このページでは鈴木力参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国土総合開発庁設置法につき、若干の問題点について質問いたします。 本法案は、国土総合開発法、国土総合開発公団法とともに、田中総理の日本列島改造論を具体的に推進する措置であると解しますが、昨年総理がこの改造論を発表して以来、企業の土地、株式への投機をあおり、地価、物価の著しい騰貴を招きましたし、また、全国土に乱開発による荒廃を来たし、さらに公害は拡大の傾向をたどるのみであります。また、むつ小川原巨大開発の例によりますように、開発は住民不在で露骨な企業本位であることが明確となり、地域住民の混乱を巻き起こしているのであります。 こう……
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されております防衛庁長官山中貞則君の問責決議案に対しまして、賛成討論を行ないます。 防衛庁長官山中貞則君は、かつて総理府総務長官、沖繩開発庁長官を歴任をしまして、若手閣僚としてその清新さを、実務的能力と鋭い判断力、機敏な活動力等々、名大臣としての評価が高かったのであります。特に、沖繩復帰にあたっては、沖繩県民に対して、政府における唯一の理解者として、沖繩県の置かれている数々の諸問題を、沖繩県民の立場に立って解決すべく努力いたしたことは、結果的にさまざまな条件にさえぎられて、実りはきわめて少なかったとは言え、率直に評価されるべきものがありまし……
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、先ほど報告のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。 質問の前に一言申し上げますが、この法案については内閣委員会において熱心に審議を続けてまいりました。与党内には審議がおくれたなどの不当な発言をする方もおりますが、内閣委員会は、農林省設置法、経済企画庁設置法、通産省設置法等の一部改正案、恩給法等の一部改正案などなど外四件、国民生活に重大に影響を及ぼす計八件の審議を精力的に行なってまいったのでありまして、防衛二法以外は法案にあらざるような態度をとる自民党とは、基本的に見解が異なっているのであります。しかし、……
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました文部大臣奥野誠亮君の問責決議案に賛成の討論を行なうものであります。 以下、賛成の理由を申し上げます。 まず、奥野文部大臣は、五月二十四日の東京虎ノ門ホールで開かれた全日本中学校長会総会で発言をして、国籍不明の教育を排し、自国の伝統と文化に立脚した教育がいまこそ肝要であると強調しております。日本の民主教育並びに教育労働者、さらに多くの労働者と国民に対する重大な挑戦を内容とするきわめて反動的な発言と言わなければなりません。すなわち、当日のあいさつで、国籍不明の教育を排し、自国の伝統と文化に立脚した教育を強調するとともに、持論……
○鈴木力君 文部大臣に簡単に数点お伺いいたしますが、実は文部大臣の就任のごあいさつを臨時国会でお伺いをいたしました。ごあいさつに対する質問ということはちょっと変なんでありますが、そういう意味ではなしに、大臣のごあいさつを伺いまして、私はちょっと気になることがあるものですから、しかも、それはいま予算編成の段階だと思いますので、いまお伺いしておかないとぐあいが悪いと思いますので、簡単にお伺いしたいと思いますが、このごあいさつをずうっとこう伺って、あるいは文章を拝見をしてみまして、私はいまの学校教育の、あるいは社会教育も含めてもいいと思いますけれども、大体国が教育に要請をしておるさまざまな問題があり……
○鈴木力君 いまの大臣の御答弁で、前向きにということで、非常に私はいいと思うのだけれども、この際、文部省は、この基準を洗い直してみる必要があると思うのですよ。見た目に父母も納得するようにということばでは、私はやはりどうも納得できない。校舎を教育をする場であるという考え方から洗い直してみなきゃいけない。要するに、生徒が入っておる建物という考え方に今日までの学校の基準がある。ところが、学校というのは、子供が教育を受け、そこで生活をする場所です。そういう子供の心理的な発達の段階から学習をしていくというところに基準を置いた考え方を導入をしないと私は非常にあとに悔いを残すようになると思うんです。特に最近……
○鈴木力君 最初に総理府にお伺いいたしますが、いま御報告のありましたように、関係各省に連絡をしてそれぞれ調査をしておる、そのことを伺いましたけれども、先ほど岩手県副知事あるいは宮城県の副知事等からの陳情にもありましたように、今度の災害の特徴は個人災害が非常に多いということ、この個人災害については、従来の制度ではどうも個人災害に対する手当てというものが非常に薄くなっておる。そういう点から、ここ数年前から本院のこの災害対策特別委員会で個人災害に対する援助の方法について早急に手を打つべきであるという意見が、何べんも出されていたわけであります。したがって、総理府として今度の災害にあたりまして、この点に……
○鈴木力君 運輸省の方にお伺いいたしますが、これは予算というよりも、項目ではありませんが、いま御説明いただいた計画の中にありますけれども、この前の災害対策委員会でお伺いをしておきましたけれども、高波対策ですか、その中の釜石港湾の問題について御質問申し上げたんです。前の委員会では、運輸省が中心になりまして、例の海岸法に基づく五カ年計画で釜石港湾の海岸補強の具体的な実施計画を進めるという御答弁をいただいておったと思うのですけれども、具体的にいまどういう進行状況になっているのかお伺いいたします。
【次の発言】 それで、大体大筋はいまの御答弁で私了解できますけれども、なお少し具体的に伺いますと、専門的……
○鈴木力君 最初にいまの新潟港の機雷問題で若干伺いますけれども、いま塚田委員の御質問はだいぶ広範に触れられておりますから、なるべく重複をしないようにお伺いしたいと思います。 まず最初に、運輸省の港湾局長さんにお伺いいたしますが、先ほど塚田委員の御質問に御答弁がありましたように、たぶんきのうの日付で通達を出されただろう。そこで私が伺いたいのは、この通達を出された先が全国の管理者と、それから地方港湾建設局長ですか、この二者に出されておるわけでありますが、通達を出されたあと、何かその後の追跡調査といいますか、点検といいますか、そういう御計画があるのかないのか、あればどういう御計画を持っていらっしゃ……
○鈴木力君 関連。 いまの点について一つだけ具体的に伺いますがね。何か長官は、あらゆる機会に、立川基地の任務を災害対策だ、何となしに、東京がもしものときには、ということで盛んにおっしゃっていらっしゃる。いま、久保局長もそういう御答弁だったと思う。 そこで伺いますがね。いつから、どういう計画でその災害対策の訓練をするのか、訓練計画ができておるのか、それを伺いたいのです。と申しますのは、実は、土曜日に私は立川基地に行ってまいりました。基地で聞いた限りにおいては、訓練要綱には管制訓練と航空気象業務、飛行通報訓練の三つをやりますとはっきり答えておる。そこで、防衛庁長官は国会で盛んに災害対策というこ……
○鈴木力君 ちょっと関連。 いまの長官の説明で、どうも、私はもう少し基本に触れる問題に論議をしてもらわなくちゃいけないと思います。この団結小屋のあるところを関東財務局から一時使用で借りた、だからおれの権利だ、管理権があるんだ、こういう言い方をしたでしょう。どうしてここが必要だったか、ですね。それから一時使用というのは一体いつまでの使用なのか。どうしてこれを一時使用しなければいまの自衛隊の任務が達成できないのか。そこが問題なんですよ。たとえば、ここの地区の人たちが入り会い地区とか、いろいろいま裁判をやっている。この入り会い権の問題は非常にむずかしい問題ですから、きょうは触れないにしても、とにか……
○鈴木力君 まず最初に、総務長官にお伺いいたしますが、いよいよ五月十五日が、沖繩が復帰をする日にきまりました。それぞれ準備を進めているところでございます。ただ、私がここで総務長官に伺っておきたいのは、五月十五日が沖繩が復帰をする日にきまったけれども、現地では必ずしもこれを歓迎するといいますか、喜んで迎えていない層がある。まあ喜んでいる人もあるし、喜んでいない人もある。私はおそらく復帰そのものについてはみんな喜んでいるだろうと思うけれども、喜んでいないという意味は、復帰するそのこと自体によって、将来にさまざまな不安を持っておる。そういう表現が正しいだろうと思います。それで、そういうまあ不安感とい……
○鈴木力君 私は、ただいま可決されました法律案に対し、自民、社会、公明、民社の四党共同提案にかかる附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 沖繩開発庁設置法案に対する附帯決議(案) 政府は、次の諸点について配慮すべきであ る。 一、沖繩振興開発計画の策定及び実施その他国 の事務の処理に当つては、自治権の尊重、県 民福祉の向上、平和で豊かな沖繩県づくりの 理念に徹し、企業先行型の開発にならざるよ う留意すること。 一、沖繩振興開発審議会の委員の人選及び運営 については、沖繩県の民意が十分反映される よう配意すること。 一、沖繩の振興開……
○鈴木力君 私はこの法案を質問するにあたりまして、まず一番先に、防衛庁の長官をはじめ各位の御答弁というのがどういう性格のものだろうかということから先に伺いたいと思うんです。というのは、何か、そのときをつじつまを合わせて答弁をしていけば、あとの責任は持たないというような、そういう答弁があるなら、もう私はそれなら質問をやめたほうがいいぐらいの気持ちを持っておるんで、最初に、まあ変なことですけれども、そういうことを伺いたい。 まあ、私は御存じのように内閣は初めてでありますから、全くこういう方面は自分で自覚しているほど勉強不足でありますから、したがってそういう多少とんちんかんなこともお伺いするかもし……
○鈴木力君 資料要求をしたいんですが、きょう、防衛問題で審議も始めました。これから自衛隊のあり方等あるいはなお防衛問題をさらに審議しなければいけませんので、その資料として、防衛問題関係の、と言いますか、自衛隊関係と言ったほうが正確かもしれませんけれども、定期的に出版しておる定期出版物。それから教育用に使っておる図書、これは部隊、学校全部。これを、そのものを出せというんじゃなくて、全部の出版物のリストを資料として出していただきたい。それで、そのリストに、もしマル秘のものがあればマル秘として全部のリストを出してもらいたい。そうしますと、各委員がそれぞれによってこれを見たいという場合には、その要求に……
○鈴木力君 最初に、最近、特にベトナム戦争が、米軍による北爆あるいは機雷の封鎖、こういう形で激しくなってまいったあとに、日本にあるアメリカの軍事基地の、基地内においての行動なり現象なり、そういう変化について、政府が把握しておることを一応説明していただきたいと思います。
【次の発言】 あとでもう少し詳しく伺いますけれども、長官に、いまこの説明を聞いただけを見ましても、日本にあるアメリカの軍事基地がベトナム戦争と直結している、こういう見方がこれは私どもは正しいと見ざるを得ないのであります。長官としてはどうですか。
【次の発言】 これはさほど大きな動きはないという長官の見方、これは大きいということが……
○鈴木力君 関連。
直接に関係ないかもしれませんけれども、岩動行管政務次官にお伺いしたいんですが、さっきちょっと気になる御答弁をいただいたので、これははっきりしておいて、今後の審議を進めたいと思う。それは、先ほど足鹿委員の御質問に御答弁をいただいた中に、行管とすれば、行政監理委員会にかけるのが筋である。しかし、当時国会の承認を得られなかったために、行監が機能を停止しておったのでかけずにやった、こういう趣旨の御答弁があったと思うんです。その辺のいきさつをはっきりしておいていただきたいと思うんです。
【次の発言】 これは誤解でなしに正解ですから、たいへんだと思う。行監委員会というあるべきものがあ……
○鈴木力君 私は、きょうは特にベトナムの戦争がエスカレートしたあとに、沖繩の軍事基地はもちろんでありますけれども、日本全体の軍事基地に関し、ベトナム戦争の直接影響を受けていろいろな情勢が出てまいりました。これで、もうくどいことはきょうは申し上げませんけれども、いままでに防衛庁の長官にもいろいろと御見解を伺いましたし、外務省からもいろいろ御見解を伺いましたが、きょうは特に官房長官においでをいただきまして、やっぱりこういう種類の問題は担当大臣のだれかの見解という形にいつまでもまかせておく時期ではなくなった。政府全体の統一見解を出して、そしてこれに処置をする時期がきているのではないか。そういうつもり……
○鈴木力君 最初に伺いますが、先週の何日でしたか、ちょっと新聞で見たんですけれども、久保防衛局長が衆議院のどこかの委員会で、第四次防では足りないので第五次防を考えておると、こういう趣旨の御発言があったことを新聞記事で伺いましたけれども、その内容を少し具体的にまず御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、いまわれわれが防衛問題を議論をしているわけですけれども、その三次防、四次防、五次防という、五次防ということばがいよいよ出てきたわけで、そこで三次防、四次防、五次防というのは、数字で人為的に区切ることはできますけれども、これはもうずっと続いていなければいけないわけです。ですから、久保局……
○鈴木力君 林野庁の方見えておりますか――。それでは、林野庁の方がお見えになるそうですから、それまでの間人事院の総裁に、直接法案と関係ないみたいで恐縮ですけれども、しかし、この国家公務員災害補償法の中にある職業病の扱いにつきまして若干伺いたい。時間がありませんから、簡単に白ろう病に限ってお伺いいたしたいというふうに思います。それで、いま白ろう病の患者が、まあ林野庁にお伺いすればわかりますけれども、四千人ぐらいいるのではないか。これは林野庁の職員だけですね。民間のほうはとても把握できないほど多い。そのうちの認定されている人が、職業病として認定をされた職員がおそらく千三百名ぐらい、まあ正確な数字は……
○鈴木力君 まず一番先に、国家公務員の担当の大蔵省から、現在の恩給受給者の状況をまず最初にお伺いいたします。これは軍人恩給関係と、それから軍人恩給以外の恩給受給者の状況をお伺いいたします。状況といっても、これはまだはっきりしませんから、大体受給者が何人で、平均恩給額はどれくらい、それから平均の勤続年数はどれくらい、そういうふうにひとつお伺いいたします。
【次の発言】 その他はどうですか。いまの軍人恩給のうち特に短期を引き出して六万四千円の六年三カ月ですね。そうしますと、短期を除いた部分はどれくらいになりますか。
【次の発言】 平均恩給額は。その短期を除いた部分の平均が十七年で、十七年の部類の平……
○鈴木力君 運輸者の定数の配置の問題について一つだけ伺っておきたい。 時間がありませんから簡単に伺いますけれども、特に外局関係の、今度の航空局関係もそういう傾向があると思いますが、技術的な、あるいは出先の実務的なそういうところの定数がどうも、どちらかというとおろそかにされているような気がしてならない。特に私は、具体的な例をあげますと、気象庁関係の末端のところの観測事務のところが、合理化されて定数がどんどん減らされてしまっている、こういう点については、今後の設置法を運用しながら、なお外局や直接この法案にはない地域にまで総点検をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○鈴木力君 それじゃ公務員給与の基本問題、一般問題は、いまわが党の山崎委員のほうから御質問申し上げましたので、残っておる部分について私が若干御質問申し上げたいと思いますが、まず文部大臣にお伺いいたします。
七月十七日付の朝日新聞の記事を見ますと、文部省は教員の給与引き上げを計画をされて、文部省の中に調査機関をつくられて教職員の給与改善に具体的に着手をなさる、そういう意味の報道がなされております。それで、その文部省が教育職員の給与改善をなさろうとする御意図、それから考えられておる方式等についてまず承りたいと思います。
【次の発言】 ちょっと委員長、質問と全然違いますから……。
○鈴木力君 関連ですから端的にお伺いしますが、第一の、人事院の給与局長が入るということは、どんなに弁解しても、委員として任命をされてその委員会に入って、ある特定の委員だけが責任を持たないという説明は、これは絶対説明にはならない。こういう点は、私は、今日の給与制度を乱すおそれが相当ある、そういう点から、この点についてはやはり検討を願いたいと思います。これは要望を申し上げておきます、時間がありませんから。 それから第二番目の教頭の給与制度の問題ですね。この前八月三日に、私がずいぶん時間をとって、一体いまの学校における教頭なり校長なり管理職の責任とは何かということを申し上げたはずであります。教育責……
○鈴木力君 私は、中身についてはもう申し上げません。一番最後ですから、政府にちょっと苦言を申し上げておきたいと思うんです。 それは、内閣委員会で従来もそういうことがよくありましたけれども、きょうは特徴的にあったと思うんです。つまり、それは、委員会で政府に要望なり質問なりがあったことを、政府は、やはり各省ともまともにこれを取り上げてもらいたいということなんです、一言で言えば。 御答弁は要りませんけれども、たとえば、いま岩間委員が質問申し上げた中の、北富士演習場の覚え書きの関係資料について、これはわが党の足鹿委員が午前中に質問しましたときに、二階堂官房長官は、山梨県知事と打ち合わせて、きょうじ……
○鈴木力君 北海道班について御報告申し上げます。 中山理事、山崎委員、中村委員並びに私の四名は、去る九月四日から八日までの五日間の日程をもちまして北海道に出張し、国の地方支分部局、公務員制度並びに自衛隊の実情を調査いたして参りました。 日程第一日は、千歳地区に駐とんいたしております航空自衛隊第二航空団、航空自衛隊第三高射群、これはナイキ部隊であります。陸上自衛隊第七師団、第一高射特科団、これはホーク部隊であります。これらの各部隊並びに札幌防衛施設局及び千歳防衛施設事務所より、それぞれ業務の説明を聴取するとともに、千歳航空基地及び千歳地区に展開をいたしておりますナイキ及びホーク部隊を実地に視……
○鈴木力君 けさの新聞をだいぶ大きくにぎわしております例の車両制限令の改正について、まずお伺いしたいと思いますが、建設大臣が時間の都合がつかないそうでありますから、まず建設大臣に伺うだけ伺いまして、そのあとに関係の政府に伺いたいと思います。 まず最初に、木村建設大臣にお伺いいたしますが、私は、たとえば相模補給廠の戦車の輸送問題とか、この種の問題がずっと続いておりますときに、再三木村建設大臣の談話を拝見しておりまして、その大臣の談話に関する限りは、車両制限令とかそういう向きの法令、あるいは省令改正というような国内法に手をつけない、そういう態度を表明されておったと私は信じておったんですが、その木……
○鈴木力君 時間がありませんから簡単に予備自衛官の手当の法案についてお伺いいたしますが、まず一番先に、私はこの手当のことを伺う前に、どうもいろいろ法律を続んでみてもはっきりしない点がありますから、その点をまずお伺いいたしますが、予備自衛官というのは、いまの日本の防衛計画の中にどういう位置づけになっておるのか、まあ予備自衛官の任務は何か、それをまずお伺いいたします。
【次の発言】 いまのことは書いてあるのですね、法律に。訓練を受ける目的の予備自衛官を設置しているということが、どうも私はおかしいので、別の目的があって、その目的を達するために訓練をするというなら話はわかる。予備自衛官の任務は何かとい……
○鈴木力君 主としてきょうは、昭和四十六年度を中心としての財政投融資といいますか、その状況あるいはその効果などについてお伺いいたしたいと思いますが、最初に申し上げておきますけれども、正直申し上げまして、私、この財政投融資の御質問を申し上げようと思まして、少し調べてまいりました。ところが、私自身が調べてみればみるほどわからなくなったというふうな実態でございます。これはどの辺に原因があるのか、まあ私自身の勉強はまだもちろん入り口にもいっていない、そういうこともありますけれども、最初に大蔵大臣にお伺いいたしたいのは、もう少しだれでもが日本の財政投融資、この財政的な動きがわかるような、何かそういう方法……
○鈴木力君 決算の質疑に入る前に、まず大臣おめでとうございました、これからまたたいへんな任務だと思いますが。それで大平外務大臣もまた引き続き重要な任務につかれたということでありますが、最初に、どうも田中内閣になってからの外交政策といいますか外交の実態を私ども拝見しますと、何かすっきりしないといいますか納得できない面が非常にたくさんあるんです。それはどういうことかといいますと、総理みずから外務大臣も御一緒にされてのソ連との交渉をなさいました。 北方領土あるいは漁業権、安全操業等の交渉をされましたけれども、これもどうも私どもから見ますと、政府が言っているように、成果があがったというふうにはどうし……
○鈴木力君 防衛施設庁にまず先にお伺いしますが、防衛施設周辺整備事業について主としてお伺いいたします。
この防衛施設の周辺の整備事業を行ないます場合に、まず基本方針を伺いたいのでありますけれども、米軍の基地がある、あるいは自衛隊の基地が今度できるわけでありますけれども、その基地と周辺整備の事業を実施していく場合の基本方針といいますか、基本原則といいますか、それを先に伺いたいと思います。
【次の発言】 中身は大体わかっておりますから、方針を伺えばいい。
【次の発言】 それで、きょうあまり時間がなさそうですから、その四項目のうちの大体四つ、障害防止、あるいは騒音防止、民生安定事業、道路改修事業と……
○鈴木力君 時間が非常に少ないので、いろいろお伺いしたいんですけれども、若干の問題にしぼってお伺いいたしますが、まず第一に、現在のこの日本の情勢というのは、国民総いらいら時代だといわれておる。その国民総いらいら時代というのはたとえば公害でありますとか、老人病でありますとか、物価、インフレ、もうすべての問題が国民の生活を納得させることができない、そういう情勢にあると思いますが、そのうちでも特に土地の問題、地価の問題がものすごく値上がりをしておる。そこで私は、まず総理にお伺いいたしたいのは、総理が日本列島改造論を出しましてから、日本列島改造論が地価を上げたといいますと、少し総理は気に食わないでしょ……
○鈴木力君 関連。 いまの意図の表明ということなんですけれども、これは、私はきわめて重要な問題だと思いますから関連して伺っておきたい。 確かに、内閣なり政府なりが意図の表明をするということはあり得る。また、あってもいいと思います。一般的には。ただ、事態によると思うんですね。少なくとも総理大臣が外国に行って、何かの意図を表明したという場合には、これは、やっぱり国民は――国民はというか、議会も含めて――それに拘束をされるべきものと思うんですよ、私はやっぱり。これは与党とか野党とかは別にして。一国の代表者が外国へ行って、ものを言って約束をしてきた。これが、もしかりに、議会へあとで予算を計上するか……
○鈴木力君 今度の国家公務員の寒冷地手当の改正につきましては、人事院も昭和四十三年以来だいぶ調査をなさっておったようでありますし、また今度の改正案を見ますと、相当それぞれ苦心をされた面もよく理解できるのでありますが、ただ、私自身も寒冷地の居住者なんですけれども、寒冷地にいる国家公務員、職員の側からこの法案をながめてみますと、今度の改正案というよりも、いままでの制度そのものにもずいぶん問題点があると思います。そうした問題点は、やはり本来であれば、この法案改正のときに改正すべきであったと思うのでありますが、改正に至らなかった若干のそういう問題点につきまして御質問を申し上げまして、今後の方針等につい……
○鈴木力君 関連。
いま聞いているのは大事なことだから、はっきりしてもらいたいのは、県知事側のほうには示しておる。ところが神沢委員が資料要求したときには、これを示すことができないと言ったと、その関係をまずはっきりしておきなさい。でないと、これからの審議がたいへんなんだ。どうして県には示したけれども神沢委員の要求は拒否したか、それをはっきりしてください。
【次の発言】 おかしいのです、それは。そうすると、いまの予算委員会にかけている予算書というのは、県と確定しないうちは予算書というのは仮の予算書ですか。一つ一つの予算の使用目的があるものの積み重ねが予算書で、いま予算委員会で審議しているのですね……
○鈴木力君 私は、いまの岩間委員の質問に対する政府の答弁を伺ってみましても、もう基本からわけがわからなくなってしまったような気がするんです。
そこで、総務長官にまずずばり伺います。退職手当というのは一体どういうものであるか、どういう性格のものであるか、あるいはどういう目的のものであるかですね、それをはっきりと説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 勤続報償を目的としたものが退職手当であると確認してよろしゅうございますね。
【次の発言】 それでは、一律以外のものを述べてください。
【次の発言】 あとの御説明の民間で定年退職になった場合に加算をする、これは結局は勤続報償なんでしょう。定……
○鈴木力君 今回の改正にあたりまして、大蔵省当局が実態調査をなさり、この実態調査に基づいて改正をしたということになっておりますが、この実態調査についてまずお伺いをいたしたいのであります。この方法や何かについては別といたしまして、「調査対象旅館の選定」というところが大蔵省からちょうだいした資料にございます。私はこれを読んでみると、どうも改善のための調査にはならないんじゃないかという感じがするんです。つまり、それは「当該市町村に出張してくる者で、次の基準のものが通常利用している当該地域の旅館を照会し、それをもとに調査対象旅館を選定した」。要するに、六等級なら六等級の人が泊まっている旅館をまず最初に……
○鈴木力君 関連。 いまの鶴園委員の御質問と、いただいた御答弁に関連しまして、一つだけ伺っておきたい。 これは具体的な問題なんですが、すでに大臣にはいつかお願い――お願いといいますか、水産庁、農林省としても御指導いただきたいということでお願いにあがったことのある問題ですが、岩手県の陸前高田市、広田湾問題というのが問題になっている。長官御存じかどうかわかりませんが、要するに、あそこは三陸の国立公園であり、特にいまの沿岸漁業としては非常に重要な漁場になっております。湾内には、同じ地区に漁業組合が五つもあります。この漁業関係者が全部反対をしておる。漁場を失うということで反対をしておる。それから、……
○鈴木力君 ちょっと関連。 問題はずいぶんたくさんあると思いますが、私はさっきから長官とそれから秘書課長さんですか、答弁を伺っておって、これはやっぱり上田委員が、社会党を代表してという発言ではっきりと発言をいたしましたけれども、御答弁がはっきりしないのです。確かに経済安定本部時代の社会党が政府を持っておったころのそれから続いておる、そこのところにどうしてもこだわっておる。中身は違ってきたけれども、制度は残っておったとか、ことばが足りたとか余ったとかということは聞いておるけれども、その辺がはっきりしない。これはひとつ長官、いまさっきの課長さんの談話の筋も含めて、この問題についての社会党に対する……
○鈴木力君 だいぶ時間が経過しておりますから端的にお伺いをいたしますが、大蔵省の方、おいでですか。まず大蔵省の方に伺いますけれども、いまのこの銀行あるいはその他の金融機関にまあ歩積み両建てということが常識みたいに行なわれている。しかし、制度的には歩積み両建てというものに対して、どうなっておるんですか、まずそれを伺います。
【次の発言】 いまの御答弁のうち、今度の中小企業の動向に関する年次報告でも拘束性の預金が減少しておるということの報告はされております。そういう傾向をもって大蔵省はこの歩積み両建て制度についてきめこまかく指導しており、実効が上がっておる、こういう判断をされての御答弁ですか。
○鈴木力君 まず私は、最初に、どうもこの建設省設置法の、今度の機構はよくわかるんです、理解できますけれども、問題は、この筑波研究学園都市という、これが幾ら読んでみてもよくわからぬ。それで、ほんとうを言えば、質問申し上げる前に現地調査を主張しておりましたけれども、その現地調査の機会もなかったものですから、したがって、私のこれから質問申し上げることは、あるいはとんちんかんなことがあるかもしれませんけれども、そういうときはひとつおしかりもちょうだいしてけっこうですし、また、初歩的なことですから、よくわかりやすいようにひとつ御教授もお願いしたい。 まず一つ最初にお伺いしたいのは、この筑波研究学園都市……
○鈴木力君 今度の改正について若干端的にお伺いいたしますので、ひとつ御答弁をいただきます。 まず、そのうちの一つは、沖繩の弁護士資格者に対する事務の整備関係、沖繩の弁護士資格者等に対する本土の資格付与等の事務はもうすでに終了したと伺っておるんですけれども、その結果、一つは、復帰前に沖繩の弁護士資格者等の合計は三百四十三名だったと聞いております。それが復帰後本土の資格を得た者は二百四十二名と聞いておるんですが、その数字はそのとおりでありますかどうか。なお、そのついでに、そうなってまいりますと、大体百一名が資格を取り得なかったわけでありますが、その資格を取り得なかった人たちに対して今後どういう指……
○鈴木力君 私きょう御質問申し上げたいのは、ちょうど昭和四十六年の年は、行政監理委員会のほうでも行政管理の問題についていろいろ問題を提起した年でもありますし、またこの行政監察のほうも国民生活に関係のある監察を相当大幅にやった年でもありますから、ただ私はどうも常々疑問に思っておりますのは、この行政管理あるいは行政監察、行政相談、いろいろ国民としても必要なことをそういう制度の上に乗せて盛んにこうやられておるわけでありますが、どうも制度なり意図なりというものが具体的には十分に生かされていないのではないか。これはだれかなまけているとか、だれか手を抜いているとかという問題ではなくて、実際にやってみてまだ……
○鈴木力君 私は、きょう一つは学校給食の問題でお伺いいたしたいと、こう思います。時間もあまりありませんから、先に私のほうからちょっと御質問申し上げる要点を申し上げておきます。 一つは、ちょうど昭和四十六年の決算の審議なんですけれども、文部省の学校給食に対する施策につきましては、昭和四十六年という年は行政監察の監察を受けた勧告を受けて、それに対するさまざまな具体的な処置等も苦労なさっていらっしゃる。それから文部省自体も、昭和四十六年、たとえば物資の流通問題にいたしましても、新たな補助金の制度というようなものもつくってやっていらっしゃる。そういうことにもかかわらず、学校給食という問題はほとんど―……
○鈴木力君 北富士演習場に関係してのうちですね、使用転換をめぐっての問題がずうっと非常にたくさんありますけれども、きょうは時間がありませんから、そのうちのいわゆる林雑補償関係についてお伺いをいたしますが、時間がきわめて少ないものですから、いろいろ回りくどいことはお伺いしませんし、それから回りくどい御答弁もちょうだいをしないで、簡明直截に私もお伺いいたしますので、御答弁もそういうふうにお願いしたいと思います。 まず官房長官に、経緯について一々申し上げると長くなりますからそういうことは申し上げませんが、少なくとも林雑補償問題というのはずうっと前からいろいろな形で今日までたどり着いておるといいます……
○鈴木力君 まず私は、提案理由の説明でも伺いましたけれども、設置法を改正して機構改革をする、それにはそれなりの行政の責任の立場からすると強い理由があるということはよく私も理解できます。ただ問題は、この機構を変えるということが大事だというか、行政を進める上にきわめて重要な意味を持ちますけれども、問題はやっぱりその基本的な姿勢がどうなのかということで、変えられた行政が生かされるかどうかということが重要な意味を持つと、こう思いますものですから、そういう立場に立って若干の御質問を申し上げたいと、こう思うのです。 まず最初に、今度の改正とは直接関係がないんですけれども、大学局と学術国際局の二つに分かれ……
○鈴木力君 ちょっと関連ですが、私は基本的に、国民体育大会という、国民というところを文部省はもう一ぺんきちっとしないといけない。これはだいぶ前の話ですけど、私は文教委員会でそういうことを言ったことがあるんですがね。いまの国民体育大会は国民に参加資格を与えていないんですね。参加資格はそれぞれの競技団体に登録をした人でなければ参加資格がないんですよ。そうでしょう。陸上競技に出る人は陸上競技連盟に登録をして、登録料を払った者でなければ国民体育大会には出れない。これじゃ国民体育大会という名前が合わないということをぼくはいつか指摘をしたことがある。事実上は選手となってやる人は大体はそういう体育団体に所属……
○鈴木力君 大臣と総裁が予算委員会の関係で長くおいでになれないそうでありますから、まず大臣と総裁に簡単に御質問を申し上げて、あとでまた詳しく局長さんあるいは次官等にもお伺いを申し上げたいと思いますが、いわゆる人確法が通りまして、それに基づいての教育職員の給与改定であるという御趣旨であります。 まず、総務長官にお伺いいたしたいのは、あの人確法の趣旨からいいまして、それから政府の予算を見ましても、来年度のといいますか、五十年一月からの給与についての改定部分の予算があるはずでありますが、今後の一般職の給与といいますか、公務員の給与のあり方とこの法案との関係の取り扱いがどういうことになっていくのか。……
○鈴木力君 最初に、この迎賓館についてお伺いいたしますけれども、迎賓館、昭和四十年からですか、調査工事を行なって今度完成をするわけでありますが、今日に至るまでの手続的な経緯はどういうふうになっておられましたのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞等に伝えられるところによりますと、あともう、館長は島津久大さんとおっしゃる方、前のカナダの大使ですか、そういうところまできまっておるというふうに伝えられておるのですけど、これは事実ですか。
【次の発言】 それから何か落成式は四月十日ときまっておるというふうに聞きますけれども、これはほんとうですか。
○鈴木力君 先に、いまこの法案の提案の御趣旨は、登記事務が非常にふえてきておるということで、特に東京地域が事務の増大が激しいので部局を拡大をしてそれに対処するという方針になっているようでありますけれども、まず最初に、この登記事務といいますか、この業務が最近十カ年ぐらいですとどういう伸びの状況になっておるか、最初に伺いたい。
【次の発言】 これ、いまのはあれですか、東京を中心としての件数ですか。全国のあれですか。
【次の発言】 東京法務局の内部組織の改組の提案ですから、東京法務局管轄のやつは数字が出ているでしょう。
【次の発言】 そうしますと、こういうことになりますか、甲号事件のほうは大体東京法……
○鈴木力君 関連で、一つだけはっきりしておきたいことがありますので、これは総務長官に伺ったほうがいいと思います。
この法律案の施行の日、全部申し上げなくてもおわかりいただけると思いますから――「施行日から起算して十日を超えない範囲内において人事院規則で定める日に期末手当を支給する。」と、こうありますけれども、問題は、施行の日というのがはっきりしません。大体いつを考えていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
直ちに公布をする、そうすると、これは仮定の話ですけれども、いま伺いましたように、あした法案が成立をすればおそくもあさってということですね。できればあしたと……
○鈴木力君 最初に、直接的には法案の内容じゃありませんで恐縮ですけれども、若干の問題を先にお伺いをしておきたいと思います。 それは、一つはローカル空港のあり方とでも言ったらいいかと思いますけれども、そういう問題について若干伺いたいんです。具体的に言いますと、いまそれぞれ地方の空港が滑走路延長とか、あるいは三種空港から二種空港への格上げなどで地方の住民との間にさまざまなトラブルを起こしております。そういうことが相当あるように聞いておりますけれども、岩手県の花巻空港に例をとりまして具体的に若干伺いたいと思うのです。 現在、花巻空港は県管理の第三種の空港であります。これを滑走路を延長しようと県側……
○鈴木力君 一番先に大蔵省の局長さんに伺ったほうがいいと思いますが、この法律案をちょうだいをして読んでみようと思いましたけれども、第一条を読み始めで、これはもう頭が痛くなって、やめたほうがいいと思って私はやめました。これはまあ、法律というのは立法技術などで非常にむずかしいだろうと思うけれども、この法律を読んで法案から理解できる人が関係者のうち何人いるだろうかと、私はそういう感じを持ったんです。何か少し変な言い方をすれば、専門家が楽しんでいるんじゃないか、そしてあとの関係者はどうせわかるまいといったような態度が第一条に出てくるような感じがしてなりません。 で、私は、その法律案を書きかえろと言う……
○鈴木力君 関連。 いまのことは、あとで重要な問題ですからね。長官が重要な基地を持っている県に表敬訪問をされる、あいさつをされる、この気持ちは非常に大事な気持ちですよね。ただ、多忙な身でありながらあいさつをしたということもいいことをしたと思うんですが、一番先に山梨県を訪問したという理由はどういう理由からですか。 それから山梨県と静岡県は訪問されたが、そのあとどういう順序、にどの県を訪問されたかも言ってほしい。普通の常識ですと、あなた忙しいから、横田の基地でありますとか非常に基地の程度からいうと大きなところの東京都知事の訪問を一番先にやるべきだと私は思う。忙しいから、近いんだし行けるわけだ。……
○鈴木力君 関連。 いままでの議論を聞いていますと、この法案の審議にたいへん重要なものが一つある。それは、新しい法律をつくるとかいろいろなことをやって、民生安定とかいろんなりっぱな理由がありますね。だけれども、私は、防衛施設庁の基地に関する地方自治団体とのやりとりは、行政的に言うときわめて取引めいたことが多くて、ほんとうに厳とした行政の規律というものは軍事基地に関する限りは許されるんだというような態度が見えてならないわけです。そういうわけで、私はまず聞くんですけれども、たとえば、この前に神沢委員が資料要求をした。東富士と北富士との演習場のバランスをとるということの説明があった。そのバランスの……
○鈴木力君 法案に入る前に、厚生省の方においで願っておりますので、まず最初に、厚生省の方にお伺いすることをお伺いしてしまって、それから法案の審議に入りたいと思いますが、何かこれは五月四日付の新聞で見たことなんですけれども、厚生大臣が、社会保障制度審議会に、年金等の問題について、あるいは社会福祉、社会保障関係についての諮問をするということをおっしゃったというふうな記事を見たんですけれども、いまもこの社会保障制度の点について審議会に諮問する計画がおありですかどうですか。もしおありでしたら、一緒にお答えいただきたいんですが、その諮問事項の内容がどういうことですかもあわせてお伺いいたします。
○鈴木力君 だいぶ私の前の質問で、法案の具体的な問題やあるいは各基地のそれぞれの問題についての御質問が出ましたので、私はできるだけ重複をしないように注意しながら若干の問題を御質問申し上げます。 まず、先に申し上げておきますけれども、さっきの星野委員と長官との質疑と応答を伺っておりますと、どうせ日米安保条約反対、自衛隊違憲という立場なんだからというふうに聞こえるような御答弁があったと思うんですが、私も立場は自衛隊違憲論の立場をとっております。それから日米安保条約も破棄すべきであるという立場をとっておりますが、しかし、きょう御質問申し上げる趣旨は、その立場からの御質問はいたしません。そういうつも……
○鈴木力君 関連。
さっきの亀岡建設大臣の御答弁のうち、二千七百万戸の住宅を建設をしたという御答弁があった……。
【次の発言】 それは私はまあ二千三百万戸でもいいですよ。その数字は訂正されてもいいですけれども――御答弁いただかなくてもいいです。時間がありませんですから。この問題をひとつ資料として出してみてくれませんか。何か政府がそちこちに行って二千何百万戸・世帯数より多い家を建てたなんというおかしなことを言って歩かれたんでは、実態とは違った、あまりにもひどい言い方だと思うんですね。そこで、戦前に建てられた家は幾らなのか。あるいは個人が自力で建てた家は幾らなのか。政府の制度を利用して建てた家は……
○鈴木力君 国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案について若干お伺いをいたしますが、まず、総務長官に最初にひとつ伺っておきたいと思いますが、この法案は、まあ労災保険法と軌を一にするものと思いますけれども、また一面からいいますと、ILO条約の百二十一号、それから同じく百二十一号の勧告、これらに基づいての関連があると思いますが、このILO条約との関係は、この法案ができますためにどういう順序になっており、どういう関係になっておりますか、最初にお伺いしておきます。
【次の発言】 このあと人事院総裁に伺いますけれども、労災保険審議会の答申、これは労働省に対してのものでありますが、これを読んでみます……
○鈴木力君 私は、いま沖繩が施政権が返還をされて本土に返ってくる、そういう前提に立って、私どもの所管である教育あるいは文化あるいは国民生活等を一応考えてみますと、どうも委員会で審議をする場合の政府側の答弁なんかをお伺いいたしましても、何かむなしいような気持ちがあって非常に心配な点がありますから、そういうサイドから若干質問を申し上げたいと、こう思います。 で、まずいろいろと総理大臣にしても、あるいは担当の総務長官にしても、ことばに関する限りは非常にいいことをおっしゃっていらっしゃる。しかし、具体的な問題で委員会で討議をいたしますると、担当大臣なり担当局長なり、政府委員なりの答弁というのは――総……
○鈴木力君 私は、時間がどうもだいぶ少ないそうでありますから、簡単に二つのことをお伺いいたしたいんですが、その前に、いまの岩動委員から提起されました、まあさっき応援団に来ましたと言って笑いましたけれども、これは経過がございまして、昨年の決算の総括の質問のときに、私が田中総理に質問いたしましたときに、新学園構想は構想として研究を進めるけれども、まず、地方大学の拡充をこれはまず手をつけなければいけないということでは、政府側と私どもの間でも見解が一致しておったと思うんです。だからまず御要望申し上げておくのは、大学問題もそうでありますし、いろんなことを言いながら、結局研究期間で時間をかせいでというよう……
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