池田宇右衛門 参議院議員
1期国会発言一覧

池田宇右衛門[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期
池田宇右衛門[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは池田宇右衛門参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

池田宇右衛門[参]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第38号(1949/05/30、1期、民主自由党)【政府役職:農林政務次官】

○池田宇右衞門君 私は國民の代表として、國策を論じ、國民の声を反映いたす責任ある身が、みずからの弁明に立つということは、ただただ感概胸に迫る思いがいたすのであります。(笑声、拍手)去る二十三日の夜十一時過ぎ、同志の方より林副総理をお迎えして來て下さいと頼まれ、院内を尋ね廻つたのであります。然るに加藤議員が案内いたすと申されたので、一足先に運営委員室に入りました。委員平岡議員の後ろに立つておりました。從つて事件の起りし場所よりは、四五歩離れた所におりましたのであります。人波と共に大声がするので傍らを見ますと、加藤議員が何者にか殴打されているのを見たのであります。國民の選良が暴行するとは何事だ、お……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第18号(1950/02/13、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今の大隅君の動議に賛成いたすものであります。

池田宇右衛門[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

池田宇右衛門[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/06、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今委員長殿から御紹介を委きました池田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/10、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今私共がお聽きいたしますれば、藤森委員の申されたことは、議事の進行上遺憾ないように今後處置を取れということであると私は思います。決して委員長の不信任の意味でなく、眞に委員會の運用を圓滑ならしめ、議事を處理する上においての發言であろうと私は思います。而ういたしまして、委員長の御答辯の上において、長々しくいろいろ進行できなかつたと申される言葉がございました。委員の報告におきましても、質問においても要點をおのおの言うのではありますけれども、長々しく進行を多少遲らす、阻害するようでありましては、よろしい委員長はやはり懇談的に注意をして、議事の進行を圖るのが、當然であるとかように思う……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1948/11/25、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 引揚者の用意といたしまして、衣料問題には相当大藏当局が考えておられるという答弁がございましたが、引揚促進から申しましても、又引揚者の今後の生活の安定の上から申しましても、住宅の必要は最も必要中の主なるものであると思います。この住宅問題に対しましては、到る所にその不足を聞くと同時に、今日住宅問題において、建築法の制定に上つてなかなかその住宅の建築に当つて困難なことはお聽きの通りであります。國家によつてその住宅を失つて、國家のために災害を蒙つた方々に対しましては、当然國家がこれに対とまして建築をして、その方々に安心するところの住宅を貸し與えるのが当然であろうと思います。かるが故に……

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/08、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 この際皆様の御了解を頂きまして理事の数は法定通り四名とし、理事は委員長において指名されんことの動議を提出いたし、皆様の御了解を頂きたいとかように動議を提出いたします。
【次の発言】 今羽生さんからも言われたが、農業協同組合法案は、御承知の通りその後大分内容において、更正したと言いますが、方針が変つたようにお聞きしておりますが、変つたことについては別にまだ議会に提案を見でいないようなふうに聞いておりますが、提案されましたのですか。

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 これに関連しておりますからこの際第一課長にお尋ねいたしますが第一課長のお言葉によりますれば、今年は農家に対するところの課税が相当減額されるというようなことを申されておりますけれども、地方におけるところの税務署が各々所得税を賦課するときにおきまして、本省の方針はどういう方針をおとりになつておるか知りませんけれども、我々の聞くところによれば腰だめ式と申しますか、割当方式を取る結果、税を取るに、例えば本省は農家の軽減をするというような指令を発しても、実際に賦課するときにおきましては、その賦課する單位をやはり農家に求めるというような傾向が多いのであります。而ういたしまして、若し米價な……

第3回国会 農林委員会 第7号(1948/11/30、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 本案につきましては、すでに予備審査もしておるのでご奪いまして、討論を終つて直ちに決定書れんことの動議を提出いたします。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1948/12/02、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 おのおの希望を申出ており、それ相当に審査されてあるだろうと思いますので、委員長においておのおのの希望その他あらゆる角度から、それを処理いたしまして適当に御発表を頂き、若し委員の間において都合上行かれない場合にも、委員同士においてお互いにそれを讓り合、話合い、了解の上、案を委員長において指名されんことをお願いいたします。

第4回国会 農林委員会 第1号(1948/12/10、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 ちよつとお尋ねいたしますが、二合七勺配給するということになつて、相当人員、什器その他に及ぼす予算の増加から見まして、一億五千万円を必要とする要求に対しまして政府は五千万円だけ計上した。この冬空を控えて、あらゆる部面に作業上不便を感ずるときに際しまして、事業運営に対しましてこれが影響があるかないか、相当影響あるときにおきましては、政府はどういう方法をお取りになる考えでありますか、その点を明らかにして頂きたい。次に、公共事業運営に対して影響があるというようなことにお氣付き下さるならば、これが対策を講じなければならないと思います。その対策に対しまして調査の方法をどういうふうにお進め……

第4回国会 農林委員会 第2号(1948/12/11、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 ちよつとお尋ねいたしますが、議会においてしばしば農林大臣より、農村の安定策として農業協同組合の自主的協力を以て、生産の増強、或いは経営の合理化を図つて農家の安定策とする、こういう方針を述べられておりました。併しながら現在下部組織の農業協同組合の実情を、実際に我々が携わり、実際に組合長として見まするときに、余りにも村により、市により、町によつて分散されて、自主的という関係上今までの團体的予金に対しましても、それ相当なる預金を持つておりましたが、自主的というような関係から、これが拂戻されておるような実情で、実際は曾ての農業会よりも遥かに弱い、薄弱なものと相成つた実情でございます。……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 決算委員会 第4号(1949/04/23、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今各主査さんからの御報告の趣意につきましては、大藏次官同樣、十分に今後注意をいたし、惡性インフレ下であらゆる物資、人件費等の高騰等もありますけれども、その内容を檢討いたしまして、遺憾のないように十分な注意をいたしたい次第であります。尚補助金につきまして、助成金等は災害等の場合におきましては、速かにこれを交付し、復旧に一日も早くいたすようにこれ亦十分の監督と迅速を図る考えでございます。以上簡單ながらお答え申上げまして、今後の効果ある資料にいたしたいと、かように決意いたしたのであります。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1949/08/08、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今厚生政務次官から、引揚に対する食糧問題に対しては断乎としてこれを変えたという、そういう御信念に対して、これは政治の衝に当る者として敬服し、且つ感謝するものであります。次に船舶運営委員会の方の答えにもあり、又引揚船に乘船しているところの船員各位に対しても、政府も又立法府と共にその努力、行動については相当感謝の意を注ぐという点は御同様であります。併し只今次官の最後の言葉にもあつた通り、八千万國民が、殆んどその大半が唖然として治安の上に不安を感ずるようなことは、政治の全く徹底化を我々は考えなければならないと思うのであります。政治は刻々に時代の進むと共に変化することは、すでに政府……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第17号(1949/04/14、1期、民主自由党)【政府役職】

○池田宇右衞門君 証人に伺います。よく罪を憎んで人を憎まずという言葉があるが、あなたは向うさんの命令によつて処刑したということでありますが、その処刑に当りまして、同胞の身の上を考えて、いわゆる罪を憎んで人を憎まずという温い心境があつたかどうか、それから常にこの異郷遥かにある人々を待つておる妻子及び老いたる父母がお在しますということを考えて、そしてその影響するところが非常に大きいというようなことを考え、常に隊員の身の上をお思いになつておつたかどうか、その心境の二つを伺う次第であります。
【次の発言】 今のお言葉の中にも、帰つて來て甚だ済まないということがありましたが、その後あなたの隊員のうちで亡……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第23号(1949/05/11、1期、民主自由党)【政府役職】

○池田宇右衞門君 私は突如として参りましたのでありますが、先の委員会の進行方法を見ましても、今淺岡委員の言つた通り、又委員長宣言の通り行われていると、かように考えます。そういう見地から見まして、証人の方が一應傍聽席にあるということは、細川委員の言うが如く、民主的から見ますれば差支つかえないと思いますけれども、この問題を審議進行するときにおいて、当然の上から判断いたしますときに、やはり証人の位置に立たれる人は、先の人々は傍聽にもおいでにもならず、それぞれ各控室に控えておられたような前例もあるのでありまして、やはりこれは踏襲いたしまして、証人の方々が証言をいたす上においても非常に正しく、又主張をさ……

第5回国会 水産委員会 第3号(1949/03/25、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今千田さん、江熊さんから熱烈なる要求がありまして、実に感激に堪えない次第であります。農林省といたしましても、生産省の建前から十分に公共事業費に対しましては、安本その他連合國方面にも御了解を努めて、尚又決してこのまま推移するというような考えはなく、最後の最後まで努力いたしまして、増額を希うという方法を取りたいと思つております。尚省議においても更に皆さんの声をお伝えいたしまして、何とか漁村方面に対するところの、生産の対してあらゆる角度から多少でも安定と増産に対するお役立をしたいように、十分に力を入れると同時に、今後金融方面にそれぞれ打つべき手を打ちまして、御希望に副……

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/28、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今石川さんのお尋ね誠に適切なことであると存じます。本法の改正の趣旨におきましても、大臣からも答弁あつたことであろうと思いますが、復金のみを頼るということは甚だ心細いというような関係から、市中一般からの金融の融通を受けて、この事務の円滑を期したいというのが改正法の狙いであるのでございまして、さよう御了承頂きたいと存じます。
【次の発言】 誠に石川さんの御指摘になりました麦の作柄につきましては、ひとしく國民の憂うるところでありまして、関係者といたしましては、肥料において手持の肥料を速かに農家にそれぞれ配給いたしまして、土入れ等をなし、肥培管理の適正をなして減收に備え……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/29、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今石川さんの御指摘の点は、実に御尤もであると考えますが、閣議としては未だ決定しておらないように大臣からは聽いております。併し日本の現状から申しまして、七割は山であるという実情と、山林資源を得るに非ざれば日本の産業復興途上幾多の支障を來し、例えば治山治水に事欠いて災害を生ずるというような憂いと、今後住宅難を緩和するというあらゆる角度から、当然林政の重大性ということは御指摘の通りであります。而ういたしまして北海道初め岩手、秋田等十四五縣は、全く林政によつて相当縣の財政並びに地方関係民が安定と申しますか、経営上非常な緩和を得るところがあると思いまして、御指摘の御趣旨に……

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/16、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今御審議を願います馬籍法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。  馬籍法は大正十年主として軍馬徴発の便宜に供するとともに、一面馬産改良及び馬の取引改善を図る目的で、市町村における馬の所有者又はその管理人の届出による馬籍簿という帳簿の作成を骨子とし、併せてこのために行われる主務大臣による馬の檢査に関する規定を内容として制定されたのでありますが、今日においては、以下に申上げるような理由により、その存続の必要がなくなつたのであります。  第一に現在においては軍馬徴発をその主目的として馬籍の作製の必要でないことは申上げるまでもありません。  第二に馬産改良、馬の……

第5回国会 農林委員会 第7号(1949/04/18、1期、民主自由党)【政府役職】

○政務次官(池田宇右衞門君) 農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律案につきまして、その提出理由を御説明申上げます。  この法律案の内容は、農業災害補償法第十二條によりますと、食糧管理特別会計は、水稻、陸稻、麦の農作物共済の共済掛金の一部を農業共済再保險特別会計に繰入れて負担いたしますと共に、この負担金を食糧の賣渡價格の中に織込みまして、消費者に負担させるように定めているのでありますが、昭和二十三、二十四の両年度におきましては、食糧管理特別会計は、負担金を消費者價格に織込まずに、負担するようにいたしたのであります。而して食糧管理特別会計から農業共済再保險特別会計に繰入れます金額……

第5回国会 農林委員会 第8号(1949/04/20、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今御審議を願います獸医師法案の提案理由を説明いたします。戰後諸般の状勢の大きな変化に伴い、獸医業務についてみましても、畜産の生産増殖の健全化は、國民経済上その重要性を倍加し、更に又最近公衆衞生の領域への関係も一層深くなり、獸医師の使命は一段と加重して参つたのであります。  然るに現行獸医師法は大正十五年に制定され、その免許資格については、大学若しくは專門学校の卒業者、又は免許試驗の合格者等区々に瓦り、一般に水準が低く、新状勢に即應しない点が多々認められるに至りましたので、獸医師の水準を一層高め、その資質の向上をはかり、獸医業の健全な発達を期し、畜産業の発達と公衆……

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/26、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今北村さんから非常に獸医手の問題について人情あり、又経験を活かせという懇切なお言葉のお尋ねがありました。御承知の通り本案を提出する骨子は、獸医師の学術的習得、その優秀さをより以上向上させる意味から本案を提案したのであります。併し今日日本の畜産増産の上から申しまして、医は必ずしも学術のみでなくて経験、非常な体験によつて、その医業の手腕、力量に役立てる方々があることは御指摘の通りでございます。さような意味から考えて見ますならば、当然この人々の長い体験と経験と研究を活かさんとする趣旨であつたのでありますが、一應本案を作るときに交渉いたしましたが、今日の場合においては、……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/27、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由を申上げます。食糧確保臨時措置法は食糧供出制度の根本的改善を図るため、第二回國会に提案し、法律として成立を見たものでありまして、今年産主要食糧農産物からこの法律に基き農業計画を各生産者に指示し、これにより今年産主要食糧農産物の生産及び供出の確保を期していたのでありますが、昨年末経済九原則が公表され、日本経済の自立安定はひたすらこの線に副つて強力に推進されることになつた結果その最も重要な一環を占める主要食糧農産物の集荷も從來の制度に改善を加え、その能率の向上を図らねばならん次第に相成つたのであります。右九原則の具現化……

第5回国会 農林委員会 第11号(1949/04/28、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 山崎さん、それは私から前に同感の趣旨を申して、政府としても嚴重に監査の事務を行われて、組合経理上における間違いのないように何らかの方法を講じ、尚これが強化策といたしまして講習会の方法を取つて、そうして完全を期すということを答弁したのであります。

第5回国会 農林委員会 第13号(1949/05/07、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今議題となりました酪農業調整法を廃止する法律案の提出理由を御説明致します。  酪農業調整法は、牛乳生産者と製酪業者との取引関係、製酪業者相互の競爭関係等を調整する事を内容とするものでありまして、昭和十四年に制定されて以來我國酪農の安定と発達に資する所があつたのでありますが、同法第二條乃至第五條に関する牛乳の販賣統制、牛乳取引條件の許可、製酪企業の許可等についての統制規定は、行政廳がその権限を行う場合の基準が不明瞭で妥当を欠く点があり、又第六條乃至第十七條は、製酪業の統制團体である製酪業組合の組織に関する規定でありますが、同組合が昭和二十三年二月閉鎖機関に指定され……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/11、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 今板野さんの御指摘のような点が、審議会においては力がないではないかというようなお言葉でございましたが、やはり若し審議会で決めるときにも、審議会の方々が、必ずしもそれが民主的で公平なる決定だということは言えないので、一利一害があるのであろうと思います。現段階においては、御承知のごとく、委員会としての機能を十分に発揮するために十五人を二十人以内に増員するという建前と、委員の選出においては全國を九つの地区に分けて、各都道府縣農業調整委員会の推薦する者の中から、地域につき一名づつ適当な者を農林大臣が推薦するということに相成つておりますが、実質においてはやはり民主的に選出さ……

第5回国会 農林委員会 第17号(1949/05/13、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 「油糧配給公團法の一部を改正する法律案」の提案理由を御説明申し上げます。  油糧配給公團の基本金は設立当初一千万円とされ現在に至つておりますが、油糧の生産並びに輸入数量の増加、價格の値上り等の理由のために取扱金額が大幅に増大し、貿易廳に対する輸入代金支拂いも円滑でなく資金操作に困難を來すようになつて参りました。  ところが公團に対する復金融金庫よりの金融も漸次引しめられるようになりまして、ますます事業運営が窮屈になつておりますので、これを打開するために基本金を十五億円増額し十五億一千万円にすることといたしたいのであります。この増加額の算定基礎としては、最近六ケ月の……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/14、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 委員会において非常な各委員から御然烈なる御要求と、それから商工省に対してあの通りな現実実行の計画をお立て下さつたことについては、私共農林当局としては御指摘がなくとも当然責任上やらなければならないことであると思います。尚お言葉の中に商工関係の上には反対もあるというような御指摘がありましたが、私も丁度先程衆議院においてさように声を耳にしたのであります。それで大臣室へ行つて話の序でにそう申しましたけれども、御指摘がありましたから直ちに日本の間に大臣と相談し、又商工関係の政務次官とも相談いたしまして、御指摘の目的を強力に直ちに実行に移す手段を採りたい、又採ることを決意して……

第5回国会 農林委員会 第19号(1949/05/16、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 只今御審議を願います競馬法の一部を改正する法律案の提出理由を御説明申上げます。  先きに第二回國会におきまして、公正を競馬を行うため、從前の競馬法及び地方競馬法を廃止すると共にあらたに競馬法を制定し、從來日本競馬会の行なつてきた競馬を國営とし、馬匹組合又は馬匹組合連合会の行なつてきた競馬を都道府縣営又は指定市営とし、今日まで運営して参りましたが、その実績にかんがみ尚又競馬法第四十條の規定により施行後一年内に改廃の措置をとる必要もありますので、ここに次の要旨により所要の改正を加えることとしたのであります。  第一は、競馬の公正を維持するために必要な改正を行うことであ……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/17、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 土地改良法案につきまして、その提案理由の大体を御説明したいと思います。御承知のように、現在の日本の農業の重要問題は、農業経営の合理化と農業技術の革新を通じて、食糧その他農産物の最大限度の増産を達成するということであります。このためには、何よりも先ず農業経会における基本的な生産の手段としての土地及び水の利用を合理的にすることで、いいかえれば、灌漑排水施設や農業用道路を整備し、農地の区画を整理し、農地を集團化し、農地の造成及び農地の保全を図り、その災害復旧を行う等の事業を実施することであります。  又これらの事業は、國民、特に農民の手に残された最も貴重な資源である土地……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/18、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 農地調整法の一部を改正する等の法律案の提出理由を御説明いたします。  農地改革も幸に各関係者の努力によりまして好成績を以て一段落いたしました。これにより農村は、九割以上が自作農となり、現下いろいろと困難な事情はございますが、ともかくも一應安定した基礎の上に農業経営を行なつて行くことができるようになりましたことは誠に同慶に存ずる次第であります。  農地問題は、もとよりこれを以てことごとく解決いたしたとは言へません。今後土地改良や農地の交換分合等に充分の努力を傾けなければなりませんし、又農地改革の成果を永久に確保いたしますために、農地調整法と自作農創設特別措置法の二つ……

第5回国会 農林委員会 第23号(1949/05/20、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 御説明申上げます。  輸出品取締法に基き輸出農林水産物の檢査を行うため、さきに輸出食料品檢査所及び輸出農林水産物檢査所をそれぞれ東京に設置し、この三月十五日から輸出檢査を実施しているが、檢査は輸出港又は生産地で行うことになつているので、檢査の都度、一々檢査官が出張することは多大の経費と時日を要するので、神戸の外六ケ所に檢査所の支所及び出張所を設け常時檢査を行い得るようにする必要がありますが、檢査所の支所及び出張所を設けることにつきましては、地方自治法第百五十六條の規定によつて國会の承認を要する事項となつているので本件を提案します。よろしく御審議の上承認を願います。……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、民主自由党)【政府役職】

○池田宇右衞門君 開墾ではないのです。水利事業ですね。

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/22、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 御尤もなことであつて、これは事務的にいうよりも、社会的施設をして眞に生きて行かなければならない問題でありまして、実情が迫つたときにおいては政府は新らたな、適するような制度を十分に研究して、そうしてそれに処する方法を講じたいとかように思つております。又そういう方法をとるように事務当局に十分な研究と調査とをさして迅速に展開したいと、かように思つております。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 農林委員会 第8号(1949/12/01、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 私は青木長官に一つ、もつと農村の安定政策について、具体的に一つお尋ねしたいと思います。  絵に書いたぼた餅では、どうも農村が納得行きませんことは実状であります。政府は国土計画の見地より治山、治水、土地改良或いは灌漑、開拓と、あらゆる政策をこの臨時国会に相当予算に計上いたしまして、これを実現せんとしておることは、我々も聞き又案を見ておりますが、どの程度の決意を以てこれを実行し又は実現するか。同時に税制方両においても所得税法の改正と地方税制の改革によりまして、来年度において農村は三分の一の税の軽減ができる、こういうふうに御発表なされておりまするけれども、実際において農産物の価格が……

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/12/02、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 本案理由にもありました通り四大都市の財政を豊かにするという意味と同時に、すべてを通じまして競馬場にも差支ないという政府委員の答弁もありましたので、質疑を打切つてこのまま承認することにいたしたいという原案賛成の動議を提出いたします。
【次の発言】 さつきの小川氏の質問と関連しておりますが、私は実際にそこにおいでになる藤野さんも山崎さんも地方公団の観察のときに私が質問された問題で実際に行われておちれたことです。率直に申上げますのでありますが、農政局長といたしまして肥料公団の監督の立場から申して、肥料が適切に配給されておるかどうか、又水田及び畑地と区分けされておるかどうかという実態……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/12/03、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今御提案になりました食確法につきましては、重ねて提案の理由を聞くという御発言がございました。本員はこれに賛成し、議事の進行上説明を聞くことに皆さんの御賛成を特にお願いするものでありますが、


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1950/02/18、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 只今天田委員のお説は、現在行われております農地整理から申しますれば、一応御尤もと肯けるのでございますが、私は丁度引揚問題等の件について、郷里が長野県でありましたから帰つておりましたが、長野県において一番大きな新聞と言われる信濃毎日新聞の見出しにもありましたが、又引揚者の援護協会長の島立会長の話にもありました。これは御承知の通り十五町歩の地主であつて、耕作反別は詳しく分りませんが、現在残されておる土地が九反三畝であるというようなことであつたならば、二反歩ぐらいは自作しておりはしないかと、かように思われるのであります。その十五町歩の地主として、本来ならば今後、帰還後自作農として耕……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第15号(1950/03/16、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 議事進行に関して……委員長は議事に入る前において、委員長並びに理事において、本日の日程について如何なる方法を以て進行して行くかということについて御協議なさつておることであろうと信じます。その方針によつて議事の進行を願うことにいたしたいことをお願いいたします。
【次の発言】 只今中野委員から二名追加の議が出されまして、それぞれ御発言がありましたが、門屋委員の申されたことく、先程委員長理事会において先ず取上げた四人の証人について各委員の協議の上において決定を願い、続いて中野委員のお申出になりました二名の採択についてこれ又委員長理事におきまして打合の上、引続き日を選んで喚問する方法……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号(1950/03/18、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 只今委員長より御指摘の通りの事実は、我々も目の前において聊か感じたような感があるのであります。両院成立の建前から申しまして、若し衆議院議員たる者が参議院に来たり、委員会においてお話の通りに議事進行の妨害或いは進行を阻止するがごときような惡例を残すとしたならば、衆議院に各派多数の議員もありまして、今後の委員会の運営の上に非常な支障を来すのみならず、議会政治確立のため、又両院制度の建前よりいたしましても、かくのごときことは実に議会の神聖を阻害し、議会の保安維持に対して非常な支障を来すことであると思います。委員長は、委員各位と相談いたしまして、今後かようなことのないように、又そうい……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第21号(1950/04/28、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 只今千田委員、原委員両委員から申されましたごとく、本日は折角証人を各自忙がしいところを都合して御出席下さつておるのですから、先ず以てこの問題に入る、併しながら淺岡委員の提案は本委員会といたしましては非常に重視を要する問題で、提案した以上採決し、理事会の問題に移すということにして議事の進行上、証人の証言を求める方法をおとり下さるように進行上申上げます。

第7回国会 農林委員会 第1号(1950/01/26、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 ちよつとお尋ねいたしますが、蚕糸問題でありまするが、蚕糸指導所二百四十を二百八十にすると、それから実演の指導人員新たに千数百名に対しまして補助を出してこれを強化するというようなふうに御説明なさいましたが、殊に蚕糸業対策につきましては、何か蚕糸業五ヶ年計画の進展というか、復興というか、復興強化の方針を採るというふうにお聞きしておりましたけれども、新たにどういう手をお打ち下さつておりますか、もう少しく詳しく知ることができれば幸いだと思いますので、この点一つあつたら御説明を承りたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第6号(1950/02/20、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 ちよつと食糧庁長官にお伺いいたしたいと思いますが、最近私ちよつと病気で郷里に帰つてそういう質問に遭いまして、答を出すに苦しむのでありますが、御承知のごとく長野県は昨年日本一と言われるくらいな災害を蒙つて、従つて全県下一般の収穫から言えばむしろ収穫減ということに相成つておると見られるのであります。然るに麦において超過供出を予想以上したのは、これは二つの原因かあつたので、ああした山間の地でも気候その他の関係から麦の増収も得られたのでありますけれども、現金が農家に乏しくなつた関係上、他の雑穀等を食糧に取入れまして、節約して供出したようにも聞いておるのであります。その結果かどうか知り……

第7回国会 農林委員会 第8号(1950/03/01、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 昨日の蚕糸局長並びに農林大臣に対する質問を継続したいと思いますが、大臣が見えませんから、蚕糸当局からも、一つ御答弁頂きたいと思います。  大臣の談話と申しますか、或いは巷間伝うるところによりますならば、行政整理の対象として蚕糸局、畜産局が相当合併、或いは整理されるように聞きますが、蚕糸行政の進展を要求されておる際に、かような不安の点はあるかないか。これは大臣から聞くのであるけれども、蚕糸局長がお出でになりますから、これに関連してこの点先ず一つお尋ねいたします。  次に、昨日スタンプ手形の延期、或いは大蔵省に交渉いたしまして、日本銀行、中金その他の機関を通じて相当融資の方法を講……

第7回国会 農林委員会 第9号(1950/03/02、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 各委員から非常に本案の問題につきまして質疑をされておりますが、私はこの際更に指導の強化ということについてもう少しくお尋ねして見たいと思います。大臣から指導陣の活躍がなかつたから、農業の進展に対して聊か物足りないという言葉もあつたが、戦時中から日本農業は指導ということについて欠けておることは、次官、局長もお知りの通りであります。若し日本農業に対して必要ということに相成りますならば、零細農業を最も合法的に合理的に、而も今日のこの過重な税を負担して、尚且つ産業を進めて行く上においては、余程指導を十分に徹底しなければならないということは論を俟たないのであります。私はこの点に対して日本……

第7回国会 農林委員会 第10号(1950/03/03、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 柴田さんの御辞任でそれじや引受けることにします。

第7回国会 農林委員会 第12号(1950/03/09、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 大臣並びに農政局長にお伺いして置きたいと思いますが、農林大臣は農村の自立、又農村の振興について全精力を打込んでおられるということもよく承知いたしております。各委員から言われた通り、この問題が濃厚になれば、仰せの通り、マッカーサー元帥においても日本の農業はよく民主的に団結して、日本農業の進展性に寄與しつつあるという、折角の農業協同組合も、これがために破壊の運命の陷るというようなことに相成るまするならば、農民の蒙る損害は甚大なことは言うまでもありません。而してこの農業協同組合の育成に対しまして、一方商協においてはそれ見たことかというような考えから、報奬物資方面においては商工業者が……

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/30、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 これと直接の関係はさ程深くはないと思いますけれども、現在供出によりまして、農家の方方に対して報奬物資として木綿、その他自転車等の報奨物資が配給されておりますが、税の撤廃と同時に価格の低下によりまして、これを配給いたしました農業協同組合等において、これが金融操作の上において、非常な困難を来たされておるということは大臣、長官もお知りの通りでありまして、この点につきまして非常な苦心、御努力を拂よれて、漸く解決の運びに相成るように聞いておりますが、一日も早く御解決のことができるならばゐ農村を直接指導し又供出に関係ある農業協同組合といたしましても、金融の行詰りに対しましても安心いたしま……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/18、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 本法の施行に当りまして一言希望申上げておきたいと思います。現在の農産物物価を見まするときに、肥料価は相当高価と思います。取締る以上成分についで農家が安心して施肥のできるように検査の適正化を図つて頂きたいと思います。若し不十分でありましたならば農家の受ける損害は甚大であるものでありますことはお承知の通りでありまして、収穫の減少を来たすのみならず、供出に当りましては阿らとの減収に対して割引供出を認められておりません。且つ反当りの所得の上について、所得税をかけるときにおいてはい収穫が減じたといつても減税をされておりません。地方税においても、地租、市町村民税おいても、収穫減によつて減……

第7回国会 農林委員会 第29号(1950/04/20、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 大臣から若し答弁がなくても、局長、部長で結構でありますが、この際下部の問題について一つ聽いて置きたいと思うのです。  大臣は、しばしば委員会或いは本会議、予算委員会で答弁され、農村の近代化、農村の堅実なる育成は農業協同組合の育成にあると、かように申されており、又その方針であろうと私共も思つておりますが、実際今日の只今のお言葉の中にもありました通り、農業協同組合は組合自体の協同によつて組織される関係上、組合再編成の際においてその中心人物に信用のない人が当つた場合には、預金する者もなければ、運営においても指導上においても非常な欠陷を来たしておることはお知りの通りであります。従つて……

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、自由党)

○池田宇右衞門君 午餐のため一時休憩の動議を提出します。(「ノーノー」と呼ぶ者あり、発言の許可を求むる者多し)
【次の発言】 私も晝食だけの問題で言つておるので、誤解しないようにお願いいたします。


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生・労働・商業連合委員会 第1号(1948/07/05、1期、民主自由党)

○池田宇右衞門君 草葉委員の質問に、継続して一言お尋ねしたいと思います。只今委員長のお言葉の中にも、政府提案の案よりも、姫井委員の案の方が内容において充実した個所があるとお述べになつております。姫井委員の案に私共は賛成者といたしまして議員提出の案があるのに、突如として政府案が来たから、政府案を先に審議するということは議員が今後法案を提案する上において、よい案を提案しているのに、その案は後廻しにされるというようなことは、将来に悪例を残すというような慮れなきにしもあらずであるということを私共は考えなければなりません。(「同感」と呼ぶ者あり)又私共は相当に審議の過程に入るそのものに対しまして、我々の……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 大臣が見えないので、私から御説明を申上げることにいたします。お手許にある表において三月一日予算定員十万六千八百五十五人、官制定員十万四千六百五十三人、定員法案による新定員八万七千二人と相成つております。その内容について本省並びに外廓廳の内訳を申上げますならば、本省におきまして三万二千六百三十四人、食糧廳において二万九千二百二人、林野廳において二万三千三百十四人、水産廳において千八百五十二人、計八万七千二名と相成つておるのであります。概括いたしましてその内容を申上げますならば、三割整理の例外者として取扱つておる者があるのでありまして、例えて申しますならば、檢査檢疫関……

第5回国会 内閣・農林連合委員会 第1号(1949/05/12、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 農林省設置法案につきまして、その提案理由を御説明いたします。御承知の如く、各省大臣の所掌事務及びその権限等の事項は、從來行政官廳法(昭和二十二年四月法律第六十八号)及びそれに基く各省官制によつて定められていたのであります。  然るに、この法律は、本年五月三十一日限り失効いたすことになつておりまして、これに代りまして、第二國会において成立いたしました國家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)が、本年六月一日から施行されることになつております。この國家行政組織法は國家行政機構の大網を定めたものでありますが、各省共通の事項を規定しておるに止まるものでありますので、農林……

第5回国会 法務・農林連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、民主自由党)【政府役職】

○政府委員(池田宇右衞門君) 農業資産相続特例法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げたいと思います。  申すまでもなく、我國の農業は、その経営規模が極めて零細でありまして、農業生産力の発展を図る上において大いなる難点をなしてゐることは御承知の通りであります。從つて経営規模が現状以上に更に零細化を示すことに対しては可能な限り必要な対策を講じますことは極めて大切であります。  この事柄に関連して一昨年新憲法の施行に伴い、民法が改正せられて家督相続が廃止され均分相続が行われることになりましたが、このことは、これをそのまま農地その他の農業資産の相続に適用することとなりますと、そうでなくても過少……



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データ更新日:2022/12/18

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