武内五郎 参議院議員
8期国会発言一覧

武内五郎[参]在籍期 : 5期- 6期- 7期-| 8期|
武内五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武内五郎参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
武内五郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

武内五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1968/08/23、8期、日本社会党)

○武内五郎君 議事に入る前にちょっと一言注意を喚起しておきたいと思います。  今回の災害は、全く史上かつてない痛ましい事態になってまいったのでありますが、本日各官庁の説明を承りまして、特に今回の災害に最も関係の深い運輸省に対して大臣の出席を要請しており、大臣が当然責任者として出席されなければならない事態であるにもかかわらず、本日大臣の出席を見ない。また、大臣にかわって政務次官等責任者が出てこないということは、もってのほかだと考えられます。こういうことは、まことに委員会運営上――少なくとも運営上重大なことであり、事態の重大性から考えましてゆゆしいことだと考えまするので、私は質問に入る前に、一言運……

第59回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ほかに御発言もなければ、本件に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、第八号、激甚災害指定基準の緩和に関する請願を議題といたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本請願は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付を要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第59回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1968/09/16、8期、日本社会党)

○武内五郎君 矢野先生に伺いますが、土石流についてだいぶいままでまだ研究が十分でないというお話を承りましたから、たいへん私も残念に考えておる。私は昨年いわゆる八・二八の新潟災害で、新潟県の北蒲原郡の安田町いわゆる都辺田の土石流災害地を見てまいりました。ものすごい岩石がしかもまるく摩滅した岩石が非常な大量、驚くべき量で流れ落ちた。下の村二十数戸がまるつぶれになって、人間もたくさん死んでおります。それから神戸の、これは土石流と申しますのか、山が流れたと申しますのか、私はわかりませんが、大量の土砂が流れ落ちて、下で家がつぶれ、人間も数名犠牲になりました。特に神戸の災害地は、去年ばかりではなくて、もう……

第59回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○武内五郎君 総務長官の時間の関係もありまするので、私は二点にしぼって質問申し上げたいと思います。  第一点は、いま長官から説明がございましたように、八月中の災害に関する取り扱いについて、先回の本委員会で成瀬幡治委員からの質問に対する長官の御答弁の中でたいへん決意のかたい御答弁がありまして、私どもそれに大きな期待をもって成り行きを見ておったわけであります。いまその取り扱いの経過の報告がありまして、新たな基準を設定し、災害――局地的な激甚災に対する取り扱い等についての考え方が明らかになったのであります。なお私はいろいろこれについて質問を申し上げたいのでありまするけれども、先ほど申し上げましたよう……

第59回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1968/10/25、8期、日本社会党)

○武内五郎君 御報告を申し上げます。  第二班は三重、和歌山両県下の農林水産業の現況を調査するため、九月三十日から十月四日まで、和田委員長、沢田委員、河田委員と私の四名が派遣されました。  調査いたしましたおもな点について申し上げます。  松阪肉牛センターは、昭和四十一年九月農業構造改善事業として始められ、本年三月完成されておりまして、その総事業費は五千六百六十五万余円で、運営管理は、松阪南豊農業協同組合が当たっております。「和牛は草で作り、山で飼う」の標語を掲げ、自給飼料を主体として飼育するため、山林二十ヘクタールの造成を行ない、給排水尿散施設を持ち、十七・八ヘクタールの草地を大型機械で管理……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 災害対策特別委員会 第2号(1969/02/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、時間の関係がありますので、要点だけ若干質問しますが、それも全く項目を並べた程度の質問にしようと思っております。しかし、答弁は十分でけっこうでありますので、そういうふうにお願いしたいと思います。  まず、建設省道路局関係で質問をしたいと思います。いま道路局長の説明がございまして、かなり全貌が明確になったのでありまするが、私の聞きたいことは、たとえば一昨年の集中豪雨の際に、土砂の崩壊または土石流等のあり、またはその危険のある地域における雪の下のそういう地帯の災害が予想される。ことに、たとえば一昨年の八・二八の水害、一昨々年の七・一七の水害等の地域で、これはほとんど豪雪地帯。今日……

第61回国会 災害対策特別委員会 第3号(1969/02/26、8期、日本社会党)

○武内五郎君 去る二月十二日、佐藤理事、上田、多田両委員と私と四名、福島県郡山市における磐梯国際観光の火災について、現地調査を行なってまいりました。以下、その概要を御報告いたします。すでに本件につきましては、去る七日、当委員会におきまして、その火災の概要を政府側から聴取いたしておりますが、現地で明らかにされました当時の実情並びに実感、及び幾つかの疑問と問題点を提示いたしたいと思います。  まず、実感といたしまして、焼失後の現場は、鉄筋コンクリートづくり四階建ての磐光ホテル本館、同じく鉄筋コンクリートづくり三階建ての磐光パラダイス及び鉄骨づくり一部木造二階建てのニュー磐光の連続した建物であります……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、この予算関係に関して水産庁と海上保安庁に対して若干質問いたします。  これも本日はもう時間がないので、せかされておりますので、簡単に一、二点だけ言って、あとは後日の機会を見つけて海上災害に関する究明を申し上げたいと思います。  きょうは一、二点質問するとして、けさのNHKのテレビで海上火災の消防船の実地試験の実写がありましたが、それでなかなか非常に優秀な新しい船の実験をやって、われわれも非常に安心した気持ちになったわけであります。最近海上における漁船、タンカー、運送船等の事故が非常に頻発する、こういう感じがいたします。私は資料として、過去五年間における海上遭難事故の件数と被……

第61回国会 災害対策特別委員会 第5号(1969/04/28、8期、日本社会党)

○武内五郎君 新潟県の広神村の地すべり災害について、建設大臣はじめ現地をいち早く御調査されましたこと、われわれ感謝いたします。この際、あの惨たんたる状態をつぶさに視察されて、強い御決意をもって復旧と、災害を再び起こさざるような施策を、この際強くお願い申し上げたい。  そこで私は、時間の関係もありまするので、いろいろ申し上げたいことはたくさんありまするが、まず第一に、いま建設省並びに農林省から御報告があったのでありますが、まず現在の災害をこれから拡大しないように、応急の措置をとってもらいたい。また私がちょうど二十六日に現地に入りましたときには、まだこれから数ヘクタールの土砂が流れ落ちるんじゃない……

第61回国会 災害対策特別委員会 第6号(1969/05/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 だいぶ時間なくなりまして、各委員から科学的、技術的にだいぶ質問が出ました。もう私、一、二に限定しまして質問を終わりたいと思います。  まず現地の問題であります。私は実は最初広神村に地すべりが発生したという電話を受け取ったときは、和田川の沿岸に起きたのではないかと実は想像した。ところが広神村に入ってみましたら、和田川ではなくて小屋柄川です。そこで私申し上げたいことは、あの一帯には地すべりが前からしばしば大なり小なり繰り返されてきておる地帯です。実はそれで指定の問題についていろいろ質問申し上げたかったんでありますが、松井君から法律的な専門の質問があったので、私はそれは略します。  そ……

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) 足鹿委員長から委員長辞任の申し出がございまするので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員長辞任の件についておはかりいたします。  足鹿覺君から、都合により委員長を辞任したい旨、文書をもって提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行ないます。つきましては、選任の方法はどういたしますか。
【次の発言】 ただいまの佐藤隆君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって委員長に西村関一君が選任されま……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/02、8期、日本社会党)

○武内五郎君 すでに谷口、鶴園委員から詳細な質問がありましたので、私は実は筑後川、球磨川、川内川等にわたっていろいろな面からただしてみたいと思ったのでありまするが、それはやめます。川内川を中心にして一、二点ただしておきたいと考えます。いずれ本委員会から調査委員が現地に派遣されると思いますので、それが終わってから、さらに詳細にわたって御質問申し上げたいと考えるものであります。  先ほど谷口、鶴園委員からも御質問がありました川内川を中心としたシラス地帯のこの災害が、実は非常に痛ましい歴史を残しておるわけであります。昭和十三年に、台風に豪雨が伴ってシラス全域にわたる大きな災害を起こしている。その際実……

第61回国会 農林水産委員会 第7号(1969/04/01、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、本案に関連いたしまして若干質問したいと思いまするが、大体次のような要項を申し上げまするのでお答えをいただきたい。第一は、昭和四十四生糸年度の基準価格の決定の問題。第二は、糸価に関連いたしまして、昨年以来糸価が非常な変動を見せておりまするので、そういう不安に対する政府の対策をお伺いしたい。第三は、輸入生糸に関する問題。第四は、これらの問題に関連いたしまして、先月の上旬に持たれた蚕糸業の危機突破大会がありましたが、ここで重要な蚕糸事業に関する要請が決定されておるはずでありまするので、それに対して今日の蚕糸の危機についての政府の対策がどういうふうにこたえるか、それを伺いたい。さら……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、いま議題になっておりますいわゆる農振法の審議に入るわけでありますが、建設大臣に実は一言申し上げたいわけであります。政務次官、ひとつぜひお聞き取りを願います。  それは都市計画法にきわめて密接な関係のあるいま私ども審議中の農振法、それからやがて審議に入るでありましょう農地法の改正案、こういうようなきわめて重大な案件がまだ審議の途中である、そういう状態にあるにかかわらず、都市計画法の施行がもちろんこれはそういうふうに国会できまったかもしれませんが、都市計画法に関する宣伝が非常な力強さをもって流れております。過日、六月の十八日、東京で全国都市計画代表者大会が持たれまして、それほど……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○武内五郎君 関連。先ほど来、農地法と都市計画法施行上の調整の問題が論議されておるわけですが、都市計画の農地法に対して最もねらっておるところは、やはり四条、五条の問題これを改正したり、あるいは後退させようとするのが今回の都市計画法に付随する農地法改正の問題、それから、それに伴って農振法がこれを何とかして土地を守ろうじゃないかという立場でなければならぬということだと考えておるわけなんですが、そこで、都市計画は公共性を強く主張してきている。だから、それに基づいて農地法の制約、農地の転用を強く要求しておることは御承知のとおりです。で、私は、先ほど来、矢山君等の発言の中にも、農地こそが最も公共性の強い……

第61回国会 農林水産委員会 第32号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと関連。いまの中村委員の質問は、農協の事業としての付帯事業と関連産業等に関する問題であると理解いたしまするが、政府からいただいております資料の中に、たとえば農協が出資している株式会社がこれも年々増加しておる状態が報告されております。同時にこれを業種別に見まするときわめてまやかし、農協法から見てまやかしものがかなりあることは、いま農政局長の答弁の中にも私どもは聞き取ることができるわけでありまするが、たとえば農協法に関連した採草地の委託事業、それから土地改良等に関して行なわれたと考えられる土木建設事業、こういうようなものは、私はそれ自体農協法の本旨から逸脱していると考えておるの……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1970/07/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 去る七月三日、四日の二日間、北村委員長と佐田理事、上林委員、片山委員、渡辺委員及び私は、梅雨前線に伴う集中豪雨による千葉県における災害の実情調査を行ないました。私は調査団一行を代表して、その調査の概要を簡単に報告いたします。  七月一日未明から梅雨前線に伴う降雨は千葉県の南部地方では午前九時ごろから強くなり、特に大多喜町では午前十時から十一時までの一時間に百十六ミリという全国的にもきわめてまれな豪雨に襲われ、日雨量三百三十六ミリを記録しております。市原市鶴舞でも、時間雨量六十五ミリ、日雨量二百五十六ミリを記録するなど、千葉県においては戦後最大の被害を与える集中豪雨が発生したのであ……

第63回国会 災害対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は小千谷地区における地すべり、特に国鉄飯山線沿線の地すべりに関して御質問申し上げたいと思います。  本年の一月二十二日に、飯山線の高場山トンネルが地すべりのために崩壊いたしまして、今日まで国鉄の運行が停止しておるわけです。その前に、すでにこの高場山を中心とする地すべり現象がだんだん顕著になってまいりまして、昨年の十二月二十八日、すでにその危険が明らかになって、それ以来国鉄は運行を中止してまいりました。私はその措置は災害を甚大にならしめることを防止する点において、まことに適切であったと考えるのであります。御承知のとおり、あの地域は地すべりの多発地帯、いわゆる地すべり地帯であります……

第63回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1970/09/09、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は九号、十号の台風による災害が四国、中国、九州方面に非常な激甚な様相を呈してあらわれたことを残念に思っております。その災害地域の人たちに対して心からお見舞い申し上げる次第であります。  本日、建設大臣の時間の御都合の関係から私は質問の内容を制約いたしまして疑問の点をただしたいと思うのであります。  まず私は、吉野川の治水に関する建設大臣としての基本的なお考えをここで承って、今後の防災並びに民生の安定に関する考えについて十分お伺いしたいと思うのであります。私ども吉野川沿岸から災害地を見まして特に強く感じたことは、吉野川の上流地帯であります池田町から下って岩津に至る間に、ここは完全……

第63回国会 災害対策特別委員会 第4号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○武内五郎君 内容についてはいずれ委員派遣の後に詳しく質問が出ると思いますが、ただ私がお伺いしたいことは、政府機関はもちろんのことでありまするが、この調査に活動された学者の団体あるいは有識者のグループとか、そういうような機関あるいは団体等の動かれた名前等がわかりましたらお知らせいただきたい。もしいまここでわからなかったら、あとで資料でひとつ出してください。

第63回国会 災害対策特別委員会 第5号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○武内五郎君 都市再開発に伴う災害の実情調査のため、西村委員長、増田、塩出両理事、上田、村尾、須藤の各委員と私の一行は、四月二十七日、大阪市大淀区国分寺の市営地下鉄二号線建設工事現場におけるガス爆発事故について調査してまいりました。  まず、大阪市役所におきまして、中馬大阪市長、黒田市交通局長、西山大阪瓦斯株式会社社長、飯吉鉄建建設株式会社専務から、事故当時の状況及び被災者の救護等の事後処置について説明を受け、また、高松大阪府警察本部長から、事故当時の警備状況、事故原因の捜査状況について、さらに、氏家大阪市消防局警防部長から消火及び救急活動について事情を聴取いたしました。  事情聴取の後、事故……

第63回国会 災害対策特別委員会 第閉会後5号(1970/11/12、8期、日本社会党)

○武内五郎君 自治省にお伺いしますが、今年の積雪補正に関する調査が行なわれたようでありますが、その結果はまだ集計されておりませんか。
【次の発言】 まだ結論に達しないわけですか。
【次の発言】 豪雪対策に関して、国会として再検討の時期に入ったことは、非常に私は喜ばしいことだと存じます。すでに豪雪対策審議会においても、先ほど御報告がありましたように、一応の結論と答申がなされておる状態でありまするので、いよいよ国会としての方針を決定しなければならぬという段階になったかと考えます。そこで私は時間の関係がありまするので、簡単に申し上げまするが、今日まで豪雪対策の方針に基づいて、豪雪地帯の指定がなされて……

第63回国会 災害対策特別委員会 第6号(1970/05/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  西村委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員の異動について報告いたします。  本日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として北村暢君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  西村委員長から文書をもって委員長を辞任いたしたい旨の申し出がありました。それを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、辞任を許可すること決定いたしました。

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、時間になりましたので、内容の詳しい説明をする予定でありましたが、これができなくなりました。骨になる部分だけ申し上げてお伺いしたいと思います。  私がお伺いしたいのは、援護行政の推進に関する問題であります。援護行政は、とにかく戦争後すでに四分の一世紀を経ており、昭和二十七年に援護法が施行されて今日まで十八年余になっておりまするが、いまだ救われることができないでたいへん苦しんでおる人々がたくさんあるようであります。ことに自分の意思から出ていない、いわゆる昔の瑕疵のために軍刑法犯罪のらく印を押され、その遺族が出口のない牢獄で呻吟をしているというような者がかなりたくさんあるようであ……

第63回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、前回の質問に引き続いて、援護行政に関する質問を行なうものでございます。  すなわち昭和二十年にブーゲンビル島で死亡した第十七軍第六師団第二十三連隊第七中隊所属の陸軍軍曹吉池袈裟次の援護法による遺族年金及び弔慰金の申請が却下されて、その決定資料となった有村大尉が作成したといわれる死亡者一覧表に記載された死亡原因が実に疑問にたえない。こういう事実に基づいて、私は、援護行政の迅速な円滑な、そして公正な推進ができるように大臣にお願いしてこの質問を続けたいと思うのです。  まず第一に、私は次のことをお伺いしたい。長野県の中野市の先ほどの陸軍軍曹吉池袈裟次の遺家族でありまする吉池きよ子……

第63回国会 農林水産委員会 第3号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○武内五郎君 亀井、前川、河田及び私の四名は、農林水産政策の樹立に関する調査のため、二月八日から同月十一日までの四日間、香川、愛媛の両県における農林水産業の実情を視察しましたので、その概要を御報告いたします。  香川、愛媛両県はともに地域経済開発による条件変化に応じた農業の振興施策を総合的、計画的に行なうこととしております。すなわち、瀬戸内海に沿う大工業地帯の建設、四国縦貫道の建設の促進、吉野川総合開発事業の推進、さらに瀬戸内架橋の具体化への動きが活発になっております。したがって、農業を取り巻く諸条件に一大変革がもたらされようとしております。  今回は、香川県においては、用水事情並びに栽培漁業……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 肥料法案の審議にあたりまして、私はすでに失効になって年を経ておりまするが、前の旧二法の性格について実はいろいろ考えておりまするが、さらに現行法の性格と対比いたしまして旧法の性格、旧法の目的とするところを相継いできておるということは、第一は価格の安定の問題、それから第二は肥料産業の合理化推進の問題、これが大きな眼目になると考えております。同時に、これが現行法案において特に強く考えなけりゃならぬ問題であり、さらにこれが私は肥料の輸出の問題に関して、この問題が非常に強い意味を持って出てきておると考えております。いろいろ両方の二つの法律の性格等にいま論及することは避けまするが、すでに現行……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 災害対策特別委員会 第4号(1971/03/19、8期、日本社会党)

○武内五郎君 先ほど豪雪地帯の実情調査に行かれた委員の報告がございました。その後新潟県に大雪が降っております。三月六日の前後に雪が降りまして、国鉄が上越線において運転が不可能になっております。東京から新潟への国道の運輸の動脈をなしております一七号線も二十時間以上にわたって運転通行が不可能となりました。このような事態について、この新潟県のその地方は年々豪雪で悩んでおるわけなんでありまするが、しかも、本年は報告にもありましたように、そう人々の心胆を寒からしめる、ゆるがすような豪雪の年ではないと考えられていたわけなんです。その上そのような交通の障害が閉塞等が起きたわけなんでありまするが、これについて……

第65回国会 災害対策特別委員会 第5号(1971/04/28、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) これから災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昨二十七日発生いたしました広島県呉市における山林火災による被害に関する件について、消防庁から説明を聴取いたしたいと存じます。皆川消防庁次長。
【次の発言】 ありがとうございました。  本件に関する質疑は、後日に譲りたいと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 ご異議ないと認めます。  それではちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  広島県呉市における山林火災による被害の実情調査のため委員派遣を行ないたいと……

第65回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/05/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 先般呉市に起きました山林火災の現状を見て、いま上田理事からの報告がありましたように、まことに痛ましい状態でございます。私どもえりを正して今後対策を検討しなきゃならないと強く考えてまいった次第であります。私は、このような痛ましい事件が発生したことについて十分検討しなきゃならぬと思いまするが、今後再びかかる事態にならぬように、いろいろな施策の改進が必要であると思います。ここであらためて、私はまず今回殉職された消防士、消防署員の方々に、どういうふうな賞じゅつ、救じゅつの道を講ずべきであるかということを考えるとき、全く心寒い思いがするわけであります。そこで私は、かりに最大の賞じゅつ方法を……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま農林省から、四月から五月にかけての降霜害、冷害の報告がありました。すでに今回の冷害について非常な農民が不安におちいって、すでに自殺者をさえ出しておる。私は実は新潟県から出ておるけれども、青森県のほうで子供のときから冷害、凍霜害の深刻な災害を経験してきたのでありますが、私の記憶でも大正二年、大正四年、昭和六年、昭和八年、こういうような非常に深刻な冷害による凶作の痛ましい災害を見てまいりました。 私どもも米がなくて、野草の葉や根を食った経験がありますし、松の皮と幹との中間にある靱帯をもちに入れて、松皮もちと称するものを食べておったのです。そういうような非常に痛ましい冷害による……


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データ更新日:2022/12/18

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