山本米治 参議院議員
2期国会発言一覧

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山本米治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山本米治参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

山本米治[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、自由党)

○山本米治君 只今議題に上つておりますところの昭和二十六年度予算案に対し、私は参議院の自由党を代表いたしまして賛成の意見を表明するものであります。(拍手)もとより併し、如何なる時代、如何なる政府といえども、あらゆる観点から満足なる予算というようなものは組めるはずがない。(「馬鹿を言え」「白状したな」と呼ぶ者あり)いわんや今日のごとく複雑な国際情勢下においてそれは非常に困難でありますので、私が只今賛成と申しましても、これは絶対的にこれが完全であるという意味ではなく、相対的な意味であることはお断わり申上げるまでもないのであります。(「遠慮するな」と呼ぶ者あり)  元来、一国の予算は国民経済のあらゆ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第15号(1951/11/09、2期、自由党)

○山本米治君 只今上程されました決議案に対し、私は自由党を代表いたしまして反対の意向を表明せんとするものであります。  お断わりするまでもなく、本決議案の看板たる国会審議権尊重という事柄、その事柄自体は当然至極なことでありまして、これに対しましては全員賛成であることは勿論でありますが、(「それじやいいじやないか」「あとは要らない」と呼ぶ者あり)ただ、いま米麦の統制撤廃問題と関連させてかかる決議案を通過させんとすることに対して反対であるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し、拍手)  先ず第一に、本決議案の冒頭には、麦類については明年一月一日を期し、又米については四月一日……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、自由党)

○山本米治君 只今上程されました決議案に対し、私は参議院自由党を代表して賛成いたします。  今更申上げるまでもなく、我が国の中小企業は農業と相並んで国民経済構造の中核をなすものでありまして、従つて、中小企業をどうするかという問題は、いわば日本経済をどうするかという問題にも等しいのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)一体何が中小企業であるかということ自体に関しても議論はございますが、例えば工業において従業員五人以上二百人以下のものを中小企業ということにいたしますると、その工場数は全国の九割八分以上、従業員数及び生産額はいずれも六割内外を占めておるのであります。これらの中小企業が、只今提案者も……

山本米治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

山本米治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/26、2期、自由党)

○山本米治君 御承知の通りに、紡績の錘数に対する制限が撤廃されたわけですが、そうして各紡績会社等、非常にこれの増錘に努めておるようでありますが将来綿花の輸入見通し、将来と言つてもそう、長いことでなくて、目先及び将来の綿花のお見通しを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 作柄というのは、日本のですか。
【次の発言】 先程輸出が振い過ぎたので国内の分が輸出に廻る。從つて国内の供給が不足し、価格が上つておる、こういう話がありましたのですが、国内の分を食つてまで輸出に向けるということは、輸出の方が価格の割合がいいのかどうか若し今のように国内が非常に上つて来て、輸出がそれよりも安いということになれば、……

第8回国会 経済安定委員会 第3号(1950/07/29、2期、自由党)

○山本米治君 先程の農業問題に関連いたしまして、段々明年来統制が外れて来まして、米の価格はパリテイ計算で今までやつておりますが、そうすると一方が自由価格になつておる米の価格だけは相変らず統制されるということになりますと、パリテイ計算というものも、年に一回決められて、一方が自由価格になると初中終動かなければならんことになつて来ますが、この点どういうふうになるものでしようか。  又米の価格はこの秋どう決められますか知りませんが、これは今の時局と関連して、インフレ気配と言つては言い過ぎかも知れませんが、こういう情勢と関連しまして米が又上るということになりますと、又賃金の問題とも関連して、ぐるぐる廻り……

第8回国会 予算委員会 第閉会後1号(1950/10/05、2期、自由党)

○山本米治君 財源の第八番の貿易特別会計より受入というのは、輸入ストツクの売抑代金なんかを繰込むのじやないかと思いますが、何か先程の御説明を伺いますと、終戰処理費のどうとか言われましたが、どういう性質のものか、もう一遍お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうするとこれは外国為替の方と関係ないですか。
【次の発言】 二、三日来の新聞で見ますと、地方長官、知事会議やなんかで、平衡交付金ということを非常に問題にされておるようですが、これを見るというと、歳出の方に載つておりますが、その点はどういうお見込でしようか。お尋ねしたいと思います。

第8回国会 予算委員会 第閉会後2号(1950/11/06、2期、自由党)

○山本米治君 我々第三班は藤野繁雄委員、菊田七平委員、不肖山本米治委員と、専門員として長谷川喜作氏が同行されました。去る九月十日から十九日まで十日間出張いたしたのであります。それで福岡地方では福岡県庁、福岡国税局、北九州財務局、福岡通産局、又熊本地方では熊本県庁、熊本国税局、南九州財務局等を歴訪いたしまして関係当局からそれぞれ資料の提出、或いは政府、尚又中央に対する要望等を聞きました外、県の主催で財政金融、商工業、労働、農業各界代表と懇談をいたしまして、地方の実情につきまして認識を深することが少くなかつたのでございますが、ここでは極めて簡単に概要を御説明申上げたいと思います。  第一番目に徴税……

第8回国会 予算委員会 第閉会後3号(1950/11/07、2期、自由党)

○山本米治君 給與関係の二番目の年末手当の件ですが、昨日の大蔵省の話では八十七億という数字が言われましたが、去年でも半月分は出したのだ。だから今年一ケ月出しても半ケ月の増額でよいはずだ、こういうお話がありました。その点はどうですか。
【次の発言】 この三百億の枠を更に二百数十億殖やすことについては関係方面と折衝しておられるのでありますか、その見込があるのですか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/29、2期、自由党)

○山本米治君 單純な質問でございますが、丁度今のところに外貨支拂の数字が載つておりますが、当初の予定数字と、それから外貨受取という中には貿易とサービスと両方あると思いますが、その数字の内訳がわかりましたらお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 十一億の……。
【次の発言】 それはわかつておるのですが、十一億四千三百万ドルのうち輸出がどれだけで……。

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/12/02、2期、自由党)

○山本米治君 たまには與党からも質問がないと淋しいと思いまして、たつた一つだけ銀行局長に預金部資金の問題をお尋ねいたしたいと思います。預金部資金は御承知のごとく、銀行預金と郵便貯金との税金差の関係もありまして、毎日二、三億ずつ殖える。総額では何千億という厖大な資金を持つておるのであります、私かねがねこの預金部の資金というものは、金融的に見て日本の金融制度において二元的に、デユアリズムになつておると思うのであります。日本銀行の信用造出力というものと、この厖大な資金を持つた預金部というものが二つ存在しておるのでありまして、御承知のように預金部資金は預金部資金運用委員会というのがありまして、その中に……

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/05、2期、自由党)

○山本米治君 今回の補正予算における問題点の一つは、いわゆるインベントリー・ファイナンスの問題であります。折角一般会計からする債務償還をやめたけれども、又々同じようなことをやるのじやないか。新聞等で伝えるところによれば来年も五百億、今度の補正予算で百億でありますが、そういうことが言われております。私は債務償還の場合とインベントリー・ファイナンスの場合と、金融的効果は違うと考えるものでありますが、それはともかくといたしまして、今度の補正予算におきまして、外國為替特別会計に百億を一般会計から繰入れるという必要を生じておるのは、貿易特別会計から五百億繰入れる予定になつておつたのが二百六十億上か入らな……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、自由党)

○山本米治君 只今議題に上つておりますところの昭和二十五年度補正予算案に対し、私は参議院の自由党を代表いたしまして、賛成の意見を表明するものでございます。  御承知のように昭和二十四年度以来いわゆる均衡財政の強行と生産の増強とによりまして、さしものインフレーシヨンも全く終息いたし、我が国の経済が漸次安定の度を加えて参つたことは事実でございます。ところが実は財政計画内の調節弁がいささか利きすぎた節もございまして、昨年秋頃から本年の上期にかけましては、物価の下落、或いは滯貨の累増というような現象も見ておることも事実でございます。然るに去る六月二十五日の朝鮮動乱の勃発をきつかけといたしまして、内外の……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 経済安定委員会 第2号(1950/12/14、2期、自由党)

○山本米治君 ちよつと大久保政府委員にお伺いしたいのですが、日銀の前年度の借入百九十七億を年度越しするのはどういう根拠に基いておるのでしようか。借入金というのは一応年度末一ぱいに返済しなければならないのですが、それが本年度に持越されておるというのが第一点であります。  もう一点は外為の証券を御発行になつたのですが、それはどのくらい発行されて誰が買つたのですか。
【次の発言】 幾らぐらい発行になつたのですか。

第10回国会 経済安定委員会 第3号(1950/12/16、2期、自由党)

○山本米治君 具体的な質問なんですが、和田倉門の近辺に非常に大きなホテルを作るために外資が入る、そうしてジヤパン・デベエロツプメント・カンパニイというような会社も日本にもでき、或いはこれに相応するものがアメリカにもできておるようですが、その後どうも進捗を聞かない。又日活国際会館というのも日比谷の角にあるようですが、立消えになつたというようなことを聞いておりますが、その辺の現状はどうであるか、若し打切りになつてしまつておるとすれば、どういう事情でそうなつたか、お伺いしたい。
【次の発言】 以前株式取得は増資株に限られておつたようですが、この頃は如何なる株式でもよいのですか、既存の株式取得でも構わ……

第10回国会 経済安定委員会 第4号(1951/02/05、2期、自由党)

○山本米治君 お願いいたします。
【次の発言】 昭和二十六年度の電力開発はどういう計画になつて、その資金量はどのくらい要ることになつておりましようか。この十六頁のところに三ヵ年のが挙げておりますね。
【次の発言】 四百六十四億、いや開発計画ですよ。
【次の発言】 いや開発が何万キロワットで……。わからなければ結構ですが、資金が四百六十四億……。
【次の発言】 それじや見返資金から出る分は、先ほど言われたように百五十億ですね。やはりこの見返資金を電力開発に出する場合には、他の産業に出す場合と同様に大体やはり普通金融と五分々々ですか。
【次の発言】 五分々々。

第10回国会 経済安定委員会 第5号(1951/02/24、2期、自由党)【議会役職】

○理事(山本米治君) それでは只今から経済安定委員会を開催いたします。  今日の議題は経済の統制問題に関して、即ち今後統制をやるかやらないか、やるとしてどういうような方法でやるかというような問題に関して周東安本長官から御説明を承わり、それに関して質疑応答をする。なお、あとで懇談的に議員派遣問題についてお話合いをしたいと存じます。  それでは長官から統制問題に関しまして概略のお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 では只今の御説明に対し質疑を開始いたします。
【次の発言】 ちよつと関連してお尋ねしたいのですが、国際小麦協定には去年日本からもロンドンに代表を派遣しまして、もうまさに入れるものと思……

第10回国会 大蔵委員会 第25号(1951/03/22、2期、自由党)

○山本米治君 この資産再評価法の一部を改正する法律案のほかに再評価積立金の資本組入に関する法律案というのが出るわけですが、法律は一つでも少いほうがいいので、この資産再評価法の一部を改正する法律案でもつて再評価積立金の資本組入に関する法律案の内容を盛り込めなかつたものかどうか、それが二つになつておるのはどういう理由かお伺いしたいのですが。
【次の発言】 この再評価差額に対する課税はもともと資本課税で私は惡税だと思つておるのですが、最もこれに似たものに価格差益に対する課税、惡税がありましたが、これは後になくなつて今日なお富裕税等の資本課税がありますが、これを前回同様六%とることになつておりますが、……

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/05/21、2期、自由党)

○委員外議員(山本米治君) 只今上程されました証券投資信託法案の提案理由を御説明申上げます。  今日の我が国経済において資本蓄積の促進が必要であることは申すまでもありませんが、本法案はこの要請に応ずる重要な一施策となるものでありまして、即ち、これにより証券投資信託の制度を確立し、証券投資信託の受益者の保護を図ることにより、中小投資家による証券投資を容易にし、延いて証券市価を安定させ、産業資金の調達を順便ならしむることを目的とするものであります。その内容の主なる点を申上げますと、  第一に、本法において「証券投資信託」とは、信託財産を委託者の指図に基いて特定の有価証券に対する投資として運用するこ……

第10回国会 大蔵委員会 第39号(1951/05/22、2期、自由党)

○委員外議員(山本米治君) 昨日提案理由を御説明申上げましたが、なおこれを若干補足いたします。証券投資信託というのは、要するに個々の投資家が直接株式その他の有価証券を買わないで、それらの投資家の零細資金を集めて証券業者を通じて合同運用する、こういうことによりまして、個々の投資家の立場から見ますと、專門家たる証券業者に投資の運用管理ということを任せることによつて、安全且つ有利に投資を行うことができる、且つ一方これを国民経済的に見ますと、こういうふうにする結果、零細投資が比較的容易に集まつて、そして相当まとまつた長期産業資金ができる。こういうような建前でありまして、この証券投資の起源と申しますか、……

第10回国会 大蔵委員会 第40号(1951/05/23、2期、自由党)

○委員外議員(山本米治君) これはどの程度投資信託を結成するかという金額の問題、期間の問題等に関連して行きますので、一概には申上げかねますが、昨日もちよつと申上げましたように、八、九分程度という一応の試算をしておるのですが、信託期間が長くなればもつと配当がよくなります。期限が長くなれば又よくなるのじやないかと、こう考えます。
【次の発言】 相場の上り下りは最後の清算のときにするのでありまして、中間におきましては、利子若しくは配当だけを配当するわけであります。
【次の発言】 株の値段の上り下りはどうも止むを得ないところでございまして、下れば受益者の損、上れば受益者の利益ということになるわけであり……

第10回国会 予算委員会 第25号(1951/03/12、2期、自由党)

○山本米治君 もう大抵の問題が出しがらになりまして、余り味もないことに、與党であつてみれば余り強いわさびを入れることもできず、(笑声)誠に質問はむずかしいのでありますが、従来と余り重複しないように、又仮に同じ問題にいたしましても少し角度を変えて若干の問題をお尋ねして見たいと思うのであります。  第一にはブレトン・ウツヅ協定の参加の見通し如何という問題であります。講和がいよいよ近いと伝えられております。政治的に国際社会に参加するわけでありますが、当然経済的にも国際社会に参加しなければならんのであります。もとより貿易再開以来事実上は一歩々々国際社会に入つておるんでありますが、これは正式のものでござ……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、自由党)

○山本米治君 大蔵大臣に資本蓄積問題について二、三の点をお伺いしたいと思うのであります。  旧臘、アメリカのドツジさんが帰られるに当り、資本蓄積の必要を強調して去られたわけであります。ドツジさんを待つまでもなく、疲弊し切つた日本に資本蓄積の必要なことは申すまでもないのでありますが、世間ではやはりドツジさんのような人が言うと改めてこの問題に注意を向けるわけでありまして、政府も今般大童でこの問題に乗り出しておられる。そうして一般的減税を初めいろいろな施策を講じておられることは誠に結構なことだと思うのでありますが、今日の国際情勢から見まして、輸入が非常に困難になつておるということは申上げるまでもない……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、自由党)

○山本米治君 予算委員会第一分科会に付議せられました案件は、昭和二十六年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算中、皇室所管、国会所管、裁判所所管、会計検査院所管、内閣所管、総理府所管、大蔵省所管及び他分科所管外事項に属するものであります。  これら付託せられました予算の説明は省略さして頂きまして、直ちに分科会における審議の経過を御報告いたします。  本分科会は去る十九、二十の両日に亘り各関係当局よりその所管予算の説明を聞き、これに対し委員側より宮廷費中の皇室文化財の維持管理に必要な経費の使途内容、戰災によつて失われたる裁判所庁舎の復旧状況、会計検査院の検査計画の方針内容、専売輸入塩の輸……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、自由党)

○山本米治君 只今逐条審議的に行われておりますが、これを最初菊川委員が出された本日中において両条約の問題と同時にこれを片付ける必要があるかどうかということは議事進行上先決問題だと思いますので、先ほど官房長官が今朝自分で急ぐ必要はないと言われたというような話がありますから、その点を先ずはつきりさせて審議せられたらどうかと思いますので、官房長官を先ずここへ呼んで今朝の話を伺うということにしたらいいと思います。

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、自由党)

○山本米治君 ちよつと一点だけお伺いしたいのですが、この法律によつて外国為替銀行に再委任しようとしておられる事務の差当り主なものはどんなものですか。

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/22、2期、自由党)

○山本米治君 只今田村委員が最初にお触れになつたこの棚卸資産に対する価格変動準備金制度の問題でありますが、この時価に対する軽減割合を二年後に九割となるようにという制度ができまして、大変結構と思いますが、この価格変動は業種によつて相当違うと思うのです。そういう意味合いにおいて、この二年後に九割というのにもう少し幅を持たせる、彈力性を持たせるというような御考慮がないかどうか。例えばまあ最近綿花関係もそうであります。羊毛関係におきましても非常な大幅な変動でありまして、この一年間に価格が半分になつたり、三分の一になつたりするというようなこともあつたのでありますから、ここにもう少し彈力性を持たせる、業種……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/26、2期、自由党)

○山本米治君 只今議題の両法案につきましては、先週の申合せでは土曜日に大体質疑を打切るということでありましたが、強力性を持たせて今日の午前中までということになつたのであります。時間が大分経過いたしましたので、この辺で質疑を打切つたらどうかという動議を提出いたします。

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、自由党)

○山本米治君 附則が違つております、線の引き方が。これは削除するのでしよう、附則の線、二、三は線が逆になつております。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第31号(1952/04/21、2期、自由党)

○山本米治君 この外資導入というのは最近の大きなテーマになつているわけですね、日本も特にアメリカから外資を期待していると思うのですが、こちらにおいていろいろな外事を吸引し、かたがた日本経済に害惡にならないような方法でやろうという態勢を整えるのは結構ですが、結局アメリカのほうで外資を、今度向うから言えば押し出すほうの政策を相当やらないと、アメリカの世界政策として世界経済が行詰るような気がしているのですが、この点について僕は少上前まではアメリカのほうもなにしておりましたが、最近ちよつと勉強を怠つておりますので、アメリカのほうでどういう態度をとつているか、アメリカ側でも何らかの、外国へ出る資本につい……

第13回国会 通商産業委員会 第40号(1952/05/30、2期、自由党)

○山本米治君 一点だけお伺いしたいのですが、従来差押の状態にありましたドイツ人の工業所有権で今度解除になり、そして再びドイツ人が権利を行使できるような状態になつた場合に、今後特許料を払うというようなその支払の方法はどういうふうになるものか、即ち円で払つて国内に積んでおくものか、それを外貨でトランスフアーができるものか、それをお伺いしたい。

第13回国会 通商産業委員会 第42号(1952/06/04、2期、自由党)

○山本米治君 只今速記のなかつた間に私はアメリカの貿易政策について非常に遺憾の意を表したのでありますが、繰返すのも面倒でございますからその点はおきまして、第二の問題としまして通産大臣にお伺いしたいのですが、日本は昨年六月以来国連協力の態勢になりまして、そうして中央に対する貿易はその線に沿つてやつておるわけでありますが、先ほど牛場局長のお話を聞きましても、その線が他の外国、例えばイギリス、フンス等の場合よりもきついというお話があつたのでありますが、なぜ日本だけ特に対中共貿易の線がきついのか、どういう事情でそうなつたのか、その点を今後どういうようにされるおつもりであるかをお伺いしたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第44号(1952/06/09、2期、自由党)

○山本米治君 三角貿易の問題につきまして、主として西本さんにお伺いしたいのですが、私はこの為替の統制をやれば闇ができるということは、もうこれは必然だと思つておるのでありまして、最近三角貿易なるものは、この為替の統制に伴う闇を利用する利益行為じやないかと思うのです。それで、日本の生糸が一旦ポンド地域なり、実際の商品がいきなり行かないにしても、証券だけ行つて、そしてそれをアメリカに輸出する。アメリカから受取るドルは少くともそれを闇で、何らかの方法によつて交換すると、ポンドが多額に受取れると、こういうところに利益があると思うのでございますが、先ほどのお話によりますと、ポンドの闇を利用するのじやないの……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/20、2期、自由党)

○山本米治君 本法案が通過いたしまして、その特定中小企業に生産の調整が行われるということになります場合に起つて来る問題はいろいろありますが、その一つは、先ほどの労働問題はどうするかということであります。これは又先ほど小林委員が更に今後お尋ねすると申しておりますが、私はもう一つ金融の問題が起つて来ると思うのです。今中小企業の中には非常に赤字であるけれども、生産制限をすれば企業が廻らなくなる、赤字でも生産を続けて行くことによつて資金が回転するという事情のものが非常に多いわけですが、これがこの法律に基いて生産を制限しなければならんというときに、当然金融をどうするかという問題が起つて来るわけです。その……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/03/03、2期、自由党)

○山本米治君 それに関連してちよつと質問します。只今頻りにドル・クローズの問題が出ました。この問題につきまして一点だけ外為委員長にお伺いしたいのですが、昨年の日英協定のときに、先方からドル・クローズ廃止の要望が非常に強いので、当時日本ではその可否が随分新聞雑誌等でも論ぜられたものでありました。結局先方の要求によつて廃止になつた。そのときの條件と言いますか、イギリスではドル・クローズを廃止するが、これに代ると言いますか、振替可能勘定を有効適切に運用する。こういう條件があつたように思うのでありますが、今日このようにポンドが溜るということについて振替可能勘定、トランス・フアラブル・アカウントの先方の……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/03/04、2期、自由党)

○山本米治君 私はさつき愛知委員が指摘された点について、私も直ちに感じました数字の間違いであつたのでございますが、なおほかにも防衛支出金を日本が六百五十億でアメリカが五百五十八億だ、こういうお話がありましたが、これもお間違いじやないかと思うのでございます。日本は五百五十八億のほかに九十二億を施設等の借入金として拂うことになつておりまして、合せますと六百五十億になるのですが、アメリカも六百五十億出しまして、その六百五十億と“本の五百五十八億と合せたものを両国で相談して出し合つて行くということに承知しておるのであります。その点に関する限り日本が余計負担しておるというわけではないのであります。更にア……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/15、2期、自由党)

○山本米治君 第三班の出張報告を申上げます。  第三班は内村清次、中山福藏、山本米治の三委員に水谷調査員が随行いたしまして、十一月十六日から一週間に亘つて和歌山県及び三重県における最近の経済動向並びに財政状況を調査いたしました。以下その大要を御報告いたします。  先ず和歌山県でありますが、本県の産業構成は、農林漁業等の第一次産業が主であつて、工業の比重は低いのでありますが、繊維工業を第一位とし機械工業、木工業、化学工業等がこれに次いでおります。中小企業が庄倒的に多く、不況が深刻でありますが、殊に繊維工業が最も甚しく、その操業率は捺染業において四五%、織物業において三〇%程度で、而もいわゆる原料……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第1号(1952/03/23、2期、自由党)

○山本米治君 只今の楠見委員の提案に賛成いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第2号(1952/03/24、2期、自由党)

○山本米治君 議事進行について……この小委員会は昨日の午後発足したのでありましたが、その最初におきまして委員長選任の件につきまして御承知のようないきさつでありまして、今日今まで吉川仮委員長が公正に議事を通常して下さいましたのでありますが、委員の御意向によりまして緑風会さんということで私からもお願いしたところ、初めまあ非常にいろいろな都合でいやだと受けてくれなかつたのでありますが、再三交渉の結果、緑風会のほうで引受けて下さると、こういうふうなことになりましたので、一つその点をお手続を願いたいと思います。
【次の発言】 今から議事進行について大体のプランをちよつと速記をやめて御相談願つたならばどう……



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データ更新日:2022/12/18

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