常岡一郎 参議院議員
3期国会発言一覧

常岡一郎[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
常岡一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは常岡一郎参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

常岡一郎[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第32号(1953/08/03、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今議題となりました日程第九百七十一号、昭和二十八年海外引揚者に対する諸課税猶予の請願、及び日程第千三号、中共地区からの帰還者援護に関する陳情の委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  日程第九百七十一号の請願は、終戦を海外に迎えてより八年の長きに亘り中共地区に残留を余儀なくされて、今回漸く帰還できた引揚者に対し、当分の間すべての納税義務を猶予せられたいとの趣旨であります。  日程第千三号の陳情は、海外からの帰還老中には鉄道関係技術者が相当数あるから、志操堅固で身体強健な者は国鉄において優先的に採用すること、及び罹病者の退院後の定着地への輸送は、国の責任にお……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第28号(1954/04/02、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今上程されました厚生年金保険法は、陸の上で働く人々の大部分が含まれておりまして、その数、現在すでに七百六十万に達してお石保険でありますから、その家族まで合せて、その利害関係を受ける者は、国民の大半に及ぶものと考えます。非常に重大な内容を持つものでありますから、従つてこの法案が全面的に改正されまして、幾多の困難があつたにもかかわらず、その内容は別といたしまして、当局の労を多とするものであります。併し労を謝しながらも、なおこの法案をめぐつて疑いのあります点につきまして政府に質さんとするものであります。  その第一点、この法案の作られました考え方の根底はどこにあるか。第二点、この制度……

第19回国会 参議院本会議 第53号(1954/05/29、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今上程されました中国紅十字会代表招請に関する決議案につきまして、発議者一同に代り、私から提案の趣旨を御説明申上げます。  先ず案文を朗読いたします。    中国紅十字会代表招請に関する決議   現在なお中共地区に残留する多数同胞の速やかなる帰還は留守家族を始め全国民の斉しく切望するところである。   日本赤十字社においては中共地区、残留同胞の集団引揚に関し特に尽力せられたる中国紅十字会の代表を社賓として招請しその厚意に感謝するとともに今後の引揚に関し一層の援助を要請すべく努力を重ねつつある。   政府は、この際日本赤十字社の要望に対し速やかに適切なる措置を講じ、もつて留守家族の……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ただいま議題となりました麻薬取締法の一部を改正する法律案につきまして社会労働委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申し上げます。  今日、麻薬取締法によって取締りの対象とされている麻薬は、同法別表に掲げられておるのでありますが、同表第二十一号三―ヒド口オキシ―エヌ―メチルモンヒナン及びその塩類、並びに第二十二号三―メトオキシ―エヌ―メチルモルヒナン及びその塩類のうち、右旋性のものについては、今般国際連合より、一九四八年の麻薬に関する国際条約第三条の規定に基きまして麻薬から除外する旨の通告がありましたので、政府においてその除外事由を検討した結果、これらのものは麻薬としての危……

第22回国会 参議院本会議 第43号(1955/07/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ただいま議題となりました母子福祉資金の貸付等に関する排律の一部を改正する法律案外一案につきまして、社会労働委員会における審議の経過並びに結果につきまして御報告申し上げます。  まず、母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  この改正法律案は衆議院提出の法案でありまして、その要旨は第一に、修学資金のうち、大学に就学しまたは医師法に規定する実地修練を受けている者、すなわちインターンに対する貸付額は、現行法では月額二千円位内となっておりますが、これを月額三千円以内としたことでございます。  第二に、事業継続資金に対しまして、六カ月の据置期間を設ける……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第28号(1956/03/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私はただいま上程されました決議案に賛成の討論をいたします。  昨年ソ連、中共をたずねまして、戦犯の収容所に見舞に参る機会を得まして、感慨無量でありました。ちょうどドイツのアデナウアー首相が参りまして、ドイツの捕虜は全部帰されるという話がついた直後でありました。イワノボァでは、日本の戦犯もドイツの戦犯も同じ場所におりました。ほとんど同じ牢屋の生活でありますが、数のはるかに多いドイツの方は、長い死闘を続けたソ連との深き恨みがあり、のろいもあったはずでありますが、しかもそれがすでに帰ることになって、何となく意気揚々たる感じを持っておりました。数の少い日本の戦犯は、同じ場所におりながら、……

常岡一郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

常岡一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1953/10/12、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 只今から厚生委員会を開きます。  理事補欠互選の件を議題といたします。前理事大谷瑩潤君は八月十日厚生委員辞任のため、理事一名欠員となつておりますので、その後任を互選いたしたいと存じます。
【次の発言】 只今の中山君の動議の通りにいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないものと認めます。  それでは前理事大谷瑩潤君の補欠として大谷瑩潤君を指名いたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。農林省のかたがまだ見えませんので、厚生省に対して先に質疑を願います。
【次の発言】 只今山下委員の動議の通りにやらして頂きたいと思いますが、如何でし……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私はあえて大臣の御答弁をお願いするほど大きい問題ではないと思いますけれども、これが現下の日本の情勢、置かれております微妙な立場から、非常に大事なものだと思いますので、あえてお尋ねするわけであります。それは御承知の通り中共の邦人の引揚げますにつきましても大分ごたごたしておりますことは、新聞でも報ぜられておりますように、国がMSAの受入れとか、或いは再軍備の方向に進むような状態が感ぜられても、表面になかなか出て来ないで、虚を突いて来るといつたような一つの動きが出て来るのではないかと考えられますが、それが中共引揚げの今度の場合にも何らか感ぜられるような、常識上了解に苦しむような点が随分……

第16回国会 厚生委員会 第8号(1953/07/03、3期、緑風会)

○常岡一郎君 児童福祉施設の問題についてちよつとお尋ねしたいのですが、平衡交付金がありました時代には各県によつて児童養護施設というものが非常に差があつたように思います。ところが国家が直接取扱うようになりまして平衡交付金から削除された。従つて養護施設に入らなければならぬ子供がたくさんあるのに、県によつてはそういう金のかかることは余りしないでおつたような傾向があるのでありまして、これは平衡交付金から転換されましてから福祉児童というものが非常に殖えたほうでありますかどうですか。
【次の発言】 それは神奈川県などの場合は非常に施設が多いのです。福岡県などの場合は非常に少かつたので、当時どちらかというと……

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○常岡一郎君 質疑もたくさんあると思いますが、今日はこのくらいにして頂きまして、らいに関する小委員会を設置するの動議を提出し、その小委員の数なり、小委員の指名なりは、委員長に一任することの動議を提出いたします。

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、緑風会)

○常岡一郎君 質疑は大体尽きたように思いますが……。
【次の発言】 私はこの原案に賛成をいたしますが、併し第十三条の規定などを見ました場合に、若しこれが運用を誤りますというと、非常に気の毒な人が出て来るのではないかと、こういうふうに考えられますので、そういうことのないためには、どうしても実情究明調査の徹底を期さなければならないと考えますので、次の附帯決議を付することの動議を提出いたしたいと存じます。    未帰還者留守家族等援護法案に    関する附帯決議案   一、ソ連地区、及び中共地区等に残留すると認められる未帰還者の状況について、国の責任であるべき調査究明と其の帰還促進活動が、従来不統一……

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今の山下委員の御発言の中にありましたように、時代の脚光を浴びたものが非常に優遇される道に出ておりますが、時すでに過ぎて忘れられた人々の中に気の毒な人があるというのに非常に強く打たれたのであります。その点でお尋ね申上げたいのですが、満州軍に従軍したり、又満州国の官吏になつたり、満州国の警察官などになりまして、日本軍人と行動を共にして戦死も同じ状態で亡くなられた人、又ソ連と単独で交戦して死亡した人などが随分あると思いますが、こういう人に対して政府のほうは大体概略でいいのですが、数はわかつておりますか。
【次の発言】 これらの人々は何しろああいう際でありましたからこの数字はわかりかね……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、緑風会)

○常岡一郎君 只今のことでちよつと申上げますが、私のところにも今日七名ほど参りまして朝一時間ばかり会いました。どうぞ握り潰してもらいたいという趣旨でありました。私はあなたがたから頭の判断までしてもらわなくともよろしい。あなたがたのために早く通すことが必要だと思えばそのほうに賛成します。あなたがたのためを考えてやります、ただ今あなた方がこういう行動を起されました。ことは、非常な正しい意見を述べようとしても我我は心の中に熱く皆さんに同情しても理論的に押されてしまう。非常に不利であつたということだけは申上げてよいと思います。強制収容ということが非常に怪しからんと言いますから、強制収容ということは、あ……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は緑風会を代表いたしまして、原案には必らずしも満足ではございませんけれども、賛成の意を表するのは、旧法よりも一歩前進しておるという点に感ずる点があつたからであります。併しながらこの法案にもいろいろ不備の点がまだ多々あることを思いますが、先日私のところに訪れて参りました患者の代表数名と会いましたとき、一時間ばかりの話ではございましたが、そのとき代表の中から、審議に保障された基本的人権の蹂躪になる虜れがありますから強制収容はやめてもらいたい、こういう話がありました。そのときに私は、あなたの御心中よくわかります。皆さんのお考えのそうあることはよくわかりますが、静かにまあ考えて見ましよ……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ちよつとお諮りいたしますが、委員長報告が始まつたそうでございますから、これでちよつと休憩いたします。    午前十時五十四分休憩
【次の発言】 先ほど私学振興会の例によつて倣つたというお話がありしたが、私学振興会は、これは厚生福祉と言いますか、相当PTA、或いは本人自体も多少豊かなほうでありまして、これは拡張すればするほど又収入もあるわけであります。ところがこの社会福祉施設の対象になつた人々は、そういう能力は殆んどなく大きくすればするほど利益が上らないという場合もあり得ると思います。殊に先ほど山下委員からも御質疑がありましたが、実際において経営者はその経営だけに追われてお……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 外務政務次官も大分急がれるようですが、できたらあとにして頂いて、政務次官のほうの質疑をして頂くといいと思いますが。
【次の発言】 小満外務政務次官が来ておられますが、先ほど質疑が……。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは暫らく休憩いたします。    午後五時一分休憩
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、役員の選定ですね。理事なんかきめるのは誰がきめるのですか。
【次の発言】 選挙母体は……。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 御挨拶申上げます。このたび図らずも皆様の御支援を受けまして委員長の任に就くことになりました。誠に不束かなものでございますから、いろいろ皆様方に御世話になることと存じます。この委員会は微妙な国際情勢の下にいろいろな問題を処理しなければならないことが多々あると存じますので、突発的ないろいろな問題が起る虞れも将来にあると考えますが、そういう際に行届きませんので、その任をよく全うすることができるかどうかということを恐れる次第でございます。幸いに経験深い皆様方の御指導と御援助を頂きまして、その職を全うすることができますことを偏えにお願い申上げまして、誠に簡単でございますが御挨拶に……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第閉会後1号(1953/10/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず引揚促進に関する件を議題といたします。ソ連地区からの引揚げにつきまして、現在までの経過を当局から説明をお願い申上げます。
【次の発言】 ほかに質疑はございませんか。
【次の発言】 それじや別に質疑はございませんか……。
【次の発言】 それでは次に派遣議員の報告を議題といたします。  閉会中に委員長は北海道における中共地区からの帰還者の住宅及び就職状況の調査をいたしましたから、その御報告を申上げます。  北海道全土における中共地域からの帰還者は第五次船団まで四百四十四世帯、九百二名であります。これらの者に対する援護対策は北海道庁民生……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、御報告を申上げまして御同意を得たいことがございます。次回の委員会は、午前の委員長及び理事打合会の決定に基きまして、六月二日の午前十時に開会いたしたいと存じます。案件は帰還輸送につきましてでございますが、具体的に申上げますと、第三次帰還船の白竜丸で問題を起しておりますいわゆるスパイ事件でございますが、この事件と在日華僑の中共地区送還の問題を調査することに委員長及び理事打合会で決定いたしました次第でございます。スパイ事件につきまして関係の政府当局から説明を求め、華僑問題につきましては、日赤社長の島津忠承君、日赤の……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/06/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず引揚情況に関する件を議題といたしますが、華僑の中共地区送還問題をこれより調査することにいたしたいと存じます。この問題は外務委員会の所管事項でございまして、外務委員会におきましても調査することとなつておりますが、帰還事務にも関係がありますので、と申しますのは、非常に待望久しかつたこの帰還問題が第三次の帰還まで行われまして非常に国民は感激を以て感謝いたしております。ところが第四次の帰還が未だ予定通り参りませんで、非常に疑心暗鬼を持つ者も多く、留守家族の身になりますというと焦躁不安に駆られているようでございますので、従つてこの問題は本委……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 榊原君。
【次の発言】 引揚援護庁の定着援護に対して承わることになつております。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それはしてふります。しました。
【次の発言】 十時五分であります。
【次の発言】 よくわかりました。そういうことにいたします。
【次の発言】 お諮りいたします。只今の動議に対しまして如何取計らいましようか。
【次の発言】 それじや帰還促進に関するほうの議題を先にいたします。
【次の発言】 只今の御提案に対しましては、理事会で決定することに、いろいろ話合いますことに決定いたしたいと思いますが……。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/07/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず派遣議員の報告を議題といたします。山下委員、榊原委員、林委員と私と、四名で七月五日より舞鶴に参りまして、第四次帰還船の白山丸、白龍丸の帰還者をお迎え申上げまして、帰還事務の調査をいたしたので、その御報告を委員長から申上げたいと存じます。  七月六日午前十時白山丸が入港いたしまして、やがて一時間ばかり遅れまして白龍丸が入港いたしました。両船の帰還者は雨の中に上陸をいたしました。両船台せて約千名余りでありましたが、その出迎えに当りまして特に注意すべきことがありました。それは船が岸に着きますときに、出迎えの人々は手を振りましてお帰りなさ……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第6号(1953/07/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  未帰還者に関する件を議題といたします。  先ず委員各位に御報告をいたしますが、昨日委員長及び理事の懇談をいたしました折に、今日は、フイリピンで日本人戦犯の方々の問題につきまして、日夜並々ならぬ御苦労を下さいました加賀尾先生から有益なる御意見を拝聴いたしまして今後の帰還者の援護対策に資したいと存じまして加賀尾先生に当委員会に御出席をお願いすることにいたしたのでございます。つきましては、これから加賀尾先生を参考人に決定いたしまして先生より御意見を拝聴することに御異議ございませんか。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第7号(1953/08/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(常岡一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず今後の中共地区からの引揚状況に関する件を議題といたします。  本日の新聞によりますと、興安丸が天津を出港したと報道されておりますが、去る三月五日に行われました在華同胞帰国打合代表団と中国側との協定の通りに今後も引続いて同胞の帰還が実現できるものであるかどうか、将来の見通しについて御説明をお願い申上げまして、なおこれに関連いたしまして前回におきましてソ連地区の戦犯者の帰還について一応御説明を願つたわけですが、その後の状況につきまして併せて御説明を願いたいと存じます。只今政府当局に説明をお願い申上げます。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1953/11/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 それではその案文を読みます。  「日本赤十字社より外務省に申出てある中共紅十字会会長等を日本赤十字社の賓客として招待するの件一日も早く実現されんことを要望す。」


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ちよつとお尋ねいたしますが、保育所へ入所を勧めることが是非必要であるというものがすでに十八万三千人あるということをおつしやつたのですが、これはだんだん深刻な世相になればなるほど殖えて参る傾向があると思うのですが、これはあることだけを知りながら、これに特別何か手を打つておられるのか、何か先ず打つ方法を考えていらつしやるか。
【次の発言】 それでは現在の保育所に、既設の保育所に、もつと定員、収容人員数を殖やすといつた面についてどういう考え方でありますか。
【次の発言】 現在のオーバーしております人員を、それをそのまま認めて、そうして保育所の設備を拡充するといつたようなことで、これで国……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 書籍は自由にどんな書籍でもいいというわけじやないんですか。

第19回国会 厚生委員会 第閉会後5号(1954/10/04、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) それでは本日の本問題については、この程度にいたしたいと存じます。  引揚の方々には、帰還早々長時間にわたりまして種々貴重な御意見を発表下さいまして、誠にありがとうございました。委員会当といたしましては、今後政府、日本赤十字社等と協力いたしまして、残留者の早期引揚について万全の対策を講じたいと存じますので、参考人各位におかれましても今後とも御協力下さいますようお願いいたします。誠に今日はありがとうございました。  本日の中共地区引揚問題に関する件はこれをもつて終了いたしました。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。ビキニ被爆事件に関して患者の医療状況等を本月六日の本委員会……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後7号(1954/10/08、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ちよつと速記をとめて
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それじや本日は説明を聴取するだけにいたしまして、質疑は次回に譲りたいと存じますが、異議はございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。今日はこれにて散会いたします。    午後零時五十四分散会

第19回国会 厚生委員会 第9号(1954/02/19、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) 只今から厚生委員会を開会いたします。  初めに委員の異動を御報告いたします。去る十七日付を以て委員田中啓一君が厚生委員を辞任せられましたので、松本昇君が選出せられましたことを御報告いたします。
【次の発言】 これより議事に入ります。社会保障制度に関する調査の一環として、昭和二十九年度厚生省関係予算の質疑を行います。前回に残されておりました児童局関係事項につきまして太宰局長から説明をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、今の二千万円は孤児のほうに廻すというのは、それはどこにありましようか。
【次の発言】 全体としての予算で二億円余りの増加というお話があり……

第19回国会 厚生委員会 第19号(1954/03/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ソ連に残留を希望せられました方が五十七人あつたとかいう工藤さんのお話がありましたが、そういう方々と実際におつき合いせられました皆さんの率直な気持で、ソ連を非常に愛好するといいますか、共産主義に深く傾倒して、思想的にソ連に愛着を感じ、或いはおることを喜ぶ意味において残られたというような人が相当にあるのでしようか、御存じないですか。
【次の発言】 工藤先生にお尋ねいたしますが、今のお話のように、大体一カ所二人、三人ずつ残されたようにこの間も聞きましたのですが、一カ所に二、三人としますと、およそがわかるために、全体としてどのくらいの地区に日本人が収容されて、或いはその人たちの集団的にお……

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は本案修正の動議を提出いたします。修正の要点は左の通りでございます。    母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案   母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第三条の改正規定の次に次の改正規定を加える。   第五条第二項を次のように改める。  2 修学資金の貸付金は、無利子とし、その他の貸付金については、据置期間中は無利子とし、据置期間経過後はその利率を年三分とする。   附則第一項に次の但書を加える。    但し、改正後の第五条第二項の規定は、昭和二十八年四月一日から適用する。  以上であります。

第19回国会 厚生委員会 第28号(1954/04/15、3期、緑風会)

○常岡一郎君 狭い国土にたくさんの人間が押し詰められております今日の日本にして、特にサンガー夫人の今まで努力して来られましたバース・コントロールの運動に非常に共鳴と感謝をするものであります。併しながら、ここでお尋ね申上げたいと思いますのは、自然の力というものを考えました場合に、例えば、地球の求心力と遠心力、太陽を中心とした求心力と遠心力の、真反対の力がみごとに調和いたしまして、レールもないのに正しく軌道を守つております。この宇宙の摂理というものを考えました場合に、或いは我々が願いもせずに、計らいもせずにちやんと二つの目を持ち、二つの耳を持つて生れて参りましたような、こういう生命の問題、こういう……

第19回国会 厚生委員会 第37号(1954/05/10、3期、緑風会)

○常岡一郎君 大蔵大臣が御出席でありますからお尋ね申上げますが、資金運用部の資金運用審議会の名簿がここに配つてありますが、これに副会長として、大蔵大臣と郵政大臣と副会長になつておられます。これは郵政大臣が副会長としてお入りになつたというわけは、お尋ねするのは筋が違うかも知れませんが……。
【次の発言】 そういう意味でありますとすれば、この際更に厚生年金の積立金が非常に年々厖大な数になりますが、当然こういう場合に厚生大臣も副会長としてこの審議会に入られることが妥当だというふうに考えられますが、この点はどういうふうにお考えになつておりますか。

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は附帯決議を付して原案に賛成せんとするものであります。敗戦窮乏の日本が再建いたしますためには、私はかねてからこういうことを考えておりました。人間の命がだんだん長くなること、平均年齢がせめて七十歳以上になつてもらいたいこと、第二に、失業者がなくなつて、年寄りまでがとても忙しくなつて活気ある日本になること、第三、「五十五歳よりも六十歳まで働き更に又七十歳までも働けるほどの健康の人が多くなること、これが私がかねてから理想とする世界であります。併しながら現実の世界は非常にこれと相離れまして、青年までも失業しているような時代で、誠に悲しい姿であり、倒産又日に次ぐような悲しい姿であります。……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は本案に左記の附帯決議を付することの動議を提出いたします。    附帯決議   政府において医薬分業実施に関する諸準備が、未だ整え得ないことは甚だ遺憾である。この際政府は、左記事項につき速かに万全の措置を講ずべきである。   一、医薬分業の実施に伴う適正な医療費体系及び、それが国民の医療費負担、社会保険経済に及ぼす影響其の他医薬分業の実施に関する請条件を検討し、その結果を九月中に国会に報告すること。   二、医薬分業の実施によつて、国民に対する医療内容の向上及び保健福祉の増進に寄与すべき諸条件の整備に努むべきこと。 以上。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会 第2号(1955/03/25、3期、緑風会)

○常岡一郎君 理事互選の方法は、成規の手続を省略して委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第4号(1955/05/10、3期、緑風会)

○常岡一郎君 中共地区よりの第十一次引き揚げに際しまして、その実情調査のために、河合、加藤、常岡の三委員が舞鶴に派遣されました。興安丸は予定通り三月二十九日の午前八時に入港しましたが、私どもは帰国者の方々を興安丸船上に出迎えをいたしました。午後から常岡委員が参議院を代表してあいさつを放送し、次いで引き揚げ方面別に組織された七つの組の代表者に、帰還早々御多忙のところを御参集を願いまして、簡単に実情報告を聴取いたしましたが、ここに私どもの調査の概要を御報告申し上げます。  今回、興安丸に乗船した人員は八百十六名でありますが、出帆直後に乳飲み子が一名死亡しましたので、帰還者は八百十五名となっておりま……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、緑風会)

○常岡一郎君 それではつき添い制度に関する清瀬療養所の視察報告をいたします。  去る六月十五日榊原、森田、竹中、河合、相馬、有馬、長谷部、常岡の各委員がつき添い制度に関して国立療養所清瀬病院を視察いたしましたが、その概要を御報告申し述べることにいたします。  現在清瀬療養所には八百九十人名の患者が入院しております。同病院当局がつき添い看護を必要と認める者は百三十六名でありますが、そのうちつき添い看護婦の看護の承認を得た者が八十六名で、その内訳は、生活保護患者が四十五名、その他が四十一名であります。そうしてつき添い看護が不承認となったが病院においてつき添いを必要とすると認めておる者が五十名おりま……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(常岡一郎君) ただいまから開会いたします。  労働情勢に関する調査を議題といたしまして、昭和三十年度労働省関係予算及び労働行政方針について質疑を行います。御質疑を願います。
【次の発言】 委員外議員上條愛一君から発言許可の申し出がありますが、この際これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないものと認めまして、発言を許可いたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは本会議が始まりました。これで閉会いたします。    午後二時五十四分散会

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、緑風会)

○常岡一郎君 私は、緑風会を代表しまして、修正案に反対し、原案に賛成いたします。  その理由は、改正の目的が婦人を主とする立場から考えて参りますと、名が実に沿わなければならないと考えます。その意味から言いますと、婦人を目的とします関係から、歯科衛生士という名前は不適当だと考えるのであります。ともすれば男子を表現するような印象を与えますので、端的に婦人であるということを建前とする意味合いに沿うていく名称が適当だと考えざるを得ない。いやしくも参議院が修正するという以上は、そこには堂々たる理論がなければならぬと考えます。その点から考えまして、修正する必要を認めないのでありますから、それで修正案に反対……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、緑風会)

○常岡一郎君 ただいま提案になりました社会福祉事業等の施設に関する措置法案につきまして提案の理由を申し上げます。  社会福祉事業を経営する社会福祉法人につきましては、現行法制上、都道府県知事または市町村長からの委託を受けたときは、正当な理由がない限り、その委託を拒み得ないこととなっているのであります。わが国におきまする社会福祉事業経営の実際におきましては、都道府県知事又は市町村長の委託に基きましてその事業を経営する社会福祉法人が少くないのでありまして、これらの者は、もとより、所定の委託費を交付されているのでありますが、施設に要する経費につきましては、交付されていない実情であります。このゆえに、……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、緑風会)

○常岡一郎君 逢坂さんのお話を拝聴しながら特に心を打たれましたことは、重病人が二階におるのにそれを見せようとしなかったという点、あるいはまた砂糖やバターなどほとんどないのに、急に持っきて飾ったという点、こういうことがもしかするとあるのではないかということを私は非常に強く思っておりましたから、ハバロフスクにぜひやってもらいたいということの願いた強く持ったものであります。なぜかといえば、質問いたしますについて、質問しなければならない理由をちょっと申し上げたいと思います。それは、イワノフの収容所に参りましたときは、三重に張りめぐらされた鉄条網の中にあの気の毒な方々の姿を見まして、そういう点からも、こ……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 厚生・中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会連合委員会 第2号(1953/07/28、3期、緑風会)

○常岡一郎君 第十三條の規定を設けます以上は、調査究明ということが裏付けたならば意味なさないと思うのです。調査究明ということは、現在でも非常にむずかしいのに、更にこれが三年の間に誤りなく十三條の規定を活かすほどの調査究明ができるという自信がありまするならば、その具体的な調査究明の方法があるはずだと思いますが。
【次の発言】 促進をして行くというならば、それだけの予算も、十三條を活かすためには、そのほうからずつと案も出て来るわけですから、その意味から言いましても、誤りをなからしめるために調査費はうんと殖やすというのならばわかりますが、昨年の六八%ぐらいに減つているように考えます。こういう場合に、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 第閉会後2号(1954/09/06、3期、緑風会)

○担当委員外委員(常岡一郎君) 只今の榊原委員のお話を聞きましても非常に同感でありまして、外地にありますものがこちらから、日本人としては日本人の遺骨を再三あらゆる手を尽してお願いしたと言われますことでありますから、人情の然らしめるところ当然だと私は思います。今日中共と日本との間にまだ国交が回復しておらないことも御承知でありますならば、その一助としても、お互いに心を融かす上にも真実が大切だと思いますので、向うの要求があろうとあるまいと当然なすべきことであると我々は強く信じます。それを予算的措置がどうかこうかというような生ぬるい考え方で、こういう人道上の問題を片付けるということは、非常にこれは熱意……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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