このページでは鈴木寿参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○鈴木壽君 この際、私は、暴力団の毎日新聞社襲撃事件に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、去る二日朝の毎日新聞社に対する暴力団襲撃事件及び最近の暴力団に対する政府の対策につきまして、首相並びに関係閣僚に若干お尋ねをいたします。
去る二日未明、松葉会の幹部市橋某ら十数名が、新聞の印刷発行をとめる目的で毎日新聞社を襲い、輪転機に砂をかけてこれをストップさせ、印刷済みの新聞千数百部を汚損し、発煙筒をたき、ガラスを破壊するなどの暴行を働いたことは、かの二・二六事件以来の不祥事であって、単に毎日新聞社に対する暴行事件であるにとどまらず、広く言論報道の……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十五年度分の地方交付税の特例に関する法律案につきまして、反対の意見を述べるものであります。 ただいま委員長の報告にもありましたように、この法律案は、今回政府が国家公務員の給与改定を十月から実施することに伴って、当然地方公務員についても国家公務員に準じた取り扱いをしなければならないので、その所要財源をこのたび補正予算によって増額された地方交付税に求め、単位費用の引き上げによって基準財政需要額をふやしてこれを交付しようとする第一条と、補正予算によって増額された本年度分の地方交付税の額の一部を明年度――三十六年度に繰……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、首相の施政方針演説に関連をいたしまして若干のお尋ねをいたしたいと思いますが、特にこの際、昭和三十六年度予算と池田内閣の公約という点につきまして、それを中心にお尋ねをいたして参りたいと思います。 三十六年度予算案について私どもは大きな関心を持って注目をいたしておったわけでありますが、それは、池田首相の三つの公約であります減税、社会保障、公共投資の三本の柱がどのように打ち立てられるであろうかということであったのであります。ところが、いざ、ふたをあけてみますと、公共投資はともかくとしまして、国民の最も期待をしておりました減税も社会保障も、公約と比べて……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの参議院議員選挙の臨時特例法案について、提案者に若干の質問をいたしたいと思います。 ただ、この際、私は、今委員長報告があり、間もなく採決されようとするこういう問題を、この本会議場においてあまり例のない質問をせざるを得ない理由をまず明らかにいたさなければなりません。(拍手) 今回の参議院議員選挙の臨時特例法案は、いわゆる選挙法の改正の問題であります。そういう点からきわめて私どもは重要な問題であるというふうに考えておったのであります。これに賛成する、あるいは反対をする、いずれの態度をとるにしろ、この選挙法の改正というものは、軽々に提案をさ……
○鈴木壽君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公職選挙法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに安井自治大臣に若干の質問をいたしたいと思います。 最近の選挙における腐敗堕落、特に保守党側の違反の悪質化は、まことに世人の自をおおわしめるものがある。三十三年の衆議院選挙、三十四年の参議院選挙、三十五年秋の衆議院選挙は、その違反件数において、さらに違反内容の醜悪さにおいて、まさに憂うべき様相を呈しておったのであります。(拍手)買収、供応等の悪質違反が、あの手この手と、半ば公然と行なわれ、当然多額の資金が流れ、数千万円の金をばらまき、中には億に近い金を使った者すらあ……
○鈴木壽君 今のお話、これは、非常に残念ながら、暗い見通しのお話なんでございますが、一種の赤信号というふうな感じを持っておると思うのでございますけれども、当面いろいろ三十四年度、三十五年度のお話でございますけれども、問題となっております三十四年度におきまして公共事業の消化の問題ですね。これはとりあえずの大きな問題じゃないかと思うのです。それで、特に臨特法の廃止の際に、これは私どもも、今問題となっております公共事実の十分な消化ができないのじゃないか。一部返上しなければならぬような、そういう事態が来るのじゃないかというような心配も持っておりましたし、そういうことも申し上げたと思うのですが、現実に今……
○鈴木壽君 私は、鍋島委員とともに、去る八月三日から一週間の日程で、広島、山口県において、他の班と同じく、今次の参議院選挙及び地方選挙における公職選挙法の実施状況、地方財政の現況、新市町村建設の進捗状況及び地方公務賃の給与の実態について実情を調査して参りました。両県庁及び広島、呉、山口各市役所におきまして資料の提出を受けるとともに、関係者より事情を聴取いたし、また、宇部市からは資料の提出を求めまして、県、市町村の状況を知ることに努力いたしました。詳細は、別に提出いたします報告書によりまして御承知願うこととしてここでは、各調査事項につきまして、その概要を御報告いたしたいと思います。 まず、今次……
○鈴木壽君 ちょっと待って。資料がないです。
○鈴木壽君 今の奥野さんの御説明の中に、ちょっとお聞きしておきたいのですが、今回の補正予算での交付税のそれで、調整分が四十四億ありますね。このうち被災地方団体に約二十億回る予定だと、そのくらいの見当だと、こういうお話でございましたね。そうしてこれが、あなたの御説明だと、災害対策費みたように、その中に数えられておる数字というふうにお話あったんですが、これは、先ほどあなたがお話ししたのからしましても、いわゆる普通交付税の財政需要額を必要額からきたいわゆる調整のこれは戻しですから、これを災害復旧のための金に使えるのだとか、そのための手当だとかのようにもしおっしゃるとすれば、ちょっと私は筋が違うと思う……
○鈴木壽君 今の松澤さんの御質問にも関連しますが、今回の起債の特例で、政令でこれは団体を指定することになるわけでしょうね。当然そういうことになると思うのですが、政令で指定すると、この指定の基準といいますかね。これがいろいろ問題になると思うのです。どこでもこういう災害があってこういう経費がかかるから起債を許されるということでなしに、ある基準によって、その団体がその基準に合致するかどうかという、そういう問題が当然起ってくるだろうと思うのですが、その基準は一体どういうふうになっているのか。これは、今後政令で定めることになるでしょうが、現在考えられておりますその基準ですね。これを一つお聞きしたいのです……
○鈴木壽君 最初に、災害救助法関係のことについてお尋ねいたしたいと思います。これは、一つは、私ども委員会で主として考えていかなければならない地方財政という立場から、災害救助費あるいはそれに関連する費用の国と地方との負担の問題、こういうことが一つと、それから、この機会でございますから、災害救助の実際問題について一、二お聞きしてみたいと思います。 そこで、先般の大きな災害があったこういう際に、地方の団体からわれわれに、現在の災害救助法というものが非常に実情に即さない点が多い、特に救助の種類あるいはそれに対する財政的な面での問題で、非常にいろいろな実情を訴えられるわけなんですが、これは当然厚生省と……
○鈴木壽君 時間もありませんから一点だけ……。さっきお話がございましたように、固定資産税も遊興飲食税も、非常に捕捉が困難なものだと思います。特に遊興飲食税の場合は捕捉が困難であり、また、徴税の成績率を見ましても、あまり芳しいとはいえないと思うのですが、これに対していろいろ御苦心なさっておるようでございますし、何かいい方法があったらとかいうようなお話もございましたですが、特に東京都として、現在とられております遊興飲食税についての適確な捕捉あるいは徴税の成績を向上せしめるための方法がございましたら、一つお話し願いたいと思います。
【次の発言】 公給領収証の問題でございますが、これを励行させることに……
○鈴木壽君 大臣、やはりさっきお話あった二時半までということなんでございますか。
【次の発言】 私、できるだけそれじゃお約束の二時半ということでやっていきたいと思いますから。従って、いろいろこういう国民健康保険の問題についてお考えをお聞きしたい点もございますけれども、きょうは、特に会計問題について一つお尋ねをし、また大臣としての、あるいは政府としての考え方もお聞きしてみたいと思います。
昭和三十六年度から全部国民健康保険が実施されるように、いわゆる皆保険という建前で進んでおられるのですが、およそ現在までの国民健康保険の運営からして一番問題なのは、やはりいわゆる国保会計の問題だろうと思います。……
○鈴木壽君 今の財政課長のお話ですが、法律にあって、期限もはっきり示しておって、そういう計画のもとにやられておるはずだし、またやらなきゃならぬ。従って、こういう請願なり要望なりというものに対して、にわかに応じかねるというようなお考えのように聞きましたのですが、それは法律できめてある。そしてまた、実際市町村等においてこういう問題についてある計画を持ってやっている。しかし、現実の市町村のいろいろな、特に新市町村の建設という面から見た財政的な問題からすれば、当時そういうような法律によって計画を立ててやったにもかかわらず、どうにも、より多く効果を上げるためには、財政的な面で弱いという、そういうような現……
○鈴木壽君 まず最初に、自治庁の方へお伺いしたいのですが、前に、この委員会でも九月の十日の委員会でございましたが、岐阜県とかどことかというような意味でなしに、当時いろいろな働きとして出ておりましたいわゆる専従制限の問題について占部委員から質問があって、それに対して藤井局長からいろいろ答弁を得ておりますのですが、当時の藤井局長の答弁からいたしますと、こういう問題を検討するにあたっては、他の公務員である国家公務員、あるいは一般の地方公務員というものの専従状況、あるいはその他の点と並行して考えていくことが均衡論からいって適当であるというふうに考える、従って、政府でも関係者間で調査、検討をしようという……
○鈴木壽君 それに関連して、大臣に私は一言だけ。 これは、自治庁の地方団体に対する態度ですがね。先ほど大臣御出席になる前に、占部委員その他からいろいろ質問があったのでございますが、内容は、大臣出席していなかったから、おわかりにならぬと思いますが、これは、給与に関して、自治庁が地方団体に対して引き上げをやっちゃいかぬとかいう問題なんです。そこで、いろいろ話を聞いておって私感じましたことは、自治庁の地方団体に対する態度というものは、どうも一貫性のないやり方をしておるんじゃないか。たとえば、今の給与の問題等になりますと、一斉昇給はまかりならぬ、勝手に昇給はいけないとかいうような文書を出したり、ある……
○鈴木壽君 最初にちょっと、この前の十五日の委員会の時の法制局の長谷川課長からお答えがあった事柄につきまして、実は会議録を見ますと、当時長谷川課長がおっしゃったそのままの形でこの会議録に載っておるというようなことでないようでございますので、一つあらためて長谷川課長にお聞きしたいと思います。それは、こういう、いわゆる専従の制限等について、特に人数の制限等が、普通いわれているところの勤務条件に該当するものかどうか、それについての御見解を承りたいということで、お答えをいただいたのですが、その中に、お答えの中に、ちょっとここの文章からは、当時お答えになったそのままとは受け取れないようなところがございま……
○鈴木壽君 志場課長さんね。今、いろいろ見通しなり最近の傾向なりについてお聞きしましたのですが、ここ二、三年前からの入場者とかあるいは入場料とか、そういうようなものの何か統計はございますか。
【次の発言】 いずれ、あとでよろしゅうございますから、それを一つプリントにでもしていただければありがたいのですが……。
【次の発言】 ちょっと自治庁の方へ予算関係で。ここに自治大学校の校舎新営費が載っておりますが、これはどういうふうな計画で、現在どういうふうに進んでおられるのか、一つ、昨年度からの書類でございますが、お聞きしておきたいと思います。
○鈴木壽君 いろいろお尋ねしたいととがあるんですが、ただいまの松永委員の質問の最後のところの罰則の問題に関連をして、一、二お伺いしてみたいと思います。 最近いろいろな交通事故が頻発するおりから、もっと厳重に取り締まれ、あるいは罰則を強化せいというような声が大きくなってきておると思います。今回のこの法の改正案を――まあ改正案というよりも、むしろこれは新しい一つの新案というべきでしようが、これを見ましても、相当、取り締まりあるいは罰則の強化ということが目立って大きな問題として私は出てきておると思います。ただしかし、こういう交通法規において罰則の強化だけが重視をされるというようなこと、取り締まりの……
○鈴木壽君 審議室長の方に二、三お伺いしますが、交通事故の瀕発に備えてだろうと思いますが、内閣に事故防止対策本部というものが置かれてある、こういうことを承知しております。そこで、ここでは一体どういう問題を取り上げておられるのか。それから、この本部の構成といいますか。どういう方面の関係者をここへ集めて、そういう会議をなさっておるのか。現在までのところを一つ御説明いただきたいと思うのですが……。
【次の発言】 今あらましお聞きしたわけなんですが、これは、現在まで取り上げられている問題、あるいはこれから取り上げようとする問題、そういうものについて、何か整理なさって、まとまったのができておりますか。た……
○鈴木壽君 従来しばしば問題となっておりました火薬類、ああいう危険物と申しますか、あるいは爆発物、ああいうものの輸送間における事故というものは、非常に大へんなことになるわけなんでございますが、ああいうものの輸送についての規制と申しますか、何かそういったことで現在お考えになっておるところはございませんか。まあこういうものだけからしては、ちょっとああいうものを確実にとらまえて――まあ積載の問題とか、いろいろあるわけなんでございますけれども、この法案だけからしますと、なお不十分だという気がするわけなんですけれども、そういうことについて、どういうふうに考えておるのか。この点を一つお聞きしたいと思います……
○鈴木壽君 それでは、二、三お聞きしたいと思いますが、第二条の一号ですね。ここに道路の定義があるわけなんですが、一号の一番あとの「一般交通の用に供するその他の場所をいう。」これをもう少し具体的に御説明を願いたいのです。
【次の発言】 このいわゆる「一般交通の用に供するその他の場所」というのは、今お聞きしますと、非常に広い意味で、いろいろ、普通にいうところの道路、あるいは私道以外の広場であるとか、あるいは学校の、大学の構内、公園、こういうもの、それから駅の構内あるいは駅前の広場とか、こういうものが含まれると、そこで、こうなりますと、このいわゆる道路法でいう道路以外のそういう場所を含むことによって……
○鈴木壽君 これは、まあ道路標識並びに標示のことなんですが、道路標識等については、道路法の四十五条で、道路の管理者がやることになっておるのですから、公安委員会が、危険防止その他の目的のために必要があると認めた場合に、この際はやれるのだと、こういう一つの規定になると思いますが、もともと道路標識等の問題については、道路管理者が設置すべきものである、こういう建前になっておるようにも考えられるわけですね。従って、公安委員会と道路管理者との間に、道路標識等の設置においてどのような先後関係なりあるいは設置する場合の協議とか打ち合わせというようなものが行なわれるのか、実際問題として、何かそういうものがなけれ……
○鈴木壽君 二十一条と二十六条の両方にまたがった問題ですが、車両間の距離、いわゆる必要な距離を保つようにしなければならないということがあるわけなんですが、これは実際問題として、この点になりますと、罰則等も裏にかかってくる問題でありまして、一体必要な距離というのはどういう程度のものか。これは、この前にも私徐行というふうな問題でもちょっとお聞きしましたように、なかなかこれはむずかしい問題じゃないかと思うのです。これは、何かもう少し規定でもいたしますか。それとも、ただこのままにしておいて、必要な距離を保つようにしなければならぬというふうにしておくだけなんですか。その点どうですか。
○鈴木壽君 この前に、七十七条の一項四号に関連をして、中川局長にお尋ねをしてお答えをいただいたのですが、そうしますと、この四号の中に、ここにプリントしていただいた中にも示されておりますように、集団行進あるいは集団示威運動というものが当然含まれると、こういうことなんでございますね。
【次の発言】 そうしますと、集団示威運動なりあるいは集団行進等がこれに含まれるとしますと、この七十七条によって、そういうものを行なおうとする者は、警察署長の許可を受けなければならぬと、こういうことになると思うのですが、一方、東京都でいえば、条例によって、今言ったような集会あるいは行進、示威運動等を行なう場合には、許可……
○鈴木壽君 総務長官にお尋ねをいたしますが、実は、かねて当委員会で道路交通法の審議にあたって、特に現在の交通事故、これを非常に重視して、この防止対策等にいろいろ論議があったわけでありますが、どうしても、現在の交通事情あるいは事故の現状等からいたしますと、防止対策を早急に樹立をして強力に推進しなければならないということを痛切に感じるわけであります。内閣には、交通事故対策協議会でございますか、何かそういう名称のものがありまして、それぞれ対策等につきましての話し合い等が行なわれてきたようでありますが、私ども見るところによりますと、必ずしもわれわれが期待をし、国民が要望するような効果が上がっておらない……
○鈴木壽君 今度、農林漁業金融公庫からの委託を受けて、造林の資金を地方団体に貸付をする場合の仕事を金融公庫でやることになるわけですか。三十四年度で予算の総額は七億あったはずでありますが、これを公有林とそれから民有林にそれぞれどのように融資されておるのか。直接あなたがたのお仕事でなかったのですけれども、念のために、どういうふうに使われておるのか。それから三十五年度の資金、それを公有林、民有林をどのように振り分けて予定されておるのか。それを一つお聞きしてみたいと思います。
【次の発言】 三十四年度から農林漁業金融公庫で造林のための必要な資金を貸し付けることになった際に、まあこの委員会でも、実は私な……
○鈴木壽君 ただいまの御説明の中に、今回政府出資がさらに八千万円追加されまして、一億八千万円というふうになるのですが、これでもってまだ不十分であると、将来さらに増額しなければならぬじゃないかというような御説明でございましたが、配付されました資料を見ますと、三十四年度の基金に対する借り入れの申し込み概況というのを見ますと、申し込みが全部で二億九百五十五万円と、こういうふうになっておりますね。融資をしたものが八千五百八十八万円と、こういうふうになっております。そこで、二億一千万円程度でございますから、今度八千万円追加されまして一億八千万円になりますと、大体この調子だとまあまあというところじゃないだ……
○鈴木壽君 市町村民税の準拠税率の引き下げの問題ですが、現在の準拠税率でやっておるわけなんですが、もらった表を見ますと、超過課税が相当あるようでありますが、これは、市町村の数なんかわかりませんか。この超過課税をやっておるところのですね。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。それはこの表の中にありますがね。超過課税をやっておる所、それを今これから言って下さるのですか。
【次の発言】 ええ、そうです。じゃ、今言ったようなことで、ワン、ツー、スリー、あるいはただし書き、このそれぞれについて……。
【次の発言】 今度また税率を下げるわけなんですが、これについてどうなんですか、見通しは、あなた方として、……
○鈴木壽君 この際、大臣に二点についてお伺いいたしたいと思います。
最初に、住民税の減税とその補てんの問題でございますが、これは、臨時特別交付金の法案も別に出ておりますので、その際また詳しくお聞きをしたいとも思っておりますが、とりあえずきょうのこの議題になっております問題に関連をしてお聞きするわけであります。それで臨時特別交付金の三十億というのは、住民税の減税の補てんの対策として今回特に出したんだ、そうして当分それが続けられるんだ、こういうふうに考えてよろしいものかどうかですね。そういうことをまず最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 住民税の減税、三十五年度において百二十二億円のその……
○鈴木壽君 通産省の方がおいで下さっておりますから、簡単にお聞きしますが、三十一回国会で、この消防法の一部を改正する法律案を上げるときに、御承知のように、当委員会で附帯決議をつけまして、一つは、電気工事をする者の資格試験の実施、一つは、小良電気器具の排除についての適切な措置をすべきである、こういう二つの内容を含んだ附帯決議をいたしておるわけでございますが、前の電気工事をする者についての資格試験を行なうことについて、何かと御準備があるようなことを聞いておるわけですが、もしそういうことについての準備がありましたら、そのあらましを一つお聞きしたいと思うのです。それから一つは、小良電気器具の排除の措置……
○鈴木壽君 税外負担の解消の問題について、幸い大臣おいででございますから、一、二お聞きしたいと思いますが、これは前からいろいろ問題となっておりましたものですから、今回このような措置をとられましたことについては、私どもも賛成でございますし、その限りにおいて御努力を感謝するものですが、ただ、この程度で税外負担の解消というようなことがなされるとすれば、どうもこれは非常にもの足りないものだと思うのですが、先ほど財政局長のお話では、将来財源との見合いでもう少し進めていきたいというお話もございましたけれども、大臣としては、この問題についてどういうふうにお考えになっておられるか。その点を最初にお聞きしたいと……
○鈴木壽君 地方財政法の一部改正の問題で、地方公共団体における年度間の財政調整に関してですが、第四条の三が、現行法でも前段のところはあるのですが、「又は」以下が新しいいわゆる改正案として出てきたのでありますけれども、前段の方について、一体こういうこと、たとえば交付税が著しくこえるというような場合に、これは普通の場合ではあり得ないことじゃないだろうかと思うのですが、というのは、普通交付税と特別交付税に分けて配分するわけでございますけれども、補正予算なんかがあって、相当多額な金が追加計上せられる。そしてそれがもし普通交付税の方で減額調整なんかあった場合には、その穴を埋めてなおかつ余ったものは全部特……
○鈴木壽君 関連して。総監、あれですか。来てもらいたいと言っても来ないというような意味のこともおっしゃったようですが、来てもらうことももちろん方法でしょう、むしろあなたの方から出かけていって知るというようなこともあり得ると思うのですが、そういうことはどうです。
【次の発言】 先ほどからあなた方のお答えになるのを聞いてみますと、何か部内だけで、いろいろな下からの報告といいますか、そういうものを土台に御判断なさっているのじゃないかという強い感じを受けざるを得ないのですが、今の問題について、その点だけしぼって申し上げますと、やはりこれは、あなた方のおっしゃっていることが実情と違うということは、私ども……
○鈴木壽君 高橋大臣に政府の勧告の取扱いについて一点だけお聞きしたいと思いますが、何か最近、実施の時期を、勧告はしますがということなっていますが、おくらして、十月とか、あるいは来年の一月とかというようなことでやられるのじゃないかということが世上にいわれておるようでありますが、そういうことについて、現在の検討の過程でどのようになっておられるのか、もし聞かしていただければお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただ心配なのは、地方財政との関係から、何かお話によれば、場合によってはおくれることもあるのじゃないかというようにも聞き取れるようなことがあるのですが、しかし、大臣は最後に、実施の内容、時……
○鈴木壽君 関連して。今、奥野さんのお話ですと、交付税の増額に期待をしておられると、こういうお話でございましたが、これは何かめどがおありなんですか。ただ増額されるであろうというような、してもらいたいという、そういう御期待なのですか。
【次の発言】 大蔵大臣の方にお伺いしたいのですが、今お聞きのような答弁がありましたが、今度は補正予算を特別国会等において出すというような御予定で作業を進めておられるのですか。
【次の発言】 公務員関係の根本問題を、当然閣議でおきめになったように、今度の選挙後の特別国会後に出さなければならないと思うのですが、それについての見通しはどうなんですか。見通しといいますか、……
○鈴木壽君 今の御説明、まあ最終決定にはならぬようでありますが、引き続き交渉中というのは、話し合い中というのはどういうことなんです。具体的にいいますと、どういう問題が残っておるのですか。
【次の発言】 特別職関係のやつは、それはそれとして、交付税の増加になる分については、三税の伸びが千二百五十三億ですか、これまで動くというわけではないでしょうね、どうでしょう。
【次の発言】 この増加分ですね、最終的には多少数字に変動があるかもしれませんが、まあ大体三百六十億という数字、これ、出たものについてのこの前のお話ですと、たしか財政局長だったと思いますが、今度の地方公務員の給与改訂分に使うのだ、これがあ……
○鈴木壽君 最初に大臣に、ちょっと言葉じりをとらえるようで恐縮ですが、先ほど最初にあなたが御答弁なさった言葉の中に、交付税というものは当該年度に交付するということがあるのだが、また交付繰り越しをしてはいけないということでもないんだというようなお話が冒頭述べられておったと思うのですが、そうしますと、特に今新しくこういう法律を作って第二条にうたうような必要もないことだと思うのですが、私は建前はあくまでも当該年度に二八・五%なら二八・五%というものは交付すべきものだ、こういうことがやはり根本問題として私は確認されなければならぬ問題だと思うのです。さっきも申し上げましたように、何か言葉じりをとらえるよ……
○鈴木壽君 そうしますと、これで新たな必要経費は、地方公務員の場合にどの程度になるというふうに推定なされておりますか。
【次の発言】 そうしますと、別段新たな財政処置というようなことは要りませんですね。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっております昭和三十五年度分の地方交付税の特例に関する法律案につきまして、反対の意見を申し述べます。
今回のこの特例に関する法律案は二条からなっているわけでありますが、私ども特に問題にし、これに反対をせざるを得ないというのは、その第二条でございます。第二条は、端的に言って、今回の補正予算によって追加交付されるはずの交付税の額三百五……
○理事(鈴木壽君) 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起こして。
暫時休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ちょっと関連。政務次官、愛知用水公団はあなたの方の所管でしょう、そうですね。そうしますと、もちろん公団それ自身として仕事をやってきたし、その限りにおいて、災害があった場合に十分調査をし、あるいは国に報告をするということは当然のことだし、あなた方も報告を求めることも当然だと思います。実は、愛知用水の問題については、従来いろいろ、真偽のほどはわかりませんけれども、うわさがあった問題ですね。現在までの総工費等についても、追加みたいな格好で四百何十億かになっている。……
○鈴木壽君 ちょっとお伺いいたしたいのですが、地方財政計画はいつごろできますのですか。
【次の発言】 現在まで決定に至らない理由は何ですか。
【次の発言】 その歳入の面の方ですが、地方税で一部まだ決定に至らないという問題点はどこなんですか。
【次の発言】 住民税関係のは大体これは固まっておるというようなことも聞いておりますが、この点はいかがです。
【次の発言】 まあ私どもこう聞いておるところでは、特に今問題になっておるのが電気ガス税の問題と、それから遊興飲食税の問題だというふうに聞いておりますが、これはまあどの程度だかわからないので、はっきりお聞きしたいわけなんですけれども、そのうち一番きめか……
○鈴木壽君 けさの新聞で、地方財政計画が固まるようなこともありましたし、また、関連して地方税法のことも固まるようなことがありましたから、今さらというような感じもしますけれども、まあ念のために一つお聞きしたいのですが、もう固まったのですか、それとも、まだという段階でしょうか、そこら辺……。
【次の発言】 ちょっと固まらないという点はどこなんです。
【次の発言】 そうすると、きょうじゅうというようなことにはなりますか、どうですか。
【次の発言】 実は、時間もないようですからあまり長くもお聞きしておられませんが、今まで地方財政計画も出ない、地方税法改正案も出ないというようなことで、これはちょっと今ま……
○鈴木壽君 私は鍋島君とともに去る七月二十四日から六日間の日程で秋田、山形両県下における地方行財政の問題、特に地方財政の状況、地方開発の問題、道路交通法の施行状況を調査して参りました。詳細は別に提出する報告書によって御承知願うことといたしまして、ここでは調査事項のうち、おもなるものの概要について簡単に御報告いたします。 まず第一に地方財政の状況から申し上げます。 秋田、山形の両県はいずれも再建団体でありますが、最近の財政状況は次第に改善されているようであります。秋田県は、実質収支で昭和三十四年度決算において二億八千三百万円、三十五年度決算において三億二千八百万円の黒字となっております。山形……
○鈴木壽君 資料についてでありますが、警察の方と消防の方にお聞きしたいのですが、被害の状況についての警察の方の数字と消防の方の数字がかなり違うところがあるので、大体日時なんかも同じ時期にまとめたようでありますけれども、それぞれの系統によって調査されるのでございましょうが、何かあまり、たとえば罹災の世帯数やら罹災人員等になりますと消防の方の資料と、それから警察の方と、あまり違いが大き過ぎるような感じがするので、これはどういうことでしょうね。
【次の発言】 若干の違いは私もあると思いますし、まあ発生してから間もない今日の報告でございますから、あるいは完全に全貌をつかむということもなかなかむずかしい……
○鈴木壽君 関連して。同じような問題です。一つそのあとでいいから、こういうことについてお答え願いたいのですがね。財政構成の問題が、まあ今あなた方特に強調しておられますが、普通の団体で人件費の占める割合がどの程度であれば、あなた方が健全だというふうにお考えになっておられるのか。それから再建団体はどの程度であるべきだというふうにあなた方はお考えになっておられるのか。それは一般的な問題ですが、それと久居町が現実に今の給与全体の、先ほど調査課長の話によると、体積ですか、それと全体との割合がどうなっており、引き上げることにより、今改訂をする、そのことによって一体、久居町の場合にはどうなるのか、これを一つ……
○鈴木壽君 今、御説明がありました点についての資料についてちょっとお願いしたいと思いますが、一つは、東北開発や九州、四国開発など、現在特別の措置がなされているわけでありますが、それが実施以来、各府県にわたってどういうふうに、普通の国の基準と特例によってやったものと予算額はどのくらいプラスされているのかこういうふうな各都道府県ごとの一覧を一つお願いしたいと思います。 それから第二は、再建団体について、現在までいろいろ率の引き上げをやっておりますが、これも府県に限って――、府はないのですが、県の段階の十八団体について、現在までどの程度各年度ごとに出ているのか。それから三十六年度に実施するとすれば……
○鈴木壽君 先だってお願いしました資料を見て、それについて少しお伺いいたしと思います。 一つは、最近どうも火災の件数が多くなってくると同時に、死傷者がだいぶふえてきているようであります。特に火災のために気の毒にも死んでしまうというようなことがあって、三十三年と三十四年の比較においては、死者が一二・三%もふえておるというようなことになっておるのですが、これについても対策はどうかということをお尋ねして、その資料をお願いしたわけでありますけれども、ここに昨年十二月二十六日付でいろいろな注意を促したことが書かれておりますが、もっと根本的に、一体、最近の火災のふえる原因、特に死者の出る原因についてどの……
○鈴木壽君 奄美の復興計画、それからその状況、大まかなもの一つ出ておりますが、もっと詳細に、前にはもっと詳しいものも出たことがありますから、そういうのに合うように一つお作りいただきたいと思うのですが、これはあとでけっこうでございます。 それから、いろいろ問題があるようで、私どもも昨年あたり現地の人たちからいろいろ事情を聞いておりますが、今、加瀬委員のお尋ねによっての御答弁によってもあんまりはっきりしないところがあるので、単なる復興計画、今お願いした復興計画の状況なり、そういうもののほかに、いろんなその産業の状況等について一つ何かまとまった資料というようなことでお出しいただければありがたいと思……
○鈴木壽君 それでは提案者に一つお聞きいたしたいと思いますが、今回のこの改正案につきまして、それに関連をしたことで、一つは、給付の額の問題でございますが、端的に言って、給付の額、現行のものは低いのではないか、もっと引き上げるべきじゃないかというような考え方を私ども持っておるわけでありますが、もちろんこれはこの法だけでなしに、他の法と関連する問題でございますから、全般的にそういうようなものをも検討しながら、このことにつきましては、もっと給付の額を引き上げるというようなことが私は必要じゃないかと思うのですが、その点について、どのようにお考えになっておられるか、この点一つお伺いしておきたいと思います……
○鈴木壽君 この際一つ、地方財政についての自治省のお考え方をお聞きしたいわけなんでありますが、それは一つは、地方財政に対する大蔵省の考え方が、まあ毎年予算の編成前に、どういう形か、私どもその形式についてはよくわかりませんけれども、地方財政についての考え方というようなことで示されておるようでありますが、それを見ますと、どうも私どもちょっと納得しかねるような幾つかの問題があるわけなんで、その大蔵省の地方財政に対する考え方を中心に、それを一体自治省としてはどういうふうに受けとめておるのか、それに対しどういうふうな考え方で対処しておるのかというようなことについて、まず最初にお伺いをいたしたいと思います……
○鈴木壽君 今度の地方自治法の一部改正、先ほど趣旨説明があったこの中で、広域行政を行なうための総合的な計画を作成するというような目的で協議会を作ることができますね。関係団体の。これで具体的に言うと、この中でただ計画を立てるのか。あるいは実際に仕事をやるというような場合も出てくるのじゃないかと思うのですが、それと現在の一部組合で仕事をする、公営企業を行なうという場合に、これとは何か関係を考えて、この二つの法案でこういうふうになっておるのかどうか。ただ、これはこれ、今度の地方自治法の改正は地方自治法の改正だ、こういうことなんでしょうか。どうです、その点。というのは、さっき加瀬さんの質問の中に、将来……
○鈴木壽君 今、占部委員からのお尋ねがありまして、また、それに対する御答弁がありましたのですが、ちょっと関連をして、今の電気ガス税の非課税品目等のことにつきましてお伺いしたいと思うのです。 この問題につきましては、電気ガス税そのものについては、今までの自治省の主張としては、これを将来、消費税に純化をしていきたい、こういうことが常に述べられておったと思うのです。それはそれなりに、私、一つの考え方だと思いますが、しかし、この税の始められたときからのことを考え、現在のこういう形になってきておる場合に、これはやっぱり、いわゆる消費税としての純化という問題について検討を要すべき時期じゃないだろうかと、……
○鈴木壽君 きのう住民税で白色専従者の控除をしない理由についてお聞きしまして、きのうはその理由をお聞きしただけでございますが、きょうその問題についてもう少しお聞きしたいと思います。 きのうお述べになったのは、白色専従者控除を導入しなかった理由として、一つは、白色専従者というそれ自体がどうも明確でないという、いわゆる専従者控除の対象になり得るかどうかについてはっきりしておらないということが一つ述べられたようであります。それからいま一つは、減収が非常な大きな額になるというようなこと、さらに、これと関連するようなことでありますけれども、納税者の数が少なくなってくる、地方税法の本質からいってここに問……
○鈴木壽君 後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律案について、若干お尋ねをいたしたいと思います。従来財政の苦しい団体あるいは後進地域と見られる地方の団体に対して国が財政的な何といいますか、援助といいますか、補助をしてきたわけでありますが、今回こういうような形で全般的に後進地域というものを取り上げて、特に公共事業の場合、国の負担割合を多くしていこうと、こういう趣旨で法律案が作られておるようであります。ただ、この際一つ最初にお聞きしたいのは、いわゆる後進地域というものをどういうふうに把握するかということだと思うわけであります。従来、たとえば東北地方とか、あるいは九州とい……
○鈴木壽君 関連。東京消防庁あたりでこれを使い始めたのはいつごろなんですか。
【次の発言】 三十一年九月というと、大体五年前ですね。五年前にいろいろな実験をやって、そうして現在相当な数を持っておるようでありますが、はっきりこれは効果があるものだ、耐熱のために効果があるものだ、こういうふうになってそれを備えつけるようになったのはいつごろですか。
【次の発言】 そうしますと、五年前、三十一年の九月にそういうぼつぼつ実験をしたり、その結果、多少効果があるというふうに見て、そうして本格的にその効果を認めて採用し始めたのは三十三年ごろだろうというお話ですが、そういうふうに採用するような場合に、あなたの方……
○鈴木壽君 一点だけに大臣にお聞きしますが、実はせんだってもちょっと大臣にお聞きしたのですけれども、この法案を衆議院で上げる際に、衆議院から附帯決議がついておりますのですが、私どももこの附帯決議の趣旨についてはこうなければならぬというふうに考えておるわけでありまして、ただ従来附帯決議はどうもあまり政令等を作る場合に重要視されておらないという、そういうこともあったので、私どもは単なる気休めとか、アクセサリーのつもりで附帯決議をつけるわけではないのでありますから、この点まず附帯決議の、いわば今後政治を作る際にあたっての取り入れ方についての考え方と、特にここに具体的に、たとえば災害関連事業、あるいは……
○鈴木壽君 先ほどの鍋島委員のお尋ねの中にありました公団や公社の問題に関連してでございますが、何か自治省ではこういう公社を作っていったり何かすることについて制限する法律的な措置を講じようというように考えておるやに伝えられたこともあるのですが、そういうことについてはいかがでございますか。
【次の発言】 そこで、これは先ほどの鍋島委員のお尋ねに対するあなたの答弁の中で、大体考え方がわかりましたが、やはり公団、公社、特に地方ではあまり公団という名前じゃなく公社という名前を使っておるようですが、公社等の設立に踏み切るといいますか、そういうふうになっていくのは、一つは、資金の面だと思うのです。起債のワク……
○鈴木壽君 藤井さん、ちょっと交付税のことでございますけれども、今の小林さんの御質問並びにあなたの答弁に関連して、地方議員の報酬の問題でございますがね、標準的なものを作ることがどうかというようなお話でございましたが、一応今の交付税の中では算定の基礎となるその数字は出しておりますね。議員であれば大体月一万円くらい、それから議長は一万五千円くらいの計算で出ておるわけなんでありますが、そういう意味においては、あなた方が考えておられる、何といいますかね、地方における基準財政需要額の算定の一つの基礎となる数字だけは出ている、こういうふうに考えることができると思うのです。そこで、一体こういう数字がこのまま……
○鈴木壽君 秋山さんのお尋ねに関連して、木村さん、今の三十五年の拳銃の不法所持した者、あなた方の調査したやつ、三百五十くらいですね。それです。この質疑応答の中にありましたのですが、一つ数とパーセンテージのやつですね。それからもう一つは、国産のものか、あるいは外国のものか、それのやつ。なお、三十五年だけのでしょうから、三十三年あたりからのどういうふうになっているのか、その状況。それからもう一つあわせて、不法に所持しておった者が、どういう種類の人間であるのか、これを一つ。もしあなた方の持っておられる今までのものでおわかりでしたら一覧程度にしてこの次お出しいただけばいいと思います。 それからもう一……
○委員外議員(鈴木壽君) 私の発言を許していただきまして委員長初め各位にお礼を申し上げます。 実は今議題になっております二つの案件につきまして、地方の市町村等の団体にとってきわめて大きな関係を持つ法案であるので、地方行政の立場から若干お尋ねをいたしたいというふうに考えるわけであります。あるいはすでに当委員会におきまして質疑があり、論議等が行なわれた、そういうことにつきましても、あるいは言及することがあると思いますが、そういう重複する点が多少ございましても、お許しをいただきたいと思います。 公有林野等の官行造林法が今度廃止されるような形で提案されておるわけでありますが、実はこの提案理由を見ま……
○鈴木壽君 今度の給与改定に必要な経費、地方団体で必要な経費はどの程度と見込んでおられますか。
【次の発言】 これは、都通府県と市町村等の段階に分けて言いますと、どういうふうになりますか。
【次の発言】 この改定の率は人事院から勧告のありましたあの率と一同じでございますか。
【次の発言】 いただいておるこの資料の四枚目の一番上「3、給与費単価の改定に関する調」、ここで部長級とか課長級とかいう区分をしておりますが、これの区分に従うと、たとえば部長級が幾ら、課長級が幾らというふうな引き上げの率が該当するようなのがございますか。
【次の発言】 この表についての御説明はわかりましたが、もし、さきの御説……
○鈴木壽君 関連。国民が、あるいはまた私どもも含めてでありますが、災害対策基本法というものができるということに対する期待には、これは考え方はいろいろあると思いますから、その一々について申し上げるわけにいかぬと思いますけれども、ともかく日本の国の、このしょっちゅう絶え間のない年々の災害に対して、ほんとうに抜本的な災害の防除対策、ここでいうとあるいは予防といいますか、この法文からしますと、あるいはそういう言葉に当たるかもしれません。それから災害が出た場合のそれに対するいわゆる対策、それからまた出たあとのいわゆる災害復旧の仕事、これに対してほんとうに従来のようないわば間に合わせといいますか、あるいは……
○鈴木壽君 今の問題ですが、起債の場合の大蔵省のこれに対する権限といいますか、発言権といいますか、どうも納得のいかないものがあるのですが、これはあなたに申し上げてもどうかと思うのですが、いずれ機会があれば、私は大臣なり、あるいはまた大蔵省当局に来てもらって聞きたいと思っていますが、私は、最終的には自治省がこの問題の所管であって、これはいろいろ大蔵省としても意見があるかもしれませんし、不当内容のものについての何かチェックをしなければならぬといったようなことも、ときにはあるかとも思いますけれども、ことごとくに大蔵省のイエスがなければやれないというような、少し極端な言い方かもしれませんけれども、大体……
○鈴木壽君 市原先生にお尋ねをいたしますが、今、いろいろ秋山さんからもお尋ねがありましたのですが、やっぱり私も、二十四条が、これはいろいろ心配される点だろうと思います。そこで、提示させるとか、あるいは開示させる、あるいは提出させるというようなことが強制にわたるのかわたらないのかというようなことが問題になってくると思うのですが、この文章だけからすると、任意にまかせておくのだというようなことにもなると思います。ただ、しかし、この提示をさせることができる、あるいは開示させることができる、あるいは提出させることができると、こういうようなこと、これは一体はたして任意の段階で済むかどうかということについて……
○鈴木壽君 関連して。今のお答え、地元で非常に要望が強かった、そしてそのために用地の提供というようなことがいわば自発的な立場からも出てきたというお話ですが、中にはあるいはそういうところもあったんじゃないかと思うんですよ。だが、用地を初めから国がみないんだ、こういうことが前提になっておったものですから、地元ではそれは来てもらいたいというところが確かにあちこちにたくさんありましたが、そのためには、用地を地方団体がやはりちゃんとそちらのほうの責任において用意してくれなければ、どんなことをしてもだめなんだということでやっているのが大部分――九割九分じゃないかと思うのですが、だれも出したくて初めから考え……
○鈴木壽君 ちょっとお伺いしたいのですが、新市町村における電話の普及の問題でございますが、合併されてから、いわゆる新市町村の建設というそういう建前に立っていろいろ通信網の整備なり、特に電話の問題なんか大きく取り上げられておるのですが、現在まで新しく合併後の町村にどの程度の電話が増設され、そのためにどの程度の経費が使われておるのか、それについてあらましのお話をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 前の方をお聞きしたがったのですけれども……。それから今のお話の電話局の方の統合等の問題が今おわかりでしたら、そっちの方の話でもよろしゅうございます。
○担当委員外委員(鈴木壽君) 新市町村に対する国有林野の払い下げの問題でございますが、前にも私、何べんか委員会で進捗状況等についてお尋ねをしたことがあるのです。この小委員会は、特に新市町村の建設問題についての委員会でございますし、新市町村の今後の育成といいますか、そういう面から、非常に大きな問題でございますので、一、二お聞きしてみたいと思います。
最初に、最近の国有林野の売り払いの状況を一つ総括的に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 お話によりますと、最近、特に三十四年度になって、急速に売り払いの仕事が進んでおるようで、まことにけっこうなここだと思います。ただ残っておるのは、先ほど……
○鈴木壽君 私は質問に入ります前に、議長に、この法案の付託についての見解をただしておきたいと思います。と申しますのは、このような連合審査会が本日開かれるわけでございますけれども、どうも私ども考えてみますと納得のいかない点があるわけでございます。それは、議長がこの法案を付託する委員会についての措置を誤ったのではないかと、このように考えるところからであります。で、私は、端的にお尋ねをいたしますが、この法案は、事の性質上、当然、地方行政委員会に付託になるべきものというふうに考えておったのでありまして、また、現在もそのように考えておりますが、一体どのような理由で議長は議院運営委員会の方に付託になられま……
○鈴木壽君 提案者は、この法律が国民の自由を決して否定するものではないということを、しばしばおっしゃられております。この前の本会議のあなたの説明のときにも、一昨日ここでやりました御説明の中にも、また質疑応答を通じましても、それは、はっきりあなたは述べられております。しかし、今までの質疑応答等からいたしまして、あるいはまたこの法案の立て方からいたしまして、私どもはどうしても、あなたが言葉では自由を否定したりあるいは権利を制約するようなことはしないと言いながら、それと反したことになっていくであろうということを、十分指摘し得るわけでありますが、そういう問題に入っていく前に、この法案を出されましたあな……
○鈴木壽君 ちょっとお伺いしますが、三十四年からの五カ年計画なんで、その前に三十一年、二年、三年、三カ年で十二万坪ばかりやっておりますね、実質的に。いわゆる計画外として、計画樹立以前における実質的な統合のための坪数が十二万幾らと、こういうことになっておりますね。ですから、現在までその計画外の実施されてきたものの十二万幾らと、それから三十四年と三十五年と、こう加えますと、相当な坪数になるわけでございますが、そういうふうに全体としては考えていいわけですね。
【次の発言】 もう一つ、五カ年計画では、二十九万四千五百坪を計画の中に消化しようとしてやっていることは、今お話でわかりましたが、そのほかに、単……
○鈴木壽君 先に林野庁の方に、今の三十五年の一月二十日現在での払い下げ申請のあった町村数あるいは林野の面積、それから済んだもの、完全に済んでいないけれども予定されて払い下げをする町村の数、あるいは広さ、こういう計算だというようなことのお話がございましたが、これはあとで一つまとめて、たびたび当委員会にも出していただいておりますような売り払いの状況というようなことで、まとめて一ついただけませんか。
【次の発言】 未処理のものは四十カ町村あるようでありますし、まだ林野庁の方には来ておらないけれども地元の方で営林署等に申し出があるものも若干あると、こういうお話でございましたが、これはお話の中にもありま……
○鈴木壽君 時間の制限もありますから、簡単にお尋ねいたしたいと思いますが、最初に、前の方からも御質問がありました地方税関係のことについていま少しくお尋ねをしてみたいと思います。 先ほど固定資産税の問題で、固定資産税課長から、破損度に見合う減額の仕方なり、あるいは坪数の、床面積の広さに対する減免の仕方についてお話がございましたが、ただこれはいわば指示価額でそういうふうに指示をし、具体的には市町村自体でいかにするかという問題になっているわけなんでありまして、この点はたしてこういう指示価額によって市町村はそれに応じるような仕組みで課税しているのかどうかですね、こういうことを実際に当たって確かめられ……
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