このページでは鈴木寿参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○鈴木壽君 ただいま議題となっております昭和三十一年度分として交付すべき地方交付税に関する特例に関する法律案につきまして、私は日本社会党を代表いたしまして、反対の意見を述べるものでございます。 本案の内容とするところは、ただいま委員長の報告にもありましたように、第一次、第二次補正による地方交付税増額交付分百十億円から、二、三の財源所要額を差し引いた八十六億円をもって、近年とみに地方財政に対する圧迫の度を加え、明年度以降さらにその重圧が予想されます公債費に対する措置を講じようとして、明年度の地方債の元利償還費の一部に充てようとするものであります。政府は、これをもって年々地方債の元利償還費に悩む……
○鈴木壽君 ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案につきまして私は日本社会党を代表いたしまして、反対の意見を述べるものであります。 今回の改正案において、多年わが井会党が撤廃を主張してきた自転車、荷車税が、おそまきながら廃止されることになりましたが、これは、われわれ年来の主張がいかに一出しいものであり、かつ国民大衆の切実な要望を反映していたものであるかの証左でありましてよろめき続ける岸内閣といえども、これを取り上げざるを得なかったというところに、如実にそれが示されていると思うめであります。今回の政府の措置は、われわれ社会党の看板を無断に借用したきらいはありますけれども、失……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の意見を述べるものであります。 昨年春の衆議院選挙に際して、政府自民党は、その公約の一つとして、国税、地方税を通じて七百億円以上の減税を行うことを掲げ、特に地方税については、事業税の減税を中心とする三百五十五億円の減税を国民の前に約束したのでございます。しかるに、三十四年度予等編成期において、大蔵省の意見が強く反映していると見られる臨時税制懇談会の異例と思われる減税についての二つの答申と、自治庁の意向が支配的と言われる地方制度調査会の答申が、対立する形において発表され……
○鈴木壽君 ちょっとお尋ねしますが、財政部長あるいは財政関係の方は……。
【次の発言】 財政部長にお尋ねしますが、この前の委員会で愛媛県の昇給昇格の問題、それに関連するいろいろの問題について質疑がございましたが、私今、愛媛の問題についてのよしあしを申し上げるんじゃなくて、再建計画を立てておる府県でございますね、その中で昇給昇格が行えるような計画を立てておるところはどのくらいありますか。
【次の発言】 再建計画を見ますと、今お話のように、昇給昇格が行えるような団体もあれば、また行われないように計画が組まれておるところもあるのですが、来年度以降において、あるいは税の自然増収その他の収入増によって行……
○鈴木壽君 先ほどの長官の御説明に何かまだだめ押しをするような格好で悪いのですが、せんだってのお話やら、きょうのお話から、長官の決意なり、あるいは政府の方針というようなものは大体わかりましたが、先ほどの大澤委員のお話のように、もっと何か具体的にほしいというような気がするわけなんです。と申しますのは、たとえば節約によってやるという閣議決定がはっきりしておる。これと足りない分に対する何と申しますか手当分、こういうものの関係ですね、これは節約といっても、今の地方自治団体で節約の余地のあるところ、特に赤字団体というようなものになりますと、節約の余地というものはほとんどないと思うのです。かりにまた一方税……
○鈴木壽君 私もちょっとお伺いいたしますが、先ほどの御説明やら、今のお話からいたしますと、これは、結局は、まあいろいろおっしゃるようでございますけれども、今回の昇給昇格に当っては、いわゆる勤務評定というものを最大の一つの要素に考えているということは、これははっきりしているようでございます。そこでこういう方法、これは必ずしもあなた方が最初から最善の方法だとは思ってやったことじゃないと思うんですが、そこで、金があれば――率直に申しますと、金があれば、こういう方法は行わなくてもいいんだ、こういうことになると思うんですがね。そこで、あとで聞いて参りますが、これに、今回昇給昇格をされますと、大体七割をは……
○鈴木壽君 今のことに関連してですが、山口局長さんにお聞きしたいのですが、まだこれは原因がどこにあるかという、四エチル鉛についてはわかっておると思いますが、汚染源がどこにあってどういう経過でこういうことになってきたかということはわからないという話ですが、これはもし旧軍隊があの終戦のどさくさあたりにやったとすれば、これは国として当然賠償なり補償なりを考えなければいけないと思うのですが、それは今の小林部長のお話では話し合いがつかないのだ、こういうことなんですが、かりにそういうふうな結論が出たとすれば、当然そういうふうになると思うのですが、いかがでしょうか。今の四エチル鉛、軍隊が使用していろいろな処……
○鈴木壽君 あなたのお話で、なかなかはっきりつかみづらいところがあるのですがね。許可はする、年度内に許可をする、事実上繰り延べになるような形をとり、それからいま一つは、繰り延べの額はやはり五十八億なんですか、その点を一つ。
【次の発言】 そのずれる程度ですがね。実際年度はこの年度で計画しております仕事が、それが今言ったような措置でできるのかできないのか、できないとすれば、事実上繰り延べだと思うのです。これは、さっきも申し上げたように、あなたのお言葉は含みのあるようなお言葉でございますけれども、その点一つ。
それからもう一つ、これは大臣にお聞きいたしたいのですが、この前に、ここでちょっと大臣が……
○鈴木壽君 ただいまの御説明、前の財政再建計画の変更と、それから都道府県の決算の見込みの中間報告とについて、関連してお聞きしたいと思いますが、まず最初に、再建計画の変更についてのこの通達の中にあり、今もまた御説明があったわけでございますが、いわゆる一般財源の増収額についての取扱いの問題でございますが、ここでは、原則としまして六割を行政水準の維持向上に便って、残りの四割を赤字解消等の財政調整に充当するのだ、まあこういうことでございますが、この中に、一つ念を押しておきたいのは、先ほど御説明があったのでございますが、もう一応念を押しておきたいのは、いわゆる給与関係の、国家公務員の給与の切りかえに伴う……
○鈴木壽君 今、お話を聞いておりまして、ちょっとわからない点がございますが、当初、自治庁の方では三十二億の要求をなさった。その後削られましてから、十五億何がしの復活要求をした。それが最後には五億の査定になった。こういうことなのですが、しかもその五億は半年分、年間十億、大体まあこう見てよろしいというお話でございます。これがはっきり、大蔵省との間にそういう取りきめができておるのですか。それをまず一つお伺いしたい。
【次の発言】 さっきのお話とはちょっと違ってきたように感じますので、先ほど部長さんのお話では、小林委員からのお尋ねに対するお話では、五億円は大体半年分と見ていいかと言うと、そうだと、そう……
○鈴木壽君 大臣に公債費関係でちょっと、今のに関連するようなことでございますから、お聞きしたいと思いますが、先ほど中田委員からのお尋ねと関連する問題でございますが、この際自治庁といいますか、あるいは政府といいますか、これは、公債費対策に対する根本的な考え方についてお伺いしたいと思うわけなんでありますが、今年のいわゆる例の公債費対策に使われました八十六億の問題ですね。交付税の中から使われたわけですが、この問題の審議の際に、前大臣の田中さんは、衆議院等におきましてもそうであったようでございますが、この席で、公債費対策というのは、たとえば給与関係のための起債、それから義務教育関係の起債、あるいは失業……
○鈴木壽君 実際の問題になりますと、府県知事は消防長の方からのそれの範囲内において行う、その趣旨を汲んで。そうすると消防長の方が優先する形でございますね。そう考えていいわけですね。そこで、府県知事と消防長との間に何か事前に打ち合せとか、そういうものが必要じゃないかと思うのですね。これは実際の法の運用なりあるいはいろいろな仕事の進め方、いろいろと打ち合せもあると思うのですがね。この辺をいろいろ考えてみますと、ただ法の上ではうまく調整できるようなことがあっても、心配なところが私はあるんじゃないかと、こういうふうに思うわけですが。
○鈴木壽君 これは、もしさっきのお話のように、年度内に補欠選挙等がある場合に、予算措置はどうなっているのでしょうか。
【次の発言】 この計算でいきますと、このあとで行われることも予想されます総選挙とか、あるいは参議院の改選こういうものに必要な経費、これはどのくらいになりますか。これは予算書の方には来年度の分として四千二百万円ばかり入っておるようでございますが、分けてみますと、どういうふうになるのでありますか。
【次の発言】 いろいろな御説明によりますと、あるいはまた法案のそれを見ますと、今回の改正によって、費用弁償等を実情に即するように改める、こういうふうなことが書いてあるのですが、一体実情に……
○鈴木壽君 今の点に関連して、新市町村計画というものの促進について、各省の予算をみんな集めてそれを総合した形において、新市町村の育成に当っていくのだ、こういうお話でございますが、そういう考え方ももちろんあるでしょうが、その総額を集めたものが、とりもなおさず、町村合併に伴う、法によるところのいわゆる新市町村の計画というものになるかどうかということですね。これはちょっと私はおかしいのじゃないかと思うのですがね。特にあの法の趣旨に基いて、従来よりも経費がこれくらい大きくなったのだ。こういうのであれば別ですが、たとえば道路予算などは新市町村計画とは一応切り離された形になっている。これは予算の作り方その……
○鈴木壽君 先ほどの内藤局長のお話の中に、今、問題になっております再建計画の問題につきまして、地方の府県と、それから教育委員会との間に話し合いがついておる場合に、それは持ってくるだろう。それを持ってこられた場合には、自治庁の方と話し合いをするという、そういう話ですが、これは実情について、いわゆる再建というワクの中にある実態からしますと、これは不可能なことをあなたがおっしゃっているのではないか、そういうふうな何か感じが私はするわけですよ。というのは、今の再建団体にとって、いわゆる再建計画というものは、いわば一つの至上命令みたいなものです。自主的にやるとか、あるいは意欲があるとかないとかという問題……
○鈴木壽君 先だっての委員会で、大沢委員から、いろいろこの問題についてのお尋ねがありましたし、関連して、加瀬委員からもお尋ねがあったわけでございますが、それに対する大臣のお答えの中で、どうしても納得できないような問題がございましたので、重複するようですが、二、三お尋ねしてみたいと思います。 その一つは、一体これは、ただいまの説明にも、公債費対策の一環として考えてやることだと、こういうふうなお話がございましたが、果して政府がやるところのいわゆる公債費対策というものであるのかどうか、これは私は、非常に疑問だと思うわけでございます。現在における地方財政のいろいろな問題のうち、これは解決をしなければ……
○鈴木壽君 長官のいろいろお話を聞いていますと、すこぶるはっきりしておりまして、かつ頼もしいのでございますが、この前にもお伺いをいたしましたし、その点については多少私、若干政府部内の意見の統一ということがないのじゃないかという心配がありましたものですから、きのう大蔵大臣に来てもらって、いろいろお尋ねしたわけでございますが、やはり私の考えておりました、心配しておりましたように、どうもあなたの考えていらっしゃること、あなたの主張されてきましたこと大蔵大臣の答弁の中には、はっきりした食い違いが私はあるというふうに感じたわけなのでございます。そこで今、加瀬さんのいろいろなお尋ねから、あなたの御答弁こう……
○鈴木壽君 今の、企業のどういうものがあるかというようなお尋ねがありましたが、政令に盛るのは、大体あなた方に、案があるのでしょう、どういう程度のものをやるのか。たとえば、今下水のやつはそうじゃないというお話がございましたが、大体準備されているのじゃないかと思いますが。
【次の発言】 これは、三十三年度からは、政府の出資が十億ということを予定しておられるわけですね、そうじやなかったですか。
【次の発言】 この前のお話では、何か来年度からは十億ずっというようなことをちょっと聞いたように記憶しますが、そこまでの話はできておらないのですね。
【次の発言】 ただ、ここで取扱われるいろいろの仕事というもの……
○鈴木壽君 今のお話、委員長の御質問やら、あなたのお話から、いろいろな問題を考えなければならない段階にきておるのじゃないかと思いますが、一つ、第二課税方式等によって、他の団体と著しく比べてみて多い税の取り方をしておる。しかし、それは市町村独自のやり方であり、その多く取った税金で独自の仕事をしておるのだ。独自の仕事ということは、ほかの団体と比べてみました場合に、ほかの団体のいわゆる行政水準を上回るような仕事をしておるかどうかということですね。問題はやはりここにもあるのじゃないかと思うのです。第一課税方式等、他の団体のとっておる課税方式をとっては、そういう他の団体と比べてみて、その水準に達しないた……
○鈴木壽君 せんだっても、実はいわゆる改正点とあまり直接関係のない問題ですけれども、市町村の住民税のいわゆる課税方式の問題についてお尋ねをしたわけですが、私は、今の第一、第二、第三、二、三に続くただし書き、この五つの問題につきまして、これがあることによって、住民の負担にも非常な均衡を失するというような問題、こういう問題から、整理すべき段階に来ているのじゃないか、こういうことをまず一つ考えるわけなんでございますが、せんだって奥野部長から、将来やはりそういうような方向に行きたいというようなお話がございました。私は将来、まあいつごろになるかわかりませんが、今の段階、少くとも明年度あるいは明後年度あた……
○鈴木壽君 今、政府のとっておられることに対して賛成だと、こういうお話でありますが、あなたの方から出されたこの資料はお認めになりますか。
【次の発言】 私どもの手元までこういうあなたの方から相当な詳しい揮発油税増額に対する意見として、結論をいえば、反対であるという、いろいろな観点から資料を出したりして、反対であるという意見が入っておるわけです。どういう経路で僕らが入手したか、どうもちょっと今的確に言えませんが、そこで、実は私あなたに、きょうこの内容について少しお尋ねしたいと思っておったのですが、これは、そうしますと、決定する前の、それ以前におけるあなたの方の態度だ、現在はそれでなしに賛成だと、……
○鈴木壽君 ちょっと関連してお聞きしますが、いただいた資料で見ますと、今も加瀬さんからいろいろ数字的なことがございましたが、外航船舶の固定資産税関係で減になるのが五億二千五百万円でございますね、トータルとしてそうですね。それから特別とん税の譲与税の収入見込み額が五億八千六百万円ですが、これはしかし国内船と言いますか、日本の船と外国船があるのでしょう。これは大体一対一の割合だと思いますが、大体半額ずつぐらいだと見て、二億九千三百万円ぐらいずっと推定しておられるわけですね、これはいいですね。
【次の発言】 そうしますと、これからすると、国内船でいわゆる特別とん税として負担するのは二億九千三百万円、……
○鈴木壽君 関連して、ちょっとお尋ねいたしたいと思いますが、この会期中に立法措置ができるとかできないとかいうような問題でなしに、今の長官のお話の中に、目に余るようなものがある、こういうお話がございました。私ども聞いております二、三の事例につきましても、やはりこれは放置できない、こういうふうに考えるのもあるわけなのです。そこで、今申しますように、早急に立法措置が可能かどうかということは一応別にいたしましても、そういう目に余るような事例、放置できないと思われる事例は、これは、とりもなおさず地方自治団体のいろいろな運営の面で問題になっておるわけでございます。もっとはっきり申しますと、首長のあり方に対……
○鈴木瀞君 実は、委員長にお願いしたいのですが、直接きょうのこの改正部分に対するそれではなしに、再建法なり、そういうものに関連したいろいろの問題についてお尋ねしたいことがあるのでございますが、これはいずれ、たとえば地方財政計画というような格好ででもお許しいただければきょうはやめますが、私やるとすれば、もう二、三時間ほどある……。
【次の発言】 今の説明で、たとえば港湾の埋め立てとかいっても、これは、利益があがってくるのはいつのことだかわからない。急に今使うために埋め立てする場合と、長い将来に備えてやる場合とあると思うのですよ。その場合に、それを特別会計にして、実質的に経理が償わないような格好で……
○鈴木壽君 関連してお尋ねしますが、お話を聞いておりますと、どうも私も、加瀬さんと同じような気持になるわけですが、これは、一部負担の問題のあるべき正常な形は、こういう性質の保険に当って、当りまえだとしてとられるべき方法ではなくて、少くとも過去、現在までいろいろわが国でもやってこられたそれを見ますと、収支の面で工合が悪いのだ、もっとはっきり言うと、赤字が出たんだ、そうして最近健保の問題では、やむを得ない措置だと思うので、それを、話を聞いておりますと、いかにも当然であるかのようにお考えになっておられるところに、私は一つの問題があるのではないかと思うのです。そけで、これは健保法の改正によって、一部負……
○鈴木壽君 今のお話から、ちょっと関連してお聞きしたいと思うのですが、初めから強制的な取調べをするつもりはなかったと、こういう今のお話でございますが、私は率直にお聞きしますが、これは長い間、あなた方とも十分打ち合せの上で、こういう措置に出られたことは、これはあなた方の口からもうすでにはっきり言われておりますから……。で、その間に強制的なこういう措置をする、もっと具体的に申しますと、逮捕令状の用意をしてやるというようなことについては、あなた方了解を与えておりませんか、どうですか。
【次の発言】 私お聞きしたのは、これは法の解釈なりで、たとえば三十七条違反とか、そういう事柄についての考え方は、これ……
○鈴木壽君 どうも話がちょっとわからなくなりましたが、まず、部長と次官との間の話に食い違いがあるように私聞いたんですが、そこをはっきりさしておきたいと思います。
一つは、部長のお話では、普通交付税のそれには関係なしにやる。特別交付税の場合には、算定される場合もあり得る、加瀬委員との質疑応答の中で、そういうことをはっきりお話された。次官の話を聞いてみますと、普通交付税でも、財政収入、財政事情を考えてやるんだから、それに入るのだというふうにおっしゃったように私ちょっと聞いたのですが、そこをちょっと。
【次の発言】 どうも話を聞くとますますわからなくなってくるのですが、これは既得権の侵害とか何とか……
○鈴木壽君 実は、この法案に当然関連しますが、直接これについてお尋ねしたいこともございますが、その前に、地方財政計画、ずっとこの前にいろいろ御説明を聞いたり、質疑等がありましたが、その後多少数字なんかも、少しですが、変ってきておると見られるところもありますし、そういう点について、いま一応お話を伺っておいたらどうかというふうに考えるのですが、できれば、たとえば軽油引取税の問題等につきまして多少数字が変ってきておるというようなことから、この計画に対して修正と言うと、言葉は少し当らないかもしれませんが、数字的に狂ってきているところがあると思いますので、そこら辺の一応の説明をお聞きしたいと思います。
○鈴木壽君 きのう振興課長に少し回りくどいような質問をして、結論を得ないままに終ってしまいましたが、新市町村の建設関係の経費の中に、農林省関係の農山漁村建設総合施設費というものが約三十億入っておるわけでございますが、この項目と、いわゆる自治庁関係の新市町村建設促進費と、あるいはまた、その他の問題との間に、どうも私十分なコントロールができておらないのじゃないかというふうな感じをするわけでございます。従いまして、新しいいわゆる合併されました新市町村の建設促進のために、育成のためにもし使えるものだとするならば、あなた方の方で、これは使い方なり、地区の指定なり、あるいは仕事の種類なりというものについて……
○鈴木壽君 今のに関連して、私もちょっとお聞きしたいのですが、私ども伝え聞くところによりますと、今回の明年度における交付税の引き上げについて、大蔵省の方では、無条件じゃないのだ、こういうことを言っておるやに聞いておるのですが、と申しますのは、ただいま中田委員からもお話がありましたように、起債のワクを小さくするとか、それから、現在あるところの起債の繰り上げ償還をやらせるとか、あるいは事業に対する補助の率を引き下げるとか、こういうようなことが言われておるというようなことを聞きますが、私も、大体今の中田委員のお話で、あまり心配ないと思いますが、改めて大蔵省の動き、あるいは特に政府部内においてこれをど……
○鈴木壽君 私は今局長から御説明のありました合併の進捗状況、そういうものじゃないのだが、この合併に関連しまして、新市町村の建設促進という面でちょっとお聞きしてみたいと思うのです。 で、それはまあ新しく町村ができまして、合併促進法からあるいはまた今の建設の促進法からしましても、いろいろな意味での国での援助、これをまあ約束しておるような状態ですが、しかしまあ補助金であれあるいはその他のいろいろの経費であれ、必ずしも当時期待しておったような、あるいは当初唱えられたようなそういうことではない。これはこの委員会でもしばしば問題になったところでございますが、私今そういう金の問題でなしに、一つこれらと関連……
○鈴木壽君 実は私もうかつでしたが今のお話で、どうも整理がまだできてなかったということでびっくりしました。もうとっくに終っておったのだと思ってましたが、話は大体わかりました。ただ、いやみめいたことになるのですが、当時あなたからいろいろ御説明があった際に、多少心配な点もなかったわけじゃないのですが、実は各省庁間の関係するところの意見が大体きまっておったのじゃないかと、それに基いてあなたからああいう御説明があり、さらにこの金の配分については、大体八割というものはそのものずばり固定資産税に見合うように配分するんだと、残余の二割については財政事情を勘案して配分する、こういうお話もありましたものですから……
○鈴木壽君 ちょっとはっきりしませんが、第六条の、国際競技に参加するために来る外人が持って競技に出る場合は、やはり競技川の拳銃とか、射撃とか何か――刀剣類であるかどうか、私はわかりませんが、いずれ射撃とか、そういうもののために使用するための銃砲と同じだと思うのですね。西郷先生のおっしゃるのは、これはいわゆる号砲用のものなんです。今の法の規定からしますと、号砲用のものは、いかなる国際競技であろうとも、日本においての競技であろうとも、それは使えない、こういう建前になっていると思うのですよ。そこで、西郷先生は、それじゃおかしいじゃないか。さらにまた、国内だけの競技であっても、正式のいろいろ陸連等で運……
○鈴木壽君 十七ページの(登録)に関連してでございますが、美術品として刀剣類の登録をすることができるわけなんですけれども、登録審査委員会等で鑑定をした結果、美術品として適格性がないと、このようになったものは、これはどうにも所持できないと思うのですが、その場合に、その不適格なものとされたものを持つことは、これは犯罪になると思うのですが、取り上げるのですか、それともそのままほうっておくのですか、その点一つ。
【次の発言】 それではあれは、形を変えるとかあるいは警察へ差し出してもらうというようなこと、これは自発的な所有者の意思だけでやるのですか、それとも何かそういうふうにせよというはっきりした命令み……
○鈴木壽君 新市町村の建設に関連して、国有林の売り払い問題について少しお尋ねしたいと思います。
前の臨時国会の際にも、私この問題についてもお尋ねをしたわけでございますが、その後、国有林野の新市町村に対する売り払いはどのように進んでおられるのか、これをまず最初に一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは、この前の委員会で御説明があったのと内容的に変つておらないようでございます。まあ、あれからわずか三カ月程度の経過しかありませんから、それはそれでいいと思いますが、当時のお話でございますと、これは自治庁だけでなしに、林野庁の方の方のお話でも、まあこれからどんどん進むのだ、こういうふうにお話……
○鈴木壽君 大蔵省の方に伺いたいと思いますが、実は国有林の払い下げに関連する問題として、大蔵省の方からお聞きしたいのですが、御承知のように、町村合併促進法あるいは新市町村の建設促進法の中に、新しくできた市町村の基本財産を造成するためには国有林野の払い下げをするのだ、特に優先的にやるのだ、こういう法律ができております。従って、新しくできた市町村は、その法律に非常に大きな期待を持って、国有林野の払い下げについての要望を持っておるわけでございますが、昭和二十九年から現在までの間に国有林野の売り払いの問題をいろいろ調べて参りますと、実は非常に私どもが当初期待をし、予想をしておりましたこういうものとは違……
○鈴木壽君 実は今度の警察法の改正案について、どうも私も不安なところがあるのです。これはだんだん話を聞いておりますと、なるほどと思うこともございますけれども、全般的に言って、どうも、不安だというような気持が、正直言ってあります。法案の条文そのものも、まことにどうも頼りがないというふうな感じ、たとえば最初の「全国的な幹線道路における交通の規制に関すること。」とか、あるいは先ほど問題になりました「必要な監察に関すること。」とか、こういうことになりますと、一体、全国的な幹線道路におけるところの緯線道路というのは、どういうふうになるかということがすぐ考えられる。もちろんこれは政令か何かできめるでしょう……
○鈴木壽君 お尋ねをする前に、きのうお願いしました資料がありましたら、一つ提示していただきたいと思いますが……。 委員長もお忙しいようでございますので、最初に委員長にお尋ねをいたしますが、今回の警察法等の一部改正の案につきまして二、三お聞きするわけでございますが、第五条の改正事項につきまして、今度新たに挿入されます「全国的な幹線道路における交通の規則に関すること。」、十四として入ります「必要な監察に関すること。」、これをまずお聞きしますが、今までの御説明によりますと、「必要な監察に関すること。」、これについては従来ともやってきたことであって、何らこういう事項を挿入することによって新しい仕事に……
○鈴木壽君 ちょっと関連して数字のことで…。いただいた前の資料からしますと、「昭和三十三年度警察庁予算科目別調」ですか、これからしますと、警察通信新設費というのが二億九千六百九十万円、それから警察通信の維持費が六億二千百四十九万円、それから警察電話専用料、これが十三億、それから通信施設整備費というのが一億ちょっとありますね。これと今のお話しとの関係ですね、これはどういうことになるのか、はっきりこの五カ年計画で整備していこうという計画とどういう関係にあるのか、ちょっとそこを、さっきの久保さんのお尋ねと関連してお答えいただきたい。
【次の発言】 専用料のことはいいですが、ほかに施設整備費と・・・。
○鈴木壽君 青少年問題協議会のことにつきましてお尋ねしたいと思うのですが、これは会長は官房長官でございましたね。
【次の発言】 あるいは今松さんが来ていただけば一番いいのだと思いますが、この機会ですから一つお尋ねしておきたいと思います。法的には、地方の協議会は府県団体のその段階までだと思ったのですが、その点いかがですか。
【次の発言】 都道府県も任意設置であったのですか。
【次の発言】 そこで問題は、特に府県の段階までは今できておるようでございます。ただ市町村の問題でございますが、任意設置である関係上、私の知る限りでは、狭い見聞でございますけれども、設置されておるところはほとんどないというよう……
○鈴木壽君 私は日本社会党を代表いたしまして、本改正案に反対をいたすものでございます。今回の警察法等の一部を改正する法律案を見まして、一貫して流れておる考え方は、現在の、また、今後ますます強化されなければならないところの民主警察のあり方ということに対して、逆な方向に考えが推し進められておるのじゃないかということを心配するものでございます。具体的に申しまりと、たとえば幹線道路におきますところの交通の規制の問題、あるいは監察の問題、また北海道におきますところの道警察本部の所在地には、方面警察本部を置かず、従ってまた方面の公安委員会をも置かないというような、こういう考え方は、地方の警察行政の民主的な……
○鈴木壽君 時子山先生にお尋ねしたいと思いますが、先ほど先生お述べになりましたいろいろな事柄の根底になっておるお考えとしては、私、現在の地方財政の非常に弾力性のない点が 一つ、さらにまあ同じようなことになるかもしれませんが、地方行政の現状と、それに見合うだけの財政の裏づけがないというこのアンバランスと申しますか、こういう点を中心になってお考えになってのお話のように聞きました。私もそういう点についてはまことに同感でございますが、先生のお話の中で、従って、たとえば事業税等におきましては、これは例として先生がお話しになったわけでございますが、税を育てるようなことを考えていかなければならない。事業税……
○鈴木壽君 奥町さんにちょっとお尋ねしようと思います。きのうも成瀬委員の質問の中にもありましたが、最初木材引取税についてお尋ねします。 昨年の地方税法の一部改正の際に、この木引は、当時の税率五%を四%に引き下げておるのでございますが、この問題だけではもちろんございませんでしたが、他の税目等のいろいろの話し合いのうちに、奥町さんは、もう地方税はこれ以上いじらないつもりだ、こういうようなことをはっきりおっしゃっています。これは私の質問に対してもそういうふうにはっきりおっしゃっておったと私記憶しておりますが、この木引税が昨年五%から四%に税率を引き下げてさらに三十三年度においては、それを二%に引き……
○鈴木壽君 「自転車荷車税の廃止による財源移動状況調」の資料をいただきましたが、これによって見ますと、今回の自転車荷車税廃止により、一方、たばこ清費税あるいは軽自動車税等、そういうものを引き上げたり、あるいは新設したりしたことによって、総額では十分穴埋めができるようになっておるのですが、個々の場合を見ますと、これは相当やはり穴があくんじゃないかと思われるのでございます。初年度における各都道府県のトータルから見ましても、あるいは平年度のこれを見ましても、特に、まあ大体増減の減になる力は、関東、東北地方、こういうようなところが、これは県のトータルでございますけれども、そういうふうに見えるのです。そ……
○鈴木壽君 長官にお伺いしたいと思いますが、地方交付税法の一部を改正する法律案で、今度いよいよ税率が二七・五%に引き上げられることになったのでありますが、これはまあ昨年、いろいろ論議のあった問題に一応終止符を打ったというようなことを、まあ言葉はその通りでございませんでしたが、長官も述べられておるところであり、そのことだけから言いますと、私どももまあまあというようなところだと思います。ただこの際、お尋ねしたいのは、率は二七・五%に引き上げることになったわけでございますけれども、その内容とするところは、どうも私ども考えておりましたし、また昨年いろいろ論議になった問題等ともからんで私には腑に落ちない……
○鈴木壽君 林野庁と自治庁の両方にお聞きしたいと思うのですが、今問題になっておりますところの木材引取税のことでございますが、先ほど局長は、この税が安定をしないと、昨年度五%から四%の税率にしたのだけれども、波乱を生じたものであるから、これが安定化と申しますか、合理化をはかるために、さらに税率の引き下げを行なったと、こういうことを御説明になったように思います。税率を下げることによって安定するかしないか、これはいろいろ考え方があると思うのですが、その問題は一応ともかく、私は、税率の引き下げによって、なおかつ安定をしなかったということは、率そのものが高いことでなしに、私は、徴収の際の捕捉なり、あるい……
○鈴木壽君 ちょっとお伺いしますが、この改正法案の第四条の三と、それから第四条の四との対比の問題ですが、「災害により生じた経費の財源若しくは災害により生じた減収をうめるための財源」、ここまで一つでございますね。これと第四条の四の三と、これは対応するものだと思いますね。それから次は第四条の三の方の「前年度末までに生じた歳入欠陥をうめるための財源」、これは四条の四の一、二、三、四のうち、どれへ入りますか。
【次の発言】 ただ四条の三の文章からしますと、こういういろいろな四つか五つの項目になると思いますが、そういうもののための積み立てとか、償還の繰り上げのための財源に充てるというふうに読み取れるわけ……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして本案に反対の意見を申し上げるものでございます。 第一点は、第四条の三、四等に関連してでございますが、一応、地方の公共団体に真に剰余金あるいは余裕というものがあった場合に、それを積み立て等の形等において、年度間のいろいろな財政運営の基礎を固めていくという上におきましてのそれは考えられることであり、その限りにおいては私どもも賛成をいたすわけでございます。ただしかし、現在の地方の公共団体の財政状況を見ます場合に、果してこの条文に掲げられてありますような事柄が必要なものかどうかということをまず考えるものでございます。根本的に言って、私は、かりに今私が賛成……
○鈴木壽君 きわめて事務的なようなことでございますが、最初にお聞きしたいことは、交付税の測定単位の算定等に対して、標準団体の設定ということがまずポイントだと思うのですが、標準団体の設定の場合に、どのようなところを標準団体として見るのか。標準団体の設定までの経過、経過と申しますか、それまでのことを一つ聞きたいと思います。というのは、標準団体の定め方、それが非常に重要なポイントになっていくだろうと思うわけなんですから、この点一つできるだけ詳細にお聞きしたいと思う。私勉強しておらないので、まことにそういう質問を申し上げるのは恐縮しますけれども、先ほど申しましたように、勉強のつもりでお聞きするわけです……
○鈴木壽君 測定単位や単位費用の問題ですが、教育費の関係でございますが、詳しい資料をいただいておりませんので、ちょっとわかりかねるためにお聞きするのですが、一つは中小学校等におきまして、産休の補充とか、あるいは結核とか、その他事故補充の教職員の問題でございますが、従来は休職その他として多少見ておるようでございます、三十二年度までは。これはあの定員の数等からしまして、率がどの程度まで今まで見ておられるのか。たとえば一%とか二%とかいうふうにきめておるかどうか、あるいはまた三十三年度はどういうふうになりますか、その点を一つお聞きしたいと思います。
○鈴木壽君 実は先ほどの相馬委員からのお尋ねの際にも、ちょっと関連してお聞きしたかったんですがお許しをいただいて今お聞きしたいと思います。総理大臣勧告が、今の法でいきますと、合併町村に対するものとしては最終的なものだと思うのですが、先ほどからいろいろ具体的な問題等もありまして、論議になっておりますように、まだ勧告を聞いて受けつけてもらえないでおる。で大臣は、性急に事を運ばないで、かすに時をもってしたい、こういうことでございますがまあそれはそれでけっこうでございます。ぜひそういうふうにしていただきたいと思うのですが、最終的に住民の意思が、もうすでに勧告とは反対の方向に固まっておるというようなお話……
○鈴木壽君 今いろいろお話がございましたが、私、未開発補正の問題にからんで一、二お伺いしたいのですが、これは単位費用の改訂が行われて、当然交付税の配分のそれぞれ大きな根本的な違いが出てきたのですから、補正の問題もこれは当然変ってくるのが当然だと思います。今お答えになったように、別にあなた勝手にやったということではもちろんない問題でございましょうが、ただ私、お聞きしておきたいのは、未開発補正なり、その他の補正の問題と、単位費用の改訂の問題を、当初一体どう考えておったのかということなんです。単位費用の改訂があって、一律に引き上げられていること、これはまあけっこうだと思うのですが、当然これはその後に……
○鈴木壽君 ただいま大臣から、災害復旧の現在まで三・五・二でやる。これはおそきに過ぎるのじゃないか、二年くらいでというようなお話があり、非常に力強い御決意の表現があったと思っておりますが、問題は、この機会に一つ私、できれば二年でやってもちろんけっこうでございます。むしろ三年でできないところに対して、これは一つ政府でも大きな決意を持ってやっていただきたい。三・五・二がいつの間にやら四年、五年たってもまだできない。そうしている間にまた災害が起るというのが現在までの多くの河川に起っておる災害の状況だと思うのです。もちろん、今の伊豆の問題等は、ここしばらくは災害がなかった土地だというような話であります……
○鈴木壽君 今の御説明ですがね。せんだってから、うちの方の藤原さんの質問に対するあなたのお答えのときからわからないように思うのですが、実は、あなたは今、照度の十ルクスということで、これが最低のものだ、こういうふうなお話ですが、この五号は、風俗営業というものに現在喫茶店等でやっている同じ状態を取り込むために、十ルクス以下にやっていく、いわゆる三ルクスとか、極端に言えば一ルクスとか、そういうものが今あるわけなんですから、そういうものを放置しないで、この法律の中に取り込むためにきめたので、十ルクスが最低の照度になって、それ以下のものを引っ張るためのこれは規定じゃないだろうか。こう私は解釈しておるわけ……
○鈴木壽君 いただいた資料にあります未合併町村の分類の見込みですね、今後の。これと、先ほどからの藤井局長の説明等と関連して聞きたいんですが、先ほどのお話では、現在残っておる約五百の未合併町村に対して、今後の処理方針と申しますか、計画通り合併をすみやかに促進していくグループと、それから、計画はもちろんそのままでいいが、今直ちにというようなことでなしに、将来の方向として示しておいて、まあもっと言えば、今の段階では無理をしないと、こういうようなこと、そのグループと、それから、端的に言うと、合併計画のワクからはずす、まあ一つの独立できる適正規模にある町村に準じてそれをはずすと、こう三つのグループに分け……
○鈴木壽君 せんだっての委員会で、私は、新市町村の建設に対する国の補助あるいは直接的な補助金ということのほかに、財政的な問題で、多少意見めいたものも申し上げてお尋ねをしたわけなんですが、いま少しこの問題についてお尋ねしてみたいと思います。 政府も言っておるように、合併の計画の進捗ということも、もう大体のめどがついた現段階では、やはりどうしても、重点というものは、新しい町村の建設をいかにするか、どのように育成していくかということが最大の問題でなきゃならぬと思うのです。そういうような点からいって、私は、まあ言葉はあるいは少し過ぎるかもしれませんけれども、新町村の育成ということは、国の責任において……
○鈴木壽君 きのう新市町村に対する国有林野の売り払いの問題で、資料関係でちょっとお尋ねをし、保留になっておる点がありますから、もし御答弁できるならば、この機会にお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま御説明があったわけでございますが、なおこの点につきましては、後日資料を整理なされてお出し下さることができるでございましょうか。もしできるならば、そういうふうにしていただきたいと思いますし、そうして、局別集計表のようなものについては、単に件数というだけでなしに、町村数と件数を二つ並べてやっていただければ、かなりはっきりするところが出てくると思いますので、そのような資料をお作りになっていただい……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に対して反対の意見を申し上げるものであります。私ども、町村合併というものは、あくまでも住民の意思、住民の総意に基くところの、お互いの福祉向上のための自主的な熱意に基くところの合併でなければならぬ、このように思うものであります。従って、さきの町村合併促進法が、単に町村の規模の適正化とか、いわば外形的な要素を重視して、また、行政能率の増進をはかるため等という理由によって、その規模はできる限り大きくしよう、こういう意図によってなされたものであり、さらに、合併の推進が、国及び都道府県の圧力によって、法律的な面からあるいは財政的な面から、いわば物心両面……
○鈴木壽君 大臣、この問題どうなんです。今、局長からそういうようなお話がございましたが、やはり筋道としては、私どもは、前に御質問があった方なり、この点は、局長の今お答えになった、そういうふうであるべきだと思うのですが、考え方としては、やはり金高の問題でなしに、何かごまかしみたいな感じがするわけなんですよ、これでは、今のままでいくと。その点どうでしょうか。
【次の発言】 あれですか。「地方税、使用料、手数料その他の徴収金で」云々というところがありますが、これで大体、今のところは減免高がどのくらいか、回答がおできになりますか。
【次の発言】 今の地方税で七億弱が、使用料、手数料等で合計約十二億だけ……
○鈴木壽君 今の委員長の、明日までに政府の統一見解を求める、期日を制限したことは……期日のことでなしに、先ほどからといいますか、それよりも、一昨日からのここでの問題は、これは大蔵省の方も十分おわかりだったと思いますが、やはり今回の措置は、まあ従来の例がどうとか、二十八年以降こうこうであったとか、いろいろお話がありましたが、私ども一応そういうことを承知しておりますが、少くとも閣議決定というものは、これはまあ解釈はどういうふうになるか、私はすなおに、今の農地の災害の復旧を市町村等の団体で行う場合には起債も認めるし、従って、その起債の分に対しては元利補給もするのだ、こういうようなものだ、こういうよう……
○鈴木壽君 この衆議院の修正点についてちょっとお伺いしたいのでございますが、この修正点では、この期日の問題を、都道府県の場合、四月二十八日とあるのを同三十日に改める、こういうふうになっておりまして、また、その修正なさるお考え方につきましても、ただいま御説明があったわけでございますが、この期日を三日延ばすことになりますることは、結局告示の日も当然それだけ延ばされるべきではないだろうかと、こういうふうにまあちょっと考えるわけなんでございます。と申しますのは、選挙法の三十三条なりあるいは三十四条等によりまして、都道府県知事の場合あるいは議員の場合、それから今の市町村長あるいは市町村議会の議員の場合に……
○鈴木壽君 別段今の上回つたところ、今度新たにやるようなところ、この政令のこういうのでいいと思いますが、そこらあたりに調整というようなものについて問題は残りませんか。
【次の発言】 こういうことをやるためには、国なり他の公務員等でやつている一つの基準と申しますか、そういうものによるしかないと思うし、それがまた妥当な行き方だと思いますが、ただ、今ちょっとお尋ねしたように、また、お答えになつたように、上回っているところで多少問題が残りそうな気もするものですから、そこら辺の指導なり、これは、全般的にいっては、こういう方式でいくというようなことについての、いろいろの要望もあるでしようし、実現のためには……
○鈴木壽君 最初、自治庁の方にお伺いしたいのですが、地方公営事業について、まあ自治庁としてもいろいろ心配をされておるようでございます。特に起債等のことにつきましては、いろいろお骨折りのようでございますが、自治庁としては、たとえば電気事業とかガス事業とか、そういうことに対して起債の問題等、たとえば資金手当てのそういう問題等だけについての心配をされることだけでありますのか。あるいは地方自治団体等が行いますそういう事業に対する一つの指導と申しますか、あるいは今後のいろいろな事業の育成というようなことにつきまして、どういうふうなお考えでおやりになっておられるのか。この点を一つまず最初にお聞きしてみたい……
○鈴木壽君 今、お宅の方で案を持って通産省と話し合ったけれども、話がまとまらなかったと、それは所管の問題か、それともどっちに、そういうことをどういう法律に規制すればいいのかという問題とか、あるいはそういうことが必要でないというような点になって、あなたの方では必要があるとしたけれども、通産省の方では必要がないのだと、こういうような意見の食い違いなのか、ちょっとお聞きしたいのだが……。
【次の発言】 いろいろ問題があると思うのですが、比較的電気のああいうのは、技術というか、それは大した問題じゃない。一番簡単な工事なのは私は電気のそれじゃないかと思うのです。ただ問題は、器具そのもの、あるいは線そのも……
○鈴木壽君 今度研究所で、新たに少年非行の防止のための科学的な研究、それから交通事故の防止のための科学的な研究をしようというような意味で、趣旨は私たちけっこうだと思いますが、もう少し今の少年非行防止のための科学的な研究について具体的に、たとえば、機構の上でどういうふうになるのか、あるいは人間をどの程度配置するのか、所要経費はどの程度であるのかというようなことを一つ御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 そうすると、先に経費の問題からお聞きしますが、来年度あなたの方の関係の経費のうち、警察研究所の経費として三十三年度よりは約八百万円ふえておるのですね。
○鈴木壽君 今度さらに、三十四年度から出資が五億ふえるようになっておるわけでございますが、これによって、合せて十五億の出資ですが、どのくらいですね、公庫債のワクが多くなるものが。一つその点について、三十三年度と比較して、この五億円の出資増によってどうなるのか。これを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 公庫債のワクは、現在まで非常に小さいのだということで、もっと増額せよという要望もあったと思う。また、そういうふうにならなければならぬと思う。そういうふうな意味で、出資を三十四年度さらに五億ふやす。そうすると、あなた方が考えておられる一応の出資金の最終的な額というものは、どのくらいの程度で考えて……
○鈴木壽君 いただきました資料ですが、「基準法改正案による増減額調」、こういう資料と、それからそれに関連してちょっとお伺いしたいのですが、この基準額がいわゆるその経費として計上される場合には、附則によって五%減という形で計上されてくるわけなんですね。この資料だけでなしに、今度の予算に載っております参議院の選挙等に必要なあの金全部が、そういうふうな形で五%減、すなわち九五%の額で計上されておると、こういうことなんですか。
【次の発言】 これだけですね。そうすると、予算に計上されております十七億何がしという額ですね。この中にも当然これは含まれておるわけなんでございますが、全部でなくて、この分に関す……
○鈴木壽君 大沢さんのお尋ねとも関連しますが、当時この法律が出る際には、やはり固定資産税に見合うものというようなことで、国が提供しなかったならば、当然町村の固定資産税の対象として税が入るのだ、そういうことから、そうなくなった、気の毒だと言うと、言葉は少し変でございますが、そういうものの補てんということが中心であったと思うので、さっきの金丸さんのお答えの中に、従って資産の増減によって金高も増減があるべきであるし、その増減に見合うだけの金は出したい、こういう話、これは当然だと思うのです。ただ、この金高でございますが、三十二年度は五億円、三十三年度十億と、こういうようになってもうあと十億でちょん切る……
○鈴木壽君 前の委員会でお聞きしましたことについて、最初資料のお願いをしたいと思います。いわゆる基地交付金について資料をお願いしたいのですが、これはまあちょっとめんどうなことになるかとも思いますけれども、いろいろ問題となっております課税対象の評価の問題等について知りたいと思いますので、昭和三十二年、三十三年、この両年度に分けて、各市町村ごとに課税対象になっているもの、これは大まかに、土地その他の施設と、この二つぐらいに分けていただきたいと思いますが、あまりこまいところまではなかなかめんどうだと思いますし、で、土地の場合には面積等も入れまして、それに対応する土地台帳の価格、それから交付金の配分に……
○鈴木壽君 ちょっと関連して。市長さんの方に、今のいわゆる税外負担の問題ですね。実情はどうなんでございましょう。
【次の発言】 今のお話のPTAの関係の寄付金についての減額、私は、非常にあなたのおやりになったことはけっこうなことと思いますし、どうも町村では、そういうふうな積極的なやっぱり手を打たないと、いつか習慣みたいになってしまって、お互いが一向改善されないままに残されていくのじゃないかと思うのですが、そういう意味におきまして、市長さんのおとりになったそういう措置というものは、非常にけっこうだと思うのですが、もう一つ、そういう問題なりあるいは消防、警察等いろいろあると思うのですが、そういうの……
○鈴木壽君 先ほど加瀬さんとの間の質疑が行われたが、あの道路整備五ヵ年計画ですね。それに伴う地方の負担分についての数字をいろいろあげられておりましたのですが、それですね。特にその中には、国の財政需要でこういうふうに見ているんだというようなものもありましたが、そういうものを含めた一つわかりやすい資料をいただけないものですか。
【次の発言】 時間がありませんから簡単に。
今のたとえば道路整備五ヵ年計画は、全体としては、たとえば国公共事業の分の八千百億ですか、地方の純然たる単独事業として一千九百億であったと思いますが、八千百億に対して、私はそんなに消化の上で困難だという見通しはされないと思うんです……
○鈴木壽君 建設省の方にお伺いをしますが、昨年からの道路整備五カ年計画で、昨年からということは三十三年度からでございますが、三十四年度は二年目で、いよいよ本格的に事業が遂行されることになるわけでございますが、私ども担当の委員会でもありませんし、詳細な計画そのものについての御説明を今ここでお願いする時間もないようでございますし、いたしませんけれども、全体として私ども考えますのは、この事業が非常に大きい事業であるだけに、事業の遂行に当っては財源関係について特に関心を持つわけなんでございます。そのうち、さらに国の方の費用については、私ども全体としては何ら心配しなくてもいいと思うのですが、地方の財政の……
○鈴木壽君 改正案なりあるいは今の修正点に直接関係のない問題でございますが、ちょっと私、わかりかねるところがございますので、この際、部長並びに長官から――長官じゃなくて、公安委員長としてでございますが、お尋ねしたいと思います。 実は、この国家消防本部の質、性格と申しますか、あるいは、まあ国家行政組織上における一つの地位についてでございます。いろいろこう考えてみたりしましても、どうしてもこの国家消防本部の今言ったようなことにつきまして、はっきりしたつかみ方ができかねますので、この際、関係者としてどういうふうにお考えになっているのか、あとで私、法制局の方々にもお尋ねしなければならぬと思いますが、……
○鈴木壽君 この前の建設と地方行政の連合審査の際にも、いろいろお尋ねしたわけでございますが、きょうまた多少重複する点もあるかと思いまするけれども、二、三お尋ねしてみたいと思います。この前の御説明、御答弁から私はどうしても理解のできない点があるわけでございます。通路整備五カ年計画が新たに策定されて、いわば岸内閣の一枚看板ともいうべきこの道路整備計画において、何ら具体的なものが示されておらない、根本になるべきところの軍備計画そのものすら、われわれの前に提示せられておらないのでございますが、さらに最も大事だと思われます、道路整備の裏づけとなるべきところの財源の問題、特に地方財政の問題について、何らの……
○鈴木壽君 道路関係法の中で一、三お尋ねしたいと思いますが、ただいままでの大沢委員の質問と多少重複する点もあると思いますけれども、あらためてお考えをお聞きしたいと思います。 一つは管理権の問題でございますが、現行の道路法からしますと、今回の改正案の内容は非常な大きな変革であろうと思います。現在の管理権が地方団体、知事にあるそれを特定というような言葉があるいはつくかもしれませんが、そういう機関においてだけですら、ともかく建設大臣が持つ、こういう問題は大きな変革であろうと思います。そこでこの管理権をどこに持たせるべきかということにつきましては、これは今さら申し上げるまでもなく、いろいろな論議があ……
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