野々山一三 参議院議員
6期国会発言一覧

野々山一三[参]在籍期 : | 6期|- 7期- 9期-10期
野々山一三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野々山一三参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

野々山一三[参]本会議発言(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 参議院本会議 第9号(1963/02/20、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました所得税法の一部を改正する法律案並びに法人税法の一部を改正する法律案について、政府にその所信をたださんとするものであります。  政府は、昭和三十八年度の税制改正にあたって、中小企業者の税負担の軽減、資本蓄積、貯蓄増強を表看板に打ち出しておるのでありますが、その内容は、利子所得、配当所得といった資産所得や不労所得に対しましては、いわゆる政策減税と称して、実質六百八十八億円の租税特別措置を新設いたしているにもかかわらず、物価高と名目的な所得の増による増税にあえぐ勤労所得者に対しては、財源難を理由に、所得税減税二百七十六億円、法……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 参議院本会議 第11号(1964/03/18、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行なおうとするものであります。  本法律案は、開放経済体制への移行を進める一環として、四月一日からIMF八条国に移行する、そのための法制整備を行なおうとし、対外取引関係二法を改正しようとするものであります。  ところが、私は本法律案の改正を、単に四月一日からIMF八条国に移行するための準備として見るには、あまりに大きく、かつ重大な、国際経済社会における、また日本経済の進路にとって影響を持っているという点を、見逃がすわけにまいらぬと……

野々山一三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

野々山一三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 大蔵委員会 第5号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○野々山一三君 先般来、ガリオア・エロアというものは、すべてこれは債務性があるのだという前提で、しかもすでに協定は成立しておるのだ、議会はこれを認めておるのだという前提で政府側は当たつておられるのですが、私は、すでに議論されたことでありますけれども、事この問題は、たとえばもののやりとりの上で非常な大きな金が日本国民から出ておる、あるいは終戦処理費でも相当の膨大なものが出ておるというような上に、さらに払うというのでありますから、よほど国民はこの払うことの正当性というものを正しく理解しない限り納得しないと思う。しかも、この金はこれから十五年間二千億有余にわたって払うのです。その金の行方あるいはその……

第41回国会 大蔵委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○野々山一三君 関連。あなた、この間途中で退席されたときに、実は私伺いたかったのですが、ちょっとだけ一歩進めて聞いておきたいのですが、今のお答えによれば、資金は窮屈である、しかし産投会計の持つ目的をひん曲げてしまうようなことはしないで積極的にやるのだというお答えなんです。ところが、この間私が海運当局にちょっと尋ねたのですが、海運合理化審議会が昭和四十五年までの十年計画として外航船を千三百二十五万総トンに持っていくために九百七十万総トン建造するという計画を答申いたしました。その第一着手として、とりあえず開銀からの融資を七十万総トンにするようにということを答申いたしました。ところが、この間の等外で……

第41回国会 大蔵委員会 第7号(1962/08/31、6期、日本社会党)

○野々山一三君 最初に、ちょっとこうこまかい質問ですけれども、質問を進めていくために前提を確認したいので、ちょっとおつき合いをいただきたいと思います。  琉球ですね、琉球は一体今日これは法律的には日本とどういう関係になるのかということをひとつ、これは次の質問に入るためにひとつ聞きたいと思うんですけれども、外務省当局。
【次の発言】 国民や領土は、日本国民であり日本の領土である、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 けさほどの総理の答弁並びに先般来の質疑の中で、この間特に大蔵大臣は私の質問に、これは一つの意見として払わぬで済むものならばそれも一つの考え方だけれども、これは……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 議院運営委員会 第5号(1962/12/22、6期、日本社会党)

○野々山一三君 その会期延長をしようとする理由は一体どういうところにあるのですか。
【次の発言】 では理由はないというふうに了解してよろしいわけですね。
【次の発言】 伺うところ、衆議院のほうの会期延長の手続というものは、尋常普通な手続を経て――尋常普通でないという言い方もどうかと思うのでありますけれども、きわめて、こう何といいますか、理由も十分な議論がなされないまま強行されているようであります。私は、ここに至るまでの間に、今緊迫した状態というお話でありましたけれども、ここに至るまでの間に政府与党も十分な誠意を尽くせば、かかる事態に至らなくてもなし得た状態である、こういうことを私は考える。そう……

第42回国会 大蔵委員会 第3号(1962/12/14、6期、日本社会党)

○野々山一三君 資料要求追加ですけれども、この調査会の答申の中身の四項に、世帯員のうちから戦死者、戦傷者、引揚者及び抑留者を出した直接の人的戦争披露というようなものや、その他強制疎開などを受けた者の物的戦争被害と比べると、被買収者というものは非常に比率の高い被害を受けておるということを答申の中に書いてある。その調査会が調べた資料です、認定した資料というものを、これも資料要求に追加をしておきたいと思います。

第42回国会 大蔵委員会 第6号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○野々山一三君 関連。将来の農地被買収者に対する貸付の問題についての考え方とでもいいますか、そういうものは、今ちょっと答えられたわけですけれども、しかし、もう少し具体的なものがなければ、一体二十億も出資するというこれだけの問題になる法律を出しておいてですね、責任のないにもほどがある、こういうことを言わざるを得ないのですけれども、それは将来のことだから、どういうふうに流れてくるかわからぬので、固い数字は言えないというふうに言っておられるのかもしれません。  そこで、その話はまたさらにあとで質問をしますけれども、創設以来今日まで年度別に各貸付の種目別に農地被買収者といわれる人たちがどのくらい借りて……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 大蔵委員会 第7号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○野々山一三君 資料要求をします。一つは、中小企業振興資金等助成法による今までの補助金として出した実績、府県別に全部わかれば、明細に年次別、府県別に。それから、もう一つは、同じ法律で、今まで国が貸付をした府県別、年次別の実績。それから、各都道府県において集団化貸付をやってきた実績、つまり要求に対して貸付をどういうふうにやったか。資金の需要関係はどうなっておるかという点、おわかりなら出していただきたい。以上三つです。

第43回国会 大蔵委員会 第11号(1963/02/28、6期、日本社会党)

○野々山一三君 その「支店等」という「等」の問題、この間西川さんが質問していたのですけれども、その定義というものをもうちょっとはっきりしないと、結局は、免許条件をこまかくきめても、これはざるにはならないと思っても、たとえば一人ぐらいの出張所員を置いても通るということになるとするならば、単に、一千万円ですか、保証金を積んだだけで一人ぐらいの事務所員がおって、それを「支店等」という「等」に認めるというのでは、これは業務上の信用担保というものはないわけですね。これはどういうふうに定義されるのですか。
【次の発言】 ふさわしいというものの認定ですけれども、しかし、この法律は今後改正するつもりもないし、……

第43回国会 大蔵委員会 第17号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○野々山一三君 最初に、大蔵当局から産投会計発足以来の年次別の一般会計からの繰り入れ資金なり歳入の内訳を、ひとつ知らしてもらいたい。
【次の発言】 それから、見返り資金以来の総額、見返り資金継承以来、たとえば一般会計から、あるいは特需物資の差益金なり何なりでありますね、それを産投に継いだものがありますね。あるいは繰り入れたものがありますね。その内訳をひとつ詳細に知らしてもらいたい。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 大きいやつ、全部並べて下さい。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 その資金需要に応ずるために資金をふやすということが、今度の改正の一つの点ですね。そこで、今まで三千……

第43回国会 大蔵委員会 第18号(1963/03/15、6期、日本社会党)

○野々山一三君 輸銀の関係でちょとお伺いをいたしたいのですけれども、輸銀の皆さんお見えでないようですから、関係当局からお答えをいただきたいと思います。輸銀に今まで出ておる出資金の総額は、きのう私が要求して出て参りました資料によりますと、千百八十三億産投会計から出ておるというふうに読むのですけれども、これは間違いないのでございましょうか。これはあなた方から出た資料を念のために確認しておくのですが。
【次の発言】 三十八年度までを含めて、つまり今審議している法律案が通って、そうして融資計画に基づいて出ていくものを含めた額が千百八十三億、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。

第43回国会 大蔵委員会 第19号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○野々山一三君 輸銀の関係の方はお見えになっておりますか。――あの、資本金と借入金の構成割合がどういう工合になっているかという話も、これはちょっと数字はもらいましたけれども、当初の三十一年ですか、資本金が六〇・六に対する借入金が三九・四と、これが三十七年度では資本金が三七・四に対して借入金が六二・六と逆になったという資料をもらいました。その原因はどういうところにあるのかということを、もう少しつまびらかに、この間まあ借入金の金利と貸し出しの金利が逆ざやになっているのだというお話は、それ限りにおいて伺いましたけれども、それをもう少しつまびらかにしていただきたいわけです。

第43回国会 大蔵委員会 第20号(1963/03/25、6期、日本社会党)

○野々山一三君 これは個人的な意見でもけっこうですけれども、参考までにお伺いしたいんですが、政府は、調査会の答申をされました利子所得、配当所得に対する特別措置に、さらに加えて軽減をするということをやられておるわけであります。さらにその先に対して、この種の課税は廃止するというような――本来もう廃止したほうがいいんだというような考え方を大蔵大臣が議会で述べられた。こういうことが一つある。それからもう一つ、相当ほんとうに深く専門的に掘り込まれて調査会としての答申を出されたわけですが、しかし、両先生御指摘のように、出されております法律案の内容そのものから見ますと、いわゆる額に汗して働く労働者、農民、市……

第43回国会 大蔵委員会 第21号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○野々山一三君 輸出入銀行法の一部改正の問題について伺いたいのでありますが、私は実は産投会計法の改正の際に、輸銀の問題についてだいぶ深く伺いましたので、きょうあまり時間をとらぬつもりでありますから、簡単に、簡明にお答えいただきたい。  一つは、この間お伺いをいたした際に、昭和三十七年における輸出入銀行の融資計画に対する貸し出し残というものがおおむねまあ一〇%くらいになるのではないかということを前提にして伺ったのでありますが、その後調べてみましたところによりますと、昨年の十二月末現在における貸し出し実績というものは七百四十六億円だと、つまり千二百五十億円に対する七百四十六億円でございますから、大……

第43回国会 大蔵委員会 第22号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○野々山一三君 関連してちょっと。今質疑やられておった中で、両大臣に確認というか、その気持を述べられたことについて、もう一ぺんあらためて確認しておきたいので申し上げるのですが、文章に書いてありますから、趣旨を書き取って下さい。  一つは、先ほど佐野委員が指摘したように、社内預金の制度が非常に放漫に流れたり、運用が間違っておる。そのために非常に問題を起こしておるというようなことがあるものですから、それをこういう文章でちょっと確認をしておきたい。社内預金に対する実情を見るに、きわめて放漫に流れている実情にかんがみ、監督及び取り締まりの強化などの措置を講ずべきであるということですね。  それから、二……

第43回国会 大蔵委員会 第23号(1963/03/29、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私は、ただいま議題になっております三税法に対しまして、社会党を代表して反対の意見を表明するものであります。  その第一は、この法案が提出される根拠になりましたものに、税制調査会からの三税法改正に対する答申があるのであります。この調査会は、非常に長期にわたり、かつ将来の税制そのもののあり方についてまで綿密かつ具体的に検討されて、その根本は、国民に対する税負担の公平というものの原則に立脚して、可能な負担をどういうふうにかけるかという点から答申をされたものでございます。もちろん、私どももこの答申そのものを全面的に賛成し得ないものもあるのでありますが、この答申そのものに対しまして、政府……

第43回国会 大蔵委員会 第24号(1963/03/30、6期、日本社会党)

○野々山一三君 たいした問題ではないのですけれども、通産省の方に、手続的なことで私ちょっと知りたいですから、お伺いしたいのですけれども、今度二十九品目が自由化される。その自由化されるものが、今伝えられるところによれば、四月八日ごろに実行されるのではないかというふうにいわれておりますが、そういうふうに理解してよろしいのですか。
【次の発言】 そうすると、その二十五品目ですが、そのうち国会において関税定率法の改正が承認された後自由化するもの、それから国会においてガット譲許税率改正法改正法案が承認された後自由化するものというふうに区分けをして、通商公報の三月十九日付のものに区分が出ておりますけれども……

第43回国会 大蔵委員会 第25号(1963/04/19、6期、日本社会党)

○野々山一三君 柴谷委員からすでに大筋の質問がありましたから、私はもうごくそれを補足する意味で伺っておきたいと思います。  その一つは、根本問題として、相互銀行法に違反する融資が行なわれたということが確認されたわけですけれども、ただ私、銀行局長の答弁の中で、他にもまだ類似的な行為があるのでこの際直ちに行政的な行為をすることはいかがかと思う、こういうような話がありましたけれども、それをそのままほうっておくことは、これはもう世間周知の中で議論をしたことでございますので、これをきちっと整理しておきたいと思いますので、したがって、そういう類似な行為があるということを言われた以上、関係当局として直ちにそ……

第43回国会 大蔵委員会 第29号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○野々山一三君 関連質問。そうすると、刑事訴訟法の三百三十七条の二号にいうところの、経済関係罰則ノ整備ニ関スル法律廃止に伴って刑が廃止された場合をこれは予想しての規定だと思います。そういう場合ですけれども、この場合には判決で免訴を言い渡さなければならないということを法律で規定されていますね。裁判所が免訴を言い渡すであろうというその関係の問題ですけれども、当然これはこの法律に明記されているのですけれども、それは今の答弁とどういう関係になりますか。
【次の発言】 それは一つの学説の一面だと思いますけれども、逆に、こういうような経済罰則というものはむしろ限時法じゃないという学説もあるわけでしょう。そ……

第43回国会 地方行政委員会 第27号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○野々山一三君 最初にお断わりしておきますけれども、私急にかわって参りましたから多少ダブる点があると思いますが、御了承をいただきたいと思います。  先ほど鈴木委員から地方公営企業のあり方という根本問題に触れて、相当つまびらかに政府の考え方がわかったのですけれども、もう一回念のために伺いたいのでございますけれども、一体地方自治体が公営企業というものをやることの意味というのは何だというふうに根本的に考えられているのかということを、やはりもう一回あらためてはっきりしてもらわないと、どうも今の段階ではやりようがないじゃないかという大臣のお答えにならざるを得ないので、そこのところをひとつ、地方公営企業と……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私ども中国へ参りましたその調査の中から、問題として提起されておりますことを一、二この際質問をしておきたいと思います。  先ほどちょっと触れられた塩業整備に関する問題でございますけれども、実情をちょっと申し上げて関係当局の考え方を伺いたい。それは三田尻の塩田跡地地主組合から提起された問題でありますが、この三田尻塩田跡地地主組合というものは、製塩業廃止後の塩田を県、市当局から、工場用地にしたい、だから分散することなく確保してほしいという要望を受けておるのです。この塩業整備後も、したがいまして組合がつくられまして、周南工業地帯工業整備地域の一環としての協力を行なっておるのであります。……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○野々山一三君 第三班の報告を申し上げます。  第三班は、佐野委員、日高委員及び私の三人で、一月十日から十五日まで六日間、福岡県及び鹿児島県において、租税、金融並びに専売事業等について、当局から説明を聴取するとともに、関係各界と意見を交換するなど、調査を行なったのでありますが、その主要なものにつきまして簡単に報告を申し上げます。  まず、北九州における経済等の概況のうち、おもなものについて申し上げます。  三十七年十月の金融緩和措置による景気回復とともに、翌年二月から上昇した鉱工業生産は、漸次その水準を高め、十月には機械工業の二倍強の増産を中心に多業種の上昇を見、前月比二〇%余の上昇をいたしま……

第46回国会 大蔵委員会 第11号(1964/03/04、6期、日本社会党)

○野々山一三君 時間がないので、大づかみな話を伺いたい。この間OECD問題についてわが党の岡田宗司氏が本会議で質問をいたした際に、総理大臣は非常に簡単な、言い方をしておるので、あなたにきょうはその中身について伺いたい。それは、私が申し上げたいのは、いわゆる経済開放体制というものを進め、自由化が進み、OECD加盟をしていくならば、総理の答弁によれば、今後日本がOECDへ加盟いたしまして、経済がだんだん上昇していくならば、問題のILO条約二十六号の最低賃金に関する条約というようなものも批准できるのです、こういうふうに言っている。私が指摘したいのは、日本経済の高度成長というものは、大ざっぱにいって三……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/03/06、6期、日本社会党)

○野々山一三君 主として運輸大臣に、国際収支の中で、貿易収支、特に貿易外収支の中における海運収支の問題及びこの赤字をなくするということに関する対策、こういった問題について伺いたいと思います。  そこで、最初に伺っておきたいのでありますが、運輸省が最近の極端な海運収支の赤字、伝えられるところによれば、四億二千七百万ドルという赤字がある。この海運収支の赤字解消策として、その考え方を昭和四十二年までに貨物の運賃収支をとんとんにするという計画を持っておるというように伝えられておるのでありますが、その真偽について伺いたい。あったら、その計画の大要についてまず伺いたいと思います。

第46回国会 大蔵委員会 第14号(1964/03/12、6期、日本社会党)

○野々山一三君 時間がもうおそいので、大臣、基本的な問題についてできるだけまとめて伺いたいと思います。  前置きはもうやめますが、OECD加盟、そうして開放経済体制に入るわけであります。一そうそれが具体化するわけでありますけれども、問題は、やはり日本の今日までの経済成長というものが私は大ざっぱに見て三つの要件、つまり大企業に対する経済的、財政的、税制的な援助というものが強いものがある。それから産業の二重構造というものがある。それから極度のチープ・レーバーというものがそれを促進をしたということに見るのであります。そこで、少し、直接この法律に関係はないのですけれども、OECD加盟及びそれと並行的に……

第46回国会 大蔵委員会 第15号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○野々山一三君 きのうはどうもお互いに多少誤解もあったようですけれども、事を整理するために、あらためてきのうの問題に対しての政府の見解を聞きたいので、私が申し上げています焦点をひとつ正確に聞いておいてもらいたい。  OECDの三十五の各委員会及びそのほかに民間団体としてのTUAC、BIACというものがあって、いま問題にするのは、そのうちのTUAC、つまり労働組合諮問委員会とOECDの関係、それからOECDの条約、規約施行上持たれている秩序といいますか、そういうものからいたしまして、必然的な結果としてOECD加盟の各国の労働団体はその諮問委員会に参加する結果になってくるのではないか。そういう性格……

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております外国為替及び外国貿易管理法及び外資法の一部改正案に対しまして反対の意見を申し述べたいと思います。  その第一点は、手続的なことでありますが、すでに本会議並びにこの委員会におきましても指摘をされましたように、かつての金解禁以来の日本経済にとっては画期的なことであります。その画期的な、あと戻りをすることの許されないIMF八条国移行という、そのことに対して政府はすでに国会の審議に付する以前に、IMFに対しまして四月一日から八条国移行ということを通告して事を処してきたのであります。いま国をあげて最後の段階に来ておる経済開放……

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○野々山一三君 基本的な質問はあとでまた機会を得て願いたいと思いますけれども、その質問にあたってきょうちょっとお考えを聞いておきたいので、事務当局から御答弁をいただきたいと思います。  一つは、今度損害保険控除制度というものを設けるということになりましたですけれども、実は生活協同組合法人としての団体が、俗称相互共済という共済制度を設けて、一定の掛け金を掛け、それによってその家屋、物件の損害に対する保険をする、ないしは死亡傷害などに対しては保険を掛けておる。最近、これはまあ事務当局の話の中に、たとえば千円の掛け金に対して、それが幾種類もの給付がありますから家屋、物件などの損害についての保険に相当……

第46回国会 大蔵委員会 第20号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○野々山一三君 おとといの宿題になっていた、火災共済などについて今回の法改正に伴う協同組合をなしている火災共済に対する控除対象の団体の許可基準というものがあったら示してほしいということを申し上げておいたのでございますが、念のために記録にとどめる意味で、それは準備をされたようですから、それを御答弁で確認をしておきたいと思います。お答えを願います。
【次の発言】 わかりました。もちろん、これは法律でこれから施行される段階の問題でありますが、なお若干気にかかる点がありますが、それは今後の問題に残すことにいたしまして、きょうのところはこの点を確認だけしておきたいと思います。特にこの間申し上げておきまし……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○野々山一三君 この委員会でもしばしば議論になっている問題ですが、同時に、また、新聞などでも、最近俳優団体から脱落をするという人なども出たりなどしている芸能関係の人の税の問題、これは毎日にぎわしておりますが、うかがうところ、たとえば市川団十郎というような人は、大体その経費率が五割ぐらいだということで、そういう気持ちでこうやっていったらしいのですね。そうしたら、あとになったら、いや、経費率は三割しか認めないのだということになったことのために、彼は非常なふんまんを持って、これが一つのきっかけになって芸能人関係の税問題というものが新聞の面に出てきた。さらに、どうも聞くところによりますと、この種の芸能……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/30、6期、日本社会党)

○野々山一三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行なうものであります。  この改正の中で、特に、予算の定めるところに従って自動的に公庫の資本金が増資をせられるという点について、私どもはこの点を重視し、反対をするものであります。したがって、その観点から次のとおり修正案の提案をいたすのであります。  読み上げます。    北海道東北開発公庫法の一部を    改正する法律案に対する修正案   北海道東北開発公庫法の一部を改  正する法律案の一部を次のように修  正する。   第四条に二項を加える改正規定を  ……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○野々山一三君 今度の改正で、出資金の全額を国債によって代用出資することができるというようにするわけですがね、積極的な理由というのは何かあるんですか、国債にしたほうがいい、国債で出したほうがいいという。
【次の発言】 ことばのあやだと思うんだけれども、その金は日本が引き受けますというような意味の証文ではないんでしょう。結局正式に出資金として出すわけでしょう。あなたの使われたことばのあやだと思うんだけれども、借金証文みたいなものでも取っておかなければ、その仕事が進まないので、国債でもいいんだと、こういう説明だと、前後くっつかないんで。もう少し……。

第46回国会 大蔵委員会 第38号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○野々山一三君 いま成瀬先生のお話で、ある程度考え方はわかったのですけれども、順を追ってもう一ぺんあなたの気持ちを聞きたいと思うのです。  それは、一つは、この間の春闘の段階で、政府の見解として、公共企業体の当事者能力が狭過ぎてるので、成瀬さんが指摘をされたように、多少無用な紛争というか、必要上に紛争が激化するということになるので、これを改めたい、再検討したい、こういうふうに言われたのです。いまのあなたの答弁で、それが少しそれらしいことに触れられておるのでありますけれども、あなたの考え方を聞きたいのです。どういうふうにしたらいいかということをあなた自信はお持ちなのかという意味で聞きたいのです。……

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/06/16、6期、日本社会党)

○野々山一三君 いまの問題に関連するのですがね、これは多少ものの見方にかかってくるのかもしらぬけれども、実情は佐野さんの心配するような点が相当あるのですね。銀行側は、世間がうるさいし、議会もうるさいから、これは早く適当に受けて立ったほうがいい、こういうことになっているのは表の話なんです。  実際は、二、三の実例を申し上げてあとのことを聞きたいのだけれども、先般も五、六十の中小企業の諸君に会って、一日こういう問題を勉強し合おうということで、みんなやっていましたが、結論として彼らが言うのは、いまの状態において、いまの金融情勢のもとにおいて、あまりうるさいことを言ってもらうと、実は銀行ににらみつけら……


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各種会議発言一覧(参議院6期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2022/12/18

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