仲原善一 参議院議員
4期国会発言一覧

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仲原善一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは仲原善一参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
仲原善一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

仲原善一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、自由民主党)

○仲原善一君 ちょっと立場を違えて御質問申したいのですが、それはこの条約と内政問題との関連であります。それでわれわれこの印象を受ける点から申しますと、この条約で非常に利益を得るのは大企業の母船型の会社であるとかいうふうな、そういうふうに世間でも見ておりますけれども、これが締結した暁に、沿岸漁民との関係、そういうものがどういうふうな関係になるのか。非常に有利になるのかどうか。もう少し具体的に申しますと、独航船というような形で従来よく出ておったのですが、特に東北、北陸、東北方面の機船底びきの整理というような関係で、整理によって北洋の方に独航船の形でずいぶん出ておったように考えます。従来と比較しまし……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○仲原善一君 二つばかり御質問申し上げたいと思います。  その一つは、農林省各局に関係のある農林省全般の問題の方針と申しますか、方向と申しますか、そういうことに関連した問題でございますが、これは補助金等金融の問題でございます。従来の予算を毎年こう見ておりますと、補助金の総額もだんだん減ってくるようにも考えられまするし、補助金の率もだんだん変ってきて、低くなってきているように考えております。ところが、一方の方で、金融の方は、まあ土地改良にいたしましても、先ほどお話に出ました酪農問題の、ジャージーを入れるような問題についても、いろいろ金融面で、また林道の問題にいたしましてもやってきておるという関係……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、自由民主党)

○仲原善一君 資料に関連してお話し申し上げたいと思うのですが、原価の計算等の資料も出ておるようでありますが、私、地方での建設省の仕事やら農林省の仕事やら、鉄道省の仕事をやる場合に、非常に鉄道関係の建設工事、特に建物なんかを中心に考えた場合に、一単価が非常に高くて非常に甘いじゃないかという印象を従来受けていたわけですが、この点は同種類の、たとえば建物にいたしましても、建設省なりあるいは農林省なり鉄道関係の単価が同じであるかどうか、同じ種類のものについてその辺少し甘いのじゃないか、建設に要する費用が相当あると思いますが、その単価の点でもう少し鉄道関係では自粛さるべき点があるのじゃないかという印象を……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1957/07/09、4期、自由民主党)

○仲原善一君 官房長にちょっとお尋ねいたしたいのですが、先ほど千田委員からの報告の中で、富山県でしたか、例の環境衛生に関連して、食肉業者の問題で、あれに入ったために生産者である畜産業者に非常に影響があるだろうと、その点の運営をよろしくという陳情があったように聞きましたが、それで、あれほどの問題になって、経過はよく御存じですから省略いたしますが、その後厚生大臣なりと農林大臣なりとよくお話し合いになって、運営の面で何か御研究になっておるかどうかということ。  もう一つは、われわれ参議院の方では、ああいうふうな議決をやって修正案までやったわけですが、あれは議員提案でございますが、政府として、不合理で……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後5号(1957/07/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 一つだけ関連してお伺いしたいのですが、ソ連の拿捕問題ですが、拿捕までには至っておりませんが、例の沿海州に底びきの関係で出て、帰れというので帰った船が相当ございます。裏日本の底びきの船でございますが、鳥取県も入っておりますが、それで将来出れる見込みがあるのかどうか、業者の方ではまだ施設をちゃんと準備して、いつでも出れる態勢をしてその日を待っているわけですが、その後あの事件はどういうふうに展開しているのか、将来の見込みはどうであるか。
【次の発言】 この前追い返された場合、あの場合相当何といいますか、経済上の損失をこうむっているわけですが、あれについて水産庁は見舞金といいますか、補償……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、自由民主党)

○仲原善一君 いずれも重要な研究項目のようでございますが、私最後の水質汚濁の問題についてちょっとお伺いしてみたいと思いますが、そこにも書いてあります通り、いろいろな産業が起きて、どうしても水を使いますので、この水は、一番私の経験で、体験で問題になっておりますのは、漁業者との問題であります。パルプ工場などが非常に悪水を流しまして、その補償の問題等、地方的な問題でずいぶんごたごたする問題がたくさんございます。その問題を取り上げて今盛んに研究さしておるようでありますが、先ほどのお話の中でも、廃液のいろいろな問題、今薬品の許容限度と申しますか、そういうようなものについてもいろいろ研究せられておるようで……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、自由民主党)

○仲原善一君 統計調査の関係で、実収の推定高とかあるいは災害の調査をおやりになって、地方の事務所からこの中央の方に報告になると思うのです。ところが、地方で報告された指数と、それから中央で何か審議会か何かありまして、中央の審議会で御決定になる数字とが、相当まあ開きがあるのではないかと、かように考えるわけです。それで従来とも、あるいは今後とも、地方から持ってきた指数を中央で相当修正されるかどうか。で、この指数は実は、従来であれば米の供出量に非常に重要な影響がありまして、今後であれば農業共済のまあとにかく払い戻しの金額に重大な影響があって、地方の農民と政府の方で発表になる数字とで、非常にトラブルが毎……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後11号(1957/10/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 消費者価格の決定の御説明の中で、最後の方で若干お触れになりました消費県、中間県、それから生産県、特別生産県、この四つに分けて差等をつけた価格をおきめになっておるのでございますが、これは多分、かつては甲乙丙丁と分れておった地域の問題であろうと考えますが、この四つの、この生産、消費、中間の、お分けになる標準ですね、大体どういう構想でお分けになっておるのか、その点をお伺いいたしたいと思います。従来東北は特に丁の地であったと思いますが、東北以外でも丁の地域がだいぶあって、それが今度は全部丙の地区になっておる、いわゆる生産県になっておるというので、その辺どういうきめ方でおきめになったのか、……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、自由民主党)

○仲原善一君 先ほどの積寒法なりその他特殊立法との関係もございますが、振興局でやっております例の新農村の建設の予算ですね、あれの組み方とこちらの組み方との関連においてお聞きしたいと思うのですが、問題は、末端の農民が事業をいろいろやりたいという建前から、予算の組み方についてお伺いするわけですけれども、振興局の方では、たとえば小団地なんかを調べてみますと、三十億ばかりも予算が出ております。そのほか何と申しますか、今度農地局の方でも団体やいろいろな事業が出ておりますが、農民が仕事をやる場合に、新農村の建設と並行してこの事業はやるのか、あるいは新農村の中にひっくるめてこれが一緒に総合対策としてできるの……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○仲原善一君 一点だけ。先ほど佐藤委員からのお話に関連する問題ですが、予算に関連する問題ですが、検査の場所ですね、場所はどういうところでおやりになるかということを聞きたいのです。と申しますのは、農林水産物は非常に零細なのがあっちこっちありまして、それを一ところに集めて、たとえば貿易港である横浜であるとか神戸に集めてやるのか、現地まで派遣してもらって相当集積したところでやっていただくのか、そういう問題について。場所の問題ですね、検査の場所の問題が具体的には農民にとっては相当重要な問題で、たとえば神戸まで持って行って、そこで検査を受けるということになれば、大へんに負担になりまするし、従来のように自……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、自由民主党)

○仲原善一君 米価に関係した問題でございますが、特に生産者米価と申しますか、買入価格に関連した問題で、一点だけお伺いしたいと思います。それは、歩どまりの加算の問題でございます。これは去年は、硬質米のできる地域の特殊上御考慮になりまして、政策的な配慮もあって、一石当り二十五円というものを加算されております。まあ、ことしもこの歩どまり加算をどういうふうにお考えになっているかということをお伺いしたいわけですが、もっと具体的に申し上げますと、私の方で農林省で作っておられるいろいろな資料をもとにして計算してみますと、大体基準になる米価は歩どまりが九三・六%、これは去年でございますが、九三・六%というのを……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後14号(1957/10/30、4期、自由民主党)

○仲原善一君 時間もあまりないようでありますので、簡単に要点だけをお願い申し上げたいと思います。  問題は、この草地の問題と、畜産振興に関係の問題でございまして、先般御発表になりました農林白書によりましても、畜産物の生産物が非常に伸びております。戦前に比べて二倍半以上にも伸びておるのは、この畜産物だけでございますが、これはまた戦後の食生活等がだいぶ変ってきた、そういう事情もございましょうが、特に農林当局の畜産行政がよかったということも考えられます。今後もこの畜産物の増産なり、あるいは畜産行政の進展ということは、だんだん耳にしておりまして、まことにけっこうなことであると感じておりますが、特に流通……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○仲原善一君 移民の問題について、千田委員なり島村委員からお話がありまして、私も非常に共鳴する点がたくさんございますが、お伺いしてみたい点は、先ほどお話にもありました通り、仕事の分野が閣議決定によって、農林省と大蔵省とできまっているというお話でございますが、特にこの移民を送り出す国内の態勢の問題ですが、海外移住協会の関係と、先ほどお話のありました拓植農協の問題で、地方の方はどうなっておりますか。その辺、仕事の分野は、実際地方の各府県で拓植農協はどういう点を受け持っておやりになるのか。海外移住協会の支部もあるようでございますが、その辺はどういうふうな分担でおやりになっているか、お伺いしたい。

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、自由民主党)

○仲原善一君 今回の改正で問題点になっておりますが、例の林業技術普及員及び林業経営指導員の名前を林業専門技術員及び林業改良指導員というふうに改めるようになったようでございますが、この問題についてますお尋ねしたいと思いますのは、今度の林業専門技術員なりあるいは改良指導員に任用されるには一定の資格要件が要るというので、これは政令にゆだねたのであります。政令または条例で定める資格に合格した者というのと、もう一つは、農林大臣が学識経験等を勘案して適当であると認めた者、この二つの中から新しく資格認定によって任用するということになっておりますが、この技術員や指津具の資質の向上をはかる上から申しまして、もち……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○仲原善一君 二、三お伺いしてみたいと思います。  最初の問題は、災害の認定で先ほどから問題になっておりますが、この問題で、従来市町村長にまかされておったわけですが、その申請した額とほんとうに査定した額との比率は、大よそどのくらいな見当になっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで、今回の改正によって特別災害地域なり、特別災害の農家というものを指定して、はっきり認定の基準と申しますか、そういうものができるので、先ほどどなたかの質問では、今回のそういう形を通ってきた認定については大部分この貸し付けができるようなお話でしたが、それはそういうことですか。申請が大体、今度の貸付で、百パ……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○仲原善一君 もう大体皆さんの御意見を聞いて質問も尽きたと思いますので、時間があまりないようですから、簡単に御質問いたしますが、基本になる考え方は、先ほど堀本議員なりあるいは重政議員から質問がありまして、全く同感でありますが、また政務次官からも御答弁がありまして、非常にいい御答弁で、われわれ非常にありがたく思っているわけですが、ただ若干もう少しお伺いしてみたいのは、最初は、これも抽象的なことになるかもしれませんけれども、農林省で開拓政策をやる場合に、食糧増産か人口収容力を高めるかどっちかというので、ずいぶん議論になったことがありますが、現在はどういうお心持でやっておられるのかというのを一点…………

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○仲原善一君 一点だけお伺いしたいと思います。農林当局にお願いいたします。これは法律の施行の期日の問題でございますが、この付則に、この法律は公布の日から施行し、昭和三十二年度の予算から適用するということになっておりますが、継続事業が実はあろうと思います。そうなると、四月一日からこの法律が施行するまでの期間の予算的措置と申しますか、この支出はどういうふうにおやりになるのでございますか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 施行の期日を四月一日からするというように、さかのぼってやるような前例があるかどうか。法律でそういうものがあるかどうか。もしあれば、四月一日に施行の日にちが切れると、この辺非……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/23、4期、自由民主党)

○仲原善一君 地域の指定の問題と予算との関係でございますが、予算の方で四億四、五千万しかない。先ほども島村先生の質問で、この地域の指定の条件というものはおよそわかりましたけれども、あの条件に該当する所はずいぶんたくさんあろうと思います。そうなりますと、現在の予算でほんの一部分しか行き渡らぬと思いますけれども、将来ずっとこれは継続して、何カ年の後にはそういう地帯を全部こなしていくというような考えであるのか、ことしきりで打ち切って、あとはまあどうなるかわからぬというような考え方か、ずっと待っておれば順次回ってくるのかどうか、その辺のいきさつをちょっとお伺いしたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○仲原善一君 関連して。同じ法案というお話を今されているようでございますけれども、その当時は、業種の指定は政令にゆだねてあったと私は聞いておりますけれども、そうなると、業種を食肉販売とか氷雪販売業というのは、表面に出ていなかったと思います。政令ですからね。そういう重大な問題が隠れておって、しかも閣議決定というので押し通されるということに、私は疑義があると思います。

第26回国会 農林水産委員会 第37号(1957/05/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 多年の間懸案になっておりました改正法がいよいよ審議の過程に入っておりますが、先般来同志の諸君からずいぶん御質問があって、特に藤野委員からは逐条審議まであって、大体終ったと思いますけれども、私といたしまして、まだ二、三お伺いしておいた方が、通過後の運営の上に非常に好都合であるという意味から、お伺いしておきたいと思うのでありますが、その一つは共済掛金率の問題であります。  農家が非常に関心を持っておりますのは、どれくらいな負担を自分たちがせねばならぬかという金額でありますが、その金額を決定する要素の中に、最初に共済金額と、いうのがあります。これは、農家自身の選択によって簡単にわかる金……

第26回国会 農林水産委員会 第41号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○仲原善一君 二、三お伺いしてみたいと思うのでありますが、最初は、今度の製糸施設の整備によって操業能率を上げて、そうして生糸の生産費を安くしょうというねらいが多分にあると思いますけれども、まず第一に、生糸の生産費の中で繭の値段が占める割合は大体どれくらいになっておりますか。
【次の発言】 生糸の生産費の大部分が繭価であると思いますが、今度の製糸施設の整備によって繭の値段の方にはね返りがくるというような、そういう繭の値段を押える意味の働きがあるかどうか、その点心配ないかどうかという点、お伺いいたします。
【次の発言】 施設の整備について、現在の操業率が、資料によって拝見しますと、五三%程度の操業……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1957/12/11、4期、自由民主党)

○仲原善一君 ただいま御当局からの御説明で、大体本制度の内容はわかりましたですが、その必要性についても十分われわれ共鳴するのでございますが、ただいまの御説明で、問題点として指摘されました掛金の問題、給付の率の問題でございます。それからもう一つは、本制度の社会制度との関連においての問題でございますが、その第一点の方の掛金の方の問題は、これは島村委員からよく指摘されましたように、事務的な問題で努力されれば、これはいつでもまとまるものだろうと思います。現在全中等でも相当の資料を集めていろいろ協力態勢にあろうかと思いますので、そういうものをよく御検討になって、この数字を至急に取りまとめて、態勢を整えて……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/28、4期、自由民主党)

○仲原善一君 それでは簡単に一点だけお伺いいたしたいと思いますが、宅地造成の問題でありますが、三十万坪ばかりの計画のところに十四万坪くらいは非常に少いというので、その理由として暫定予算をあげておりますけれども、これは農地の獲得、所有権の取得のために例の農地法が関係して、それの摩擦のために何かそれがおくれておるんじゃないか、そういう懸念もございますので、そういう点があるかないかということでございます。もし、そういう農地法との関連で非常に農地の取得が、改廃がむずかしいということでありますれば、農地法の改正とか、もっと抜本的なことをお考えになっているか、その点だけを一つ。

第28回国会 決算委員会 第23号(1958/04/21、4期、自由民主党)

○仲原善一君 義務教育費の国庫負担の半額負担することになっておるようでございますが、この問題に関連してお伺いしたいことがございます。それは高知県のやみ専従の問題であります。新聞等で報告もさ参れておりまするし、またわれわれ直接伺った問題でもございますが、籍をやはり先生の箱においておって、配属されておる学校に出勤していない、同僚同士も知らないし、もちろん生徒たちも顔を見たことがないという先生がやみ専従の形でいわゆる国庫負担金を受け取っておるということを伺ったことがございますが、この問題について文部省も調査においでになったと思います。それからその結果どういうふうになっておりますか、その事情がわかりま……

第28回国会 決算委員会 第24号(1958/04/23、4期、自由民主党)

○仲原善一君 時間がございませんので、簡単にお伺いいたしたいと思いますが、問題は、先ほど相澤委員からお尋ねになりました海外移住の問題でございます。これは先ほどの御答弁によりますと、まあ世銀でございますが千五百万ドルの契約がある。そのうち現在出ておるのは三百ドルでございますが、残りの金額は要求によっていつでも借り入れる態勢にあるのかどうか、特にことしは三百万ドルは今後の状態によって借り入れる可能性があるというようなお話しでございましたが、残りの部分についてはどういうことになっておるのかどうかということと、それからその次は、移民の関係で農業者以外の移民と、それから農業者に分けて、大体どういう比率の……

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、自由民主党)

○仲原善一君 関連してお尋ねを申し上げたいのですが、実は農林課税の問題は、所得税ばかりではなくて、これは町村税の課税の基礎に将来なりますので、農民にとっては重大な問題でございますが、広島の国税局管内でも、実は鳥取県でございますが、中国各県で一番反収が高いという問題がありまして、相当地元で紛糾いたしまして、実は今月の九日に、農民団体との折衝の会が持たれまして、私も帰って来いというので実は帰って参りまして、ことしは非常に円満のうちに、立ち会いの上で、解決いたしました。しかし、将来の問題もございますので、若干お尋ねを申し上げたい点がございます。  ことしの、私の県の問題で非常に紛糾いたしましたのは、……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、自由民主党)

○仲原善一君 午前中、文学的な気持を味わえるような質疑応答がかわされましたのでございますが、この法案の内容について、二、三お伺いいたしたいと存じます。それは、この狩猟法の第十四条にありまする猟区というものでございますが、この猟区というものは、大体どういう性格のものであるか、どれくらいの数があるのか、どういう作業をやっておるのか、その点をまず第一にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今回の改正法律案の中に、十四条に関係してただいまのお話の猟区の問題でありますが、十四条の第六項に追加される条文の中の問題であります。と申しますのは、猟区を農林大臣が指定する者に維持管理に関する事務の一部を委託……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、自由民主党)

○仲原善一君 簡単にそれでは二、三の点御質問申し上げますが、ただいま東委員は農業協同組合、あるいは全般の協同組合のあり方についての将来についての政府の所信をただされておるわけでございますが、この問題にやはり関連して若干お尋ね申し上げたいと思います。先般の農林水産のこの当委員会におきましても、いろいろこの問題が出まして、渡部局長の御答弁を聞いておりましても、現在の農業協同組合を貫いておる思想が終戦当時にできた関係もあって、先ほどのお話にもありました通りに、自由に全く民主的にやっていくという、こういう理念に基いておって、これが必ずしも現在の日本の農村の実態に合っていないという趣旨の御答弁があったよ……

第28回国会 農林水産委員会 第15号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○仲原善一君 昨年の国会で開拓営農振興臨時措置法が通りまして、それに基いて、各開拓者、入植者はそれぞれこの計画を立案しまして、都道府県の知事の承認を得まして、これがまあ目下出て、これを基礎にして、おそらく予算の編成の基礎にされておられると、かように理解しておるわけでありますが、何分この法律が通りましてから、いろいろ整備をされます機関が相当ありまして、都道府県の方に流れて、実際の手続なり様式なりが出ましたのが九月ごろであったかと考えます。そこで、この振興計画の提出を命ぜられておりましたのが十二月ということで、非常にその間わずかの期間にたくさんの計画を実は承認されておる結果になっておると思います。……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、自由民主党)

○仲原善一君 時間もないようですから簡単にしたいと思いますが、定員化によって定員を新しく採用される場合に、試験をおやりになるかどうか。しかもこれは公開の試験をおやりになるかどうかという点、これをまず初めに。
【次の発言】 先ほどの御説明の中にあった、優先権も認めぬというのとは矛盾しないわけですか。その点重ねて伺います。
【次の発言】 次は先ほど申されましたが、人事院で基準を定めて、各省に定員化の考え方を示した。それによって今度の定員化の制度を繰り入れたというようなお話でございましたが、かりに農林省の内部について、定員化された数を予算要求の場合の数と比較してみますと、各局あるいは庁によって、林野……

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○仲原善一君 審議に時間的な制約もあるようでございますので、また情勢によって御質問申し上げますが、きょうは一点だけお伺いいたします。  それは例の厚生年金から分離して、移管を受ける資金の問題に関連したものでございます。これは先ほど田中委員からの質問に対して大体四十億と、農協だけで約三十三億というお話がありましたが、その時期も概算金ということで大体三十四年度中にというお話でございましたが、この問題に関連しての質問でございます。それはその水金に対する利子はどういうふうにお考えになっているか。これはやはり計算によれば、二、三億の利子というものが生まれるのじゃないかという気持もございますので、これは結……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、自由民主党)

○仲原善一君 今度の改正のねらいで、中地区制をおとりになるということになっておるようでありますが、予算書を見ますと、千五百八十六の地区にしぼられるようになっておりますが、ところが、現状を申しますと、いまだに小地区制で、各町村に駐在している所もあるようでございますし、たとえば、中地区制をとっておっても、この数字、千五百八十六におさまるかどうかという点が非常に疑問がありますが、その点は、農林省の方は、どういうふうにしてこの数に合せるように指導さされるのか、まず等一に、その点をお伺いします。
【次の発言】 その次は、改良普及員の任務の問題でございますが、本来できましたときには、改良普及員は、行政事務……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/03、4期、自由民主党)

○仲原善一君 東大の川野先生にお伺いしますが、先ほどのお話の中で、過当競争を防止する根元についてのお話がありまして、その一つは手数料の合理化ということで、この点については千田委員からの御質問で大体詳しく了解できましたのですが、もろ一つ残っておりましたのは、多分こういうことのようでした。御発言の中に、卸売業脅の数が少くなるとかえって過当競争がふえる、という意味の御発言があったと思いますが、その点われわれしろうとが考えますと、荷受業者が多い方がかえって過当競争がありはしないかという、そういう一般的な感じを受けるわけですが、その辺についてのもう少し詳しい御説明がいただければと思います。

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○仲原善一君 先日、鳥取県知事を初め農業団体の代表の三橋会長等も参りまして、当委員会に陳情したわけでございますが、これは単に鳥取県だけでなしに仄聞するところによりますと、二十数府県にわたっての被害があるというふうに聞いておりますが、被害の状況がおわかりであれば、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明では、まだ十分な被害の状態はわかっていないようでございますが、御説明にもありました通りに、暖冬異変のあとを受けて、急に雪が降ったり温度が低くなったために、その被害が深刻であるというふうに考えております。特に鳥取県の方では、県会を初め非常に努力いたしまして調査の結果を出してお……

第28回国会 農林水産委員会 第34号(1958/04/17、4期、自由民主党)

○仲原善一君 輸出検査所をふやされる点については、非常にわれわれは、まだ少いのじゃないかという立場で実は考えておるわけですが、具体的な例を申し上げて恐縮ですが、たとえば鳥取県で二十世紀をことしは十万箱はかりも輸出するという計画を立てております。ところが、地元の検査でなしに、輸出港の神戸まで持っていって検査してもらうという実態でありはす。ところが、全部合格品ときまっていればいいわけですが、不合桁品が出た場合に値段が非常にたたかれて、国内向けになっても大へん安く売られねばならないという実態が出て参ります。そういう場合に、農民の負担というのは非常に過酷なものでありまして、先ほどちょっと出張検査のお話……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、自由民主党)

○仲原善一君 先月の末から今月の初めにかけまして、関東以西に相当深刻な霜雪害が起ったわけでございますが、これは暖冬異変とまで言われて、非常に暖かったこの冬のあとを受けて、作物が非常に伸び切った直後に受けた被害でございますので、非常に深刻な様相を呈しております。その実態は、今配付を願いましたこの統計調査部の調査によりましても、二百十一億というふうに、これはおそらくまあ戦後最大の被害であろうかと思うのでありますが、被害は、当初、目で見たよりも、時日がたつに従って深刻になるという状況であるようでございます。従来の被害でありますと、被害を受けた都道府県なり農業団体から出します被害の額と統計調査部の調査……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第閉会後4号(1958/09/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 法令の適用が妥当であったかどうかという問題に関連するかもしれませんが、農業法人税でございます。農業法人は、まだあちこちに事件が多くないだろうと思いますが、実は果樹園等を栽培している、たとえばナシであるとか、あるいはミカンであるとか、相当富農に属する階級の農民が、親戚どもが寄り集まって、有限責任の会社を作るわけであります。農業法人を作るわけでございます。従来、二、三年前でございましたか、そういう事例がありまして、国税庁の方では、現地の税務署でやはりそれを認めて課税をされた。そのために、個人個人の経営の場合よりもずいぶん税金が安くなって、半分ないし三分の一ぐらいになったというので、そ……

第29回国会 決算委員会 第閉会後5号(1958/09/11、4期、自由民主党)

○仲原善一君 東北班の委員派遣の報告をいたします。  本班は、八月十二日から十七日まで六日間の日程で、岩間正男委員と私が参加して、宮城県、青森県及び秋田県で調査を行いました。  今回の調査は、いわゆるみちのくの後進地域において、三十一年度決算検査報告事項の実態並びに木地域の財政及び開発の状況を調査いたしたのであります。  調査の結果を概括して申しますと、調査対象の検査報告事項五件は、おおむね指摘の通りであると認められました。また、開発の状況等については、総合的計画性の欠如等により非効率的となっているため、その改善方を関係当局に求むべきであると認めるものが若干ありました。以下、日程に従いまして、……

第29回国会 決算委員会 第閉会後7号(1958/09/25、4期、自由民主党)

○仲原善一君 簡単な問題ですけれども二、三お伺いいたします。その一つは委託搗精の問題ですが、最初に委託搗精は大体どれくらいの数量おやりになっているか伺います。
【次の発言】 この問題に関連して、特に畜産農家をかかえている府県なりそういう方面の農民の要望といたしましては、この委託搗精の額をふやしていただいて、そうして、いわゆるぬかが目的なんですけれどもこのぬかを一つ地元に落してもらいたいという要望があるわけです。最近は、御存じの通り、豊作続きでだいぶ食糧が豊かになって、特に大都会地等における心配が、従来のように二月も三月も大都会地に玄米のままで貯蔵して緊急の事態に備える、というような逼迫した状態……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、自由民主党)

○仲原善一君 これは全国一律でなしに、工場、事業場別に、また地域別におきめになるというので、それぞれきまっていくと思いますが、ただいまのいろいろの御質疑を通して考えますのに、これはやはり工場と被害者の側とは根本的に両立しない問題があろうと思います。これはもっと高い国家的な立場で、国の経済の発展の立場で、どちらの方に重点を置くかという判断をする機関を一つ作って、そうして工場の方を押えるならば工場を押える。それから、たとえば被害者の漁民の方を救済するならば別なやり方で考えるというやり方で、単なる調停とかあるいはあっせんということでなしに、転業なり、たとえば沖合いの方に出ていくようなことを考えてやっ……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1958/09/11、4期、自由民主党)

○仲原善一君 関連してちょっと。食管制度の問題に関連して、実はこういうふうに四カ年間も豊作が続く関係で、非常に食糧が豊富になったという関係からくる問題ですけれども、従来大都市に玄米で輸送して二、三万月も貯蔵して配給するという制度になっておるわけであります。これをだいぶ豊富になった関係もあって精白を現地でやって、白米を消費地に送ってやっていくやり方、この点生産地の方から考えますと、倉敷料と申しますか、農協などの立場では非常に有利になる点と、もう一つは酪農関係で、ぬかなんかの関係で、委託搗精が現地でやっていただければ酪農のえさの問題で非常に助かる。現況から申しますと、非常に高いぬかを買い入れねばな……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、自由民主党)

○仲原善一君 予算関係についてちょっとお伺いしたいと思うのですが、これは予備金だけで間に合うのか、あるいは補正予算をお組みになるお考えか、その点ちょっとお伺いしておきます。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1959/06/19、4期、自由民主党)

○仲原善一君 ただいまお示しになった二つの対策がありますけれども、自作農資金の関係ですが、これは本来こういう災害のときに使う意味において用意してあるわけですか。自作農資金というのは、何かわれわれの感じでは、もっと別な意味の災害にはまた別個に考えるべきだという気持がいたしているわけですが。
【次の発言】 先ほどのお話では、ことしのワクの中で善処するようにという意味のお話でしたが、そうなると、災害が特にこう突如として起ったような場合に、従来の計画と非常に変ってこやしないかという心配があるわけですが、そういう点は従来のものは従来通りにして、この災害のものについては特にワクをふやすというような、そうい……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 この制度調査会の委員の人選といいますか、そういう場合の基本方針か何かありますかどうか、まず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この名簿を拝見しまして、実はこの協同組合関係が五人ばかりいらっしゃいますが、これは大体沿岸漁民関係の代表というふうに考えられますけれども、ところが、兵庫県が二人出ておるというような関係もありまして、ところが、実態を考えますと、同じ沿岸漁民を代弁すると申しますか、知識の深い人でも地域によって相当違いがあるのではなかろうかと考えたわけなんでありますが、たとえば九州方面はだれも入っていない。それから、あれほどやかましい山陰漁場のまき網沿岸漁民の実態につ……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/12、4期、自由民主党)

○仲原善一君 今の法人の問題に関連して……。ただいまの農業法人の問題で、大臣のお話をよく承りまして、まあまことにごもっともだと私は考えております。まあ農政の一番基本に触れる問題でありますので、慎重に御研究願いたいと思いますが、ただ、当面の問題として、実は私の県にも六つばかり農業法人があります。従来やはり法人としての課税を受けておりまして、非常に安い税金になっております。ところが、最近国税庁の方で参りまして、個人課税に切りかえる、従来のは認めないというので、切りかえ方を今始めておるわけであります。これが三月の十五日には申告の時期に参っておりますのですが、そういうトラブルが現状の問題として地方に起……

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、自由民主党)

○仲原善一君 造林金融の問題でお伺いいたしたいと思うんです。造林の問題で、民有林と国有林と公有林と、大体三つに分けて考えます場合に、国有林の方は、国の遠大な計画と申しますか、非常に施業計画なんかもがっちりしてりっぱな運営をやっておられまするし、それから民有林の方も、相当造林は進んで、うまくいっているように思います。一番盲点になっておりますのが公有林であります。で、一番荒れておるのが、やはり公有林でございますが、今度の公庫法の改正で、公有林の造林というものについて特に御配慮が願ってあるかどうかということでございます。具体的に申しますと、従来だと、いわゆる市町村、地方の公共団体が造林する場合には、……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/26、4期、自由民主党)

○仲原善一君 国有林がこの民有林に協力すると、そういう意味も含まれて今度の公団法の改正になった理由の一つであろうと考えますが、実際問題といたしまして、今度開設されます関連林道をやった場合に、従来の民有林側の負担と申しますか、具体的に申しますと、奥地林道なり一般林道が負担しておったものと比較関連において、今度の公団で委託した関連林道の方が有利になるというようなことになるのかどうか、その辺を一つお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 法律の改正の中で、政令にゆだねられている問題が若干あるようでございまして、資料もいただいておりますが、これをもう少し詳しく御説明をいただきたいと思います。

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、自由民主党)

○仲原善一君 家畜共済の事業だけではなく、農作関係も含めて一般的な問題でございますけれども、事業主体の問題で、従来は組合だけに限られておりましたのが、先般の法律改正で市町村でもこの事業はできるということになったわけでございますが、午前中、堀本委員も触れられたように、あまりこの共済事業が農民の方で評判のよくないところもありまして、組合の経営も非常にまずいというので、市町村の方に事業を切りかえていこうというのがあると思います。で、そういう実態が、全国で、市村町が事業主体でやる所が実際あるのかどうかですね。そういう申請が出た場合に、農林省の指導方針としては、市町村が事業主体としてやることにどういうお……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/03/06、4期、自由民主党)

○仲原善一君 海岸砂地と畑地と両方に関係する問題でありますが、予算の組み方は、それぞれの法律のあれに従って一括して組んであるのか、あるいは各局に分割してなっておるのか、その施行の状態はどういうことに実際はなっておるのか、法律一本でまとまって予算になっているのか、そうでなくて分けてやっているのか、その点お伺いいたします。
【次の発言】 従来、こういうことを伺っておったわけですけれども……。食糧増産のためのいろいろ振興策なんかの場合、まあこの法律に従って補助金も出るということですけれども、たとえば米麦であるとかイモであるとか……。しかし、そこに作付する作物が果樹である場合にはこの補助金が出ない、そ……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/03/10、4期、自由民主党)

○仲原善一君 政務次官にお伺いいたしたいのですが、この法律の適用範囲は、明らかにこれは北海道ということになっておりまして、その限りにおいて、大いに北海道の開発のために賛成するわけでございますが、先ほど指定地域の標準をお考えになった場合に、積算の温度とか、あるいは平均の温度とか、あるいは霜のない期間だとか、いろいろそういう気象的な条件をもとにして指定されるようでありますけれども、北海道以外に、たとえば東北、青森であるとか、あるいは高冷地であれば長野であるとか、同じような条件の所が日本にはまだたくさんあろうかと思うのです。そういうものは、今の問題は別として、将来何らかの方策を同様な意味で、政治の均……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、自由民主党)

○仲原善一君 ただいまの千田さんのお話と全く同感でありますが、先ほど御説明になりました中で、調査会を作って研究中だというお話ですが、その中で貨物部会でございますか、二十回ばかりおやりになって、中間的な取りまとめをやったということのお話がありました。で、何か中間報告というものが多分あるのじゃないかと思います。そういうものを、審議のわれわれの方の参考にしてよく勉強したいと思いますので、中間報告みたいなものが多分出ていると思いますので、それが大体どういうことになっているのか、知っておいた方がよかろうと思いますので、そういうものを資料としていただけないでしょうか。

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、自由民主党)

○仲原善一君 ただいまの東委員からのお話は、全面的に私も共鳴する点があるのでございますが、農業協同組合の本質論からいいまして、営利を目的としていない。そういうものを普通の営利を目的としているものと同列に扱うということが第一におかしいじゃないかという気がいたしますが、その第十五条の特に三号について、この内容を農協関係について特に考えてみますと、問題が二つあると思うんです。その一つは売る方と、もう一つは買う方です。購買の方については、これはやはり農薬だとか肥料だとか、これは組合員のために買って、そうして売ってやるわけですから、組合員のためにやるわけですから、員外利用を二割程度は認めてありますけれど……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1957/03/29、4期、自由民主党)

○仲原善一君 時間があまりないようでございますから、一点だけ大臣にお伺いいたしたいと思いますが、それは男腹において小林委員から問題になりました井出農政の、まあ抽象的な問題になって恐縮ではございますが、ちょっとお伺いしてみたいと思います。それは先ほど大臣のお答えの中にも、総合的に食糧増産をやるとか、あるいは融通面なり価格の問題なり、非常に政策を強化されるようで、非常に敬意を表するわけでございますが、この政策の対象になっているのが、私はそういうものを通じてではありましょうけれども、結局農民であろうと思うのですね。ところが一律に農民と申しましても、いわゆる専業農家というのはわずか三割ぐらいで、あとは……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/03/30、4期、自由民主党)

○仲原善一君 時間があまりないようですから、簡単に一、二点お伺いしてみたいと思います。  その一つは失業対策の問題と建設省の事業との問題の関連でございますが、と申しますのは、膨大な予算があるわけでございまして、事業量も相当の事業量になると思います。従って労務者を事業に関連して雇れわる場合がずいぶんあるわけでございますが、多くは土建業者の請負等の形で事業が施工されて、土建業者の確保している労務者がだいぶ使われると思いますけれでも、完全雇用というような立場をうたっている政府のことでもありまするし、日雇い労務者の方の労務をこの建設省関係の事業に投入するような、そういう措置が何か講じられるかどうか。そ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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