このページでは徳川頼貞参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。
○徳川頼貞君 只今上程されましたユネスコ運動に関する決議案の提案理由を説明いたします。 ユネスコ即ち国際連合教育科学文化機関は、皆様も御承知のように国際連合の有力なる專門機関でありまして、教育、科学及び文化の領域を通じての国際的協力によりまして、世界平和に貢献せんとするものであります。すでに参加国三十四と、外にオブザーバーを派遣するもの九ケ国を数えておるのであります。新憲法の下、平和的にして文化的なる国家の建設を全世界に約束し、国家の名誉にかけて全力を挙げてこの崇高なる理想の達成を誓つて参りました我々といたしまして、ユネスコ精神を国内に普及徹底せしむることは、現下の最も必要のことと思うのであ……
○徳川頼貞君 只今河井さんのお話になつたことと關連しておるのでございまするが、今度いわゆる皇族の身分を離れられる皇族方におかれましても、各宮家々々において御財産のいろいろ程度と申すか、差がおありになるのではないかと思いますが、そういう際にこの一時賜金というものが、今お話によれば頭數といつてはどうかと思いまするが、考えていらつしやるのですが、そういうような場合に、宮内府としてはどういうふうにお考えになつていらつしやいますか。そういうことは別に考慮にお容れにならないでおいでになるのでありましようか。
○徳川頼貞君 只今河井委員からの御質問になりました點につきまして、私も同じく憂慮いたす者の一業でございますが、只今政府委員からのお話によりますというと、御降下になつて皇族の籍を離れる方が今後立たれる上においては、いろいろ幾多の私共から考えても心配申上げなければならない事項が多々あると思うのでありますが、今御話によりますと、そういうような場合に、適當な相談相手というか、何と申しますか、適當な人をというような話が今政府委員の御説明の中にあつたようでありますが、それは皇族、つまり御當人が御選びになるという意味でございますか、それとも又只今お話中の宮内當局においてそういう方を御世話するという意味でござ……
○徳川頼貞君 今厚生大臣から國立公園のことに關して伺いまして、私も重ねてお伺いいたしたいと思うのであります。今十三の國立公園があるが、それを七つ殖やすというお話でありますが、それに對してどのくらいの豫算を取つておられるか、伺いたいと思います。これが第一點であります。 第二點は、今重點的に國立公園を考えておるというお話に對しましては、私も至極同感なのでありますが、今各縣各縣で小さなことを計畫を立てるというようなこともお考えのようでありますが、私の承知しておる範圍内におきましても、當然今まですでに國立公そに特定されておるところに隣接接觸しておるところであつて、當然それに含まれるべき性質のものが、……
○徳川頼貞君 私も高田委員の説に贊成する一人でありますけれども、成る程理想としてそういうことは結構なことだと思います。例を取つて見ますると、世界にエスペラント語というものがある。エスペラント語というものが若し世界で用いられたならば、世界へどれだけ利益し、どれだけ便利があるかということが考えられますが、このエスペラント語というものが敷衍され。宣傳されてから、未だにエスペラント語というものは一部では確かに通用はしておりますけれども、考えられておるように、世界語として世界に通用されていないという例もあるわけなので、理窟としては確かにある觀點からいいこととはなつていても、事實上それが行われないというこ……
○徳川頼貞君 只今來馬さんからお話がありまして、十一月三日を今度「文化の日」にいたすということにつきまして、元來十一月三日は、我々の間におきましては、只今もお話のございましたように、日本國憲法の発布された日であるので、その意味において、十一月三日を記念したいというような氣持を我々は持つていたのでありまするが、衆議院の方で十一月三日を「文化の日」にして、そうして五月の三日を「憲法記念日」にしたいという話もありまして、我々の方としては、十一月三日を「文化の日」ということに、衆議院の意向を尊重しまして、そのことは延いて、結局ここにもございますように、憲法の精神たる自由と平和を愛することになる。又それ……
○委員外議員(徳川頼貞君) 只今議題となりました日本國会史編さん所設置に関する請願の趣旨について御説明いたします。 即ち明治以來の憲政発達の歴史を学んで、その特質を明らかにして、政綱國策の樹立に資することは、民主政治の確立に極めて必要でありますが、昭和十三年以來の憲政史編さん事業は時局のため現在中止の状態にありますから、新たな構想のもとに日本國会史編さん所を設置して事業の促進を図られたいというのであります。何とぞ御採択あらんことをお願い申上げます。
○徳川頼貞君 只今お話にありました、連調地方事務局視察に関しまして、去る二月十八日から二月二十五日迄の間に、私共が視察をして参りましたことにつきまして、御報告さして頂きたいと存じます。我々参議院の外務委員の有志の人々が、連絡調整事務局が現在占領軍と日本側との間に介在して、両者間の連絡調整に任じ、占領下の政務、経済、その他の業務の遂行の上に重大な役割を担当する、その重大性に鑑みまして、去る二月十八日から二十五日までの間、伊東、岡田、淺井、團、金子及び私の各委員が、関西、中國、九州地方の連調地方事務局当局の執務内容を調査いたし、併せて、地方占領軍当局と隔意なき意見を交換いたしたのであります。その結……
○徳川頼貞君 只今の館長からの御説明の中に私ちよつとはつきりいたさないのでございますが、レコードは納める中に含めるというお話のようでございましたが……
【次の発言】 只今お話のこの百六枚のレコードというものはどういうものでございますか。
【次の発言】 今後も当分はそれでは寄贈を受けるという意味合いにおいてのお考えでございましようか。
【次の発言】 今少し音樂に関する限り御質問いたしたいと思いますが、楽譜はどういうものが今ございますか。
【次の発言】 その種類はどういうものですか。
【次の発言】 館長に重ねて伺いたいと思いますが、今高良委員からのお話がありましたが、レコードの今後における利用方法……
○委員外議員(徳川頼貞君) 外務大臣がおいでになる間に一、二質問さして頂きたいと思いますが、私も今佐藤外務委員長のお話になつた第三條に関しまして、一、二御質問申上げたいと思います。今のお話のように、今後の外交は通商貿易に重点を置かれるということは当然であり、又新聞紙上にもそういうことも出ておるようでありますが、今私として外務大臣に伺いたいと思いますことは、通商貿易の他の一翼といいますか、であるべき文化外交と申しますか、文化政策といいますか、日本が今後文化國家として立つて行く上におきましては、当然文化外交ということが考えられるのです。この中にも「内外事情の報道及び外國との文化交流」ということが掲……
○徳川頼貞君 同僚諸君から各面からいろいろ御質問がありましたが、時間も大分立ちましたので、私からは簡單に一、二の質問をさして頂きたいと存じます。講和問題或いは又安全保障問題等に関しましては、いろいろの制約がありまして、政府としては責任ある御答弁をなさる資格のないことは、これは重々承知しておりまするけれども、一、二の点について外務大臣にお尋ねしたいと思います。 その一つは、現在のような極めて複雑せる国際情勢下におきまして、全面講和を望むことは誰しもが望むところでありまするけれども、併しそれは極めて困難なことではないかと思うのであります。そうかと申してこのままに何年も占領政策が続いておるならば、……
○徳川頼貞君 こういうように方々に國立公園ができる曉には、やはり觀光ホテルも建つと思うのでありますが、そういうような場合に、そのホテルをどういうように監督されるか。どういうふうにされるかという點について、大體でも伺いたいと思います。
○徳川頼貞君 私少し遅れて参りましたので、或いは同様の御意見があつたかと思いますが、祝祭日の決定をする上から申して、例えば祝祭日というような場合も、祝祭日というよりは、むしろ國祭日というような、少くともその言葉そのものを採る採らんは別として、というような意味合に考えるべきものではないかと考えるのでありまして、祝祭日というものはむしろローカルな、地方的な場合であつて、國で定める國のあれという場合には、やはり國祭日というような考え方で行かなければならないのではないかと考えるのでありますが、それは二つの見方があるのじやないかと思う。一つの見方は祖先から傳つて來たところの傳統的なものを記念するというこ……
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