青柳秀夫 参議院議員
3期国会発言一覧

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このページでは青柳秀夫参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

青柳秀夫[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私は自由党を代表いたしまして、今回提出せられましたしやし繊維品の課税に関する法律案について政府の所信を伺いたいと存ずるのであります。  先ず最初に本法律案に関連して、租税に対する基本方針についてお伺いをいたします。政府は、先に昭和二十九年度予算の編成に当りまして、緊縮財政方針を堅持する建前を表明し総予算額を一兆円以内にとどめたのでありますが、これに伴い租税制度につきましても、相当大幅の改訂を行い、所得税、法人税等の直接税の軽減調整を図る一方、今回提案せられました奢侈繊維税のほか各種の間接税を新設或いは増徴することにいたしておるのであります。かように政府が所得税等について負担の軽減……

青柳秀夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

青柳秀夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 大蔵委員会 第2号(1953/05/28、3期、自由党)

○青柳秀夫君 物品税の全体の税額というものはどれくらいありますか。項目でだんだんお尋ねしたいと思います。それからそれの税制上における比率は、パーセンテージはどれくらいになつておりますか。それから今回の改正で減税額はどの程度でございましようか。それからこの第一種の改正で御説明ございましたが、その第一種の百分の二十というのと従前の卸製造場よりの移出に対する百分の五十というのの税の比率は大体同じでございますか。  それから小売課税に直した場合における徴税比はどういうふうになりますか。私の考えでは、御趣旨は結構だと思いまするけれども、小売課税というものはなかなか徴税が困難である場合があるのじやないか。……

第16回国会 大蔵委員会 第3号(1953/05/29、3期、自由党)

○青柳秀夫君 一言だけ伺いたいのですけれども、実はこの小売課税の中にお廻しになつた理由はよくわかりましたが、この中に七宝焼の製品がございますが、これは私全国的の製造状況はよく知りませんが、愛知県が相当重要な地位にあるようでございますが、愛知県では有名な安藤七宝店、これのが一番品質もよくて、殆んどデパートその他の貴金属品店で売つているのはこの製品でございますが、又名古屋の近在に七宝村という村がございまして、そこに相当の数の業者が組合を作つて製造しております。この愛知県名古屋の生産品が相当な私は部分だと思うのでありますが、これなどは先ほど御説明のありました零細な、何といいますか、飾りの職人がやつて……

第16回国会 大蔵委員会 第4号(1953/06/18、3期、自由党)

○青柳秀夫君 結局残る紙幣というのはどういう紙幣だけになるのでございますか。

第16回国会 大蔵委員会 第13号(1953/07/07、3期、自由党)

○青柳秀夫君 大分時間が経つておりますから、一言だけお伺いいたしま正す。国際の経済情勢も非常に複雑で、輸出の競争ということは極めて激甚でございますから、輸出久銀行なり、輸出に御関係の皆様の御苦心も極めて多いことと思います。是非一つ日本のために御努力を願いたいと思います。  そこで私がお伺いいたしたいのは、この為替銀行にも関係がございますが、外国為替に関する專門の銀行と言いますか、そういうものが現在必要になつて来たのではないか。これに対する政府のお考え、又折角千金良さんもおいでになつておりますので、その点を私お伺いしたいと思います。

第16回国会 大蔵委員会 第18号(1953/07/14、3期、自由党)

○青柳秀夫君 直接今度の改正の問題に当らぬかも知れないけど、関連事項としてちよつとお伺いしたいのですが、この証券取引と言いますか、いろいろ株式や何かが一般国民の輿論と言いますか、そういうものの関心が深くなつて、これを中心に普及して行くことは、非常に経済の発達にいいと思うのですけれども、それと同時にやはり一種の金融機関みたいなものですから政府で監督されて、若し間違いのあるようなことがあつては非常に遺憾だと思います。そこで政府ではこの取引所なり或いは取引員に対して、どういう点で御監督になつているか。いろいろな点があると思いますけれども、私のお伺いするのは、例えば銀行について銀行の実務を監督されると……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 大蔵委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私は毛織の染色整理につきましては、愛知県におりますので、比較的業者にも密接な関係がございますので、一応状況を申上げまして、皆様方の御認識を得ると同時に、企業局長の特段の御配慮を願いたいと思います。只今もお話しのございましたように、毛織関係というのは大体工程が三つになつておりまして、もう御承知のことと思いますけれども、第一は濠州から輸入されました毛を糸にする工程でございます。第三には、それを織ることでございます。第三は染色整理と申しますか、これを仕上げをるる工程でございまして、この三つがはつきり分れておるのでございます。それで、愛知県における生産状況は全国の八割程度に及んでおります……

第17回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1953/11/20、3期、自由党)

○青柳秀夫君 貿易政策に関連して総裁の御意見を伺いたいのですが、外国為替と言いますか、為替関係は相当重要だと思うのでありますが、現在は群雄割拠というのじやなくて、弱小割拠と言いますか、そういうような状況ですが、何か戦前のような専門の為替銀行があるほうが、貿易推進に力強いのじやないかと思うのであります。その点の御意見を伺いたいと思います。

第17回国会 大蔵委員会 第5号(1953/11/06、3期、自由党)

○青柳秀夫君 お伺いしたいのですけれども、例えば造船のような話のときは、日本の船と外国の船との競争は、結局日本のほうがコストが高いというのはいろいろまあ事情があつて、その部分品なり下請なりの原価が高いからなかなか競争ができない。全体が安くなれば競争ができます。こういうような意味で、やはり輸出増進というのは全体を公平に見て結局海外に勝てばいいというまあ考え方が出て来るわけです。どなたに一番それが行けばいいかということは、これは業界の実情によつてきまると思うのでございますけれども、繊維界においては今お話を伺うと、どうも下請のほうは余り重要性はない、そこはむしろもうちやんと賃金がきまつておるのだから……

第17回国会 大蔵委員会 第6号(1953/11/07、3期、自由党)

○青柳秀夫君 国の行政が二省或いは数省に跨る場合は、これは当然あることなのでありますけれども、とかくそういう場合には両省間の話合が比較的はつきりしないで行く場合が多いように見受けられます。この問題につきましても問題は国家のためにいい措置をとればいいわけでございまして、無理をお願いするわけではありませんけれども、どうか一つ両省で慎重御協議を願いまして、二つの省に分れておるからお互いに譲り合うというか、余り力を入れないでやつて行こうというようなお考えでなしに、一つ相当強い要望でございますので、結果の出ますように至急御処置を願いたくお願いを申上げます。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 大蔵委員会 第4号(1953/12/07、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私はこの特別会計ですね、これは自前で行くのが原則ではないかと思うのでありますし、止むを得ない場合は一般会計から繰入れるということも必要だと思いますが、今度もいろいろな事情で殖えおります。この点につきましては、政務次官どんなふうにお考えになつておりますか、殖えてもかまわん、或いは或る一定の限度で抑えて自前でやつて行く、いずれですか、お伺いしたいと思います。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第閉会後14号(1954/11/02、3期、自由党)

○青柳秀夫君 直接の問題ではないんでありますけれども、かような案件に関連してお尋ねしたいんですが、林野庁のほうでやつておいでになる払下げのといいますか、計画でございますね。こういうのは政府でずつと年次計画をお立てになつてやつておいでになるのだと思いますが、大体のその点、二十七年には何万石払下げた、その価格は幾らであるか、今後どういうような大体の計画で払下げる方針でありますか。それが国の森林資源といいますか、蓄積量に対してどんな割合になつているかというような点についての概要だけで結構であります。御説明願います。
【次の発言】 いま一つお伺いしたいんですが、非常に収入が多くて、工合よく行つておるよ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、自由党)

○青柳秀夫君 只今いろいろと大倉委員のほうから質問がされて、官房長官がまあ一応答弁されておるわけでありますが、大倉委員の言われること自体は、いろいろと言われているけれども、結局は本決算委員会において審議されている二十六年乃至今出されている二十七年度の政府のまあいろいろなやつて来たことに対して、実質的な不当な事項なり或いはその他是正事項が顕著に多くなつて来ているという点で、この原因は一体奈辺にあるのかという問題から、いろいろ関連して質問されておると思うのです。そこでまあ今御答弁を聞いておるというと、従来と同じように、司直の手にすべてを任せて、事態の成行きを静観しているのだということになれば、この……

第19回国会 決算委員会 第閉会後23号(1954/11/27、3期、自由党)

○青柳秀夫君 只今の八木委員の決議の動議といいますか、非常に私は結構なことだつたと思うのです。国の大きな財政の経理の状況から見まして非常に大切なことでありますし、他の官庁の機構を殖やすということとは趣きが違いますので、私も無論賛成でございます。

第19回国会 決算委員会 第閉会後24号(1954/11/29、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私い自由党を代表いたしまして、只今の報告書に賛意を表したいと思います。ただその際一、二の点につきまして、政府に要望をいたしたいと思います。  第一はこの報告書にもございますが、政府は又各省は、予算を要求すると言いますか、予算を獲得する場合においては非常なる熱意を示して努力をされまするが、一旦予算が計上されて執行の面に当つては非常にその力の入れ方が足りないのでありまして、国民から言えば、予算の獲得よりはむろしその執行という点が最も期待されておるわけでございまするので、今後は予算の執行につきまして更に一層の努力を払われて効率的なる使用を望んでやまないのであります。予算の額は一般予算に……

第19回国会 大蔵委員会 第6号(1954/02/16、3期、自由党)

○青柳秀夫君 速記をやめて頂きます。

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後6号(1954/10/13、3期、自由党)

○青柳秀夫君 世界銀行の借款について今お話を頂いて感謝に堪えませんが、愛知用水ですね、これはどんなふうになつておるのでございましようか。

第19回国会 大蔵委員会 第15号(1954/03/09、3期、自由党)

○青柳秀夫君 今度の外国為替銀行法案をお作りになつた趣旨は、要するに日本の貿易の進展ということが狙いでありますが、今度の法案における銀行、それは今の質疑の中に大体の構想が出ておりますけれども、その新しくできる銀行で目的の完遂ができるお見込ですか。
【次の発言】 勿論私も簡単に申上げたので、そういう点はむしろ為替銀行よりは日本の国内の経済といいますか、産業全体の振興ということが必要なんですから、それと関連性がないなんということは絶対に考えておりません。ただ問題は、為替銀行が問題になつておりますから、この為替銀行で貿易のほうにどれだけ寄与できるのかということをお尋ねしたのですけれども、私は簡単に私……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/11、3期、自由党)

○青柳秀夫君 シヤウプ勧告によつて日本の税制が非常に変りましたのですけれども、その点についての税制調査会における意見はどういうふうであつたかという点を伺いたいのであります。私は、国のいわゆる国税というものと地方税……地方税も府県税と市町村税、こう分れておりますが、国税のほうも直接税更に間接税、いろいろの体系になつておりますけれども、どうも余りはつきりし過ぎて、シヤウプさんの勧告で、はつきり国の税はこれだけ、府県のほうはこれだけ、市町村はこれだけで、何といいますか負担をはつきりして、その使途もはつきりする、責任の所在をはつきりするという点を非常に明確にされましたけれども、そのために実際の手続とい……

第19回国会 大蔵委員会 第17号(1954/03/12、3期、自由党)

○青柳秀夫君 参考に伺いたいのですけれども、このしやし繊維税の記事が新聞等に出ておりまして、一般大衆も非常に関心を持つていることであります。業者の方は勿論でありますけれども、そこで、今の何といいますか空気ですね、空気が、こういうものを税のかからんうちに買つておくというような傾向が出ておりますか。或いは殆んどそういうことはございませんでしようか
【次の発言】 洋服のほうは如何でございましようか。しやし繊維税の記事が新聞等に出ておりまして、まあ高級なものには税がかかるというので、今のうちに作つておこうというような傾向が、実際問題で洋服関係のほうで出ておりますか。別にございませんでしようか。高級な物……

第19回国会 大蔵委員会 第23号(1954/03/23、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私も本法案に賛成するものであります。今までの政府の御答弁を伺つておりますと、かなり消極的なように見受けられまするけれども、新らしく生れる銀行に対する私どもの期待というものは非常に大きいのでございますから、どうか一つ、野溝委員小林委員からもお話がございましたが、できるだけ一つ積極的にこの銀行が育成されて、日本の経済のために役に立つように御努力あらんことをお願いいたしまして、賛成をいたします。

第19回国会 大蔵委員会 第27号(1954/03/28、3期、自由党)

○青柳秀夫君 時間もたつておりますので、一点だけ大臣にお伺いします。所得税関係でございますけれども、この中で実は私は余り勉強しておらないので間違つたら御訂正願いますが、配当控除というのが出ております。この点は全然今度の改正でも触れておられませんし、しますが、何かシヤウプ勧告のときに、これもやはり含まれていたようなことを聞いておりますけれども、この配当から控除するという率が二五%これは今配当がどのくらい一年にあるか知りませんが、非常な額だと思う。そうすると税でいろいろ御苦心になつて、所得税、法人税或いは間接税方面で或いは減税し、或いは増税と言いますか、いろいろ御苦心になつておりますけれども、結局……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、自由党)

○青柳秀夫君 一点だけお伺いしたいのですけれども、この今度の補助金等の臨時特例に関する法律案を政府が提出しての説明に、こういう補助は或いは廃止或いは補助率を下げるけれども、地方団体には財源を与えるから、地方団体側とすれば困ることはないような説明をしているのでございます。併しその財源を与える点がはつきりしませんと、結局廃止或いは補助を切られ放しだと地方ではお困りになるわけですけれども、その点は自治庁なりその他とどんなふうに話合いがついているか。まだ全然ないのですか。そこをお伺いしておきたい。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第5号(1954/03/16、3期、自由党)

○青柳秀夫君 正宗さんにちよつとお伺いしたいのですが、今の点、利子補給があるとないでは、船会社のほうが非常に違うと思うのでございますけれども、利子の補給だけされるのと、全体の普通の利息を払うのでは、船会社のほうでは非常に負担が違うわけでございますね、借手のほうから言えば、銀行に対して。今の御説明ですと、国の機関だから利子の補給はなくても、銀行のほうの立場は大して全然変りはないという御説明でございましたけれども、その点は私船会社のほうから規定の利息が入つて来るのと、それから利子の補給をされて差額だけ船会社から入つて来るのでは、大分趣きが違うので、やはり利子補給のあるほうが銀行の経営は楽なんじやな……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第12号(1954/04/01、3期、自由党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) それでは第十条に移りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 どうぞ御質疑を願います。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第21号(1954/05/06、3期、自由党)

○青柳秀夫君 理事の補欠互選の方法は、成規の手続を省略してその指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第22号(1954/05/11、3期、自由党)

○青柳秀夫君 補助金等の臨時特例等に関する法律案に対し、自由党を代表いたしまして修正の案を提出いたしたいと思います。  その内容につきましては、お手許に差上げておりますので、これを朗読いたすことを省略させて頂きますが、内容につきましては、これが三月三十一日までに可決になつておりませんので、四月一日から施行する予定のが現在まで延びておりますので、これを四月一日まで遡及するということが修正の第一点でございます。第二点は、先ほど上林さんからもお話がございました漁業協同組合における関係の漁船損害補償法に関する点でございますが、これが法の建前から言いまして、これに救済規定を置きませんと、三月三十一日以前……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第1号(1955/03/25、3期、自由党)

○青柳秀夫君 本委員会の理事の数は六名とし、その選任につきましては、従来の例もあり、投票によらないで、その指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/30、3期、自由党)

○青柳秀夫君 毎年の不正不当の金額が相当多額に上っておりますことは非常に遺憾と存じますが、この検査院の報告をだんだん審議されたのでありますが、私は結局これはいろいろ事情がありまして、それが明確になって、今後そういうことの起らんようにという趣旨に結論がなりますが、この形式が私は何かやはりそういうことが起らぬというのは、起らぬためには責任ということをはつきりする、それにはこの形式がただ事件を事項別に並べるというのでなしに、だれがこういう責任者であるかということをもっとはっきり報告に書くべきではないか。資料として前にいただいたことがありますから、それは資料でもらえばいいんだ、こういうことにあるいはな……

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、自由党)

○青柳秀夫君 今日、法務省なり裁判所から始まって、だんだんに各省の問題が究明されて参ると思うのでありますけれども、こういう会計上の不当事件なり不正事件というようなものの起らないようにするには、会計検査院の方へ私ちょっと私見を述べてお伺いしたいのです。  会計検査院で、まあ限りある人数で全部の各官庁のすべてに眼を通されるということはなかなか思うように行かないと思うのでありますが、そこで各官庁で異動がありますたびに責任者が新らしくなりまして、裁判所でいえば裁判所長、検察庁で言えば検事正というような方が新任された場合、やはり所管事項についての事務の引き継ぎということがあるわけであります。そのときにい……

第22回国会 決算委員会 第閉会後4号(1955/11/17、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 簡単にお尋ね申し上げますが、連絡運輸の未収入が五千万円ばかり入って参りまして、非常にけっこうだと思いますが、なお四億八千何万円というものが滞っておる。その中にはこの会社別の表を見ますと、相当多額の滞納になっておりますが、こういう滞納されている会社に対しては、まあ自発的に納めろというだけ国鉄からはおっしゃっていて、特殊な干渉というか、干渉という言葉は適当でないと思いますけれども、ただ自発的に向うに早く納めろ早く納めろというようなことをおっしゃっているだけなんでございましょうか、その点をちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 私がお伺いいたしたいのは、この相当多額の、たとえばここ……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、自由党)

○青柳秀夫君 この第三番目なんですが、エレベーターの問題は、五百十万円の補償金を出しすぎておるというのは、出しすぎただけで、あとの措置は何もとってないのですか。
【次の発言】 こういう補償のようなものは、合理的にゆくのが国としても正しい態度で、必ずしも安くばかりする必要はないけれども、しかし会計検査院の指摘している、少くともこのエレベーター三基の問題は、そこだけ取り上げれば、はっきりここに書いてありますように、五百十万円だけは不当利得になっているわけです。もしこれが不当利得であるということがわかっておるのに、今あなたの言われたように、全体として公平にやるのだといえば、ほかに何か不当利得させなけ……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/27、3期、自由党)

○青柳秀夫君 この百二番でございますが、使用料の九十万円はもう納められたという話になっておりますが、今局長の御説明では、ここに批難されております電線の価格についても会社の方へ折衝されているというようなお話がございましたが、その点は重ねてお伺いしますけれども、どんなふうに御折衝になっているのでございます。
【次の発言】 私がそういうことを申し上げますのは、非常に局のお考えがけっこうだと思ってお尋ねしている。というのは、この前この調達庁関係の第三番の問題がございまして、これはまあよその関係ですから大蔵省に申し上げるのもどうかと思いますけれども、このときのは非常に価格の見積りが間違って五百何万円とい……

第22回国会 決算委員会 第10号(1955/05/30、3期、自由党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) ただいまから第十回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上二件を議題といたします。御質問をお願いいたします。  なお、ただいま御出席になっている方は、大蔵省の理財局資金課長福田勝さん、管財局長窪谷直光さん、管財局国有財産第一課長天野四郎さん、印刷局の業務部長木村秀弘さん、主計局司計課長柳沢英蔵さん、会計検査院からは、池田事務総長と保岡検査第一局長が出席されております。ちょっと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  ただいま議題となりました、昭和二十八年度国有財産増減及……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、自由党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) 御希望があれば厚生省側からの御説明を願いたいと思いますが、いかがいたしますか。――それではただいまから御質疑をお願いいたしまして、その間また質疑に応じて厚生省側のお話を伺いたいと思います。御質疑を願います。
【次の発言】 それでは先ほど小林君から御発言がございましたことについてお諮りをしたいと思いますが、厚生省の所管のこの決算については、ただいま質疑が行われておりますが、その間遺家族の援護費等についての答弁が明確を欠くといいますか、というような状況にかんがみて、この際、質疑を留保して、実際の監査といいますか、そういう点についてあるいは確実なる資料の提出を待ってから進めた方……

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私は個々の問題に入る前に、農林省からお出しになったところの、この昭和二十八年度決算検査報告に対する関係者調というのがございますが、これを拝見しますと、関係者のお名前等がずっと出ておりますが、大ざっぱに言えば、ほとんど厳重注意という措置をおとりになったというので、いわゆる懲戒処分というものは何もなかったというふうに言えるわけですが、これに対してどうお考えでございますか、お伺いいたします。
【次の発言】 それはこの調書で私も承知しておるのでありますけれども、しかしそういう御処置をおとりになったのは、最もひどい刑事事件になったというような人を中心にやられたので、あとの人はまあ懲戒処分に……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、自由党)

○青柳秀夫君 ちょっとお伺いしますけれど、私ども通俗的に伺っておるので、法規上のことははっきりしないのですけれど、日本銀行にダイヤモンドとか金銀というようなものがある。あれは国有財産になっておるのでございますか、その点。
【次の発言】 大体わかりましたけれども、この調書によってちょっとお伺いしたいのですが、二百七十一ページに大蔵省所管で貴金属特別会計というのがございまして、そこに有価証券その他、これは数字でいうと二千二百二十五万というわけでございます。ここにございますが、先ほどどのそのダイヤなり貴金属が日本銀行にあるのが国有のもあるし、民間のもあるというようなお話でございますが、いま少しはっき……

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私は大臣も御多忙でしょうから、委員で大臣に直接御質問のある方は先にやっていただいた方がいいのじゃないかと思います。

第22回国会 決算委員会 第17号(1955/06/17、3期、自由党)

○青柳秀夫君 大臣に一言お尋ねいたしたいのですが、建設省の方の予算はまあ千三百二十一億という非常に大きな金を工事におつかいになっておりますが、責任も大きいし御苦心も多いと思いますが、私がお伺いしたいのは、農林省との関係でありまして、農林省の決算におきましても建設省とダブっておるために問題があったというのが相当多いのであります。また建設省の方でも、ここに書いてございますが、農林省と建設省と双方に重複しておる。また建設省の内部においてまたがっておる。それがここに書いてありますものは二百六十七件、三億七千四百余万円、こういう数字が出ておりますが、私はまあこの決算においていろいろ問題があるのは、あるい……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、自由党)

○青柳秀夫君 同様ですけれども、総裁に対する質問を……。
【次の発言】 私は簡単に鉄道電化のことでお伺いいたしたいのでございます。もちろん決算委員会でございますので、不当事件あるいは不正というようなことにつきましては、膨大な経理をおやりになっておる国鉄としては十分注意をしていただきたいということはもちろんでございますが、大局的に見て、この国有鉄道としての大きな経理をおやりになる場合、赤字が出ることはいけませんが、しかしそれだからといってむやみに利益を上げることも、これは性質上どうかと思うわけでございます。根本は内容についての経営を合理化されまして、能率を向上することが一番必要だと思います。さよ……

第22回国会 決算委員会 第20号(1955/06/24、3期、自由党)

○青柳秀夫君 今の公共団体の詐欺罪でありますが、たとえば欺罔してという中には、同じことを建設省なり農林省に同時に申請するというようなことは――これはまあ少し具体的なことになりますけれども、やはり悪意があるといいますか、故意にやったという中に入るわけでございましょうか。
【次の発言】 それはまあ根本問題でありますけれども、災害はあった、あったから、それは申請に基いて適当な国の補助をもらうということは適法でありますが、二重に取るということは、私は不適法であると思いますが、知りながら、両方に提出して、両方から補助を受けたという場合は、やはり架空ではありませんけれども、ここにいう欺罔したということにな……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、自由党)

○青柳秀夫君 この工事の竣工検査というのがございますが、竣工検査をするその検査員の氏名は嘱託の駒留三郎となっておりますが、この方はどこの嘱託なんでございますか。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、この県の嘱託が行って竣工検査をされて、そうして指令をされておる。その検査が昭和二十九年の五月二十六日となっております。この竣工検査をされて現場を見届けて、補助金を七十二万五千円交付になっておるように、この私の方の刷りものでは見えるのでありますが、その点はどうなんでございますか。検査をされたときにただ七十二万五千円というものを交付するという見込みを述べておられるのか、それともすっかりこれはできた……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、自由党)

○青柳秀夫君 簡単に御質問申し上げますが、この会計検査院からの報告によりますと、たびたびお話が出ておりますが、査定額というのが一億五千八百万円で、会計検査院の実地の査定において五千五百万円に減額され、結局一億三百万円というのが過大見積りである、約二倍といいますか、それだけのものが、この会計検査院の指摘がなければ、あるいはどうなったかわからんというような不安を一応いだくわけでございます。これは先ほどから市長さんなりの当時の災害における御苦心の点等から拝察すれば、相当事情はよくわかるのでありますけれども、その点を離れて、ただこれだけを見ますると、いかにも、ほかの委員もおっしゃいましたが、非常にこの……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、自由党)

○青柳秀夫君 この二千二百三十二号の千葉県の農村工業株式会社に対する問題でありますが、これは農林中央金庫の扱いでこうなっておるということになっておりまするが、農林中央金庫で一切のことを調べられて、それを農林漁業金融公庫の方に申し出があって、農林漁業金融公庫の方はその書類を机上の審査でお出しになったかどうか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 それでは私はこの問題について参考にいたしたいものですから、これに関する一切の書類を、ありましたら御提出を願いたい。それはどういう調査を農林中央金庫でされたか。そのときの調書一式、それから県の方の意見を聴取された場合、県がどういう意見を建てておったか。……

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、自由党)

○青柳秀夫君 簡単に川島長官に御質問申し上げます。この会計検査院の指摘事項の中にいろいろございますが、長官の方の御関係の最も深い問題が一つあるのです。それは山口県のある町におきまして、災害のときに、船が沈没しないのに沈没したことにして、その沈没した写真をつけて政府から金を三百余万円受け取って一般庁費に充ててしまった、こういう事件なんです。そこでこの間、参考人として町長に来てもらいましたが、これは四月に選出された人で、当時にいた人じゃありません。いろいろ事情を聞きまして、そういうことを政府に言って金が出る以上は、町会にも諮ったのか、またどういう提案をして、質疑があって、そういうことになったか、こ……

第22回国会 決算委員会 第28号(1955/07/12、3期、自由党)

○青柳秀夫君 農林省のこの補助金の費目というのは、ここでみますと百三十三費目となっておりますが、この百三十三費目の補助の参りまする主体、事業主体というものは大体幾つくらいになっておるものでございましょうか。それはたとえば町村が主体になっておるのが大部分であるとか、そのほかに組合というとどういう組合が幾つくらいあるか、その点をちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 この農林省で補助を出されている金額も非常に多いし、またただいまの末端の市町村なりにいく政もきわめて多いわけでありまして、この補助の適正を期するということはずいぶん困難なことだと思うのであります。そこで農林省では考査制度というこのすり……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、自由党)

○青柳秀夫君 ただいまの島村さんの御意見と同様でございまして、島村さんが提議とおっしゃったから賛成になるわけですけれども、きょう自由党のこちらの院の人々が集りまして、熱心にやってきたから、できれば本会議で上げていただきたい、こういう大体の意見でございます。
【次の発言】 ちょっとお伺いいたしたいのでございますが、この年度末の貸付残高が、ここに拝見しますと、復金からの承継債権が四百八十億ばかりありまして、そのうち約八十八億円が滞り貸しになっておる、こういう会計検査院からの報告がございますが、こういうものに対しては、お見込みは取れるのでございましょうか。それともなかなかむずかしいのでございますか。

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、自由党)

○青柳秀夫君 小さなことを伺いますけれども、国鉄のパスというものは、私の聞いているところによると、終戦後一時全廃した。まあ例外には私ども国会議員もいただいておりますから、どういうふりに出ておるか、その点を伺いたいのであります。
【次の発言】 参考にしたいと思いますから、国鉄が昨年中に出したパスの枚数、あるいは等級別といいますか、そういうものの一覧表をいただきたいと思います。それから現在出しておる枚数、あるいはどういうところに出しておるかという基準、それのまた根拠、何ゆえに出しておるか、それを一つ資料としていただきたいと思います。
【次の発言】 私がちょっとお伺いしたいのは、国鉄でおやりになる広……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、自由党)

○青柳秀夫君 私は自由党を代表いたしまして、昭和二十八年度の決算三案に対し承認を与えんといたします。しかしこれを承認するに当りましては、ただいま決議がございましたが、その決議の趣旨に沿うて強く政府に次のことを要望いたすものでございます。  簡単に申し上げますが、政府のこの予算の執行を見ますると、会計検査院の指摘のございまするように、年々多数の不当、不正の事案がございまして、まことにこれは遺憾でございまするが、その中でも特に目立ちまするものは、補助金に関する執行がきわめてまずい点でございます。この国の予算は、申すまでもなく国民の貴重なる税金からなっておるものでございまして、一円、一銭といえども、……

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1955/10/18、3期、自由党)

○青柳秀夫君 簡単にお伺いいたしますが、一番初めに頂戴した刷りものの数字でありますが、資金運用部というところの合計が、三十年度は千七百十一億九千万円。この資金運用部というのは郵便貯金のほかには何が入っているか。それでその郵便貯金が幾ら、ほかの方が幾らという点をお伺いしたいことが一つと、それから別の表で御説明がありましたが、今までに、十月十五日までの実績は二百九億だけ予定よりも減収になっているというか、ふえておらぬ。こうなりますと、今後の見通しについてお話がございましたが、相当程度予定通りいかないのじゃないかと思うわけでありますが、もしそういうことになるとすると、こちらの初めの計画、資金運用部の……

第22回国会 大蔵委員会 第2号(1955/03/29、3期、自由党)

○青柳秀夫君 国営競馬特別会計法の廃止に関する法律案についてちょっとお伺いしたいのですが、今までは、国営競馬に関する農林省の競馬部といいますか、あすこは全部特別会計で経理されていたと思うのでありますが、今度は競馬会が独立されたので、あすこに今までおられた関係の官吏の方は特別会計だが、一般会計でいろいろの人件費等が支弁されたものでありますが、そこはどういうふうになっておるのでございますか。
【次の発言】 そうしますと、今までの競馬関係の国の収入は全部特別会計に入っておりましたが、今後は全部競馬会の方の収入に入って、その収入の中から一部政府の方に納入になるのでございますか、その点を伺いたい。

第22回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1955/10/19、3期、自由党)

○青柳秀夫君 関連して。今フィリピン賠償のことが出ましたが、その八億ドルという中の二億五千万ドルは純然たる民間の賠償であるというようなことの御説明でございますが、そうすると国の方は絶対にそれに関係がない、こういうふうに了解していいものでございましょうか。そこいらがはっきりしませんとこの問題に対する何といいますか、考えがまとまらないわけなんでありますが、政府は絶対に関係しない、こういうふうに解釈していいものですか。これは国家としても非常に大事なことでございますから、特にはっきり御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 大臣に親しくお伺いする機会がございませんので、きょうごく簡単に基本的のことを……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/12、3期、自由党)

○青柳秀夫君 海員掖済会というのがありましたが、海員のいろいろ厚生事業等をやっておりますが、その海員掖済会とこの財団法人海員会館と大体同じようなものであるかどうか、その点について。
【次の発言】 私はむしろ政府に伺いたいのですが、この春日さんの方の御提案、まことにけっこうだと思うのでありますが、海員掖済会というのも大体こんなような趣旨のことをやっておりますが、どちらかといえば事業が不振であるということを聞いております。海員の方々のいろいろの福祉を充実していくには、その掖済会の方も、あるいはどういう事情になっておるか知らぬけれども、適当な形で一体をなすと言うか、十分なる連携をとって、両々相待って……

第22回国会 大蔵委員会 第28号(1955/07/14、3期、自由党)

○青柳秀夫君 映画用のフィルムを従価税から重量税に直すというのは、提案の理由にもありましたけれども、一番の目的は何のために直すのですか。
【次の発言】 詳細な御説明伺ったのですが、結局はあれですか、関税収入を上げるのに従量の方が都合がいいというために、国庫収入をふやすのに都合がいいから従量にするという趣旨でございますか。それとも従量の方が映画フィルムというものの課税には適当であるから、収入が多いか少いかは第二義として、そういうふうに適用されるというのか、あるいはまたアメリカの方からガットについての勧めがあったから、それに従ってやるというのか、その三つのうちどれでございますか。

第22回国会 大蔵委員会 第34号(1955/07/30、3期、自由党)

○青柳秀夫君 簡単に御質問いたしますが、別に異議はないのですけれども、はっきりしておこうと思って伺います。それは今度の修正で二十九条の二項ができたわけでありますが、それについて私が伺いたいのは補助金とい うものはどうも不当な申請をするとい うことによって、こういう問題が起るのじゃなくて、それがもとでありますけ れども、査定する方の側で、交付する 方もそういうことを知りながら査定をして余計なものを与えるということによって問題が起きてくるのだと思うの であります。そういう意味から言えば、はっきりこの二十九条に「情を知って交付又は融通をした者も」同様とするということは非常にけっこうだ と思うのであり……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 この二十九年度の会計検査院からの報告によりますと、批難事項が二千二百四十七件、その金額が大体七十三億となっております。これはこの説明にもありますように、前年度から見ると相当減っておることはまことに喜ばしいことでありますが、しかしこれだけの厚い刷りものにしなきゃならぬということはまことに国家のために残念に思います。  で、政務次官にお伺いしたいことは、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、これはこの前の国会で制定されたのでありまして、御承知のように補助金が一番不当、あるいは会計検査院の指摘になるような問題が多いために、補助金については特にこれの執行を厳密にしたいという意味で……

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 ちょっとお伺いいたしますが、この北海道開発局関係で会計検査院で検査をされた件数といいますか、どのくらいになっておりますか。
【次の発言】 会計検査院からごらんになって、北海道の開発局関係の工事は、経費の出し方は、他の全般の各省、政府機関関係と比べていい方でございましょうか、あるいは悪い方でございますか、その御感想というか、その成績についての御意見を伺います。
【次の発言】 私がお伺いいたしましたのは、この検査はここに御報告の通りであり、今のでよくわかりましたけれど、北海道というものの開発がきわめて国家的にも重要でございまして、今後ますます国家としても経費を投入していくべきことと思……

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 この「営業用倉庫の借料の算定当を得ないもの」ということについてお尋ねしたいのですが、これは倉庫会社に国が国有地を貸していて、その倉庫会社から調達庁、すなわち国がまたそれを借り受けたという場合に、御説明にもありましたが、貸しておる方はすなわち大体これを全部国有地と見れば千二百五十幾万円、ところが国が払う方は五千四百三十何万円、四千万円以上の差が出ておる。これが借料が過大であるというふうに書かれておりますが、どういうふうにすればこれが一番合理的であるかということについての大蔵省のお考えを伺いたいのです。
【次の発言】 どなたでもいいのですけれども、私は大蔵省に伺ったのは、管財局という……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 ちょっとお伺いいたしますが、八十億の予備費のうち、十二月二十七日までに四十四億一千何百万円、それからただいまの御説明で一億余円を残して、あとはもう予備費を支出されることが間違いないというようなことを伺ったのでありますが、三十一年度の予備費が八十億ということになっておりますが、昨年といいますか、三十年度は災害等もきわめて少なかったので非常にありがたい年だったと思うのでありますが、もしこれが三十一年もこういうふうにいけばけっこうでありますけれども、そうでない普通の場合というか、それを考えると三十一年度の予備費というのは少いのではないかという気もするわけであります。もちろん予備費であり……

第24回国会 決算委員会 第8号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 大臣がおいでになっているのでお伺いいたしますが、法務省の指摘になっている事件は、まあ会計検査院から指摘になりましたもので、不正とか不当とか、喜ばしい事項じゃございませんから、とにかく一番他の方面に向ってもこういうことを御指摘になる法務省としては、極力まずみずからを正しくするという精神を徹底さしていただきたいのでありますが、これに関連して大臣にお伺いしたいのは、国費がまあ一兆円以上の多額なものがいろいろな形で出ておりまして、その中でいつも決算委員会で問題になりますのは補助金なんでございます。補助金につきましては、先に補助金の執行の適正化にかかる法律というのが実施になっておるわけであ……

第24回国会 決算委員会 第10号(1956/03/22、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) それでは御質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。  ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 私から一つ御質問申し上げますが、会計検査院法の一部を改正する法律案は、御説明にもありましたように物品管理法ができますので、それに伴って改正される。そこでお伺いしたいのは、物品管理法案というものを制定する、これは今大蔵委員会にかかっているようでありますが、その趣旨は、結局やはり物品管理というものを適正にして、不正不当というようなことのないようにやっていこうという点にあるのだと思うのでありますが、それではこの物品管理法案というものを制定され……

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 ちょっと御質問いたしますが、資料をいただきました開発銀行の十三ページですけれども、それの「中小企業金融公庫に対する債権引継」という欄がございますが、この欄の中の復金承継債権というものの中にこれが入っておるわけでございますか。参考資料一覧表といのの十三ページに、(一〇)として「債権の承継及び引継関係一覧」というのがあります。
【次の発言】 そうしますと、第二番目の復金承継債権という中にこの指摘された問題が入っておると、かようなわけでございますね。
【次の発言】 いま一つ、中小企業金融公庫の方からの資料に部外秘というのがありますが、それの「復金承継債権元利入金状況」というのが一番から……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/04/04、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 開発銀行にお伺いいたしますけど、ここに会計検査院から指摘されております振興飛島鉱業株式会社、振興鉱業開発株式会社、これは石炭を生産されている会社だと思いますが、石炭に対する開発銀行の融資というものは非常に需要のあることでありまして、相当九州方面にもたくさん出しておいでになると思う。そこでこの案件は前に三千万円余の貸し出しがあるところにさらに二千五百万円を貸し付けられた。しかるにいろいろな事情で一部入金はありましたけど、その後の状況が延滞となっておって成績が悪い。この点を検査院の方で指摘されたわけでございますが、これと別に、この指摘されたことはいろいろな事情でございましょうが、開発……

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 一萬田大蔵大臣がおいでになりましたので、決算委員の一員として以下の質問を申し上げることを、私は非常に遺憾とするものでございますが、それは先般来新聞紙上で伝えられております大蔵省印刷局の問題に関連いたしまして、井上前局長の問題等が出て参りました。その内容は、私から申し上げることを差し控えまするが、こういうまことに残念な問題に対する大蔵大臣のお考え、また、かようなことが今後起らぬようにするについての御所信と申しますか――もちろんこれは新聞紙が伝えておりまするので、その真相は現在において明確でないと思います。しかしとにかくあれだけ大きく出ておるということについては、私どもも非常に憂えて……

第24回国会 決算委員会 第14号(1956/04/19、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) それではただいまから昭和三十九年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十九年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十九年度国税収納金整理資金受払計算書   昭和二十九年度政府関係機関決算書を議題といたしまして、大蔵省所管のうち管財局の部を審議いたします。  本日は国有財産の管理状況に関する件として、去る四月十一日付をもって行政管理庁から大蔵省に対し国有財産管理の状態が不適切であるから改善されたい旨の勧告が行われましたので、まず行政管理庁から御説明をお願いいたします。本件に関し御出席の方は、宇都宮政務次官、岡松監察部長、犬丸監察審議官、齋藤監察官補佐の諸君であります。

第24回国会 決算委員会 第15号(1956/04/26、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) 御質疑のある方は順次御発言を願います。

第24回国会 決算委員会 第17号(1956/05/17、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(青柳秀夫君) ただいまから第十七回決算委員会を間会いたします。  本日は田中委員長が御欠席になっておりますので、委員長の御依頼を受けましたので、私が委員長の職務を行うことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。五月十四日、久保等君の辞任に伴いまして、永岡光治君が補欠として選任されました。また五月十七日、永岡光治君、湯山勇君の辞任に伴いまして、久保等君、菊川孝夫君が補欠として選任されました。
【次の発言】 次に、理事辞任の件についてお諮りいたします。決算委員会理事梶原茂嘉君が昨十六日本会議において外務委員長に当選されました。つきましては、同君……

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 八木委員からすでに御質問がございましたので、私重ねてお尋ねすることはかえって失礼かと思いますけれども、せっかく官房長官おいでになっておりますので、ごく簡単に今一度だけお尋ねをしたいのでありますが、印刷局長の依願免官につきましては、官房長官御自身としてはどういうふうにお考えになっておるか。それをまずお伺い申します。
【次の発言】 石原官房長にお尋ねするのでありますが、井上局長に対して依願免官をおとりになった、そのやむを得なかった理由ですね、それを簡単に一つ御説明願いたい。
【次の発言】 私は根本官房長官から今非常に真剣な御意見がございまして、ぜひ一つお願いしたいと思うのでありますが……

第24回国会 決算委員会 第19号(1956/05/26、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 ちょっとお尋ねいたしますが、この資料をいただきまして、ごく簡単に目を通したのですけれども、何と申しますか、国鉄で総裁の公舎をお買いになった時期が昭和二十四年ということで、加賀山さんに譲られたときは昭和二十八年で、四年間たっているわけなんです。これはこの数字を見ても私わからないものですからお尋ねするのですが、土地の方はその四年間に、お買いになったときは十二万七千円で買われて、売り渡しのときの評価は六十三万八千円、まあ大体五倍になっております。ところが建物の方は付属設備と合せましてその評価が百二十万円ばかりでお買いになっているのを、売り渡されるときの評価は百四十七万円になっておる。と……

第24回国会 決算委員会 第20号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 私もお伺いしたいのですが、国鉄の規則によりますと、財産を処分されるときに交換というのがあって、有利な場合はいい、それがまあこの問題に該当してきておるようでございますけれども公舎と申しますか、公邸といいますか、こういうようなものは、多くはその職にある方の公けの資格に必要だというのであるので、軽々しくこれを他に譲るというようなことは原則としては認められないと思うわけです。で、まだこれは詮議中でございますけれども、有利な場合とかといいましても、住んでいる方がそのままそれを他と交換してお住みになるということは、御本人には便宜でしょうけれども、ややもすれば評価等に誤りなきを期せないのじゃな……

第24回国会 大蔵委員会 第12号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 十一条について伺いたいのですが、「都道府県又は特別市」というこの「特別市」というのをどういうわけでここへ規定されたのでありますか。
【次の発言】 そうしますと、これはこのままにしておいて、別の法律でこれが訂正される、こういうふうになるわけでございますか。
【次の発言】 それから、ついでにといってはあれですが、今一つだけお聞きしたいのですが、この第一条に管理というものの説明が「取得、保管、供用及び処分」と、こうなっておりまして、その終りの方に持っていって、「物品の適性かつ効率的な供用その他良好な管理」、こういう言葉で一条が規定されておりますが、いやしくも法律の言葉で管理というのをわ……

第24回国会 大蔵委員会 第13号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 第二条に第三として、国有財産法云々とありますね、これはどういうものですか。
【次の発言】 たとえばお米ですね、あるいは森林の材木ですか、ああいうものはこの規則との関係はどうなるのですか。
【次の発言】 そうしますと、やはりこの提案になっている管理法が適用されると、こういうわけになるわけでございますね。
【次の発言】 そこで私お伺いしたいのは、先ほど青木さんからも御質問ございましたが、十四条ですね、「供用計画」とあるのですけれども、どうも供用という字句が、第二条第二項ですか、「国において使用させ、又は処分することをいう。」と説明がついていて、それと別に第一条では、一番のこれが中心の……

第24回国会 大蔵委員会 第16号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 私も資料をいただきたいのですが、それは今まで、北海道に現存融資されておる金融状況がわかるような、たとえば拓殖銀行なら拓殖銀行、あるいはまた一般銀行でもけっこうです、その他どれくらいの資金が北海道に出ているのかということを適当な形式で示していただきたい。

第24回国会 大蔵委員会 第18号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 今、朝鮮銀行のお話が出ましたけれども、台湾銀行についてはどんなふうにお考えになりますか。

第24回国会 大蔵委員会 第19号(1956/04/19、3期、自由民主党)

○青柳秀夫君 この北海道開発公庫の基本的の性質についてお伺いしたいんですけれども、この第一条によりますと「北海道における産業の振興開発を促進し、国民経済の発展に寄与するため、長期の資金を供給すること等により、民間の投資及び一般の金融機関が行う金融を補完し、又は奨励する」、こういうふうになっておって、非常にけっこうだと思うのでありますが、今までの各種の金融機関では北海道の開発に不十分だと、こういう御趣旨でこれをお作りになるのでございますか、まずその点をお伺いいたします。
【次の発言】 この資料をちょうだいしましたので、これについて拝見いたしますと、一般の金融機関、銀行、その他のほかに特殊の金融機……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、自由党)

○青柳秀夫君 簡単に御質問申し上げますが、この法律によりまして補助金等を不正に受けるものの適正は期し得ると思うのでありますが、大体補助金等を不正に受け取るというのには、申請者も不正であることはもちろんでありますが、これを渡す国の方がしっかりしていればそういう問題は起らないと思うのです。この法律ではその受け取る方に対する措置はできておると思うのでありますが、それを渡す国の方の側に対しては法律で一体規定があるのか、あるいはこの法律には載せないで、他の措置で何か取り締るといいますか、監督するのか、その点を伺いたいのであります。なお補足してちょっと申し上げますが、と申しますのは、詐欺罪というようなもの……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、自由党)

○青柳秀夫君 会計検査院法の一部を改正する法律案につきまして、この会計検査院の機能を発揮するために一局が増設されるということはまことにけっこうなことだと思いますが、私が御質問申し上げたいのは、それに伴って改正されております第十六条についてでございます。「局の長は局長とし、事務官をもって、これに充てる。」、この事務官をもって充てると明記されておりますのは、現行法もさようになっておりますのを引き継がれたことと思うのでございます。しかし他の各省の官制等においては、局長は事務官並びに技官をもって充てられるというふうになっておりまするので、今回の改正においてはむしろ範囲を拡げられる方が一般の実情に適して……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第1号(1956/05/02、3期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(青柳秀夫君) それではただいまから決算委員会の国有財産に関する小委員会を開きます。  私は先般の委員会でこの委員会の小委員長に御推挙にあずかりましたが、きわめて不敏でございまして、かつ不なれでございます。どうかこの委員会きわめて重要な使命を持っておりますので、皆様方の御支援、御指導を御願い申し上げます。  それではお諮りいたしますが、この委員会の運営でございますが本国会も会期があまりございませんので、きょうの委員会のほか、できるだけ開きますが、あとは選挙もございますので、その状況においてできるだけ早く本格的に進めたいと思います。それでこの委員会としての目的なり審査の方針なりをおきめを……



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データ更新日:2022/12/18

青柳秀夫[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 5期- 6期- 7期- 8期
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