このページでは早川慎一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。
○早川愼一君 私は緑風会を代表いたしまして、およそ三つの点について総理大臣、法務大臣並びに労働大臣の御所見をお伺いいたしたいと思うのであります。 先ず第一に、去る一月三十日の体会明けの今国会におきまして、総理大臣は施政方針を明らかにされましたが、そのうちで、独立日本として占領中の行過ぎの感のあるものに対しましては、この際これを是正するのは国の自立性のための当然の措置である。こういうふうに言われておられたのであります。そうしてそれに引続いて、教育の振興のために義務教育費全額国庫負担、或いは教職員を国家公務員に変更すること、又国の治安確保のためには警察制度を根本的に改革をすること、それと並んで今……
○早川愼一君 一括して質問することを動議しているのです。
【次の発言】 動議の採決をしなくても、ともかく質問したらいい。
【次の発言】 一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案について政府の御答弁をお願いしたいの政府の案では、郵政、電通とか、或いは又印刷工場、印刷局その他の現業員に対する措置が非常に苛酷なようになつて、従来の優遇されておつた点を無視されておるところがあるのでありますが、これに対して政府は、この案を実施される場合に如何なる措畳を講ぜられようとしているか、その点お伺いして置きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと議事進行に関して委員長にお願いいたします。今質問は政府提……
○早川愼一君 今日は止められた方がいいと思います。
○早川愼一君 今日は出席が少いから次回にお諮り願います
○早川愼一君 今回の政府の提出になりました法律案と、この本年の八月九日の人事院の勧告されたものと、提案の理由でちよつと概略はお伺いしたのでありますが、例えば財政事情で人事院の勧告通りできなかつた、その他人事院の勧告の線と違う点、それからそれによれなかつた理由、若しくは又政府案のほうが政府としてはいいと考えられておる点、そういう点を一応一通り御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、只今の説明では、余り財政上の理由ということは大した問題ではないというようなお話に聞いたのですが……。
【次の発言】 只今政府のほうから御説明で、この号俸調整の点について、二千九百二十円ベースをとつた……
○理事(早川愼一君) 休憩前に引続きまして、会議を開きます。
一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を継続いたします。なお只今大蔵大臣が御出席中でありますが、何か司令部との約束ですでに一時半から二時までの間をいうお約束があるらしいので、大変お忙がしい様子ですから、すぐ御質問を願いたいのであります。
【次の発言】 文部大臣が御出席になりましたから、文部大臣に対する御質問を……。なおちよつとここで只今まで出席している政府委員は、内閣官房副長官、大蔵省の給与課長、それから大蔵省主計局長、運輸省の人事課長代理、厚生省の大臣官房人事課長、厚生省の医務局管理課長、郵政省人事部長、それ……
○早川愼一君 ちよつとその前に……。今日若しここに準備されているかたがあれば……。実は私は明日のつもりでまだ質問の整理をしておりませんから、与えられた時間が余るかも知れませんが、その点如何ですか。
○早川愼一君 私御質問申上げたい点は四点あるのでございます。一つはゼネスト禁止法の問題について、それから第二は緊急調整、第三は国家公務員及び地方公務員の現業職員に対する公労法の取扱いのことについて、それから第四は労働法規改正案が国会に提出されるまでの経過について一応御質問申上げたいと思います。順序に従つて一つ一つ御質問申上げますからお答え願いたいと思います。 先ずゼネスト禁止のことに関しましては、昨日菊川委員の質問がこの議事運営に触れまして労働大臣の御見解があつたようでありますが、承わりますとまだ政府では慎重に検討中であつて、今国会に出すか出さんかということもまだはつきりしておらんという御答……
○早川愼一君 後藤さんにちよつとお伺いしたいのですが、先ほど事実調査ということを申されたのですが、この事実調査と緊急調整と実質的に勿論違いは多少わかつておりますが、結果の実質的な面で、例えば争議権の制限であるとか、そういう面でどこが違うか、一つお伺いしたい。
【次の発言】 現在でも労調法の中に、例えばそれが非常に国民に影響を及ぼすというときには調停委員会で事態の推移を公表するというような、ラジオ、新聞を以て公表するということが確か何か書いてあつたように思う。それからなお事案調査と緊急調整ですね、文字は違います、併しその間にやはり事実調査ということは当然併行して行われているのですね、事実調査なく……
○早川愼一君 基準法についてはよろしいです。
○早川愼一君 私も緑風会の労働委員といたしまして、修正案、並びに修正部分を除く原案に対しまして賛成をいたします。 現在の労働界の情勢を見まして、その基本的態度につきましては、それぞれ若干の立場が違う意味におきまして、異なつた見解を持つております。と申しますのは、いわゆる日本が独立しまして、これからいよいよ従来のような占領軍の指導とか援助がなくなつた場合、従来の労働政策が或いは二・一ストの時に発せられましたマツカーサー書簡とか、或いは又政令の三百五号とか、いろいろの占領軍の指示、指導によりまして労働界が発達をして参りまして、さて独立をいたしました場合に、果してこのままの現状でよろしいかどうかと……
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