豊田雅孝 参議院議員
3期国会発言一覧

豊田雅孝[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 6期- 7期
豊田雅孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは豊田雅孝参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

豊田雅孝[参]本会議発言(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第11号(1953/06/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は……。
【次の発言】(続) 私は、都市と農漁村の中小企業者、換言いたしますれば、中産階級、小産階級を主といたしまする事業者の立場から、各般の問題につきまして新内閣の施政方針をお尋ねいたしたいと思うのであります。  中小企業は、生活必需品の生産販売の面におきまして、又輸出貿易の面におきまして、更に大企業の関連産業といたしまして、我が国産業の構造上、特に重要なる地歩を占めておるのであります。従つてその数も極めて多く、全商工業の九割八分以上を占めておるのであります。それにもかかわらず、過去における地方銀行の大合同以来、普通銀行は大企業の融資に傾いて参りましたるために、当然、中小企業……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第31号(1955/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、衆議院修正送付にかかりまする昭和三十年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の三案に対しまして、若干の意見並びに希望を付して賛成するものであります。  鳩山総理は、第一次鳩山内閣の組閣直後、諸政を刷新して人心を新たにし、国民が前途に希望を持つ政治を行うという談話を発表せられたのであります。なおまた、当時施政方針演説においても、占領下に制定せられた諸法令、諸制度につきましては、わが国の国情に即応するように改善するということを言われておるのであります。まさに、その言たるやよく、その意気たるや壮とすべきものがあったのであります。しかるに、今回の鳩山……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第26号(1956/03/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、昭和三十一年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の三予算案に対し、若干の希望を付しまして賛成の意を表するものであります。  三十一年度予算案が三十年度内に、しかも相当の余裕を残しまして成立せんといたしておるのでありますが、かようなことは近来珍しいことでありまして、それだけにこれは経済界に対してはもちろん、広く国民一般に対して大きな安定感を与えるものと深く喜ぶものであります。しかし政府におかれましては、これによって楽観されることなく、この際、特に行政能率の刷新向上と、予算執行の厳正を期せられたいと考えるのであります。会計検査院の検査報告によりますると、……

豊田雅孝[参]本会議発言(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

豊田雅孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 決算委員会 第8号(1953/07/03、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今のに関連するのでありますが、これが発覚した動機はどういう動機だつたんですか。
【次の発言】 発覚の動機を伺つたのは、こういうことは未発覚のものが相当あるんじやないかという感があるものですから伺つたんですが、今御説明の程度だと、たまたまそういうことが外部から売つたことによつてわかつて来た。これは常時監察する制度というものは、只今他の委員から御質問もあつたんですけれども、これについて何か的確なる制度というものがないということ自身が非常に不思議に思うわけなんですが、消印済の書類の保管方法というものはどういうふうになつていましようか。

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 六十三号ですが、建設の意思は学校当局にまだあるということであつたようだという説明になつておりますが、只今の大蔵当局からの御説明だと、その後もうその意思もないようだ、すでにその材料は業者のほうで流用にもなつているというのでありますが、それで結局契約解除したければならん。従つてあと求償手続をせられるというのでありますが、その求償手続をすることだけでこういうような案件はいいということになるのでありますか。
【次の発言】 学校に売渡契約をせられるときにはどういう程度にまで調査をせられているんでしようか。
【次の発言】 調査不十分の結果売渡しをし、そうして建設不能に終つて、鉄材等は他に流用……

第16回国会 通商産業委員会 第1号(1953/05/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今議題になりました理事の互選の件につきましては成規の手続を省略いたしまして委員長に御一任するの動議を提出いたします。

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後1号(1953/09/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 参考人のかたに御質問申上げたいと思います。  第一は輸出価格の低落して来ている主たる原因と、今後の輸出価格の見通しをメーカー側のかたと貿易側のかたに伺つて見たいと思います。  第二は硫安輸出会社が設立せられまして後にこの経理の見通しはどうなのか。ともかく作ることは作るが、やがては採算がとれなくなつて国家から補給金等をもらわなければならんというようなふうになる懸念があるのじやないかというふうに、各方面から見られておる傾向があるわけでありますが、これに対してメーカー側のかたがたはどういう見通しを持つておられるか、これを具体的にお伺いいたしたいと思います。  第三点といたしましては、こ……

第16回国会 通商産業委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の件につきましては、委員長に指名を一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今大臣からいろいろ輸出振興につきまして御意見を伺つたのでありますが、この際大いに輸出を振興しようという見地から、最近軍工業に日本の輸出に大きな転換を図つて行かなければならんということが強く言われておるようでありますけれども、これ又大臣からお話がありましたごとく、輸出振興については小さいものでもこれも積もれば相当なものになるという考え方からいたしまするというと、軽工業の品目についての輸出もこの際極力努力しなければならんと思うのであります。そういう面において軽工業の輸出振興上、合理化を国家が力……

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど来いろいろ質問が出て伺つておりますが、中小企業問題は年来の問題でありますけれども、特に最近の輸出の不振といわゆる平和恐慌の傾向によりまして非常に不況が深刻化しつつあるのでありまして、それが中小企業にしわ寄せになつて来ていることは言うまでもないのであります。先ほど振興部長から御報告のありました下請に対する未払の好転も一時はそういうふうになつておつたと私も思うのであります。併し最近は白川委員からお話がありましたごとくに、非常に悪化しつつある。又今後悪化するであろうというふうに考えるのでありまして、殊に中小炭鉱の問題一つ取上げても、これは容易ならん問題だと思うのでありまして、今後……

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後3号(1953/09/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 電源開発計画について、先ほどいろいろ御説明があつたわけでありますが、従来電源の開発は、東日本に非常に偏重しておつたのでありまして、その点非常に遺憾に思つておるのでありますが、先ほどの説明によりますと、中国、四国、九州、その地区の電源開発の急務であることは認められて、大いにこれを推進しようというふうになつたということは結構だと思うのでありますが、渡川にしても奈半利川にしても、漸く調査河川に追加されたという程度でありまして、一体今の状態で行くと、いつこれが着手せられるのか、甚だ遅延状態にあるのじやないかと思うのでありますが、開発着手の時期、或いはこれが担当者をどういうふうにするのかと……

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後4号(1953/10/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 時間がないものですから簡単に伺いますが、第一点は世界銀行の金利は一本になつておるのかどうか。どちらにしても借款する以上非常に重要なものだと思うのですが、比較がここで明らかになつておらんのですけれども、どういうふうに考えておいでですか。それが第一点。  それから第二点は、発電原価には今回の設備の償却も含めての原価になつておるかどうか。  それから第三点としましては、今の第二点に関連するのでありますが、この借款だけを見た場合に、電気料金との関係は上るのか下るのか。そこを見込んでこの計画を立てられたのだろうと思うのですが、その点について具体的に数字で示してもらいたい。以上であります。

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後5号(1953/10/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 西川さんにお伺いいたします。奈半利川の開発の問題なのでありますが、只今の住友の共同電力ですか、それともう一つ四国電力との競願について、いろいろ詳細報告になつたのでありますが、結論としてこれの解決案としてはどういう方向に向うべきであるかという点を率直に伺いたいと思います。
【次の発言】 私先例を存じないのでありますが、かような報告の際には政府から関係当局が来てこれを聞いておるということが必要じやないかと思うのでありますが、その点については如何なものでしようか。
【次の発言】 普通の場合書面報告になりますと、大体それは一応積んで置くということになる傾向があるのでございまして、特に政府……

第16回国会 通商産業委員会 第6号(1953/06/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず武器という定義ですね。それから兵器とどういうふうに違うという解釈をちよつとばかり、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 この国内の需要だけに充てるものだと、こういう説明でもいいのだろうかと思いますが、駐留軍の発注に重点を置いておるような説明から行くというと、こういう説明だけで済むかどうかという点に疑問を持つのですが、どういうお考えですか。
【次の発言】 公共の安全確保というのはどういう意味でございますか。
【次の発言】 火薬類取締法の公共の安全というのとは意味が違うわけですか。
【次の発言】 具体的に言うとどういうふうに違うのですか。

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の御報告ですと、一般商工業関係の報告まだ入つておらんということかと思うのでありますが、炭鉱でありますとか或いは製鉄所、発電所或いは大工場に偏することなく、全般の商工業に対する被害の御報告を一つお願いいたしたい。  それと同時に、これに対して緊急な金融措置或いは減税等について通産省のほうから大蔵当局のほうへすでに御交渉になつておるのかどうか。その経過、今後の見通しなどについて伺いたい。
【次の発言】 今の金融措置或いは減税措置などにつきましても、重点産業なり或いは農村にとかく重点が置かれがちになろうかと思いますので、従来の例になずむことなく、一般商工業に重点を置いた災害の報告並び……

第16回国会 通商産業委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の政務次官の御報告で大体のところ、わかつたのでありますが、復旧資金について見ましても、電力関係は十三億ばかりで、それに対して自己資金の捻出、それから更に残余は十億ばかり、特に政府関係から融資の途を図るというようなことでありますが、電力は特に重要性を持つておりまするから、当然かと思うのでありますが、大企業も大体市中金融機関に斡旋をして、それぞれ融資の途を講ずるというのでありますが、中小商工業関係を見ますと、この配られた表から見ましても復旧所要資金工業関係で四十七億六千万円、商業関係で百二十七億一千万円ばかりでありまして、合計すると百七十四億になるのでありますが、それに対して僅か……

第16回国会 通商産業委員会 第12号(1953/07/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業者の定義についてなんですが、まあこの法案には特にこの中小企業者の定義については、規定をしておらないのでございますけれども、中小企業信用保険法には定義をしておるし、更に今回出ようとしておる中小企業金融公庫法案にも定義をしておる。定義を書いてあるものと定義を書いてないものとが出て来るということになるのですが、定義を特に書かなかつた点について何らかの意味があるんでしようか。
【次の発言】 等のあることは結構だと思うのですが、中小企業者の範囲というものについて他の法律にある範囲というものと、今回のこの法案の中小企業者とは、大体中小企業規模の業者を言うものだというようになつておるの……

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今の保険料率引下げは、これはまあ御承知のように業界多年の要望なんでありまして、今後是非とも一つ引上げを実現し得るように御努力を願いたいと思うわけですが、今回災害関係については特別に三分の一に保険料率を臨時的に引下げられるというわけでありますが、これに対応して信用保険の填補率を災害関係については同じく臨時的に引上げるということが両々相待つて、バランスもとれて誠に好都合じやないかというふうに考えるわけなんですが、この点について前回速記が付かなかつたものですから、速記が付くようになつたら改めてお答えを願うということになつておりましたので、その点一つ御説明頂きたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/15、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回中小企業信用保険制度の内容が拡充強化を或る程度せられましたので、その点においては賛成をするのでありますが、併しながら、先般来質疑の際に明らかになりましたるごとく、短期資金につきましては信用保証協会制度で適用に相成つておりまする二府県以上に跨がる場合、いわんや全国に跨がる場合においてはこれを賄い得ないという面があるので、かような面から信用保険制度のほうを長期資金に限定せずして短期資金に拡大すべきではないか、将来その方向に持つて行つてもらいたいということが一点であります。更に第二点といたしましては非常時の信用保険制度としては、今般の填補率の引上げ八〇%ということでありまするが、こ……

第16回国会 通商産業委員会 第17号(1953/07/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連して……、今の資金計画の資金配分計画、すでに配付になつているんだつたら結構ですが、若し配付になつてないのでしたら資料として配付してもらいたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 一括してこの際お尋ねいたします。第一には、第一条に一般の金融機関が融通を困難とするものを融通することを目的とするというふうにあるのでありますが、この一般の金融機関が融通を困難とするものという定義を実質的に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 平たく言つて、滞貨融資ですね、それから赤字融資、それから今回九州等で起きたようなああいう災害の際に対する災害融資、こういうものが賄い得る建前のものかどうかという点を伺いたい。
【次の発言】 今回の金融対象には調整組合及び連合会なども取上げられたのですが、調整組合は今回中小企業安定法の改正などに伴いまして、現実に損害の発生しておるもののみな……

第16回国会 通商産業委員会 第19号(1953/07/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 昨日基本的な問題につきましては質疑をいたし、それぞれ答弁を得たのでありますが、やや細かい問題につきまして三、四点伺いたいと思います。  先ず第一には、この中小企業金融公庫ができましたならば、その代理金融機関と緊密な連絡を図らなければならんと思うのでありますが、特に特殊金融機関でありまする商工中金との間においては、格別緊密なる関係をとつてやつて行く必要があろうと思うのでありまして、この面において役員の兼任等の方法によつて事務の円滑を期しようというようなお考えがあるかどうか、この点について伺いたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はわかりましたが、それは中小企業金融公庫のほうへ行きつ……

第16回国会 通商産業委員会 第20号(1953/07/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この間質問を始めておつたところであつたものでありますからそれの続きを質問するわけでありますが、第二条の関係でありまして、従前の規定の仕方は非常に窮屈であつたと私も思うのであります。今回はそれが大いに弾力性がついて幅ができて来たわけでありますが、それだけに指定しようと思えば何でも指定できるということになつて来ると思うのでありまして、むしろ何でも指定できるということは、結局は業種の指定をしないほうが実情に合うんじやないかというようなことが考えられるのでありますが、この点について御意見は如何でございましようか。
【次の発言】 従来の法律は臨時立法であつたものでありますから、業種を指定す……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣に伺いたいと思いますが、吉田内閣はこれまで極力統制を外すということで今日まで来られたと思うのでありますが、ところが今回この武器等製造法案を見ましても、事業許可制をとることになつておるのでありますが、通産省としては、少くとも今回初めての事業許可制、少くとも終戦後新憲法下においては初めての事業許可制を布いたということになると思うのであります。又一面御承知のように、独禁法も緩和せられるという案が、出ておるのでありまして、これによつて合理化カルテル、或いは不況カルテル、甚だしきは価格カルテルまで認めて行こうということになつておるのであります。更に又輸出取引法を今回は非常に強化するとい……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどの輸入組合の関係のことでありますが、今回衆議院の修正で輸入組合の設立について一つの制限がついてしぼるだけはしぼろうというような行き方になつたということに関連しまして、輸出組合のほうはこれと対して見た場合にしぼらんということになるという点において、輸入組合は国内の関係があるからしぼつたほうがいいというような説明を聞いたんでありますが、今度は輸出組合のほうは海外から見るという関係が出て来ると思うのでありまして、輸入組合に比べて輸出組合のほうはどんどん作つて行くというような感じが両方の条文を彼此検討したときに出て来る。さなきだに輸出貿易関係についてはいろいろ政府が施策するというこ……

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/08/03、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回の法案を提案するに至つた事情、打割つた事情を先ず以て伺いたいと思います。
【次の発言】 大体の構想はわかつたのですが、今回独禁法が大幅に緩和されることになつたのですが、独禁法緩和後の見通しから言つて、独禁法でさようなことが賄い得ないのだ。殊に一面御承知のように輸出取引法が今日輸出入取引法というふうなものになつて、内容も非常に強化されて、これが一手輸出もできる、輪番輸出もできる。更に又アウト・サイダーまで抑えるというようなことにもなつているわけです。殊に輸出の意思と能力さえあればこれは輸出業者に見るということで、メーカーは勿論輸出業者と見得るということになつているわけでありまし……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 通商産業委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今いろいろ大臣からお話を伺つたのでありますが、今回予算の厖大化に伴いまして何としてもこの際インフレを抑えなければいかんという見地を政府が強くとられておるのは御犬もでありますが、その選を非常に強く堅持せられておる関係からいたしまして、お話の指定預金をこの際引揚げるのだ、更に又高率適用も日銀は強化するのだ、又この線に伴ないまして一般市中金融機関も選別融資をいよいよ強化しておるという状態でありまして、今これがしわ寄せはだんだん中小企業界に押寄せておるわけでありますが、特に私が関心を寄せますのは、先般新聞紙上に伝えるところによりますと、日銀総裁がもう中小企業にしわ寄せの来ることは確実だ……

第17回国会 通商産業委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先般大臣から輸出振興方策についていろいろ伺つたのでありますが、又いろいろ御研究になつているようでありますが、残されておりまする大きな問題は、従来の輸出振興方策が原料産業に偏重しているということが大きな問題としてまだ残つているように思うのでありまして輸出振興についても原材料本位の政策というものがとられておりまするために、加工品、殊に完成品に不利な結果になつて来ておりまして、要するに常に原料高に禍いせられているということのために、完成品の輸出振興がどうしてもうまく行つておらんという点が積り積つて今日のような輸出不振になつて来ているというふうに考えられるのでありまして、具体的に言います……

第17回国会 通商産業委員会 第3号(1953/11/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 十月の東京手形交換所の不渡手形の発生件数を調べて見ますと、二万六千百十六件でありまして、一日の平均が九百六十七件でございまして、最高記録を示して来ておるのでございます。その殆んど全部が五万円以下の小口で、その殆んどが中小企業者の振出手形であるということになつておるのでありますが、これは一つには政府、日銭の金融引締めが中小企業界にしわ寄せになつて来ておるということを如実に示しておるものだと考えるのでありますが、もう一つは大企業の下請及び関連産業に対する未払、遅払によるしわ寄せが来ておると考えるのでありまして、今や中小企業は金融難と大企業の遅払との板挾みになつて非常な不況に落されてお……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 通商産業委員会 第3号(1953/12/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず最初質問をいたしまする参考として数字的なことを伺いたいと思いますが、中小企業金融公庫の代理店三百八十一というお話でありましたが、これの窓口は全国を総合計いたしますと、どの程度の数字になるかということであります。なお、代理店に対しまする枠が平均どの程度になつておるか、そのうち最低の額はどの程度であつて、最高の枠がどの程度になつておるかということを伺いたい。
【次の発言】 平均はどれくらいですか。
【次の発言】 それでは続いて伺いますが、中小企業金融公庫の貸出手続が非常に厄介だという声が全国に挙つておるのでありますが、書類等についてどの程度の書類を要求せられておるか。具体的に言い……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今山田委員からいろいろ質問又は意見を出されたことに関連いたしまして、私からも一つの質問をしたいと思うのでありますが、私はこの案件について係官にすでに不正行為が起るという事自体でも非常な問題だと思うのでありますけども、特に特定郵便局長自体に四人まであるということに、非常に問題があると思うのです。ということは御承知の通り、現在郵便貯金の預金高というものは、三千三百億を超えておると思うのであります。一カ月に恐らく最近には百、三十億ずつ殖えつつある。これは非常な金額を扱うものなんであつて、これは普通の金融機関以上に預金吸収力があるというふうに考えなければいかんと思うのであります。それほ……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1954/08/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今銀行局長からの御説明によりますと、市中銀行の貸出残高は更に一層減少して来ているようでありまするし、更に又承わつて驚いたのでありますが、地方公共団体に対する市中銀行の貸出が、二十九年五月においては七二%以上にもなつておるというようなことでありまして、これらから勘案いたしますると、市中金融の引締めが非常に厳しくなつていることはもう数学的にもはつきりしておるところでありまして、これが中小企業に最もしわ寄せになつておることは言うまでもないのであります。  これにつきましては先般第十九国会の終りに、参議院においては六項目に亘りまして中小企業危機打開に関する決議を満場一致通過さしたのであ……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1954/08/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどお話のありました売掛債権の償却の特例等についての御説明を願います。
【次の発言】 これは先ほど主税局長から御説明のあつた中小企業金融に関する税制上の措置と相並びまして、先般の中小企業危機打開に関する決議に対応するものかと思うのでありますが、只今の売掛債権の償却の特例等につきましては、これは通牒ではありますが、なかなか難解のようでありますし、業界としてはこの程度ではちよつと理解できなくて利用が十分できないのじやないか、税務署のほうでわかつていればいいようなものでありますが、業界のほうも心得ておつて、相寄り相待つて初めて効果を発揮すると思いますので、この売掛債権の償却の特例等に……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1954/09/07、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業関係の税制を見ますと、法人税にしましても、又所得税にしても、或いは事業税等にしても非常にアンバランスがあるのでありますが、今日は主として協同組合関係についての税制のアンバランスを是正してもらいたいという点についてお伺いしたいと思います。  御承知のように租税特別措置法で、生活協同組合につきましては、積立金が組合出資総額の四分の一未満であるという場合は積立金に対して課税をしないということになつておるのであります。又農協関係につきましても、連合会が整備をやつておる限りは、それに加入しておる単協はやはり出資額四分の一になるまでの積立金に対しては非課税にするということになつておる……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後4号(1954/09/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣にお伺いいたしたいと思います。只今大臣から、中小企業金融についているく御努力を願つておるようでありまして、その点は感謝申上げるのですが、中小企業金融に一般銀行から出ておりまする額、成るほど一兆ぐらいに行つておるというお話でありますが、パーセンテージにいたしますると、本年の三月末まででは三六%、三割六分くらい、あとはもう全部大企業のほうへ行つておる。その場合に、この中小企業というのをどの程度のものを見ておる数字かといいますると、御承知のように資本金一千万円というのを見てその程度でありまして、資本金一千万円の中小企業というのはそうたくさんあるわけではないのでありまして、これを本当……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後5号(1954/10/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど井上さんから、物価については卸物価も下つて来た、小売物価も下つて来た、又国際収支もよくなつたというお話があつたわけなんですが、ところが物価の下つたのも本当のコストの引下げがあつた結果のものではなくて、いわゆるテフレ政策に伴う関係からコストにかかわりなく、物価が下つて来たということで、これは喜ぶべきことでも必ずしもない。殊に輸出の面において、輸出は相当よくはなつて来ておるものの、これは国内の不況から購買力が低下したと言うか、思惑が低下したと言うか、そういう点に伴つて、海外には端的に言えば投売り的なものをやつて、その結果から輸出が伸びておるという見方は民間にもあるのですが、政府……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後6号(1954/10/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大臣あちらにおられます間にレート切下げの問題につきまして何か質問をお受けになるとか或いは御発言になつたことはありませんか。

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後7号(1954/11/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今、大臣のお話の指定預金に対して、十二月の分は特に延期する、十一月分も大体延期するというお話ですが、十月分の点がちよつとはつきりしなかつたのでありますが、その点を伺いたいと思いますのと、それからもう一点、商中の別枠を枠の範囲内において振り替えるというようなお話があつたようですが、これをもつと詳しく伺いたい。
【次の発言】 これに関連いたしまして更に伺いたいと思いますのは、御承知のように外貨の収支が最近予想外に好転しておるわけでありますが、同時に十二月末の十一大銀行の預金増は三百五十八億、ところが貸出の純増は僅かに八十億にとどまつておるというようなわけでありまして、デフレ政策はデフ……

第19回国会 通商産業委員会 第1号(1953/12/10、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先はど中小企業庁石井振興部長からいろいろ御報告があつたわけですが、特に政府の支払関係について努力せられておるところは一応多とはいたすのでありますか、未払状況好転というような点について、私は非常に楽観せられ過ぎていると思うのでありまして、現に今日配られた政府契約に関連する支払状況を見ましても、車両関係でも五カ月以上も遅延をしている。これで好転しておると言えるかどうか。四カ月以上のものも勿論ありますし、兵器関係などについては六カ月以上遅延している。六カ月以上支払いが遅延になつておつて、それで果して下請というような企業形態のものが成立つかどうかということを、これはもう真剣に考えて行かな……

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1954/02/02、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の筋の点につきましては全く賛成なんでありますが、中小金融関係について関係者を呼出しの際、相互銀行或いは信用金庫、こういう方面の代表者のお話もお聞きとり願つたほうがよいだろうと思います。
【次の発言】 ちよつと数字的なことを伺つておきたいのでありますが、中小企業金融公庫の資金計画、これは予算説明書によりますと、財政投融資が百三十億、自己資金等六十億、合計百九十億というふうになつておるのでありますが、先ほど大臣の説明によりますと、六十億円程度を増額し、百七十億円となつていると言われましたが、これはどういう関係なんでしようか。

第19回国会 通商産業委員会 第3号(1954/02/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回愛知通産大臣御新任最初の通産委員会なのでありますから、やや基本的な問題について今後のお考えを伺いたいと思うのであります。  第一は言うまでもなく、自由党内閣が漸次自由経済に持つて行くというので、御承知のように統制をだんだん外して来たわけなのでありますが、最近の情勢を見ますというと、意識するしないにかかわらず、統制経済に漸次移行しつつあるように思われるのでありまして、これは本会議でも質問があつた際に吉田総理は、いややはり自由経済それ自体で行くのだというふうにはつきり答えられたのでありますけれども、第十六国会に提案せられておりました武器等の製造法の事業免許制をめぐつたいろいろの行……

第19回国会 通商産業委員会 第4号(1954/02/05、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほどの藤田委員の質問というか御意見に関連するのでありますが、かねがね公益事業局のほうでも税の軽減だとか金利の引下げだとかいろいろ研究はせられておつたようでありまして、今の説明でも或る程度わかつたのでありますが、我々が考えておるところとは非常に開きがあると思います。この程度で最後の結論を出すような説明を聞いたんじや我々ちよつと納得ができなくなるのでありまして、要するに今電気料金値上げの問題は事務的な問題でなくて、もう政治的な問題になつておると思うのでありますから、やはり通産大臣に出てもらつて本当の決意を十分に我々聞かないことにはいかんと思います。というのは、税の軽減についても例え……

第19回国会 通商産業委員会 第5号(1954/02/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど鉱山局長の説明によりますと、大分石油については行政指導をやつておられるというお話ですが、どういう項目について、又それが内規にでもなつておるのかどうか、もつと具体的に説明して頂きたい。
【次の発言】 今の行政指導ですが、一面価格に関するものもあるでしようし、或いは用途の関係の行政指導もあるようですが、そういう行政指導というのは、法律的に見て行政指導でやれるのですか。
【次の発言】 実質的にはもうすでに統制の段階に入つているので、そういうことは行政指導でやるのは穏当でないと思う。これはやるなら法律でやらなければならぬと僕は思うのですが、そういう点について率直な御意見はどうですか……

第19回国会 通商産業委員会 第9号(1954/02/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回横田公取委員長からの説明報告によりますと、支払基準を中心にして相当真剣に研究せられておるようでありまして、その点については敬意を表するのであります。併しながらまだ私どもから見ますと隔靴掻痒の観があると思うのであります。具体的に言うと、支払基準と言いますが、私はそんなにむずかしく考えなくて、要するに独占禁止法に支払遅延の取締規定ができたのであるから、その取締の基準を作るということが当然なことなんであつて、これは独禁法の改正が行われて支払遅延の問題を取上げるようになつたときに当然やつておかなければならなかつたものだと思うのです。それでなければ取締ることは一体何によつて取締るかとい……

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今いろいろ御研究になつておるようですが、税の問題、金利の問題その他につきましても、私はやはりこの結論の出ない前に電気料金をこの際引上げないという前提で行くならば、税はどの程度軽減し、金利はどの程度引下げ、而して会社の経理関係についてもどの程度の査定をする、更に配当につきましても、一割二分を固執するということは、これからの財界から、今までの一割二分というような考え方でなく、電気料金を下げるとすればどの程度の配当まで下げなければならんかという案を出してもらいたいと思うのであります。特に最近は出水を見ましてもなかなか豊水状態でありまして、これも曽つての想定とは大分違うと思うのであります……

第19回国会 通商産業委員会 第13号(1954/02/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 あちらへ行つておられる間に会談に直接は出なかつたかも知れませんが、英国市場における日本の商品の評判、それから今後日英商品の競争力をどういうふうに判断をされておられたか、そういう点について。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、これは会談外のことだと思いますけれども、英国のやり方から見て、日本の中共貿易に今後参考になるようなことを何か考えておるということはありませんでしたか。
【次の発言】 さつきの雑貨が有望だというお話があつたのでありますが、雑貨というのは非常に範囲が広いのでありますが、どういうものに大体有望だという見当をつけられたか、それから繊維もついでに具体的に言つてどう……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今度の予算の説明その他から見ますと、輸出振興第一主義ということを頻りに言つておられるのですが、これはさだめし通商局じや新らしい輸出振興方策というものを相当考えてもおられるであろうと思うのですが、その点について、従来の方策じやなく、一つこれで行くのだという、御研究の段階でもいいのでありますけれども、承わりたいと思います。
【次の発言】 輸出振興を本格的にやるということになると、よほどこの際御勉強にならんといかんのだろうと思うのですが、特にそれについて私考えますのは、中小企業関係の輸出品というのは総額の五〇%以上を占めておるのですね。そうして、これは大体加工度の高い完成品です。それで……

第19回国会 通商産業委員会 第17号(1954/03/05、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 時間が過ぎておりまするので簡単に御質問いたします。私はこの電気料金値上げの問題につきましては低物価政策を強行しようとする今日といたしましては、税も政府としてできるだけ引下げ、又金利もできるだけ引下げ、会社側においても経費の節約に徹底的にこの際数学的にメスを入れ、再検討する、又配当もできるだけ低くするという立場からいたしまして、この際何とかして電気料金値上げの問題は少くとも見送らなければいかんということを強く主張しておるものの一人でありますか、そういう立場から御質問をしたいと思うのでありまして、小池さんと梶浦さんと細野さんにお聞きしたいと思います。  小池さんには先ほどいろいろ数字……

第19回国会 通商産業委員会 第18号(1954/03/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回トン当り十円と規定せられておりまするが、それをそれぞれ三十円或いは十五円この引上げるその算定の基礎というものについて御説明が従来あつたんならば何ですが、なかつたならばこの際一つ……。
【次の発言】 大体物価指数に応じてやられたというので、その御趣旨はよくわかりました。  同時にこの有効期間を二年間延長するという、それについての具体的な説明を……。
【次の発言】 更に将来延長しなければならないというような懸念はないのですか。
【次の発言】 両法案一緒に質問をいたすことにいたします。中小企業信用保険法の一部改正法樺案につきましては五点質問をいたします。中小企業金融公庫法の一部改正……

第19回国会 通商産業委員会 第20号(1954/03/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この委託販売に関する輸出保険制度は非常に結構だと思うのでありまするけれども、それだけに、非常に結構だと思われるだけに、この運用を誤まると非常な弊害が出て来るのではないかという感がするのでありまして、その一つの根本問題は、日本から出て行く輸出品が良品であつた場合には、この委託販売の輸出保険制度というものは非常に善用せられ、その効果を健全に発揮し得ると思うのでありますけれども、不良品が輸出をせられるということになると、あとにおいて大臣の承認制度というようなものの運用によつてその弥縫策を講じなければならんというようなことが相当出て来るために、その運用よろしきを得なかつた場合には、投売り……

第19回国会 通商産業委員会 第22号(1954/03/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この電気料引上げをこの際阻止しようということはこれは国民の輿論になつておると思います。言うまでもなく、低物価政策をとつている今日政府がこれを或る程度にせよ引上げるということは非常な問題になるので政府全体の問題だろうと思うのであります。先ほど来伺つておりますとどうも電気料金の引上げの問題はまあ通産省関係、税金関係は自治庁その他の関係だというようなわけでありまして、一般の国民が税の問題からこの際電気料金の引上げをできるだけ阻止しなければいけないという強い要望に対する気がまえがないような感じが私はするのであります。従つて只今委員長からは自治庁の長官を今度来てもらうというお話でございます……

第19回国会 通商産業委員会 第23号(1954/03/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 只今小林君からの資料御要求に関連してでありますが、先ほどの政務次官からの説明によりますと、我が国の地質は豊富な石油の産出が予想せられるということで、国産原油の飛躍的増産も必ずしも難事ではない、曾つては日本には石油資源が乏しいということがこれは常識みたいになつておつたのでありますが、これが今回全然といつていいくらい予想が違つて来たというふうな御説明なんでありますが、それを立証するような資料を、只今の要求せられた資料に関連いたしまして、特にその点をはつきり強調せられたわかりやすい資料を出してもらいたいと思います。

第19回国会 通商産業委員会 第24号(1954/03/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今長官からの御説明で感じますところは、利益金が予想したよりも私は多いと思うのでありまして、会後どういう事態が起るか、それは前途のことでありますから、わかりませんけれども、併し意外に政府も儲けておられるということが現在の段階でははつきりしておるのでありまして、これが将来仮に情勢が変るにしましても、常に黒字が出るくらいでありますので、何も政府が中小企業対策の一環としてこれをやつておるなどという威張るということはできないのであります。民間団体にやらせたつていいじやないかということになると思うのでありまして、いろいろ考えて見ましても、これは相当政府として只今の段階においては有利なお話の点……

第19回国会 通商産業委員会 第25号(1954/03/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私も本案に賛成をいたします。ただ今日中小企業金融が非常に緊迫いたしまして、前途誠に憂慮に堪えぬものがあるわけでありますが、さような面からいたしまして、一つは今後何らかの方途を講じられまして、更に中小企業金融の資金の拡大強化を切に希望するということが一点でありまして、もう一点は中小企業金融公庫に今回増資になり、又その資金はやや殖えましたけれども、これが運用に当りましては弾力性のある臨機応変の運用をせられる必要があると思うのであります。只今の資金運用は額も少いのでありまするが、各代理店に余りにも引摺られるといいまするか、その枠が非常に分散的に小さくなり、而してその運用が必ずしも円滑で……

第19回国会 通商産業委員会 第26号(1954/03/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 物品税はすでに御承知の通りの戦時中の、これはまあ戦時中の税としても最悪の税だと言われておるわけでありますが、その後、而も陳情があるというと、これをいじくり廻してでこぼこができて、どだいすべての悪いところへいじくり廻したものですから、更に甚だ恰好のつかん、一体奢侈的性質を帯びた税金なのか、或いは生活必需品まで課税するという税金なのか、まあ満身創痍、私は現在過去を通じて最悪の税金になつておると思うのですが、これについて大蔵当局のほうでは再出発をせられるように研究せられなければ世の中の笑いものになろうかと思うのですが、御意見はどうですか。

第19回国会 通商産業委員会 第27号(1954/03/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 言うまでもなく、ガス事業は地域的な公益事業でありますが、それにもかかわらず今回のガス事業法におきましては法律的にいわゆる地域独占を認めないことになつておるのでありますが、これは如何なる理由に基くのか、この点を法理的に御説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 私は実際問題についても将来問題の出て来る場合もあるだろうと思うのでありますが、特に法律論としてかような公共事業の濫立を防止するということはこれは公共の福祉を図るという上において必要なことは言うまでもないのでありまして、さような場合には憲法においてもこれを認めておるし、又行くべきものだと、又そういう解釈ができると思うのであ……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/04/06、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は三点ほどお伺いしたいのですが、第一点はこれが政府提出案にならなくて議員立法で行くようになつたその実情というものがどういうものだつたか、その点も伺いたいと思います。大体議員立法で行く場合には政府案で行くほど確信がないというような場合に議員立法になつたりする場合が多いのでありますが、併し今回は我々同僚議員であられる海野委員が御説明になつておるので信頼できると思うのでありますけれども、併しどうもこの点について率直な意見を一度伺つておいたらどうだ、と思うのであります。それから成るべく時間を節約する意味におきまして併せて伺つておきますが、もう一点はこの提案理由説明の中にも書いてあります……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 これは新探鉱法によつての結果じやないのですか。
【次の発言】 さつきの我が国の含油地域図、これも新探鉱法を加味しての結果だというお話があつたのですが、それはいつ現在ですか。
【次の発言】 大体わかつたのですが、国産原油の飛躍的増産の見込が出て来たと、こういう今までの数学でほぼ見当はついたのですけれども、今の飛躍的増産を裏書する数字としてはどういう数字を想定しておるわけですか。現在はこの程度で、将来はこの程度で行けるだろうという見込ですね。

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連質問、ちよつと併せて。今三輪委員から御質問が出ているわけですが、そういう質問が出て来るのはやつぱりもうちよつとこれの説明を具体的にしてもらうといいじやないかと思うのですが、というのは、大体鹿児島に織物の検査所ができるなんということがちよつと想像がつかんのですね、従来の織物の生産額等から言うと。従つて今の政府委員のほうの説明で大体わかりかけたのですけれども、一体県内の生産がどの程度なんで、むしろ輸出するつもりでなかつたのだが県外から入つて来て輸出するようになつたものがどの程度あるか。織物の種類はどういうものであるか。更に輸出が急増しつつあるわけですが、これも沖縄の関係だとか、台……

第19回国会 通商産業委員会 第33号(1954/04/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 帝石その他石油会社に対しまする配当制限が今後必要となつて来るというようなことがあろうかと思います。殊に衆議院通産委員会におきましては附帯決議がつけられております。配当については他の公益事業と同様にするというようなことに相成つておりますが、これを具体的に措置しようという場合においてこの提案せられておりまする法律案のどの条文によつてこれを確保して行こうとするのか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 予想しておりました通りの御答弁で、その点は満足をするのでありますが、若しも勧告をした場合にこれに応じなかつた場合におきましては如何なる措置をとり得ることになつておるのでありま……

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この問題に関連してお尋ねをしておきたいのですが、曽つてこれが論議せられたる際に、川俣地方その他この件に関連する地方の金融に対してどういう緊急措置をとつておられるだろうかということを質問したわけですが、できるだけのことをやるという当時政府の答弁だつたのですが、その後どういう対策がとられ、又実情はどんなになつておるかということと、それからもう一点は、問題になつてから相当の月日にもなりますし、今後又これが解決を見るまでには相当まだ月日がかかりはしないかという懸念があるわけですが、これらの損失に対して特別の税の減免措置等も考えられるかと思うのでありますが、そういう点について政府はどんなふ……

第19回国会 通商産業委員会 第35号(1954/04/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は希望条件を附しまして本案に不満足でありまするけれども賛成をいたします。その希望条件は衆議院の通産委員会における附帯決議の第五号に、「国家助成をうける石油採取事業の公益性にかんがみ、配当については他の公益事業と同様にすること。」の条件が附帯決議としてなつておるのでありますが、この附帯決議を充足するのには、私はこの法律案の修正をいたし、具体的に言うならば、第十七条の勧告だけでは目的が達せられない場合が相当予見できるのでありまして、この勧告に応じない場合においてはどうしても命令までするというふうにこの法律案の第十七条を修正すべきものだと思うのでありますが、勧告について只今私の申しま……

第19回国会 通商産業委員会 第36号(1954/04/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 途中から出ましたので或いは重複するかと思いますか、その点は一つ御容赦を願つておきたいと思いますが、三十六億円の使途の問題、いろいろ今までに質疑があつたようでありますが、これが今後援助が継続するか否か、要するにその資金がどの程度の額に上つているか否かによつて、これの有効使用の途が変つて来るだろうと思うのでありまして、そういう面について来年は少くとも一カ年間は援助があるだろうと思いますが、更に今後何カ年ぐらいは援助がほぼ確実であるという見通しができるかどうか、そういう点と、更に第二点といたしましては、防衛産業に対しまして融資形式で使用させるというお話のようでありますが、これが航空機、……

第19回国会 通商産業委員会 第38号(1954/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 外務政務次官に伺つておきたいのでありますが、先般の私の質問の際にちよつとはつきりしなかつた点がありまするので、お答えおきを願いたいと思います。すでに今日の午前中参事官からは答弁を得たのでありますけれども、それは水産関係の代表として海外渡航をすることは、除外例としてこれを認めるということでありますが、通商一般の問題として、先ほど来委員長初め他の委員からも、現下の情勢から見て、日ソ貿易の促進は誠に必要だということでありまして、私も誠にその通りである、何とか局面を打開するように努めなければならんと思つておりますが、その線に沿つて民間代表として、通商促進のために海外渡航するというようなこ……

第19回国会 通商産業委員会 第39号(1954/05/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初提案せられました硫安需給安定法案には、保管団体には農業団体であろうと他の商業団体であろうと一視平等に見得るような建前になつておつたのでありますが、にもかかわらず、その後衆議院のほうで保管団体は農業団体に限るというふうにはつきり修正せられたのでありまして、その点は只今鷲見参考人の言われる通りでありまして、その理由は今後大いに究明しなければならんと思いますが、これは商業者に、今参考人からお話がありました通り、非常な大きな影響を与えて行くと思うのでありまして、考え方によりましては、もう死命を制せられるということになると思うのであります。只今お話によりますと、商業者の肥料商の数は二万……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/05/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず中小企業庁に質問をいたしたいと思います。問題点はすでに御承知かと思いますが、肥料の配給状況を見ますと、商人側と農業団体側とは大体その肥料配給に関与している数量的なパーセンテージはほぼ相半ばしておるのでございます。具体的に言うと商人系が四八・五%、農協系が五一・五%であります。併しながら六、七〇%も商人系のほうが配給いたしておる県も少くないのでありまして、例えば埼玉県においては七〇%が商人系が配給しておる、山梨県においては六八%商人系が配給しておる、和歌山県においては六四%、徳島県においては七三%、香川県においては六五%、高知県においては七〇%を商人側が配給しておるというような……

第19回国会 通商産業委員会 第41号(1954/05/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回の法案によりますると、硫安、今回は改正の結果肥料の輸出振興を図るために輸出調整会社を設立するというのでありますが、一方輸出入取引法によつて輸出組合制度があるわけでありまして、この輸出組合制度によるならば一手買取輸出もできるということになつておるのでありますから、かような輸出組合制度を活用することによつて特に輸出調整会社まで作る必要はないのではないかという感じが出て来ると思うのであります。ひとりこれは肥料関係のみならず、今回かような特別の会社を設立しなければ輸出の振興が図り得ないということになりますと、これが前例となつて今後輸出振興を図ろうとするためには一一輸出会社を作らなけれ……

第19回国会 通商産業委員会 第42号(1954/05/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最近電気料金の問題については通産省はどういうふうな考えになつて来ておるか。特に先ほど小出次長からのお話だと上下半期等に予想外に豊水状態になつた。これが電力会社の経理状態に大きな影響を及ぼしておるというのでありますが、そういう最近の情勢を織込んで電気料金値上げ問題に対してどういう考えを持たれつつあるか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 電気料金値上げの問題につきましては、これは私の直感なんでありますが、初めは通産省弱腰であつて、途中から国会の論議或いは輿論等からの影響かも知れないかと思いますが、相当強腰、又最近は弱腰になつておられておるように直感をするんでありますが、……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/20、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 大分質問したいと思つておつたのでありますが、委員長及び小林委員からもう殆んど触れられましたので、私は二点だけ質問いたします。  第一点は日平産業が銀行取引の停止になつたのは三月十五日というふうに聞いているのでありますが、二月の十五日頃にすでに一部の不渡が出ておつたし、又昨年の八月頃からも、一回も支払を受けておらん下請も少くないということを聞いているので、その未払額は先ほど来お話のあります通り数億に上つているのでありますが、その一面において宮嶋社長を中心とする支払、使途の不明な金が六千万円、或いは八千万円、或いは一億に及ぶと言われているのでありますが、この相互関係を副社長は如何に見……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今回肥料の輸出振興を図るために肥料輸出会社が設立せられる想定の下に法律案が出ておるわけですが、私は輸出振興を図るためには輸出入取引法を先般も国会で非常に強化いたしまして、輸出組合制度ができておりますので、輸出組合制度によつて輸出振興を図つて行くのがいいというふうに考えておるのであります。と言いますのは、輸出の振興を特定の品種について図るために特に輸出会社を設立する、又これに伴つての特別法を作るということは今後輸出振興第一主義の政府の方針を推進せられる上において将来肥料にとどまらず或いは鉄鋼関係或いは化学製品、いろいろとこれが将来先例となつて問題が出て来やしないかということを憂慮す……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 総括的な質問は一応済んだのでありますが、条文的なことについて一、二質問をして見たいと思います。第二十九条の第三項の「期間を定めて」というのはどの程度の期間を想定しておるのか。なお「特に必要があると認めるときは、その期間を延長する」というその期間はどの程度の期間を想定せられておるのか。その点を伺いたい。
【次の発言】 第二十九条第一項の今回改正せられた趣旨、特に当該産業及び関連産業の存立に及ぼす影響とあつたのを今回は当該産業の存立に及ぼす影響と関連産業に及ぼす影響というか、まあ二つに書分けられてはつきり区別したわけですが、そのニユアンスはどういうふうなものか、その点をお伺いしたい。

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の問題に関連いたしまして質問いたしますが、第二条の第三項で「第一項の業務を包括的に商工組合中央金庫に委託しなければならない。」ということになつておるのでありますが、第四号の「その他機械工業の振興を図るため必要な業務」というのは、具体的の例を見ますと、海外情報の収集頒布であるとか、或いは海外宣伝用のカタログの製作頒布であるとか、更に海外貿易斡旋所の設置などでありますが、こういうものを商工中金のごとき金融機関が委託を受けてやるということは非常に適当ではないと思うのでありまして、これは恐らく商工中金が包括的に委託を受けても更に適当なる団体機関等に再委託をすることにならざるを得ないと思……

第19回国会 通商産業委員会 第48号(1954/05/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は附帯決議を附けまして本案に賛成いたしたいと存じます。その附帯決議は「航空機製造事業につき許可制を採用したる以上、指導監督に万全の措置を講じ、航空機製造事業の健全なる発展を期することは勿論、下請及び関連産業たる中小企業に支払遅延、手形不渡等の不祥事を惹起するようなことなきよう、行政上特に細心の留意を払うこと」というのでありまして、これは武器等の製造事業法が先般制定せられたのでありますが、その後における実情を見ますと、日平産業のあの甚だしい不渡手形の事件に関連いたしまして幾多の中小企業が今死活の線上をさまよい、中にはすでに倒産続々としておるというような状態であるのでありまして、今……

第19回国会 通商産業委員会 第49号(1954/05/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は本法につきましては賛成をいたします。
【次の発言】 私は、希望条件を附しまして本案に賛成いたします。この輸出会社は、実質的に見ますと、一つのカルテルであると思うのでありますが、かような行き方は輸出入取引法による輸出組合制度の整備を図つて輸出組合制度で行くのが本来の姿であろうと確信するのであります。従つて現在の輸出組合制度の足らざるところがあるならば、これを極力補完整備いたしまして、将来輸出振興を図る際におきましては、輸出組合制度によることとして、かくのごとき特別会社を作るということの例とこれがならないように希望をいたすのであります。右の希望条件を附しまして私は本案に賛成いたし……

第19回国会 通商産業委員会 第50号(1954/05/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 二点最後に伺つておきたいと思うのでありますが、第一点は、競輪場は現在全国六十三カ所に及んでおるようでありますが、現在の施行状態、それから更にこれが世間に及ぼす影響等から見まして、これ以上殖やすということは非常に問題があろうと思うのでありますが、この点について私は殖やすべきものではないと思いまするけれども、それについての御意見を伺いたいということが一点でございます。  それからもう一点は、競輪は只今のところウイークデーでも午前中にこれを施行しておるという状態でありますが、これがために競輪の競技というものは今日観衆から見ますと、これを娯楽としてやるというよりも、実際それによつて衣食を……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ず最初参議院の法制局長にお伺いしたいと思いますが、今回の修正は肥料原料の買取実施ということになつているのでありますが、臨時肥料需給安定法のその目的の第一条には、「この法律は、肥料の需給の調整及び価格の安定を図ることを目的とする。」とあるのでありますが、これは製品たる肥料のその肥料における需給の調整及びその価格の安定に限定せられていると思います。にもかかわらず今回の修正はその原料の買取に関連するものとして、この臨時肥料需給安定法第一条の目的の範囲外に逸脱をしていると思います。これについて御意見はどうでありますか。
【次の発言】 それは目的達成とは言いますが、製品と原料では本質がは……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど産業復興公団が設備せられたというお話があつたのでありますが、当時産業復興公団はこれにどの程度の資金を投じたのか。それから大蔵省が引取つたのは幾らで引取つたのか。更に補修額が相当かかつたようでありますが、それが全国でどれくらいかかつておつたのか。その点伺います。
【次の発言】 先ほど伊藤さんからの御説明にあつたのでありますが、三億三千万円に評価しておるというようなお話がありましたが、そうすると大蔵省が引継がれたときには二億四千四百万円、これを評価して三億三千万円というふうに考えていいのでありましようか。
【次の発言】 先ほど伊藤さんの御説明の中には評価をしたのが三億三千万円ば……

第20回国会 通商産業委員会 第3号(1954/12/06、3期、緑風会)

○委員外議員(豊田雅孝君) それでは委員外質問をさして順きたいと思います。  独禁法の改正の際に、合理化カルテルだけは認めるけれども、不況カルテルについてはこれを認めないというふうに当時通産大臣或いは公取のほうからも固くお答えがあつたように思うのでありますが、その後もそのお考えについては何ら変りはないかどうか。この点について通産当局と公取委員長とに伺いたいと思います。
【次の発言】 言うまでもなく不況カルテルは消費者、中小企業等に対するしわ寄せが当然来るのでありまして、先ほど申します通り独禁法改正の際も随分論議せられ、そしてカルテルについては合理化カルテルはこれは止むを得ないけれども、不況カル……


■ページ上部へ

第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/15、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 さっき提案者の春日さんから中小企業とのバランスについて御答弁があったのに関連しまして少し質問したいと思います。  貸倒れ債権に対して特別の税制或いは徴税上の措置が認められているというようないろいろお話がありましたが、これはもう我々から見ると全く二階から目薬で、而もそのやつておる措置というものは貸倒れになっておる債権を前提にしておる。要するに不良なる取引先、とても返つて来ないような回収見込みの立たないようなものに対する特別の措置なんです。だから、こんなものを考えたつてなんにも中小企業の対策には私はならないと思う。もうあれは、或る意味においては、むしろこけおどしというくらいに私は考え……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業金融公庫法が成立いたしましたときに、当時いろいろ政府側からの説明その他を思い起すのでありますが、中小企業金融公庫ができるそのもう一つ前の構想というものは、一種の特別会計にしまして、そうしてこの特別会計に政府資金を導入して、これを中小企業の既存金融機関にそれぞれ配分をしていく、要するに一つの中小企業金融の資金のプール機関を作ろうという構想が当時問題になったのでありまして、その考え方から特別会計でいこうということに当初はなっておったようでありますが、途中から中小企業金融公庫という行き方に変ってきたのであります。しかしながらやはりその沿革に基きまして、中小企業金融公庫に対しては……

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 将来保険料の引き下げをはかるように希望を付して賛成いたします。

第22回国会 商工委員会 第25号(1955/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は次に述べます付帯決議をつけて本案に賛成をするものであります。付帯決議といたしましては、   政府は中小企業の系統金融機関たる商工組合中央金庫に対する指導監督を強化し以って健全なる組合金融の発展を図ると共に、左記の措置を講じて同金庫の資金源確保と貸出金利引下に努むべきである。  一、資金運用部資金を商工組合中央金庫に低利貸付け得るの途を考慮すること  二、指定預金の引揚は資金源確保の状況と睨み合わせこれを延期すること  三、商工債券の金利の引下を図ること  四、商工組合中央金庫の運営合理化を促し、その企業努力により資金原価の低減を図ること   右決議する。  このような付帯決議……

第22回国会 商工委員会 第26号(1955/07/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 清水出張所の所管区域と検査品目、その点を明らかにして下さい。
【次の発言】 柑橘類などはやらないのですか、茶だとか……。
【次の発言】 木竹製品だけで年額十億円ありますか。
【次の発言】 そうすると、どういうものがありますか。
【次の発言】 そういうものを全部検査するのですか、釣針なんかを……。
【次の発言】 そうすると、今あげられたような検査品目について全部検査するということになるんですか。
【次の発言】 聞きたいと思うのは、約十億円になるというのはどういう品目について十億円になり、そのうちさしあたり検査するのはどういう品目で、その金額はどういう程度になるのですかという点につい……

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 政令で定める品目というのはカメラだけですか。
【次の発言】 その二品目だけですか。要するに政令で定める品目というものを一応資料として配ってもらったらいいのですが。
【次の発言】 その金額はどのくらい、カメラとそれから光学機械合せて。
【次の発言】 両方合せて……。
【次の発言】 そのうち、この輸出とみなされる特殊のケース、この法律の適用になるものが大体どの程度ありますか。
【次の発言】 なお、この際に現在輸出検査をやられている品目はどういうものがあるか、それから強制検査、要するに国営検査でやっているものはどういうものがあるか、それから任意検査というか、民間検査でやっておるものはど……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1955/09/20、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 若松さんにきわめて簡単に一点だけお尋ねします。それは若松さんから最初反対と反対以外の者とは大体半々だという説明があったわけでありますが、一方宮崎さん、あるいは青木さんの方からは反対は九十六名、ほとんど全部反対だというような表現の説明があったのでありますが、そこに非常に大きな食い違いがあるのですね。ただいま若松さんの方からは、一々はわからぬというようなお話でありましたが、半々というのと、ほとんど全部というのでは非常な大きな食い違いであります。それでその点についてあなたの率直なお答えを願いたいと思います。

第22回国会 内閣委員会 第閉会後4号(1955/09/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 重光外務大臣はお見えになっておるというお話でありますけれども、一昨日の委員長からのお話は、本日は重光副総理、それから防衛庁長官、さらに西田労働大臣、三人そろってやるということを言明せられましたので、質問は、一昨日一応六時で西田労働大臣の健康の工合があるから、打ち切るということであったのでありますが、本日は西田労働大臣は健康の工合、これはあるいはやむを得ないといたしましても、砂田防衛庁長官は見えておらぬ。今回のこの国防関係の問題は言うまでもなく、相互に外務、防衛、さらに某地担当大臣には緊密なる関係があるわけでありまして、質問をするものとしては、三大臣やはりそろったところでなければ意……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1955/11/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 西田国務大臣に政治的な御答弁をお願いいたします。基地の設定の問題なんでありますが、政府の方では納得させるようにやっておるというお話しでありますが、実際問題としちゃ納得していない。これは法律的な関係とか、あるいは事務的な関係から見れば私はそれで一応済むような御答弁になれると思うのでありますが、しかし政治的な問題としてこれを見たら、それではいかぬと思う。それで地元の関係者に対する関係について、いろいろこれはもう批判もあるでありましょうが、むしろ私がお尋ねしたいと思いまするのは、一般国民との間における関係をどういうふうにして行かなけりゃならぬかという問題についてお尋ねしたいと思うのであ……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 資料をちょっとお願いしておきたいと思います。終戦当時、昭和二十年の定員数、それから自後増減の定員比較数、それを今まで出ておらなかったものを出してもらいたい。
【次の発言】 終戦直後のものがわからなければ終戦前でもいいです。
【次の発言】 それから終戦後毎年の増減の比較。
【次の発言】 なお総人口と公務員との比較、比率ですね、それからなお主要国だけについてでも人口と公務員との比較したものを出してもらいたい。

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 本案を議員立法にせられた理由はどういうところにあるのですか。その事情を端的、率直に承わりたいと思います。
【次の発言】 金銭給付のことばかりが問題になっておるようですが、この法案を見ますと、明らかに福利厚生事業をやるという法文があるわけです。従ってどの程度の資金計画によって、どの程度の福利厚生事業をやるのか、その点についての数字的に、この次にでも質問したときには御答弁の詳細できるように一つ御用意を願っておきたい。
【次の発言】 その点よくわかっております。現状がすでに大きい影響を与えているということは数字的に明らかになっていないのです。この際数字的にこれを検討する意味におきまして……

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 鳩山総理にまず伺いたいと思いますが、今回四巨頭会談が終了したのですが、この会談の結果によりますと、大体各方面とも戦争の危険が除かれたという観測を下しておるのでありますが、総理自身はこれをどういうふうに判断せられておるか。さらにその判断に基かれてわが国の防衛力というものを今後いかにあらしめねばならぬというふうに考えておられるか、この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、将来近く軍縮会議等が開催せられる、そういう際については、すでに日本の防衛力というものはこれに対して相当軍縮といいますか、そういう考え方をしなければならぬ程度に防衛力はすでになって来ておるというふう……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 関連して。今の交戦権の問題ですが、国際紛争を解決する手段としての交戦権は認めないけれども、「前項の目的を達するため、」ということが第二項にある。その関連において、自衛のための行動に伴う交戦権というものはこれを認めるのだという解釈にまでは行っておられぬのですか。
【次の発言】 もう一点。今、法制局長官の言われる自衛行動権と自衛からくる交戦権というものと区別せられたから非常に混乱するので、国際紛争解決手段としての武力行使に伴う交戦権ならば認めるというふうにはっきりすれば、問題はなくなってくるじゃないか。
【次の発言】 法制局長官の主張せられておるようなところから演縛して行くと、文理解……

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今のに直接関連をしているんですが……。竹島の問題と憲法九条との関係なんでありますが、あれが侵略が行われたそのときであるならば、自衛軍による武力行使ができるというふうに考えられるのでありますが、時日がたったためにこれは国際紛争の解決手段として平和的手段に訴えなければならぬというふうになってきておる。要するに直接侵略の場合でも時日がそこに相当たってくるならばこれは憲法九条の解釈から言うというと、国際紛争解決手段として考えていかなければならぬものかどうか、その点外務大臣の御所見を伺いたい。
【次の発言】 そうすると、理論的には今からでも竹島に対しては自衛権の行動を開始し得るというふうに……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 この公共企業体の特に福祉事業が従来から中小企業に深い関係を持っているわけでありますので、これに関連いたしまして、二、三さしあたりこの際明らかにしておきたいと思います点を伺いたいと思います。  まず第一点は、これを議員立法にするようになったいきさつと、さらにこの国会をどうしても選ばなければならなかった、要するに特別国会を選ばなければならなかったというその事情を承わりたいと思います。
【次の発言】 提案理由の説明を伺いますと、金銭的給付の方については詳細述べられておるのでありますが、先ほど申すように、中小企業に及ぼす影響が大きいという点から、業界から非常に関心を向けられておりまする福……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/30、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 議事進行。国防会議の構成等に関する法律案及び憲法調査会法案の審議の経過とその重要性にかんがみまして、国防会議の構成等に関する法律案及び憲法調査会法案、両法案を閉会中もこれを審議することの動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中小企業金融に関連いたしまして通産大臣、大蔵大臣に一言お尋ねしておきたいと思います。先ほどの商工中金の資金の拡大関係に関連いたしまして、現在商工中金の出資金は大体十四億になっておりますが、政府自身は二百十万円ぐらいしか出資をしておらぬ。法律の建前からいうと非常にこれはアンバランス、もう十四億の大部分が、なけなしの中小企業界から血の出るような出資をしておるという状態であります。従ってこの際、少くとも政府では民間出資にバランスのとれる程度の出資をすべきで、これはもう当然法律の建前からそういう結果が出てくると思うのであります。ことに中小企業金融公庫からは二十億の金が回っている。このうち……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする昭和三十年度暫定予算案に対しまして、原案に賛成をいたすものであります。  ただし希望を付しておきます。それは補助費の関係におきましては、特殊のものを除くのほか、原則として計上せられておらないのであります。これは暫定予算には政策を織り込まないと政府は言いつつも、補助費を少くせんとする政策を織り込んでおるとも言い得るのでありまして、この事実は地方公共団体に大きな不安を与えまするのみならず、現実に事務上並びに事業上に支障を来たすおそれが多分にあると考えるのであります。つきましては、政府は地方公共団体等に不安を与えることのないよ……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 中国から輸入した原材料を加工したものが最近アメリカで輸入制限を受けておるというようなことを聞くのですが、具体的な、たとえば豚毛を輸入してそれの加工によるブラシ、そういうような具体的な事例について交渉をせられたかどうか、あるいはその経過等を聞きたいと思います。
【次の発言】 柞蚕糸を加工した絹織物関係についても問題が起きておるようでありますが、それはどんなふうですか。
【次の発言】 まだほかにもそういう例があるんでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 それから輸出金融の円滑化をはかろうと、まあ経済六カ年計画も大分書き上げられておるようですが、輸出入銀行は御承知のようにプラントの……

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/12、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 駐留軍の減少なり移動によって、使用施設が不用になったものがあるだろうと思うのですが、この資料がなくてわからんのですが、実情はどうなっておりますか。
【次の発言】 私の質問しておるのは、解除になったのが数字的にどういうふうになって一おるのか、減少したものがどうなんで、増加したものが幾らで、差し引き現況はこうだという資料を出されてしかるべきじゃないか、こういう意味なんです。あとで資料で出してもらっていいのですよ、あるのでしょう。
【次の発言】 それでけっこうです。
【次の発言】 毎年の比較増減を……。
【次の発言】 この施設別にやって下さい。

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 金利が一般に引き下げられつつあるわけですが、さなきだに高い中小企業関係の金利の引き下げについて、何か政府の方で今考えておるかどうか、それを具体的に……。
【次の発言】 これは相互銀行、信用金庫なんかにつきましてはどうですか。
【次の発言】 大体中小企業の専門の金融機関というのは、コストが高いのですからね、御承知のように。だから一般の金融機関の金利を下げるように、これを下げさせるべく大蔵省と折衝しておるというが、コスト自身を引き下げる方策を講じなければ、金利の引き下げは言うべくしてなかなか行われないのじゃないか。しからざれば当該中小企業専門金融機関を苦況に立たせるということになると……

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/25、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今のに関連してでありますが、いわゆる四十二万戸のうち、本当の新築というものは何戸ですか。
【次の発言】 これは念を押すのですが、そういう言い方でなく、本当に新築の分が何戸あるか、裏から聞いておいた方がはっきりするのですから、その点を私は確かめておきたい。
【次の発言】 詳しく説明すると、はっきりしないですから、四十二万戸のうち、真に新築のものが幾らということをはっきり言った方がいいですよ。
【次の発言】 ほんとうの新築ですか。

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/27、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 衆議院の本予算の審議の状況を見ますると、修正あるいは予算組みかえの可能性が非常に濃厚になってきているように見えるのでありますが、万一予算の修正あるいは組みかえというようなことに相なりましたる場合には、この暫定予算をいかに措置せられるかということを、御質問の前提として、まず総理から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 さようなことを私は聞いているのじゃないのであります。(「変だぞ」「聞いていなきゃだめだな」と呼ぶ者あり)まず質問自体の、全体、前後その他の関係がありまするから、まず前提として最初に伺っておきたいと思う一点を、特に今質問したのです。(「よく聞きなさいよ」と呼ぶ者あり……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 今の委員長の御発言にも関係があるかと思うのでありますが、私は直ちに文部大臣に質問をいたしますから、文部大臣の出席を要求いたします。  昨日、私の質問に答弁せられたるところによりますると、経済六カ年計画、これが推進に伴う裏づけの政策というものはほとんど何にもないと言っていいということがはっきりいたしたのであります。従って、経済六カ年計画の推進をするのには、これは全く政府は無手勝流にやって行かれると見るのほかないのでありますが、これに対しては相当国民の協力が必要だと、それだけに思われるのであります。ところが、経済六カ年計画の構想を見ますると、この計画の達成については国民の総意による協……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする昭和三十年度六月分暫定予算三案に対し、意見並びに希望を付して原案に賛成するものであります。  第一に、この暫定予算案は、大蔵大臣の提案説明にもありましたるごとく、四、五月分の暫定予算とはその性格を異にいたしておりまして、三十年度本予算を基礎としているものであります。従ってこの暫定予算案は、暫定予算とは言うもののその性格は本予算と同様とみるべきものであろうと考えるのであります。しかるに三十年度本予算案は、現在衆議院において少くとも修正必至の情勢にあるのであります。従って三十年度本予算案の見通しをつけた上でなければ、この暫定……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/06/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど来各委員から猛烈なる攻撃が行われたわけでありますが、緑風会としては実際、今までできるだけの協力をし、また委員長も出ておることでありまするから最善の努力をして参ったのでありまするけれども、かくのごとき状態では、おのずから協力というものにも限度があるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)先ほどから、二時半から今までおくれたということでありましたけれども、かような状態は、程度の相違こそあれ、きのうからであります。大臣は出てみたりあるいは引っ込んでみたり、ほとんど質問者は満足な質問はしておらぬ。しかもきのうから、きょう午前中もそうである。午後はかような状態で、全く閣僚は影も形も……

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/06/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 自治庁長官、見えていますか。

第22回国会 予算委員会 第32号(1955/06/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず、自治庁長官にお尋ねをいたします。  地方税の滞納額が正確なところどの程度になっておりますか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 滞納額が……。
【次の発言】 金額で正確なところを伺いたいと思ったのでありますが、私の聞き及んでいるところにおきましては約七百億に上っているということを承知しているのであります。で、地方税の滞納額があると申しまするごとく、七百億の多額に上っているということに相なりますると、一方地方公共団体の赤字は二十九年度においてすでに六百億近くある。しこうして地方税の滞納額は七百億からあるということでありまして、地方公共団体の財政はまさに危機に瀕していると……

第22回国会 予算委員会 第39号(1955/07/01、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は、緑風会を代表いたしまして、衆議院修正送付にかかる昭和三十年度一般会計・特別会計・政府関係機関予算三案に対しまして、若干の意見並びに希望を付して賛成するものであります。  民主、自由両党の共同修正による修正総額は、二百十五億円となっておるのでありまするが、その財源は主として資金運用部引き受けの金融債百四十一億円、国鉄公募債四十五億円、合計百八十六億円を市中消化にゆだねたものであります。その結果、修正後の一般会計は政府原案に比しましてかえって減少をいたしております。政府はこの立場から、一兆円予算を堅持し得たものとしておるのでありますが、実質的には市中金融へのしわ寄せによって増額……

第22回国会 予算委員会 第42号(1955/07/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 生産性本部のことに関連しての質問でありますが、この生産性の向上の必要な点は大企業だけではないと思います。特にわが国の特殊性からいいまして、大企業に関連産業である中小企業に対しての生産性向上が最も必要で、生産性向上をやるにはむしろ関連産業としての中小企業に重点を置かなかったならば、この目的をほんとうに達成できないと思うのであります。この生産性向上の指導につきまして、関連産業としての中小企業に対して十分に生産性の向上をはかるという具体的な方策はいかに考えておられるか、この点御所見を伺いたい。
【次の発言】 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十年度特別会……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、今回補正予算が出されてきたわけでありますが、これにつきまして前国会で鳩山総理は木村委員に対しまして、当時災害以外に補正予算は提出しない、これを強く言明せられたのであります。おそらく、もしも出すようなときには政治的責任をとるというようなことまで鳩山総理は言われたのであります。これについて大蔵大臣も当時同調せられ、同感の意を表されたのでありますが、しかるに今回この補正予算を出されることになったについていかなる見解をお持ちなのか、これを率直に伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 情勢が地方財政関係につきまして緊迫してきておるということは、これは……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会 第4号(1956/02/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしましてただいま議題となっております昭和三十年度特例会計予算補正(特第3号)に対し、賛成の意を表するものであります。この補正は、三十年産米の政府買入数量の増加並びに李ライン関係の抑留漁夫の増加等に伴います関係の特別会計の補正でありまして、現下の実情より見ましてやむを得ない措置と労えるのであります。しかしながらこの際、政府に対しまして若干の希望を付しておきたいと思うのであります。  第一には、補正予算提出の時一期でありますが、支払い不能に陥る直前に提出するがごときことのないように、将来十分に戒心せられたいという点であります。  第二には、わが会派の中山委員の質問……

第24回国会 予算委員会 第6号(1956/02/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 まず最初に大企業の支払い遅延問題につきまして、公取の委員長と通産大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  まず公取の横山委員長にお尋ねをいたしますが、最近の未払いないし支払い遅延の状況と、これに対して公取がおとりになりました措置について伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 いろいろ御努力にはなっておるようでありまするけれども、だいぶん御遠慮にもなっておるんではないかというふうに、今の御報告を承わっても感ずるのでありますが、昨年の夏、経団連の石川会長あてに公正取引協会の会長の工藤昭四郎氏の名義をもちまして、下請代金支払い促進に関する要望書というのを送付しておられるのであります。……

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/18、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)外二案に対しまして賛成の意を表するものであります。  一般会計予算の補正は、先に実施済みの地方財政についての臨時措置に伴う財源補てん及び食糧管理特別会計の赤字補てん、その他必要やむを得ない歳出増加に対しまして補正を行わんとするものでありまして、これが財源は、租税等の増収のほかは、極力歳出の節約、繰り延べ等によってまかなわんとするものであります。また特別会計及び政府関係機関の予算補正につきましても、一般会計予算の補正に伴うもののほかは、最小限度の補正を行わんとするものでありまするから、……

第24回国会 予算委員会 第19号(1956/03/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 最初に総理にお尋ねいたしますが、憲法改正につきましては相当根強い反対があることは、総理自身最もよく御承知のところでありますが、それだけにこの憲法改正の世論を強力に喚起推進していこうということにつきましては、よほどの覚悟が要るんじゃないか。講演会などをちょいちょいお開きになるくらいではとうてい足らないのでありまして、場合によってはかえって逆効果になるおそれすらあると考えるのであります。従ってよほどの世論喚起につきましては、また啓蒙につきましては、用意周到に組織的な計画が必要ではないかと思うのであります。また、相当資金も要るのではないかと思うのでありますが、総理自身この問題につきまし……

第24回国会 予算委員会 第21号(1956/03/26、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 私は緑風会を代表いたしまして、昭和三十一年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の予算案に対し、簡単に意見並びに希望を付して賛成をするものであります。  一般会計の予算の総額は一兆三百四十九億でありまして、三十年度の当初予算額に比べますると、四百三十五億円、補正後の予算額に比べますれば二百十六億円の増加となっておるのでありまするが、一時に比しまして漸次安定感を増してきている点等を考慮に入れますれば、まずもりて妥当な予算規模だと考えるのであります。しかしながら和税収入を検討いたしてみますると、交際費課税の強化、あるいは退転給与引当金制度の改正、砂糖輸入税等の増徴等によります増大分は約……


豊田雅孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

豊田雅孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第1号(1953/07/09、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 いろいろ問題はいずれお尋ねしたいと思うんですが、ただ一つ伺つておきたいと思いますのは、前回の法案になかつた対価協定を今回追加するようになつたそのいきさつを詳細に一度伺つておきたいと思います。率直にその経緯を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、その経緯だけを伺つておきたいと思いますが、再販売価格の維持契約に関連しまして、これは先ほどの御説明でおとり販売が弊害があるという見地から、その規定の挿入が必要であるという御説明だつたのですけれども、然らば協同組合などについても、特別の価格で販売されるということになれば、やはり同じこととなり、これは広い意味でおとり販売的な結果を……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第2号(1953/07/14、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 独禁法の改正の必要性というものは、従来政府の言われて来ておるところによると、第一に対外貿易のために必要だというふうに言われて来ておるのであります。ところが今回輸出入取引法が改正せられまして、輸出入取引法の内容も非常に強化されるようになるのであります。価格カルテル或いは数量カルテルも行える。又貿易業者だけで足らんという場合には、製造業者なり販売業者なり事業者などとも協定ができる、それでもなお足らんときには政令でアウトサイダーまで抑えられるということになつておるのでありまして、非常に輸出入関係、貿易関係については、今回画期的に規定が強化せられてありますが、私も貿易については、勿論かよ……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第3号(1953/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 前回質問をしまして御答弁を願うことになつておつたことであるのでありまするが、それは不況カルテルは濫用しないというふうに政府のほうでも言つておられるのでありますが、この濫用しないというか、一体公取のほうで認定せられる一応の基準、これを具体的にはつきりさせてもらいたい、それを御研究願つてお答え願いたいというふうにいたしておつたのでありますが、その点一つ本日お答えを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 大体行政機関で認定認可等をせられるときには、法文に書いてある通りであとは勘で行くということではなくて、私は具体的な認定基準があつて然るべきだと思うのです。内規というか、そういうもの……

第16回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第4号(1953/07/24、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 昨日御要求いたしました資料として頂くようになつておりましたものはできましたでしようか。
【次の発言】 衆議院のほうの修正によりますと、認可機関としては今回公取のほうになるというような点もあるようでありますので、認定基準が今後は認可基準になるかも知れないのでありまして、それだけに今後影響するところは一段と重且つ大になつたと思うのであります。従つてそういう面から公取の認定基準というふうに要求いたしましたけれども、認可基準としてお考え直しになつたものをお出し願うということと、更に特に私関心を持つておりますのは、不当取引として大企業の下請けに対する未払い、支払い遅延の問題、更に百貨店の不……

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1953/07/21、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 参考人のかたがたからは大体原案が満足だというような御意見でありまして、運用よろしきを得るならば、これで大体対外貿易上差支えはないというような御意見であります。その点において念を押すというと甚だ何でありますが、伺つておきたいのでありますが、これで日本の現状から見まして対外貿易上の欠陥は一応押え得るというふうにお考えになつておるか、特にこの点について四氏のかたからそれぞれのお立場から御意見を伺つておきたいと思うのであります。
【次の発言】 四氏のかたがたの御意見を伺いまして、了承いたしたのでありますが、私は特に伺いたいと思いますのは、対外貿易上、今回の輸出取引法案の改正で先ず以て十分……

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第3号(1953/07/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 前回大体の質問は終つたのでありますが、一、二の点について伺いたいと思います。輸入組合については、この資金の貸付、借入を認めんような建前になつておるのですか。
【次の発言】 私は、やがてこの輸入組合についても、資金の貸付、借入関係が出て来るのじやないかというふうに思うのですが、将来は或いは改正するかも知れんという含みを持つておられると解釈していいでしようか。
【次の発言】 輸出振興についていろいろ研究をしておられるようで、この間一部分についてはお話があつたのでありますが、輸出積立金制度のほかにも、更に輸出による所得に対して、一種の特別控除を認めるというようなことも考えられるでありま……

第16回国会 農林・通商産業連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 米の実収と硫安の消費量の関係について伺いたいと思います。昭和元年を例にとつて見ますると、米の実収は五千五百五十九万三千石、反収にいたしまして一石七斗六升、硫安の消費量は四十万トンであります。昭和二十六年をとつて見ますと、米の実収が六千二十七万八千石、反収は一石九斗八升二合、硫安の消費量は百五十五万トン、昭和元年に比べますると、硫安の消費量が殆んど四倍になつております。然るに反収というものは昭和元年と昭和二十六年で余り変りがない、ここに日本の農業政策に非常に大きな欠陥があるのじやないかと思うのでありますが、この点について大臣の率直な御意見を具体的に伺つて見たいと思います。


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 地方行政・通商産業連合委員会 第1号(1954/04/23、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 電気料金の値上げ問題に関連いたしまして、地方税関係につきまして自治庁長官の御意見をお伺いいたしたいと思います。  法人税、事業税、それから固定資産税及び開銀の金利の一部引下げによりまして、約四十五億円の料金原価の引下げを期待し得るように漸くなつておるのであります。併しこれは総括原価の僅かに二・二%に過ぎないのでありまして、これを差引きましても一二・二%の値上げがどうしても必要になるということになるのであります。通産大臣が如何に厳重な査定をいたしたといたしましても、これを零にするということは、もう全く不可能な状態に現状ではなつておるのであります。ここで私が最も懸念いたしますることは……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第1号(1954/05/08、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 先ほど政府側のほうからは、こぞつて経済交流については勿論であるが、国交回復については趣旨は賛成だ、できるだけのことはするという御説明なり御答弁があつたわけなのですが、これを裏から考えると、非常に表面的な一応のお座なりのように聞えるわけなのですが、むしろそういうできるだけのことをするというのじやなく、この際最大限度までということになると、この限度までは行けるのだという、その点を伺いたいと思うのです。殊にヨーロッパ諸国とソ連との間においては、いろいろとやつ薫るので、一つの実例のようなものができて来ておるのでしようから、そういう点を考え合せて、その限度というものは外交的にどの程度か、又……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第2号(1954/05/11、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 外務省のかたおられますか。
【次の発言】 今回問題になつております、この水産を中心とする日ソ貿易促進決議案なるものは御承知でしようか……御承知のことを前提にして質問したいと思います。  それでは、水産関係だけに限定して代表が出て行くという場合におきましては、外務当局としては渡航を認められるおつもりであろうかどうか、その点伺いたい。
【次の発言】 水産関係に限定したならば院議がなくてもこれは特別の除外例として現下の北洋漁業の実情から見てお認めになるというふうに了解してよろしいですか
【次の発言】 北洋漁業の漁場の拡大に関連いたしまして、日ソ貿易を促進することが恐らくその際にも問題に……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 赤字財政についていろいろお話があったのでありますが、地方税の滞納が約七百億になっておるのであります。そうしてこの地方税徴収の公吏の数は八万以上に上っておりますが、これの人件費あるいは事務費を合わすと三百億以上になるのであります。一方、地方団体の赤字は六百億にも近い、さらにますますふえるというような状態でありまして、そういう点をあれこれ考え合せると、地方税を国税の付加税に改める、こういう行き方をすると、地方税の滞納というものも非常に整理がしやすくなってくるでありましょうし、同時に地方税徴収のための莫大なる経費というものが、国税徴収面に切りかえられていく形になるという点で、地方公共団……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/06/17、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 第一点は財政のしりを金融でぬぐうということは、金融界としても従来非常に拒否しておったわけでありますが、財政のしりを金融でぬぐういき方にはいろいろな場合があると思いますけれども、今回の金融債百四十一億市中消化にするといういき方というものは、非常にはっきりした財政のしりを金融でぬぐうということになると思いますが、かような例が前例としてあったかどうかということを一つ伺いたいと思います。  それから第二点はただいま消化は自主的に大体可能であるというお見通しでありますから、強いてお尋ねすることもどうかと思いますが、もしも金融界として希望する措置として政府に要望するということになったならば、……

第22回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1955/06/28、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 国会議員、その他国会関係の利用状況、これを詳細説明してもらいたい。
【次の発言】 常任委員会の方から積極的に依頼をした調査件数、それからあらかじめ調査の必要を察知せられて国会図書館の方で調査した、そういうような件数は一年どれくらいになりますか。
【次の発言】 それじゃその資料の出てくるまでに、ちょっとなお聞きたいのですが、あらかじめ常任委員会等の必要を察知して調査したようなものが非常に効果を発揮したと思われるようなもの、おもなるものはどういう実例がありますか。
【次の発言】 国会議員は一年にどのくらいあすこに出入し閲覧等をしているか。出入者の人員がわかっておりますか、当然わかって……

第22回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1955/06/29、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 郵政大臣にちょっとお尋ねしますが、郵便年金それから簡易保険金等で金融債を引き受けるように法律が改正されるようになっておったのでありますが、あるいはもう通ったかもしれませんのでありますが、ところが一方、資金運用部資金で従来引き受けておった金融債は、御承知の通り共同修正で市中で消化するように今回になろうとしておるわけでありますが、一方郵便年金等においての引き受けの方はいかがになるのでございましょうか、その点。
【次の発言】 先般予算委員会でも私は質問をした際に触れたのでありますが、今のお話だと、地方公共団体には従来からで毛非常に行き過ぎておると思っておる。資金運用部資金の全体のうち、……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1956/03/19、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 通商産業省の予算説明を見ますると、昨年度よりも九億一千万円ばかりはふえてはおりまするけれども、総額八十三億円程度で果して輸出の振興でありまするとかあるいはこの中小企業の振興対策だとかいうような重要なる対策が完璧を期し得るかどうかということについて疑問を持つわけであります。というのは、従前から農林関係の予算と商工関係の予算を比べてみましたる場合に、非常にそこに大きな開きがあるわけでありまして、農林関係についての予算の重要性ももとよりわれわれ深く認識しておるところでありまするけれども、商工関係の予算がかくも開きがあることで、果してただいま申しまするような重要なる対策を遂行し得るやいな……

第24回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)【議会役職】

○副主査(豊田雅孝君) よろしい。
【次の発言】 主査において取り計らいます。  他に御質問はありませんか。
【次の発言】 佐多君に申し上げますが、先ほど、外務省予算総額の数字について御質疑がありました点につきまして、鳩山主計官が出席いたしました。御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。質疑はないようでありまするから、外務省所管関係の質疑はこれをもって終了いたします。  午後一時半まで休憩いたします。    午後零時四十分休憩

第24回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1956/03/22、3期、緑風会)

○豊田雅孝君 海上自衛隊に保有機が昭和三十一年度末には百二十七機になると説明には書いてあるわけでありますが、一方航空自衛隊の保有機は三十一年度末五百八十二機になっておるというのでありますが、この両者の関係はどういうふうになっておるのでありましょうか、まずその点を伺います。
【次の発言】 任務の違い並びに相互の連絡調整、そういうことです。
【次の発言】 御承知のように戦前は海軍でも空軍を持ち、陸軍でもまた空車を持ち、これが相互に競争をし、競合し、それがために非常なロスが出てきて、何とかこれを空軍として一元化しなければいかぬということですったもんだの末、敗戦直前にようやく一元化せられんとしてその実……



豊田雅孝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 6期- 7期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

豊田雅孝[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 6期- 7期
豊田雅孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。