一松政二 参議院議員
2期国会発言一覧

一松政二[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期
一松政二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは一松政二参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

一松政二[参]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第6号(1952/01/25、2期、自由党)

○一松政二君 私は自由党を代表いたしまして、総理の施政方針演説並びに昭和二十七年度予算案と関連いたしまして、平和條約発効後において当然要求せられますところの幾つかの政策につきまして、吉田総理大臣並びに関係各大臣に質疑をいたしたいと存じます。  終戰後六年、我が国民が待望しておりましたところの平和條約は、近く列国の批准を終えて、その効力を発生し、我が国は新生国家として国際間に復帰せんとするに至りまして、国民の将来に明るい希望がもたらされたことは、誠に欣快至極に存ずる次第であります。併しながら敗戰による我が国力の減退は、一朝一夕に癒えるものではございません。経済基盤は脆弱そのものと言つてもいいよう……

第13回国会 参議院本会議 第66号(1952/07/11、2期、自由党)

○一松政二君 只今議題となつておりまする労働三法の政府原案並びに修正案に賛成の意を表しまして、極く簡単に討論をいたします。只今共産党の岩間君が、お聞きの通りの観念論に終始して、そうして型のごとき演説をされております。(「その通り」と呼ぶ者あり)これが私は、参議院の労働委員会が如何に常識的に、如何に苦心をして、日本の労働運動のあわ方、労働問題の解決或いはこの法律に向つて真摯な態度でこれに鞅掌したかということが、岩間君の不満となつて現われておるのであります。私どもは曾つての破壊活動防止法案が国民の信頼を裏切るような参議院の空転を誠に遺憾といたしまして、この労働委員会においては政党政派を超越してそう……

第13回国会 参議院本会議 第73号(1952/07/31、2期、自由党)

○一松政二君 只今議題となりました労働関係調整法等の一部を改正する法律案外一件両院協議会成案につきまして、その協議会の経過並びに結果について御報告申上げます。  協議会は一昨七月二十九日並びに三十日の両日に亘つて開かれ、その間愼重且つ熱心に協議が行われたのであります。一昨二十九日両院議会における本院側の議長には私が、副議長としては波多野林一君が互選せられ、衆議院側の議長は倉石忠雄君、副議長は西村久之君に決定せられ、両院協議会の初回の議長には倉石忠雄君がこれに当り、協議に入つたのであります。  先ず衆議院側を代表いたしまして島田末信君は、衆議院が両院協議会を求めた趣旨につきまして、今般の労働法改……

一松政二[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

一松政二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 労働委員会 第1号(1950/07/19、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと伺いますが、本国会の会期はもう十日余りしかないわけだが、その間にどこか地方にでも出かけるという場合には、東京都或いは近県だけに止めるというのか、この辺はどういうお考えですか。
【次の発言】 どこか出かけようというのじやなくて、国会の中において或いは必要があれば出て行つて、或いは向うから呼んで調査しようというわけですか。
【次の発言】 調査承認要求書とか何とかいう要求書を出せば、よく我々にはむしろ出張して、どこか近県に出かけて行くようにまあ普通考えられるから、その点をお尋ねしたわけです。
【次の発言】 そうすると特別に何か費用は要るのですか。

第8回国会 労働委員会 第2号(1950/07/22、2期、自由党)

○一松政二君 午後続行はちよつと今日はやめて頂きたいと思います。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 予算委員会 第4号(1950/12/01、2期、自由党)

○一松政二君 僕は一分か二分、ちよつと鉄の問題が出ておるので……。来年度の銅銭い銑鉄のいろいろ生産計画が出ておるのですが、一体スクラップと鉄鉱石、無論石炭の問題もありますが、スクラップと鉱石のしつかりしたやや確実な見通しはどういうふうに付いておるか、ちよつと伺いたい。
【次の発言】 鉄鉱石は……。
【次の発言】 それがマッチしてないと私思うのです。いろいろ新聞に御発表になるように、ズングンの鉱石などは私は前にやつておつてその実情をよく知つているのですが、フイリツピンからカランバヤンガンか、サマールくらいなもので、確実なソースがまだはつきり握り得ていないのじやないかという心配をしておるわけです。……

第9回国会 労働委員会 第2号(1950/11/27、2期、自由党)

○一松政二君 只今の改正案の第三項を初めて頂いたわけでありますが、元来この十六條の改正案は、現行の公共企業体労働関係法を筋道を立てて手續を明らかにするためにやつたやに承わつておつたのでありますが、第一項を加えてかくはつきりいたしますると、殆んど政府はこれに対して何ら裁定そのものに対しては、もうただ單にこれを予算化する義務だけを負わされているように思われるのであります。で国の政治をあずかり財政とその行政面を担当している政府が、ただ仲裁委員会の裁定のまにまにその数字を如何にして捻出するかということだけに終ることであるとすれば、仲裁委員会なるものは絶大なつまり判決機関になつてしまうと思うのであります……

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/01、2期、自由党)

○一松政二君 今日ここで賛否を明らかにするわけですか。
【次の発言】 緑風会の御要望もございますので、次回にして頂きたいと思います。

第9回国会 労働委員会 第5号(1950/12/07、2期、自由党)

○一松政二君 私、意見を申上げる前に、自由党の意見として私の名前が出ているようでありますが、これは無論速記があつたわけでなく、なんであつたと思いますが「国家公務員との間の均衡について」とありますが、私はこれは「均衡」を言つておつたわけではないので、「関連」と訂正してもらいたい、均衡ということになると殆んど……。
【次の発言】 自由党の欄の三行目の真中辺ですね、「国家公務員との間の均衡について十分な考慮が拂われていない」とありますが、この「均衡」という字でなくて「関連」としてもらいたいのです。
【次の発言】 何もどうでなければならんという理由はないが、そうなくてはならんわけですから……。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/03/06、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと原さんにお伺いますが、今のガス発生瀘から出るガスに税金をかけておるのですか。
【次の発言】 それだから自分の工場に施設してあるガス発生瀘から……、ガス発生瀘といつても、それを重油に置替えればガスじやなくなるのだが……。
【次の発言】 それにかけておるわけですか。
【次の発言】 ちよつと野村さんに伺いますが、今の海上保安官或いは軍備拡張というかなり日本の国だけでどうにもできないような問題にお触れになりましたか、民生の安定、ウエルフエア・ステートいうことを一応お考えになることは結構だと思いますが、海上保安官にしても治安の維持にいたしましてもそれのみでは、民生の安定だけやつてお……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、自由党)

○一松政二君 私は総理大臣に、講和條約のでき上る場合の国民の大よその見当なり、考えかたの間違わないようにお願いしたいために、一、二の点につきまして、首相の見解をお伺いしたいと思うのであります。と申上げるのは、私は一々講和條約の、ダレス氏とどうであつたとか、或いは司令部とどうであつたとか、首相がお話になつた内容について、何ら私は触れようとは存じません。ただ巷間、かなりな通信関係におる者が無責任な演説をしておるのを私は一回耳にいたしました。そうして政府の考え或いは私どもの考えとはまるきり違つた意味の講和條約後における日本の立場について、堂々と演説しておるのを聞いて私は驚いたのであります。具体的に申……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、自由党)

○一松政二君 第二分科会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  第二分科会に審査を付託されました案件は、昭和二十六年度予算中法務府、外務省、文部省及び厚生省各所管の予算であります。本分科会は去る十九日並びに二十日の両日に亘り、各所管大臣及び政府委員より説明を聽取し、質疑を行いました。今その質疑応答の若干について申述べますれば、先ず法務府所管につきましては、特審局を拡充する計画があるかとの質疑に対し、大橋法務総裁より、特審局は地方機構等まだ不十分な点はあるが、余り急激に拡張すると以前の特高警察的のものになる虞れがあるので、この上の拡充は目下考えていないとの答弁がありました。  次に、……

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、自由党)

○一松政二君 議事進行について…。
【次の発言】 承知しました。長くやりません。先ほど矢嶋君から動議が出ましたが、我々は小委員会に付託して、今質疑のあつたようなことは大抵小委員会で質疑を盡していると思うのです。そうして小委員長の報告もあつたわけでありますから、この小委員会の検討した内容に亘ることは、一応小委員会にお任せ願つたのじやないかと思うのです。そうして小委員会が結論を出したのであるから、その結論をどうするかということが今の問題でなければならんと思うのであります。そこで私は矢嶋君の動議が出て来ておるものと思うのです。更にここで同じ問題を蒸し返して質疑をするということは、いささか重複になりや……

第10回国会 予算委員会 第33号(1951/03/27、2期、自由党)

○一松政二君 私は参議院の自由党を代表いたしまして、本年度のこの予算案に賛成するもでございます。  只今社会党の組替え上要求、或いはそれが入れられなければ返上という議論を大体伺つておりましたが、これは社会党の抱くいわゆる計画経済に基く考え方と、自由党の考え方との根本的な相違があることも一つの理由でありましようが、自由党を自由放任主義の経済か或いは政策を行うがごときものと言うのは、これは誣うるも甚だしい。又今社会党の代表者の申されましたいろいろの反対理由を承わつておりましたけれども、政府は口を極めて懇切丁寧に私は説明をしておると思う。殊にこの平衡交付金、或いは地方の起債の枠の問題にいたしましても……

第10回国会 労働委員会 第4号(1951/02/08、2期、自由党)

○一松政二君 政府の行政機構の改革に対する従前の考え方、殊に私は過去一年間これに携わつておつたので、議会の議員が口には行政整理を唱え、税金を軽減することを唱える。一度行政制度の改革に手を触れようとすると各省の長官は又みんな自分の所管にかじりついて、そうして又それをやらなければ人気がない。或いはその政府職員にいろいろな陳情を受ける。そうしてそこから犠牲者の出ることは好まないに違いない。誰も自分のところから減らしていいということを考える人は一人もないと思う。思うけれども日本の今日の現状がこのままでいいと思つている人は一人もない。役人の数が多過ぎる。これはこの前の本会議において結城委員が政府への質問……

第10回国会 労働委員会 第5号(1951/02/19、2期、自由党)

○一松政二君 今伺つただけではちよつと素人わかりのしにくい点がある。坑内夫、坑外夫の大体極く真面目に働いた人は、大体一カ月二十五日程度働いたとしてどのくらいの收入になるのですか。
【次の発言】 何だかどうも局長もよくわからんと言うし、私がわからんのは当然わからんはずですが、何か新聞で見るとですね、経営者側と従業員のほうとの要求に非常な開きがあるように最初見えたのですが、今のお話ですと、約一割くらいの收入増で落付いているように見えるのですがどうもあの基準では非常に何だか開きがあつて、歩み寄りにくいような不当な要求であるのか、或いは不当に低いことを言うておつたのか、第三者から見ると一つもわからんの……

第10回国会 労働委員会 第6号(1951/02/22、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと伺いますが、能率が上つた場合に、今山花さんの質問にもあつたように、前には一トン当り一円もらつていた。今の山花さんの仮定に従えば、能率が上つて一トンが八十銭になつたから、何だか賃金が切下げられたというようなふうにお感じのようですが、その場合に伺いたいことは、その能率が上るためにどれだけの労働力を、再び山花さんのたとえで一円であつたときの労働力と、八十銭になつた場合の労働力とがどんなふうにきまつておるか、合理化と機械化が進んで、それに人間がそこに結合して生産が出ているわけですが、人間の筋肉労働及び頭の注意その他技術上の問題がそこに加つて来るのですが、その個人個人の労働力は能率……

第10回国会 労働委員会 第7号(1951/02/23、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと伺いますが、石炭の大体の平均価格が、大体これはまあ私の勘ですが、戰前標準、満洲事変が起つてからまあいわゆる日本のあの基準、戰争前の五年とか言いますね、日華事変始まつて以来の値段に比較して見て、三百倍以上になつておるのだと思いますが、これが日本の産業の動力である石炭の値段の高いということが一つの大きな問題でありまするが、その当時と今日とは労働事情なり社会情勢もすつかり違うのですが、その当時石炭の生産費に占めておつた労銀と今日の労銀の割合はどういうふうになつておるのですか。これはどなたからでもいいのですが……。
【次の発言】 これを大体普通の、まあ普通と言つてもびんからきりま……

第10回国会 労働委員会 第8号(1951/03/01、2期、自由党)

○一松政二君 関連質問ではなく、意見になるかも知れませんが、今片岡さん、さつき堀木委員が言つておりましたが、この災害の原因ですね、どんな設備をしましても、設備をすればするほど細かい注意が要るわけなのです。ところがこれは、疲れている、不注意であつたとか、或いは不注意ということではなく、いわゆるはずみというか、何というか、私どもも随分経験があるが、これほど恐ろしいものはない。どんな設備をしてあつても、どんな注意を与えておつても、何がのはずみというのか、魔がさすとよく日本では言うがあとから考えれば何故あんなことに気がつかなかつたかということのために不慮の災害を起しておる例が非常に多い。炭鉱の爆発その……

第10回国会 労働委員会 第9号(1951/03/13、2期、自由党)

○一松政二君 何件あるのですか。
【次の発言】 できるだけやつたらいいでしよう。
【次の発言】 この請願の第一に、全国的に統一して欲しいということが書いてありますが、今現にいい所と悪い所があつたり、試みに許している所もあるのであれば、何もこういうものを全国的に統一せなければならんことはないと思いますが、その点はどうでしようか。
【次の発言】 それから何か有料営利看護婦の職業紹介の制度が非常な封建的となつているように書いてあるが、そういう事実はありますか。
【次の発言】 そうすると、政府委員の説明を聞くと、請願の趣旨と、請願の趣旨にある事実が必ずしもそうでないような説明でありますから、ほかに御意……

第10回国会 労働委員会 第10号(1951/03/15、2期、自由党)

○一松政二君 労務者の配給ですがね、統制の撤廃をされているものを配給する理由もなかろうし、又そういうこともできなかろうと思うのですが、大体現在行われておる労務者用の配給と称するものは、一体何が残つておるのか。どういうものをやつておるのか、その概略でいいから、ちよつとそこでわかりますか。私はそれを聞きたいと思う。それと、まだ何か特別に配給しなければ、手に入らんものが一体……今ないはずだと思うのですが……。基本的な原料統制が残つておるけれども、日用品については特別に何か割引きをして渡すという制度があれば、これは別問題なのであります。どういうものを今配給されているか、別に私は今堀木さんの言われたよう……

第10回国会 労働委員会 第11号(1951/03/22、2期、自由党)

○一松政二君 これは何でございますか、その賃金の基準を上げてくれとか、或いは補助額を上げてくれという要求なんでしよう。だからこれは別に委員会として採択して政府に送つても、別に委員会として何も無責任なそしりは受けないで済むのではないでしようか。何か制度を変えてくれというようなこの間の請願のようなものと違いまして、ただ賃金を上げてくれとか、補助額の三分の二を八割にしてくれというような要求だけなんでしようから、そのまま採択してもいいのではないでしようか。
【次の発言】 それは具体的に言うとどういうことなんですか。
【次の発言】 その請願の趣旨は無制限に一年の期間をとつてくれというわけですか。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/25、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと今中教授に伺いたいと思いますが、両條約を認めないで、現在の日本の立場或いはあなたの見解からしてこれを認めることは甚だ面白くない。然らばこのまま占領を継続されることのほうがいいという結論になるのか、その点ちよつと伺いたい。
【次の発言】 然らばあなたはいわゆる全面講和論者と存じますが、全面講和論は、これから先、日本が努力の如何によつてはできるとお考えになつておりますか。
【次の発言】 そうおつしやられれば、それから先は議論になりますし、実際政治と学者との見解の相違もあなたは断わつておられますから、私ここであなたと議論することは差控えたいと思います。ただ実際問題としてはもろ世……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、自由党)【議会役職】

○理事(一松政二君) 堀木委員に申上げます。これを最後にして下さい。
【次の発言】 午後は一時二十分に再開いたします。  午前はこれを以て休憩に入ります。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 それではこれより午前に引続き会議を開きます。吉川末次郎君。
【次の発言】 ちよつと吉川委員に申上げたいのですが、今の御希望は了承いたしますけれども、皆さんとお打合せが十分ということになつておりますから、できるだけ要約されまして、十分以内に済むようにお願いいたします。
【次の発言】 吉川さんに御注意申上げます。大体十分過ぎておりますから、成るべく簡單に要約してお願いいたします。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/11/01、2期、自由党)

○一松政二君 私は只今の動議に対して極く短時間を限つて休憩することに賛成いたします。その時間は、私は(「限定の要なし」と呼ぶ者あり)そんな長い時間は要らないと思います。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)我々はこの條約を熱心に審議するためにやつておるのであつて、私はこういう問題が最初から紛糾することを甚だ悲しむものであります。(「紛糾していないよ」と呼ぶ者あり)でありますからこれを短時間に切り上げて、そうしてやつてもらいたい。私はその時間に別に制限を設けようとは思いません。
【次の発言】 皆さんの御意見をいろいろ拝聴しましたが、大体皆さんも御了承のことでありまして、これ以上討論を闘わしても、この條約審……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/11/02、2期、自由党)

○一松政二君 私は條約局長からでよろしうございますが、この前文の後半に、「降伏後の日本国の法制によつて作られはじめた安定及び福祉の條件」から最後までのこれを、特に前文に謳わなければならなかつたいきさつを御説明が願いたいと思います。
【次の発言】 私は何故に連合国側が、イタリーでは條約上の義務を課し、日本との平和條約においてこれは前文に入れてありますけれども、前文に入れてあることそれ自身が相当重要な意義を持つておると思うのであります。然らば何故に連合国はイタリー或いは日本に、仮に條約の義務とは謳わなくても、日本はすでに憲法で明示してある通り、その道を歩くことにきめておるものを、わざわざここにイタ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、自由党)【議会役職】

○理事(一松政二君) それでは午前に引続き会議を開きます。羽仁君。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号(1951/11/13、2期、自由党)

○一松政二君 議事進行について……、今兼岩さんからいろいろ御意見が出ておりますが、おおむねこれは御意見のようでありまして、私は本平和條約に関する委員の質疑は大体終了しておるものと考えますから、この辺で一応この逐條審議はお打切りを願いたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 私の動議を提出いたしましたあとに、いろいろ懇談会を開きまして、いろいろ意見を交した結果、議事を円満に進行させる意味において私は動議を撤回したほうがいいと考えますから、私の動議を撤回いたします。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、自由党)

○一松政二君 私は、今休憩の動議が出ましたが、これには反対いたします。なお、総理に対する質問で、さつき兼岩委員が総理の答弁がないと言われますけれども、総理は一応も二応も答弁なすつております。でありますから、答弁のよし悪しは別問題です。とにかく答弁されております。(「答弁になつていない」と呼ぶ者あり)

第12回国会 予算委員会 第24号(1951/11/29、2期、自由党)

○一松政二君 本小委員会は今月二十六日及び七日の二日間に亘り物価、給与引上げ、社会保障及び減税に関する事項について人事院、物価庁、大蔵省、厚生省、法務府、及び労働省の関係各大臣以下政府委員を招致して審議に当りましたが、基本的にはこのたびの補正予算に計上されておる公務員の給与改善費は、国民生活水準維持向上の見地から妥当か否か、又減税の恩典に浴し得ない下層国民の物価騰貴に伴う生活費の圧迫を緩和する手段として社会保障費はこれでよいかという二点に集約されますので、本小委員会の審議の要領もこの二点を中心に、他の問題はこれを附随的に究明されたのであります。  さて審議の経過におきましては、物価庁提出の資料……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、自由党)

○一松政二君 物価、給與引上げ、社会保障及び減税等に関する私のほうの小委員会の報告に、昨日その字句において異議の出たことは皆さん御承知の通りであります。そこで全員別室に集まつて頂きまして、そうして協議の結果、字句を修正加除することにいたしましたから、今その点を御報告申上げます。  昨日御報告申上げました結論の二点の、第一の末尾について異議が出たわけであります。今その結論の第一の全文を申上げます。「政府提出の資料に基いても国民生活水準は朝鮮動乱以降低下している実態に鑑み、公務員給與引上げは予算が許せばできるだけ」という字句を昨日申上げましたのでありますが、これを削除いたしまして、「公務員給與引上……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/05、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと関連して、ホテルその他についてはいろいろ質問で拜聽いたしましてわかりましたが、国鉄としては、今外国船か或いはアメリカなどと連絡をとつて何か連絡切符で特別に割引をしてやつているような事実があるですかないですか、運賃について。旅客運賃についてラウンド・テイケツトなんか出しておるか。
【次の発言】 それから先ほど言われたように、アメリカからの、恐らく自動車を持つて一ヵ月ぐらい日本全国歩いてみたいというお客さんがかなり殖えるだろうと思うのですが、あれほど発達しているヨーロツパにおいてもアリカ人はどんどん自分のカーを持つて行つて旅行されておりますから、そういうことも起るだろうと思い……

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/15、2期、自由党)

○一松政二君 私は運輸委員会としてそういうことを申入れさるることに何ら異議を差し挾まない。ところが私は根本的に企業合理化法案で重要産業というものを否定するごとに僕は異議がある。それでその見地から私は発言いたしますから、それは御了承願いたい。

第13回国会 運輸委員会 第8号(1952/03/06、2期、自由党)

○一松政二君 運輸大臣の御答弁、誠に御苦心のあるように拜察しますが、鉄道の電化といい、新線の建設といい、その地方及び国民が要望しておることは私も承知いたしますけれども、運輸大臣がかねて御懸念になつておるように、国鉄の復旧をするために先ず二千億円は焦眉の急務で、これをやらなければ事故頻出の虞れがあるということを憂えられておると思うのです。で、新らしい仕事をすることは国民がこれを観迎するけれども、その国民は一応或る程度復旧ができておるものだと、国鉄というものはそんな危いものじやないのだとい認識の上に立つて、そういうことを要望されておると思うのです。今できておる、現在走つておるところが非常に危ない状……

第13回国会 運輸委員会 第10号(1952/03/14、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと速記をとめてもらいたいのですが……。

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/18、2期、自由党)

○一松政二君 私は国鉄総裁の長崎さんに、最近国鉄で行われました人事について御意見を伺いたいと思います。勿論総裁の権限内で行われることであるし、我々が何もその人事についてとやこう言う意思も持つておりません。ただ一、二確かめておきたいと思うことがございますから、その点について伺いたいのであります。  私は元来、最近と言いましても大分長くなりますが、高級の公務員が頻繁に代る、大抵四十四、五以上になれば、殆んど局長或いは次官として、少くとも五十以前に全部退職されているのが今日の実情だと思うのであります。で、今日の国鉄の人事をただ新聞紙上で見ただけでございますから、私の想像でございますが、恐らくは年令も……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/25、2期、自由党)

○一松政二君 法案それ自体が非常に簡単でもございますし、一応皆さんも審議を尽されたと思いますから、質疑を終了して直ちに討論に入ることの動議を提出いたします。
【次の発言】 討論を省略して直ちに採決に入らんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 前回の委員会で大体質疑を終つておるように思いますが、なお一点、まあ当然わかつておることかと思いますが、例の三万台というやつは、この六カ月の猶予期閥に均霑するのですか、どうですか。それを一つ説明を承わつておきたい。
【次の発言】 この法案と直接の関係がないというお話でございますが、そうすると、あの三万台によつて特別な取扱いを受けておるものの処理はどうさ……

第13回国会 懲罰委員会 第1号(1952/07/07、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) 只今から懲罰委員会を開きます。ちよつと御挨拶を申上げますが、工藤鐵男君が前委員長をしておりましたのでありますが、長い間病気でございまして、そうして今回はからずも又懲罰問題が起りましたので、私は甚だ不敏でありまするけれども、工藤君に代りまして委員長を指名されたわけであります。誠に行届きませんけれども、この議員の身分上に関する委員会でございまするし、委員長は皆さんのお助けを以ちましてこの役柄を果して行きたいと思う次第であります。どうか今後ともよろしくお願いする次第であります。  それではこれから理事の補欠互選を行います。この理事の選任につきまして、如何したらよろしうございま……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/07/10、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) 只今から会議を開きます。今日は事務総長と議事部長と、それから記録部長の三人をここに関係者として出て頂いて、そうして当時の事情を知つている範囲において供述してもらう、こういうことでありましたけれども、事務総長は議院運営委員会のほうの関係がありまして、只今出席いたしかねる、そのほうに出席しておりますから……。それから議事部長はちよつと所用があつて外出しなければならんとのこと、従つて記録部長一人だけですが、小野寺五一君がそこに来ておりますから記録部長に当時の知つている限りのことについて供述してもらおうと思う次第であります。小野寺君席に着いて下さい。小野寺君に申上げておきますが……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/07/12、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) 只今から会議を開きます。  先ず事務総長に先月二十八日の晝の部と夜の部と二度いろいろ混乱した事情がありまして、そうして懲罰動議を出されてこの委員会に付託になつている。そこで一番この問題について職務を一方において執行しながら、ああいう混乱が起つているのであるから、職務と、一方からただ見ているという関係でないのだから、そこにはたから見ているほど全部を御承知かどうか存じませんが、一応事務総長の知つている限りの当日の混乱の実情について供述してもらいたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問がなければ、委員長がちよつと一つ聞きたいと思……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/07/24、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) ではこれより会議を開きます。  先ず動議の提出者の一人であります溝淵君に御説明を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記始めて。
【次の発言】 ほかに御質問のかたはございませんか。根本に亘るようなことでありますれば、時間が要るから午前中はお取止めを願つて極く簡単な事項で御質疑があれば今伺つておきたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは午後一時半から再開することにいたしまして午前はこれにて休憩いたします。    午後零時二十一分休憩

第13回国会 懲罰委員会 第5号(1952/07/28、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) それでは只今から会議を開きます。  先ず、今回の懲罰事犯の原因となつたと思われる破防法の審議の経過に見て議長が遂に職権を以て本会議をお開きにならなければならなくなつたその間の事情について議長の御見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて……。それでは午後二時過ぎにいよいよ又議長職権を以て本会議を開かれて、そうして小林英三君の動議に従つて、その動議の可否について採決を行わんとした際に、途中で議長がこれを休憩を宣しなければならなかつた、あの間の事情について、議長のとられた処置に対するお考えと、それからその間のその前後のこと……

第13回国会 懲罰委員会 第6号(1952/07/29、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) それでは只今から本日の会議を開きます。  昨日本委員会にかかつておりまする懲罰事犯につきまして、この取扱い方について、いろいろ各会派及び党内の一応御意見をおまとめを願う御了解の下に、今日まで過ごして来たわけでありますが、会期もあますところあと一日でございまして、いろいろな理由で、この審査が意のごとく進んでいないのです。で、あますところあと会期は一日でございますから、これを如何ように取扱いますかにつきまして、皆さんの忌憚のない御意見を承わりたいと思うのです。どうか御意見のおありのかたは御発言を願いたいと存じます。

第13回国会 懲罰委員会 第7号(1952/07/31、2期、自由党)【議会役職】

○委員長(一松政二君) 只今より懲罰委員会を開会いたします。  本日議長から、千葉信君、森崎隆君、村尾重雄君、紅露みつ君の四名に対する懲罰事犯を本委員会に付託されましたので、これを議題に供します。本日は時間も余すところ幾ばくもありませんので、審議を尽すことが不可能であります。よつて本件に関する継続審査の要求をいたしたいと思います。本件に関する継続審査要求書を提出することに賛成のかたの挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて継続審査を要求することに決定いたしました。  要求書の作成並びに手続については、委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ありませんか。

第13回国会 労働委員会 第1号(1951/12/14、2期、自由党)【議会役職】

○理事(一松政二君) では只今から開会いたします。  本日の議題であります労働行政の実情に関する調査並びに労働関係法規改廃問題に関する調査、この右二つの調査事件は、いずれも閉会中に調査を終らなかつたのでありますが、参議院規則第五十五條によりまして、その旨の報告書を議長に提出しなければなりませんので、委員長において調査報告書を作成の上議長に提出したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
【次の発言】 では次に、この労働法規の改廃問題に対して只今審議会をやつておりますので、その審議状況につきまして、先ず労政局長から順次その説朗を承わり……

第13回国会 労働委員会 第14号(1952/05/29、2期、自由党)

○一松政二君 労働大臣は朝から大分お疲れのようですが、極く端折つて。  中小企業の従業員について労働省は一体どういうことを考えておるか、つまり日本の産業は、もう口を開けば殆んど中小企業が、もう人によると全部を占めておるようなことまで言う。で、通商産業省には特別に中小企業庁というものを設けて、これを中小企業局にするしないで今問題になつておりますが、アメリカにおいても特に中小企業という問題については特別な考慮を払うようになつておると思うのです。ところが労働立法になると、これは全部一本の法律で以て行政をやつて行く、産業の組織を見れば大企業から一人や二人の極くお粗末な企業もあるわけです。殊に不景気なと……

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/06/11、2期、自由党)

○一松政二君 磯田助教授にちよつと一遍伺いたいのですが、いわゆる憲法第二十八條の罷業権を保障すると、同盟罷業をやる場合には、その限りにおいてはかなり迷惑する人が、たとえ小なりといえどもあるかも知れない、大きければ大きいほどある、これは常識なんで、これがこれを保障しているという観点から、非常に先ほどの御議論ではこれをかなり基本的人権として尊重するというか、まあ絶対視されるような御議論のように伺つたんですが、これと憲法十二條ですか、いわゆる公共の福祉と私権との関係、公共の福祉に反せざる限りという枠が入つておる、これと罷業を保障しておるという、ここの関係について憲法上の御見解を伺いたいと思つておりま……

第13回国会 労働委員会 第24号(1952/06/25、2期、自由党)

○一松政二君 今菊川さんの御提案の議運の成行きを見て開会されたいということも一応はわかりますが、そういう問題はまだそこまで行かない先に参議院においても各種の委員会がもうすでに開会されているのがあるわけであります。従つてそういう議論を今ここで蒸返して見ても仕様がありませんから、私はともかく我々参議院としては国民の批判の的になつているこういう会期問題で、会期が延長されたとかされないとかということでこういう状態になつていることは実に残念至極なのです。政治的にこういうことになつているから止むを得ませんけれども、併しながら委員会としては一応熱心に議案の審議に入つていると、せめて委員会でも私はやつて頂きた……

第13回国会 労働委員会 第25号(1952/06/26、2期、自由党)

○一松政二君 委員長ちよつと関連質問……今菊川さんから労働基準法のことでいろいろお話がありましたが、私は多少その点は意見が少し異なつておるかも知れませんが、労働基準法が現在の日本の現状に即して、殊に敗戦後の日本の国民生活一般の基準から見てこれが高過ぎるということは、私は国民一般の常識であろうと思います。そこで大企業においては私は比較的労働基準法の問題は少なかろうと思います。問題は今菊川さんも挙げましたように中小企業にある。殊に又この接客婦あたりの問題になりますと、これは私はその経営者のみを責めるわけに行かんと思うのです。ということは、来るお客さんがそういう無理なことを言わなければ、私はもう喜ん……

第13回国会 労働委員会 第26号(1952/06/27、2期、自由党)

○一松政二君 只今村尾さんのいろいろ御質問の、この第七条の四号ですが、これを設けた理由を承わりたい。
【次の発言】 この書き方は、会社の定款か何かに書いてあるものと非常によく似た書き方なんです。それは会社が営業するとか何とかいうときには、成るべく範囲をそれに関連する事項で広く掲げているほうが将来のために、何かと定款で問題の起らないようにするためなんですが、いやしくも団体交渉の範囲なんというものは、これは明白に限定して私は規定を設くべきものであつて、掲げたけれどもその以外に何か洩れているかも知れんというような考え方で私は設くべきものではない。それを今村尾さんから話があつたのを聞いても、必ずこいつ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/04、2期、自由党)

○一松政二君 石炭と電力の単価の値上げによつて四十五億九千万円と一口に出しておるが、この石炭は一トン当り幾ら上つて、それから電力は幾ら上つたのか、その内容をちよつと聞きたい。
【次の発言】 そうすると、下半期の石炭の契約は、鉄道は全部確定した上のこれは予算ですか、或いは見込みですか。
【次の発言】 そうすると、石炭を一応据置きの値段で大体行こうとしておつたように伺つておつたのですが、結局値上げを認めざるを得ない立場に追い込まれておるのが実情と考えていいわけですね、大体上半期の値段を踏襲して行くというように聞いておつたわけだ。結局止むを得ず値上げを承認しなければならんように只今なつておるというこ……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、2期、自由党)

○一松政二君 この間大臣のお留守のときに、鉄道監督局長に国鉄の予算のことについて大分質問をいたしましたのですが、私の見るところでは、本年度の国鉄の補正予算の組み方からすると、非常に不健全で、借入金を三十億円予定しておつて、そうして今後或いはこの炭労のストライキその他によつて、収入減が私は相当程度あると思うのです。従つて、なお更借入金は増す傾向にある。この傾向が私は来年に行つて又賃上げ要求が来るにきまつておる。例年の例です。そうして又裁定が来ると、又運賃値上げしなければならん、運賃値上げすることはそう国鉄が希望するほどやれない。従つて又何らかの方法をとつて赤字を埋めて行くということをやらなければ……

第15回国会 運輸委員会 第10号(1952/12/12、2期、自由党)

○一松政二君 今の局長のお話ですと、つまり二十六年度の建造の問題は今折衝中だというのですが、二十六年度以前に建造したやつの残つている借金についてはもう全然考えていないわけですね。
【次の発言】 この提案理由を今少し読んで見ますというと、利子補給を考えることは、結局非常に運賃市況が悪化したというのがかなりな重要な部門を占めている理由のように考えられるのですが、そういうことから起つているのですか、これは……。
【次の発言】 この問題は直接ではないですが、少し離れるかも知らんが、先ほど輸入船舶のこともお話がありましたが、新造船を一方において奨励……まあ過去においてはかなり奨励したと思うのですが、運賃……

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/17、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと運輸大臣に、先ほど中村委員から御質問もあつたようですが、更に多少同じ問題に触れるかも知れませんが、根本的に一つお考えを伺つておきたい。それは国鉄の経営が赤字が出ればそれを運賃の値上げによつてカバーできるとお考えになつていると、私はこれは将来行詰ると思う。さらでだに道路がよくなればバスと自動車の競争に堪えられなくなる。大体世界の傾向を見ても、又鉄道は輸送機関としてバルキーなカーゴは鉄道輸送によるけれども、あと簡単な、簡単と言うと語弊があるが荷造りその他鉄道によるよりもトラック輸送によればドア・ツー・ドアで小運搬も要らない、荷造りも要らない、そうして非常に早い。現に神戸、大阪……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、自由党)

○一松政二君 この間の委員会において政府委員に対して一応希望を申述べておいたんですが、第七条及び第八条の配当の制限、或いはその補給を受けたる会社に対して会計を或る程度検査するといつたような条文があるんですが、私は第七条において配当の制限を勧告することができると、まあしてもせんでもいいわけですが、する権利を一応条文の上に確認してあるんですが、私はもつと重大なことがあると思う。船舶運営の衝に当るいわゆる船会社が資金的に充実しておれば自分の金で建造ができるわけです。借金によらずに自己資金で賄うには会社が堅実であつて或る程度その株券が人に喜ばれる程度の配当をすることが必要なんであります。従つて殊に昨今……

第15回国会 運輸委員会 第17号(1952/12/22、2期、自由党)

○一松政二君 運輸委員長宛に長崎県知事からこういう電報が入つております。「鮮魚運賃改正に当り冷蔵車割増率一割の新設計画ありと聞く、右は鮮魚輸送の目的よりして絶対反対である。混載運賃の計算は貨物等級別比率によること」右実現方御配慮願いたいという長崎県知事の請願電報があり、更に日高総合開発期成会長佐々木茂一という人から北海道の件について今の青函連絡運賃の問題、その他北海道の産業並びに道民の生活の実情を考慮して運賃改正をしてもらいたいという趣旨の請願の電報が参つておりますが、この北海道関係は只今の小野委員並びに律営業局長の御答弁によつて大体わかつたと思いますが、この長崎県知事からのこの請願電報による……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1952/12/23、2期、自由党)

○一松政二君 私は本案は提案理由の説明だけを一応承わつておいて、そうして質疑はあと廻しとして、国鉄裁定の法案を先議せられんことを提案いたします。
【次の発言】 只今の懇談に対しまして、私のさつきの国鉄裁定を先議する動議は撤回いたします。
【次の発言】 討論を省略することの動議を提出いたします。

第15回国会 運輸委員会 第20号(1953/02/05、2期、自由党)

○一松政二君 私は、今日はこのくらいにしておいて頂いたほうがよろしくはないかと思いますが、皆さん如何か……。

第15回国会 運輸委員会 第22号(1953/02/24、2期、自由党)

○一松政二君 そうすると今の海上保安大学学生の三百二十人というのは、これは全部卒業すればそのまま海上保安庁の人間であり、学生それ自身が海上保安庁の今の定員の中に入つておるのですか。
【次の発言】 この大学を出た人が、結局昔の海軍で言えば士官以上になるというわけですか。そういう意味でやつているわけですね。
【次の発言】 そうすると学校がすでに存在し、学生を養成しておると、学生は毎年々々変るわけですが、毎年募集する、そうするとそれだけの鑑定、それだけの要員は必ず、今後学校の生徒の収容能力と、今度はそれを幹部に養成して行くだけの鑑定というものは当然予想されるわけですね。

第15回国会 運輸委員会 第23号(1953/02/28、2期、自由党)

○一松政二君 私も今岡田委員が言われましたように、折角法律を作るからは、どうしてもできるだけその当時行えられる均衡のとれたやはり災害救助のことを考えるべきであると思い室すから、参議院の運輸委員会としてはいま一応研究して、そうしてできるだけこの法律案にそういうことを盛り込むことを考えて見たいと思います。

第15回国会 運輸委員会 第25号(1953/03/09、2期、自由党)

○一松政二君 第一条の協力援助というのを具体的に一つ説明して下さい。

第15回国会 運輸委員会 第26号(1953/03/10、2期、自由党)

○一松政二君 私は本案に大体賛成いたしますが、更に原案に対してもう少しその範囲を拡げて修正案を提出いたしたいと思います。その理由は海上保安官に、あれはその要請があつて協力した場合ということが原案にありまするけれども、広い海原で、そうして緊急を要する場合に必ずしも保安官が随所にいると限りませんので、同じく海難救助に赴くいわゆる犠牲的精神はこれは何人も持ち合せなければならんと思うのでありまして、一体それは国が災害を補償しようと補償しまいと、今まですでに多くのそういう類例はありますわけでありますけれども、海上保安官に協力援助して給付をこれに与えるならば、ひとしく保安官がいないでもみずからその救助に赴……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/03/22、2期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(一松政二君) ちよつと申上げますが、三時から閣議が開かれるので天野文部大臣は御出席にならなければならんそうですが、大臣に御質問のおありのかたは成るべく急いで大臣に御質問願いたいと思います。
【次の発言】 閣議が一時間以内に済む予定だそうでございますが、閣議が済んでからにお願いして差支えございませんか。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りいたしますが、文部大臣は一応皆さんの質問が御終了になつたことと考えて、一応政府委員室に引上げておりまして……、ほかに所用もございますので、質疑がこれ以上なければ、ほかに廻りたいということを申し出て参りましたが、お差支えございませんか。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、自由党)

○一松政二君 ちよつと伺いますが、今までの国道の砂利、割栗の、道の維持費と、それから、舗装した場合の、舗装にもいろいろあるわけですが、その舗装した場合には最初は金がかかるが、維持費が相当安く行くだろうと思うのですが、そういう比較について今度の料金をきめるにもそれには非常に影響があると思うのですが、今までの国道の維持費と、それから舗装した場合の或る年限を限つた維持費とのなんか比較がありますか。
【次の発言】 いや、私が聞かんとするのはその自動車のほうの負担ではなくして、国又は県の費用のことを聞いておるわけです。穴ぼこができても、どんな惡くても、ほつたらかしておいて、維持費は少くていいかも知れんが……

第13回国会 通商産業・運輸連合委員会 第1号(1952/02/16、2期、自由党)

○一松政二君 私は提案者に対しまして、第六条のいわゆる重要産業に属する事業、重要産業と非重要産業はどういう観点から区別されて御提案になつたか、その見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 私はいやしくも国会で法案を審議するときに、政令から先は政府がやるのであつて、法律を作るときに私はそういうしつかりした概念を以てやらなければ、その法律を提案しても折角の眼目は行政官に委ねるというのでは私はいささかもの足りない点があります。それでその重要産業はいわゆる概念的と申しますが、概念的と申すならば概念的にはわかる、併しこれを個々に具体化する場合には非常にむずかしいと思うのです。そこで丁度政令で定めるものを……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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