光村甚助 参議院議員
4期国会発言一覧

光村甚助[参]在籍期 : | 4期|- 5期- 6期- 7期
光村甚助[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは光村甚助参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院4期)

光村甚助[参]本会議発言(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 参議院本会議 第15号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、ただいまの宮田君の動議に賛成いたします。


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第17号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、ただいまの宮田君の動議に賛成いたします。

第26回国会 参議院本会議 第30号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、宮田君の動議に賛成いたします。


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第20号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件に関し、承認することに反対の意見を表明するものであります。  本案は、ただいま委員長の報告にありました通り、日本放送協会の昭和三十四年度における収支予算などであります。しかして、その内容はラジオ受信料の値上げを骨子とするものでありまして、現行月額六十七円を八十五円に改定し、三十三億四千万円の増収をはからんとするものであります。  私は、まず協会が突如としてこの約三〇%に相当する大幅の値上げを提案するに至ったいきさつを申し述べたいのであります。日本放送協会は、公共放送の担当……

第31回国会 参議院本会議 第22号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、労働大臣の問責決議案の提案理由を説明するつもりでしたが、ただいま皆さんが否決しました。しかし、問責決議案というものは、これは不信任案と同じだと思うのです。それをやらないということは、私はこれは重大な問題だと思います。ただいま労働大臣倉石忠雄君の問責決議案の委員会審査省略は否決されましたが、問責決議案はまだ厳然と生きております。そうしますと、問責決議案が提出されたまま倉石労働大臣の担当する最賃法案がこの会議で議題となるとすれば、きわめて不都合な事態が生ずると私は思います。議長は、その点をどうお考えになっておられますか。すなわち、倉石君が答弁等のため出席が必要となったとき、この……

第31回国会 参議院本会議 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案に、委員長報告に反対し、原案に賛成するものであります。  終戦以来十四年の歳月が過ぎ、かつての軍閥専制政治より解放され、日本における民主主義もようやく軌道に乗りつつありますが、この民主主義の発展に多大の貢献をしたのが民主的な労働組合の力によるものであることは、皆さんの異論のないところと思います。終戦に際し、マッカーサーは、日本の民主主義を発展さすためには、労働運動を解放し、労働者の基本的権利を保障することが先決であるとし、また、戦後の歴代内閣も、万全ではなかったが、日本の民主主義発展……

光村甚助[参]本会議発言(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院4期)

光村甚助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期
第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 逓信委員会 第1号(1956/11/21、4期、日本社会党)

○光村甚助君 光村ですが、委員長は正直に言って自民党なんですね。それでこの与党、野党の対立というものは今まであまり逓信委員会ではなかったんですがね。しかし衆議院では委員長を社会党がとっているのです。それでよく逓信委員会を開いてですね、逓信事業のために一生懸命やっておりますが、ここの委員会は委員長が自民党であっても、やはりたまには休会中でも委員会を開いて、与党、野党の対立ということでなくて、公平に郵政事業のためにやっていきたいと思いますから、そういうことのないようにですね、一つ委員長の方も協力していただきたいということをお願いしておきます。

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○光村甚助君 さっき森中委員の質問の中で、大臣は郵政省の経理状態は組合もよく知っている、こういう話であった。これはいい、もうかっているという意味ですか、それとも経営状態が悪いという意味ですか、それをちょっとお聞かせいただきたい。
【次の発言】 いや、どちらの意味と言ったって困るのですが、郵政省の経理状態がいいか悪いかということは、どちらでもと言う理由はないはずです。
【次の発言】 黒字になっておれば、さっき国鉄は〇・一六ですか、今度のダイヤ切りかえで出しているということを大臣も知っているのです。国鉄のダイヤ改正はもちろん忙しいことはわれわれもわかっておりますが、この郵政事業の年末というものは、……

第25回国会 逓信委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○光村甚助君 特定局の問題は、資料を集めてでもやれば、一日や二日かかるものですから、私たちの方では打ち切ろうと思っておりません。ただ次官の説明で、特定局と普通局と差はないというのですが、これは議論の相違で、超過勤務の問題にしたって、あるいは三級官の組みかえにしたって、まだたくさん差別があることは事実なんです。そして特定局の改善の問題でも、目下研究中――役所の調査研究というやつは、なかなかこれは当てにならない。議会答弁は「目下考慮中」というのが官僚のいつもの答弁ですから、そういうことのないようにやってもらいたいと思うのです。また、来月になれば政変があるというので、大臣も留任されるかどうかわかりま……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は横川委員からのちょっとことずけなんですが、この間、経理状況を出してくれというので、郵政当局に申し入れがしてあったそうですが、まだ出ないというので、ぜひ次回までに出してくれということを申し入れを受けましたので、一つお願いしておきます。私はこれでおしまいにいたします。

第25回国会 逓信委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 先年定員法が設けられたとき、山間僻地の集配人が請負化にされたことがあるのですが、郵政省はそれをもとへ戻す意思があるかどうかちょっと聞きたい、意思がないか。
【次の発言】 両方が納得ずくでなったことは事実ですが、当時の官側の言い分というのは、待遇の面においても将来も変らないということが第一点と、それから当時古い人たちが一時金を何十万円ももらえるので、そういう方面に魅力があってやめた。郵政省側の方では納得ずくとおっしゃるが、大部分の人は金がほしくて、待遇も変らないというのでやめた。ところが今日になってみると、当時の人たちは、どんどんやはり公務員ですから給料が上っているのに、請負人の人……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 議院運営委員会 第7号(1957/02/06、4期、日本社会党)

○光村甚助君 議長もおられるのでお聞きしますが、国会開会中に議員がそんなにたくさん出て、議事運営に差しつかえないものですか。
【次の発言】 わかりました。

第26回国会 逓信委員会 第2号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○光村甚助君 第一班は前田委員から報告するはずになっていましたけれども、まだお見えになりませんから、かわって報告いたします。  第一班は、前田委員、光村委員で一月十日から七日間、近畿地方に出張し、所在郵政局、郵政監察局、電波監理局、放送局、国際電信電話株式会社支社等を視察したのでありますが、この間、調査いたしました事項を簡単に御報告申し上げます。  まず、郵政事業についてでありますが、大阪郵政局は、東京とともに二大局の一つでありまして、管内における郵便利用状況は、一ヵ月平均七千万一で、全国総物数の二割弱を占めており、昨年に比べ一割強の増加を示しております。また、本年度年賀郵便も一億六千二再万通……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1957/06/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 きょう大臣はどうですか。事務次官、大臣はけさ帰ってきているわけですか。
【次の発言】 事務次官にお尋ねしたいのですが、新聞で拝見しますと、官公労が夏季手当の要求でまたちょっと紛争を起しているらしいのですが、それについて、郵政省自体は〇・七五を予算化されて、去年にはそれに対する幾らかやはりプラス・アルファが出たはずなんです。ことしは組合との団体交渉は、どの程度進んでいるのですか、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 仲裁裁定の問題で、超過勤務手当か、あるいは予備費を削ってそちらへ回したということは、これは今後もやる場合もありましょうし、これは予算委員会でもしばしばその問題が出た問題……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○光村甚助君 ちょっと一般的に聞いておきたいことが一つあるのですが、NHKでは放送が終ってから君が代をやっておられるということですが、ほんとうですか。
【次の発言】 会長の話の中に、至るところに公共事業だという文句が出ているのですが、この前に日曜娯楽版をやっておったころに、われわれ聞いているところでは、ある方面の圧力でこれをやめられたということを聞いているのです。この君が代をやっておられるということは、どこからこれは依頼されてやっておられるのですか。どういう目的でやっておられるのですか。
【次の発言】 君が代は、今とかく学校でも歌わすとか歌わさないとかいって相当問題の種になっているのです。公共……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後4号(1957/07/23、4期、日本社会党)

○光村甚助君 最近郵政省が有名になった原因が二つあるようですが、テレビを郵便局の親方が免許することを一般国民は知らなかったようです。最近郵政省というものがだいぶ見直されたようです。もう一つ、三十九の大臣が来たというので毎日そのことを書いているようです。大臣自身も、新聞が各社取り上げているけれども、御当人にとっちゃ三十九で大臣になられたので、これは非常にけっこうだと思うんです。今問題になっています国鉄が当局と組合側に問題があるようです。国鉄の次に全逓といえば相当組合活動をやっている組合である。ここでも仲裁裁定の問題と春闘処分の問題、それから去年の暮の闘争の処分の問題でもまだいざこざがあるんです。……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○光村甚助君 議事進行についてちょっと。こういうのは文書で出してもらいたいと思うのですよ、今後こういう報告は。一つお願いします。

第26回国会 逓信委員会 第閉会後5号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○光村甚助君 大体さっき横川委員の方から質問されたののおさらいになるかもしれませんが、大臣言うことを聞いておると、自分の方からは私は気負い込んじゃいない、なかなかいい人間だから真髄を見てくれというようなお話です。それで「夢声対談」なんかでも盛んにそういうことが出ておるようですが、実際大臣が労働組合に接している態度というものは、私はそれと違うのじゃないかと思う。正直に例を引いて申し上げますと、清盛が衣の下によろいを着て、ときどきちらつかせるような態度が出ておるのではないか、それでは誠意ある団体交渉をやって事業を円満にやりたいと幾ら言っても、私は大臣のほんとうの真意というものがそこにないのじゃない……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 聴取料の値上げの問題、これに関連してですが、大臣の言われることがこう誤り伝えられているのかどうかしりません、どっちがほんとうか。テレビを値上げしても数が少いから、これによるところの聴視料は少い。だから、テレビをもっと発達させるにはラジオの聴取料を値上げして、それでもってこのテレビの発達をやらなくちゃいけないということが伝えられている。そうすると大衆の方では、何だ、おれたちはテレビには関係ないのだ、テレビをどんどん発達させるためにラジオの聴取料を値上げして、そしてやるのはけしからぬじゃないか、こういうことが伝えられていますが、こういうことはないのですね。

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○光村甚助君 ただいま議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対して、政府当局にちょっと御質問申し上げたいと思います。本院では、昨年の本院の委員会で、現在の十五万円の最高額では少いというんで、これが引き上げ方を決議したんでありますが、今度郵政省の方で二十万円にこの法案を提案されたんですが、この二十万円とされた理由をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 簡易保険が創立されたときでは、民間保険は簡易保険の分野を荒しちゃいけないということになっていたはずなんです。ところが、最近保険会社というものが二十もできて、二十のうちの十二、三というものはほとんど、これは正直に言って弱小会社な……

第26回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 議事進行。議事の進行について発言を求めているのですよ。
【次の発言】 労働大臣お急ぎのようですから先に質問をいたします。  さっき労働大臣の答弁では、基礎産業に吸収するとか新しい産業を誘致するとか、こういうことは大体これは実際小学生か中学生の作文のようなもので、一つのこれははったりだと私は思っている。基礎産業に吸収するというような簡単なことで失業者がなくなるなら、今までに失業者があるはずがないし、大体幾らか吸収するということも部分的には少しあると思いますが、大部分の産業が、ことに紡績あたりは一時帰郷するというような不景気なときに、この失業者を基礎鷹巣に吸収するとかまた新しい産業を……


■ページ上部へ

第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1957/12/19、4期、日本社会党)

○光村甚助君 国会法の二条に「常会は、毎年十二月中に召集するのを常例とする。」となっているのですね。これは総長にお聞きしますが、「常例とする。」ということは、必ず十二月に開かなければならないということですか、それとも一月でもいいということですか。
【次の発言】 一月開いたら効力はないというのですか。
【次の発言】 百五十日開けばいいのですから、私は政府の方でそういう準備が整わなければ、一月召集してもいいと思うのです。さっき阿部君からも質問がありましたように、形式的に二十日に開いておいて一ヵ月も休むということは、実際これは国費の乱用ですよ。そうして、憲法の六十条を見てごらんなさい。衆議院が予算を……

第27回国会 議院運営委員会 第5号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は日本放送協会経営委員会の委員の任命についてですが、現在任命されておるこの三人について、個々について異議があるわけじゃないのです。何ですか、放送法の規定に基いて、やはり文化人とか、あるいは御婦人とか、少くとも組合の代表とか、そういうような人も今後選ばれるように、改選の機会があったら選んでもらいたい。ただ東京帝国大学、京都帝国大学を出なければなれないとか、社長さんでなければなれないという制度自体は、非常に運営上も困りますので、以上、私が申し述べました点を今後参考にして、そういうものも選んでいただくように、一つ希望して賛成いたしておきます。

第27回国会 逓信委員会 第1号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○光村甚助君 人事問題に関連して。大臣はさっき横川委員の質問に対して、二十代で立候補したとき保守党から出たから独善じゃないだろうということを察してくれということだったが、これは社会党から出れば独善か、それが一つ。  それから一つは、事務次官にお聞きしたいのですが、今度の人事異動の相談相手は事務次官もやられただろうと思うのです、事務次官も。まあ暗い面があったから郵政省にも新しい新風ですか、そういう面、新進を抜擢するために人事異動をやった、こういうお話なんです。次官はおそらくこれは保険局長をやっておられれば次官も首が飛んだだろうと思う。また相談相手になって、あなたの部下を五人もやめさしたのだから、……


■ページ上部へ

第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 議院運営委員会 第4号(1958/01/27、4期、日本社会党)

○光村甚助君 自民党の人は、施政方針演説に対して何を質問するのですか。
【次の発言】 自民党の内閣で、自民党が政策をきめて、その政策に従って総理大臣や外務大臣や大蔵大臣が施政方針演説をやられる。あなたの方の党の政策をもってやられるのですよ。これは党の政策をきめてやられるのだったら これは党大会とか、いろいろなところで、みなそれぞれ発言を尽されるはずです。まして国会が去年の十二月二十日に開いて、二十一日ごろからどんどん本格的な議事を進められるならいいけれども、それもやらずに、一カ月休んで、また今度は二十七日にやるというのを二十九日にしておいて、今までも多数党の第一党がやったからといって、ただ私は……

第28回国会 議院運営委員会 第5号(1958/01/29、4期、日本社会党)

○光村甚助君 お忙しい人は帰ってもらってけっこうです、めんどうくさいような顔をしておられるので。ちょっと恥かしい質問をしますので速記をとめて下さい。

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、4期、日本社会党)

○光村甚助君 大臣が来るまで……。  去年の八月でしたか、この国会は十二月に召集するのを常例とするということをこの前第二条で議論したのです――聞いていますか――ところが事務総長は、「常例とする。」 だからやはり十二月に召集しなければならないと、こう言ったのです、事務総長は。そうしたら、この前総理大臣は、予算案は十二月に出すのが常例になっているけれども、あれは常例だから出さなくてもいいんだ。一月でもいいんだ。こういうことを言っておる。そうすると、事務総長が去年私に答弁したのと大分違うのですが、事務総長、どうですか。
【次の発言】 それじゃ、毎年一回開いたらいいんだったら、十二月に開かなくてもいい……

第28回国会 議院運営委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この問題でなくて、各種委員のことについて発言していいですか、直接このことじゃなく。
【次の発言】 この間、新聞に、理研法は利権法だと出て、国会議員の失業救済だというような悪口も出ていたようなんですが、それは社会党なんかにとっては迷惑な話なんです。各種委員の任命に対して国会の同意を得て任命するものもあるし、同意を得ない各種委員がある。それはほとんどが私は自民党の人だとか、緑風会に限っているような気がしているのです。こういうことでは私はならないと思う。私が議運になってから、ちょっと頭に浮かんだだけでも、前の参議院の議長、それから深水さんが落選したら、すぐ運輸審議会委員になる、島津さん……

第28回国会 議院運営委員会 第23号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○光村甚助君 人はふやさないという約束だったんじゃないですか、次長とか、四部とか、これはどこから連れて来たんですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 私はさっきも聞いたんですが、たくさん課がふえたり、部長がふえたりしているのに、人の差しくりが今まで通りだというのは、どうも合点いかないのですがね。それをもう一ぺん。前のはもういいですから、今度のに関連して、もう一度よく説明していただきたい。
【次の発言】 そうすれば、たとえば、課長補佐だった人が課長になるというようなことだろうと思うのです。そうすると、今度一般の人から課長補佐になる。たんだん管理職が多くなりますが、いわゆる、いわば回転……

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○光村甚助君 二、三日前のNHKの朝のニュースでお年玉つき郵便はがきの発売に関することですが、郵政省と厚生省とえらくもめて法案を出せないということのニュースがありましたが、これはどういう点でもめているのですか。
【次の発言】 これは憶測ですが、郵政省は金さえ集めればいいので、運用はおれの方がするのだということを言っているというのですが、まことにこれはけしからぬ話で、実際そういうことであったら、そのときこそ田中郵政大臣の腕の見せどころですから、そのことは一つうんとがんばってもらわなければ困る。  もう一つは要望ですが、今のはがきが五円ですね、それを今度お年玉はがきは四円で一円つけるので郵政省は相……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○光村甚助君 けさの新聞ですか、行嚢が隅田川かどこかにほっぽり込まれておる。郵政省は最近ちょっとだらしがない。去年も東京中郵だかでやられて、全然犯人が上らない。監察官をふやせとは言いませんけれども、監察官はたくさんいるのにどうしておるのか、去年からの経過を伺いたい。
【次の発言】 とっぴな質問ですが、大臣は労働組合を破壊活動団体か何かのように考えていますか。
【次の発言】 組合員が陳情に行くのに警官を動員して、東京郵政局に私はきょう行ってみましたが、組合員の人数より多く警官が入っていて陳情を受け付けないのは、どういうことですか。
【次の発言】 労働組合と大臣との間の団体交渉というのは、ただ一ぺ……

第28回国会 逓信委員会 第6号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○光村甚助君 緊急に一つ、今私は報告を廊下で呼び出されて受けたのですが、警察官が装甲車を郵政省の前に二台持ってきて、全逓の中闘をぶんなぐったり、傷を負わしたりしている。今大臣の言ったことと全然違うじゃないか。これは大臣は一等大臣だといって、新聞にも書かれたりしてうわついているが、今言ったことと、郵政省の前に現に装甲車を持ってきていることとは違うじゃないか、これはどう大臣は善処するか。
【次の発言】 大臣は報告を受けていないというなら、秘書官がいるからさっそく電話で聞いて、実際装甲車を持ってきて、けがさしておれば、大臣の責任だと思う。至急に調べさせてもらいたい。 (国務大臣田中角榮君「すぐ調べろ……

第28回国会 逓信委員会 第7号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この法案に直接関係があるのではないのですが、簡易保険の契約者に金を貸しておりますね。そういうようなことが、貯金で、定期で金を頂けている者がどうしても金が要る、必要だという場合に、この金を貸す制度を作ったらいいじゃないかということを、去年も前田さんあたりから要望があったのですが、その点、大臣、考えているか、それを一つ伺いたい。
【次の発言】 大臣はおそらく改造でやめるかしれぬが、ずっと留任したら、来国会で出しますね。

第28回国会 逓信委員会 第8号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 大臣来ないんですか。
【次の発言】 事務当局でけっこうですよ。大臣はしばしば今度三十万円にこれはやりたいということを言っていたんです。これは衆議院の逓信委員会でもそういう発言をやっているし、われわれに対しても、公式の場所じゃない場合でも、今度三十万円にやりたいということをしばしば言っていたんですが、二十五万円になったいきさつをちょっとお聞かせ願いたい。
【次の発言】 民保で発行している何かインシュアランスという雑誌がありますか、それによっても、簡易保険は三十万円くらいは仕方がないだろうということを言っているんですよ。民間保険でも、そうして大臣自体も、郵政省当局も、三十万円から三十……

第28回国会 逓信委員会 第9号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この間の質問の中で保険局長が、二十年満期の保険で、民間が四百十七円ですか、簡易保険が四百十円で七円安い、こういうお話だったのですが、これはあれですか、民間の保険会社では、初め一年に五千円とかいう保険料をきめますと、毎年これは安くなってきておりますね、配当がありますから。その分を計算しても、やはり簡易保険の方が安いのですか。
【次の発言】 だから、結局は簡易保険の伸びもやはり悪いという原因はここにあると思うのですよ。ただ表面、第一回の保険料だけは確かに簡易保険が安いでしょうが、今、局長のお話のように、配当金を入れると民間保険がこれはずっと安くなると、民間の方でやはり十万だ、二十万だ……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○光村甚助君 これは大臣だけに聞くのじゃなくて、NHKの方からも聞いた方がいいと思うのです。予算はきめられた予算でやつていこうとするのか、予算を少くされた、その予算の範囲内でやっていくのか。それともNHKで経済を節約をして、今まで通りの放送をやるのか、これはNHKにも聞かなければいけない。大臣の話では、NHKの当局者がいないときに結局は機械を二台を一台にしたらやつていけるのだ、こういうお話であった。われわれがNHKで聞くところによると、そういう手品のようなことはできないとおっしやるのですね。手品という言葉は違いますけれども、どうも大臣のおっしやることと、NHKの考え方が違うので、これはNHKの……

第28回国会 逓信委員会 第12号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○光村甚助君 さっき前田委員の質問に対して、盗聴のことですが、自動車に備えつけているラジオが盗聴だと、前田さんこうお話しでしたが、私がNHKのある局長に聞いたところでは、私自身がトランジスターの携帯ラジオを持っている、これは、こういうのを探し出したらば、だいぶNHKの収入になるのじゃないかと聞いたところが、お宅で一つラジオを持っておられたら、たとえばソニーのトランジスター・ラジオを携帯して歩いても、これは盗聴にはならないと、こういうお話だった。さっきと食い違いますが、これは統一してもらわないと困ると思う。
【次の発言】 わかりました。

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は禅の勉強をしたことがないので、あんた方のおっしゃる禅問答が一つもわからないんです。この間から大臣の答弁を聞いていても、会長の答弁を聞いていても、この予算じゃ非常に不満だということをおっしゃっているんです。それから大臣も地方で勝手な放言をやっているんですよ。八十五円にするんだとか二百五十円にするんだと言っておいて、NHKの方でも、何とかしなければやれないということを前言っておられたんです。それが急に今度の予算になったわけなんですね。あなた方の方でも、非常に苦しい今答弁をしておられるのですけれども、実際は値上げしたがったんだ、執行部の方も経営委員の方も。ところが、政府の方で、解散……

第28回国会 逓信委員会 第15号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○光村甚助君 ちょっと関連。二十七日に私は京橋郵便局に行ったのです。そうすると、前の二十日のときに中央郵便局の人が四百人、夜中の二時か三時か出たというのです。今度は前もって警察官が京橋郵便局へ行って、夜勤者を監視して仕事をさした。これは従業員を囚人扱いにしている私は行為だと思う。今後こういう従業員を囚人扱いにして、警察官をつけて仕事をさすという行為が、これは是か非か、大臣に一つお聞きしておきたい。
【次の発言】 夜勤者が職場大会に行かないように前もって警察官が来て監視をして、これを仕事をさしたという事実がありますから、これは厳重に私の方から大臣の方に、一応厳重に注意を喚起しておきます。

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○光村甚助君 筋としては、衆議院からこちらへ法案が回ってきで、ある程度大臣と質疑応答を重ねて、そうしてわれわれは今度参考人にしろ、公聴会にしろ、意見を聞くのが筋道である。まだ衆議院で審査しておって、こちらでは審査も何もやっていないのに、いきなり参考人か公述人かしらないけれども、それを呼んできてやるというのは、私はまだその時期には至っていないと思う。少くとも、一回か二回は大臣に質疑応答をして、そうしてわれわれもある程度の知識を得て、そうして参考人や公述人に聞くというのが建前ですよ。いきなりぱっと参考人か何かを呼んできて聞くったって、これは私は審議上ちょっとおかしいと思うのですがね。

第28回国会 逓信委員会 第17号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は、戦前に郵政省が契約をされました郵便年金についてお尋ねしたいのですが、その当時やはり老後の生活の安定ということで、郵政省では相当郵便年金の契約をとっておられる。これが戦後、当時の貨幣価値というものが全然無価値にひとしいものになりましたので、現在、当時契約しておった金額でもらっても、全然電車賃にもならないような状態なんです。これを現在の物価にスライドするということができないかどうか、それを一点まずお伺いしたい。
【次の発言】 当時の人は、不動産の投資でもしておれば、現在でも相当不動産は物価にスライドして上っておりますからいいわけですが、郵便年金というのは全然、さっき言ったように……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私はこの際、社会党の参議院の大部分の人たちの声を代表して一言申し上げたいことがございます。  御承知のように社会党の議員の中には、きのうまで郵便局に働いたり、鉄道に働いたり、あるいは電信電話局に働いたりして、皆さんのように高度な学問をせられている人が少いのです。しかし、きのうまでは郵政省や電電公社に働いていて、皆さん方から見ればずいぶん下っ端として仕えていた、そういうのが議員になった今日でも、往々にしてこの国会においてそういう議員軽視の言動をされるということは、私は非常に遺憾に思います。もちろんわれわれはきのうまではそういう役職にあったにしましても、たとえ二十五万あるいは三十万と……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○光村甚助君 第二条の「電話加入権を目的とする質権を取得することができる者」、これをきのう新谷委員の方から発言がありまして、「政令で定めるその他の金融機関」ということを質問されたわけなんです。これは松田さんの方からは、ただこれは将来まあ市中銀行あたりがこの対象になるのだというお話があったのですがね、おそらく市中銀行が五万や六万の電話を担保に金を貸すというようなことは私はしないと思う。こういう問題は早くあなたの方でどういうところまで政令を定めるのだということをはっきりしなければ、おそらく私は高利貸あたりが相当郵政省あたりに陳情に来ると思う。現に私たちの方にもたくさん来ているのですよ、こういう陳情……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○光村甚助君 きのうの新谷委員の質問にちょっと関連するのですが、公社の総裁が経営委員会の特別経営委員というのですが、そこで任命する監事は私は意味ないと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 きのうの大臣の答弁に、監事制度というものは観念的につき合うのではない、こうおっしゃったのですが、私は監事制度を設ける以上は、少くとも公社の総裁とか、副総裁、理事の諸君と相当観念的につき合うところまでいかなければ、話し合いでやったなら私、監事の意味がないと思うのです。だからきのう大臣の答弁では観念的につき合うのではないとおっしゃったのですが、話し合いでいろいろの監査をやる、こうおっしゃることなんですか。


■ページ上部へ

第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会 第1号(1958/06/10、4期、日本社会党)

○光村甚助君 始期と終期をきめるということは問題があると言われる。きょう一日でも終期になることがあるのですね、事務総長にちょっとお伺いしたい。きょう一日でも始期があって終期があるのだから。
【次の発言】 ちょっとその前に。けっこうですが、他院の意思を尊重するしないは、今後、本院できめるのですね。衆議院できめてきたから、こっちはどうにもならないということを今後おっしゃらないように一つお願いしたいと思います。衆議院できめてきたのだから、こっちはどうにもならないのだということを今後おっしゃらないように、一つその点もはっきりここで議事録に残しておいて、きょう、そういう委員長の発言をお願いしたいと思いま……

第29回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 ほかの方はどうなっているのですか。向うもあるし、それから人事院ビルのうしろにもあるし、ああいうところはどうなっておるのですか。

第29回国会 議院運営委員会 第6号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○光村甚助君 趣旨は大体同じなんですが、この電電公社の方ですが、新関さんはそうですね。それで、この前の委員会でも私は述べましたように、ほんとうの経験者が私は審議会委員になるのはけっこうだと思うのです。この間からの例を引いて、私とか前田さんの例を出したのですが、今度、井上さんとか中山さんとか、出席率もよくないのです。どうしてこういう委員を政府が任命されるのか、私はわからないのですが、政党内閣で、この人たちは代議士ではないのですが、選挙で落ちたらぱっぱっと委員にきめてみたり、何かその人の失業救済のような考えが今までの委員にはたくさんあるわけです。そういうことのないようにということは、いつの委員会で……

第29回国会 議院運営委員会 第11号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○光村甚助君 ちょっと関連して。斎藤さん、あまり詭弁を弄しない方がいいです。中間報告を求めることはできるんです、あなたさっき言ったように。提案理由だけ聞いて、何日もほったらかして質問も何もしない、こういうときに中間報告を求めることはできないじゃないか。それはやはりやったら、それはできるんです。今回のように、提案理由だけ説明して中間報告を求めたって、文教委員長は、中間報告はありません。文部大臣が来て説明しっぱなしです。これでもあなたの方は、あした可決されるんですか。そうしますと、あなたの言ったことは理屈に合いませんよ。中間報告というものをあなた知っておりますか。審議過程はどうなっているかというの……

第29回国会 議院運営委員会 第12号(1958/07/04、4期、日本社会党)

○光村甚助君 その前にちょっと参考に。あまり形式にこだわって、第一、本会議を開いてみて、今夜の八時か九時まで委員会をやってみたけれども、今の経済基盤の法案が上らないから、これならば衆議院の延長に同意しようと、こういう体裁を作らずに、きょうそれは上らないことはわかっているとか、上ることがわかっているとか、どちらかなんだと思うのです、あなたの方では委員長を持っておられるのだから。だから、体裁だけを整えずに、実をとるようにきめていただきたいと思うのです。

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○委員外議員(光村甚助君) 委員ではありませんけれども、委員長の許可を得ましたので発言をいたしますが、森中君が個人的に要求をしたのではなくて、委員会を通じてやっているのです。いわゆる森中君が発言をして、大臣がそれを認めたのです。これは直接取引をやったのではなくして、委員長を通じて森中委員は発言した。大臣は委員長を通じて答弁しているのです、出しますと言って。二回目に出さないから、今度は森中委員からまた再度要求した。ところが、文書課長は、森中先生の了解を得て、出さなくてもいいということをおっしゃいましたと、こう言ったので、森中委員は、それはけしからぬじゃないか、そういう言質を与えたことはないという……

第29回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○光村甚助君 郵政省の政務次官以下にお伺いしますが、われわれが先に来て待っていなければ、政府委員の出席はないのですか。どちらが偉いとか偉くないとかというのじゃなくて、ここには前厚生大臣もおられるし、前大蔵政務次官もおられるのですが、いつもここの委員会というのは、われわれが着席して委員部から郵政省の政府委員室にお迎えに上らなければ来ないのです。こういうことは、私は議会軽視だと思うのですが、どうお考えになっていますか。
【次の発言】 いろんな法律案が出ても、郵政省自体は、審議してもらう立場になっておるのですが、それを委員が先に来て着席していなければ出られないという風習は、今後改めてもらいたいと思い……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○光村甚助君 大臣、さっきからあなたの御答弁を聞いておりますと、今、鈴木君が禅問答だと言いましたが、ほんとうに禅問答なんです。NHKの放送法改正をやるのは世論だとあなた言って、やらなければならない、しかしどう改正するかはわからない。今も、NHKの立て直しの問題でも、何らかの方法で立て直さなければならない、いずれの方法をとるかわからない、さっきから、私にとってはまことに非常にありがたい御意見で、能率的には、追って立て直さなければならない――。何ですか、目下調査研究、これでは審議にならないですよ、実際委員会としての。あなたはこの間の新聞論評にも出てたのですけれども、全く人を食ったような答弁です。戦……

第29回国会 逓信委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私、本論に入ります前に、板野郵務局長にお伺いいたしたいのでありますが、前国会でこの法案が衆議院にかかりましたときに、社会党の森本委員から、寄附金の配分対象を拡張するというが、お年玉葉書を売るために郵政職員は非常に苦労しておるので、寄附金の何%かを郵政職員の福祉に充てられぬか、こういう質問に対しまして郵務局長は、充てたいと思っている。外国の例では、オーストリア、イタリアなどでは一割を充てている。現在お年玉葉書を売るために約四千万円という経費を使っているが、郵政職員の福祉には充てていない、こういう答弁をされておるわけです。そうすると、この前衆議院では、一割郵政職員のために充てるという……

第29回国会 逓信委員会 第5号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この委員会で結末をつけるとおっしゃるのですが、結果はわかりますが、鉄は赤いうちに打てというのですよ。あんなもの、二日も三日も焼いてから打っても何にも値打ちがない。きのう平事件の裁判があった、九年かかっているんですよ。そんなことがあったかというようなわけです。それを今からどうだこうだと言ってみたって、われわれ国民の頭にそうかということになる。今の森中君が要求しているということは、全逓処分があって、やっぱり新しいこういうときに、こういうことをやったことがいいか悪いかということを、学者やいろんな人に聞こうというけれども、これは来年聞いたって、そんなことあったかということで、こっちも熱意……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○光村甚助君 関連して。退職の問題は、あなたの方じゃ強要じゃないとおっしゃるのですが、五十八才の人で、もう一年置いてくれとか、息子が学校出るとか、娘が学校出る、こういう場合でも、そういうことはいけないのだ、辞表を出せと言われると出している例はわれわれ知っている。これも強制じゃないとおっしゃられると、私たちはそれだから今しつこく強制じゃないかということを聞いている。そういう特殊な場合なんかやはりある程度認めるのか、あくまで五十八才だったら辞表出してもらいたい、辞表出せば強制じゃないとおっしゃるのか、こういうことを聞いている。

第29回国会 法務委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○光村甚助君 関連。  それだけ検察の方が熱心なら、過般問題になりました売春汚職だとか、あるいは千葉銀行事件で坂内ミノブというのを釈放するときに、検事側の方では、今これを釈放したら徹底的にこれを糾明することはできない、残念だということをおっしゃった。どうしてそういう場合にも徹底的に抗告をして――売春汚職なんか数千万円金をまいた。実際もらったのは百八十万円しかもらった人間は出ていない。そういうところに準抗告をして徹底的に調べないのですか。わずかのこういう全逓あたりの問題で、意地になって準抗告をやってる反面に、片っ方では徹底的に調べなけりゃならぬような売春汚職だとか、あるいは坂内ミノブを釈放するの……


■ページ上部へ

第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 議院運営委員会 第14号(1958/11/07、4期、日本社会党)

○光村甚助君 関連して一つ。社会党の組みかえ動議が、かりに一票違いで通っておった場合に、あれは間違いだったというときに、どうなるか。それもついでに一つお答え願いたい。
【次の発言】 私は、総理大臣が来なければ、会期の問題をきめることは反対です。承知はできない。さっき一番初め椿委員が言ったように、社会党は六十日やらなければ大へんですよと言ったんですよ。岸さんは何ですか。国会に来ずに、どこかのテレビに出ているのですよ。きょうなんか野球でもルールがあるなんということを言っている。私の方は、今度の国会というものは本式だから、九回やろうと言っている。ところが、あなたの方は、なに、これは臨時国会というもの……

第30回国会 逓信委員会 第5号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○光村甚助君 今の関連ですが、NHKは一件当り幾ら郵政省に払っておりますか。
【次の発言】 郵務局長にお伺いしますが、NHKからこれだけ受け取っておいて、今度従業員には幾ら払っているのですか。
【次の発言】 テレビは……。
【次の発言】 もう一度お伺いしますが、ラジオは十八円でしたか。
【次の発言】 そうすると、七円十銭というのは郵政省でピンはねしているのですか。
【次の発言】 これは郵政省の予算に関係しますから、ここでは追及いたしませんが、ここではピンはねをしている、ピンはねと言うと、あなたの方は腹が立つかもしれませんが、七円十銭かかる根拠をこの次の委員会までに示して下さい。  NHKにお伺……

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○光村甚助君 今、各委員から国際放送が重要だということでお尋ねがありましたが、国際放送の規定された第五条を削除するということですが、これに対して民間放送の方では、民間放送にやらせないようにシャット・アウトするのではないかというので反対している。  これはどうでしょう、NHKだけにやらした方がいいでしょうか。それとも、この条項は残して置いて民放にもやらした方がいいか。削除する方がいいか悪いか、端的に一つ伺います。


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 議院運営委員会 第22号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○光村甚助君 金森先生はそう深刻に考える必要はないとおっしゃいますけれども、第一審の裁判官は、これは相当深刻に考えていると思うのです。あなたは、この一つの問題だけにそうおっしゃいますけれども、第一審の裁判官が安月給取りで、まだ若造で、さっきのように、お若い人が書いたんだろうとおっしゃっていますけれども、月給も少い、若造で、勉強も足りない者が出す一審の判決というものが、この一事だけではそうおっしゃいますが、あなたが批判されるということにおいて、第一審の裁判官は非常にこれは打撃を受けていると思う。そういう問題に対してあなたはどういう責任をお感じになりますか。影響するところはこの一つの問題だけではな……

第31回国会 議院運営委員会 第23号(1959/04/02、4期、日本社会党)

○光村甚助君 議院運営委員会は時間が切ってあるそうですから、長々とやられると時間がないから、簡単にやって下さい。
【次の発言】 社労委員としてでなければ、君はどうしてそういうことがわかるのです。審議の内容が同じような質問があって、ずっとこれをやっていても不可能、円満にやるのが不可能と考えられるというのは、君、どこから聞いてきたのか。
【次の発言】 それならば、傍聴したり速記録を読んだりして、君なりの勝手でこれの中間報告を求めるの動議を出すのだったら、社会労働委員会には委員長というものがおるのだ。これは社会党の委員長じゃない、国会の委員長というものがおるから、これから聞かなければ、これは一方的で……

第31回国会 社会労働委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○光村甚助君 けさ、小柳委員の質問の中で労働大臣の御意見を承わったのですが、その中で資本の蓄積をやって、それで設備の投資をやらなければいけないというようなお話があったのですが、もうけた金は全部資本の蓄積にやって、労働者には配分せずにそれだけでいわゆる設備投資をやる、こういうお考えなのですか。
【次の発言】 大臣の答弁の中で、たとえば、日本のいわゆる経済の面でもうかっても、労働者にこれを按分するんじゃなくして、生活水準に応じた賃金を支払えれはいいと、こういうお話も出ていたわけです。しかし、国民生活の水準に応じた賃金ということは、どういうことなんですか。アメリカのような生活水準の高い所は高くやって……

第31回国会 社会労働委員会 第14号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私の質問の内容に全逓信労働組合に関する問題がございますので、午前中に郵政大臣の出席を求めておいたのですが、いまだに出席ございませんが、どうなっておりますか。
【次の発言】 それなら、私が労働大臣に質問している間に郵政大臣を呼んでいただきたいと思います。
【次の発言】 先月の十八日に、労懇からILO条約は批准すべきものであるというような答申が出て、その後、衆議院ないし参議院の予算委員会で、この問題に対し総理大臣並びに労働大臣のお考えを、私も傍聴をして聞きましたし、速記録も拝見いたしましたが、まだ私どもの納得いかない点が多々ありますので、なるべく重複は避けたいと思うのですが、労働大臣……

第31回国会 社会労働委員会 第16号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○光村甚助君 民間産業の労働組合の……。
【次の発言】 民間産業の労働組合の争議が、調停委員会の努力によってどんどん片づいているのに、スト権のない公労協の組合の調停が不調に終るというのは、われわれが期待している調停委員会の権威というものの非常に信頼性を疑わせるような、調停が不調に終っているということは非常に遺憾だと思いますが、その経過について、労働大臣の見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 民間産業の労働組合は、調停が不調に終ったりしたときには罷業権があるわけですが、公労協の組合というのは罷業権がないからこそ調停委員会にたよっているのです。それが不調に終るということになれば、これは公労協……

第31回国会 社会労働委員会 第19号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私も前の石田労働大臣のときにこの問題で質問したことがある、内閣委員会に出てもらって。毎年これは起ることなんですね。だんだん駐留軍が少くなるから。そのときも努力する、委員会を作っていくというようなことをおっしゃるから、大体あなたの言うことはつづり方教室じゃないか、これは小学校や中学校のつづり方なんだと、離職する人を職業訓練をやって失業救済をするんだというようなことじゃあ何にもならないじゃないかということを言ったら、非常に怒ったんです。つづり方教室とは何だと。毎年こうなんです。毎年こういうことが繰り返して起るのは、内閣に委員会ができたからといって安心しておったって、私は松野さんに聞い……

第31回国会 社会労働委員会 第22号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○光村甚助君 先般の委員会で、実は全逓の問題を大臣にお聞きしたのですが、その前に、衆議院の予算委員会で、社会党の河野委員の質問の中で「全逓労働組合が何らかの態度を改めない限りは批准の手続をとらないというのは、閣議決定としても非常に総理のおっしゃられたことと矛盾だと思うのでありますが、これは一つ取りやめられる方が私は妥当だと思うのです。」こういう質問をしているのです。そのとき総理大臣の方では、「実はあの問題は、いろいろ新聞にも出ておりますが、閣議決定というような形をあの閣議ではとっておりません。」こういう答弁をしておるのです。ところが聞くところによりますと、日本政府からはILOの事務局に対して、……

第31回国会 社会労働委員会 第23号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この前の委員会で、ILOの方から再勧告に似た文書がきているじゃないかということを質問しましたが、労政局長は、外務省に今きているけど、内容は見ていないのだと、こういうお話だったですから、その内容をごらんになって検討されましたか、一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その内容を検討されたかどうかを聞いているのです。
【次の発言】 私はその内容の受け取り方が違うと思うのですよ、あなた方と。わざわざ先の勧告と同じものだったら、新しくそのあとで勧告がくるはずはないのです。あなたの方の受け取った文書はどうか知りませんが、私の方の入手した文書によりますと、ちょっと読み上げますけれども……

第31回国会 社会労働委員会 第24号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○光村甚助君 御自由にされるのはけっこうだとおっしゃるのですから、全逓もやはり去年の大会で、解雇された組合の役員を再び選んでいるんですよ。全逓の解雇三役をかえない限り批准しないとおっしゃいますけれども、これは解雇の問題と批准と別々だと思う。解雇されたのは去年の三月なんですよ。批准の問題は数年も前から、二十七、八年ごろから批准をしてくれと言っている。あなたが労働大臣のときでも、たしか二十九年か何ぼのときでも、私、議員になる前からでも、公労法四条三項は削除しろという議論があったことは事実ですよ。その時分から四条三項は削除しろ、ILO条約を早く批准しなさいと言っていたのだから、そのときたまたま、これ……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○光村甚助君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法等の一部を改正する法律案に賛成するものであります。  終戦以来十四年の歳月が過ぎ、かつての軍閥専制政治より解放され、日本における民主主義もようやく軌道に乗りつつありますが、この民主主義の発展に多大に貢献したのは民主的労働組合の力によるものであります。終戦と同時にマッカーサーは、労働運動を解放することが日本の国主化の先決だと考えた。さらに終戦後の歴代内閣は、万全ではなかったが、日本の民主主義発展のために労働組合運動を正しく理解し、その発展については曲りなりにも努力した点は、われわれもこれを認めるものであります。……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○光村甚助君 この前の国会の七月一日に、私と森中委員の質問した中で、私たちここで質問します前に、皆さんに御迷惑にならないように、ある程度の調査をしまして質問をいたしております。その結果、調査をして納得ができるものなら、私たちはなるべくこういうところで質問をしないようにしているわけです。納得がいかないからこの七月一日に質問をいたしております。ことに森中委員の質問の中で、その後われわれが調査した内容と全然違うことを政府委員かあるいは説明員の力が答弁されております。考えてみますと、その当時、私たちが質問する当時ちゃんとこれは事実が今になるとはっきりしていた事実なんです。その当時私たちが調査したときに……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○光村甚助君 あげ足をとるように思われるかもしれませんがね、逓信病院があるから逓信がいいというならば、電通で経営している病院は、逓信省になったらどうなさいますか、そのまま置いておかれますか、私あげ足をとるわけではありませんが、どうですか、電通当局は。
【次の発言】 大臣、この前大阪で警察のスパイ事件がありまして、そのスパイをやつたのは郵政省の職員なんです。この問題を大阪からも報告を受けておられますか。
【次の発言】 大阪の新聞には、三大新聞でも大きく取り上げているし、東京の新聞にも出ていたと思うのです。あなたの方でまだこれを調べていないというのは、相当私は怠慢だと思うのです。大阪の平野警察署で……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○光村甚助君 放送法の以外の点で一、二質問をさせていただきたいことがあるのですが、よろしうございますか……。  大臣にお伺いいたしますが、けさ社会党の国会対策委員会に対して、機関車労組からの申し入れがありました。その内容は、去年警職法案が出ましたときに国会の審議が一時ストップしました。そのときの解決の条件に、警職法では処分しないということが四者会談できめられて、当時の川島幹事長と私の方の国会対策委員長、書記長同士で、処分しないとして、これはそれぞれの大臣に当時の川島幹事長がよく話をしておくと、こういうことであったと、私たちも国会対策委員で聞いているのです。それにもかかわらず、国鉄では二千人以上……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○委員外議員(光村甚助君) 委員外発言許して下さい。
【次の発言】 さっき森中委員の言っておられましたのは、無料で開いている人のことだと思うのですが、私もこれは逓信委員になってからも何回も言っていることなんですね。しかし、今までは放送料が値上げをしなかったから、私はそれでよかったと思うのです、今までなら。今度放送料を値上げをされるのです。経営が成り立たないといって放送料を値上げされるのに、田中さんのときには、たしか八億円とか言っていましたがね。貧困者とかあるいは公共団体に聞かせていて、それ金をとると。私は一千五百万程度の世帯がラジオを聞いて、その聴取料から生活困窮者に幾らかずつ出し合って聞かし……


光村甚助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院4期)

光村甚助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期
第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○光村甚助君 友光さんの話の中で、数字をあげて言っておられましたが、中小企業ほど生産が少いのに、分配は、かえって率は多いのだ、だから仕方がないじゃないかというような御意見だったのですがね。そういうことになりますと、最低賃金なんというものは実際必要はなくなるので、あきらめ諭のようなことになるのですが、早川さんにその点をお伺いしたいのですがね。それだったら、最低賃金の必要はなくなるというお考えじゃないのでしょうか。



光村甚助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 4期|- 5期- 6期- 7期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

光村甚助[参]在籍期 : | 4期|- 5期- 6期- 7期
光村甚助[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 4期在籍の他の議員はこちら→ 4期参議院議員(五十音順)  4期参議院議員(選挙区順)  4期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。