柴谷要 参議院議員
7期国会発言一覧

柴谷要[参]在籍期 : 4期- 6期-| 7期|
柴谷要[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは柴谷要参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

柴谷要[参]本会議発言(全期間)
4期- 6期-| 7期|
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第19号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました所得税法、法人税法及び租税特別措置法のそれぞれ一部改正案に対し、反対の討論を行なわんとするものでございます。  私は、反対の理由を申し上げる前に、まず、今回の税制改正に対する姿勢について強く反省を求めたいと思うものでございます。  このところ、毎年のように減税問題が大きな政治課題になってまいっております。これは何より、わが国の税金が国民の負担能力に比べて重いということと、税金の取り方が不公平であるということに原因があるのであります。 (拍手)その上、本年度は深刻な経済の不況を反映して、不況対策のための減税の必要が叫ばれてまい……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第15号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました、たばこ定価法の一部改正案及び酒税法の一部改正案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。  まず、第一に、昭和四十三年度税制改正の最大の特徴であり、国民生活を無視したからくりは、いわゆる財政硬直化を口実として、所得減税の実施すら十分行なわず、しかも、その減税分を酒、たばこの増税で埋め、実質減税ゼロなどと称していることにあります。これは、政府みずからの政策の失敗によってもたらされた財政硬直化の真の原因を追求することなしに、失敗の犠牲を大衆に押しつけようとするものであります。まさに、国民生活を無視した、無責任きわまるやり方で……

柴谷要[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院7期)

柴谷要[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会 第閉会後3号(1965/09/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 その前にひとつ。この三十八年度のは大蔵省が非常に克明につくっていただいたのですが、これを読んでいただければ同じことだと思います。省略して、これをそっくり速記録へ載せてもらう、こういうことで、委員長、時間の節約をはかりたいと思います。
【次の発言】 大蔵省と日本専売公社、国民金融公庫、決算の説明及び会計検査院の検査報告については、説明を省略をし、直ちに質疑に入ることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本専売公社の総裁以下関係者に、二、三質問をいたしたいと思います。  参議院選挙終了直後から、専売公社の総裁以下幹部の皆さん方には、小林議員の問題をめぐって日夜たいへんな努力を……

第49回国会 決算委員会 第閉会後4号(1965/09/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。大臣ただいまそういう御答弁でございますけれども、前任者である愛知文部大臣が、かつて大蔵委員会で、田中蔵相に対して当問題を質問しましたそのときに、出席されましてね、やはり過密問題を解消するためには、そういうことも考えなければならぬだろう、文部省としては、これから大いに検討してみる、こういう御答弁をなさっているのですが、そういうことは、文部省として、一向に、あなたの代になったら、そういうものは帳消しになってしまって、かかったことなんですか。ちょっと関連がなさ過ぎると思うのですね。それは政府自体として、本格的な閣議決定にはなっていないかもしれませんが、とにかく東京――都市の過密……

第49回国会 決算委員会 第閉会後6号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 時間がありませんので、質疑をするのをやめまして、首都高速道路公団の理事長さんに資料の要求だけひとつしておきます。  それは来月二日に行なわれます首都高速道路公団小委員会において間に合わせていただきたいということで、三点ばかり要求しておきますので、これをひとつ御提出願いたいと思います。  まず第一に、首都高速道路公団発足当初の建設予定は、額にして千二百億、キロ程にして七十キロ、完成は四十三年、料金はキロ七十円、二十年償還ということが、公団発足当時の目標であった。それが今日どういうふうに変更になっておるか、この基本的なものがどう変わっておるか、これについてわかりやすく説明をしたものをひ……

第49回国会 産業公害対策特別委員会 第1号(1965/07/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に紅露みつ君を推選することの動議を提出いたします。


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、畜産局長と競馬会の理事長に質問をいたしたいと思います。  去る九月三十日の決算委員会のときに、同僚議員の大森君から、競馬会に八百長があったのではないか、こういう質問がありました。これに対して理事長からの御答弁が、金銭の授受は認めたけれども、実際の専門家その他がいろいろ検討した結果、事実上勝負の上にはそういうものは出ておらない、こういう御答弁があったように私は記憶をいたしております。その際に、警視庁から何らの連絡もないのでと、つけ加えておりますけれども、その後八百長問題に対する見解が、中央競馬会としてはっきり把握できたかどうか。この点からお尋ねをいたします。

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣は……。
【次の発言】 私はいまの問題と全然違うのでございますが、大臣にお尋ねをいたしたいと思います。それは、所管は経済企画庁でございますけれども、最も関連のあるお仕事でございますので、この際、大臣に御見解をお尋ねをしておきたいと思います。と申しますのは、東北開発株式会社が計画をいたしておりましたむつ製鉄株式会社というものがございます。これは青森県の下北半島の一画にあるむつ市に製鉄所をつくる、こういうことで、むつ製鉄株式会社をつくって鋭意検討をしておる。その検討の段階の中では、非常に砂鉄量も多くて有望な製鉄所ができる、こういうことで実は東北地方における開発の一端として、まことに……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、台風二十九号によるアグリガン島付近における漁船の遭難についてちょっとお尋ねしたいと思います。気象庁の「台風第二十九号について」という報告によりますと、「英文および和文によって海上の船舶に対して……放送した。……台風の位置、強さ、進路の予想内容は現在の技術水準および体制からみておおむね適切であった」と、かような報告がなされているわけです。さほど適切なものであったならば、台風二十九号を避けて、このような避難が起きなかったと思うのでありますけれども、気象庁はどのようにこの遭難を見ておられるのか、まずその点からお伺いをしてみたいと思います。


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 決算委員会 第閉会後1号(1966/06/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。  きょう出席を要求しておる初等中等教育局長、それから大学学術局長、体育局長、三人とも局長が出席できないで、審議官なり課長なりの出席ということは、文部省はどういうわけだ。その三局長が出席できない理由をひとつ聞かしてもらいたい。あなた方にわからぬか、それは。
【次の発言】 局長が出席ができない、そのかわりに出ろと、こういうことであなた方は下命で来たのだろう。それでは局長はどういう理由で来られないのか。ほかは、大蔵省は政務次官以下局長全部出られている。文部省だけだ、三人の局長を要求しておるにもかかわらず、一人の局長も来ておらぬというのは、一体どういうわけだ、理由があるだろう。……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大尉がいなくなったので質問ができなくなったのですが、厚生省にいまの資料の要求の追加をしておきたいと思うのです。通産省で輸出額が全然わからぬというばかげた行政をやっておるので、はなはだあ然としちゃったのだけれども、血液銀行が扱った数量というものはわかると思うのです。その中で国内でどのくらい使って、あとはどうしたのか。これは調査したらわかると思うのです、厚生省のほうで。その資料をひとつあわせて要求をしておきたい。これは通産省がそういうことを知らぬと、こういう答弁したことは、明白に議事録に残っておるのだから、次回の委員会に通産大臣の出席を求めて、ひとつ追及をしたい、こう思うので、ひとつそ……

第51回国会 決算委員会 第閉会後3号(1966/07/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。大臣に一間お尋ねしておきたいのですが、松山刑務所事件に関連しまして、法務省の事務次官と矯正局長が六月三十日付をもって訓戒という処分を受けた。これは松山事件に関連をしての処分と、こういうことでございますか。その点をひとつ大臣から直接お聞きしたい。
【次の発言】 私は順序が逆だと思うのですね。真相が明らかになって、そうしてしかるべき責任者の処分が終わって、その上に立って矯正局長なり事務次官の責任というものが重大である、だからこれを処分をするのだということになって行なわれた処分ならば、ある程度納得がいくのです、われわれ官僚人としてかってのそういうふうな経緯をたどってきてみると。……

第51回国会 決算委員会 第閉会後4号(1966/07/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、一言だけお尋ねをいたしますが、三十九年度の国立国会図書館関係の歳入でございますが、歳入予算に対して歳入済み額は二百六十五万九千七百十二円の減少となっておる。この原因はどこにあるのか。それからこれに対する対策というものは、どういうふうにお考えになっておられたか、これだけひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 関連して。いま弾劾と裁判官訴追委員会の問題が出ましたから、ちょっと要望しておきたいと思うのです。というのは、裁判官訴追委員会は衆議院の第二の地下一階を提供してもらって、りっぱな事務室もでき、それから委員会議場もできて、私はこれはまあ非常に衆議院の第二会館の建設の……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 一言だけ……。  長官は最近長官になられたので、あなたを責めるわけじゃありませんけれども、どうも国会に出てきて答弁されるのに用意が少し足りないような気がする。私聞いておりますと、後日調べるとかなんとか言って逃げているようだが、そういうことになりますというと、お気の毒ですけれども、林野庁だけ一日みっちりこの決算委員会やらなければならぬ。だから、少なくとも二時間なり三時間の間に済ませよう、こういうわれわれ決算委員会の気持ちも十分ひとつ参酌されて、それで後日調べて御答弁申し上げますというようなことでなしに、自信を持ったあなた方の行政をしておるのだから、自信を持って答えられるように随員を連……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は運輸省の航空局の関連について少しく質問をいたしたいと思うのであります。  さきに発生をいたしました航空史上まれに見る大事故、この事故によって今日まで関係当局並びに関係者がたいへんな努力をされておることは日常十分承知をいたしておるのでありますが、百三十三遺体のうちで、昨日四遺体の収容ができ、残り二十遺体がいまだ残っておる、こういう実情の中にあるようでありますが、運輸省としてはそれに対する万全な対策ができておられるかどうか、まず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私が昭和三十一年に国会に出ました翌年かと思いますが、当時全日空が大事故を起こしております。このときの社長が、……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。局長いまたいへん明確に答えられたのですが、絶対ないと。絶対なんということばは使えるはずはないですよ。あなたが絶対と言うなら、私も言いたくないのだけれども、資料を持っている。持っているけれども、これは大森委員の質問された趣旨と少し違った見解を持っているから、これは質問しないのだけれども、絶対なんて言い切れる筋合いのものではありませんよ。それで、要求されておりますから、全国のやつを詳細に調べて資料として出してやってください。それはあなたはきれいごとを言うようだけれども、まだ会計検査院としては絶対なんというきれいなことは言えませんよ。いいですか、その点。あなた言い直すならいまの……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/04/20、7期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと関連して、会計検査院と法務省に尋ねておきたいのです。大森委員が提起した問題について会計検査院が再調査を始めた、こういうことの答弁のようだけれども、これから決算委員会が関係者からいろいろ事情を聴取をする、そういう問題について疑点が生まれた場合には、再調査というものをあらためて会計検査院がすべてのものに対してやるのか、これが一つ。  それから、疑点があると、こういうことで質問が法務省に向けられたときには、これを法務省としてはただいまのような手続でもってやられるのか。  それから、決算委員会で取り上げた問題は、一切今後そのような取り扱いをやられるのか、この点を明らかにしておいても……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/06/06、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は本日お尋ねをいたしますのは、衆議院並びに参議院の事務総長さんに少しく人事、給与の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。しかし、衆議院側の総長さんに対しましては、別な観点の御質問をいたしたいと思うのであります。本院にわざわざお越しをいただいて御答弁をいただきます衆議院の総長さんに心から敬意を表し、御多忙のところたいへん恐縮に存じております。よろしくお願いをいたします。  まず第一にお尋ねをいたしますのは、裁判官訴追委員会は衆議院所属になっておることは御承知のとおりでございます。そこで、この問題をまず最初にお尋ねをいたしたいのでありますが、訴追委員会の事務局長というのは歴代裁判……

第51回国会 大蔵委員会 第2号(1965/12/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 提案者の山中先生には委員長として衆議院で大役をお引き受け願いまして、十一時から御出席のようでございますが、ただ一問だけお尋ねしておきたいと思います。  このような重要な法律案が三党共同提案で修正になって参議院送りになってまいりました。しかし、いまこれを見ますると、私は即成ではないか、時日をかけて十分審議をして、衆議院の皆さんがほんとうに納得の上で参議院送りをされてきた法案とは私は受け取れない感が深いのです。提案説明によりますというと、全会一致ということと、それから特例が設けられて、石油ガスの問題等についてはこれで対処できたのだ、こういう御説明でございますので、その点は了解ができます……

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 昨年五月三十一日、通産大臣のあっせんで、当時の通産大臣は櫻内大臣でございましたが、日産とプリンスの合同が大臣のあっせんで決定を見ました。自来、その通産省のあっせんの線に沿って努力を続けて両社がきていることは事実でございますが、ただ、資本の形からいいますと、日産は非常に膨大でありますし、プリンスは小さいということで、日産からプリンスにたいへんな圧力が加わっておるという事実が最近指摘されてきた。それと同時に、日産に働く労働者とプリンスに働く労働者の条件がおのおの異なっておる、この問題が非常に実は問題になっておる。で、この問題について、日産の川又社長がプリンスに対して不当労働行為的な問題……

第51回国会 大蔵委員会 第5号(1966/02/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 この法律案は年々提出をされて全会一致で可決されておる法律案でありますけれども、そのつど注文がついているわけです。一昨年の決定の際には、このような法律案はもはややめにして、むしろ米穀価格決定の際考慮すべきではないかということを申し上げたら、しかるべくという答弁であった。昨年もまたそのような御意見もあったようですし、それから税制調査会の意見としても廃止すべきであるという方向が出ているように聞いている。一体いつまでこれをこういう方式をとっていこうと考えておられるのか、その見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 四十年の所得税並びに法人税はどのくらい減免されておるか、もう数字が出……

第51回国会 大蔵委員会 第6号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 わが党も本問題には重大な関心を持っているので、いずれ質問いたします。しかし、わが党が質問したときに、国有財産局長は、目下検討中ですとか、あるいはこれこれで回答ができませんというようなことのないように、そのかわり、しかるべく時期を十分選定して質問いたしますから、そういうことのないように、ひとつ準備はいまから着々としていてもらいたい。  で、特に申し上げておきますが、中尾委員に対して気の毒なように私ども聞いておるわけです。検討中であるとか、まだ想像の域を出ていないというようなことであって、そういうことではいけないと思うので、どうかひとつ、われわれも時期を見計らって質問をいたしますから、……

第51回国会 大蔵委員会 第7号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、ちょっと古い問題でございますけれども、本院の決算委員会で昨年十二月二十五日に、大蔵大臣の部下である政務次官と通商産業省の軽工業局長が立ち会い人となって、マルマンという会社に特別融資をされたという問題が決算委員会の問題になった。この問題は、むしろ、決算委員会の問題というよりも、すでに大蔵委員会の問題という場になってまいりましたので、問題を提起された委員と話し合いをして、本委員会に問題を移したわけです。  そこで、本日、二、三問題をお尋ねをして明らかにして、問題の解決に当たっていきたい、こういうふうな観点から質問を展開するわけでありますが、マルマン融資の問題について大臣はどの程度……

第51回国会 大蔵委員会 第8号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○柴谷要君 一体、通行税というのはどのくらいあがっておるんですか、金額。
【次の発言】 その内訳を、国鉄とか……。
【次の発言】 いま説明を聞くというと、だいぶ通行税が入るようだけれども、これは国鉄職員が切符を売る際に徴収をしておるので、手数は、国鉄が手数をかけて徴収しておる。手数料はどのくらいもらっておるのか。国鉄のほうから答弁をしてください。
【次の発言】 手数料をもらえないような仕事をなぜやっておるんですか。手数料をきめてもらったらどうです。
【次の発言】 それは確かに廃止を望む声は国鉄ばかりでなしに、税体系全体から考えた場合に、通行税なんというのは廃止すべきだとわれわれ思う。思うんだけ……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は一問だけ。すでに運輸委員会が討論に入ったそうですから、国鉄運賃値上げが決定してこの問題が通りませんと、たいへんなことになりますから、簡単にやります。  日本国有鉄道の資料によりますと、諸外国における通行税というのは、西ドイツがかかっておるだけで、ほかはかかっておらぬ。非課税なんです。それで、大体西ドイツの鉄道状況というのは、国家的に非常に鉄道に対して助成ということを行なっておる。日本とはまるっきり違う。これは鉄道諮問委員会で検討してみたのでありますが、まさしく国有鉄道らしい運営を西独はしておるわけです。ところが、日本の国鉄はそうではなくて、企業努力にまかせっぱなしというのが実態……

第51回国会 大蔵委員会 第10号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、きょうの参議院の大蔵に出席されておる農林省の関係者はいまの答弁ぐらいしかできない立場の人たちだと思う。たとえば金融課長であるとか、それから農林省の経済局参事官であるとかいうようなことで。ところが、衆議院の大蔵委員会には農林経済局長、農政局長、畜産局長、園芸局長と、みんな局長がずらって出て、農業近代化資金の運用の面について、たとえば食肉の問題はどうなったとか、具体的な事例をずっと説明をされて、委員諸君にある程度、納得したかどうか知らぬが、その説明がある程度行き届いている。ところが、きょうのあなた方の説明では、やはり近代化資金がどう使われてどうなって、どれだけ国のために貢献をして……

第51回国会 大蔵委員会 第12号(1966/03/24、7期、日本社会党)

○柴谷要君 農業部門の近代化をはかり、生産性を高めることは、今日の農業政策の基本であると私は思うのであります。農業近代化助成資金は、財政に余裕のあった三十六年度に設置をされて以来三十九年度まで、一般会計から二百八十九億円を繰り入れてきたものであって、財政事情が苦しくなった現段階で、一般財源として扱い、吸い上げることが何か当然のような印象を受けているのであります。しかし、農業近代化助成資金は、名のごとく、現在の日本の農業を近代化して、そうして苦しんでおる農民階層の水準を高めていこうという大目的のために私はこれを設置されたものと想定をしておる。それを吸い上げてしまうということは、どうも本旨にもとる……

第51回国会 大蔵委員会 第13号(1966/03/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税というのは、どうもしろうとで非常にふえてな内容なんで、こまかい質問になるかと思いますが、ひとつわかりやすく教えてもらいたい。勉強させていただきたい。衆議院ではわが党は賛成法案としてこれを処理してきておりますから、まあわが党としては、私が代表質問のような形で質問すれば終わりになる。それだけに責任もありますので、しろうとの私が質問することでばかばかしいような質問があるかと思いますが、ひとつ懇切丁寧に御答弁をいただきたいということを、まずもってお願いを申し上げておきます。  第一に御質問申し上げますのは、税関の事務量が最近非常に増加をしておる。それは日本の経済が発展をしていけば、もち……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 おもにきょうは物品税について御質問したいと思うのですが、その前に、昨年もいろいろ議論されたのですが、四十一年度税制改正の基礎になった生計費は、独身者の場合一日当たり百八十六円八十七銭、一日二千五百カロリーを基礎にして数字が発表されて、これがあれば生活ができるんだと、こういうことで議論はずいぶんいたしましたが、今回の減税案をめぐっては、あまりこの生計費の問題が議論されないできましたですね。これは一体どういうことなんですか。これからひとつお聞かせおき願いたいと思います。
【次の発言】 女子大学の家計費研究会の会員の一人が、四十年度の報告の中で、消費者物価指数の上昇率を政府見通しの四・五……

第51回国会 大蔵委員会 第17号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 まず、建設省に伺いたいのでありますが、都市開発という非常に大きな構想が立てられ、そのために特別会計を必要とするということで特別会計の措置が行なわれたのでありますが、資金がわずかに十五億。ところが、建設省が都市開発のために必要とする資金は、大蔵省に要求した額は二百三十億と承知をしておる。それで特別会計をつくって目的を達しようと、こういうふうに考えられたのが建設省の方針であった。それが十五億の特別会計になってしまった。一体これで何ができるのか、その説明をひとつわかるようにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 私の聞いておるのは、その十五億の内容を聞いておるのももちろんのことなんです……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私の質問をいたしますのが六点でございますが、まず最初に、公庫の総裁に伺っておきます。その一つは、国民金融公庫の業務の円滑な運営をはかるために理事をふやす、それから監事の権限を直す、こういうことになっておるんだが、一体今日まで国民金融公庫の作業の実態から考えてくるというと、理事をふやすと同時に、そのもとにあるところの部長、課長あるいは係員、こういうものもふやしていかなければ円滑な運営はできないと、こう思うのです。理事をふやすということは総裁の権限で総裁の任命になるわけですから、六人が今度七人に法が改正になれば、総裁が任命ができる。ところが、監事は大臣がこれを任命、こういうことになるわ……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、地震保険の問題で、内容につては同僚議員から詳しく質問があるようですから、私は現在起きております松代の地震でございますね、この松代地区に対して、現在の地震保険法が適用されるのはどういう姿になっていったらば適用されるのか、それとも適用はだめなのか、これをひとつ明確にしてもらいたいと思う。できれば、私ども希望としては、できるだけ早くこの法律案が通れば、松代のいま悩んでおります住民のためにこの法律が生きるのだ、こういうことになら、これはやはりわれわれ国会議員としてすみやかに考えなければならぬ、こう思いますので、この経緯についてひとつお聞かせをいただきたい、こう思います。

第51回国会 大蔵委員会 第21号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 交付税率が二・五%引き上げになりましたが、その根拠をひとつ示してください。
【次の発言】 二・五%アップというと大体五百八十六億の増になる、いういう計算になりますね。昭和四十年度当初と比べてわずかに三百三十五億しかふえない、こういうふうな私のほうの計算なんだが、国税の減税による交付税のはね返りが五百八億である――まあ五百七億といま言われましたから、五百七億、これでは地方団体の必要とする財政需要をまかなえるとはどうも思えない。この点について、間違いなく地方財政に潤いがあるような交付税になるのかどうか、この点をひとつ明確にお願いしたい。

第51回国会 大蔵委員会 第22号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○柴谷要君 地震と火災との問題ですがね、たとえば地震のために火災が発生をした、ところがそれは一部分だ、ところが二時間、三時間たってその火災が鎮火されないで類焼していった、そうするとその二時間、三時間後の火災のもとは地震だから、これは地震に該当して、火災保険は払わないで、地震の関係だ、こういうような問題が出てくる場合があると、この場合に、二時間、三時間後に平静になって、そうして類焼した人が、はたしてそれで納得できるかどうか。これは大きな問題になると思うんですが、この点はどうお考えになっておられますか。
【次の発言】 そうなると、何か地震保険をつくったといっても、三割しか支払われない、最高が九十万……

第51回国会 大蔵委員会 第25号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 これは税務署が二カ所できるのですね。これはまあ分割ということで、大森が雪谷に分割をされる。大森はそのまま残り、雪谷ができる。それから、もう一つは福岡に設けられる。二つ新設されるわけでございますね。ところが、これはあれですか、三十九年だと思うのですけれども、墨田の税務署が本所と向島に分かれましたね。この分かれたときの説明を聞きますと、付近住民の利便をはかるために、一カ所ではあまり広範な、範囲が広過ぎて一カ所ではいかぬから分割をして、まあ納税者のための利便をはかる、こういうことが言われたわけです。ところが、依然としてもとの墨田税務署という一カ所の中に、いわゆる向島と本所の税務署が存在を……

第51回国会 大蔵委員会 第27号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○柴谷要君 本特例法では、租税条約に伴うものではなくて、租税協定となっている点については、どう違うのか、これが一点。  それから、この種の法案の場合、脱税の防止という字句が入るものと入らないものとあるけれども、まずその違いをお聞かせいただきたい。
【次の発言】 条約も協定も同じだということならば、統一をして、同じ租税協定であるならば租税協定、こういうふうに統一する、それから脱税防止なら脱税防止という字句が入っておるならば、全部入れると、こういう考え方に、同じになりませんか。
【次の発言】 次に、他の国との租税条約の特例法と比べてみると、アメリカ、スウェーデンの特例とは同じであるが、その他諸国と……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは国会最終日、最終日に提案なさる修正案の説明を聞いてみましても、十分な検討はできない。この法律は、建設にかかっております土地収用法と関連を相持っておるということは御承知のとおりであります。もし建設のほうで土地収用法を可決することがなかったとした場合に、この法律を上げても無意味じゃないか、こう思うのです。そういう点から、審議する時間もなし、衆議院で修正された内容についても十分な検討をする期間もない、また、参議院自体これまた修正の意思も持っておるんでありますので、村山君への質問は避けたいと思いますが、遺憾ながら今次国会はおあきらめを願いたい、こういうことを特に私は理事として申し上……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 決算委員会 第1号(1966/07/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 会計検査院の答弁がふに落ちない。違ったから悪いというのじゃないですよ。その流用したことが明白になって、しかも決算上出てるんだから、これはいいんだ。いいんだけれども、こういうことを会計検査院が十分指摘をして、そうしてこういう結果が二度と起こらないように、次の年度における予算編成に資するためには、決算委員会はこういう問題についてはどういう結論を出しておくのがいいか、それに対してあなたは明確に出しておらぬ。やむを得なかったからと、こういうことになっている。そうでなく、会計検査院なるものは、費目のないものに支出された場合には――これは理由はわかるんだ、当然使ってもいいんだ、いいけれども、こ……

第52回国会 決算委員会 第閉会後5号(1966/09/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、小林議員の問題を聞こうとしているのじゃない、監理官に一言だけ質問をしたいのです。  というのは、きょうは専売の決算の問題でありますから、先ほど三十六年から四十年度にわたる予算の使途について、資料の上からいろいろ各委員から意見が出されました。四十一年度の決算が来年三月三十一日でつく、この決算をめぐっていま私が考えられますことは、さきに政務次官が答えた、来年度の決算においてはバランスのとれたものにするというようなことを言われましたけれども、私は二十六号台風によって全国的にたばこ耕作者に非常な被害が出たと思うのです。これを調査するだけでも、これから専売公社はたいへんな旅費も必要だろう……

第52回国会 決算委員会 第閉会後7号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。私は文部省の問題を小林委員の質問の中で感じたのですが、この問題をめぐっての担当局長さんはどなたですか。それをちょっと伺いたい。
【次の発言】 私がこういう質問をしましたのは、いま、あなたの御説明でよくわかったのですが、課長さんが一人で小林さんの質問に対して御答弁なさっている。まあたいへん御苦労だと思う。だけれども、まあふしぎに思ったことは、いま言われたのでわかりましたけれども、責任ある局長さんという立場の人が答弁しておらぬ。これは私は文部省としてもやはり一考してもらわなければならぬと思う。まあ、きょうはこの程度で小林さんが終わっておられるのですから、いずれまた総括質問なり……

第52回国会 決算委員会 第閉会後8号(1966/09/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 再度休憩にして、委員長理事打ち合わせ会に入ることはけっこうです。ただし、それに対して要望がある。  いままで委員長の報告を黙って聞いておりますと、委員長の報告は、自民党からの提案と、その他各会派の意見とが全く相反する。だから、この報告に対して委員の意見を聞きたい、こういうことで委員長が報告をされたと思う。だから、これに対して、ぜひ資料は出してもらいたい、こういう要求だけすればいいんです。私はそう思うんです。ところが、理事者間において十分話し合えば了解のつくことをこの委員会に持ち出して、くどくど言うから、つまりその景品つきの問題が発生をしてしまった。すでに二宮さんの問題、あるいはその……

第52回国会 大蔵委員会 第2号(1966/07/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 たいへん幼稚な質問かと思うんですが、アジア開発銀行の出資額は私は十億ドルというふうに記憶しておったんですが、そうしましたら、払い込み額は五億ドルで、そのうちの一億ドルが日本の割り当て額、あとの一億ドルは要求に応じて払い込むんだ、こういうシステムになっておるということなんですが、そのような事実でございますか。
【次の発言】 このアジア開発銀行の貸し付けは、加盟国にもちろん貸し付けるのは当然でございますが、その団体にも貸し付けられる。加盟国だけではなしに、その団体ですね、団体にも貸し付けられる。その団体というのは一体どういう団体なのか。私がこれを質問したいと思いますのは、たとえばインド……

第52回国会 大蔵委員会 第4号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表して、アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案並びに外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案に対し、反対するものであります。  アジア開発銀行への加盟を通じてわが国が寄与しようとしているアジア極東地域内低開発国の経済開発の促進ということでありますが、そもそも、わが国がアジアの一員として、アジア諸国とのきずなを深め、開発途上にある国々に経済協力の手を差し伸べ、ともに繁栄と平和の喜びを分かち合うことは、まことに望ましいことであり、わが党としてもいささかも異論をはさむものではないのであります。  しかしながら、わが国情を顧みますと、アジアにおける先進国とは……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 決算委員会 第5号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して一問だけ。けさの新聞に、千葉県の友納知事が佐藤総理のところに来て、自治省あるいは厚生省の官僚は非常に親切だけれども、運輸官僚は非常にいばっている、けしからぬということを言ったということが新聞に出ておる。どうも、厚生省や自治省のほうがそういう印象が深いのだけれども、運輸省は至ってそういうのとは逆だと思っていたのだけれども、友納知事が言うのが事実なのか。一体なんでそういうことを言われているのか、それをちょっと聞きたいと思う。というのは、空港関係、成田の飛行場の関係をめぐって、友納知事と運輸省との間に見解の相違があるのか。何か意見の相違があるのか。どういうことから知事がああいう発……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。長官の話を聞いているというと、どうも頼りないんだな。あなたの言わんとするところは、われわれはこういう場を与えたんですから、あなたがいまきちっと言うべきことは言わなくちゃいかぬと思うんです。というのは、機材が足りない、あるいは施設が足りない、人員が足りない、これ予算をつけろと、そうすればわれわれは最大の努力を払って必ず的確に当てて見せると、それをよこせと、こういうふうに出なさいよ。そうでなけりゃね、限界が来てますの何のかんのと言ったって、国民は信頼しませんよ。だから、観測船が足りなければ観測船をつけろと、人員をよこしなさいと、そうすればわれわれも大いに成果を発揮して当てて見……

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/30、7期、日本社会党)

○柴谷要君 今回の暫定措置法の延期の問題については、これは何といっても政府側に重大なミスがあることは衆議院の審議の過程でわかっていると思う。まあ八条三項の問題は、ただいま山本委員の指摘された問題は衆議院でも問題にならなかった。しかし、慎重に考えますと、やはりこれも大蔵省のミステークだと思う。昨年の十二月三十一日で切れている問題、それから本年三月三十一日で切れる問題、それから四月三十日で切れる、こう三通りを一つの法律で出してきたというところに無理がある。これは大臣も率直に認められて、これに対する態度を明白にいたしませんと、あすの審議に支障を来たします。さりとて、山本委員がこれ以上この問題について……

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私はごく簡単に政府の見解をただしておきたいと思うのですが、それはほかでもありませんけれども、日本の多くの労働者が組織をしておりますところの消費者生活協同組合の留保所得に対する課税軽減の問題が長い間、総評なりあるいは同盟、中立労連その他組織労働者はもとより、それ以外の消費者、労働組合員の諸君から強い要望として出されているわけです。しかし、その中におきましても、地域生協ではなくて職域生協、この職域生協の問題については何とか留保所得の課税軽減をしてほしい、こういう要望を強くいたしてまいったところであります。今日いまだ実現を見ない状況にございますけれども、政府はこの点をどうお考えになってお……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 きょうは政務次官も御出席のようでありますので、当面の問題を二、三御質問いたしたいと思います。参議院に送付されてきた法律案がまだ一つもありませんし、それから参議院先議の議案等もまだ付託になっておりませんので、それらの問題からはずれまして、当面しております春闘の問題について少しくお尋ねをしてみたいと思う。  いつもながら、春ともなりますというと、労働階級が結束をされて春季闘争というものを展開するわけであります。その中で特に公労協の問題について二、三伺いたいと思うのでありますが、公労協の戦いは、いつもながら当事者能力というような問題が議論されるわけでありますけれども、どうも当事者間で解決……

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税定率法の一部改正について質問をいたします。  改正の要点は三点ほどあるんでございますが、その一つに簡易税率制度というものを設けられておる。この趣旨はどういう理由によって考えられておるのか、これがどういう役割りを果たすのか、これによって国民の得る利益はどうあるのか、こういう点についてひとつ説明を願いたいと思います。
【次の発言】 簡易税率制度の創設ということは、端的にいいますというと、通関の迅速化をはかるために、入国者の携帯品について関税及び国内消費税を統合した簡易税率を新設した、こういうふうに理解してよろしいのですか。そういう意味のものですか。

第55回国会 大蔵委員会 第12号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いよいよ三法の採決に入るわけですけれども、私は少し変わった質問を一間だけしたいと思います。というのは、国民に対して保健上からいっても果実類が必要なことは、これは医学的にも言われておるわけです。ですから、国民の要望としては、安いくだものをたくさん食べたいというのが国民の感情だと思う。ところが、その上については、生産者というものがあって、そうして生産者が完全に成り立っていかなければならぬ、こういう条件がある。ただ、その生産者を守るために国民にわざわざ高いものを食わせるというのが私は政治じゃないと思うが、どうですか。だから、私はいわゆる高い関税をかけて高いバナナを国民に食わせるのではない……

第55回国会 大蔵委員会 第15号(1967/05/31、7期、日本社会党)

○柴谷要君 質問の前に、経済企画庁長官が遠くジュネーブにお使いをされて帰られたときに、その翌日かと思いますが、当院が出席を要求しましたところ、たいへん疲労されて困難な状態であるにもかかわらず出席され、かつ、その後委員会が要求するごとに一〇〇%御出席をいただいて御協力をいただいておりますことを、野党側の理事として心から感謝いたしたいと思います。今後も、審議の進捗状態を考えますときに、長官の出席が大いに期待されるわけでありますが、今後もよろしく御出席をお願いいたしたいと思います。これでお引取りを願いたいと思います。(拍手)  最後に、私の質問でございますが、二、三御質問申し上げて終わりにいたしたい……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/06/08、7期、日本社会党)

○柴谷要君 質問は山ほどあるのですが、ごく要領よく二、三質問して終わっていきたいと思うのです。  その前に、郵便切手、収入印紙等の売りさばき人は全国で十万をこえておる、こういうことを聞いておるわけですね。これらの人たちが、切手売りさばき総額の約四%というものを手数料としていただいておると聞いておるわけなんです。そうすると、現行の価格の四%の手数料を受けておるわけです。これが飛躍的に、多い者は十何倍かの価額に上がるわけなんです。この手数料の料率というものは変わりはないものかどうか、それが一つ。  それから、もう一つは、この法案の第二十一条と二十二条によると、登録税は今度、一万円以上納付する場合は……

第55回国会 大蔵委員会 第19号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 資産再評価の問題について、六点御質問をいたします。  まず第一に、再評価積み立て金の最終処理をはかった理由というものについて、ひとつ明確にお答えいただきたい。
【次の発言】 五年間の猶予期間を設けた理由はそれだけですか。それだけの理由で五年間の猶予期間を設けたのですか。
【次の発言】 いままで再評価積み立て金を資本に組み入れることを強制してきたんですね。そのために企業側の影響は一体どうなっているのですか。これがわかったらひとつ説明願いたい。
【次の発言】 どうも再評価績み立て金と資本準備金との関係がよくわからないのですが、これをひとつ明確にわかるように説明してくれませんか。

第55回国会 大蔵委員会 第21号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私がいまその問題について質問する。  須藤委員の質問している塚本君というのは、実は目黒に住んでおる。私の居住地のすぐそばにいましてね、その子供も私の子供の行っておる田道小学校に通わせておる。たまたまこういう問題が起きたので、私のところに二回にわたって電話をかけてきた。そこで私は、君のとった態度はよくない、テープレコーダーを持ち込んで同僚の声をとってどうしようとしたのか知らぬけれども、君の行為はよくない、今後注意しろということを言っておきました。そうしたら、以後気をつけます、こういうことになっておる。で、この点は須藤委員に私は伝えるべきであったけれども、きょう質問があるから、質問の最……

第55回国会 大蔵委員会 第23号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いまの説明を聞いておると、何か妥協の産物がこの法律案改正になってあらわれてきた、こういうふうな印象――まあ印象じゃない。事実なんですね。こんな法律案の改正をしないで、もっと本格的な政策を行なうべきだ。一体、百二十億くらいの特別の金を出す、地方に交付するという内容で、まあ一部改正という法律案が出てきたわけなんだけれども、第一種交付金の九十五億はいいとしても、確かに藤田委員の指摘するように、第二種交付金の二十五億というのはこれはお涙金で、地方でいただいたからといってありがたがるような金額ではないのだな。特に特別区を含んだ市町村の道路財源を充実してやろうという内容なんですが、そんなことが……

第55回国会 大蔵委員会 第24号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 主として運輸省にちょっとお尋ねしたいんですが、石油ガス税は御承知のとおり一昨年の審議で、昨年が一リットル五円、本年が十円、四十三年からは十七円五十銭、こういう価格が決定になった。それを本年の十円を二カ年間時限立法で延ばそうというねらいはどこにあるのか、この解釈をどう運輸省は考えておられるか、まずそれから聞いていきたい。
【次の発言】 主としてLPガスを使っておるのは、都内をかけめぐっている営業車、つまり法人車並びに個人タクシーなどが多くこれを使っておる。そうなるというと、従来ガソリンを使っておったよりも収益が非常に高くなってきておる、こういうことで、事業成績は非常に最近上がっておる……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/07/06、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いま部長のことばの中にね、こういう場所で言うのはどうかと思いますが、目下のところふえております、総裁、副総裁の言によって四億本までふやしていきたいと思いますと。こういう場所でどうかと思いますがということばはどういう意味だ、それは。増加しているということはいいことじゃないか。専売公社の努力が、君らの発言によってわれわれも認識することができるわけだ。そういうことは、どうかと思うというのじゃなくて、堂々と言うべきですよ。努力している結果を控え目にすることはないのだ、専売公社はこれこれこういうぐあいで努力しておりますと。で、将来に向かっては四億本か五億本も出したいと思います、まあ順調に伸び……

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○柴谷要君 もう時間ですから、一問だけお尋ねしておきたいと思うのです。  実は、総裁が御就任になりましたときに、当時問題になっておったが、特に民間から総裁に御就任になりました関係で、総裁の心境をお尋ねしておきたいと思いますことは、かつて、専売制はやめて、そしてこれは民間にしたほうが、安いうまいたばこが供給ができる、こういう宣伝が非常に俗にされておった。また、一面、本格的な運動も展開されかかった。ところが、当時の阪田さんのときでございましたか、専売制をきちっと堅持していくのだという方針で、政府もそういうことになった。そういううわさがだいぶ盛り上がってきたのですが、民間から総裁に御就任になりまして……

第55回国会 大蔵委員会 第27号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、質問というよりも、投資信託協会に要望があるのです。というのは、実は、ざっくばらんに、こういう機会ですから、会長さんにお聞き取り願いたいと思うのですけれども、最近の世評というものはあまりいいものが出ていないわけですね。たいへん批判的なんです。もっともっと大蔵省が投資信託等については監督を厳重にして、そうしてやらなければいけない、手ぬるいじゃないか、何をしているか、こういう声が強いのです。それと同時に、一面皆さんと十分話し合う機会がないために、意思の疎通というものが欠けているんじゃないか、それから来る多少のあれもあろう、こう思うのですが、法律案が出たから懇談するというのではなしに……

第55回国会 大蔵委員会 第29号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。外務省の答弁は奇々怪々だ。何も、君が大臣から下命を受けて審査に入っておるかどうかということを聞いておるんじゃない。青木委員は、阿波丸事件についてはかくかくの理由が存在をするので再検討をする用意があるかどうかということを聞いている。君は説明員として来ているわけです。だから、下命があるとかないとかというんじゃなしに、委員の御発言については、いまのところ外務省としては検討はしておりませんが、帰って上司にこれを報告いたします、御趣旨を徹底させます、こういう答弁がなぜできないんですか。そういう答弁があってしかるべきだ。われわれの要求はそういう答弁を望んでいる。君に即決しろったって、……

第55回国会 大蔵委員会 第31号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いよいよ時間が切迫いたしまして、長い質問もできませんので、要約して政府に二、三点伺いたいと思うのでありますが、まず第一に、引き揚げ者等に交付いたしまするこの交付金の内容が、私どもが農地補償法を審議いたします際に、外地引き揚げ者あるいはその他まだ戦争後の処理のできない問題がたくさんある、こういう問題について政府は一体どう考えておるのか、こういうことで質問をいたしたのでありますが、順次時を経るに従って政府としても善処をしていきたい、こういう答弁をなされておることは確実であります。しかし、まあこの段階でくどいことは申し上げませんが、引き揚げ者としても今回の処置には満足をしていないのではな……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/08/03、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は議事進行について提言したいと思うのですが、参考人に問いただすには限度があると思う。ですから私は非常な重大な問題ですから、時期をあらためて証人として喚問すべしということを提言したいと思う。一応委員長のほうで御考慮を願いたいと思う。
【次の発言】 一言関連して。いま亀岡副長官のたいへん慎重かつ、何といいますか、含みのあるような御答弁があったんですがね。私は内閣調査室その他がやっておる仕事はね、聞けば、何だこんなことかというようなことなんですね。実際そうなんですよ。われわれよく知っておるんです。そういうものを、もったいぶった言い方をするから、国民がよけい何か疑惑を招くような形になる。……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 最初に本日予定しておりましたが、時間がありませんので、急遽変更をして質問の要旨を緊急問題に切りかえました。と申し上げますのは、実は衆議院の予算分科会で問題になりました政府と日通との食糧輸送をめぐっての問題の討議が行なわれたのでありますが、これが中途はんぱに終わっております。これがために疑惑を国民に投げ与えておりますので、決算委員会を通じて明確にしたい、かように考えて準備をいたしておりましたが、時間の関係上できませんので、この点は、次回に譲ってゆっくり時間をとり質問をいたしたい、かように考えますので、本日は食糧庁に対して資料の要求だけいたしておきたいと思います。  まず第一に資料の要……

第56回国会 決算委員会 第閉会後3号(1967/10/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 連絡不十分だとは何だ、その連絡不十分という理由をもっと明確にやってもらいたい。

第56回国会 決算委員会 第閉会後4号(1967/10/27、7期、日本社会党)

○柴谷要君 特に運輸省の自動車局長さんにお伺いをいたしたいのでありますが、本年八月二十一日に、行政管理庁から運輸省に対して勧告が行なわれました。その勧告の内容は、一つには、一般乗用旅客自動車運送事業の免許及び認可について。第二には、山間割り増し制度について。その二つの問題に対する勧告がなされております。  第一の問題は、個人タクシーの申請がなされてきておりますけれども、相当の件数が未処理になっておる。これは運輸省としてはすみやかに処理をしなければいけない、こういう勧告の内容であったように記憶をいたしております。  第二には、山間割り増しについては、本制度の創設当時と比較をして、今日では情勢が異……

第56回国会 決算委員会 第閉会後5号(1967/11/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は専売公社に対してちょっと質問をいたしたいと思います。  まず第一に、最近専売公社は新品種の研究が完成をしたといって近々に発売をする、こういうことが新聞紙上に出ておりますし、新製品の研究に怠らず努力をしているということを聞いておるわけですが、その方向なり見通しは一体どういうものか、それをひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 喫煙者に対する健廉ということを考えながらニコチンなりタールの少ない、しかも害が少なくて味は落ちない、全く理想的な品物の研究になると思うのですが、実はきのうの新聞だったと思うのですけれども、日本のたばこには水銀というものが非常に多量に含まれておる。……

第56回国会 決算委員会 第閉会後6号(1967/11/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は関連で一言だけお尋ねするわけですが、それは具体的な例として白金のかつての迎賓館、いまの自然公園のところから省線の五反田駅に向かって最近開通したこの高速道路下です。この下に自動車がつまり置き捨てになっている。これが砂ぼこりをかぶって全く見るもむざんな何といいますか非常な状態になっている、インドネシアの大使館の前の通りをずっと。一体あれは自動車の駐車場として公団は利用するのか、それともかってに使わせておくのか、今後それを取り除かせてきちっとした整理をするのか、これをひとつ聞かせてもらいたいと思います。
【次の発言】 行って見てもらえばわかるのですがね。道路なんというものじゃないので……

第56回国会 決算委員会 第閉会後7号(1967/11/15、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、農林省、特に食糧庁の長官にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、最近北海道の通運業者連絡会の会長及び九州通運業連絡会の会長名をもって上申書が農林大臣あてに提出されております。その上申書の趣旨というのは、昭和四十三年度政府所有食糧及び農産物等の運送請負人の決定につき、会計法第二十九条の三第一項の手続を、遅滞なく実施せられたい、こういう趣旨の上申書が出されております。一体、この趣意書を見ますると、四十二年の十一月二十日ごろまでに回答がなければ、この四十三年度の問題に対しての解決にならぬので法廷で争いをする、こういうようなことが付記されているように私は見ているのであります。どうし……

第56回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1967/10/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣には、閣議、大蔵委員会、これから引き続き、十二時から内閣委員会となかなか御多忙のようでありますから、簡潔にお聞きいたしたいと思いますので、わからなければわからない、やるならやる、やらないならやらない、こういうふうにひとつ明確にお答えいただきたいと思います。と申し上げますのは、ほかでもありませんが、私どもが一番注目をいたしておりまする人事院の勧告の問題でございます。これは政府のほうでも、口を開きますと、人事院の勧告は完全に実施をいたします、このようにおっしゃっておられるわけですが、閣議で完全実施ということにはならなかったわけです。多少は時日がおくれておる。これが非常に公務員並びに……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大蔵省並びに専売公社に、二、三質問をいたしたいと思います。  まず最初に、四十一年度の税収の決算剰余額は六百二十一億で、かなりのものとなっている。この額が生じた理由を、ひとつ克明に説明を願いたいと、こう思います。
【次の発言】 そういう説明であるならば、四十一年度の税収の決算剰余額六百二十一億はその後どのように処理をされてきておるのか、それもあわせてお聞きしたい。
【次の発言】 まあ大体わかりましたが、四十一年度の税収の決算では、補正後の予算額をかなり上回った剰余額が生じてきた、そういうことになるというと、四十二年度の決算においても相当の増収が生じているのではないか、こう思いますが……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関連して。聞いておると、あなた方は、決算委員会でどういう問題が爼上に乗るかということを前日なり、前々日質問に来ているのだな、あなた方の担当者が。それで、それを持っていって、そして本日の答弁の材料にしようとしているわけなんです。それを調べてきているのにかかわらず、きょうのあなたの白々しい答弁は承知できないよ。達田委員のところにあなたのところの担当者が来て、事情を詳細聞いているわけです。三時間、五時間あれば、現地にすぐ電話したって調べられるはずですよ。それをあなた、何です、その白々しい答弁は。そういう不誠意な答弁じゃ、やはりぼくらも一言言わざるを得ないと思う。もう少し事実を事実として言……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/08、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、前回に引き続きまして、日通の今日まで行なってまいりました米麦輸送の問題について、少しくお伺いをいたしたいと思います。  特に、米麦輸送の問題につきましては、日通並びに全国通運、これに食糧庁、三者が一体となって研究会をつくられ、鋭意検討してきているようでございますが、前回は七、八回ぐらいまでの経過の報告をいただいたわけでありますけれども、その後結論に達しているのかどうか、十回以降の研究会の内容について、少しく説明をいただき、これに対する詳細にわたっての質疑をいたしたいと、かように考えますので、十回以降の研究会の経過を克明にひとつ報告をいただきたいと思います。

第58回国会 大蔵委員会 第2号(1968/02/29、7期、日本社会党)

○柴谷要君 毎年毎年出されておりますこの法律案は、減税という、農家にとっていいことでありますので、この問題については賛意を表したいと思うのですけれども、少し二、三点お伺いしたいのですけれども、そのことは、昭和四十二年産の米穀において、政府に売り渡すのに昭和四十二年九月二十旧までに申し込む、こういうことになっておりますが、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、富山、石川及び福井の各県の区域において生産される米穀については同年八月三十一日まで、こういうふうに、ここで二十日格差をつけておるのですけれども、むしろ北海道、青森とか、東北六県のような寒い地域のところを早めておるというその理由で……

第58回国会 大蔵委員会 第3号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○柴谷要君 ちょっと資料の要求をお願いしたいと思います。経済援助資金特別会計法及び余剰農産物資金融通特別会計法を廃止する法律案が出されてきておりますが、この法律を廃止するにあたって、設立以来どのような収支出が行なわれておるか、これをひとつ資料として提出してもらいたいと思います。これはできるでしょうね。特別会計の収支出ですね、これをきょうの段階まで克明にひとつ資料として出してもらいたい。委員長、これを要求いたしておきます。

第58回国会 大蔵委員会 第4号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○柴谷要君 資料を請求しておきたいと思うのです。  交付税と、それから譲与税の借り入れ金をめぐって自治大臣と大蔵大臣との間に覚え書きが締結されているわけです。これはあるでしょう、覚え書きが。
【次の発言】 その覚え書きを印刷をして配付してもらいたい。
【次の発言】 そんなばかなことがありますか。自治大臣と大蔵大臣との間に交付税のあれをめぐって覚え書きが締結されている。そんなものをいまごろ隠したってだめだよ。何ならこっちが印刷してそっちに配ってやる。いいかい。そんなものは出せる、出しなさいよ。皆さんに見せるといいから。その資料を要求して、きょうはこれで終わります。

第58回国会 大蔵委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 最後の質問をちょっといたしますが、余剰農産物資金の借り入れを米国から三百八十億行なって、そうして現在これは四十年年賦で返されるようですが、大体利息はドルで支払いされれば三分、こういう形の金で運用されているわけでございますね。それを年四分で融資をして、今日十年余を経過をいたしましたので、大体まあ元金三百八十億が四百五十九億にふくれ上がってきている、こういうのがこの会計の実態だと思うんです。それで、その中の貸し付けが四百五十四億であり、現在現金が五億ある、こういうことが報告をされているわけでございますが、この余剰農産物の貸し付けの融資先を見ますというと、たとえば地方自治体である神奈川県……

第58回国会 大蔵委員会 第8号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○柴谷要君 アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思います。  今回、アジア開銀に対して、アメリカは二億ドル、日本が一億ドルを特別基金に拠出しようとしていますが、わが国の拠出額はアメリカの強い要請によったものであるのか、それとも、わが国が独自の判断で拠出額を決定したものであるのか。もしもわが国がアジアにおける先進国としての立場から、東南アジアの農業開発を真剣に考慮した上での発意であるならば、少なくともアメリカと同額くらいの拠出を行なう一方、いまだ拠出を決定していない先進国に対してもすみやかに拠出するよう促進方を話し合いをすべきだと思います……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○柴谷要君 関税定率法の一部改正案につきまして二、三質疑をいたしたいと思います。  まず、第一に、最近アメリカが実施しようとする課徴金そのものはガットの規定に違反するものであると私は思うのであります。それにもかかわらず、アメリカが実施の方向に傾いているのは、国際収支の改善、ドル防衛という表向きのねらいのほかに、二つの背景があるといわれております。その一つは、輸入課徴金創設のきっかけとなったEECにおける国境税の強化であります。もう一つは、米国議会を中心とした保護貿易主義の台頭という国内問題がからまって表面に出てきたと思われる節があるのであります。もしそうであるならば、特に秋に大統領選挙が控えて……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 デンマークとわが国との二重課税の回避のための特例法、この問題についてではなしに、関連がございますので、二、三質問をいたしたいと思いますが、隣国である韓国との租税条約締結交渉が昨年来持たれてきておるわけです。一体その交渉経過の見通しはどうなっているのか、まずこれを聞きたいこと。  それから、昨年来、日本商社は、課税問題で韓国の税務当局との間にごたごたを起こしておるけれども、現在政府間の話し合いは一体どうなっておるのか。このごたごたの問題が解決をしておるのか、この点についてまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 第二問目は、ただいま説明がちょっとなされましたけれども、現在申告に基……

第58回国会 大蔵委員会 第11号(1968/04/04、7期、日本社会党)

○柴谷要君 国債整理基金特別会計法の一部改正法律案について二、三質疑をいたしたいと思います。  まず、最初に、政府は四十三年度の国債発行額を六千四百億円として、歳入予算の国債依存度を四十二年度当初の一六・二%から一〇・九九%に引き下げたこととし、これをもって四十三年度の予算を景気抑制型であるとする有力な根拠としております。しかしながら、四十二年度の国債発行額は、当初予定の八千百億から、まず七月に決定した七百億円が削減をされ、さらに最終的には二百億前後が再減額される見通しとなっております。また、四十二年度の出納整理期間中に発行されるという三百億程度は、実質的には四十三年度に入ってからの四月に発行……

第58回国会 大蔵委員会 第12号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○柴谷要君 委員長、関連して。  本日は、山中議員にはたいへん御苦労さまでございます。修正にあたりましての御努力をるる開陳をされまして、私ども参議院といたしましてもその趣旨に沿って努力をしたいということで、実は本日本会議があるにもかかわらず、大蔵委員会は並行審査を要求をいたしまして審議をするという熱意を示したわけでございます。これと申し上げますのも、実は本日と九日と二日間しか審議日数がない、こういう事情でございます。しかしながら、事前に私のほうにはそのようなお話がございましたので、私は、まあできるだけ衆議院のお考えになっておりまする考え方が最もこの法律を処理するにあたって適正である、かような意……

第58回国会 大蔵委員会 第13号(1968/04/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 それじゃ第一問、トランジスターテレビ等について軽減税率の適用を認めたのは、新産品で、いわば将励的な意味からくるものと私は考えているのだが、しかし、これらの各種物品については、すでに試販的なものと見るのは少なくて、すでに十分市場性を有し、かつ、収益力も、むしろ関係業界の中心的位置を持っていると私は判断をする。そういう意味から、今回の処置がはたして妥当であるかどうか、この点をひとつ説明を願いたいと思う。
【次の発言】 暫定措置は、意図して国際競争力の点に焦点を合わせて採用されたものだと私は考えております。しかし、これら物品に本則を適用せず、あえて軽減税率を適用しなければ国際競争にうち勝……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○柴谷要君 税制調査会は、かつて間接税と直接税の比率がどうあるかについては、結果的にそうなるのであって、ある意図をもって均衡を変更する必要はないといっております。今年度は国税収入の直間比率を見ますと、四十二年度補正予算後の数字は三九・九%、四十三年度予算で見ますると四〇・三%へと間接税が伸びております。これには意味があると考えていいのか、均衡していると考えるべきか、この点をひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣は、昨年でしたか、売り上げ税というものを創設をしたいというようなことをちょっとほのめかしたことがある。酒、たばこ、物品税を来年度も上げないとしたら、歳出の増大、国債圧……

第58回国会 大蔵委員会 第15号(1968/04/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 前回に引き続きまして、法人税の問題について少し質問し、それから租税特別措置法について質問したいと思います。  今回の改正案は、改正部分について問題はないとしても、法人税改正法案が提出された以上、中小法人に対する軽減措置がはかられていないということはまことに遺憾であります。われわれはこの点は非常に不満に思っている。すなわち、税率の引き下げはもちろんでありますけれども、一番疑わしいのは同族会社の留保所得課税であります。これは同族会社は中小会社であり、法人の九〇%以上を占めるものであるから、考えれば、同族会社こそ内部留保が必要であると考えますが、これに特別な課税をすること自体に無理がある……

第58回国会 大蔵委員会 第16号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○柴谷要君 酒、たばこの問題で、ごく簡単にきょうは質問をいたします。  酒が四月一日から値上げになるということになっておったのが、国会審議が慎重審議せられた結果、衆議院修正で五月一日ということになりました。それによって減収になること四十億、しかし、予算はすでにその以前に通過しているわけです。この四十億の減収に対してどういう見解を持っておられるか、これをまず聞かせてもらいたい。それについては、四十億の減収で予算が通っても一向に差しつかえないような顔を政府はされているが、そうすると、もう一カ月くらい延ばしても差しつかえないように、こう思うのですが、その回答いかんによっては慎重に審議していきたい、こ……

第58回国会 大蔵委員会 第17号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○柴谷要君 酒、たばこの問題については質問者がたくさんおりますので、関連質問ぐらいしかできないので、ちょっとここで聞いておきます。  専売公社の中にたばこ研究所というのがあるそうでございますね。このたばこ研究所に勤務を命ぜられた職員が非常に愛煙家であった。ところが、勤務がえをされて研究所へ入ると、一年足らずでたばこをやめてしまう。別にだれにも強要されたわけじゃない、自然発生的にたばこの害というものを認識したのかどうか知らぬけれども、全部やめてしまって、ほとんど研究所の職員の方はたばこを吸っておらぬという話をかつて研究所に勤務している人から聞いたのですが、これは事実ですか。こういうことだと、国民……

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました製造たばこ定価法の一部を改正する法律案及び酒税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。  まず、第一に、両案に対する改正理由に、意図せざる減税が行なわれているので、その是正のために引き上げ改正を行なうものであるといっております。すなわち、税調答申を引用いたしますならば、酒税について見れば、その税率が所得、物価水準の変動と無関係に定額に据え置かれているため、税負担が相対的な低下を来たし、他の諸税の税負担との間の均衡を失しているものと認められる。また、たばこについて見ると酒税と同様の事情があると、この……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○柴谷要君 実は二間ばかりお尋ねしておきたいと思うのです。  従来税務署設置という問題については、納税者の利便をはかるためにけっこうなことだというので、大して質疑もなしに大体法案を通していたのが慣例なんですよ。まあ私も今回もそのつもりで長時間審議しようとは思っておりませんが、ただ、税務署を回って見て、税務署の職員からよく言われることは、納税件数がふえ、しかも金額が非常に高額になってきているのにかかわらず、職員数が依然として変わらない。一人のノルマというものが非常に高いものになってきておるので、何とかひとつ国会で増員の要求を認めてもらうように努力してもらえないかという声が圧倒的に強い。これはまあ……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私は、きょうは時間が制約されておるので、ごく簡単に二問だけお聞きしたいと思います。わが党委員が相当長時間にわたって質疑をされました。もうお尋ねすることはほとんどないのですけれども、ひとつポイントになる点だけをお尋ねしておきたいと思うのです。  合併と転換の見通しの重要なポイントは、第六条の第二項以下の問題だと思う。これは基準ですね。それから合併、転換が、一号としては、「金融の効率化に資するものであること。」、それから、二号として「当該地域の中小企業金融に支障を生じないこと。」、三号、「金融機関相互間の適正な競争関係を阻害する等金融秩序を乱すおそれがないこと。」、それから四号として、……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○柴谷要君 いまの答弁で了承しましたが、前の答弁ではまずいのです。というのは、私は理事をやってきまして、非常に苦心した。ですから、政府がもう少し法案提出に配慮を加えてくれれば、十分に両院で審議して、スムーズにいかなくても、かなりいくと思ったのです。ですから、この点は大臣にいま御答弁いただいたので、とやかくお聞きしませんが、少し政府としても御検討いただく必要がある、こう私も思います。
【次の発言】 私、少しの時間質問して終わりたいと思いますから、採決の用意を願いたいと思います。  先ほど先輩木村先生からお尋ねがあった問題でございますけれども、特別会計から森林開発公団へ直接出資できるようにしようと……

第58回国会 大蔵委員会 第27号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○柴谷要君 大臣もお疲れだと思いますので、また、局長さん方もすわってひとつ御答弁願いたいと思います。最後の大蔵委員会のようでございますから、私もすわらしていただいて質問をいたします。  本改正案によりますと、国債元本償還予算額は四十二年度で二百十七億円、四十三年度で六百九十三億円でありますが、これに対して長期国債の利子負担は四十二年度が七百九十四億円、四十三年度が千二百三十三億円で、いずれも利子のほうが元本償還を大きく上回っております。今後国債がますます累積していくことが予想されますが、国債残高の国民所得に対する国際比較ではまだ低いという説明がなされているのでありますけれども、一千億を優に上回……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第1号(1965/08/09、7期、日本社会党)

○柴谷要君 前の委員会の報告書で実態をわれわれ知るわけなんですが、やはりこれだけではぴんとこないものがあるわけです。そこで、きょうは、今後の委員会の運営、どのくらい回数やるか、そういうものだけきめて、きょうは小委員会を閉じたいと私は思うのですが……。

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第閉会後1号(1965/10/02、7期、日本社会党)

○柴谷要君 私、すわったまま二、三質問いたしますが、皆さんもすわったままでけっこうですが、一言まず道路公団にお尋ねをいたしますけれども、小委員会が持たれた理由は、言うまでもなく三宅坂地区における高速道路公団建設工事に関して不正が起きた。その不正というものはだれによって起きたかといえば、それは請負業者西松建設が起こした事件、それに対する監督不行き届きという点は公団側にあるとしましても、やはり業者の中におけるおもな不正が今日の問題を惹起したと思う。今後これから相当工事を続けていくわけでありますけれども、これらの不祥事件が再び起きないように厳重な監督といっても、現在の陣容その他ではたしてそれが可能で……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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