矢嶋三義 参議院議員
3期国会発言一覧

矢嶋三義[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
矢嶋三義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは矢嶋三義参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

矢嶋三義[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第5号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は、只今の木村君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は只今の戸叶武君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第8号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、いずれも議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 北海道開発審議会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 首都建設委員会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 鉄道建設審議会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 国土総合開発審議会委員の選挙は、成規の手続を省略いたしま……

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今、議題となりました昭和二十八年六月及び七月の大水害による公立教育施設の災害復旧事業についての国の費用負担及び補助に関する特別措置法案につきまして、水害地緊急対策特別委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本法案は、本院議員山田節男君ほか五名より発議提案になるものでございまして、先ずその提案の理由を申上げますと、本年六月及び七月に亘り、西日本その他の地域を相継いで襲いました豪雨は近来稀に見る強烈激甚なものでありましたため、国公私立の諸学校施設及び社会教育施設並びに文化財関係等の被害総額は実に五十億円を超える多額に達しております。然るに戦災復旧及び災害復旧並びに……

第16回国会 参議院本会議 第32号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先ず決議案の朗読をいたします。    治山治水に関する決議   政府は、西日本を襲つた今次の大水害原因の一つが、戦時中からの引続く山林の濫伐、砂防施設の不徹底等による国土の荒廃にあつたことに鑑み、水害に対する善後措置を早急に実施するとともに、植林、砂防、河川改修、利水等、治山治水に関し根本的国策を樹立し、一貫した計画の下に速やかにこれが実現を計り、もつて国土保全の万全を期すべきである。   右決議する。  引続いて提案理由の説明をいたします。  水害対策又は国土保全対策に関して、本院において第一回国会以来成立した決議は実に五件に上るのであります。即ち、第一回国会における「水害に対……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 御報告申上げます。  昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害復旧対策に関する立法につきましては、衆参両院の当該委員会で数次に亘り協議いたしまして、そうして衆参特別委員会の完全に意見の一致いたしたものを或いは衆議院側から、或いは当参議院側から、議員立法の形で国会に提案、審議されたものでございます。これから只今議題となつておりまする十二案件について、やや具体的に審議の経過並びに結果を御報告申上げまするが、水害関係で、すでに本院で可決されたものが、御承知のごとく公立教育施設に関する法律案ほか一件、合計二件でございます。本日ここに御報告申上げるのは、衆議院から本院に回付されて参りまし……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 参議院本会議 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 六月二十五日、六日、九州、次に山口、南近畿、東近畿、最後に九月二十五日の台風第十三号によつて、我が国土が大災害を受け、国民諸君が前古未曾有の大災害に見舞われたことにつきまして、非常に国民の一人として痛惜に堪えないと共に、ここに災害地の各位に対しまして心からお見舞を申上げる次第でございます。  私は只今の大蔵大臣の修正案に対する提案に対しまして若干質疑をいたします。  先ず、吉田総理がお見えになつておりませんが、吉田総理に伺いたいことは、吉田総理は災害地を親しく視察したことがあるかどうか。それから、これからの予算、特に来年度の予算において、治山治水の災害予算に重点を置くのか、防衛予……

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 これは内閣提出だが、政府委員はどうして出席しないのです。
【次の発言】 出席さして下さい。不謹慎ですよ。これは災害地にとつては大事な法律です。而もこれは内閣提出です。それを政府委員が来ないで報告できますか。呼んで下さい。これは不熱心な証拠だ。議長、呼んで下さい。大臣でも次官でもおられるはずなんでナ。来られないはずはない。(「どうするのだ」「登壇々々」「予算委員会に出ているじやないですか」「休憩々々」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)内閣提出ですからね。政務次官か誰か出て来て下さい。出ておるのは農林だけです。大蔵もあれば、厚生もあれば、各省の政務次官来なければ無理ですよ。内閣提出……

第17回国会 参議院本会議 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今議題となりました昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律等の一部を改正する法律案について、本委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  去る六月及び七月に、西日本、南近畿等に生じた大水害に対しましては、被害の激甚さに鑑み、その復旧促進と民生の安定を図るため、各般の特別措置を講ずるよう、二十四件に及ぶ特別措置法が制定されたのでありますが、御承知のようにその後更に八月には、京都、三重、滋賀等に豪雨による大水害が発生し、又九月には、近畿、中部地方を中心として多数の府県に台風第十三号による風水害が発生いたしました。政府は、こ……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第5号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私はこの際、水害地緊急救済対策に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 災害は忘れた頃襲つて来ると言われておりますが、本年の我が国の災害は、忘れないうちに相次いで襲つて参つた次第でございます。我が参議院は、当初からこの災害対策につきましては徹頭徹尾積極的な態度をとつて参つた次第でございまするが、この段階に当つて、私はこの壇上から、大臣と言葉のやり取りをしようとするのではございません。如何にして災害復旧を促進させるかと、こういう立場から若干質問を試みんとするものでございます。  先国会の末期において、我が参議院においては、或いは特別委員会、或いは予算委員会等におきまし……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第5号(1954/01/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。只今の吉田総理大臣の荒木正三郎君の哲問に対する答弁の言葉の中には、総理大臣として本会議において述べるべき言葉として不穏当の言葉があつたと確認いたします。(「その通り」と呼ぶ者あり)議長において速記録を調査され、不穏当の個所がありましたならば、然るべくお取計らい下さるようお願いいたします。

第19回国会 参議院本会議 第8号(1954/02/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私はこの際、最近の各界における汚職事件の真相を調査し、以て綱紀の粛正を図るために、議員二十五名から成る特別委員会を設置することの動議を提出いたします。

第19回国会 参議院本会議 第20号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 終戦後十年に満たずして、恐るべき法案が提出され、恐るべき発言がなされるに至りました。私は日本社会党を代表いたしまして、二法案に関し、吉田総理大臣以下関係各大臣に若干の質問を試みんとするものであります。質問に先立ちまして、国会に臨まれる政府の心構えについて反省を促し、強く善処かた自力全野党派を代表いたしましていたすものであります。  本重要法律案を本会議に上程し、質問することを予定いたしまして以来、総理の出席がないために、すでに一週間を経過いたしました。本法律案は極めて重要なものであると同時に、更に我々が吉田総理の出席を要望したゆえんというものは、吉田総理の現内閣における専制的存在……

第19回国会 参議院本会議 第28号(1954/04/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は、只今の木村君の動議に賛成であります。

第19回国会 参議院本会議 第31号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は、只今の戸叶君の動議に賛成いたします。

第19回国会 参議院本会議 第57号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は、只今審議の対象となつております防衛関係二法案につきまして、日本社会党を代表いたしまして断固として反対の意を表明するものであります。(拍手)  吉田総理は明後日、この二法案を旅行鞄に収めて日本を飛び立つてアメリ功に着いたとたんに、その苦虫を噛みつぶした顔はにこにことなることでございましよう。(笑声)私はその旅行鞄の中に、これから私がなさんとするところの反対討論も入れて頂きたいということを強く要望し、以下、反対討論を展開せんとするものであります。  先ず反対の第一点は、本二法案は、国民を欺瞞する再軍備を促進するところの明らかに憲法違反の法律であるという点でございます。昭和二十五……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第1号(1954/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は、只今の上林君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 常任委員長の選挙は、成規の手続きを省略いたしまして、いずれも議長において指名せられんことの動議を提出いたします。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第13号(1955/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいまの選挙は、その手続を省略いたしまして、いずれも議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいまの選挙は、その手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいまの選挙は、その手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は社会党第四控室を代表いたしまして本国会を七月三十日まで延長せんとする本案件に反対の意思を表明し、わが党の態度を明快にせんとするものでございます。  反対の第一点は、会期に関しまして無感覚であり、三十日という異例の大幅をなす点でございます。私どもは会期はみずから決定するものでございまするが、みずからがきめましたところの土俵内においてこれらの案件を審議終了するところのルールを確立し、国会みずからが国民に範を示さなければならないと、かように考えるものでございます。(拍手)本国会は三月十八日召集されましたが、その当時本国会の会期は、五月三十日までが妥当と考えましたけれども、与党民主党……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第22号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられました教科書法案に対しまして、鳩山首相以下関係大臣に所信をたださんとするものであります。  教科書の教育上に占める地位はきわめて重要であり、児童生徒に与える影響は至大であるとともに、その制度を一歩誤まれば、国民教育のあり方に重大な歪曲をもたらし、ひいては国の運命を危うくするものであると申しても過言ではありません。従って教科書制度に関し適正なる法的整備をはかることは必要であり、それは過去の歴史にかんがみて、あくまで教育の国家統制と画一主義を排し、民主主義教育を助長する内容のものであるべきことは絶対必要なことと確信いたすものでありま……

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする地方教育行政の組織及び運営に関する法律案ほか一件につきまして、かたい反対の意を表明し、その討論を行わんとするものであります。(拍手)  日本全国に大きな世論を巻き起しましたこの重要な法律案が、わずか十分間程度の討論しか許されないということを非常に私は遺憾に思います。(拍手)願わくは、議長におかれましては、討論の時間について、しかるべくお取り計らいを願いたいことを、まずもってお願い申し上げておく次第でございます。  私は、討論の本論に入る前に、今、私が置かれておりますところの環境について一言所見を述べたいと思います。そ……

矢嶋三義[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

矢嶋三義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 水害地緊急対策特別委員会のほうで世話役を務めて、超党派で治山治水に関する決議をいたしたいということを委員会として決定いたしまして、その案文の検討を進めて参つたわけですが、自由党を除くその他の会派は一致いたしましたが、全会派が完全に一致いたしませんので、自由党方面の要望もあり、当議院運営委員会において案文の検討をする機会を持ちたい。こういうふうに考えておりますので、議運の理事会等において、治山治水に関する決議の案文の検討をやつて頂きたい。  こういうことを特別委員会として要請申上げる次第であります。
【次の発言】 小笠原委員の御質問でございますが、特別委員会としては、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後1号(1953/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本葬員会を開会いたします。  先ず委員の入替えに伴う理事並びに小委員長の互選を議題に供します。八月六日以降委員、小松正雄君、植竹春彦君、河野謙三君、秋山俊一郎君、三浦辰雄君、及び武藤常介君がそれぞれ辞任せられ、その補欠として東隆君徳川頼貞君、北勝太郎君、堀末治君、高木正夫君及び石川清一君が補欠せられております。この委員の異動により理事二名が欠け又各小委員及び通産運輸(通信)に関する小委員長が欠員となつておりますので、委員長はこの際成規の手続を省略して理事の補欠互選を、委員長の指名により、又小委員長及び小委員の選定も同様委員長の指名よりたいと存じますが、御異議ござ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  このたびの災害につきまして、内閣に設置されました西日本水害総合対策中央本部のほうから、本委員会に現段階における報告をいたしたいと参つておりますのでその状況報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 他の政府委員から補足説明ございますか。
【次の発言】 それでは只今の緒方副総理の報告に対して質疑のあるかたは質疑を願います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して。  只今の保安隊に関する質疑については、改めて他日時間の関係上やることにいたしまして、他の点について質疑を続けます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後2号(1953/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  昨日、委員会閉会後開かれました理事会の結果について御報告を申上げます。  第一に全員協議会でまとまりました線に沿づて先般行われました調査団報告の要項をまとめること。  第二に今後の委員会の運営方針としては、先ず第十六国会の最終日に、本委員会の決議に基いて政府に申入れた点について、政府側から回答書が参つておりまするので、この回答書を中心に先ず政府の所信を質す、その際に第十六国会閉会前後に起りました北海道並びに東近畿の災害対策につきましても、併せ質疑を展開する。本日の委員会には取りあえず副総理、建設大臣、農林大臣、厚生大臣の出席を要求する。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第3号(1953/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 委員会を開会いたします。戸塚建設大臣が先ほど本会議において災害地視察の報告をなされたわけでございますが、本委員会に出席を願つて、本会議で報告した以外の点について補足的に報告を受けたいと思います。
【次の発言】 只今戸塚建設大臣から報告がございましたが、なお大臣のほかに政府委員として自治庁次長の鈴木君、説明員として建設次官の稻浦君がお見えになつておりますので、質疑のあるかたは願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本日の委員会は散会いたします。    午後二時四十八分散会

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。昨日の理事会並びに本日の全員協議会で申合せました通り只今から質疑に入ります。山縣厚生大臣が出席されておりますので質疑のある方は発言を求めて願います。
【次の発言】 他に厚生大臣に対してございませんか。
【次の発言】 他に質疑はないようでございますから、私から大臣に三点について伺います。  第一点は、八月中旬に災害がありました滋賀県、滋賀県の、もうあなたのところに報告が来ておると思いますが、あの多羅尾村というような所は、もの凄い災害でございます。非常に僻地で、県当局と連絡もつかなかつた関係上、更に連絡はついても県から食糧とか、衣料とか持つて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) では委員会を開会いたします。  先ず、土曜日の委員長理事懇談会の決定に基いて、水害対策中央本部に委員長から要望しておいたのでありますが、その点についての対策中央本部からの報告を先ず聞きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 只今のことについて質疑のあるかたは願います。
【次の発言】 申上げますが、一昨日事務局をして確めさせたところによりますというと、このたび内閣にできました西日本水害総合対策中央本部というのは、このたび山口以西を襲いました水害に対する機関でございまして、第二号台風は含まないとのことでありました。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後4号(1953/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  塚田自治庁長官が出席されておりますので、質疑のあるかたは発言を願います。
【次の発言】 委員のかたが質疑がないようですから、私から一、二お伺いしたいと思いますが、このたびの大災害で各県とも極めて小さな村で、標準税収入の三十倍から五十倍程度の復旧費用を要するような大災害を受けた村が、熊本、和歌山或いは滋賀とか、他県にも点々とあるのですが、そういう自治体に対しては、自治庁長官としてはどういうお考えでいらつしやるか。この程度の災害というものはそう年々歳々起るものじやないと思うのですが、御所見を承つて置きたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。  運輸省から官房長壷井君、鉄道監督局長植田君、海上保安庁総務部長朝田君がお見えになつておりますので、報告を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 質疑はあとにいたしまして、植田鉄道監督局長の報告を聴取します。
【次の発言】 続いて海上保定庁総務部長朝田君。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  昨日本委員会の決議に基いて、政府の中央対策本部に西日本水害被害総額総括表、並びに福岡の出先機関から政府に要望して参りました二十億円追の問題について、本日午前十時までに文書を以て、政府は出すのか出さないの……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後5号(1953/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  本朝来、それぞれの小委員会で、政令基準並びに要望事項について、慎重審議して参つた結果、それぞれの小委員会は結論に達したとの報告を受けました。  只今から両小委員会の審議の経過並びに結果の報告を交換して、本委員今としての決定線を出したいと思います。  なお、お諮り申上げますが、明日委員会を開催し、只今の決定に基いて、小委員長の報告をなし、その後、緒方副総理の出席を求めて、質疑を進めるようにいたしたいと思いますが、従つて本日はこれを以て散会いたしたいと考えますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 本日の委員会を開会いたします。  先ほどの全委員の懇談会でまとまりましたように、本委員会の今後の運営上次の四小委員会を設けたいと思います。第一、建設・文部に関する小委員会、第二、農林・水産に関する小委員会、第三、通産・運輸・通信に関する小委員会、第四、民生(厚生、地方行政その他)に関する小委員会、以上四小委員会を設けまして、今後の本委員会の審議を進めて行くことにいたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員長ちよつと中座いたしますので、委員小野義夫君に暫時委員長を勤めて頂きたいと思います。御異議ございませんか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後6号(1953/09/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。副総理が出席されておりますので、質疑のあるかたは発言を求めて、質疑を願います。
【次の発言】 主計局次長も出席いたしておりますので申添えて置きます。
【次の発言】 各委員からの要求資料は、昨日事務当局をして速急に提出するように要望して置きましたが、事務当局から揃つているものは直ちに委員に配付して下さい。
【次の発言】 各委員のこれから質疑をされる便宜上、私から主計局の次長に、これは副総理にお伺いするのではなくて、主計局の次長、事務当局に明確に伺つておきます。  それは、先日大蔵省の資金計画の一部を承わつたわけですが、これから質疑を展……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  お諮り申上げます。昨日本委員会で小委員会を設けることに決定いたしたのでございまするが、各小委員会の委員の選定は如何いたしましようか。
【次の発言】 異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取計らいます。それでは委員長から小委員並びに小委員長の指名をいたします。  建設・文部に関する小委員会小委員、谷口君、剱木君、三浦君、安部君、山田君  農林・水産に関する小委員、秋山君、重政君、野田君、島村君、松浦定義君、鈴木君  通産・運輸(通信)に関する小委員小野君、藤野君、河野君、阿具根君、松浦清一君、寺本君  民生(厚生地方行政そ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後7号(1953/09/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  報告事項を申上げます。去る九月十九日本委員会で決議されました水害地緊急対策諸法律の適用地域指定基準並びに現地調査に基く政府に対する要望事項、この二件につきましては決議の通り吉田総理以下関係大臣に九月二十一日書面を以て手交し、なおこれに対する検討を要請し、その政府側の答弁を本日捗委員会において求める言伝えておいたことを御報告申上げます。  なお委員各位から御要望のございました、衆議院特別委員会との連絡については懇談会のときに御報告申上げた通りでございます。  なお先日緒方副総理から委員長を通じて本委員会に連絡のあつた点についても、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。  昨日の委員会の決定に基きまして、保留になつておりまする台風第二号に関する本委員会の結論を先ず出したいと思います。御意見のあるかたは発言を求めます。
【次の発言】 只今島村君から提案のありました通りに、本委員会の態度を決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように取計らいます。
【次の発言】 承知しました。では台風第二号に関する本委員会の調査、審査は一応この程度で打切ります。
【次の発言】 次に、本日から小委員会の調査、審議に入るわけでございまするが、この際に改めて委員長から明確に申上げておきたいことがございます……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後8号(1953/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の委員会は、先刻の全員協議会の決定に基いて、初めに政府側に対する質疑を行い、その後に災害地からの陳情聴取をいたします。さよう委員会を運営して参りますので御了承願います。  本委員会は、先月二十六日開会して、そのときの決定に基いて本委員会を開会した次第で、ございましてその間におきまして、政府側に本委員会として種々御要望申上げておいた次第でございます。それに基きまして、只今からその後における災害対策についての一般報告を副総理から承わりたいと存じます。
【次の発言】 副総理の御説明に対して質疑のある方は発言を求めて願います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから委員会を開会いたします。参考人の方々の意見を聴取する前に、一言本委員会で決定いたしておきたいことがございますのでお諮り申上けます。  昨日議運の理事会の決定として議長を通じて委員長に対して、本特別委員会は山口並びに九州五県と、その後災害の起つた島根、鳥取を審査調査の対象とするという通告がございました。そこで本委員会にお諮り申上げましたところ、委員長みずから議長に直接交渉して明確にして、改めて諮れとの委員会の意向でございましたので、改めて議運委員長に確めましたところ、議運としては本特別委員会は山口と九州五県、それに島根、鳥取を加えたものを審査調査の対象としてほしい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後9号(1953/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先ず農林省関係の政令について聴取いたしますが、奥田総務課長に要望いたしておきます。その点は、昨日本委員会で政令基準は明日までに完成するという大臣の答弁があつたわけであります。従つて現在大蔵省と折衝もし、農林省で完成しつつある政令基準は、曾つて本委員会が決議をして申入れた指定基準とどういう関連になつているかという立場から説明を求めます。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四分速記中止
【次の発言】 速記を付けて下さい。  農林省関係の政令事項に対する説明聴取並びに質問はこれを以て終了いたします。  続いて……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  お諮りいたします。阿具根君及び寺本君、松浦君が委員を辞任いたされました。その補欠としてそれぞれ永岡光治君、武藤常介君及び松原一彦君が委員になられました。右の変更に伴い小委員の補欠選任、理事及び通産運輸に関する小委員長の補欠を互選いたしたいと思います。ついては右の選任及び互選については委員長に御一任願いたいと思います。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて委員長は、通産運輸に関する小委員に武藤常介君及び永岡光治君を、農林水産に関する小委員に松原一彦君を指名いたします。  次に本委員会の理事として武藤常介君及び永岡光治君を指名いたしま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後10号(1953/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日委員会で決定いたしました議員派遣の件についてお諮り申上げます。昨日如何なる府県に議員を派遣するかということについては、その案の作成を理事会に御一任方御承認願つたわけでございますが、先刻理事会で検討の結果、次のごとく議員派遣府県並びに班並びに日数を決定いたしましたのでお諮り申上げます。  第一班といたしまして長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県、第二班といたしまして大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、三重県、以上であります。なお第一班を八日間、第一班を七日間として議長に要求いたしたいと思います。なお、派遣議員の決定につきましては……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 本日の委員会を開会いたします。先日事務局を通じて中央本部に要請してありました点について、中央本部から報告を聴取いたします。
【次の発言】 只今の報告に対して質疑のあるかたの発言を求めます。
【次の発言】 ほかに質疑のかたありませんか。なければ委員長から要望しますがね。只今報告はそういう抽象的なことを委員長は要望したのではないのです。大体政府委員のかたがたは、研究して次回に報告申上げますとか言つて、いつも委員会を一応逃げられる。そうしてこちらから要求しないと、なかなか報告しない。もう少し私は具体的な報告を聴取したかつたということは、先ほども私ちよつてここで申上げたように、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後11号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  昨日の本委員会並びに衆参の合同打合会で問題となりました点について、先ほど衆議院委員長と政府側緒方副総理、小笠原大蔵大臣と協議した件について合同打合会で御報告を申上げました件、本委員会としては御了承願えますか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、御了承頂いたものとして、今後の政府折衝を委員長は継続いたします。  なお、先刻の懇談会で種々意見が開陳され、まとまりました点、即ち、政令についての基準問題は国会開会等の関係もあり、早急に結論を出すように今後の衆議院との合同打合会を運んで行くという点を改めて確認いたします。  なお、明……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。
【次の発言】 三浦君から出されました本委員会の運営に関する御提案に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますので、さよう取計います。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。審議の都合上本委員会は暫時休憩いたします。    午前十一時四十六分休憩
【次の発言】 只今から委員会を再開いたします。  本委員会の審議の必要上、一昨日以来緒方副総理並びに大野国務相の本委員会の出席を要求して参りましたが、現在まで出席がございません。然るところ本委員会の審議、調査の必要上、是非とも両大臣の本委員会の出席が必要と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後12号(1953/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず、臨時災害対策本部首席参事官久田君から十三号台風の災害についての一般的報告を聴取いたします。
【次の発言】 質疑に入る前に改めて確認願つておきますが、只今のあなたの御報告は、災害対策本部長緒方副総理に代つて説明された内容のものと、こういうように了承して差支えありませんね。
【次の発言】 質疑のある方は願います。
【次の発言】 委員長に対する注意でございますから、委員長の見解を申述べます。当初立法の作業に取りかかるときに、数十年に一回という程度の異常災害に対して、その復旧を迅速ならしめるために立法する、こういう考えの下に出発したこと……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) これから本日の委員会を開会いたします。審議に入る前に、昨日の委員会で決議され政府に申入れた事項について御報告申上げます。  只今御配付申上げました印刷物の通り緒方副総理、大野国務相、小笠原大蔵大臣にそれぞれ決議文を手交いたしました。念のために決議を朗読いたします。    決議   西日本水害に対しては、現地より繋ぎ融資の要望熾烈なるものあり。知事よりは百億円を下らざる申入あるが、本委員会においても妥当なものと認める。よつて、大野国務相の現地帰任に当り、取りあえず、三十億円の融資を決定せられんことを要請する。   右決議する。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後13号(1953/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開会いたします。只今大蔵省主計局主計官末広義一君が出席されておりますので、質疑のある方は願います。
【次の発言】 今の永岡君の答弁の前に。あなたにお聞きしておつてよくわからんのですよ。質疑応答のうちに変ると思うのですが、あなたはこういうことを言われようとして或る場合には変えて言つてるんじやないか。あなたのさつきの発言を聞いておると私はこういうふうに聞いたのですが、それで違つておるか、違つてないかということを併せて答弁願いたい。あなたの発言を承わつておると、この参議院の法律案の第四に災害救助法の特例がありますね。災害救助法の特別措置法はいかなる地域に適……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先ず委員長、理事の打合会できまつたこと並びにその後の若干問題について御報告を申上げます。  第一は、先般本委員会の決議に基いて大野国務相が福岡に帰任するに当つては取りあえず十億の繋ぎ融資を閣議決定すべきであるという本委員会の総意に基く決議を手交いたし、強く要請したわけでございますが、本日中央対策本部に参り、確認いたした結果は次の通りでございます。繋ぎ融資として十億円、商工中金への融資十億円、開発銀行への融資五億円、合計二十五億円が昨日決定されております。先ほど申上げましたあとの十億と五億の十五億円は炭鉱方面への紐付き融資のように……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後14号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。先ず先般二班に分れて現地視察に参つた次第でございますが、それぞれの班の代表者によつてその調査視察の報告をして頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  続いて山田委員の報告を願います。
【次の発言】 只今各班の代表者による報告は終了いたしましたが、この報告に対して各委員の質疑もあるかと思いまするが、それは後廻しにいたしまして、只今災害対策本部長緒方国務大臣が参りましたので、これから緒方国務大臣からその後の経過について聴取すると共に委員各位の質疑を願いたいと思います。緒方国務大臣の説明を承わる前……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第15号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) では本日の委員会を開会いたします。  昨日の申し合せに従つて各会派で検討された事項について逐次協議して参ります。その前に今後における本委員会の運営の方針について、只今全員懇談会で結論を得ました点を改めて確認しておきたいと存じます。  本国会の会議中に法律案が成立するように懸命の努力をする、その具体的な方法として一日も早く法律案が国会に提案されるように努力をし、その法律案の両院における審議を円滑にして成立を一日も早くならしめるために、衆議院とできるだけ連絡をとる。更に本日各派の決定を持寄つて協議し、一致した内容については、これを一応法制局に廻して、立法の作業を進めると同時……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後15号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開会いたします。  先ず先刻懇談会で御承認頂きましたように、先ず委員長の報告をいたし、第二に第十六国会で成立いたしました二十四の災害立法の改正、並びに新立法に関する事項の協議の件を諮り、最後に政令の件について審議するように本日の委員会を取り運んで参ります。速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  昨日三浦委員から提案のございました第十六国会で成立いたしました二十四の災害立法の中で改正、検討を要すべき点、並びに十三号台風等に関する新立法についての方針について御協議申上げたいと思いますが、第十六国会において成立した災害立法に関する検討の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。只今政府委員として自治庁鈴木次長、文部省田中施設部長、内閣官房久田参事官が本委員会に出席されておりますが、大蔵省の政府委員については現在出席を要求中であります。質疑のある方は発言を願います。
【次の発言】 自治庁の鈴木次長は御多忙なんですが、鈴木次長を要求されたかたは今お見えになつておらないようですけれども、どなたか鈴木次長に御質問ございますか。ございますかございませんでしたら退席して頂こうと思いますが、ありますか。
【次の発言】 鈴木次長に対して別に質疑ございませんか……、鈴木次長に対する質疑は終つたものと認めます。  只今大蔵省……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後16号(1953/10/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず小委員長の報告を求めます。
【次の発言】 只今の小委員長の報告に対する質疑並びにこの報告の承認の件については、藤野小委員長の報告並びにその承認と関連のある点もあるかと委員長考えますので、後刻に廻し、藤野小委員長の報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 両委員長の報告は終りました。質疑のある方は質疑を願います。
【次の発言】 委員長もそう考えております。速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  先刻両小委員長の報告に対しまして、補足説明並びに討論の一部もありましたので、ここでお諮り申し上げたいと思います。  この……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日の委員会の決定に基いて政府委員の出席を求めましたところ、只今建設省関係の政府委員が本委員会に出席されております。質疑のあるおかたは発言を求めて願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  どなたの答弁を求めますか。
【次の発言】 委員長もそう考えております。皆さんも異議ないでしよう。
【次の発言】 さよう取計います。建設省の政府委員のかた、御意見ございましたら。
【次の発言】 ついでに局長。住宅関係について御意見があつたら述べて下さい。六頁です。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後17号(1953/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の会議を開会いたします。  先般決議された事項に関する委員長の処理した経過並びに結果について御報告申上げます。速記をとめて下さい。    午前十一時二十分速記中止
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 速記をとめて下さい。    午前十一時五十五分速記中止
【次の発言】 速記を起して。  委員会を代表して一言念のために伺つておきますが、六、七月の災害については二十四の災害特例法が第十六国会で成立いたしました。八月並びに九月に起つた異常災害につきましては六、七月に起りました災害にとられたと全く同様の法的措置がとらるべきであることを当委員会は決議し、なおそ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般本委員会の決議によつて衆議院特別委員会に対して両院の委員長、理事、小委員長の連合打合会を申込みましたところ、衆議院側の快諾するところとなつて、本日午前衆議院常任委員長室で連合打合会を開催いたしました。両院の特別委員長からそれぞれ両院の現段階における審議の状況の披露があり、種々協議した結果、打合会としてまとまつた事項は大要次の通りでございます。  両院の特別委員会は、本国会末の七月三十一日を目途として法の改定並びに単独立法を行う、その法改定並びに立法を行うに当つては、目的とし異常災害、年々歳々ある程度の災害を越えた異常な災害に……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般院議に基いて和歌山の水害の慰問並びに調査に出張されました島村君から調査視察の概要について報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 和歌山災害の報告をして頂いたわけでございますが、これに対する皆さん方の質疑もあろうと存じますが、本日は午後五時から衆議院との打合会が先ほど申上げましたように行われることになつておりますので、只今のお二方の報告に対する質疑並びに政府委員に対するところの質疑はあと廻しにして議事を進めてみたいと思います。御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  先般委員会で決定いたしました委員長の中間報告に関しましては、準備の都合上この委員長の報告については委員長に御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう了解を得ます。ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時四十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。只今の島村小委員長の報告に何かの御質疑ございますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日衆議院の特別委員会と本特別委員会の委員長、小委員長、理事打合会を開き、建設関係、通産関係について、それぞれの小委員長の報告を聴取し、両院の打合会としてはその報告を承認いたした次第でございます。その概要について、小委員長から報告して頂きます。
【次の発言】 只今山田小委員長から御報告がございましたが、両院の打合会としましては、両院の小委員会の打合会でまとまらなかつた保留事項、而もそれはすでに議題となつたものに限るのでありますが、その点については両院の小委員会で意見が一致したならば、それを以て両院の委員長、小委員長、理事打合会の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  御報告申上げます。  本国会閉会後における本特別委員会としての調査のための議員派遣要求の件に関しては、その立案方を委員長、理事に一任されたわけでございますが、委員長理事打合会は、五班に編成して五日乃至十日間の日程で議員派遣をすることに一応の案を作成いたしました。後刻事務局職員をして廻らせますから御希望のかたはそれぞれの班へ御署名を願います。  只今懇談会でいろいろと協議が行われました地方鉄道、バス等に対する災害復旧に要する費用の補助の件については更に検討することにいたします。  ちよつと速記をとめて下さい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  只今から委員会を進行いたします。お手許に配付してあります、衆議院水害地緊急対策特別委員会の起草提出にかかる昭和二十八年度大月及び七月の大水害の被害地における災害救助に関する特別措置法案ほか十五法案の提案理由の説明に提案者が出席されておりますので、案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 只今、衆議院水害地緊急対策特別委員長村上勇君から全般的な提案理由の説明がありました。重ねて各小委員長から補足説明を承わるわけでありますが、それに先立つて説明者に、参議院特別委員長と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第24号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 水害地緊急対策委員会を開会いたします。昭和二十八年六月及び七月の大水害による公共土木施設等についての災害の復旧等に関する特別措置法案を議題に供します。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。別に御発言もございませんようですから質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  本日はこれをもつて散会いたします。明日は午前十一時開会いたします。    午後六時四十……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  議題に供すべき法案は、昭和二十八年六月及び七月の水害による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する特別措置法案、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案、昭和二十八年六月及び七月の大水害による被害農家に対する米麦の売渡の特例に関する議案、昭和二十八年六月及び七月における水害による被害たばこ耕作者に対する資金の融通に関する特別措置法案、以上四件を一括議題に供します。質疑のあるかたは質疑願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から委員会を開会いたします。  先般本特別委員会の議決によつて台風第二号の被害対策について内閣に申入をいたしておきましたところ、本日それに対する回答が参りましたので朗読いたします。   昭和二十八年八月七日、内閣官房長官福永健司、参議院水害地緊急対策特別委員長矢嶋三義殿、   二号台風の被害対策の予算措置に関する申入に対する報告   昭和二十八年七月十四日付を以て申入の二号台風の被害対策の予算措置に関する件に対し、別紙の通り報告いたします。    風水害対策 昭和二十八年七月二十八日          閣議決定   昭和二十八年台風第三号等の風水害による稲、麦、なた……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の委員会を開会いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午後零時八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 御質疑のあるかたは御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに建設省関係の御質疑はありませんか。
【次の発言】 続いて要望事項に対しましてその後の処置につき報告を聴取いたします。
【次の発言】 別に質疑はないようでございますから、建設省関係の審議はこれを以て終了したものと認めます。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  三十分間休憩いたします。    午後零時四十六分休憩

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の委員会を開会いたします。  昨日までこのたびの立法に関しまして各省別にそれぞれ政府委員から予算額その他について所見を聞くと共に質疑を続けて参つたわけでございますが、自治庁関係だけが残つております。只今自治庁財政部長武岡君が本委員会に出席されておりますので、自治庁関係の特別災害財政補給金の交付に関する法律につきまして自治庁側の意向を先ず聴取したいと思います。
【次の発言】 続いて先般本委員会の決議に基いて、自治庁当局へ申入れた事項についてその後の処置の経過並びに結果について報告を聴取いたしたいと思います。

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 本委員会の審議目的の中枢から多少外れるかと思うのでございますけれども、現在石村議員から現に質問がありましたので、私はここに権威ある委員会の名誉にかけて私は田辺書記長にはつきりと答弁を求めたいと思うのです。と申しますことは、この争議は熊本においては、その後は教職員組合はこの争議に応援した、或いは応援しなかつたとかいうようなことが大きく問題に採上げられて、只今斎藤長官から説明がありましたように数千の農民の大会があつた場合に、農民代表が県教職員組合並びに教育委員会に対して抗議を申入れた、問題は熊本でちよつとすり替えられておる状況でございます。そこで私がお伺いいたしたい点は……

第16回国会 内閣委員会 第2号(1953/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 愚問ですが念のためにお伺いいたしますが、これを若し二ヵ月延ばさなかつたならばどういう事態が起るか、要点をまとめて。
【次の発言】 本法律案の提案理由の説明は了承いたしますが、まあ、これはさつき二委員から質問があつて、審議に入つたわけですがね。私は、半数改選後の本委員会における審議は本日が初めてでありますが、これに疑義があると思うのです。疑義があるというよりか、政府委員は怠慢だと思うのですね。これは提案理由にもありますように、厚生省の内局が縮小改変する予定であつたけれども、中共地域からの引揚が開始されたので帰還者の受入援護に万全を期するために云々と、こういう提案理由が説明されたので……

第16回国会 内閣委員会 第4号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。只今竹下委員から質疑がございましたが、懇談中に竹下委員からその答弁は今直ちになされなくても結構だという御発言がございましたので、公報に載つておる他の法律案についての提案理由を述べるべく政府委員もお見えになつていますので、一応他の法律案についての提案理由を承わつて、然るのちに質問に移つたらどうかと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 南米移民の希望者は大変多数にのぼるという点ですが、どのくらい希望者はおられますか。
【次の発言】 調査してみたことございませんか。
【次の発言】 移住計画は何ですか、先ず何家族入れるということをきめてかかるのですか、それと……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今皆様がたから本委員会の委員長に御選任頂きまして、その責任の重大さを痛感いたす次第でございます。誠に浅学菲才ふつつか者でございますが、本委員会の使命達成のために、委員会運営に御指導御協力下さいますようお願い申上げまして、御挨拶にかえる次第でございます。  それでは理事の互選を行います。本委員会の理事の数は五名でございます。互選の方法は如何取計らいましようか。
【次の発言】 只今の三浦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長は藤野繁雄君、三浦辰雄君、成瀬幡治君、永井純一郎君、寺本広作君、以上の諸君の理事に指名いたします。(拍手……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず各小委員長の報告を求めます。第一小委員長松浦君。
【次の発言】 お諮り申上げますが、第二小委員長の報告を求めて、あとで、質疑に入りたいと思いますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 両小委員長の報告は終りました。質疑のあるかたは発言を求めて願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をおこして下さい。  先刻両小委員長から報告のありました立法事項についてお諮り申上げる前に、先ず確認をいたしたいことがありますのでお諮り申上げます……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第3号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。内閣提出にかかる法律案について政府委員が提案理由説明に本委員会に出席されておりますので、提案理由説明を聴取いたします。先ず通産省にお願いします。
【次の発言】 この法律案は只今予備審査中でございますので、先ほどの協議会の決定に基いて質疑を次回に譲つて、本日は提案理由聴取のみにいたします。  次、大蔵省。河野大蔵次官。
【次の発言】 右の提案理由説明に対する質疑は次回にいたすことにいたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。篠田農林政務次官。
【次の発言】 右提案理由に対する質疑は次回に行うことにいたします。速記を……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  先ず委員長からご報告申上げることがございます。十月三十日第一回の本特別委員会において、本特別委員会は第十六日会に成立いたしました水害地緊急対策特別委員会の引継事項を尊重してこれに臨む、而うしてその後の情勢によつて変化した部分については、政府委員の出席を求めて再検討をする。従つて、必要が生ずれば予算委員会と連合審査をなすということを確認いたしました。翌三十一日連合審査を申入れることを確認いたしております。それに基いて委員長は予算委員長に対してその申入をいたしました。その後、昨日連合審査と法律案の審議について意見があつたことは御承知の通りで……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第5号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  昨日議題として審議いたしました農林水産業施設災復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律などの一部を改正する法律案を引続き審議いたします。昨日政府委員に対する質疑は一応終了したものと委員長は認めますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、質疑を終ります。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記起して下さい。  それでは只今より討論に入ります。別段御発言がなければ討論を省略して直ちに採決に入ります。念のため申上げますが、お諮り申上げる原案は、内閣提出、衆議院修正送付案であります。  農林水産業施設災害復旧事……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第6号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今より本日の会議を開会いたします。  先ず委員長より報告申上げる事項がございます。十一月一四日付を以つて決算委員長東隆君から委員長宛申入書が参りましたので、参事に朗読させます。
【次の発言】 只今参事の朗読いたしました決算委員長からの申入事項につきましては、いずれ後刻御協議申上げます。
【次の発言】 次に、本日午前中開かれました委員長、理事懇談会の経過と結果について御報告申上げます。  数日来当委員会の審議の対象になつております昭和二十八年六月及び七月の大水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律等の一部を改正する法律案についてでありますが、これの内容……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から本日の会議を開きます。  只今農林省櫻井建設部長、大蔵省森永主計局長が出席されています。そこで昨日来問題になつておりまする排水事業費に対する農林省当局の見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 櫻井建設部長の見解は次のように了承してよろしいのでありますか。それは排水に要する事業費を農林大臣が特別の事情があると認める応急工事費の中に含むものとして、排水の事業費を農地及び農業施設の復旧費と同様の扱い方をするのが然るべきである。こういう見解を表明されたと思うのでございますが、相違ありませんか。
【次の発言】 主計局長の見解の前に、櫻井部長の説明に対して今井上委員から……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 委員長のお許しを得まして、風水害対策特別委員会の委員長といたしまして当委員会に御報告を申上げます。  本国会で成立しました風水害対策特別委員会は、去る六月下旬西日本を襲いました災害によつて大災害を受けた西日本地域の災害に対するために、去る六月三十日本院に設けられました水害地緊急対策特別委員会が第十六国会において、更に閉会中において審議結論づけたものを尊重して、これを引続き審議して行くという基本的態度を確認いたしまして、その角度から当特別委員会が前特別委員会から引継いだ事項、並びに現在当特別委員会で審議しつつある事項について御報告申上げたいということを先ず以て申上げて……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 政府委員の説明は妥当と考えます。そこで意見ですが、請願者の心情はわかりますけれども、この案件を採択することは適当でない、こう私は考えます。
【次の発言】 この問題は、戦犯者の釈放の運動を積極的に展開し、政府もそれに努力することによつて解決できるわけですし、国際的な背景のある問題です。ともかくも戦犯者として拘禁されておれば、お気の毒だけれども、いたしかたないと思うのですよ。現に国会も政府も、戦犯者の釈放に努力して、それを通じて解決するようにするのが妥当と考えます。
【次の発言】 私もその戦犯のかたが、その裁判の云々というような、気の毒だというようなことは皆さんと同感です。併しそうい……

第18回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 現行法律の枠内において対馬の治安維持という立場において適当な体制を確立する、こういう意味における問題であるという意味において採択に賛成いたします。(「賛成」と呼ぶものあり)


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私から一点お伺いしますが、まあ只今の官房長官のお言葉によりますと、大体例年通り予算案は一月二十日から二十五日頃の間に国会に提案されることを目標に作業を進められておるようでありますが、この予算の内容は、或いは自衛力の問題、或いは行政機構改革の問題等は大きな関連を持つておる問題だと思うのですが、そこで私一つ伺いたいのは、行政機構改革については、大体その予算の編成に間に合うように、本年度内に大体コンクリートになつて、来年度の予算案が国会に提案される一月の二十日から二十五日、これと前後して、国会に提案されるのならば行政機構改革法案というものは国会に提案されると、こういうように了解していい……

第19回国会 議院運営委員会 第5号(1954/01/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の加藤君の発言でもございますが、自由党から仮議長を選ぶ点に異議はございません。併しただ、ここに念のために申上げておきますが、副議長の海外旅行は本議院運営委員会で決定されたことでございますが、その当時この出張の出発時期については必しも明確でなかつたと思います。本日の我が党の議員総会において、国会の再開されたこういう重要な時期に、院の重職にある副議長が十数日間に亙つて海外旅行をされるというようなことを、議院運営委員会で決定されたことについては納得しかねる点がある。今後議院運営委員会はかくの如き決定をする場合においては考慮して欲しいという強い発言があつたことを念のために申上げます。

第19回国会 議院運営委員会 第7号(1954/01/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は議長に伺いたいと思います。  それは、議員が国民に代つて議政壇上において質問ができるという、この権利というものは大きなものだと思います。又国民に代つて質問する議員に対して、大臣が答弁するところの義務も極めて大きいものと思います。昨日私は議場において、総理の発言中には不穏当の部分があるということを確認して議長にお諮り願つた。そういうことはちやんと記録に残つておるわけでございます。本朝、更に、先ほど議長はこの席上において、議長みずから、内容がわからない。私は、内容はいろいろ取れるけれども、不穏当と確認するということを昨日議場において発言しているわけであります。議長は、ともかくもわ……

第19回国会 議院運営委員会 第9号(1954/02/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今官房長官からお諮りのありました公正取引委員会委員の任命については、恒例によりまして各会派において協議した後に改めて本院としてきめることにして、本日は保留をしてもらう。こう思います。
【次の発言】 なお官房長官にお尋ねたしますが、本国会に提出される案につきましては只今一応の御説明がございましたが、印刷物によつての説明はいつ頃承わることができるか、二の点と、それから只今挙げられました百数十件に及ぶ法律案件は、大よそい頃までに国会に提出される見通しを立てておられるかというのが第二点。それから第三の点といたしましては、重要法律案につきましては前例もあることでございますが、当院としては……

第19回国会 議院運営委員会 第10号(1954/02/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 社会党第四控室も、異議ございません。
【次の発言】 派遣期間が二月十六日からになつておりまして、そう早急に次冠することもないようでございますりで、若干協議いたしたいと思いますから、本日は保留して頂きたいと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第16号(1954/02/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の理事会の委員長報告では、総理の出席を求めてというのが落ちていると思いますので、それを含んでいるということを内容として賛成いたします。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、官房長官にちよつとお伺いしたいと思いますが、官房長官が先週ですね、この月曜ごろになれば総理の出席ができるというような御発言があつて、当院としてはその予定でおつたわけなんでございます。で昨日、本会議を開いて重要法律案の審議をしようと思つておりましたところ、予期に反して総理の出席ができないということを与党のほうから間接的に承わつて、実は昨日の本会議の運営にも非常に支障を来たしたわけですが、こういう場合ですね、前言との関係もありますし、官房長官から率先して、そういう新事態を本院に連絡して頂いて然るべきものじやないかと、こう考えるのですが、その点についての官房長官の御所見も承りた……

第19回国会 議院運営委員会 第19号(1954/03/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 天田君から話のあつているのは、この前の関連もあるわけであるが、例えば衆議院の予算委員会で、要綱でも提示し説明したならば、予備審査と言え、参議院の予算委員会で審議されているのですから、大体前後して参議院にも、そういう連絡をすべきだという基本的なことを要求しているのだと思いますけれども、何もあんな保安庁法を急いで法案にして出してくれなくてもいいのですよ。そんなことを議運から、早く法案化して一刻も早く出せなんということは言う必要はない。僕らあんなもの、出してもらわないほうがいい。ただ衆議院の予算委員会で説明したら、参議院の予算委員会でも説明すべきだ。非常に不均衡じやないか。更に突込んで……

第19回国会 議院運営委員会 第34号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私一つお伺いしたいのですが、この前、税法関係の諸法案が、本会議の質疑の案件としてかかつたときに、数人の質問者から文部大臣の出席を要請しました。そのときに、議運の委員長並びに与党側の理事のかたが、突然の要求であるから出席できないと、遂に出席願えなかつた。そういうことがあつたわけです。私、今からお伺いするのは、本日は参議院の定例日である。それから公報にちやんと出ていたということを前提として私は一言お伺いするわけですが、今ほどのこの答弁を承わりますと、平素は、他院からの本会議の出席要求があつた場合に、緒方副総理は、非常に強引に、委員長に退席を要求するのが常でございます。本日もそうされた……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官に一つ関連して伺つておきますが、官房長官は昨日も、国会法の三十四条の二によつて手続をとるだけだと。従つてこういう問題は、請求があつたならば、内閣から国会に一日も早く手続をすべきだと考える。こういうことを述べておられました。本日出された資料によりましても、有田二郎君の場合、藤田義光君の場合、いずれも翌日その手続がとられているわけです。だとすれば、別に斟酌もしないで手続だけだとすれば、加藤君の場合、七日の夜内閣へ参りましたものを、十日までかかる理由は私はわからないわけです。その説明として、あなたは昨日こういう案件については、慎重を要するので、閣僚が不在であつたので決定できなか……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連して。簡単なことを一つお尋ね申上げますがね、松岡委員から、━━━━━━━━、一方一千万円云々というのが幾日が伝えられておる。更に五百万円云々というのが具体的に随分伝えられておる。これらを逮捕しないのに、加藤君をここに逮捕しようとするのは均衡を失するじやないかという意味の発言があつたわけですが、各大新聞社は、特捜班というのを今度設けて、相当にもぐつて活躍しておるということを私ども聞いておるわけです。昨日も刑事局長の発言の中に、新刑事訴訟法の欠陥のもたらすところが、ともかく検察当局からは洩れないけれども、各新聞社はかなりの被疑案件について知つておるようだ。こういう発言もあつたわけ……

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の小笠原君の質問に、更に私は関連して答弁を伺いたいのですが、只今衆参の関係において質しましたが、衆議院だけの関係においても、改進党の荒本国会対策委員長は、法務大臣がこの禀請を許可して、内閣をトンネルとして院に対して許諾請求がなされたわけです。法律案の審議というのは与党と野党と共にあつてなされるわけでですね、自由党の幹事長の佐藤君のときだけ、十四条を発動して押えた。野党である改進党の国会対策委員長の荒木君の場合は、どうして違う取扱い方をしたか、ここに国民の側から考えた場合にどうしてもこれは党利党略的なものが存在すると判定せざるを得ないと思うのです。それを如何ように説明されるか、……

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議長に一言だけ伺つておきます。  それは、今まで議論があつたと思うのでありますが、国会法の十三条の「前二条の場合において、両議院一致の議決に至らないときは、衆議院の議決したところによる。」というのは、これは十一条、十二条、それから参議院、衆議院それぞれの規則が、その法、規則通りに運用されたのちの最後の手段として十三条というものがあるわけなんですね。然るに十一条、十二条衆参両院の規則をその通りに運用することなく、最近の国会で会期の延長のときに、衆議院のとられる態度というものは、これは国会法を変えて、会期の延長は衆議院の議決によると、こうすればいいことなんであつて、余りにも参議院を無……

第19回国会 議院運営委員会 第64号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員長の取運び、ちよつとまずかつたと思いますよ。藤田君の御発言は、議題になつたから、各会派の意向を一応承わつて、それから協議いたしましよう。こういうことで始まつたわけなんだ。丁度松岡さん入つて来たのは、ぎりぎりだつたもので、それを呑み込んでなかつたのでされたので、一応各会派のこれに対してきまつておるところの意向を承わつて、それから協議に入つて頂きたい。
【次の発言】 只今藤田君から希望があつたわけですが、それと同時に、今日ここに来ておる各会派の御意向も承わつたわけでありますが、私の党も、非公式には寄り寄り話はしておりますけれども、まだ正式に態度を決定する段階に至つておりませんし、……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この第五項の、木村防衛長官の過般北海道の自衛隊視察の報告聴取、これはこの際一応承わる予定ではないのでございますか。
【次の発言】 私はこの質問をする前に、先ほど専門員にも通告いたしておきましたが、先ほど委員長から発表された事項以外に、隊員の規律の問題、更に来年度の予算の検討期に入つているわけでございますが、来年度の自衛隊の増強計画についての具体的な質問、最後に別府湾に沈下しておりますところの爆弾並びにガス弾引揚げの問題も適当な時期に質問さして頂きたいということを要望申上げまして、取りあえず只今の木村長官の説明に対して若干の質問をいたします。  先ず第一番に長官に伺いたい点は、米駐……

第19回国会 内閣委員会 第2号(1954/02/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の説明ではまだまとまつていなくて整理中だというような御説明でありますが、大体見通しをいつ頃に立てているわけですか。
【次の発言】 この国会への提案の方法については、政府においてまあ官房長官あたりの手できめられると思うのですが、この機構の改革に伴う各省設置法はたくさん出るわけですけれども、これは一度にまとめて出されますか。整理のできた順序で逐次分離して出されますか。どういう御予定でありますか。
【次の発言】 審議の都合から申しますと、やはり全部出揃わないといろいろの全般的な見通し、或いは権衡という立場から審議に不都合を来すと思うのですがね。そういう立場から考えますと全部が出揃つ……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その前に。先ほど事務局を通じて委員長に申入れてありました昨日の楠本厚生省環境衛生部長その他の出席を仰いだ上の私の第二の質問並びに副総理と外務大臣に対する質疑は、只今委員長が宣言された審議の終了後に取扱われるよう重ねて要望いたしておきます。
【次の発言】 先ず近江絹糸の問題ですが、これは巷間いろいろと伝えられておつたのでありますが、あれほどの事柄が早く処理できなかつたということは、地方法務局並びに法務局は関知していなかつたのでありますか。しておつたけれども見逃しておつたのですか、どうですか。
【次の発言】 答弁の途中ですがね、私はこの事件が起つてからのことを伺つているのじやないので……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 それに異議ございませんが、その際における審議の資料として、前以て提案者でも結構、政府委員でも結構ですから要望いたしておきたいと思います。それは委員長において然るべくお取計らい願いたいと思うのですが、その資料とは、現在各省にそれぞれ置かれている科学技術に関する行政機関の一切の一覧表、それと定員、それから予算とそれらの一切の資料を後日審議できるときまで提出できるように委員長からお取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/03/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今議題となりました国務大臣等の私企業等への関与の制限に関する法律案につきまして、提案者を代表いたしましてその提案の理由を御説明いたします。  内閣総理大臣その他の国務大臣、内閣官房長官及び政務次官は、我が国の行政府におきまして、最も重要な職でありまして、その政治的活動が、我が国の商業、工業、金融業等の私企業には申すに及ばず、私企業以外の事業にも有形、無形の影響を及ぼすことは言を待たないことであります。若し、これらの人々がこれらの事業に関与いたしておりました場合には、その公正なる職務を遂行する上に支障を来すことも予想されるのみならず、その職務遂行の上に、世上の疑惑を招く虞が多分に……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後6号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の岡田委員の質問に関連して、もう少し納得のできる御答弁を頂きたいと思うのです。私伺いたい点は、現在破壊的団体として嫌疑があり、皆さんがたの調査の対象と一応目されておる団体はどのくらいございますか。
【次の発言】 只今左翼のほうでは日本共産党の名を挙げられ、それに関連する諸団体について説明を承つたわけですが、右翼のほうで現在具体的に皆さんがたの対象として嫌疑のある団体はどういうものがありますか。
【次の発言】 次に長官に一応伺つて質問を進めたいと思いますが、破壊活動防止法という法が制定された当時と現在とにおけるこういう機関の必要性ですね、それは現在どういうふうにお考えになつてお……

第19回国会 内閣委員会 第閉会後7号(1954/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この問題の質疑をするに当つて、会長である副総理が出席していないことを非常に遺憾に思います。副官房長官がお見えになつていますから、若干副官房長官としてのあなたへもお伺いいたしたいと思つております。根本的なことを伺うにはどうも副総理においで頂かないというと満足できない感じがするのでございますが、一応伺いたいと思います。  先ず私は質問する前に、第一番に伺いたい点は、この国家行政組織法の第三条に基いて設けられてある委員会等の数、それから同法第八条に基いて設けられている協議会、審議会等の数並びにこのいずれにもよらないところの協議会或いはこれに類似する名称を付してある会の数を一応承わりたい……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法律案を審議する場合、これは委員長並びに事務局に要望しておきたいと思いますが、例えば本日頂いた統計関係法規集とか或いは政府から出された統計行政の現状、こういうものは審議に入る前に議員に配付するように配慮して頂きたいと思います。でないと、せつかく頂いた資料が無意味になりますし、又私も若干お伺いしたいと思うのですが、それが或いはプリントの中にあるかも知れませんし非常に非能率になりますので、そういう点お願いしておきたいと思います。  それからおそらく先日質疑があつたのだと思いますが、例えば今委員長から御発言になりました簡易な方法による国勢調査ですね、これがどういうようなものの内容で……

第19回国会 内閣委員会 第9号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 専門員のかたに伺いますが、この陳情のほう、これは葉書とか手紙とかそういうものを入れてありますか。それとも体裁を整えて出されたいわゆる陳情書だけ集録したものでございますか。
【次の発言】 この際専門員の立場から伺つておきたいのですが、それは今あなたが答弁されたような状況であるとすれば、請願陳情一本の形にしてはどうかと、こういうふうにも考えるのですが、専門員の立場からどういう見解を持つておられるか、この際参考に聞いておきたいと思いますが。
【次の発言】 そうではなくて勿論この請願にするのには紹介議員というものが必要なわけですが、併し採択された場合に陳情よりも請願のほうが取扱が重いわけ……

第19回国会 内閣委員会 第10号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちよつと事務的なことを伺いますが、裁判所のほうはどうなつておりますか。この定員法のわく外ですか。
【次の発言】 それで定員法の規定を受けないから別の法律で出ておるわけですね。
【次の発言】 それで私伺いたいのは、この独自の立場と言われるが、基準その他についてはやはり相通じたものでやられているのかどうか。そういうう点を伺いたい。
【次の発言】 それからこの次から審議を進められるだろうと思うのですが、資料を一つ要求しておきたいと思いますが、それはこの提案理由の説明の中にも、数回に亘り行政整理を断行して参つたのでありますが云々と、こういうふうに述べられておりますが、行政整理をされた年度……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今御説明になりました調査要綱案についてお伺いいたしますが、この綴じてあるのと別に半枚紙の調査項目に対する各省の希望事項というのがございますが、これらを比較対照してみますと、厚生省希望事項にかかる出産力に関する事項、それのみがこちらの調査要綱案にないだけであとは一致していると、こういうふうに了承してよろしいのですか。
【次の発言】 この労働力状態というようなものですね。これらは労働省方面から或いは厚生省方面から要望がございませんか。
【次の発言】 直接この調査要綱案に関しての質問はその程度にして、先日私質問途中で中止いたしましたので引続いて若干質問いたしたいと思いますがよろしうご……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は本法律案に賛成いたします。賛成するに当りまして若干申述べておきたいと思います。それは昨年恩給法の改正案が本委員会にかかつた場合に、当時の本委員会としては修正を行なつたわけでございますが、その後一カ年間政府の研究と善処方を要望したにもかかわらず、先日来の各委員諸君の質疑の経過から見ますると、一年前修正した当時と何ら事態が変つていないので当時の態度を寸毫も変える必要はない、こういう立場に立つものでございます。特に私は政府側に要望いたしたい点は、加算制度に対する見解というものが非常に不明確であり、而も我々を納得させるところの科学的な論拠を何も持たない、例えばベースをそれだけ考慮して……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は昨日他の委員会の関係で本委員会に出席できなかつたので、或いは他の委員諸君から質問されたことを更に繰返して質問するようなことになるかも知れないと思いますが、そういう場合は極く簡単に御答弁願いたいと思います。  若干お伺いいたしたいのですが、こういう運輸省の設置法の一部改正法律案を提案する場合頂きましたこの運輸省設置法の抜萃でなくて、運輸省設置法のパンフレットのようなものがあつたならば頂きたいと思うのです。そういうものはないのかどうか。それから私が頂いた抜萃とこの法律案の概要説明を読んでどうしてもわからないところがあつてお伺いしたいと思つておりましたところが、今ほど竹下委員の質問……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 運輸大臣に伺いたいと思います。只今審議中の運輸省設置法の一部を改正する等の法律案について、昨日運輸省の事務当局に若干の質問を試みたのでありますが、やや了解しがたい点がありますので、運輸大臣に質問いたす次第でございます。我が国の海運界の伸展に伴つて、船員の養成機関を拡充強化して行くという方針には全く賛成でありまして、結構なことを考えるのでありますが、この法案の内容の一つである宮崎海員学校を廃止して、新たに長崎県の口之津に海員学校を新設するという問題について先ず承わたりのでありますが、事務当局の説明によりますと、日本でも九州は最も海上勤務者としての志望者の多い所である、従つて教育環境……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今議題となつております法律案に賛成の意を表明するものであります。若干希望を申述べておきます。その一つは、海上要員の養成計画並びに教育機関の地域的配置についてやや計画性を欠く点がありますので、今後一層それらの計画につきまして検討善処されるように要望いたします。  第二点といたしましては審議の過程にいろいろ質疑応答なされたのでありますが、余りにも地元負担金が過大であるということであります。国庫支出を上廻わるところの地元負担が課されておりますが、これらの徴収に当りましては絶対に強制的にならないように、更には昨日大臣から言明がありましたよう一に……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 資料をお願いいたしますが、先ほど電波行政関係の説明かございましたが、総括的な説明のみでありますが、もう少し具体的に局部について内容を詳しく説明した資料を出して頂きたい。

第19回国会 内閣委員会 第21号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。白波瀬委員から折角御質問の展開中でありますが、これは本委員会の運営からいつて、一般質問に属すると思うのですが、いずれ一般質問のときに必ず出て来るのじやないかと思うのです。それで今まで各省の説明を承わつたわけですが、従来に準じて伺う点だけを伺つて、そうしてそれで尽きたならば八木委員の提案の本日の議題になつておる私企業関係を審議したら如何かと思うのですが、如何でしようか。
【次の発言】 副総理は今日は都合が悪くてお出になれない、従つて明日出席ということは了承しますが、資料は出たのでございますか。

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の政務次官の発言はこれは委員長が政務次官の出席を要請して、それに基いて三浦政務次官が発言されたのか、それとも三浦政務次官が率先して来てそういう発言をされたのか、更にその発言の内容について委員長と連絡があつたのかどうか。私はこれは問題だと思うのです。議員立法の審議を始めようというのに、提案理由を聞いた直後に政府としてはこれは反対だ、というような意思表示をされるのは、これは私はかなり重大だと思うのです。我々がこの法律案を審議して進む過程において、必要に迫られて政府側の所見を委員会の決定によつて出席願つて、そして参考に聴取するということは、それはあり得ることであり又結構なことですが……

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日の日程に入る前に他の委員会との連合審査の件について本委員会で協議いたしたいと思いますので暫く速記をとめて協議して頂きたいと思います。議事進行を提案いたします。
【次の発言】 理事の補欠互選は委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの前の委員会に都合があつて出席できませんで、或いは質問がダブるかと思いますが管理庁に若干お伺いをいたします。今度新潟と伏木富山へ出張所を新設することになつているわけでございますが、更に鹿児島の名瀬にも設けているようでございますが、この名瀬のほうははつきりわかりますが、この新潟と富山のほうは外航船舶の入港が激増したと……

第19回国会 内閣委員会 第24号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 理事の補欠選挙は、成規の手続を省略して委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 簡単に二、三点伺います。この附則に「昭和三十年三月三十一日までの範囲内において政令で定める。」とありますが、どういう見通しを持つていますか。
【次の発言】 今のあなたの答弁によると、ここ一、ニカ月以内には執行いたしたいと、こういう見通しのように聞き取れるのですが、そうですが。
【次の発言】 この法律案理由説明害は、極めて明確で御尤もだと私も感ずる次第ですが、こういう問題というのは、よく地元にトラブルが起るのですが、別にトラブルはなく、官側も、民間側も、大体において了解してい……

第19回国会 内閣委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。私は衆議院との関係があつて開会に遅れたのでありますが、只今法務大臣の出席を願つてこの法務省設置法の一部を改正する法律案の審議が継続されているのでありますが、それ以前の問題として私は極めて重要な問題があると思うのです。で偶然にも只今法務省設置法の一部を改正する審議をやつているわけですが、本日の本会議の緊急質問において去る二十三日の本院の決議を、政府は無視するということを明快に本会議場において表明されたわけです。これは参議院として私は極めて重大な問題だと思いますね。従つてこれに対する問題が明確にならない限り、私は委員会の運営についてはいろいろと私は疑義があると考える……

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/05/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 提案者の代表がお見えになつていらつしやるようですが、法務省の人権擁護局からはどなたがお見えになつていらつしやいますか。
【次の発言】 本法案について若干提案者並びに政府委員に対して質疑を申上げます。  この法案は、本国会開会冒頭において本委員会でもいろいろと内容的に懇談した案件でございまして比較的に問題点は少い案件と私はまあ考えるわけでありますが、先ず提案者にお伺いいたしたい点は、現在の法務省の設置法の中において人権擁護局というものがあつて、その形において人権擁護の行政をやつて行くのと、外局としてここに人権委員会を設けて、そしてやつて行くのとの間に如何ようなプラス面が生れて来るか……

第19回国会 内閣委員会 第28号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 緒方副総理にお伺いしますが、只今ここに議題になつておる行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、これは現吉田内閣としてはいわゆる重要法律案とお考えになつていらつしやるのかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 先般の本会議では副総理は会期の延長は考えていないということを答弁されておりますが、只今承わりますと、重要法律案で、吉田内閣としては是非これを今国会で通過成立させたい、こういう御答弁でございますが、国会の会期の延長について如何ようにお考えになつていらつしやいますか。
【次の発言】 それでは先ず国会の会期は延長されるもの、こういう立場で我々も重要法律案を慎重審議して参りたいと……

第19回国会 内閣委員会 第32号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(矢嶋三義君) 田中先生に二点ほど伺いたいと思いますが、田中先生の御所見を承わつていますと、私全く同感に思う次第ですが、今度の定員法が国会に提案される場合に政府のほうで行革本部を設けられて塚田さんの手で行政管理庁の職員を動かして先ず戦後の行政機構の検討をやりたい。そうしてそれから人員の整理というものを割出して行つて国民の負担の軽減を図りたい、こういう大方針の下に出て参つたわけです。ところが途中から、今政党政治ですが、与党のほうで緒方君が行革本部長となつて主として与党のほうで機構改革をやる、それから行政管理庁の長官としてはこの人員整理のほうをやるというふうに分離して作業を進めて来たと……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 又あとで伺いますけれども、ここで一つ伺いますが、各省から出された資料の中に、定員は何名減つた、併しそのうちの何名は常勤労務者給与で賄うので云々と、こう書いてあるところなんか全くインチキも甚だしいと思うのですが、如何ですか。やはりこの前から問題になつていますように、機構も当らない、それから事務のほうも当らないで、一律天引をやつたからそういうことになるのだと思うのですね。定員は減らした、併しそのうちの何人は常勤労務者給与に切換える、こういうことになつたから実際減るのはこうこうだというような資料を我々に出すということは、これはこの定員法に関する大臣のあれでは、政府の提案理由説明から言う……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 八木委員のせつかくの御発言ですが、私はこう考えるのですがね。官房長官を呼んで云々というのは、これは議院運営委員会の問題で、我々としてはこれは与野党という立場はなくて、参議院の一つの委員会として、参議院の本日の院の運営方針が緊急質問を終了して、然るのちに内閣委員会に吉田総理が出席して委員会を開会するという基本の運営を各党の代表の議院運営委員会できめたわけですから、その通りにこの内閣委員会を運営せざるを得ないと思う。ただ八木委員から今御発言があつたように、総理が院内にお入りになつてランプもついたのにかかわらず、議院運営委員会で決定し、更に小委員会でもすべての事柄が取運ばれ、ただ議長が……

第19回国会 内閣委員会 第37号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 岡村公述人にお伺いいたしますが、私是非お伺いいたしたい点は、先ほどの岡村さんの公述とも関連してお伺いするのでございますが、従来保安庁法では、御承知のように制服の経験者は内局の課長以上にはつけないようにしてあつたのを、今度の立法過程においても随分と内部で議論があつたようでございますが、結論的にはこの法案に盛られていますように、官房及び五局ですね、五局の局長、これに制服の経験者がその職につけるように制限を撤廃したわけですね。その結果は私結局先ほどあなたが話されました、日本のシヴイリアンというものは、過去においても現在においても非常に軍事的知識が低位である、こういうところから旧軍人等の……

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、総理の自衛隊漸増方針は、アメリカから経済援助を受けて本日まで参つたわけですが、今後もその方針であるかどうか伺います。
【次の発言】 現にMSAの援助を要請して受入れることになつたわけであります。従つて今後もその方針だとすれば、近く総理はアメリカに外遊されるわけでございますが、軍事援助を要請ずるつもりであられるかどうか、承わります。
【次の発言】 総理が外遊されるということは、すでに外務大臣の名において八カ国に通告されたことですし、先ず九〇%間違いないと予想される事実だと思うのです。総理はアメリカに行つても軍事援助については要請しないということでありますが、若しア……

第19回国会 内閣委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の木村長官の発言は私は重大だと思いますので関連して質問いたします。それは昨日も私質問のときに申上げましたが、防衛関係についての政府答弁はときと場所で常に食い違いを生じているわけです。これを国民はほうかむりとか或いはごまかし答弁だと、こういうふうに国民は非常に不信の念を持つていますし又不安がつているわけです。昨日この国防会議の設置の問題に関する私の質問のときに、慎重検討中という答弁をして、更に山下委員から追及されてあなたは確たる答弁をしたわけです。でこの国防会議の設置についての問題が政府部内で協議されるようになつたのはすでに昨年の秋からです。保守三派で長い間話合いされて一応要綱……

第19回国会 内閣委員会 第40号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 はあ、或いは重複する点があるかも知れませんが、只今議題になつておる点について質問いたします。  木村長官は、防衛庁法案の四十三条「別に法律で定める。」とこうなつておるのでありますが、この「別に法律で定める。」法律を提案するに当つては、保守三派折衝をした上に出されるつもりであるかどうか、その点を伺います。
【次の発言】 それでは只今ここにメモとして我々に提案されたものは、保守三派で話合をして先ずこれで行けるという見通しの立つたものであるかどうか、その点について伺います。
【次の発言】 私はこれを拝見して、このメモなるものは、一月保守三派の折衝の段階において、自由党側から主張した線よ……

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は委員長から副総理の出席を是非とも至急出席するよう要求して頂きたいと思います。
【次の発言】 で、後刻副総理に伺う前に先ずこの資料について木村長官に若干伺いたいと思います。  先般出されました未定稿と相違している点は、副総理たる国務大臣の加わつた点が構成のところで変つておりますが、先ずその点について御所見を承わります。
【次の発言】 次に未定稿とこの保安庁案の相違を見ますと、統合幕僚会議の議長の出席について、このたびは「必要があるときは」と上についているようでございますが、未定稿の場合の統合幕僚会議の議長の出席に関する件とこのたびの表現とは相違するようでありますが、それは如何……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちよつとそれに関連しまして、保安庁長官に伺いますが、只今の説明は、これは自衛隊の根本的な性格をここに現わしているものであつて、今の説明では納得できない。これは警察予備隊とか保安庁法というものは、警察的な性格というものが軍隊的な性格より強かつたわけですね。従つて、人命及び財産を保護するということが表面に出て来ておる。ところが今度の自衛隊は、第三条の任務の規定でもわかるように「直接侵略及び間接侵略」と「公共の秩序の維持」を並立させるか、主従の関係に置くかということは立法過程に論議になつたのです。その結果「直接侵略及び、間接侵略」を主に持つて行く、そうして公共の秩序を維持するのを従とし……

第19回国会 内閣委員会 第44号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は質問に入る前に、丁度運輸省のほうからも見えておりますから、簡単に別府湾のガス弾のことを伺いたいと思います。保安庁からこの公共事業に努力した案件についての資料も出ておりますが、保安庁もこの海中にあるところの爆発物の撤去、そういうようなものは一つの使命になつていると思うのです。ところが旧日本軍のガス弾が約三千発別府湾にあつて、漁業面からも公共面からも非常な影響を受けているから、早くこれを撤去をしてほしいという要望が非常に強いのにかかわらず、なかなかこの撤去ができない。こういう理由は如何なるわけか。簡単でよろしうございますから、保安庁と運輸当局から承わつて、それから私は私の防衛関係……

第19回国会 内閣委員会 第45号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日保安庁法審議当時の速記録に基いて大橋国務大臣並びに木村国務大臣の発言を私は追及したわけでありますが、その際、いずれ速記録を調べてということでございましたので、本質問の終了するまでその速記録に基いて答弁を要望いたしておきまして、次の質問へ入ります。  先ず伺いたい点は、この陸士長等の任期、下級隊員でありますが、これらの規定を見ますというと、警察予備隊当時のように任期が二年であるが、これが一部三年の者があり、更に引続き希望があれば二年任用できる、こういうような恰好になつておりますが、これは陸士長等の下級隊員の任期を三年に延ばすということを私は含んでいるものではないかと思いますが、……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この教育局の創設は、昔の教育総監部の芽生えではないかと思うのでありますが、考え方は同じなんですか。
【次の発言】 当初のこの防衛庁設置法案要綱の政府案なるものには、教育局というものはなかつたのでありますが、その当時の考え方はどうだつたのですか。
【次の発言】 軍隊は軍政面と軍令面、それに教育面、こういう三本建で構成されるのが普通です。曾つての我が国の軍隊においてもそうであつたわけでありますが、当初保安庁並びに政府が、教育局という内局を考えていなかつた。その後軍隊創設を主張しているところの改進党の主張によつて、軍隊として教育局は欠くべからざる要素だ、こういう立場において教育局が附加……

第19回国会 内閣委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 発言中です。(石原幹市郎君「さつき私が議事進行と言つたらおかしいと言つたじやないか」と述ぶ、その他発言する者多し)発言中です。(「乱暴じやないか「乱暴なのは君のほうじやないか」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)本案が衆議院から回付されて以来、総括質問並びに逐条審議を本日まで続けて参りました。(石原幹市郎君「おかしいじやないか」と述ぶ)先日まで防衛庁設置法案の第二段の逐条審議が終つたわけで、ございましてその過程においてお互いはこの逐条審議によつてこの防衛二法案の性格なり、その他について十分熟知することができつつあるわけでございます。この間において社会党でも、改進党、緑風……

第19回国会 内閣委員会 第48号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先ず伺いますが、五月二十八日に保守三派の折衝がまとまつた案としてここに案が提示されたわけでありますが、そのときに総理は責任を以て閣議決定するということを申されておりました。以前から当委員会では、この国防会議に関するところの法律を国会に同時に提出すべきである、百歩譲つても閣議決定の、政府の責任のあるところの国防会議に関するところの要綱が国会に提示されることが、この防衛二法案を審議するに当つて欠くべからざるものである、こういうふうに決定しました。委員長から再三意思表示をしておられたのでありますが、本日まで閣議決定をいたさないということは、私は怠慢のそしりを免かれないと思うのですよ。ど……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先ず伺いますが、MSA協定、或いは日米艦艇貸与協定、更にはこの防衛二法案によつて、我が国は世界に二つの対立があるとするならば、米英陣営の側に立つて、そうして総理の説明される戦力でないところの軍隊を持つて世界の平和に寄与されよう、こういうお考でございますが、併しながら何らかの部隊を持つということは、これは他国を刺激し、場合によりますと国際紛争に巻き込まれる虞れもあると私は考えます。従つて私は総理にお伺いするのでありますが、仮に総理が外遊されるような場合があつた場合に、私は国際緊張の緩和、こういう立場から各国の文化交流の面についても一層の御努力をされても然るべきだと考えるのでございま……

第19回国会 内閣委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。衆議院で本案は修正されておるわけですが、衆議院の修正案の趣旨説明も文書によつて説明を受けられるよう委員長において取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 今出席されておる方はどなたですか。
【次の発言】 参事官に伺いますが、補足説明はないのでございますか。
【次の発言】 国立世論調査所を廃止していますが、これは行政審議会の答申に、総理府の整備再編成というものが答申の中にあり、その中に国立世論調査所も入つておつたわけでありますが、総理府の再編成については他の面では触れることなく、この国立世論調査所だけを取上げてここに廃止された理由がまだ私には納得できません。従来我が国に……

第19回国会 文部委員会 第閉会後16号(1954/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 荒本委員に対して近藤局長から答弁がある前にちよつと私伺いたいのですが、それは私本日から文部委員になつたので経緯を知らないので伺つておきたいと思うのですが、先ほど問題になりました接収校舎の問題ですね、これは曾つて接収されている教育施設の一覧表を本委員会に出したことがありますが、最近の最も新らしい資料は出されているかどうか、出されていなかつたならば私は改めて出してもらいたい。ということは、曾つて水産大学の問題、或いは商船大学の問題、或いは月島の第三小学校の問題にしても、常に文部省は押されて教育施設が犠牲になつているということは我々の容認できんところだと思うのです。従つて大阪市立大学の……

第19回国会 文部委員会 第閉会後17号(1954/10/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質疑を続けてやりますか。
【次の発言】 只今の昼食ののちに質問するというのは賛成です。ただその前に、配つて頂いた資料についてちよつと委員長にお尋ねしたい。ここに日本子供を守る会という所から資料が出ておるのですが、その提出者はお見えになつておるのでしようか。というのは、私は後刻質問すればわかると思いますが、この中に先生がたの責任あるかのごとき結論を出されておるのです。ところがあとで糾明して行けばわかりますが、両派は非常に対立して、或るときには職員室を占拠して先生のあらゆる行動を両派で牽制して、教育委員会は、教職員は絶対そのいずれの態度もとることはならない、教育委員会の決定通りに行動……

第19回国会 文部委員会 第閉会後18号(1954/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質問始める前にちよつと速記をとめて委員長に二、三お伺いいたします。
【次の発言】 先ず人権擁護局長に一、二簡単に伺います。この問題が基本的な人権に関係するものであり、熊本のあなたがたの出先機関である地方法務局がこれを取上げて努力されたことは多といたします。当然であります。この問題について私は曾つて内閣委員会において二度ほど戸田局長にお伺いし、その善処かたを要望しておいたわけでありますが、ただ私はここでお伺いいたしたい点は私は仔細に調査してみますると、まだ私地方法務局長には会つたことはないのですが、少しあの両陣営の非常に対立しておる激しい状況下に、究極の目的を遂行するという立場から……

第19回国会 文部委員会 第閉会後19号(1954/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は只今の問題は荒木君が尽されましたから質問いたしませんが、これに関する資料も委員長を通じて要求しましたのに未だ出ていない。六日の委員会で、現在日本の文教施設で軍に収用されているものでどんなものがあるか、そしてその返還期はいつを一体目標にしているか、その交渉状況はどうかという最新の資料を提出するようにと言いました。ところが出席された文部省の方は、私が七日の午前中までに要請したのに対して首を縦に振られたわけですが、それも出ておられない。それから又先程速記をつけないで申しましたが、あの施設の問題にいても、例えば不正移譲が十六万二千坪あると言われたが、はつきりしないから、五カ年計画をも……

第19回国会 文部委員会 第閉会後20号(1954/11/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 日程の件について只今お諮りあつたわけですが、異議ございませんが、私希望を申上げておきます。それは大臣は十八日の午後並びに十九日の午後は出席されるそうでありますが、本日文部関係予算を審議することになつております。併しこの文部関係予算に対する質疑は、大臣が出席していなければ質疑にならない問題も相当あると思いますので、文部関係予算は本日と只今お諮りになつたわけでございますが、本日やつて異議ございません。併し質疑の一部は十八日、十九日の大臣出席のときに廻されることを前以て了承しておいて頂きたい。この点と、それからもう一点は、この地方教育財政並びに北九州炭鉱地帯に関して参考人のかたの御出席……

第19回国会 文部委員会 第閉会後21号(1954/11/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は両参考人のかたに伺いたいのでありますが、今まあ地方財政がそれぞれ窮迫しているということはこれはもう周知の事実でありますが、併してこの窮迫した原因についてはそれぞれの都道府県でいろいろの形態があると思う。その形態に基いてあなたがた非常にこの解決に御苦心なさつている点、非常に多とするわけでありますが、まだ私伺いたい点は、今あなたがたから述べられた数々の事柄は一つのお宅の財政再建計画の一環であり、赤字解消策に対する一端だと、こういうふうに私はとるわけなんですが、皆さんがたのところでは自治庁当局に対して今述べられたことも含んだ赤字解消財政債権計画というものを出しておられるかおられない……

第19回国会 文部委員会 第閉会後22号(1954/11/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今各の教育長さんから詳細な資料を以て実情の御説明を頂いたわけでありまして、この炭鉱地帯、特に中小炭鉱を中心とする地帯の学校給食その他勤労者の生活が困窮しているということはすでに周知の事実で、更に詳細な資料に亘つて私十分実情を調べて行きたいのでありますが、私伺いたいのは、人から聞き又地元の新聞等調べて見ますと、人身売買ですね、これが非常に多くなつた、中には子供の生活を支えるために奥さんを売つた、或いは勤労者の婦女子を特殊飲食店等に周旋することによつて利得を得ようという、いわゆるブローカーが特に嘉穂、飯塚等の筑豊地帯に入り込んでいるということを聞くわけですか、只今の御説明の中には、……

第19回国会 文部委員会 第閉会後23号(1954/11/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日、私施設設備関係について伺つたのでありますが、途中で切れていますので、続いて若干この施設設備関係で伺います。  先ずやや具体的に伺いたい点は、先般要求によつて出された中小学校の児童生徒の増加に伴う明年度必要で新たに不足となるところの坪数は、小中学校合せて二十六万坪と資料に出されております。ところが来年度この小中学校の不足坪数に対する建築予定は、二十六万坪よりも下廻つているように私は他の文書によつて承知しているわけです。そうなるとすれば、義務制小学校の施設の不足は、本年度より来年度のほらがより多くなるわけで、施設の確保、解消というものは、全く後退こそすれ進まないという状況だと思……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について…。予算案或いは法律案を慎重審議するのは参議院の義務でもあるし、又第二院としての参議院らしさというものは私はそこにあると思うのです。毎年度の予算案というものは国家にとつても国民生活にとつても極めて重要な案件でございますが、先ほど同僚議員から縷々御説明のありましたように、今議案になつているところの来年度の予算案というものは極めて重要な内容を含んだものでございます。で、先ほどから発言ございましたように、今、官房長官或いは議運の委員長がここに出席されるでありましようが、その出席を待つまでもなく、はつきりと月曜には総理大臣は本院へ登院されると、こういう確認がなされている現……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 議院運営委員会 第3号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員会審査省略要求を発議いたしました一人として、又これを発議しました会派を代表いたしまして、簡単に申述べます。  第一点は、三十一年四月一日まで実施期日が延期された。これは三年前から三十年一月一日実施ということは法できまつておつたわけでありますが、十分の準備態勢が整わないで三十一年四月一日実施と改められた。従つてこの轍をふむことなく、この一年三カ月の猶予の期間に十分の態勢を整備することの必要を痛感し、本日法律案を本会議にかけるのと時を同じうしてこの決議案を上程いたしたいと思います。ついては時間的な関係もありますので、委員会審査省略をして頂きたい。こういう立場で提議いたした次第であ……

第20回国会 議院運営委員会 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 これら六つの各種委員の承認並びに同意については、先般の議院運営委員会並びに理事会において種々審議されたところでありますが、理事会で一致いたしました後刻報告を、委員長から発表されるでありましよう政府に対する要望によつて、将来に対して本委員会が意思表示をするということを条件に、私の会派は、以上各種委員の承認並びに同意を与えることに賛成であります。
【次の発言】 異議ございません。更に先般の理事会でも申上げましたように、この申合せの中核である二事項の広く院内外への周知徹底を図る意味において、両院議長において、かくのごとき申合せをしたということの談話を発表するようにして頂きたい。その取計……

第20回国会 議院運営委員会 第6号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私もその点、遺憾の意を表明すると共に要望いたしておきます。私は先刻まで委員室に入つておりました。そういう重大な通告が当院の議長にあつたならば、直ちに議院運営委員会を通じて各会派に周知徹底させるなり、又この院の役員であるとか常任委員長諸君には時を移さずその事態を通報して頂かなければならないと思います。もう済んだことですから戻すわけには参りませんが、その処置については遺憾の意を表明すると共に、今後そういうことのないように希望を申上げておきます。

第20回国会 議院運営委員会 第7号(1954/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 我が会派としても、異議ありません。

第20回国会 文部委員会 第2号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 これから質問しますのに先ほどから要求してあります大蔵省の担当官の出席を早急に委員長要求して頂けますか。でないと文部省の政府委員を相手にここに時間をかけて質疑をしても、私の質問の要点から言うと余り意味がないので、是非とも出席を早急に要望して頂きたいと思います。

第20回国会 文部委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は文部省関係の予算、特に教育財政の点について質疑を申上げたいと思いますが、大蔵当局はまだ出席されておりませんので、とりあえず若干文部省当局に質したいと思います。なお後刻事務次官が出席された上で質したいと思いますが、先般来委員長を通じて文部当局に要求しておりました昭和三十年度文教予算概算要求書、すなわち文部省の省議に基く概算要求明細書でありますが、この資料が委員長を通じて本委員会への提出を再三に亙つて要求したにもかかわらず、本委員会に提出されることなく、民間各種団体にその資料が流れておるということは、資料の請求権を持ち審議調査権を持つておる本委員会としては実に遺憾千万に堪えない……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1955/03/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官、折角本委員会へ出席のようでありますから、明日から特別国会が召集されますが、本委員会に対しまして官房長官として何か述べられることはございませんか。
【次の発言】 明日、一応憲法の規定するところによって総辞職されるわけでありますが、自他ともに第二次鳩山内閣の成立をお認めになっていらっしゃるかと存じておりますが、その仮定の上に立って、内閣から国会に提出される案件についての御予定並びに見通しについて、この際議院運営の参考の資料として承わっておきたいと思います。
【次の発言】 三月末までに提出されるものが承認事項を入れて十一件ということでございますが、これらの案件は、三月末日まで……

第21回国会 議院運営委員会 第2号(1954/12/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 鳩山内閣は組閣早々で、いろいろとり込んでいると思いますが、官房長官御出席でございますので、とりあえず二、三点伺つておきたいと思います。  先ず伺いたい点は、私どもこのたび誕生しました鳩山内閣は、いずれ近い将来に総選挙を通じて主権者である国民の総意に訴えるべきものと、こう考えているわけでございますが、その点について官房長官如何ようにお考えになつていらつしやるか先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 政府声明並びに只今の官房長官の御答弁でも明確であるように、鳩山内閣は選挙管理事務内閣である。そういうふうに性格づけることができると思うのでありますが、従つて総選挙のトンネルを通す前には、……

第21回国会 議院運営委員会 第4号(1954/12/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私の党では、日本国とビルマ連邦との間の平和条約並びに賠償経済協力に関する協定については、当面重大な問題と考えておりましたので、新内閣において、組閣後閣議も再三開かれたことであるから、これに対していかようにお考えになつていらつしやるのか、若しも休会に入る前に提案されるならば、それに基いて参議院の運営並びに党の党活動並びに議員個人の行動を決定しなければならんという立場から、やや組閣を落着いた時期を見計らつて、官房長官に本席において伺つたわけでございます。そのときに官房長官は、只今みずから認められている通りの発言をされましたので、本院の運営もその方針でおりましたし、又それと関連いたしま……

第21回国会 議院運営委員会 第7号(1955/01/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、出席の官房長官に若干お伺いをいたします。  先ず第一点は、ただいまお述べになりました総理以下三大臣の演説の所要時間を念のため伺います。
【次の発言】 本日の議院運営委員会を取りはこんでいくに当って、前議院運営委員会における官房長官の発言と関連して若干お伺いしなければならないと思いますので伺いますが、その一つは、いつぞや官房長官は本席において、予想される解散をするに当っては、諸種の事情から解散決議案をもって解散をすることが最も妥当である。こういうように考えておるという御所見の披露があったわけでございますが、伝えられるところによると、その方針が変って、憲法七条によって解散する……

第21回国会 議院運営委員会 第8号(1955/01/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行上発言いたします。  その案件を諮ることを後刻に回してその前に参議院で設けられておりました国会法等改正に関する小委員会の小委員長に対しまして、若干お伺いいたしたい点がありますので、それを先議していただきたいと思います。
【次の発言】 国会法等改正に関する小委員長が長きにわたって非常に御努力をなさった点に対しまして敬意を表します。若干小委員長に伺いますが、まず第五十二条の委員会傍聴者の件については各会派によっていろいろと意見があって、最も議論が沸騰した条項であると承わっております。衆参との打ち合せの結果、何らかの結論に達したと承わっておりますが、現段階において全面的に委員会……

第21回国会 文部委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。只今ながながと文部大臣から施政方針の一端を承わつたわけですが、これが長過ぎたので小笠原君から質問が出たわけでございます。私は大臣が院外で報道人のかたがたにもみずから言明されている通りに、総選挙というトンネルを通して、日本民主党は勝利を博し、鳩山内閣は再び成立して、そうしてあなたが文部大臣となられたときに、初めて先ほどの文教政策らしきものが生きて来るわけでございまして、私個人としては、この内閣ができた経緯から申しまして、又鳩山総理みずからが述べられている事柄からして、私も完全にこれは選挙管理事務内閣という解釈をしているわけでございます。私個人としては最後の大臣のお……

第21回国会 文部委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先日の委員会の終了後理事会が開かれて次のことが決定いたしました。私は書面による委員長への回答を本日の午後五時という期限付で要望したわけでありますが、文部委員会の運営の都合上午後一時に文部委員会を開会することにするので、委員長は私が五時と要求した回答を政府側に一時までに出せるように極力要請するということを理事会で決定されるのを私は脇で聞いておつたわけでございますが、その後それはどういうふうになっておるか、今回答を求めることはできるのかどうか、その辺先ず委員長に伺い、緒方局長に伺いたいと思います。
【次の発言】 私が要請したのは本日の五時までに書面を以て委員長を通じて御回答を願いたい……

第21回国会 文部委員会 第3号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この問題については先日来当委員会で審議した案件でございますので、討論を省略して直ちに採決に入られるよう提案いたします。
【次の発言】 只今決議されました教育に関係する公務員の年末手当支給に関する案件について先日来当委員会で関係政府委員に質疑を続けて参つたわけでございますが、未だに不明確な点がございます。更に只今本委員会の決議をなされたわけでありまして、この決議に対する政府側の所見も承わらなけれぱなりません。ところが只今文部大臣、政務次官並びに直接関係の政府委員が本委員会に出席してないというのは非常に遺憾に思います。従つて私は次の事項について後刻答弁されることを要求いたします。  ……

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 只今の件については文部省において十分その研究の経過並びに成果について見守っておいていただきたいということを特に要望いたしておきます。
【次の発言】 文部大臣の出席を要望しておいたのですが、衆議院の本会の関係上出席不能でありますので、代って政府委員から答弁いただきます。  一つ、それは国会は解散必至でありますが、従って来年度の予算というものは暫定予算になるかと思います。その場合に、まず問題になるのは四月一日から全国で児童は七十七万人ふえます。この生徒増に伴うところの職員の増員というのは急を要するわけでありまして、どの程度の増員を義務教育費半額国庫負担法に基いて増員されるかということ……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1955/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま藤田委員から発言がございましたが、それは藤田委員がそういう感じがされたということであって、私も議長の部屋にはずっとおくれて参りました。確かに一部わが党の委員と伊能委員と言葉をかわしておるのを見ましたが、私は郡委員長にきわめて穏かに両者で話し合いしたわけで、そのときの感じから、そういう感じを持ったというだけで、先ほど阿具根委員が言われたように、この事態にくるところの原因、経過、そういうものは検討すればどういうわけで、こういう原因で経過をたどって、こうなったかということが明瞭になるでしょうが、ともかく結果として参議院の終幕がああいう形になったことについては遺憾であった、そうし……

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま説明されました両者に資料を要求いたしておきます。  まず津田君については、過去において土地調整委員会の会議の出席状況がわかるような資料を出して頂きたい。次に川北君については、今出されておる資料を拝見しますと、種々の委員を勤められておるようでありますが、これらの委員としての出席状況がわかるような資料を出していただきたい。  せっかく説明がありましたから二点ほどお伺いしておきたいと思いますが、それは寺木政務次官に伺いますが、この文化財保護委員会の委員として現大蔵大臣一萬田尚登君が就任されておったわけですが、その後任にやはり金融界、日本銀行出身者があげられているようですが、この……

第22回国会 議院運営委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は津田廣君については質疑ございませんが、川北禎一君の資料については若干質疑いたしたいことがありますが、まだ政務次官お見えになりませんか。
【次の発言】 今後の院の運営上官房長官に若干伺いたいと思います。  まず、先般伺って相当の時日を経過しているわけでありますが、昭和三十年度の本予算案が国会に提出される時期はいつと了承してよろしいのですか。その点伺います。
【次の発言】 防衛費に関する正式交渉は三月二十五日、第一回の折衝をもたれたと伺っていますが、それ以後正式交渉は何回程度行われておりますか。
【次の発言】 この防衛費に関する折衝がまとまらなければ、昭和三十年度の本予算は確定い……

第22回国会 議院運営委員会 第8号(1955/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に三点、念のため伺っておきます。  ただいま国会開会中でありますし、でき得ることならば、私は政府部内から全権委員の任命があることが望ましいと思うのでありますが、それができずに衆議院議員松本俊一君を全権委員に任命するようになったのは、結局政府部内において適任者がなかったということであったかどうか、これが第一点。  それから第二点においては、国務大臣の更迭をして、そうして政府部内から国務大臣の資格において派遣するというようなことは考えられなかったであろうか。  それから第三点としては、国会開会中に国会議員が、かように両院の全会一致の議決を得て、そしてこれに類する責任と権限を持って……

第22回国会 議院運営委員会 第9号(1955/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この予算を伴う法律案で五月二十五具までに提出予定の、いわゆるCというマークのついたのがかなりありますが、さらに極端なのはDのマークのついたのさえありますが、一体何ですか、政府の方では七月の暫定予算も覚悟しておられるのかどうか。予算のあがる時期と予算を伴う法律案の提出時期との関連をいかように考えておられるのか承わりたい。
【次の発言】 衆議院の予算委員会における審議の状況は官房長官御承知の通り、それから衆議院を上って参議院において本審査の段階になって、どの程度の審議日数を必要とするかという点についても、議員歴の古い官房長官御承知の通りでありますが、そういうことをあわせ考えた場合、予……

第22回国会 議院運営委員会 第11号(1955/05/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま説明のありました肥料審議会委員の任命について本院の議決を求められている件については、先ほど委員から若干の質疑がございましたが、ぜひとも最高責任者である農林大臣に若干たださなければならない点がありますので、次回の委員会に農林大臣の出席を求めて、その上でこの案を審議するようしていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほど議運の理事会で非公式にいただいたときに、末尾についているプリントの中に誤りがあるのじゃないかということはわれわれから指摘されたのですが、非常にこれはお粗末だと思うのですね。今後出される場合は、よほど注意して出していただきたいと思う。ことにこの第三条のあなたが……

第22回国会 議院運営委員会 第12号(1955/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 格別質疑がなければ、理事会で申し合せたように次期本会議の開かれる当日の議院運営委員会に提出することにして、本日は次の議題に移っていただきたいと思います。
【次の発言】 肥料審議会そのものは、非常に重大なものであり、また農林大臣のこれに対する所見並びに大臣としての言動については、とかくの批判があるようであります。それらの問題については、今鈴木委員が指摘されましたように、いずれ当該農林委員会あるいは予算委員会等においてただされることと思いますが、私はせっかくおいでになっているから、この議院運営委員会として一、二ただしておきたいと思います。あるいは重複するかもしれませんが、われわれこの……

第22回国会 議院運営委員会 第13号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、次官に要望申し上げておきますから、所管大臣である高碕国務大臣にお伝えおき願いたいと思うのです。  それは、あの当時における海野農林大臣のとられた態度というものは、明白に肥料審議会の存在を無視した逸脱的なものがあったと言わざるを得ないと思います。それがかようなトラブルを一時的に惹起した次第でございますので、河野農林大臣が自重することはもちろん、所管大臣である高碕国務大臣も他の関係大臣と緊密な連絡をとられて、そうしてせっかく設けられた審議会の使命が十分達せられるよう、これを尊重した運営の仕方に協力をしなければならんと思いますので、われわれはこの際、肥料審議会委員の承認をするに……

第22回国会 議院運営委員会 第15号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 誰が見えております
【次の発言】 長官に若干お伺いしたいと思います。  第一点は、米価審議会令の第二条には、「委員二十五人以内で組織する。」となっておりますが、出された資料によりますと十六名になっておりますが、今後問題が提起されるに従ってこの十六名は増員される予定でございますか。それともここに資料として出された十六名程度で審議会を運営してゆかれるつもりでございますか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 現在出されております資料によりますと十六名ですが、いつ頃までに二十五名フルに充足される予定でございますか。
【次の発言】 念のために伺いますが、この資料に出されておる十六……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この際、念のために一、二点伺っておきたいと思います。  第三条で室長一人として、これに専門員をもってあてることにきまったわけでありますが、そもそも国会法の改正から参議院規則の改正と、それからこの調査室規程案のできるまで、一貫してとられた態度は、専門員は一人とするが、議員の活動を容易ならしめるためのそのサービス機関としての常任委員会の機構は充実すると、具体的にいえば調査員、調査主事は、質的にも量的にも充実するということが論ぜられておったと思うのでありますが、その点御確認願いたい点が一点と、それに関連して、この際事務総長に伺っておきたい点は、本日まで時折論じられたのでありますが、現在……

第22回国会 議院運営委員会 第23号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 それらの諸件については、先例にならって、関係法令並びに各委員会構成員の履歴の概略、各委員会への各委員の出席概況、並びに給与、手当等がわかるような資料を、できるだけ早く出していただきたいと、こう要望いたします。

第22回国会 議院運営委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この件については、理事会でもすでに討議されたところで、ただいまの予算額は、理事会の要望した線に沿って再提出されたようでございますので、異議ございません。
【次の発言】 ここに出された資料に基いてお伺いいたしますが、これらの経営委員八氏を第十六条の教育、文化、科学、産業その他の分野から公平に代表を出すということになっておりますが、いかようになっておるか、指摘していただきたい。
【次の発言】 新たに任命しようとする委員については……。
【次の発言】 私が伺いました十六条に基く放送協会経営委員の構成というものは、私はかなり重要な問題だと考えているのでありますが、今あなたが説明したような……

第22回国会 議院運営委員会 第25号(1955/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 官房長官に御出席願いましたが、官房長官に対しての質疑をあとにしまして、私は一、二点農林大臣にただしたいと思います。  大事な予算案を参議院で審議する段階に、ともかく政府側の発言に関連して、かように審議の渋滞することを、私は院を構成する一人として非常に遺憾に思います。そこで速記をつけての国会内におけるところの発言というものは、すべてお互いの間で責任を持たなければならないものでございますから、そこらあたりの茶話という格好には参らぬと思うのです。ましてや国務大臣として速記をつけて発言した言葉については、私は最終的に百パーセントの責任を持たれなくてはならぬ。と同時に発言されて、それが間違……

第22回国会 議院運営委員会 第26号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本件については、当委員会において政府側の説明を聞き、それに対して各会派からそれぞれ質疑がなされ、私の会派においても若干質疑をいたした次第でございます。通例こういう問題は、全会一致の形で本院の同意を与える、そういう例が多いのでございますが、このたび私の会派においていろいろ検討いたしました結果、本件に関しては次の理由をもって反対せざるを得ない結論に相なりましたので、一応環の立場を明快にいたしたいと思います。  まず冒頭に申し上げたいことは、ここに同意を求められている遠藤君、佐々木君、三輪君、この個人が不適任で同意を与えられないという立場ではなくて、経営委員会の委員の構成が妥当でない、……

第22回国会 議院運営委員会 第30号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 永野重雄君を国家公安委員会委員に任命する件について同意を求められておりますが、本件について社会党第四控室は、同意を与えることに反対の意思を表明をいたします。  理由といたしましては、ただいま第二控室の天田委員からも開陳されましたが、なおまた先般来わが党委員における質疑応答によって、同意いたしかねるところの結論が出た次第でございます。まず第一番に、私がここで申し上げるまでもなく、警察法の第五条任務及び権限の規定というものは、きわめて広範にして重大なものでございます。従って国家公安委員に任命される方は、できるだけ広い国民層に中正的な立場にあられる方がより望ましいと私どもは考える次第で……

第22回国会 議院運営委員会 第31号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に一、二点伺っておきますが、それは吉田君は、本年三月二十九日退官したということはここに記載されておりますが、後任の任命が本日までおくれた理由と、それからかくのごとく欠員のままで委員会の運営には支障がないのか、その点について伺っておきます。
【次の発言】 退官した吉田君は、何年間委員として在任されたのか。それから再任の同意を求めなかった。すなわち退官した理由について、お伺いいたします。
【次の発言】 さらに伺いたい点もありますが、私の会派としては検討の上、次会さらに本件について審議いたしたいと思いますので、質疑は、本日はこの程度にいたしておきます。

第22回国会 議院運営委員会 第32号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 伝えられていますように、先般東北地方としてはまれな水害があったようでございます。先般理事会でお話がありましたように、ただいまのような趣旨のもとに委員派遣要求をされて参りましたから、これに同意することに異議ございません。  ただ事務当局に伺いますが、予算のワク外云々ということは、現在農林委員会の割当予算は使い尽しているのかどうか。それからそのワク外なるものは、全常任委員会に配分するときに、プールしてある、それから出してほしいという要望か。  この二点について答弁してもらいたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、理事会で話し合った問題でもございますし、委員を派遣す……

第22回国会 議院運営委員会 第34号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本日は事情によって、本会議の開会時刻が非常に遅れていますので、本件を審議するに当ってごく簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  まずこの資料についてでありますが、公取委員会は一週間に四回会議を開くということが書いてありますけれども、各委員諸君の会議出席状況という資料は出ておりませんが、後刻出していただけるのかどうか、その点まず伺います。
【次の発言】 あとで資料で出して下さい。
【次の発言】 資料を拝見しますと、蘆野さんは外務畑で横田さんは司法畑、山本さんは商工関係出身、高野さんは民間産業出身となっているようですが、退官した吉田晴二君は、最終学歴はどこで、専門はどういう畑の人……

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 私は重複するかもしれませんが、念のために承わっておきます。  まず法制局長に伺いたい点は、提案者を擁しておる会派から、一応疑惑をもって質問なされましたが、政治的意図とかあるいは他の会派からの圧力とか、働きかけとか、そういうものは本件に関しては全くなかった、かように確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 その点はまあ説明を承わって、私もそうだろうと思います。  そうすれば結局、この案件を取り扱った当該課長は、私は議員としてよく案件を依頼し、再三再四、手助けしていただいたことはありますが、非常に熱心に良心的に、私が関与した範囲内においては、過去において働いてくれたことを私は記……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 そういうことにはならない、ただ私は発言を求めているのだから。  議事進行についてですが、質疑が一応終ったから、この問題をいかようにして終結するかということを協議するというわけですが、これは本委員会でも先般来質疑がなされたし、また理事会においてもなされたことでありますが、最終的にいかようにこの問題を終結させるかということについて、今松岡委員が言われたように、この議運の委員会を懇談会に移して、ここでやるのも一つの方法でしょう、また理事会に移して、そこで質疑の終局した後における処理方針について協議して、そして本委員会であらためて、それを確認するというのも一つの方法だと思います。当該会派……

第22回国会 議院運営委員会 第39号(1955/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 簡単に一、二点伺います。  蘆野君は、昭和二十二年、三年委員に任命されて、その後さらに二十五年再任されておりますが、このたび三たび任命されるということになると、相当長期間にわたるわけでありますし、なお独占禁止法の三十条の、六十五年に達したときにはその地位を退くという条項と関連があるかと思いますが、このたび任命するに当って、本院の同意を求められているわけでありますが、このたび三たび任命されると、六十五才まで、あと何年間任ずることになりますか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 提出された資料によりますと、確かに蘆野君は、出席回数その他資料面に現われたところでは非常に努力を……

第22回国会 議院運営委員会 第40号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その取扱いはどうするんです。

第22回国会 議院運営委員会 第42号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連して。  僕らしろうとだから、よくわからないけれども、僕は朝晩あそこを通って、あれほど土を掘らなくても、何とか方法がありそうに思う。私たち個人の家で、家を建てる場合には、土地に起伏があれば、それを利用して建築するということもあり得るわけです。ことに日本みたいな平地の乏しいところでは、そういう土木工事、建築技術というものは相当進んでいると思っているのですが、あれを断崖絶壁に掘り下げてやるようにした、その設計が一等に当選したというのは、どうも不思議な感じがするのですが、やはりなんですか、専門家としては専門家の立場から、いろいろと検討なさったんでしょうが、やはりあの土地にあの程度の……

第22回国会 議院運営委員会 第43号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 先刻来当院の議運の理事会で、来月ジュネーヴで行われまする原子力平和利用会議に国会議員が出席する件について、衆議院側の動きとあわせ協議した次第でありますが、念のため官房長官から正式の委員会の席上で説明を聴取しておいた方がよかろうというので官房長官の御出席を願ったわけですが、この点について官房長官にただし、御答弁をいただく前に、私は先般文教委員会で官房長官にわが国のジュネーヴ会議に参加する代表、顧問団の件に関して、質疑をし、要望を申し上げておきましたので、以下の事柄とも関連がありますから、その後の経過並びに結果について、次にお尋ねする点について簡単明確にお答えを願いたいと思います。 ……

第22回国会 議院運営委員会 第49号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 そこで伺いますが、その政府の所信を、一番先に発言をされたのはどなたですか。
【次の発言】 委員長理事懇談会、打ち合せ会においてきまりましたように、その発言に対して質疑を展開することになりますというと、昨日の緊急質問とも、必然的に関連するわけでございまして、従って政府側の所信を発言するのは、直接当該の外務大臣としましても、その本会議場には、総理大臣、並びに防衛庁長官、さらに質疑を予定されるところの、委員の要求している大臣というものは、他の委員会の出席を中座しても、本会議優先の立場から、必ず本会議場に出席されるように特に議長を通じて善処していただきたいことを強く要望いたしておきますと……

第22回国会 文教委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 大臣に伺いたいのですが、御承知のように暫定予算が通りますと四月から自然休会に入る予定でございますし、来年度の予算の大蔵省における査定の最終段階に入って骨格予算が近く提出される予定でございますので、自然休会に入る前に文部大臣にあらゆる角度から一応ただし、また要望もしなければならぬ、こういうふうに私は考えておりますが、本日予算委員会があるそうでございますから、時間を長くかけるわけにもいきますまいから、私はまず一、二点について伺いたいと思います。  それは鳩山内閣ができると同時に、文教に重点を置くという意味において、文部大臣に与党の大ものと伝えられているところの松村文部大臣の実現ができ……

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 その点について一、三点伺いたいが、よろしいですか。
【次の発言】 まず市立大学の件については、われわれが承知しているところでは、六月解除ということが目標であり、それが実現するものということを承わっておったわけですが、現在においては、六月解除は実現する見通しにあると御認定なされているかどうか、その点と、それから実現させるためには、さらにこの段階で何らか対処さるべきではないかと考えますが、それについてどういうふうにお考えになっておりますか、以上二点。  それから非らい児童の問題については、私つぶさに知りませんが、新聞で拝見したところによると、さらに反対期成会等の名で両眼休校を決議し、……

第22回国会 文教委員会 第4号(1955/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日の本会議における大臣の答弁によれば、文部省では係官を派遣して、つぶさに調査したということでございましたが、昨日の本会議における大臣の答弁と重複しない範囲内において、さらにその後、新たに情報として入手された点について、あらためて本席で報告してもらいたいと思います。
【次の発言】 それは大臣から聞きました。重複しないようにやって下さい。
【次の発言】 報告はその程度で質問します。  まず伺いますが、船員の方は、六十人中死亡一名で、不明一名、合計二名という資料が宇高航路事故対策本部から出ております。ところが引率教員の場合ですね、二十名中死亡四名、不明一名、合計五名と出ているわけです……

第22回国会 文教委員会 第5号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 質疑は次回に譲られるそうでございまして、異議ございません。従って私は本日は資料等を要求するにとどめておきますが、資料として官公私立大学を通じて大学の学部の現在における配置状況、それから学生数、本年度卒業学生数、それから現在の判明しているその就職状況、それから国立大学に関してに予算の配分状況、それから次に大学院についてでありますが、官公私立を通じて現在ある大学院の数、それから大学院の学生数、研究生数、それから希望者はどの程度にあるか、わかる資料、以上。  それから第三の資料としては、原子核研究所の設置に当ってはいろいろと規則その他を制定されることと思いますが、そういう草案がありまし……

第22回国会 文教委員会 第6号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 文部大臣が来る前に、若干数字を事務当局に伺いたいと思いますが、義務教育費国庫負担制度に基いて、昭和三十年度各県の予算定員増加は、本日現在どの程度と数字をつかんでおられますか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 三十年四月末現在で出された数字をここにいただいているわけですが、概数にすれば、今局長が答弁された通り、この資料が現在文部省でつかまえている最終的なものでしょうか。
【次の発言】 とすれば、この資料に基くと、四十六都道府県全体で一万三千六百七十六人と出ておりますね。そうだとすれば、先般説明のときに、児童七十七万増加に伴う教員増を一万二千五百十人と見て、予算を要求した、……

第22回国会 文教委員会 第7号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。本日の案件に入る前に議事進行について、発言を求めます。私は参議院の院の運営全般からも、議院運営委員会の理事の一員として、よく議運理事会でも主張しているところでございますが、具体的に本委員会を考えましても、昭和三十年度の予算案が国会に提出されましてすでに一カ月有余を経過いたしております。しかるに本委員会所管の文部省関係の三十年度の予算についても、ただ一個の質疑がなされただけであって、ほとんど審議、調査がなされておりません。この委員会の実態については委員の一人である私も責任を負わなくちゃならないと思いますが、今後私は委員会の運営に当って一つの所見を持っております。そ……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ただいま理事会の申し合せの、議事進行日程については、委員会に承認のお諮りございませんでしたが、私の会派の理事の方から、一応承わっておりましたが、若干先般の委員会の関連の立場から、ちょっと私の納得しかねる点があるから、あらためて委員長にお伺いいたしますが、この前も私はこの委員会のときに、昭和三十年度の予算案が国会に提出されて一カ月有余も経過して、文部省関係の予算がわずか一、二度の審議にとどまり、いまだそれらの質疑応答が完了していない委員会の進行ぶりに対して、遺憾の意とその促進方を私は発言したことを記憶いたしておりますが、今までの委員会の経過をふり返ってみましても、……

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。この博物館法の審議は本日で終了というわけではございませんし、私も他日若干伺いたいと思っております。本日午後は産休補助教員の立法の件について全員懇談会を開くという予定になっておりますので、博物館法に、きょうぜひとも質疑をしなければならない点があれば続けていただくことにして、そうでなかったならば、この件に関する質疑はここで切って、本日の公報に載っている先日来の継続の問題で簡単にたださなければならない点を私若干持っているわけですが、皆さんの御同意を得れば、先日来の資料に関連してそれを若干質疑をさしていただいて午前中の議事を終り、午後あらためて産休関係だけの懇談会をした……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法案の審議には私初めて参加するわけでありますが、従って一部質問が重複するかもしれないことを心配します。その場合には簡単にお答え願いたいと思います。いただいている資料によりますと、博物館の総計が二百一とありますが、過去一カ年間に何館ふえましたか。
【次の発言】 それでは伺いますが、本法案の社会教育局長の提案理由の説明についてという資料を見ますと、昭和二十七年から昭和二十九年まで講習において暫定資格者四百七十四名のうち二百八十二名という多数の人が学芸員の資格を獲得しているということが書かれているわけでありますが、急激にかように学芸員資格の緩和をしなければ学芸員を充実できないという……

第22回国会 文教委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 本法案の審議に関連して、先般の委員会で大学制度そのものについての基本的な質疑が同僚委員からなされたわけでありますが、その角度から若干残っておる点を伺いたいと思うのでございます。  それはよく既設の大学学部を充実する。それからいわゆるタコの足大学、駅弁大学と通称いわれている大学を整備充実するということが言われておりますが、局長に伺いたい点は、その後国立文教施設の整備状況はいかようになっているか、それからいわゆるタコの足大学の整備、これに対する現在の方針はどうなり、また戦災施設もまだ完全に復旧していないのでありますが、それら……

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 私も知識がないので大ざっぱに伺いますが、お答えも簡単に大ざっぱでけっこうでございますが、なお、菊池教授と御一緒だったとよかったのですが、時間の都合でこうなっておりますが、後刻菊池教授が意見を述べられる際に私たちの質問の事項に関連して述べていただければ非常にありがたいのでありますが、朝永教授に伺いますが、まことに失礼ですが、まず身分を伺いますが、この原子核研究所ができた場合に菊池教授が所長になられるように伺っておりますが、朝永教授はこの研究所の設立の計画に参画されておられるのか、菊池教授との横の連絡を伺っておきたいと思います。

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 余剰農産物は外務省が来てやるということだったのですが、話が出ちゃったのですが、そこで大まかに第一番にこういうことを聞かしてもらわんと工合が悪いのですよ。一億五千万ドルというのは衣料も含んでの贈与分たということを聞いておるのですが、いよいよ調印したわけですが、細目取りきめをこれからやりますといいますが、今のところで外務省を通じて文部省にわかっておる内容ですね、内容はどういうものか、それからいつ来るのか、それからその処分はどうするつもりであるのか、それからこれは何年間来る計画の下に文部省はこれを受け入れているのか、少くともこれだけの要素をはっきりしなければ次の質問は初められないわけな……

第22回国会 文教委員会 第16号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ちょっと速記をとめるようにして下さい。
【次の発言】 ちょっと関連。この問題はかつて本委員会で私大臣に二、三度お伺いした問題で、基本的な問題でありますが、ただいまの木村委員の質問に関連して重ねて私も伺います。  で、先般は文部大臣は実支出の二分の一は文部省が確実に出していると、その通りです。出しています。で、あと二分の一が問題で、あと二分の一については、文部大臣としては自治庁長官に対してあと二分の一出るように要望し、また自治庁側においてもあと二分の一は地方の交付金の中に入っていっていると、自治庁当局でも了承しているということをここで答弁されたわけです。ところが実際にはこのあとの二……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 関連。これは先日の委員会から引き続いて質疑が行われているわけで、本日もずいぶん質疑が行われたと思います。私はこのことはもう明白だと思うのですね。今内藤さんが平衡交付金時代から比べて、昭和二十七年度ごろに比較すれば、今の義務教育関係の予算は幾らか好転した云々という御発言は私はその通りだと思います。で、あなたの発言されたものの大部分は私は実情はそうだと思いますが、木村委員のこの前から指摘している問題は、あなたも認められているように残りの二分の一の問題が主になっていると思います。そこで今度地方財政の再建という名分のもとに地方関係の法律が国会に出ておりますが、これが成立した暁においては今……

第22回国会 文教委員会 第18号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 ただいま荒木委員の質問に関連してでありますが、現在展示会が行われておりますが、展示会の実施要領、実態について、文部省の所管局で把握されている点を資料として出していただきたい。その資料の中の重要な部分は何カ所で行われ、展示数は何点で、今まで把握された点からどの程度の教科書調査、教職員が会場に行かれたか、なお会場の施設管理はいかように行われているか、並びにその所要予算というものを各県によって相当差異があるかと思いますが、所管局においては実情を把握されていると思いますので、早急に、可能な範囲内において本委員会に資料を出していただきたい。  なおこの際に関連して申し上げておきますが、われ……

第22回国会 文教委員会 第19号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 本件については大体先般来高橋、荒木両君から質疑が尽されたようでありまして、なるたけ重複しないように、あるいは重複するかもしれませんが、簡単に伺います。  この増加する費用は私立学校振興会がその利子をもって私立学校教職員共済組合の負担として出すと、こういう格好になっておると思いますが、そうですね。
【次の発言】 本年度の私立学校振興会の予算は、自民修正で一億円プラスして合計八億五千万円になっておるようですが、昭和三十年度分まで含めて国庫出資金は総額幾らになっていますか。
【次の発言】 昭和三十年度の予算を入れてですよ。
【次の発言】 ではこれらの出資金から予想される先刻あなたが申し……

第22回国会 文教委員会 第20号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行について。  本件については、まれに見るほど詳細なる参考資料を発議者において出されたことに敬意を表します。この参考資料と発議者の提案理由並びに補足説明を通じ、さらに本日の吉田委員の質疑並びにそれに引き続いての高橋委員の詳細にして適確なる質疑によって本件の内容というものは大体尽されたものと私は存じます。それで先般の理事会のお話し合いもあった次第でありますが、格別質疑がなければ、ここで質疑を一応打ち切り、次の段階に進まれてはいかがかと存じますので、委員長においてお諮り願いたいと存じます。

第22回国会 文教委員会 第21号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。ただいまの初中局長の発言をもって改正国会法五十七条の内閣の所見と了承するわけでございますか。でないと、討論採決した後に疑義が起った場合は重大でございますので、委員長の所見を承わっておきたいと思います。
【次の発言】 その点念のために委員会にはかっておいていただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のように八月八日からジュネーヴで万国注視のもとに原子力の平和利用の国際会議が開催されるわけでありますが、この会議の重大性については今さら申し上げるまでもないと思います。わが国にとりましても米ソ等原子力の先進国の状況をつぶさに視察し、学びとる点は学びとって、原子力に関しては比較……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 まず本法律案が政府から提案されて参りました努力には、まずもって敬意を表します。  そこで教育施設並びに設備の問題というものは、幾多あるわが国の教育の問題の中で、もっとも重要な問題の一つと考えております。あるいは教育の振興の角度からあるいは地方財政との関係、さらに父兄の負担という関係において、さらにわが国の外国軍隊の基地があるという特殊事情との関連においてあらゆる角度から非常に重大な問題と考えている次第でございますが、今まで審議の都合上今国会においては、これらの施設設備の問題については本委員会ではあまり論ずる機会はございませんでした。ようやく本法案が出て参ったわけですが、本日は時間……

第22回国会 文教委員会 第26号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 この法案を審議する機会に、私は実は私学三法全体にわたり、その後の運営の状況をつぶさに審譲、調査し、あわせて私学の振興の根本的な検討をするのにいい機会かと奪えておったのでありますが、国会も末男になっておりますので、当初私が考えましたその角度からの質疑並びに審議の態度は私はみずから修正したいと思っておりますが、先日来、承わりますと、この法案についての質疑は大体出尽したやに承わっております。提案理由にも書いてありますように、私もこの私立学校教職員共済組合法が第十六国会にかかった当時、これを私審議したものでありますが、その当時の附帯決議をここに生かして補助率の引き上げを企図されたものであ……

第22回国会 文教委員会 第27号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行ついて。  ただいまの高田さんの質問に水を差すわけではないですが、ただちょっと伺っておきますが、私はけさほかの委員会の関係、本会議の関係でここへ来られなかったわけですが、先日もここの委員会で確認されたわけですが、本日は最終日でございますので、ある問題については、もう二カ月以前からいまだにやれない問題が、閉会前に若干各委員でやらなくちゃならない問題等があったわけですが、それらも全部本日中にやるようにしかるべく計画、立案されて委員会は運営されておるものと了承するのでございますが、さようでございますね。
【次の発言】 本法案が委員会にかかり、今までの審議の経過は委員長の申された……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今大臣から一応の所信表明があったのですが、これに対して各委員から質疑もございましょうが、その前に最近ずっと問題になっております期末手当の問題について本日閣議が開かれ、政府として一応の結論が出たやに承わっておるわけでございますが、これはまあ緊急案件でございまして、今大臣の説明に引き続いて期末手当の問題について報告願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行について、これは委員長からお諮り願いたいと思うのですが、質疑の順序ですが、まあ清瀬文政の一端の開陳があったのですが、これと期末手当の問題とどちらを先に質疑をするか、私の私見では期末手当の問題について先に質疑をして、そのあとで先ほど……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 清瀬文部大臣はまれなる法律家で、また名文家でもあるわけですが、それは言葉が足りないとか、補正するとかいう問題じゃなくて、大臣は前言を私は翻したことになると思う。それは昨日閣議決定の件について報告をいただいて、そうして懇談を進めているときに、湯山委員から具体的に伺って、われわれも補足して伺ったわけです。そのときに大臣は、法律を越えてこの十二億だけは金を出すのだ、それではこの地方が一・二五を上廻って出さない場合においても出るのかと言ったところが、それは出すのだというので速記をつけて御答弁願ったわけです。あの速記をつけての御答弁の内容と、ただいまの大臣の発言とは、これは補正とか足りなか……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 初中局長に伺います。文教政策を推し進めるに当って、教育の機会均等というものは今後推進していくつもりであるかどうか。もしそれを推し進めていくならば、具体的にどういうことをもって推進していくつもりか。一つの例として、たとえば学区制というようなものも、これは教育の機会均等を推進する一つの手段としてとられた制度だと思いますが、こういう学区制というものは今後維持強化していくつもりであるか、それとも消極的な態度をとっていくつもりであるか、その点を一つ伺います。
【次の発言】 その前段に伺ったことですが、念のために私は最初伺っておくのですが、教育の機会均等というものを推進する方向に今後推し進め……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず期末手当の件でございますが、委員長並びに理事の方が関係大臣に要望した場合に、自治庁長官並びに大蔵大臣はどういう御返事をなさったか、念のために伺っておきたいと思います。
【次の発言】 念のために文部大臣に伺っておきますが、ただいまの委員長の発言は、大臣お聞きの通りです。なお、昨日の衆議院の地方行政委員会で法案を上げるときに附帯決議がなされ、それに対して大蔵大臣は了承した、善処するということを委員会で公式発言をされております。で、本問題については、本委員会で再三再四審議したところでございますが、これが委員長並びに理事の方々の執行された線に沿ってできるかできないかということは、文部……

第23回国会 文教委員会 第6号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 昨日、委員会のときに文部大臣に、来年度の予算編成期に当って文部省が大蔵省に対して明年度文部省関係の予算として要求しているところの概算要求の資料を出すように委員長を通じて要請いたしました。大臣は早速提出するということでございましたが、本国会は明日で終了するわけでありますが、いまだに提出されておりません。いかなる経過になっているか、一応報告していただきたいと思います。
【次の発言】 そのメモは何時までに出していただけますか。
【次の発言】 そのメモを至急出してもらいたい。できているはずですね。あなたは宙に記憶しているくらいに頭に入っておるくらいだから、メモなんか三十分もあったらできる……

第23回国会 文教委員会 第7号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お伺いします。まず第一にこれと関連がありますが、これとは別個な問題として、このたびの特二号の特別会計の補正予算について公共事業費等から約八十八億円の財源捻出をするという問題に関連して文部省関係で公立学校施設の補助金として既決されておる五十六億円、その約一割の五億四千八百万円が文部省に割り当てられたというように私たち伺ったわけでございます。そうして文部省としてはすでに本年度の施設関係の既決予算は全部都道府県に分配済みでございますので、いよいよ五億四千八百万円を浮き出すということになると、今までの大蔵省に留保しておる部分を除いた約三億六、七千万円というものはすでに配分してある金額……

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま自治庁長官ここにお見えになっておりますから、地方財政と関係がある年末手当の問題について、もし委員長のお許しが得られるならば、一、二分間関連質問をしたいと思いますが、お許しいただけますか。
【次の発言】 関連質問だから一問だけいたします。自治庁長官お聞き取りを願いたいと思います。それは、まず自治庁長官としてこのたび年末給与に当って、国家公務員と地方公務員に差等がつかないように支給されることを期待し、また努力されているかどうかということと、一問だからここで答弁求めるわけにはいかないのですが、その点と、それからこのたび給与法の改正によって国家公務員に一・五の支給がなされることに……

第23回国会 予算委員会 第4号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 重光外務大臣に限ってお尋ねいたします。  まず第一番に伺いたい点は、私は先般アメリカを視察した次第でございますが、そのときに外交官として、しろうとの私にまず強く響いたことは、このアメリカの国と、よくもまあ日本は戦争をやったものだということを、私はばかばかしくなるほど感じた次第です。そこで私は、名前は申しませんが、数人のわが国の外交官に対して、あなた方は大東亜戦争の始まる以前に、外交官として、在外公館員として、いかなる進言を、当時のわが国の政府になしたのですかということを伺いましたところが、大部分の方が、われわれは五一五事件以来ものが言えなくなったので、あまり意見を言わなかった、そ……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、関連……。防衛庁長官に伺いますが、米軍の発表によるというと、第七騎兵連隊並びに第七十七野砲大隊等は近く撤退するということが発表されているわけでございますから、当然来年度の防衛分担金というものは、そういう事実に基いても当然減額さるべきものだと考えますが、これに対する御所見と、それから大蔵大臣並びに防衛庁長官にそれぞれ御答弁いただきたいと思いますが、あなた方は、個人的にですね、一般方式なるものは賛成か反対か、それぞれの大臣から答弁願いたいと思うのです。  私は一般方式をのむということは、長期防衛計画の提出と防衛力増強を義務づけられる可能性が非常に強いと思いますが、これらに対し……

第23回国会 予算委員会 第6号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。文部大臣にこの席で私はあらためて聞きたいと思います。それは、この問題は文教委員会で私が質疑した件とも関連するわけですが、ちょうど質問のすべり出しは、中山委員と私のは一緒でした。そこで私はぜひここではっきりしておいていただかなければならぬことは、あなたには現行憲法否定というものが、意識するとしないとにかかわらず、前提にあるというところに私は重大性を指摘せざるを得ない。それは教育基本法が個人と世界と直結して、日本の国民ということを忘れているということを文教委員会で答弁されました。きょうも先ほど中山委員にそういうことを答弁されておりました。ところが教育基本法には「日本国憲法を」云……

第23回国会 予算委員会 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問する前に、委員長にお尋ねいたしますが、総括質問でございますから、主として総理にお伺いするつもりでございますが、外務大臣も場合によったらお伺いするかもしれないので、おいで願いたいことを委員長に要請しておいたわけでございますが、外務大臣まだおみえになっていないようでございますが。
【次の発言】 まず総理にお伺いいたします。総理は第一次鳩山内閣あるいは第二次鳩山内閣を組閣した当時は、総理の外交方針に対するお考え方というものは、国民の相当の分野に支持を受けておったと思います。全国民が待望してやまなかったところの国連加盟は、不成功に終ったわけでございますが、本日現在における総理の御心境……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今の説明、ちょっと聞きたいのですが、よろしいですか。
【次の発言】 ただいまの最後の説明ですね、別途の方法で解決する方途が見つかったので、それで提案をとりやめたと、こういう御説明でしたね。それをもうちょっと説明して下さい。
【次の発言】 ということは、譲渡関係はやめたということでございますね。
【次の発言】 調査視察に出かけることはさまった委員会にあいにく私不在であったわけですが、従って委員長に伺うわけでございますが、その点は先ほどの報告から考えてみるに、おそらく政府提案の形で本国会に提案されるであろうという教育委員会法改正に関する案件、それから教科書問題に関する案件、これらを予……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本案件については始終委員会で質疑応答がなされたことと思いますが、若干伺いたいと思いますが、もし重複しておる場合にはしかるべく御答弁願いたいと思います。  この京都大学にウイルス研究所を今度設置されるわけでございますが、この方面の各国の現段階における研究の水準とわが国のそれとはいかようになっているか、その大略を承わりたい。
【次の発言】 この計画は年次計画になっておりますが、このたびこの研究所を設置するに当っては将来他の大学にも設置するというようなお考えですか、それともこの年次計画のもとに京都大学に付置されるこの研究所一本で充実していくというような御計画でございますか、その点伺いま……

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大へん皆様御苦労様でございました。私承わったところによると、皆さん方の御意見は大体一致しているように拝聴いたしました。まあその最大公約数をとってみますというと、結局この振興法はできたけれども、法の盲点があまりにある関係上、十分これが活用されていない。特にその法の成立の場合になされた付帯決議というものが死文化している。それから予算面が非常に不十分である。それからへき地検の指定基準がどうも実情に即さない、さらに教育者の手当の問題、それと人道的な立場からの健康管理、こういう点が最大公約数ではないかと承って、ごもっともに感じたわけですが、若干伺いたいと思います。  それはまず施設設備もさ……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 稻田局長に伺いますが、ここに国立大学の授業料等の引き上げに関する要望書案なるものがあるわけですが、そこでこの「授業料等」というこの「等」があるとないとによって、どういうふうに違いますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 そんな答弁あるかね、君。そんなことはわかっているのだが、その何かがあるといえばあなたは大学局長として十分御承知のはずだ、どういうものが入って参りますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 あなたの知っている範囲内で承わりたい。
【次の発言】 「国立大学の授業料等」とあるのですが、この「等」があれば授業料以外にあなたは今あなたの直接所管にかかわるもの二……

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣はいつお見えになりますか。
【次の発言】 文部大臣がお見えになるまでに事務当局に若干伺います。なお、本委員会にただいまかかっております学校給食法の一部を改正する法律案と直接関係はないわけですが、相当関係がある問題、すなわち伝えられるところの学校給食のミルク払い下げの問題について、先般予算委員会の分科会で政府委員に若干ただしたのですが、そのとき資料不十分で、また審議の時間が十分でなくてただし得なかった点を、当時いずれ文教委員会でただすからということを政府委員に要望しておきました。従って本日この法案審議と関連して後刻その点についても伺いたいと思いますので、できるだけ早く文部大……

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。委員部は何ですか、湯山委員の質問内容というものはわかっているのに、政府に対してはどういう政府委員、あるいは説明員の出席要求をされたのですか。大蔵省も農林省もいずれも質問者の趣旨に沿わない政府委員、あるいは説明員が出席していることはまことに遺憾だと思いますが、委員長を通じてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 質疑が終るに当って、私は一問だけ、明確にするために、念のため承わっておきたいと思います。それはこの法律が成立した暁においては、盲ろう学校の小中学部、並びに養護学校の児童生徒は、盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励……

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料について……、ただいま荒木委員から資料要求がありましたが、どうもどういう事情に基くものか、要求した資料の提出が非常に遅延していると思うんです。私が先般年度末の異動に関しての諸種の資料を要求したのに、このうちの国立学校の授業料に関する資料、それだけは出ているんですが、それ以外の資料はまだ私は受け取った覚えがないんですが、いつあの資料はできるんですか、もう一ヵ月くらいになるんですがね。
【次の発言】 要望しておきますが、新学期はもう始まったんですね、その前にその資料に基いてここで調査、審議したいという趣旨のもとに資料をお願いしたわけでございますが、すでに新学期も始まっているんです……

第24回国会 文教委員会 第15号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの際小中学校の統合の問題並びにそれから必然的に生じて参ります教職員の定数、教職員の配置の問題、それからひいては、これは再建整備法適用にかかる再建団体としての再建計画にも関連する問題でございますが、これらの問題について文部大臣並びに自治庁長官に伺いたいと思います。委員長にお伺いいたしますが、自治庁はどういう関係の方が御出席いただいているのでしょうか。承わります。
【次の発言】 それがだれも来ておりませんが……。
【次の発言】 至急に出席を要求しておいていただきます。  それでは自治庁当局の出席する前に、それと関連ない面からまず文部大臣に伺って参ります。予算案審議のときにも若干……

第24回国会 文教委員会 第16号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 淺井総裁に伺いますが、あなたは三公社五現業に対してとられた処置によって、一般職との間にやや不均衡が生じたのではないかという直感を私は持っておられるのではないかと、かように推察いたしますがいかがでございますか。
【次の発言】 それでは申し上げます。国会の審議の結果を待たなければなりませんが、政府与党の方では、人事院の廃止を党の方針として決定されております。あとほど伺いたいと思いますが、あなたのところでかつて政府、国会に勧告された地域給の問題にしろ、さらに当面の三公社、五現業にとられたところの措置と一般職との均衡の問題は、当面人事院としては信念に基いて早急に解決されなければならない問……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について、倉石労働大臣の御出席は何回も委員会として要求して、そのつど御都合が悪くて、きょうようやくお見えになったわけですが、この質疑は荒木君が主として質疑されるようになっておったのですが、四時ごろ御出席だという通知をわれわれ受けておったので、突然として二時半ころおいでになりましたので、今荒木委員がおられないのですが、事務局の方で早急に荒木委員を呼んでいただきたいと思います。  それから委員長、その理事会の報告の件ですが、この点については私は、わが党の理事も出てきめたことですし、大体了承いたしますが、ただこれだけのことは私はここで発言しておきたいと思います。それは地方教育行……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの委員長の御発言の中には、了解できる点もあるわけなんですが、繰り返してお尋ねしないと了解しがたい点もあるわけであります。それは委員長は、国会運営のベテランでございますが、重要法案を審議する場合のこの取扱い方というものは、わが参議院においては、おのずからひな形がきまっていると思うのです。それは重要法案を審議する場合には、とりあえず内閣の最高責任者である総理の御見解を承わるところの総括質問をする。それから担当国務大臣の質問に入る。その場合に委員長が仰せられましたように、総理は御多忙であるから、だから質問者の持ち時間が何分、質問時間が何分というようにきめて、そうして議事を進めて……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して…、  私はここで関連して、文部大臣の閣内における政策を打ち出す場合の基本的な心がけについてさらに伺いたいと思うんですが、それは大臣は本委員会で再三再四、私は政党の小使である。政党が政策を打ち出したのを、私はここで言うだけで、文部大臣である私の意見をここで言ってもしようがない、あるいは文部行政当局としては、省議である意見が打ち出されているだろうから、それを承わりたいと言えば、文部省の省議できまった意見などここで申してもしようがない、かような発言を再三再四私は承わっておるのでございますが、そういうことでよろしいのでございましょうか。今、荒木委員の質問の重点は、そうい……

第24回国会 文教委員会 第21号(1956/04/28、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 わが国に二大政党が誕生して、その第一党の総裁が即総理という形態が生じたことを私は非常に喜ぶものでございますが、しかしその以後における国会の運営並びに政治の動向を見ますというと、二大政党下になって多数党は何でもできるというような考え方が、かなり大きく支配しているように思われます。私はこの二大政党下において国会運営を円滑にし、さらに民主政治の健全な発展を期するためには、二大政党下における近似性と、それから共通の広場を得るべく努力しなければならない。特に第一党である政党の総裁並びに総理は、格段のその心がけが必要と考える次第でありますが、総理はいかようにお考えになっていらっしゃいますか。……

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干委員長にお尋ねいたします。その第一番は、私は委員長のとるべき態度の原則論についてお伺いいたしたいのでございますが、いずれの案件もそうでございますが、特に、こういう重要な国民世論を喚起しているような法律案を取り扱うに当っては、私はどなたが委員長になられても、この法律案をつぶすと、流すというような意図を持って、あるいはこの法律案を早急に通すというようなそういう意図を持って運営さるべきものでなく、それぞれ与野党の委員に尽すべき点を十分尽させて、そうして修正して通過さすべきのが至当と思うのは、委員会の総意によってそういうように取り扱う。あるいは審議の結果、これは継続審議にするがしかる……

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/05/07、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題になりました案件に対する質疑に入る前に、委員長に若干お尋ねいたしたい点がございます。  第一番にお伺いいたしたい点は、去る四日の文教委員会の状況は各位御承知の通りでございますが、私は、当日のお互いの意見の相違の中心というものは、会期延長の有無にかかわる点にあったと考えます。双方だいぶん歩み寄りましたが、不幸にして、御承知のような事態を招来したわけでございます。文教委員会としては、まれに見る運営でありまして、私は非常に遺憾に考えておりますが、ここで委員長にお伺いいたしたい点は、四日以来本日まで、会期延長の問題というものはずいぶんと明確になって参りました。昨日の国会討論会……

第24回国会 文教委員会 第24号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑に入る前に、ただいまの委員長理事打合会の決定について、お尋ねと御要望を申し上げたいと思います。  明水曜日の委員会の開会については、委員長理事打合会でまだまとまっていないで、本委員会終了後御協議なさるということでございますが、これは委員長御承知の通り、国会末期になりまして、各党の間でいろいろと打ち合せ、議員総会等が必要でございます。それのみならず、最近、まあ委員長非常に精励恪勤で、早期から夕刻衣で連日委員会を司会されている御熱意には敬意を表するわけでございますが、われわれも議員としてのいろいろの他に仕事もありますし、また質疑するとなりますというと、前日、あるいは前々日の政府側……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。これは昨日私伺って、私の質問に対して大臣が答弁されたことがきっかけとなって、大臣のほめ方が悪いという点で質疑がなされているようですが、私はこれで告辞を書かれた方の気持は十分出ており、またどこに出しても、問題のないりっぱな表現だと思っております。終戦後特に最近教育の自由ということが非常に叫ばれておりますが、それは何も手放しで何をやってもいいというような考えで、世の人は教育の自由というのを叫んでいるのでないということは、明確でございます。戦後における日本の学校教育並びに社会教育全般は、申し上げるまでもなく、国家の基本法憲法の精神を受けて出ましたところの教育基本法をもととし、……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 資料要求は、今あなたが質問されたのは湯山委員からなされたわけですが、われわれは正式な資料に基いてこの審議をいたしたいわけです。従って補足説明をしなければならない点は補足説明けっこうですが、さっきのように教育委員の場合、あるいは知事の場合、都道府県の場合、市町村の場合、その数字はですね、プリントしてそして要求通りに資料として出していただきたいと思います。その資料に基いて補足説明するならする、こういう形態をとっていただきたい。これを委員長に御要望申し上げております。
【次の発言】 大臣が探して出しますといって答弁した。探さなかったんですか。それは出さなければ……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 終戦後の教育においては、経験領域を広げると言う立場から、修学旅行が教育計画の一環として、ずいぶん活発に取り上げられるようになりましたが、現在法によって指導と助言の義務と権限を持っている文部省は、今の修学旅行というものをいかように考えておられるか、その点についてまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 あらためて伺いますが、文部省としては修学旅行を抑制するという考えは持っているのでなくて、教育的な、しかも安全な修学旅行というものは、新教育の一環としてむしろ奨励の立場をとっていると、かように基本的態度を了解してよろしゅうございますか。

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お聞かせ願いたいと思います。地教委が、あなたが会長時代に、この法案が成立した暁においては、総辞職するという決議をされたと承わっておるわけでございますが、それはいつ決議をされ、その内容の骨子はどこにあり、今その決議は生きておるのかいないのか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 さらに、その決議の内容の骨子と、その決議は今生きておるのかどうか、効力があるのかどうか、その点を伺っておきます。
【次の発言】 効力は。
【次の発言】 その決議は、現在でも地教委では生きておるわけですね。
【次の発言】 では、もしこの法律案が参議院を通過成立という情勢になりますというと、その決議が生……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して伺いますが、ただいま文部大臣が国会の承認を得て任命する各種委員については、不都合だったというような例をほとんど知らない、従って教育委員を首長が提案し、その案を議会が承認するようになるこの形で非常に民主的であり、けっこうだと、こういう御発言ですが、私はこの国会に参って六カ年間議院運営委員をやりましたが、あの国会の承認の人事というものは、これは議院運営委員会に出て、それから本会議に出ていくわけですが、政党によってそれぞれの見解は異なるにせよ、吉田内閣時代から鳩山内閣を通じて、一貫してわれわれが常に指摘して参ったことは、あの各種委員は政府側が推薦提案して、国会の承認を得る場合に……

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はただいまの委員長、理事打合会についての報告について質疑をいたします。また、要望も出るかと思います。私はただいまこういう問題が出ましたので、所見の一端を述べ、委員長、理事打合会の今後の運営についてお願い申し上げたいのですが、私もこの国会に席を得てから六年になります。ずいぶんといろいろの法案を審議いたしました。しかし、それらの審議をやるに当っては、委員長、理事打合会のまとまった結果について、どの委員会も運営されて参ったと思います。この法案を審議始めてから本日に至るまで、委員長、理事打合会で努力されたことは認めますし、多といたします。しかし、私は努力は不足されているのじゃないかと思……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私も理事会に出ておりましたので、ちょっとその文章の表現のところに懸念されるところがあるから、湯山理事から質疑されたと思いますので、私から委員長、理事打合会の結果を明確に申し上げたいと思います。それと委員長の御意見が同じでございましたならば、湯山理事はあえて質問がないのだと思います。それは、委員長理事会の中心は、一般質疑をいつ打ち切るかという問題と、逐条審議を何日間程度で終るかというのが協議の中心でございました。そうしていろいろと協議懇談した結果、逐条審議に必要な日数を、一昨日の打合会ではっきり言ってほしいという与党側の要望に対して、われわれとしては、一応一般質疑が終らないと、目安……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今経過をお話しになりましたが、短時間に事態をはっきりと究明いたしたいと思います。私どもは大臣、速記録で議論しておるのです。五月十五日の文教委員会の速記録、これによると、林公述人に関して政府委員のとった態度について応答がなされた段階においては、あなたは、部下がいつ電話をかけたとか、そういうことは知らないと、ずうっと通しておるのです。そうして十二ページに参りまして、根拠は速記録でございますよ。湯山委員がこう言われているのです。「今度は大臣です。あなたは大臣就任以来、公述人に対してああいうことを言ってくれとか、ああいうことを言ってくれるなといったようなことを依頼した事実は絶対ございませ……

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長関連。政府委員の答弁した通りだというのではわからないのです。こういうことなんじゃないですか。この現行教育委員会法の第一条には「(この法律の目的)」として御存じの通り書いてある。それと非常に違ってくるので、この「法律の目的」と書けなくてまあ「趣旨」とした。それからまた、この方は教育公務員特例法の教職員の身分取扱いもかなり入っているので、教育公務員特例法の第一条の見出しを「趣旨」と書いて第一条をそれらしく規定しています。それでこれがちゃんぽんになって「(この法律の趣旨)」と書き、条文の最後を「目的とする。」かようにしたから、他の法律の条文の並べ方と非常に違った形になって、秋山委……

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して……。逆の側から伺いますが、現行教育委員会法の中に、助役は教育長になれるという規定はどこに書いてありますか。
【次の発言】 そこで私が伺うのは、現行教育委員会法に、この助役は教育長になれるということの規定がなければ、今度のこの本法、新法案の中にその規定がなくて、そしてこの整理法のところには、九月三十日だけにしておいて、いや九月三十日になっているのを、整理法の自治法の改正の部分で三十二年三月三十一日で、それで私は納得できると思うのだけれども、現行法の中に助役が教育長になれるということがあれば、さっき湯山委員が述べられたのとあわせ考えるときに、なぜこの本法の中の附則か……

第24回国会 予算委員会 第18号(1956/03/17、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連質問。相馬君が大臣に伺っている点は、いやしくも一国の文部大臣とそれから地方教育の責任の立場にいるところの全国教育委員諸君との間に伝えられるようなことが起ったことは、非常に遺憾であるという立場から大臣の所信を承わっている。これに対して、私は当然この席においては、大臣は厳粛な立場をとってこの釈明が私はあるだろうと予想しておったところが、あなたに何らの反省がない。これが問題なんです。私は日本国の参議院のこの席において町のよた者が相打ちをするようなそういうことを開きたくない。それが問題なんです。そのお言葉が出てくるそのことを自体に、あなたの根本的な考え方が誤まっている、そこを相馬君は……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 そこで案を作るのですか。

第24回国会 予算委員会 第20号(1956/03/24、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、総理の言動は公党自由民主党総裁としてのそれであり、首相の責任はとりもなおさず自由民主党の責任に通ずると思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 日ソ早期国交調整の外交方針を打ち出したときのあなたの姿はまことに晴れやかでありまして、わが日本社会党むこれを激励したわけであります。その当時はかなりの成算を持っておられたと思うのでありますが、いかがでございますか。
【次の発言】 保守合同がなされる前の自由党から十分の協力が与えられなかったことを私は気の毒に思っておりますが、首相の御感想はいかがでございますか。


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から水害地緊急対策委員会、建設常任委員会の連合委員会を開会いたします。審議に入る前に私のほうから一、二建設委員の皆様方に御報告を申上げます。それは、参議院の緊急対策特別委員会と衆議院の緊急対策特別委員会は、それぞれ建設に関する小委員会を設置いたしまして今度の水害に対していろいろと審査して参りました。そして結論として得たものは、建設関係におきましては、現行法を改正する部分と、それから現行法にはなくて、全く新らしい特殊なものを対象としたところの新らしい立法、こういうように大きく二つに分類いたしまして、前者は衆議院側から提案する、後者は参議院側から提案することに、両院特別……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第2号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(矢嶋三義君) 只今から水害地緊急対策特別委員会と建設常任委員会との連合委員会を開会いたします。  案件は昭和二十八年六月及び七月の大水害による公共土木施設等についての災害の復旧等に関する特別措置法案であります。  先ず提案者である衆議院議員赤澤君から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 御質疑のおありのかたは御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 ほかに質疑のかたはございませんか。
【次の発言】 田中君から要望がございましたので申入れましたところ、大蔵大臣はちよつと不明でありますが、建設大臣は出席するとの返……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行……。折角の委員長の議事運営に対する御発言でございますが、私は黙つて委員長の委員会運営について行くことができません。それはこの四件というものは、私が申すまでもなく極めて重要な案件であります。従つて本会議においてこの趣旨説明並びに各党の代表質問をやつたわけでございまするが、そのときにも吉田総理は出席なかつたわけでございます。これほどの案件を僅か半日で連合審査を終了しようというのに、時の内閣の責任者が来ないで、関係の一部の大臣がおいでになつておるから、その方にだけ質問のある方は質問をするというような形でこれだけの案件を審議するということは、私は議員としての良心が許しません。こ……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号(1954/04/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 議事進行。
【次の発言】 昨日から本連合委員会を開かれたわけでありますが、私は委員長の所見を承わりたいと思います。昨日連合委員会を開会するに当つて、大臣の出席について私が議事進行に基いて発言したことは御記憶だと思うのです。そのときに、委員長は昨日四時半には私が要求しておるところの緒方副総理並びに木村長官、当時出席されておりました岡崎外務大臣が当委員会に出席が可能であるから、従つて四時半から矢嶋に質問させるから、矢嶋の所見を以てすれば、直ちに委員会を開会することは不満かも知れないが、同調してほしいというので、私は委員長に対して、それならば結構ですと、こういうふうにお答え申しておいた……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 昨日私の質問の途中に横から関連質問が長く入つて、途中で切れてしまつているわけですが、昨日私が質問いたしましたのは、憲法制定当時に、吉田総理は自衛権の発動としての戦争を否定するという憲法解釈をなされ、国会でそういう答弁をされた。本日に至つて木村保安庁長官が、自衛戦争は現憲法下で可能であるという憲法解釈をされた。この憲法解釈の相違に対する責任の追及、即ちみずから憲法違反であるところの今の自衛隊法案或いはMSA協定を国会に出されているところの憲法違反の件、その件と、それから緒方副総理が昨日答弁されました、内閣が変れば憲法解釈というものは或る程度変つても差支えない、具体的に申しますならば……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 委員長一分間、成瀬君の了解を得たのですが、
【次の発言】 長いことやらんから、大事なところですから……
【次の発言】 木村保安庁長官に……。二十二、三万が徴兵制度の限度だと、こうされれば、この五年以内に徴兵制か施行されるということを明言したことになると思います。こういう理由を私が申上げると、一月十三日に与党自由党から保守三派に示された防衛計画案、あなた方ないと言われておるのですか、これも秘密事項になつておる、衆議院の予算委員会で中曽根君から、尊重するか、あなたは尊重するということ、やられるということを答弁された。この自由党の三派に示された地上十八万、海空九万、合せて二十七万、又あ……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○矢嶋三義君 木村君が先にやることになつておる……。
【次の発言】 私は絞りまして、現在防衛二法案並びに行政機関定員法を審議している内閣委員の立場から、国警担当の大臣として、又吉田内閣の国務大臣としての小坂さんに質問いたしたいと思います。答弁が明確で親切であつたならば、我々の持時間内でもやめるつもりでありますから、明確に御答弁願いたいと思います。  先ず承わりたい点は、このたびのこの警察法によつて殆んど新たに生れるであろうと申してよいと思うのでありますが、その警察は従来の警察と相当に様相を異にして来ると思います。この警察と現在内閣委員会にかかつている自衛隊法案によつて生れるところの自衛隊との一……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/28、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺います。今わが国に展開されている教育の法的よりどころはどことお考えになっておられますか。
【次の発言】 いかなる法的根拠をもってそれが行われておるか、それを伺います。
【次の発言】 ではこのたびの審議会については、憲法改正を目標において再検討ざれるお考えでありますか、どうですか。
【次の発言】 しからば先ほどの荒木委員の質問に対する答弁は納得できません。私は繰り返してこの点を伺います。それは中央教育審議会の提案理由には、平和条約が発効した後の新たな事態について、教育に関する基本的な事項について、強力なる審議会を持って、今のわが国国情に即応するかどうかを再検討するのだ、その……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。確かに大臣の答弁されたように文教委員会で若干やったのでありますけれども、地方行政と非常に関係がありますので連合審査をやっているわけでありまして、決して無関係のことを加瀬君が質問しているのじゃございません。先ほどから地方行政の諸君から質問なさるのを静聴しておりますと、加瀬君の質問せんとすることを把握されるのに、文部大臣は三、四十分かかりますようですね。非常にきょうはお疲れになっているようで、いつもよりは答弁もさえておりません。ついては本日はこの程度で私は散会されて、あらためて大臣がお疲れになっていないときに私は精力的に審議されるのがいいと思います。どうも大臣の答弁……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 公述に入る前に議事進行について。ちょっと速記とめて下さい。
【次の発言】 私はきょうあすの公聴会を開くに当って、委員長にまず御要望申しておきたいと思います。今までこの国会でよく公聴会が開かれる場合のことを私は回顧して、そしてあえて申し上げるわけですが、公述人は同僚諸君から詰問されるために出席しているのでもございませんし、また、公聴会は質疑するに当っては、若干の最小限の同僚諸君の意見を必要とはいたしましょうが、討論すべきものでもございません。従って先ほどある委員から冒頭に詰問的な語勢をもって御発言がございましたが、いつも参議院にあることでございますので、きょうはこの公聴会を開会され……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一言だけ伺います。それは昨日、本日と二日にわたって公聴会を開いているわけですが、昨日公述人として本委員会で公述をいただきました東京経済大学の教授伊部政一君、この方は公述人の立場としては、この法案に賛成の立場においてこの法案を賛成される政党の推薦によって公述を述べられた方でございますが、小林公述人が委員長をされております日教組の問題について御発言がありましたので、この際私はあらためて責任者である委員長の御所見を承わっておきたいと思います。時間の関係もありますので、多く申し上げませんが、伊部公述人はわが国の現在の教育界は無政府状態である、この無政府状態に日教組はつけ込んで日本の教育を……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私が伺いたい点は、他の委員諸相からすでに若干質疑がありましたが、二点だけ伺いたいと思います。それは先ほどあなたの意見を承わっておりますというと、大体ここ五年ぐらい戦争はないであろう。また現在のわが国の防衛力の増強政策というものは、ただいま触れられておりましたように、アメリカの抑圧に屈した面があって自主的防衛力に欠けている。従って現在のわが国の自衛力増強政策というものを否定したい、こういう御発言のように私はとれたわけでございますが、この点に対する所見と、それとあわせて、またあなたはソビエトがあるいは侵略してくるであろうという仮想のもとに手放しもならないという御発言をなさっております……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/03/19、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。今湯山委員が質問されておるわけですが、もし湯山委員の御了解を得れば、この順序でいっておれば、その項目で質問事項があるときには、他の委員も質問さしていただくと進行上都合がいいのじゃないかと思いますので、委員長の方から一つそのようにおはからいを願います。
【次の発言】 途中ですが、この質疑を続けていくに当って、私は一般的なことでちょっと聞きたいと思うのですが、それはわが国の現在の諸情勢から考えて、私は厚生行政の積極化というものは非常に重要だと思っております。欧米諸国の先進国以上に戦争という大きな犠牲をしいられた日本国においては、特に私は大事だと考えるのですが、そうい……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 厚生省の高田児童局長にお出で願っておりますので、それに関連する問題を最初に伺っておきたいと思いますが、大蔵省の主計官、お見えになっておりますか……。  まず法務省に伺います。少年院の収容予定人員一万二千人と予算書に書かれておりますが、最近の収容人員の数の動き、並びに少年犯罪のまあ質的な面とそれから量的な面について大略承わりたいと思います。
【次の発言】 詳細な数字を承わってありがたいわけですが、昭和二十六年から横ばいと申されますが、私はまあ部分的な資料しか持たないのですが、日をたどって見ると二十五年ごろから急にカーブが上って、上ったままでずっと横ばいしているのではないかと記憶する……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○矢嶋三義君 法務大臣は出席できませんか、早く来てもらいたいと思いますが……。
【次の発言】 法務大臣が病気で登院なさっていないとすればいたし方ありませんので、法務大臣に対する質疑はまたの機会に譲って、事務当局に少し伺っておきたいと思うのですが、二十三臨時国会で、私はかような場合をあらかじめ予想して、事前に一般論として、十二月、参議院の予算委員会で重光外務大臣に質疑をいたしました。そのときの外相の答弁は、外交上の考慮ということもあるけれども、外国、特にアジア地域との人の交流というものは、今後入国を増員できるよら促進していく方針だという。外交上の立場からの答弁があったわけですね。そのとき私はあの……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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