木下源吾 参議院議員
3期国会発言一覧

木下源吾[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|
木下源吾[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは木下源吾参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

木下源吾[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|
第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第25号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこの際、日ソ国交調整に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は我が党を代表いたしまして、只今から質問をいたしたいと思うのでありますが、併し私の質問することは、一党一派の問題では、ございません。今日の状態において一番重大な問題であり、国民の中で、アメリカの資本援助によつて事業を行なつておる者、又、軍需産業によつて儲けようとする一連のグループを除いた以外は、全部これを望んでおるものであるから、私の質問に対して、総理大臣以下この議場を通して国民に所信を明確にし、そうして国民が安心の行くような答弁を望むものであります。  直接の具体的な問題は、今、北海道の根室近海に……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は、防衛問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四を代表いたしましてこの際、防衛問題に関して鳩山内閣総理大臣ほか関係閣僚の御答弁を願いたいと思うのであります。  さきの総選挙におきまして、国民の意思は那辺にあるかは明らかになったと思うのであります。鳩山さんが中ソとの国交の正常化を主張し、また文化、経済交流を主張した。これはひとえに国民が平和を熱望しておる考えと、ほぼ合致しておる。また国民は独立をも強く要望しておるし、もちろんこれに関連して民生の安定、生活の向上を熱望しておる。これが今次の総選挙における国民の声だと考えます。もちろんこのことは、……

第22回国会 参議院本会議 第32号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 顧みれば昭和二十一年十一月三日、本議場において新憲法の制定記念の式典があげられ、当時のこれにかかわった保守党の諸君も、また当時の保守党内閣の総理大臣も、この憲法の制定は国民全体の日である、長く、これを基本法として守っていかなければならぬ、こういう宣言が行われた。(「その通り」と呼ぶ者あり)私は新憲法による民主主義によりて、被圧迫階級からついにこの国会に選ばれました。われわれは、そのすべてである。しかして今この憲法を改正せんとする諸君の前に立って、まさにこの改正に反対する質問を展開するの光栄に浴したのであります。  皆さん、私はまずこの憲法調査会法案は、民主党の清瀬君ほかが提案者に……

第22回国会 参議院本会議 第38号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこの際、給与勧告に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、給与勧告について、この際、政府に質問をしようと思います。私は、この給与については、日本の現在において、終戦後十年すでに、生活水準を高めて行くべきだ、そういう方向をとるべきだと、こういう考えでおるのでありまして、従って給与は増額すべきである、こういう考えであります。しかるに、人事院が給与決定の判断をいたしまするに、昨年度また今年度の二回にわたってきわめて政治的な配慮を加えて改訂勧告を留保したことは、人事院の使命をみずから葬るものではないか、われわれとしても人事院の存在理由が……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第2号(1955/12/23、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は、この際、北海道開発に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、この際日本社会党を代表いたしまして、北海道開発に関する質問をいたしたいと思うのであります。  数日前、正力国務大臣は北海道開発審議会の席上におきまして、北海道開発会社法案なるものを発表いたしたのであります。また与党の北海道総合開発調査特別委員会は、北海道省の設置を伴う開発要綱、いわゆる廣川案なるものを決定して新聞にも発表いたしておりますし、私はまたその資料も受け取っておるのであります。もちろん両案とも政府と与党とが連絡の上にいろいろ作業を進めておられると考えますが、この問題は、きわめて重大な内容……

第24回国会 参議院本会議 第36号(1956/04/16、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題に供されております自衛隊法の一部を、また防衛庁設置法の一部をおのおの改正する法律案に対して、反対の討論をいたします。  この法律案は、ただいま委員長からの説明のように、防衛庁の定員を一万九千百九十三人ほど増加して、二十一万五千三人に改める。こういうような定員の増加を内容としているものであります。そしてこのうち約一万人は陸上自衛隊を増員し、一個混成団と特科三個大隊の新設を行います。また、海上自衛隊は約三千三百人を増員いたしまして、艦艇七隻の建造、航空機また四機を新たに購入するとか、米国からも艦船を借り入れたり、航空機の供与を受ける、こう……

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、日本社会党)

○木下源吾君 非常にこの圧迫感が強く、自由にどうも発言ができそうにないので、議長にその警察権の退去を一つ求めたいと思います。どうですか、議長、警察をのけてもらえませんか。
【次の発言】(続) その前に、非常に強迫感を持ち、威圧感を持っている。自由に発言させる気持で退去してもらえませんか。
【次の発言】(続) 何よりも私は、警察がいるので非常に強迫感を……(笑声、「笑い事じゃないよ」と呼ぶ者あり)自由な討論はなかなかできそうにはないのです。こういう事態を引き起していること、それ自身が芥川君、またその背後にある議長や、こういう人たちの信任をできないという、昨晩同僚の江田君から事務総長の不信任案が出……

木下源吾[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

木下源吾[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水産委員会 第閉会後6号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 李承晩ラインといいますか、そのほうを一体警備しておるのは、目的は何ですか。
【次の発言】 その拿捕ですが、巡視船が行つていれば向うは拿捕はしないという、そういう状況にあるのですか。
【次の発言】 巡視船が行つておれば拿捕されないという何か確信があるのですか。
【次の発言】 そうすると保安庁は交渉しておるのですか。
【次の発言】 どういう交渉をやつておりますか。
【次の発言】 その方針はどこできめたのですか。
【次の発言】 その出先でそういうことをやつても紛争が大きくなるということにはならないのですか。
【次の発言】 あなたたちが非常に大きくさせないように安全にしようと思つているが……

第16回国会 水産委員会 第閉会後8号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この間二、三日前の新聞に、今の「さけ」漁の船が二艘ほど捕まつたという新聞が出ておつたが、あれはまだ報告になつて来ておりませんか。
【次の発言】 いや根室附近で。
【次の発言】 北洋ですか。北洋というのは、日米加の三国の三国協定のことだけですか。
【次の発言】 やはり北の方は北と一括して、北の漁場はどうですか。
【次の発言】 それじやちよつと聞きます。独航船の分は大分間に合つたらしい。四十七度以南のやつは皆不漁で困つておる。これの状況を調べたのがありますか、概略でよろしい。
【次の発言】 四十七度、あの辺にあんな船が行つておるが、大体あんな所で取れないですよ。やはり向うへもつと行か……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 決算委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この予算が通つたならば、いつ頃金が災害地に廻つて行くかという見通しですね、これは大蔵省に……。
【次の発言】 この各県の割当というのはきまつていますか。率とか何とかで……。
【次の発言】 この率と言いますけれども、その率を割出すのには、災害の実際の、さつきも何か言つたような査定とか何とかで大体それがわかつておらんければ率は出んものと思うが、その査定というようなものができておるのですか。
【次の発言】 その数字によつておやりになるのですか。
【次の発言】 巷間伝えられるように各都道府県で分捕り的ないろいろ陳情とかそういう闘争をやつておる。闘争というか、そういうことをやつておるという……

第17回国会 建設委員会 第閉会後1号(1953/11/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この「北海道国費」と、今の第四のこの資料にありますね。
【次の発言】 いや、この下のと上のとどう違うのですか。
【次の発言】 下のが国費関係。
【次の発言】 じやちよつと続いて。そうしますとこれはこの既定のつまり事業を節約したのですね。やはり北海道の場合開発庁の……、そうするとそれはこの割合はどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 その北海道の金額はどのくらいになりますか。

第17回国会 建設委員会 第閉会後3号(1953/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この十分の八にするということになれば、法律を単行法か何かで一つきめなければいかん、それを議員提出でやるほうが都合がいいと、こういう御意見でありますが、いずれにしても問題は今の単価で、政府のつまり一坪当りの単価と実際の建築単価というものとは開きがあるのです。従つて八割の補助で二割というものを起債に仰ぐにしても、この単価の差額はやはり地方の市町村の負担になるし、それが延いてはいわゆる無縁故者の負担になるということになる。ここが非常に困難なところなので……。併し八割を補助してもらえば、たまたまそこに古い建物があつたお蔭でそういうつまり不利益を甘受しなければならんという市町村の立場、これ……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは訴訟すればどのくらいかかるのです、およその見通しは。
【次の発言】 今のこれは委員会の決定よつていろいろやつたと思います。これはやつぱり明渡しをしなければ所期の目的は達しないわけでしよう。それについて、これは国の物だからというようなことで、いつまでもうつちやらかしておくようなことがあつてはしようがない。それですから、大体これをやる場合にはどのくらいで仕末がつくか、そういうようなことをやつぱり調査して、親切に委員会に報告してもらわなければいかんと思う。ただ手続だけはやつたんだからこれでいいのだというようなことではなかろうけれども、やつぱり国の財産は国の財産だから、そういう点に……

第18回国会 水産委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ありますが。
【次の発言】 先ず、皆さんどうも本日は大変御苦労様でございました。このたび向うで御迷惑をこうむつたのですが、行く前に、ラインが設定されてあつて、そこに入れば何らかそういう危険があるということはあらかじめ承知しておつたかどうか、その点をお三人のうちどなたでもよろしいのですが、お伺いします。
【次の発言】 皆さんは船主は別にあるようですが、船主のほうから何かそういうことで御注意がなかつたですか。
【次の発言】 このラインを軽く見ておつたということではないのですか。
【次の発言】 そうすると、あなたとしては李承晩ラインの中に入らんでも仕事には差支えない立場であるのですね。

第18回国会 水産委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 監留軍演習被害の補償という問題について、当事者側はいろいろ困難の状況を訴え、速かにこれが補償を一つしてもらいたい、これは各地から、殊に水産関係において然り、これはこの種のことは従来予算がないからできないというようなことが重大な支障の原因となつておる。ところがこの問題については予算はそう心配がない、でありますから、あとは当局の努力如何によつて早く解決したい、こういう問題だと思うのですが、じや一体その状況はどうなつておるか、駐留軍の演習場に対するいわゆる損害補償の状況、そうしてこれに対する政府の態度はどういうことになつておるか、これを一つお聞きしたいと思います。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この七百七十四ですかな、これは今のあなたの時代でないときですか。長官は誰ですか。
【次の発言】 そうしますと、併しあなたはこれは決算は今出ることはわかつておるので、この件についてあなたは何か関心を払つたことがあつたか、前任から引継ぐときに……。それをお尋ねします。
【次の発言】 それで批難事項であるが、あなたはこれが正当なものとしてお考えになつておつたかどうか。
【次の発言】 そうしますと、あなたは当時の事情としてはこれは正当なものである、こういうように考えたわけですね。
【次の発言】 やはり今は何ですか、あなたはこれに対する責任を負うてもいいという考えですね。

第19回国会 決算委員会 第閉会後6号(1954/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではちよつとお伺いしますが、農林省が米を買付けてやるのは、まあ目分量、目測で検査して買う。こちらへ来て、そうして科学検査をして、それは食わせられない、これは一体どこの責任になるのですか。それをまあ農林大臣なり厚生大臣どちらでもよろしい、それを一つ先に聞きます。先ほど来のお話では、農林省は目分量で、つまりいいか悪いか買付けの検査をして買つておる。ところがこちらへ来ては、科学検査というかな、そういうような検査をして、それは食わせることはできない、こういうことになれば、これは一体責任はどこにあるか。
【次の発言】 そこで先ほど大倉君が聞いたが、八月に試験の結果、これはどうも毒が多い……

第19回国会 決算委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大臣にちよつとお伺いしますが、事業損益についてでございますが、二十六年度は事業の量が殖えておつて、そして欠損が非常に多くなつているわけですね。この説明はまあ殆んど人件費と物価騰貴と、こうなつておるのですが、この人件費と物価騰貴の割合は一体どんなになつておるのか。  それから大臣お急ぎのようだから端的に聞くのですが、このいろいろの問題は行政整理で首切りをやるからこういうことになるのじやないかと私はそう思います。なんでも三千件ばかりに対して一億というのは、平均約四万円の金である。それで昔なら百円か、百二、三十円のこういうふうな金で、これは犯罪になつている。で、どういう人たちがやつたか……

第19回国会 決算委員会 第閉会後13号(1954/11/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 みんなこれは不思議なことばかりであるのだが、会計検査院では、これはいつ調査したものですか。
【次の発言】 その昨年の十一月までに検査が終つてしまつたのを、国会には漸く今出て来たわけですか。
【次の発言】 これは会計検査院はそういうことのなには政府だけで、国会には何も責任はないのですか。
【次の発言】 まだ何ぼでもある。  僕はこういうところで聞いたことも見たことも余りないのだが、どうも会計検査院の今の報告等を聞いたり農林省の話を聞いていると、でたらめだということだな。それでこれに対する今の未収金とか何とか、いろいろこの五号、六号などについては、これを担当した係の人は何かどういうの……

第19回国会 決算委員会 第15号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今旦元大臣お二人御苦労さんですが、この間からいろいろ聞いていますが、はつきりせんので一つ二つお尋ねします。  私はただこの問題が、大臣は変つておられても、自由党内閣ですからね、ずつと。その一つとして考えているわけです。従つてまあそういう観点に立つて一つ御答弁して頂けばいいと思いますが、大体これは要らない物を買つているようになつているのですが、この点どういうようにお考えになつておりますか。あとからお聞きになつてのあとからのお考えでもいいのですが、根本さんでも廣川さんでもいいのです。要らない物を買つている。あなたのときも要らない物を買つている。それから廣川さんのときも要らない物を買つ……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつとお尋ねしますが、あなたがたは、こういうようなことが年出て来て、その欠陥をなくしようとして努力されておると思うのでありますが、私どもがみるところでは、大蔵省が、それは当然やはり情勢によつて出さなければならない金を出さなかつたのです。例えば超過勤務手当とか或いはその他の面においても、そうして無理なことをやつておるから、こういうものが起きる一つの原田になるのじやないか。それでこういうものは大蔵省を呼んで来て、我々がやろうと思うのだが、あなたがたこういう問題が起きて、結局大蔵省と何かこういう問題を将来起さないために、そういう禍根をなくすために努力せられたことは今までありますか。ど……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 二、三お尋ねしますが、私はこの今の違法だとか違法でないとかというようなことは、まあ副総理の人となり、人柄、そういう点で余りそういうことには触れたくないと思うのです。それは専門家がたくさんおつてやつておるのだから。併し大体政治的な面で一つ御答弁を願いたい。それなら副総理は本職やと思うのです。どうもこのような不正不当の事項が殖えるのですね。そうして一向に改まる形勢はありません。これは皆国民の税金でありまして、こういうことに関して、もうこれ以上こういうことを起さないようにするという確信がおありになるかどうか、これを一つお聞きします。

第19回国会 建設委員会 第閉会後2号(1954/08/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のに関連して。これは防衛費で何しておるんで、この収用に関しての手続から、いわゆる日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法、これによつてやるのが正しいのじやないかと、こう考えるのですが、これに対する見解はどうですか。
【次の発言】 今の説明で両方で使うのだ、こういうことですが、大高根のほうの射撃のためにこれが必要になつたということは、防衛費でこれをやるということや、或いは特別に補助金の形式は別としましても全額国庫、そうして駐留軍の用に供する道路であるということは、これはどこから見ても明らかなんですね。それを無理にこ……

第19回国会 水産委員会 第閉会後4号(1954/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 水産庁長官が丁度来ておられるから伺いますが、APの電報によりますと、昨日も北洋漁業問題についてソヴイエトではグロムイコ外務次官が日本の訪ソ議員団の諸君にお会いして、専門家も来てこの問題についてじつくり相談をするということを期待する、こういう電報であります。これは水産庁では或いは調べているかも知れないが、こういう問題はもうこの委員会でもしばしば国会中もやつておつたんです。ソヴイエト側ではそういうような回答をしております。日本の議員の団体が行つてこれについて水産庁はわかつておればわかつておつたとして、わからんならわからないでいいが、どういうような一つお考えであるか、これ……

第19回国会 水産委員会 第5号(1953/12/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 そうすると何かな、李ラインだけでソビエトのほうも駄目だ、そういうことは含まんというのだが、やはり李ラインの問題は政府は責任を何か強く感じておるから、そういう法律を作つて特に救済をすると、こういう、ところに意味があるのですか。
【次の発言】 もう一つ今の鮭鱒のほうの母船ですが、申請は北海道関係を含めて三つぐらいあるということですが、あれだけですか。
【次の発言】 この間油船が根室へ漂着した、それをこつちでみな処分してしまうと聞いておつたのですが、日本政府でするということで聞いておつたのですが、そういうことをしてもらつては向うとの友好上困るというので返してもらいたい、海上保安庁が電……

第19回国会 水産委員会 第9号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 簡単に質問をしますが、これは、船についている保険はどうなるのですかな。向うに拿捕されたということに対して保険はどうなるのですかな。まあそれを一つ聞かして下さい。
【次の発言】 それは建前はそうだが、実際はどうか。保険に入つておる船が保険金をもらつておるかどうか、そういうことはお調べになつておらんか。
【次の発言】 保険は何ですか、沈没した場合でも拿捕した場合でも同じように取扱われておるかどうか。
【次の発言】 そういう特殊の保険があれば、船体ばかりではなく、乗組員に対しても何らかの損害保険というものがあるのですか。
【次の発言】 そうすると、乗組員は全部損害保険か何かをもらつてお……

第19回国会 水産委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつと、この間何ですよ、実は委員長の御配慮によつて自由にでありますが、中国、四国の水産状況を調査に参りました。私で参つたのです。瀬戸内海で問題になつているのは、底曳を荒して、そうして沿岸の非常に対立が起きている。私の行つている間に向うから多分こちらに陳情、請願が来ていると思うのでありますが、現地では相当深酷な対立になつていることを事実だけを報告しておきましよう。  それから築磯の問題はこれは非常にあの辺は要望している。なかんずく高知県においては従来政府の御厄介にならんで、県で三百万円くらい年間やつているような次第で、そこでこれらについては今のような問題ですね、つまり葛藤の問題、……

第19回国会 水産委員会 第12号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 北海道でこの頃いろいろのことを聞くのですが、何隻捕まつておるか、こういう話だが、それはどんな船がどういう状況でいつ頃捕まつだか、わかつておりましたら一つ。
【次の発言】 漁は何するんですか。
【次の発言】 どこの船です。
【次の発言】 海上保安庁でしたね、さつきから保護々々と言つているのですが、その中に話を聞いていると交戦状態、ソヴイエトと中共が交戦状態だと、戦いの中途だとこう言つているのてすれ、それでそういう戦争状態であるならば、公海も何もないじやありませんか、そういう場合にはどういうところを基準にして保護をするということになるのかな、それを一つ聞かして下さい。

第19回国会 水産委員会 第14号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大変な事件が勃発になつたのだが、これは外務省としては、この問題を中心として改めて外交的な方針を何か決定しておりますか。
【次の発言】 いや、そのことはさつきからいろいろお伺いしてわかつているのですが、再びそういう危険なことをしないようにというさつきの御答弁もあつたわけなんです。ただそれはその近所に行くなとか、警戒して来たならば警戒によく注意しておれという問題では解決つかない。これは私なりの、私の考えではああいう原子兵器というか、水爆というか、そういうものを用いないでくれ、使わんでくれ、そうしてそのことがなされない限りは、私はあなたがたは危険区域とかいうけれども、この危険区域は私は……

第19回国会 水産委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この請願、陳情でありますが、これは漁業と関連してもう一つ国後島の木材についても貿易と言いますか、何かそういうことの希望を持つておるように聞いておりますが、その点についてはどうか、それについて国後の木材の状況等を一つと、もう一つは根室地方の今やつておる漁業者の中で千島方面からの帰還者、そういう人たちはどういう状況になつておるか、そういう点についても一つわかるだけ知らせて頂きたい。
【次の発言】 去年こんぶとそれからほたてを沖合に取りに行つて、一方は又貝殻・島方面に行つて採取したということなんですが、これについての事情をわかつている限り一つ話して頂きたい。

第19回国会 水産委員会 第17号(1954/04/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 議事進行について。私ちよつと今よそに行かんなりませんので、安藤国務相か何か正式に……。
【次の発言】 そういうように一つお願いします。

第19回国会 水産委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 一つ安藤さんにお伺いするのですが、今度あなたを中心にして協議会か何かできたということですが、これはどういう目的でおやりになるのですか。それをお聞きしないと、何もかもお尋ねしては……。
【次の発言】 それではそういう範囲でお尋ねしようと思います。こちら側のほうへは、先般三崎地方といいますか、かつを、まぐろの業者のほうからいろいろ陳情が出ている。それを検討しておりまして、何せ水産庁だけでもはつきりせん点もあるし、かたがた総合的な調査をしておられるというのであるからおいでを願つた、こういうことになります。このような先ず損害に対しては、基本的にはどういうように規定づけて考えているか。例え……

第19回国会 水産委員会 第20号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは日ソ間の貿易を促進することが今の日本において非常な重要なことだと、こう考えまして、これについて実現のために当委員会において何らかの方法を講じたらどうか、こういうように考えます。でこの問題については先に衆議院において水産委員会で、水産の代表者をソヴィエトのほうへやることを希望するよう決議を行われた。併し今日の情勢は単なる水産というだけには参らんと思いまして、いわゆる経済使節団といいますか、貿易代表といいますか、相当な事情を調査のめに、又相互の信頼、親善を促進するために必要だとこう考えております。先に本院におきましては昨年の七月三十日です、日中貿易促進の決議が提案されました。左……

第19回国会 水産委員会 第閉会後20号(1954/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 さつき……。
【次の発言】 ええ。長官が二十九年が八年よりも十九億少いとおつしやつたが、これは節約したわけですね。
【次の発言】 その一割というやつは実行予算というやつでしよう。
【次の発言】 それならば大体わかる。さつきのは間違いだと思つて聞いてみたのです。  そこで今実行予算を政府がやつておるやつは、これはあなたたちにどういう手続でそれをやれと言うて来ておりますか。私どもはあれは憲法違反だと思つております。財政法逮反だと、こう考えております。あなたたちにどういう手続で政府のほうからそういう要請が来ておるか、それをちよつと聞かしてもらいたい。

第19回国会 水産委員会 第21号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のお話を聞いておると、アメリカから損害をもらわなければやらないのか、アメリカが一銭もそういうものを出さなくても、日本政府の責任において、これらの国民を保護するという建前から何らかの措置をしなければならないと考えておるのか、この点を先ずお伺いいたします。
【次の発言】 どうもその点がはつきりしないので、アメリカが出さんということはなかろう、ということと、それは別の問題だと思うのです。日本国民がこのような不時の災難に会つたのだから、政府は国民を保護する責任上、これに対していろいろな救済の措置をやるのだ。こういうことが先決問題としてやらなければならないのじやないか。例を言えば李承晩ラ……

第19回国会 水産委員会 第23号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のはビキニの問題ですか。
【次の発言】 この損害補償ですが、禁止区域と言いますか指定区域と言うか、その以外から来ておるものはまぐろはやはり検査しておるのですか。
【次の発言】 最初ビキニ……。
【次の発言】 まあ、その附近ですね。極端な場合には日本水域の指定区域、アメリカが地域を拡張したその以外、その附近。
【次の発言】 検査を受ける港はどこどこですか。
【次の発言】 その以外にも入つて来る船があるんではないのですか、まぐろ船で。
【次の発言】 私の承わりたいのは、希望がなければ五港以外に積んで入つてもいいのでしよう、その指定区域以外ならば。それを聞いているのです。

第19回国会 水産委員会 第24号(1954/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 只今の決議案の中の「漁業の操業安全」という言葉があるのですが、何かこう第三者から見れば、現在ソ同盟のほうで不安全なようなことをやつておるかのごとき印象を与えるのであつて、この点は円滑に漁業ができるのだという意味と解釈いたしますが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 只今あとの場合は、今そういうように了解は得たようですが、やはりこの決議の趣旨に副うものであり、そうして本委員会に申出があつた場合には、委員会において改めて検討して、そうして協力し、これを支持してやるということが建前じやないかと思うのです。そういうように私は解釈してよろしうございますか。

第19回国会 水産委員会 第27号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のは質疑終了の動議かのようにも聞えるが、又質問があつたら質問もするし、どつちなんです。
【次の発言】 それじや質疑終了をくつつけることは要らんな。
【次の発言】 ちよつと私一つ、次回に来るか来ないかわからない。(笑声)それで今話を聞いていると、自主統制やるというのだが、自主統制なら法律要らんじやないか。それはどういうことなのか。
【次の発言】 その点がどうも。やはり行詰つたものは統制ですね。(笑声)
【次の発言】 それはそれとして、こういう法律を作つたらば生産者のほうはどうなるのでございますか。ここでうまいことを言つて生産者殺しやらにやならん。

第19回国会 地方行政委員会 第閉会後9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) この委員会で発言を許されたことは誠に有難いと思いますが、私に特にこの委員会を選んでお願いしたのに、実は今の世界情勢は、御覧の通りジユネーブ会議によつてインドシナの戦争がやみ、先には朝鮮が休戦になつておる。そして平和共存の波が高くなつている。話合いにおいて物事が解決しなければならないという方向に今進みつつあるということ、従つてここの委員会において、有力な諸君に今おいでを願つているのであるが、何とかしてこの大きな世界的風潮に同調できるような結果を生み出すことを希望しまして、これから御質問をしたいと思うのですが、それは決して皆さんを追及するという意味ではありません。私から……

第19回国会 農林委員会 第閉会後16号(1954/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 救農土木の仕事ですね、それから風倒木の関係についてお尋ねしたいのですが、関係者誰か来ておりませんか、農林省の……。
【次の発言】 救農土木のほうはどうですか。
【次の発言】 実は繋ぎ融資……。
【次の発言】 御承知の通り北海道は非常な災害、今度の十五号災害は大きい。そこで先般来繋ぎ融資についていろいろ御配慮を願うことになつておるが、どうもはつきりまだ資料が整つておらんのかどうか、進み方が強いのですな。そこで繋ぎ融資について、理財局のほうとの話合いはどうなつておるか。そうして救農事業なんというのは、御承知の通り雪がもう一回降つておりますし、又すぐ雪が来ます。これらのこ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 人事委員会 第2号(1954/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつと、今の千葉君の質問に関連して。私今ちよつとよそへ行かなければならんので、総裁にお尋ねするんですが、しばらくこの人事委員会には関係しておりませんでした。今公務員諸君が給与改訂、年末手当等を要求して政府に迫つておる。ところが給与改訂に関しましては、制度上やはりこれは人事院の勧告が必要なんですね、これは御承知の通りだと思う。だから政府に迫つておる、或いは大蔵省に迫りいろいろやつておるが、この要求というものが直接的には人事院に要求されておると考えなければならんと私は思うのですが、この点についてはどういうお考えですか。
【次の発言】 それでこの要求をしておる基本はですな。昨年の三月……

第20回国会 人事委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は先ほど来、御懇談のうちにございました公務員の給与改訂に関する決議案を動議として提出いたします。  これは皆さんの御意見にありますように、直ちに今決議することなく、研究してからという御意思のあることを十分に了解しておりますが、従つてこの決議案の趣旨について若干弁明をして置きたいと思います。  御案内の通り、公務員給与の実情は、本年五月人事院が国会に報告にありました内容によつても明らかなごとく、民間給与との差が九・三%、又生計費においては九・五%、いずれもすでに公務員法に定むる範囲を越した異動になつておりまして、当然この法に従つて人事院が政府並びに国会に改訂の勧告をしなければなら……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 人事委員会 第3号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私も大臣に一つ、この際、現内閣は政策については余り深くまだおやりになる立場でもなかろうと思うが、そういう点については機会が又あろうと思うのです。  さて、給与については現実に公務員の日々の生活と密接な関係がある。そこで政策というような大袈裟でなくても、たとい選挙までの短期間においても、いろいろ手を打てば打てる、こういうように考えられます。今千葉君からいろいろお尋ねになつた。給与体系が乱脈になっておる。それが短い、就任まだ日が浅いにもかかわらず月にする。その原因はいろいろあろうと思いますが、探求せられておりますか。これはやはり給与が低いということ、その低い原因をまだ探求せられていな……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1955/09/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の問題ですが、これはいつ出席不能だということがわかったのですか。
【次の発言】 それは金曜日の夕刻というと、だいぶ前でありますが、そのときすでに今日は出られないというのは計画的に出席しないというそういう意図のもとであるかどうか、それを一つ確かめてみたいと思うのですが、その前に委員長から正式に委員会の方で要求しているものがただばく然と出席されなかったというようなことに対して、何かそういう点を確かめて、理由を確かめるとか何とかいうようなことをしなかったか、その点を二つお聞きいたします。
【次の発言】 ただいま千葉君からも、しからば明日、明後日ということを言っておられますが、これは必……

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この大学は、幹部職員を高等教育するというのですが、大ざっぱに、内容はどんなような教育をするのですか。次に保安学校ですか、この中堅職員に対してはどういうようなことを……、今の訓練所は、下級乗組員といいますか、大体のことはわかりますが、大学とこの保安学校ですか、その内容を一つ伺いたい。
【次の発言】 お話のようなあれであれば普通の商船学校ですね、そういうようなものでもいいのではないかと、こう考えるのですが、特に保安大学、保安学校と言う以上、何か特殊任務につく特殊的な何か教育をするのではないか、そういう面がないのかどうか。
【次の発言】 そこで最近の実情でありますが、開くところによると……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1955/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大体皆さんが御質問で尽きておるようでございますが、なお一、二点お伺いしたいと思うのであります。前町長若松さんにいろいろお話を伺っておるうちに、第三者が介入したから不祥事が起きたと、こういうような結論のようでありますが、だんだん御答弁によると、はからずも若松さんそれ自身が第三者のように受け取れてしようがないのです。そこで、若松さんがこの問題にどうしても介入して指導して行かなければならないという何か深い事情があるのかどうか、これをお聞きしたいのであります。それから次に、第三者が介入しなかったならば農民は暴力をふるわなかったであろうと、こういうことを今おっしゃったのですが、果して農民が……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 木下、田畑両委員の一行は九月十日から十三日までの四日間、千葉県の木更津航空基地並びに愛知県の小牧航空基地の実情を調査いたしました。  詳細は文書をもって提出いたしまして、速記録にとどめておきたいと思います。  そこで簡単に、今野本君から御報告がありましたが、私どもの調査の結果も反対の実情は同一でございます。  特にこの際申し上げておきたいことは、第一に調達庁はいろいろ仕事をされる上に地元民をだましたというようなことが一般に言われている、この点は注目に値するのであります。  そしてまたもう一つは、今は何にもしておらぬけれども、反対だということは皆これは一貫して言っている。その理由と……

第22回国会 内閣委員会 第5号(1955/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 提案者の森君にちょっとお伺いしておきたいのですが、聞くところによれば、政府といいますか、与党というか、その勤務地手当制度をなくするというようなことが主張されておる。しかるに、いま一方においては議員提出で二百十二億の巨額を要する修正というか、そういう案が提出されておる、これは全体の態勢から見てどういう見通しを持っておられるのか、これをつまり実際に実現させようとすれば、政府は予算措置を講じなければならない、政府にかかっておる問題だと思う。で、この点は実現させる上において重大な問題を含んでおると思うのです。這般の消息は一体どういうふうになっておりますか、そういう点について何ら考慮せられ……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 来ている方は……。
【次の発言】 それでは一つお尋ねしますが、どちらからでも、御都合のいいように御答弁を願います。昨年から今年にかけて、私は北海道ですが、四十七度線以南の鮭鱒流し網の漁船が、大量に昨年春被害をこうむったことは御承知でありましょう。また九月には洞爺丸遭難事件が世界の歴史にもまれなことが、これはいろいろ海難審判で捜査をしておりますが、何と言ってもやはりあの大しけがもう少し徹底しておれば、方法のいかんを問わず人為的に避け得られる遭難であったというようにも世間では考えておる。高松、宇野間の問題は濃霧ということでありまして、気象にあまり関係ないようでありますけれども、やはり……

第22回国会 内閣委員会 第7号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 いろいろ今の説明を聞きますと、大体首切りがだいぶ出そうなのがあります。それと関連した首切りの数字、配置転換等を行う意図があるならば、そういうものの計画、そういう計画の何を一つ出してもらいたい。建設省であるとか、厚生省であるとかというような内容を、今ちょっと聞いただけでもそういうのは相当あると思います。今日の説明の中で関係している首切り、そういうものの何を一つ……。
【次の発言】 それは一ぺんもらえばもうもらわぬから、今の関係のやつを一つ出してもらいたい。

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のお話によると、問題の起きたのが手続の行き違いで、感情上のような主としてお話でありましたが、そういうことだけではなく、演習をやられることにおいて、地元にいろいろ何らかの障害がある、具体的には、例えば登山する道路の上を弾が飛んで行くのだ、こういう不安がある、観光に対する被害が大きい、何らかそういうことがあって、従来いろいろ問題があったのではないですか。そういうような事実ですね。根本の、つまり大事な点があったならば知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、やはり今でも射撃はやっておるのですね。
【次の発言】 そうすると、根本的な問題はまだ一つも解決しておらぬ、調整……

第22回国会 内閣委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではお尋ねしますが、この法律案の施行の結果、直接定員の上に増減が伴うのか、もし増減ありとせば、その部局及び数はどんなものであるか。それから第三条の十八号に、これらの宅地制度に関する調査及び企画と、こういうふうになっておるが、この宅地制度は多分に農林省との関係がある所管の事務であるが、農地制度とこの関係について、農林省との間の調整、連絡はどういうふうになっておるか、こういう点を一つお伺いします。
【次の発言】 ここでまあ宅地事務などについては十三名、若干の増員になるのですが、一方建設省では営繕関係の方が今減員しようというような構想がある、これらとの増減ですね、また配置転換等を行……

第22回国会 内閣委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私もちょっと質問したいのですが、私の質問の趣旨は、外務省がどうも常日ごろ、理事者というか、外務当局というか、そういう諸君が著しく政治方面に多く動いている、こういう印象を持っているわけです。先ほど来聞いておりましても、参事官の答弁を聞いておっても、何か参事官の意見で外務政策をやっておる、そういうことを私は感ずるわけなんです。これでは政府は民主党がとっておっても、なかなか思うような外交政策が行われない、こう思うのですが、それでよく総理大臣の話と、外務当局と重光大臣の答弁とは食い違っているということは一般に日本でわかっている。こういう問題が具体的に今たまたま質問が出ているのですが、われ……

第22回国会 内閣委員会 第14号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 西田大臣に、実は失業の問題は炭鉱ばかりでなく、富士モーター、あるいはその他特需関係、これは今五万や七万じゃないのです。石炭も入れば鉄鋼もそうでありましょう。そうしてデフレが進行してきた根本は前内閣のやったことが悪いのだ、これでは鳩山内閣として責任は遂行されぬと私は思うのです。基本的には今言う特需関係、そうして大きくはアメリカの軍需政策、こういうものとの関連において、この失業者がたくさん出ておるということは率直に認められると思うのです。そうである限り、今のような過渡的な失業対策事業費を予算に盛って、失業対策部、局、課ですか、そんなものを置いて解決するものではない。これはもう大臣も同……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 お尋ねしますが、航空研究所、技術研究所、これに類したものは前にあったのですか。
【次の発言】 この中で学問的研究と技術研究というものはおのずと別々になっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、今度の何はこれまでにはいかぬでも、これらを全部総合したものを内閣に一つ置こう、こういう意味ですか。
【次の発言】 そうしますと、これは六ヵ年計画の裏づけの法律とそういうふうに了解していいのですか。
【次の発言】 戦後、航空機のことについてはアメリカからだいぶ日本は制約されておったと思うのでありますが、こういうことをどんどん進めていくことには今は一向アメリカの制約はないということですか。

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 県の方の方にお伺いしますが、最初に演習地を承諾するときに、今の個人所有地、入会権のあるそういう問題について直接利害関係者が困る、この困ることについて一体何か措置をしてかからねばならぬのだと、こう考えるんですが、そういうことに努力せられたのですか、その点をお伺いします。
【次の発言】 その当時は日本の陸軍の軍用ということになっておる。今度終戦後、連合軍関係で新しく問題が発展したというのは、以前には入会権というのは実質的に所有権を認められておる。ところがその後になって、今話しを聞くと否定された、こういうことになるのです。最初のよりも、終戦後米軍関係になって、これをやるときに当然問題が……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この農林省関係で特にこの定員を改正してふやさにゃならぬ点がある。一例をあげると、営林など、昨年北海道で風倒木が非常にたくさん出た、これを処理するに数年間を要する。さてこの処理に必要な人員はどうかというと間に合わせでいろいろやっておる。特にまた職員の中にはいろいろな区分がたくさんあるが、当然定員の中に繰り入れなければならぬものがある、こういうものを今のような機会に定員の中に繰り入れてはどうか、こういうことです。今のあなたの御答弁でいろいろ審議会の何もあろうけれども、現実にはあまりややこしいことをやっておるのです。団体交渉で……。そういうことではなく、はっきり定員に入れるものは入れて……

第22回国会 内閣委員会 第20号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ソ連代表部はどういうことになっておりますか、私はそれはいろいろ問題を詮議立てて、これをおられないようにしようという考えで申し上げるのではありません。今日の情勢ではそれのいろいろ連絡がつくようなことをした方がいいだろう、こう考えて、できるならば根拠を見つけて、いわゆる承認とまで行かなくても、それに類したものの取り扱いができるようになったらいいのだろう、こういう考えで御質問を申し上げるのであります。
【次の発言】 その政府部内での議題に上ったことがある、この政府部内のそういう問題はどこで議題になるのですか、どういうあれでしょうか。

第22回国会 内閣委員会 第22号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今度つき添い婦をなくするという点、だいぶやかましいのじゃありませんか、あれは厚生省はどう考えておりますか。
【次の発言】 よくわかりました。もう一つ、二つ。何せ鳩山内閣はいろいろ社会保障、そういうことを熱心にやる、そういうかけ声だけれども実際はうまく行かない。この間本会議で予算の報告を聞いておりましたが、結核患者がたくさんあるのに、わずか四分の一か、五分の一ぐらいよりか、ベットに収容されてない。一割ぐらいかな。そんなようなことをこの間も委員会で質問した報告があった。その結核などに対してどういう方針を考えているのか。そのほかに町のまん中に結核をやる病院、こういうのを非常に付近の住民……

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 長官がたまたまお見えになって、いい機会ですから、この際一つお伺いしたいと思います。  今度のいろいろ改正には審議庁の権限と言いますか、強化をされた点があるのでありまして、それだけに非常に審議庁は重要な地位にあるのじゃないかと思うのですが、それでお伺いしたいのは、経済自立のために、現在の産業構造で経済自立が可能であるかどうか、こういう点をまず一点お伺いしたいと思います。と申しますのは、朝鮮戦争後の行き方は、日本の経済は大部分軍需的な産業あるいはその他のドル稼ぎによってまあやってきた。今日では著しくその様相が変っておると私は思う。だからああいう産業構造では私は自立できない、こう考えて……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 同僚委員のせっかく質問中でありましたが、二つ三つ譲ってもらいたいと思う。というのは、先般来九州、東北、最近また北海道、こういうように災害が相次いでやって来ておる、これは例年よりも早い。台風の季節じゃないのであります。そこでいろいろ政府は調査してこれが対策を立てているとは思いますが、まあ最近北海道の一番新らしいところ、道側からの情報では九十億ぐらいの損害を受けておる、そうして公共的な、つまり国の直轄の面で約五十億近く、あとは地方関係で四十億、こういうようになっておる。こういう損害に対して、当然政府は進んで従来の災害の例によって応急の立法をせねばならぬのじゃないかと、こう考えるのであ……

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちょっと政府の方の防衛関係、それから官房長官、そういう関係をお呼び願えませんか。
【次の発言】 せっかく皆さんのお話なんですから……。今政府関係で来ているのはどのくらい来ておりますか。
【次の発言】 それで官房長官ですね、それから次官くらいを一つどうかごあっせん願います。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 ちょっとそれではお尋ねするが、今話を聞いておると、政府としては全体として知っておるかのごとく、知らざるがごとく、しかしこの問題の起きたのは、この間予算が通った、これが根本だと思う。この予算を組んで、そうしてジェット三機の三カ年計画というものを立てて、この飛行場を拡張するという……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大臣にお伺いしますが、どうも最近おやりになっていることを見ますと、カルテルを強化し、独禁法をだんだんなしくずし的になくして行くというような方針らしいが、事実そうでありますか。
【次の発言】 わが国の国情に沿わないというのは、たとえばどんなことか、一つお示しを願います。
【次の発言】 今お話に出ました輸出入取引法……中小企業が競争して物を安くする、こういうような御心配のようですが、相手がいわゆる共産圏の国と資本主義国と申しますか、自由諸国これとでは趣きが私は違うと思うのですが、やはり中小が、小さいものがたくさんで競争をして損をするというのは、この両方の場合に共通でありますか、どうで……

第22回国会 内閣委員会 第30号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の観光のことについていろいろ御説明を伺ったが、思うに日本といえば富士山です。ところがこの富士山がこの頃大砲のたまでむちゃくちゃにやられておるのです。この間も北富士に私は行ってみました。それからこの間またこっちで、東富士の御殿場の方の人たちに、参議院の内閣委員会に参考人として来てもらっていろいろ聞いたのだが、ここも写真などをみんなに見せられた。天然なこういう木がほとんどたまで折れておる。大体普通の国民、そういうものがあそこに行って何か一本でも高山植物でもとって来たらえらい目に会うのだ。ところが大砲のたまでこういう木がどんどん倒れた写真がある。いずれにいたしましても、一方で一生懸命……

第22回国会 内閣委員会 第31号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 まだあるでしょうけれども、飯を食ってからにしたら……。
【次の発言】 今のをお伺いしておると、社会保障と軍人恩給とはつながりあるようなことをおっしゃっておるが、やはりそれは違うのだな。それは社会保障はあくまでも保障であって、恩給はやはり一つの既得権になってしまって、余裕のある者でもそれはとる権利ができてくる。社会保障とは私は違う思うのだが、この点どうですか。
【次の発言】 そこで社会保障ということと、この恩給ということとの間には共通の点も内容においてあることは認め得るが、しかし社会保障である場合にはもっと均衡がとれて平均にならなければならない。そこに問題があると思う。そこを今こち……

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大蔵当局は見えておりますか。
【次の発言】 そうですか。それではこの案に対する大蔵当局の考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明の、公社負担等々の御説明がありましたが、提案の側から聞くところによれば、そういう負担はかからないのだ、これは修正されて提案されておるのだということを言っております。また増額の割合も、今三割と言われましたが、それも実際は違う、負担も二十年後において国家予算との関係が出てくるだけで、その前にはそういう何はないのだ、こういうお話を聞いておるのですが、この点はどうですか、ただいまの御説明と食い違うようでありますが。

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は首相に一つお伺いしたい。第一に、憲法第九条と自衛隊の関係について一つ御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 よく言われているのですが、首相は、在野当時は防衛隊また自衛隊、そういうものは憲法を改正しないでやることはいけない、こういうように言われておった。ところがただいまのような解釈はどういう動機で変ってこられたか、お伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、一口にいうと、自衛隊法が国会を通った、それだから従来の主張を変更した、こういうことになるわけでございますか。
【次の発言】 この点が一般にまだ了解いかぬところでありますが、国会が自衛隊を認めたということと、自衛隊が日本の……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この恩給法でだいぶ気ばって金を出すという、来年も再来年もだいぶ出るようになります。一般国民の方では日本が恩給亡国になるなんという、けさもまたそんなようなことがちょっと新聞に出ておる、そういう点についてはどういうお考えを持っておりますか、提案者に伺います。
【次の発言】 この軍人恩給と銘打っておりますが、復活だと、こう言うのです。軍人恩給というのをどうして復活せにゃならないのですか、恩給としてですね。しかもそれがときどきアンバランスを直すとか、何とかいう、大体この軍人恩給の受給者の対象で、生活に困窮している、こういうものと、それからそういう恩給をもらわぬでも生計を立てて行かれると、……

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この自衛隊ですが、直接侵略に対して云々という一つの目標を持っておる、そこで自衛隊の創設に当って直接侵略のきわだった情勢があったのかどうか、この点を……。外部からの武力による直接侵略の情勢がその当時一段とあったのかどうか、こういう点です。
【次の発言】 いや、私のお伺いしておるのは、この自衛隊の発達がだんだん、警察予備隊から保安隊、それから今自衛隊になったわけでしょう、それで以前には国内の秩序とか、保安だとか、そういうことをいっておったのだが、自衛隊になったときに、自衛隊の目的が主として外部からの直接侵略ということを明瞭に打ち出したわけですよ、その打ち出したというのは、その打ち出す……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 関連して伺いたいのは、最近気象のあれが非常に重大になってきております。今の気象台組織が必要な気象全般の観測、通信、そういうものをしょい切れないような、つまり入れものが小さい組織である。御案内の通り災害等も非常に多い。これにかんがみて、この組織、人をふやすばかりが能じゃない。組織それ自体をもってもっと仕事を無限に包容して行けるような組織に変えたらどうですか。まあ差しあたり考えられることは、要するに今建設省の所管の何ですね、外局にするというようなことによってですな、気象台の実際の運営を、今申し上げたように、入れものが小さい組織で実際に活動が非常に窮屈になっておる。それを伸ばして行く、……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の御答弁はっきり聞こえないんですよ、こちらに……。あと先がぼけたり、まん中がぼけたり、委員長もう少し大きい声で要点だけ一つ言うて下さいませんか。
【次の発言】 ええ。こちらの方に聞こえないんです。あなたのお尋ねの点もつけ加えて一つ……。
【次の発言】 外務大臣にお尋ねしますが、この前、外務大臣とアリソン大使との間で、原子爆弾は黙っては持ち込まぬ、こういう何かお話をなされたようでありますが、そういうことをしなければならない何か動機はどこかにあったんですか、何か根拠があって、そういうお話になるのですか。
【次の発言】 どういう論議がどういうところで行われたのでしょうか、この前から原……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ただいま御説明をいただいたのですが、この増額分は各省別にやることになるのですか、この財源をあさることになるのですか。
【次の発言】 今のような措置ができないところはどうするのですか。
【次の発言】 人件費や、旅費、庁費といいますかね、人件費ということになれば、既定予算の中で、必要なものを使わないで、こういうようなものを今回の増額に流用するということになれば、結局使われている方から言えば、自分の足を食っているタコのようなものじゃないか。この点についてはどういう考えを持っておられるか。
【次の発言】 従来は超勤の繰り上げなんというておりますが、大体超勤だって必要なだけの超勤なんという……

第23回国会 内閣委員会 第3号(1955/12/10、3期、日本社会党)

○木下源吾君 大へんどうも大臣忙しいようでありますから、簡単に一つ……。今度の人事院勧告を尊重してやる、これは非常に河野さんのいわば功績だと私ども思っておる。今までそんなことをやった何はない。これは非常に私は考えて、いいこと当然、そういうようにいいことは奨励すべきである。そこで問題は受納者の方で二カ月分を要求しておったことは御承知でしょう。この二カ月分要求に対しては、一体どういうふうにお考えになっているか、この点を一つお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そこで財源の問題は大蔵省でいろいろ心配して何しておるとすれば、この法律の建前では人件費の不用額、こういうことが骨子のようですが、こういう……

第23回国会 内閣委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○木下源吾君 この量的にふやすというのですが、今の人たちで質的のどっか欠陥があるのですか。
【次の発言】 そうすると、従来の十五名はやはりそのままにしておいて、新たに五名をふやすと、こういう意味ですか。
【次の発言】 今の、さっきの御説明では、何か全体の質的なものを変えるというようにもとれるのです。新たにつまり構成しようという、そういうような意味ならば、ただ定員だけをふやすというのでは無意味じゃないか。十五名でも質的にこれを変えて行くというならば、それでたくさんじゃないか、こう思うのですが。
【次の発言】 いや、単に反動化というても、ちょっと考えつかぬかも知れませんけれども、たとえば元の海軍大……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会 第4号(1956/02/06、3期、日本社会党)

○木下源吾君 今の中央気象台外局というのは、これは何でしょう、運輸省の方の……。
【次の発言】 これは予算は伴わない……。
【次の発言】 今の中央気象台の外局の問題は、これは前国会から強く私が要請した問題であるが、ただ予算を伴わないで格好だけつけるというだけでは、実際上の気象台の活動に私は意味をなさないものだ、こう思うのだが、これはまあ今はよしておきましょう。もしもお話のように、ほんとうに予算を伴わないで昇格だけさせるというのであれば、あなたの方からも一つ注意してやる必要があるのではないかと、こういうように考えますが、その点どうですか。

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ちょっと議事進行についてお願いしたいのですが、今あの官公労が賃上げの請願、陳情運動を起しております。これに対して政府が従来と違った形でこれに対処しようとしておるわけでありますが、この点について緊急に一つ聞いておく必要があるとこら考えまするので、官房長官、労働大臣、これに関連する閣僚、関係者を一つお呼びを願いたい。これをおはかり願って緊急を要する問題でありますので、お願いしたいと思います。
【次の発言】 いつでもよろしいが、緊急を要するということだけ一つお忘れなくお願いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第6号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○木下源吾君 長官に一つ。従来官公労のいろいろ陳情、請願、要請の闘争がいろいろの形をとって行われておったのですが、今回春季闘争においてこれらの方式が同じような方式、やり方をしておっても今度政府はあらためてこれを禁止するような、そういう措置をとっておるが、これは従前と今度とはどういう点が一体変っておってそういうような措置をとられるのか、また同じであって特に今回だけそういうような政府の措置をとるということに何か特殊な新しい条件が生まれておるのかどうか、こういうことについて一つ官房長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 従来は、すわり込み、あるいは集団陳情だとか、あるいは懸垂幕、こういうもの……

第24回国会 内閣委員会 第10号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○木下源吾君 さっき売春の問題の解決を社会運動でやる。こういうお話ですが、昨今政府はいわゆる社会運動、思想運動、そういうものに対してきびしい弾圧の方策をとろうとしておることが新聞に見えております。そのいわゆる社会運動、こういう思想運動とその売春をなくするという社会運動、これは一体どういうように区別がありますか、それを一つ伺いたい。
【次の発言】 社会運動というのが二つあるし、一つは云々と言われますが、要するに社会運動の目的は、ただいまのような貧困をなくする、病苦をなくする、こういうふうにまあ言われているわけです。ただ一般に今政府が企図している社会運動弾圧の方策、その社会運動もやはりそういう目的……

第24回国会 内閣委員会 第11号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○木下源吾君 長官からだんだんお伺いして行こうと思いますが、この間来いろいろ問題になっております自衛権といいますか、こういうことがよく言われておるが、どうもその自衛権の問題がはっきりしておらぬが、その定義とでもいいますか、そういうことについて長官はどういうようにお考えになっておるか、いわゆる自衛に関する定義でしょうな、それを一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、結局自衛権が発動される、そういうときには交戦ということもやっはり前提に考えておるわけですか。
【次の発言】 長官が先ほど言われた個人の場合でも正当防衛と、まあ個人がなぐられた、これに対してそれを守るためにこちら……

第24回国会 内閣委員会 第14号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は総理大臣にお尋ねしようと思うのですが、この防衛に関して、同時にこれは平和と関連した問題でありますが、平和の条件が今日相当作り出されておるのに、今審議しておる法案では、自衛隊を、防衛力を増強しようという。そこで自衛力を増強しなければならないと考えておる趣旨もいろいろ聞いておりますけれども、なお私は具体的に、平和の条件が満たされておるという、こういう観点でお尋ねするのであります。  総理大臣は、先般予算委員会で、事情が許せば周恩来首相と話し合ってもよいというような御答弁をされております。またこれは繰り返してそういう希望のあることを表明されておるのでありますが、この問題で私は、総理……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○木下源吾君 お尋ねしますが、今度の科学技術庁を設置するという点ですが、提案理由の説明を見ますと、旧民経済の自立発展、生活水準の向上といろいろ書いておりますが、これはほんとうは防衛産業発展のためにこれは作られるのじゃないですか。
【次の発言】 これを見ますと、航空、金属なんか付属研究所を作る、これはだれが考えて見ても飛行機だとか、戦争に関係するものの研究が一番先のようだが、この点はどうですか。
【次の発言】 ところがその平和に必要な航空は、日本でまだほかのものと比較してその技術云々に至るまでの何にきておらぬのではないですか。ほかのいろいろな産業とか、ほかの技術の方面と比較してどうですか。

第24回国会 内閣委員会 第18号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ちょっと関連して伺います。具体的に、しからば自衛隊が、あなたが今おっしゃるような装備とか、また実際の日常の訓練とか、あるいは教育の中に、事実においてそろいうようにしておやりになっておられるかどうか。急迫不正の場合に備えるために、そのときには敵の基地まで行って爆撃する、撃ちまくると、こういうようなことをできる、これは自衛の範囲だと考える、あなたはそういうことを予想しておるのだ。であるからして、現実に今の自衛隊はそういうことを教育し、そろいうことが可能な装備を持ち、実際に日常そういう訓練をしておるかどうか。
【次の発言】 法に従っていることは当然だが、具体的に今私が尋ねておるようなこ……

第24回国会 内閣委員会 第26号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行について。今委員差しかえのことを委員長言われておりましたが、何か新聞で見ると、委員長も差しかえるようなことが出ておるのです。あれはどうなっておるのですか。何か委員長はあまり公平過ぎるから少しきついやつを、ざっくばらんに言えば、青木君をやった方が少し強硬にやりいいから一つ、やるだろうからということが新聞に出ておるのですが、これははなはだけしからんことだ、もし事実だとすれば。その辺の消息はどうなっておるか、ちょっと委員長、あなた御自身に関係あることだから……、たまたま委員の差しかえのことを御報告になっておりましたからお聞きしておきたいと思います。

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ただいま皆さんの話を承わっておりますと、やはり総理大臣が見えぬということは、これは相当質問の満足な答弁が得られるかどうか疑問に思うのですが、大体防衛庁の長官でこの点は責任を負ってすべてをおやりになるか、御答弁になるかどうか、まずそれから一つ。
【次の発言】 この防衛に関する整備、そういうものがどうも自主性が乏しいように思う。たとえばアメリカから有力な人が来て、そんなにあまり進めないでもいいというようなことが新聞に見えるのです。そういうようなことを見ると、さっぱり自主性がないのじゃないか、こういうふうに考えておりますが、こういうことについて、アメリカの防衛と、そうしてその一環をにな……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○木下源吾君 関連質問。今、天皇権の問題が出たようですが、これに関連して、今度の憲法調査会はやはり憲法を変えよう、部分的かあるいは根本的か、それは別として、変えようという意図を持っておるようでありますが、今までの歴史的に見て、憲法を変えるということは一つの革命ですね、革命的な一つのことになろうと思うのです。またそういうときに、しばしば憲法というものが既住においては改められた。そこで今度この調査会を出す根本の意図は、何かその革命的な何らかの意図を持っておるのか、またそういう条件が、どこかにあるのか、そういうようなことについて一つ御所見を伺いたい、まずそれをお伺いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○木下源吾君 きのういろいろお伺いしたのですが、結局きのうの話では私どもとしては、こういう調査会の必要はないと、こう考えておるわけです。なぜなればあなたのおっしゃる民主主義と、平和主義と人権尊重のこの原則というものを守るということになりますれば、現行憲法においてこれを改正する、再検討をするというような具体的な問題はないように思うのです。そこではなはだ恐縮ですが、もっと具体的に現行憲法のどこの所をどういうようにやろう、そういうお考えを具体的に今述べていただきたいと思うのですが、たとえば今の民主主義と平和主義と基本的人権の尊重の原則、これだけを確立しているならば、具体的にこの条文についてこういう所……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第1号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 只今水産委員長からの発言がありましたが、これに若干補足をしまして最近の日ソ貿易の状況を一つ申上げまして御参考に供したいと思いますが、その前に先ほど中川委員長が言われたように、本院が先に日中貿易に対する促進決議をいたしました結果として中国に議員を中心とする通商使節団が昨年参りました。そうして貿易の仮協定をやつて参りました。爾来禁止品目が政府によつて順次解除になつて、つい三、四日前に発表せられた御承知のような品目の解除でほぼ西ヨーロツパ並みに近くなつたということが正式に言われております。先般などは起重機などを中心といたしまして、又最近の取引では差当り大豆五千トンの契約が成立しました。……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第2号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今日この委員会結論を出すか出さないかということについて一応下相談でもありましたか。
【次の発言】 御承知の通り、この問題が水産委員会で決定をされまして、議運にも出された。議運においては、内容において経済の問題もある、それ故にあなたがたの委員会と合同をやつたらよかろうという勧告に基いてこれは開かれたわけであります。それで実はこの問題についておのおのの委員会で対立するようなことがあつても非常に困る、こういうように私どもは考えおります。  なお問題は対外問題でありますので、これらのことは新聞にも報道されておるし、今までの経過はそれぞれ相手国にもわかつておる、こういうふうに考えるのが常識……



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データ更新日:2022/12/18

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