堀真琴 参議院議員
2期国会発言一覧

堀真琴[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期
堀真琴[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは堀真琴参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

堀真琴[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|- 3期
第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 参議院本会議 第6号(1950/07/18、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして一般質問をいたしたいと思うのであります。  申すまでもなく今日の内外の情勢は極めて重大でありまして、若し一歩を誤まるならば思わざる結果を招くことも我々は想像に難くないのであります。従いまして、政治の衝に当る者はこの内外の情勢について十分見通しを付けて、それと共に国民の輿論が如何に動いておるかということを察して、適切な施策を講じなければならんのであります。ところが現在の吉田内閣によりまするところの内政、外交、外交と申しましても内政‥‥内政の諸問題につきましては極めて見通しを欠くものがあり、国民の輿論に何ら応えるところがないと言わなければならんのであります。……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 地方公務員法案につきましては三年前からしばしば問題になり、毎度国会が開かれるたびごとに上程が伝えられておつたのでありまするが、その都度、地方公共団体職員を中心とする組合或いは民主的な諸団体の批判があり、或いは反対がありまして、遂に今日まで上程を見るに至らなかつたのであります。ところが、この法案がこの臨時国会に突如として上程され、私はこの短かい期間の臨時国会にどうして本案が上程されたか、その理由を求めるに苦しむものであります。政府の説明によりまするというと、国家公務員法がすでに実施されている。地方公務員についてもこれと同じように法案を整備し、そうして地方自治の適正な運営を図らなければ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第14号(1951/02/14、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は小会派を代表いたしまして昨日首相が(「共産党は何だ」と呼ぶ者あり)この壇上から発言せられました講和問題に関する見解に対しまして、二三の質問を申上げたいと思うのであります。(「見解じやないぞ、昨日のは」と呼ぶ者あり)講和問題は国民のひとしく関心を持つておる問題でありまして、日本の国が将来どうなるか、どういう運命を迫るかということは、全く講和の内容に関する問題であると申上げなければなりません。従つて我々としては、この講和の内容方式について、是非とも首相にこの際はつきりお答えを願いたいと思うのであります。  先ず第一に、首相の講和問題に対する基本的な態度であります。先ほど和田君からは……

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、委員長報告の修正案には反対を表明し、社会党提出の修正案には賛成を表明するものであります。(拍手)警察とは、申すまでもなく、社会秩序を維持するために行われるところの公けの権力作用であります。その限りにおきまして、警察権行使の結果、人民に命令し、或いは強制し、又成る程度その自由を拘束することは止むを得ないのであります。従つて、若しもこの警察の権力というものが個人又は機関に独占され、それが強力に遂行されるならば、人民の自由は全く奪われてしまつて、いわゆる警察国家を現わすに至ることはすでに歴史の証明するところであります。そこで民主国家におきましては、警察権の行……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 参議院本会議 第3号(1951/08/18、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 今度の国会は国民によつて非常な関心を持たれておるのであります。なぜならば、今度の国会こそは、二週間後に控えたサンフランシスコ会議に上程さるべき講和條約草案について、政府から詳細な説明があるものと国民たちは期待しておるからであります。従つて政府としては、国民の前に、日本の今後の重大なる運命を決すべきところのこの講和條約草案について詳細な説明をなすべきであります。又国民もこれに対して十分論議を盡すべきだと思うのであります。ところが一昨日の総理大臣の演説は極めて平面的であり、單に講和條約草案の成立の経過を述べただけでありまして、深い内容に触れるところは何もないのであります。国民はこの総理……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第5号(1951/10/16、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 今度の講和條約並びに安全保障條約につきましては、国民の間に非常な疑惑を持たれておるのであります。(「誰も持たないぞ」「持つのは共産党だけだ」と呼ぶ者あり)講和会議には日本を含めて五十二カ国の代表が出席をいたしておるのでありまするが、これに調印いたしましたのは四十九カ国であります。確かに国の数の上から申しまするならば、多数の国々が調印したと申さなければなりますまい。併しながらニユーヨークタイムスのレストン氏が指摘しておりますように、今度の講和條約並びに安全保障條約につきましては、世界の人口の半数以上が反対をしている。(「そうだ」「その通り」と呼ぶ者あり)なかんずくアジアの総人口の中で……

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、平和條約並びに日米安全保障條約の承認を求めるの件に関しまして反対を表明いたすものであります。  先ず第一の反対の理由は、この二つの條約が日本をアジアから孤立させるところの條約であるということであります。(「そう」と呼ぶ者あり)御承知のように、中国はこの條約に調印すべきサンフランシスコ会議に招請を受けなかつたのであります。中国と申せば、言うまでもなく、日本とは、歴史的にも、経済的にも、文化的にも、極めて密接な関係を持つておつた国であり、  今後も又、この中国との密接なる関係を持たずして、日本の経済の再建も又日本の文化の向上も考えられないのであります。而も……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第18号(1952/02/29、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、今回の行政協定に反対し、この行政協定に関し国民が多大の関心を持つておりまする点から、吉田総理、木村法務総裁並びに岡崎国務大臣に対しまして以下質問をいたとたいと思うのであります。  先ず第一に、行政協定は、成るほど名前は行政協定であるが、併し実質的には日本の国とアメリカの国とが結んだ広義の條約ではないかという点についてであります。内容から見ましても、これまで同僚議員諸君によつて指摘されましたように、裁判管轄権の問題にしましても、或いは非常事態の認定の問題にいたしましても、或いは駐留軍の駐留地域の設定や施設利用に関してこれを決定する合同委員会の設置の問題に……

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして本決議案に賛成をいたすものであります。  これまで政府の説明乃至はこの壇上におきましても只今草葉君から説明されましたように、政府の見解は、安全保障條約第三條に基くものであるからして、行政協定についてこれが国会の承認を必要とするものではないと説明いたしておるのであります。併しながら安全保障條約第三條は、合衆国の軍隊が日本の国内乃至はその附近に駐留するについての配備の規律に関するところの條件につきましては、両政府間の行政協定でこれを決定するということを規定しておるのでありますが、これは安全保障條約そのものの中に配備の條件を規定したものではなくて、別個の行政協……

第13回国会 参議院本会議 第31号(1952/04/17、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今上程に相成つておりまするところの破壊活動防止法案につきまして、総理並びに木村法務総裁に所見を質したいと思うのであります。  同僚議員諸君がこれまで縷々質問を展開されたのであります。併しながら、それに対する木村法務総裁並びに吉武労働大臣の答弁は極めて簡単、而もその内容を殆んど衝いておらないのであります。例えば伊藤君の質問に対しまして木村法務総裁は、刑法その他の法律によつてすでに破壊活動は十分に取締られておるはずである、何ら本法案のごとき法律を必要とする理由はないという質問に対しまして、暴力行為を取締るのである、団体をその面から規制するのであるというだ……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりまするところのポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く外務省関係諸命令の措置に関する法律案並びに外国人登録法案に対しまして反対をいたすものであります。  外国人の取扱につきましては、原則として、先ず第一に、世界人権宣言に則り、人道主義的にこれを取扱わなければならん。如何なる外国人に対しても排他的であつてはならない。例えば人種である、或いは種族である、或いは宗教であるというようなものに関して、そこに何らの差別を設けてはならないということが第一の原則と考えられるのであります。第二の原則として考えられるのは、国際慣行上それぞれ相……

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、伊藤修君ほか五十数名の提案にかかりまするところの修正案に反対し、若しこの修正案が通過しなければ原案に反対をいたすものであります。(「賛成だろう」と呼ぶ者あり)反対をいたすものであります。先ず総括的に……(「修正案に賛成だろう」と呼ぶ者あり)修正案に賛成し、若しこれが通過しなければ原案に反対をいたすものであります。  先ず総括的に申上げるならば、第一に、この刑事特別法案は、平和條約、日米安全保障條約並びに行政協定に基いて、そのいわば実体的な規定として設けられたものでありまして、この三つの條約が、日本の主権、独立、平和を脅かすところの不安全保障條約であり、……

第13回国会 参議院本会議 第38号(1952/05/12、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私はこの際、人権擁護に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、最近頻々として起つておりまするところの人権蹂躪に関しまして、人権擁護の立場から緊急質問をいたすものであります。  御承知のように、憲法に保障されました基本的人権は人間の不可侵権でありまして、如何なる法律、如何なる権力によつても、これを侵すことができないものとされているのでありまして、憲法の第十一條、第九十七條に規定されたのはその意味なのであります。而もこの基本的な人権は人類多年の鬪争によつて獲得されたものでありまして、決して一朝一夕にして得られたものではないのであります。例の十七世紀のイギリスの革命、……

第13回国会 参議院本会議 第40号(1952/05/16、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりますところの警察予備隊令の一部を改正する等の法律案に対しまして反対をいたすものであります。  先ず反対の第一点は、この警察予備隊が軍隊的性格を持つということであります。すでにその装備或いは又その訓練につきましては、委員会を通じましてこれが軍隊的性格を持つことは明らかにされております。若し軍隊的な性格を持つものとするならば、言うまでもなく憲法第九條に違反するのであります。内閣では、これをしばしば軍隊ではないと申しております。何と名前が呼ばれようとも、併しその実質が軍隊であることにつきましては、国民はひとしくこれを認めているのであります……

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 我々労農党は、金子洋文君外二十六名提出の議長不信任決議案に賛成をいたすものであります。  去る二十日から今日に至るまでの参議院におけるところのこの紛糾は、主としては、破防法その他一連の悪法を遮二無二通そうとする政府並びに與党の強引さと、並びに参議院議長のこれに対する追随とから起つておるのであります。(「そうだそうだ」「違うぞ」と呼ぶ者あり)私は今日に至るまでのこの紛糾の状態につきまして、少し根本的な問題から考えてみたいと思うのであります。議長の地位というものは、外国におきましても日本におきましても、極めて重大なるものを持つておるのであります。例えばイギリスの貴族院議長であります。御……

第13回国会 参議院本会議 第59号(1952/07/01、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は、この破防法案につきまして、法律の限界なかんずく治安立法の限界はどこにあるかという問題、それから法律の濫用は何によつて起るかという問題、並びに国民の自由の限界というものと法律との関係、この三点につきまして吉田首相並びに木村法務総裁の御所見を伺いたいのであります。  先ず第一に法律の限界なかんずく治安立法の限界であります。もともとこの法案の目的とするところの破壞活動が現実に存在する、そのことによつて生ずる危險と、並びにこれを取締るためにこの法案を出すことによつて生ずるところの危險、この二つの危險について体どのように根本的に考えておられるのか。政府の説明によりまするというと、現実の……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は先ず最初に公聽会等の意見を果してどの程度に取入れているかということについて重ねて御質問申上げたいのであります。  これは先ほどの伊藤君の質問に対しまして、例えば「目的をもつて」云々ということに明確に言葉を現わしたとか、或いは扇動という言葉についてもその定義をはつきり示したとか、或いは公安調査庁の職員の職権濫用に対して、これを警告する意味の規定と、その罰則をきめたというようなことを御答弁になり、伊藤君からは、これに対しまして、單に一言半句の取入れに過ぎないのであつて、公聽会における公述人のその精神、趣意を全体的に取入れたものではないというお話があつたのでありまするが、私どもも全く……

第13回国会 参議院本会議 第61号(1952/07/03、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労働者農民党を代表いたしまして、只今議題となつておりまする破壊活動防止法案その他の二案に対しまして反対をいたすものであります。  先ず我々は、本法案が治安立法の限界を超えたものであるということを指摘しなければなりません。勿論社会生活の秩序を維持するためには或る程度の治安立法が必要であります。併しながらその治安立法は飽くまでも最小限度にとどめなければなりません。ましてやそれが個人の基本的人権に重大な制限を加えるというにおきましては、なおのこと、治安立法の限界を最小限度にとどめることが必要であります。即ちその対象としては、飽くまでもその活動が現実的である。そしてその活動が社会生活に……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は社会党右、左並びに共産党の代表者の方々の質問と、これに対する溝淵君の答弁とを聞きまして実はこの懲罰動議は何ら理由がないものだということをはつきり信ずることができたのであります。只今の岩間君の質問に対しまして、例えばこの演壇の占拠の問題であります。あなたは小野委員長の場合と二十八日の夜の場合とは全く異つたものであるという説明をされているのであります。併しながら小野君は決してあなたが言われたように無意識的に何ら意図なしにここへ上られたのではないということはあなたも恐らくお認めになるだろうと思う。小野君は十分この演題に立つて破防法の委員会におけるところの経過並びに結果を報告するという……

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、この日華平和條約の承認に関しまして反対をいたすものであります。  先ず、第一の反対の理由は、この條約は中国の現実を無視した條約であり、中国人民との平和條約ではないということであります。中華民国国民政府は、蒋介石のいわゆる政権として呼ばれておるものでありまするが、果してこれは中国の政権でありましようか。すでに金子君或いは只今の曾祢君の意見によりまして、中国の政権ではないということが論ぜられておるのでありまするが、一番大事なことは、中国四億数千万の人口が支持しておるところの政権こそが中国の政権でなければならんということであります。若しそうするならば、一九四……

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりまする保安庁法案並びに海上公安局法案に対しまして反対をいたすものであります。先ず第一の反対の理由は、保安庁を初めとする諸行政機構の改革によつて、再軍備のための組織を計画しているということであります。去る二十五年八月制定いたされましたところの警察予備隊令第一條によりますると、警察予備隊というのは、国家地方警察及び自治体警察の警察力を補い、治安維持上特別の必要のある場合において行動するところの任務を持つものであるということを規定しているのであります。ところが今度の保安庁法案によりますると、保安庁の任務というものは、「わが国の平和と秩序を……

第13回国会 参議院本会議 第72号(1952/07/30、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題になつておりまするところの会期一日延長に対しまして反対をいたすものであります。我々は、先ず何よりも国会のあり方について考えてみなければならんと思うのであります。御承知のように、国会は憲法によつて最高の機関として決定されております。併し国会が最高の機関として決定されておるのは、憲法がそのような規定を盛つておるからというだけの理由ではないのであります。御承知のように、日本の今日の国家体制は人民主権の体制であります。主権者は国民であります。国民の代表者が国会を構成する。従つて国会が最高の機関であるという規定がここに設けられておるのであります。従つて国……

第13回国会 参議院本会議 第73号(1952/07/31、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりまするところの警察法の一部を改正する法律案に対しまして反対をいたすものであります。  我々は警察の制度運営についてここで十分考えてみなければならんと思います。先ず第一に、警察は、人民の警察、民主的な警察でなければなりません。(「そんなことわかつているよ」と呼ぶ者あり)若しも警察が人民の敵であり、反民主的な警察であつたとしたならば、どうなるでありましよう。もともと警察が人民の警察でなければならんということは二つの点から論証できると思います。一つはその沿革であります。私は何もここでイギリスの警察制度がどういう形で発達したか、或いは又大陸……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、無所属クラブ)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりまするところの日米船舶貸借協定に関し承認を求める件に対しまして我々は反対を表明するものであります。  この協定の基となつておりまするところの保安庁法並びにその更に基定、或いはその基になつておりまするところの日米安全保障条約等につきましては、我々は終始反対の意思を表明して参つたのであります。なぜならば、それらの法律乃至は条約は日本に対して再軍備を強要するものであり、明らかに平和国家として日本が出発すべきことを内外に声明した憲法の第十条に違反する。こういう趣旨に基いておつたのでありまするが、この協定が、それらの我々の反対を押切りましてこ……

第15回国会 参議院本会議 第25号(1953/02/24、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして只今議題になつておりまする義務教育学校教職員に関する法案につきまして、以下述べるような若干の点について質問いたしたいのであります。  先ず第一に、教育行政の基本方針についてお尋ねいたしたいのであります。教育の仕事は国家百年の大計であります。従つて、国家たると地方たるとを問わず、教育行政には常に一貫した基本方針がなければならないのであります。若しも徒らにこれを朝令暮改するというようなことがあるならば、教育そのものの目的を達成するゆえんでないことは勿論のこと、いわんやそれが一党一派の勢力によつて左右されるがごときことがあるとするならば、これは言語道断であると……

第15回国会 参議院本会議 第27号(1953/02/26、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして、只今議題となつておりまする電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案に関しまして以下述べる二、三の点について質問を申上げたいと思うのであります。  先ず第一に、この両事業における争議行為の方法の規制に関する法律案の提案の理由としては、国民経済、国民生活に対する重大な脅威、損害を与える、そういうようなストは、公共の福祉の立場からこれを禁止するということが提案の理由になつておるのであります。この国民経済或いは国民生活に対して重大な脅威、損害を与えるという点について、先ず労働大臣の所見を伺いたいのでありまするが、少くともストライキが労働者……

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は労農党を代表いたしまして只今問題となつておりまする警察法案に対しまして、以下述ぶるような若干の質疑をいたしたいと思うのであります。  先ず第一に、警察のあり方について、首相並びに法務大臣の御意見を伺いたいのであります。警察の行う職務は、その性質から申しまして、強力な権力を持つものであるということは止むを得ないところかも知れません。併しながらそのために、その本来の使命であるところの個人の自由権を抑圧しがちであるということは、これまで我我をしばしば経験して来たところであります。従つて警察をそのような抑圧的な機関から救済するためにはどうしたならばいいか、本当の警察というものはどういう……

堀真琴[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

堀真琴[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 労働委員会 第閉会後1号(1950/10/11、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 何もないと思います。これはやはり専門員の方で私と堀木さんの見ておることを大体メモしたところを総合されてやつておられますから、結構だと思います。
【次の発言】 遅欠配の措置として関西の方じや、大阪でもそれから京都でも愛知県でも大体まあ県費で、県の方から一千万円乃至四千万ぐらいの金を出して、それを特別会計にして貸付ける。それによつて賃金の下拂いというものをなくなそうというようなことをやつているのです。東北、まあ関東の方もそうでしようが、そういうふうな実例はあるのですか。

第8回国会 労働委員会 第閉会後2号(1950/10/12、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ちよつと質問……。
【次の発言】 補正予算に組まれておる労働省関係の費目、その内容についての質問は、大体山花さんと原さんとの質問で盡ぎておると思うのですが、当初予算の見込についてのお話があつたのでありますが、大体好転する様子が認められる、例えば公共事業が逐次実施されつつある、経済が好転し特に港湾関係であるとか、輸出関係の方面に吸收ができるというようなお話でありますが、確かに公共事業の方は逐次実施されておることも事実なんですが、それから経済の好転という問題ですが、これは山花さんも質問されたのでありますが、労働大臣は特需景気というものは部分的のものだ、こういうお話をされ、我々も最近関西……

第8回国会 労働委員会 第3号(1950/07/26、2期、労働者農民党)

○堀委員 皆さんの口述が済んだ後で一括して質問する、個人々々に対して質問するという形の方がいいのではありませんか。

第8回国会 労働委員会 第4号(1950/07/27、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私、一二の点について質問申上げたいと思います。先ず第一に資格要件としましての点でありますが、改正法案によりまして、二十八日になつて四日間短縮されたということは、一応合理的な方向に向いているとは言えるのでありまするが、併し実際の日雇労働者の立場から申しますと、二ケ月間に二十八日就労するということは、東京では或る程度可能であるとしましても、地方になりまするというと、その間の事情が、二十八日就労するということがなかなか困難なような事情があるように承つておるのであります。で、そういう関係から申しまして、この資格要件としての二十八日就業するという、この資格を短縮される意向があるかどうか。それ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/01、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 労農党といたしましては、公労法の問題は非常に重大な関心を持つておるのでありまして、むしろ全面的な修正を私共は要望しているわけなんでありますから、十六条に関する限りは、一応暫定的な措置としてこの修正案に私共は賛成いたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/13、2期、労働者農民党)

○委員外議員(堀眞琴君) 僕も関連してではないが……。
【次の発言】 私も同意見であります。
【次の発言】 先ほどちよつと話に出てそのまま消えてしまつたのですが、刻々に周囲の情勢が変つて来まして問題が出て来ると思うのでありますが、その場合小会派の、例えば外務委員会の問題、只今の兼岩君のお話で委員長のほうで善処されるそうでありますが、それまでの間いろいろの問題についてわ小会派として質問したい場合も相当あると思うのであります。緊急質問をそういう場合にはできるだけ小会派にお認めを願いたい。
【次の発言】 ええ本会議、それは先ほどちよつとお話が出て消えてしまつたのです。その点をここで御了承を皆さんにお……

第10回国会 労働委員会 第14号(1951/05/25、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ちよつと質問したいのですが、先ほど安本労働室のかたが、日本の特需による価格が国際価格よりも高い、従つてそいつを解決するためには産業合理化が必要だ、こういう御答弁であつたのです。この点についてちよつと、ほんの五分だけ質問したいのですが、国際価格に比較して高いということは、これはまあ原料入手難とか、或いは原料の国際価格が非常に高くなつておる、アメリカその他の買溜やその他によつて影響されておるものだと思いますが、併しこれは当然特需関係の問題だけでなくて、日本の将来の労働行政、労働政策の上にも大きな影響を与えるものだと私思う。産業合理化が必要だという点と、国際価格に比較して高いという点と、……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1951/10/09、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 未復員者の給与法の改正法律案は一応当委員会としては何度も会合を開きまして結論も出ております。それから当委員会の皆さん方のお考えも大体未復員者と特別未帰還者、特別未帰還者のほうは問題にならなかつたとしても、恐らく特別未帰還者に対しても未復員者と同じような待遇を与えるほうが至当であるというお考えのように伺うのです。そうしますと、我々の当委員会で審議した法律案はこのままで本会議にかける。そしてそのままにしておけば特別未帰還者のほうにも当然準用されますので問題はないと思います。ただ大蔵省のほうで一番心配なのは予算の問題ではないかと思います。ところが只今お伺いいたしますと十六名ぐらいがそれに……

第11回国会 労働委員会 第閉会後3号(1951/09/26、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 法務総裁のお話で大体ゼネスト禁止の政府の意向というものは一応わかつたわけですが、併し法務総裁のお話の中にはまだまだ問題としなければならん点がたくさんあるわけです。労働関係について労働法規のものか、治安関係のものかという前提からお話になつたところでは、労働法規が完備しておれば何も治安関係によつてこれを取締る必要がないということをお話になる、併しながら各国の実情云云というようなことをお話になつておる。治安関係でストを取締るということになりまするというと、ともするというと戦争前のような治安維持法的なものによつて労働運動を弾圧するという傾向が強くなつて来ることはこれは当然だと思うのです。従……

第11回国会 労働委員会 第閉会後5号(1951/10/08、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 名前は存じませんが、ゼネラル、ストライキの禁止法案がまとまつて国会に提出されるのはいつ頃になりますか。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/29、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 この平和條約と安全保障條約につきましては、国民の間に非常な不安を持つているということは、同僚委員もしばしば繰返し述べておるところでありますが、只今の木内委員に対する総理大臣の答弁を承りまするというと、国民の全部に満足の行くような條約はできないじやないかというようなお話なのであります。民主政治家であるからには、国民の大半の……、勿論一部には反対があるとしましても、国民の大半の支持を受けるような講和條約を日本側としても十分主張すべきではなかつたかと思うのでありまするが、それよりも大事なことは、更に国際的な世論であります。これは木内委員も指摘されたのでありまするが、私はこの間の本会議の質……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/30、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 昨日に引続いて、今日は安全保障を中心にして首相にお尋ねいたしたいと思うのであります。  首相のかねがねお述べになりますとこうによりまするというと、日本は講和後においていわゆる真空状態を生ずる。真空状態が生ずれば当然共産主義勢力というものが日本に侵路して来る、ダレス特使は直接侵略と間接侵略という言葉を用いまして、共産主義者勢力の侵入は日本に対して必至であるという言葉を使つておられるのであります。果して真空状態になるというと、直接侵略、例えば朝鮮海峽を渡つてソ連の勢力が、或いは東支那海を渡つて中共の勢力が日本に侵入して来るとお考えになるか。或いは又間接侵略の場合でも、いわゆる間接侵略と……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 逐條審議に入りまして、皆さんがた大体御質問も、予定された部分についてはお済みのことと思いますが、私余儀ない用事のために大変どうも遅れまして恐縮なんでありますが、一、二点平和條約の問題につきまして、前文の箇條について、お尋ね申上げたいと思います。前文の第二段に、「国際連合への加盟」云々という條項があるのであります。恐らくこの問題も同僚委員のかたがたからそれぞれ御質問があり、又これに対する政府側の答弁もあつたことと想像するのでありますが、我々としても国際連合への加盟ということが、国際平和を促進する意味において、又平和国家として日本が今後立つて行くという建前から申しましても、国際連合の安……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 第三章の安全の條項に入つて、第二章の問題についてもう一度繰返すことは大変恐縮なんでありますが、私の都合で御了承を願いたいと思います。併し私はほんの一、二の点だけを第二章の中で質問いたしたいと思うのであります。  先ず第一に、第二條の(a)項の問題でありますが、朝鮮の独立を承認する、これは私は朝鮮の独立を承認することについては問題はないと思うのでありますが、朝鮮の独立を承認するについて起つて来る問題を一つお尋ねいたしたいのであります。つまり独立の承認ということは、恐らくはこの條約が発効する時期に独立の承認がなされるのだろうと思いますが、併し独立の承認がなされるという以上は、その朝鮮の……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ちよつと関連して申上げたいのですが、只今外務政務次官、それから通産大臣からして、対英貿易に関する問題についての御答弁があつたのでありますが、外務次官の説明によりまするというと、イギリスの最惠国待遇を與えないことに対して日本側としては十分公正な態度を以てこれに臨むべきである。その通りだと思いまするが、併しながら、なぜイギリスがそういうような態度を示しているか。去る七月のイギリス政府の商務当局の言明に見ましても、或いは又イギリスの言論機関、例えば、マンチエスター・ガーデイアンとかその他の新聞の論説を見ましても、日本の貿易に対しましては非常に危惧を持つておるのであります。殊にこの平和條約……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第15号(1951/11/10、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 只今杉山さんの御質問の趣旨を、私、拜聽いたしませんので、或いはダブるかと思いますが、御容赦願いまして、第十一條に関しまして、これは法務総裁も出ておられますから法務総裁の御答弁を煩わしたいのでありますが、第十一條は戰争犯罪者に関する規定を含んでおるわけでありますが、これによりまするというと「日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。」それから、そのあとは、それらの減刑或いは赦免に関する規定でありますが、日本国に拘禁されている日本国民という規定になつておりますが、日本国でなく外国に、例えば中国とかフイリピンのごとき外国に拘禁されておる国民に対しては、法……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第16号(1951/11/12、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 この賠償問題について私、若干腑に落ちない点があります。極く二、三の点だけお尋ねいたしたいのでありますが、先ず第一に、中間賠償の問題であります。御承知のように終戰になりましてから、施設賠償として日本では産業施設の若干のものを連合国に対して賠償の一部として中間的に撤去いたしておるのでありまするが、これは連合国のその後の通達によりまして中止されている。併し支拂われた賠償であることには間違いないと思うのですが、この中間賠償として撤去された施設賠償の額は、どのくらいになるのか。  それから又東南アジア諸国が今日要求していると新聞で伝えられているところの何十億或いは何百億という、その要求の中に……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 平和についてのやつは後で、今日の午後の総括質問のときに出しますから、そのときに。  時間がありませんから第一問だけについてお尋ねいたしたいと思います。  インドが戰争終結宣言を行うということは正式に発表いたしておる。又、日本とその関係から講和條約を結びたいと、こういう意向を持つていることも私どもも承知いたしておるのであります。それで、総理は只今の答弁におきまして、インドとの講和の見通しがあるというお答えなのでありますが、併しながら、インドが、米英最終草案の発表直後アメリカに対しまして覚書を渡しておるのであります。その覚書の内容によりまするというと、このサンフランシスコにおいて調印さ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は平和條約との関連において総理大臣の平和に関する御所見を伺いたいと思うのであります。何も私は理想的な問題だけをここでお尋ねするのではなくて、むしろ具体的な問題についてお伺いいたしたいと思いますから、できるだけ総理大臣の御所見を明らかにして頂きたいと思います。そういう観点から申しますと、平和を実現するにつきましては、いろいろの問題はあると思います。例えば宗教家や或いは理想主義者の言うような絶対平和というような問題もありましようが、私はそういう問題はここでは別にいたしまして、最も現実の問題として、総理大臣はどういう態度で平和に臨まれているか、恐らく平和條約を調印されるに当りましても、……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第21号(1951/11/17、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 安保條約について政府に質問する機会はもう最後の機会だと思うのであります。いろいろお聞きしたい問題はあるのでありますが、私はこの安保條約の性格について吉田首相から御答弁を煩わしたいと思うのであります。申すまでもなく安全保障條約といいますものは、継続的且つ効果的な自助並びに相互的な援助を行うことを以て安全保障條約の基本といたしておるのであります。ところが、この日米安全保障條約の中には、そういう継続的で且つ効果的な自助並びに相互援助の規定を欠いておるのであります。従つてその点から申しまするというと、この日米安全保障條約は、いわゆる安全保障條約ではないということを結論しなければならんと思う……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 実は私のほうの水橋君、身体の都合で今日欠席しておりますので、千葉君が出たのですが、私に代ることの御了承を願つておきます。先ほどの中村君の提案ですね、政府の側の行政協定を国会の承認を必要としないかするかということについての説明を求めるということについては、私は賛成です。というのは、政府の側で、例えば衆議院の予算委員会や、或いはその他で国会の承認を必要としない理由についていろいろ述べておるのですが、それが必ずしも一つではない。どうも岡崎国務大臣の説明、或いは木村法務総裁の説明を伺つておりますと、国会の承認を求めなくてもよいとする理由がどこにあるかわからない。そこで参議院の議運としては、……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 小笠原君の意見というと……。内容をもう一度お願いいたします。
【次の発言】 それは今日やるはずだつたのじやないですか。
【次の発言】 ちよつと僕に質問さして頂きたいと思うのです。どうも官房長官の答弁は納得できないのです。先ほどの御答弁では、とにかく安保條約第三條の施行細目として行政権の権限と責任において結んだのが行政協定である、従つてこれは條約でないと、こういうのですね、官房長官のお答えは……。官房長官そういう意味ですね。
【次の発言】 官房長官の言われるのは、そうするというと、結局安保條約第三條の施行細目として行政権の権限と責任において取結んだものだと、こういうわけですね。

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 安井君のお話もありますか、緊急質問の題名は防衛力漸増、こう出ております。そうしますと行政協定に関係がありましようけど、安保條約、それから平和條約にも関係があり、憲法第九條にも関係がある問題じやないかと思います。国民はこの問題について非常に関心を持つておる。安井さんのお話によると、総括的な行政協定に対する質問のときに質問があつたからそれで十分じやないかというお話ですが、併し御承知のように総理大臣はこの間ほんの簡單な答弁をされただけで、あとは岡崎国務大臣、木村法務総裁等からそれぞれ答弁がありましたが、併し必ずしも十分な答弁ではなかつたと思うのです。従つて私はこの緊急質問に賛成します。殊……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/12、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 大分政府の見解もはつきりして来たと思いますけれども、なお私一、二の点についてお伺いいたしたいのでありますが、これはこの前の質問の続きになると思いますが、岡崎国務大臣は国際慣行というものが大体あるのだ。従つてその国際慣行に従つて日本も今度の行政協定を結んだのだということであります。今の三好君に対する回答からもそのように大体窺われるのであります。確かに国際慣行を尊重しなければならんということはこれも当然であり、そうしてそれが積重ねられた共通の部分が国際法になるのだというようなことも、これも当然なことでありまするが、私はその点を問題にしているわけではない、私の問題にしたいのは、そういう従……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/13、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 今日の官房長官のお話によりますと、前の副長官の話と大分違つて来ているのです。副長官の場合は、常置顧問の、大臣に対していろいろその顧問的な仕事をさせるために安本の顧問にするんだ。ビルマに行くのは従だという御説明だつたのです。ところが今日のお話によりますと、ビルマに行くことが主であつて、顧問にすることは従である。而もその顧問というのは、ビルマから帰つて来れば解任させることになるのだというお話のように承わつたのです。そうしますと、前の説明と今日の説明と違つているのじやないか、どつちが本当の説明か、その点をもう一度官房長官からはつきりさして頂きたい。  それからもう一つ。三十九條はこの前も……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/19、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 三月もすでに大分半ばを過ぎているのに議案がちつとも出ておらない。官房長官の前の御発言では、三月の半ばまでに重要な法案についてはこれを提出するということが申されているのです。国会の運営上これはまずいと思うのですが、ついては次の機会に官房長官にここに来て頂きまして、政府側の意向なり、議案が遅れていることについての意向なり、それらについてお話を承わりたいと、こう思います。

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 只今の御説明によりまするというと、まだ政府の提出を予定されている法案もたくさんあるわけです。ところが前の官房長官の発言によりますると、三月十五日までには主なる法案は提出されるということになつておつたんでありますが、その官房長官の言にもかかわらず今日までそれが提出されておらん。我々主なる法案として新聞などで大体承知しておりますのは行政機構改革に関するものやら、それから労働関係に関するものやら、治安関係に関する極めて重要な法案がその中に含まれていると思うのです。これらの法案は重要であればあるだけ国会においては十分これを審議しなければならないと思うのでありますが、今の御説明では内容につい……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/27、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 その採決ですね。御異議ありませんかという形で採決されたのでは、実は我々のほうの側では必ずしもその選任が適当ではないのではないかということ。それから前任者が再選されなかつた事情についての理由が必ずしも明確ではないというので、我々の側では反対しておるのです。ですから、採決は御異議ありませんかという形ではなくして、挙手なり、何かそういう形でお願いいたしたいと思います。

第13回国会 労働委員会 第2号(1952/02/15、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ちよつとその前に堀木君の質問に関連して……、只今堀木君の御質問に対する御答弁の中で、提案の基礎は何かということに対する答弁の中で、労使間の円滑を図ることが目的である。従つて争議権によらないでこれを調整する方法を考えておるのだという御答弁があつたのでありまするが、そうするというと、提案の一番の基礎といいますか、根拠といいますか、そういうものは結局争議権の制限といいますか、そういうことに大体なつて来るのじやないかと思うのでありますが、若し、争議権の制限ということが労働大臣によつて考えられておるとしますというと、労働法規の改正法案というものは非常に憲法上も問題になりましようし、又労働組合……

第13回国会 労働委員会 第7号(1952/03/25、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 積立金の額は昭和二十五年度末において百十二億円、二十六年度も大体その見当だと書いてありますが、現在高はどのくらいになつておるのですか。
【次の発言】 その五十億前後というのが百十二億に加わるのですか。
【次の発言】 そうすると百六十億以上になるわけですね。
【次の発言】 この保險料というのは使用者側と労働者側と双方負担するわけになつておるのですが、まあ年度末に百六十億前後の保險経済の余裕が出るという私は勘定になると思うのですがね。そうしますと料率をもう少し下げることができるのじやないかという点が一点と、それからもう一つは労働者と使用主とが同じように保險料を負担しているのだが、労働者……

第13回国会 労働委員会 第10号(1952/05/07、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私はお話を承わつておりませんでしたので、或いはお話したところと重複したお尋ねになると思いますが、今私の手許にありますこの資料で拜見しますというと、繊維機械がとにかく一番輸出の中で大きな部分を占めておる。大きなパーセントを示しておる。その価格から申しましても相当大きくなつておる。この輸出品としての繊維機械の市場を見まするというと、中国はともかくとしまして、パキスタンその他が相当多く出ておるわけであります。ところでその輸出向けのそれぞれの国でありますが、これを見ますと、パキスタンとか、インドとか、香港とか、或いはビルマもそうですが、とにかくポンド圏の地域が多数占めておる。これを恐らく合……

第13回国会 労働委員会 第13号(1952/05/28、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 逐條審議に入る前に総理の御出席を願うというのでは、先ほど重盛君から提案された趣旨に、もとるのではないかと思うのであります。何といつても今度の労働法規の改正法案、地方公営企業労働関係法というものは、非常に重要な法案であり、政治的な意義を持つた法案でありますから、やはり総括質問に入る前に、一番最初に総理の考え方を聞いて、その上に立つて総括質問をするのでなければ、私は無意味だという工合に考えるのです。それで、若しなんでしたら委員長と、労働大臣も出ておられることですから、例えば明日の午前中出られるとかというようなことを、向う側と折衝してきめて頂いて、その上で総括質問に入るということにしたら……

第13回国会 労働委員会 第14号(1952/05/29、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は各委員が大体質問されたことでありますが、できるだけそれと重複しないように、極く二、三の点だけについて質問いたしたいと思います。先ず今堀木君から問題の出されたストライキの問題であります。午前中も重盛君から質問が出され労働大臣からの答弁があつたわけでありまするが、そのストライキの中でも私は先ず第一にお聞きしたいのは、政治的なストライキの問題であります。労働大臣の御説明によりまするというと、経済的な目的を持つたストライキは憲法上に保障してあるところのストライキであり、従つてこれは問題ではないが、併し政治的な目的を持つたものについてはこれを認めることができない、こういう御説明なんであり……

第13回国会 労働委員会 第18号(1952/06/13、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は先ず世論の関係について総理大臣はどのように考えらるかということについて質問いたしたいのであります。  只今総理大臣の答弁によりますると、今度の労働法規の改正に対しましては賛成している人もある、だからして全部の世論がこれに反対しておるとは言うことができないということを論拠としてお話になつているのでありますが、併しながら労働組合は勿論でありまするが、その他の人々もこの法案に対しましては反対を表明いたしております。私ども地方の公聴会並びに東京での公聴会におきまして各公述人からの陳述を聞いたのでありまするが、労働者側の公述人の陳述は勿論でありのまするが、学識経験を持つた人々の陳述におき……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/06/16、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 只今のお話ですと、政府の態度をきめて選管委員会に申出をしてもらいたいという要請だけのように思います。私は例えば労働組合の破防法の反対運動、労働法規の改悪反対に対して、労働組合がすでに二回半のストライキをやつている、あとの半分もここ数日中に行われるという情勢になつておる、労働組合は飽くまでも反対闘争を全国的に盛り上げよう、こう考えておるわけです。政治ストかどうかということが根本問題になつておる。そこで政治ストという問題について、その定義なり、或いは限界なり、範囲なり、そういう問題をやはり労働委員会としては一応審議する必要があるのじやないかと思うのです。労働大臣だけじやこの問題は解決で……

第13回国会 労働委員会 第21号(1952/06/18、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ちよつとその問題に関連して、只今労働大臣から労働基本権はできるだけ尊重するという御発言があつたのですが、一体公務員と、それからここで問題になつている地方公営企業に携わつているところの従業員と、それから私企業の従業員との間の区別を労働大臣はどのように考えられているか、それを先ず伺つておきたいと思います。
【次の発言】 只今のお話ですと、とにかく公務員というのは国家全体に奉仕するという建前をとるべきだ、そこに私は問題があると思うのですが、何もそれを否定するという意味じやないのです。私がお尋ねしたいのは、国家全体に奉仕するというその形の出て来る根拠ですね。どういうところに基いているか、そ……

第13回国会 労働委員会 第22号(1952/06/19、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 先ず第一にお伺いしたいのは、特別調整委員の設置の問題であります。もともと労使関係の自主的な解決を土台にしての労働関係調整法というものが設けられ、特に中央労働委員会乃至地方労働委員会の役割に大きな意味を持たしているのがこの法律の目的だと思うのであります。ところが今度の改正法案によりまするというと、特別調整委員会制度が設けられて、もともとこの労働関係調整法の趣旨から言うならば、むしろ中央労働委員会乃至は地方労働委員会の労働委員会制度というものを強化するということが先決問題ではないかと思うのでありまするが、ところが新たに又中央労働委員会及び地方労働委員会に特別調整委員会委員というものを設……

第13回国会 労働委員会 第24号(1952/06/25、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 只今の菊川君の動議に賛成いたします。というのは、その理由は今菊川君が述べられた通りでありますが、何しろ国会の会期の延長を認めるかどうかということが非常に重要な問題となつて、与党、野党間のいわば争いの問題になつたわけであります。ところで一応議長の斡旋によりまして、軌道に乗せようということには各党とも意見はないのでありまするが、現在議運においてこの問題についての、軌道に乗せるためにいろいろと今接衝中でありまするからして、それが解決しました後に労働委員会を開かれんことに私も賛成であります。菊川君の動議を採択されんことをお願いいたします。

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/11、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私は、労農党を代表いたしまして各会派共同の修正案に対しまして賛成をいたします。なおその修正部分を除いた原案に対しましても賛成をいたすものであります。併しながら私どもの立場は、この共同修正案を以て満足なものと考えるわけではありません。我々としては、当初から労働法規の改正案に対しましては、次のような態度をとつておつたのであります。先ず第一に、憲法上に保障された労働権は飽くまでも尊重されなければならんということであります。従つてそれが公務員であろうと、或いは民間の労働者であろうと、何ら問うところはあるべきではない。このように考えているわけであります。勿論その労働権の行使につきましては、例……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 労働委員会 第4号(1952/12/03、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 先ほど平井さんから会社側の基本的な考え方四点をお伺いしたのですが、その四点について疑問になる点を一、二お伺いいたしますから、御答弁を願いたいと思います。  先ず第一に電産の現行賃金は決して安いものではないというお話がありました。一万二千八百円、基準外賃金を入れて一万六千六百円、そうして一般産業に比べて四割以上上廻つておる、それから又実働時間あたりについても、いろいろ数字を挙げて御説明になつているわけです。併しこの労働賃金というものは、私どもは非常に疑問に思うのですが、一般産業はこれこれの労働賃金だからして、電産のほうの労働賃金もころこれでなければならんと、これはあとのほうの社会水準……

第15回国会 労働委員会 第5号(1952/12/08、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 ここに生産費調べという数字を並べたのがあるのですが、ちよつとお尋ねしたいのは、二十二、三年以後最近までの石炭の値、これには総原価が出ているのですが、それを若しお示し願えましたらちよつとお示しを願いたいと思うのでございますが、これはトン当りでございましよう。
【次の発言】 それがわからないとちよつと質問ができないので……。
【次の発言】 それじや売値がわからなかつたら、大体最近の利益ですか、それが何割という率でも結構でございますが、大体二十五年度は何割くらいの利益があつたのか、二十六年は何割だとかいうくらいの大体の数字でいいのですが、若し何でしたらお示し願いたいと思います。

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/17、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 今官房副長官から御説明があつたのですがね。その数字的な国民生活に重大な影響を与えるということが、緊急調整を決定する最大の原因だということを申したのですが、それについての数字的な説明ですね、政府当局のほうから御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ええ。

第15回国会 労働委員会 第10号(1953/02/27、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 去る二月五日、六日の両日に亘り行いました栃木県塩谷郡藤原村所在の珪肺療養所労災病院の視察の結果を御報告申上げます。  視察の目的は、近時金属鉱山労働者を中心として珪肺患者が増加しているが、これが予防対策及び療養施策は極めて不十分であるから、その実情をつぶさに調査して至急対策を確立すべきであるというので、委員会の決定に従いまして、委員長吉田法晴、村尾重雄、重盛壽治、堀眞琴の四名と同行者として磯部専門員ほか四名が参加しまして、ほかに労働省、通商産業省の当局係官並びに日本鉱業協会、全鉱組合、炭労という労使の当事者も同行され、一行は二十人を超える盛況でありました。これは各関係方面いずれも本……


堀真琴[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

堀真琴[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 国務相が見えてないので大変遺憾でありますが、二、三の点について質問申上げたいと思います。私の質問は或いは矢嶋君の質問と若干重複する点があるかと思いますが、できるだけ観点を変えまして質問を申上げたいと思うのであります。  先ず第一に、私はこの地方公務員法案を撤回される意思はないかということをお尋ねしたいのでまります。御承知のように地方公務員法案につきましては、一昨年来しばしば国会に提出されるだろうということが言われておつたのでありまするが、その都度どういうものか提案もされず、而も草案と称せられるものが幾たびも出たのであります。それに対しましても内外から相当の批判を受け、或いは反対を受……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 去る四日の質問に続きまして、なお、二、三の点を質問申上げたいと思うのでありまするが、地方公務員法は政府の説明によるというと、地方公務員の身分を保護するという趣旨の下にできておるわけたのでありますが、ところが分限に関する條項を見まするというと、地方公務員の分限に関して非常に広汎な権限が任命権者に與えられておるのであります。第二十八條によりますというと、勤務成績がよくない者、身体に故障のある者、そういう者が当然降任或いは免職をされるということは、これは一応納得できるといたしましても、ところがその他「その職に必要な適格性を欠く場合」においては、これを免職することができるということになつて……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務・労働連合委員会 第1号(1952/05/30、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 私二時間質問の時間を頂いておるのでありまするが、私は今日身体の都合が非常に悪いので、委員長や皆様のお許しを得まして今日は大体総括的な質問を一時間いたしまして明日法案の内容に関する質問をしたいと思います。  本日の質問は大体この法案を中心としましての総括的な基本的な問題に重点を置いて質問をしたいと思うのでありまするが、それに先立つてちよつとメーデーの事件に関して法務総裁の御意見を伺いたいと思うのであります。私もあの事件が起りましたことにつきましては大変残念なことだと思つております。今後の団体活動、殊にメーデーに対しましてあれが支障とならなければいいがという感じもいたすのであります。と……

第13回国会 法務・労働連合委員会 第2号(1952/05/31、2期、労働者農民党)

○堀眞琴君 昨日の質問に続きまして私は法案の内容について二、三の点を質問申上げたいと思います。但し今まで連合委員会なり法務委員会なりにおきまして、殆んど各条に亙つて詳細に質疑が行われたことと思いますので、私は極く大ざつぱなところで御質問いたしたいと思うのであります。この破壊活動防止法案は、各委員からも指摘されておりますように、非常にあいまいであり、不明確である。曾つての治安維持法と殆んど変らんものである。治安維持法が世界の刑事法の中で稀に見る悪法だという批判を受けておつたのでありますが、破壊活動防止法案はそれにも増して悪法ではないか。刑事法上のこれ以上の悪法は殆んど世界には見ることができないの……



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データ更新日:2022/12/18

堀真琴[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期
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