このページでは天坊裕彦参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○天坊裕彦君 先ほどからの話の続きみたいなことでもあるのですけれども、安い酒が出るように指導する。――まことにけっこうなことだと思うのですが、ところが、あまりそれが安くなり過ぎると、一方では業界の安定、あるいは酒税の関係でそれをストップさせる。あるいは命令を出してそういう撹乱者に対する制裁もあるわけです。それがこの法律の四十二条か八十二条かにきめてあるわけです。その中の、結局基準価格を著しく下回る値段、価格というもののつかまえ方で、せっかくねらわれた安い値段が安くならないかもしれないという問題があるので、この問題に対して、業界としては、とにかく著しく下回る値段かどうかということについては、著し……
○天坊裕彦君 私は、この案に賛成いたします。が、この関税法の中の石油の税金の値上げのことについて、一応希望の意見を申し述べまして、当局の注意を喚起しておきたいと思います。 今度の石油、原油、重油の値上げにつきまして、その理由は「石油の輸入価格の推移等にかえりみ」という非常に抽象的に書いてありますが、この内容は数字的にはよくわかりませんがとにかく国際的な価格のある程度の値下がりというようなこと運賃も安いしというようなことで、石油業者も損をしないで消費者にもあまり大きな影響はないだろうというようなことで、まあかたがたこれが石炭対策の一部にもなるというようなことが重油でできているのだというような点……
○天坊裕彦君 私は、ただいま議題になっております法律案につきまして、次のように修正して原案に賛成したいと思います。修正案は、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 附則中「昭和三十五年四月一日」を「公布の日」に改める。 というのであります。理由は省略いたします。
○天坊裕彦君 今度のこの通行税法の改正は、鉄道に対する二等の通行税をやめようということなんですが、同時にまた、別の措置法か何かで航空機の通行税については一割のやつは三年間延ばすということがきまることになるわけですが、飛行機の通行税の一割と鉄道の一等の通行税の二割というのは、どうも私はバランスが失しているのじゃないか、同じようにしたらいいんじゃないか、あるいはまた通行税というのは税収をふやす目的でできたやつで、一時やめていたやつが、支那事変に入ってから税収をふやすというためにこしらえたのですが、だんだんやめるべきがほんとうじゃないかと私は思うのですが、外国なんかでは今どうなっておりますか。それか……
○天坊裕彦君 二、三お尋ねしたいと思います。今、清澤さんから、相変わらずの鉄道屋扱いされましたので、まず鉄道の問題一つだけお伺いしたいと思います。 せんだっての本会議で運賃法が審議されましたときに、中村順造君の質問に対しまして、鉄道の預託金の問題であります。この質問に対しまして、運輸大臣は非常に木で鼻をくくったような話の御答弁がありましたが、大蔵大臣は非常にその問題を重視して、何かいい方法があれば考えてみるというような御答弁であったと思うわけです。十分その問題の本体を御承知の上でお答えのあったことだと思うのでありますが、そういうお気持の変わらぬうちにもう少しこまかくお伺いしておいた方がいいか……
○天坊裕彦君 揮発油税法に関連して大臣に少しお伺いしたいと思うわけでありますが、ほとんど毎年々々揮発油税法が提案されて、増税に増税、またかまたかという格好でございまして、問題はほとんど出尽くしておって、蒸し返しになるという格好でございますが、なるべく蒸し返しにならないようにしながらお伺いしたいと思います。この蒸し返しになって、またかまたかと出てくるところが私は問題だと思うのです。今度の税法の改正によりまして、揮発油税が昔の昭和二十九年一万三千円であったものが、今度の改正で二万六千百円ということになるわけです。倍以上になる、ほとんど倍になるわけです。昭和三十年ごろに揮発油税の全体の収入が大体三百……
○天坊裕彦君 今の問題に関連して、私はこれは重要な問題ですから、あらためてまた、いろいろお尋ねもしたいと思いますが、これは別として幸い大臣、警察の方もおいでいただいておるんですが、先ほどからお話の緩和の目標ですね。いろいろお話が出ておりますが、大体どれくらい減らす、応急対策として、一割程度混雑を緩和しようというのか、二割程度緩和しようというのか、その目標をどういうところにおいて考えておいでになっておるか、そういう点だけお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今のお話よくわかりましたですけれども、ただやみくもに、しやすいからするんだというだけでは、今のお話のように、一カ月に東京都だけで一万台から……
○天坊裕彦君 議事進行ですが、先ほど、参考人を四人呼んでいろいろ御意見を伺うことになったことはけっこうだと思いますが、いかにもこの顔ぶれを見ますと、トラック輸送関係だけの参考人の方でございます。そういたしますと、交通規制の問題が、いかにもトラック輸送を規制するのだということがきまったような格好で参考人の意見を聞いてるような感じがするのです。ところが、せんだって大臣のお話を伺っても、警察庁の方のお話を伺っても、まだトラック輸送を規制するのだということにきまっているわけでもないというふうに伺ったのですが、それは大臣、そうでございますね。
【次の発言】 よくわかりました。それでけっこうだと思うのです……
○天坊裕彦君 今大倉君の、その質問の一番大事なところは、この案が、今お話のように十分自信を持っておこしらえになった。それは十分わかるけれども、やはり案なので、もう少し今のお話のように、あちこちの御意見をお聞きになって、なるほどそれももっともだということがあれば変えるのだというお答えであるかないかが、一番大事なことだと思う。今おっしゃったが、やっぱり一番いい案だと思うと、それもけっこうです。しかし、いろいろ権利義務に関連する問題もあるし、都市計画に関する問題も皆さんがお考えになっているよりも深刻な問題が出てこぬとも限らぬ。その点においていろいろ意見が出た場合には、それは考え直す余地があるのだ、こ……
○天坊裕彦君 この事故の直接の関係ではございませんけれども、土讃線の不通個所の復旧が、たいへん難所なもので時間がかかっておるように聞いておるのです。そのために高知近辺などの貨物輸送はたいへん困っているという話を聞いております。これの開通の見通しと、それからできるならば、何とかして一日でも開通時期が早まるように、特別の御配慮をお願いいたしたいということをお願いして、お見通しをひとつ伺いたい。
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