このページでは中村順造参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○中村順造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案につきまして、池田総理大臣及び関係各大臣に質問をいたすものであります。 今回提案をされました運賃値上げは、旅客運賃一四・六%、貨物運賃一五%、その内容は別といたしまして、そのいずれもが国民生活にことごとく影響することは当然のことであります。さらに、この国鉄運賃値上げは、池田内閣の所得倍増に先がけて物価倍増の根源となることは、いかなる釈明をしても否定することのできない事実であります。(拍手)従来、国鉄は、国の動脈として、国の産業経済の発展に即応いたしまして、その輸送力の拡充強化を並行的……
○中村順造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る十九日に行なわれました池田総理大臣の施政方針演説を中心にいたしまして、総理大臣並びに関係各大臣に対し質問いたすものであります。 本論に入ります前に、先ほどの高校急増対策に対する文部大臣の答弁の中で、「いわば終戦処理」という言葉が使われておりますが、これは、私は非常に穏当を欠いた発言だと考えます。いずれ私の質問の中で高校急増対策の質問もございますから、私としては、この不穏当な字句を、言葉を取り消してもらいたい、こういう考え方に立っておりますから、文部大臣のお答えをいただきたいと思います。 それでは本論に入りますが、まず、「諸君とともに新し……
○中村順造君 私は、去る五月の三日、国鉄常磐線三河島駅ににおける国鉄事故に対しまして、日本社会党を代表して政府に質問をいたすものでありますが、質問に先だちまして、この事故により遭難された犠牲者の霊に心から哀悼の意を表すとともに、御遺族に対し深くお悔やみを申し上げ、また、負傷された方々の一日も早く御回復されることをお祈りいたす次第であります。 およそ、物事を結果から見て批判をし、その責任を追及することは、情においてはまことに忍びないものがあるのであります。しかし、この際は、一私情の問題でなく、事態は国鉄輸送の使命に関する問題であり、しかも、一刻を争う急を要する問題でありますので、私はこの際、こ……
○中村順造君 私は志免の問題に関連をして一、二お尋ねをしたいと思いますが、志免の問題があのように紛糾いたしまして、現地におきましては流血の惨まで引き起すというような状態になったことは、私としては非常に遺憾に考えておりますが、従来ややもすればこういう問題、あるいは現在国鉄で行われているところの近代化、合理化、これも合理化の一環だと思いますが、それらの問題が団体交渉を通じてほんとうに意を尽して、総裁がお考えになっていること、これらがたとえば志免の従業員によく徹底しているかどうか、ややもすれば、これは管理、運営の問題だということから、団体交渉に意を尽しておらぬのじゃないか。志免のたとえば一従業員に対……
○中村順造君 先ほど北海道と関西の調査の結果を報告されました。私は、その中で、この狩勝隧道、それから播但線の生野隧道について、結論的にはこの調査の報告によりますと、その後何ら改善されておらない。その乗務員の、御苦労にも機関車に乗っていただいたのですが、乗務員の苦痛たるやまさに言語に絶する。換気装置も何ら考慮されておらない。こういう報告がなされております。 この点につきまして国鉄当局に一、二お尋ねいたしますが、まあ従来の播但線の事故から、その後の経過から見ましても、ただ重油の混焼だとか、あるいはマスクを貸与したとか、こういうことで一時的に今後事故が起らないようにという配慮がされておるようであり……
○中村順造君 私は本日国鉄の副総裁もお見えになっておりますので、現在行われておる国鉄の近代化、合理化、さらに当面してダイヤ改正等の問題があるわけでありますが、この点について二、三の見解なり質問をいたしたいと思っております。 まず私は、きょうたまたま私どもの手元にいただきましたこの監査報告書の中の、百七十ページにも書いてありますが、この中に「国鉄は多くの困難な経営上の問題に当面しているが、それらのほとんどすべてが一面において労働問題であり、労働組合の良識ある協力がなければ解決が困難である。したがって、国鉄は、労働組合に対し、国鉄経営の現状および将来について、積極的なPRを行い、国鉄が当面してい……
○中村順造君 議事進行。今、自動車局長からあれがあったけれども、まだほかに私と大倉君からターミナルのことについて構想なり、あるいは施設についてのモデル・ケースなり、そういう資料なり、あるいは考え方を一応まとめて話してもらいたい、こういう注文をしてあるわけです。ですから、今ついでにおっしゃっていただいて、それで質問はあとからでいいですから……。そうしないと答弁漏れになるから、一応その点についておっしゃってもらったらいいと思いますがね。
【次の発言】 私、今委員長のおっしゃったようなことと、ちょっと質問が違うのですが、実は八日の午前四時七分ごろと発表されておりますが、浜松の駅で電車が衝突して、旅客……
○中村順造君 小酒井委員の質問に関連をいたしまして、二、三質問いたしたいと思いますが、大臣の話の中で国鉄全体の性格の再検討、こういうお話が述べられたわけなんです。まあ、いろいろ外国の例もひかれたわけですが、国鉄の中で、かつてまあ民営だというような、民営にしたらどうかというような意見も出たことがあると思いますが、まあ国鉄全体の従業員――主として人の関係なんですが、従業員としても、非常にこの問題については、重大な関心を持っていると思うのです。それから従来の国鉄経営のあり方からいたしまして、公共企業体独立採算と言われておりますけれども、まあ国鉄総裁の権限から申しまして、これは誰が見ても、完全な独立採……
○中村順造君 私ちょっと踏切のことだけ一、二点お尋ねしたいのですが、踏切の事故でやはり遮断機付はもちろん事故は非常に少ないのですが、警報機付の踏切ですね、これが非常に事故が統計的に見て多いわけなんですが、最近自動車にしても、それから列車にしても速度が非常に上がっているわけですね。速度と事故というのは非常に関連性があるわけなんですが、いささか私はその点の専門家なんですが、文通量がふえ、速度が上がる。しかもその警報機付では人がおらぬので、警報が鳴っておってもこれを無視して中に入っていく、こういう傾向からこの警報機付の踏切が一番事故が多い。無人踏切というのは大体交通量がないから、そういうふうな警報機……
○中村順造君 国鉄に一つ。私は本日は、ちょっと形が変った質問なんですが、聞くところによりますと、国鉄当局は、現在、従来もやっておったようですが、自衛隊の隊員の教育をやっておる、こういうことを聞いたのですが、これについて、二、三の質問をしたいと思います。
まず国鉄にお尋ねをいたしますが、自衛隊の隊員の教育について、いつから始めて、どこで教育をして、今日何人くらい、その教育を終わっておるのか、その点を先に聞きたいと思います。
【次の発言】 続けてお尋ねしますが、それは、どこから頼まれたのです
【次の発言】 その防衛庁長官から依頼を受けた際に、これは、どういうために国鉄が、そういう教育をやるのかと……
○中村順造君 この前十二月十日の当委員会で、私は自衛隊の自衛官の教育について国鉄にそれが委託をされて行なわれておるということについて、運輸大臣にお尋ねをしたんですか、最終的には大臣は、防衛庁長官と話し合ってみて、次の委員会でその内容を知らしてやる、こういうお話でございましたので、きょうは防衛庁長官と運輸大臣とのお話の内容についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 時間がございませんから私は内容についてとやかく申し上げたくないのですか、まあいずれにいたしましても、国鉄職員としては非常に重大な関心を持っておるわけです。しかも何か朝日新聞の伝えるところによりますと千葉に鉄道部隊を作るんだと。なお……
○中村順造君 今の理事の話で、関連して質問いたしますが、先ほど相澤委員からも指摘がされましたように、ただ役員をふやせば新幹線の作業が進んでいく、こういうふうには私は理解できないのです。そこで、私は東海道の新幹線の建設について、理事が直接この建設をやるとは私も考えておりませんが、どういう構想で、その理事を中心にして新幹線の作業が進められるか、その点の質問を一ついたしまして、承りたいと思います。
【次の発言】 今の私どもが理解をするところでは、国鉄と切り離して新幹線というものが進められるとは考えておらない。非常に広い意味で申し上げるのですが、そうしますと、今のお話を聞きますと、あたかも、新しい理事……
○中村順造君 私は本日、国鉄のことにつきまして一、二質問いたしたいと思いますが、いろいろ国鉄の内部事情でございますが、これは昨年来の経緯があるわけでありますが、いわれておるところの労使の関係でありますが、昨年仲裁裁定等がいろいろ出されておりますが、私の聞く範囲ではどうもその仲裁裁定が裁定通りに完全に実施をされておらない。また、それを実施するようなお考え方がないように見受けられるんですが、その点について、国鉄の副総裁から一つ答弁願いたいと思います。
【次の発言】 時間がないからきわめて簡潔に申し上げますが、昨年九月だったと思いますが、動力車の関係で、動力車乗務員の労働条件に関する仲裁裁定、あるい……
○中村順造君 時間がないので一つだけ運輸省に関連して質問をいたしますが、聞くところによりますと、あす東北本線の宇都宮――福島間ですか、電化が開通をする。非常に画期的な一つの事実であります。しかし、その内容をちょっと聞きますところによりますと、何かあしたの開通で心から手放しでそのお祝いをする、というふうな情勢でないように私は聞いておるわけです。どういうわけかと申しますとこれは前にもちょうど日光線の開通のとき例があったわけでありますが、非常に近代化をする、その近代化に関連をして、その移行の際に、これはまあ歴史的な一つの発展過程でありますからやむを得ないかもしれませんけれども、国鉄当局がやられること……
○中村順造君 それでは、時間がないから、ただ一点だけお伺いしたいのですが、昨日から、いろいろ理事の増員の問題について、日本国有鉄道法の改正についての質疑がかわされておりますが、きょうも大臣の非常に自信に満ちた答弁がありまして、東海道新幹線を含めて、さらに国鉄の経営全体を含めて確信がある、自信がある、こういうふうに、大臣はおっしゃっておる。 まあ、大臣の考え方は、私もわかったわけですが、この際一つだけ国鉄当局の方に聞いておきたいんですが、きのうからの話をずっと総合して判断をいたしますと、何か国鉄当局が、当初要望した線と、最終的に決定した線が、明らかに違っておるということは、はっきりしておるわけ……
○中村順造君 大臣がお見えになったようですから、大臣にお尋ねしますが、この法律案が本委員会にかかりまして、いろいろ大臣からも、質疑の過程でお話がございましたが、その中で、大臣の言葉では、企業の体質改善、こういうことが言われております。それから言葉は違いますけれども、海運局長の方では、企業みずからの努力だ、あるいは企業者の責任等を考慮して、企業内容については厳重な規制をする、こういう表現が使われておるわけです。 この点につきまして、まず企業の体質改善、あるいは企業みずからの努力をさして、厳重な規制をする、こういうことでございましたので、もう少し具体的に、どういうことかということにつきましてお尋……
○中村順造君 この法律によりまして、今の日本の造船――この前の委員会でも私ちょっと申し上げましたが、造船能力、造船技術、こういうふうなものを一つの制限と申しますか、規制を加えるような形にはならないか。運輸大臣の許可ということで、それらのものに自動的に規制をするというふうな形にはならないものかどうか。
【次の発言】 いや、今、小酒井委員の質問で、やはり運輸大臣の許可によって、無制限と申しますかね、内容によってと、こういうような答弁がされておるわけですが、その基準というものがあるわけですか。
【次の発言】 それで実際問題として、この法律の適用によってやはり不許可になった実例がたくさんあるわけですか……
○中村順造君 私は、先ほど来いろいろ質疑を承っておりまして、さらに明後日は、本委員会から調査に行かれるということでありまして、具体的な内容については、調査の結果、先ほど小酒井委員からお話がございましたように、また重ねて質疑が行なわれると思います。 従って、その中で、事故のほんとうの原因というものが判明すると、このように考えておりますが、私どもが、非常に常識的に考えます場合には、交通事故というのは、この事故につきましても、新聞、それから今の質疑等を基礎にして考えますと、やはり三つの原因があるように考えられるのです。 一つは、管制官の責任ということもありますが、さらに、この定時に飛行機の運航が……
○中村順造君 この前の委員会でこのたびの小牧の事故がいろいろ直接検討されたのですが、きょうもまた大局的に言えば、根本的な対策としてはどうあるべきかということがずっと続けられておるわけで、それで、この点は先ほどお話があったように後ほどまた両大臣を呼んで根本的な対策を検討するが、私がお尋ねしたいのは、きょうの委員会の質疑の中で一番問題になっているのは、事故を中心にして考えているのですが、旅客機は確かに二十分くらいおくれておった。それから管制官が何らかの錯覚をした。それから何といっても、これは旅客機とジェット機が衝突したから事故になったので、そうすると一つだけでは決して事故にならない。相手があるから……
○中村順造君 関連してお尋ねいたしますが、言われているところのU2ですが、これが日本の上空を飛ぶ場合、結局今、計器飛行だとか、いろんなことを言われておりますが、事実上の問題として、やはりそういう飛行機が飛行する場合には、あらかじめどこかから指示があって、そうしてその高度なり、針路というものが出てくる、こういうことになっているのではないのですか、その点。
【次の発言】 そういたしますと、結局有視界飛行の場合には運航が勝手に思うままにどこでも飛べる、こういうことですが、計器飛行の場合のことを私はお尋ねしているわけですが、これはどこかからそういう指示があって、そうしてあらかじめそういう針路なり、高度……
○中村順造君 航空法の一部を改正する法律案の前に、前から本委員会で問題になっておりました小牧空港の事故の責任の所在でありますが、防衛庁長官も見えておられますので、長官にお尋ねいたしたいと思います。 いろいろ本委員会では、この問題につきまして質問がされました。内容についても調査団を派遣する等いたしまして、事故の真相の究明ということを行なって参ったのでありますが、その中で、いろいろ事故の原因については、大体三つくらいあるということが言われております。 私はこの際、このよく言われている官制官の措置が適切でなかったということと合わせて、ジェット機のいわゆる操縦士、これは衝突でありますから、私が申し……
○中村順造君 自動車局長にお尋ねいたしますが、内容は、青森県弘前市の弘南バスのことについてでありますが、私先般、現地調査に参りまして、いろいろ実情を調査いたしましたが、その中で、バス路線ですが、バス路線が、いわゆる会社の言っているロックアウトというような考え方で、非常に運行確保ということに不都合を来たしております。特に県民の非常に迷惑に及んでいる。一方では、労働組合のストライキが行なわれておりますし、さらにそれに加えて、今ロックアウトという考え方で、全面的なロックアウトではありませんが、就労の意思のある者を拒否をするという形のロックアウトが行なわれて、そのために大体二〇%ないし四〇%ぐらいの確……
○中村順造君 北陸地方の調査に行かれました報告の中で、柳ヶ瀬線の存置の問題が強く請願をされたと開いておりますが、その内容についてもう少し詳しく承りたいと思います。
【次の発言】 私の聞き間違いか知りませんが、現地では非常にそういう強い要望があったと私も聞いておりますし、あとでまたそういう陳情なり請願の形で行なわれると、これは私は別な所用であの方面に参ったのでありますが、調査団の行かれたあとであったためですか、ちょうど、まあいずれにいたしましても、この問題はおそかれ早かれ表面化する問題だと思いますから、国鉄の方から滝山理事が出ておられるようでありますから、この際、柳ヶ瀬線の将来の見通し、展望等に……
○中村順造君 大へん時間がおそくなりましたが、私もこういう問題をやることを実際は非常に不本意なんですが、やむを得ないと思いますが、大臣もかわられまして、まだ、今から私が申し上げることについてはあまりお話を聞いておられないと思うのですが、実は、昨年、楢橋運輸大臣の時代に、自衛隊の自衛官を鉄道の教習所に入れて教育をする、こういうことが問題になったわけです。そこで、私は、当然問題になったから、大臣の御意向を承ったわけですが、当時やめられたとばかり思っておったのです。ところがそれは依然として継続されてやっておる、こういうことで、一、二、国鉄の副総裁聞いておられるが、当時副総裁も答弁されたのです。二、三……
○中村順造君 この前、夏でしたか、調査に出た際に、李ラインの問題で、いろいろ拿捕されるとかいう問題もありまして、現地で質問したのですが、巡視艇の整備力ですがね、こういうものの強化ということが現地では非常に望まれておったわけですがね。予算の面では今巡視船艇の整備というふうな説明があったのですが、これはどうなっていますか、この中に入っているわけですか。
【次の発言】 量的、質的だというお話ですが、私の聞いた範囲では、少なくとも李ラインだけですが、私の申し上げているのは。量的に今の現有勢力よりか、もう少し具体的に申し上げますと、大体二隻程度ふやしていただいたらもう少し状態がよくなると、密入国だとか、……
○中村順造君 今相澤委員から話のあった点について、私はもう少し質問してみたいと思うのですけれども、質問する前に、今、きょうは中村理事がここに出ておられるのですが、あなたの場合は、質問するというと、これは要員対策委員会のメンバーですね。それからまあ私が言わんとするのは、やはり総裁の諮問機関として設けられたもので、委員長の今井さんは、総裁にその答申をしておられるわけです。だからまあ一番、答申を受けたものの考え方とすれば、総裁に開くことが一番望ましいのですよ。あなたは国鉄の理事者であり、かつ要員対策委の委員であるということになれば、非常に質問もしにくいわわけなんだけれどもね。そういうことは一つ答弁の……
○中村順造君 私は、きのう説明されました五カ年計画について、時間がありませんから、一、二の点だけお尋ねしたいと思います。
関常務が来ておられますが、きのう説明されたのですが、国鉄の五カ年計画というのは今回が初めてじゃないわけですが、きのうの説明の内容を聞きますと、まさに画期的な感じがするわけですが、計画を実施するということについてのいろいろ問題はあると思うのですが、見通しはどうなんですか、その点をまず聞いてみたいと思うのです。
【次の発言】 私もやはり今のあなたが心配しているような点が一番心配なんですが、今までの例から見ましても、新幹線の問題にしても、一億ドル世銀から借款を受けるためにでもア……
○中村順造君 今の大倉委員の質問に関連いたしまして一、二お尋ねしたいと思いますが、この問題は非常に当委員会で何回も何回も審議されたわけなんですが、大体結論に近づいておるような情勢なんです。村手管制官はいつ起訴されたのですか。
【次の発言】 先ほどお話の中で同僚有志集まって何か資金カンパというようなお話もありましたが、起訴になると、やはり公判が進められてくるわけですが、そういういわゆる費用の点だとかいう面についてもいわゆる同僚有志だと、こういうことなんですか。
【次の発言】 その金は結局本人の裁判の費用に充てる金ですか。
【次の発言】 ちょっと話が小さくなりますが、村手管制官の場合は、これは検察……
○中村順造君 時間がだいぶ経過しましたので、私一点だけ意見にもなるかと思いますがお尋ねしたいのですが、先ほど来大倉委員、大和委員の質問に対していろいろ答弁をなされておるのですが、どうもこのダンプカーが踏み切りで一たん停車をやらずに事故を起こす、こういう点についてのやはり認識が、何か警告を発すればそれがなくなるとか、あるいはまあなるほど素質の向上も大切ですけれども、現状は私はそういうものではないと思うのですよ。これは私もたとえば国鉄なりあるいは汽車、電車、そういうものを操縦する方の側からの意見も多少聞いたのですが、大体とまらないのが原則だというのですが、いなかの例の無人踏み切りでとまるのが大体一……
○中村順造君 今、港湾整備緊急措置法の提案がなされたのですが、これとは、私今お尋ねするのは直接関係はないわけですが、先般の雪害で新潟県下の調査に参りまして、その際に新潟の地盤沈下についての陳情があったわけなんですが、あれは一体運輸省の港湾局の方でやっておられるわけでしょう。あれは一応どういうふうなことになっておるのか、概略一つ説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 事業の内容なんですが、原因は、今お話のあったガスのくみ上げと、それから地下水ですね。原因はもうはっきりしていると思うのですが、私の方が聞いた範囲、見た範囲では、川なり海の水が入らないというために、それだけの対策しかやっておられ……
○中村順造君 それは、その報告もけっこうですが、むしろ基本的に労働省としてはどうあるべきか。もちろん労働省の権限でできない部面もあると思うんだが、そのときには、どういうことが希望なんだということを聞きたいわけなんだ。結論だけでいい。
【次の発言】 今、交通課長なり、それから監督課長の話ですね。しばしば交通対策本部で、どうだこうだという話が出ますが、交通対策本部の方、来ておられましょう。これはどういう経過になっておるのか。そういう意見は、どういうふうに集約して、どういうふうな実施段階になるのか。その点の説明を一つ。
【次の発言】 その検討の中で、やはり法律的に措置をしなければならぬと認められたも……
○中村順造君 雪害に関連してちょっと……。今鳥畠委員からお話がありましたが、この雪害についてこの前の委員会で私はいろいろ、現地視察に参りまして、その見地から質問いたしましたが、その後新聞に、また雪のために列車の運行が乱れておる、こういうことが報じられておるんですが、その点について、関係者が来ておられると思うんですが、その後のこの二月の中旬における雪による列車の運行状況をちょっと知らせていただきたいと思います。
【次の発言】 貨物列車の運休というのは、これはこの前の委員会で非常に問題になったのですが、輸送――特に昨年末からことしにかけての雪害で非常に滞貨がふえておる。それを何とかして一日も早く解……
○中村順造君 大臣は時間がないようですから、まず大臣に一つだけ私は申し上げたいと思うのですが、今加賀山委員の質問をじっと聞いておりますというと、非常に大臣の事態の把握というか、認識というかに、私は非常に遺憾な点があると思うのです。これはまあ大臣ですから、事こまかく一々全部把握されるということは無理かもしれませんけれども、今加賀山委員からいろいろなことが指摘されて、質問されて、鉄監局長がそばで耳打ちしなければ事態がわからぬというような、これは周囲の、大臣を補佐する立場にある人の怠慢だと思うのですよ。いろいろ今動力車の問題が話題になって、すでにもう矢は弦を放れて、けさの新聞を大臣見られたら、見られ……
○中村順造君 国鉄当局にお尋ねしますが、三月十四日の本委員会で非常に委員の皆さんから御心配をされた動力車労組の三月十五日の朝の状態なんですが、その点について十五日以降今日までの事象につきまして国鉄に若干お尋ねをいたしますが、十四日の本委員会で、ちょうど副総裁がおられましたので、何とかそういう国民に迷惑を及ぼさないように事態の収拾をせよというような意向が本委員会で示されまして、努力はされたと思いますが、十五日の四時ですか、事態が解決をしたのでありますが、その内容について、概略でいいですが、一つ国鉄当局から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 答弁の中で、団体交渉がまとまらなかったからああ……
○中村順造君 私は、本日冒頭に大倉委員から、国鉄の公共性と企業性の調和ということで質問が出されましたが、これに関連をいたします意味で若干の質問をいたしたいと思います。 まず、大臣にお尋ねいたしますが、私のお尋ねする内容については、国鉄総裁からも一つ御返事をいただきたいと思います。先般、三月の十日の日だったと思いますが、本会議で私は日本社会党を代表して、大臣から運賃値上げに対する趣旨の説明に対しましてでございましたが、これについて若干の質問をいたしました。ところが本会議でございますから、そういう形にならざるを得なかったかもしれませんけれども、総理大臣あるいは運輸大臣の御答弁で、私はまだ十分納得……
○中村順造君 きのうの委員会で大倉委員から質問がなされておりまして、大倉委員はちょっと都合によりまして若干おくれますので、私は関連をしてお尋ねをいたしたいと思います。法制局長官の御出席をお願いしておったはずですが、お見えになっておりますね。 昨日問題になりましたのは、日本国有鉄道法のこの目的の中で、第一条ですか、昨日当委員会で国有鉄道の性格ということが、冒頭からいろいろ審議がされたわけであります。そこで公共企業体ということが言われておりますけれども、きのうの審議の過程では、その点がやはり私たちの十分納得、了解する点まで到達をしておらないわけでございます。従いまして、本日は法制局の長官の出席を……
○中村順造君 国鉄当局にお尋ねいたしますが、今日まで数次の運賃値上げが現実行なわれたわけでありますが、この際今回は値上げの目的というものが従来と異なっておるという判断に立ちましてお尋ねいたしますが、今まで行なわれました数次の運賃値上げに対しましてどういう趣旨でそれぞれ行なわれたのか、一応説明を承りたいと思います。
【次の発言】 私の質問につきましてお答えがありましたが、今の総裁のお答えは大体今次の運賃値上げに対する考え方なりその理由と、こういうものを含めて総裁お答えになりました。お答えいただくのは総裁でなくてもけっこうですが、私がお尋ねしておるのは、国鉄が戦後今日まで何回か運賃値上げを行なった……
○中村順造君 今大和委員から裁定について、先ほど総裁が今回の裁定は若干高いと、こういうふうなことでありまして、これに関連をすると思いますが、そういう考え方自身に大きな問題があると思うのですよ。これはちょっと話が運賃と直接関係がないようですけれども、国鉄の経営なり運営をしていく場合に、総裁、副総裁あるいは国鉄幹部のものの考え方というものが、国鉄の経営自体に密接不可分な関係があると思うのですよ。蒸し返して恐縮なんですが、三月の二十三日に、私があの三月十五日に行なった動力車のいわゆる休暇闘争、これの、三月三十一日の予想されるこのストライキの予防措置として大量の処分が出されておる、今まで例のないほどの……
○中村順造君 国鉄にお尋ねしますが、今度の定正案で、旅客運賃の二等で三百キロまでが従来三百四十円が二百七十五円になるわけですね。それから三百キロをこえたものが従来の百二十円から百三十五円になる。すなわち、十二・五%。それから一等については、二等の一・六六倍だということになっておりますが、ずっと言いますからあとで一括して答弁して下さい。それから航路の方については、現行の一四%ですね。それから貨物は、表現としては一律に一一五%だと、ただ五百キロから八百キロの間において平均操作をされるということですが、そこで、まあ運賃値上げの本質的な質問になるわけですが、今申し上げた三百キロまでの二等の旅客運賃にお……
○中村順造君 大臣にお尋ねいたしますが、先般来本委員会でこの第一次五カ年計画と第二次五カ年計画との関係は若干質疑をかわされたわけでありますが、国鉄総裁も第一次五カ年計画は六七%の遂行率で、これは明らかに失敗であった。そのよって来たる原因についてはいろいろあげられておりましたけれども、何回かのいわゆる国鉄職員の賃上げ、仲裁裁定に基づく賃上げ、こういうものが大きく原因をして、思うようにならなかったという御答弁もあったわけであります。そこで私は、今次の仲裁裁定がすでに二十七日に出されまして、法律上定められておるところでは、大体あさってあたりは国会に出さなければならぬと思います。今までの説明によります……
○中村順造君 この港湾法の一部改正につきまして関連をいたしますが、先般本委員会で新潟の地盤沈下の点につきまして若干お尋ねをしましたが、まあ新潟のような状態は、全国各地の港湾で同じような現象があると思われますが、私は特に新潟の問題につきましてその後どうなっておるのか、特に新潟港について一つまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 新潟の場合に限りましては、この前私がいろいろその原因を排除しなければ、そういう不実が次から次へ重なっていく、こういうことでいろいろ質問いたしましたから、私は本日はそういう意味の質問はやめたいと存じますが、ただ気になるのは、今の説明の中で一年二十センチと、こうございます……
○中村順造君 私は本委員会で、ただいまから質問いたします内容につきまして、こういう質問をしなければならぬという事態を、まことに遺憾に存じますが、実は去る四日の本委員会の国鉄運賃値上げに問題がさかのぼるわけでありますから、大臣にしいてお残りいただいたわけでありますが、主として国鉄当局に質問をいたしますので、大臣も、今後の経緯もございますから、一つ聞いておっていただきたいと思います。 四月八日の朝日新聞のトップに、ずっとこの運賃値上げの内容なり、国鉄当局の考えというものがまとめて出されております。この内容を見ますと、商業新聞でありますが、私の受けた感じとしては、何か国鉄の運賃の値上げの際に、国会……
○中村順造君 国鉄の方にお尋ねしたいのですが、最近新聞紙上で、ずっと連続して報道されておるといっていいほど東海道新幹線の汚職の点が、きのうの新聞あたりでも、まだ発展をするというふうな内容、いろいろ報道されておるのです。国鉄本社ですか、それからさらに地方の工事局あたりにも関係者が出ておる、こういうことが報道されておるわけでありますが、いずれにしても、その内容においては――内容のいかんにかかわらず、まことにけしからぬ話であることは当然のことでありまして、一応国鉄の方から、どういう状態になっておるのか、国鉄がどこまで、そういう内容を知っておるのか、一応知っておられる範囲で、ここで一つ説明をしていただ……
○中村順造君 今の谷口委員の要望に関連をいたしまして、私は一、二お尋ねをしたいのですが、出された資料によりますと、二十七年に三百二件、いわゆる指摘事項ですか、これは検査院の方にお尋ねしますが、三百二件ある。二十八年に四百五十一件、それからずっと参りまして、三十三年に十六件、こういう数字が示されておるわけですが、今の説明を聞きますと、従来は、この案件の対象になったのを示しておったけれども、最近は、それをやらない、こういうお話もありましたが、常識で考えまして、特に昨年、本年あたりの政府予算につきましては、この建設省関係の予算は非常に大きくなっているわけです。逆に、普通常識、一般常識で判断をいたしま……
○委員外議員(中村順造君) 提案の人の中村でございますが、今の御質問でございますが、私が補足して申し上げますと、まず初めに一般の犯罪とどうかということでございますが、これは業務上の過失だ、こういうことを一つ冒頭お考えをいただきまして、しかも軌条上における一つの取り扱いの措置だ。そこで自信がないのではないかというお尋ねでございますけれども、従来、お手元に差し上げておりますが、私どもの出しております資料に基づきましても、こういう軌条上における業務上の過失事故というものは、大体昭和二十六年の四月から三十四年の十二月までに大体調べたものが五十二件あるわけでございます。そして現在公判で争っておるものも約……
○中村順造君 ちょっと質問しますが、三十センチの防壁があったというのは、どこなんですか。
【次の発言】 今いろいろこういう不測の天候異変によって事故があるというのは、これはある程度不可抗力の点もあるかもしれませんが、実際技術的に専門家がそういう所を見れば、ほんとうに不測のものかどうかということは非常に問題があるわけですよ。がけくずれがあるとか、落石があるという所は、これは専門家が見れば大体わかるわけですよ。あらかじめそういう所をちゃんとマークして、豪雨があったという場合には、そこに付きっきりに付けるという方法はいろいろあると思う。それをその場合はやられていないと思う。やられていないからこういう……
○中村順造君 年末年始、まあ毎年のことですが、一応国鉄の、どういう考え方でやっておられるのか、説明を先に聞きたいと思います。
【次の発言】 大体今の説明で私もわかっているのですが、旅客は大体そういうことで非常に一時的で、貨物と若干輸送の性質が違うのですが、何かお話の内容によると、三日半の滞貨を、大体ほとんどまあ年始にはゼロになる、四十万程度になると言われるが、平生の輸送状態から見て、これだけ一時的に旅客も貨物もずっと輸送力がふやされる能力があったのかどうか、十月ダイヤ改正のときには、非常にあれ以上のものはないようなことをいわれておって、さらにまあ旅客列車の筋があけてある、これは東海道線だとか、……
○中村順造君 国鉄のこの十月ダイヤ改正について若干お尋ねいたしますが、この十月ダイヤ改正を現実十月一日からやられたわけなんですが、いろいろまあ問題があると思うのですが、一応国鉄当局のほうから説明を聞きたいと思うのですが、営業キロでどのくらい増加をして、それから人員なんかも非常に問題があるわけですが、これは総ワクには規制もありますし、大体どういう操作をやられて、この十月ダイヤ改正が現在やられておるかと、そういう点について、まず国鉄当局のほうから御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えは私の質問した前段ですが、後段の、いろいろ業務量がふえて、そのために内容の業務量に見合うたとえば……
○中村順造君 国鉄からは、どなたが見えておりますか。
【次の発言】 それじゃ、先般本委員会から横浜の船混みの状況を現地視察に参りましたのですが、それに関連をして国鉄の横浜港の船混みに関係のある問題についてお尋ねしたいと思います。
今横浜の鶴見線それから高島線、二つの線を私は主としてさして質問しますが、大体、この高島線それから鶴見線、横浜の港に陸揚げされた貨物の輸送状況について、一応説明をいただきたいと思います。大体、説明の内容は、どのくらいの輸送の要請があって、国鉄は現在その要請に、どの程度の規模でこたえておるか、その点を先に一つ説明をいただいて、また内容については、あとでお伺いします。
○中村順造君 今回の日鉄法の改正について、大臣がちょうど出席をしておられますから、大臣に一つ、要望を先にしておきたいと思います。 三月、四月にちょうど本委員会に国鉄運賃の改定の問題が出されました際に、今の現状の国鉄の経営運営についていろんな論議がかわされたわけです。そのちょうど論議の中に、やはりこの問題が出ておったわけです。当時、まあ一口に言いまして、預託制度という、四十億まで国鉄がこの国庫に預託する金については無利子だ、残りの分について二分九厘の利子をつける、さらに国鉄がもし債券等で借り入れをする場合には七分の利子がつくのだ、これは非常に不合利で矛盾きわまるものだ、こういう議論もかわされた……
○中村順造君 大蔵省の関係でお伺いいたしますが、国鉄の国庫預託ですがね、これに関連して、この前、第三十八国会で国鉄の運賃値上げが行なわれる際に、いろいろ本委員会で論議をしましたが、その際に、大蔵大臣にわれわれは、当時の預託制度については、やはりこれは不合理な面がある。いわば四十億まで無利子だ。しかも、その残りについては日歩八厘、こういうことになれば、大体二分九厘の利息をつけるのだ。しかし、国鉄がいろいろ債券だとか、あるいは国鉄が借り入れる場合には七分前後の利子をとるのだ。これはやはり不合理じゃないか、こういうことを大蔵大臣にわれわれがその面をお尋ねしたときに、大蔵大臣は、そういう面から見れば、……
○中村順造君 関連して。先ほど小汀委員の推選理由が言われたのですが、その内容を聞いておりますと、何か健康で熱心だとか、それから国民の良識を代表するものであり、公正であるとか、こういう理由が述べられておるのですが、これは小汀委員の推薦理由とは私は理解できないのですがね。これは国家公安委員としての当然のことであって、だれにも言えることであると思うのです。公安委員だけが健康で熱心だとか、ほかの者は不健康で熱心でないというのなら別だけれども、これは一般的に国家公安委員の資格から言えることであって、小汀委員の推薦理由としてはこれはちょっとうなずけないのですよ。それからもう一つ、今米田委員から質問があった……
○中村順造君 国鉄当局にお尋ねしますが、三河島事故のその後の経過について、まず説明を願いたいと思います。
【次の発言】 一応、概略説明がありましたが、それの説明の順序に応じて質問をいたしますが、まず犠牲者対策ですが、従来の例にとらわれずに礼を十二分に尽くしたと。しかし、私どもの聞いておる範囲では、従来の例にとらわれておるようですが、もう少し具体的に申しますと、こういう点はどうですか。二十万円の内金を渡した。その内金を渡す際に、何か印刷物で、自後――今後こういう補償の問題については異議を申し立てないというような印刷した文書が一緒に配付されて、それに判こをとった、こういうことがあります。
それか……
○中村順造君 国鉄の検修問題ですが、これはこの春でしたか、本委員会で、私は国鉄の滝山理事が出席をされた際に、あらかじめ今日の事態が想定をされるので、そういうことのないようにということで、一応注意を喚起する意味から、お願いをしておったわけですが、遺憾ながら私がこの春当時心配をしておったようなことが、国鉄の部内で起きておる、こういうことで、きょうはその点についてひとつ若干の質問を国鉄にしてみたいと思うのですが、まず、国鉄の動力近代化を中心にして、国鉄が今計画をされておる昭和五十年を見通してのいわゆる検修方式ですね、こういうもので中間的な結論に到達をし、さらにそのことが一部では実施をされておる段階の……
○中村順造君 私はこの日本国有鉄道法の改正の趣旨については大体了承できるのですが、一応内容をこの機会に少し掘り下げてお尋ねをしたいと思うのですが、まず日鉄法の改正の歴史と申しますか、そういう面から見まして、かつて昭和二十八年にやはりこういう同じような趣旨の改正案が出された。しかし、当時不幸にして鉄道会館の汚職の問題が発展をいたしまして、当時の政府提案はつぶれたわけです。その後いろいろ経過をたどりましたが、ここにあらためてまた同じような提案がされておるわけですが、そういう歴史的な事実に立って見たときに、まずここに国鉄総裁お見えになっておりますが、最近新聞がやはりこの汚職ということを非常にやかまし……
○中村順造君 国鉄運輸事情の中で特に運転保安ですが、最近踏切事故が非常に多い、それからこの踏切だけに限らず、やはり総体的に昨年の十月一日のダイヤ改正以来列車密度が非常に高くなっておるのと、一般の鉄道の運転に対する理解が非常に薄いために、やはり線路の上における事故、特に傷害事故が非常に多いのですが、そういう面について一体どういうふうな考え方を国鉄は持っておられるのか、たとえば踏切については、国鉄の場合はいろいろ昨年の例の踏切法案の通過で多少改善される方向にあることはわかっているのですが、そういうふうな線路上における傷害事故それから死亡事故、そういうような面について、どういうふうな考え方を持ってお……
○中村順造君 ただいまの私どもの質問に対しまして、長々と答弁がされました。私は、これを聞いておりますと、まさに問うに落ちず語るに落つと、こういうような印象を深くするのですが、たまたま出された資料によりましても、物価指数ということも書いてございますが、この資料を見ましても、なるほど五万円とか三万円とかの最近の物価指数にスライドさしたようなものだけがここに抜き書きされて出されておる。しかし、お言葉の中にもありましたが、今の罰金、過料、その他現在の法律で考えてみますと、必ずしもそういう万単位あるいは千単位になっておらない法律も私はあると思う。たとえば三十円とか二十円とか、こういう単位の罰金なり過料の……
○中村順造君 私、たくさん資料を出されるようですから、私もちょっと追加をお願いしたいのですがね。この法律案は、日本開発銀行に関するとこうなっておりますので、先ほど開発銀行の説明を聞きますと、いろいろ数字をあげられ、千六百七十七億の貸付で、それが全体の三一%とかいろいろなお話がありましたが、資料としてお願いしたいのは、大体開発銀行の、大ざっぱでいいですから、どういうふうな形に貸付とか資本構成とかなっているのか、出していただきたい。委員長にお願いいたします。
○中村順造君 平山先生に一、二お尋ねいたしますが、今最後の御説明で私は先ほど来はがきとの比較で、何か一般が三百倍になっておればまた鉄道運賃もそれに見合うのがいいじゃないか、こういうふうに聞こえたわけなんですが、今説明がありましたので、その点は私は運賃値上げをするにしても、いわば最小限度にとどめる、これはだれもが望んでおらないことだがと、こうお話がございましたから、その点は理解ができましたが、先ほど大和委員からお話がありました子孫のためにりっぱな鉄道を残しておけと、こういうことで、この点も私どもの考え方では、今日までいろいろ議論いたしました中で、やはりそういう余裕が今の日本の国民階層の中にあるか……
○中村順造君 時間がだいぶおそくなりましたので、私は質問を一、二点にしぼって、ごく簡潔に行ないたいと思いますが、まず今回のこの梅雨前線による水害につきまして、気象業務と申しますか、その人的な犠牲者ですね、これにつきまして、まあ発表の数字によりますと、北海道を除きまして、死者三百二名、行方不明が五十五名、負傷が千三百二十名、こういうふうになっておりまして、はたしてこの現在の気象業務そのものを拡充強化しても、こういう人的損害については不可抗力的なものであるかどうか。示された資料によりましても、大体この雨の多かった、大へん雨量の多かった兵庫あるいは三重、長野、静岡、神奈川、さらに茨城、島根と、こうい……
○中村順造君 私は、先般の、昨年の暮れから本年の初めにかけまして起きましたところの豪雪の被害に対しまして、本院から実情調査に派遣をされました。特に運輸委員会に所属をいたしておりますので、先ほど来いろいろ問題になっております交通機関、こういうことを主体にまず質問をいたしたいと思います。 まず第一に、海上保安庁のこれは管轄だと思いますが、降雪時における海上の船舶の航行の安全、これは非常に大切なことでございまして、ちょうどあの時期におきましても若干の事故があったわけであります、私が現地へおもむいた際に、現地の強い要望として言われておった、灯台に対して霧信号の装置をぜひやってほしい、こういう要望があ……
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