千葉千代世 参議院議員
5期国会発言一覧

千葉千代世[参]在籍期 : | 5期|- 6期- 7期- 8期
千葉千代世[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは千葉千代世参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
千葉千代世[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

千葉千代世[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第閉会後1号(1959/07/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 専従の点でございますが、今文部大臣は望んでいないというようなことをおっしゃったのですが、これは大へんな間違いでございますので、それを指摘しておきたいと思います。  もう一つは、内藤局長が期間の問題について触れられましたのですが、全国の教育長協議会が三年という任期の話し合いをしたけれども、まだ文部省は知らない、こうおっしゃいました。しかし、今までの慣例で、教育委員長協議会あるいは教育長協議会等のお話し合いなさったことがまとまりますというと、それが文部省へいく、文部省ではこれはいいあんばいだ、手がかりができた、こういうことで、全国の教育長の話し合いだから取り上げなければならない、そ……

第32回国会 文教委員会 第閉会後4号(1959/09/21、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今伺っておりますと、吉江委員のおっしゃった言葉の中に、権限の逸脱という言葉がございましたけれども、何か権限の放棄というように考えるわけなんです。この委員会で、いろいろの問題を討議する場合に、私ども委員が判断を誤まらないために、たくさんの資料をあらゆる面からとっていくということは、非常に大事じゃなかろうか、そういう点から、専従者の制限について討議していく場合に、直接被害をこうむる側と、これを施行していく側と、あるいは第三者の学識経験者なりその他の方の御意見を十分にいただいて、私どもが間違いのないような判断を下していく、こういう建前に立ちましてはっきりあらゆる問題に対してこの国会の……

第32回国会 文教委員会 第閉会後6号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 先ほどから教員組合の行き過ぎということを再三おっしゃっておりますけれども、終戦後今日まで十四年の間全国の教師たちが営営として日本の教育の民主化のために働いて参りましたけれども、それらの点について教員組合の果した役割の中で、このことがほんとうによかった、こういう点について木下さんからお答えいただきたいと思います。御存じになっている範囲でけっこうでございます。たとえば私どもの考えの中では終戦後の青空教室の中で環境整備の問題やら、あるいは教育財政の問題、たくさんの資料を整えて当局に教育予算の要求というような面について営々努力して参りました幾多の実績がございますし、また教育の法規に関し……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 五点ばかり質問したいと思いますが、第一群は教職員のふえましたのが五千百三十人とございまして、その単価が上にございますが、この基礎になる学級の人数ですけれども、去年と同じ一学級当たりの人数を算定基準にしたのでしょうか。
【次の発言】 それに関連しまして、この中のたとえば結核休、産休、養護休、こういうようなものについて大体パーセンテージ、養護教員なんかについては学級数が幾ら幾らという算定基準があるわけですけれども、産休につきましても私伺いたいのは、昭和三十年の七月に産休法ができまして非常に活用しておるわけですが、あれが義務設置でございませんために非常に困っておる県に――福島県とか茨……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今資料の要求がございましたけれども、もう一つ追加していただきたいのは、現在まあ東京でございますと各区なら区に保健費というのがございますね、その保健費の使い道を聞いてみましたところが、区によって大へんまちまちであるということで、まあ材料費とか、薬品とかを買ってしまうというとほとんど治療費なんかに渡っていないと、その治療費はだれが持つかというと、PTAが非常に負担している。全国的に一億幾らあるということも聞いたわけですが、しかし、これは詳しく資料を調べたわけでございませんので、できましたらばその資料をいただきたいと思います。都会地の学校と、それから山間僻地の学校、一、二校でけっこう……

第33回国会 文教委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 先般提案者の方から説明がございましたが、そのときに児童負担の問題、それから市町村支弁の問題等がまだはっきり額も決定していないわけなんです。それで、この法案を見ますというと、父兄から徴収するのが建前になっている、こう思いますが、今文部省の方で考えているのは一人当たり幾らを徴収する予定になっておりますか。そのことについてお伺いします。
【次の発言】 二十日以内とおっしゃいましたのですけれども、以内でもいろいろあるわけなんです。伝え聞くところによりますと、初め十七円のお話もあったそうだし、だんだん下がって十一円までいったというようなこともうわきで聞いておるわけです。そうしますと、二十……

第33回国会 文教委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私はやはり現在の段階ではまだ少し時期が早いのではないか、こういう意味で保留にしたいと思います。国民の一人としてだれしも国を愛しないものはないし、その国の発展の元をさぐって皆でお祝いするということは当然なことでございますが、しかし、現在のような情勢の中においては、今お互いに民主化の程度もまだ低いこういう中でいきなりこれが取り上げられた場合には、すぐ即紀元節復活という、こういうことになりかねないという風潮がたくさんある。たとえば具体的に申し上げれば、国の祝祭日の中でも憲法発布のお祝いの日には、憲法の発布された二、三年の間は国をあげて政府みずからも国民も一緒になってこれをお祝いした。……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 その点につきまして、説明いただくときに明細な資料をつけていただきたいのです。あと具体的に言えば、たとえば婦人学級費にしても、項目に載っておりますのは七、八項目ですが、その内容の中に、婦人団体の補助なら補助についてはどんなあんばいにするかという、この予算要求をなさったときの明細書がございますと思いますが、そういうものを各項目にわたってつけていただきますれば、予算の審議のときに大へん早いのじゃないかと思いますが、よろしくお願いいたします。

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今度のこの文教予算の中では、文部省の要求した予算の中でかなり削られたものが多い。しかし、その中で、婦人教育振興費は非常にたくさん取っていただいた。多いことはまことにけっこうですけれども、しかし、この運営について、あるいは費用の使い方について、非常に不安を持つものでございます。一つお伺いしたいのは、社会教育法に基づいて、この社会教育の予算が組まれているのでしょうか。そんなことを一つ伺いたいんですが。
【次の発言】 ああ、そうですが。そうしますと、この中に婦人学級というのがございますが、社会教育法の中には、婦人学級というのがないわけなんですけれども、ないのに、この婦人学級というのに……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部大臣にお尋ねいたしますけれども、岐阜県の専従制限の問題でございますが、私どもは先般衆議院の文教委員の方、それからあるいは労働委員の方と御一緒に調査に参ったわけです。その調査に基づいて二、三質問したいと思いますけれども、昨年の十一月二十八日に岐阜県会は抜き打ち的に専従制限の条例を出したわけですが、これは当時大へん問題になりまして、本委員会でも再三質問したのでございますが、御承知のように、この県議会は全然討論もなく抜き打ち的に非常な混乱の中で採決され。で、この問題はILO条約の批准と関連しまして慎重に対処しなければならない。それにもかかわらず、岐阜県会のこのような強引なやり方に……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今の件でございますが、薬剤師の職務範囲というのは、ちょっと違うのじゃないかと思うんです。学校薬剤師が置かれる時分には、なるほどプールが盛んにでき始める時分で、水質検査とか、三日に一ぺんはかえるとか、もう一つは、理科室の薬剤の適当なあれを検査するということになっているはずです。保健室はこれは学校医の管轄下でございます。それからプールの水質検査も、これは学校医の全体の保健上の権限であって、その水質がいいか悪いかは、今度は衛生試験所もございますし、保健所を通して調べる機会もございますので、学校全体の保健上の責任は学校医が負っているわけでございます。そういうわけで、歯科の面についてはこ……

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 後ほど決議案が出るわけでございましょうけれども、この決議案の内容の審議はまた別にいたしますか。伺いますけど、取り扱いについて。
【次の発言】 それでは、本法案に対しまして、事務職員の方々が、やはりこの中に事務職員をどうしても加えていただきたいという、そういう要望があったわけです。しかしながら、それが取り入れられないで、決議の形になるということを今伺いしましたのですが、特に事務職員の方々の中で、教育関係の中に、どうしても自分たちが仕事をしている内容について、十分に文部省としても理解をいただいていないのじゃないかという不安がある。具体的には、夜間の場合でも学校給食とか、あるいは金銭……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 文教委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部大臣は、会わないのが当然な常識のようなことを今おっしゃったのですけれども、これから先、文教の府を担当していらっしゃる場合に、御自分の今まで持っていらした、いわゆる既成概念に合わない者には会わない、気に入らない者は会わない、こういう常識論で文部行政をやっていくおつもりなんでしょうか、どうでしょうか。  それからもう一つは、池田内閣の方針でないようにおっしゃったわけですね。さっきは、自分の考えとして云々とおっしゃった。そうすると、池田内閣が働く者に対して一貫性を持った政策を持っていないということを私は考えておるのです。たとえば総評、これはいろいろな労働組合の連合体でございますが……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 文教委員会 第閉会後1号(1960/11/30、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 三点質問いたします。  その第一は、岐阜の県立医科大学の国立移管の件でございますが、今御答弁の中に既設大学の充実を主としてやる、それから公立の移管の問題については一般的に考えているというような、こういうふうな御答弁でございましたけれども、そうすると結論的にはこれはまだ移管する意思がないというわけでございますか。
【次の発言】 報告書にもございます通り、非常に岐阜県としても財政的に支えていくにも限界点にきているということと、それから施設、設備にしても当然これは負担し切れない。それから教授の人事交流なんかも行き詰まっている、いろいろ問題が山積しておって、私どもが陳情を受けましたとき……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 一つだけ伺いたいと思うのです。大学の教員養成の計画性について伺いたいというのは、卒業した学生さんが専攻した科目によって就職できる者と、できない者とが非常に不均衡を生じているという現状なんです。具体的には、東京なんか例にとりますというと、昨年は三回くらい選考試験をやったのですが、社会科だとか家庭科なんというようなものは選考試験さえやらないわけなんです。というのは、余っているから、こういう理由で、体育とか音楽とか理科とか英語とか、こういう専攻した方たちについては選考できるということになっているわけなんです。そうしてみますというと、大学で学生を募集いたしますときには、就職の可能いかん……

第37回国会 文教委員会 第3号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま北畠委員から御報告がございましたが、長い間の懸案でございました幼稚園の問題が早くよい解決ができまするように、小委員会を設けて最善の努力をしたいと思います。つきましては、ここに幼稚園の問題の資料がございますが、「幼稚園の現状について」というのがございますが、これを拝見いたしますと、幼稚園の数とか、幼児の数、教員数がおもに載っておりますか、大体北畠委員の報告の中にございましたように、全般の予算、あるいは全国的な給与の実態とか、採用上の隘路とか、教育の内容等、その他ごく概括的でけっこうでございますが、当局の説明をいただきたいと思います。


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私、初めてでございますので、恐縮でございますけれども、ただぽかんといきなり読み出されてもわからないのです。どの本の何ページのどこにあって、要点はこれこれ、こういう観点から説明しますということを前置きしていただきたいのですけれども。

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。会計検査院に伺いますけれども、この報告書を見ますというと、農林省関係で不当事項として七十八件の指摘を受けていると、そして年々減少していっているけれども、まことに遺憾なところだと、こうございますけれども、こういうふうに各省見ていきますというと、みんな年々減っていくけれども指摘されたのは遺憾であるということでございますが、これは、総合計したら大へんな額になるのじゃないかと思うのですが、今わかっておりますので、各省全部会計検査院で合計した指摘件数、特に財産の管理の不当なものとか、いろいろなものございますけれども、職員の不正によって国に損害を与えたものというもの、この合計がわ……

第38回国会 決算委員会 第7号(1961/02/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部省にお尋ねいたしますけれども、不当支出金や、職員の不正行為などにつきまして、ずっと調べて参りましたところが、各省のうちでは文部省がかなりそういう被害が少ないように見受けられますけれども、反対に予算の流用面が目立っているようでございます。例をあげますと、国立大学の付属病院を見ますと、職員の旅費の不足二百九十四万円の全額を教育研究旅費から流用しているわけなんですが、研究者冷遇の現われのように考えられますけれども、このような職員の旅費に必要な分は別途考慮して予算に組むべきではないかと思います。  もう一つは、病院と同じように一般大学についても、たとえば国立学校の場合でも、ここに三……

第38回国会 決算委員会 第8号(1961/02/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。  今伺っておりますと、何かこう当を得ない御答弁なんですが、たとえば具体的にどういうことでこうなったのだかという、今、順天堂病院なら順天堂病院でストをやっておりますですね。そうすると、あそこでは一体経営管理の面でお医者さんの待遇の問題、それから職員の問題、看護婦の給料の問題、そういうふうな関連がどんなになっているのだろうかという、そういうふうな具体的な例を一つお示しいただいて、これは当を得ない、これは当を得ているのだろうか、そこの点のいい悪いというような点をやはり明らかにされませんと、ただ経営管理の面について当を得ませんということでは、私どもは納得できないと思うので、……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。今の不当な事項に対しては福岡が非常に多くて根が深いように伺いましたけれども、その他の県でこれに次ぐものがございましたら明らかにしていただきたいと思います。

第38回国会 決算委員会 第24号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は通産省関係のうちで繊維製品の輸入について質問をいたします。  貿易の自由化の問題の中で、繊維製品の輸出入は非常に大きな位置を占めると思いますので、伺ってみたいと思いますが、繊維製品と申しましても非常に範囲が広くて、綿製品あるいは合成繊維、毛織物等がございますが、時間の関係上、主として毛織物について伺いたいと思っております。  戦争後初めて毛織物についての貿易を開始した、輸入を始めたそのころの様子と、それから現在の状況とはどのようになっているかということを御説明していただきたいと思いますが、輸入関係と申しましても、御承知のように、イギリス、フランスその他の国があるようでござい……

第38回国会 決算委員会 第28号(1961/05/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 防衛庁の長官にお尋ねいたしますけれども、これは東京都の新島の小学校に、工事のために自衛隊員が派遣されて宿泊している、こういう問題でございますが、具体的には五月の五日に新島に大体三百三十名の自衛隊の方が上陸して、五十名が若郷の小学校のすぐそばの公民館に宿泊する。行った目的というのは、東京都から委託されて築港とか、道路の拡張とかそういう仕事をするためである、こういうことでございました。お聞きしたいのは、公民館というのは実際には学校の雨天体操場になっておってPTAの払い下げでもって常時それを活用しておる。小学校と中学校と一緒でございますために、時間割をきめて雨天体操場として使用してい……

第38回国会 文教委員会 第閉会後1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、三重県の鈴鹿市と亀山の間にあります合生中学校の廃校問題にからんで、昨年来から紛争を続けておりますが、そのことについて伺いたいと思います。  で、前国会で米田委員から質問いたしまして、文部当局から県によい指導をしていただくように、そうしてよい解決策をお願いしたいと、こういうふうに申し出ておりまして、文部省の方としても最善を尽くすと、こういうお答えでございましたが、国会の終わりますころにはまだ解決ができていなかったように聞いておりますが、現在どのようになっておりますか、経過を伺いたいと思います。
【次の発言】 これは義務教育の問題でございますので、地方自治の問題であるから差し……

第38回国会 文教委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ILOの方からこちらへ照会状が参りました、その向こうが出した日付とこちら側がお受け取りになった日付と、それからそれによって回答をお出しになった日付を教えていただきたいのですが、この次でもけっこうでございます。
【次の発言】 資料要求でございますが、三十六年度の予算審議に関連いたしまして資料要求をしたいと思いますが、その前に第三十四国会から第三十七国会に至る間、この文教委員会の各委員から資料要求して未提出のが十件ございますわけでございます。それは三十五年の三月八日から三十五年の十二月十五日まででございますけれども、先ほど係の方から読み上げていただいた法律の内容を見てみますというと……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問いたしますが、先ほど内藤局長の方から、充て指導主事の任務をおっしゃいましたですね。現場の教師に対して指導力の充実ということをおっしゃったのですが、その指導力というのはどの限界だかということを伺いたいのですが。たとえば教育課程の問題であるとか、いろいろございますけれども、その点ちょっと伺いたい。
【次の発言】 よくわかりましたが、そういう観点からしますというと、指導力の限界を越えた、たとえば人事権に介入したり、組合活動に干渉したりしている充て指導主事は、これは任務を間違っているわけですね。具体的に申し上げますと、たとえば僻地の学校を指導して回りました充て指導主事が、家庭科……

第38回国会 文教委員会 第5号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 育英会法の改正をなさるという用意があるように伺いましたけれども、その中で今までの貸費制度、これを給与制にしていくという、こういう意思はございませんでしょうか。
【次の発言】 今年度の予算の中で、約四百四十億ふえた、その予算の中で目立つものの中に、社会保障の一環としての育英事業とか、準保護児童の対策とか、そういう点について当局は非常に熱意を持っていることは了承いたしますが、もう一歩進めて、やはりこれは教育の機会均等の精神にのっとって進めていただきたい。御承知のように、憲法二十六条の中に示されている精神がことに現われたのだと、こう解釈いたしますと、やはり進学の希望があって毛家庭が貧……

第38回国会 文教委員会 第8号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 健康手帳についてお尋ねしたいと思いますが、本年の二月八日付で文部省の体育局長名をもって各都道府県の教育委員会、各都道府県知事あてに健康手帳についてという通牒が出されております。で、お伺いしたいのは、この通牒が出されるまでの経過と、それからその目的と内容の概略についてお尋ねいたします。
【次の発言】 私どもには資料がございませんので、適当な時期になるべく早い機会に今お読みになっている内容ですか、各県に配られましたそのままのを一つ当文教委員会の皆さんに配付していただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 今伺っておりますと、やはりまだ扱い方とか、それから身体検……

第38回国会 文教委員会 第10号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 盲、聾学校への就学奨励に関する法律の件でございますけれども、前にありました五項目に一項目学用品の購入費を加えたことについては全く賛成でございますが、ただ、その前提となります文章を見ていきますというと、「その全部又は一部を支弁しなければならない。」と、こうございますね。それは私たちの願いとしましては、これは全部支弁していただきたい、こういうふうに考えておるわけですが、費用とか、そういう点について御検討なすったことがございませんでしょうか。
【次の発言】 生活保護法の適用を受けるというのも非常にきびしい基準でございまして、その前後に非常にいわゆるボーダー・ライン層が多いわけですね。……

第38回国会 文教委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は教員定数の件に関連いたしまして、養護教諭の問題についてお尋ねしたいと思います。その第一番は、三十六年度の文教予算の中の養護教諭の数の算定基礎と申しますか、それは小学校児童何人について一人、中学校は何人について一人、それから小中学校の何学級以上という、こういうふうに内容を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 実績に基づいて組んだとおっしゃいますが、その昨年の実績で足りると思っておりますでしょうか。
【次の発言】 先ほどおっしゃいました基準でございますが、小学校は千五百名、中学校二千名、これが一応三十八年度までと言われておりますけれども、実際的には長いこと養護教員の定……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本育英会法の一部を改正する法律案についてお尋ねいたしますが、この改正案は返還免除と貸与金の回収について、それから新しく項目を設けて、この適用範囲を広めているのがおもな問題だと思うのですけれども、まず第一番に、十六条ノ四の第一項についてお尋ねいたしますが、その中に、大学における貸与金の返還を免除される職に、高等学校、大学、その他の施設の教育の職を加えるとあるのでありますが、その他の施設の教育の職というのは何でございましょうか。
【次の発言】 具体的にお尋ねいたしますけれども、精薄児の教育その他特殊児童の教育に当たる方というと、教育大学に付設してある問題とか、そういうような養……

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。
【次の発言】 文部大臣にお伺いいたしますけれども、今まで歴代の大臣が日教組と会った、会ったけれども何も効果がなかったと、こういうことをおっしゃいましたのですけれども、具体的に、それでは日教組が結成されまして昭和二十二年六月八日以来お勤めになった大臣の一人々々について、どういう話し合いがあって、その話し合いの中から何も出なかったという結論をおっしゃって下さい。私はお話し合いをしてよりよい効果をたくさん上げてきた幾多の事実によってこれを反駁したいと思います。
【次の発言】 それはどの大臣からお聞きになりましたか。そういうふうに抽象的なことをおっしゃられては困るのです。たとえ……

第38回国会 文教委員会 第22号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、日本育英会法の一部を改正する法律案に関連しまして、まず、当面の問題につきまして、育英会長にお尋ねいたします。  ただいま日本育英会の職員の方々がべースアップを要求しているようでございますが、それに対しまして、会長さんはどのように対処していらっしゃるか、現状を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 他の団体と申しますと、たとえば私学振興会とか、共同で要求していらっしゃいますね。そういう全部の方との関連においてお考えになる、こういうわけでございますか。
【次の発言】 それでは、他の団体がベースアップの要求をいれれば育英会もいれると、こういうわけでございますか。

第38回国会 文教委員会 第23号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 実はこの前に人事院規則の資料を要請いたしましたんですが、今手に入りましたので、ちょっと調べておりますので、次の質疑者にかわっていただくようお願いしたいと思います。
【次の発言】 去る三月三十一日に人事院から出されました初任給調整手当に対する規制でございますが、これを先ほどいただいて調べてみましたところが、やはり先般の審議のときに申し上げましたように、科学技術の部門十三ございますが、その中にやはり問題になるのが随時あるのでございます。これを見て参りますというと、表の一番終わりの方に医学と歯学がございます。ところが、薬学がついてないのです。やはり技術部門の中で薬学科卒業生の果たす役……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 小野参考人に伺いますけれども、先ほどのお話の中に、初任給調整手当もできればいただきたいという大へん御謙遜な言葉がございましたのですけれども、これは、できればでよろしいのですか。先般、実はこの委員会で市町村立の負担法の中の初任給調整手当の定時制高校の先生についても討議されたのですが、その初任給調整手当は、この法案が通ればこれにも適用されるということになるのですが、できればいただきたいということで、それでよろしいのですか。
【次の発言】 それから初任給調整手当だけではこれは解決つかないので、私はやっぱり一般の初任給を引き上げていく、こういうふうに考えているわけです。しかしながら、当……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 これは御指摘の通りですね。年令構成も戦前と戦後は非常に違うわけです。今具体的に一つの例を申し上げますと、たとえば女子教員の数が男子教員の数に比して日本で一番少ないのは長野県でございますが、長野県の実態を見ますと、年令構成が小学校でいいますと、三十才以下が六一%、三十一才から四十才までが三〇%、四十一才以上が九%、こういう年令構成になっておりますが、これが一番勤務年数も少ないし年令的にも少ないと、こういうところでございまして、東京でございますと、これはずっと開いておりまして、全国一、教員、女教員の寿命が長いといいますか、勤続年数が長い。六十才までは勧告はございませんし、本人の希望……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 参考人の方には大へん長い時間でお疲れのことと思いますので、ごく短い時間で二、三点質問したいと思いますが、まず大西参考人に対してお伺いしたいと思うのですが、三月八日のある週刊誌に、愛媛の女教員の研修会のことが出ておりましたが、ごらんになりましたでしょうか。
【次の発言】 その記事の見出しに、大きく、女教師の便所掃除の問題について、とかというようなことの載った記事でございます。ごらん下さいましたでしょうか。
【次の発言】 その事実は御存じでございましょうか。具体的に申し上げますと、あの週刊誌に載っておりました記事と、実際にございましたことを突きとめてごらんになりましたですか。

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、教育職員免許法等の一部を改正する法律案について質問いたします。文部大臣の提案理由の説明は四項目に分かれております。その中の第三項目には、従来から私どもの強い要望でありました、高等学校の実習助手、学校看護婦等教員の職務に準ずる職務に従事する職員に対し、教員免許状を授与することができる特例を設けてございますが、このことは非常に喜ぶべきことだと思います。しかしながら、第二項目を見て参りますというと、そこには高等学校の工業、理科及び数学の教科についての教員免許状の取得方法について特例が設けられておりますが、これは従来の免許法の体系がくずされる。そればかりでなくて、免許法の目的にも……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は前回に引き続き、教育職員免許法の改正について質問したいと思います。  第一番は、実習助手の件でございます。この改正案にございます、高等学校における実習を担任する教諭の二級免許状を受ける特例、この特例を設けたことはまことにけっこうなことでございます。これは長い間の実習助手それから高等学校、皆さんの要望でございましたので、大へんけっこうでございますが、これに一定の基礎資格と在職年数、単位数、これを充足すれば実習を担当している教科の二級普通免許状、これを取得することができるようになっておりますけれども、その際には任免は関係ございませんですか。臨時免許状……。

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表してその提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  去る第二十四回国会におきまして、参議院文教委員会の提案にかかる公立養護学校整備特別措置法が成立いたしまして以来、地方公共団体による養護学校の設置が漸次進展し、同法制定の当時、わずかに六校であった養護学校が本年四月現在四十七校を数えるに至りました。しかしながら、その収容人員はいまだ四千九百人の少数にとどまり、これを学齢にある特殊児童生徒のうち養護学校に就学すべき該当者の推計二十六万余人に比しますれば、まことに微々たる現状と申さねばなりません。昨……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、日本社会党を代表して、本法案に対して反対の意思を表明するものでございます。  御承知の通り、わが国の教員養成制度並びに教員の免許制度は、戦後、根本的に改革がなされました。すなわち昭和二十四年制定されました教員免許法は、その後四回の改正を経て、実態に即応する措置がとられて参り、教員の資質の向上をはかる上に大きな役割をはたして参りました。  さて、今回の改正案を見まするに、その趣旨とするところは、第一に、高等学校における工業科、理数科の教員不足に対処するための応急策として免許基準を緩和することにあります。私どもは工業、理数科教員の不足状況を無視するものではございませんが、この……

第38回国会 文教委員会 第33号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私はただいま議題となりました自由民主党、日本社会党共同提案の女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の意を表します。  昭和二十一年に全国二十四万の女教師を含む五十万の教職員の組合が当時の文部省と団体協約によって産前、産後の休暇のきめをいたしました当時は、労働基準法がまだございません時代でしたけれども、日本の女子労働者並びに教育の正常な実施を行なうために女子教職員の産前、産後の休暇、このことに当時の文部省が鋭意力を注いで、その団体協約の中には産前、産後十六週が規定されました。これは産前、産後を通じての十六週でござい……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 決算委員会 第3号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問を一つ。先ほど青柳審議会長の答弁の中に、運輸審議委員が七名いてその下に審議官が七名いると、審議官を増員したいと、こう述べられましたですね。何名まで増員したいのか、それから審議官のお仕事ですね、どういうわけで増員したいかということを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 その審議官はどなたが任命なさるのでしょうか。
【次の発言】 大へん謙虚な御要望なのですけれども、やはり審議会長としてお仕事をしておって、今回のような不祥事も惹起しておるこういう中で、審議会委員の責任云々ということは別といたしまして、やっぱりこの仕事を充実していくために自分はこれこれの審議官が必要だ……

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本社会党を代表いたしまして、日本育英会法の一部を改正する法律案について、次の要望を付して賛成いたします。  前国会におきまして、討論の中に、わが社会党の意見を代表して申し上げましたことでございますけれども、特にその中で、育英会制度の基本態度、憲法第二十六条に示されております教育の機会均等の精神に基づいてこれを実施すると、こういう前提の中で、進学の希望があっても家庭が貧困であるとか、その他の事情により就学困難な者に対して国家が責任をもって財政的援助をする、したがいまして、この対象になります者は、社会的の地位とか、あるいは門地等によって差別はされないこと、性別の差を設けないこ……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連して。暴力とは何ですか、暴力とは。
【次の発言】 私はこの八月下旬に、決算委員会の調査に加わりまして富山県に参りました。県の行政についていろいろ報告を受けたわけですが、私その中で、特に富山県の知事が教育に非常に熱心であったということを記憶しているわけですが、僻地の教育の問題とか、教員の定数の問題、あるいは雨天体操の拡張等に非常に財力を稔出して、各学校に拡張工事をしておった。県費でもって施設整備をしている、市町村費でやっておる、PTAの負担をあまり他県に比べてかけていない、そういう点で感心をしたし、また、こまかい問題についても、たとえば養護教員の必置制の問題とか、そういう点に……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/02/02、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 組織委員会にお尋ねいたしますけれども、今各方面の説明を伺っていて、初めてばらばらであったオリンピックの知識というものがたいへん体系づけられたわけですけれども、その中で、オリンピックが始まりますというと、通信関係が相当繁雑をきわめると思うのです。外国からたくさんの選手が来ますから、やはり外務省関係、そういう方面の連絡ですね。具体的に逓信関係、外務省関係の連絡をずっとおとりになっていらっしゃるわけでしょうか。
【次の発言】 それじゃ理事会に要望ですけれども、これからこういう参考人をお呼びいただきますときには、外務省関係、逓信関係に一応来ていただいて御説明いただきたいと思うのですけれ……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。今大臣の御意見を伺ったのですけれども、結論的には埼玉と組織委員会の話し合いでこれができるのですか。私はできないということを考えたわけなんです。そうしますと、今までのいきさつはいきさつとして今後善処する、こういう閣僚懇談会の申し合わせもございますけれども、善処の方法は何かということは明示されない。両方で責任のなすり合いというわけではございませんけれども、逃げ腰になっていたのでは、これは一日を争う問題のように私どもは拝見してきたわけです。大へん失礼ですけれども、大蔵省でどなたか、あすこを調査においでになりましたか。

第40回国会 文教委員会 第5号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本社会党を代表いたしまして、盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案に対し、次の意見を述べて賛成いたします。  さきの文教委員会の質議の過程で明らかにされましたように、昭和二十九年に本法律が成立いたしまして以来、支給の対象や、それから品目の拡大等について再三の決議や要望があげられましたけれども、政府においては、これらの要望を取り入れることについて不十分であり、今後さらに拡大しなければならない、こういう観点から、支給の対象、品目の拡大を完全に実施するようにすることと、さらに幼稚部及び専攻科等に対しても支給を行ない得るように早急に処置していただ……

第40回国会 文教委員会 第6号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今お尋ねのありましたように、養護教諭の配置率が、提案理由にも述べましたけれども、非常に各県がまちまちである。その原因についてはたくさんございますが、主として本法ができます時分、すなわち養護教諭の前身は養護訓導と言われておりましたけれども、昭和十六年に勅令が出まして、養護訓導の制度ができましたそのときに、人が足りませんでしたために、たとえば養成所設置の問題が当時の勅令発布のときには確立しておりませんために人を得られない。こういう実情から、小学校、中学校には養護訓導を置かなければならない、しかし当分の間これを置かないことができると、こういう附則がついておったのです。続いて、それが昭……

第40回国会 文教委員会 第7号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。今伺いますと、四年制大学卒業、一級免と、こうおっしゃいましたね。現実には短期大学を卒業して就職なさる万がたくさんありますね。これには全然考慮する余地はございませんですか。
【次の発言】 これからもそういう考慮を払われないのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、先ほど豊瀬委員の質問の中に、適正なあれを加えるということがございますけれども、適正という内容を見ますというと、やはり同じように新卒で学校に勤める場合に、そういう考慮が払われていなければ適正とは解されないのじゃないですか。
【次の発言】 先ほど答弁の中に、大学四年制を卒業して勤める者四千人という算定をな……

第40回国会 文教委員会 第8号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、学校教育法の一部を改正する法律案に関連しまして、事務職員の件を政府に質問したいと思います。  第一番に、参議院の公報に、今各種の請願が載っておりますけれども、請願をごらんいただいておるでしょうか、その点について大臣に答えていただきます。
【次の発言】 前国会も前々国会の請願にも、この学校教育法の一部改正、内容は事務職員を学校に必置する、こういう請願でございますが、圧倒的にこれが多かったわけです。私、毎日、公報を拝見しておりますと、その中にもほとんど毎日のように、これは与野党を問わず紹介議員になって、事務職員必置、養護職員必置と、こういう請願が出ておるわけですけれども、これ……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 はい、承知しました。大臣に伺いますけれども、先ほど大臣は、必要なことはわかっている、だけれども、むずかしいから「当分の間」云々ということが削除できなかった、こういうふうにお話しであったのですが、これはむずかしくしておったんではないかと考えるわけです。たとえば養護教諭の免状を持った方がたくさんおりながら、各県で採用するときに、年令が少し多ければこれはだめとか、いろいろ給料が多ければだめとか、内規的なことに制約されておったのではないか。具体的には、東京都で教員を採用する場合の選考試験を行ないますが、そのときには年令は三十以下、身長は百五十センチ以上とか、こうきまっているわけです。そ……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校法人紛争の調停等に関する法律案について質問いたしますが、この法律案の第一条に、「この法律は、学校法人紛争が生じ、これにより学校法人の正常な管理及び運営が行なわれなくなり、かつ、そのため当該学校法人が法令の規定に違反するに至った場合において、当該紛争の処理に関し調停その他の措置を定めることにより、学校法人の正常な管理及び運営を図り、もって私立学校における教育の円滑な実施に資することを目的とする。」とございますけれども、正常な管理及び運営ができなくなり、かつ教育の円滑な実施を欠いている、こういう具体的な例があって、それに適用させるためにこの法律を作ったと、こういうわけでござ……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今井参考人にお尋ねいたしますけれども、ただいま述べられました御意見の中に、昭和二十六年、七年、八年に、小学校一年生について実施して、その場合に中央決済で非常に困った実例が述べられておったのですけれども、業者としては、結局、中央決済でなく地方決済の方向にしてほしい、こういうふうな御意見に伺ったのですが、そのとおりでございましょうか。
【次の発言】 それからその二十六、七、八年に実施した場合、いろいろな困難な点をあげられたのでありますけれども、この無償を取りやめた原因については、先般の文教委員会で文部大臣から政府の意向をただしたわけですけれども、業者の立場から見た場合に、やめた原因……

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校教育法の二十八条に関連して文部大臣に質問いたします。  その第一は、去る三月二十二日の文教委員会におきまして、豊瀬委員並びに米田委員、野本委員等の質問に対しまして、荒木文部大臣は、養護教諭の必要性は痛感する、したがって、学校教育法百三条の、いわゆる特別の事情ある限りは当分の間養護教諭を置かないことができるというのを解消する努力を続けてきた、その具体的な一つとして、来年度から国立養成所設置に踏み切った、こう答弁されました。私どもは、この百三条をすみやかに削除して、まず義務制の学校に養護教諭を必置してもらいたい、こういう要望を続けて参りました。政府においては、現段階におきま……


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データ更新日:2022/12/18

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