中山福蔵 参議院議員
2期国会発言一覧

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中山福蔵[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中山福蔵参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

中山福蔵[参]本会議発言(全期間)
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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第4号(1951/10/15、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は前質問者と重複を避けまして、極く簡単に国家の将来の動向に関する質問をして見たいと思うのであります。  先ず第一に吉田外務大臣に対してお尋ねをしておきたい。これまでの外交というものは、国家対国家の、いわゆる相対的なる外交であつたのであります。然るに世の変遷に連れまして、この相対的な外交というものが、集団的な外交に移行しておるということは皆樣すでに御承知の通りであります。即ちその顕著なる象徴として国連というものを中心としての外交というものが樹立されておる。いわゆる階段的に外交の方針というものも変遷が認められておるのであります。而うしてこの集団的な外交の方針というものは一つの共通し……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第9号(1952/01/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 吉田内閣総理大臣によりまして昭和二十七年度の政府の施策に関する総論的な方針が述べられたのでありましたが、池田大蔵並びに周東安本両氏によりまして、財政経済の各論的な裏付けがなされたようなわけであります。即ち以上三相によつて款項目の羅列がございましたが、その内容に至つては、未だ以てその奥を極むることができなかつた。これは誠に遺憾でありますが、恐らく各委員会において懇切丁寧なる御説明があることと考えます。本日私は政府対策の大綱について政府の所信を聞きたいと思うのであります。  先ず第一に吉田内閣総理大臣に対してお尋ねをいたしまするが、台湾政府の承認を何故やつたかという各議員の質問に対し……

第13回国会 参議院本会議 第18号(1952/02/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 行政協定の細目に関する質疑は、岡田議員によつてその重要部分が盡されておりますから、私はこの行政協定の精髄を決り取つて、二、三政府に質疑を試みたいと考えるのであります。  先ず行政協定が何故に締結されなければならなかつたかということを吟味してみますると、これは日本の敗戦という事実と、憲法第九條の規定の存在することの二点から発足したものであることは言うを待たない。(「賛成なのか」と呼ぶ者あり)即ちこの憲法第九條は、正義と秩序を基調とする国際平和を国民が念願する。武力による威嚇、武力の行使、かくのごとき行動につきましては、我々はその行動を起すことを欲しない。かるが故に陸海空軍というよう……

第13回国会 参議院本会議 第59号(1952/07/01、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は只今上程中の破壞活動防止法案ほか二案の修正案提出者といたしまして、修正の重点及びその理由を概説したいと存じます。  先ず第一に、本法は国民の基本的人権に重大なる関係を有するものでありまするから、公共の安全確保のため必要な最小限度においてのみこれを適用すべきは勿論でありまして、みだりに拡張解釈するがごときことは嚴にこれを戒めなければならんのであります。よつて第二條に、この法律の解釈適用の限度を定め、第三條中に、この法律による規制及び規制のための調査は、第一條に規定する目的を達成するために最小限度においてのみこれを行いいやしくも権限を逸脱して、憲法に保障せられたる思想、信教、集会……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今中田さんの御質問でありますが、緑風会の基本的態度は飽くまでも不偏不党であります。(「大笑いだ」と呼ぶ者あり)従つて破防法に関係のない緑風会の基本的態度についての質問に答える必要はない。  第二の点は、只今質問者の言われました通りに、成るほど委員会では三案とも否決になりました。併しながら皆さん全部の方々について御相談を申上げて、如何に処理すれば国家のために(「ならん」と呼ぶ者あり)最も(「高く売りつけるか」と呼ぶ者あり)公共の安全を確保するために妥当なる行為であるかということをお諮りしておるのであります。(拍手、「如何に国民を裏切るか」と呼ぶ者あり)従つて大衆の声に応ずるのだ、……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は只今上程されております警察法改正法律案につきまして、二、三の疑点を質しておきたいと思うのであります。  第一点は、総理から御答弁をお願いいたします。大体、国家というものが時と共に伸びて行きまするならば、伸びるに従つて新らしい着物が必要であると思うのであります。いわゆる国家は、「たけのこ」が育つように、竹の皮は時代と共に剥げ去つて新らしい姿を現わして来るが、国家の成長も又これと同じでありまして、大陸法或いは英米式というような警察制度であろうがなかろうが、どういう着物が日本に一番適しているかということが、政治家として最も考えなければならん重要な点だと私は思つております。こういう見……

第15回国会 参議院本会議 第31号(1953/03/06、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今上程されました下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案の委員会における審議の経過とその結果について御報告いたします。  この法律案は、牛窓簡易裁判所ほか七簡易裁判所の管轄区域の変更及び大湊簡易裁判所等、簡易裁判所の名称或いは所在地の変更をなさんとするもので、主として行政区画の変更に伴うものであります。委員会におきましては慎重に審議をいたしまして、先に審議した大湊簡易裁判所の移転に関する請願について質疑がなされました。討論に入りましては別に発言なく、採決いたしましたところ、全会一致を以て可決すべきものと決定いたした次第であります。  簡単ながら御報告申上げ……

中山福蔵[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

中山福蔵[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 法務委員会 第17号(1951/05/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 これはちよつと関係当局に私お伺いしたいのですが、この恩給というものはいろいろな謝恩とか、慰安とか、養老とか、いろいろな意味からこれは出発したものだと思うのですが、そういう関係から恩給というものを支払う上におきましては、一応執行吏というものの行動についての観察を行うということが必要だと私考えるのでありますが、私は元来弁護士でありまして、いつも執行吏の行動についていろいろ考えさせられるところがあるのでありますが、近頃の執行吏の行動は、関連事項としてお尋ねするのですが、特にその点私申上げておきます。行動についてはいろいろ世評がありまして、私みずから体験したところによりましても、その言動……

第10回国会 法務委員会 第18号(1951/05/24、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は前回の委員会におきまして、当局の明確な執行吏の取締に関する方針を承わりたいということを要求しておきましたが、なおこの際一応私の前回用いました用語の不備を調整しておきたいと思います。それは私の申上げました言葉の中に、執行吏の言動に関する非行があるということを申上げておきましたが、これは全般に関する非行があるというのではなくて、私の体験しました一、二の例について申上げたということに調整して頂きたいと思うのです。そうして、前回要求しました裁判所の明確な取締方針をこの際承わつておきたいと思います。
【次の発言】 実はそれは今局長が申せられるのは私よくわかる。債務の完全な履行ができない……

第10回国会 法務委員会 第19号(1951/05/25、2期、緑風会)

○中山福藏君 この「相当の担保」というのは、あなたがたの見込ではどのくらいの見込になるということで、どういうところに基礎を置いていたのですか。
【次の発言】 これは「相当の担保」というものは裁判所の調査費を含むところの「相当の担保」という意味ですか。これはどういう担保なんです。
【次の発言】 確たる基準というものはない……。
【次の発言】 その会社荒しの標準というのはあなたがたどういうふうにとつておるか、そこが一番大事でしよう。会社荒しというのを単に主観的な見方で会社荒しと断定してかかられては堪つたものじやない。そこでその標準をどこに置くかということが一番大事なところでいような。

第10回国会 法務委員会 第21号(1951/05/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと関連してお聞きしておきたいのですが、今住所の登録の問題が議題となつているのでありますが、私只今の御答弁に関連して更に詳しい御説明を承わつておきたいと思うのです。これは犯罪予防の面から一応この条文について考えて見たのですが、例えばたびたび法廷に立つて弁護いたしております実情から推察して、公文書の僞造、或いは印鑑の僞造というものをやりまして、同じ人間が同一の時間に所を異にして登録している、まあ配給関係から登録している事実がある。そういうことが将来惡意に、或いは作為的にすべての惡事をやろうという場合においては、必ずしもそういうことはないとは言えないと私は思うのであります。そうい……

第10回国会 法務委員会 第22号(1951/05/30、2期、緑風会)

○中山福藏君 私の伺いたいところは大体伊藤委員の最後の問でわかりましたから、その点は省くことにいたしまして、ただ二点だけを念を押しておきたいと思います。それは有限会社法並びに株式会社の性質に関する質問応答が行われておりましたが、時間がありませんから一切の理由を拔きにして、結論としてお尋ねしたいのは、将来この有限会社というものは、或る時期にはこれに関する法律は廃止したほうがいいのじやないかという考えを持つておるのでありますが、如何でしようか。そういう何はございませんか、政府におかれましては……。むしろないほうがいいと思いますが……。
【次の発言】 その点については十分一つ御研究を願いたいと思いま……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私松永さんにちよつとお伺いしておきたいのですが、それはあなたが只今この地方自治関係の法律とか、公益事業委員会とか或いは建設大臣の権限の相関性、そういうことをお聞きになつてそうして御意見をお述べになつたのですが、あなたのお説の通り極めて多岐多端に亘つて煩瑣なものであると、從つて極めて緊急を要する電源開発に関してはこの公益事業委員会の存在というものがその一役を演じておるように我々素人は感ずるのですが、若しこの緊急電源開発の問題を早急に解決することができない、そのできない原因の一つが公益事業委員会にあるというようなことでありますれば、これをどういうふうに持つて行くかということが大きな問……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1951/11/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 これは前回要求いたしました私の質問のうち、二つほど落ちておるように考えております。第一は、河川、湖沼、瀑布のうちにどのくらい現在開発されておるかということが第一なんです。だから私の希望としては、少くとも現在水力電気の根源として開発されておりまする瀑布、湖沼、河川の名前を知りたかつたのであります。これを知つて置くということは、落差の関係とか、いろいろな問題を一応勘案しまして、そうしてそれに対するところのいわゆる費用の捻出とか、或いは設備の程度というようなものを考慮に入れて、結局金の面を考えなければならぬという建前からお尋ねをしたのでありますが、これがどうもはつきりこの御報告の書類の……

第12回国会 法務委員会 第1号(1951/10/11、2期、緑風会)

○中山福藏君 私ちよつと伊藤さんにお尋ねしておきますが、その講和後におけるその法律の改正という第一におつしやつた問題ですね、それは何ですか、その範囲を全般的に亘つて御質問なさる御予定でございますか。
【次の発言】 今、伊藤委員から仰せられましたこの講和後の法制の立て方ということにつきまして、昨日新聞でありましたか、首相の意見と大橋法務総裁の意見が食違つておるということが掲げられておりました。それでそういうような点で、この席に首相はおいで下さることはできるかどうかということは、これは私としてはおいで願つて法務総裁と二人列席されておのおのの意見を承わりたいと実は考えております。一応今、伊藤さんがお……

第12回国会 法務委員会 第3号(1951/11/15、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は法務総裁にお伺いしたい。現在我が国民のすべては惰力の中を泳いでおる姿であります。一つの見識もなければ、一つの目標もなくて、ただ現在までの惰力のうちを泳いでおる、無意識に泳いでおる。でありますから、政治上の問題、或いは将来の国家の動向に関する指標というものが、何ら政治問題に関する討議のうちに現われていない。これは誠に悲しむべき現象であると私は常に痛歎しておる一人であります。そこで私がこの伊藤さんの質問に関連して、お尋ねしたいのでありますが、先だつて、私の道徳の拠点をいずこに求むべきかという参議院の本会議における質問に対する天野文相の言葉が、あちらこちらで問題になつておるのであり……

第12回国会 法務委員会 第4号(1951/11/16、2期、緑風会)

○中山福藏君 ついでにちよつと一つ聞かせて下さい。冒頭に「裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の職階制及び試験」とありますね、試験の範囲は大体今までのはわかつておるのですが、時勢の変遷につれて試験科目の変更ということを相当考慮すべき時期に到達しておると思うのですが、そういう点についてどういうお考えですか。
【次の発言】 現段階でその只今お考えになつておる範囲を一つ明示して頂きたいと思います。
【次の発言】 この試験の科目を、これは従来の行き方とはよほど変えて行かなければならんと私は思つておりますが、その科目についてのお考えはどうでしよう。

第12回国会 法務委員会 第5号(1951/11/17、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今御説明一応承わつておきますが、大体我々はこの差押、競売のない社会を望んでおりますけれども、併し現実の問題としてこれは止むを得ざる事柄でありまして、その執行の事態というものが現われて来ました場合においては、やはりこれは遂行できるような措置をとらなければならん。従つて只今抑せの通りに執行史というものは嫌がられる商売であるし、商売じやございませんが、仕事であるし、なかなかこれは恩給までも私どもはこの議会できめて給與するということになりておるのですが、而も一方において俸給というものを勿論とつておるでしよう。併しそれと同時に私どもは裏面工作というものが執行吏に対して行われて、相当のまい……

第12回国会 法務委員会 第7号(1951/11/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 私ども戦後この日本に誇り得るものは裁判制度だという普段からの考えを持つておるのですが、俸給が相当に上つて、安んじてその職をとつて頂くということについては、何ら反対するものではございませんが、ここで一つお尋ねしておきたいことは、この簡易裁判所の判事の俸給一号給というものは三万七千三百円というふうに上つて来るのですが、判事補の一号というのは二万六千二百円ということにこれはなつておりますね、そうするとこの前説明を承わりまするというと、その判事になる人もあるのじやないですか、一種の……そういうような場合には簡易裁判所の判事とこう平均が保てるような給与にここはバランスをとらしておくというこ……

第12回国会 法務委員会 第8号(1951/11/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私この問題に関連してちよつとお伺いしておきたいのです。法務総裁にちよつと御意見を承わりたいと思います。近頃大学の自治という問題に便乗いたしまして、大学の構内というのは大学自体において取締るというような大体の空気が諸方面において濃厚でありますが、大学というものが一つの学理の探究とか、真理の発見とかに全身全霊を打込むということは勿論のことでございますが、併しそれにも限度というものがありまするし、全然これが日本の国内において治外法権的な取扱いを受けるということは、国家全体から考えまして相当考慮すべき重大なこれは案件であると私は思うのであります。従つてこういうふうな問題が起りまするという……

第12回国会 法務委員会 第10号(1951/11/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 私一点お伺いしておきたいと思います。昨日私衆議院の法務委員会の傍聴をいたしておつたのでありますが、その際永田京都市警察本部長でありますかの陳述を聞いておつたのでありまするが、いろいろとまあずいぶん学生の行動についての報告があつたようであります。でそのうちに天皇の馬鹿野郎とかいろいろな文句があつたということを記憶しておりますが、それはそれといたしまして、法務総裁にお伺いをしておきたいのは、京都の公安条例というものは違憲の判決があつたということを承わつておるのであります。而して現在公安条例に違反しておる。いわゆる当時とられました学生の行動が公安条例に違反しておるのじやないかどうかとい……

第12回国会 法務委員会 第11号(1951/11/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 犯罪捜査面の科学的分析ということが、非常に犯罪捜査方面に外国では盛んにやつているようでありますが、この近頃平和という文字の内容につきまして大分従来使用されておりまする平和という言葉の内容とは差異が生じたように私どもは感ずるのであります。例えば今日のソ連を中心とした平和の考え方と、それから自由主義国を中心とした平和の考え方と、その平和の実現方法に対する過程をどういうふうにして築き上げて行くかということに対する、いわゆる階段的な闘争というものに対する平和の内容というものは、非常に違つて来ているように思いますが、こういうことについて特審局、或いは捜査当局において平和の言葉の内容分析とい……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/14、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今の御説明に関連しましてお尋ねするのですが、先月の十九日であつたと思うのですが、李承晩大統領がああいう宣言を一方的になしたのでありますが、その際に、日本という国は国際法の先例を知らない、十九世紀的な頭脳を持つておるというような、誠に日本を侮辱したような言葉を前置きにして、そうして而も、その先例というものはメキシコ、チリー、アルゼンチンであるというようなことを尤もらしく新聞によつて報道せられておるようであります。一体メキシコ、チリーというようなところにそういうふうな先例があるのかどうか。外務省のほうではそれはすでに調査済みでございましようか。一つその点を承わつておきたいと思います……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたします。エリサルデとかネリという人から損害の調査ということにつきまして共同でこれを調査するというようなお話はなかつたんでございましようか。これは百六十一億余ペソのいわゆる賠償の要求があつたということは、一方的に損害を算定しておるんじやないかというここに私は疑いを持つのであります。御承知の通りにヴイエトナムのチヤンバンフー総理大臣とか或いはパキスタンのフセイン外務大臣代理というような人は、非常に日本に好意を持つて、專門家が損害を調査するとか、或いはフイリピン、インドネンアという国が日本と交捗する場合においては、その支拂の能力の限度においてこれをなさなければいかんと……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと厚生技官にお尋ねいたしておきたい。この麻薬取締に関する刑事責任で、行政処分との牽連関係をちよつとお尋ねしておくわけなんですが、この麻薬取締法違反によりまして刑事上の責任があるという場合においては、検事並びに検察事務官というような者が、これは誠に気の毒だから一応起訴猶予にするというような場合、行政処分行為、例えばその処置を禁止するとかですね、まあ的確な例を申しますと医者の場合ですね、そういうような場合に処分行為だけ受けて、刑事上の責任は負わない。又、刑事上の責任を負つても、負うと同時に行政処分のいわゆる処置の禁止を喰う、二重の刑罰がここに加わるわけですね、そのときに行政処分……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/06、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと次官にお伺いしておきますが、これは大体この千九百三十一年七月十三日の條約の範囲外の麻薬を製造販売というような問題についての統制を行うということを目標にしておるようでありますが、それ以外の、つまりこの議定書以外の麻薬を統制するという目的のようでありますが、関連してお尋ねしておきたいのは、この議定書以外に新薬ができてその製造、所持、販売というものが国内で行われるというような、いわゆる議定書に掲載されていない麻薬がここで発明されて、そういうものが日本において横行するというような場合においては、これは少しも関心を払つておらないという意味でしようか。又そういうのは国内法で特別に立法……

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/12、2期、緑風会)

○中山福藏君 四人の先生のかたがたの御意見は大体わかりました。柳井先生と守屋先生は、大体安保條約第三條によつて包括的な委任をやつたのだ、まあまあこれくらいの程度だつたらよかろう、結局憲法第七十三條の三項には抵触しないのじやないかというような結論のように私どもは拜承しておるのであります。ただ佐藤先生は中正的な意見だつたと私は考えておる。神川先生の御意見は結局違憲だというのが結論のように私は拜承した。  そこで佐藤先生とそれから神川先生にお尋ねしたいのは、先ず神川先生にお尋むしますが、結局この安保條約第三條によつて政府の行政協定に委せるということが書かれてあつて、而もその包容しておるところの内容と……

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとそれに関連してお伺いしておきたいのです。あの特別職でありまする外交官の試験なんですがね。これはいわゆるその特別職にふさわしい、先達つても私お聞きしたのですが、試験の、採用の方法ですね、大体外交というものは言葉がよくしやべれるとか、国際法をよく知つているとか、それでは私はいかんと思います。それを読む前に、一つの勘を働かさなければならん。いわゆる観察力、洞察力というものの卓越した人間というものが一番必要じやないかと思つております。殊に世界平和のために第三勢力の擡頭というようなことについて、世界の文明、平和の動向というものはどういうふうに動いているかということを、一応何万巻とい……

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/03、2期、緑風会)

○中山福藏君 私これをお尋ねする前に、これは兼岩さんの尻馬に乘るという意味でなく、こちらから言われんでも、一つできるだけ重要な法案があるときには、大臣がお出ましになるほうがいいじやないか。そうしないと参議院のこの委員会を軽視するというような感じを委員各位が持たれたのでは非常に私は議事の運営上よくない、こう考えまして特に私からもお願いいたしておきます。  そこで本論に入るのですが、ヴイエトナム、カンボデイア、ラオスの同じ地域の仏領印度支那の地域に三つの公使館を置かれるようですが、そういうことはどんなものでしよう。一つでいいじやないでしようか。

第13回国会 外務委員会 第19号(1952/04/04、2期、緑風会)

○中山福藏君 議事進行について一つお願いがある。そういう少し本論を離れたような議論はどうか一つ留保して、あとからやつてもらいたい。本論に入つて頂いて……お願いいたします。
【次の発言】 大体大公使設置に関する法律案の審議は昨日済んだ。従つて今日の議題は別個のものになつておると私は解釈する。従つて牽連はしておりますけれども、大体本筋ではないと私は考えます。
【次の発言】 私は別におやめなさいとは言わん。あとからにそういうことはお願いしたいと言うのです。大体今日は俸給に関する問題をやつている。私どもは大公使を設置するということは昨日済んだはずなんです。大体その点については、随分ほかの議員の何倍かの……

第13回国会 外務委員会 第23号(1952/04/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今平林委員から呉の現状に附いての大体の御報告がありましたが、私、翌日呉に参りまして、吉村商工課長の案内で全部に亘つて視察して参りました。御承知の通り、呉という所は、我が国海軍の発祥地とも言うべき歴史を持つておるのでありますが、現在の情勢下におきましては全く米軍の爆撃のために旧態をとどめないくらいに状況は変つておるのでありますが、今日、只今仰せの通りに、東南部の旧海軍施設というものは、種々の鉄工所或いは造船所というような内外の資本を導入しまして、相当の操業をやつておるように見受けて承りました。ただ英濠軍の駐留によりまして、風紀上或いは商業関係の伸張の上に幾分影響があるということを……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/04/26、2期、緑風会)

○中山福藏君 本日小委員会におきましては、約三時間半に亘りまして付託された議案について種々審議を重ねたような次第であります。委員会におきましては、各委員より極めて周密極まる政府委員に対して質疑が行われ、同時に非公式に極めて懇談的な立場においていろいろ相談が行われまして、結局この法案を如何に取扱うかということにつきまして、いろいろと協議いたしました結果、重点的に審議を進めたほうがいいだろうというので、結局曾祢委員から提出されました、何人もこれが大体この法案の重点だろうという点、三点につきまして審議を重ねたような次第であります。曾祢氏のお足しになりました原案につきましては、時間がありませんから、こ……

第13回国会 外務委員会 第46号(1952/07/29、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつと政府にお尋ねしておきたいのですが、これは大体日米行政協定の関係から、その協定の節囲内においてでなければ政府が如何よう、どうしようと思召してもできないということは、これは明らかじやないですか、つまりその条約の協定の内容から結局なし得る範囲だけしか政府としてはなし得ないのじやないのですか、こういう請願があつても……どうですか、そこを一つ……。
【次の発言】 この労務委員会とか調達、調停委員会のメンバーですね、これは日米行政協定ができた前と後とはその人員の更迭とか入替えというものはなさつたのですか、元のままですか、そこを一つ答えて頂きたい。

第13回国会 法務委員会 第35号(1952/05/08、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今上程されておりまする犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案の提案理由中に狙われておるところは、「犯罪者予防更生法は、犯罪をした者の改善及び更生を図るために、その第三章において更生の措置に関する規定を設けているのでありますが云々」ということがありまして、「更生の措置を真に適切、周到、且つ効率的に行いますためには、同章の規定中二、三の点について改正又は補充を加える必要がある」と、従つてこういうふうな改正案を出したということになつておりますが、犯罪をした者の改善及び更生を図るためという殊にこの点について一つ我々の体験したことを申述べてお伺いしておきたいのですが、成るほどこの犯罪の予……

第13回国会 法務委員会 第36号(1952/05/09、2期、緑風会)

○中山福藏君 昨日お願いしておきました検察審査会のお取扱いになつた全国的な何はありますか、統計か何か。
【次の発言】 そうですが、何件くらいございますか。
【次の発言】 そうするとその起訴相当という……、私うつかりしてその法律関係、この点まだ読んでおりませんので、或いはぴつたりしたお答えを願うことはできないかも知れませんが、大体この検事の事件の取扱いが、弁護士なんかが代理人になりて告訴の手続をいたしますると、非常にその取扱いが、起訴不起訴が決定せられるまで相当の時間を要するというということが、一般に弁護士会であちらこちらで聞かされる言葉なんですが、そうするとそういうことで告訴しておる事件が不起……

第13回国会 法務委員会 第43号(1952/05/23、2期、緑風会)

○中山福藏君 本案の質疑につきましては先に伊藤委員並びに羽仁委員から極めて詳細な御質疑が行われて随分政府のかたがたもつるし上げにお会いになつて困つておられたようでありますが、私は極めて平穏な春風たいとうというような気分でお答えを願いたいと思いまして極めて平易な質疑を行なつてみたいと思つております。  先ず本案の質疑に入るに先立ちまして法務総裁から本案提案の理由としてお述べになつた事柄について質疑をしてみたいと思います。この提案理由を拜見いたしますと、本案を提出した理由として総裁はこの民主主義を我が国に徹底させて世界の期待に副いたいという文字を用いておられる、御承知の通りに、現在世界の情勢を見ま……

第13回国会 法務委員会 第48号(1952/06/04、2期、緑風会)

○中山福藏君 総裁がおられませんから政策というふうな重要な面については省略いたしまして破防法の逐條的な疑義についてお尋ねいたしたいと思います。  先ず第二條でございます。「この法律による規制及び規制のための調査は、前條に規定する目的を達成するために必要且つ相当な限度においてのみ行うべきであつて」という文句がありますが、この必要というのと相当という言葉の意味はどちらを強くここでお取上げになるのか。必要ということは必要であれば無限に必要な程度に達するまで取調べができるということになる。併しこれが必要であつても、ここに相当とあるからやめなければならないという言葉の矛盾が観念的に出て来る。そこで必要と……

第13回国会 法務委員会 第55号(1952/06/13、2期、緑風会)

○中山福藏君 私一つだけ聞いておきたいのですが、この四十二條の二の第五項の所に、「仮出獄中の者が保護観察の停止中に遵守すべき事項を遵守しなかつたことを理由とし、仮出獄の取消しをすることができない。」というような條項がありますね。私もいろいろ犯罪がなぜ殖えるか、累犯みたいなことがなぜ流行するかということを調べて見ますと、その仮出獄とか、それからあの保釈のときなんかですね、それから刑の執行が終つて出たときに、ただ出し放しなんですね。職業紹介所と連絡をとつて、この人が獄から出たらどういうふうな職業に従事して、犯罪を二度と再び犯さないかという処置をちつともとつていない。これが私は非常な手落ちだと思つて……

第13回国会 法務委員会 第60号(1952/06/19、2期、緑風会)

○中山福藏君 私はこの場合破壞活動防止法案並びに公安調査庁設置法案、公安審査委員会設置法案、以上三案に対しまして次のような修正案を提出したいと存じます。つきましては便宜上口述することをやめまして、朗読させて頂きたいと考えます。   破壞活動防止法案の一部を次のように修正する。   目次中「(第一条―第三条)」を「(第一条―第四条)」に、「(第四条―第九条)」を「(第五条―第十条)」に、「(第十条―第二十五条)」を「(第十一条―第二十六条)」に、「(第三十六条―第三十三条)」を「(第二十七条―第三十四条)」に、「(第三十四条―第三十六条)」を第三十五条―第三十七条)」に、「(第三十七条―第四十三……

第13回国会 法務委員会 第61号(1952/06/20、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしますが、二十日以下でしよう。罰金だつたら三万円以下でしよう。罰金を納めるときには一日どのくらいになりますか。
【次の発言】 その点よくわかるのです。併しこれは書き放しじや何もなりません。紙上遊戯みたいなふうになつてしまいます。この頃二十日とか三万円くらい食つたつて一つの広告料と思えば何でもない、面白半分でやりますよ。だからそういう点も考えておきませんと、近頃の人間の気持というのは違つておるのです。新聞に広告すると十万円くらいかかる、これは安いものです。ただで広告できる、だからそういうことを一つ十分お考えになつておかんととんでもないことになつてあなたがた物笑いになる……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○中山福藏君 関連いたします。只今加藤委員の御質問、誠に私は重大な問題だと思う。殊に大半を占めておりまする、この貿易のいわゆる綿製品の関係でございます。大蔵省と通産省のまちまちの意見、或る部分において食い違つておるような意見をしばしば新聞に発表されるということは、業者としても非常な御迷惑だろうと私考えておるのであります。従つて加藤委員の御質問に対しては、大蔵省と通産省と御相談なすつて、もう一遍統一した、筋の通つた満足の行くような御答弁を一つこの次の予算委員会においてやつてもらいたい、私はかようにお願いするわけなのでありまして、余りに大きな問題だと思う。輸出貿易品の大牛を占めておる大きな問題であ……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/27、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたしますが、犯罪捜査に関する予算がこれに組まれております。而も超短波に関するところの設備を十分にやつておかなければいかんということなんでありますが、この種の設備というものが各警察の犯罪捜査の面に必要であるということは申すまでもないのでありますが、そこで国家地方警察、自治体警察というような二つのいわゆる警察官庁があつて、そうして設備というものも軍になつて、国費というものは重複して来るのじやないかというふうに私は感じを持つのでありますが、そういう設備を共同で使う、或いは何らかのそこに融通をきかせるというようなことについては御研究になつておりますか、どうでありますか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第3号(1952/12/02、2期、緑風会)

○委員外議員(中山福藏君) 各委員のかたに厚くお礼を申上げます。  一つお尋ねしておきたいのですが、実はこれはいわゆる一種の強制抑留という形になつておりまする中ソの在留者のかたは別といたしまして、私外務省のおかたに尋ねたいのは、インドネシアからネパール、ブータン、或いはビルマ、フイリピン、インドネシアという方面に相当数の人がおられると私は大体想像しておるのです。殊に私が先般ビルマに参りましたときに、服部総領事ですか、あそこにおられるかたは。在外事務所におられるかたに面会したときに、ビルマには約六千から七千残つておるということをはつきり私に先々月申したのであります。どういうわけでお帰りにならんの……

第15回国会 法務委員会 第7号(1952/12/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 これは何ですか、第十五国会提出といういわゆる法務省から出たこの参考資料、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給に関する法律の一部を改正する法律案参考資料といううちに掲げてある裁判官の報酬に関する法律という法律からこれは割出してあるのですか、今別表と申しますのは。
【次の発言】 そこで一つお尋ねしておきますが、裁判官の報酬等に関する法律の第八條に「裁判官の退官手当は、一般の官吏の例に準じて最高裁判所の定めるところにより、これを支給する。但し、弾劾裁判所の罷免の裁判に因る退官の場合には、これを支給しない。」これは何ですか、これは今度の改正俸給についても同じ取……

第15回国会 法務委員会 第9号(1952/12/24、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今政務次官が努力をするとおつしやつたが、その期限をどういう期限までに努力の効果を現わすという明白な一つ決心をお聞かせ願いたい。それはできませんか。
【次の発言】 その短いという期間を一つぼんやりでもいいですからお聞かせ願えることはできませんか。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしておくのですが、この平和条約に基いて、刑の執行及び赦免等に関する法律というものがまあできておるという関係に立つておるのですが、これは何ですか、平和条約はそのままにしておいて、この法律だけを改正して行くという趣旨ですか。
【次の発言】 私はこの法案に賛成するものであります。その理由を四つの要望を附して一つ申述……

第15回国会 法務委員会 第11号(1953/02/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  議事に入るに先立ちまして御挨拶を申上げたいと存じます。このたび図らずも法務委員長に就任いたしましたにつきましては万事不行届の私でありますから、お気に召さない点も多々ございましようが、何とぞ従来の各委員長に寄せられました御好意、御協力、御支援を給わりますよう、御挨拶に代えまして幾重にも御願い申上げます。  本日は先ず判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、人権擁護委員法の一部を改正する法律案、以上本院先議の二案を便宜一括して議題に供します。先ず政府の説明を聴取いたしたいと存じます。

第15回国会 法務委員会 第12号(1953/02/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  本日は最高裁判所及び法務省所管の二十八年度予算につきまして、それぞれ当局から説明を聴取いたし、御質疑をお願いいたすのと、公安調査庁発足以来の同庁の活動概況につきまして、調査庁当局より説明を聴取いたし、御質疑をお願いいたします。以上二件を議題に供します。  先ず昭和二十八年度最高裁判所関係予算につきまして最高裁判所より御説明を願います。
【次の発言】 本件につきまして、御質疑のおありの方は御発言をお願い申上げます。
【次の発言】 もう岸上君にいいですか。
【次の発言】 ちよつと私からお聞きしておきますが、この第三項ですね、「法廷闘争に対処し、……

第15回国会 法務委員会 第14号(1953/03/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) これより委員会を開きます。  本日は先ず昭和二十八年度法務省関係予算に関する件を議題に供します。本件につきましては、先般すでに政府より説明を聴取いたしておりますので、本日は質疑を行いたいと思います。御質疑のありますかたは御発言を願います。ございませんか。
【次の発言】 建直しの方法などはちつとも考えていないじやないか。ただ善処するだけではわからない。はつきり言つて下さい。
【次の発言】 その五ケ年間の債務の返債の方法というのは何か裏付でもありますか。ただそういう計画をしたというだけにとどまるのでしようか。それを保証する何らかの手を打たれておりますか。これを一つお聞きして……

第15回国会 法務委員会 第15号(1953/03/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。  先ず公聴会の開会についてお諮りいたします。昨日当委員会に売春等処罰法案が付託されましたが、本案の取扱につきまして先ほど委員長及び理事打合会を開きました。そうして協議いたしました結果、本月十七日及び十八日の両日に公聴会を開会いたすことと決定いたしましたが、打合会の決定通り公聴会を開会いたしますことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。  なお、委員長より議長に提出する公聴会開会承認要求書の内容は、便宜委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。

第15回国会 法務委員会 第16号(1953/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。本日は先ず連合委員会の開会についてお諮りいたします。  売春等処罰法案について地方行政委員会及び厚生委員会と連合委員会を開くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。直ちに連合委員会を開会いたしますので法務委員会は休憩いたします。    午前十時四十八分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。先ず少年法の一部を改正する法律案及び少年院法の一部を改正する法律案、以上いずれも予備審査の二案を便宜一括して議題に供します。両案につきましてはすでに提案理由の説明を聴取いたしておりまするので、本日はこれ……

第15回国会 法務委員会 第17号(1953/03/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より委員会を開きます。少年法の一部を改正する法律案、少年院法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題に供します。御質疑のおありのかたは御発言を願います。
【次の発言】 ちよつとこの際関連して私からお伺いしておきますが、これは何ですか、採用の基準と申しますか、院長その他の職員の採用の資格条件というものは、どういうふうにして御鑑別になつて採用されるのですか、その点明かにしておいて頂きたい。
【次の発言】 なおその徳育関係とか、その人の徳望関係なんかということについて一応の調査をなさるのですか、それを採用なさるときに。それも併せてお伺いしたい。


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1951/05/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねいたしますが、正当な事由というのは、これは家庭裁判所の判事の單独の意思で決定するわけでございますか。
【次の発言】 これは最高裁判所のほうで何らか一定の方針についての指示を与えておりますか、ないのですか、それを承わりたい。
【次の発言】 ちよつともう一つお尋ねしたいのですが、それはあらかじめ最高裁判所のほうから一定の方針を明示しておくということが却つて事務の簡捷の上に必要じやないのですか、むしろ、上告の方法をとつて最高裁判所まで行つて多数の時日を要するというようなことよりも、最高裁判所があらかじめ一定の方針を指示しておくということが事務の簡捷の上から非常に必要なこと……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第1号(1951/11/21、2期、緑風会)

○中山福藏君 濠洲だけですか。
【次の発言】 この註というのが、そのうしろに入つておりますね。註、朝鮮人、台湾人、沖繩人を含むというのは、これはこの区別はそのうちでどうなつておるのですか。
【次の発言】 今あなたが御説明になつたところに書いてあるのですよ。二百四十三名の二行目の註というところに書いてあるでしよう。その数字を聞いておるのです。この割合を……。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、こうして我々が審議しておる間にも死刑が執行される慮れのあるものがありますか。あるとすれば、その数は幾らくらいですか。御存じないですか。

第12回国会 法務委員会民事訴訟法改正に関する小委員会 第1号(1951/11/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) それでは只今から開会いたしますが、私は小委員会委員長といたしまして各位の御協力を得まして自分の任務を全うしたいと考えますからどうぞよろしくお願いいたします。  民事訴訟法の改正に関しましてどういうふうに運んで行つたらいいかという点を先ずお諮りしたいと思います。順序方法をどういたしましようか。
【次の発言】 委員長といたしましては、先ず審議順序の方法というものを皆様にお諮りいたしてきめたいと思いますが、本日はその審議に入る準備的な参考を得るというような建前から、当局のこの民事訴訟法に関してこれまで収集せられたいろいろな参考資料に基いてこれをどういうふうにして行つたらいいか……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・人事連合委員会 第1号(1952/03/25、2期、緑風会)

○中山福藏君 只今この大使公使の何と申しますか、設置されるところが、国々によつて、例えばお互いさまだとか、或いは従来の関係から推してどうしてもそういうふうに持つて行かなければならんとか、いろいろな理由があるようですが、今後の大公使にも、設置の標準といいますか、何といいますか、そういう目安は、従来の関係とか、向うさんが大使館を置くからこちらも大使館を置くというような関係を離れて、大体の目安というものを在外公館を置く場合においては立てておかなければならんと思うのですが、その目安なんがについてはお考えがあるでしようか。
【次の発言】 そこで大使館或いは公使館を置くということになりますけれども、大使、……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、緑風会)

○中山福藏君 ちよつとお尋ねしておきますが、政府代表と全権委員の区別が第二條の第二項、三項によつて規定されておつて、政府代表と全権委員の区別というものは、結局條約に署名調印する権限が附与されない、一方はされると、これだけの区別のように考えられるのですが、そこでお尋ねしておきたいのは、国際機関に政府代表が参加するその場合において行動する権限が附与されておる。そうすると、行動する権限の行使について申合せとか、いろいろなことが、結局機関の各部の代表が集まつて来てその機関の行動としてやる場合に行われるわけなんです。そうすると、そういうふうな申合せとか、いろいろなものは政府を拘束するというような力が出て……

第13回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1952/07/22、2期、緑風会)

○中山福藏君 私は政府に一つお聞きしてみたいのであります。大体国警、自警と二本建で現在地方の警察制度が賄われておるわけでありますが、このままの制度で果して警察本来の面目を発揮せしむることができるかどうか、その点について先ず総裁の御意見をあらかじめ承わつて置きたいのであります。
【次の発言】 すべて警察制度というのは民衆の生活に直結しておる次第でありまするから、政府の責任はもとより極めて重大なものであるということはよくわかるのであります。併しながらこの警察本来の性質から申しまして、極めて急速を要するような場合において、あらかじめ指揮系統とかその他諸般の事情につきまして一応その標準というものをきめ……

第13回国会 法務委員会新刑事訴訟法の運用に関する小委員・民事訴訟法改正に関する小委員連合小委員会 第1号(1952/05/08、2期、緑風会)

○中山福藏君 私この逐條審議の問題に関せずに、是非とも改正しなければならんという眼目の一つとしてこういうことはお考えになつていなかつたかということを聞いておきたいのであります。それは控訴審というものは覆審制というものを廃して事後審というような性格を帶びるということに大体なつて、今度控訴審における取扱を緩和するというふうに改正するという趣きでありますが、併しこれは私は旧刑事訴訟法のほうが非常に新法よりもいい。大体弁護士会の空気なんかそうそつておるようであります。これで新らしい証拠とか、事後の状況の変化を控訴趣意書の中に掲げて控訴趣意書を提出するというような、誠に不十分な改正ではないかという感を私……

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○中山福藏君 原さんにお尋ねしたいのであります。今ちよつと参考になることを聞かして頂きまして大変結構だと思つております。只今おつしやつた上官の命令をいわゆる朕の命令としてやられたものがある、従つて故意に殺戮したものではないだろうということは、今伺つて大体了承できるのであります。私その当時の状況を靜かに振返つて考えまして、そういうことも思われるのであります。ここで一つお尋ねしておきたい事柄は、戰犯者の中に、或る一部のかたがたに、戰争の遂行に協力画策したという面が、或る一部の人にあつたのじやないかということを私、想像しているのですが、その系統の以外のものは殆んどあなたのおつしやつたような立場にあつ……

第13回国会 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)

○中山福藏君 モスクワの外相会議でマツカーサー元帥に付託されて、数名の、何名、十一名でしたか、判事に任命されたというようなことになつて、一応結末をつけたことに対して、先生がおつしやつた国際裁判は実体的にはまだその終りを告げていないのだ、これはあなたの法理的な見解からさような結論をなすつておるのだろうと、こう思うのですが、併しながらまあこれは裁判だから仕方がない。事実は事実として判決を認めて、そうして救済策を講ずれば、結局只今おつしやつた二つの点によつてこれを救済する方法しかないと、従つて判決の善惡というものは後日に任せなければしようがない。法律家としての立場の御見解を承わつておるわけなんですか……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1953/03/05、2期、緑風会)

○中山福藏君 この際政府に確かめておきたいことがあるのですが、それは日米合同委員会の爆撃演習地として一応竹島が入つておつたのを、この頃抜かれておるというのはどういうわけですか。向うが勝手に抜いたというわけですか、そこを一つ。
【次の発言】 それはウエンライト米空軍司令官の日本領でないということを認識してそういう挙に出でたのではないかという疑いが一応持たれるのですが、それはどうですか。
【次の発言】 そこで一つお伺いしておきたいと思うのですが、これは韓国側の言うことも日本側の言うことも一通り筋を立てて手がけて来ておるものと思う。私どもは日本人として日本の領有であるということを固く信じておるのです……

第15回国会 法務・地方行政・厚生連合委員会 第1号(1953/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(中山福藏君) 只今より法務、地方行政、厚生連合委員会を開会いたします。  先例によりまして、法務委員長の私が委員長の席を汚すことにいたします。  本日の議事の運営方法といたしましては、先ず提案理由の説明及び逐条説明を聴取いたし、ついで時間がございましたら質疑をお願いいたし、大体午前中で終り、残余の質疑は更に次回に譲りたいと思います。さよういたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。売春等処罰法案を議題に供します。先ず発議者の提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 逐条説明は、便宜上法務委員会専門員より聴取いたすことに御異議ございませんか。



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データ更新日:2022/12/18

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