一松政二 参議院議員
3期国会発言一覧

一松政二[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|
一松政二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは一松政二参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

一松政二[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第20号(1955/06/06、3期、自由党)

○一松政二君 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法案に対しまして、鳩山総理大臣以下関係閣僚に若干の質問を試みたいと存ずる次第でございます。  ただいま石橋通産大臣の提案理由の説明を承わりましたのでございますが、私は、はなはだ残念でございますけれども、この法律の精神につきまして、若干の疑義があり、これが果して石炭の合理化になるか、あるいは日本の産業に寄与するか、幾多の疑問が湧いて参っておるのであります。私は、戦後のわが日本の実情、昨今のいわゆる思潮につきまして、最近特に私は不思議に思っておることがある。元来人間の生存が、あるいは国の、国際場裡におけるわれ……

一松政二[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

一松政二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 運輸委員会 第2号(1953/06/19、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと伺いますが、今貨物輸送が非常に各駅で滞貨が減つたことは結構なんですが、それは輸送が円滑になつたとかサービスがよくなつたということもあるでしようが、主として貨物が減つたということが原因だろうと思うのですが、如何ですか
【次の発言】 もう一点伺います。そうなればなるほど自動車と貨物競争が私は始まると思うのです。両方ともサービスを改善してそうして自動車が低運賃で輸送しようとするのでありますから、或る程度国鉄を圧迫する、その面に限つて圧迫すると思うのですが、それに対してはやはり相当のお考えを持つているだろうと思いますが、その点は如何ですか。

第16回国会 運輸委員会 第3号(1953/06/22、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと今の資料について質問したいのですがね、あとにしますか。
【次の発言】 今の頂いた資料の第六表の金利が払えるか払えないかということで、金利が払えるような計算が出ておりますが、過去の新造船と今後の新造船について、小なりといえども、少なくとも二分か三分は必ず払える計算が出ておあますが、今日の実態は払えないということで出て来ておる。又現に払えないのが出て来ておる。そうするとこのCBというのは何ですか。
【次の発言】 チヤーター・ベースと、ハイヤー・ベースですか、このチャーター・ベースとハイヤー・ベースの差引の計算ですが、このチャーター・ベースでこれなら必ず今後も或る程度船を借りて……

第16回国会 運輸委員会 第4号(1953/06/30、3期、自由党)

○一松政二君 運輸大臣にお尋ねいたしますが、臨時船舶建造調整法ですか、この法律がなければどういう支障がございますか。
【次の発言】 そうすると、この法律の目的は財政資金を斡旋した、或いは民間銀行から貸出を斡旋して、そうして船を造つたものを、それを監督するためにこの法律が必要であるとおつしやるのですか。
【次の発言】 そうすると、船を造ろうとするものに一定の標準と申しますか、或いはその能力と申しますか、そういうものと、或いはその運航或いは経済的の船であるという必要があるということに対して、この法律が何か目的を達するというふうに解釈してよろしいのですか。

第16回国会 運輸委員会 第5号(1953/07/01、3期、自由党)

○一松政二君 私は、昨日大臣の御都合を伺いまして、質問を中途で留保いたしておりましたので、幸い大臣がお見えになつておりまするから、質疑を継続させて頂きたいと考えます。昨日いろいろ伺いまして、更に法案の提出の理由書などを繰返し読んで見ますると、ますます私はこの法律がなけりやならんという理由を発見するに苦しんでおるのであります。そこでどうも少し根本に遡つて一つ伺つてみたいことがある。ということは、大臣の御説明明の冒頭に、臨時船舶建造調整法は、結局前の臨時船舶管理法、その大部分を、いわゆる五百トン以上についてはその実施をまあ四年間と切つてありますけれども、そのまま残して行きたいと、法律がなくなつた、……

第16回国会 運輸委員会 第6号(1953/07/03、3期、自由党)

○一松政二君 私は幸い運輸大臣がいらつしやいますから前回の質問に引続きまして、若干質問を継続いたしたいと思います。前回の法制局長の説明によつても、前のいわゆる戦時立法であつた管理法の第八条からああいう命令が出ておる。命令でこれを許可制にしたということは辛うじて釈明ができる程度であつて、決して妥当ではない。やればやれんことはない、やつたことは不当であると言わないばかりの意見のように私は了承したわけであります。世の中は日本の諺にもある通り、泥棒にも三分の利があるというくらいでありまするから、いわんや泥棒でない普通の議論はおおむね反対すれば反対の理由があるし、賛成すれば賛成の理由がある。決してそれは……

第16回国会 運輸委員会 第7号(1953/07/07、3期、自由党)

○一松政二君 私は、一応当運輸委員会としては逐条審議をいたしてやつて頂きたいと思う。逐条審議と言つても別にこれは事実上の問題ですからそう長くはかからぬ。但し文章は私は一応吟味しておく必要があると思うのです。私はまだ一読しただけで、大体その当時自分で疑問に思つた個所が二、三カ所ありますから、それをちよつと伺いたいと思うのです。それは主義とか政策とかいうものと関係ないのですから、別にむずかしい問題はないと思いますが、第一条の三項のいわゆる定義を下してある中に、一応この法律に言ういわゆる「船舶」とは、「水上輸送の用に供する船舟類をいう。」、この「類」は一体何を指されるか。

第16回国会 運輸委員会 第8号(1953/07/09、3期、自由党)

○一松政二君 これらの木船再保険法は、これは聞くまでもないと思うのですが、このいろいろな従来の損害保険会社は関与ができないようにしてあるわけですね。
【次の発言】 今の海運局長の見込では、今ここに挙つているのは従来の機帆船及び簿はさつき御説明の通り殆んど無保険の状態なんです。保険料が高過ぎてどうにもならんので、無保険の状態であつたのが、非常に多いのですが、国が再保険をしてこの保険料率を非常に安くするということは、趣旨において誠に結構なことだと思うのです。そこでこの相互保険組合の健全なる発達を促すために、国が再保険料をやるというのですから、この法律の目的は相互保険組合を主として考えているのであつ……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/13、3期、自由党)

○一松政二君 十九条の二ですが、「旅客の利益を保護するため必要があると認めるときは、」、こういう条件が付いているわけです。この必要があると認めるというのは、一体どういう場合のことを予想しておるのであるかこれを伺いたい。必要の基準を伺いたい。
【次の発言】 私はその答弁には満足することができないのです。こういう事故が起るときには、予想せざるときにおおむね事故が起る。例えば川の上でも突風で以てやられるのです。やられた場合にはすぐ慌ててこれは危いといつたところで、そこで命ずる。命じた後には二年も三年も一向何ら事故がないというようなことは、これは何も川でもないし、或いは海上の運送にいたしましても、例え……

第16回国会 運輸委員会 第11号(1953/07/14、3期、自由党)

○一松政二君 僕は關谷さんに一つ伺いたいのだけれども、この法律の目的は、つまり人命に若しものことがあつたときにその人に対して会社がその保険金或いは見舞金を出せるようにしてやるというのが主眼なのか、或いは船の安全ということは結局乗客の安全性を守るということになつて、それからもう一つにはいわゆる零細企業もつまり維持育成しようというのが……、まあ關谷さんはそういうお考えだろうと思うのだが、そこにちよつと新らしく零細企業に負担がかかつて、そうして負担のかかりつぱなしというようなことになる危険はないのですか。従つて若し負担のかかりつぱなしになれば、それだけ零細企業者を圧迫することになるのですが、その辺は……

第16回国会 運輸委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)

○一松政二君 重盛さんの質問に関連するのですが、第三条の第一で、いわゆる天然資源の開発その他産業の振興上特に重要な新線、これが補助の対象の第一番目に掲げてあるのですが、今日日本の各地からいわゆる請願書を以て新線を引張つてくれという要求は随分たくさんの数に上つておると思うのであります。そうしてそれがことごとく天然資源の開発に連ならない請願書というものは非常に少いように思いますが、これは日本国有鉄道はこれを財政上或いはその他の関係から自分で新線を取上げることはできない、新線を取上げれば皆マイナスになるからどうしても取上げることはできない。併し民間がやれば固定資産の六分までを補助して、そうしてこれを……

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/17、3期、自由党)

○一松政二君 木島さんの今伺つたことに関連してですが、この法律案は木島さんがさつき指摘されたように、私設鉄道の敷設を大いに助成し奨励する建前になつておると思うのですが、今現在考えられないといつたところで、法律は今年作つて来年廃止するものでは多くの場合ないわけで、それならば臨時立法の一年か二年、これだつたら或る程度長期の考えを持つてお作りになつている法律だろうと思うのです。幹線の場合に先ほど木島さんが御指摘になつたように、日本の内地が金がないからといつて外資の導入の問題もあり、現に高速度道路というものがしばしば問題になつているように、高速度鉄道ということが、私は国鉄と離れて、これの有力なる計画者……

第16回国会 運輸委員会 第14号(1953/07/20、3期、自由党)

○一松政二君 この前の鉄道敷設法をやつたときは大臣十一年、それからまあ今回出したわけですが、その途中には何も改正なかつたのですか。
【次の発言】 そうすると、この敷設法は、結局予定線を決定するごとに改正しておるのだと解釈しても大差はない。他は何か字句の修正か何か組織替えするほどのこともないのだが、極く小さな些々たることを改正するということだけで要は結局新線の追加ということになるわけですか。
【次の発言】 更に伺いますが、これは大正十一年に敷設法を制定されたのですか。或いはそれ以前にはこれに代るべき何物かがあつたのですか。
【次の発言】 大正十一年に敷設法が先ず最初に制定されたものと心得てですね……

第16回国会 運輸委員会 第15号(1953/07/22、3期、自由党)

○一松政二君 先日運輸大臣の留保いたしました件について、運輸大臣の所見を伺いたいと思います。この前も述べましたように、日本国有鉄道が、今後各地の熾烈な要望に応える意味において、あえて赤字経営を承知の上で、年々百億に近い建設費を捻出する大体の段取りであろうかと想像しておるわけであります。ところが、この地方鉄道軌道整備法によりますというと、第三条の第一号に、「天然資源の開発その他産業の振興上特に重要な新線」と、それに対しては、その以後十年間に亘つて、固定資産に対する六分の補助を与えて、この法文の建前からいうと、非常に新線の建設を奨励しておるように見えるわけであります。で、地方鉄道で、私で或いは地方……

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○一松政二君 今月から国際航空路の郵便料金の値下げがあつたのですが、あれはどういう理由に基くか、お伺いをしたい。
【次の発言】 これは意外なことを承わる。私は政府の機関のセクシヨナリズムに最も私は遺憾の考えを持つておるのですが、何か法律か規則によつて、自分の所管がきまつていない事項については、こういう重大なことを私は航空局の責任者が今のような答弁をなさるということは以てのほかだと思う。主管が郵政省であつても、いわんや日本航空株式会社法というものを出して、そうして政府が十億出資する、これの保護の援助もやらなければならん。それが一定の旅客の賃金及び郵便物の収支計算を立てて今日国会の審議にかかつてお……

第16回国会 運輸委員会 第17号(1953/07/24、3期、自由党)

○一松政二君 事業区域について、先ほど来の御答弁の中でまだはつきり私はつかめないのは、前は広く許可しておつたけれども、今度は狭くするのだ。どういうように一応おやりになろうとお考えになつておるのか、それを先ず承わりたい。
【次の発言】 今のお説を伺いますと、この人間の世の中を或る一つの概念を以て非常に何か区画をこしらえて、これはそこだけ別扱いにして、隣には火事があつても、隣に大水が出ておつても、これは極端な例ですよ、極端な例ですが、非常に或る所は需要がある。乗り手が多い。隣の区域では非常に少いというような場合に、例えば県境を一つおいて、自動車が隣には出稼ぎに行けないというお考えのように承わるので……

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/27、3期、自由党)

○一松政二君 観光バスが最近著しく目立つてほうぼう出かけているのですが、事業区域と観光バスとの関係をどういうふうに考えているか、承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると団体であるか、まあ個人々々であるかは別問題として、例えば東京の自動車が長野の善光寺へ行つて来る、往復する、それから或いは上高地へ行くということは、今後ますますそういつたような恰好のものが、たくさん出て来る趨勢にあると思うのですが、或いは日光へ行くとか或いは鬼怒川へ行くとか、或いは遠く福島県へ出て行くという、ますます道路のよくなるにつれてそういうことになると思うのですが、一体東京を中心とした場合に、観光バスの事業区域、或い……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○一松政二君 衆議院の法制局長にちよつと伺いたいのですが、先日關谷さんのお答えによりますると、第三条のこの一、二、三と列挙してあるものが非常に範囲が茫然としておる。そうしてまあ一応予算という枠がきめてありまするので、これはもう法律上これを見まするというと、この要件に合致するものに対しては、全部一応六分の補助をする建前になつておるように考えるわけであります。従つてもう少しこれを具体的に明らかにすべきではないかということを伺つたときに、省令によつてそれを定めるというお答えでありましたので、然らばその省令による根拠はどこにあるのかと、こう私は再質問いたしましたところが、同法案の第二十七条の末尾のほう……

第16回国会 運輸委員会 第20号(1953/07/29、3期、自由党)

○一松政二君 私はむしろ質問というよりも議事進行について、一つ御一考願いたいと思うことは、この法律案はかなり広い条文に亘り、又かなり修正されていると思うのでございますが、修正というかまあ改正の案だと思いますが、これは提案者から、一つ成るべく時間をかけない方法があれば、そういうふうにしてもらつて、各条文ごとか或いははよつてでも一応もつと詳しく説明を承わつたほうが私はこの審議が早かろうかと思います。そうでないと、一々条文を見て行つてそうしてやれば、却つてそのほうが遅くないかと思うのでありますから、そのことを委員長からお諮り願いたいと思います。

第16回国会 運輸委員会 第21号(1953/07/30、3期、自由党)

○一松政二君 運輸大臣は午後お見えになる時間ございますか。
【次の発言】 それじや午後の予定がよくはつきりわかりませんから、二、三一つ伺つておきたい。昨日、一昨日、実は運輸大臣にお聞きしたいことがあつたのだけれども、一応法案は通つておるわけですが、私の満足しないようなことが多々あつたわけです。先ほど運輸大臣のお答えの中に、新谷委員がこの法の運用の方面について、この法律の規定があつても、むしろ死文になるんじやないか、却つてそうあつても、実際の運用はそうは行かんのだ、法律があつてもその通りにはむしろ行かないで、新谷委員の要望される通りの運営になるであろう、私はこの答弁は実に結構だと思うのです。そう……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 運輸委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)

○一松政二君 それでは私から御報告を簡単にいたします。  四国と九州に当委員から派遣されましたのは私と加賀山委員との二人でございます。私が特に前の国会でいろいろ陸運、海運に対して、或いは港湾関係の法律案がたくさん審議されて、その経過中に私みずから発言したこともありますので、特にそういう関係の法律の実施、或いはそれに対する意見等をも詳細徴して来たのでありますけれども、そういう詳細なことは速記録のほうを御覧をお願いすることにいたしまして、ここでは単にアウト・ラインだけの御報告にとどめさして頂きたいと思うのであります。  去る九月の十九日から二十八日までの間に、香川、高知、愛媛、それから大分は通過い……

第17回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1953/11/11、3期、自由党)

○一松政二君 長崎さんに伺いたいのですが、今年の予算の節約で修繕費というものも三十五億円ですか、削られておるといつて国鉄としては買いたい物も買えない、修繕も予定のものができないという状態のように承わつたのですが、そうですが。
【次の発言】 そうするとつまり国鉄のごとき厖大な、そうして現金収入を伴つておる企業体でございますから無理をして出せば一時的にはできますが、その無理は必ず将来に尾を引く。これは例は違いますかも知れませんが、ボロ会社が借金をしながら労働組合にせがまれて、そうして給与を遮二無二払わなければストライキをするとか、いろいろなことで、心ならずも或いは又労働組合に多少経営費を食われたり……

第17回国会 運輸委員会 第2号(1953/11/05、3期、自由党)

○一松政二君 最近、急に国鉄の輸送が非常に円滑なのか知らんが、貨車が非常に不足のように聞いておる。殆んど全国的でございますが、夏枯れの時期はいつも夏枯れの時期ですが、秋になつて農産物の出廻り、その他いわゆる忙がしいシーズンには入りますが、それでも今年のいわゆる貨車不足という声は、私は昨年或いはその以前よりも非常に深刻なように開いておりますが、その実情を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 その原因ですね、殆ど何人も、駅のほうの方も或いは当局もさように急激に貨車不足が来ようとは予期していないように承わつているのです。ところが実際問題としては、非常に貨車廻りが悪くて、これが経済に私は及ぼす影響……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/07、3期、自由党)

○一松政二君 天坊さんに伺いたいのですが、この例年十二月、一、二月というのは非常に天候が悪くなるのですが、特に北海道、東北、北陸のほうは雪害或いは猛吹雪のために相当輸送が困難になる情勢にあると思うのですが、大体今月の十一、十二、或いは、一、二、主に一、二ですね、大体千三百万トンぐらい輸送するような計画目標があるわけですか。
【次の発言】 それは荷物が減ることも一つですが、輸送能力が落ちるからだと思うのですが、そうですが。
【次の発言】 そこで今の十月末、或いは先ほどの天坊さんのお話では十月の末には大分減つたようなお話だが、又二百万トンにも達しているようなことを言つている人があるのですが、それを……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/01、3期、自由党)

○一松政二君 私は、丁度国有鉄道の総裁の長崎さんがいらつしやいますから、差当り問題になつておる今日の国有鉄道における職員諸君の何か三割賜暇戦術とか、いろいろなこういう輸送計画上非常な支障を来たしているように報道されておる。それに対してその現況は一体どうであるのか。更に又国有鉄道としては、如何に対処されておるか。その概要を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 運輸大臣がお見えになつておりますから、私はもう一点だけにとどめて、あとは運輸大臣に御質疑のある方に譲りたいと思いますが、すでにピケ・ラインを張つているというようなお話ですから、賜暇戦術というものは争議行為の一種であると考えるのですが……

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、3期、自由党)

○一松政二君 ほかの問題もありますが、一応ちよつと伺いたいのは、戦前の三七、これはいろいろ計算の方法もありましようが、一応そういう標準が出た、それに勤務時間或いはいろいろの戦後の労働法規の改正によつてそういつた計算を一応割引をして、戦前の一割うんと働いておる、従つて一割働くことによつて戦前と同様の給与というか、生活水準を維持して然るべきじやないかという御説明のようでありましたが、戦前の一割うんと働いてそして戦前の生活が、日本の国民として維持できるでしようか、そういう理論的根拠を何かお考えになつたことがございますか。
【次の発言】 ちよつと発言中ですが、私の質問の趣旨を少し違つております。という……

第18回国会 運輸委員会 第3号(1953/12/04、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと公労法の十六条、三十五条について、今大和さんから縷々御質問がありましたから、私はそれに関連して意見を述べておきます。三十五条は明確に二つに分れている。予算上、資金上可能な範囲のものは、これは服従しなければならんけれども、それを超える部分については、十六条によつて、そいつは国会の承認がなければ絶対にその効力、つまりそれの裁定によつて裁定の出されたものを実施に移すことはできない建前になつているのです、この法律で。で、次にこれは政府が裁定を完全に実施しないということで組合員から常に突込まれたときに、なぜこれをもつとはつきり説明しないか。裁定が最終段階には来ていないのです、この法……

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/08、3期、自由党)

○一松政二君 大体討論というものは各党代表で、一人ずつ述べることが一応今までの慣例のように承わつておりましたが、本日はなかなか皆さんおのおのお述べになつております。そこで賛成討論も私がもう一人、一枚加わつておきたいと存じます。私は、この法律そのものが決して完全であるとは思いません。ところが、仮に如何に法律が完全にできておつても、いわゆる労働問題というものが法律だけによつてなかなか解決しがたいものであります。これはどうしてもいわゆる常識、それともう一つ私が考えることは、憲法二十八条がもういわゆる天賦人権として、これを神聖不可侵のようにお考えになつておるところへ、昔のいわゆるエンゲルスとかマルクス……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1954/08/20、3期、自由党)

○一松政二君 岡田海運局長に伺いますが、八月十七日の海運造船合理化審議会の委員長石川氏の御答申で、大体その方法によつて船主が選考せられるということはわかりますが、昨年までは造船所と建造を依頼する船主とが連名か何かで、いわゆる造船所が主となつて、その建造の許可は造船所におりるという法律上の建前になつているが、たしか連名でやられたのじやないかと思うのだが、本年はその行き方を変えて、船主の任意に船を造らせるという方針に変つたのかどうか、その点を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 昨年は御承知の通りいろいろ問題を起し、各造船所、船会社もそうですが、恐らく造船所に船を造らせるという、造船所の選定も……

第19回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/14、3期、自由党)

○一松政二君 私は遅く参りまして、二、三点ちよつと伺いたい。若し重複しておりましたらそのことを伺えば結構なんですが、定点観測を始めたのは、これは占領軍の必要から占領業務の一つとして始まつたのだろうと思いますが、その点は聞くまでもないことと思いますが、如何でしようか。
【次の発言】 そうしますると、その定点を観測する必要性を強調したのは日本側ですか、アメリカ側ですか。
【次の発言】 アメリカ側が今年になつてそれを廃止して来るということは、アメリカの国防費が大体今年度と来年度四十億か五十億ドルぐらい、約一割近くの国防費の節約を考えているようです。それといわゆる海外援助費の二つに目を付けて、恐らくそ……

第19回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1954/08/25、3期、自由党)

○一松政二君 私は運輸大臣が折角お忙しいところをお繰合せ願いまして本日開かれました機会に若干の質問をいたしたいと思いますが、先ず造船事業の今後のあり方について大臣の御所見を承わりたいと思います。造船事業が今日殆んどもう気息奄々として仕事の事業量が激減してしまつてつなぎが殆んどない。そこへ遅まきながら十次造船が浮かび上つて十七、八隻の船を一応造るというんでありますけれども、日本の造船の、まあ戦後できた、或いは弱体なものは一応ともかくといたしまして、従来から信用があり、戦前からやつておつた相当信用もある、或いは能力もある造船事業が非常な危機に立つていることはもう運輸大臣御承知の通りであります。十次……

第19回国会 運輸委員会 第5号(1954/02/04、3期、自由党)

○一松政二君 加賀山さんのさつきのバスの路線、或いは電車の問題でちよつと関連して伺いたいと思います。昨年我々が委員会の活動として門司へ参りましたときに、特にそういうことを強調された。門司市が幾らバスを申請しても許可にならない。それで門司としては非常に困つておる。特に門司市のあの裏側を通つておるバス、あれは私はその名前は忘れておりますけれども、何か知らん天下一品の非常に高い料金だそうです。それで門司市が幾ら自分でバスをやりたいということを陳情しても、或いは請願しても、これは幾度か努力しておるけれども、許可してくれない、こういうことなんですが、私は門司のそのことはあとで伺いたいのですが、その前に、……

第19回国会 運輸委員会 第6号(1954/02/09、3期、自由党)

○一松政二君 今、関連質問をちよつとしたいと思つておつたのですよ。植竹さんのまあ話のうち、しよつちゆう国鉄が、運賃が非常に割安で、それでそのほかの物価に比例して非常にアブノーマル、そういう傾向を私も確かに認めますが、私はこの国鉄の裁定その他で労働の生産性とか、或いはいろいろ人トンキロで旅客運賃が幾らになつた、ここにいろいろの各国との比較も頂いて、私ちよつとあら筋を見たのですが、この中で、私はもう各国の事情を実はつまびらかにしないのです。私ももう四半世紀前に廻つて来ました。あのアメリカにいたような状態、ヨーロツパも一応は廻つて来たのですが、この各国の国鉄との比較がございますから、これにもう一つ私……

第19回国会 運輸委員会 第7号(1954/02/11、3期、自由党)

○一松政二君 私は大臣に根本的な海運政策について質疑をしたいのでありますけれども、まだお見えにならないし、幸いに海運局長お見えになつておりますから現在の海運情勢について、殊にニユーヨーク航路のごときは殆んどもう混乱の極に達して、日本の定期船が一往復することに二千万円も赤字を出しておるという現状のように聞き及んでおるのでありますが、これら、或いは太平洋航路、ニユーヨーク航路、或いは欧州航路について各国の船会社、及びそれに対して日本の船会社がどういう態度をとつており、現況はどうなつており、これがどういうふうな方向に向いて行くものかということについて一応の説明と見通しを承わりたいと思います。

第19回国会 運輸委員会 第8号(1954/02/16、3期、自由党)

○一松政二君 国鉄なり運輸省の当局はもう口を開けば運賃が物価と釣合わないから国鉄の経営が困難だというようなことが口癖なんですね。ところが運賃の一番安い、そうしてもう定期の一番特割のひどい東京のすし詰になつている、東京の附近が黒字である。これは結局人間を貨物以下に取扱つている現状からそうだと思うのでありますが、これは別に運賃を上げなくてもこの辺は黒字じやないか、この上に旅客運賃を上げなければ僕は赤字になるというのは、これはおおむね田舎の線でしよう、今岡田さんの言われた赤字というのは。ところが線全体としては赤字かも知れんが、その区間を区切つた場合、私はそこから先は非常に黒字だけれども、そのあとはお……

第19回国会 運輸委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○一松政二君 大臣が来るまで関連して……。東北本線や北海道方面の輸送力についての話が出ておるが、これは余り地方的で私は論ずることを欲しないのだけれども、併し一応これは申上げておかなければならんが、日豊本線の、殊に門司、柳ケ浦、或いは別府、大分までのあの輸送力の満員状況で、列車を入れることもできなければ、乗せることもできない。そうして、待避駅を作つてみたけれども、それも思うように行かない。殊に行橋、門司間のごときは論外である。大分東京を離れて三百里の向うであるから、国会で論議がない。私が一番近いのだけれども、私は余り地方問題を主として論じようとは思わないのだけれども、ついでですから申上げますが、……

第19回国会 運輸委員会 第閉会後9号(1954/11/29、3期、自由党)

○一松政二君 私は中途から伺つたのですが、今の大倉さんの質問に対してですが、ちよつとあとそういうことはないだろうと思うけれども、今の食糧の輸入業者、食糧庁、つまり農林省の代理行為をする……、そうすると、手数料だけもらうことになるのだろうが、今の大倉委員のお話を聞くと、つまり協定料金をどの程度下廻つているのか知りませんが、下廻つた契約になつておる、そうすると、その契約した本人は結局農林省、食糧庁になるような気がするのですが、食糧庁の代理でもつてやつておる、その代理とか本人とかいうのはどうでもいいが、その食糧庁は、その港湾の荷役料をそういう規定の料金で支払つているのか、或いは契約の料金で支払つてい……

第19回国会 運輸委員会 第11号(1954/02/23、3期、自由党)

○一松政二君 私は先の委員会におきまして、最後に臨時船舶建造調整法に基いて出されたいわゆる九月十六日の告示事項と十月二日の告示事項が、一つの法律から二つの告示事項が出ておつて、その矛盾と、その不可なるゆえんをしばしば質しまして、最後にこれはどうしても運輸省の側で、ともかく常識的には一応考えられる線であつても、いやしくも一つの法律に基いて二つの基準を出すことは間違いに違いない、従つて運輸省がこれを考え直すべきではないか。これは私と天田委員からも申されたわけでありますが、それに対して運輸省はどういうふうにお考えになつたか、そのお考えを先ず承わつて、それから本日の質問をいたしたいと考えます。

第19回国会 運輸委員会 第12号(1954/03/04、3期、自由党)

○一松政二君 運輸大臣にお尋ねいたしますが、前から運輸大臣が計画造船に対して御説明になつておるところは、大体船会社に非常に戦時中にひどい目に会つたということをかなり強調されておるわけですが、私は余り個々の問題について、そういわゆる何と申しますか、余り聞くことを愉快と思わない方面を取立てて申上げようとは思わないが、少し腑に落ちないことがある。今まではトランパーであつたが、これからはライナーだというので、ライナーを建造して、そして日本の航権の拡張に資したいという御趣旨がその主たる目的のようであつたのであります。海運局長が来ておりませんので細かい点には触れませんが、一応常識的に考えまして、戦前におけ……

第19回国会 運輸委員会 第13号(1954/03/09、3期、自由党)

○一松政二君 人員と事故の問題で関連質問を……。今大和さんのお話の中に事故の件数をお挙げになつて、人員の問題をおつしやつているようですが、事故の原因が車両の検査不備なのであるのか、或いは運転手の不注意によるのか、ともかく事故の原因はいろいろあるだろうと思います。それが運輸省の自動車行政の欠陥から或いは事故が増加しているのじやないかというような印象を私は受けるのですが、事故が殖えているのに人員は殖えていないというような御発言のようでしたが、その点を自動車局長はどういうふうにお考えになりましようか。事故の件数と人員とはちよつとそう簡単に論断されないと思うのですが。

第19回国会 運輸委員会 第14号(1954/03/11、3期、自由党)

○一松政二君 二十億円の増収を若し国鉄全体の旅客収入に按分したら、一体何パーセントになるのか、或いは何か計算がございますか。
【次の発言】 そうすると一%か一%半くらいな運賃の値上げなら殆んど値上げというほどの声を聞かずして私はむしろ行かられるのじやないか。何だか一、二等だけを二割上げたということは、上げたというよりも、全部をひつくるめて僅かに一%か一%半上げたといいますか、これは人によつて受ける感じが違うか存じませんが、国鉄は端的に一、二を二割上げたという感じを持たせるよりも、国民の受入れる感じが少なくて済むのじやないか。これは人によつて感じが違いますが、運輸省はこれをどういうふうにお考えに……

第19回国会 運輸委員会 第16号(1954/03/23、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと関連して。志免炭鉱の話が出ましたので、一言聞いておきたいのですが、志免炭鉱の従業員の待遇の問題なんです。これは国鉄のいわゆる従業員と、これから今度は炭鉱の賃金の標準とからまつて来るであろうと思うのですが、志免炭鉱の従業員の賃金基準はどこによつておりますか。やはり国鉄並みの中に入つては無論いるには違いないが、その標準は、いわゆる大手の炭鉱の従業員とのすべてを考慮した賃金の基準は一体どういうことになつておりますか。
【次の発言】 先ほど岡田さんからもいろいろ御意見が出ておりましたろうが、あそこの炭鉱を国有鉄道の一部として経営なさることは、今後にいろいろな支障が起るだろうと、私……

第19回国会 運輸委員会 第17号(1954/03/26、3期、自由党)

○一松政二君 私はこの前臨時船舶建造調整法の二条の規定に基いた例の運輸省の出した告示を運輸大臣が廃止して、そうして新らしく出し直すということをここで言明された、あの処置が現在どういうふうになつておるか。まだ告示が出た模様がないのですが、どういう処置をとられておるか。それを先に、これは必ずしも運輸大臣じやなくてもよろしいのですが、どういう処置が現在とられておるのか、大臣が言明されたことがもう大分、二週間も三週間もたつのですから……。
【次の発言】 そうするともう数日の間に公になるということと了解してよろしうございますか。
【次の発言】 それでは具体的に今一応……。私は一昨日日刊工業新聞を見ておつ……

第19回国会 運輸委員会 第18号(1954/03/30、3期、自由党)

○一松政二君 今の耐空証明というものについて、何か日本に来る外国の飛行機は恐らく外国の耐空証明を持つておると思うのですが、何か国際的に、一々検査せずに、これは丁度汽船、船舶の場合のロイドの検査、その他の世界的に認められた検査証明があると思うのですが、その点はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 私はこれは全般に亘つて研究が済んでいないのだから、どういうことになるか知りませんが、この「技能証明の限定の変更」という、この「限定」という文字は、技能にいろいろ段階を限つておると思うのですが、そういう技能証明の限度の問題はどういうことになつておるのですか。その点ちよつと御説明願いたいと思います……

第19回国会 運輸委員会 第19号(1954/03/31、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと踏切のことをお伺いしたいのですが、踏切の、監督局のほうでは人間でやるとそれから自動の点滅でベルの鳴つているやつでやるのと一体どちらがその事故は少いと考えておるか、先ずその点を承わりたいのであります。自動的に点滅してベルを鳴らしておるのと、人間が遮断機を下しておつて而も事故がある。人間が不注意か居眠りをしたかということでよくあるのだが、つまり点滅器の事故によるか、人間の不注意によるか一体どつちが事故が多いと考えるか、むずかしい問題かも知れませんが。
【次の発言】 いや自動点滅のほうが、つまり警報を鳴らしてそうしてもう近くここを通るということをやつているですね。そういう所と又……

第19回国会 運輸委員会 第20号(1954/04/02、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと私遅く来たんだけれども、今の問題に関連して聞きたいが、最初から任期は三年にしてしまつている。一年、二年、三年というのがなかつたのじやないのですか。その点はどうですか、あつたのですか。最初から三年を同時に任命しちやつたんでしよう。最初からだんだんとなるように任命してあるんですか、現在は……、
【次の発言】 一番最初は一年、二年、三年となつているわけですか。
【次の発言】 その点が第一はつきりしないから、今のようなこの残任期間とか、それから補欠の問題がこんがらがつて来るのじやないかと私は感じたのです。大した重要問題でないから、特に但書を取つたり……、ほかのものは但書があつてそ……

第19回国会 運輸委員会 第22号(1954/04/08、3期、自由党)

○一松政二君 この間もちよつと港湾局長に関連して伺つたんですが、或る港湾、いわゆる政令で定むる港湾というか、これは港湾法が施行される港湾と思うのですが、それに個人が波止場をこしらえておるとか、或いは繋船場をこしらえるというような場合に、個人の占用で事足りておる時代はそれでいいわけだけれども、だんだんそこが発展して行つて、どうも個人が独占して、そして他の者にこれを利用させない、或いは直接自分の息のかかつた会社か、或いは個人かの人ならば貸すけれども、ほかの人にはもう貸さないということは、いわゆる港湾を利用する公益的な立場からいうと多少そこに不合理な点が考えられると思う。そういうことについて、その港……

第19回国会 運輸委員会 第26号(1954/04/27、3期、自由党)

○一松政二君 ちよつと関連して港湾局長に伺います。港湾局長の今の御答弁の中に、一時使用の形式という言葉が用いられたのですが、たとえ形式は一時使用であつても、これは定期的に毎日そこへ船が発着するということを海上保安庁なり、或いは管理者に予定される大分県の当局がよく事情を呑み込み、且つ若しそれに牴触するような、差障りのあるような何か規則でもあるようでしたら、それらをも併せて、特に別府の事情を考慮して、たとえ形式は一時使用であつても、これを常時使用するのであるという処置をとられることと思うのですが、念のために、もう一応御回答を願いたいと思います。

第19回国会 運輸委員会 第29号(1954/05/19、3期、自由党)

○一松政二君 第十次造船の問題につきまして、いろいろ新聞紙上に伝つておりますし、この委員会においても、当初大体の方針を承わつたことがございますが、現在の進行状態と、当面これに対する運輸省の考え方を一応大臣から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明を承わりまして、今月も余すところあと僅かに十日しかないわけでございますが、大体今まで承わつておる所を行きつ戻りつしておるような御説明でございますが、それはそれといたしまして、大臣のお見込では今募集すれば、応募者が昨年のように相当殺到するというお見込でございますか、その辺はどうお考えになつておりますか。

第19回国会 運輸委員会 第32号(1954/05/26、3期、自由党)

○一松政二君 私は、最近の都内における自動車交通の取締について、警視庁でいろいろ苦心されていると思うんですが、大体その事故の性質とそれから主に道路交通運送法の取締の違反の対象になるいろいろな事件があるだろうと思いますが、それらの統計的な概要をあらまし先ず御説明願いたいと思います。どういう事故が一番多いか、それからどういうことが一番危険に感ぜられているか、そういう点について一応あらかじめ総論的に御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 今の法規では、自動車の種類又は速度の遅速によつて何にも手加減がなくて一律一体にスピードの制限が行われておるわけじやございませんか。


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 運輸委員会 第1号(1954/12/03、3期、自由党)

○一松政二君 私は前回の委員会において、運輸省に注文をしておきましたそういう資料ができておるか、ただ調べただけでとまつておるか。私は別に資料として提出してもらいたいというところまでは、たしか言つておらなかつたと思いますが、海運局長からそれについて、たしか海運局長はその当時いなかつたように思うのだが、これの輸出造船についての、主に砂糖のリンクの問題なんですが、この問題について、私はいささか質問を試みたいと考えているのです。それで大体、まあいろいろ種類によつて造船の単価は違いますが、第十次造船のいわゆる一万トン級の優秀な貨物船の造船単価は幾らになつておりますか、一応先ずそれから承わりましよう。

第20回国会 運輸委員会 第2号(1954/12/06、3期、自由党)

○一松政二君 私は本案に賛成いたします。  従来随分いろいろないきさつがありましたけれども、これは事情の変化及びその弊害を考えて特別に制限措置がとられたのでありますけれども、だんだん職員諸君なり、地方の事情なりが変つて参りまして、これを修正しても、今庫で恐れられておつたよらな弊害はないということが漸次明瞭になつたので、すでに前回参議院から修正案を出して、そうして衆議院が可決して参つたのでありますから、私は当然賛成すべきものであると考えて賛成いたします。


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/05/10、3期、自由党)

○一松政二君 私はね、航空局長、今とりあえず伺いたいのだけれども、国際航空に乗り出した日本航空、日本のまあ航空事業だな、航空事業は一体世界の水準まで持っていきたい、世界に少くともかなりおくれているのを、これからせめて水準までに持っていきたいというお考えでやっているだろうと思うのですが、その点はいかがです。
【次の発言】 そうすると、現在すでに非常に立ちおくれてまあ立ち上ったわけですが、今これだけの欠損が問題になっているが、私はまだ、先ほど平林委員に答えられたように、そんなに簡単にもうかるとは思わぬ。のみならず、まだまだ日本航空に対する将来の計画について、私は非常に欠けるところがあると思うのです……

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/23、3期、自由党)

○一松政二君 私はいわゆる国際線の競争がますます激化する、それから飛行機はますます新しい大型のものに向う、ことに太平洋ではほとんどウェーキの中継をやらなくてもいいようにパン・アメリカンなどでも考えているということでありますが、そういうことに対して日本航空はどういう対抗策をお考えになっておるのか承わりたい。
【次の発言】 私はこの航空事業のような仕事を、一応国家の要請によって、まず今の日本航空を始めたわけですが、とかく日本人は非常に性急なので、新規な事業を始めて損がいくと、非常にこれはやかましく言う。私は少し実業家出身でもあるために、新規の事業は始めてから二、三年は、どうせもうほとんどすべての仕……

第22回国会 運輸委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由党)

○一松政二君 議事進行について…。僕は、今日初めてこれは上程されております。趣旨の説明があったばかりで、すぐ質問に移っても、こっちはなかなか予備知識を持たないので、この次に譲ってもらいたいということと、それからこの次までに考えてきてもらいたいことがある。それは今岡田君、それから仁田君が指摘したように、改正せなければならぬ理由がわからない。この法律全体としては、改正せなければかくかくのごとき顕著なことがあって、どうしてもこれは改正せなければならぬという、一体差し迫った事情があったのかなかったのか。ただ、技術的に条文の整理かなにかの意味なら、それならそれの意味でこっちもまた考えようがあるけれども、……

第22回国会 運輸委員会 第11号(1955/05/31、3期、自由党)

○一松政二君 海運局長に僕は先日、提案理由のときにちょっと出席していなかったので、さっぱり理由がわからぬということを申し上げたのですが、提案理由の説明を書類の中から出して読んで見たけれども、私はこの不定期の旅客船ですね、これを取締まる、この目的が、私はもう去年、おととしから口をすっぱくして言っているように、何か需給の調節上から、何か必要だというようなことを力説しておられるのですが、私はそんなことは官庁にできるはずはないと前から言っておる。たとえば、今のこのタクシー業者を御覧なさい。これは需給の関係を一番目的にして、その数量から行政区域から、いろんなことを、まあ官庁流に言えば、それぞれ勘案して、……

第22回国会 運輸委員会 第12号(1955/06/02、3期、自由党)

○一松政二君 議事進行。公共企業体の問題を論じたり、あるいは国鉄の経営を論じたりすれば、これは何日あっても私は尽きないと思います。それで私の意見を述べたいし、あるいは質問もしたいと思いますけれども、本日はもうすでに四時二十分過ぎておりすす。(「まだ早いぞ」と呼ぶ者あり)どうかこの程度で今日は一応打ち切っていただいたらどうか。皆さんにお諮りを願いたい。
【次の発言】 運輸大臣は、鉄道の今の赤字あるいは経営について、まあ来年ぐらいは運賃を改定しなければならぬ段階に到達するだろうという大体のお見通しをお述べになられましたが、今さっき高木委員からも話があった通り、結局バス、トラックとの競争になるわけで……

第22回国会 運輸委員会 第14号(1955/06/07、3期、自由党)

○一松政二君 せっかく権威者が寄っておられますから、ちょっと定点観測やその他みたようなことは私の聞こうとする分野ではございませんが、大体日本は地勢的に海洋に囲まれて、そして細長くまん中に背骨が通っておるために非常に気象の変化が、大陸、おもに私はアメリカのことを考えるのですが、アメリカあたりの気象の天気予報と一緒にしたら、また学者の間には誤解があるかもしれませんが、まずごく常識的に考えて、日本の天気予報は最近は少しあたるけれども、どうもあたらん方が多いとか、どうも当てにならんとかいうようなことをよくしろうとは言っておるわけです。それから例の突風などにしましても、なかなかそれが、さっきあなたのお話……

第22回国会 運輸委員会 第15号(1955/06/09、3期、自由党)

○一松政二君 私は別に皮切りをやるというつもりはなかったのだけれども、ほかに質問者がどうもないようだから始めますが、旅客の不定期航路事業というものを今度は特に対象にして、本法の改正を試みられておるようですが、三百幾つとか前の資料にあったようですが、そのうちの主なる不定期航路をやっておるところを特別に私は資料を要求したいと思うのですけれども、まず資料を持たずに、一応海運局長から、こういうところにこの程度の不定期航路をやっておるのだというようなことを、おわかりでしたら御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 私はそういう抽象的な説明を求めておるのではないので、どことどことの島の間に一体どの規模の程……

第22回国会 運輸委員会 第16号(1955/06/10、3期、自由党)

○一松政二君 監督局長からでも総裁からでもけっこうでございますが、この「図表が描く国鉄財政の現状」の中に、五十五頁ですか、ナンバー二十七になっておる「定期旅客の原価と運賃」で、定期旅客が原価が非常に高いにもかかわらず運賃が非常に安い、こうなっておる。この原価はどういう基礎に立って御計算になっておりますか。
【次の発言】 それだけで原価計算はできないだろうと思いますが、あの殺人的なラッシュ・アワーのあの輸送で、電車は五両か六両引っぱっているわけでしょう。あるいはもう少しつないでいるのもあるかもしれませんが、それに乗っている人は、定員の倍か定員の三倍以上も乗っていやしないかと思われるほどの混み方で……

第22回国会 運輸委員会 第17号(1955/06/14、3期、自由党)

○一松政二君 私は運輸大臣に伺いたいのですが、ハイヤー、タクシーの数を許可するということは、運輸省に出願をして、そうして運輸省はその需給状況を見て、そうして足りないか、過剰でないか、そういうことを一応考えて、適当と見定めて許可しているはずなんです。もし現在の状態が多いということになれば、運輸省としては、これは今のあなたの責任を私はあえて問うているわけではないのだが、運輸行政上、何かといえば数を制限したり、数が適当であるかを、いつも何かの標準を定めて許認可するような法律の立前になっておって、一々申請書を出して、届出書だけではなくて免許、今度は例の不定期旅客運送事業なんて、われわれにはちょっとわか……

第22回国会 運輸委員会 第18号(1955/06/17、3期、自由党)

○一松政二君 この「旅客不定期航路事業の主要事例」という資料をいただいて、今拝見しておるのですが、東北から中国、関東に至るまで、非常に零細な事業者のやっておることだと思うのですが、これらが運送秩序を乱しており、あるいは乱すおそれがあるということで、この海上運送法を一部改正なさろうとお考えになっているようですが、今まではこれは届出であって、これからは許可事項にしょう、こういうことなんですが、私は海運局長に伺いますが、現在やっておるものは、そういう、この法律案がかりに一応国会を通過して法律となった場合を想定した場合に、必ず許可申請をするであろうと思うのです。その場合に、現在やっておるものの中で、こ……

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/21、3期、自由党)

○一松政二君 私は三木運輸大臣にちょっと航路運送法のことについて伺いたいと思うのですが、航路運送事業法に今度あらためて、――海上運送法の一部を改正する法律案に不定期旅客運送事業というものが新しく登場してきたわけです。従前は不定期航路というものが、二十三条には、「不定期航路事業を営む者は、省令の定める手続により、その事業の開始の日から三十日以内に、運輸大臣にその旨を届け出なければならない。」というので、おそらく、これは旅客も貨物も一緒であったろうと思うのです。今度は、おそらく貨物については同じことであろうと思うのですが、特に旅客についてこれを許可事項に持っていった。それで、許可事項に持っていって……

第22回国会 運輸委員会 第20号(1955/06/23、3期、自由党)

○一松政二君 ちょっと関連して、その重役の問題について……。先ほど航空局長は国際電信電話会社の例を引かれたけれども、日本航空とは、政府の出資その他は形は似ておるが、事業の性質はちょっと違うと思うが。二十五人の今の定款は、これは合併やらいろいろのいきさつで二十五人となっておったんだろうと思うのですが、人数を制限してきたのは結局、会社の運営よりもむしろ何か月々の手当とかボーナス――ボーナスはほとんどないだろうと思うが、非常勤の人に月々払う給料か何かに目をつけて、結局、滅した方がいいじゃないかというのか、どうなのですか。
【次の発言】 それだったら、先ほど早川さんが言ったように、何か経営上人数が多過……

第22回国会 運輸委員会 第21号(1955/06/28、3期、自由党)

○一松政二君 ちょっと一つだけ、関連質問させて下さいませんか。今の外資委員会にかかっている問題、長くかかりません。  外資委員会の問題に関連して、ちょっと質問申し上げたいのですが、外資委員会に正式に書類を出して、外資委員会は認可しておるということでございますが、認可しておるのでございますか。
【次の発言】 その際に、外資委員会に、そういう船に関する外資のことでございますから、運輸省から委員に加わっているかいないか。いないとすれば、運輸省に対して外資委員会から何かの諮問をされやしないか。その二点について伺いたい。
【次の発言】 わかりましたから、私はもうそれ以上は片岡さんにまかせて、手続上の運輸……

第22回国会 運輸委員会 第22号(1955/06/30、3期、自由党)

○一松政二君 私は、今山縣委員が、過去二、三年のつまり計画造船の割当が、ある程度、まあ山縣さんの御意見に従えば、ゆがめられているような傾向にあったのです。ところが、私は昨年、一昨年あたりに運輸省当局に伺ったところによれば、日本の海運は戦争中から終戦と非常にひどい目にあって、船を沈められてしまって、そしてまた見返りに持っておった特殊預金はほとんど税金でとられてしまったということで、特にめんどうみるのだと、――まあそのほかにもいろいろなことがありますけれども、海運に特にそういう特典を与えてやってきたのだという説明が常に大部分を占めておったのであります。ところが、戦前または戦争中に中に何ら船に関係の……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/07/12、3期、自由党)

○一松政二君 今の高木さんのタクシーの問題は、これは私、ひとり交通運輸だけの面じゃないと思う。金融の問題もむろんあると思うけれども、いわゆる日本の中小企業のこれは一つの模型図であって、お互いに競争が激しいからそういう状態になるのであって、その気息えんえんとして競争していれば、今度はそれにある程度の注射をすれば注射をしたで、また競争するようになる。それで競争状態というものは、私はほとんど永久に消えぬのだろうと思うのですが、世間が景気のいいときには幾らか皆の乗り手が多く、タクシーの料金も上り、あるいは自動車の乗り手もあるということで、しばらく浮き上ってくるけれども、また世間が寒い風が吹いてくると、……

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/07/21、3期、自由党)

○一松政二君 逐条審議に入る前に、一言、運輸大臣に、法律それ自身について一応ちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 私は差しつかえないと思います。
【次の発言】 この自動車損害賠償保障法案に反対している人のおもな理由は、大体保険料が高いということなんです。保険料が高いということは、ひとり自動車賠償保障法案だけではなくして、日本のいわゆる損害保険の保険料は高過ぎる。去年から本年にかけてかなり引き下げておりますけれども、普通のいわゆる火災保険なるものは非常に高いのです。これもその一例にならって、これは損害保険会社がこれを非常に成立を希望しておるといううわさもありますが、もうかるから。私は保険業……

第22回国会 運輸委員会 第27号(1955/07/26、3期、自由党)

○一松政二君 今の賦課金の説明を私はもう一度お願いしたいのだけれども、ちょっと七十八条の賦課金をなぜ取らなければならないかということをもう一度説明していただきたい。
【次の発言】 私は今七十九条を考えていたときに、委員長先に進まれたものだから逆に戻らなければならぬことになるかもしれぬけれども、ちょっと許して下さい。
【次の発言】 七十九条と七十二条の第一項の話はよくのみ込めない。考えておる間にあなた進んだわけですが、これらについて皆さんおわかりになっておるかどうか知らぬけれども、ちょっと読んだだけではのみ込めないので、この点、説明していただけませんか。

第22回国会 運輸委員会 第28号(1955/07/28、3期、自由党)

○一松政二君 今の関連ですが、法律の建前がそうであれば、それは必ず請求してくると思う。いわんや、そういう罪を犯すような人は、そうただで、はい、さようでござるかと、引っ込むようなおとなしい人間であれば、罪は犯さないはずだ。そういう特例であるから、そういうものはやってもいいんだということになると、僕は非常な問題が起ると思う。たとえ一人といえども、法律で許して実際上許さぬということは、僕は非常に困難だと思う。もしそうだったら、そういう人は法律の建前によって訴えてきて、請求権が、国に対して請求権がある。それなら、初めから除いた方がいい。当然私は除くべきであると思う。なぜそういう筋の通らない、何人が聞い……

第22回国会 運輸委員会 第29号(1955/07/30、3期、自由党)

○一松政二君 関連質問……。今運輸大臣のお話を承わっておりますと、これが今は案でございますが、この委員会ときょうの参議院の本会議でもしこれがこのまま通過すれば、法律になる。法律になれば調整はできるが、法律にならなければ調整がむずかしい。法律になればいやが応でも調整せざるを得ぬ羽目に追い込められるから、調整ができる。それで、その調整が四月一日に必ず間に合うようにできるのかどうか。法律になった場合と、継続審議に持っていった場合とに対して、どういうお見通しか、運輸大臣の忌憚のない御意見を伺いたい。  というのは、私が実はもうおとといから心配して、何とか調整をして、そうして衆議院の要望にもこたえ、ある……

第22回国会 商工委員会 第36号(1955/07/29、3期、自由党)

○委員外議員(一松政二君) 私が過日本会議で質問をいたしました関係上、一応委員外議員として発言をお願いをしたわけです。それに許可のありましたことを私は改めて感謝したいと思います。  石炭が基幹産業である、基幹産業であるから、これが非常に経営困難に陥っておるから、これを合理化しある意味において救済しなければならぬというのが、大体の御趣旨のように承わっておるのでありますけれども、一体、石炭業は過去においてなるほど増産その他で政府が世話をやいた時代もございますけれども、朝鮮事変があったりその後の模様を見ると、支那事変が起って以来、石炭は不足の時代ばかりを経てきて、石炭の余った時代はなかった。昭和三年……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 運輸委員会 第4号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○一松政二君 この行政管理庁の勧告の中で、さっき経理局長の説明の中で、一応私の耳にとまったうちの一つだけ問題にしておきますが、減価償却と修繕費というのが一番大きな金額であり、これまた問題であって、修繕することによって耐用年数が延びたり、また新しくある程度そのものが長くできれば、これを資産と見るか、損益で落してしまうかということは、こういった企業体の経営をするときの中心問題になって、それの取扱いいかんによって黒字にもなり赤字にもなる。それがまた考えようによっては、これをごまかしの経理をすれば幾らでも黒字が出るし、いわゆる会社がたこ配をしたなどの原因にもなる。ここは私は先ほどの経理局長の説明だけで……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会 第3号(1956/02/07、3期、自由民主党)

○一松政二君 資料の要求だが、昨年から外航船として、この計画造船以外に許可した船があるわけなんだ。それの隻数、トン数及びその会社名、及びその資本関係、それと、従って利子補給を受けている会社の関係があるわけなんだ。まあこれはあんまり赤裸々に言わなくてもいいけれども、一応開銀に対する支払いの関係と、それから自己資金によって建造したというものとの間にかなりカムフラージュがあるので、そいつを見たいわけだ。これは数が少いから、あんまり重荷にならないと思うが、その資料なんだ。

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○一松政二君 関連して。今の林局長の説明だと、第一極空港の考え方は非常に私は小さいと思うのです。国際航空は、DC6はもうすでに過ぎて、DC7であるし、それからもう四年の後には、羽田あたりにはジェットの輸送機が飛んで来ることは御承知だと思うのです。それから甘木航空だって、一九六一年には五機の注文、これは予備注文というか、順番をとるためにそれだけの手続はしてあるのだから、もうジェットの大型輸送機が発声することは、もうパン・アメリカンは一九五九年から六〇年に羽田に来るのだから、だから、国際航空というのはほとんどジェット機に変ることは、もう二・三年先の問題ですから、少くとも第一種空港である以上は、そう……

第24回国会 運輸委員会 第9号(1956/03/09、3期、自由民主党)

○一松政二君 今政府委員から、大倉委員の質問に対して、うわさを聞いていないと。今業者が持っていけば早いし、個人が持っていけばおそくなると。従って、業者はおれにまかせろと。これは修理工場に入ったら、それはもうどの修理工場でもそう言っておりますから、あなた方の耳に入らぬといえば、これは入らぬ方が不思議なんであって、それはおそらく、またそういうことは、お互いに顔なじみであるということが、以心伝心にものごとを早くしたり、ものごとがスムーズにいく原因にもなるから、それが全部陰で何かおかしいことなんであるという問題に、直ちにはならぬ。ならぬけれども、どうも方々に協力会とかなんとかいう看板がかかっておって、……

第24回国会 農林水産委員会 第17号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○一松政二君 農林省からの出席者は管理部長一人でございまして、その点に対しては私はいささか不満でありますけれども、衆議院との競合によって出られたというようなお話もありましたから、一応管理部長を通じて私の質疑を続けたいと考えます。  農地法の問題については世上いろいろ議論があって、昨今では、いわゆる農地改革の行き過ぎを是正するために全国に解放農地の補償連盟というものができて、昨年十二月の十四日に旧国技館において四万あるいは五万に達する人が全国から集まって、まことに静かにデモンストレーションをやったことは御承知の通りだと思うのでありますが、私はなぜそういう問題が起ったかという根本にさかのぼって、少……


一松政二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

 期間中、各種会議での発言なし。

一松政二[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

一松政二[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|
一松政二[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。