このページでは佐藤隆参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○佐藤隆君 本委員会で初めて発言をさせていただく機会に、あらためて先般の八・二八水害に本委員会を通じて災害調査団が派遣され、現地においていろいろ御配慮を賜わりました。特に私ごとにつきましても御配慮いただきましたことにつきましては、厚く御礼申し上げます。 私は災害の問題というのは、忘れたころに災害がやってくると言われておりますが、今臨時国会におきましても、当初から国防の問題が論議されております。われわれの国はわれわれの手によってまず守ろう。それとうらはらの関係にあるのがやはりこの災害対策だと思います。われわれは、われわれの力によってひとつみんなで考え、災害対策を練り上げて、そして国土の保全と人……
○佐藤隆君 私もこう話を聞いていて、だんだんわかってきたような、またわからないような、非常に複雑なことではございまするが、一つふしぎな、理解できない点は、この価格取りきめについて、ある人は最初に五千二百円の要望であった。結果的には六千円何がしから、上のほうは一万八千五百円まである。そんな用地買収――それは用地買収がむずかしいだろうということはわかります。わかりますけれども、近傍類地の価格を参考にしてきめていくのがまあフラットな考え方です。にもかかわらずこれだけの差がある。しかも先ほどからごね得云々という話も出ておりますが、どうも川口代表のほうは一万八千五百円だ、いやそうじゃない一万三千何ぼだと……
○佐藤隆君 厚生大臣にお尋ねをいたしますが、社会保障制度というものの拡充強化ということは、今日の社会においてこれはもうどうしてもやらなけりゃいかぬことだと私は思うんです。ところがこの悪用されることの余地も非常に多いと思います。先般来いわれておることでございますが、イギリスの国内事情、いろんな問題がありますけれども、これらもやはりイギリスの社会保障制度そのものの問題にあるんじゃないか、イギリス病の原因はそこにあるんじゃないかというようなこともいわれておるのでございます。特に生活困窮者対策としての生活保護の問題、これが悪用されると惰民養成ということになりかねない。一方においてまた健康保険の問題、こ……
○佐藤隆君 新潟、福島のこのたびの調査につきましては、先ほど武内さんから御報告をいただいたとおりでございますが、私は災害対策基本法の第二条に「豪雪」これも災害であるということに定義されておるのでございます。ところが、この豪雪というのは一体どの程度なのか、どの程度からを豪雪というのかということになりますと、いろいろ異論のあるところでございます。先般、衆議院においても、この議論につきましては、だいぶ時間をとってやられたようでございます。また当局におかれても検討中ということも聞いておりますので、このことについてはここで触れませんが、少なくとも自然に降って自然に消えるこの雪の災害というもの、豪雪という……
○佐藤隆君 この間の三月の十五日の当委員会で、運輸省並びに国鉄当局にお尋ねをしたことにつきまして、まだ答弁をいただいておりませんでしたので、それをひとつお聞かせ願いたいと思いますが、国鉄――いらっしゃいますか。私の質問趣旨わかりますか。わからなければもう一度言いますか。
【次の発言】 この間と違ったことを言ってもいけませんので、議事録を読みながら申し上げますが、このたびの豪雪で飯山線が五日間もとまってしまったということについてお尋ねをしたわけです。磐越西線、飯山線は豪雪路線でありますが、この保線管理について、適切な措置が打たれてきたかどうか。で、この間の豪雪地帯の――当委員会から派遣された調査……
○佐藤隆君 ことしの豪雪のことについてひとつお尋ねいたしたいのですが、すでに私が一カ月ほど前に十一省庁にわたって質問をいたしました。そのときなりの御回答、御返事はいただいておるわけでございまするけれども、その後どの程度の進みぐあいになっておるか、結論が出たことがあればまた承りたいし、結論が出ていないものは、何ゆえに結論が出ないのか、ひとつここでお聞きをしたいわけです。特に、この前も申し上げましたが、このたびの豪雪というのは三十八年の豪雪をしのぐものであったということ。いよいよ融雪――雪もとけまして、一応落ちついておるものの、やはり諸制度全般にわたって改正をしなければならない問題が幾多あるわけで……
○佐藤隆君 去る十八日から二十日までの三日間、議員派遣として、ただいま議題となっております地震調査と慰問のため、北海道に行ってまいりましたので、参考のためその感想を申し上げたいと思います。 私は、小酒井先生、宮崎先生とともに、札幌市、函館市、室蘭市、苫小牧市、浦川町及び鵡川町を三日間で調査いたしましたが、住家、公共施設等の被害は相当なものがあり、道庁の調べによれば、八十三億八千万円余に達しているのであります。われわれが直接現実を見て感じましたことは、学校、港湾、農業施設、住家等の復旧については、特に緊急を要するということでございます。 道庁及び支庁の積極的な復旧措置が行なわれており、日一日……
○佐藤隆君 本案の質疑終局の動議を提出いたします。
○佐藤隆君 川野先生にお尋ねをいたします。 先ほど柳田参考人からもちょっと述べられたと思うのでありますが、系統金融と制度金融との分野の調整の問題にちょっと触れられましたが、このたびのこの総合資金制度によって近代化資金との競合の問題、これはそれほどないのだというふうにさっき承りましたが、せっかくの機会でございますので、全体的な分野の調整の問題というもの、これはなかなかむずかしい問題で、農林省でもそう簡単に結論の出るはずのものでもないし、しかし私どもも時間をかけても前向きの形で検討を続けていかなければならない問題だと思うわけです。そこで競合しないかというふうに思われがちなこのたびのこの資金にまつ……
○佐藤隆君 関連。いまほど文部大臣は、まあ一部穏健なというか、大学教授の中でも穏健な、中正な連中は、まあ声を出さずに傍観的態度をとっておる。そういうことにも問題がある。もちろんずっとこの論理を進めていけば、国民全体の中にもそういうことが言えると私は思うのです。そういう点について、このままの状態を放置しておけば、やはりいまのままの状態だと思います。そこで、文教行政を責任持って何しておる文部当局において、き然たる態度でひとつやってもらわなければいかぬ、こう思うわけです。 いまほどずっとお話を聞いておりますと、非常に文部大臣御自身ソフトなムードの持ち主でいらっしゃいますから、非常に――私は特に気性……
○佐藤隆君 簡単に申し上げますが、京都の教育長問題というのは非常に世間を騒がしている問題です。国会議員の言動が、あるいは大臣の言動が、いろいろ問題にされるようなことが最近においてもあります。それぞれの立場においてことばとか行動というものは慎まなければならぬ、こう私は思うのですが、教育にまつわる仕事にタッチされる方が、いやしくも世間の風評であれ何であれ、いろいろうわさされるようなことがあったのでは、私はやはりいけないんではないか。私は、京都の問題だけでなくて、そういう観点から全国の、たとえば教育長それぞれについても新しい判断に立っての調査、そういうものもやっぱり必要じゃないかと思います。さしずめ……
○佐藤隆君 関連して。時間もあまりないようでございますので、関連として二、三質問さしていただきたいと思います。 実は半年くらい前から、昨年の十月八日の第一次羽田事件以来、第二次羽田あるいは佐世保、成田と、この一連の学生運動というか、彼らの暴力行為、これを学生自体の問題と見るかどうか。私は、絶対もう学生問題じゃなくて社会問題だと思うのです。おそらく皆さん方も社会問題だと、こう考えておられると思います。 そこで、社会問題としてこれを取り上げて、これに対する措置を一体どうするか。いろいろいままで新聞に出てきた事柄やいまお聞きしていることから考えて、事が学生のことでありますから、どうも学生に対して……
○佐藤隆君 先ほどの理事会できめた次第に従って、ひとつ審議を取り運んでいただきたい。いまの問題は、これはやはりひとつ社会党さんの内部のもちろん説明をしていただいて、そしてそれで解決できる問題じゃないかと思うのです、私は。したがって、すぐ、もう大臣お待ちですから、提案理由の説明ですか、それをさっそくひとつ……。
○佐藤隆君 最初に、この産業教育手当法案について、提案者である松永先生にお尋ねをいたします。
この産業教育を行なうすべての高等学校の教職員のほとんど全員が、この手当の支給対象となるように私は読ましていただいたわけですが、そうなった場合に、一般の普通の課程の高等学校の教員、教職員に与える精神的影響というもの、これは相当大きなものがあるんじゃないかと、こう私は思うんです。そのことについて、まず提案者はどのように考えておられるのか、いや、そんなのは別に影響ないんだということなのかどうか、ひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 まあ相当な影響を与えるということについては同意見のようでご……
○理事(佐藤隆君) 他に御発言がなければ、本法案に対する本日の質疑はこの程度にいたします。
【次の発言】 日本育英会法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、すでに提案理由の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、これを許します。楠君。
○佐藤隆君 ただいまいろいろと貴重なる御意見を承ったんですが、私の友人も一人グルノーブルに視察に行っておりますし、オーストリーのミスター・カールというコーチから、これはリュージュのコーチだろうと思いますが、日本人というのはもう少し動物的になれ、人間本来の姿に返るべきであるという批判を受けたと、こういう話を私は聞いておるのです。なまいきなことを言われたもんだと、私こう聞いて思ったものですが、しかし、きょう参考人の皆さんからいろいろお話を承ると、確かにそういうことなんだなあということをつくづく感じたわけです。特に私の聞いた話では、期間中暖気で競技を休むという日があっても、イタリアとかアメリカの選手……
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