重政庸徳 参議院議員
3期国会発言一覧

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重政庸徳[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは重政庸徳参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
重政庸徳[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

重政庸徳[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後1号(1953/09/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 私と永岡光治君の二名からなる派遣団第二班といたしまして、去る八月二十日から同月二十九日までの十日間、鹿児島、熊本、大分及び愛媛の四県の水害地の実情をつぶさに視察調査いたしたのであります。ここにその調査の概要を申述べまして御報告に代えたいと思うのであります。  八月二十一日は先ず鹿児島へ参りましたが、同日午前十時県庁を訪れまして、知事室におきまして所管の部課長等から同県の被害状況その他対策等につきまして詳細なる説明を聴取いたしたのであります。以下各県の災害の詳細なる数字につきましては、各県の今まで詳しい報告もありますのでこの際省略いたしたいと思うのであります。その説明によりますと、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、自由党)

○重政庸徳君 或る県には百数十億の過年度災害の残存額がある。そうして今度は非常に大災害をこうむつておるが、今度の災害額よりも多い残存額を有しておる。こういう状態の所があるのであります。これを委員会で今度の指定の基準をこれから決定いたすのでありますが、過年度の災害残額について今度の法律を適用してくれとは言わない。だが併し、基準をきめる上において過年度のそういう甚だしい例を有しておる地方に対しては、過年度の災害残額をこの際指定する、今年度の災害総額と勘案して指定をきめる必要があると私は思うのであります。建設大臣はどういうふうにお考えでございましようか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 次長にちよつとお伺いするのですが、従来の災害では、農業施設の復旧……勿論公共或いは単独災害を含めての意味ですが、なかなか起債の点が円滑に行かなかつた状況であつたのです。これは差向きもうすでに用水等の取入れの施設が始まるだろうと思うのですが、その起債は約一〇〇%補助することに確定したから、一〇〇%このたびは廻る、こう承知してもいいですか、単独並びに公共を併せて……。
【次の発言】 単独も……。
【次の発言】 それは余り少し安易な考え方かもわからんです。十万円を限度として助成する法律になつておりますが、十万円以下の復旧費を要する施設の復旧が相当多く出るのじやないかと思つております。従……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後4号(1953/09/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 簡単に御質問を申上げますが、自治庁は被災害県が、つなぎ資金をどういうように流用し使用しておるかということをお調べになつたことがあるかどうか、お調べになつておれば一、二災害の大きい県を例に引いて一つ御説明を願いたいと思います。つなぎ資金については、御承知のように、本委員会は最初から非常に問題にいたしたのでありますが、事実被災害者が、十分ではないというが、或る程度忍ばれる程度のつなぎ資金が廻つておるかどうかという点を究めるのに、最も困難を来たしたのであります。今だにその帰趨はわからない。政府はつなぎ資金は工事の進捗によつて不足せんように出す、まだ余裕があるから出すのだというように、常……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後14号(1953/10/22、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部改正のこの法律ですが、この中で第三の一つに、私どもの今まで考えて来た常識から言つて重大な間違いの字句が入つておる。「昭和二十八年六月下旬から七月までの間に政令で指定する地域内」、こうなつておる。この下旬というのは二十四のほかの法律には入つておらないで大抵六月及び七月の水害、こうなつておる。なお御承知のように八月、九月の災害にも特別法を適用する域になつておるのであります。このままで読むと第二号台風、六月の上旬に来た第二号台風が外れることになつておるのであります。これは非常に驚愕いたしたのでありますが、農林省では、やはり……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後16号(1953/10/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 今委員長の報告で足りておるのでありますが、そのうちの農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する、いわゆる六月下旬となつておるのを、この下旬を取るというこの問題でありますが、これは二号台風、いわゆる六月の上旬に被害をこうむつた被害農民に対して非常な大きな関係があるのでありまして、なお大きな関係のみならず、実際問題として今委員長の報告がありましたように、建設省では六月、七月を全部二号台風を同一に取扱つておる。ところが農林省の法律にはこの下旬ということがあるので、そういう取扱いができない。で、どういう欠陥が生ずるかと質してみましたところが、実際の問題とな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 今どうも聞いておるところによると、そうすると特別交付金というものは、十万円以下の建設関係の河川に使用するというように指定するのですか。
【次の発言】 そうすると、そういう十五万円以下の河川関係の復旧費用として、ほかの目的がなしに特別交付金というものをここで設定することになるのですか。
【次の発言】 どうもそこが非常にあいまいになつて来るのですよ。ただ十五万円以下の災害のみを指定するということには私はなつて来ないだろう、ほかのものも入つて来るだろうと思う。そういうことになると、我々が十五万円以下のものまでも完全にこの際将来災害の憂いがないように国が復旧してやろうという趣旨の、目的貫……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後17号(1953/10/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の農林省の御答弁のうち、第一の法律で六月下旬とあるから、上旬の災害は取り入れておらん、これは実情には非常に齟齬するのであります。その点も御説明になつたのですが、これは事務当局としては止むを得んと私は了承いたすのであります。  第三番目の排水と除塩のこの工事に対する見解ですが、これは私は全く見解を異にしておる。その例として、九州の災害の場合の排水の御説明がありましたが、私どもここに掲げておるのは、そういうものを掲げておるのではない。一つの例を申しますと、滋賀県の琵琶湖畔の地帯、これは九州のとは違つて、時間的に早く挿映せねばならんという目的のものとは全く性質が異なる。私はむしろ土砂……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第22号(1953/07/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案は従来にない九州の大災害のために特に従来に例を見ない法案の制定をいたしたものでありますが、御承知の通り国費極めて多端な情勢にあるので、政令で決定する地域の指定は極めて厳格適正にやつて頂くということで本案に賛成いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、自由党)

○重政庸徳君 各法案、おおむね政令の定むる分、これが被害者になると、最も関心を寄するであろうと思うのでありますが、勿論これは数字的に、多角的に公明正大に、その区域の指定をしなければならんのでありますが、私がお尋ねするのは、或いは郡を単位にするのか、町村を単位にするのか。これは勿論政府が定めるべき問題でありますが、この問題としては、その点どちらを単位とするかという考えがあるか、御質問いたしたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねするのは、郡を単位にして取るか、或いは町村を単位にして取るかという、単位の取り方で非常な相違を来たすのでありまして、勿論郡を単位にして取れば、これも理論的な、合理的な方……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第26号(1953/08/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案につきましては、本委員会の過程も非常に議論沸騰して反対の方向に向いておつたのでありますが、情勢の止むなき次第で賛成の余儀なき状況に立至つたのであります。これは今もお話がありましたように、この復旧が次第に緒につきますと同時に、いわゆる現金の流通が非常に烈しくなるのであります。そういう意味からいうと、第二の仮定的な災害が相当生じて来る虞れがありますが、この点は十分注意して、何らかの方法でそういう悲劇を防止するということで、止むなく賛成をいたすものであります。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 ちよつとなんですが、これに基いて説明して、これが間違つておればこれを直して行くようこ……。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 私はつなぎ資金の問題ですが、これは災害当時委員会が約一週間くらいかかつてまだ水があるときに非常にやかましく言うた問題であるのでありますが、私はその当時はどうもはつきり五十億を出せ、幾ら出せという声を挙げたのですが、わからなかつた。ところが実際問題とするとこれからが本当につなぎ資金を要するだろうと私は思うのであります。大体災害の農民はこれから復旧に働いて、その労賃を得てこれで生活して行かなければならん。従来の例から見ると耕地の復旧は大体一年に、その災害の年に七割くらいは復旧する。これは農民は翌年どうしてもこれを植えねば、植え付けせねばならんという強い意欲で非常な無理をするというよう……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の「たばこ」の問題でありますが、これはこのたびの西日本の水害で大きな問題になつたと思うのです。農民は法律がどうあろうと、そんなことは承知しないのであります。結局災害農民を救済する農林省として、この解決を一つ急速にやつてもらいたいと思うのです。大蔵省の方面に、大蔵省として救済する意思があるかどうかということを農民を救済する農林省として一つ申入れてもらいたい。結果とすると、亜麻が救済の対象になる、或いは菜種が対象になるというようなことで、農民とすれば非常に奇異な感じを抱くのじやないか、私はそう考えるのであります。一つ水害の問題を早急に、これは大きな問題になつて来るので、農林省として……

第16回国会 農林委員会 第8号(1953/07/01、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは二十五年に始まるときは相当無理な面もあつたように想像いたしておるのですが、その後順調に発展いたしておるので非常に喜んでおるのですが、これ又償還期に入つておりませんかどうか、或いば償還の実績の状況はどうか、若し御調査があれば…。
【次の発言】 これも関連した問題ですが、折角管理部長がいるのだから…。島根県と広島県の境の開拓でありますが、これは今委員長のお話があつたように広島県の区域だけれども、開拓者の面倒を全部みておるのは島根県であります。交通上からも島根県の区域に属するのが至当である。で、村の援助とか、県の援助は全部島根県から受けて、そうして開拓が成功しておる。それで開拓者……

第16回国会 農林委員会 第閉会後8号(1953/10/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 議事進行について。この政府に対する申入を、時間的の意味もあるし、今閣議をやつておるというようなことも聞いておりますし、一つ早急にやつて頂きたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第9号(1953/07/03、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題、一応話は承わつたのでありますが、この一号、二号、三号の資金全体で四億円、これを中金に預金してあるのでありますが、勿論担保としてではないというような御説明でありましたが、殆んど金融をいたす条件附みたようなもので最初はあつたのではないかと私は想像いたすのであります。当初は極めて償還等も危惧があつたというような状況であつたのですが、極めて償還の状況も円滑に行つておるような状況であるのです。この四億円の預金だけで考えて見ましても、勿論四億円のうち一億五千万円の農地債券がありますけれども、大体貸付の利率から行くと殆んど六百万円以上、この預金だけでも中金のほうではこれを七億円のうち……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 前回の委員会で、この開拓資金の利息は根本的に高いという議論を出したのでありますが、御承知のように、中金から余り明快な答弁がなかつた。それで本委員会で決議をすることになつておるのであります。農林省では勿論何厘ということはわからんが、どのようにお考えでしようか。なお、どのくらいに下げたら適当であるか、又御希望のようなものがあれば承わりたいと思います。
【次の発言】 まあ中金もやはり営業でやつておるので、農業手形と同じになれば、二銭になれば、これは最もよいのだけれども、これは日本銀行から一銭幾らですか……、の特別な資金が流れておるわけで、そうなれば至極結構だけれども、なかなかむずかしい……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の御説明の中の公共事業費の繋ぎ資金三億五千万円ということでしたが、これは河川も併せた公共事業、農地災害及び施設並びに河川も併せた繋ぎ資金ですか。
【次の発言】 これはもうすでに各県に行つておることであろうと思うのですが、各県の配分はどうなつておるか、一つ聞かして下さい。
【次の発言】 これは私も余り詳しくないのですけれども、どうも農民の違反者を非常に増すような傾向を生ずるんじやないかと思うのです。なお警察官等も、御承知のように農村においては全く摘発する摘発せんは自由で、これは我々が驚くほど農村においては極めて公平にそういうことが行われておらないので、或る数量を限定して、今私が言……

第16回国会 農林委員会 第閉会後11号(1953/10/28、3期、自由党)

○重政庸徳君 この冷害対策事業費の問題ですが、これは非常に細かく金が府県営灌漑排水とか、ずつと事業によつて細かに金が出ておるのですが、これはすでにこの災害の程度によつて、このところには或いは県営とか、何とかいうように大体きまつておるのですが、この予算内の内訳の金額というものが。
【次の発言】 地方にも私は相当希望があるだろうと思うのです。これで見てもやはりこの大きい、例えば県営とかいうようなものは、予算のほうでも相当大きくなつている。而もこの個所は少いだろう。私はこの救農とか、何とかいうような目的のためにする事業である場合に、むしろ小さい仕事が最も効果的ではないかと思うのです。勿論事業の効果も……

第16回国会 農林委員会 第12号(1953/07/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 開拓者の金融利子の引下については、相当時間をかけてこの委員会で議論をしたのですが、農地局長も漸く積極的になられたので、やや愁眉を開いたように思うのでありますが、併し翻つて見ると、過去三カ年間の二銭六厘というものは、やはり二銭六厘とる理由はどこにもなかつた。その点が明らかになつたように私は考えられるのであります。ところが今の森田委員の質問で私は憂慮することがここに一つある。これは今農地局長の説明で二銭四厘に中金はするということですが、今預けておる積立金三億七千万円、これを裏でこの利子を下げるとかいうようなことがあつた場合、これは今まで委員会が研究した問題が無になる。少くとも二銭四厘……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、自由党)

○重政庸徳君 食糧増産の問題でありますが、総理大臣は施政方針で食糧増産の声を大にしておられるのであります。又農林大臣も機あるごとに食糧増産を叫ばれておるのであります。本日も国際小麦協定を修正更新する協定の受諾に関して本会議で可決いたしたのでありますが、その際農林委員会といたしましては、食糧の自給に万全を尽すという附帯決議を出したのであります。かような重大な問題であるのだが、併しながら政府として基本的な計画がないのであります。予算の面を見ましても、或いは農林省の試案にはあるということを承わつておりますが恐らく農林省の試案に基く予算にもないのではないか。いわゆる大蔵省と折衝してその場凌ぎの予算にな……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林委員会でこういうことを審議するのですか。而も林野庁長官の出席を求めて……。これは各局に皆こういうことはあるので、農地局はやはり仕事をしておる労務者は非常にたくさんあるのでこういうことが起つて来る、或いは各局にある、この貴重な時間を費して農林委員会が審議すべきかどうか、委員長はどうお考えになりますか。

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 二号台風に対する予算ですね、大体いつ頃までに大蔵省との折衝が付くお見込みでしようか。それからこのたびの九州の災害の三十億の繋ぎ資金、これはまだ或いはわからんかもわからんが、農林関係にどれだけぐらい廻つておるか、現地のほうで……、調べがわかればお答え願いたいと思います。
【次の発言】 今災害復旧に対する不正の問題が出たのでありますが、不正は勿論不正ですけれども、私はもう少し掘り下げて国が考えねばならんのじやないかと思うのでありますが、それは農民の負担というものは従来昨年漸く法律改正して、ややよくなつたのでありますが、それ以前は十五万円以下は農民の負担、なお災害の大小を問わず、一律に……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 私も河野委員と同意見です。これは従来例があるのです。耕地整理組合の整備をしたことがあるのです。これは勧業銀行で恐らく、はつきり覚えませんが、三分の一か元金を切捨てたんです。そして国が、この問題ちよつと違うかも知れんが、国が補助金を出している。そしてこれを整備した。これはよくお調べになつたらわかると思う。当然私はその元金まで、どの程度かということは別として、ここに元金までも幾らか捨てて中金は誠意を表わす、いわゆる不安定債権を確立するのだということにならんければ、これは実際常識から考えても私は納得できんのじやないか、こう思うのですが、どうですか御意見は……。そうすれば全く金融問題につ……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法律をちよつと読むど、法人で共同で使用する場合に法人に低利資金を貸す。これが新らしいもので、あとの問題は大体新らしいことはないので、或いは技能者の養成をする。これはこういう方面から見ると、いま北委員から言われたように、新らしい方面に、米麦だけでなしに、大きい意味の農業という機械を込めた一大飛躍的な方面にとるというようにも考えられる。よく見ますと、結局この法律の重点は低利資金を共同使用するものに貸すということに制約せられるのではないかと私は考えるのであります。提案者にお尋ねいたしますが、この法人というものはどういうものを頭に置いておられるか、お尋ねいたします。

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 大体論議は尽きたように思うのでございますが、併しながらだんだんわからなくなつて来るのであります。私は食糧増産の方面から、日本の食糧計画という方面からこの問題を突いて見ますと、大体恐らくこの法案を政府が出したならば、ここに作付の制限がなければ殆んど日本の食糧計画というものを無視した、全くのでたらめのものだと私は思うのであります。食糧問題を非常にやかましく言いつつ、日本として食糧のまだ本当の基本計画がきまつておらない。ただ農林省が試案を以て大蔵省にぶつかつて、又五カ年計画がすぐ崩れて、或いは今度は翌年は十カ年計画にしろとかいうような現状にあるのであります。而も「なたね」は年々麦作が転……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 提案者にざつくばらんに御説明をお願いしておきますが、大豆を入れて「なたね」を入れなかつたという例を一つ御説明願いたいと思うのです。或いは食糧計画に及ぼす影響を顧慮して入れなかつたのか、或いはその中にどういう事情があるのか、一つざつくばらんに御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この法案の効力を十分発揮するためには、今までの議論でも予算の面において極めて不安定だ、従つて買上数量の点においても不安定になつて来るのであります。或いはその法案の効力を現わさずに、農民を非常に失望さす結果になるかわからんというような憂いもあるということになれば、一応私は「なたね」を除外して、この法律を……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は河野委員が質問したことについて、大体筋が通つて了承できると思うのですが、根本的に考え方が違つておるようでありますから、以下私から一つ、きつい言葉であるかも知れませんが申上げたいと思うのです。それはどうしてかというと、食糧増産ということは、これはもう挙げて日本が将来当面する大問題です。毎年百数十万も人口が殖えて、昭和三十七年には大体一億になろうというふうな現状において、而もこの狭い三十八万平方キロに年々二万五千町歩ずつも耕地を潰されておる現状において、食糧増産ということはもう挙げてこれは党派を超えてどうしてもやらねばならん一というような実情である。然るにもかかわらず、通産省の今……

第16回国会 農林委員会 第27号(1953/07/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法律は従来非常に不便であつた国民の声に或る程度応じた極めて適切な改正と私は考えるものであります。ちよつとお伺いしたいことは、市町村が府県知事の認可を得て土地改良事業を行うことができることになつたのでありますが、これは極めて現状から見て適切な改正と思うのであります。ところが従来は府県営で行う土地改良事業に対する起債の問題でありますが、府県はその起債で非常に事業は行いたいが、起債の認可がなかなかむずかしいので、非常この事業に支障を来たした場合が非常に多い。ところが市町村も同じく自治庁の起債の認可を得、起債の枠をもらうことになるのであります。これは非常にむずかしい問題になつて来るの……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/08/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 私はこの案には全幅の支持をいたすものでありますが、遅きに失する憂いがある。今の日本の主食の状態で、今初めてこの畑地灌漑が食糧増産の大きな一翼として浮び上つたのでありますが、併し今のお話をじつと聞いておれば、この法案は二億五千万円の予算を合理的に使うためにというような言葉があつたのだ。私はそういう狭い考えではどうかと思う。この法律は今申上げましたように、食糧の増産の本当の大きな片腕となる法律であるので、農林大臣に質問しても、とにかく食糧増産計画に対しては明確な答弁をしてくれんのでありますが、提案者もそういう小さい考えではなしに、私はもう少し大きく、単に今提案しているこの法律による食……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第閉会後4号(1953/11/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題にこれは関連した問題ですが、冷害予算、二十八年度の冷害並びに水害復旧補正予算が、二十八年度の農林省予算を節約して相当廻しているのでありますが、私は節約よりもしわ寄せをやつたというように考えるのであります。これは私暫らくこの委員会を休んだんだから、その間に資料が出ておればそれでいいのですが、若し出ておらなかつたらば、特にこの農林省の増産予算をどのくらいとつたか、どういう方法でとつたかというのを、私は或いは土地改良、農業水利事業、或いは小設備事業とか、事業を分けて一つ資料を出して頂きたい。なおついでに林道及び漁港等、そういう方面の事業を分けて一つ出して頂きたいと思うのでありま……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○重政庸徳君 今のは政府から訂正して来なかつた場合には政府の案を訂正する、こういうことなんでしよう。
【次の発言】 小委員長の報告ははつきりしなかつたのですが、小委員会では三浦委員からも、これが大多数で承認せられれば、あえて反対はせんと、こういうことで最後であつたのであります。そういうことになると、小委員会で大体決定した報告を小委員長はせねばならんと私は思うんですがね。

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題はたびたび私は殆んど数度に亘つてここで申上げて参つたのであります。私も当初からこの水害の委員をずつとやつて参つておるのであります。当初においてはこの法律は異常ということに非常に重点があつた。  その十三号台風並びに和歌山、京都等のいわゆる異常と称される水害がありましたが、その八月、九月の京都並びに和歌山、十三号の間に連続的に小災害が相当あるのであります。ところがこれはやはり区別することはできない。たびたびご説明の中にあつたように、六月から九月までの総和を以て計算して対象の基礎として行かなければならないというような状況にある。そういうことになるといわゆる異常ということが時間……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 今ポンプの損料等は災害復旧費として助成する考えであるというようなまあ御答弁があつたが、場合によつてただ借りて使用するのみならず購入して増設した場合がある。そういうのは勿論助成の対象としてお考えになるかどうか、一つはつきり速記録に残しておきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を承わりますると、この政令で指定する地域内の除塩事業はここで明らかになつているが、政令から落ちた地方に対する除塩事業は考えておられないのですか。
【次の発言】 これは建前からいうと政令で指定する基礎となる数字はこの除塩には関係のないもので、政令で指定する区域は他の復旧総額の多少によつて区域が決定せらるるの……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 十条六号の問題で、仮に四万五千円とすると、その限度が九万円というような御説明があつたのですが、仮にでなしに限度の額はどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、これは地方で違うのですか。今の御説明によると、区域で、その地方でその復旧額の限度というものは違うのですか、どういうことになるのですか。
【次の発言】 どうもわからんのですがね。今もうすでにその限度というものは区域が違えば、どの区域は幾らの限度ということを確定しておらねば私は操作ができないように思うのです。指定の操作も、それから補助金を支出する操作もできないように思うのですがね。だから若しそういうことであつたら至急に確定した……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、自由党)

○重政庸徳君 午前来、責任問題で内閣或いは法務総裁の責任を大分論議されたのでありますが、私、根本問題で、このことをお尋ねいたしたいのであります。国会議員の逮捕許諾請求調、これを見ますと、二十三年の一月二十二日原君から、大体二十三年の十二月七日の田中角榮君、これまでですが、この中で、いわゆる検事が法務総裁に出して、そうして法務総裁が責任を持つて裁判官に出して、そして内閣に廻つて、議院に廻るのでありますが、この結果を見ると、ただ一人玉屋君が最後に罪状確定いたしたのみで、あとは全部無罪になつたのでありますが、こうなつた場合に、或いは内閣、或いは法務総裁、或いは検事、裁判官、加うるにこの許諾をした議員……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、あなたの発言に対して……。
【次の発言】 議事進行ですよ。
【次の発言】 だけど、あなたの発言に対して……。
【次の発言】 これは今、迅速に慎重にやるという原則で、現にやつておるわけであります。その議題にかかつておる以外に飛躍して行くと、これは、どこまで行くかわからない。

第19回国会 農林委員会 第閉会後2号(1954/06/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、公共事業の事業量の問題ですが、溝口君から話されたように、何か無理な節約をしたあとの跡始末のような議論になつてしまつて、非常にじつと聞いておつても遺憾に思うのですが、私が知つておる範囲においては、当委員会も事業量は絶対に減らしてはいかん、それから自由党の政調会も事業量は絶対に減らしてはいかんということは固まつておるのであります。併しこの物価の下落による節約は、これは止むを得ん。然らば原則として事業量を減ずると何%が適当であるかという問題になつて、或いは三%と言う人がある、五%と言う人がある、なかなか決定いたさなかつたのであります。大蔵省では一割は可能だ、物価の下落による五%と、……

第19回国会 農林委員会 第閉会後3号(1954/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の農林省との問答の結論は、どうも伺つておるのに結論がないように思う。これは時間的の問題でしてね。私先般国のほうに帰つたのですが、西のほうは今までメイ虫駆除に追われて、而も「いもち」が来るのは必至だというので戦々兢々としておるような状態である。昨年でさえ、すでに広島県で「いもち」の駆除が遅れたために十万石の減収を来たしたと称しておるのです。だから私はこれは時間の問題で、今頃、七月半ば頃からまあ折衝しておつて見通しが付かんようなことでは、これは又昨年の広島県の轍を踏むのじやないか。折角渡してももう非常に遅れて減収をしたというような結果を来たしておるのだから、農林省は早く県なり農民な……

第19回国会 農林委員会 第4号(1954/01/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林省関係の全般的な職員の助成ですね、交付金に廻つたあれの……。今三分の一の補助が二分の一になつて、あとは交付金になつたというような御説明があつたのですが、全体交付金に廻つたのも多少残つているのか、その調べを一つ、あとでいいから資料として廻して頂きたい。
【次の発言】 大蔵省はこのたびの予算で、農林省の公共事業を挙げてみても、一カ所一カ所非常にたくさんなものを一方的に、その金額を甲の地区は幾ら、乙地区は幾らということを決定して参つたのでありまして、これは全く不都合なことであつて、大蔵大臣も私どもの質問に対して、これは各省、農林省関係は農林大臣が吟味して、そうしてその内部は極めて有……

第19回国会 農林委員会 第閉会後5号(1954/07/30、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは真か偽か知らないのですが、地方へ帰ると、昨年の麦が非常にまだたくさん農協の倉庫にある、まあこういうことを聞くのですが、あると仮定すると、何か計画でもあつて、まだ昨年の麦をそのまま倉庫に保管しているのか、その点お聞きいたしたいのでありますが、そういうことで非常に今年の麦の政府の買上についても地方では非常に危惧している。恐らく今年の麦は政府に大部分買上を希望するだろうと僕は思うのでありますが、農民は……。規格はまあそう簡単には訂正できんけれども、検査を厳格にして、どうも少上でも買上げんような方法を検査員のほうで講ずるというような噂が相当立つているのであります。勿論そんなことを農……

第19回国会 農林委員会 第閉会後6号(1954/08/19、3期、自由党)

○重政庸徳君 先般の「いもち」の防除に対する補正の方針が決定してから、農林省が寒冷地に対して部分的に指定したのですか、どうですか。
【次の発言】 その点は虞れがあるという基準がどういうところで抑えたかわかりませんが、いわゆる冷害対策で冷害地として指定した所はすでに明らかなんです。中国でも岡山及び広島、山口の中国山脈の地帯は、これは冷害地としてすでに指定してある。ところがそれが先般の指定に漏れておる、どういう基準で漏れたかわからんが……。ところが最近に至つてますますそれは農民が危惧しておつた通りに「いもち」の発生が生じて来ておるというような状況なんです。だからそうなつて来ると、指定から漏れたため……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林大臣は二十九年度の農林予算並びにその中で最も急務である食糧増産予算に対しましては、相当な御努力をお払いになつたということは十分了承いたしておるのでありますが、併しながら結果から見ると極めて遺憾な状況に終結いたしたのでありますが、これはどうしてこういうような結果になつたかというと、人によつて見方も違いますが、とにかく政府において食糧の増産ということの認識がやや不足したのではないかというように考えざるを得ないのであります。治山治水も大切であります。道路も又大切でありますが、そういう政策に次ぐ政策としてこの食糧増産を取上げた結果ではないかと私考えるのであります。なお又これは悪い意味……

第19回国会 農林委員会 第閉会後7号(1954/08/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 今愛知用水に対する局長の御答弁でちよつと僕は考えを異にしているので、その御答弁の中に、或いは三カ年なり或いは五カ年なり、計画的にそれを早く遂行するのだ最も合理的だ、勿合その点には異論はないのです。そういう意味において、今年度にも見るように二十九年度のはかの新事業を全部ストップするというような行き方は極めてこれは行き過ぎてある。或いはダムとか、何とかいう性質のものは、或いはダムを完成させねばその利用価値がない。だけれども、すべてのほかの農業工事というものはそういう性質のものでない。例えて言えば、ボンプが動くようになればあとの水路は少々遅れても或る程度の、八〇%ぐらいな効果は挙げて行……

第19回国会 農林委員会 第閉会後8号(1954/08/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 これはもう継々申上げませんが、結局時期の問題になるのでありまして、我々は折角この三日間に亘つてこの問題を討議して参つたのでありますが、二十四日の閣議の報告を承わつて、そうして然る後、その報告によつて適当な処置を講ずる、こういうようにいたしたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第閉会後9号(1954/08/24、3期、自由党)

○重政庸徳君 農林大臣は先般の農林委員会に出席して、本日農林委員会を開会する趣旨も十分承知して、にわかに予告なしに、本日承わるところによれば、新潟の通水式に出張しておるということを承わつたのでありしますが、極めて私どもは遺憾の意を表します。局長にとやかく申上げたつて意味がないので、ただ師単に極めて本日予告なしに新潟市に出張したということは、この委員会として極めて遺憾の意を表します。  次に、素人臭い質問かも知れませんが、先般の委員会で、主計官が異常発生ということについてまだきまつておらん、科学的な公式もまだきまつておらんというような答弁をしておつたのでありますが、その異常発生はどういうところを……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 只今森田さんの御質問に対して、局長は厳格な意味における生産費ではないが、再生産に代る生産費は補償する措置を講ずると、かように御答弁になつておりますが、まあいろいろ議論は……、この問題についてはもう矛盾だらけであると思う。局長は端的に再生産に必要な生産費、これはどのくらいとお考えになつているか、それはあなたのお考えで結構ですが、これは何円何銭何厘という細かいことではなく、およそこれくらいというお考えは……。

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 この電力料金は勿論農業関係なり、肥料なり、用水、排水に非常に大きな問題があるのですが、農業関係のみならず、これは大きな問題で、実は委員会でなしに、別の席で、一月に経済審議庁から責任者に来てもらつて、会社の案を二日に亙つて検討をいたしたのでありますが、どうも経済審議庁は上げるということを前提として説明をその場合にしたのですが、我々はその場合断然承服できない。理論も立たない。内部の合理化というようなことはちつとも考えられておらん。なお供給が増大する、人員とすべての費用を十分に見積つていないというような案で極めて承服できない案であつたのであります。で、上げないということを前提にして一つ……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、自由党)

○重政庸徳君 この固定資産税の問題ですが、農山漁村電気導入促進法に基く農林漁業団体に関する固定資産税、これは大蔵省はこういう僻陬の地にある発電所を視察されたことがあるのですか、これは普通の大きい電燈会社等が施設すると、とにかく損をするから施設ができないというような極めて零細な山村、特に開拓地等でこういう施設をするのであります。むしろ今これは下げたんだからいいと言われるか承わからんけれどもが、最初の五年間ぐらいは全部金を借りてやるんだから免除するというような感覚がなければ私はいかんと思うが、どう考えられるか、これは見たことがありますか。

第19回国会 農林委員会 第閉会後14号(1954/10/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 私が政務次官並びに農地局長に質問したいと思うが、時間がないのでじつと待つているんですが、今日何かあるのですか。何か資料を整えて来るとか何とかいう通知を受けたのですが。
【次の発言】 政務次官にちよつとお尋ねしたいのですが、これは午前中に農林省の二十九年災害対策要綱というものが配られたのであります。これは政務次官の常識を以て、まだ研究しておらんということでなしに、普通の常識でお答えになつて頂けばそれでいいのであります。実は開拓地は農業災害保険がついておらない。而も開拓地といえども、私ら知つておる範囲においては何百町歩というものが昨年は周囲の既耕地に負けない供出もしておる。今年も正に……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 新規事業のことで、新規事業を二十九年度はしては相成らんということは、今までの継続している事業は重点的に施行するということが建前でこういうことになつたのだろうと思います。そうすると、これは重点的に施行する上において、それは数字の上で多少は支障はあつても大体において支障がないということになれば私は新規事業に着手すべきだろうと思う。政務次官はどうお考えですか、ただ机上で本当の細かい数字を拾つて、ほかのほうに多少少し流れると、これは重点的でないんだという考えを持つて解釈せられるか、或いはもう少し広い視野に立つて解釈せられるか。
【次の発言】 それは机上の理窟で、私が前に御質問いたしました……

第19回国会 農林委員会 第閉会後17号(1954/11/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 只今議題となりました愛媛県における台風十五号による被害状況及び地盤沈下の実情に関する現地調査の結果についてその概要を御報告申上げます。  私と森委員長とは安楽城専門員を帯同して本月三日東京を出発、途中、江田委員の御勧奨もありましたので、この機会に国営児島湾干拓地の第六区における台風の被害状況を調査し、更に帰途を利用して香川県における台風の被害状況及び老朽溜池の現況を調査して六日帰京することにいたしたのであります。極めて短期間のうちに主目的である愛媛県における調査は勿論、そのほかにも能う限り広く実情を調査し、併せて被災者の慰問、激励に努めることにいたした次第であります。  日程は、……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、自由党)

○重政庸徳君 開拓適地として相当たくさん買収したのでありますけれども、それから今いろいろな問題が起きて開拓適地でない、やつて見ても非常に悪いというようなところが相当あるように聞いておりますが、その調べは、全体でどのくらい買収して、適地でないものはどのくらいあるということが決定しておりますか。
【次の発言】 そうすると、不適地と決定したものは、あとはどういう処分をするのですか。
【次の発言】 この問題はほうぼうで買収に応じて数年たつても全然手を付けない、又入植する希望者もない、いわゆる科学的にも不適地であるというような場所が相当あるだろうと思うが、これは至急に調査をして、当時強制的に適地だと認定……

第19回国会 農林委員会 第閉会後19号(1954/11/12、3期、自由党)

○重政庸徳君 御質問申上げますが、救農土木の件でございますが、昨日大蔵省の当委員会の申入に対して回答が参つたのでありますが、救農土木事業は北海道に施行する、ほかの地方には施行しないというような回等が来ているのでありますが、対策本部長として、本年の瀬戸内海沿岸の災害に照して、それでいいというようなお考えでありますか、お考えを承わりたいと思います。
【次の発言】 御答弁を得まして非常に満足いたすと共に、非常にいい政治であると私は確信いたすのでありますが、大体大蔵省では、実情はさておいて金のほうからきめて、そうしてあとでどの地方だけで限定すればこれで問に合うというような思想からして、そういう回答が来……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は本法律案に関連して、この際前回の委員会において問題となりました買収未墾地中開拓不適地の売戻し促進について、次の附帯決議の動議を提出いたします。理由は前回の委員会において申上げましたので、今更申す必要もないのでありますが、この適切な開拓行政にややもすると支障を来たすゆえんのものは、この買収未墾地の中に開拓不適地が相当あるのであります。これに対する処置が遅々として進まないのであります。これは最も適切な開拓行政に支障を来たすゆえんであると私は考えておるので、かような意味で残つておる未墾地を速かに開拓不適地であるか否か調査して、そうして売戻しを速かに施行する、こういう意味で動議を提出……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/04/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の海外協会がどんな機構で、どういう規模を持つているか私ら知らんのですが、実際問題として、入植する土地の調査とか、何とかいうのはどういう工合にやつておられるのか。或いは技術者等全部そういう専門家が揃つているか。考えようによつては、行政機構の簡素化じやない。一つ又大きなものを作るような思想になつているというように私は考える。今ある設備を僕は十分に活用したならば新らしいものを作る必要はない。勿論啓豪宣伝とか、何とかいうそういう方面にはそういう有力機関も必要ですけれども、内地の移民は御承知のように北海道が主たるものです。北海道移民は、これはやはり農林省の専門家が行つて土質から何から十分……

第19回国会 農林委員会 第閉会後23号(1954/11/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 二十九年度の冷害並びに災害対策として、その中の一項目として救農土木を施行するという項があり、なおこの当委員会としてもその点、たびたび要求いたしておつたのであります。大蔵省は救農土木は北海道のみに限ると、こういう回答を委員会に寄越したのであります。加藤国務大臣は当委員会に出席せられたときに、これは全国の災害地に及ぼすと、こういうことを明言いたされているのでありますが、その後その施行をする地域等は如何ようになつているか、一つ御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 救農土木を施行する条件と申しますか、その点に非常に大蔵省としては私どもの考えと異つたところがあるのではないかと思う。県……

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/05/11、3期、自由党)

○重政庸徳君 これに関連した非常に重要な問題ですから……。この法案そのものは私は賛成なのですが、今の御答弁によると、事務量が殖えるということですが、ところが昨年のあの災害によつて非常な大きな経費を要する災害が生じたのであります。ところが従来の経過を見ると、過年度の災害が又非常に大きなものがある。二十九年度の予算の配分を、聞くところによれば、これはただ証拠を持つているのではないが、二十八年度の災害に対する割当と、過年度の災害に対する割当の分の率が相当違うというようなことを承わつているのでございますが、そういうような点は如何ですか。
【次の発言】 これは全く理論的に言つたら私は非常に不公平な取扱い……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、自由党)

○重政庸徳君 関連して……。私は農業協同組合関係は全く不承知であるのでありますが、若し間違いましたら一つ御訂正願いたいと思います。この中央会並びに農業会の業務及び事業等を見てみますと、これは大体政府で、いろいろ書連ねてありますが、従来政府がやつておることで、これは政府、農林省がやつてもいいことじやないか、かように考えるわけですが、どうですか。
【次の発言】 組合自体が自主的にやるということは、理論としてわかるのでありますが、又自主的にやれば自主的にやる上においてその弊害を相当生じて来るだろう。役人がこれをやつて行くということになると、今申上げましたような高圧的になる、いろいろな意味でそういう弊……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、自由党)

○重政庸徳君 今議題になつております法案について、提案理由の説明を承われば、これは日本の農民であれば、こういうここに示されておる条件の被害をこうむつたものは誰でも借りられる、こういうのでしよう。事実貸すか否かということをはつきり一つしてもらいたい。その点はこの救農土木を先般の委員会で論議した場合に、救農土木に関しては大蔵省は北海道に限るということであつた。我々はそういう性質のものではないということで、全国に及ぼすということを明言いたしたのでありますが、併しその結果を見ると、私は全国の資格のある農民が受けておらん。資格のある地帯に執行しておらんというように考えるのでありますが、これはどういうわけ……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は救農土木の問題でもこういう議論がありますが、どうも北海道たけに限定される意味がわからないので、救農土木の例をとつてみても、初めは政府は北海道だけに限定しておつた。これを内地の災害に及ぼしたのであります。ほかの資金問題にしても、食糧の払下げにしても、全部これは二十九年度の災害の激甚地にも及ぼす。而もこの問題は北海道だけで非常に多量な木材が出て来るのでありまして、急速に混乱を来たすのを防ぐとか、何とかいう意味で北海道のみに限定した法律でありますが、どうも考え方が違うのではないか。あなた方の特別会計自体のことだけを考えてこういうようになつておるのじやないと思う。或いは非常に遠隔の距……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の岸委員の修正案に賛成いたします。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/05/17、3期、自由党)

○重政庸徳君 関連して……。農林大臣も政務次官も、あらゆる席で今年度の食糧増産の基礎をなす土地改良及び開拓の予算は削減したが、これを重点的に、効率的に使用して万全を期すると言うてみたり、あるいは、本年度は予算は減ったが、それには基礎控除をやる、伸びるための基礎控除をやるのだということを言うてみたり、全くわれわれは少しもわからない、何を言われようが大体重点的、効率的に使用するということばどういうことをおやりになるのか、一つそれをお伺いいたしたいのであります。おそらく各内閣も毎年重点的、効率的な予算で、特に食糧増産の基礎をなす農業に対しての控除と、そういう方針で今までやってきている、それをどういう……

第22回国会 農林水産委員会 第9号(1955/05/20、3期、自由党)

○重政庸徳君 二十九年度の食糧増産費の減額は、大臣も申されておるように、愛知用水をやる予定の三十億の余剰農産物売却代金を保留してある、これを加えると昨年よりも上回るというようなお考えのもとに私は編成せられたのではないかと思う。そうでないと言われるかもわからぬが、少くとも大蔵省のほうでは、そういう頭できておるのではないかということを非常に疑っておるのです。その減額は、重点的、効率的に事業を施行して万全を期する、それからあるいはまた来年伸びるための本年は基礎工事だ、減していいというようなことで、実に私ども了解に苦しんでおる。重点的、効率的な施行は、これは前内閣からもやっておる。ただその限度があると……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 霜害、ひょう害等に関しては前例のあることでありますし、それからまた被害の性質上同じことをしても時間的に早くやるということが最も肝要なのであります。もちろん法律によらぬばならぬものは多少の時日は要しますが、ほかのものはすみやかに措置を講ずることが必要と思うのであります。大体今、次官の説明を聞いたのでありますが、最小限に見てもまだ一カ月の議会の期間がありますし、農林省はその期間にこれに対する措置を全部終了して行くという強いお考えがありますかどうか、お伺い申します。
【次の発言】 岡山県から申し出ておりますように、また、このほかにもいろいろな方法があるのでありますが、共済金の即時払いは……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、自由党)

○重政庸徳君 今、福岡と佐賀とは昨年と重複したので貧困の度が濃いから、概算払いしておると、こういう御説明でしたが、私はそう重複したからもちろん貧困の度が濃いと思うのだが、重複しなかったから薄いようには考えられないので、たとえて言えば、岡山県の例をとって見ると、総額はそうあなた方が驚くほどではないかもわからぬが、気流の移動であるいは三カ村ぐらい、あるいは又二方村ぐらいさっとやられた所は極めて惨怛たるものです。受ける方の農民の側から言うと、総括的にあなたがお考えになるような形とは違うので、非常に悲惨の極に達しておるというような状態である、これは農民の方から言えば。私は農民の方からの考え方を申し上げ……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 余剰農産物による農業開発の問題ですが、これはまあ先般農林大臣に御質問いたしまして、大体従来やっておる北海道農業開発とは別個に考えるというはっきりした御回答を得たので、法案が出るときにまた十分御質問いたしたいと思うのであります。今出ているこの予算書の中の耕地整備事業助成費ですか、これはこの中には湿田地帯、あるいは特殊土壌、あるいは急傾斜、寒冷地帯というような法律による諸事業がこの中に包含せられておると私は思うのでありますが、ところがその内訳はわれわれは承知いたしておらない。これはきわめて公平に、はっきりしただれも納得の行く基準によって配分をやらねばいかぬと私は思う。おのおの議員は各……

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 この問題は農林大臣なり事務次官なりに先般質疑いたしたのでありますが、きわめて明瞭にならないことで、今の御説明によりますと、愛知用水、並びに北海道の開墾も本年度から着手したいと、それで近々法案も出るというお話ですが、私は財政計画が確立しておらぬのじゃないか。ただ、今年度だけは確立していても、これが完了するまでの財政計画というものは完了しておらぬのじゃないか。特に余剰農産物の売却代金を使うといっても、すでに三十一年度の余剰農産物を使わんとしておる、それを当てにしておる。その金は何の話し合いもなし、まだ外務省の方では、どうなっておるか、来年はどうなるかわからぬ。それからまた、この農産物……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、自由党)

○重政庸徳君 今の説明では中国を落したのじゃないですか。中国もすみやかに調査して、その方法を講じなければならぬ。
【次の発言】 例示というてもほかの所は全部羅列して、中国だけ落しておる。

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、自由党)

○重政庸徳君 提案者と政府と両方にお尋ねいたしたいのですが、この積寒法は御承知のように東北のような地帯は別にして、しかし東北でも山間部にきわめてこういう、これに該当する地帯が多い、特に東北の、その他ほかの地方の積寒地帯のものはほとんど山間部に属しておる。この法律によると、面積は実際小面積までできることになっておる。しかるに今まで農林省と大蔵省の取引で二十町歩以上でなければ施行しないということにやっておるのです。こういうことはどういうことかと思うのです。この法の精神を私は没却しておるのじゃないかと思うのです。この点は今度の法律の改正においてももちろんそういうことは触れておらないのだが、これは提案……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、自由党)

○重政庸徳君 積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の一部を改正する法律案、これに付帯決議をいたしたいと思うのであります。理由はるる申し上げるまでもなく、審議の過程において、結果においてこれからお読みいたしまする付帯決議を付するが適当と考えておるので朗読いたします。   政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、本法の趣旨に従い、施行面積の制限を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、自由党)

○重政庸徳君 この法案を見ると、まず第一に、これはあるいは今までの委員会で質問があったかもわかりませんけれども、重複の点は御了承を願いたいと思います。  この農業及び水産の業者の移民を主としているのか、あるいは中小工業の移民を将来主とするのか、そういう方針ですね、将来の見通しに対する方針はどういう方針を持っているか、その方針を第一番にお聞きします。
【次の発言】 将来中小工業移民を推進するということもわかるのですが、今お答えのごとく現在間近の段階においては、とにかく今までの既入植者としては、農業及び水産が非常に多数入国いたしておるのでありまして、だから大体会社とすればさしむきこれは農業及び漁業……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、自由党)

○重政庸徳君 今用排水の問題が出たからなんだが、用排水で、権利を得た地域で施設をする場合にはあるいは強制収用とか補償とかをなしてやるというようなお答えがあったのですが、せっかくこれができるなら、私はその権利を与えるときに、そういう権利を国が保留をしておく必要があるのじゃないかと思うのです。あるいは今国が奨励しておる用排水とか、あるいは国営で施行をする事業とか、あるいはまた県営で国が非常な助成金を出して施行するというようなまあ事業が、土地改良事業なんかがある。そういう場合には、そういう強制収用や補償を出さぬでも、そういうときには無償でできるように権利を保留する必要があるのではないかと思うのだが、……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 砂利採取につきましては、従来から河川の床が下って取り入れ用水に支障を来たすというような例も少くないようであります。この際法案が出るということになれば、いわゆる公共の用に供するそういう施設を行う場合には、いわゆる私どもは権利を、まあしろうとで考えると、権利を取得しておくがいいではないか、あえて場所を買収したり、あるいは土地収用法を適用したりというようなことをする必要はないのではないかというような考え方もあるのであります。なおまた農地の方面から行きますと、時がたつにつれて砂利の価格が非常に上ってきた場合には、農地に施設する場合に、公共物を施設をする場合に、その砂利の値まで補償しなけれ……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、自由党)

○重政庸徳君 今農林大臣も、その点がこのたびの特殊地域開発をするかせぬかという私は根本問題であろうと思う。全国の食糧増産の計画をいたしておる土地改良等にしわ寄せをする時期が来るのじゃないかということが一番心配なんで、その点農林大臣も、これは別である。経審長官も大蔵大臣も食糧増産を重点的にやると言われるが、どうもそれだけではまだほんとうにそれを信じてしまうというわけにいかない。何かここに、あるいは閣議決定をしてもどうだろうと思うのだが、何かほかにこれをしっかり今の内閣としての全力を尽した意味において表現をする私は方法があるのじゃないかとこう思う。この点を第一に質問いたします。  それからなお、そ……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、自由党)

○重政庸徳君 これに概数でいいのですが、御承知のように二十八年には九州の災害で特別立法がたくさんできた、この法律が二十八年にあったとしてこれを適用した場合に、二十八年の特別立法を適用した結果と、二十八年災害においてどのぐらい政府出資の節約といいますか、減額になるか、ほかの年はまあ大体平均等出ておりますが、これは参考のために……。
【次の発言】 どうも根本問題がはっきりしない。これが従来の農林省の計画である場合にはあるいは六ヵ年計画、あるいは五ヵ年計画いろいろ作ったわけであります。そうした計画に対してはこうまで私どもは言わない。少くとも経済企画庁というものができて、そうして企画庁長官がおやりにな……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、自由党)

○重政庸徳君 これは今一の提案ではないのだが、全体に対して農林省の見解を一つ質問したいと思う。
【次の発言】 政務次官にはっきりした答弁をお願いいたします。政府が本法による、第三条第三項第二号の改正規定による政令を定めねばならぬのでありますが、その基準を関係被害農家一戸当り災害復旧事業費十五万円をこえる部分としてもらわねば、このたびの改正が意義をなさんと私は思うのでありますが、それに対して政令を制定、改正いたされる場合に、そういうようにしていただけますか。はっきり御答弁を願います。
【次の発言】 先般政務次官に御質問申し上げました災害関係農家二月当り復旧費が十五万円を与える部分という点を政令で……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、自由党)

○重政庸徳君 私は概してこれは、この機械公団は将来赤字を出す憂いが十分にあると思う、ところがまあ赤字を出す憂いが十分にあるから、これをやってはいかぬというような意味ではないが、そういう意味で十分に注意する必要がある、いかに注意しても出るだろうと思う、機械開墾そのものは非常にこれは簡単なんで、機械が動いて行くんだから、ところがその赤字を出す根本は、要するところ入植者と開墾の行程とマッチして行かねば、これはほんとうの計画通りにマッチして行かなければ、いわゆる機械が運休するという結果になるのです。そういう意味で入植関係でどういう計画をお立てになっておるか、詳しいことは承知するまでに至らないのでありま……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、自由党)

○重政庸徳君 このたびの余剰農産物見返り資金は、申し上げるまでもなく、その性質上その配分は農業に重点をおかねばならぬということは、今までの論議の過程でこれは明らかであると私は思っているのであります。ところが本年の配分は、御承知の通り電源開発と農業開発は非常な差がある。これは本年度は農業開発は初年度であるために三十億で適当である、金がそれ以上使えない状況にあるという御答弁であったのであります。私はむしろ三十億を今年度よく消化できるかどうかということを、まあ今年度の事業の進捗の状況から観察してみると、さように心得ているのであります。その点は私は了承いたすのでありますが、私はこの余剰農産物の資金の使……

第22回国会 予算委員会 第41号(1955/07/21、3期、自由党)

○重政庸徳君 政府は愛知用水事業を初めといたしまして篠津開発を、あるいはまだ確定はいたしておりませんが、八郎潟の干拓、なお機械、大規模の開墾等農業開発を促進いたそうといたされておりますが、この本旨につきましては別に異論はないのでありますが、これに関連して三、四御質問をいたしたいと思うのであります。  見返り円資金を電源開発には百八十二億、農業開発にはわずかに三十億を融資されておるのでありますが、元来農産物の買い入れによって日本の農業を相当私は圧迫するのではないかと考えておるのであります。かように考えると農業の犠牲において成立したこの借款を電源開発の方に大幅に配分いたされておるのであります。農林……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 説明を聞かずにすぐ質問してお答えを願うのですか。
【次の発言】 われわれは去る委員会において、三十一年度の農林予算について大蔵大臣並びに高碕長官、農林大臣等に質疑いたしたのでございます。その結果、今年度の農林省の予算要求は累年とその様式が異なっておる、要求する金額においても。われわれが常識的に考えておそらく六ヵ年計画に基いて要求いたしておると考えるのであります。なお去る委員会においても関係各大臣から、あくまでこの六ヵ年計画を堅持して、誠心誠意この計画を遂行するということをきわめて誠意をもってお答えになっておるのであります。要求はそういうような順序で出ておるが、これは真実かどうかわ……

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 どうも、先国会の委員会においても、農林省はこぞって三十一年度から着手するということを明言いたしておる。ところが、その調査のもくろみが狂ったのか。しかし、聞くところによると、六月あるいは九月にはできるという。大体のものはもうできておる。そこでお尋ねいたしたいのは、オランダから来て、その調査によったらば、これはもうやるべからざる事業であるかというような懸念がおありになるのかどうかということを、まず一番にお尋ねいたします。
【次の発言】 私もさように、専門的に確信いたしております。国本海に出る排水口をいかに経済効果的に施行するかという問題が、一つ大きな問題として残っておると思う。ところ……

第23回国会 農林水産委員会 第6号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 私は地方交付金の関係で、公共事業費を三十年度八十数億持っていかれたのであります。しかもこれを不用額として持っていかれた。私は不用額ではない。これは繰り越しであろうと思うのであります。と申しますのは、いろいろな事業の関係で三月三十一日までに支払いができなかったもの、いわゆる四月にならなければ、検査の関係なんかで支払いをするということが公正を欠くというようなことで繰り越しになった金額がある程度あるのであります。これはその八十八億のうち農林省は三十数億ということになっておりますが、大臣はほんとうにそれを不要額とお考えになっておるかどうか。まずその点をお伺いしておきたい。

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 大体建物が老朽をしておるということはわかる。それを改築をしなければならぬということもわかるのでありますが、ところが合理化に努めてきたが、馬券が思うように売れんから方法がない、それでこの方法、一番安易なこの方法をとる、こういうことになるんだが、そうすると、これを改築してきれいなしっかりしたものにすると、今度馬券が売れるようになるかどうか、あるいは将来これはこれで済んだが、将来やはり協会はこれを改築すれば、再びこういうことがなくして自立していけるかということをまず第一点として伺いたい。
【次の発言】 そうすると、この建物をきれいにすれば増収を得ると、そう安易に考えるべきものではないの……

第23回国会 農林水産委員会 第8号(1955/12/16、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それじゃ速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ただいま森委員の動議の提出に対して御異議ございませんか。
【次の発言】 ただいまの森委員の動議による決議は、全会一致をもって可決いたされました。
【次の発言】 では、昨日に引き続きまして、日本中央競馬会の国庫納付金等の臨時特例に関する法律案を議題にいたします。  本法律案は昨日衆議院において修正議決され、本院に送付、ただちに当委員会に本付託となりました。昨日に引き続いて質議を行います。順次御質問をお願いいたします。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第4号(1956/02/02、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 愛知用水公団に次ぐ今度森林の開発ですが、こういう特殊地域の開発が次々に出てくるのはあながち反対ではないのですけれども、根本的に愛知公団の場合に私どもが最後まで追及いたしたのでございますが、このたびの森林開発は六カ年の計画で、一カ年に十億づつ出る。それから三十一年度は余剰農産物に頼っておるのでありますが、これから今後六カ年間余剰農産物の資金が回るとは常識的にも考えられず、あるいはまたそれにかわるべきものがあるとかないとかいうことも想像できない。そういうことになると、こういうことになるのですがね。この計画はあるいは二カ年なり三カ年なり経過して、そういう資金の手当ができなかった場合には……

第24回国会 農林水産委員会 第6号(1956/02/14、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 この問題は、昨年六月十日当委員会の議題といたしまして、経済審議庁の吉岡電源開発課長、農林省の戸嶋参事官、通産省の市浦開発業務課長、建設省の国宗水政課長等の御出席を得まして、審議いたしたのでありますが、この問題の生じた根源を申し上げますと、糠平ダムの水利権の許可に当りまして、これは昭和二十九年の四月二十七日に許可いたしておりますが、北海道知事は下流の十勝土地改良区が渇水時の八トン及び五、六月の雨季における十六トンの水利権を有しておるにもかかわらず、水利権者の意見を徴することなく、糠平ダム地点の水利使用を認可いたしておるのであります。建設省もまたみずからこれを調査することなく、北海道……

第24回国会 農林水産委員会 第7号(1956/02/16、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  派遣委員報告の件を議題にいたします。先般御足労をいただきました熊野川及び剣山地域の山林開発事業施行予定地の実情調査について、本日は第二班剣山地区の御報告を伺うことにいたします。御出張の小西及び三橋両委員におかれましては、寒さの折から遠路御足労をいただき、まことにありがとうございました。では御報告をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。ただいまの御報告に御質疑の向きはこの際御質疑をお願い申し上げます。
【次の発言】 では前回に引き続いて、公有林野官行造林法の一部を改正する法律案を議題とします。  本法律案に……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 これは僕よくわからぬのですが、ブルセラ病というのは人間にもうつるし、おそらく家畜にもうつる、そしてあまりいい薬もない、ワクチンも適確でない、こういうと、輸入して起ったやつはほとんど殺すことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、そういう病気はおそらく殺さなければいかぬものと思います。そうしたらば、これは輸入国と契約によって外地で万全な措置はとるけれども、内地で発生したらばこういうものは殺すのだから、それは農民に損失をかけず、輸入国で何とか賠償とか、その原価は支技わぬとか何とかという方法をとれぬものですか。
【次の発言】 ところが日本には病原菌がおらぬのですからね、日本には。だ……

第24回国会 農林水産委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 この改正によって機械公団地区に融資をすると、この関係をちょっと御説明願います。機械公団地区はこの改正によって開墾費を補助金の残額の何割貸すのですか、あるいは補助金の残額の全部を貸すということになるのか、その点を一つ。
【次の発言】 そうすると、普通の開墾地に入植するその入植者と機械開墾地区に入植する入植者と、資金の方で普通の方は補助金をもらって、そうしてそのあとの工事費の全体から補助金を引いた額のどのくらいを今貸しておるのですか。普通の地区に入植する入植者と機械開墾地区に入植する入植者と、その資金面でどのくらいな差があるかということをちょっと御説明願います。

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 第二十二国会におきまして、積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の期限延長の法案を可決いたしました。その際当委員会において、「政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、本法の趣旨に遵い、施行面積の制限を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。」こういう決議をいたしておるのであります。その後この決議に対してとられた措置、当時農林政務次官は御趣旨非常にごもっともだと認めまして、大いに賛成して、必ず大蔵省との折衝において遂行いたしますということを明らかに答えておるのであります。その後農林省は大蔵省との折衝においてどういう状況になっておりますか、一応伺います。

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 急傾斜地帯は御承知のように、すべて山村であるのであります。現法律には面積の規定はないが、しかし取扱いとして二十町歩を限度として補助の対象といたしているのでありまして、これはきわめて本法の趣旨に反するものであります。急傾斜地帯山村を救済するゆえんではないのであります。それがために、一つその面積の限度の点において御決議を願いたいと思うのであります。朗読いたします。  政府は、本法に基いて施行せんとする土地改良事業について、急傾斜地帯の実情にかんがみ、本法の趣旨に遵って、施行面積の制限現在二十町を極力緩和し、五町までは必ずその対象として取上ぐべきである。  右決議する。  この決議案を……

第24回国会 農林水産委員会 第24号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 今類似市場の規制の問題がちょっと出たのですが、私はいたずらに類似市場を規制すべきじゃないように思います。消費者あるいは生産者に損失を及ぼす状態にあるとか、あるいは衛生的に公衆に非常に不利の状況を及ぼす現状にあるとかというようなことを除いては、私は自由市場を規制すべきではない、かように考えておるのであります。その区域の中に類似市場があって、ただその公設市場の利益のために類似市場を規制するというようなことは、私は断然なすべきではないと思う。かように考えておるのですが、どういう御見解をお持ちですか。
【次の発言】 その点は非常に重要な問題になるだろうと私は思う。中央卸売市場の方面ではい……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/04/06、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それではただいまから委員会を再開いたします。  農業改良資金助成法案を議題にいたします。  この法律案は、去る三月三十日衆議院において全会一致をもって修正議決され、当院に送付、当委員会に本付託になりました。なお、衆議院農林水産委員会において、お配りいたしておきましたような付帯決議が行われております。本法律案につきましては、去る二月二十一日提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日はまず本法律案の内容、その他配付資料について、参考事項に関する補足説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 御質疑の向きは順次御質疑をお願いいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第27号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 政令事項ですが、第二条第二項の政令で定める施設資金、ここにいろいろなたくさんの仕事が出ておりますが、たとえて申しますと、「穀物粉砕機の取得に要する資金」、それから「堆肥舎の造成に要する資金」と、いろいろ書いてありますが、これはやはり貸付の限度はおのおので皆違っておることになっておりますかどうですか。
【次の発言】 僕の質問した要点はそういう要点ではない。たとえて言えば「小土地改良事業に要する資金」、あるいはその次にある「農林大臣の指定する農道及び索道の改良又は造成に要する資金」、これはやはり五町歩以下十万円下を限度として、十万以下をその範囲内において貸付ける、こういうお答えがあっ……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 農林省に御質問いたします。これから質問することは、前回森委員が御質問いたしたことと重複するかもしれませんが、その節どうも農林省の答弁が明確を欠いておるので重ねて御質問いたしたいと思います。  政府の提出資料によりますると、技術導入資金の対象となる事業の中で西南暖地稲作普及率、これはまあわずかに二一%普及しておる、こういう資料が出ておる。それからまた秋落ち水田改良は一四%、保温折衷苗しろは五〇%、こういうことが出ております。一方提案理由の説明によれば、「ある程度の普及度を示し、補助金の対象とする理由は逐次稀薄となりつつある」、こういうように申されておりますが、そういうことになると、……

第24回国会 農林水産委員会 第29号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 今溝口委員の御質問で、これは非常に不安定なもので、余剰農産物の金を当てにして、三十億当てにして事業を開始するというような非常に不安定な事業だと思うのです。従ってその後に、この前もちょっとお尋ねいたしたのですが、この事業がいつやめても事業を遂行した効果を減殺するようなことのない方法で一つやってもらいたいと思う。なおそれに関連しまして、これはいつ――もちろんこの法案が通れば今年度から始まるのだろうが、工事に着手するのはいつごろから着手できる御予定なんですか。
【次の発言】 愛知用水公団は御承知のように昨年法案が通ったのだが、これはこのたびの森林開発公団とは性質が多少違うと思うのです。……

第24回国会 農林水産委員会 第30号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 三十一年度の見返り円資金の使用計画が出ておりますが、これはたとえていいますれば、農地開発事業貸付金を例にとれば、三十一年度は十三億三百万円、これは三十年度によう使わない繰越金があって、そうしてそれを加えて五十八億幾らとなっておりますが、この計画は、昨年の当初計画における計画通りに、当初計画における三十一年度分ですね、それにこの繰越金を加えたものが五十八億ということになっているんですか。
【次の発言】 私が今そういう質問をいたしましたゆえんは、おそらくこの農地開発事業の貸付金を例にとって考えてみても、おそらく三十一年度においては今度は十三億以上の相当な両二年度に繰り越すべき金が出て……

第24回国会 農林水産委員会 第37号(1956/05/25、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(重政庸徳君) それでは実施要綱を説明願えますか。
【次の発言】 御質疑のおありの方はお願いします。
【次の発言】 本件については本日はこの程度にいたします。  なお、政府においては、先日並びに本日の委員会の経過にかんがみ、遺憾なく措置されるよう重ねて希望いたします。  都合により残余の議事は後日に回し、本日はこれをもって散会いたします。    午後三時一分散会

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 本案はもっともだろうと思うのですが、大体災害復旧の年度の問題は、二十八年の大災害から三、五、二に、いわゆる最初の年に三割やる、翌年度は五割、三カ年目に二割をやって完了するというのが、いわゆる三カ年にその災害は完了するというのが、これは法律の規則にも何にもなっておらぬが、不文律な当時の政府もそういう意思を発表してそうなったのだが、その後結局まだ今年度に至っても二十七年災害が残っておるというような状態で、遅々として進まないような状態であるのであります。なお、昨年の議会で政府提案で改正、決定いたしました建設省関係の公共土木国庫負担、これが本法案の緊急を要する事業は三カ年間でやるというこ……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第2号(1953/08/04、3期、自由党)

○重政庸徳君 極めて簡単にお伺いいたします。今問題になつたこの地すべりの第五条の適用は、従来建設省及び農林省関係で従来各々の所管は砂防工事をやつておつたのであります。これは両省に適用になるのですかどうか。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 地方行政・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/12/14、3期、自由民主党)

○重政庸徳君 政府委員が来ておらなければ質問したってちょっと困るのですが……。
【次の発言】 臨時地方財政特別交付金の百六十億円は、地方財政措置の必要額の百八十八億円の中から地方負担の二十八億円を差し引いた……、いわゆる百八十八億円と決定いたしておられるらしいのですが、これはどういうことになっておりましょうか、どういう意味で……。
【次の発言】 われわれが想像するには、ただ単に地方交付税の三%を算出の基準にしたように考えるのですが、そうするとほんとうに必要な、措置せなければならない必要額はどのくらいになっているか。
【次の発言】 そうすると百八十八億は、必ずしもそれだけなければならぬというもの……



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データ更新日:2022/12/18

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