このページでは中村順造参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○中村順造君 私は、戸叶議員の提案をされました重宗議長不信任案に対しまして、若干の質問をいたすものであります。特に私が今回の議長不信任に対しまして申し上げることは、提案者の言われましたように、重宗議長は山口県の岩国の出身である、こういうことでございまして、これは、この要覧にも書いてありますが、これが間違いなかったらそのとおりだと思いますが、そこで、私があえて山口県の出身だという前提の上に立ちまして質問をするということは、私も同じ山口県の出身でございます。山口県には、人から不信任を受けるような人は大体おらないであろうという考え方に立ちました場合に、なるほど提案者も、重宗議長の人格、識見、力量、手……
○中村順造君 私は、村上君の動議に賛成をいたします。
○中村順造君 本選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中村順造君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました海運関係二法案に関しまして、総理並びに関係大臣に質問をいたすものであります。 本案は、ただいまの趣旨説明によりますと、海運業を基幹産業と認め、極度に悪化した企業内容と企業間の過当競争を是正し、企業再建のため、条件として海運企業に一定の集約併合を行なわしめ、五カ年間日本開発銀行の利子を猶予するものであり、さらにまた、外航船舶の建造に要する借入金の利率を引き下げ、利子補給期間を延長することを内容としたものであります。 今日、わが国海運業は、戦後計画造船を中心とした船腹増強によりまして、戦前保有量をこえる七百九十五万総ト……
○中村順造君 本選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中村順造君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
○中村順造君 ただいまの村上君の動議に賛成をいたします。
○中村順造君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、佐藤総理大臣並びに関係大臣に若干の質問をいたすものであります。 本法律案の内容は、ただいま厚生大臣の趣旨説明のとおり、従来、本法によって定められていた医療手当月額二千円を改めて、政令によって二千円をこえて支給することができることとした、きわめて単純な内容のものであります。そこで、私は、ただこれだけの内容では、原爆被爆者は決して救われないという前提に立ち、以下、今日までの若干の経過を付して、具体的に質問いたすものであります。 原子爆弾投下という具体的……
○中村順造君 ただいま議題となりました首都圏整備法及び首都圏市街地開発区域整備法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本法案の趣旨は、首都圏整備の現状から、首都近郊地帯の無秩序な市街地化の防止、都市開発区域の建設の促進等をはかろうとするものでありまして、改正の主要な点は、 まず、首都圏整備法については、現行の「近郊地帯」を「近郊整備地帯」に、「市街地開発区域」を「都市開発区域」に改め、既成市街地周辺地域の計画的な整備と、立地条件にふさわしい衛星都市としての開発地域の整備をはかることにしております。 首都圏市街地開発区域整備法については……
○中村順造君 ただいま議題となりました九州横断自動車道建設法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本法案は、九州地方の総合的な開発を強力に推進するため、九州を横断する高速自動車道を建設しようとするものであります。本自動車道の予定路線は、別に法律で定めるものといたしておりますが、その路線の基準は、起点を長崎市、終点を大分市とし、主たる経過地を、佐賀市付近、鳥栖久留米市付近及び日田市付近とするものであります。 本委員会における質疑の内容は、会議録によって御承知願いたいと存じます。 別に討論もなく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決……
○中村順造君 ただいま議題となりました二法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、地方住宅供給公社法案について申し上げます。 本法案は、最近の宅地価格の騰貴、住宅建設費の増大に伴って、勤労者の自家住宅の取得が次第に困難となってきた実情にかんがみ、住宅を必要とする勤労者に対して、積み立て分譲の方法等により、計画的に住宅や宅地を供給するため、地方住宅供給公社制度を創設しようとするものであります。 本委員会における審議の詳細は、会議録によって御承知願いたいと存じます。 質疑を終了、討論、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしま……
○中村順造君 ただいまから中国地方の派遣報告をいたします。 派遣されました委員は、私と木暮委員の二人で、天埜委員が現地参加されました。 派遣期間は、九月二十四日から二十八日までの五日間でありました。 まず、今回視察いたしましたところを順次申し上げますと、呉においては呉造船所と海上保安大学校を視察し、音戸の大橋を見て、さらに広島に行きました。広島においては、広島空港、広島バス・ターミナルを視察、国鉄中国支社を訪問し、次いで運輸省出先機関である中国海運局、広島陸運局、第六管区海上保安本部、広島地方海難審判庁、広島地方海難審判理事所及び第三港湾建設局、広島地方気象台より、それぞれ資料に基づき所……
○中村順造君 関連。今国鉄の事故の話が出ましたから、関連してちょっと一点だけお尋ねしますが、特に国鉄の副総裁にお尋ねしますが、三河島の事故が起きまして、その後、五月の本委員会であったと思いますが、経過報告を一応聞いたわけです。それから、ちょうどわれわれ選挙中であったと思いますが、国会が閉会になりまして、あなたか何か、国鉄の監査委員会か何かの指示で、責任者の取り扱いについて、査問委員会か何か、あなたが委員長になってやられた。そうして、結局国鉄の関係者について処分をされたというようなことが新聞に出ておったわけですが、これは私もちょうど選挙中でもありましたし、新聞の内容ですから、詳しく知るよしもなか……
○中村順造君 私は、まず、現在理不尽にも盛んに行なわれております李ラインの問題につきまして、特に今、日韓交渉などが非常に新聞をにぎわしておりますが、そういう意味で、李ラインの問題だけ取り上げて質問する場合には、これはまあ運輸大臣の所管であろうと思いますが、しかし、もう少し大局的に見ますならば、やはり今進められておる日韓交渉の経緯だとか、あるいはその本質的なもの、こういうことで関連がありますので、きょうは特に私は外務大臣の出席もお願いをしておりましたが、何か外務大臣は御都合で出られない、こういうことであります。運輸大臣はいずれにしても池田内閣の閣僚であることは間違いないわけでありまして、そういう……
○中村順造君 私はこの前の委員会で、例の常磐線の三河島事故に関係をいたしまして、その後の主として責任の問題について、国鉄当局にお尋ねをいたしました。国鉄の御答弁では、監査委員会の御意向もこれあり、というふうなこともあったわけであります。したがいまして、本日非常に暑いときではございますが、石田監査委員長の出席をいただきまして大へん御苦労でございますが、私は、以下質問の形で、いろいろ申し上げたいと思いますが、要するに、国鉄が再び三たびこうした、不祥事故を起こさない、そのための私の質問でございますから、いろいろな内容について、堀り下げる点もあろうかと思いますが、ひとつできるだけ明確にお答えをいただき……
○中村順造君 国鉄にちょっとお尋ねしますが、羽越線の正面衝突ですか、これは大へんな事故だと思いますが、たまたま貨物列車であるし、一方は機関車だけだということで、職員の殉職というだけにとどまったわけですが、この正面衝突などという事故は、まさに前時代的な事故だとわれわれは考えるわけですがね。旅客列車だったら、大へんなことだと思いますが、先般の常磐線の三河島の事故以来、いろいろ国鉄総裁は事故をなくするとかいうことを言われておるのですが、一応説明を、まずどういう事情で、こういうまさに前時代的な正面衝突などという事故が起きたのか、その点をひとつ説明を願いたいと思うのですが。
○中村順造君 先般の三河島事故以来、本院の本会議または当委員会におきまして、いろいろな事故をなくするという国民の期待にこたえまして、しばしば質疑をかわし、論議をかわしたところであります。きょうは、たまたま国鉄のほうから、安全輸送確保に関する考え方というような資料を出されております。いずれにいたしましても、これは政府、あるいは国鉄、与野党を問わず、全国民的なやはり熱望だと私どもは考えておるわけであります。そこで、二、三の点について国鉄にまず質問いたしたいと思いますが、この出された資料の中を検討いたしてみますと、なるほど、三十六年来計画が立てられまして、特にことし八月以降さらに保安対策という面が真……
○中村順造君 官房長官にお尋ねしますが、条約関係の中で、従来問題になっておりますILO条約八十七号の批准が入っていないようですが、この点はどのようになっているのですか。一番終わりに条約十八件とあるのですが、二番の国際労働機関憲章を改正するもの、これは違うと思うのですが。
【次の発言】 官房長官、それではこれは、先ほど「未定」と書いてあるのは期日のことだということでございますが、そういうふうに僕は理解しているのですが、団結権の保護に関する八十七号は本国会に出されるというような理解をいたしていいのですか。
○中村順造君 今、副長官から提案になりました日銀政策委員の山添利作君につきましては、先般来理事会で提案されて以来、慎重に検討したわけでありますが、本人の人格、識見等につきましては、私どもとしても別にその経歴等から見まして異議はないと思います。ただこの際、私は本委員会で若干内容を含めてお尋ねをしたいと思いますが、日銀の政策委員というのは、今までの検討の中で説明がされたことは、大体一週間二日程度の非常勤の職務だ、こういうことに聞いておりますが、そういたしますと、これは日銀でありますから政府機関で、しかも、その非常勤ということを前提にいたしますならば、問題になりましたのは手当の問題であります。出され……
○中村順造君 公正取引委員会委員長の人事案件が議題となりましたが、人物、経歴、人格、識見その他については、別に異存のないところであります。委員長としては適材であると思いますが、ただこの際、副長官にひとつお尋ねをし、また約束をしていただかなければならぬ問題なんですが、従来いろいろな国会の承認を要する人事案件が、いつも、たびたび言うことなんですが、新聞辞令がどうしても先になるということで、この点は、この前、懇談会で官房長官にも私から申し上げておきました。一体どういうことでこういうことになったかという経過については一応私も聞きましたが、聞けば聞くほど非常に遺憾な点があったわけです。特に新聞にスクープ……
○中村順造君 官房長官にこの際お尋ねしますが、今の提案だと、三月四日に前任者が亡くなられて、今日新しく大久保太三郎君を提案されておるんですが、大体、三月四日といえば欠員後かなりな日数がかかっておるんですが、その間どうしていたのか。これは前の山添委員の任命の際にも非常に急いで任命がしたいというような御趣旨もありましたが、大体一カ月近くたっておるんですが、その間一体どういう手順をとっておられたのであるか。その点ひとつお尋ねしたい。
【次の発言】 その後任者の大久保さんの御事情ということで、その点はわかりますが、前の公取委員長の問題のときにもあれだけぶざまな格好になって、いろいろこの委員会としても遺……
○中村順造君 ただいま提案されました日本電信電話公社経営委員の任命についてでありますが、これは私の聞くところでは、何か前の経緯があったようでありますが、内容が確認されておらないということでございますので、この際あらためて要望をし、さらに確認をいたしておきたいと思いますが、この経営委員は、大体経営者側の立場に立つというふうな考え方で今日まで任命をされ、また運営もそういうふうにされておるようでありますが、私どもといたしましては、従来の主張のように、この際、まあこの際といっても、この二人の方につきましては今回は無理だと思いますが、次回におきまして、いわゆる電信電話の利用者の立場を代表すると申しますか……
○中村順造君 今説明された内容につきましては、わが党は、ずっとそういう主張を今までしてきましたので、これはけっこうなことなんです。ただひとつだけこの際お尋ねしますが、今度の歳費の値上げはいろいろ経緯があったんですが、反対をして、本会議の途中で退場なさったような方もあるわけですから、そういう反対をされた方の歳費というものはどうなっておるか。
【次の発言】 全部受け取っているのですか。わかりました。
○中村順造君 官房副長官にこの際要望と申しますか、一言申し上げたいと思います。閉会中の人事案件で、こうして大量に一括事後承認を求められたのですが、本来、これは、そのつど理事会あるいは委員会等でそれぞれ個別的に十分に審査をし、そうして承認を与えるというがのたてまえです。まあ閉会中でやむを得なかったという事情はわかるのですが、特に今度の閉会中は、御承知のようにああいう変則的な閉会の実情で委員会も開かれない、こういう実情にあったのですが、その中でこうして大量に、一挙に人事を事後承認を求められる、こういう点につきましては、特にそういう事情の中では連絡を密にしておく必要がある、このように考えるのですが、……
○中村順造君 今、閉会中の諸般の手続がとられたのですが、先般総理以下所信表明をなさいまして、特に本日は、明日から参議院の野党の代表質問をやるという日程をきめたのでありますが、なかなか情勢その他を判断いたしますと、ややもすれば、この今朝きめた野党の代表質問が行なわれないうちにあるいは解散ということもあり得るというようなことがいろいろ言われております。社会党としては、これは私は、今朝もお話をいたしましたが、臨時国会を召集したということは、補正予算その他の問題を含めて緊急にやらなければならない問題があるということで召集をされた国会でありますから、われわれは冒頭から補正予算を審議するということを主張し……
○中村順造君 先般、東海道線の鶴見で事故がございまして、ちょうど選挙のまっただ中でありましたが、本委員会は、間髪を入れず、その事故の真相究明だとか、対策だとか、こういうものをきめまして、委員会が開かれまして、内容的にも充実した議論がかわされております。私は、本日、特に先ほど御承認をいただきまして、もとの古巣の運輸委員会に帰りまして、事故の原因だとか、対策だとか、そういう点につきましては、もうすでに論議をされておると思いますから、別の角度から二、三の点について、大臣なりあるいは国鉄総裁がお見えになっておりますから、その点をひとつお尋ねを申し上げたいと思います。 特に私は、本日の時点におきまして……
○中村順造君 きょうは、国有鉄道の鉄道公安職員のことにつきまして若干お尋ねをしたいと思いますが、国鉄関係からどなたがお見えになっておられますか。
【次の発言】 まずそれでは国鉄の副総裁にお尋ねをしますが、鉄道公安職員というのは、一般にいわれる公安官と、それから駅長、助役、車掌、こういうふうないわゆる司法警察権を持っておる公安職員と、二通りに分けられるわけですが、私がきょうお尋ねをするのは、一般にいわれておる公安官、このことについてお尋ねをするのですが、この鉄道公安職員の職務に関する法律二百四十一号というのがこれの根拠だと思いますが、そのとおりですか。
○中村順造君 いま委員長から議題にされた問題ですが、これは印刷物で配付されてはありますが、なかなか言い方だとか、受ける感じの問題もありますから、この際、速記をとめて、一応昨日届けられたテープによって聞いてみる、こういうことをひとつ先にやってもらいたい。
【次の発言】 まず、テレビ関係のフジテレビの村上さんと関西テレビ東京支社長の西山さんに、私からお尋ねいたしますが、いま今東光氏の「一刀両断」の番組の中で、ああいうことが言われたわけなんですが、内容的に、そのことのあるなしということは、私は私なりに検討いたしました。調査いたしましたが、率直に言って、いまのこのテープを国会に出してもらうまでにも、い……
○中村順造君 本日は、この人事官等三件が人事案件として出されておるわけですが、この際副長官にお尋ねいたしますが、承認人事で従来欠員になっておる国家公安委員、これはすでに欠員になってからかなりな月日がたっておるわけですが、経過はどうなっておりますか。
【次の発言】 政府のほうはやはり提案権があるので、いろいろいままでも人事の問題で事前に新聞辞令が出たりして、そのつど問題になっているのですが、国家公安委員につきましても、やはりそういうことが欠員後におきましてあった、新聞にすでに写真入りで出ているのです。その経歴だとか、あるいは本人の談話まで出ておったのですが、その点は全部解消したのですか。
○中村順造君 大臣にはあとでお答えいただきたいと思いますが、鉄監局長は来ておりますか。
【次の発言】 この出された資料の一番終わりに、この審議会は三十七年九月二十日以降開催されていないということになっておりますが、これはどうしてですか。必要なかったのですか。
【次の発言】 この鉄連建設公園というのは、この間、通ったのですけれども、結局三十七年の九月から、そういう予定線とか、調査線とかいろいろきまっておったから、開く必要がなかったと、こういうことなら、結局、鉄道建設公団ができるのを待って一体制をそろえる、こういう考え方があったのじゃないですか。そのためにやらなかったのだ、やっても中身がないのだ―……
○中村順造君 この経歴を見ますと、現職が総理府統計局長になっておりますが、従来こうした人事案件につきましては、現職から横すべりということは好ましくないということがたびたび議論されておるわけです。今回はしかるべき措置がとられたと思いますが、今後の問題として、こういうふうな現職をいきなりこういう各種委員にするということは避けてもらいたい。こういうふうに考えているが、ひとつ、このたびはどうなっておるのか、説明願いたい。
【次の発言】 今回は特別に、先週という話でしたが、これはこのこと自体があまり好ましいことでないと思う。常識的にいえば、一年とか二年とかの期間を置いて、そうして任命されるというなら別で……
○中村順造君 いまの鍋島理事の提案ですが、社会党の立場からいたしますならば、これはもう通常国会というのは百五十日と、一応まあ、ワク、土俵というものがきまっているわけです、大きさというものが。その中で、なるほどそれは案件が多少残っていることは理解できるのですが、だからと言って、これを会期を延長して、しかも、いま説明を聞きますと、なお今後におきましても法案の提出の状況もある、こういうことでありますれば、一体何のために百五十日という会期の設定がなされているのか。まあそれは法律的にいうならば、これを延長することは違法ではないけれども、これはやはり一応のワクの中で決着をつける、もし決着がつかなかった場合……
○中村順造君 この機会に一、二質問をしてみたいと思いますが、この「中央更生保護審査会委員の審査会出席状況」によりますと、かなり毎月ひんぱんにやっておられるようです。これはもちろん法律に、どういうふうな内容のものかということがうたわれているわけですが、ごく最近のものでいいですが、たとえば四月の分についでも差しつかえないですから、内容はどういうようなものが審査されたか、簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この中央更生保護審査会では、刑余者の保護なんということはやっていないのですか。その点はどうですか。
【次の発言】 刑余者の保護というか、よく世間で問題になっているのは、刑余者が犯罪の……
○中村順造君 いま提案のございました坂西志保さんの国家公安委員任命に関する件でございますが、これは官房長官も、従来のいきさつはよく御存じだと思いますが、本来、なくなられた金正氏は、いわば労働界の代表であり、あわせて、当時社会党でございましたが、社会党のほうからも推薦をするという立場で出された人でありまして、言うなれば、言論界その他いろいろありますけれども、金正さんの後任とすれば、やはりそういうふうな性格が当然考慮されなきゃならぬ。これは官房長官も、あるいはその過程におきましては、関係者としてよく御存じだと思いますが、坂西さんを出されて、全く性格が変わってくる。この点は、私が申し上げましたいまま……
○委員以外の議員(中村順造君) ただいま議題となりました原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 昭和二十年の戦争末期に投下された原子爆弾により、広島、長崎は一瞬にして焦土と化し、多くの人命は奪い去られ、家、財産はことごとく灰じんに帰するという人類史上未曽有の惨禍がもたらされたのであります。幸いにして一命をとりとめた者も、原爆の被爆という一生ぬぐい去ることのできない宿命をになわされ、あるいは原爆熱線による痛ましい傷痕のゆえに悲歎にくれ、あるいは放射而の影響による造血機能障害、原爆後障害に悩まされるなど、病苦、貧困、孤独の苦痛に……
○中村順造君 ただいま議題となりました鉄道公安職員の職務に関する法律を廃止する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 鉄道公安職員の職務に関する法律は、議員立法として、昭和二十五年八月、第八回国会において成立したものであります。その立法の経緯としましては、終戦後の旅客輸送秩序の混乱、悪性荷物事故の発生、鉄道施設内における犯罪、あるいは輸送知識を利用した犯罪等が増加し、しかもそれが大規模化、集団化するに至ったという特殊事情があったのであります。日本国有鉄道においては、駅長、助役、車掌など特定の職員に従来から司法警察職員の権限が与えられていましたが、その権限は限定的であったので、当時の……
○中村順造君 議事進行。
【次の発言】 答弁の前に議事進行。
【次の発言】 きょうは大臣はどうして来ないんですか。委員長、これは自民党の質問ですから、自民党のほうではそれは必要ないと認められても、われわれとしては、やはり質問の過程で関連質問が出てぐるかもしれない。また、それがないにしても、これだけの重要な案件を審議しておるときに、要求があるからどうとかいうことで出席しない。どういう経過になっておるんですか。
【次の発言】 それはおかしいじゃないですか。関連質問があらかじめどうして予測できますか。
【次の発言】 それはおかしいよ、あなたの言われるのは。あらかじめ概念的にわかっておっても、質疑の過……
○中村順造君 委員長、関連して。
【次の発言】 先ほど来の論議の中で、関連してお尋ねしますが、ここへ出されておる資料の中で、猟銃のことですね。検挙件数が九百三十二件となっていますが、これはどうですか。検挙件数となっていますが、これは犯罪からこういうふうな件数が出ておるわけですか。いわば犯罪につながってこういう件数となっているのかどうか。その点はどうなんですか。
【次の発言】 その点は、広い意味の犯罪だと言われる。そうすると、先ほど言われた八十件の不許可ですね。これは法律からくる八十件、それから、そのほか二百三十件と言われたが、この合計はこの九百三十二件の中に入るのですか。それとも、全部申請をし……
○中村順造君 国鉄にお尋ねしますが、いま副総裁からいろいろと、事故防止につきまして今日までとられた、この三河島事故あるいは鶴見事故を契機としてとられた対策について説明があったのでありますが、時間がございませんから、簡潔に私は要点だけ質問いたしますから、ひとつお答えを願いたいと思うのですが、年末になりますと、これは毎年ですが、やはり年末の繁忙輸送だということで、かなりの列車の増発が考えられるわけです。これはあとでお答えいただきたいと思いますが、一体どの程度の増発が考えられると思うか。 それからもう一つは、ちょうどその時期になりますと、労使の間が非常に険悪になる。これは、ちょうど去年の暮れからこ……
○中村順造君 議員の秘書の給料ですが、いま総長から説明があった内容については反対じゃありません。ただ、そういうことになると、これは属職ということで、秘書というものは、そこに未来永劫というわけでもないけれども、一定期間格づけをされるということになるのです。そうすると、たとえば、いまの時点で第二秘書なら第二秘書に例をとってみますと、行(一)の七等級二号俸だという格づけをされると、この時点で同じに格づけをされた人が――行政職のほうは、来年は一号昇給する、再来年はまた一号昇給するということで、同じに格づけをされた者が、行(一)のほうは年々一号俸高くなる。にもかかわらず、秘書はそのまま据え置かれるという……
○委員以外の議員(中村順造君) 本日で解任されました。たいへん長い間、皆さん、お世話になりました。あとはまた優秀な柳岡君が就任いたしましたので、私同様よろしくお願いいたします。(拍手)
○中村順造君 せっかくの機会ですから、私からも……。いま出された資料を見ますと、非常に兼職が多いのですね。現職としていろいろの役職に任命されている。これを見ますと、大体、国がある程度の保障をして、その職務に携わっていただいておるにもかかわらず、兼職が非常に多いのです。それから、いま一党一派に偏してはいけないと官房長官はおっしゃいましたが、これもやはりこの経歴の示された、出された委員の中には、いやしくも国論が二分したような場合に、一方的な発言をする、こういう経歴の人がおられるわけです。たまたま、いま大矢理事が今回の津田委員の任命についてのいきさつについて、わが党の基本的な考え方を述べ、政府に強い……
○委員長(中村順造君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
この際、皆さまに一言ごあいさつを申し上げます。
昨日の本会議におきまして建設委員長に選任されましたが、生来不敏でありまして、特に本委員会の関係につきましてはふなれでありますので、皆さまの御協力をいただきまして、委員会の公正円滑な運営を行なってまいりたいと存じます。何とぞ格段の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として大和与一君が選任されました。また、本日、増原恵吉君及び大和与一君……
○委員長(中村順造君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任されました。また、昨十七日、柴谷要君及び増原恵吉君が委員を辞任され、その補欠として大和与一君及び太田正孝君がそれぞれ選圧されました。
【次の発言】 次に、地方住宅供給公社法案及び住宅協同組合法案を一括して議題といたします。
両案については、前回すでに提案理由の説明聴取を終えておりますので、これより両案の補足説明をそれぞれ聴取いたします。
まず、地方住宅供給公社法案の御説明を願います。尚住宅局長。
○委員長(中村順造君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の暴動について御報告いたします。
本日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、地方住宅供給公社法案及び住宅協同組合法案を一括して議題といたします。
前川に引き続き両案の質疑を行ないます。御質疑のある力は、順次御発言を願います。
なお、おはかりいたします。
委員外議員田中一君から発言を求められておりますが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
○委員長(中村順造君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
地方住宅供給公社法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 他に御発言がなければ、本案に対する質疑を終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
本案の討論採決は、次回に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時二分散会
○委員長(中村順造君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、小林英三君が委員を辞任され、その補欠として赤間文三君が選任されました。
【次の発言】 それでは、地方住宅供給公社法案を議題といたします。
本案は、前回におきまして質疑を終局しておりますので、これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
なお、附帯決議案は、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○中村順造君 まず、労働大臣にお尋ねいたしますが、まる七年前に国鉄の部内の中で解雇者をめぐりまして団体交渉拒否、いわゆる国鉄の中で、国鉄労働組合、当時の機関車労働組合が、それぞれ解雇者を三役に改選をしたということで、ILOの問題が初めて提起されたわけです。私は、当時ちょうどこの問題につきまして、東京地裁で争い、あるいは最初にILOにこの問題を提起をした当事者の一人でありますが、その時点から考えますと、当然なさるべきこの八十七号条約の批准ということが、まあ足かけ八年、まる七年という長い経過をたどっているわけですが、一体大臣はどうしてこんなに長く、当然なさなければならぬこの条約の批准というものがお……
○中村順造君 関連質問しますが、私は戦力を持っておる自衛隊を否定しておる社会党の立場ですからね、よくわからないんですが、先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、何か日本の空対地の演習場は一カ所だというようなお話ですね、あとはアメリカのを借りてやっておる。しかもこれは射爆場ですが、もちろん日本の土地を貸しておるわけですが、アメリカの場合は、これもわれわれは否定しておるんですが、日本で演習しても、またアジアの情勢によっては日本以外の土地に行って、攻撃上飛行機を使う場合が考えられるわけです。現実においてもしばしばそういうこともありましたしね、しかし、日本の場合はそういうことを考える必要がありますか。自……
○中村順造君 ちょっといま発言したのはあれは説明員でしょう。管理官というのは。委員長は説明員に説明させるときは一応はかってください。これからも大事なときにいろいろなことが想定されるのですけれども、説明員がかってに説明しないように委員にあらかじめはかってください。要望しておきます。
【次の発言】 政府委員ならいいんですがね。政府委員の承認というのは一つの大事な国会の中の仕事ですから、説明員が説明する場合には一応委員にはかってやってください。それを要望しておきます。
【次の発言】 委員長、速記をとめてください。
○中村順造君 質問されている伊藤さんがやめましたので、私は関連して一つだけ、いままでのずっと質問を聞きまして、お伺いしたいのですが、最後ですが、いまの答弁聞ましても、何か数だけそろえばいいというふうな感じを、われわれは聞いて受けるわけですよ。また、パチンコ屋の前で集めるとか、西郷さんの前だとか、ハチ公の前だとか、そういうことはやるべきじゃないんじゃないかと私は思うんですよ。そういうことをやるから、自衛隊に入り手がないので、やはりいま新しい新制高校を出る人が十五万人ふえているというがね、いまそういうところに目をつけてやっぱりやる、数さえそろえば、頭数さえそろえばどうでもいいという考え方そのものが……
○中村順造君 議事進行。質問に関連して議事進行で申し上げますが、委員長によく普処してもらいたいと思います。 先ほど来、政府委員なり担当の大臣の答弁が非常に不まじめです。質問に答えてない。したがって時間が非常に長くかかりますから、尋ねたことをそのまま率直に答えてもらいたい。いやしくも所管の内容について大臣が知らないなんということはあり得ないことなんですから、その点は十分委員長からひとつ注意をしてもらいたいと思います。
○中村順造君 いまのに関連してお尋ねいたしますが、実地調査の話が出ましたが、将来そういう具体的な問題があるなら、実地調査をされる用意があるかどうか、お尋ねいたします。
○中村順造君 私は日本社会党を代表いたしまして、本日お集まりをいただきました公団、公社、公庫、事業団などから多数の参考人の出席を求めたわけでございますが、皆さん御苦労さまです。 私としては、この公庫、公団、公社、事業団等につきましては、基本的にこれは反対するものではありません。むしろ、それが活発に運営をされるということは望ましいことであり、そういう前提でありますが、しかし、今日のこの政府機関の関係の数あるいはその運営等、必ずしも私は適正であり、かつ万全だとは考えておらないわけであります。そこで、内容的にはいろいろあろうかと存じますが、適切でないと申し上げたのは、ややもすれば綱紀の問題、さらに……
○中村順造君 第一分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 第一分科会の担当は、昭和四十年度予算三案中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、経済企画庁、科学技術庁を除く)及び法務省所管並びに他の分科会の所管外事項であり、三月二十六日、二十七日及び二十九日の三日間にわたり、関係大臣及び政府委員より説明を聴取した後、慎重に審議を行ないました。以下、質疑の概要について御報告申し上げます。 まず、皇室費関係予算について申し上げます。四十年度は内廷費の定額は改定しないのに、皇族費の定額を改定した理由、及び宮廷費は前年度に比し大幅増加となっているが、その理由は何か等の質疑があ……
○中村順造君 関連質問いたしますが、いま総理のお答えの中で、正義公平の原則だと、こうおっしゃったのですが、この原子爆弾というのは、これは第二次世界大戦で人類の上に原子爆弾が落とされたのは日本だけなんです。私はこの前も本会議でこの原爆医療法の改正で総理にお尋ねいたしましたが、本会議でありますからきわめて木に竹をついだような答弁でありましたけれども、いかんともしがたいので引き下がったわけです、時間的な制約がありますから。あなたの言われることは、おそらく、艦砲射撃や爆撃と同じような趣旨だから公平の原則だと、こういうふうにお答えになりたいところでありましょうが、原子爆弾というものは、この前本会議の私は……
○中村順造君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和四十年度一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算の三案に対し、反対の立場を表明し、討論を行なわんとするものであります。 佐藤内閣は、さきに三十九年度補正予算を編成されましたが、これは内閣成立直後でもあり、前池田内閣のあと始末ともいうべきものでありました。今回提出されました四十年度予算三案こそ、佐藤内閣の真価を問うべき最初の予算として内外の注目を集めたものであります。 政府の予算編成方針によりますと、この予算は、わが国経済の長期にわたる安定成長をはかることを主張とし、人間尊重の理念に基づき、国民生活の向上と社会経済の各……
○主査(中村順造君) ただいま皆さま方の御推薦によりまして、私が主査をつとめることになりました。御協力をいただきまして、本分科会の運営を行ないたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、審査に入ります前に、議事の進め方についておはかりをいたします。 本分科会の所管は、昭和四十年度一般会計、同特別会計、同政府関係機関予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣及び総理府のうち防衛庁、経済企画庁、科学技術庁を除く部分及び法務省並びに他の分科会の所管に属しないものを審査することになっております。議事を進める都合上、主査といたしましては、本日午前、皇室費及び会計検査院、今後は法……
○主査(中村順造君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、委員の変更について御報告いたします。本日、千葉千代世君が辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 本日は、昭和四十年度総予算中、国会所管を議題といたします。
これより順次御説明を聴取いたしたいと存じます。最初に、大久保衆議院庶務部長にお願いをいたします。
【次の発言】 次に、河野参議院事務総長にお願いをいたします。
【次の発言】 次に、隈井弾劾裁判所事務局長にお願いをいたします。
【次の発言】 次に、福島訴追委員会事務局長にお願いいたします。
○主査(中村順造君) ただいまから予算委員会第一分科会を開会いたします。
まず、委員の変更について御報告いたします。
一昨日、鈴木強君、稲葉誠一君か辞任され、岡田宗司君、木村禧八郎君が選任されました。
【次の発言】 本日は昭和四十年度総予算中、内閣及び総理府所管を一括して議題といたします。
まず、説明を聴取することにいたしたいと存じます。臼井総務長官。
【次の発言】 厚生省は、若松公衆衛生局長、竹下児童家庭局長、網野厚生省企画室長、加藤保護課長、首尾木厚生省保険局企画課長、以上来ております。
【次の発言】 それでは、二時再開することにいたし、これにて休憩いたします。
午後一時三十二……
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