矢嶋三義 参議院議員
4期国会発言一覧

矢嶋三義[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期
矢嶋三義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは矢嶋三義参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

矢嶋三義[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第38号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となりました公立小学校不正常授業解消促進臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、政府の本法案提出の理由とその内容について御説明いたします。  近年、地方公共団体等の行う住宅の建設によって、一つのまとまった地域に、相当多数の住宅が集団的に建築され、その近隣の小学校では、校舎の増築を必要とする例が多くなったのでございます。  本法案は、このような事情から発生する不正常授業の解消に対する補助金算定の基礎として、当該年度の五月一日現在の児童数をとる現行法の建前に対して、五月二日以降の日における児童数を……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第28号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました防衛関係二法案に対して、断固反対の討論をなさんとするものであります。(拍手)  そもそも本法案を提出したる岸内閣は、内外にわたる経済情勢の見通しを誤まり、その金融財政政策のために、国民、特に中小商工業者を初め、勤労者を深刻なる不況に追い込み、その生活を脅かすに至ったのであります。他方、外、国際情勢の分析、見通しを誤まり、依然として対米一辺倒、従属外交に終止し、アジア近隣諸国の不信を招き、対韓国、中国、ソビエト等の外交は、ことごとく失敗に帰し、西に、第四次日中貿易協定の不成立によって、大なる中国の国際市場を他国の進出にゆだね、……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 参議院本会議 第9号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、数多いわが参議院の人材の中で、竹中文教委員長のそう識見、その温厚篤実にして徳望高き御人格を平素からひそかに私淑申し上げているものでございます。(拍手)竹中文教委員長が文教委員長に就任以来、わが院の文教委員会は正常となり、十分の審議調査ができることと期待いたしておったわけでございますが、本日、いまだかつてない珍無類の中間報告らしきものを承わるに至りまして、その点について、事重大でございますので、あえて数点について承わりたいと思います。  ともかく、多数党の数の力のせいとはいえ、ここに、こういう形で中間報告の議事が行われているということは事実であり、まことに遺憾きわまりないこと……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第11号(1959/02/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この際、私は、自衛隊の戦闘機問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ここに自衛隊戦闘機問題について、岸総理以下関係大臣に緊急質問を行います。  皆さん、わが国には、いとし子をかかえて、きびしい生活におののいている数十万の戦争未亡人や、一千万に余る多数の生活困窮者が、苦しい毎日の営みを続けているのであります。しかるに、憲法上大きな疑義を持つ自衛隊関係の防衛関係費は、本年度において約千四百六十一億円、明年度には約千五百三十七億円が要求されているのでありまして、防衛庁に関する国民の関心は、きわめて深いものがあるのであります。かつて、数年間分の過剰な包帯やボ口靴……

第31回国会 参議院本会議 第13号(1959/02/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 要望があります。発言をちょっと許して下さい。議事進行について……。
【次の発言】 そうです。自席で発言を許していただきます。
【次の発言】 総理大臣並びに大蔵大臣が長時間にわたって答弁されたその誠意は、一応多といたします。しかし、藤田君並びに不肖矢嶋が質問するときに―加賀山君、さらに小林君も同様でありまするが、その席上に総理並びに大蔵大臣がおられなかったがために、本日の答弁は非常にピントがはずれております。特に長い間御答弁いただきましたが、私が質問しなかった事項についても、詳しく御答弁になっておられる。どこかで読むところを間違えましてここで読まれたのじゃないか。これは冒頭に、二月……

第31回国会 参議院本会議 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま上程されました昭和三十四年度一般会計予算補正(第1号)に対し、私は日本社会党を代表し、反対討論をなさんとするものであります。内容はただいま委員長報告の通りでありますが、警告的討論を申し述べたいと存じます。  まず、IMF並びに世銀に対する出資増加は、一月三十日、加盟国総務の賛否投票採決によって確定したものでありますが、昨年十二月十九日、加盟国理事会で決定されたものであり、当然予見できたものでありまするがゆえに、当初予算に計上すべきであったのであります。財政法第二十九条には、「予算作成後に生じた事由に基き必要避けることのできない」云々と述べてありまするので、補正予算として提……

第31回国会 参議院本会議 第27号(1959/05/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となりました二法律案に対し、私は日本社会党を代表して、岸総理以下関係各大臣に質疑を行わんとするものであります。  本件の内容は、歳出予算百五十九億八千万円を増加し、予算総額一千三百六十億四千万円、国庫債務負担行為約百九十八億九千万円、継続費約二十七億円、定員一万二千八十二人増を含むものでありまして、衆議院においては、九日間にわたり、自社両党合せ約十五時間の実質審議を尽した案件であります。しかるに、わが内閣委員会においては、去る二十八日に約三時間審議しただけで、ここに委員長の中間報告を経て、直ちに本会議審議とされた結果、審議権を大幅に制約されることになり、しかも質問時間……

矢嶋三義[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

矢嶋三義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。ということは、こういうふうに了承していいわけですね。職員の給与に関する法律の中にある、良好な成績云々と、すなわち、昇給するために必要条件となる、かような良好な成績を判定するために勤務評定という制度は、そういう目的をもって設けたのでないということがいえるわけですれ。
【次の発言】 湯山君が人事院関係の質疑を終ったそうですから、湯山君の自治庁に対する質疑が展開されていく前に、私ほんの一、二点ですから、この際人事院側に承わっておきたいと思います。  わが国の公務員制度は国家公務員法並びに地方公務員法の両法で組み立てられているわけですが、その両法の間には関連性があり、また国家公……

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して……。文部省並びに自治庁の方にお伺いしますが、今の質疑されている問題は愛媛県の勤務評定に端を発して、それがまあ重点的にここで取り上げられているわけですが、愛媛県の場合を取り上げて考えますと、これは国家公務員を対象とするところの人事院あるいは地方公務員法の中に規定されてある勤務評定のその考え方と違った立場で勤務評定が取り上げられている、こういう事態が起った場合に地方自治行政を指導する立場にある自治庁、それから教職員の勤務条件の向上に関して関心を持たるべき文部省としてこれを放置されるというようなことは私はおかしいと思う。私がそう申し上げる根拠を申し上げますと、地方公務員法の四……

第25回国会 文教委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 その説明に入る前に、委員長の御了承をいただいて、この当面緊急な給与の件に関してごく短時間大臣に二、三ただしたいと思いますがお許しいただきたいと思います。  教職員の給与の問題については、当面具体的に愛媛県に勤務評定の問題が起っておりますが、この件については過去二回の本委員会において質疑がされたわけでございますが、それとは切り離して、十分大臣も御承知と思いますが、当面教職員の昇給、昇格の問題と、それから年末を控えての年末手当の問題が非常な大きな関心事となっておりますのでお伺いしたいのであります。  大臣は詳しいことは御存じないと思いますが、先般の本委員会における質疑において、地方公……

第25回国会 文教委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 議事進行について発言いたします。  本日は松永委員から教育予算の問題の定数の問題の質疑が展開されているのです。先ほど私は答弁を聞いていると、ぜひ関連してお伺いしたいことができておる。そのときにちょうど他の委員から関連で校舎の問題が出てきた。で、政府委員の答弁をされたんだったわけですが、これはまたそのときにもう少し根拠などを承わらなければならぬし、それはその段階において、今松永委員の定数の問題が出たのだから、まずそれをある程度まで片づけて、そうして次の段階に行かないと、これは文部省の予算はずいぶん広範ですから、あっちこっち出てきよった……

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。法律学者である清瀬文部大臣のただいまの答弁、全く三百代言で、(「ほんとうだ」と呼ぶ者あり)この法律案の内容に賛成か反対かということは別としてこの書類は不備ですよ。これはいずれにしても一円であろうとも、何円になるかわからないが予算を伴う法律なんです。当然この書類にはそれに関して若干の予算を要するとか何か整わなければ形式はこれは不備ですよ。それからまた予算を伴うのでなければ政府の所見なんか求める必要ないわけですから、いずれにしても法制局何と言われるか、これが予算関係の活字を一字も並べてないというのは書類として不備です。  それからまた大臣が、これは不備なので疑義を解明した法律だ……

第25回国会 文教委員会 第8号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 政務次官にお伺いしたいと思いますが、昨日閣議決定されました年末手当増加支給の件は地方公務員にも同様の率で増加支給するという方針で閣議決定されたものと思いますが、さよう了承してよろしゅうございますか。
【次の発言】 内藤局長に伺いますが、その〇・一五の半額は申すまでもなく義務教育半額国庫負担法によって自治体が増加支給した場合には、政府側から支給される、文部省関係としてはかように了承してよろしゅうございますね。念のために伺っておきます。
【次の発言】 早川政務次官に伺いますが、〇・一五の残りの半額については財源をいかようにお考えになっておられるか、伺っておきたいと思います。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第閉会後6号(1957/06/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点について伺いたいと思いますが、まず会計検査院に伺いたいと思うのです。  それはきょう松岡委員から質疑されておりました問題に関連するのでございますが、この七十七ページの「土地建物について」というところに掲げられておる土地並びに建物の取調べ件数に対する遺憾事項の比を見ますと、全くあきれ返るほどのひどさなんですね。土地では、千四十二件の中に遺憾事項として指摘されたのが約五割、半分以上ですね。建物については百四十三件中約七割というものが指摘されておる。これは全くもうおそれ入ったものだと思う。これらの点については、先ほど大臣は、今後おおむね三カ年計画をもってその実態を調査をされるの……

第26回国会 決算委員会 第閉会後7号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 昨日に引き続いて、大臣に国有財産の管理並びに効率的活用という立場から一、二点お伺いいたしたいと思います。  毎年のことでございますが、ことに本年のこの報告書を見まして、また昨日の皆様方の説明並びに議員の質問に対する答弁を承わって、国有財産の管理というものが非常にずざんであるという点については、あらためて意外の感を持ったわけでございますが、私はまず大蔵大臣に伺いたい点は、まあ池田大臣は自他ともに許す大蔵省のあるじだと思うのですが、吉田内閣時代、ずいぶん長い間大蔵大臣の職にあられたわけでございますが、どういうわけで今までこんなに放置されておったか、これは池田さん個人の財産であったら、……

第26回国会 決算委員会 第閉会後8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 三項目にわたって承わります。私は党務の関係があっておくれて参りましたので、もし質疑が重なっておる場合には答弁要りません。簡単に伺います。  文部省みずから遺憾事項のあったことは遺憾であると指摘しているわけですが、しかしこの報告を拝見しますと、秋田、金沢両大学の不正行為を除いた他の部分はそう悪質なものはないようで若干なりとも進歩改善のあとが見られる点は多といたしますが、今後さらに努力してもらいたい。で、この遺憾事項の大部分は、結局他の委員から指摘されましたように、施設整備がおくれているという点にあると思いますが、内容を見ましても、老朽校舎あるいは不正常あるいは災害復旧等に流用してご……

第26回国会 決算委員会 第閉会後9号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員派遣北海道班の口頭報告を申し上げます。  本委員派遣は、昭和三十二年七月一日から同月九日まで、北海道方面に派遣せられまして、後藤委員、奥委員と私の三名が参加いたしました。  この派遣調査におきましては、ただいま審議中の三十年度決算の審査に資するため、主として北海道開発に関する事項と三十年度決算検査報告掲記事項について調査をいたして参りました。  検査報告に掲げられました事項は多種多様でありましたが、そのうち現地調査しましたのは、開拓地の工事の問題、冷害融資の利子補給の問題、農業共済保険の問題及び日本国有鉄道の工事局の問題でございました。北海道総合開発の問題につきましても、これ……

第26回国会 決算委員会 第閉会後10号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。建設省の基本的な態度というものを私は統一、確立する必要がまずあると考える。その立場から伺いますがね。大倉委員が非常にごもっともな点質疑をされているわけですが、河川局長の答弁から感じられる点は、補償金を渡した。従って、総会等によって決定されるものだから、この処置に対して、建設省事務当局としてとやかく言うことは適当じゃない、まかしてある、大体こういう印象を受けます。それから大臣は、非常に要領のいい答弁をされて、どこにピントを合せて答弁されているのかわからないように、煙に巻くような答弁をされておりましたけれども、最後の一言に、補償金の配分を適正に行うために指導し、また是正する……

第26回国会 地方行政委員会 第12号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑を始める前に、ただいま出席している政府委員をお教え願いたいと思います。
【次の発言】 私は、この際、いわゆる菅生事件について、若干関係者にお尋ねいたしたいと思います。  私があえてお伺いするゆえんは、私は、事件の発生地に住居を持つもので、人情、風俗等をよく知っておりまするし、事件発生以来一国民とし、また、立法府に議席を置く一人として、その推移をこまかに重大関心を持って見守って参ったものでございます。今日の段階になりまして、ぜひとも国会を通じてこれを鮮明し、さらに、国会を通じて、国民に安心させなければならない点が多々あると思いますので、それらの点にしぼってお伺いいたすつもりでご……

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま委員長が発言された通りの取扱いでいいと思いますが、ただ一言だけ聞かしていただきたいと思います。それは第三班に参加された方どなたでもけっこうと思いますが、実は高崎市立大学を視察されたそうでございますが、二日前ですか、ラジオで、学長と教授が対立し、教授会が開かれない状況下にあるので、学生諸君が、予定されておるところの年末試験は合法的でないというので、全部全学生が試験を拒否しておるというような報道がなされておりました。で、この問題は、先ほど報告がございました短期大学から四年制の商科大学への昇格ということと関連しているやに承わっているわけですが、そういう何か不明朗なもやもやがある……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。ただいま緊急質問中ですが、緊急質問が終りましたら、この前の委員会のときに次期委員会まで高崎市立大の問題について文部省が調査して報告しようという、げたを預けてあったわけですが、できれば午前中に委員会でその報告を求めたいのですが、それで施設関係でさらに質疑がありましたら予算の審議と続いて参りますので、そのときにできれば回していただいて、報告を聞きたいと思いますが、お諮り願います。
【次の発言】 大学設置審議会に、この第二条の第三項において関係官庁の職員が五人委員となることになっているのですが、どういう人がなっておりますか。ほかの官庁はいいです、文部省だけで。

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま松永委員が勤労青年教育の振興という立場から質疑をされているわけですが、これには教育の内容面に面する教育方針と、さらに教育財政の二面とがあると思うのです。私は関連して承わりたいのは、松永委員の第一問とも関連するわけでありますが、この定時制教育等の教育財政面からの振興をはかる場合には、国家財政からの補助金政策というものも一部ありますし、さらにそれ以上に大事なものは、松永さんの第一問と関連した地方財政の問題が一番大きくなってくると思うんです。で、私は文部大臣に昨日ちょっと伺ったんですが、文部大臣が地方行政、地方財政のエキスパートであるだけにどういう方針を打ち出すかというものを刮……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 これから当面の文教政策並びに来年度の文教予算の審議をするわけでございますが、その文教予算の中の科学技術教育の振興中の国際地球観測年事業の予算に関連して、当面国民関心の的であるところの宗谷の問題について、若干本日に至るまでの経緯並びに今後の見通し並びに対策について、文部大臣並びに海上保安庁長官並びに森永大蔵省政府委員に対して質疑をいたしたいと思います。  まず、本部長に伺いますが、その後宗谷からどういう情報が入っているか、私伺いたい点は本部長として宗谷は自力脱出可能と見通しを立てておられるかどうか。昨日来の報道によりますというと、南東の風が吹き出したというようなことも入っているよう……

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三の点についてお伺いいたしたいと思うのです。高木さんは報道関係者であるし、神崎さんはこういう方面で長く研究されているお方ですから、その立場からお答え願いにいと思うのですが、第一番にお伺いいたしたい点は、売春防止法との関係ですが、あの千駄ケ谷地区に旅館が建ち始めたのは売春防止法の成立が現実段階になる前から相当建ちかかっておったように承わっているのですが、しかし最近ああいうひどい状態になってきたのは、やはり売春防止法の成立が促進したと見ていいのかどうか。それからまた全国的にああいう旅館が次々と建築されつつあると、かような情勢がつかまれておられるかどうかということですね。それは新宿……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私、速記をとめて聞きたいんですが。
【次の発言】 まず、文部大臣の提案理由の説明の中に四行目に「初等教育及び中等教育における理科教育を一段と充実させ」云々とあるが、ここは高等学校の教育というものは中等教育に含ましてあるのですか、それとも特に落してのは何かお考えがあってのことですか、それを承わりたいと思います。
【次の発言】 その点了承しました。  そこで文部大臣に伺いますが、理科教育の振興をはかるために、その補助対象を公立から私立まで拡大したというのは、これは多年の要望であり、非常にその点けっこうだと思うのですが、岸内閣で石橋内閣の完全雇用政策を引き継いでやられているわけですが、……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先日に引き続いて質疑を続けます。  まず、本法は二十九年から施行されているわけですが、二十九年から三十一年まで予算として支出された金額の総計並びに現状においては基準の何%程度の整備ができたか、それらの点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この政令に定める基準というのは、最初決定されたものから若干変更された面もありますが、この基準については現場の教育者諸君とは十分了解済みの基準ですか。
【次の発言】 私は数回現場の方々に接したときに承わったことでは、この基準に関する細目における単価が安過ぎるために精度の高い、また耐久力のある機械器具を購入できないで、あぶはちとらずにな……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は本法律案を可決するに当りまして、付帯決議をなすことを提案いたします。  本法律案の審議の過程においてわが国の科学技術の振興並びに科学教育の振興がいかに重要であり、また現状はいかなるものであるかということが明確になったわけでありまして、今後日本の科学技術の水準と科学教育の振興をはかるためには、理科教育の振興というものをぜひともその基本として達成させなければならぬという立場から、この法律案を可決するに当りまして、理科教育振興に関して全般的な立場から、以下申し上げますような付帯決議を提案申し上げる次第でございます。朗読をいたします。    本委員会は、理科教育振興法の一部を改正する……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 テレビジョン放送用周波数の割当問題が国民の重大関心事となっているわけでございますが、近く十一チャンネルの配当が電波監理審議会の答申を待って、郵政大臣の手で最終的に決定されるように承わつているわけでありますが、この際、私は教育用テレビに限定して承わりたいのでありますが、郵政大臣、教育用テレビについていかようなお考えを持っていらつしゃいますか。まずそれを承わります。
【次の発言】 先般文部大臣にも質問したのでありますが、文部大臣はその必要性を非常に認められて、郵政大臣と御協議の上、善処されるという答弁があったわけでありますが、後ほど文部大臣の御見解も承わりたいと思いますけれども、ただ……

第26回国会 文教委員会 第13号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法案を採決するに先立ちまして、私はたび重なる委員長理事懇談会並びに先刻行われました討論者の御意見を尊重いたしまして、私は各派を代表して付帯決議案を提案いたしたいと思います。  案文を朗読いたします。   私立大学の研究助成について、政府は次の諸点に留意し私立大学の充実を図るよう有効適切な措置を講ずべきである。  一、本法においては、基礎的研究に用いる設備を対象としているが、補助対象の範囲の拡大、補助予算の増額等については更に検討の上適切な措置を講ずること。  なお、ここで付加して説明しておきますが、「補助対象の範囲の拡大」ということは、将来において施設をも補助対象とすべきことを……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま新たに研究所を設置する内容と、それから学名の変更、位置の変更を内容とする国立学校設置法の一部を改正する法律案が上程されているわけですが、この内容に入る前に、私は大臣に大学全般のことについて一、二伺いたいと思うのでございます。  それは、先般私立大学の研究設備助成に関する法律案を審議し、これを衆議院に送ったわけですが、その審議の過程において助成予算の積み上げ等について、当時高田委員から質問してみますと、はっきりした積み上げの数字を持っておられないということがわかったわけです。そこでこの際承わりたいのは、本法律に基く私立大学の研究設備の整備計画をも含んで、国立大学、これは研究……

第26回国会 文教委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三伺いたいと思いますが、生活保護法の適用を受けている小中学校の生徒の総数並びにその数の全生徒児童に対するパーセンテージはどうなっています。
【次の発言】 この教育扶助を行う際の教科書の単位は、この法に基く、小学校五百八十四円、中学校九百十円という同じ単価でいっておりますか。
【次の発言】 当初この概算要求する場合に、全生徒児童の四%程度、準保護児童数とつかまれましたね。それは、その根拠はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 例年この予算要求する場合には、給食の方でも教科書の方でも大体四%とつかんでいるようですがね、その四%という数字をつかんできた根拠は、あなたの今の説……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 運輸政務次官に伺いますが、鉄道運賃法の一部改正法律案はすでに国会で成立し、昨日から施行されることに相なったわけですけれども、この運賃改正案を作成する段階において、現行の学生割引率五割を引き下げるかどうかということはずいぶん部内で問題になったと聞いているわけですが、このたびの改正案では現行学生割引の五割というものは現状維持と相なっておりますが、今後これは変更することなく、この五割割引というものを堅持されて参る方針だと考えますが、念のために伺っておきたいと思います。
【次の発言】 重ねて石井理事に伺いますが、昨年運賃改正の問題が起った当時――当時は現在の岸内閣でなかったわけですけれど……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 伺いますが、日本の大学に外国の教授が招聘されている場合にある事件が起った。それが、事件が裁判所の所管に移らない前の段階においては、日本の国会では、証人あるいは参考人として喚問できるかどうか、どういう見解を持っておられるか、承わりたいと思います。
【次の発言】 私も大体同一見解です。日本の国会法あるいは衆参の議院規則というものがアメリカのそれを模倣してやっているわけですから、都留さんの召喚されたのもそういう解釈だと思いますが、しかしもう二、三点私は伺いたいのですが、それは、けしからぬと思うのですよ。入国ビザを許しておきながら、そうしてしかも客員教授その人を十五年前の問題についてアメ……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 局長に伺いますが、島根校長並びに石澤助教諭のとられた態度について皆さん方がなされた調査の結果から、その態度をいかように判断なさいますか。
【次の発言】 あなた方の調査された結果から石澤助教諭のとられた態度ですね、それをいかようにあなたは思われますかということを伺っておるのです。
【次の発言】 一、二点重ねて伺いたいと思いますが、この事件が起った舞台ですね、そこが先ほど御説明になった上にきわめていなかで、住人はわずか三百人。校長さんが五十一才で有資格者で、あとは全部無資格者、しかも二十二才から二十九才までの若い人ばかり、こういう背景のもとに行われたわけでありまして、法律上ですね、強……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まずお伺いいたしたい点は、県教委が勤務評定を企画するに当つては愛媛県の教育の振興を願つてやられたことと思うのでございますが、しかしながら結果としては先ほど芥川証人がみずから述べられておりますように、教育界にあるべき姿でないという形において前古未曽有にも三十四人の校長の処分並びに四百五十人の教職員に対する昇給ストップという形になって、愛媛県民の非常な関心事と相なった。こういう事態に相なったことについて現在愛媛県教育行政の最高責任者である竹葉証人並びに周桑郡の責任的立場にある芥川証人は現在どういう反省をされておられるか、さらに今後いかように現在の状況を打開していこうという決意に燃えら……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/04/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 教員定数問題につきましては、本委員会においては再三再四重要問題として取り上げた問題でありますが、本日なお解決するに至っておりませんので、当委員会としてきわめて重要な調査審議対象と考える次第でございます。  第二十四国会で成立いたしましたいわゆる新しい教育委員会法運用下におきまして、この教員定数の問題からいろいろと義務教育界の末端に事件が起っております。その具体的な問題として大分、佐賀の問題が起っておるわけでございますが、大分は自主再建団体であり、佐賀県は法に基く再建団体でございます。この再建計画と義務教育水準の維持との関連並びにいわゆる新しい教育委員会法運用下における人事行政の適……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一言田中施設部長に伺いますが、私はこの報告を承わっておって経過を考えたときに、妙な感じがするのですがね。この特損法に該当するかどうかは、設置者の報告を待って政府関係機関は調査し、動くということになっているわけですか。そうだとすれば、結局この大森一中並びに第五小学校というのは設置者がぼんやりしておった、こういうことになるのじゃないかと思うのですね。大へんお困りになっておったと、そこで国会に持ち込んで国会から調査せよといったところが調査の結果は該当しておった。防音措置をしなければならぬ状況にある。かような政治では国民は全く行政官を心から信ずることができないと思うのですね。設置者の申請……

第26回国会 文教委員会 第24号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 文部大臣に伺いますが、この法律案は、国体を主催した団体が行なっておった納付金制度を改めて、直接的に補助できるようにするためにのみ改正したのか、さらにそれをも含めて、今後日本体育協会とか、あるいは将来予想されるアジア・オリンピック大会あるいは世界オリンピック大会等を行う団体に対して、国から積極的に助成をしようという意図をも含められてこの法律案を提案されたのか。その点大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣は、現在のわが国の学校体育、社会体育の実情を、どのような眼をもって見られておるか。さらに、かつて本国会において、スポーツの振興ということを発言されたこともあるんですが……

第26回国会 文教委員会 第25号(1957/05/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、先般の委員会に引き続きまして、大分県並びに佐賀県の人事行政の件に関しまして、関係大臣に質疑をいたします。  まず、二十五日の当委員会で、私の質疑に対しまして、文部大臣は、大分県の場合には、いろいろ妙な点もあるようであるから、しばらく自分に考える時間を与えていただきたい、十分考慮した上でいかにこれを処理されるか答弁いたしたい、かように答弁を保留されているわけでございますが、その後いろいろと調査をされ、さらに考慮もめぐらされたことと思いますので、本日御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣の私は私見を伺いますが、部下からいろいろとお聞きになっているでしょうから、事情……

第26回国会 文教委員会 第26号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この際二件にわたって資料を要求しますので委員長から政府関係当局に要求して次回の委員会まで提出さしていただきたいと思います。  その一つは、教科書検定に関する問題でございますが、検定調査審議会の委員の名前並びに調査官の名前、この任命月日、それから昭和三十三年度用教科書の検定状況を教科別に数字をもって資料を構成してもらいたい。それから検定に当って不合格がどのくらい出たか教科別に出すとともに、その不合格の理由別の表を提出させていただきたい。  それから第二番は、公益法人、相撲協会の件についての資料でございますが、一つには今相撲協会は改革案を練られているわけですが、監督官庁である文部省か……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま本委員会で二件に関する決議案が可決されたわけでございますが、ちょうど灘尾文部大臣が出席されておりますので、灘尾文部大臣の本決議に対する御所見をこの際承わりたいと思います。
【次の発言】 まずこの修正案提出者を代表されて御説明をいただきました小牧代議士に伺いたいと思うのですが、それは、第一条中「及びろう学校」云々という、この第一行目の最後のところですね、「(事務職員に係るものとする。)」というのがございますね、一行目の一番下、あそこには事務職員の次に寮母というのが落ちているのじゃございませんか、ミス・プリントじゃございませんか。お伺いをいたします。

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法律案は、養護学校に関連するものでございますが、先刻本委員会で議決されました学校教育法の一部を改正する法律案において、養護学校における就学を就学義務の履行とみなすということに相なったことはまことに時宜に選したことと考える次第でございます。  御承知の通り、小中学並びに盲ろう学校は義務制が完成されているわけでございますが、ただ養護学校のみいまだに義務制が実施されていない次第でございまして、審議の過程に承わりますと、大体養護学校に就学すべき生徒児童は五万人程度と推定される。そのうちで、本年度養護学校の教育が推進して、なおかつわずかに二千三百人程度が就学の機会に恵まれているという惨た……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず、この出された資料について伺いますが、この教科書調査官二十名を任命されておりますが、この採用方針はどういうところにおいて任命されたのか、その点を伺います。
【次の発言】 推薦を願ったという、推薦機関はどういうものですか。
【次の発言】 次に、検定調査分科審議会委員、この名簿を見ますと、大部分の人は三十一年十一月二十六日任命で、たとえば第一部会の国語のところでは、前から続けていた人はなし、社会では引き続いた人が二人、数学の部では一人、理科では一人、音楽も一人、図画工作が二名、外国語、保健体育、家庭・職業では、元の調査員は一名もなし、とこういうようになっておりますが、いわば審議会……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 局長にまず伺いますが、この法律案文並びに提案理由、それから先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、会社等が集団住宅を建設した場合は、該当しないように聞えるのですが、果してそうかどうか。もしそうだとすると、私は非常に不合理だと思うのですが、御答弁いただきたい。
【次の発言】 文部大臣に伺いますが、今の局長の発言ですね。この会社が拡張等をして、住宅ができて、それに伴ってその地域の市町村の小学校の就学児童が増加した場合に、その教育施設設備について初めからそういう会社にこの財政援助を期待する、こういう私は考え方はあまり芳ばしくない考え方だと思うのですね。義務教育ですからね。そういうことを法……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は昨日に引き続いて、二点だけさらに伺わしていただきたいと思います。  その一つは、他の委員から昨日、本日と引き続いて、この施設の問題について質問がされたわけですが、施設設備、特に施設について設置者並びに半ば強制的寄付を強要される府県にとっては、きわめて重要な問題ですが、従来は、文部大臣は詳細に御存じないと思いますが、的確なる数字を文部省は持っておられなかった、調査が不十分であった、そうして計画自体も、すなわち解消の年次計画すら持ってなかったのが過去の実情です。最近になって、文部省の監理局が努力されて、不十分ながらも相当的確な調査をされた数字を持たれ、そうして先刻以来の質疑にも出……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 提案者の御努力を多とするわけですが、この法案には問題点が率直に言ってたくさんあると思うのですね。それで若干その基本的なところから明確にしなきゃならぬと思うのですが、それは私はこの法律の提案された根拠となる産業教育振興法を本院において審議した一人として当時この第三条の三というものはずいぶん議論されたところです。で、産業教育振興法の第二条に、産業教育の定義が明確であり、そしてその定義を受けて第三条の三が書かれてあるわけですね。この建前からいうと、どうもこの法律は筋の通らないところがあるという感がしてならないのですが、そういう点はどういうふうにこの立法作業の段階で御検討なさったのか承わ……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょうど高田委員が質疑中でありますが、高田委員の質疑を続けていただく前に、この本法律案は衆議院において修正議決送付されておりますので、実は修正案提出者から説明を聞きたいところですが、内容は形式的な面が多いし、ちょうど提出者もおいでになっておりませんので、政府委員の方から修正議決の内容について質疑を展開する前に簡単に一つ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 安部委員並びに私も質疑する予定でございましたが、時間の関係上質疑を遠慮いたします。
【次の発言】 各派共同提案に成る付帯決議案を朗読し、提案にかえます。    附帯決議   我が国の学校教育における私立学校の重要性と、そ……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問をする前に、ただいまの委員長の大臣出席に関する報告について私は委員長に特に御要望を申し上げておきたいと思います。  閉会中における文教委員会懇談会におきましても、藤山外務大臣のダレスさんと会ったときの会見談等が報ぜられ、また国内の遊説に当って岸総理大臣が文教政策に重点を置くという角度から、いろいろと国民に公約をされている点が多々あり、文部大臣のみでなく、来年度の予算編成期でもありまするし、総理、外務大臣、さらに大蔵大臣に、ぜひともこの臨時国会中に本委員会に出席願って、文教委員会として質疑をいたしたい。これは委員長理事打合会の決定でございまして、与党の方々もその実現のために努力……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣にまずお伺いしますが、よく大臣は教育の官僚交配、官僚文政あるいは教育の中央集権というものは、毛頭考えていないということを委員会においても、あるいは委員会外においても、常にそういうことを述べられているのでございますが、私はかねてその大臣の御決意に相違はないかどうかということを承わります。
【次の発言】 第二十四回国会において院内外を通じて大論議をかもし、その結果通過、成立、公布、施行されております、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律、この法施行後における日本の教育行政が非常に中央棄権化して参った。あの法案を審議したときに懸念されたところの事実が次次と現われつつあると……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま議題となりました教育公務輿特例法の一部を改正する法律案につきまして発議者を代表いたしましてその提案理由を御説明申し上げます。  教育公務員特例法が制定されました折の政府の提案の理由には「教員の地一位を確立し、もって教員をしてその職務に専念させることは、教育刷新、教育振興の基礎条件であり……」と述べられており、さらに「国家公務員の規定を全面的にそのまま学校教員に対して適用することは、その職務と責任の特殊性にかんがみるとき、必ずしも適当でなく、かつ、不十分と思われる点もあるのである」と述べております。すなわち本法は、これらの理由から明らかでありますように、広く国立及び公立の幼……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの内藤局長の発言は、私の要請に基いて起りました件でございますから、明確にいたしたいと思います。  私はあの当時全国の校長が多数集まられるのであるから、現場の声をなまに聞く意味において会場内で傍聴さしていただきたい、こういうことを要請したに対しまして、内藤局長は明確に詳細な記録をたどってお知らせするから、だから御遠慮いただきたい。まあ大臣は傍聴さしてもいいというような気持のようでしたけれども、結局あとから御協議なさってということで、遠慮してほしいということで、できなかったわけです。従って私といたしましては、もう少しその詳細な記録が出されるものと期待しておったわけですが、何も……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1958/05/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 きょう視察させていただきますので、質疑は他日に譲りたいと存じます。  ただ、資料として、技術顧問、技術開発官、副技術開発官の名簿と、その特技専門を記載した資料を、当委員会に後日出していただくようにお願いいたします。
【次の発言】 違う点について資料を一つ要求いたしますので、私の希望する日時に、その資料を当院の委員部の方へ提出願います。  それは、第三回アジア競技大会が開催中でございますので、質疑は他日に譲りますが、提出を要求する資料は、防衛庁長官の指揮下にある人員、器材(車両、ヘリコブターを含む)、これらが競技大会に出動した員数、それから日数、それからどういう職務に携わったか、そ……

第28回国会 内閣委員会 第2号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの委員長理事打合会の御報告は、私はそれで了承しますが、今後の委員会の運営としてぜひお願い申し上げたい点は、この通常国会に入りまして本格的な委員会の活動に入る段階に参ったわけですが、それに当っては、本委員会に関係する各省庁の昭和三十三年度の予算の概要、並びに関係各省庁がこの国会において提出を予定しているところの法律案件の概要というものを、今後の委員会の運営上も、一応聴取するところの機会をぜひとも持つように委員会を運営していただきたい、これが一つの要望。  それから、当面出されているこの法案に関係する予算を、どの程度に、どういうものを聞くかという点は、一切委員長理事打合会の御……

第28回国会 内閣委員会 第4号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二つだけお伺いしますが、運輸省設置法の一部を改正する法律案は〇がついていないのですが、これは予算に関係ないのかということと、それから提出予定法案について、今御説明があった通りですが、これ以外に法案は出ないものと当委員会は考えて、委員会を運営していって間違いございませんね。その二点だけ。

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと、資料要求が二つあるのです。  大体今の御説明でわかったのですが、簡単な資料でよろしいのです。最近――最近というか、近年ですね、近年の工業所有権出願の件数、内容の動向がほぼわかればよろしいから、簡単なものでけっこうです。それをお願いいたします。  それからもう一つ、デザイン、意匠で最近ちょくちょくトラブルを耳にするのですが、そういう状況はどういう状況にあるか。しいて資料として出されなくても、数字をもってお答えできるように御準備しておいていただきたい。これだけお願いしておきます。
【次の発言】 ええ、そうです。

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 若干お伺いいたします。すわったまま失礼いたします。  まず第一番に伺いたい点は、通商産業省所管の行政事務の、総合的に政策の推進をはかるというような、そういう総合調整といいますか、そういう点は通商産業省の設置法のどこでやっているのですか。その点を、法に基かぬでもいい、実際にどういう形態で連絡調整をやり、総合的な力を出すべく努力しているか。そういうような話し合いなんかをだれが主催して、一週間に何回か、月何回ぐらいやっているか、そういう実際運営面を承わりたい。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、今御答弁になった点は私も了承していますが、政策の検討、立案の反省とかいう、そういう立場から……

第28回国会 内閣委員会 第7号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この前お願いいたしました統計関係の資料、委員長の手元に出ているのでございましょうか。それをまず、いただきたいのですが。
【次の発言】 それから要求資料の、統計の結果を、高度な専門的な立場からでなくて、一般国民に対する統計思想の普及等の立場から、非常に平易化して出ているパンフがあったら、幾つか例として出してほしいということを要望したわけですが、私の今までの記憶では、「国鉄の早わかり」という小さなパンフレットとか、きょうここに出ておりますが、国税庁の「税金とそのゆくえ」、こういうのが非常に私は今まで印象に残っている例なんですが、そのほかどういうものが出されましたか、資料としては。

第28回国会 内閣委員会 第8号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質疑を打ち切る前に、政府委員の方に御要望を申し上げておきたいと思います。  その一つは、皆さん方の努力で日本の統計も非常に進歩、活用されるようになったわけでございますけれども、特に統計従事者の資質の向上に一そう努力してもらいたい。なお、この統計業務というのは非常に地味な仕事でございますので、これらに従事する職員の待遇については特に私は配慮していただきたい。これが一つと、  第二点といたしましては、最近のわが国の実情というものはやや統計ばやりといいますか、そういう傾向があると思うのです。しかも、それほど的確にして価値のありそうにもない統計を、むやみやたらに振り回すという傾向がある。……

第28回国会 内閣委員会 第18号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私、この皇室費並びに宮内庁費につきましては、予算委員会の分科会で若干伺ったのでありますが、国の予算を審議する場合に一番わかりずらいのは、この皇室費と宮内庁費、その関係であったわけで、それで率直に申しまして、私ども皇室の行事その他を見た場合に、あの費用は宮内庁費から出るのか、内廷費から出るのか、宮廷費から出るのか、判断識別に苦しむ場合が、ほかの人はどうか知らぬが、私は非常に多いわけなのです。その立場から予算委員会で伺ったのでありますが、なお不明確な点がありますので、いい機会であるから、伺って参りたいと思います。  その前に、ちょうど本日は長官も見えておられますから、要望して御意見を……

第28回国会 内閣委員会 第19号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間が切迫しましたから、二、三点簡単に伺います。明確にお答え願います。  本内閣委員会は、予備審査並びに本審査を合せ二百十九件持っておりまして、審査はまさに住境に入らんとしている段階でございます。そこで、まず私は総理に伺いたいのでございますが、十五日を目標にして、政府、与党の方では三十八法案をぜひ成立さしたい。特に、総理としては三木政調会長に対しまして、経済基盤強化資金法案外八法案を特に指定して指示されたと、こういうことが伝えられているわけです。そこで、私が承わりたい点は、伝えられる、五月十八日を一応目途として、そして二十九件法案をかかえているわけですが、審議を強行されようとする……

第28回国会 内閣委員会 第24号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して、防衛庁長官に要望しておきたいと思うのですが、要望とともに意見を承わりたいと思うのですが、今指摘されたような問題は、どなたも、非常に不便だ、わかりずらいという気持でいると思うのです。なぜそういうことが起ったかというと、これは結局、憲法の関係ですよ。憲法の関係から、やはり法を立案作業をされる、さらに提出される皆様方におかれても、やはり胸が痛む結果、ああいうことになったわけです。憲法との関係です。憲法が現行のままで、今わかりやすいようにまた変えると、あなた方が憲法改正を企図しておられるが、もし憲法の改正をしている問に、そのうちにまた変えなければならない。何回も私は変っていくと……

第28回国会 内閣委員会 第25号(1958/04/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 政府委員の方に御要望申し上げたいのですが、あなたは非常にまじめに専一、汗していただいておるのはありがたいと思うのですけれども、声が小さくて、発音が不明瞭で、口早で、どうも聞き取りづらいのでずが、もうちょっと大きい声でゆっくりお答え願うようにお願いいたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 おそらく委員長は、この公報に基いて、次の第三、第四を議題に供されるのだと思いますが、これは先刻、通知要望いたしましたように、大蔵大臣並びに今松総務長官、それに、私としては関連する自治庁長官、そういった方々においで願わなければ、この前のように、大蔵省の担当課長では、審議を進めていくわけにいかぬと思うのですがね。従って、おそらくこれを議題に供されるのだと思いますが、早急に所管大臣並びに先刻来要求している大臣の出席を促していただきたい。
【次の発言】 ただいま議題になりましたこの旧令による共済組合等からの云々というこの法律案、並びに国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案、……

第28回国会 内閣委員会 第27号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、その点について質疑があります。ただいま委員長理事打合会の結果を御報告になられたわけですが、十八日の岸総理の出席は防衛二法関係だけだということですが、もちろん、昨日の委員会で各委員から要求がありましたように、国家公務員の共済年金関係、さらには、今審議中の恩給法関係については別途本委員会に出席されるものと推察いたしますし、なお防衛二法につきましても、十八日に岸総理に十分時間をさいていただいて、われわれの質疑を受けていただき、さらに関係政府委員に質疑を展開した後に、必要が生じた場合は、最終段階にさらに岸総理を本委員会においで願うというような含みをもって私はきめられているものと推……

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 十四日に開かれました第五回の安保委員会の件については、昨日あなたの御出席をいただいてただそうとしたところ、おいでにならなかったので、森アメリカ局長がおいでになって、局長並びに防衛庁長に若干ただしたわけでありますが、その際に内容として森局長の答えられた中で、新聞記事と相違するのはこの点だけなんです。あとは、森局長並びに防衛庁長官が内容としてアウト・ラインを申されたことと、各新聞記事は全く一致している。この点だけが食い違っているわけです。そうして、森局長のきのうの答弁では、進駐軍労務者について藤山外務大臣から符に発言があって、そうして向う様が了解したという答弁を、私の質問に対してきの……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 審議の時間の関係上、本法律案の逐条審議をすることができずに、アウトラインの審議となると思う。そこで、大蔵大臣に対する質疑はあとに回しまして、自治庁長官に、あなたは岸内閣の国務大臣の一人でございますので、大まかな線を承わりたいと思うのです。  それは、ただいま出ている法律案は、五現業並びに非現業の中で恩給公務員でない者を適用対象とし、さらに、地方公務員の中で恩給公務員でない人を対象とするものが、ここに共済組合法案として出ていること、御承知の通りでございます。そこで、お伺いしたい点は、すべての法体制というものは、地方公務員は国家公務員に準じて取扱われるように、わが国の立法体系はなって……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 プリントがあるのかないのか言うてから、説明して下さいね。
【次の発言】 私はちょっと述べて、資料を要求します。それは、まことに失礼ですけれども、私個人としてあなたの発言を幾ら承わっておりましても、信頼性がなくなっちゃった。おそらく今度総選挙があって、内閣が新たに組閣されると、あるいはあなたは現職から去られるかもしれません。それから田畑委員から指摘されておりますように、衆議院の段階における答弁、それから、この前大蔵大臣に承わって、大蔵大臣の発言の一部を私はほめまでしておいたのですが、それがくるくる回って、千葉委員が聞いた場合、田畑委員が聞いた場合、あるいは私が聞いた場合、衆議院で聞……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間の関係上、要約して若干伺いたいと思います。ずいぶん問題点がたくさんあるわけですが、要約して伺いますから、明快にお答え願います。  なお、事務局を通じて関係政府委員の出席を要望いたしておりますので、早急に本委員会に出席するよう、委員長から格別御配慮をお願い申し上げる次第であります。  まず、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、この付則第一項において――これは岸総理の意向によってこの付則第一項がつけられたということを承わっております。すなわち「内閣総理大臣、国務大臣、内閣官房長官及び総理府総務長官に係る部分は、別に法律で定める日から施行する。」ということが付則……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの説明によりますと、明年度行政機構を根本的に検討するので、そのときまで次長一名でがまんしていただくようにということなんですが、大まかに、どういう行政機構の根本的検討をされるということを前提とされているのですか。
【次の発言】 しかし、あなた方がそういうことを前提とされて修正されるに当っては、大体その方向というものは質疑の段階で究明して、それを前提として修正されたことと思いますので、あなた方が質疑をして承知した範囲内において、大まかなところをお教えいただきたいというつもりで、お伺いしたわけです。
【次の発言】 次長一名を新たに置く場合と、原案のように、管理部と建設部の二部を新……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この自治庁設置法の一部を改正する法律案に関する資料は非常に整備されておりまして、質疑はだいぶん簡素化することができるようであります。資料をよく整えられたことについては、敬意と感謝の意を表しておきます。  そこで、数点について伺いたいと思うのですが、確かに自治庁は、各地方公共団体への連絡、それから指導と助言を与えること、並びに政府部内における各省庁との連絡等があり、相当事務が複雑多岐であるということは了承いたします。このたび長官官房に官房長を置くということが内容として含まれているわけでありますが、この官房長の制度については、先般も岸総理に本委員会に出席いただいて、千葉委員を中心に、……

第28回国会 内閣委員会 第34号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。総理の答弁は、この憲法解釈はそのつどつど違っております。きょうは質問に対して、自衛のためならは最小限度の実力と、こういう言葉で述べられていますね。ところが、従来、本委員会における答弁におきましても、自衛のための、すなわち自衛行動をとるためには最小限度の戦力は持てると、その戦力は、しかし憲法の後段の「戦力」とは違う戦力を持てると、こういう答弁をされているわけです、その確認と。――同じじゃないですよ、これは。法制局長官、何を私語していますか。私はお答え願いたい点は、自衛行動をとるための戦力ですね、自衛行動をとるための戦力は持てると、しかしその戦力は、この憲法に活字で表われて……

第28回国会 内閣委員会 第35号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣に一、二点伺いますか、各省庁の設置法の一部改正法律案は若干修正されて参ったのですか、その修正においては、大体その大臣が衆議院の修正の力に同調できるような内容だったのですが、お宅の経済研究局を修正したのは、私どうも納得できぬと修正者に話したところなんですが、これは素直に言って、従来経済企画庁はあまり。はっとしなかったのですか、河膨大臣が就任されてから、経済企画庁が私は本領を発揮し出したように、お世辞でなくそう思っているのです。日本の政治に欠けるものは、やはり経済研究局等で取り扱うべきもので、そこから経済に足を置いた科学性というものか賦与されることは最も緊急なことだ、かように私は……

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。ただいま文部大臣おいでになっているわけですが、やがて文部大臣、予算委員会から声がかかると思うんです。そうすると質問できなくなりますので、私もあとで質問いたしたいですが、とりあえず文部大臣の方に質問を済ましていただいて、それからなお、要求しました石井副総理が来なければ、委員長において総理大臣を一つ、本委員会に出席要求していただきたい、かように委員会を運営していただきたいことを要望します。
【次の発言】 二、三問やってからかけて下さい。
【次の発言】 文部大臣にまず伺いますが、本日、私は、自衛隊並びに米駐留軍の飛行機が日本の教育施設に影響を及ぼす点に限って御質問申し上げたい……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。先刻来四人の参考人の方の御意見を承わりまして、今行政府がやっているところの行政について、今さらながら十分調査検討しなければならぬということを痛感いたした次第です。しかも、この問題たるや教育課程審議会会長さんの日高先生の方で、審議会の方でどういうふうにお考えになっていらっしゃるかという点を、われわれとしては十分お聞かせいただきたいと同時に、その答申を受けた行政府、文部省が現在助言と指導を各都道府県教育委員会になしていることが、答申をされた審議会の意向と一致しているのかどうか。そういう点についてですね、十分検討しなければならぬということを痛切に感じている次第です。で……

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。
【次の発言】 関連いたしまして、簡単に承わります。それはこの総理の申されることは、まことにごもっともなことを申されております。しかし、運用はうまくいっていない。そこで私は伺うのですが、申すまでもなく財政法では、予算は内閣が責任をもって十二月中に国会に提出すべきだということがうたわれております。その財政法を審議した当時の国会の速記録を見ますと、国会法において、国会は十二月――当時でありますが――上旬に常会を召集するとなっておる。従って、それと合わせて予算案は十二月に出すように条文にうたわれてあるのだということを、提案理由に述べておるわけであります。その後、御承知のごとく、国……

第28回国会 予算委員会 第5号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。総理の答弁を承わっておると、この問題に限らないで、何か評論家か解説者のお言葉のような点が非常に多いわけです。結論を持っておられなくても、少くとも一国の総理としては、あなたのお考えを、もう少し、こういう問題については打ち出していただきたい。そういう答弁を要望いたしたい思う。その意味において、私はあなたが結論を持っておられないとすれば、あえて結論まで求めませんが、もう少しあなたのお考えをお答えいただきたい。そういう立場で伺いますが、それは三つ内容があるのですが、その一つは、選挙法改正で問題を考えようとしておるのか、あるいは憲法改正ということで問題を処理しようとされておるのか……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 予定時間をかなり制約されましたので、伺うのは簡単に伺いますが、大体通告してありますから、答弁は適切に一つお願いしたいと思います。  まず総理に伺いますが、日本国憲法の前文について、総理はどういうお考えを持っていらっしゃるか伺いたいと思います。
【次の発言】 それだけ承わればよろしゅうございます。  次に私が伺いたい点は、これからお互いが生きていくに当って、政治をしていくに当って、戦争に対する反省、これが日本は戦敗の経験がないものですから、これらの点について不十分のまま戦後処理を始めた。そのためにいろいろ私は混乱が起ったと思うので。従ってそれぞれの立場で十分これらの問題について反省……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 副総理並びに会計検査院長の答弁を拝聴いたしました。私は一言伺います。  三悪追放を標榜している岸内閣のもとで、汚職行政極まれりと言わざるを得ない。それは先般農林省汚職において、会計検査院長の部下から汚職官吏が出たではないですか。さらに検察事務官そのものから汚職官吏が出たではないですか。会計検査院長は何のかんばせあつてわれわれにまみえんとするのか。どういう反省をされているのか。またどういう処置をされたのか。まずそういう点について、私は会計検査院長として一言あつて本委員会に臨まれるべきものだと思います。幸いにただいま質問者がその点に触れておりますので、会計検査院長の答弁を求めます。

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。昨日の委員会で行政管理庁長官に対して、常勤労務者並びに常勤的非常勤の職員を一部定員化する件についての資料の提出を要望いたしましたところ、先刻委員長を通じてその資料をここに提示されました。しかし、その資料を拝見いたしますと、非常に抽象的な文章でありまして、私ども予算を審議するに当って不十分でありますので、重ねて資料を早急に提出するよう委員長を通じて要求をいたす次第であります。と申しますことは、私ども同じ職場で同じ内容の仕事に従事している人が、一部は定員内の公務員であり、一部は定員外であるということは、どうしても納得できないのですが、この出された資料を見ますと、常勤……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/03/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。さっきの加賀山委員の観光政策に関して、関連してちょっと承わります。それは、観光といえば国際観光と国内観光とあると思うのですが、修学旅行をやる場合に、九州並びに北海道から長途の修学旅行をやる場合に、国鉄は配車に便宜のはかり方が不足して、そうして特にゆゆしき問題は、一まず定員四人にかかわらず、五人、六人と乗車させて、北海道あるいは九州から長途の旅行をする学生が、あの廊下に新聞を敷いて寝て修学旅行をやっている。この事態は私は早急に是正さるべきであると思う。定員を厳守さすべきであると思うのですが、運輸大臣並びに文部大臣のお考えと、是正方策についてこの際承わっておきたいと思います。

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。アメリカ以外の他の国、たとえば韓国の飛行機等が、福岡の板付、あるいは築城、あるいは山口の小月等の飛行場に、最近どのくらい来たか、日本政府の知らない間に何機ぐらい来たか、あとであなた方知ったはずです。そういうことは許されるのか、許されないのか、どう考えているか。数、並びに見解を問う。
【次の発言】 本日、亀田委員は防衛問題を掘り下げて質疑されたわけですが、不明確な点がありますので、明確にお尋ねいたしますから、適切にはっきりとお答え願います。第一は、憲法を擁護し、尊重する義務を負っているあなた方国会議員並びに公務員の行動には、私は疑点があると思うのですが、先般の私の……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。ただいま文部大臣はこの予算の関係で云々ということを述べられましたが、予算を伴わない問題でも、重大な誤謬を犯さんとしていることがありますので、私はめったにあなたにお願いをしないわけなんですが、願望を込めて伺いたいと思う。それは、日本のこの科学技術の振興の一つの方策として、中学校三年生を進学組と就職組とに分けて、そうして欧米あるいはソビエト、ドイツに比較して劣っている数学、理科等を進学組に特に教育をして、そうすることによって日本の科学技術の推進の基盤をつちかおう、これはまた大きな理由になっておると思うのでありますが、そういう方針を打ち出されたということを承知いたしております。私……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。
【次の発言】 簡単に伺いますが、ただいま国有林の問題が出ましたので、この際大蔵大臣並びに林野庁の長官に方針を承わっておきたいと思うのです。地方自治体の合併が促進されて参るに従いまして、その自治体の基盤強化、経済再建のために具体的な計画を立てて、そしてこの国有林野等の払い下げを要望する声は、全国に相当あるわけです。私はその計画は適正であり、また価格が適正であったならば、これは払い下げれば地方自治体のためにもなるし、また国有林の管理も今より以上に効率的に行われるのではないか。こういう私は見解を持っているのでありますが、これらの払い下げ要請に対する大蔵省、林野庁当局の方針は……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 憲法を初め、法律上総理大臣の権限というものはきわめて大きく、従って責任もまた重大でありますが、今岸総理の置かれておる立場として、決断すべき幾多の問題がわが国にはあると思います。一国の総理はその決断のタイミングをはずさないということが私は最も大切なことかと考える次第です。その若干について伺って参りたいと思いますが、ジュネーブの国際海洋法会議については、他の同僚が触れましたので、重複を避けますが、ただ一言この点について承わりたいことは、クリスマス並びにエニウェトクにおいて核実験を予定しておるところの米英は、この海洋法会議を盾にしての実験禁止に賛成するはずはないと思うのです。  そこで……

第28回国会 予算委員会 第19号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの外務大臣の答弁は、相当重大な内容を持っていると思います。若干伺いたいと思います。まず第一番に、重要な問題について表決をやる前には、私は出先機関としては訓令を仰いで、しかる後にやるべきが原則と思いますが、どう思いますか。
【次の発言】 請訓の来たのはいつですか。
【次の発言】 訓令を出したのは何日で、その内容はどういうものですか。
【次の発言】 代表部の発言は途中から変っております。三月二十六日の毎日新聞の記事によりますと、十一日の日に第二委員会において大江代表は、「公海の核実験は公海の自由な使用を大幅に制限するもので二十七条の侵害である。日本は第二十七条の注釈を支持する……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 さっき松澤委員から選挙のことについて質疑がありましたので、それに関連して、ぜひ一つ私は聞いておきたいことがあるのです。  自治庁長官に伺いたいのですがね、あなたは交付税交付金の配分、並びに特別交付税交付金の配分に当って、その自治体の首長が所属する政党によって差等をつけておりますか、つけておりませんか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 もう一回……。そこで問題は重大なんです。最近の事前運動並びに地方の首長の選挙に当っては、自由民主党所属でなければ、交付税交付金並びに特交は取れないということを盛んに言っているのです。  そこで、私は具体的に石井副総理に伺います。あなたの――名……

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 簡単に聞かせて下さい。
【次の発言】 この問題はきわめて重要な問題で、大臣の答弁は、誤解だと言っておりますが、なお不明確になりましたから、二、三簡単に伺いますから、明確にお答え願います。  その第一点は、中学校第三学年は進路指導という立場から、将来進学する人と進学しない人とを区別して別の学級編成は絶対にしないという立場をとっておるのである、こういうことですか、お答え願います。
【次の発言】 では、三月十八日稻田文部事務次官の名において各都道府県委員会、各都道府県知事等に発せられました通達に、そういう一番重要な点をなぜ明確に書かなかったか、この通達をもってするならば、今まで大臣が事……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第閉会後3号(1958/09/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 二、三点伺います。まず第一点としてお伺いいたしたい点は、昨年当決算委員会において審議する場合に、当時の池田大蔵大臣から国有財産の台帳ができていない、今後二、三年間にやる予定であるということを聞いてびっくりして、当時の池川大蔵大臣を大いに督励しておったわけですが、本日、会計検査院当局の説明によると、実態調査が行われておるが、まだ台帳整備の段階にはいっていないようだ、これは促進さるべきであるという御発言がありますが、それに対して大蔵当局では、大体計画通り成果を上げつつあるという御説明でありますが、伺いたい点は、必要予算を計上して本年の五月から始めたのを、昭和三十四年度において台帳が完……

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○委員外議員(矢嶋三義君) 話が先に行く前に、さっき確認されました究明の責任は厚生省にあるということですね。これは確認されたわけですが、それに関連して私は一、二点伺いたいと思うのですがね。究明の責任は厚生省にある。そうすれば、熊本県なら熊本県にこういう事態が起った、究明してほしいという要請がありますね、自治体からね。そうしますと、その熊本県はその原因を早く究明してほしいというような責任感のもとに、厚生省に逐次連絡をとって要請して参るという責任があるのですか、ないのですか。
【次の発言】 水俣病の究明に限定して時間がありませんから。
【次の発言】 だから、私が具体的に伺っておることは、あなたのと……

第29回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1958/07/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢嶋三義君) 質疑のある方は質疑を願います。  私から一言承わりますが、この資料には出ていないようですけれども、最近、報道するところによると、パレス・ハイツがいよいよ返還されることに決定したと新聞紙上で拝見しているのですが、いつ、どういう形で返還されることになっているか、承わりたい。
【次の発言】 本年の十月から十二月の間に正式に返還されるということになると・その返還後の使用計画並びにその手続順序はいかようになるようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 もう一回承わりますが、今まで土地、建物が数多く返還されたわけですが、そのときに、場合によりますと、返還後における土地の使用目的……

第29回国会 内閣委員会 第2号(1958/06/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この件について質疑をするに当って、大蔵大臣並びに主計局長の出席を要望しておったわけですが、衆議院の予算委員会の開会に伴って、そちらの方へ御出席するそうですから、一応次長に若干点ただしたいと思います。  国家公務員共済組合法並びに国家公務員共済組合法の長期給付に関する施行法の二本の法律は、御承知の通り、前国会末期に審議が行われ、成立した次第ですが、その際、審議時間の関係もあり、若干われわれの要求資料も未提出のまま、審議を終った形になっております。その際に、国会閉会後においてもけっこうであるから、財源計算書をぜひ一つ提出してほしいということを要請しておきましたが、まだ提出になっていな……

第29回国会 内閣委員会 第3号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長理事打合会の経過並びに結果について、委員長から報告があって、わが党の千葉委員から質疑がなされているわけですが、委員長理事打合会では、ちょうど今、自民党理事の方お見えになっておりませんが、私の党並びに私個人の立場から、  一体どういうわけで連合審査を必要とするのか、またそれを要請するのかという立場は、一応委員長理事打合会に申し上げ、そして先ほどの経過並びに結果を、私は党に帰りまして同僚委昌諸君に報告をしたわけですが、どうもその説明では、何か内閣委員会は給与に関しては所管の委員会である、それだけではわかりかねるといって、私のところの委員を納得させることはできなかったわけです。そ……

第29回国会 内閣委員会 第閉会後3号(1958/09/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 質問をする前に、ただいまこの台風状況について、長官みずから委員長に発言を求められて防衛庁の現在対処しつつある情勢について報告されたことにつきましては、私どもの従来希望申し上げ念願いたしておった線に沿うものであり、そのセンスに対しましては敬意を表します。全く異例の自発的発言としまして、まずこれに敬意を表し、その計画に基いて善処されるよう御要望申し上げて、質問に入りたいと思います。  本年度は、例年と事情が異なって、予算編成の作業というものが早くなっております。もちろん予算の編成権は、政府にあるわけでありますけれども、私ども立法府に席を置く者といたしましては、防衛庁の来年度、あるいは……

第29回国会 内閣委員会 第4号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総務長官に、一、二点伺いたいと思いますが、公務員制度の改革ということがずいぶん以前から叫ばれており、来たる通常国会には何らかの形で改正案が出るやに承わっておるわけですが、現在のところ、政府当局ではどういう見解でおられるのか、概略を承わりたい。
【次の発言】 内容の骨子というものは、どういう所に置かれるつもりですか。
【次の発言】 能率向上を期するということは当然だと思いますが、皆さん方がそういうお考えでやられても、結果としては、最近あちこちに見られますように、大きなトラブルを起して、かえって職場が気持よく働くことのできるのと逆のような雰囲気になり、能率がかえって低下するような場合……

第29回国会 法務委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどから、警察当局の報告並びに答弁を承わっておりまして、私は、かなり遺憾に思っておるのです。と申しますことは、最近警察当局並びに検察当局は、労働組合とか、あるいは思想団体等に対しては、法の解釈と運用に当って非常に拡大解釈されている。法律そのものは、その解釈、運用のいかんによって、かなり幅を持ってくると思います。一方にはそういうふうに拡大解釈をして、こういう問題を取り扱う場合に、あなた方が法律運用の専門家として先ほどから承わっているようなああいうお考えでつべこべ言われるということは、私は非常に遺憾に思います。私は法律の専門家でないが、常識的に考えてこれが私は法に抵触するおそれが十……

第29回国会 法務委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 その点についてですがね。先ほどから亀田委員との質疑応答を承わっておりますと、法務大臣としては、抑制する場合と促進する場合、いずれの場合を問わず一般的に責任者として指揮権の発動は常時やるけれども、しかし個々の問題については指揮権の発動については厳に慎しみたいと、かように先ほどの発言を私は聞き取ったのですが、相違ございませんでしょうか。
【次の発言】 そこで、先ほど亀田君も触れられておったのですが、国民の関心事でもあるし、また、国民が不安を持っておる面でもありますので、過去のことですが、今の時点に立ってやはり法務大臣の御見解を承わりたい点は、あの造船疑獄事件のときに、時の法務大臣犬養……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。先ほど亀田委員から全司法の問題について質疑がなされたようでございますし、本委員会においては前回にもなされたと承わっておりますので、私はごく簡単に一、二点念のために伺ってみたいと思います。  まず、事務総長に伺いますが、お宅関係では非常勤職員というものは何人程度おられますか、その状況をお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 常勤的非常勤もあわせてお答えを願いたい。
【次の発言】 そう、そう。
【次の発言】 私も若干調査資料を持っているわけですが、確たる自信がないからこの数字を読み上げることは遠慮しておるわけですが、お宅の方にも、どの官庁でもそうですが、相当、常勤的非……

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 今の問題関連して、重要な問題だから……。
【次の発言】 事務総長にお伺いいたします。この問題は、きわめて重要な問題でありますので、当院の内閣委員会におきまして、事務総長の御出席をいただき、調査する必要がありという態度を決定いたしまして、御出席を要請いたしました。委員会の前日までは御出席するやに委員部を通じて承わっておったわけですが、委員会当日の朝になって、最高裁判所の最終結論として、委員部を通じて内閣委員会に伝えられたことは、最高裁判所としては、衆参の法務委員会には出席をするが、要求されている内閣委員会並びに予算委員会には出席をしない、このことが最高裁判所の最終結論であるという通……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 議院運営委員会 第14号(1958/11/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいま官房長官から答弁がありましたが、その点については、いずれ次に承わって参ります。私は、今、会期の件が議題となっておりますが、その会期の問題を論ずる前に、院のあり方の問題、今、椿委員からちょっと触れました立法府と行政府の関係という問題について根本的に政府側にたださなければならない問題があると思う。そこから逐次お尋ねして、そしてそれが一応解決してから、議長が議題に供しているところの会期の問題を論ずるのが順序だと、かように思いますので、逐次承わって参ります。  まず議長に伺いますが、この一両日国会が麻痺状態にある、この実情を立法府の議長としてはどういうふうに思っておられますか。お……

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/09/29、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 戦闘機問題に入る前に、その点について私は一点質疑と要望を申し上げたいと思いますが、先般二十六日に、台風襲来に備えて警戒態勢に入っているという自発的発言をしていただいて、私は敬意を表し、御激励も申し上げておったわけです。従って私はこのたびの台風に対して、自衛隊がそういう態勢にあるなら、どういう活動をするかということを、新聞、ラジオを通じて、重大な関心を払っておったわけなんですが、ところが、ただいまの報告にも現われておりますし、また新聞、ラジオを通じても、自衛隊としては非常に動きが鈍いと思うんです。たとえば伊豆のあの大災害に対しても、初めて自衛隊が出たのは、二十六日の夜、大体十時ごろ……

第30回国会 内閣委員会 第2号(1958/10/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 終戦後、平和条約発効以前まで、さらに発効後、駐留外国軍人の手によって、日本国民の生命並びに財産が、ずいぶんと犠牲を受けているわけでありまして、最近ではジョンソン基地で宮村君の事件が起り、私は先般の委員会で、この宮村君のジョンソン基地問題を中心に、若干質疑をいたし、資料提出を要求したわけです。当日は台風の襲来した日で、質疑が途中で切れておりますので、本日、引続き、提出された資料に基いて質疑をいたしたいと思います。  実は、私はこの問題は、本会議で緊急質問でもとってやりたい、かように考えたわけですが、委員会で一応手をつけたのであるから、この委員会で徹底的に解明したい、こういう考えのも……

第30回国会 内閣委員会 第3号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょうど独禁法の問題が出まして、松野長官から今のような答弁がありましたので、それに関連してちょっと伺いたいと思うのです。ということは、国家の行政機構という立場から、権限と責任の所在というものを明確にしておくことが常に大事だと思います。そういう立場から伺いたいと思います。まず伺いたいのは、閣員はどういう人で構成されることになっているでしょうか。
【次の発言】 国務大臣になり得る人が国会議員と、それから制約された範囲内における民間人からと分れておるのですが、閣員とは何ぞやということです。
【次の発言】 国務大臣及びその他とは、その他とは、どういうことですか。

第30回国会 内閣委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっとその前に速記をとめて下さい。
【次の発言】 官房長官はなかなか御多忙で御出席できないので、あなたへの質疑の保留されているのが若干あるわけです。さらに本日議題となっております戦闘機械の問題についても、従来の質疑の中で保留になっているものがあるし、さらに、あなたに各委員から質疑されるような問題もあるわけです。その保留になっている問題点について御多忙でしょうから、まずもって伺いたいと思います。  まず第一番に伺いたいことは、閣内において総理大臣とあなたの関係、さらに政党政治下において与党の幹事長の川島さんとあなたの関係、これらはスムーズにうまく行っていますか、どういうふうにあな……

第30回国会 内閣委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 佐薙さんはめったにおいでにならないし、しかも、要職についておられるから、いろいろこの際伺いたいと思っておりましたが、時間がなくなりましたのでしぼって聞きますから、簡単にお答え願いたいと思います。あなたの御所見はこの間の衆議院の速記録でも見ておりますので、不十分なことは反問いたしますが、数をちょっと聞きますから簡単にお答え願いたい。まずお伺いしたい点は、今あなたが握っておられる航空自衛隊の機種並びに機数、それと過去一カ年間における事故とその原因、それからどういう対策を講ずればいいか、この点について。
【次の発言】 原因は。

第30回国会 内閣委員会 第6号(1958/10/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 永盛さんにお伺いいたしますが、あなたが調査団長として出発する以前はノースアメリカンのF―100とロッキードのF―104が非常に有力なる候補機で、相当国内で論戦が行われておったと了承しているのですが、さようでありますか。
【次の発言】 その段階において、すでにあなた方の技術畑のみならず、政界方面へも売り込み競争が行われて、政界筋からの意向の反映もあって、非常に決定しかねている段階であった。そこにあなた方が使命を帯びて派遣されたと、こういう情勢であったと了承しているのですが、あなたはいかように把握されておりますか。
【次の発言】 それでは、部内ではいずれが有力でありましたか。

第30回国会 内閣委員会 第7号(1958/10/28、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢嶋三義君) これより内閣委員会を開会いたします。  委員長所用のため、委託によりまして、本日は私が委員長の職務を行います。  委員の異動がございました。昨日江藤智君が辞任され、西川彌平治君が委員に選任されました。  以上御報告いたします。
【次の発言】 委員会開会前に、委員長理事打合会が行われましたので、その経過並びに結果の報告を申し上げます。本日は内閣提出にかかる法案中、なお提案理由の説明を聴取していない二件の提案理由を聴取する。さらに、議員立法の二件について提案代表者から提案説明を聴取をする。引き続いて、先般の委員会で未了になっております高山説明員に対する質疑を続行し、その終了後……

第30回国会 内閣委員会 第8号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 運輸大臣が衆議院の予算委員会の関係があってお忙しいようですから、一、二点だけ伺っておきたいと思います。国務大臣としての永野運輸大臣並びに大蔵大臣の代りとしておみえになっておる大蔵政務次官にお答え願いたいと思います。それはただいま公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案が審議の対象となっているわけですが、これと、それから先国会で本委員会で審議して成立いたしました五現業の職員並びに五現業を除く他の省庁の恩給公務員を除く職員を対象とする国家公務員共済組合法というのが、相当の抜本的改正内容をもって成立いたしました。それとさらにいわゆる一般公務員を対象とするところの恩給公務員を対象……

第30回国会 内閣委員会 第9号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 大臣に伺いますが、昨日今度の改正に当って、健康保険法の一部改正に伴って一部負担の制度を改正した、初診料その他ですね。どういうわけで一部負担にしたのかということを伺ったわけです。一部負担をしなければやっていけないのかどうかということを伺って資料の提出を要望したわけですが、今それをいただきました。これをつぶさに検討する時間がないわけですが、しかし一通り目を通すと、専売共済組合の利益金、これは単位は円ですね。五百十一万円、それから国鉄共済組合の利益金を見ますと、二億九千百八十四万円、それから日本電信電話共済組合の利益金を見ると、四億六千九百五十六万円何がし、この億台の利益金があるわけで……

第30回国会 内閣委員会 第10号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は日本社会党を代表いたしまして、本法律案並びに委員長提案にかかる付帯決議案に賛成の討論をなさんとするものであります。  まず、この法律案は国設宿舎関係を整備せんとするものでありますが、むしろおそきに失したと思います。おそくはなりましたけれども、かように国設宿舎関係を整備して参ろうという趣旨は大へんけっこうだと思います。今後この法の運用を十分注意していただくことを、まず要望申し上げる次第です。特にこの法律案の中に公私混用を避けるために、もっぱら居住者の私用に供するものを除くというような条文が二カ所あるわけでありますが、この運用については、なかなか困難な点があろうかと存じますが、所……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行。総括質問で、総理の出席に関する件だから、総理をとめて下さい。
【次の発言】 総理をとめなければ、僕の議事進行は意味をなさないのですから、それに関係する発言を求めておる。
【次の発言】 総理をとめなければ……。総括質問をやるときに、総理大臣がいない総括質問というのがありますか。質問があるなしは別ですよ。関係大臣の質問に対してどんな関連があるかわからないんですよ。一体総括質問というものは総理に質問するのが主です。各大臣に対する――一般各国務大臣に対する質疑は一般質問のときにやるべきもので、ただ、総理だけでは足らないところを国務大臣から補助をしていただくわけで、総括質問とは総……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会 第2号(1958/12/15、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 松野総理府総務長官に伺いますが、もちろん、内閣を代表して全責任をもって答弁していただけると思いますが、念のため確認いたしておきます。
【次の発言】 では伺いますが、七月十六日の人事院勧告の一部が本法律案に盛られて、ここに法案として提出されております。七月十六日に人事院勧告がなされたときに、総理大臣は、人事院勧告は政府としては尊重するという談話を当時発表されております。その発表から推察したときに、人事院勧告の内容そのものが法案として出るものと実は期待いたしておったわけですが、御承知のごとく、その人事院勧告に盛られておりました六月の手当〇・一五、それから初任給の引き上げ、それから給与……

第31回国会 内閣委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 総理に伺いますが、時間がありませんので、お考えがわかりさえすればいいのですから、簡潔に願います。  第一番に伺いたい点は、政治をやるに当っては、世界の情勢分析、判断を、適正に把握するということが、一番大切なことだと思います。先般の国会における混乱、その後の事態というものも、結局は総理が国内政治情勢を誤まりつかんだ点にああいう事態があった。ところが国の防衛とか、外交等に当っては、その判断を誤まると、国家民族の運命にかかわるわけでありますから、事はきわめて重大なことだと思います。そういう立場から伺いたいのですが、それはアメリカの戦略体制の最近の動向が変って参りました。ICBM、最近ア……

第31回国会 内閣委員会 第4号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私はこの法案を審議するに当って、岸内閣の大きな方針を国務大臣あるいは国務大臣相当官の総理府総務長官からお答え願いたい。まず第一番に伺いたい点は、国民皆年金ということを指向している、かように了承してよろしゅうございますね。
【次の発言】 では伺いますが、第二十九国会において、五現業並びに雇用員を対象とする国家公務員共済組合法が上程されました。そうしてそれと健康保険法の一部改正が行われまして、それらとの関連でここに三公社、すなわち公共企業体の職員を対象とする法律案が、そのバランスをとるという立場から出てきたわけですね。そうなりますと、今、年金というものを考えられているわけですが、国民……

第31回国会 内閣委員会 第5号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 せっかくのいい機会ですから、若干次長にお伺いしたいと思います。本年は、皇太子の御成婚の年を迎えたわけですが、私はそれだけに、新憲法下における国民と皇室との関係、新しい時代における皇室のあり方を律するに重要な時期に到達している、そういう意味で、ことしは私は非常に大切な年だと、かように考えております。従って、あなたが報告された問題から、重要な幾つかの点が浮かび上ってきますけれども、あなた方が所管されている予算というのは、宮内庁予算が約四億七千万円、皇室費が約五億二千万円、合せて十億足らずの予算額でありますけれども、しかし、その影響というものはきわめて大きいと思うのです。そこで大切な問……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 本法律案は、採決されるまでに、学術会議の会長と文部大臣はおのおの十分間程度でよろしいのですから、ぜひ顔を出すように御配慮願いたい。  科学技術庁長官にお伺いいたしますが、現在のわが国の科学技術の振興をはかるに当って、一番の欠陥、隘路となっているのは、どういう点だと把握されておりますか。
【次の発言】 先ほどから承わっていますと、私は、岸内閣では最右翼の、最も優秀な、私の尊敬する大臣でありますけれども、今の日本の科学技術行政の全般とか、この案自体に対しては、十分おわかりになっていないような感じが私はするのですがね。その第一番に、今の質問を発してみたのですが、常識論としてのお答えとし……

第31回国会 内閣委員会 第7号(1959/02/13、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 官房長官お急ぎのようですから、官房長官にまずお伺いします。あなたにお伺いする前提として、高柳会長に一つ伺って、それから質疑いたします。高柳会長にお伺いいたしますが、八木委員からも質疑があったようでございますが、今、日本国の憲法の運用について検討しなければならない最もこの緊急を、要する問題は、憲法九条関係だと思うんです。で、憲法九条の解釈並びに運用等について、憲法調査会では分科会を設けるか何かしてもう今やっているのか、それともやっていないとするならば、いつごろからこれを調査審議するような御計画であるか、まずそれを伺います。

第31回国会 内閣委員会 第8号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この委員会で防衛庁長官に質問するのは初めてでありますが、まず、確認いたしたいと思いますが、防衛庁長官は次々にかわられても、保守政権、岸内閣は続いておるわけでございます。従って、あなたは今度、防衛庁長官になられたわけですが、今までの岸内閣のもとにおける防衛庁長官の手によって運ばれて参りました防衛庁所管の線、防衛政策については、あなたは責任を引き継いでいくおつもりであるのか。それとも、自分は今度防衛庁長官になった、これからの点について自分は責任を持つのであって、今までの点等については、それほど責任を感じない、こういう心がけでおられるのか。今後私どもいろいろと審議調査していくに当って重……

第31回国会 内閣委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 当内閣委員会の決定に基きまして横川、矢嶋の両委員は、事務局職員員を帯同して二月六日、七日の二日間茨城県那珂郡東海村に出張いたしまして、日本原子力研究所、原子燃料公社東海製錬所の実情及びその施設等を調査して参りました。  まず、日本原子力研究所について駒形理事長より概略の説明がありました。すなわち日本原子力研究所は、昭和三十一年六月財団法人原子力研究所の業務を引き継ぎ特殊法人として発足したものであり、当研究所の任務は、日本原子力研究所法に基き、次のように定められている。一、原子力に関する基礎及び応用研究、二、原子炉の設計、建設及び操作、三、原子力に関する研究者、技術者の養成訓練及び……

第31回国会 内閣委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 おそれ入りますが、緊急でありますので、百里ケ原演習場の件について防衛庁長官並びに農林大臣、あるいは農林大臣代理に対して簡単にお伺いいたしたいと思います。  まず、防衛庁長官にお伺いいたしますが、百里ケ原演習場はいつから工事を始め、その使用目的はどういうことであるか、お教え願いたい。
【次の発言】 これは航空自衛隊の所属と思いますが、飛行機としてはF―86Fを置かれることと思います。何機程度置かれ、また人員はどの程度置かれるつもりですか。
【次の発言】 現在その工事の進捗状況はどの程度になっておりますか。
【次の発言】 神之池という所に飛行場基地があるはずですが、あれはどういう機種……

第31回国会 内閣委員会 第16号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 国土は寸土といえども大切にしなければならぬということは申すまでもないと思います。このたびその立場から地盤沈下対策審議会を設けられることはけっこうだと思います。活発なる運用を期待いたすものであります。それでこの国土に関連して伺いますが、経済企画庁は延岡の方財島の侵食状況を承知しているか、していないか伺いたい。
【次の発言】 この審議会はあるいは新潟、あるいは大阪の地盤沈下に対処しようというのですが、国土は寸土といえども大事ですから、延岡の方財島というのは、これも原因がまだわからないのですが、ものすごい勢いで島が浸食されている。人心は動揺いたしております。運輸省の港湾関係で対処してい……

第31回国会 内閣委員会 第18号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 時間の制約がありますので、政府委員の答弁時間も制約いたしますので、あしからず、頭を整理して、簡にして要を尽して下さい。  まず、官房長設置の問題については、おそらく質疑があったと思いますから繰り返しません。事務次官と官房長の関係、特に大物事務次官がいる場合の官房長の関係等、本質的な問題があると思いますが、触れません。ただ、現実的にわが国の現在の各省庁の行政機構等を見ますときに、一応外刻来の大臣の答弁を了といたします。今後は、行政能率の向上のために格段の配慮をわずらわしておきたい。  お伺いたしたい点は、おおむね文部省の提案理由というのは、むらにできているのですが、「科学技術教育の……

第31回国会 内閣委員会 第20号(1959/04/27、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ただいまの点についてもう一ぺん伺いますが、教職員は三月の異動期でなければ就職できないというので、三ヵ月を大臣も御承知の通りに措置されたことはきわめて適切でありまたよろしかったと思うのです。それで残るのは、他の教育公務員でない一般公務員の場合ですが、好意的に云云ということですが、それでは私は解決できないと思うのですよ、好意的云云ではなかなかそれは解決できないだろう。それは主計局長が簡単に各省庁の会計課長とか、人事課長にオーケーを与えやせんです。だからこれはやはり根本的なものの考え方だと思うのですがね。外地に行った人は、当時われわれもよく品にしたものですが、大陸勇飛というので半ば国策……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/04/28、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まずこの法律案中、調達庁関係について伺いますが、御承知のごとく先国会で調達庁は防衛庁長官の所管下に入っているわけであります。駐留軍提供施設等の減少に伴う減として三百二十人がこの法案に盛られております。この点については、年々歳々調達庁の職員は業務量の減少の関係もありましょうが、減少して参る。そこで、調速庁の調進機構というものを今後いかようにするかという点については、調達庁関係者はもちろんのこと、国家行政機構を審議する内閣委員のわれわれとしても重大関心を持っているわけで、先般の予算委員会でもこの点はお伺いしたわけです。そのときに、現在の調達庁の恒久的行政機関としてはいかにあるべきかと……

第31回国会 文教委員会 第閉会後2号(1959/06/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほど懇談会で話し合わされたように、しぼって一、二点だけ伺いますが、ただいまの定員法の廃案になったことに関しての措置ですね。大学内の兼務でやられているというが、たとえば久留米の学校ですね、ああいうように規模の小さい学校は非常に困っているわけですね。大きな大学だったら兼務とか、融通がつくのですが、学校によると久留米なんか非常に困っていると思うのですが、これらをどうするのか。  それから次の点は、今度の学部の創設に伴う増として六百二十六名、国立学校関係でありましたね。そうなりますと、新しく任用する予定者があったと思うのですよ。定員法が通過しないために非常勤職員の給与か何かで給与は払っ……

第31回国会 文教委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○委員外議員(矢嶋三義君) 簡単に関連。委員外発言をお許し願いたい。
【次の発言】 ありがとうございました。湯山委員の質疑に関連して……。委員外発言をお許しいただいてありがとうございました。簡単に伺います。  山野課長は就任以来災害復旧に関して改良復旧を許される方針を堅持されている点、私は平素から敬意を表しております。具体的な例として、先般熊本市の城東小学校は二十九教室焼けたわけですが、すぐその二、三メーター近くに一昨年鉄筋で建てていただいた藤園中学校はびくともしなかったのであります。これを見ても私は改良復旧がいかに大切かということをまざまざと感じた次第であります。山野課長に伺いたい点は、今後……

第31回国会 予算委員会 第2号(1959/01/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 これより九州班の現地視察報告を簡単に申し上げます。  九州班は、自由民主党より横山フク委員、日本社会党より私の二名で構成され、これに予算調査室長正木専門員らが随行いたしました。日程は一月十日東京発、十一日鹿児島着、十二日午前県庁において県知事以下県首脳部及び財務局、鹿児島財務部長より所管行政の一般説明を聞き、午後、鹿児島港桜島気象観測所、敷根種畜場、姶良郡福山町におけるボラ排除の土地改良工事の現場などを視察いたしました。十三日宮崎県に入り、都城においてシラス地帯の崩壊防止工事を視察の上、油津港に向い、油津港改修拡張工事を視察、さらに日南市役所で市政一般の説明を聴取するほか、県南一……

第31回国会 予算委員会 第4号(1959/03/04、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。
【次の発言】 御注意されなくても簡単にやります。  ただいまの羽生委員の非核武装宣言に関する答弁ですね、岸総理は首班の意向、内閣の意向と国会の意向とが相達してもいたし方がない、それもけっこうだ、こういう意味の答弁をされておりますが、これは重大な答弁だと思うのです。で、今の政党政治、議院内閣制から考えた場合に、あなたは総理である前に、まず自由民主党の党員です。それから衆議院に議席を置くところの一国会議員です。しかも自民党所属の国会議員です。さらにつけ加えて言うならば、自由民主党という政党を率いるところの党首です。あなたはね。今の政党政治並びに議院内閣制からいって……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと待った。ただいま鈴木君から委員長に要請があったですが、それでケリをつけるわけにいかないと思います。昨日、あなたはちょうど中座されておりましたが、普通の状態だったら、委員会休憩になる状況だったわけです。五時十五分現在、昨日ここにおられた大臣は、岸総理以下六人です。それから、届け出て退席されたという人がお一人。十人の方は、事務当局に何らの了解もなくて午後五時以後不在になられた。で、五時五十五分になって運輸大臣が一人、恐縮したような格好でお帰りになりましたですがね。そういう状態で、普通だったら、これは休憩になる状況だが、われわれは審議に協力して、そしてきのう予定通り終ったわけで……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 マイクの故障ですよ。総理の答弁が聞えないですよ。
【次の発言】 委員長。
【次の発言】 ただいまの件についてですが、昨日の委員長理事打合会の結果は、私どもの会派の所属の委員には一応内々伝えたわけです。しかし、委員長から、委員長・理事打合会の結果というものを報告されるであろうということを期待しておりましたところ、ないものですから、うちの委員諸君からどうしたのだという反問が出たわけです。当然本委員会で委員長、理事打ち合せの結果というのは報告されなければならぬというので、お尋ねしたわけです。そうしましたところが、確かに委員長のただいまの報告は、片岡委員が指摘するように不徹底だと思うので……

第31回国会 予算委員会 第8号(1959/03/09、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 要求大臣全部来ているでしょうか、確かめて下さい。
【次の発言】 工合悪いです。
【次の発言】 私は、総括質問のしんがりを承わりまして、これから質問いたしますが、各大臣には、質問対象としてABC級に分けて通告しています。主としてA級の大臣に質問が参るわけでありますが、答弁次第でどなたに答弁をお願いするようになるかしれませんから、全部の閣僚御着席願います。私の指名する政府委員以外の政府委員の答弁はお受けしません。しかし大臣の補佐はもちろん自由であります。  まず、防衛、安保条約、憲法解釈関係から質疑に入りますが、まず、是なる点として、年内に予算案の編成が完了したことは、大蔵大臣の努力……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと大事なところを……。
【次の発言】 あとちょっとのところだから、ちょっと関連して、三十秒あればいい。今出ているところだから、これで片づけますから。林さん、あなたは曲学阿世の徒ですよ。これは世道人心上好ましくないと思う。私も長官の言うことは、それはあとであなたと対決しますが、総理に一つ聞きます。  ただいまあなた方の答弁では自衛のために武力行使ができる、戦力も持てるということで論争が行われている。ところが、あなたが尊敬する日本の政界の先輩である吉田さん、その吉田さんは憲法制定国会において総理大臣でありました。その吉田茂さんはその国会において、共産党の議員の独立国には自衛権が……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの松浦委員の質疑に関連して資料を要求いたします、松浦委員の質問さっき済んだようですから。さっきの点ですがね、それは海運業界ですね、業界から政党並びに政治団体、それから個人の政治的後援会等に昭和二十九年以来行われた政治献金の表をあすまでに出していただきたい。これは裏口の方はできないでしょうから、表口だけでけっこうですから出して下さい。(笑声)
【次の発言】 議事進行について。申し合せによってこの委員会を運営して、私の党では松浦君を質問者に立て、非常に内容のある質疑を展開しているのですが、見ますと、だんだんと土曜日の関係か議員が少くなっていくが、これはそれぞれの会派の理事の方の……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連して。西田さんの今の問題に……。
【次の発言】 ただいま西田委員から、運賃政策について質疑がありましたが、二点について、ちょうどいい機会ですから関連して伺いたいと思います。  その一つは、国鉄は経理に非常に難儀をしている。そこでいつも運賃という問題がクローズ・アップされるわけですが、国鉄の経理がかかる状況であるにかかわらず、国鉄総裁に伺いたいのですが、昨年山口県の岩国で、米駐留軍の不注意によって、「かもめ」が転覆させられた。その損害は七千万円ですね。ところがその米兵は米軍の裁判で無罪になり、しかもその七千万円の国鉄の補償要求に対しては、国鉄は国の機関であるから補償でき……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 事、重大でありますので、慎重にお答えいただきたいと思います。  まず、第一番にお伺いいたしたい点は、今、政府は、安保条約の改定交渉をしているわけでありますが、これは、日本国憲法のワク内制約下において、事を進められている、かように考えますが、いかがですか。
【次の発言】 官房長官に、重ねてお伺いいたしますが、条約を他国と締結する場合には、憲法が優先をする、かような態度を岸内閣は堅持しているものと思いますが、念のためにお答えを願います。
【次の発言】 次に伺いますが、そのことは、当初、日本国憲法が制定された当時、自衛権はないという、議論も、当時の吉田総理はされました。その後、自衛権は……

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 この間いなかったから少し聞きたいと思います。
【次の発言】 外務大臣、この前の質問に答えていただいたのですけれども、おられなかったから、私の伺ったところを十分尽されていないと思う。それは、バンデンバーグ決議は、「継続的、かつ効果的な自助及び相互援助を基礎とし、かつ、米国の国家的安全に影響を与えるごとき地域的及びその他の集団取極に、米国は憲法上の手続に従って参加すること。」こうはっきりうたってあるわけですね。そこで私が伺ったのは、あなたは、新安保条約は共同防衛的なものかどうかという質疑に対して、明答を避けて、基地を提供することになると答えたわけです。そこで私がまず伺うのは、バンデン……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっと関連。今の荒木君の質問は非常に重要なポイントです。日米が安保条約を結んで、その条約に基いて米国の軍隊が日本に駐留しているわけです。その米駐留軍はたとえ核兵器を持ち込んでも、日本の憲法の制約は受けないというんでしょう。そうなりますと、安保条約は日本の憲法に優先するじゃないですか、安保条約はそれに関する限り日本の憲法に優先するじゃないですか。そういうことは許されますか。
【次の発言】 もう一回。それは総理、どうしても納得できぬですよ。憲法九条は、あなたの解釈で原水爆は持てないというのでしょう。ところが、安保条約で米駐留軍が原水爆をたとえ持ってきても憲法の制約は受けないというの……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して……。きょう坂本委員が質問の前半で、雇用の問題について質問したわけですが、これは大蔵大臣の答弁を求めませんが、聞いておいてもらいたい。  雇用の問題が重大であることは申すまでもないと思う。具体的には職安行政ですが、職業安定所があり、支所があり、分室がある。私の記憶では、分室は全国で百二ぐらいあると思うのですが、その分室に行ってみると、一人かあるいは三人程度しか職員がいない。しかも、その庁舎費並びに人件費の大部分は自治体負担になっている。たとえば、保険金をもらう場合には、隣の町まで労働者はバス賃、汽車賃を使っていかなければ支給を受けられない、こういうような状況ですね。これは……

第31回国会 予算委員会 第16号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連。ただいまの最後の中村委員の確認に若干ニュアンスの違う面が大蔵大臣が発言されたですが、先ほどからの質疑を横から聞いておって、運輸大臣の権限でやれる範囲があるわけですね。それに対しては大蔵大臣としてはあまり容嫁しない。その自主性を認めるということをさっき答弁しているわけですからね。その点は、はっきり確認しておいてもらわなきゃ困る。国鉄総裁と運輸大臣との関係、それから運輸大臣と大蔵大臣との関係ですが、あくまでも国鉄総裁か日国鉄側から要請があり、それを運輸大臣が認める、それが運輸大臣の権限内のことであれば、大蔵大臣はあまり差し出がましいことはやらないことは、先ほどの答弁を総括してそ……

第31回国会 予算委員会 第17号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 第四分科会の審査の経過を御報告申し上げます。  本分科会に付託されました案件は、昭和三十四年度予算三案中、大蔵省、文部省、厚生省及び労働省所属に関するものであります。  分科会におきましては、去る二十三日より本二十六日まで四日間にわたり、それぞれ所管予算の説明を聴取し、慎重に審査をいたしました。審査の順序は、まず二十三日に橋本文部、坂田厚生、倉石労働の各大臣並びに佐野大蔵政務次官より各所管予算の説明を聴取したあと、引き続き大蔵省予算に対する質疑に入り、二十四日は大蔵省並びに文部省関係、二十五日は厚生省並びに労働省関係と質疑を続行、二十六日はさらに以上四省に対する残余の質疑を行なっ……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 先ほどの法務大臣の答弁は、総理大臣が総括質問の段階でここで答弁した方針と食い違っているじゃありませんか。総理大臣は、総括質問の段階で、選挙違反は恩赦に含めないということを明確に答弁された。そうして、その日の午後から、与党内はあなたの答弁を中心に沸騰いたしましたね。そして、あなたに相当の抗議が党内からあったはずです。あなたは、党内収拾策としてよろめいて、そうして本日の段階にきているのが真相だと思うのです。その党内のことはともかくとして、あなたが総括質問の段階でここで答弁されたのと、きょうの答弁と食い違っておるということについては、いかに説明されるか伺いたい。

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 委員長、質問を始める前にちょっと議事進行で、きょうは総括質問の最後でありますが、実は本予算委員会の総括質問の段階に、総理大臣の財産目録の件について委員長理事打合会の経過について、委員長から総理に話されたことは御承知の通りです。出ない場合にはあらためて協議するということでありまして、きのう鈴木委員からちょっと質問がありましたが、私はちょっと委員長に善処方を個別にもお願いしておったわけですが、委員長としてはどう努力をされたか、きょう最終の締めくくり質問をするに当って私はそれを明確にしたいと思いますので、まず質問を始める前に、どういう努力をなさって下さったか、その経緯を承わって質問に入……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。  申し合せによって直ちに質疑を始めるわけですが、総理大臣、外務大臣以下関係大臣が出席していないのですね。至急出席させていただきたい。  それからもう一点は、昨日委員長理事打合会の決定によって本予算案審議のため必要な関係資料を要求して、本日午前九時半までに提出するように委員長を通じて要望してあったのですが、まだ届いておりませんが、どうなっているのか、いつ提出するのか、それもお答えいただきたい。
【次の発言】 早く来ないと休憩にしてなにしますよ。違約行為ですよ。総理がまだ来ていないということは少したるんでいるよ。こちらがちょっと甘くするとこれだ。質問者がちゃんとお……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連質問……。
【次の発言】 総理は、ただいま栗山委員の質問に対し、今日急遽国防会議懇談会を開いた理由を明確に答えていない、これは明確に答えてもらいたい。私はかって内閣委員会であなたに事前警告をして、私は予言しておった、それがそのまま出たじゃないですか。必ず参議院選挙以前に何らかの内定なり決定をするであろう、だから参議院選挙とこの次期戦闘機の決定をからませるかどうかと言ったところが、あなたはその当時絶対そういうことは考えていないということを言った。私の言ったその通りなんです。頭をかしげるなら証拠を示しましょう。昨年四月十二日ですよ、グラマンの資料が不十分であったにもかかわらず――……


矢嶋三義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期- 3期-| 4期|- 5期

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各種会議発言一覧(参議院4期)

矢嶋三義[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 ちょっととっぴかもしれませんが、私伺いたいのは、実はちょっと用件がありまして、先生の前半を聞き漏らしたのを残念に思っているのですが、実は今市町村合併も出ましたが、この市町村で合併されたところも合併されていないところも、財政の不如意から消防施設というものが非常に不十分のように私は見受けるのです。実は先般私は、全国にどの程度の火事が起り、どの程度の富が失われているかということを調査したわけですが、膨大な金額になるのですね。さらに公共施設のそういう件数を調べてもずいぶんあるのです。ところが国家消防庁並びに地方自治体の消防経費等、これも調べてみたのですが、その損額に比べてあまりにも金額は……

第28回国会 予算委員会公聴会 第2号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 近藤先生の御意見を二つ承わりたいと思うのです。それは先ほど軍人恩給についてお聞かせいただいたわけでありますが、私伺いたいことは、今の恩給法の中に含まれている軍人恩給、この現行恩給法のワク内で考えても、私は職業軍人の特権意識ですね、それから反省というものを今求めるべきではないか、それが当然ではないかということを伺いたいのです。実は私は適当な機関に、将官級で普通恩給をもらっている人、それから扶助料を受けている人、これがどのくらいの数になって、またその中に辞退者がどのくらいあるかということを調べてもらったのですが、恩給局の方でも辞退者がどのくらいあるか教えてくれない。受けている数だけは……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 実は私皇室費並びに宮内庁費について質問したいと思いまして、第四分科会から参ったわけでありますけれども、ちょっとあとになりましたので、せっかくですから二、三点ごく簡単なことを伺わせていただきたい。  まずお伺いしますが、百二十九ページに、司法修習生手当というのが出ておりますが、私伺いたい点は、司法修習生の志望者ですね、言いかえますならば、質は向上しつつあるかどうか、そういう点伺いたいと思います。
【次の発言】 この裁判官の質並びに研修ということは、私は社会が複雑化し、進展していけばいくほど非常に重要なことだと思うのです。自然科学、社会科学の方面におきましても、大学……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 私は皇室費並びに宮内庁関係について若干お伺いいたしたいと思います。この方面は、どうも私踏み込んだことがないので、内容をつぶさにわかりませんので、お教えいただくことをかねて一つ伺いたいと思う次第ですから、そういう立場でお答え願いたいと思います。  まず予算の具体的内容に入る前に、私は皇室と国会との関係についてちょっと伺いたいと思います。それは旧憲法下においては、主権者としての天皇陛下が主宰のもとに開院式が開かれることによって、議員に審議権というものが効力を発生する、そういう性格の開院式であったと思うのです。終戦後の憲法においては、天皇の国事行為というのは御承知の通……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(矢嶋三義君) 国立国会図書館について、若干質疑をさせていただきたいと存じます。  現在、国立国会図書館は、本院の付近に建築中でございますが、その予算として、予算要求が三億六千六百三十万円なされております。館長としては、この国立国会図書館の完成を何年ごろを目途として努力され、また見通しを持っておられるか、それらの点について、お話を願いたいと思います。
【次の発言】 国立国会図書館建築総予算額並びに三十三年度の予算の成立によって、そのうち何パーセントが予算化されたのか、その点について、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 三億六千六百三十万円が成立いたしますとしまして、今まで……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 まず、第一番に体育関係について承わりたいと思います。文部大臣は就任以来、国民体育デー等を提唱され、非常に関心を持たれているわけですが、これは衆参の各委員会で若干論ぜられたところでありますが、学校体育、社会体育、これらを統合して振興するため、体育局を設けるということは非常けっこうなことだと思います。私はこの点若干しぼって伺いたいのですが、最近いろいろと世上論ぜられておるアマとプロとセミプロですね、これと学校体育の関連について、いかように現状を大臣は把握されており、また今後どういう指導をされようとしておるか、この点について伺いたいと思います。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私は、三月十日に総括質問を行なった場合に、文部関係を若干伺ったわけでありますが、時間の関係上、掘り下げて伺っていませんので、これを中心に若干お伺いいたします。時間が切迫いたしておりますので、お答えは、簡にして要を尽していただきたいと思います。  まず、文部大臣の御答弁の中に、「高等学校、中学あたりに至るまで、その基礎学、あるいは理科とか、あるいは数学とか、そういう方面の基礎学の教養も増強するように努めて参るように予算も組んでおります。」と答弁してありますが、この一般会計予算の何ページのどれか、数字をもってお答え願います。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 関連して。逆の角度から見ました場合、保育所にすると国から補助があるからというので、公立の場合は必ずそういうのがあると思うのですが、保育所にして、基準をきめて、何ら負担はしない。実質は、幼稚園と同じような運用をしておる。一方では、ほんとうの保育所が予算が足りないので運営ができない、こういう事態は、僕はかなりあると思う。これを厚生省当局はどういうふうに把握しているのか、行政指導と行政監督をいかように考えているのか、さらには幼稚園は文部省の所管になっているわけであるが、幼稚園と保育所の関連をいかように取り運んだ方がいいと厚生大臣は考えておられるのか。実際末端に行って見ますと、最近町村立……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 議事進行について。こちらは本予算を審議しており、衆議院は補正予算をやって計る。両院で話し会って運営することには異議ございませんが、しかし労働大臣は御病気で、お待ちしておったけれどもお出にならないので、あの日午前中から午後二時半まで待ってむだになったことは、主査御承知の通りでありましょう。本日十一時吉田さんが質疑を始めて、一時間そこそこで分科会の審議を終了しようというのは、いかにも与党の人たちも無理だと思います。
【次の発言】 主査のお気持はわかりますので、簡単にやります。若干お伺いいたします。私は、率直に申しまして、現在のわが国の政界において、最もたくましく力強い政治家の一人だと……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 私も同じ種類の質問でございますから、一緒にお答えいただきたい。  それは、今わが国は、私は重大な関頭に立っていると思うのです。今後のわが国の国防政策、さらに外交政策をどうするかという大きな関頭に立っておる。今塩見君からも指摘したように、米ソの軍事予算は相当大きいです。しかし、これらの国は非常に国家財政力が強大である。こういう強大な国家は、それを背景に究極兵器がすでに作られているわけです。こういう世界の情勢下に、わが国が米ソを模倣するような、それに追従するような国防政策で、わが国は今後財政的にやっていけるかどうか。また、それによってわが国の安全が保てるのかどうか。そういう角度から、……

第31回国会 予算委員会公聴会 第2号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○矢嶋三義君 一つだけ伺います。小山さんに一緒にあわせて三点伺いたいと思います。  その一つは、最近政府と労働組合の対決の姿がよく新聞等に報ぜられ、私ども新聞紙を通じて知るのですが、労働者の強制捜査とか、あるいは逮捕とか、さらには起訴というような案件が非常に続発しておりますが、あなたは総評の政治部長をしておられるから、末端の事情を御存じと思いますが、どういう事情であるか、かなり弾圧的なものが出てきているのではないか。将来、史家が今の時代を振り返ってみた場合には、あの時代は労働者に対する大きな弾圧の時代であった、日本の国の一つの転換期であったというような評価をするのではないか、私はこういうような……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ちょっとごあいさつを申し上げます。皆様方の御推薦によりまして、私が主査の職務を行うことになりました。まことにふなれでございますが、皆様方の御協力によりまして第四分科会の運営を行なっていきたいと思います。  審査に入る前に、この議事の進め方についてお諮りを申し上げます。当分科会は、昭和三十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算のうち、大蔵省、文部省、厚生省及び労働省所管について審査をいたすわけでありますが、本日は、まず各省より大臣によりその説明を聴取し、引き続いて大蔵省から逐次審査を進めて参りたいと思います。その案につきましては、プリントが御配付になっている……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  両大臣並びに大蔵、文部両省の政府委員の方はよく聞いて、次の主査の質問に対してお答えを願います。昨日、本分科会所管の四省の所管事項についての説明を聴取いたしました。子の直後に、主査は審議日程を明確に官言しているはずであります。本日は大蔵と文部両省関係を審査することになっています。午前、午後の区分をいたしておりません。ただしかし、主査としては、審議の都合上主として午前中に大蔵をやり、午後に文部をやる晦を持っております。しかし、午前中といえども文部はいつでも出席できるところの態勢でなければならないし、牛後においても大蔵はいつでも出席で……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから第四分科会を開会いたします。  本日は、厚生省所管並びに労働省所管について審査を進めます。分科会初日に申し上げましたように、本日は両省関係を審査するわけですが、便宜上、おおむね午前中厚生省、午後労働省の審議をするというわけでありまして、厚生省午前中で終るわけでございませんで、午後の時間の都合では、再び御出席を願う場合もあるわけでありますから、そういうお気持で一つ居っていただきたいことを前もって申し上げておきます。  まず、厚生省所管を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います、
【次の発言】 ちょっと政府委員の方に申し上げます。答弁が詳細であることは……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(矢嶋三義君) ただいまから、本日の会議を開きます。  質疑を始める前に、念のために申し上げておきますが、第四分科会のこのたびの運営は、主査と副主査が協議の上、分科会の各委員の了解を得て運営しているのでありまして、運営方式としては、新しい方式をとってみたわけです。初日に、関係各省の説明を聞き、大蔵省関係の質疑をし、第二日と第三日目に、便宜上、若干区分して、二省ずつ審議をし、そして本日、四省の総括的な質疑をしよう、特に四省間で、横の連絡のあるような問題は、四省の大臣、政府委員がそろった上で審議した方が充実するという立場で、この運営をとっているわけであります。従って、重複質問は、御遠慮願いた……



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データ更新日:2022/12/18

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