もあつたようでありますが、そういうことにつきましては我々も非常に異議を持つております。そういう点において尚検討の余地もあるし、本日は全部の会派もお揃いでないので、そういうような意味で私は申上げておるので、……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、自由党)

○中川以良君 この問題は只今兼岩委員のおつしやつたように、国際的にも国内的にも極めて重大なる問題だろうと思います。然るが故に委員会は極めて愼重なる調査をいたしたのであります。これはやはり本会議において報告すべきだと思います。私は先例もあることであり、且つ特別委員長もそれを求められており、又特別委員会の委員である門屋君も、只今そういうふうな節のお話しもあつたわけであります。これはやはり取上げて、一つ公明にするというのが、この際最もよかろうと思います。
【次の発言】 私は門屋君の説に賛成いたします。何とならば、引揚同胞委員会におきまして、この問題は非常に愼重に審議をしておられる。調査も十分にされま……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、自由党)

○中川以良君 その外に輸出信用保險法案、これは通産委員会にかかつております。これも本日上げませんとこの保險の補助金というものが翌年度に繰越しになるのでありまして、本日通りませんと、将来の輸出貿易に重大なる影響を及ぼすものであり、この点もやはり一応最初に同様委員長お手配願います。それから尚これに伴つて大蔵委員会にやはりこれに附随したところの特別会計法案が出ております。これも同時にやらなければならん問題であります。
【次の発言】 それは尚私は一応政府に確めますけれども、今の問題は是非上げなければならん問題であります。政府の何らかの手落であつて拔かしておると思います。私も連絡はとりますが……。

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、自由党)

○中川以良君 大変どうも皆様に御迷惑をかけまして昨日から非常に御心配をかけて誠に申訳ないと思うのであります。そこで衆議院の方にも今参りましていろいろ打合せをいたして、向うを鞭撻して参つたのでございますが、先程中村さんのお話ではまあ八時までに上がらなければもうできないという話があつたのでございますが、その点は極力申しておるのですが、一応八時三十分までには上げるというような大体見通しを付けております。それで只今本会議が始まりましたので、八時三十分ということを一つ基準にして頂きまして、後の議事についてお話をして頂きたいと思います。是非この点は甚だ勝手でございますが三十分は一つ御譲歩を頂きまして、折角……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、自由党)

○中川以良君 只今の山下君それから大野君の御発言によりますると、如何にも与党が何かその蔭において策謀したかのごとき御発言でありまして、私は揣摩臆測も誠に甚しきものだと存ずるものであります。与党におきましては、かような事実は全然ございません。小川君がいなかつた際に我々は小川君がいないとこの議事が、本会議が始まらない、むしろ早く小川君を探さなければいかんじやないかというので探しに行つた者があるようであります。それから小川君の行動に対しましては、我が党におきましても非常に憤激をいたしておりまして、少くも我々はこの行動に対しましては非常に不快に感じておるものであります。かような点を一つ申上げて置きます……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、民主自由党)

○中川以良君 約十分程休憩いたす動議を提出いたします。
【次の発言】 私は木下君の修正案に対しましては、成る程非常時勤務の者に対しましても常時勤務同様にやつておりますものも相当あるように承つておりまして、これらに対して誠に同情をいたしておる次第であります。それで是非こういう者にも賞與を拂つてやりたいということは私共は全く同様の考えを持つておるのでありまするが、併しいろいろ大蔵大臣その他当局の御意見を承つて見ますると、本法律案を施しになるについては万端いろいろな資料を関係方面にお出しになり、これが人員或いは支給額等これの財源の捻出等につきましては詳細に亘つて承認を取つておられるやに伺つております……

第7回国会 通商産業委員会 第3号(1950/01/27、1期、民主自由党)

○中川以良君 現地の鉱害施設につきまして、私が本月の初めに九州地区並びに山口地区を見て参りましたので、その状況について概略の御報告を申上げます。丁度参りまするのは、私と駒井委員とが参ることになておりましたところ、駒井委員が止むを得ざる御要件のために参加されませんので、私と林專門員並びに長尾主事と共に参つた次第でございます。  先ず本月の十二日に福岡の折尾に着きまして、ここで杉本福岡県知事より鉱害の状況を聽取いたしました後、高松、中鶴炭鉱の附近、及び遠賀川の筋、更に新入、赤池、方城及び田川の、これらの炭鉱附近を同日視察をいたしたような次第であります。そして翌十三日に山口県に参りまして、小野田にお……

第7回国会 通商産業委員会 第4号(1950/02/02、1期、民主自由党)

○中川以良君 今栗山委員のお話がございました後段の問題でありますが、実は議院運営委員会の小委員会といたしまして本日この問題が論議せられたのであります。先般来本問題はいろいろ研究されておりましたが、特別委員会設置の問題につきまして講和問題に関する特別委員会、それから電気問題に関する特別委員会というこの二つが一応検討を加えられたわけであります。本日講和に関する問題はいろいろ議論がありまして後廻しになつたのであります。電気に関しまする問題は早急にやはり作るべきではないかという主張が多数の委員から出ました。丁度私は本委員会の委員をいたしておりますので、本委員会といたしましては先般かようなる大体申合せを……

第7回国会 通商産業委員会 第6号(1950/02/06、1期、民主自由党)

○中川以良君 いろいろ有益なるお話を承わりまして非常に我々も参考となり、勉強さして頂いたのでありますが、一、二お伺いいたしたいことは中小企業庁が一昨年発足をいたしましていろいろ中小企業関係には熱心なる指導をし、又それに対する調査研究等をしておられるのでありまするが、本日は金融の問題であるからかも知れませんが、中小企業庁に対する御希望とか、或いは中小企業庁ができてから中小企業がどういう恩典に浴したか、どういうふうに善導されて来たかという点についてはうもお話が触れていないのでありますが、この点に関しまして一つ御意見を、率直なる御意見を承わりたいと思います。金融の方面は無論役所は金の枠を持つておりま……

第7回国会 通商産業委員会 第7号(1950/02/08、1期、民主自由党)

○中川以良君 続行したらどうです。
【次の発言】 やつてしまつてから質疑をしたらどうですか。
【次の発言】 本日皆様方から誠に尊い御意見を沢山承りまして、私共が嚴正なる立場におきまして、本法案の審議をいたしまする上に、極めて有益なるところの示唆を與えて頂きましたことは誠に感謝をいたしております次第であります。私は現地を親しく拜見をいたしておりますので、今更お尋ねを申上げることもないのでありますが、ただ私といたしましては一日も早く現在の復旧工事が着手されまして、多数の被害者の方が救われることをひたすら念願をいたしておりますことは少しも変りはないのであります。ただ私はこの法案によりますると、第三條……

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/03/09、1期、自由党)

○中川以良君 大蔵大臣としてお尋ねしたいのでありますが、見返資金勘定が最近は非常に活発に出ておるのでありますが、昨年のごとき産業方面に出ましたものが極めて緩慢であり、手続、が煩瑣である、非常に時間を要するために、折角当にしておつた資金も時間的に非常に遅延いたしまして、いろいろな齟齬を来しておるというような点も沢山聞いておるのでありますが、最近の情勢はいろいろ御当局でもお骨を折つて頂きまして、手続等も相当簡素化されて来たので参りまするが、大体今企業が申込みまして、これを当局で調査して最終的に金が出るまでどのくらいの時日を要しておるかというふうな現状を、一つ伺いたいと思います。  それから中小企業……

第7回国会 通商産業委員会 第14号(1950/03/16、1期、自由党)

○中川以良君 お尋ねをしたいのは、この法案によりまして大体保険をされますところの取引は全体の額をどのくらいを政府としては見込んでおられるかという点を一点伺いたいのです。それからそれに関連いたしまして、保険特別会計の收支の内容というようなものはどういうふうになつておるのでありましようか、これについて一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の数を何かでお示し願います。それで十分賄つて行けるだけの確信があるのでございますか。
【次の発言】 この法案が通過いたしますと、輸出は相当進渉を見るであろうと思います。又そうでなくてはならないと思います。これによつて一体政府として輸出が殖えると考えておる……

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/23、1期、自由党)

○中川以良君 先般もこの点は伺つたのでありまするが、尚本日明確なる御答弁を頂きたいと思いますることは、この制度を運用いたしまするための輸出信用保険特別会計をこのたび設けられることに相成つております。これの基金は二十五年度の一般会計からこの間のお話では五億円、それから二十四年度の剰余金から五億五千万円、合計確が十億円ばかりのものを以てやられるのでありますが、その外に再保険を、保険会社からいわゆる契約についての保険料を徴收をされる。それからこれを以ちまして、いわゆる保険の支拂とこれに対する事務費とを支出せられることになるのでありますが、これの一体收支計画というものは、はつきり政府の方で以て予定を立……

第7回国会 通商産業委員会 第16号(1950/03/27、1期、自由党)

○中川以良君 この機会に一つ政府側から衆議院の審議の模樣等につきまして、一つお漏し願える範囲内において詳細に一つ御説明を承わりたいと思います。或いは秘密会でありますので、速記があつてはいけなし場合は速記を止めてお話を願えれば幸せと存じます。
【次の発言】 それは委員長にお任せしてありますから委員長の御指名で差支ないと思います。
【次の発言】 ちよつと政務次官がおいでになるので承わりたいのでありますが、地方税法が國会に提出をされたのでありますが、先般本委員会においてセメントと電気鑄物の税につきまして私が御質問を申上げた。あれは是非免税にすべきものであるという点も政務次官からはつきりと御答弁を頂い……

第7回国会 通商産業委員会 第26号(1950/04/29、1期、自由党)

○中川以良君 本法律案につきましては、昨日来質疑が重ねられておりまするが、私はもはや会期も迫つておりますので、この審議の方法につきまして、委員長において一つ各理事と理事会をお開き頂きまして、今後の審議の状態を適当にお決めを頂きまして、予定の期本ももはやございませんので、でき得べくんば一つ来る一日には本法案が上りますように、その期間において十分審議されように希望いたしますものであります。  尚本日は通産大臣ももはやお見えにならんようでありますのが、本日の質疑はこの程度で打切りを願いまして、直ちに理事会を開催せられるように希望いたします。

第7回国会 通商産業委員会 第28号(1950/05/02、1期、自由党)

○中川以良君 私は本法案は相当厖大なものでございまして、而も只今極めて短時間の間に審議するのであります。なかなか困難とは存じまするが、併しもはや会期もないことでございますし、本法案は一般経済界から見ましても是非成立をしなければならんと存じますので、ここで私は質疑を打切りまして、討論に入ることの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして本法案に賛成をいたすものであります。我が国の経済が只今統制経済から自由経済に移行をいたしておりまする極めて重要なる過渡時期にあるのでございます。そのときにおきまして我が国の経済が従来の温室経済から脱しまして、今や世界……


中川以良[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院1期)

中川以良[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 文教委員会第二小委員会 第2号(1947/09/17、1期、緑風会)

○中川以良君 誠にこれは適切なる請願でありまして、本請願の趣旨が一日も早く實現せられることを希望いたします。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算・鉱工業連合委員会 第1号(1948/04/08、1期、緑風会)

○中川以良君 これまで勅令で、石炭廳というものがあつたものを、法律で、石炭廳というものを拵えるための法案という説明ですが、勅令であつたにしましたところで、あるものを改組するとすれば、改組案というのが本當でないのですか。やはり設置法ということになるのでございますか、ちよつと承わりたいのでざいます。

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○中川以良君 私共が長い間念願をしておりました中小企業に対します今回のかような特別の配慮が、政府において考えられましたことは、誠に欣快に堪えないことでございまするが、只今御説明の中で承つておりますと、中小企業廳ができて、これは大体の計画並びに指導を総括的にやる廳である。而して別に各物資については原局がそれぞれあつて原局が取扱うという、こういうお話であつたのでありますが、そういたしますると、その他に安本がございまして、これは企画立案の省として、只今物資について関係をしております。殊に最近の実情を見ますと、ややともいたしますと、経済安定本部が余りにも第一線に出過ぎまして、折角の商工省の原局というも……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号(1948/04/16、1期、緑風会)

○中川以良君 私は本件は商工大臣竝びに總理大臣よりも御答辯を願いたいと存ずる次第であります。今囘中小企業が、今後の國の經濟の再建のために負いまするところの大きな使命に鑑みられまして、中小企業廳が特に設置されるということは、誠に私共欣快に堪えないところであります。ただこの中小企業の振興につきましては、いろいろな政府の方で要綱は述べられておりますが、根本的にこれを考へますときに、今日の統制經濟そのものを、私はどうしても再檢討を加えなければならないものと思つております。殊に只今の統制經濟面は、統制經濟によりますところのプラスの面は全く引込んでしまつて、今日は統制經濟によるマイナスの面、つまり統制經濟……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1949/04/19、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(中川以良君) 只今の御質問の御趣旨は、鉄鋼に対しましては先ず輸入の鉄鉱石に補給金を出して、更に銑を製造する上において石炭が特地向けとして又補給を受けている、更に又銑鉄の補給をしている、併して鋼材を輸出するということは、結局國民の税金であるところの補給金を食つて輸出しているのではないかということを先ずお尋ねであつたと存ずるのでありますが、これは理論的に申しますると、そういうことも言えるのでございまするが、この際國内に不足の物資をともかくアメリカの援助において入れて貰いまして、銑の生産によりまして、各機械産業なりその他各方面の復興の資材なり、國内のあらゆる面がこれを以て一應惠まれ、國内……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第2号(1949/11/26、1期、民主自由党)

○中川以良君 只今和田委員からいろいろ御質問があつたのでありまするが、この外国爲替予算を編成するに当りまして、特に輸入計画等を決めますのが、閣僚審議会においてお決めになると存じますが、これは政令を拝見しておりませんから、十分にお尋ねもできないと存じまするが、この際に、閣僚審議会で真に正当なものができるか、審議会の運営をどうなさるか、特に民間の意向というものを、何らかの手段で以て御聴取になるかどうかというような点は、どういう御構想でございましようか、お伺いいたします。
【次の発言】 当初安定本部の中に、輸入委員会を置くというような話もあつたと存じますが、その後爲替管理委員含のいろいろな御意見の相……

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第4号(1949/11/29、1期、民主自由党)

○中川以良君 本法案は広汎に亘る委任立法でありますので、私共は政府を御信頼申上げて、もはや明後日からは自由貿易も再開することに相成りますので、早くこの審議も打切りたいと考えておりますが、ただ二、三この際に政府側の御意思をはつきりと承わつて置きたいと存ずるのであります。先ず第一にこの法案に対しまするところの政令が五つございますが、四つまでは大体本日まで頂いておりますが、一つのいわゆる為替の受拂いに関しまするところの大蔵省の政令というものはまだ承わつておらないのでありまして、これらがどういうような構想のものであるかという点も、御準備がなければ、大体の今日までのお進みの状態を御説明頂きたいと思います……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第1号(1949/12/20、1期、民主自由党)

○中川以良君 中国地区の火力電力についてお伺いしたいのですが、これは非常に今回大きくなつた、値段が不当であるというので、喧喧囂囂たる非難があつたのです。これは関西その他とも同じ料金になつている。あそこではいわゆる山口炭の四五%が入つていることになつている。これらの計算につきましてどうも不明確であるというふうに考えられるのであります。これらの点は一応どういうような基準になされたか、そういうような点も出ておりますので、これは再調査をされるというような御意向もあるかと承わつております。これらに対してどういうような工合になつておりますか。
【次の発言】 今のお話のように、中国地区は不当に高くなつており……



中川以良[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2022/12/18

中川以良[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期
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