石坂豊一 参議院議員
2期国会発言一覧

石坂豊一[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
石坂豊一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石坂豊一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

石坂豊一[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第1号(1950/11/21、2期、自由党)

○石坂豊一君 私はここで元建設委員長柴田政次君の哀悼の言葉を述べなければならないのを誠に悲しんでおる次第であります。  柴田政次君は、明治十五年九月、茨城県多賀郡磯原町にお生れになりまして、茨城県多賀郡磯原町の町長、同県県会議員、同県県会議長等に挙げられまして、多年郷土政界の重鎮であつたのでありますが、昭和二十二年四月、第一回参議院議員選挙に出馬せられまして、茨城県から六年議員として御当選になつたのであります。爾来、農林、決算及び建設の各種委員として又本年五月からは建設委員長としてその円満なる人格と高邁な識見を以て終始委員会の使命の達成に精進せられまして、その功績は多大なるものがあるのでありま……

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、自由党)

○石坂豊一君 只今議題となりました請願第四十一号、第五十三号及び第二百九号について、電力問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  請願第四十一号農業用電力料金引下げに関する請願は、農業の機械化がだんだん普及し始めた現状としましては、電力料金の改正は農業経営に打撃を與えるから、農業用電力料金の引下げを実施されたいとの趣旨であります。請願第五十三号、江川水系電源開発に関する請願は、中国地方電力事情の不安定なる状況に鑑みまして、江川水系明塚水力発電所の建設工事を速かに施行されたいとの趣旨であります。又請願第二百九号日和田―平間に十五万ボルト送電線建設促進に関する請願は……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第31号(1951/03/27、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は、我が党を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表するものであります。(拍手、「我が党とは何党ですか」と呼ぶ者あり)これより簡單にその趣旨を弁明いたしたいと思います。  そもそも電気事業再編成は、再編成令第一條に示されておるがごとく、電気事業の国家管理を廃止しまして、専ら公共の利益のためにこれを分割するものであります。これが実施に当つては、先ず以て国民大衆の利益を考慮して最も公正妥正に行わるべきものであるのであります。従つて実施の衝に当るべき公益事業委員会は、電気及びガスの事業者と使用者との間に立つて、使用者の利益を確保すると共に、事業の健全なる発達を図り、以て公共の福祉を増……

石坂豊一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

石坂豊一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設委員会 第1号(1950/07/17、2期、自由党)

○石坂豊一君 理事の互選は、互選の投票の煩を省きまして委員長の指名に御一任いたしたいと思いますので、その動議を提出いたします。
【次の発言】 この御配付になつた原案に対してもとより異存がありません。つきましては会期も余り長いことでもありますまいから、成るべく早い機会において政府の出席を求めて、一つ各建設事業に対する針路を聴くことにいたしたいと思います。

第8回国会 建設委員会 第閉会後1号(1950/08/21、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は遅く参りましたのですが、この総括表を見ますと、各県の被害状況等がほぼ分りますが、それと「被害状況調」というものを各県別に見ると、主に河川関係としては同じ県でも出水するのとせんのとあるだろうと思います。どの河川が一番ひどかつたかというようなことが分りませんか。小さいのを拾い上げればこうなるけれども、その中でも谷間の風の吹き込み方によつても大小がある、だから宮城県はどこがえらかつたとか、それから福島県はどうだというようなことを、大体目星の付いた箇所をですね、著しいのが分つていたらどの辺か一つそれを……。
【次の発言】 どなたかお聞きになつたか知りませんが、この災害の六月までの分と……

第8回国会 建設委員会 第2号(1950/07/20、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつと閉会前に、監理局長が見えているようだからちよつと聽きたいのですが、御承知の常願寺川浚渫のパワー、あれは今年もう少し入ることになつているようですが、ところが右岸の方へばかり行つて、左岸をやらないということになると、むしろ左岸の方の、冨山市の方が一番痛切に感じている筈である。これが却つてあべごべに右岸の方へ行くというので、全然気を廻しているのです。それで多くの人々が陳情に出て来ておりますが、それはそうやかましく言わんでも出張所の方でよく分つている。却つて又河を掘つて土を上げたところばかりが堅固なものでないので、今年は是非左岸の方へ持つて行きたいと思いますが、あなたの方の計画は……

第8回国会 建設委員会 第閉会後2号(1950/08/22、2期、自由党)

○石坂豊一君 今の発議は異存ありませんが、次の機会、これはどうですか。大体の見当はついておりますか、まだですか。
【次の発言】 実は先程から住宅について、種々御質問ありましたが、私共住宅金融公庫の問題は到る所評判が惡い。実は自分としては総裁が近しいですから……。実はこれを設けた本旨がもう少し徹底しないというと、折角拵えたその意図を失することになり、困りますから、それについて若し最近お開きになるならば別ですが、そうでないとすると、自分だけで一つ折衝して見たいと思います。
【次の発言】 御了承するのですが委員長から答弁を求める意思はない。委員長から代弁して貰うのも恐縮だから、この点については一つ大……

第8回国会 建設委員会 第閉会後3号(1950/09/28、2期、自由党)

○石坂豊一君 私この際尼崎市の陳情を拝聽いたしまして、又只今渡邉政務次官からのこれに対する所見を申述べられまして、一応了承する次第でありますが、とにかく尼崎だけでも二億からの被害がある、復旧費もこれに相当する額を要するものと考えます。先程政府から今年の予備的に取つてある政府の災害復旧費というものは五十億しかない、これに対して速かに補正予算を組んで、早いうちに又再び災害を繰返すことのないようにすることはこれは政治の常道であることはこれは言わでものことであります。ともかく私共静かに見ておりまするというと、政府の態度がなんだかもう災害ということについて慢性になつてしまつてどうでもいいというような、成……

第8回国会 建設委員会 第5号(1950/07/26、2期、自由党)

○石坂豊一君 私はこの京都、奈良両国際文化観光都市建設法案に対しましては、只今賛否を表する場合でないかも知れませんけれども、先ずこれは極めて大切な国の施設であり、最もこれに対しては国民的の視聽が集まつておつたと私は思う。というのは、この戰時中六大都市において爆撃を受けなかつたのは京都である。奈良もやはり京都の範囲内において爆撃を受けなかつたと私は解釈しておる。敵国でありながらさように寛大に見ておるこの都市に対して政府がいい幸いにしてそれの後の施設に非常に等閑である。そのために国会においてあらゆる都市に対して或いは原子爆彈で破壊された長崎、広島等を率先して次から次、かような施設が要求されて来る。……

第8回国会 建設委員会 第閉会後8号(1950/11/14、2期、自由党)

○石坂豊一君 本委員会と直接関係はないようにも思うわけでありますが、併し篤と我々委員会の任務を考えて見ますと、戰災復興及び国家の再建に関する緊急なる問題は、それぞれ総合的又関連的に考えて行かなければならんと考えているので、その一つの問題として、私共はふだんから大いに注意しておることは、戰災都市における停車場の改築及び復興でございます。これについては私が申上げるまでもなく、停車場はその土地におけるま関口となり、或いは所によつてはその土地のみならず、その一県の中央都市としての任務を果す上において、その全県を見渡たすところのま関口ともなり得る、従つてかような停車場の戰災復興等については特に当局におい……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1950/07/30、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつとこの際議員派遣のことですが、実は私などは成るべく御遠慮申上げたいと思つておるのでありますけれども、この特別委員会を設けて審議するという第一の主眼は、この機会に特別委員会がなければ実地調査などの時期を逸して、そうして又来年の今頃でないとできないことになるから、その適当の時期を掴むため、この委員会を特に設けたというのに一つの主眼点がある。それから議員派遣において特別委員会であるからして、常任委員会と違うから軽重の差を付けて特別委員会だけをオミツトするということのないように、幸いここに議運の方々もおられますから、特に本委員会の要求に対しては全面的にこれを採択するように努力せられ……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1950/08/01、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は多少意見がありますが、秘密会は秘密会として、こちらから無理に秘密にしなければならぬ必要にないと思います。元々この委員会を急速に開いておりますゆえんのものは、電源開発ということが、日本のあらゆる経済に非常に影響がありまして、それについでこの特に開かれた臨時議会において満場一致で電源開発に関する決議をしておる。政府にこれに対して相当の決心を示しておる。それでその内容について詳しく説明を聞くということがもとであります。その説明に対して、大臣が出て来て再編成とからんでおるということを申したから、それで話がむずかしくなつて来た。電源開発そのものについては少しも秘密にする必要はないと私は……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/31、2期、自由党)

○石坂豊一君 只今委員長のお話を承わり、私共も明日詳細に承わりたいと思いますが、先程局長からお話ありまして、先に本院の決議いたしました電力開発に関する非常に重大なる決議をいたしまして、それに対して電力局長の説明では、すでに百億使つて、出力において三十何億キロも出すというようなことをお話になつておりますが、私共どこにおいてそういう仕事が行われておるか一々それもお伺いしたいし、私共の知るところによりましては、どうも手を触れていないところが甚だ多い。現に私共電源地に近いところにおりますが、称名の工事のごときはもう鉄板も運んでおる、すべての仕事ができて、そのまま放置してあります。それから有峯の工事のご……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1950/10/10、2期、自由党)

○石坂豊一君 第二班の報告をいたします。第二班の参加議員は尾山委員と私と両名でありまして、九月十八日東京を出発し二十一日直江津において現地解散するまで四日間を費しまして群馬、新潟両県における電力問題の意見及び説明の聽取と電源地帶の視察を行なつたのでありまするが、関係者各位の御霊力によりまして滞りなく日程を終了し、短期間にもかかわらず充実したる調査を行い得たと信ずるのでありまして、この点は厚く各方面に感謝する次第であります。今回の調査におきまして見聞いたしましたところを要約して申上げますと、第二班においては再編成問題についての正式座談会はありませんでしたけれども、各地で関係者とそれぞれ懇談をいた……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1950/10/24、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつと伺いますが、只今私共の手許に参つております刷物について委員長から一応の御報告がありましたのですが、これはこの通りにきまつたと仰せられるのですか。これは理事会は決定機関でもないのだから、ただ大体こういうものを……、若し理事会でこれがきまつたものならば我々のほうからもやはり理事を出しておるのですから、これはかれこれ申上げるべきでもないが、その点について皆さんも御意見があるだろうと思いますので、その辺確かめて置きたいと思います。

第8回国会 予算委員会 第1号(1950/07/17、2期、自由党)

○石坂豊一君 只今議題となりました理事互選の件は成規の手続きを省略いたしまして、委員長より御指名願いたいと存じます。この動議を提出いたします。

第8回国会 予算委員会 第閉会後2号(1950/11/06、2期、自由党)

○石坂豊一君 今日あなたの御通知に大蔵大臣が出ると書いてありましたが、実は只今のお話の通り私共も平衡交付金について地方の財政が非常に困つておることを目前に見ておるのです。それでこれは予算に重大なことと考えまして、私は大蔵大臣が出るならば特に一つ聞いて見たいと思つておつたのですが、今日大蔵大臣は出ますのですか、ただ主計局長だけですか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1950/11/24、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石坂豊一君) 私は成規によりまして、最年長の故を以て席長の席を汚し、委員会を開会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。早速委員長を互選しなければなりませんが、その方法は如何にいたしましようか。
【次の発言】 只今の栗山君の動議が成立いたしましたが、私は皆様の御推挙を受けましたが、この動議に御異議ありませんでしようか。
【次の発言】 御異議がないと存じまして本員が本特別委員長の役目を務めさして頂きます。どうぞよろしく……。(拍手)
【次の発言】 それでは理事を互選いたしたいと存じますが、その方法は如何にいたしましよう。実は前例によりまして、……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/12/02、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(石坂豊一君) これより委員会を開会いたします。  この際、今日までの経過をちよつと申上げまして御了解を得たいと思います。更に二十四日の委員会におきまして、西田委員より吉田総理及び岡崎官房長官に出席の要求があつたのであります。又岩木委員よりマ書簡及びその訳文、それから電気事業再編成令及び公共事業令の提出の要求があつたのであります。これにつきまして二十七日に委員長及び理事の打合会を開きまして実行方法等について協議いたしまして、政府に対しまして以上御要求のあつたことを加味いたしまして交渉を続けたのでありますが、総理のほうはまだ御都合がつかず、二十九日にはちよつと官房長官のみの出席を予定いた……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1950/12/05、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(石坂豊一君) これより本委員会を開会いたします。主管大臣たる通産大臣は今予算委員会に説明をしておる最中でありまして、手のすき次第出て来るということであります。只今資源庁の次長がお見えになつておりますから、皆さんからの御質疑があればこれより質疑をして頂きたいと思います。それから官房長官は止むを得ない記者会見をしておるそうでありますから、それの済み次第四時半頃こつちに出席するということであります。先ほど懇談会でお諮りして置きました請願陳情に関する問題を如何いたしましようか。
【次の発言】 いずれにしてもあと三日しかこの委員会がありませんから勿論余裕のある時間を以てやりたいと思います。

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1950/12/08、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(石坂豊一君) これより電力特別委員会を開会いたします。本委員会に残されておる事項は、諸君の御質疑にかかるポツダム政令の運用及び疑義、それと、新たに受付けています請願、陳情、今一つは今日までの調査を本会議に報告しなければなりませんので、その報告の御承認を得るごと、この三つと思います。この冒頭に申しましたポツダム政令の運用及び疑義ということについて若干の質疑が残つておりまするが、政府委員の都合もありますので、先ず請願、陳情の処理についてお諮りいたしたいと思います。只今のところ請願、陳情は余り多くありませんが、それでも総計十件に上つておるのでありまして、この処理について如何いたしましようか……

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/05、2期、自由党)【議会役職】

○理事(石坂豊一君) 岩間さんちよつと……。この際ちよつとお諮りいたしますが、二十五年度政府関係機関予算補正(機第2号)ですか、参つております。その修正について大蔵大臣から発言を求められておりまするから、皆さんへの答弁のあとに継続して発言をして頂くことにいたします。では岩間君。

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/07、2期、自由党)

○石坂豊一君 私はこの場合、皆さんの質問の途中において誠に恐縮でありまするが、予算審議に重大なる関係のある問題でありまするから、委員長に要求したいと思います。それは昨日人事委員長がこの席に出られまして、人事院勧告強化に関する要求をせられたのであります。私どもは、決してその要求そのものについてかれこれ言うのではありません。ところがその際に委員長の報告によりますと、人事委員会一致の決議であること、並びにその決議に対して関係筋との交渉の結果、それを全面的に認容せられたという報告であつたのであります。然るに先ほど我が党が議員総会を開会いたしまして、その席上で我が党より出ておる人事委員の報告するとこれに……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は付託の各案に対して質疑を打切り、直ちに討論に入れられんことの動議を提出いたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1951/01/27、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石坂豊一君) 私は成現によりまして、最年長の意を以ちまして座長をけがし、委員会を開会いたしたいと思います。早速委員長を互選したいと思いますが、その方法を如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の石原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 石原君の動議は成立いたしました。御異存がありませんければ西田君を委員長に指名いたします。(拍手)私は西田君にこの席をお譲りします。どうぞ    〔仮委員長石坂豊一君退席、西田   隆男君委員長席に着く〕

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/06/13、2期、自由党)

○石坂豊一君 一つ私、これは各電力会社の説明を聞いた後に聞きたいと思いましたが、今日東京電力、東北、北海道、殆んど大部分の電力供給の会社でありますから、この場合に聞きたいのですが、もと電力の国家管理を期した当時においては、優秀なる電力を豊富低廉に供給するということが一つと、もう一つは鳴物入りで唱えられたのは農村電化ということであつたのです。当時我々はこれには非常に反対したのであるが、その農村電化という美名の下に非常に我々は抵抗力を持つことができなかつた。然るにその後の実施状態を見るというと、全くこれがよそへ行きまして、全く軍需工業に重きを置かれたようなことになつておりまするが、今日これを解体さ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/01/31、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつと委員長、その前にお聞きしたいことがあるのですが、よろしいですか。  今御説明されるに当りましては、この今月の二十日に発布になりました政令第五号によつて電気事業法の再編成の一部が改正になつておるのです。それで実は第九国会の折における当委員会においては、公益事業のほうは止むを得ず改正もするが、再編成のほうは絶対にこれは手を触れるべきものではない、こういう御説明にもなつておつたのです。勿論これは手続上に関する些細なことかも知れませんが、一月の二十一日に出ておる政令について、その必要性はどういうところにあつたのか、一つ御説明願いたいと思います。

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1951/06/14、2期、自由党)

○石坂豊一君 只今大口電力の料金の問題について栗山君からの質問がありました。尤もの御質疑でありまして、原則的には栗山君の質疑のほうが正しいと思つているので、あります。ところがこれに関連して北陸のほうにつきまして、私どもが一番知つている範囲におきましては、原価を割るというようなことはありませんけれども、非常な安い動力を提供して工場に融通したのがある、そのために県は多大の犠牲を払つて自家用電力を多くした。自家用電力を工場に使用せしむるという条件で工場は現地に来ている、そういうような関係のは幾つもあるので、今回の値上問題に対して非常に値上になるという関係上、或る工場のごときは年間二億円も使うというよ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/02/03、2期、自由党)

○石坂豊一君  今日のこの委員会ですが、只今まで承わつている点におきましては、別にこの国民の前に秘密にしなければならんというような御説明でもなかつたように考えられる。何も日発の跡始末について疑惑を起すようなことがこの表に現われていないし、又今後解体せられた結果について却つて楽観こそすれ悲観するようなことはなかつたと思われる。このようなことを強いて非常に熱心に傍聴に来ている者に秘密にしなければならんという結果について申上げる。質疑応答の中に或いは秘密にしなければならんことも起つたかも知れませんが、只今までのところでは我々はさように解釈することはできないのであります。将来かような場合にも成るべく公……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/02/16、2期、自由党)

○石坂豊一君 委員長の御出席を待つてお尋ねしたいつもりでおりましたけれども、私の伺いたいところは、事務当局において御説明下さることの可能性があると考えますので、二、三お尋ねして置きたいと思います。重ねて又、委員長が就任の際において憲法を擁護する御誓約も出ておるので、当議会に当然御出席になつて御意見を発表して下さることの機会があるべきことを我々は期待しておりますから、いずれこの席及び予算委員会等においてもお伺いしたいと思うのであります。  先ず私の伺つて置きたいことは、再編成の、いわゆる二十三日までには出さなければならんことに関連して、公益事業法によつて公共団体が指定会社の株式を持つことは禁止さ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第5号(1951/02/19、2期、自由党)

○石坂豊一君 本日は事務総長が御出席になつておりますが、実は先日本員からの質疑の北陸地区に対する電力の不足並びに新規開発の帰属問題についてでありましたが、これに対して一応事務総長から答弁がございましたけれども、私はそれの重大なる点から見て、一応公益委員長の答弁を求めるために質疑を留保してあることは御存じの通りであります。重ねて又最近新聞等によりますと、新規成立するところの首脳部の構成に対する構想に関して種々取沙汰がありますので、これに対して非常に国民がどうも不安を持つておるような場合でありますから、これらの件について公益委員の出席を要求しなければ質疑の進行はできまいと私は感ずるのであります。公……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1951/06/18、2期、自由党)

○石坂豊一君 この際極く簡単に所信を申上げて、公益委員会の有力なるメムバーたる松永氏の一つ御考慮をお願いしたいると思います。  同僚より繰返し御意見の開陳があり、只今又小野君の御意見もありましたので、もはや何も申上げる必要はないのでありますが、ただ一つ私は松永君は電力界における元老とも言われるかたであつて、我々自分の力によつて万難を排して日本の開発……、並大抵でできたのではないという一応の自負心は必ずお持ちになり、又そうであつても差支えないのでありますが、その結果として電力の料金は安いのである。世の中の経済の釣合いから見ても電力が一番安い、こういうような考えを万一お持ちになつているとすれば、我……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第6号(1951/02/22、2期、自由党)

○石坂豊一君 私がやはりこの請願の紹介者でありまするから、只今小川君の説明せられた通りの事情、これは勿論電力については地域においておのおのその利害がありますけれども、北陸地方のこれは一般の要求でありますから、どうかこれを一つ採択して公益委員に適当な考慮を与えさせるようにしたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)紹介者として当然の要求と思いますから一言加えて置きます。

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第7号(1951/03/03、2期、自由党)

○石坂豊一君 私はちよつと止むを得ない委員会のために暫く中座して分りませんでしたが、今資産の評価配分につきまして、佐々木君の質疑と委員長との間の応答を聞いておりますと、どうも帳簿価額によるのほかないということを言われますが、帳簿価額というものは非常に年限の遠い、今日から見ると殆んど縁遠いものの価格になつておるので、それを最近に調整したところの、国家が査定して再評価したものによつて評価して行くということが、これは私は佐々木君の論が正しいと思う。而して商法などの泰斗である松本さんがこれを公平に御配分になれば、理窟も十分付いておると思いますが、万一この査定において、国民及び利害関係のある者が納得でき……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1951/03/05、2期、自由党)

○石坂豊一君 委員長、ちよつとそれをお答えする前にこれに関連して私発言を許して頂きたい。先ほど石原君の御質問に対して松永委員から極めて親切に御答弁がありましたが、併しく石原君が再質問せられたごとく、その一番要には触れていなかつたのです。即ち今後かくのごとき重大なる案件をきめらるるに当つて、国会を尊重して国会に御協議せられるところの御誠意があるかどうかという点について、何も御答弁がなかつた。私考えまするに、公益委員諸君は就任の際に憲法を尊重する、擁護するということを御誓約になつておる。憲法を尊重し擁護すということは国会を尊重するということなんです。民主々義においていろいろ手段があろうけれども、結……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後8号(1951/07/18、2期、自由党)

○石坂豊一君 この委員会のスケジユールでは、明日委員会の態度を決定するということになつております。併しこの模様ではまだ質疑終了というわけに行くまいと思いますが、明日は公益事業委員長がこつちへ出席になりますかならんか。ならなければ私はこの際各委員の適当な時期において質疑を許して頂きたい。若し明日おいでになるならば、私は強いて今日でなくてもよいと思います。
【次の発言】 然らば適当な時期において本員の質疑を許して頂きたい。
【次の発言】 この問題はなかなか容易に収まるものではない。それは聰明なる松永委員長代理は御存じのことだろうと思う。この公益委員というものも、実は松永さんが再編成の審査の処理方法……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1951/03/21、2期、自由党)

○石坂豊一君 議事進行について……電力の再分割に関しまして新規会社に引継ぐ、こういう場合において株価の問題等、本日は証人を呼んで御説明を聞いて、それに対して質疑せられることは誠に私どもは結構なことと思うのであります。これに伴いまして更に公益委員諸君に質疑を交すということは、これは第二義的のことになるのでありまして、我々は本日それを予期して来ておらないのであります。又委員会のほうからも委員長が見えなくて代理が見えておるという程度のものでありまするから、代理さんに向つてどれだけ質疑応答しましても、その解決は容易でないと思います。質疑なさる佐々木さんその他のかたの権威ある御質疑に対しまして我々は誠に……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第13号(1951/03/29、2期、自由党)

○石坂豊一君 私ども電力復元というものを一般的に考えまして、これら電力国家管理というときに、いわゆる戦時体制のために強行したことがあります。今回民有民営ということに復元するという一般の観念から、すべてのかような電力は復元するのが当然と思う、この陳情についても又その後の経済界の状態の変化等においても事情を的確に陳情しております点から見ても、これは請願の理由が相当立つておると思いますから、これを復元することに賛成いたします。
【次の発言】 それではこれに対する委員会の御意見を……。
【次の発言】 本件採択に別に御意見ございませんか。……それでは採択することに決定いたしました。  それから次は陳情第……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第16号(1951/05/25、2期、自由党)

○石坂豊一君 この只見川上流の電源開発につきましては私も近年、二年ほど前ですか現場を視察したこともあります。その際において日発の開発計画というものと新潟県のほうと両方意見が出ておつたのでありまして、雄大なる計画を以てそれぞれ意見が対立しておつたように思うのですが、その後何でも外資導入等について司令部あたりからもやつぱり何か指示があつたかとうことも聞いておりますが、現にこれがまだあのまま未開発なんでしようか、或いは又多少この日発の計画を取入れて開発されるようになつておるのですか。その点これは明らかになればおのずから本件請願の趣旨が明らかになつて来ると思いますので……。

第10回国会 郵政委員会 第2号(1951/02/06、2期、自由党)

○石坂豊一君 先ほど大臣から郵政省に関する予算の説明を伺つたのですが、私は今この説明を初めて耳にするのでありますが、これについて感じますることは、他会計より繰入れる金、これは一般会計より繰入れるものと、それからその他各種の会計から繰入れられるものとの取扱に区別か何かありませんか。又何か自分の所管にある会計から繰入れて、足らん分を一般会計から繰入れるというようなことになつておるのでしようか。その点が一つと、それと種々の特別会計から繰入れる場合には、利拂関係はどういう方法でおやりになつているのであるか。そういうことと、今一つは郵政事務につきましても、やはり独立採算制に向つて何かの御計画が立つべきも……

第10回国会 郵政委員会 第6号(1951/03/30、2期、自由党)

○石坂豊一君 郵便貯金預入制限額引上げに関する件に関しまして、現行の預入最高制限額三万円は現在の物価情勢乃至貯金奨励の観点よりしまして低いように考えますが、これを引上げる必要があると思うが、政府において如何にお考えになつていますか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、私、農村などに住んでおりますが、貯金だつきましては、農業協同組合等がありますけれども、何としましても国民の長い間の習慣及びやはり信頼感の点から、郵便貯金のほうに、いまちよつと普及の態勢をとりますれば、相当額を皆持つて行くのです。殊に銀行あたりは無利子で以てただ一時保管するという状態になつておりますから、銀行へは持つて行つても何もなら……

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/05/17、2期、自由党)

○石坂豊一君 郵便法の一部改正法律案は、全く航空郵便開始に基き、只今大臣の御説明でよくわかりましたが、時勢に即応して適当な改正を施されるものとして、この改正には全面的に賛成するものでありまするが、二、三不審の点を一つ御説明願いたいと思うのであります。  第一この航空郵便というものは、これは所管が違うかも知れませんが、法律にもある通り、いつ頃できるのでありましようか。これは民間航空会社ができるということは誠に交通界にとつてはこれは革新的施設でありまして、喜ばしいことでありまするけれども、まだいつ頃になるかという大体見通しというものを我々は存知しておらない。でこの点に対して会社設立の時期、それから……

第10回国会 予算委員会 第1号(1951/02/03、2期、自由党)【議会役職】

○理事(石坂豊一君) お諮りいたします。本日はこの程度において散会して如何でございますか。
【次の発言】 それでは本日はこれで散会いたします。    午後三時五十九分散会  出席者は左の通り。    委員長     波多野 鼎君    理事            石坂 豊一君            野田 卯一君            伊達源一郎君            藤野 繁雄君            櫻内 義雄君            東   隆君            木村禧八郎君            岩間 正男君    委員           池田宇右衞門君            ……

第10回国会 予算委員会 第閉会後1号(1951/08/15、2期、自由党)

○石坂豊一君 第三班の調査について報告をいたします。第三班は岩崎委員及び私の一行でありまして、六月二十三日より同月三十日まで鳥取県及び島根県並びに同県下の二、三の市町村について、つぶさに財政状態を調査いたしたのであります。  先ず鳥取県の財政状況について御報告申上げます。本県の昭和二十六年度当初予算は総額二十億七千六百九十九万円でありまして、昭和二十五年度最終予算に比較して五億七千八百万円の減少となつております。この予算は年間の財政計画の見通しが極めて困難であるために、取りあえず義務的継続事業となつている公共事業費、国の委託又は補助奬励に基く経費並びに中断を許さない事業等の諸経費、その他一般の……

第10回国会 予算委員会 第3号(1951/02/07、2期、自由党)【議会役職】

○理事(石坂豊一君) これより質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたします。自立経済計画等の重大なる問題についてはなお皆様のほうに御質疑が残つておると存じますが、その御質疑は別に日を決しまして御発言を願うことにいたして、本日はこの程度で散会いたしたいと思いますが……。
【次の発言】 それでは本日はこれで散会いたします。    午後四時二十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     波多野 鼎君    理事            石坂 豊一君            佐多 忠隆君            伊達源一郎君            藤野 繁雄君        ……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、自由党)

○石坂豊一君 この動議につきましては、この委員会においてちよつと決議をするという……我々のほうの会派の出席も少なく、いずれこれは非常に予算全般に対する大きな問題でありますから、会派の意見もまだまとめておりませんので、この動議の決定は一つ即時行わないことにして頂きたいと思います。
【次の発言】 只今内村君の御意見でありまするが、私もこれに対して先ほどから小委員長の報告を聞いたばかりです。少しも会派のほうに紹介も何にもしておりません。それで我々もまあここへ来ておるこの場合において、咄嗟にこれを決定するということは穏やかでないと思います。これは我々会派の従来からの伝統でありますから、それでも予算委員……

第10回国会 予算委員会 第34号(1951/03/30、2期、自由党)【議会役職】

○理事(石坂豊一君) 野田君よろしうございますか。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後三時十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     波多野 鼎君    理事            石坂 豊一君            佐多 忠隆君            藤野 繁雄君            岩間 正男君    委員            石原幹市郎君            岡崎 真一君            野田 卯一君            一松 政二君            安井  謙君            山本 米治君            内……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/18、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石坂豊一君) 私成規によりまして最年長者の故を以ちまして座長の席を汚し、只今より委員会を開会いたしたいと存じます。  早速委員長の互選をいたしたいと存じますがその方法を如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の動議に御異存ございませんか。
【次の発言】 それでは結城君の動議は成立をいたしました。御異議がないと認めまして私より西田隆男君を委員長に指名いたします。(拍手)

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/09/03、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつと伺いますが、この工事中の水力発電所及び補修中の水力発電所による帰属変更等の書類を頂いたのですが、これがちよつと見ただけありますが、いろいろその帰属についてまだ皆それぞれの希望が達成されておりませんが、ともかく多少の入れ替えされたということは、これは皆世論に聞かれて相当会社の間に協定ができたものと考えまして、先ず一歩を進めたものと言うことができます。然るにここに極く小さいものでありますけれども、最後の関西電力というほうへ帰属になつた北陸電力のほうの彌太蔵線というのがありますが、電圧十キロですか、これで送電線も余り長いものでありませんが、これらがどういうわけで関西へ行つておる……

第11回国会 郵政委員会 第1号(1951/08/17、2期、自由党)

○石坂豊一君 この報告の第三号にある積立金運用の問題ですが、これはもう著しく、報告にある通りであつてこの問題については特に郵政省へ復元するということを継続的に一つ根強く主張するように、そうしてこれは早く還元させるという方向に導くように本委員会としては努力したほうがいいと思います。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石坂豊一君) 私は本委員会の最年長者の故を以ちまして、座長の席を汚しまして、只今より委員会を開会いたしたいと思います。  早速委員長の互選をいたしたいと存じますが、その方法を如何にいたしましようか、お諮りをいたします。
【次の発言】 只今の古池君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは古池君の動議は成立いたしました。私より指名をいたします。栗山良夫君を委員長に指名いたします。(拍手)栗山君にこの席をお譲りいたします。

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/10/30、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は今山本さんの説明を聞きまして初めて知ることも二、三あるのですが、大体三つばかりお尋ねしてみたいと思います。北陸電力に属している発電所は多くは非常に開発の古い会社である。私の知るところにおいても早月川のゾロメキは大正六年ぐらい、かようなものがまだ幾つもあるので、それらに対する出力の保存に対してどういう御計画ができているのか、それは少しも心配がないので、新規計画のほうだけ心配すればいいということであるのか、それからいま一つは新規に電源開発なさる地点は、戦時中途中でやめたものを復活せられるのか、新たに早月川の伊折などでありますが、最近電源の開発については河川の利用は多くはダム式にや……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/22、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は水利権等の監督並びに管理等についてのことに入る前に、実は河川に関する管理について、非常に疑問を持つている一人なのであります。というのは明治二十九年の当時においては地方行政庁というものは府県であつたことは間違いない。併し今日においてその当時の観念と法律上の規定というものは大分違つて來ているので、府県というものは純粋なる自治庁になつている。それでただ国家の行政を一面において管理しているということになつているけれども、そういう観点から考えますと、今日の民主主義憲法治下においては明治二十九年の法律というものはよろしく改めて行くべきであつて、この行政庁に属するものと地方自治庁に属するも……

第12回国会 郵政委員会 第4号(1951/10/29、2期、自由党)

○石坂豊一君 その衆議院の修正案通りにしますと、予算の収入に幾らほど違いが生じますか。
【次の発言】 私は発言するつもりではなかつたけれども、尊敬する三木さんが本案に対する意見を申されましたので、私は柏木君の提案通り衆議院修正に賛成するものであります。併し私も本心は実は郵便もただにしてやりたい、鉄道もただで乘せてやりたい、こういう考えでありますけれども、これはさようにいたしますと、用のない者でも余計汽車に乘る、用のない者でも手紙を出すというようになることは困る。外国でも如何に社会主義の制度をとつているところでも、やはりこの郵便切手には税をとり、汽車にはただは乘せておらないのであります。而して我……

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/30、2期、自由党)【議会役職】

○理事(石坂豊一君) 只今から予算委員会を開会いたします。  本日はかねてお諮りしてきめたスケジユールによりまして、外国為替貿易、国際通貨基金、国際復興開発銀行、これについて政府の説明を聞き、質疑をして頂くことになつております。通産省通産局次長より説明を願います。
【次の発言】 次に外国為替管理委員大久保君の御説明を願います。
【次の発言】 次に大蔵省理財局総務課長宮川新一郎君に説明をお願いいたします。
【次の発言】 御質疑ありませんか。
【次の発言】 お諮りいたします。本日はこの程度で散会いたしたいと思いますが御異議ございませんか。

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は我が自由党を代表いたしまして、ここに議題となりました昭和二十六年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の各補正予算に対し賛意を表します。その理由の詳細は本会議の席上同僚議員よりの陳述に譲ることといたしまして、ここには至極簡單に大要を述べたいと思います。  一般会計にとつて見ますれば、追加額は一千五百九十二億であつて、そのうちの修正減額を差引きましても既定予算と合せて七千九百三十七億七百一十二万二千円に上る大なる予算であるのであります。これがどのように編成されてあるかということは、私は第十二回国会に承認せられたる平和條約並びに日米安全保障條約、この発効後の関係と睨み合せて見ること……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 郵政委員会 第3号(1952/03/05、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつとその前に、直接議題に関係はないかも知れませんけれども、幸いに郵政大臣もお見えになつておりますから一言発言いたしたいと思います。それは記念切手のことでございます。郵政省においては従来季節及びその場合に応じて天文地理、その他人文、又自然科学等に対し貢献せられたる人を記念して切手を発行しておられる。これは誠に結構なことで、切手と申しましてもこれは国内のみならず広く世界に流通するのでありまして、その上意匠の斬新と優美とに対しましてはやはり一国の文化を代表すると言つても過言ではないと存じます。ところで今別途陳情書も出ておりますが、今年は丁度我が国の生んだ偉大なる医術界のかたであつた……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、自由党)

○石坂豊一君 私は我が自由党を代表いたしまして只今議題に付せられておりまする昭和二十七年度一般会計、特別会計並びに政府機関予算各案に対し、賛成いたすものであります。賛成いたします理由の主要点は、本予算案が我が国独立に伴う国際的な責任をよく果し得た点にあるのであります。而も現下我が国の経済的な諸制約を考えますならば、編成の困難なことは想像にかたくないところであります。本予算案はよくその間の調整を図り得ておることは、我が党の賛意を惜しまざるところでございます。以下私は予算案審議にあたり、最も問題となつた数点について検討を加えまして、本予算案の性格を明らかにいたしたいと存じます。  その第一は、自衛……


石坂豊一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

石坂豊一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第1号(1952/12/11、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつとこの給与に関係はないことですが、全国市長会議に、府県を廃止して、市町村が直接中央の監督を受ける、中央との繋がりを持つというような意見が台頭して、それが大勢を制しておるというようなことをちらつと聞いておるのですが、それは実際さような状態になつているのですか。又さようなことが財政上のことと行政上の便宜から来ておるわけでしようが、その動機はどういうことになつておるか。又最後それはどこまで打ちつけて行かれるようなお考えですか。

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第2号(1952/12/12、2期、自由党)

○石坂豊一君 ちよつと関連して……。只今地方自治体の機構及び給与の問題について質疑応答があつたわけですが、それと少しく違いますけれども、併しそれに関連する問題について大臣の所見を一つ質しておきたいと思います。どうもこの地方自治の運営につきましては、戦時中殆んど前からの特色を失つて、各地方が画一的に運営された傾きがある。例えて言うと、市長でも村長でも、私も市長をやつたんですが、市会で多数で当選して来たが、その上に内務大臣がそれを任命しておつて、而して更に市に対しては一級市は勅任で、二級市は奏任待遇というべら棒な制度をとつて、私は田舎の中流であるから奏任待遇であるというようなことになつている。それ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

石坂豊一[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
石坂豊一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

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