津島寿一 参議院議員
3期国会発言一覧

津島寿一[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 5期- 6期
津島寿一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは津島寿一参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
津島寿一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

津島寿一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 電気通信委員会 第5号(1953/07/01、3期、自由党)

○津島壽一君 資料をもらいたいと思います。もうすでに配付されたものがあるかも知れないが、若しなかつたら、今度の大きな問題は電話料金の値上げ、料金の改訂の問題だ。それで前の値上げの計画と、つまり二十八年度の不成立予算に計画されたものと今度の提案になつたものとの収入金額の各項目別ですね、即ち度数制の値上げ料金と基本料金、或いは普通料金、それから定額制料金、市外通話というこの項目別の収入、増収見込額ですね、それは約百三十四億になる、その内訳を項目別に。それから不成立予算でその分は幾らだつたか、今度それよりも増す、今のお話では前の計画より増したんだというこの一覧表ですね。それで極めて常識的に考えておつ……

第16回国会 電気通信委員会 第6号(1953/07/03、3期、自由党)

○津島壽一君 これは質問ではないのですが、審議の段取りでちよつとお伺いしたい。今度のあれで非常に重大なのは料金の改訂増加で、ほかの案文等は前国会で殆んど御審議になつておるように伺つておりますが、これの内容が余り説明されていないのでありますが、その点この審議の日取りで、今日はあと時間もないのでしようが、この次は六日と申しましても、成るべく早い機会に料金の値上げの案の御説明を十分願つて、そうして質疑をしたいとこう思うのです。問題がたくさんあるでしようが、そういつた中心問題を一つ取上げて頂いて我々のほうに研究する時間の余裕を与えて頂きたいのです。いつまで審議されるか、向うの衆議院の予算の通過の時期も……

第16回国会 電気通信委員会 第7号(1953/07/06、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと計数のことを聞きたいと思いますが、現行収入というのは八月以降八ヵ月分というのですが、これは年度全体からいうと月割は平均で割つたのでございましようか。二十八年度の収入計数、例えば内国電報は五十一億四千三百万円、八カ月分を計上したんですね。それは二十八年度全体を月割で割つた八カ月分、こういうふうに了承してよろしいか。それから又増収額も百三十四億円と、こう二割五分案ではあるのですが、これは八カ月分、いつから実施されるか知れんが、年度の増収の十二分の八、こう見ていいのですか。
【次の発言】 この値上げ案ですか、率を見まして、一割案の場合、それから二割五分案の場合に、この表を頂いた……

第16回国会 電気通信委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)

○津島壽君 今関連してちよつと……電報の収支の関係はこの前の委員会でも問題になつたと思うのですが、まあこれは大衆的に利用されるものでふるから多少の赤字を忍んで行くということはまあ仕方がない、又或る場合には適当であろうと思うのですが、要するに程度問題であると思うのでありまして、五十六億円の年の赤字というものが欠損で、又今回の値上げをしても恐らく六十億円以上の赤字を出すであろう、むしろ減るよりも増して来る傾向にある、当面ですね。先だつて総裁のお話によると十代の節約というか赤字減をするのには、将来五年も努力してかかるだろう、こう言えば大体電報料というものは五十億、六十億というものは当然赤字は仕方がな……

第16回国会 電気通信委員会 第13号(1953/07/17、3期、自由党)

○津島壽一君 通信の機密保持ということでどういうような実際の措置をされているかちよつとお伺いしておきたいのは、私の知つた実例で、或る人から打つた電報がそのまま或る新聞に載つけられて非常に迷惑した。電文そのものが載つたわけです。そういう事実があつたわけです。そのために非常な迷惑をこうむつた人があるのです。これはなかなか実行は困難だろうと思うのですが、多数の実際を担当している職員が十分その点についての考慮を払つていると思うのですが、これは非常に大事な憲法上の保障であるのですが、現実にはどういう方法でそういう機密保持の措置をされているのでありますか、ちよつと伺つておきたいのです。

第16回国会 電気通信委員会 第15号(1953/07/22、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつとお伺いしたいと思います。今の結論で二割に改訂するという場合に、二十五億、これは衆議院の委員会で政府側の答弁は、資金運用部資金は見ない、であるから公募社債という方法の含みによる、こういう結論になつておる。そこで大体この二割ということに御修正になる、こういうふうに伺つたのですが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 委員長、これは若し機会があれば、大蔵省の政府委員にもはつきり確かめたいと思います。郵政大臣にも、大蔵当局にも、私の承知しておる限りにおいは、公募社債の発行の枠はこれ以上認められない。それは不可能というまでの言葉は不適当でしようが、非常に困難であるという意味か……

第16回国会 電気通信委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと愛知政府委員にお伺いしたいのですが、いずれこの歳入欠陥については、予算措置で補充をするというお話ですが、これは会計法の規定についての解釈だけを承わつて、それが可能であるということをはつきり伺つておけばいいと思います。この日本電信電話公社法の五十一条だと思うのですが、この文句は「予算の成立後に生じた事由に基いて既に成立した予算に変更を加える必要があるときは、予算を修正し、」と、そこに文章として、まだ予算は参議院で審議中である、そうして衆議院で歳入の欠陥が生ずるような値上げの削減をした、まだ予算成事立後に生じた事由ではないわけですね。仮に参議院でこの法律が先に通過して予算が遅……

第16回国会 電気通信委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○津島壽一君 この表でちよつと伺いたい。昭和二十六年度予算対照損益計算書の受信料の予算額と決算額が全然同一の金額になつているのですが、これは予算決算が一年間に一円も違わないようにできているのは異例だと思うのですが、何か御説明を伺いたいと思います。事業収入の中の受信料です。

第16回国会 電気通信委員会 第20号(1953/07/29、3期、自由党)

○津島壽一君 もうすでにお尋ねがあつた事柄かもわかりませんが、又これは二十六年度の収支とは関係ないのですが、テレビですね、テレビが四月一日か、まあ最近におやりになつて、今年度或いは来年度の見通しとしてこのNHKの収入の上にどんな負担があるのか、概略を承わりたいのです。
【次の発言】 私の聞きたい点は、非常に大ざつぱでもいいのですが、二十八年度ですね、収支の上においてテレビ事業から一般の放送の収支にどれくらい金額において影響があるかという見通しなんですが、それをお伺いするのは、民間営業のテレビが近く始まるというような場合に、これはまあスポンサーをつけてやる仕事でしようが、お互いによくしたいという……

第16回国会 電気通信委員会 第21号(1953/08/06、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつとこの機会にお伺いいたしますが、理事の分掌、それはどういうふうになつておりますか、何か資料があつたかと思いますが、今日NHKの会長、副会長、理事、理事の増員の提案があるのですが、現在の理事の分掌はどういうことになつておるか聞きたいのです。
【次の発言】 それでよくわかりました。それで理事の増員の場合ですね、七人以内というから、何人ですか、三人増加するか二人増加するか、こういつた場合に、理事の増加した者と現在の者を含めて、今の経理とか企画、業務、総務というようなものの、あと三人か四人増すといつたような場合の運営上の分担というか、それはそういつた特殊の事務を面倒を見て行くという……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後2号(1953/11/11、3期、自由党)

○津島壽一君 すぐ退席いたしますから、ちよつと簡単に伺つておきたいのですが、非常に初歩の質問ですが、仮にこの国会に提案して委員会で議決するといつた場合に、郵政大臣は予算を作つて出す義務があるのか。又それでも国会の決議は決議として、別に巨群の考慮によつて、これは又金が足りないからとか財源がむずかしいからそれだけは出せないとか、半分にするとか或いは全然無視するとか、これは政治問題かも知れませんが、どういうのでしようか。そこのところを承わつておきたい。
【次の発言】 そこでその意味においては、国会の決議というものがあとで政治上の問題が起らないように、一旦決議すれば、政治の円滑を期するために郵政大臣な……

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後3号(1953/11/27、3期、自由党)

○津島壽一君 この表についてもう度伺いたいのですが、この建設勘定のほうの災害復旧費及び奄美群島建設というのは、改良的な建設勘定のほうの災害復旧及び奄美群島建設という項目がございますね、これは本年度で全部改良の施設というものが完成するのか、或いは奄美群島も建設勘定の分として本年度で完成するというので八億要るのですか。又来年度に継続的なものをやるので出て来る、こういう段取りにあるのか。
【次の発言】 ちよつと質問の要点ですが、その災害地における今のような改良工事をなさることが本年度で完成するのか。又来年度まで繰り越して行く、いわゆる年度を越して跨つてやるのであるか。こういう質問であつたのです。災害……

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後4号(1953/11/28、3期、自由党)

○津島壽一君 昨日大臣御出席でなかつたのでお伺いする機会がなかつた。今日も御出席なかつたけれども、幸い政務次官並びに大蔵省の政務次官がおりますので、大臣にお問いしたいと思つたことを一、二お伺いしたいと思います。  昨日御配付になりました収支見込の計数のことでございまするが、昨日の質問応答で一応は了承したのですが、念のためにそれを確めておきたいと、こう思うのですが、それで建設勘定で、その他の財源というので二十八億六千万円という予定がされておるわけですが、これは二十八年度の第二次補正予算の基礎になつておる計数であるか。又は単純にこうもあり得るという一種の参考計数を書出したものであるか。即ち予算編成……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 電気通信委員会 第2号(1953/12/03、3期、自由党)

○津島壽一君 計数の問題をちよつとお聞きしたいのですが、細かい問題ですけれども、ちよつと時間があるようですから、この頂いた表の損益勘定の支出のほうで業務量増加等に伴う経費、(電信電話委託業務費を含む)この項目で二十一億九千万円とあるのですね。約二十二億ですね。この分の、これはこの提出した補正予算の計数とびしつと合致しておるのでございましようか。大体の見込を盛られたのでしようか。なお内訳では二十一億九千万円の項目としてはどんな計数になつておりましようか。ちよつと経理の方にお聞きしたいのです。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後2号(1954/09/14、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと外れるかも知れませんが、念のためにお伺いしておくのですが、先ほど新谷委員或いは長谷局長の質疑応答の中の、難聴地域の解消という問題に関連しているのですが、私が聞き誤つたらどうぞお正し願いたいと存じますが、NHKのほうでこの問題について、具体的の計画を検討中であり、まだそれができ上らないようだ、こういうふうに承わつたのですが、さようでございましようか。
【次の発言】 それに関連するのですが、この問題は前国会でもNHKの資金需要、予算計画の、特に受信料の値上げという問題が非常に重大になつたわけで、この予算承認についても何というか、附帯決議をしたという大きな問題だつたのですが、そ……

第19回国会 電気通信委員会 第3号(1954/01/28、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと資料をこの次に頂きたいと思いますが、建設改良工事費のほうの五百三十一億というその内訳が予算の書類ではここに書いてある給与、事業、事務費、それ以外の建設改良工事費が四百七十億円、こういうふうに書いてありますが、その内訳の問題でありますが、今の御説明を承わつておりますと電信電話の施設については予定の台数というか、回線の数とか、こういうようなものは予定通りやる、そうすると結局は局舎の建設というか基礎的な施設、それが非常に予定よりは少い、こういうように考える。大体計数で、例えば前年度には、二十八年度ですね、局舎の建設費が六十七億、今度の予算は二十九年度では六十三億と減つているわけ……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後4号(1954/10/07、3期、自由党)

○津島壽一君 この日本放送協会の御提出になつた難聴対策と昭和二十九年度の実行計画、ちよつとこの資料について質問したい。第一番に、昭和二十九年度の計画、第二番目が二十八年度計画のうち、今年度継続のものと二つになつているわけです。それでこの二十八年度の計画のうちで、本年度に継続のものと、こういうのは、二十九年度の収支予算事業計画の中に、すでに計上されておつたもの、こう了解していいのですか。つまり継続事業として、当然二十九年度の予算にこういう計画の経費は計上されておる、こう了解していいか。それから二十九年度の計画として、一のほう、第一項、これは二十九年度のここで審議した収支予算事業計画の中には、こう……

第19回国会 電気通信委員会 第5号(1954/02/26、3期、自由党)

○津島壽一君 今の問題に関連して、今の度数制に変更するというようなことは、電話料金の料率の規定で、まあ附表のようなものが付いておつたのですが、それには何も関係なしに、実際問題として公社のほうで今の地元の了解とか何とかいう問題は別として、法規上の問題はないのですね。自由にやれる。

第19回国会 電気通信委員会 第10号(1954/03/24、3期、自由党)

○津島壽一君 今度のこの受信料の値上げについてもつとはつきりと、こういう必要があるから、これかけは絶対必要だという説明をお伺いしたいのです。これはまあぼつぼつと断片的には承知し、殊に今回の収支予算の資料というのがあるのですが、これをちよつと拝見しますと、どうも事業を拡張し、改善も含まれておりますが、番組の編成を充実するとか、そのためには収入が足りないから結局月幾らということに上げたということが示されて、どうも緊急な事態というか、絶対必要だという感覚が、説明の上ではできていないのですな。書面の上での説明、これは簡単ですから読上げてもいいのですが、「協会の事業計画、収支予算等におきましては、受信料……

第19回国会 電気通信委員会 第11号(1954/03/25、3期、自由党)

○津島壽一君 ちよつと退席しますから簡単に二つ質問さして頂きますが、この番組の編成ということについてちよつとお尋ねしたい。  この資料に番組編成比率というものがございまして、報道関係が一五%余とか、教養が四三%、慰安が四一%、こういうふうに出ております。これは第一放送と第二放送と併合したもので出した比率でしようか。どういう工合になつていましようか。これについて。
【次の発言】 それじや合計したもので比率を出したわけですね。そこでお伺いしたいのですが、大体私のなにで見たところでは、第二放送は教養の部分が非常に多い。それから第一放送は慰安ですね。ここに四一%、報道がそれに次いであるというわけで、第……

第19回国会 電気通信委員会 第12号(1954/03/26、3期、自由党)

○津島壽一君 今の新谷委員の御質問を拝聴して、非常に私はまあ同調するのですが、それで実行問題としては、今議題になつておるこの予算の、ラジオの建設費支出五億五千万円、この案によると、既存の設備の改修とか、研究所の拡張であるとか、そういつた費目で五億五千万円出ているわけですが、費目としては、端的に建設費勘定、建設費という費目で五億五千万円あるのですが、使いようによつては、これを経営委員会でお諮りになるならば、ほかの項目に使うわけじやありませんから、この予算の総則的な拘束には何ら関係なく、或る程度今年度から只今のような計画を立てて、そして先ずそれを実行的な予算というか、それは可能なことであると思うの……

第19回国会 電気通信委員会 第14号(1954/03/29、3期、自由党)

○津島壽一君 今のに関連してですが、放送債券は法定の限度が三十億である。それをラジオとテレビジヨンで両方合計したところで三十億限度でやろうというのか、長期借入金というものの性質ですが、これは私の見たところは、放送法の規定にはないわけですね。実体的に言えば、放送債券を発行したほうが安定し、利率も安い、今も三銭ということですから。片方は八分五厘の利子を付ける。年限もちやんときまつておる。できるならばそうしたい。放送債券が発行者にとつても有利であり、安定性がある。長期財政借入金なるものは無限と言つてもいいですか。それは予算の枠がございましようが、累次借入れて行つて、放送債券が三十億に達し、長期借入金……

第19回国会 電気通信委員会 第19号(1954/05/06、3期、自由党)

○津島壽一君 今の御説明で理由はわかつたのですが、立法の形式について、法制局あたりで問題はなかつたのでしようか。即ちこれと類似な、もう全然必要のない法律が相当あつたものを今回整理しようという、その法律がたくさんあれば、一本の法律で、全部廃止する法律を列記してやるという方法は、これは法制局の人に聞いたほうがいいでしようが、そういつた取扱、立法の形式ですね、ほかの関係のがたくさんあれば、それを一括して二十でも、三十でも、左の法律はこれを廃止するというような簡便なことはできなかつたのでしようか。それはあなたの所管じやないかもわかりませんですがね。どうも僕はこう一々の簡単な法律案を……、紙代だけでも無……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 逓信委員会 第12号(1955/07/14、3期、自由党)

○津島壽一君 提案理由はただいま拝聴したのですが、私は二、三質問したいと思います。  私の質問のうちにあるいは意見に関するようなことを申し述べる機会があるかもわかりませんが、しかしそれは何ら最終的の見解を表わしているものではございません。ただ質疑の趣旨をよくわかっていただくというために、そういったような一部見解に属するようなことが出るかもわかりませんが、それはどうかそういった意味であるということを御了承になって、率直なる御答弁を要求したいと思うのでございます。  それでこの提案の理由は初めて拝見したのですが、今回のこの提案の基本的な考え方ですね、それはどういうものであるかということを大体わかっ……

第22回国会 逓信委員会 第13号(1955/07/19、3期、自由党)

○津島壽一君 小池さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、あまり大した問題じゃないんです。きわめて小さいことなんですが、本案の適否を考える上において参考にしたいのですが、御覧になったと思いますが、本案の提案理由というものがございまして、第一は、両者の間の連繋協調をはかる目的という面と、第二は株価の安定、その所有というか、公社が会社の株を、十四億円という多量の株を持って、いつでもこれが処分できるのだ、それでそのこと自体が非常に株価を不安定にする、であるから株価の安定というものは必要だから、全体の半分ぐらいを公社に持たして、そうして放出の危険というか、それによって株価の不安定をなくするために公社に……

第22回国会 逓信委員会 第17号(1955/07/30、3期、自由党)

○津島壽一君 橋本さんにちょっとお教えを請いたいのですけれども、この前、私が質問した中に、電々公社の出資財産に対する評価の問題で、その評価をどうするかという場合に当って、その収益基礎によるものと、現実の価額によるものとの二本立てで評価した。これは普通の場合にそうでありましょう。しかして収益力による評価については、当時の評価委員会では大体八分五厘程度の評価基準をもって還元した価額を出した。こういうふうに承わったのですが、これはその当時として適当であったと思うので、その内容をどうこうという質問じゃないのですが、その評価の標準となる収益力という率は、将来の配当の基準となるべきものを委員会はきめたとい……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○津島壽一君 大蔵大臣はこの委員会に御出席がなかったのですから、私は質問をするに当って、簡単にこの委員会の経過のきわめて概略を申し述べて、大蔵大臣に一つ御質問申し上げたいと思います。  御承知のように公社法の改正案は前国会で継続審議となっております。しかし、当時この委員会では、この法案は通常国会で実質上の継続審議をしようというような話し合いが成立しておったわけです。しかるにかかわらず、本国会のこの委員会でこの問題を審査するという段取りになったことは、その後の株式市場の状況が著しく好転して、電電株式会社の株式の処分が法律の規定するところによって可能であるという事態が起ったように見えたのであります……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第13号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○津島壽一君 私は主として大蔵大臣に御質問申し上げたいのです。ただいまの羽生さんの質疑応答を拝聴しながら、もう一ぺん念を押しておきたいと思います。  この協定の利益は端的にいえば、必要とする食糧の輸入に対する資金をアメリカからまかなってもらう、長期で低利でこれが償還できる、こういったような為替関係も一つある。第二には、この取引によって生ずる積み立てた円をもって、国内の産業開発の資金に利用できる、こういう対内的の利益もある。もう一つは、それは前回の委員会であったと思いますが、学校給食等に関しての贈与を受けるという利益を行なっておる。大体この三点にしぼるべきだと思う。  そこでまず国際収支の関係の……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/05/30、3期、自由民主党)

○津島壽一君 高碕長官に簡単なことですがお伺いしたいと思います。フィリピンの国会は、もう今閉会中になって、日本の国会のこの協定の承認を待って開会して承認の手続をとる、こういうふうに了解してよろしいのですか。それらについてマニラにおいて国会承認の時期とか順序というか、そういうことで何かお話し合いになったことがありますか。ちょっとそれを、向うでの了解というか、それがございましたら伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすれば日本の国会でこれを承認をしなければ向うがそれに先だってはやらぬ、向う側の国会の承認、それをやらない、こういうお話だったわけですね。それを向うが言っておった、こういうお話ですか。

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/05/31、3期、自由民主党)

○津島壽一君 ちょっと関連質問がありますが、よろしいですか、この点は私も疑問に思っておったから。ただいまの羽生委員の質問に関連して一つ疑問を質してみたいと思うんです。それはサン・フランシスコ平和条約の第十四条に賠償条項がある。フィリピン、インドネシアとの当初の交渉が、今日に至るまで十四条の支払い以外は賠償じゃない、という建前でずいぶん押したわけです。これは今も局長がおっしゃった通りでございます。ところがビルマ賠償協定が先にできましで、ビルマはサン・フランシスコ平和条約の加盟国じゃない。ところが単独の平和条約を結んだ。そこでビルマはサン・フランシスコ条約の十四条に拘束されないとしているのでありま……

第24回国会 逓信委員会 第3号(1956/02/07、3期、自由民主党)

○津島壽一君 郵政大臣にちょっと簡単な質問ですが、二、三ありますがきょうは時間がありませんから来週またあらためて追加いたします。  前回のこの委員会で国際電電会社の株の処分についての御報告があったのですが、それで大臣の所管事項の御説明の中にも、売却代金を公社の建設事業に充当する、こういうので今予算措置についてせっかく交渉中だ、こういう御報告がありました。それでまだ交渉中だと思いまするが、大体の御方針はこの売上代金というものをどういった費途に充当するかという方針ですね、それを承わっておきたい。というのは、すでに所管事項の御説明の中に、公社の総裁もいろいろ来年度の事業計画についての御説明の中に、た……

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/21、3期、自由民主党)

○津島壽一君 前回の委員会に欠席しましたので、委員会の経過を十分承知しませんが、すでにそういった点にも触れたかもしれませんが、二つ三つ問題を出しまして、大臣の御意向を賜わりたいと存じます。  第一は、放送法の改正という問題であります。これは前回の委員会で、相当長時間にわたって質疑応答があったように速記録の上で見たのでございます。それで前回の委員会の経過を、速記録によりますと、結論としては、本月でき得るならばという何が入っておりますが、でき得るならば本月中に素案を得て、そしてこれを一般の世論というか、識者の意見を聞いて、そして成案を得て、閣議に諮って、国会に提出する、こういうようなことが結局の結……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○津島壽一君 簡単な質問です。電波監理局長に御質問して、御答弁を願いたいと思います。この三十一年度の新予算に直接関係ないかもわかりませんが、全体にNHKの収支予算・事業計画等の案の取扱い方でございますが、これはこの前の委員会でも郵政大臣に質問したのですが、一般予算・特別会計の予算も含めて国会に早く提出をしたい・実際においては一月下旬になっておるのですが、NHKの予算がいつも提出がおくれる。その事情は郵政大臣で意見を付して提出すると、こういうような規定もあるから、そのためにおくれるという事情も想像できるのです炉、しかし金額は相当大きい予算でもあり、ことにこの受信料というものがほとんど義務的に、一……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○津島壽一君 私は梶井総裁にまず質問したいと思います。  この法律案が原案のままで国会を通過して実施されると思います、という場合を仮想しての質問でございます。そういった場合に、本法律案の実施上の措置をどうするかということについて質問をしたいのです。で、この法律案の附則を読みますと、現在大蔵省が保有しておる公社株が現実の問題としては十三万二千株ある、すなわち資本金の五分の一に相当する株式、これが収入未済でありますから、本法の実施とともに公社に返還され、そうして公社の株式となる、こういうことになるわけでございます。一方この法律案の内容を見ますと、三条の二という項には、公社の保有することができ得る株……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○津島壽一君 ただいまの報告で、当委員会の希望が満たされることになったのは満足するところで、ございます。その五月四日の公告の案文の内容をお持ちならば、一つ簡単にでもここで御披露を願いたいと思います。
【次の発言】 今のは売り払い公告の内容全部であったと思うのですが、あるいは入札者心得書に表われておるかもわかりませんが、一応お尋ねするのですが、無条件にある入札者がほとんど全額にひとしいようなものをあるいは特殊の委託者によって株の買い入れをするというような結果に対して、何らかこの入札方法の上においてこれを防止するような制限条項があるかどうかということであります。もう一度その趣旨を申し上げますが、競……

第24回国会 逓信委員会 第18号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○津島壽一君 今の結果で多少私が意外に思ったことは、この落札者の中に郵政省共済組合が六十六万株のうちで六十万株を落札している、それでその事業が行えるか、こういう点です。  それでこの共済組合の運営はどうなっているか、十分調べておりませんから、一つそれと関連してお伺いしたいのですが、こういった大きな金額、数量の有価証券を取得する場合には、この共済組合で運営審議会といったようなものがあるように承わっておりますが、そういうところへ一応付議されて、それから入札するのであるか、または内部の規定で、経理の担当者は運用可能な金額の範囲内において自由にどんな株でも、どんな社債でも有価証券を取得していいというよ……


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データ更新日:2022/12/18

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