加藤正人 参議院議員
2期国会発言一覧

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加藤正人[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤正人参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

加藤正人[参]本会議発言(全期間)
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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、緑風会)

○加藤正人君 私は緑風会を代表いたしまして対日平和條約並びに日米安全保障條約の締結に賛意を表するものであります。(拍手)  先ずその賛成意見を表明するに先だち、和解と信頼の精神を以て快く我々を自由世界の一員として迎え入れてくれた米国を初めとする自由諸国家の友情、殊にこれらの国々の間を直接斡旋に当られたダレス氏の御労苦、並びに戰後日本再建に深い友愛とよき指導を與えられたマツカーサー元帥並びにリツジウエイ大将に対しまして、国民の一人として衷心感謝の念を禁じ得ないものであります。(拍手)而して、それと同時に、曲りなりにも日本をここまで導いて来た政府の労を多とするものであります。(拍手)  過去六年の……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第21号(1953/02/03、2期、緑風会)

○加藤正人君 経済問題を中心として若干の質問をいたしたいと思います。  先ず第一に、総理に対し、政策の混乱乃至矛盾についてお伺いしたいと思うのであります。我々が独立を回復して初めて本格的な予算を我々の見解に基いて自主的に編成することができることは、誠に御同慶に堪えないのでありまするが、それと同時に、政府の施策に種々の混乱或いは矛盾が現われ始めたことは誠に遺憾であります。例えば、国税は減税を断行したが地方税は増税せんとしておること、又減税はしたがそのために財源が不足して、好ましくもない公債政策をとらざるを得なくなつたこと、又金利を引下げようとしておる半面、財政より来るインフレを抑制するため高率適……

加藤正人[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

加藤正人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 通商産業委員会 第2号(1950/07/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 この問題につきましてはいろいろ先程から御意見が出ておるようでありますが、いろいろこの取扱商品の種類によりましても事情が違いましようし、日本の経済の現状についても判断の如何によつても違うと存ずるのであります。尚又現在の朝鮮事件が局地的に幸いにして治まるか、或いはこれが非常に発展して大きな戰争に移行するかというような判断の如何によつても違うのでありまして、これらの大きな問題は政府の御調査によつてお聽かせを願うことができると存じますけれども、ただ個々の商品については現在自分達の当つておりまする職業上の関係から、端的に私は申上げることができる範囲に止まつている。この朝鮮問題の経過如何とい……

第8回国会 通商産業委員会 第7号(1950/07/28、2期、緑風会)

○加藤正人君 六千七百万ドル、これははつきりおつしやらなかつたのですが、外貨は殆んどが貿易の利益の蓄積ですか。
【次の発言】 單一のものではありませんね。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、2期、緑風会)

○加藤正人君 今古池さんからお確めになつたのは、小高支所だけの問題ですか。川俣支所を本所に昇格するということについても、その必要があるかどうかということについて確められたいというのですか、小高支所だけの話ですか。
【次の発言】 そうすると、小高支所に関することだけがまだ残つておるわけですね、
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 この第一条の事業資金の融通ということになつておりますが、それの範囲はどういうふうに解釈していいのですか。設備、運転資金というのは無論いいには違いないですが、その他思惑といつてはなんですけれども、いろいろ材料を買うとか、赤字を補填するというものとの見分けはどうして……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 通商産業委員会 第閉会後2号(1951/07/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 只今大臣から今後の通産省の方針について縷々御説明がありました。全く非常に重大な時期でありまして、この際に新規に通産大臣に就任された高橋さんとしては、誠にやり甲斐のある仕事がたくさんあつて、ますます御精進のほどをお願いしたい。  目下只今お触れになりました問題のうち、最も重大だと私たち思います問題は、従来輸入原材料の引取資金の問題が、我々繊維業界の大きな問題であつたのでありますが、これがまだ十分に我々として納得の行かない段階にあるときに際しまして、最近は輸出品の海外の引取りが甚だ緩慢になつて参りました。それは米綿の作付反別の増大、収穫の大きいということに脅威を受けて、先安見越しのた……

第10回国会 通商産業委員会 第3号(1950/12/13、2期、緑風会)

○加藤正人君 原綿につきましては、私は当業者として非常にこれを心配しておるのであります。只今局長から御説明になりました通り、米綿割当の五十五万俵と、最近割当られた十四万三千俵、それから六十万俵割当中の日本向け割当が十二万八千俵、これすべてお話の通りでありますが、特需用の十万俵というものがまだはつきりせんので、一昨日も私はマグダーモツト氏のところに参りまして確かめたのですが、大体よかろうと、今後努力するがというようなことで、余りはつきけした答弁がなかつたのでありますが、更に四月以降の日本向けの割当はどうかという質問に対しましては、日本、ドイツの割当が比較的多いものであるから、英国その他が非常に憤……

第10回国会 通商産業委員会 第6号(1951/02/08、2期、緑風会)

○加藤正人君 纖維局長にちよつと伺いますが、今綿スフのかたからも御議論がありましたように、又紡績協会のほうの会長からもお話がありましたように、政府綿の切れ目ですね、まあ大体四月以降、何とかこれを公定価格の問題を解決しなければならんのでありますが、幸いにして纖維局は我々の主張に大体同調されておるように伺つておるのでありますが、物価庁が何かこれに対しては多少違う意見を持つておるようであります。従来とかく物価庁はああいうふうな傾向になるので、この問題については纖維局が一等よく真相に通曉されておるのでありますから、いつも我々の主張と必ず一致するのは纖維局であります。そういう意味からいつて、纖維局の御方……

第10回国会 通商産業委員会 第8号(1951/02/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 戰時中には政府が補助金を出したりして民間の塩の業者が製塩をやつておりましたが、今後ああいうふうな計画を又されるようなお考えはあるのでしようか。
【次の発言】 中共塩というのはこの頃諦めておるのですか。
【次の発言】 石炭の方面でも開らん炭に話合のものが残つておるのを、最近絹布を供給することによつてバーター制の形式で相当入るようになつたという実例があるのですが、向うは非常に綿布を欲しがつておるのですから、そういう話もしいいわけです。開らん炭に対する綿布のバーターのように、塩に対しても綿布のバーターで、最近我々は開らん炭をとるために相当手持の綿布を出した経験がありますから、そういうこ……

第10回国会 通商産業委員会 第11号(1951/02/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 今専門員から御説明がありましたが、私はこの陳情者の関西経済連合会に関係しておる者として、陳情の趣意をもう少し徹底させたいと思うのであります。要は、輸入が今日一層必要な問題になつておる。然るに、このユーザンスは四カ月というように期限も延びたのでありまするが、最近大蔵大臣は、物資によつてその期限をいろいろ按配しておるというようなことであつた。又今日の安本の計画というもので見ると、四カ月というようなことを言つておるので、さつぱり今後の方針がぐらついておるように我々は思うのであります。甚だ心許ないように感じます。で、ユーダンスによつて多少ゆとりができたようなものの、まだ輸入原料を確保する……

第10回国会 通商産業委員会 第13号(1951/03/01、2期、緑風会)

○加藤正人君 今五藤さんでしたか、例の富裕税に関して非上場株の評価の問題ですが、それらについては次官からあとで又よく研究してというようなお話がありましたが、これは目前に迫つた問題でありまして、これは何とか早く解決して頂きたい、こういうふうに思うのです。  なおそれに関係して事業者団体法の話も出たのでありますが、今日は協同組合の問題が主でありますから、事業者団体法のような重大な問題は今ここで論理ができないと思いますが、これは日を改めて一つここで論議をして頂くことに……、今日は公取のかたも折角見えておりますけれども、これは別個の問題として非常に重要な問題と私思いますので、是非お願いしたい。近い機会……

第10回国会 通商産業委員会 第15号(1951/03/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 結局染色加工してでき上つたものがきず物であるとか、不合格品であるとかということになりますと、結局国民経済上損失でありますから、大体輸出向けに使われる綿糸というものもふるい分けができますし、従つて生地綿布もふるい分けができるのですから、それが加工して初めて不適格品になつた。而も輸出の柄を入れた、内地に転用が非常に困難だというようなことは、結局非常に国民経済上の損失でもありますから、できるだけ今の御趣意のように、広い意味においてできるだけ、その各工程の段階において検査を自主的に行い得るようにこれからお考え置きを願いたいということを以てこの点の御質問を終りますが、続いて伺いたいのは、こ……

第10回国会 通商産業委員会 第16号(1951/03/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと伺いますが、輸出品取締法の第三條の製品、及び第四條の製品は、第五條で官報の公示を義務付けているのでありますが、第七條についてはさような表示が法文のうちに謳つてありませんが、どういう形式で指定を行うのでありますか、第五條におきましては、「経済安定本部総裁の同意を得てこれを定め、その施行の期日の少くとも三十日前に、これを官報に公示しなければならない。」というように書いてありますが、この点はどういうふうになりますか、更に又どういう品目を指定するおつもりでありますか、そういう品目に対する予定、それから今後どういうものがこれに指定されるという見通し、更に又検査の設備とか、検査人の資……

第10回国会 通商産業委員会 第17号(1951/03/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 この法律は今まで皆さんのおつしやつた通りでありまして、この法律の制定されましたときには日本の経済を民主化して自由公正な取引を行わしめる、それがためには消費者の利益を考えて生産者の利益などは多く問わず、又経営がうまく行くかどうかというようなことも余り考えられなかつたのでありますが、だんだん時勢が変りまして、今日は関係方面でも日本の経済自立ということについて非常に熱心に助力をして頂いておる今日であつて、かような法律が残つておりますことは、自主統制の面においても非常な支障になりますので、一日も早く大幅に……、各条項検討して見ますと、どれもこれも今日の自主経済確立に皆邪魔になるものばかり……

第10回国会 通商産業委員会 第34号(1951/05/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 私も小野委員と同じような考えで、一昨日、昨日来の公述人り公述を熱心に承わつたのでありますが、それぞれいろんな特別な関係者であるだけに非常に我々啓発されたところが多いのでありまして、今小野委員がずつと質問されましたが、私は御答弁がどういう御答弁があるかと思つて興味を持つて聞いておつたのですが、大体そのうちで最も私は重要だと感じますことは、審議会の構成の問題なんです。今お答えを承わつておりますと、中央地方に関係するものであつて非常に重要である。政府がこれに指導的でなければならんというようなお話もありましたが、そういう重要なものであれば、なお更私は学識経験者を入れる必要があるのじやなか……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/26、2期、緑風会)

○加藤正人君 二十五億というと大したものじやないと思いますが、そんなことで賄えるお考えですか。
【次の発言】 安く供給された物資を政府の意図に反してほかに流したような場合には、この前ニツケルの御説明のときでも、時価と、安く供給された値段との差額の倍額を追徴するというようなことになつているようですけれども、そういうことがわかつてからそういう処置がとられるのですか。あらかじめそういうことを監視する機関でもあるのですか。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/10/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 アメリカのケム・アクトの適用は日本にはないというようなことが何かに書いてあつたのですが、あれはどういことになつておりましようか。
【次の発言】 というのは、戰略物資でないというのですね。
【次の発言】 例えば纎維製品が許された、纎維品のうちでも例えば重布とかコツトン・ダツクとかいうものは軍需品ですね。けれども今許された綿布の中にはそういう分類によつて許されないものもあるのですが、総括的に許されているのですか。

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 九條の二の指定法人では百分の五十、金融機関では百分の七十五と言いましたね。あれはどういう意味から来ているんですか。
【次の発言】 計算上のあれじやないのですね。気持の上で第一次第二次で……。
【次の発言】 中小企業信用保險法の一部を改正する法律案というものに直接の関係がないことですが、いいですか。
【次の発言】 今私が聞いたのですが、緑風会の奥むめお君が一昨日の晩イギリスに発ちました。それでやはり緑風会の議員の小林政夫君に頼んで行つたそうですが、その頼んで行つたことを又小林君から僕に申入れるということになつたので、政府の御意見も聞いておきたい、又同時に委員諸君の御意見も聞いておき……

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/22、2期、緑風会)

○加藤正人君 今栗山委員の御質問のうちにもありました通り、非常にドル不足でポンドは溜りつつある。これはいろいろな関係もあるでしようけれども、この間の日英会商でドル・クローズが廃止されたあの決定の影響が大分あるように思います。現在では五千万ポンド以上にもなんなんとしておるというような状態でありますが、これは会商において英国にしてやられたということはもう明かであります。それがために一部修正を申出るというようなことを聞いておるのでありますが、恐らくそれはこのままにしておいては、これに対する何か適切な対策がない以上には、非常に日本が貿易上困難を来す。先ほどもお話のあつたように、紡績業界などでは三割も高……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、緑風会)

○加藤正人君 時間もありませんので成るべく簡單に御質問申上げます。私は今度の平和條約を、政府の宣伝せられておるように、いわゆる和解と信頼の條約とは必ずしも思わないのでありますが、何事にも慾には切りがないのでありまして、一度冷嚴な敗戰の咎、又無條件降伏ということを想起いたしますときに、この程度の條約なれば先ず以て忍ばねばならんと思うと同時に、これをここまで仕上げるために世界各国の間を斡旋されたダレス氏の御苦労に対しては、深厚なる謝意を表するものであります。從つてそれに伴つて締結さるべき日米安全保障條約にも同様の賛意を表するものであります。なお昭和二十五年二月に締結された中ソ同盟條約が、その第一條……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(加藤正人君) 次は平林委員の御質問を……。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、緑風会)

○加藤正人君 ここで毎日各委員が熱心に質疑をされておりますることは、この條約はすでに調印済のものでもありますし、今更どう変更するということもできないものでありますけれども、日本といたしましては、この條約を調印した以上、この條約締結後に当然来るべき結果、その影響に対して正確な認識を持ち、あらかじめそれに対する心構えを作ることにほかならないと思うのであります。私はその意味において質問いたすわけであります。皆さんも無論そういう意味で質問なすつておるのであります。特にこの国際貿易に関する点については、その必要が大であると思います。  そこで通産大臣は、又問題によつては外務次官に御回答願うこともあると思……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 そのことは前回私が質問をいたしましたときに総理から同様なお答えがありまして、至極、私、又全般の事業界が非常に安心をいたしたと思うのであります。併しながらその後この問題についての取扱の経過を私がそれとなく調べてみますると、意外にも総理のというか内閣のほうでは、これを敬遠して、安本のほうに移し、安本も又その取扱を避けて目下公取の手にそれが移つているということを聞いたのであります。そういう次第でありますと、現在公取というものはこの法律の執行の実情を監視いたしているような機関でありまして、さような機関にその問題を移されましても、これは甚だ不適格者であると私は思うのであります。そういつたよ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、緑風会)

○加藤正人君 だんだん私の時間がなくなりましたが、この條約はいろいろ逐條的に御意見もあるようでありますけれども、大体において私はこういうふうな結果に、こういう條約を結ばなければならなくなつたという結果に到達いたしたことは、これは当然でありまして、我々はこれを了承するものであります。恐らくこれに反対される諸君も、自分たちが反対すればこの條約が駄目になるというような場合であれば、恐らく反対はされないだろうと思う。自分たちが反対してもとにかく何とかなるんだろうという安心の下に反対されているのではないかと私は思うのであります。併しながら和解と信頼の條約と申しましても、個條的に見ますれば必ずしもそうでな……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)

○加藤正人君 これはもう一昨日、昨日で大分御質問があつたのでございますが、どうもまだ私ははつきり徹底しませんから、もう一度伺うのでありますが、第六條の、この「重要産業に属する事業で政令で定めるものを営む者」、こういうのでありますが、それは基礎産業というようなお話でありましたが、はつきりと業種がきまつておらんのでありましようか。その点をちよつと。
【次の発言】 それじや通産省にお伺いいたしますが、抽象的のことを言つておりますとお困りでしようからはつきり申しますが、例えば繊維工業の中の化学繊維工業というものはどうなりますか。
【次の発言】 そういたしますと、化学繊維そのものの製造はお考えになつてお……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/01、2期、緑風会)

○加藤正人君 あの日英支拂協定というのは改訂時期というのはいつになつておりますか。
【次の発言】 そうすると、今年の九月一日頃から、又その前から話合いが始まるわけですな。
【次の発言】 そうすると、今問題になつておりますドルクローズ廃止というような面について、その後日本に対する影響が惡かつたとすれば、それらの点について改訂というか、事実が証明しているというような意味で交渉が再開されるような機会もあり得るのですね。
【次の発言】 私はこの間大阪で非常に不思議なように感じたことがあるのですが、外国為替のエキスパートだと思つて我々ふだん尊敬しておる人が、ポンドが非常に過剩になつた問題について我々非常……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/05、2期、緑風会)

○加藤正人君 産業界の安定に関する問題について討議をされるのでありますが、私は綿業界に関する安定についていささか政府の所信をお伺いしたいと思うのであります。先ず私の御質問いたしたいと思います点を全部一度朗読いたしますから順次お答えを願いたいと思います。  今や我が国の繊維関係商社を中心とする我が国貿易界は未曽有の危機に直面しておる。金融の梗塞、手形取引の麻痺に起因する商社の倒産は、すでに昨年四月頃より問題となり、七月の頃より、更に十月末より十一月にかけて次第に具現し、今や二、三月危機が叫ばれるに至つた。而も商品売掛代金の決済難は、商社と直接取引関係を持つ紡績会社にしわ寄せられ、勢い紡績会社はか……

第13回国会 通商産業委員会 第14号(1952/02/29、2期、緑風会)

○加藤正人君 今日は大蔵大臣が見えるというお話でありましたが、私は大蔵大臣に質疑する点が多いのでございますけれども。高橋通産大臣のお考えになつている考え方と、我々の考え方は大体において似通つているという点で、通産大臣に対する質問は割合に少いのであります。  併しながら、私は二、三簡単な質疑を試みる前に、この問題について感じた点を率直に申上げますと、このポンド過剰対策の措置というものが、甚だ勿卒の間に忽然と発表されました。輸出に関する業者は非常なシヨツクを受け、勢い海外に対する影響は甚だよくなかつた。なおこれがために輸出商談が停頓しているというような不幸なことがあつたのであります。これは誠に私は……

第13回国会 通商産業委員会 第44号(1952/06/09、2期、緑風会)

○加藤正人君 鈴木さんにちつと………、中共貿易のお話がありましたが、決済の方法ですね。或いはスターリングとか、或いはUSドルのような、他から拘束を受けるようなパウンドやドルの決済方式をやめたい。日本と中共が相対で決済するような方式をとる必要があるというようなお話がありましたが、それはバーターという意味ですか。
【次の発言】 バーターで決済することもできるでしようが、併し三千万ポンドというような大量なものそういうような方法で決済できるでしようか実際問題として……も
【次の発言】 それからこの間今度の中共の会議へ出た帆足君などに対してはあなたのほうの会としては代表権は与えた覚えはないというような、……

第13回国会 通商産業委員会 第52号(1952/06/18、2期、緑風会)

○加藤正人君 先ず第一に承わりたいのですが、この輸出業者のデイフイニシヨン、定義の中にいわゆるメーカーをはつきり書いてないのでありますが、実際としてはこの前の御説明のときに取引きをしたいという意思があり、その能力があればこれは輸出業者として取扱うことができる、こういうふうに言われたのでありますが、これははつきりと明文化されたいと我々は思つておるのです。例えば我々に対して陳情する向きなどの文書を見ますと、貿易界のごときは輸出業者だけにこれは限らなくちやならないというように書いてあります。又逆に化繊協会とか紡績協会というようなところではこれははつきりと明文を以て書いてもらいたい、明示してもらいたい……

第13回国会 通商産業委員会 第53号(1952/06/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 私は前回に第五条についてもう一項、三原則を四原則にしたらどうかという……。協定ですね、第三国が仕向地に協定をして輸出して来た場合に、これと対抗するためにこつちも協定をするという一つの協定の場合を、これに追加することができぬかといつたところが、公取が、私が答弁すべきではなかろうけれどもと言つて、代つて答弁されたのですけれども、通産省でもあの答弁で差支えない、と思われるのですか。その点について……。
【次の発言】 まあこの法文の趣旨として公正なる取引というようなことを謳つている関係もあつて、そういうようなお答えがあるかと思うのでありますが、とにかく輸出伸長を狙わなければ何もならんと思……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 私も大体緑風会といたしましては、昨日この点について緑風会の多くの人の意見を徴した形になつておりますから、緑風会を代表してと今回は言い得ると私は思いますから、緑風会を代表して本案に賛成をいたします。  今日我が国の貿易商社はときとして海外に対して競つて安売をする、或る一商品に対して海外の競争国がおのおの代表的の單一の指値を提示しておるにもかかわらず、日本は実に十九社がこもごも競争するというようなことがあつたのであります。それがために非常に貿易競争上不利を来たしたことが多いのであります。これが即ち安売をすることになりますので、仕向地の輸入商社はこれを非常に不安として見ておる。結局日本……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○加藤正人君 最近のポンド過剰の対策としていろいろ昨今新聞上に報道されておるような対策が行われんとしておるのでありますが、昨今の新聞に書いてある対策は、主に大蔵省方面の立案にかかるものらしいのでありまして、全く暫定的の措置であるというようなことが言われておるのであります。これはできるだけ我々といたしましては、通産省がこの方面については常にほかの官庁よりも主務官庁であるために、貿易などの点については、それが商社に対する影響であるとか、将来の市場に対するいろいろな影響というようなものを勘案する資料もあり、そういう点もあるように考えております。あれはこの二、三日の間の新聞に報道せられておる通りに行わ……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/03/03、2期、緑風会)

○加藤正人君 通産大臣及び外為委員長に対しましては、過日通産委員会で一応の質疑を行いましたが、なおまだ二、三の残した点もありますので、お尋ねいたしたいと思います。私のはそう大きな問題ではないのでありますから御安心を願いたいと思います。先ずこの段階において輸出を或る程度抑制し、輸入を振興せしめるということはもう止むを得んことであります。これがために多少の犠牲は忍ばなければならん。ただこの対策がいわゆる角を矯めて牛を殺すような結果にならんようにということを私は念願するのであります。政府の御発表によりますと、ポンド地域向けの輸出は輸入と均衡するように年間六億五千万ドル、これが計画であるそうであります……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)

○加藤正人君 二、三の点について簡單に御質問いたします。今世上問題になつておりますポンド過剰対策としてとられました今回の為替措置は、政府部内において完全な意見の一致をみないままに唐突に実施せられましたもので、このことが如実に示しておりますように、従来の経済、貿易政策の肝心の金融政策がこれに伴いませんために、何ら有機的な効果が期待し得ながつたのであります。政策の立案そのものも各省間に十分の速撃がとられていない憾みがありました。今回のごとく業界に非常に大きなシヨツクを與え、輸出が一時停頓するような大損害を招いた。かような損害は避け得る損害であります。誠にこのことは遺憾に我々は考える次第であります。……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 通商産業委員会 第13号(1953/02/23、2期、緑風会)

○加藤正人君 僕は前に出ていなかつたのでちよつと……或いはお聞きになつておるかも知れませんが、これは非常に結構な法律だと思いますが、その中で第四條にある、つまり品質の悪い商品の輸出を禁止し、できる範囲を拡げるということでありますが、四條に、「主務大臣は、輸出品の品目を指定して、その各々につき、保健、衛生、安全若しくは純度に関する最低の標準若しくは包装條件又は通常の用法においては正常の機能を果すことができないような輸出品の輸出を防止するための最低の標準若しくは包装條件及びこれらの標準又は條件に達している旨を表示すべき様式を定めることができる。」これはむずかしいことだと思うのですが、或る商品が「純……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1953/02/25、2期、緑風会)

○加藤正人君 五条の三ですが、「その許可をすることによつて当該武器の製造の能力が著しく過大にならないこと。」というように抽象的になつておりますが、「著しく過大」というような程度はどういうものなんでしようか。
【次の発言】 それは何ですか、個々の企業のキヤパシテイをいうのでなくて、同一の武器を製造する企業の、どのくらいの数があるか知らんが、それの全部の数、総計の数量という意味ですか、個々の企業の能力の点を言われておるのですか。
【次の発言】 それからもう一つ伺いたいのですが、武器の種類ということが謳われてあるのですが、銃砲弾とかいろいろな仕訳がありますが、ただこれを見ると、簡単ですけれども、例え……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、2期、緑風会)

○加藤正人君 ちよつと伺いますが、船舶、重機械類が割高で輸出がしにくいというようなお話がありましたが、目下各国と比較してどのくらいな程度割高になつておりますか、お調べになつておりますか。
【次の発言】 続いて伺います。だんだん狭ばまつて来るということは、合理化が促進されて狭ばまつて来るのか、或いは何か特別な保護政策の実効が現われて来てそうなつておるのですか。どういう意味ですか。
【次の発言】 今お話の中に、我々の苦慮するものは商社が曾つてない非常に弱体化されて来たということで、これの強化策を講じなければならんというお話がありましたが、その一つの方法として、最近通産委員会でも、小笠原通産大臣が、……

第15回国会 予算委員会 第14号(1952/12/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 現在将来を通じて日本の最も緊要な国策であるところの貿易対策に関しまして、以下大蔵大臣、通産大臣、外務大臣の所見を伺いたいと思います。  貿易問題につきましては歴代の担当大臣が申合せたように、その重要性を口にしておりながらその政策は極めて微温的であり、又糊塗的であつたことは今更これを例示するまでもなく、あまねく周知の事実であると思うのであります。併し新内閣におきましては、幸いというか、或いは事態の深刻さがおのずからそうさせたのかわかりませんが、とにかく貿易問題を相当重要視し、真剣にこれと取組もうとしておる態度が窺われることは多とするところであります。特に通産当局においては、財界の年……


加藤正人[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第1号(1950/07/18、2期、緑風会)

○加藤正人君 この附加価値税の問題でありますが、徴税技術に関することについてちよつと承わりたいと思います。附加価値税については従来地方自治庁の案によりますと、その課税対象が明確でなく、理論上附加価値と認められないものまで混入するというような危殆があるのであります。即ち地方自治庁案の控除式方式をそのまま採られるのであるか。税率等の問題も相当無論重大でありまするが、業者の納税手続というものが非常に煩雑になりまして、この点から非常に困難を予想されるのであります。若しこれを加算方式といたしますと、損益計算上の利益に棚下し資産及び固定資産の増減並びに減価償却についての調整を加えて、附加価値上の利益を算定……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、緑風会)

○加藤正人君 附加価値税二十五年度の徴税予定額は四百二十億ということになつておりますが、その予定徴税額を上げるために四%の税率を適用される、いろいろ方々の経済団体党で調査いたしますと四%では少し超過……少しじやない、大分徴税額が超過するのじやないかという研究をされておるのであります。この点について政府はどうお考えになりますか。
【次の発言】 そうするとこの課税客体はどのくらい見ておられるのですか。
【次の発言】 どのくらいですか。
【次の発言】 つまりそれに対して四%をかけたら果してどのくらいあるか。
【次の発言】 ざつと二兆になるのですか。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第4号(1952/06/11、2期、緑風会)

○加藤正人君 多田さんにお伺いいたします。この修正案を拝見しましたが、私のほうもかねて修正案を用意しておつたのでありますけれども、大分この前も何したのでありますが、幾分手ぬるいような感じがいたすのであります。併しだんだんいろいろ、お話を承わつて見たり、いろいろな客観情勢に鑑みまして早急にこれを我々の思う通りに修正するということが、必ずしもすべての点において有利でないというようなデリケートな点もありますことを考えますと、今多田さんから御説明になりました程度の修正で今回は我慢をしておくよりいたしかたないように私個人としては今は考えておるわけであります。併しそれはその修正の根本に触れる問題ではないの……

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○加藤正人君 第二章の三條でありますが、試験研究者に対する補助金の何でありますが、これは例えば機械設備等の試作というような発明的なものに限るのでありまして、海外が、すでに特に米国などは非常に発達しておるのであります。業種によつては約三十年も日本は遅れておるというようなときに、今から試作研究に補助するというようなことを言つておつては、アメリカなどでは三十年も進んでおるというようなものに対して、ぼつぼつ今から研究にかかるというようなことで、この法案提出の趣意に副うような結果が得られるのであろうか、どうか。先ず第一に我々はすでに相当高度に発達しておるアメリカの機械設備を輸入して、そうして日本のベーシ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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