重盛寿治 参議院議員
2期国会発言一覧

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重盛寿治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは重盛寿治参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

重盛寿治[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第42号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 只今上程されました国家公務員災害補償法案の内容に対しまして、社会党を代表して反対を表明いたします。  本案は労働基準法と均衡をとること或いは民間給與との調整を図ることを主眼としておりまするが、労働基準法は最低額の補償を義務付けておるものであります。本法案は補償金額を法定するものであつて、基準法とは法律の建前が異なつておる。従つて基準法の最低額を本法に定めたことによつて最も劣悪なる法文が制定せられるということであります。民間労働組合としては団体交渉或いは労働協約等によつておおむね基準法以上のものを支給しておるからであります。  本法案は新恩給法の制定を控えてそれまでの暫定措置である……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第14号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 私はこの際、行政整理に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党を代表して、行政整理の一環として論議されつつあります定員法に関して緊急質問をいたします。  国家財政の均衡を図り、減税をやるのに、労働者の首切りによつて財源を求むるがごとき方法は、すでに過去の政治法則であります。而も戰前のごとく胃腸病患者や肺結核患者を続出せしめたる時代と、労働條件の異なつて来ておることをお忘れになつておるようであります。常に法律を振り廻す政府諸公が、労働法規だけ無視して、一握りの退職金さえ出せば解決付くものだというような、勤労階級をして奴隷扱いをなすがごときことは、断じておやめ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、五月一日宮城前の広場に起りましたところの暴行事件に対しまして質問をいたします。  総評を中心といたしますところのメーデーが民主的に而も又秩序整然と行われたのでありますが、これが終了後、宮城前広場において起つた一部分子と警察官との間に暴力行為が行われ、多数の負傷者並びに死者まで出しましたる無謀なる騒擾事件に対して、我が党は、如何なる理由があるにせよ、かくのごとき暴力行為は絶対に排撃するものでございます。(拍手)併しながら、今回のこの暴力行為が絶対に避けることができ得ない性質のものであつたかどうかと言いますると、これは、政府の方針如何によつて……

第13回国会 参議院本会議 第66号(1952/07/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 私は社会党の第四控室を代表いたしまして、只今議題となりましたところの労働関係調整法一部修正に関する法律案、その他二法案に対しまして、労働委員会におきますところの修正案並びに修正以外の原案に対しまして賛成するものであります。  併しながら、我が党はこの法律に無批判的に賛成するものではなく、むしろ原則的には、労調法であるとか、労働組合法であるかとか、或いは労働基準法というようなものが、我が国の現在の段階においては改正する必要がない。このことを主張するものでありますが、ただ今回の改正に当つては、先ほど来よりの御説明の通り、相当程度二院制としての参議院の意義を法律の改正と共に活かして来た……

重盛寿治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

重盛寿治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 人事委員会 第閉会後1号(1950/09/15、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 総裁は来るのですか。
【次の発言】 総裁は今日は来ないのですか。
【次の発言】 地域給の二五%が適当であるという根拠を少し御説明願いたい。
【次の発言】 それで地域給はさつき一番初め承わりましたが、どこは幾らにするかということははつきりされなかつた。これは結局今度のベースの中に含まれておる地域給の総トータルの中でどこがどういうふうになるか。例えば東京が今まで三であつたのが二・五になつた、こういうふうに減つた分が北海道に出るか、愛知に行つて殖えるか知らんが、そういうトータルは変りがない。予算の地域給の中で二・五にしたり、今まで例えば零であつたところでも今あなたが言うように物価差だけ……

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/19、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 一、二の人が済んで、官房長官の御都合ばかり伺つておつてやつたのでは困るのだが、全部が質問をし、基本的に伺つて置かなければならないことがあると思うのです。冒頭から僕が言うように、人事院の方から総裁が顔を見せないし、官房長官が帰つてしまつたんじや、人事院の将来の運営にも関係するし、一人々々短時間でもいいのであるから時間を限つてやつて貰いたい。
【次の発言】 その前に又四時から更に官房長官が来るのですから、どこにおるか知らんが、人事院総裁は旅行しておるわけじやないから、だから探して出てこさせ、政府の責任者と人事院総裁のいるところで聞かなければならんところが沢山あるのですが、そういう運び……

第8回国会 人事委員会 第3号(1950/07/20、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 その問題は、やはり僕はこれは委員長の責任もあろうと思う。あろうと思うが、最近の人事委員の全般の性格に関して、折角人事委員になられた諸君も、この実態の姿の中に入つて人事委員の使命が遂行できるかどうかというと、基礎のゆるんだ人事委員会の姿に希望を失つて出て来ないのだと思う。そこで今日は人は少いが、初めて総裁が来られたので、甚だ申訳ない次第ですが、一応総裁の御挨拶を頂戴したいと思う。
【次の発言】 官房長官と総裁と両方に対する質問になろうと思いますが、至極廻りくどくなるが、先程総裁が言われたように、先般労働組合法が改正せられまして、労働組合の基本的人権の確立、或いは待遇の改善問題等は労……

第8回国会 人事委員会 第4号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 今までの答弁をお聞きしておると、非常に露骨に申上げますと、一応衆議院の方でも態度が決まつたし、それからこの参議院の人事委員会の方もこの場で答弁をして言い拔けして置けばいいのだというようなことの感じが多分に我々は受取れるのですが、少くとも国務大臣であり、而も全官吏の給與を握つておるところの大蔵大臣の考え方が、私はいま一歩進んだ考え方になつて頂かなければ、今日の民主的な労働組合というか、官公吏の給與の問題が解決付かず、況んや日本の自主的な確立ということもできない段階に来ておるのではないか。いろいろ聞いておると、先に首相が言明し、又大蔵大臣がこれに便乘した言葉を吐き、淺井人事院総裁が給……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 人事委員会 第1号(1950/11/25、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 大体千葉委員、森崎委員その他の委員から、特に千葉委員から数字的な問題を挙げていろいろ論議されたのだが、私共は淺井総裁に来て貰いたかつたということは、決して山下人事官を軽視するわけではないが、答弁が私の聞くところによると一貫しておらん。成るほど今度の人事委員会そのものだけを考えるときは、一応ごまかし的な答弁で納得のできるものがある。併し人事院本来の使命と、前国会におけるところのあなた方の説明と態度と、今日この勧告をした後における態度を総合して見ます場合は、人事院としては政府が国民の批判を受けるというようなことではなく、人事院自体が国民の批判を受けなければならん状態に追い込まれておる……

第9回国会 人事委員会 第4号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 千葉委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 散会は第二としても、やはり公述せられた人も非常に遅くなつておるので、じかに聞くことがなければ、千葉君と加藤君の理論鬪争は一つあとにしてもらつて、こつちから先に聞いてもらいたいと思います。
【次の発言】 今橋さんにお尋ねしたいのですが、非常に参考になる御意見を承わつて有難いのですが、組合の、号俸については積み重ねて行こう、これははつきりして明白なのですが、今橋さんのほうは、その点は私の聞き違いかどうかわかりませんが、今のところいかんけれども、こういう際にもう少し合理的に号俸調整については考えるべき号はないかと私聞いておるのですが、その……

第9回国会 人事委員会 第6号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 それは少しおかしいと思う。さつきも懇談の席上で聞いたのですが、実際この重要法案を逐條審議して十分にやつて、それからいろいろな資料も出してもらつて……あなたがたは時間がないと言われるかも知れませんが、そういう成規の手續をとつて審議しなければならない重要な問題であります。それを一括審議という動議が出ておりますが、やはり立派な人事委員会の性格を生かして行くという観点から、順序なんか簡單に、明日にでも支給してやらなければならない年末手当の問題を先にして、更に給與べースへ行くということに入つても一つも不思議はないのです。
【次の発言】 関連事項ですから申上げますが、これは先に官房長官がおい……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 人事委員会 第2号(1950/12/13、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 それに関係して少しお聞きして見たいのですが、人事院が勧告案を出して、そして政府に廻す。今官房長官は政府においてはと言いましたが、政府において、この人事院の出した勧告を政府の如何なる機関と、如何なる人的構成によつてこれを政府として決定されたか、一応参考に聞かして貰いたい。
【次の発言】 その点に私はやはり少し全部の公務員の給與を作るのに杜撰な点がありはしないか。さつきから官房長官は作為的でない、作為的でないということを盛んに言つておられるが、作為的でないという裏面には、やはり政府で立てた案でやつて見たらば八級四号くらいからぐつと上つちやつて少し不合理のように感ずるというような匂いが……

第10回国会 人事委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 休憩するのでしたら、その前に細かいことですが、二、三お聞きしたい。今度の給与ペースの引上げによつて一般官吏が、こういう給与ベースができると仮定して、その場合、地方公務員、或いは将来作られるだろう公共企業体、現在できている公共企業体、専売は別として、将来公共企業体になるものとの関係は、そのまま実施せしめるような考え方か、それとも地方事情による考慮を若干払う余地があるかどうか、公共企業体は考える余地があると思うが、一般地方公務員に対してはどういうふうに考えておるか。
【次の発言】 そうすると今官房長官の言うような考え方からいうと、体系はそういう体系で行かなければならぬが、仮に地方財源……

第10回国会 人事委員会 第4号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 私もこの案には反対をいたします。只今千葉委員から数学的にいろいろ指摘せられております。勿論数学的に種々不便な点があることは、今日までの委員会の席上で論議せられましたことで明瞭でございます。而も基本的には上に厚く下に薄く、又入れなくてもいいところの号俸の調整をやつておる矛盾極まる内容であることは明瞭でありまするが、その矛盾極まる内容のものがどうして政府案として、国家公務員に対する給與法案として上程せられたかということを考えて見ますならば、このよつて来たつた原因は極めて明瞭であります。この明瞭であるということは、本当の給與をどう改革しなければならんかという理念に立つておるものではあり……

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 今一遍言つて見て下さい。結論的に言うとどういうことですか。
【次の発言】 そこでこの機会に人事院に……、例のいろいろ人事院で直接調査をなさつたことがありますね。人事院でその調査をなさつたところの大体地域ですね。これを一つ御報告願えるでしようか。いろいろ朝鮮動乱の影響等について注目すべき地区に人事院が直接調査したことがありますか。
【次の発言】 その前には駄目ですか。
【次の発言】 これは給與関係のことは実際は人事院の責任でやつて欲しいと思うのですが、慶徳さんの先ほどのお言葉からすると非常に不満なんだ。不満ということは、人事院の現段階においてはすでに準備ができておる。すべての調査は……

第10回国会 人事委員会 第15号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 私のほうは、二月二十日から二十七日まで、木下委員長と私と、岡田調査員、熊埜御堂専門員、この四人で参りまして、そうして調査いたしましたところは非常に多くなつておりまするが、極く簡單に申上げておいて、あとで仔細を書類で御報告するという形をとりたいと思います。調査の目標は申上げるまでもなく地域給決定の基準とされておるところの特別C・P・S、二十八都市についてなされたこの調査、結果の検討、特にこれに対する不合理、時期的又は地域的の特殊な事情乃至は又朝鮮動乱によるところの影響というようなものを中心として調べたのであります。調査した地域は静岡県では靜岡、浜松、清水の各市、掛川、網代、新居の各……

第10回国会 人事委員会 第16号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 先ほど朝鮮動乱の影響を考えて地域給の中へ入れたのだと言われておりますが、その中に而も十カ所くらいはそういうことが考えられると言つておるが、盛込んだ基礎が極あて薄弱だと思うのだが、例えば昨年の六月以降どういうふうな調査をやつたかということ、朝鮮動乱に関係してどういうような調査をやつたか。実際に朝鮮動乱が影響しておるような所に調査団をどれだけ派遣したか。これを今日返事してくれなくてもこの次に、私どもが調査した埓間では、当然もう少し朝鮮動乱によつて数字が変つて来たければならんと考えられる面が変つておらんように考えるのです。次回までで結構ですから十カ所というのはどことどこであつたか、どう……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 労働委員会 第4号(1951/11/16、2期、日本社会党第二控室(左))

○重盛壽治君 ちよつと一言お聞きしたいと思うのですが、そうすると大体団体等規正法、ゼネスト禁止法は今度の国会には出ないということはよろしうございますか。臨時国会に出ないということはこれは明確になつたのでございましようね。
【次の発言】 そうすると、さつきから聞いておると大変受身のようだが、例えばゼネスト禁止法というようなものは、これは私は労働省のほうが中心で考えてそうしてやるべき筋合いのものじやなかろうか、方法は成るほど大橋法務総裁が作られるかも知らんが、こう受身で向うでやつて持つてくればそれから考えてやるというような気持に聞えるが、実際にやる意思はあるのかないのか。私は勿論やる意思はないと思……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 労働委員会 第2号(1952/02/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 そうではないのです、それは新たに又やります。
【次の発言】 今原さんから質問がなされたようでありますが、私も岡崎さんを帰えしてしまうと余り質問してもぱつとせんようだが、特需工場の関係の労務者の原さんの質問に対しては日本のいわゆる勞働三法を適用するんだ、こういうような見解をあなた表明せられておる。それから実際にはこの特需関係ばかりでなくして進駐軍全般の労務者の場合でももつと窮屈な取扱を受けておるわけです。JLCなどに言わせますと国内法でなくしてそれは米国の軍令とみなしてあるんだというようなことを言われておるが、ただ労働大臣が日本の勞働三法が優先するんだという考え方だけでは、これは労……

第13回国会 労働委員会 第9号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 別な話ですが、実は今の問題の経過報告をよく聞かなかつたので、少し質問が外れるかも知れませんが、その点一点だけ賀來さんにお聞きして置きたいのだが、修正の一番重要な問題の煽動という言葉をとらざるを得なかつたという点は一体どこに難関があつたのか、簡單に一つ承わりたい。
【次の発言】 そうすると、この問題は勿論今言つた労働委員会と法務委員会と合同審査になりますね。
【次の発言】 それでお聞きしたいのだが、労働省としては、労政局長のお考えではやはりとつたほうがいいというお考えに立つて今まで進んで来たということで差支えないのですね。

第13回国会 労働委員会 第10号(1952/05/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 非常に重要な問題でありまして、労働委員会としての角度から最上げるとしまするならば、失業対策、而もその一環として未然防止のような意味で措置することになろうと考えまけれども、いろいろお話を承つておりますると、頂いた資料によつても日本の貿易の二六%を占めておる。私が言うまでもなく日本の将来というものは産業振興によつて日本の自立経済を打立てなければならんことは当然であり、而もそのうちで機械産業に重点を置かなければならん。なお且つ繊維事業がこの機械産業のうちで欧米品にも劣らないものができるのが繊維機械であるとするならば、單なる繊維工業の問題だけではなくて、これは国家的な問題としてやはり扱つ……

第13回国会 労働委員会 第13号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 この法案は非常に重要な法案であり、且つ所管大臣である労働大臣を中心にして審議をするよりは、もつと政治的な大きな国内情勢等から、首相がどのように考えているかということを先ず聞いて、基本的な考え方を首相から聞いた上で、改めて審議の段階に入つて行きたいと、かように考えて、首相の出席を要求するものであります。若し首相が来られないということでありましたならば、私は順序として、飽くまでも、首相の出られる日を、いつでありますか、それを聞いて、この法案の審議に入りたいという考え方を持つております。お願いいたします。
【次の発言】 大体今の御意見で異議ありません。異議ありませんけれども、最初私が申……

第13回国会 労働委員会 第14号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 それじや続いて……私は昨日来よりお願しておきましたように、総理大臣に出てもらつて、そうして最近における労働行政をどのように扱つて行く考えか、日本の将来が産業と労働問題とどのように処理するかということの基本をお聞きして、それらと関連いたしまして労働大臣に御質問したいという考えを持つていたのでありますが、ところがまだ大臣がお出でになりませんので、その他の問題に関しては大体諸君から言い尽されておるのではないかと考えますから、できるだけ簡単に一つ二つだけをお聞きしてみたいと思います。あとは逐條審議のほうに……。  結論から言いますれば、私は講和が発効した今日のような段階に直ちに労働組合法……

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 ちよつと横手さんにお伺いしておきますけれども、先ほどあなたのお話の中に監督の地位に立つ者、或いは公務員にしていわゆる今度の法律には当てはまらない秘密の事項に属するものとか、人事に属するとか、労務に属するとかあなたがたと同じ組合員になれない者、資格は同じ、言い換えればあなたがたは公企労法で以て行つて、そうして残つたそういうものは公務員の資格で行くと、こういう二元的なものがあるのにこれの処置に非常に困るという話があつた。これは丁度地方の企業法の面で行きますとそれはそういつたような形が出るのだが、これに対しましては昨日の地方行政委員会で鈴木次長や加來労政局長の考え方は、例えば都市交通が……

第13回国会 労働委員会 第18号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 総理大臣に対して私がお聞きしようということは、すでにもうわかりきつたことであり、いわゆるしやかに説法ということであろうと思いますし、又そうなることを望んでおるのであります。今回の労働法規の改正及び制定は、ただ労働法規の制定を法文によつて改めて行くということではなくて、この国会で問題になつておりますところの破防法と共に、この労働法規を制定されることによつて、日本の将来の歩み方、言い換えますならば、国家全体の思想の上に重大なる変革を来たす虞れがある。更には労使間の対立となり、或いは全産業に及ぼす影響の極めて大なるものがあると存ずるのでございます。そこでこの法案を審議する前に、非常に多……

第13回国会 労働委員会 第21号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 坐つたまま発言をさせて頂きたいと思います。  地方公営企業労働法案の逐條的な審議に入る前に労働大臣にお聞きしたいことが一つあるのですが、これは今まで私が二度、三度伺つたことでありますので、御承知のように講和條約が締結せられて政令二百一号は外された、この場合に私はやはり一応は日本の労働組合、いわゆる官公労を問わず労働三法を実施するという建前をとるのが講和後の正しい新らしい観点に立つ労働行政ではなかろうか、こういう考え方を私は持つておるのであります。これを労働大臣にも或いは首相にも伺つたのでありまするが、ややそれに近いような答弁がなされたが明確な返答がなされておらん。その点が一つと、……

第13回国会 労働委員会 第27号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 それではお伺いいたしますが、第一條ですね、この法律で行きますると、「地方公共団体の経営する企業とこれに従事する職員との間の平和的な労働関係の確立を図ることによつて、地方公共団体の経営する企業の正常な運営を最大限に確保し、もつて住民の福祉の増進に資することを目的とする。」とあります。こういうふうに書いてありまするが、これは「図ることによつて」ということでなくて「図ることを目的とする。」というふうにすれば、それだけでいいのじやないか。あと「地方公共団体」以下は、率直に言えば要らんのじやないか。私共の考え方から行くと、「地方公共団体の経営する」云々というようなところへ行くと、何か経営権……

第13回国会 労働委員会 第28号(1952/07/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 今菊川さんが十六條について質問されたのに対しまして、労働大臣の言うのは金があるかないかわからないのに義務付はできない、こういう表現だつたと思いますが、これは公営企業法の二十九條か何かに予算の借入金もできるし、その予算の措置内で管理者が措置して行くことも認められておると思うのです。従つて若しこのあなたの説明するような形で行くと、常に労働大臣は労使双方互角の立場においてこの法案を作つておるのだというけれども、実際には資本家の擁護のような形において作られている、いずこにおいても。そういう点はあとでどれだということを指摘いたしますが、そういう長い間一貫した観念があるということと、それから……

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 労政局長でいいと思うのですが、神奈川県に神奈川カーボンという工場があつて、それがストに入つております、そのストに対して、資本家側は、いわゆるスト破りをさせるために暴力団々雇つて、暴力行為によつてスト破りをやつておるということでありますので、これをこの労働委員会で取上げて、調査してもらいたいという要請があつたのですが、私が期間がなくて、正式に委員長のほうに通告しておかなかつたのですが、そういう問題があるので、その点に対してどういうことになつておるか、御存じなら教えてもらいたい。又わかつていないならば、至急に機関を通じて調査し、できるだけの善処方をお願いしたいと思います。  それから……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 労働委員会 第3号(1952/11/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 今の犬養法相のお言葉だと大体今の電産のやつておる形は業務妨害ではないと、一応根本的にそういう見方をしておる。特別な例として保安電力のスイツチのことを申されましたがそういうことは特例であつて常識的にも大体やらないことですね。やらないことをやつたらというような意味合から言われたように考えられるのですが、今までの労働省、通産省の説明の中から行きますると、労使双方の自主的な解決によつて解決を望むと、もつと積極的な解決方法に乗り出してもよい段階であるにもかかわらずそれくらいの答弁が聞かれておるのですが、いわんや法務大臣としては労働法規のらち内で両方が解決をつけてくれることを好ましいと奪えて……

第15回国会 労働委員会 第4号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 ちよつと一言だけ。小林さんで結構ですが、これは僕らが昨日実はちよつと関係のかたからお聞きしたんですが、そういうことと、いろいろ斡旋案を見ますると、最初の会社の考えかたは、まああなたがたの御説明のように賃金の要求に対して逆に労働時間の強化を強要して来たと、従つてその中には話合つて今度の問題の解決を図ろうという誠意が見られないように思うのです。これが私の解釈なんです。  それからもう一つは例えば一緒になつて統一的に引上げをするというなれば九百何がしの程度は上げられるけれども、それも賃金の引上ということになつて、労働時間の延長になつて、今のあなたの御説明のように労働時間の延長によつて九……

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 補足説明はないのですか。
【次の発言】 今の御説明の中の貯炭の数字が、一体どういうところでこれは出たのですか。
【次の発言】 推定数字でございますね。
【次の発言】 そうすると、まあ先ほどの副官房長官の御説明の点等からいつて一応の簡単な経過というようなものはわかつているが、もう少しつきつめた経過を知りたいということが一つと。それからこの経過だけから判断すると、今度の緊急調整を発動した政府の見解が非常に過大ではなかつたか、このように考えるのでありますが、その点どうですか。更に政府の見解のような事態が仮にあつたと仮定したならば、現在の段階に至るまでにはもう少し努力する、或いは手段があ……

第15回国会 労働委員会 第9号(1953/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 これは労働大臣に本来お聞きすべきことだと思いますが、私あとからお伺いしますが、今局長の説明を聞いておると、労働省は余りにも事務的に少し行過ぎておるのではなかろうかと考えております。その前に一つお聞きしたいことは、昨年の暮に起つた争議の実態に鑑みてこういう法律を新らしく作りたいと言われるが、その争議の実態は一体どこから起きて来たかということを先ず究明しなければならない。これは労働組合を育成助長して、労働組合の協力によつて日本の産業を発展せしめなければならん立場にある労働省の考え方としては少しおかしいのではないか。従つて、例えば労働組合に対してこういう制約をして、保安要員を引揚げない……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第1号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○重盛壽治君 私は公述人のかたがたは三人でありまするけれども、この三人が、仲裁委員長の今井さんは大体国民の一般の輿論を持つておいでになつたという立場で御発言して頂いておることと解釈します。秋山さんに関する場合は経営者の代表として、平林さんは労働組合の代表としてお答えになつている。その立場で明確にお答えになつておりまするが、御三人のどの証言も、今井さんのお言葉を以てしますれば、今日の経済状態からこの程度の賃金引上は当然であつて、民間給与ではこれはもう当然過ぎるほどのものであり、専売といえどもこの程度は最低やらなければらんという意味合いに立つて裁定なさつたということをおつしやつておる。秋山さん又不……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 それじやお伺いいたしますが、大臣にお伺いしたいのは、この公共企業体が、いわゆる公共の福祉を中心としておるように伺つておりますが、案の内容を見て参ります場合には、独立経済が強く謳われ、いわゆる企業の経済性ということが織込まれておりまするが、勿論両面だということになろうと存じますが、大臣のお考えとしては、やはり公共機関としての、例えば交通、水道というものは、公共性というほうに重点を置いておられるのか、それとも独立採算という経済性というほうに重点を置いておられるのか、この点を一つお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 いま一つ大臣にお伺いしておきますが、そうすると公共性に重点を置……

第13回国会 法務・労働連合委員会 第1号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 私はこの法律は日本の今の現状では、一言にして言いますならば、出す必要がないと思います。今まで配られたいろいろな資料によりましても、又公聴会等を通じまするところの一般国民の意見等を聞きましても、今の日本の現状ではこれを提出する必要がないのではないか。従つて政府の良心的な撤回を望むという建前に立つものでございますので、そういう建前からこの法案を見まする場合、何かこの法案を出すこの動機が、政府自体が非常にいわゆる目に見えない影響におびえて、そうしてこれを作つているのではないか。若しそうでない、そうでないということであるならば、こういう目に見えない影を一つ取締るのだということに便乗して、……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 大蔵・労働連合委員会 第2号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 質問の前にちよつとお聞きしておきますが、本日の参考人は平林委員長のほかにどなたとどなたでございましよう。
【次の発言】 そうすると、政府委員はどなたとどなたでございますか。
【次の発言】 先般の平林委員長の口述の中で、今度の仲裁裁定一万三千百円の基準賃金額がこれは不満だ、併し不満ではあるけれども仲裁裁定に服したいと言われたのだが、この不満と言われた内容がもう少し突込んでお聞きしたいと思いますが。
【次の発言】 昨年の裁定一万四百円はまだ予算化されていない、予算に付されておらないが、この点は一応数字的に私どもは曾つて池田さんがやつて来た方策によろところのあれから盛られていないという……

第15回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○重盛壽治君 只今議題になりました労働金庫法案の提案理由を御説明いたします。  我が国におけるいわゆる労働金庫は、昭和二十五年に岡山県において岡山県勤労者信用協同組合として設立されて以来、各地においてこれにならうもの多く、今日では北海道、東京、神奈川、大阪、兵庫等すでに二十三の都道府県においてその設立をみております。  これらの労働金庫は、労働組合、消費生活協同組合等労働者の団体を主たる構成員とする協同組織の形態をとり、その事業は、一方においてそれら労働者を中心に組織する団体の資金及びその団体の構成員たる労働者の手持金を広範に吸収し、他方において、その資金をこれらの団体の行う労働者のための福利……



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データ更新日:2022/12/18

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