このページでは松平勇雄参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(松平勇雄君) 公社、公団、事業団につきまして、これらの整理統合についての御質問に対しましてお答えを申し上げます。 行管といたしましては、先般の三月七日の閣議の申し合わせに基づきまして、特殊法人等につきまして、その整理簡素化に鋭意努力をいたしておる次第でございますが、現在、事務当局に命じ、現存の百八の特殊法人に対しまして、実態調査を行なわせております。 この調査の基本的な方針といたしましては、第一に、法人設立の目的が果たされたかどうか、第二には、性格が類似しておりますものは互いに統合しても支障がないかどうか、第三は、当該事業特別会計で行なうか、あるいはまた、地方団体もしくは民間団……
○国務大臣(松平勇雄君) 行政事務再配分の問題につきましては、臨調が答申を出しましたその翌年、すなわち、四十年の九月に、地方制度調査会からも、臨調の意見を取り入れて、相当広範にわたって改善の意見が出されております。もともと、行政事務の配分処置をとるにあたりましては、ただいま林議員が仰せられましたとおり、これに対応する十分な財政措置を講じなければならないところでございまして、これにつきましては、目下地方制度調査会において審議中と聞いております。したがって、これらの結論を待って、自治省はもとより、関係各省とも十分連絡をし、臨調の答申の趣旨の実現をはかる所存でございます。(拍手)
○国務大臣(松平勇雄君) 今年度、若干の特殊法人を新設いたしましたことは御指摘のとおりでございますが、これはたびたび申し上げますように、新しい行政需要に対処する最小限の処置でございまして、一方、閣議の申し合わせ、その他行政監理委員会の決議等もございまして、ただいま現存の百八の特殊法人に対しましては調査をいたしておりまして、今年の八月末までには結論を出してこれらの再編成あるいは整理統合等に関して処置をいたしたいという所存でございます。 なお、特殊法人の人事あるいは運営の面に関しましては、ただいま総理からお答えしたとおりでございます。 動力炉・核燃料開発事業団について申し上げますと、動力炉の開……
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、はからずも、再び運輸委員長に選任されました。委員の皆さま方の絶大なる御支援と御協力によりまして、円滑なる委員会の運営をいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。
本委員会の理事の数は四名でございます。
互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に、金丸冨夫君、前田佳都男君、岡三郎君、吉田忠三郎君を……
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告申し上げます。
去る八月十三日、委員大和与一君が辞任され、その補欠として木村美智男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
運輸事情等に関する調査のため、東京都副知事日比野七郎君、東京都港湾局計画部長奥村武正君、以上二名の方を本日の委員会に参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。
航空に関する件につ……
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
八月三日付をもちまして委員松野孝一君が辞任され、その補欠として堀本宜実君が選任されました。
八月四日付をもちまして委員高山恒雄君が辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
運輸事情等に関する調査のため、東京都副知事日比野七郎君、同じく港湾局長岡素夫君、同じく港湾局計画部長奥村武正君、以上三名の方を本日の委員会の参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
去る八月六日、委員瓜生清君が辞任され、その補欠として中村正雄君が選任されました。
八月九日、委員井野碩哉君が辞任され、その補欠として重政庸徳君が選任されました。
【次の発言】 前田佳都男君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。
互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じま……
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
今期国会開会中、運輸事情等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
次回は追ってお知らせすることとし、本日はこの程度で散会いたします。
午前十一時四十一分散会
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日付をもちまして、委員浅井亨君が辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 運輸事情等に関する調査を議題といたします。
まず、先般の委員派遣の報告を聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの各報告につきまして御質疑のおありの方は、順次御発言ください。
【次の発言】 陸運行政に関する件について質疑を行ないます。
先般の西宮におけるプロパンタンクローリーの爆発事故について政府側より発言を求められておりますので、これを許可いたします。中村運輸大臣。
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
この際、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月四日、委員矢追秀彦君が辞任され、その補欠として浅井亨君が選任されました。
【次の発言】 次に、請願の審査を行ないます。
請願第四号、小型船造船業の登録制度確立に関する請願外七十八件の請願を議題といたします。
まず、請願の趣旨について専門員より説明を聴取いたします。
速記を中止してください。
【次の発言】 速記を始めてください。
これより請願について採決をいたします。
請願第四、一一、三〇、三五、四一、五七、六〇、六七、七三、七七、八一、一二二、一二三、一二八、……
○委員長(松平勇雄君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件を議題といたします。
今期国会閉会中、運輸事情等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議こざいませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
次回は追ってお知らせすることとし、本日はこの程度で散会いたします。
午前十一時九分散会
○松平勇雄君 この技術のことでちょっとひとつお尋ねしたいと思いますから、どなたでもいいから御答弁願います。この資料によりますと、四十一年二月三日に一番エンジン交換と書いてあるわけなんです。事故が起こったのは二月の四日で、前の日に交換したわけなんですね。この飛行機はこの資料によりますと、製造年月日が四十年三月二十五日、登録年月日が同日で、耐空証明取得月日が四月二日であって、まだ一年たっていない飛行機なのに、なぜこの一番エンジンを交換しなければいけないのか。普通これはやはり一年くらいたてば交換するものなのかどうか。それから交換してから試運転はやったのか、やったのならどのくらいの時間やられたのか、伺……
○松平勇雄君 第一班は常磐地方に派遣されましたが、二月二十一日、二日の二日間の日程で大河原委員長と私とが参加いたしました。 私どもは、第一日に平石炭支局で常磐地方における石炭の生産並びに保安状況を聞き、さらに関係市町村協議会から地方行財政の状況と要望を、また、教員労働組合から教育の現状と対策に関する陳情を聞きました。ついで好間炭鉱で会社側から、常磐磐城炭鉱で鉱業所側及び労組側から説明を聴取し、小名浜の石炭積み込み設備を視察した後、当地方の経営者との懇談会に臨みました。 第二日は、まず、常磐共同火力で低品位炭の使用状況並びに第六号機の建設現場を視察、ついで重内炭鉱を視察し、常磐茨城では鉱業所……
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま特殊法人の調査を行なっておりますが、現存いたします百八の特殊法人について調査を行なっておりますのでございますが、ただいま御質問の、十八の臨調の答申にある法人につきましては、御承知のとおりあの答申は大体分けますると四つの種類に分かれるわけでございまして、一つは、統廃合をすべきである。それからもう一つは、民法上の法人に組織がえをする。一つは、民間の会社にこれを改組する。もう一つは、政府がもう少し強力な機能の強化をはかる必要があるというふうな四つの種類に分かれて答申が出ておるわけでございまして、御指摘のこの鉄道建設公団は、その第四の機能の強化をはかるべきものであると……
○国務大臣(松平勇雄君) 公社、公団に対する行管の態度は、ただいま吉田委員からお話があったとおり、百八の公団のうち、特殊法人のうち、要らないものは整理統合する、また、類似なものは統合して簡素化するというふうな方針でやっておるわけでございます。同時にまた、この世の中の進運に従って必要な公団は最小限度につくろうというような、臨調の答申もそういった意味を言っておりますので、その方針に従ってやっておるわけでございますが、この御指摘の外貿埠頭公団に関しましては、当初の予定は、京浜及び阪神に支社を置いてそうして設置する案でございました。それが、それぞれ公団を設けるように改められたわけでございまして、私から……
○国務大臣(松平勇雄君) 特殊法人の人事に関しましては、加瀬委員の御指摘のような点が今日まであったと思いますが、本来、特殊法人というものは、国の機関の一環としての業務を負担するものでありまして、そのため関係省庁から経験の豊かな人が入り込むということ、これを全面的に禁止することは若干無理があると思うわけでございます。臨調の答申も、本省から直接人を出すときは、その役員として出す場合には、大体その役員数の半分以内というようなことも言っておるわけでございまして、まあ臨調といたしましては、そういった天下り人事式なことは好ましくないけれども、しかしそれを全面的に禁止するというわけにはいかないというような趣……
○国務大臣(松平勇雄君) 世襲という意味はどういう意味かわかりませんけれども、まあおっしゃるとおり、大蔵省から出た方がやめると、そのあとに大蔵省の方が行かれるという点から言ったら、あるいは世襲というふうに考えられるかと思われますが、世襲ということばが、はたして適当かどうかということは、いま私もわかりかねます。
【次の発言】 先ほど来、通産大臣の御答弁を伺っておりまして、いまジェトロに行っておる者は通産省の仕事をやっているのではない、ジェトロの仕事をやっておるのだというようなお話でございますが、私もそのように考えておるわけでございます。で実際には、いまジェトロに行っております者は、先ほどお話があ……
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま七月二日の朝日新聞の記事を引用されまして、いわゆる隠れ法人ということでございますが、私どもはそういうことばはいままで使ったことはなくて、行管の所管外の法人というような回りくどいことばで言っておりますが、朝日新聞の記事は、ことに私はあそこで談話を発表したこともないわけでございまして、多少違っておる点があるかと思いますが、しかし、朝日新聞の調べたところによると、大体三十ぐらいあるというようなことで、私どもの調べたところでも大体そのくらいはあるわけです。しかし、私どものほうとしては、現在私どもの所管の仕事でないために徹底的には調べておりませんが、御承知のとおり百八の……
○国務大臣(松平勇雄君) 交通の問題が多くの省庁にまたがっておることは事実でございまして、この総合調整をはかるために、ただいまお話しのような関係閣僚を構成員とする交通関係閣僚協議会及び次官クラスを構成員とする交通対策本部を設けて、効果的な交通安全施策の推進をはかっているわけでございまして、行管といたしましては、まあ機構の膨張を抑制するというたてまえから、新たに合議制の行政機関を設けることは、現在は考えておりません。しかし、大倉委員のおっしゃるとおり、この問題は非常に人命の問題にも関係する大きな重大な問題でございますので、将来の問題として、ただいまお話しの安全対策委員会ですか、これは検討する価値……
○国務大臣(松平勇雄君) 臨調の答申がありましてから、その線に沿って鋭意努力をしておるわけでございますが、御指摘のとおり、なかなか実際の仕事は進んでおらないわけでございます。いまお尋ねの十八の法人に対しましては、御承知のとおり、中身を整理統合するもの、あるいはまた、その法人の性格を変えて、民法上の法人にするもの、あるいはまた、民間の会社にするもの、それからまた、それとは別に、全然反対に、もっと強化しろというような、四つの種類に分けられるわけでございますが、それぞれ多少はそれの線に従って処理したものもございまするが、まあ目ぼしいものはないわけでございます。現在私どものほうでやっておりますのは、予……
○国務大臣(松平勇雄君) 御説明申し上げる前に一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 昨年暮れ、十二月三日に、第一次佐藤内閣の改造が行なわれまして、私、はからずも行政管理庁長官の重責をになうことになったわけでございますが、なお、本年衆議院の解散後第二次佐藤内閣ができまして、引き続きその職を汚すことになりました松平勇雄でございます。いまさら私から申し上げるまでもなく、この行政機構を簡素化して能率化するということは国民の要望でございまして、この問題は非常に重要な問題でございますと同時に、実行に移すには非常に困難なことが多いわけでございまして、私まことに微力でございまするが、誠心誠意この任務を尽く……
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま議題となりました許可、認可等の整理に関する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 政府は、臨時行政調査会の許認可等の改革に関する意見に基づき、許可、認可等の整理をはかってまいりましたが、行政の簡素化及び合理化を促進するために、さらに許可、認可等の整理を行なうことを決定し、これによりましてここにこの法律案を提出した次第であります。 法律案の内容について御説明申し上げますと、第一に、許可、認可等による規制を継続する必要性が認められないものにつきましてはこれを廃止し、第二に、規制の方法または手続の簡素化をはかる要かあるものにつきましては規制を……
○国務大臣(松平勇雄君) これは起源というと、なかなかむずかしいことでございますけれども、大体大ざっぱに、戦争中に相当機構が膨張いたしまして、終戦後それを縮小するというのが初めでございますが、実際に今日いわれております行政機構改革というのは、御承知のとおり、佐藤喜一郎会長によりまして答申ができました、いわゆる臨調の答申ができましてから、つまり昭和三十九年でございますが、それ以来この行政機構改革というのに対しまして特に力を注ぐようになってまいったのでございます。
【次の発言】 具体的な例とおっしゃいますと、非常に困るわけでございますけれども、最近いたしました下水道の一本化の問題が一つの例になるか……
○国務大臣(松平勇雄君) 御指摘のとおり、今回は特殊法人を相当数つくったわけでございますが、しかし純増は四つでございます。臨調の答申によりましても、新設が何でもかんでもいかぬというわけではないのでございまして、経済の伸展あるいは社会の状況によって行政の需要があるわけでございまして、それに即した機構を備えるのが必要だと思います。しかし、簡素化して、能率化された機構でなくてはいけないということを言っておられるわけでございまして、したがって、それにしたがって新しいものをつくると同時に、一面また古い、もうその機能を果たしたもの、あるいはまたほかの法人なりあるいは部局と合併してもいいもの、そういったもの……
○国務大臣(松平勇雄君) 御指摘のとおり、この問題は臨調並びに行政監理委員会から意見も出ておりまして、それに基づいて慎重に検討をしておるわけでございますが、ただいま自治大臣が申しましたとおり、二十年間の経緯もございますし、また、いろいろ困難な問題も含んでおりますので、これは慎重に進めたいというふうに考えておりますが、ときどき自治大臣を督促し、また、関係諸省に督促いたしましてこの進行をはかっております。
○国務大臣(松平勇雄君) 知っておりました。この問題に関しまして、一応この書類の出ました経緯をお話申し上げると御了解いただけると思うのでありますが、実は御承知のとおり、臨調の答申が出ましたのは三十九年の九月でございます。それに基づきまして行政改革本部ができまして、行政改革本部では臨調の答申をいかにして実行に移すかということを検討された結果、三十九年の十一月十八日に臨調意見推進班というのをつくりまして、御承知のように、各種類にわたっておりまするいろいろな問題を班に分けまして実態を調査したわけであります。それによりまして、まあ当該の省と――いろいろ省自体でも内容を検討すると同時に、臨調でも推進班を……
○国務大臣(松平勇雄君) 政府といたしましては、臨調の答申を尊重いたしまして、ああいう国鉄その他公社の経営に自主性を持たせることをたてまえとしてやっております。したがって、政府の、広範かつ細部にわたる事務運営を阻害するような監督をなるべく排除いたしまして、そして公社自体の考え方によってなるべく経営をしていけるような姿に持っていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 よくなったと考えます。
【次の発言】 公社になりまして、国有でやっております場合にも、いろいろ資金面その他において長所もございまするが、しかし、公社のほうがより自由な判断によって経営ができるという点に、非常に特徴を見るわけ……
○国務大臣(松平勇雄君) お答えいたします。先月消費者保護に関する行政監察の結果勧告いたしました内容は、大体項目に分けまして四件ございます。その一つは、「消費生活物資の品質、量目等の適正表示について」、第二は、「宅地建物取引業法による規制について」、第三が、「不当景品類及び不当表示防止法による規制について」、第四が、これに対する「消費者教育の推進について」という四項目になっております。少し長くなりまするけれども、なるべく簡単にその内容を御説明いたしますと、第一の、消費生活物資の品質、量目の適正表示について、その勧告の内容を申し上げますと、まず第一に規格の改訂、新設でございますが、生産技術の向上……
○国務大臣(松平勇雄君) 昨年、昭和四十一年に河川管理に対する行政監察を実施いたしまして、砂利採取に伴う河川管理については、第一に砂利採取基本計画の策定。第二は、河川監視の強化、許可内容、条件の励行を確保、取り締まりの徹底。第三には、河川砂利の用途規制、採取業者の協同化、自主現制等につき強力な指導の徹底をするように昨年の十月に勧告いたしまして、これらに対しまして、逐次関係省においては実行に移しているところでございます。なお、御指摘の埼玉県の砂利採取の問題に関しましては、公共施設の損壊あるいはまた、上水道の取水障害、付近民家への被害等の問題等を引き起こしまして、埼玉行政監察局に対しまして、地方住……
○国務大臣(松平勇雄君) お答えいたします。 臨調の答申が出てから二年半にわたってどういう実績をあげてきたかというような御質問でございますが、まず臨調の全面的答申ができます前に、約一年前に、すなわち昭和三十八年の八月に行政改革本部が設けられました。さらに昭和四十年の八月に行政監理委員会を設置いたしまして、行政改革の推進をはかってまいったわけでございます。この間、臨調の答申のうち、消費者行政の改革、青少年行政の改革、審議会等の整理、機構の統廃会の一部、それから許認可等の整理、それから事務運営の改善等についてはその実現を見ておりますが、何と申しましても、臨調答申は広範な問題及び行政制度の基本に関……
○国務大臣(松平勇雄君) お答えいたします。現存の審議会は全体で二百六十ございます。そのうち、主管大臣の諮問に応じて調査審議するもの及び主管大臣に特定事項を建議するものが、百九十九がそれに当たるわけであります。それから試験、検定、懲戒等、特定の資格得喪に関する事務を処理するものが二十七、行政不服審査に関する事務を処理するものが二十ございます。その他が十四で、合計二百六十になっております。その中で、主務大臣から独立して職権を行使するものが十五ございます。それから存続期限のあるものが十六ございます。それから国会議員が構成員となっておりますものは、現在法律できめられておりますのが十八で、法律外で事実……
○国務大臣(松平勇雄君) 臨調の答申が出てから以来今日までどういったことを実行に移したかという御質問でございますが、いろいろやったわけでございますが、一つずつ申し上げますと、まず、行政監理委員会の設置をいたしました。第二に、閣僚協議会の整理、活用と、審議会等の整理をいたしました。第三が消費者行政の改善のため、経済企画庁に国民生活局を設置いたしました。第四は、青少年の行政の改善のため、総理府に青少年局を設置いたしました。第五が、大蔵省国有財産局の臨時貴金属処理部を廃止いたしました。六が、文部省の調査局を文化局に改組いたしました。七が、労働省労働基準局に労災防止対策部を設置いたしました。八が、通産……
○国務大臣(松平勇雄君) 人事管理に関しましては、私どものほうの所管事項でございませんので……。
【次の発言】 まあ私、人事管理は、ただいまも伺っておるように、人事院なりあるいは内閣でもって適正に行なっておるものでございまして、私は、行政改革がこの面でもって支障を来たすというようなことはないと考えます。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、行政管理庁としては、組織あるいは運営の面をおもに担当いたしておりまして、人事のほうは人事院なり、総理府なりで監督しておるわけでございます。まあ行政機構改革に対しまして、人事の問題も一応関係がないことはないわけでございまして、私どもといたしましては、公務……
○国務大臣(松平勇雄君) 最初の、いま百八の特殊法人の調査状況に関しましてお答えいたします。 現在百八の特殊法人の調査は、当庁の行政監察局に命じまして一応調査の段階は済みまして、ただいま行政監理委員会にその調査の報告をいたしておる段階でございます。これに基づきまして行政監理委員会としては一応検討されるわけでございますが、その行政監理委員会の検討の結果を勘案いたしますと同時に、また、行政管理庁といたしまして、関係各省庁と打ち合わせをいたして一応行政管理庁としての結論を出して、そうして行革本部なりあるいは臨時行政改革閣僚協議会にかけて決定をする段取りになるわけでございます。したがって、現在行政管……
○松平勇雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法律案に対し賛成の意を表するものであります。 この法律案は、加入電話を増設する資金の一部に充てるため、電話設備料を増設しようとするものでありまして、新規加入の施設費が一加入当たり三十六万円も要する際に、その十分の一程度を新しく加入者になる人に一時の負担金として納めてもらうもので、やむを得ないものと認められます。 電電公社は、電話事業の主管公共機関として、公衆電気通信法第一条に規定されているとおり、「迅速且つ確実な公衆電気通信役務を合理的な料金で、あまねく、且つ、公平に提供することを図ることによって、公共の福祉を増進す……
○国務大臣(松平勇雄君) 四十二年度の予算の編成にあたりましては、御指摘のとおり、特殊法人その他部局の増設を抑止する方針をとっておりました。これは臨調の答申にもございますので、それに従ってそういう方針を打ち出したわけでございますが、しかし、社会経済の情勢の発展、その他行政の需要等に応じまして、これに応じた特殊法人なり部局をつくるということは絶対に認めてはいけないというような臨調の答申でもないわけでございますし、要するに、必要なものはそれに応じてつくるが、しかし、そういった特殊法人、部局が増加することは、これは厳につつしまなければならないというような観点のもとに、政府といたしましては、御承知のと……
○国務大臣(松平勇雄君) ただいま行管では水資源の開発並びに利用に関する行政監察というのを本年度の初年度の中央監査として指令を出してやらしておりまして、大体二月ごろから準備をして、四月から本格的にかかっておるわけでございます。その監察の一つとして愛知用水公団並びに木曽川の総合開発の問題も含んでおります。同時に、御承知のとおり、百八の現存の特殊法人に対しましてただいま検討をいたしておりまして、来年度の予算の編成が始まる前すなわち八月までに、そういった監察の結果を出しまして、行政監理委員会及び行政改革本部にはかりまして処置をするということになっておりまして、お尋ねの愛知用水公団に関しましても、そう……
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