このページでは山高しげり参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○山高しげり君 私は婦人の立場から、佐藤内閣総理大臣に御質問を申し上げたいと思います。 まず第一にお尋ねをいたしたいことは、今度の施政方針では、かつての佐藤内閣の重要政策の一つでありました人間尊重が、たいへん影を薄くしたように感じられますがいかがでございましょうか。総理は、明治百年を迎え、新しい決意のもと、長期展望に立って重要政治課題を述べられ、国民の理解と協力をお求めになりました。婦人や子供の問題は、政策面に少しも浮き彫りをされておりません。農村も含めました都市化の問題の中で、農村婦人の労働過重や、子供も産めない都市の住宅問題、子供の生命にかかわる公害、交通難の問題、また、台所に直結をした……
○山高しげり君 社会教育関係団体の補助事業というものを文部省が持っておいでになっておりますが、そのことにつきまして少しくお尋ねを申し上げたいと思います。
社会教育関係団体というのはどの程度の団体をさしておいでになるのですか。
【次の発言】 その中にいわゆる婦人団体に関する補助事業があるようでございますが、そのことに重点を置いてお伺いをしたいと思います。いわゆる地域婦人団体等が補助金――これもいわゆる補助金をいただいております場合に、その金額が非常にまちまちのようでございますが、補助をなさいます基準というものはどの辺に置かれておりますのでしょうか。
○山高しげり君 法務大臣に一つお尋ねをしたいと思います。 売春防止法制定十周年の本年にあたって、大臣は、先ほど藤原議員に対する御答弁として、本問題に対する法務大臣としての御注意というようなものをお述べになったように拝聴いたしましたけれども、これから大いにやりたいというような意味におっしゃったように思いますけれども、十年間の実績があまりあがっておらない実情もお認めになっていらっしゃったように聞いておりましたけれども、このあがらなかった原因というものがどこにあったかということについては御答弁中に含まれておらなかったようでございますが、かりに法が不備でございましたならば、改正を必要とするのではない……
○山高しげり君 関連して一、二厚生省にお伺いいたしますけれども、先ほど婦人相談員のお話がございましたが、婦人相談員の相談件数というものが非常に地域差がございますようですけれども、それの原因はどういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 格別私は婦人相談員がのんびりしているところが件数が少ないというふうに申し上げたつもりはないのでございますけれども、ただ、非常に地域差があります。これはもちろん売春防止のお仕事それ自身が初めから地域差があるわけですから、相談員のお仕事にもおのずから同じ事情があることは私どもも存じておりましたけれども、たとえば福岡県なんかは全国一なんでございますね、取り扱い件数……
○山高しげり君 どうも共産党と議席の数は同じでございますが、第二院クラブは小会派でございますので、あるいは発言の機会を失わされるのではないかと心配をしておりましたけれど、委員長の御努力で、たいへん少ない時間でございますけれど、この席に立たせていただいたことに対して、できるだけ簡単に御質問は申し上げるつもりでございますから―私は主として総理大臣に御質問を申し上げたいと思います。ほかの閣僚にも申し上げたかったのでございますが、時間が許しませんから、その意味で佐藤総理大臣にお願いをしたいと思います。 先日来、この予算委員会で補正予算案の審議を承っておりましても、総理以下各大臣のくちびるから、事態が……
○山高しげり君 最初に総理にお伺いをしたいと思います。 このところ、ピストルに関係をした青少年の事件が続発をしております。京都のピストル少年事件のことは言わずもがな、福岡では、中学生が暴力団のピストルを家庭から持ち出して、友人に重傷を負わした。滋賀県では、やはり中学一年生が十一人もおもちゃのピストルを手製でつくって、それが暴発をして一人が負傷をした、こういったような事件が、 偶然でございましょうけれども、引き続いて起こっておりますが、この一連の事件について、総理はどんなふうにお感じになっておられますでしょうか、それをお伺いしたいと思います。
○山高しげり君 私は、家庭対策を中心に、関係各大臣に質問を申し上げたいと思います。
最初に、厚生大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、厚生省は、かつて児童局という役所を、現在は児童家庭局というふうに名前が変わっておりますが、これは当然その中身も変わった点があるわけだと思いますけれども、その児童家庭局になさっての実績と申しましょうか、ことばは足らないかもしれませんけれど、その点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお話の中で、家庭児童相談機関の問題でございますけれども、家庭児童相談員という方々がこの相談室においでになって相談を受けておられるようでございますが、この実績を……
○山高しげり君 私は、先日来新聞に報道されておりました元家庭裁判所調停委員の詐欺事件というものについて少し承りたいと思います。
最初に、大臣に一言伺いたいと思いますけれど、大臣はこういう事件が発生しましたことについてどんなふうにお感じでございましたでしょうか、これを一言でけっこうでございますけれど。家裁の調停委員というものが就任中に詐欺の犯罪を犯したという容疑でいま……。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、だんだんこまかいことを伺いたいと思いますが、この婦人は三十七年の一月から家裁の調停委員になられて、四十二年の四月に正式に辞任されたと新聞に出ておりますが、そのとおりでござ……
○山高しげり君 最初に自治大臣にお伺いをしたいと思います。
先般の統一地方選挙におきまして、町村長あるいは町村議員の選挙に無投票のところが相当多かったように承っておりますが、その概況、それからその主たる原因について大臣がどんなふうにお考えでございますか、まずそれを承りたいと思います。
【次の発言】 原因がちょっとむずかしいとおっしゃるのでございますが、私どもしろうとでございますけれども、地方に部落推選と申しますか、地区推選制と申しましょうか、そういった古いならわしのようなものが存在をしているようでございます。そしてその方法は、穏やかに地元で話し合うといったような表現で言いあらわされていること……
○山高しげり君 田村先生と大島先生にちょっと簡単に伺いたいのですけれども、酒酔い運転が非常に多いのですけれども、それについてはどうしたらいいとお思いですか。いろいろ大きな環境整備等の問題出ておりますけれども、酒酔い運転というのはまた少し違うように思うのですが。
【次の発言】 それはわかります。まあやむを得ないと、道徳的なあれと、そのほかにお考えにならないでしょうか。田村先生いかがです、お医者さんでいらっしゃいますから。
【次の発言】 それだけですか。
【次の発言】 私は、だからそこからもう少し飲酒というものに対する社会的な規制ということが起こらないかと思ってお伺いをしてきたわけです。だからドラ……
○山高しげり君 私は交通事故のいわゆる三悪といわれる無免許運転、スピード運転、飲酒運転、この三つについて、非常にこの委員会でも大ぜいの方から御発言がございましたけれども、そしてそれらはお互いに関係し合って、総合的な素因になっておることはわかりますけれども、その中で特に飲酒運転と申しますか、酒気帯び運転と申しますか、お酒に関係した事故について少しお尋ねしてみたいと思います。 しばしばこの飲酒運転の分析についてほかの質問者からもお話が出ましたのですけれども、四十二年度の第一審裁判の有罪判決の被告数が九千三百十七人でもって、そのうちの九千百五十二人が自動車事故である。その割り合いは九九・三%である……
○山高しげり君 先日、四月十五日の予算委員会で私が総理大臣に、三悪追放についてお尋ねをいたしました。私はいわゆる三悪の中でどれに一番力を入れておいでになるのですかというようなことをお聞きいたしたのですけれど、結局、総理は、三悪の問題はもっと声を大にし、各界の協力のもとにこれを根絶するように積極的な施策をすることが必要と思いますと、こう答えておられるわけでございます。格別新しい御答弁でもございませんけれども、とにもかくにも、積極的に施策をすることが必要だと、総理がそう答えておられるのでございまして、私はきょう、その三悪の中の売春の問題につきまして、いささか関係各当局にお伺いをしたいと思います。 ……
○山高しげり君 私は、総理大臣にお伺いをしたいと思います。
最近、家庭生活問題審議会が総理の諮問に対して答申を行なわれました。「現在のわが国における社会生活において家庭のはたすべき役割ならびにこれに伴う家庭生活上の諸問題に関し、行政施策のとるべき基本的方向を問う。」と、これが総理の諮問でございます。家庭の役割り、行政の基本的方向、それぞれ示されておるようでございますが、そこで、これを参考にしてこれから始まるべき家庭問題の行政措置、行政施策というものについて、この際、総理の御抱負と申しましょうか、所信というものを承りたいと思います。
【次の発言】 あの答申をごらんにならなければ日本の家庭の実情……
○山高しげり君 私は夜間中学校について少しお伺いをしたいと思います。
四十一年の秋に、行政管理庁から文部省へ、夜間中学校をなるべく早く廃止をするように指導をすることというような勧告が行なわれたようでございますが、そのことにつきまして、その後文部省としてはどんなふうにお考えいただいておるでしょうか。
【次の発言】 まあ二十八年の三千人が現在四百六十六人まで減ってきた。たぶん二十八年のころにこのことが問題になりましたのは、不就学、長欠生徒というような問題から起こってきたように思いますけれども、いろいろな御努力もあり、またはほかの事情でだんだん減ってきたことは、それはそれでけっこうでございますが、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。