山本米治 参議院議員
3期国会発言一覧

山本米治[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
山本米治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山本米治参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

山本米治[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第3号(1954/12/02、3期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(山本米治君) 大蔵大臣が予算委員会に出ておりますので、私が代つてお答えを申し上げます。  その第一点は重油、原油関税を復活して、その収入を炭鉱合理化に充てる意思はないかどうかという点でございますが、この関税を復活いたしますと六、七十億の収入があると承知いたしておりまして、その一部を竪坑開発等に使つたらどうかという御意見があるようでございますが第一に、この関税を復活するかどうかということは、重油を消費しておる産業等に対しまして相当広汎な影響がございますので、目下慎重に考慮中でございます。仮にこれを復活いたしましても、これを只今の意見のように紐付きにするということは、大蔵省の立場として……

第20回国会 参議院本会議 第4号(1954/12/03、3期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(山本米治君) 洞爺丸海難の原因につきましては、追つて海難審判により、すべてが明らかになると思いますが、港湾施設につきましては、戦時中の荒廃により港湾機能が非常に低下している実情にございますので、政府は毎年、接岸施設の改良増強を行い、船舶の交通の安全及び運輸の増強を図つているのでありまして、来年度予算の編成に際しましても、この点を一層留意いたして検討しく参りたいと思つております。  又、気象観測の問題につきましては、観測網の密度を高め、規測器の改良を行い、又、観測方法の合理化を図ること等によりまして、気象観測の精密度の向上を実現し、又、気象通信の円滑化を推進することによりまして、気象……

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(山本米治君) 大蔵大臣は、現在参議院予算委員会に出ておりますので、代つて御答弁申上げます。  第一番目に、大蔵大臣が今回の予算演説におきまして、一般物価引下げの方針を闡明されましたのに対して、砂糖の暴騰はどうだと、こういうお話でございますが、大蔵大臣の言われましたのは物価一般でございます。物価というのは、何百何千という品目の指数でございますので、その物価全般といたしましては、すでに御承知の通り小売等におきましてはまだ大して顕著なる低下は見ておりませんが、卸売物価におきましては、すでに数字に上つていろいろ違いますが、七%とか九%下つておるのでございます。それでありますから個々の商品た……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、自由党)

○山本米治君 ただいま議題となりました税制改正三法案につきまして私は自由党を代表して賛成の意見を表明せんとするものであります。  御承知のごとく、本年度の国民所得の見積り額は六兆三千二百三十億でありまして、これに対し専売益金を含むところの国税負担率は約一四・五%、地方税を加えますと二〇%以上でありまして、これを戦前基準時の国税負担率八・五%、国税、地方税を加えた負担率一二・九%に比べますと、それぞれ約六割の負担増加になっておるのであります。このような国民所得対租税負担の割合を西欧諸国のそれと比較して見ますと、わが国の比率は必ずしも高からず、むしろ幾分低目になっております。しかしながらわが国にお……

山本米治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

山本米治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 大蔵委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)

○山本米治君 ちよつとお伺いいたしたいのは、下請の又下請という関係は、あなたのほうの業者にはないのですか。
【次の発言】 この間の主税当局が、我々趣旨としては当然こうすべきであると思つたにもかかわらず、これが実現しなかつたのは、今の業種によつて輸出と内需との、区別がつきにくい、つまり租税行政上非常に困難だということが言われたので、そうであつたのですが、この毛織物その他染色加工についてはこれではつきりするということがわかつたので、あの租税特別措置法は、或いはこの業種ばかりでなく、全業種の下請関係に及ぶわけですが、ほかのものについてもこういうことが同じようにはつきりわかるかどうかということ、それか……

第17回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1953/11/18、3期、自由党)

○山本米治君 今井委員長に一点だけお伺いしたいのですが、この裁定を考える場合に、政治的考慮というものがあるのかないのか。あるとすればどういうような考慮をしておられるか、こういう点が伺いたいのです。我々の感想から言いますと、裁定というものは大体中間にあるのじやないか、現ベースと要求ベースとの……。中間というのはきちんとそろばんで弾けるものではないが、大体中間に落着く。それは結局政治的考慮を混じえられたように思う。無論政治的考慮を混じえられたということは表面からは言えないから、数字的に生計費がどうの、CPSがどうの、CPIがどうのと言つておられますが、私はこういう数字は実態を知つております。私はそ……

第17回国会 大蔵委員会 第4号(1953/11/05、3期、自由党)

○山本米治君 先ほど銀行局長からちよつと触れられましたが、この間の中小企業金融公庫ができます際に、率直に申上げまして、この国会内にはまあ大銀行に対する反感と言いますか、そういうものがはつきりありまして、大銀行にはこの中小企業金融公庫の金は廻さないという附帯決議があるわけであります。それで問題は大銀行を除かれておりますために、愛知県と兵庫県ですが、これは大銀行が困るのじやなくて、中小企業者が窓口が少いために非常に困つているという事実が生じているわけです。そこで、先ほど銀行局長は衆議院のほうにおいてもこの問題を大蔵委員会にお願いしておるとか言われましたが、私も要望として是非そういう方向にしてもらい……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 大蔵委員会 第5号(1953/12/08、3期、自由党)

○山本米治君 私が別なところで問いた話によりますと、十キロ六百八十円の消費者米価を据置くと四百七十億の赤字になる、食管で。そのほかに食管ではすでに麦等で六十五億の赤字を出しているからそれを合せると食管の赤字は五百三十億ばかりになるという話を聞いているんですが、今の数字とちよつと合わないのですが、どうでしよう。
【次の発言】 よくわかりました。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第閉会後24号(1954/11/29、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) 大蔵政務次官。
【次の発言】 先ほど各委員の討論を伺いまして、我々も実に同感するものがあるのでございまして、近年会計検査院の活動は、予算の規模の増大、それから不正事実の増加というようなことに鑑みまして、非常に世間からも注目され、立派な成績を挙げられておることに対しては哀心敬意を寄せておるのであります。そこで併し一方近年まあ行政整理というものを進めておることも御承知の通りでございまして、先ほど八木委員からもお話がございましたが、この会計検査院と並び行政監察という方面も相当の人数を用いておるようでございますから、これらを睨み合せまして、又もとより財源の関係等も睨み合せまして……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1954/08/18、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) このたび大蔵政務次官に就任いたしましたので、一言挨拶させて頂きたいと思います。  私、誠に学も浅く、経験も少い者でございますが、ついこの間まで当委員会におきまして大蔵常任委員としておりましたので、皆様がたみんな顔馴染みのかたばかりでございます。どうぞ今後至らん者でございますが、よろしくお引き廻しをお願いしたいと思います。  先週雑用の間に各部局から極くあらましの話を聞いただけでございまして、まだ内部の事務等にも通暁しておりませず、又これは私用に亘つて大変恐縮ですが、前々からの約束でちよつと二、三日郷里に帰つておりまして、夕べの夜行で今朝着いたような状況でございます。  ……

第19回国会 大蔵委員会 第53号(1954/05/30、3期、自由党)

○山本米治君 主税局長にお伺いしたいのですが、この間或る所で中山伊知郎教授の話を聞いたときに、国民所得における勤労所得の割合は大体四九%である。それから勤労者数というか或いは勤労世帯数とかいうものが三〇数%を占めるというようなことを言つていましたが、そういうようなお調べはありますか、国民所得の。
【次の発言】 何十何パーセントという正確なところは要りませんが、今の勤労者数と言いますか、その家族も入れた国民人口構成の割合における勤労階級に属するものが三割数分で、その所得は四割九分かなんか、そういう詳しいことは要りませんが、五割近いということは、主税局長としては、感じとしては合つているように思われ……

第19回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1954/09/16、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) 今年は幸い割合災害が少なかつたのでございまして、つい数日前の十二号が非常に大きいだろうという予想の下に心配しておりましたが、このほうも皆さん御承知の通り非常に軽小に済みまして、九州のほうには若干ございましたので、今各省等へはそれぞれ報告等が参つておるのでありますが、大蔵省にも十分まだその連絡はございません。併し今回の十二号が予想外に小さくて済みましたので、臨時国会等を開いてこれを処理しなければならんというようなこともないのじやないかと思つております。災害は不幸な年中行事になつて参りまして、今まで何回も経験しておりますので、この処理に当りましては、従来の経験を更に能率化い……

第19回国会 通商産業委員会 第閉会後14号(1954/11/11、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) 第三四半期は御承知の通りに、まあ政府供米代金の支払を中心として財政支払が非常に多い時期でございますが、そうかと言つて、この支払いました金が中小企業等へも全部浸潤するとは限らないのでございまして、この大きな財政支払に対しましては、これを吸収して、何とか従来のやつて参りましたデフレの基本線は崩さないようにして行くということは勿論考えておりますが、一面このデフレ政策のしわ寄せを受けるところの中小商工業者等に対する金融に対しては、何とか円滑にこの時期を乗り切れるようにということを考えなくちやなりませんので、この主に問題になるのが、中小金融の問題でございますが、これにつきまして第……

第19回国会 農林委員会 第閉会後16号(1954/10/22、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) 北海道の罹災地のかたがたは非常な困難に遭遇せられたわけですが、そういう人に何か現金収入を得させたい、それには政府がいろいろ事業をやるというわけですが、それが北海道は冬に入るということ等を考えまして、何とかこの措置を早くしたいということでいろいろ考えておるわけですが、その一つは国有林の災害復旧というものが、そちらのこれは一般会計ではありませんがございまして、十数億節約予備金そのものが或いは節約解除というようなことで十三、四億の金があるわけです、そのうち十億くらいをこれは北海道ばかりではございませんが、全国的に見て十億、そのうち大体半額近いものを北海道で国有林の災害復旧をや……

第19回国会 農林委員会 第閉会後18号(1954/11/11、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(山本米治君) 先般当委員会のお申入がありまして、我々これに対して好意的に検討して参つたのでございますが、御承知のような国家財政の事情で、全面的に御要望に副うことができないことを誠に遺憾に存じておる次第であります。  項目を逐つて大体のお話を申上げますと、第一に、農林関係諸施設の災害復旧問題でございますが、これにつきましては、無論国庫の補助資金等の融通について遺漏なきを期して参りますが、三十八年度、昨年度の災害に際しましてとられたような国庫の高率負担、国庫の負担率を引上げるというような内容を持つた特別立法、こういうことはどうもできかねるように結論が達しております。  第二の干拓堤防の復……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/02、3期、自由党)【政府役職】

○政府委員(山本米治君) 只今議題となりました農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案ほか二法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十八年度におきましては、風水害、冷害等が相次いで異常に発生したため、農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険金の支払が増加し、多額の歳入不足を生ずることが予想されましたので、その歳入不足をうめるため、すでに、第十七回臨時国会及び第十九回国会において御審議を願い、成立をみました農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための財渡措置等に関する法律及び農外共済再保険特別……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1955/10/18、3期、自由党)

○山本米治君 この財政投融資の一般問題につきましては、もうすでに木村委員からだいぶ質問がありましたから、私はなるべく重複を避けまして、財政投融資と経済活動といいますか、財界の景気といいますか、それの関係を一つ伺いたいと思うのですが、ことしは昨年度に比べて財政投融資総額が相当ふえているわけなんです。財政投融資がふえるということは景気がよくなるということですか、どうなんですか、この一般関係は言えないのですか、お伺いしたい。
【次の発言】 ことしの財政投融資は、この資金計画によりますと、この予算書よりだいぶ減っておるわけですが、当初の予算にしますと三千二百二十七億と思ったのですが、滅っておりますが、……

第22回国会 大蔵委員会 第4号(1955/03/31、3期、自由党)

○山本米治君 私は、自由党を代表いたしまして、本案に賛成いたします。  この問題の内容につきましてはいろいろまだ検討すべきものがありますが、御承知のように、租税関係は予算歳出の面とうらはらの問題でありまして、予算が御承知の通りこま切れ暫定予算という段階にありますので、租税方面の改革も七月から本予算全体とにらみ合せて政府の法案が提出されることと思いまして、これは単にそれまでの暫定措置として期限を一応延ばすという形式的なものでございますので、差しあたり本案には賛成いたすものであります。
【次の発言】 加藤理事にお伺いしたいのですが、債券発行のうち、資金運用部引き受け以外は市中に期待されているわけで……

第22回国会 大蔵委員会 第6号(1955/05/17、3期、自由党)

○山本米治君 各地方に、主として税務署中心と思いますが、法人会というものがある。あの法人会の現状がどんなふうになっているか、全国幾つくらいあるのか、あるところとないところとあるのか、あるいはああいうものの根拠はどういうものであるか、資料を一つお出し願いたい。
【次の発言】 あるいは運用の現状というようなものもわかれば……。

第22回国会 大蔵委員会 第7号(1955/05/20、3期、自由党)

○山本米治君 法人会のことについて、資料を求めておきましたが、まだできませんか。
【次の発言】 資料をいただく前にちょっとお尋ねしますが、法人会というのは各地に大体税務署単位か何かであったようですが、ほとんど全部できておりますか、どうですか。どういう趣旨であるものなんですか、その法的根拠は多分ないと思いますが。
【次の発言】 それではその問題は他日にいたしまして、近年非常にやかましくいわれておる資本構成の問題について、少しお伺いしたいと思うのですが、日本の企業というものは借り入れが多過ぎる。銀行側からいえば貸し出しが多くて、いわゆるオーバー・ローンになっている。それから企業からいえばオーバー・……

第22回国会 大蔵委員会 第8号(1955/05/24、3期、自由党)

○山本米治君 ただいまの説明で大へんよくわかりました。大体任意団体として想像したような活動をしておるように思うでありますが、世間の一部に、この法人会と税務署の人とが春秋、その他随時熱海に行くとか箱根に行くとか、そういう旅行をやっておるというようなことを聞いておるのですが、そういうことを御承知かどうか、また御承知であるならば、そういうことに対してどういう考えをお持ちか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。それで先ほどの数字などちょっと簡単なものでもいいですが、いただけますか。
【次の発言】 お願いします。

第22回国会 大蔵委員会 第10号(1955/05/30、3期、自由党)【議会役職】

○理事(山本米治君) ただいまの御説明に対する質疑をお願いいたします。

第22回国会 大蔵委員会 第11号(1955/05/31、3期、自由党)

○山本米治君 法制局長官にちょっとお伺いしたいのですが、かりに本日までに政府提案通り、すなわち期限を年度一ぱい、来年三月三十一日までというやつが両院を通過したといたしまして、その後予算折衝等におきまして補助金の実体が変る、補助率を上げるとか、いろいろなふうに実体が変ったという場合には、またそれに伴う法律を作らなければならぬと思うのですが、その場合には今日までに通過した法律がすぐ廃案になって、また新しくやるのか、それとも一事不再議の原則に反しないものかどうか、その点お伺いしたいのですが。
【次の発言】 そうしますと、先ほど仮定しましたように、本日までに政府原案通り年度一ぱいというやつが通過したと……

第22回国会 大蔵委員会 第13号(1955/06/07、3期、自由党)【議会役職】

○理事(山本米治君) 続いて国有財産特別措置法の一部を改正する法律案について、事務当局からさらに補足説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 本案の質疑は次回に譲りたいと存じますが、資料の御要求のおありになります方はこの際お願いいたします。
【次の発言】 次に、証券取引法の一部を改正する法律案及び証券投資信託法の一部を改正する法律案について、事務当局から補足説明を聴取いたします。

第22回国会 大蔵委員会 第14号(1955/06/09、3期、自由党)

○山本米治君 二、三質問したいですが、この表はなぜ「秘」なんですか。今お渡しになった表です。などういうことで「秘」にする必要があるのですか。大して「秘」にする必要はなさそうだと思うが、各会社の設定額の大小が直接信用にかかわるというわけでもないし、一部解約が多いということで「秘」にするというんなら、今の速記録に載せたことはすでに「秘」を破ったことだし、どういうことで「秘」なんですか。
【次の発言】 了承いたしました。それから次に、今まで投資信託は、初め募集の際に予定配当というようなものもありましたわけです。一割とか一割二分とか、最近はもっと下っておるようですが、株式の配当とか、あるいは場合によっ……

第22回国会 大蔵委員会 第16号(1955/06/14、3期、自由党)

○山本米治君 ただいま岡委員の言われたことも理屈があるので、もし消費税でいけばその方がすっきりすると思うのですが、その前提として私は外貨割当方式について伺いたいと思うのです。たとえば九十五万トンなり百万トンを入れるとして、一億ドル内外あるいは以下の金だと思うのですが、それが各製糖会社が十なら十の製糖会社が全体の日本の輸入数量のうち、たとえばキューバ糖が何割、台湾糖が何割でジャワが何割というならば、各製糖会社が、その同じ割合で原料を入れれば今の消費税でやっていけるわけだと思うのです。ところがむろんそういうふうにいかないで、ある会社はキューバ糖が五割、ある会社はキューバが一割とか二割使う、あるいは……

第22回国会 大蔵委員会 第18号(1955/06/17、3期、自由党)

○山本米治君 今日は証券関係の二法案を主として質問することになっておるようでありますが、大蔵大臣はこの委員会へ出席されることは非常に少いのでありますから、この機会にちょっと、別の事柄でありますが、この問題と関係がないわけでもない。たとえば株式の額面を五千円にしようというようなこともある。そういうことと関連した問題ですが、最近一万円札が出されるということが、まだ決定はしていないようですが、まあ、うわさに上っております。これは最近の金利引き下げの問題と関連して、銀行は経営を合理化しなくちゃならない。それには、やはり一万円札を出した方が経費の節約にもなるということで問題になっておることを聞いておりま……

第22回国会 大蔵委員会 第19号(1955/06/21、3期、自由党)

○山本米治君 開発銀行はその法第一条にある通り、長期資金について市中銀行の出資、長期金融機関の補完的役割を果すといわれておりますので、しばしば市中との競合関係を生じておるということがいわれておりますが、その実情は最近いかがになっておりますか。
【次の発言】 開発銀行の資金は財政出資で、いわばただ、まあコストのかからない出資と見ていいわけですが、開発銀行は貸し出しにはもちろん金利をとる、開発銀行の金利はどうしてきまるのか。普通の金融機関ならば預金を集める、それでその他に資金を回し、コストを計算するということが出てきますが、これは財政出資――租税によってまかなわれているのですから、元はただだ。しか……

第22回国会 大蔵委員会 第22号(1955/06/24、3期、自由党)

○山本米治君 関連質問。今利子課税と配当課税と何がバランスがということが問題のようですが、もし真にバランスというのならば、配当課税を全免するのがむしろバランスじゃないですか、というのは特に今の日本の実情からみまして、日本は直接投資が少くて間接投資が多い。それが事業のオーバー・ボローイングの問題とか、いろいろな問題に関連しておるので、そこでなるべく直接投資、すなわち株式をたくさん募集して、自己資本も各企業が自己資本を充実することが今日望ましいと思うわけです。もしそういう意味でいうならば、利子課税を全免するならば、むしろ配当課税も全免すべきじゃないか、これこそ真のバランスじゃないかと思うのです。配……

第22回国会 大蔵委員会 第23号(1955/06/27、3期、自由党)

○山本米治君 問題が協議団なんかに付されたような場合に、延滞加算税の関係はどうなりますか。
【次の発言】 問題は協議団などにかかった場合には、相当時間を食うらしいのですね、ちょっとした問題でも半年ぐらいかかるわけですが、あとで訂正された部分については還付を受けるのが当然ですが、問題があるから払わないというやつに対して、ずっと利子税、加算税を課せられるのは少し酷のように考えますが、その点はどうでしょう。
【次の発言】 もう一点関連して伺いたいのですが、国税以外の公課というやつですね、これは保険料みたいなような場合ですが、これが今度下るには下ったのですが、この国税の場合の延滞利子税、延滞加算税と比……

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/28、3期、自由党)

○山本米治君 私は自由党を代表いたしましてただいま議題の租税三案に賛成いたすものであります。  わが国の税金がまだ高いということはわれわれも認めておるのであります。今年度の国民所得六兆三千億という見積りに対しまして租税負担が一四、五%に当りますかどうか、この率といたしましては、あるいはフランス、イギリス等ともあまり違わない。アメリカは再軍備を強行しておる関係上少し高いのでありますが、かりにこの率は同じといたしましても、国民所得そのものが非常に貧弱であるということからみますと、国民に与える負担の程度は非常に高い、こういう意味合いにおきまして、われわれも常に減税を要望しておるものであります。しかし……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、自由党)

○山本米治君 これは質疑に属しますが、一番大事な点、つまりイギリスの問題ですね。これは説明にもちょっと加えていただきたいと思うのです。イギリスは非常に微妙な立場にあるようですから……。
【次の発言】 そうですか。

第22回国会 大蔵委員会 第29号(1955/07/19、3期、自由党)

○山本米治君 各省各庁の外郭団体というものが補助金とある程度の関係があると思うのですが、外郭団体の一覧表というものがありますか、これを作っていただきたいと思います。

第22回国会 大蔵委員会 第30号(1955/07/21、3期、自由党)

○山本米治君 この問題の動機といいますか、私は二つあると思うのですが、一つは外貨の問題、一つは石炭対策じゃないかと思うのです。二十八年に非常に輸入が多くて、しかも重油関係だけを見ると、まあ年々ネズミ算的に多くなってきた。しかも当時国際収支が非常に悪化して、このまま重油の輸入を多くしたら非常に外貨の問題として困るということが、この大きな動機の一つだったんですが、今日外貨の状況はポジションが非常によくなって、御承知の通り十二億ドルをこえるという、今までになかったようになってきておるわけです。外貨というものはためておいてもつまらぬもので、外貨はやはり使うのがいいので、根本は国際収支がバランスするかど……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/26、3期、自由党)【議会役職】

○理事(山本米治君) 別に御発言もないようでございますが、質疑は終了したものと認めて差しつかえございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。  別に御発言もないようでありますが、討論を終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。資金運用部資金法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに御賛成の方の御挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお、諸般の手続は……

第22回国会 大蔵委員会 第32号(1955/07/27、3期、自由党)

○山本米治君 蚕糸局長にお伺いしますが、この三十億円の資金で今までこの操作をやる基金となっておったわけでありますが、今度新たに三十億を限度として一時借入金ができることになったわけですが、この安定法の対象の中には玉繭による糸――玉糸と言いますか、それは多分入っていないのではないかと思うのですが、今までこれを入れてくれという要望も相当あったように聞いておりますが、この点についてはどういうふうにお考えになっておるかお伺いいたします。
【次の発言】 ちょっとはっきりしなかったのですが、この三十億円の基金、これで買うわけですか、この中でワクでも設けてあるわけですか。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 大蔵委員会 第2号(1955/12/07、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(山本米治君) それではこれから大蔵委員会を開催いたします。  まず理事の辞任及び補欠互選の件についてお諮りいたします。  一昨日、平林理事より書面をもって理事を辞任いたしたい旨の申し出がありました。右申し出の通り許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって許可することに決しました。  つきましてはただいま辞任されました平林理事及び先般本委員会の委員を辞任されました森下理事並びに西川理事の補欠を互選いたしたいと存じますが、先例により成規の手続を省略してその指名を委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。

第23回国会 大蔵委員会 第3号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○山本米治君 まだあります。食管会計の借入限度を九百億円上げるという、これは非常に事務的なことで、数字等についても御質問申し上げる必要はないと思うので、やや実体的なことを伺いたいのですが、今度の米の収穫高はまだはっきりしないでしょうが、予想はどれくらいなんでしょうか、ちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 約八千万石近い数字ですが、これは平年作に比べてどれくらい多いでしょうか。それからまた従来米の収穫高の数字は、統制が始まってから実態からかなり離れたものである、政府の発表するよりもさらに五百万石なり千万石多いということが言われているのですが、そうしますと、八千万石にさらに五百万石なり千万石を加え……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 大蔵委員会 第6号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○山本米治君 関連して。私は少し前にこの委員会で木村禧八郎君が、国民所得から考えて、国民所得のうちで、給与、賃金所得というようなものと、事業所得といいますかね、そういうものとの、去年の秋ぐらいの話だからおそらく六兆三千億を基調にしたと思うのだが、そのうちで、その二つの給与所得の大きさは大体同じであるにかかわらず、賃金所得に対するる税金は二千億以上になる。ところが一方、事業所得といいますか、給与所得以外の所得に対する課税は、七百億前後だというようなことをいって、所得の大きさが同じであるにかかわらず税金の方は、給与、賃金所得者が三倍払っている、非常に不当じゃないかといって数字をあげたように覚えてい……

第24回国会 大蔵委員会 第9号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○山本米治君 それと同じ問題は、外為特別会計にもあるわけです。なお今まで一般会計から出投資をしているわけですね。あれは何か似たような問題で債権としては考えておらぬ、一般会計は、そうすると返すべき義務はあるようなないような、義務としてはないかもしらぬが、それはどういう法律関係になるんですか。
【次の発言】 出投資はどうですか。国民金融公庫とか中小企業金融公庫とか、そのほかたくさんありますね。
【次の発言】 要するにインベントリー・ファイナンスとして一般会計から出したものは、一体債権であるのかないのか、法律上の性質は。出した方はやりっぱなしで債権とするつもりではない。一方受けた方は、いつ取り返され……


山本米治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(山本米治君) ちょっと亀田委員に申し上げますが、質問の順序ですが、先ほども委員長からお話がありましたように、一萬田大蔵大臣がほかに行かれる予定がありますので、順序として、一萬田大蔵大臣に対する質問を先にお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、簡単にお願いします。
【次の発言】 ちょっと皆さんにお願いいたしますが、大蔵大臣はさっきから急いでおられますから、大蔵大臣の質問を先にしていただきたい。もう大蔵大臣退席されて差しつかえございませんか――では大蔵大臣どうぞ。
【次の発言】 皆さんに申し上げます。本日この委員会が済んだあとで、決算委員会の方ではもう一ペん連……

第22回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1955/06/20、3期、自由党)

○山本米治君 私は今日の日本の経済の難問のほとんど大部分が人口問題からきていると思うわけであります。人口問題は非常に広範な問題でして、今ここに問題の租税の面からだけでもこれを解決することはとうていできない。しかしながら今あらゆる経済政策において、租税制度の務める役割は非常に多いわけでありますが、その租税制度に人口問題の要素を取り入れることが必要じゃないかと私は思っているわけです。で、まあ今まで給与の体系におきましても、子供があれば家族手当とかいろいろなものがありますが、そしてまた税制の面においても家族控除があるわけです。これは今まで、ことに戦時中生めよふやせよでやってきて、そして生まれてきてい……



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データ更新日:2022/12/18

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