このページでは林田正治参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○林田正治君 資金の問題ですが、天災融資法の適用であるとか、あるいは自作農資金の額の拡大とか、いろいろな面で資金の関係がありましょうが、こういうことは考えておられましょうか。三十八年産米の予約の、つまり概算金を早く渡す、これはもちろん農村においては、盆は、七月は、われわれの県ではやっておりませんけれども、例年よりか繰り上げて払うというようなことの考えは持っておりませんか。そういうことに対するお考えはどうなっておりましょうか。
【次の発言】 関係方面とひとつ十分検討していただきたいと思います。
○林田正治君 きょうはまだ九州方面の被害の報告は受けませんでしたが、私たちの知る範囲内においては、九州方面は本日報告がありましたより以上の被害のように私は承っております。これは九州のみならず、このままにしておくならば、私は日本の農村そのものが崩壊するのであると思う。日本の農村の崩壊は、これは大きく言うならば、日本そのものが崩壊するということになると言っても私はいいと思います。そういうような点からお考えになって今回の対策は講ぜられなくちゃならぬと思いますが、先ほどずっと説明を承っておりますと、あるいはこの農業再生産に対するところの救済というような問題も、あまりに事務的といいますか、法律的と申しま……
○林田正治君 ちょっと関連して。阿蘇山ろくの青年の家ができましたことは私としては非常に喜んでおりますが、先ほど斎藤社会教育局長の説明によると、二億円ではまだ完成しないようなお話でございましたが、その点は大よそ今後どのくらいの見通しかということを一応承っておきたいと思います。
【次の発言】 この二億円の国の負担以外に、地元の負担というものは多少は見ておられませんか。どういうふうにやっておられますか。
【次の発言】 そうしますと、いわゆる建設費、建物の建設とかあるいは何といいますか、この内部のいろいろな施設、そういうものに対するところの地元の負担というものはお見込みにならぬわけですね。
○林田正治君 私は、この恩給の問題につきまして、ことにこの二十三年以前に退職いたしましたる老齢恩給者と現在の人との間に、あまりにも差が激しいのであります。この点につきまして、いろいろの実例をもってこれは長官あるいは恩給局長にお尋ねいたしたいと思いまするが、実は実感のこもったお話をいたさなきゃならぬと思いまするが、二、三日前に、私の旧友の、かつて名古屋の検察庁の検事正をいたし、終戦後間もなく大審院の勅任検事として退職いたしました某君とお目にかかりました際に、君の恩給は幾らあるかということを私は聞いてみたのです。ところが、その話はもう林田君してくれるな、おれはもう実際その話を聞くと憤慨にたえないの……
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