このページでは迫水久常参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○迫水久常君 この厚い本でちょっと聞きたいのですけれども、ただいま例に出された十一ページの会計検査院の所を見て、四等級、五等級の所の調査官総員が四百三十八、うち四等級百二十八、五等級三百十とあるのだけれどもどういう基準で四等級と五等級をこういうふうに分けているのですか。これは現在の現有勢力で何級職以上は四等、何級職以下は五等ときめたのか、そういうものとは全然無関係なのか、別に基準があってきめたのか、同じ調査官であって四等と五等とに分かれているこの分け方の基準というか、それを説明して下さい。
【次の発言】 一般的に言わないで、今会計検査院についての質問でしたから会計検査院のことを言ってくれればい……
○迫水久常君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十一年度第一次、第二次予算補正に対しまして、賛成の意を表明するものであります。 御承知のごとく、昭和三十一年度における租税収入は異常なる増加を見るに至りました。今回の二次にわたる予算補正は、この増収をもって本予算作成後に生じた事由のため、当面必要とされる最小限度の所要額に充てるとともに、将来にわたり最も有効と認められる目的に充当いたさんとするものでありまして、各般の経済情勢に即応したきわめて弾力的な財政政策であるということができるのであります。すなわち、一般会計から三百億円を産業投資特別会計に繰り入れ、三十二年度……
○迫水久常君 日本銀行総裁十二時までというお約束でしたので、十二時もだいぶ過ぎましたので、私の質問を申し上げたい点多々ございますけれども、きわめて簡単に一、二御質問いたしたいと思います。 先ほど山際日本銀行総裁のお話で、総裁の一番の希望とされることは、日本銀行券の価値の安定であるということのお話、まことにごもっともでございまして、全く同感でございまするが、日本銀行の銀行券発行の元になりまするもの、すなわち金の保有、あるいは外国為替の保有、あるいは貸出、公債の保有等、いろいろございますが、現在の日本銀行の銀行券の発行元の割合は、大体どういうことになっておりましょうか。
○迫水久常君 ソ連がさきに大陸間の誘導弾を完成したということを発表して、またそれを裏付けるような人工衛星を打ち上げましたということは、全くこれは重大な事件でございます。もし日本が昔のように軍備を持っておって、英米やソ連と肩を並べて相対抗しておった時であったならばそれこそ大さわぎになって、来年度以降の予算というものは軍事予算が膨大なふくれ上りでしょうし、大蔵省今ごろは非常にお困りになっておるのじゃないかと思いますし、まかり間違えば岸内閣さえつぶれてしまうほどの大事に至ったと思うのです。ところが日本国民はそれほどこの問題について衝撃を受けた様子はないということは、実に私としては心外にたえないところ……
○迫水久常君 私これは質問ということにもならないと思うのですけれども、農林省の予算というものをしみじみ拝見するというと、何といいますか、建て増し、建て増しして、あっちにすき間があるからこっちに一つ部屋を作っていこう、ところが、ここに穴があるからこれを埋めなければならないというので、しかもその建て増しするについて、議員提出の法律案について議員的な感じから来ておるものもあるし、政府的な感じから来ておるものもあるし、すこぶる家相の悪いうちのように私実は感じがするのです。せっかく九百億近くのお金を使うのだから、これを一ぺん九百億は農林省に使わせるから、ほんとうに統一した考え方でもってこの予算の項目を一……
○迫水久常君 科学研究所の予算の中に、新技術開発についての八千万円として特掲して御説明してあるけれども、この中にはもちろんごくわずかの事務費が含まれているとは思うけれども、それ以外のものは回転する資金になる性質のものではないかと思いますが、そういうことに了解して見るというと、科学研究所の中の経理についてはその新技術に関する部分は、何か特別会計ということはいいか悪いか何かわからないけれども、独立にした一つの経理をせられるべき性質のものだと思いますし、そういうふうにやられるんだと了解しておりますが、その点はどうです。
【次の発言】 了承。
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