このページでは鈴木力参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案に対しまして、心から怒りを込めて反対討論を行なうものであります。 本法案は、去る四月二十八日、衆議院文教委員会において強行採決され、また、本院においても、五月二十一日、本来ならば定例日を過ぎて廃案になるべきものを、委員長職権をもって開会された文教委員会で、わが党を代表する理事二名の締めくくり質問を残したまま、与党議員による騒音によって採決したと称するものであり、審議を十分に尽くすべき本院の使命を忘れ、議会制民主主義を根底からくつがえしたことに、まず心から憤りを感……
○鈴木力君 最初に、そろそろ来年度の予算の要求の時期になっているわけでありますが、予算という形ではなしに、来年度予算を通じまして、来年度の文教行政の上に重点をどういうところに置いておるのか。概算要求の骨子がまとまったのかと聞くのが一番すなおな聞き方かもしれませんが、最初にその方針を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、概算要求は大体いつごろまとまる予定ですか。
【次の発言】 それでは、まだできていないということになりますから、あとでまたお伺いする機会があると思いますが、いま大臣から、この重点としてたくさんの項目を伺いましたけれども、きょうは時間がありませんので、文部省が初中教育の改善を……
○鈴木力君 最初に文部大臣に伺いますが、公務員の給与の改定を前にいたしまして、文部大臣から人事院に所管の教育職、研究職の給与についての要望ですか、申し入れですか、そういうことがあったということが新聞記事に出ておるのでありますけれども、事実あったのかどうか、そうしてもしそういう申し入れをしたとすれば、これは全部読んでもらう必要はないけれども、要点はどういうことを申し入れになったのか、まず先にそれを伺いたいと思います。
【次の発言】 人事院総裁にお伺いいたしますが、いまのような、文部省からは文部省の所管事項としてのそういう要望ですが、申し出があった。その他どういうところから人事院に向けてそういう要……
○鈴木力君 いろいろお伺いしたいのですけれども、何か総務長官が都合があるということなんですから、先に総務長官にお伺いしておきたいのですが、一体、閣僚協議会というものがあるが、この閣僚協議会というのはどういう構成になっておって、任務はどういう任務なんですか、その中でのこの閣僚協議会の主宰者はだれなのか、そこにいる給与担当大臣としての総務長官の任務は何なのか、それを先にお伺いいたしたい。
【次の発言】 主宰者はだれで、それから総務長官の給与担当大臣としての役割りというのはその中でどういうことになっておるのかということを聞いているのです。答えてください。
○鈴木力君 午前に引き続きですが、私が一番先に聞きたいのは、大蔵省がこの人事院の勧告制度にかんがみてのいまの問題をどう考えておるかということを一番先に聞きたい。先ほど小林委員からの質問にもありましたように、どうも大蔵省はまじめに考えていないのじゃないかと思われる。きょうにしてもそうです。私がきわめて不満なのは、いま突然省議があるから退席さしてくれということが一番先だ。いま公務員の人たちはどういう状態になっているのかということを御存じなのですか。それも政府が種をまいているからなんです。しかも、その政府の中でも、大蔵省がという話がちらほら聞こえてきている当の責任の官庁なんです。だから、まず一番先に……
○鈴木力君 時間がありませんから簡単にお伺いいたしますが、九月十六日に青森県の、たぶん上北郡だと思います。百石町の百石中学校の生徒が仮装行列をやった。このことが一つ警察の問題になった。それからもう一つは同じ青森県の上北町、町立の上北中学校、これは六月のことなんですけれども、この六月にある教諭が偏向教育をおかしているということで、やはり警察の問題になった、その二つのことがあったのでありますが、この二事件といいますか、二つの事柄について警察庁の知っておる経緯をまず説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 きょうは時間がありませんから、中身の解釈とか判断については、あまりきょうは聞きませんが、つ……
○鈴木力君 岩手県の火災について若干お伺いをいたしますが、まずその前に、私も一日だけでありましたけれども、現地に参りまして、この関係者といいますか、地元の市町村、県、あるいは消防、特に林野庁の職員なんかがしょうすいし切った姿で必死に防火、消火作業に働いておられた姿を見まして、ほんとうに御苦労だと思ったわけであります。 ただ、そういう姿を拝見するにいたしましても、今度の災害については相当われわれが考えなければならない問題があるのではないかということを感じました。それは従来災害対策というのが、どうしても都市集中主義といいますか、人口稠密地帯には災害対策というのがまあ不十分であっても、まずまず重点……
○鈴木力君 いま小林委員が質問されました教育会館の館長が責任者になっているこのことの是非、その館長という立場と、いまの中教審の責任者というこの関係も非常に問題があるんです。私はいま聞いても御答弁がいただけないと思うから、調べていただきたい。 というのは、これは三月八日の読売新聞ですが、例の学生の地位を発表したときの新聞記者との対談の中に、こういう文章があるんですね。学生を追放することが処罰かどうかという質問に対して、そのとおり読みますと、学生を「排除することは処罰ではない。大学として、学生にどういう方向を選ぶべきかをアドバイスする。どうしてもきかない学生には、あなたは、いる場所が違うのではな……
○鈴木力君 最初に大臣に伺いますが、この法律の出し方なんですけれども、どうも私はしろうとでよくわからないんですが、この法案を読んでみますと、改正になるのは住宅公団の業務の改正が法案の改正だと思うんです。そうして札幌オリンピックの組織委員会のほうはその住宅公団の住宅を借りることができるという法律、そうすると普通法律のしろうとが考えますと、貸す側の者ができるということを法律できめて借りるというのは、どうもちょっと私にはよくわからぬですけれども、こういう法律的な扱い方というものはどういう例によって扱うのか、ちょっと伺いたいんです。
【次の発言】 その趣旨はわかるんですけれども、たとえばこの委員会でこ……
○鈴木力君 この前に、法案についての直接的な点につきましてはだいぶ伺いましたので、きょうはこの前に漏らしておりましたといいますか、大臣がいらっしゃらなかったので、残しておいたその点だけについて伺いたいと思います。 国民体育大会について伺いたいのです。国民体育大会というものは、やはり国民の体育大会でありますが、ただ単に体育大会ということではなくて、いわゆる日本国民がほんとうに体育を生活の中に取り入れるきわめて重要な役割りを果たしておると思うのですけれども、しかし、その反面に、最近のいわゆる国体に対する世論の批判というのがずいぶんきびしくなっておる。で、この世論の批判、これは必ずしもそのとおりで……
○鈴木力君 いまの局長の答弁のうちに、指導したということなんですけれども、具体的にどう指導したか、やはり伺いたいのです。そこで、去年の十一月の末に教職員人事主管課長会議を文部省で招集しているでしょう。そこの申し合わせした内容を明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 はっきり言ってもらいたいのですよね。わざわざ文部省が主管課長会議を開いて、申し合わせ事項というのはいまのようなことなんですか。それなら何のために会議を開いた。通達も出ているでしょう。行政当局というものはその通達でわからないので、わざわざ会議を開いていまのような申し合わせをやっているのですか。ごまかしてもらっちゃ困るのですよ。もっと具……
○鈴木力君 ちょっと関連。 いまの説明でどうも私はよくわからぬことがあるんですよ。こういうことなんでしょう。留年した学生には貸さないということになっているんでしょう。というか、四年間だけ貸すと。そうすると、進学するかしないかわからない学生にはこれはちょっと待つと、そういう仕組みになっている。そこまでは、まあ私はいい悪いは別として仕組みとしてはわかった。それならね、どこの大学が何人進学するかわからぬからおまえの学校には全部わかるまで貸さないという言い方が私にはわからぬ。借りたいという人にはただ貸すんじゃないでしょう。それぞれの育英会の資金の申し入れの手続があるはずだ。手続がきまっている。そのき……
○鈴木力君 公立学校の義務教育諸学校の定数法の改正は今度で三回目であります。提案理由でも申されておりますように、相当この初等教育といいますか、義務教育の教育の維持向上のためにということで努力をされていらっしゃる。だが、私が伺いたいのは、三回も改正をした。今度三回目でありますから、まあ六・三教育が始まったときにはいろんな事情があったと思いますので、そのときのことはあまりどうこう言うわけにはいかないと思います。しかし、もうこの教育制度が始まってから二十数年になりまして、いよいよ義務教育学校というものがどういう学校でなければならないかということが、要するに当初に義務教育というものを描いたものが、そろ……
○鈴木力君 この前に、学校がどういう業務を実際にやっておって、そしてその業務には職員がどういう関係で当たっているかというようなそういう筋からの御質問を申し上げたのですけれども、十分明らかでなかったものですから資料をお願いいたしました。この資料、だいぶ御無理いただいたと思いますけれども、御調査をいただいたのであります。よほど、これで私がお伺いしようとすることが、輪郭が出てきたと思います。 最初にきょうはこの資料についてちょっとお伺いいたしたいのですけれども、第一の用務員のいない学校数の調査のうち、これは分校を含んでおるのか、分校は除外されておるのか、それをちょっと聞きたいと思います。
○鈴木力君 この前、学校給食について伺っておきましたが、これはこの法案の直接のねらいじゃないのですけれども、さきに私が申し上げましたように、定数を考えます場合に、いま改正をされた定数だけ考えて学校が回るかというとどうしても回らない。そういう意味で学校給食のことを伺ったのですけれども、資料としては、やはり文部省もそれぞれの学校給食に対する人員の配置なんかについても、基準を考えられてそれぞれの手配をされておる。だが、やはりこういう手配をされましても、この前にちょうだいした資料でもわかるように、最低必要限度の関係職員というのもどうしても私は足りないと思います。それでこの前の説明ですと、調理員のいない……
○鈴木力君 ただいま議題となりました国立及び公立の学校の教員に対する研修手当の支給に関する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 一般的にいって、教育においては、教える人の問題がまことに重要であり、教育の発展が、個々の教員の人格及び教育的・技術的資質に依存するものであることは、申し上げるまでもありません。そして、これらの資質を向上させるためには、教員の研修が、欠くべからざるものであることもまた多言を要しないところであります。 したがいまして、すべての教育計画は、教員が自主的、積極的に研修を行ない得るよう十分な機会の提供がはかられるとともに、専門的職務への集中を可能なら……
○鈴木力君 ちょっと関連。いまの大臣の御答弁の中身は私は触れません、関連ですから。結局は、最小限度かどうかは別として、立法措置をやるということなんですか。
【次の発言】 これから検討するということなのか、いまのところは立法措置が必要だという結論に達しておるのか、どっちかをお伺いしたいのです。
【次の発言】 もう一言だけ。ちょっと速記をとめてもらったほうがいいと思うんですが。
【次の発言】 ただいまの答えは、先ほどの文部省の初中局長のお答えに対する意見もあわせるとちょうど答えになると、こう思います。
個人に手渡すことがいろいろ問題がある、御批判があるということは承知をしておるのですが、問題はこ……
○鈴木力君 時間がきわめて少ないので、あまり大きな問題はお伺いしませんが、この国立学校設置法の改正をずっと今日まで続けてまいりました懸案事項について若干伺いたい。時間がないから率直に伺いますが、その一つは、例の電波高等学校ですね、電波高等学校を専門学校にすべきであるということは、商船高等学校を商船高専にしたときに、そのとき以来参議院文教委員会では高専にすべきであるという決議も二回繰り返している。したがいまして、大臣も、当時の大臣はその趣旨に沿って善処するという意味の御答弁を二回繰り返しておられますが、昭和四十一年から始まっているのでありますから、現在どういう状況になっているのか、ひとつ伺いたい……
○鈴木力君 ことしの三月二十六日に山形県の教育委員会が小・中校の先生たちの行政処分をいたしました。この行政処分をしたことにつきまして、まずおそらく文部省へ報告があったと思いますから、文部省が把握している範囲でけっこうでございますけれども、この処分の全容について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、この処分を行ないました理由あるいはこの処分を行なった法律的な根拠、それから、行動の量に対してどの程度のものにはどういう処分というような、この処分の基準なんかについて報告があれば御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 実は私が山形へ参りまして、山形の教育長に会って話を聞いてま……
○鈴木力君 時間がないそうでありますから簡単に伺いますが、なお、私だけが出席要求しておった文部省と建設省関係には、先に簡単に伺わしていただきたいと思います。
文部省からどなたかお見えになっておりますか。――学校災害については、今度も相当出たようでありますが、この校舎の今度の災害の特徴的なことはどういうことですか。
【次の発言】 大体状況はわかったのですが、私が伺いたいのは、私は今度見まして、数字上から見ますと、民家のわりに、小破であろうとも学校の校舎の被害が大きいということなんですよ。これは一体どういうことなのかということなんです。
文部省としては、たとえば屋根の小破にいたしましても、そう……
○鈴木力君 一つだけ伺いますけれども、この事故の場合の消防庁の報告によりますと、避難の啓導ですね、これが十七時三十九分に、「警察官の協力を得て民衆に避難を呼びかけた。」と、こうあるんですけれども、その避難を呼びかけたことはわかるんですが、誘導をしたり、あるいはそのところにおった人たちの避難への具体的な処置はどういう処置をおとりになられたのか、それだけをお伺いしたいのですが。
【次の発言】 あとでいずれ内容的に明らかになりましてから、こういう問題もう少し詳細に伺いたいと思うんですけれども、避難を呼びかけたけれども、何となしに避難の呼びかけが実効がなかったように私ども聞いておるわけです。逆に言った……
○鈴木力君 関連して。いまの防音校舎のあれで、防衛施設庁から予算が出るわけですね。設計とか施工とかの責任系統はどういうふうになっているんですか。
【次の発言】 問題がないという御答弁は、もうちょっとそういう校舎は文部省が追跡調査をしてもらいたいという私の要望にかわるわけですか。これはおとといですが、私茨城県に参りました場合に、文部省が直接やってくれればこんな設計はなかったのにと、学校の先生たちがぼやいておった例がある。それで校長さん以下、たとえば給食室とその隣の部屋の施設との間を、機らどう頼んでも防衛庁系統の工事責任者は聞いてくれない。教育という考え方ではなしにやはり防音したらいいだろうという……
○鈴木力君 ちょっと関連して。いまの点についてちょっと関連してお伺いしますがね。これは総理大臣の管轄だからということになるのでありましょうが、政府側としまして、科学学術振興関係についての諮問の状況ですね、ここ十カ年くらい、どこにどういうことを諮問して、どこにどういうことを諮問して、学術会議には十年前には何々を諮問して、最近は何をしたか、しなかったか、その事実を少しお知らせをいただきたい。
【次の発言】 もう一つ。それでは、総理府の方来ていらっしゃいましたら、総理府から学術会議に諮問をした事項を最近十カ年くらい、これは中身は要りません、私は関連ですから時間はあまり食わないようにしますから、件名だ……
○鈴木力君 この法案に入ります前に、法案が提案されるまでの経過を少し伺いたいと思うんですが、まず一番先に、この著作権についてはたいへん国際的な慣例があるものでありますから、条約との関係をちょっと伺いたいと思うんです。まあベルヌ条約に加入しておる。それから万国著作権条約ですか、これにも加入しておる。こういうような形に加入しておるのですけれども、このベルヌ条約と万国著作権条約でしたか、この条約の特質といいますか、特徴といいますか、その点を先に伺いたいと思います。
【次の発言】 条約のほうを先に。
【次の発言】 わかりました。そういたしますとこの法案をつくります場合にはやはりベルヌ条約が基礎になって……
○鈴木力君 まず最初に丹野先生に一つだけお伺いいたしますが、いままで写真についていろいろの議論がございました。その中で一番の問題になるのは、報道写真と芸術写真ですか、そう言い切ることができるかどうかわからないのですけれども、この区別がつかないからということが一つの問題になっております。それからもう一つは、報道写真と芸術写真をやはり著作権の権利を与える場合にも区別してやるべきである、こういう意見も相当あるのです。私はどうもよくわからない点は、これを専門家から見て、一体報道写真と芸術写真というのが区別がつくのかつかないのか、それからつくべきなのか、つけるべからざるものなのか、その辺を教えていただき……
○鈴木力君 時間が足りないそうですからはしょってお伺いいたしますが、まず最初に、労働省の職業安定局の業務指導課長さんにお伺いいたします。時間がありませんので、法律の条項やなんかについては一切はしょりましてお伺いいたしますから、どうぞあしからずお願いいたしますが、いまのテレビなり、あるいは映画もそうだと思いますけれども、いわゆる実演家のあっせんをやっておる、通称プロダクションとわれわれ言っておるんですが、この組織はといいますか、この業者は職業安定局というよりも労働大臣の認可になっている業者であることは間違いございませんね。
【次の発言】 そこで伺いますが、労働大臣の成規の許可を受けないでこの種の……
○鈴木力君 へき地教育振興法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 わが国には、山間地、離島その他の地域にあって、交通条件及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない、いわゆる僻地が散在しております。 この僻地に、昭和四十四年五月の調査によりますと、五千五百四十二校の小学校及び千九百九十七校の中学校があり、全国の公立小中学校のうち、僻地小学校は二二・四%、僻地中学校は一八%の割合を占め、その児童生徒数は小学校四十三万九千余人、中学校二十一万三千余人であります。これらの僻地学校には小学校三万百六十人、中学校一万六千二百十八人の教員が勤務しているのであ……
○鈴木力君 最初に、教員賃金についてお伺いしようと思いましたが、きょうは人事院総裁がお見えになれないそうでありますので、簡単に僻地給与だけについて、それもしかもほんの一部分だけお伺いしたいと思いますが、この僻地教育については、いまさらものを言うまでもなくて、文部省でも、あるいは各県でもずいぶん努力をされておるわけでありますが、ただその現状は、この努力と僻地に勤務する先生たちの気持ちとの間にどうもすれ違いがあるような気がいたします。これは、たとえば級地の決定などについてはいま検討中と伺いましたから、まだお伺いしてもお答えが出ない段階だろうとこっちのほうから推察申し上げましてそれには触れませんけれ……
○鈴木力君 最初に大臣にちょっとお伺いしておきたいと思います。 私、年度末人事につきまして男女の差別待遇があるということを十二月の十日に御質問申し上げまして、いろいろ私なりに手に入れた情報なんかもある程度申し上げて、そのあとの善処をお願いしたいということで終わっておったのでありますが、ところが今度文部省当局にその状況の資料を出してほしいと、これは二、三日前に頼んでおったわけでございますが、出て参りました資料というのは、教員の退職勧奨年齢調というので、五十五歳から六十五歳まで九県、そういうものと、男女による退職勧奨年齢の差、制度上の問題、それから校長と教員の退職勧奨年齢、これ一校ちょうだいいた……
○鈴木力君 ただいま議題となりましたへき地教育振興法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 わが国には、山間地、離島その他の地域にあって、交通条件及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない、いわゆる僻地が散在しております。この僻地に、昭和四十五年五月の調査によりますと、五千三百五十四校の小学校及び千八百九十七校の中学校があり、全国の公立小、中学校のうち、僻地小学校は二一・六%、僻地中学校は一七.二%の割合を占め、その児童生徒数は小学校四十万六千余人、中学校十九万四千余人であります。これらの僻地学校には小学校二万九千四百六十九人、中学校一万五千四百二……
○鈴木力君 時間があまりないそうですから簡単なことを伺いますが、まずいまのこの指定校について、これは私は前からの続きがあるのだからちょっと本論に入る前に聞いておきたいのですが、この研究指定校の予算は一校当たりどれだけですか。
【次の発言】 いま聞きますとだいぶこの研究指定校のテーマが非常に重いテーマを持っているわけでしょう。それで一校当たり二十万円でどの程度のことができると思うのですか。一校当たりの二十万円の、大体何にどの程度費用がかかるという計算の基礎がありますか。
【次の発言】 そういうのを部類別に言ってください。一つのある学校を例にとって、旅費が幾ら、謝金が幾らというように。
○鈴木力君 大黒参考人に簡単に二、三お伺いいたしますが、さっきのお話の中に、教職員の地位の向上をはからなければならないということがありました。そこで、あなたのお考えになっていらっしゃる教職員の地位というのは、現状はどういう現状で、将来望んでおる教職員の地位というのはどういうことを考えていらっしゃるのか、ひとつ伺いたい。 それから二番目は、人事院との間に協議をしてきめるということ、そこでこの法律の無定量の労働になるかどうかということは信頼関係だ、こういうお話をなさった。信頼関係というのは、普通であれば相互信頼関係でなければならないわけなんです。しかし、この法律では、命令をするほうは信頼関係には……
○鈴木力君 関連。 いまの答弁で私がひとつ聞いておきたいのは、この前の委員会で私が聞いたときに、職務命令というのは法的根拠も条例の根拠もなくても出せるというかってのあった解釈は間違いだということをはっきりしたわけですね。局長そう答えられたわけだ。そうして職務とは何かというものを文書で出せと私が言ったはず、ここにある文書に出ている。その限りにおいては、これは別の問題であとで聞こうと思っておったけれども、それはまあそれで手続的にですね。ところが、いま松永委員が聞いてみますと、職務というものは法的にも何もきめたものがないと答えておる。前に私に対しては、法的根拠も条例の根拠もなければ職務命令は職員に……
○鈴木力君 関連して一つ。文部省に伺いますが、さっき西岡次官が申されました中に、過去における教員に対するさまざまな行政のあり方に反省をしなければならない。これは今後反省をするというようにも聞こえて、どうも私はふに落ちないんです。関連だから一つだけ具体的に事実だけを指摘しますが、ある県で職員会議を午後五時からやっておるという実例がある。このことは私がいま初めて指摘することじゃないんで、かつてこの文教委員会でいつかも指摘をしたことがある。文部省の見解としては、それは好ましいことではないという、多分そういう御答弁もいただいたはずなんです。しかし、それから何年たってもそこのところにはそのような指導はさ……
○鈴木力君 初めに、きのう日中覚え書き貿易協定が結ばれましてコミュニケが発表になりました。先ほど植木委員の質問にもありましたけれども、重ねて御答弁をお願いしたいのです。まずこの貿易協定についての外務大臣の御所見をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 大体新聞に出ているところを見ましても二つの筋に出ております。その一つは、日中の覚え書き貿易交渉が妥結したことは歓迎をする、しかしその妥結に至るまでの交渉の中身については歓迎していないという二つのことがある。
そこで、まず私が伺いたいのは、歓迎していない点の、非公式であれ、発表したその点について、詳しく外務大臣から御説明をいただきたいと思いま……
○鈴木力君 いまの説明でその予算の仕組みはわかるのです。そこで私は新しく疑問を持ちますのは、この国庫債務負担行為のうちの本年度分は二百三十九万円ですね。これは来年度使用分だと、四十七年度使用分だと、それは間違いありませんか。
【次の発言】 第三次防衛計画の完結するのは何年度ですか、防衛庁長官。
【次の発言】 その弾薬の使い道、中身はあとに回しまして、私は四十六年度で第三次防衛計画が完了する。四十七年度からは第四次防衛計画に移るわけです。そういたしますと、いまここに出ておる弾薬は第四次防衛計画の中身の審議にならなければわからぬわけです。そうしますと、私はこれに対する審議をするためには、第四次防衛……
○鈴木力君 前の御質問で、防衛庁の長官から、第四次防衛計画案の庁内の検討しておる段階の資料を出すという御答弁をちょうだいいたしましたけれども、ちょうだいいたしましたものは、前に新聞に出ておる要項程度のもので、具体的なものがどうしてもありませんので、私はこの御質問は、後刻にわが同僚に譲りますけれども、ただここで大蔵大臣に一言お伺いしておきますのは、たぶん今月の三日の私の質問に対して、大蔵大臣の御答弁の中に、将来の防衛予算については社会保障費の半分を目途にしていきたいと、そういう旨の答弁があったはずでありますけれども、これはひとつ今後の原則として確認してよろしいか、お伺いしたいと思います。
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