中川幸平 参議院議員
3期国会発言一覧

中川幸平[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|
中川幸平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中川幸平参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

中川幸平[参]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本民主党)

○中川幸平君 私は日本民主党を代表いたしまして、ただいま上程の在外財産処理促進に関する決議案に対しまして、賛成の意を表明いたしたいと存じます。  第二次世界戦争によって、国の内外において国民の受けました損失は、精神的にも物質的にも甚大でありますが、これらの損失は、もとよりいかなる方法をもっていたしましても、完全に償うことは不可能でありまするが、損失の一部については、すでにそれぞれの方法によって補償、または救済の措置が講じられつつあるのであります。しかるにこれらの損失のうちに、いまだにほとんど何らの救済の方途を講じられておりませんのは、外地または外国からの引揚者が、外地または外国に残したまま失っ……

中川幸平[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

中川幸平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 郵政委員会 第4号(1953/06/30、3期、自由党)

○中川幸平君 私はこの際本法案に対して修正の動議を提出いたします。先ず修正案文を朗読いたします。  郵便法の一部を改正する法律案に対する修正案  郵便法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。附則第一項中「昭和二十八年七月一日」を「昭和二十八年七月五日」に改める。  原案には実施期日七月一日とありまするが、本年改正案を施行するためには、若干の準備及び周知の期間を必要とするものと思われるので、七月五日に修正することといたしたい。これが私の修正案を提出する理由であります。どうぞ修正案に御賛成を頂きたい。

第16回国会 郵政委員会 第5号(1953/07/15、3期、自由党)

○中川幸平君 何か三億で修正案ができるのですか。
【次の発言】 改進党の修正案のほうで郵政職員の修正金願を三億と決定になつた、それは違うのですか。
【次の発言】 この資料の昭和二十七年度のものは、現在提案になつておる定員法と食違いがあるのですが、これでいいですか。この数字なんですが、そこをちよつと。

第16回国会 郵政委員会 第6号(1953/07/22、3期、自由党)

○中川幸平君 一、二お尋ねいたしたいのであります。  この郵便物の運送委託業者は、先ず郵政省の委託運送でありますから、非常に堅実な仕事であります。現に相当隆盛に営業を継続いたしておる状態で、一般運送業者は最初の長年の非常に苦労をして来たことも考えないで、かようなところへ割込みたいというようにいろいろ窺われるのであります。契約更新の際にまじめにその業務を行いたいというよりも、その入札とか或いはそれらの際に何か利潤を持たうというような気持で今日までいろいろとそこに策動して来たという事実も聞いておるので、これらの点から考えられてこの改正案を出されたことと存ずるのであります。さてこの改正を実施した際で……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 郵政委員会 第閉会後2号(1953/11/18、3期、自由党)

○中川幸平君 私この際この委員会でお諮りしたいことがあるのですが、各種企業体の仲裁裁定の国会の議決を求める件について、国会の内外でいろいろ意見も聞いたのであります。政府は仲裁裁定の尊重をせないで無視している、而もその責任を国会に転嫁するような、非難をするようなことを聞くのでありますけれども、今永岡委員の言われた通りに、政府は飽くまで仲裁裁定を尊重して、即日完全実施したい、けれども予算上財政上の都合でできないから、それを心配するのである、一つ国会の意見も聞いてやりたいというところにあると、今大臣もまあさように答弁されておるし、当然早晩何とか心配してもらえるものと、こう思いますけれども、なお委員会……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 郵政委員会 第3号(1953/12/08、3期、自由党)

○中川幸平君 私は自由党を代表いたしまして、本案に賛成の意を表したいと思います。  本案は前国会に提案されたものでありまして、公労法の精神を尊重する意味合いにおいて直ちに仲裁裁定を実施するように議決するはずでありますが、国家の財政を勘案いたしまして、いろいろ検討する意味合いで継続審査になつた案件であるのであります。その間委員会におきましては、政府に対して仲裁裁定を公労法の精神に基いて何とかできないかという要望も出したのであります。その後政府においていろいろと苦心をされて、今回昭和二十九年の一月から実施するように予算措置を苦心されました。その点については我々も政府の苦心を非常に諒とするのでありま……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会 第閉会後1号(1954/07/14、3期、自由党)

○中川幸平君 安部さんからいろいろ文部大臣にお尋ねがございましたけれども、制度の問題も考えてやらなければならんと思うのです。占領政策の行過ぎの是正をやつて来ておりますが、一昨年委員会行政の改革をしたことも御承知の通りで、あの際地方財政委員会或いは電波監理委員会の廃止について非常な反対もありましたけれども、やはり諮問機関として、その委員会の意向を尊重して大臣が行うということで、今日まで何ら弊害ないというような実情にありますので、この教育委員会のあり方ということについて、これは社会党の人たちは反対かも知れませんが、私は余ほど考えなければならん問題だと思うのです。それで大体政党政治は、これは責任政治……

第19回国会 文部委員会 第3号(1954/02/18、3期、自由党)

○中川幸平君 議事進行について、先刻参考人の意見を聞くことに動議が成立しておりますので、それで参考人の意見を聞いて、その上で参考人なり、政府のほうに質疑をするという順序にしたらどうですか。
【次の発言】 参考人の意見を聞いて、その上で参考人なり政府のほうに質疑を、許す、そういうふうにしたらいいじやないですか。
【次の発言】 意見を。
【次の発言】 意見を聞くということであつたので。

第19回国会 文部委員会 第閉会後3号(1954/08/02、3期、自由党)

○中川幸平君 関連質問。  今炭鉱の話が出ましたが、聞いておりますと、それはひとり炭鉱だけではないので、中小企業全部が全部そういう状態で、今期も駅から来る途中或る人に聞いてみると、実際悲惨なものらしいのです。けれども月給を安くするとが、時間を長くするということでどうなりこうなりやつております。これが直らなければ私は立ち行かんということを聞いておる。この前も聞いておつたらそういうことです。そういうようなことで先だつて炭鉱業者が前に自由党の政調会室に陳情に来られましたが、あとで非常に評判が悪かつた。ということは少し零細に……、品質の悪いものはこれより高く売れんとか何とかいつてやつたんでありましよう……

第19回国会 文部委員会 第閉会後4号(1954/08/03、3期、自由党)

○中川幸平君  一、二知事さんにお尋ねしておきます。実は石川県でもあなたの県のお話と殆んど同一であることを県の当局のかたが語つたこともありますが、今のお話を聞きますと、国の政策について知事としていろいろ苦心をしていらつしやる、御尤もでありまするが、公共団体も一個の経営体でありますから、如何に国家の政策でありましても県の財政で国策に準拠できない場合もあることであります。只今の小学校の一万六千なんぼ、中学校の一万七千なんぼ、高等学校の一万九千なんぼ、これは現実には過大ではないというお話でありますけれども、大体我々ちよつと調べてみましても、国家公務員よりも地方公務員のほうがどうも上廻つておる形勢があ……

第19回国会 文部委員会 第閉会後6号(1954/08/05、3期、自由党)

○中川幸平君 議事進行。只今荒木委員から旭丘中学の三人の教員のことについていろいろ質問がありました、荒木委員はこの三人の先生たちは非常に頭のいい教員であるということを頻りに言つておりますが、とかく革新的思想を持つた人は頭のいいものでありますから、頭がいいから中等学校の教員として適格であるかどうかということは別問題で、この三人の人たちが任命権者である教育委員会から転任命令かあつたにもかかわらず赴任もしないで、そんなことで果して社会の秩序が保てるかどうか、のみならず学校を占拠してそうして勝手に学校を管理して、かような全国民に例のない大紛擾を起した人であります。それが今回懲戒免職になつてこれが裁判所……

第19回国会 文部委員会 第閉会後9号(1954/08/27、3期、自由党)

○中川幸平君 政務次官に給食問題で同じことを言うようでありますが、党のほうでどういう方針にきまるかまだ開いておりませんけれども、我々とし、は全面的にこれは実施したいものだこ思つております。それで中学校も新制高校も全部やつたほうが国民食生活の改善のために、又はかの手数を省く点においても画期的ないい方法であると、こう思うております。そう一遍にできないからというので、小委員会のはうで先ず小学校を全面実施して、年次を追うて一つ中学校、新制高校にもやらそうということにきまつた。それも三百七十億からの予算という推定になつておるので、なかなかこれも容易なものでなかろうと思うのであります。けれどもこれをやるた……

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/26、3期、自由党)

○中川幸平君 私は自由党を代表いたしまして只今上程の国立学校設置法の一部を改正する法律案に対しまして相馬委員提出の修正案に反対、原案に賛成の意を表明いたしたいと存じます。  本法律案は例年のごとく昭和二十九年度の予算に照応して改正されるものでありますが、先ず学部の充実については学部の分離独立、公立農科大学の国立大学への移管が計画されておりますし、又五つの国立大学に短期大学が併設されるのでありますが、これは国が面接勤労青年のために大学教育の教室を提供するものでありまして、等しく大学所在の各府県及び府県民の熱心な要望を充足せるものとして誠に喜ばしいことと存ずるのであります。ただ一、二例年の改正の場……

第19回国会 文部委員会 第14号(1954/04/01、3期、自由党)

○中川幸平君 相馬君から要求されたのは御尤もだと思います。文部省の出された資料には答弁をせん。それからあと詳しいことを説明をせんという、非常に文部当局は委員会で中立を欠いておられるというのも御尤もだと思うけれども、その資料にしましても、事と性質によつて文部大臣の答弁は御尤もだと我々は感じるのです。やはりそういう無理なことを言われてもこれはどうかと思う。そういうようなことじや、これは文部大臣の答弁を聞いて、御尤もな、この資料そのものに対してのなにの答弁は非常に御尤もだと我々は感じる、そんな無理なことは言わないで、別個に一つお尋ねになつたらどうかと思うのです。

第19回国会 文部委員会 第15号(1954/04/02、3期、自由党)

○中川幸平君 議事進行について。高田委員の質疑の点は昨日理事会でお任せしたことと思いますから、委員長においてお取りなしを顔うことにして頂きたい。

第19回国会 文部委員会 第閉会後15号(1954/09/22、3期、自由党)

○中川幸平君 大臣の御答弁の通りの家庭が、先だつて大田区の南蒲田小学校へ視察に行つた際に給食の問題を尋ねたのですが、二百五十円もするのです。ところで生活保護を受けているのは四十何人いるらしい。それは結構だけれどもその境に四十何人か五十人、どうしても納められない人間がいる。何とかしなければならんという話なんです。結局委員会の議長も来ておつたので事務局の意見も聞いたのですが、何とか心配してもらいたいという話なのです。ところが今聞くというとそういうところは今救済の方法はあるらしい。文部省のほうでそれが徹底しておらんじやないかと思うんですけれども、非常に困つていた。千八百人のうち四十人が生活保護を受け……

第19回国会 文部委員会 第閉会後18号(1954/10/08、3期、自由党)

○中川幸平君 先ほどから各委員の質疑を聞いておりますと、よくわかつていることを質問しておられるように思うのです。ただ皆さんの見方が、大臣が日教組を見られる見方に御不満を持つた点に対して質疑を繰返しておられるので、こんな質疑を如何に繰返しても私は無駄だと思うので、それで定足数も足らんようでありますし、休憩するか散会するかにして、これはこの扱いを理事会でお諮りを願いたいと思います。

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/04/15、3期、自由党)

○中川幸平君 議事進行。先刻から須藤君初め各委員の各位から偏向教育の事例について又むし返しの質疑が行われ、而も激烈な質疑を繰返されて、高田委員は遂に文部大臣に対して頑迷固陋な文部大臣というような言葉まで吐かれております。高田委員は婦人議員としてそこまで興奮しておられる、この間もさようなことも聞いたのであります。又岡委員はどうしても言つてもらえんなら証人として呼び出す、先だつてもどなたか議運で呼び出すとか、或いは証人として呼び出す、なんの権利あつてそういうことを言われるのか、議運に呼び出すというのは議運の委員会の議決を経なければならん、当委員会に証人として呼ぶ場合には当委員会の議決によつてするの……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/22、3期、自由党)

○中川幸平君 末川先生に簡単にお尋ねいたします。いろいろお意見を拝聴いたしまして全面的に反対のように伺います。お話の通り東大総長の反対の意見もありまして、又言論界にもいろいろと反対の意見もあることも事実であります。とかくその教育界或いは言論界で進歩的な、殊更飛躍的な意見を発表されるようなきらいがあるように我々は感じるのです。この法律が成立した暁には安心して教壇に立ち得ない。殊に社会科の担任などは到底でき得ないというようなお話を聞くのでありますが、果してこの法律の中を十分お調べになつての話であるかどうか、私はこの法律に反対とも賛成とも申上げませんが、(「賛成じやないか」と呼ぶ者あり)仮にこの法律……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/24、3期、自由党)

○中川幸平君 大変通俗的なことで一、二小林委員長にお尋ねいたしたいと思います。先般、先般と申しましても今月の十日頃でありましたが、たまたま郷里へ帰つて、帰りの汽車に乗つた際に、汽車の窓に全部ポスターを貼つてある、何が書いてあるかと申しますと、可愛いお子様のために教育二法案を葬りましようということを全部書いてあつたので、たまたまそこへ車掌が参りました。誰が貼つたのかと言いましたところ、当分は今金沢で乗つたのだから知らない、知らんければすぐ調べて剥いだらどうかということを言つて、そのまま上野まで参りました。そのままになつておつたのを見たのであります。これは恐らく国鉄の労組の手によつて貼られたことと……

第19回国会 文部委員会 第38号(1954/05/29、3期、自由党)

○中川幸平君 自由党を代表いたしまして本法案に賛成の意を表します。なお高橋委員提案の附帯決議に賛成の意を表したいと存じます。先刻来質疑の段階において各委員から指摘された通り、本法案の内容に非常に不徹底な点のあることも存じまするが、国家財政の現状からいたしまして、やむを得ん事柄と了承いたします。併しながら国家将来の食生活の改善或いは幼児の体位の向上或いは父兄の手間というような点から考えましてどうしても完全給食を実施してもらいたいという意見の一人であるのであります。仮に小学校だけを完全給食いたして半額負担をいたしましても相当な金額になるのでありまするが、学校給食を対象として新たな財源を考えても決し……

第19回国会 郵政委員会 第2号(1954/02/05、3期、自由党)

○中川幸平君 これは永岡君と多少意見が違うのだけれども、監察機構について私は再三意見を述べたこともあるし、大体片山内閣当時郵政、電通に分れた際に、この委員会ではない、内閣委員会で部内監察をやつておるところもあるけれども、この郵政省だけに監察局という仰々しいもので監察することが郵政省自体の恥じやないか。上司が監察することが当然だということを私は言つて、これは機構としてはおかしいと言つたが、あちらさんもやれと言われるし、それから郵政省所管の業務も大きいし、又非常に事案もあるのだということで、その当時我々野党でしたが、不満ながら賛成して通した。その後監察の実態を見ると、事案も多かつた。成るほど監察機……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第閉会後2号(1955/10/11、3期、日本民主党)

○中川幸平君 新宿の民衆駅について、まだ施設局長のお言葉では結論が出ておらぬという御論議でありますが、こういうものは早くやはり結論を出したらどうかと思うのです。と申しますることは、国鉄の方に何なら民間資本を導入することもけっこうだと思いますけれども、けれども民衆駅としてもおのずから限度があると思うのですね。地下を商店街にする程度のことはいいだろうと思うけれども、鉄道で要らない部分はやはり官庁なんかの貸家にするという程度が私は限度じゃなかろうかと思う。ホテルにしたりあるいは商店街のデパートにしたり、それは民衆駅でもちょっと行き過ぎじゃなかろうかと思うのですね。官庁に貸して、名古屋の駅くらいの程度……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、日本民主党)

○中川幸平君 この頃、返還財産の損失補償、この査定に相当手間どって迷惑しておるという話を開くのですが、こういうことはなるべく早く目標を立てて査定を決定してやらなければ非常に迷惑するように考えますが、どういう目標で、むろん人員の手不足の関係もありましょうが、何かここに何カ月とかいう目標を立ててやっておられるのか、この際承わっておきたいと思います。
【次の発言】 大きい建造物になれば相当補償額について開きもありましょうけれども、民間のそういうものになりますと、そう大した開きもないように思うのです。まあ会計検査院から見られて不当といわれる点もあるかもしれませんけれども、わずかだと思うのです。やはり早……

第22回国会 決算委員会 第閉会後5号(1955/11/18、3期、自由民主党)

○中川幸平君 総裁が見えなくても審議を続けてもらってもいいじゃないでしょうか。

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、日本民主党)

○中川幸平君 二十九年度の繰越金も昭和二十八年度と大差のないような多額の金額になっておるということ、批難事項も相当数多くあるというような点から、こういう委員会から委員長を通じて予算委員会と連絡をとるというような飯島さんからの話もありまして、ごもっともと存じますけれども、なるほど批難事項だからそのようなことはまことに遺憾なことでありますけれども、この繰越金の多額ということについて、まあ予算編成の建前からいえば、むろんいいことでありませんけれども、他の省と違って、まあ言ってみれば、防衛庁の予算は非生産的な予算であるから、多額の繰り越しがあったからといってそう責めるべきものじゃないじゃないか、またい……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/27、3期、日本民主党)

○中川幸平君 この報告の案件と違った問題ですけれども、局長に一つ、二つお尋ねしたいと思いますが、国有林野の払い下げ、あるいは今私有林を買い上げて植林を国の方で盛んにやっておりますが、この買い上げとか払い下げは何ですか、林野庁だけで査定して買うのですか。やはり管財局の方へ何か御相談があるのですか。お尋ねいたします。
【次の発言】 これなどはやはり地方に財務局があるので、やはり財務局と一応協議するというような方法に持っていった方がいいような感じがいたします。というのは、やはりその間にいろいろうわさがありますので、管財局の方としても今後そういうような機関に協議してもらいたい、かように私の意見ですけれ……

第22回国会 決算委員会 第20号(1955/06/24、3期、日本民主党)

○中川幸平君 そのたくさんのことで言われれば一律に言えるのですけれども、戦後どうも県にしても農林省にしても、末端の農村に迎合主義というか、甘やかすというか、この末端の土地改良にしても災害復旧にしても、そう心臓強く工事を出すわけじゃないのですけれども、県の耕地課なりあるいは林務課なりなぞは非常に心臓強く皆教えるのですね。そういうことをしたら非常に負担が重いじゃないか、まあまあやれというようなことで、そこへまた農林省の方から査定にきても、そういう辛いことを言うというと、農村を理解せぬやつだというようなことでやられますから、まあ少し目にあまるけれどもがまんしておこうというようなことがだんだん重なって……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本民主党)

○中川幸平君 御坊市長にちょっとお尋ねいたします。  今菅原さんも言われた通りに、補助金が少くなっても仕方がないということで一生懸命に復旧しているというお話で、けっこうですが、まだ八割五分ぐらいの竣工で、全部竣工しておらぬような話であったが、そんなに、ひまがかかるのですか。補助金が下ってこないから工事をおくらしておるのか、それともやはり一生懸命に復旧にかかっておりつつ八割五分しかできておらぬというのですか。そういう点をちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 桜井部長にお伺いしますが、その災害の程度にもよりますけれども、耕地の復旧にそう何年もかかる災害というのはなかろうと思うのですね。ま……

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、日本民主党)

○中川幸平君 日本国有鉄道の昭和二十八年度の決算について、会計検査院の批難事項が相当多いことはまことに遺憾であります。ことに批難事項のうちに相当悪質の件数も多いのでありますが、中でも連絡運輸の未収が非常に多いことを不思議に思う。昭和三十年の三月三十一日現在でどういう数字になっておりますか、現状についてお尋ねいたします。
【次の発言】 連絡運輸の貨物の一部には取り立てのできぬものもあるかもしれませんが、旅客運賃でありますと、すでにその会社に皆入っておるわけであります。それが入らぬというわけはどういうわけですか。
【次の発言】 それから総裁のおられるうちに何ですが、ひとり日本国有鉄道だけじゃなしに……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、日本民主党)

○中川幸平君 私は日本民主党を代表いたしまして、昭和二十八年度決算関係三案を承認することに賛意を表したいと存じます。  昭和二十八年度の決算に対する会計検査院の検査報告は、先刻委員長から言われたごとく、批難事項が大小合せて二千数百、国家に与えた損害が百数十億と推定され、もしこれを全般にわたって検査をしたならば、その数倍に上るであろう、国家の総予算の五%か七%か、多大の金がさような所に流れておる、まことに寒心にたえない。ことに各種の補助金の地方の状態を見ますると、おのおのの事業主体が補助金を受け入れる観念に根本的に誤まりがある。また補助金を世話する国家の忠実な出先機関として働かなければならぬ地方……

第22回国会 決算委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本民主党)

○中川幸平君 ある程度審議せんければならぬけれども、十月、ころに臨時国会があるとすれば、九月はちょっとできぬのじゃなかろうかと思います。それで十月に入って臨時国会がなかったら、委員長の方で適当に招集してもらうという程度にしていただいたらいいのじゃないかと思う。

第22回国会 大蔵委員会 第11号(1955/05/31、3期、日本民主党)

○中川幸平君 私は民主党を代表いたしまして本法律案に賛成をいたすものであります。  政府は、さきに提案されました補助金等臨時特例法を年度末すなわち明年の三月三十一日まで延期するという法律案を本日までに両院を通過されることは念願しておられることと存じまするが、その後六月の暫定予算の成立におきまして事態が変ってきた。さきに四、五月の暫定予算中延期するという法律にならって、六月一カ月延期しようという衆議院の委員会の意図がうかがわれるのでありまして、やむを得ざる措置であると考えまして、私は賛成をいたす次第であります。

第22回国会 大蔵委員会 第24号(1955/06/28、3期、日本民主党)

○中川幸平君 出席していないで……。
【次の発言】 私は民主党を代表いたしまして、ただいま上程の租税三案に賛成の意を表する次第であります。  今回の税制改正について政府の案を見ますると、その改正の方針といたしまして、第一に低額所得者の負担軽減に重点を置いて所得税の一般的な減税を行うとともに、あわせて資本蓄積の促進、輸出の振興、住宅建設の促進といったような特別の目的のために、税制上の優遇措置を拡張しておるのであります。  また衆議院修正の内容におきましても、低額所得者の負担軽減をねらいとして、概算所得控除を新設し、寡婦控除、不具者控除の引き上げを行いますとともに、資本蓄積をさらに積極的に促進する……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 懲罰委員会 第1号(1955/12/15、3期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(中川幸平君) それではただいまから委員会を開会いたします。  本日は公報をもってお知らせいたしました通り、理事の辞任及び補欠互選の件についてお諮りいたしたいと存じます。  理事長谷山君から都合により理事を辞任いたしたいとのお申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではさよう決定いたしました。  つきましては、この際、理事の補欠互選を行いたいと存じますが、ただいま本委員会の理事の欠員数は二名でありますが、この互選の方法は成規の手続を省略いたしまして、便宜委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○中川幸平君 このたび飯島委員長と、私と桐生調査員の三名が、去る二月十七日より二十二日まで、兵庫、和歌山両県の調査に参りました。  調査事項は地方教育委員会の運営状況、教科書制度、大学制度、その他教育文化及び学術に関する事項であります。  これら両県下のうち、神戸市、加古川市、明石市、洲本市及び和歌山市、田辺市、白浜町を視察いたしました。  以上の視察地におきましては、知事、市長、町長等の首長側を初め、県会選出の文教委員、市会議員、県教育委員、教育長及び事務局関係者とも面談いたし、さらに視察地におきましては地方教育委員会委員、教育長、小中高等学校校長代表者、教職員、大学教授、PTA役員、青年会……

第24回国会 文教委員会 第9号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○中川幸平君 授業料の値上げを新入学生からというので、二学年以上は既得権を尊重して上げないという意味なんですか。私ちょっとその方がかえって不合理のような感じがするのですね。同じ学校に学んでおって、一年生だけが五割高い授業料を払って、二学年以上は従来通りの授業料というのはかえって不合理じゃないか。一律に上げて、そうなれば安部さんが言われるごとく一回に五割も上げなくとも金のつじつまも合うし、二学年以上を従来のままにしておいて、新入学生から五割上げるということはかえって不合理のような感じがするのですが、何か前例のためにそういうことになったのですか。

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/05/07、3期、自由民主党)

○中川幸平君 先刻の安部委員の質問並びに社会党の各委員の質問を聞いておりますと、現在の政党政治の実態をお認めでないようなことを(「冗談じゃないよ」と呼ぶ者あり)やっておられることは非常に遺憾であります。もっとも、政府提案である以上、文部大臣の責任であることには間違いありませんが、ただ文部大臣の思いつきから出された法案ではないということをはっきり認めていただきたい。すなわち、わが自由民主党においては、文教政策の重要性にかんがみ、文教委員会があるにもかかわらず、特に文教制度調査特別委員会を設けて、この教育委員会問題、あるいは教科書の問題、教育の中立性確保の問題を取り上げて慎重審議した結果、教育委員……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○中川幸平君 重大問題と言っていろいろ言っておられますが、今聞いてみますると、林公述人の問題だということであります。証人と間違えての議論じゃないかと私は思うのであります。証人ならば、いろいろ打ち合せをするとか、こう言ってくれとかいうことは、非常に重大問題です。公述人はわが党の推薦した公述人、それが法案の内容に対して私はこう思うがどうかということを尋ねて、それを説明をしたからといって、何ら差しつかえない。せんだって林公述人もはっきりとこれまでは反対だったけれども、協議会会長をやめてから、私はこういう解釈をするようになったから、今日は賛成の公述に来たとはっきり言われておる。何がそれが悪い。証人に対……

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○中川幸平君 ちょっと関連して。先般もこの委員会でちょっと申しました通りに、証人と違って、公述人が賛成公述するに当って、いろいろ解釈、あるいは疑義のある点を文部省へ行って尋ねるとか、また解釈してもらう、それからまた与党の議員と会っていろいろ協議する、何ら差しつかえないことで、問題ないと思うのですね。ただ先般矢嶋さんの言われたごとく、賛成公述してもらう人選するに当って、これまで反対の行動をやってきた人をことさら賛成の公述人にしたということは、そこに何かあるじゃないだろうかという点が一番の私は難点であろうとこう思うのですね。ところがわれわれ実際林さんの名義で反対請願の出ていることも、反対の請願はた……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○中川幸平君 先刻からの質疑を聞いておると、何を究明せんとするのであるかわれわれ了解に苦しむ。というのは、昨日松沢参考人も呼ばれていろいろな話も聞かれた通り、また立法府で大臣なり政務次官なりが、法案の内容について虚偽の説明をしたというなら、これは相当問題もあるでありましょうけれども、かようなことで何を究明されるのかわれわれも実際(「中川さん理事会で決定して質問されているんだから」と呼ぶ者あり)いつまでもそれをやられるから……。それでは委員長において一つ御判断を願って法案の審議に入られることをお願いいたします。

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、自由民主党)

○中川幸平君 議事進行。昨日の理事会において本日の逐条審議は一章およそ一時間の予定でやるというようなことを、委員長から報告がありましたが、質疑の状態を見ておりますと、一般質疑の際にあった事柄を非常に繰り返して審議をやっておられるように、状態が感じられますが、委員長におかれてしかるべく進行するようにお取り計らいを願いたいと思います。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○中川幸平君 会計検査院の資料についてお尋ねいたしますけれども、会計検査院のほうでは全部出張検査ですね。とかく出張検査になりますと、相当日数もかかりますし、なかなか検査の件数も思うように行かんじやないかと思う。と申しますのは、一昨年行政管理庁に行政監察がありまして、当時政府の原案では、管区監察局ということになつておつたんですね、ところでこういう仕事はやはり頭よりも地についた仕事をしなければいけない。幸いに経済調査庁が各県に皆あつたものですから、その地方監察局を全部各府県に置くことにしてそうして始めておるのであります。それで我々の考えでは、会計検査院法を改正せんければできんかも知れませんけれども……

第19回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○中川幸平君 運輸省関係を済ましてくれよ、議題外のことに亘らないで……。
【次の発言】 なお質疑があると思いますけれども、日程の都合もありますから、保安庁予算の審査はこの程度にして、次に移つて頂きたいと思います。  それでは日程によりまして、大蔵省関係の予算の審査に移ります。只今日本銀行理事舟山さんがおいでになつておりますから。
【次の発言】 大臣はちよつと御加減が悪いので……。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、日本民主党)

○中川幸平君 今回の会計検査院法の一部改正は、行政機構を所管しておる当委員会も十分御承知のことでございますが、近年各省の予算の執行に当って非常に適正を欠いておる。ことに相次ぐ災害に対する災害復旧の国庫補助が非常に件数も多いので、各省の事前査定あるいは会計検査院の査定において、はなはだしきは七、八割までが水増しをしておるとか、不正に申告しておるというような事例があったので、決算委員会としても、また予算委員会においても、政府としては何とかせんけりゃならぬとやかましく言うので、ついに決算委員会としていろいろ論議した末に、まず会計検査院を拡充すべしという院議に持ち上った。その結果かような一部改正が出た……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、自由民主党)

○中川幸平君 学校教育について、非常な関心と熱意をもっていらっしゃるPTAの連合会長の公述人からいろいろ意見を聞かせていただきまして、感謝いたしております。ただいま私どもの手元へ全国のPTAの皆さん、あるいは婦人会の会長、小学校の先生方、いろいろこの法案の措置についでの陳情がたくさん参っておるのでございます。われわれはどこにさように子供のために心配になる点があるであろうか、どこに国家権力の支配に流れでゆくおそれがあるという個条があるであろうか、いろいろ不思議に思っておるのでございまして、これは法案の内容を一々検討を願っておらん点にあるのではなかろうか、公述人の方も御承知の通り、大学の学長たちが……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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