河田賢治 参議院議員
8期国会発言一覧

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このページでは河田賢治参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院8期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
河田賢治[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院8期)

河田賢治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1968/08/23、8期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣は急いでおられますから、単刀直入に聞きますが、気象の問題について、運輸省が気象庁としてやっておるわけですが、これはここで座談会を開かれて、これは新聞社ですが、事件のあったあとです。運輸省のほうでは国鉄でやっておる、これはある程度一つの省だからデータも入ると言われておる。ところが、先ほど話が、大臣自身も集中豪雨についてのデータ、そういうものを集めなければ、こういうものがまた解決できる方向にいかぬということを言われた。ところが、気象庁のほうが、建設省の道路局のほうからもそのデータがもらいたいということを言われておる。ところがそのとき、ここに出席の道路局長のほうでは、いまわれわれが……

第59回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1968/10/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 沖繩災害の問題で発言したいと思います。  私自身も、実は九月の二十八日から一週間をもって沖繩への渡航申請を出したわけです。ところが沖繩の民政府では何の理由も示さずにこれを拒否してきました。災害の調査とかあるいはまあ見舞いをするとかいうことは人道問題としても、われわれ国会議員としての一つの義務だと思うのです。こういうことを民政府が何の理由も示さずに拒否する。しかしながらまた一方では御承知のとおり、わが党以外の党派の方々は、これまたいわゆる特に政府の諸君は、最近ではもうじゃんすか、じゃんすかと沖繩へ行かれて、相当いろいろな運動をやっておられる。これは新聞でもこの間報道されました大なん……

第59回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1968/09/10、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんから一つだけ伺いたいのです。先ほど社会党の委員からも話がありましたときに、新しい西村総合農政ということを言われましたが、これもまだあまり抽象的でわからぬ。しかし自民党の中にも最近機構改革をやって新農政を打ち出せということを言われているのですが、しかし御承知のとおり、米が相当だぶついていて、しかも農相は米の買い上げは、つくっても全量は買わぬ、これは食管法で別に差しつかえないと言われているわけですが、そうしますと、いまも他の委員から話がありましたように、農民はもうすぐに次の、来年の生産にかかるわけです。その場合、これが数量で制限されるのか、あるいは価格をずっと早目に……

第59回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1968/10/25、8期、日本共産党)

○河田賢治君 食管問題で他の委員からも質問があって農林大臣も若干答弁されましたが、少し突っ込んでお聞きしたいと思うのです。  御承知のように、経済企画庁長官は三年間の米価の据え置きという大きな旗を掲げられました。それからまた財政審議会の小委員会、第一部会が二十二日にはいろいろ提案をしております。その中には大体において生産者米価は二割ぐらい減らすべきだ、そうしますと大体昭和四十年の生産者米価とほぼ合うわけですが、そこまで下げるべきだというような主張もしております。これについて大臣は先ほど来いろいろと大蔵省、それからまた経済企画庁やその他の関係団体、あるいは農協等々との諸般の折衝で、この問題に対す……

第59回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1968/11/19、8期、日本共産党)

○河田賢治君 西村農林大臣は急がれるそうですから、私はできるだけ問題の焦点だけを話して質問したいと思うのです。  二つあるんですけれども、一つは一応見ておいていただくだけにします。これは群馬県の安中でできておる米です。これは葉で、いろいろ被害をこうむった。これはちょっと日にちがたちましたけれども、土、こういうものを持ってまいりました。現地でとってきたわけです。これについて農林大臣に直接ただすわけじゃありませんけれども、こういう被害が日本の各地にかなりあるということですね。農林大臣も、この前私が深川の倉庫を見に行きましただいぶあとになって、また行かれておるようですが、もっともっと下情に通じていた……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 農林水産委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間もおそくなりましたので、ごく簡単に二、三の質問をしたいと思います。  きょう初めて大臣から所信表明がありましたが、御承知のとおり、十二月になりまして農協は全国から二千五百人の代表者を集めて会議を開きましたし、また民主的な農民団体も各府県でちょっといわば百万人集会をやるということで、十三日には約七、八千名の全国から代表が集まって、各地で示威行動も起こしました。また農業新聞を見ますと、農協がまたやはり中心になってこの二十三日には一万人の集会を全国から集めて開くということを伝えております。このように今日農民の多くの方々が、しかもこれらの農民団体が中心になって十二月になってこのような……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 外務委員会 第8号(1969/04/22、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が非常に短いのでごく簡単に聞きますが、同時に、簡単に御返答願いたいと思うんです。  先ほど問題にもなりましたが、今度の事件で佐藤内閣の態度というのは、アメリカの言明をただ一つの根拠にして朝鮮を非難する、そしてアメリカ追随ということをはっきりさして、これは国民に責任を負う態度でないと私たちは思うわけです。かってプエブロ事件でも、アメリカがどのような終末で悲劇的な結果になったかということは政府もよく御存じだと思うんです。政府として実際自主的な判断でこの問題を見ておられたかどうか、この点をお聞きしたいわけです。
【次の発言】 佐藤総理は、今回の事件の原因が北朝鮮の祖国統一政策にある……

第61回国会 災害対策特別委員会 第5号(1969/04/28、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんので、一、二の点だけを質問したいと思います。  災害補償やあるいはそういう問題ではだいぶ説明があったわけですが、御承知のとおり、私も、地元から直接の話でありまして、まだ行ったわけではないのですけれども、いまこの地すべりなどについての防災のためには、相当、佐藤さんからも言われましたように、もっと計画的に調査をする必要があると言われているわけなんですが、現在、新潟県では砂防職員が、技術職員が圧倒的に少ない、九人しかいない。ですから、結局十分な調査ができてない。現在指定されているのでも千三百六十カ所のうち五百カ所しか指定されていない。指定されていないところは、ことしに……

第61回国会 農林水産委員会 第10号(1969/04/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がそうたくさんありませんので、端的に三、四の問題についてお尋ねしたいと思います。  先日、「食糧管理行政に関する行政監察結果に基づく勧告」というのが発表されまして、実はこういう問題についても詳しく一つずつ聞きたいのですが、時間の関係でほんの一つ、二つに限りたいと思うのです。先日、一般予算委員会で檜垣食糧庁長官は、もう米の、――私から言わせれば管理者じゃなくて倉庫番だということを申し上げた。やみ米がずいぶん流れておりますけれども、新聞などで二〇%流れておる、そういうことについてはやみ米だからこれはわからぬだろう、こういうようなことでちっとも追跡調査もされていないようです。  そ……

第61回国会 農林水産委員会 第13号(1969/04/25、8期、日本共産党)

○河田賢治君 田村さんに質問しますが、あまり適当でないかもしれませんが、機械――チェーンソー、これはいま非常に多くの方が白ろう病になるような振動がひどいということなんですが、最近機械というものは相当日進月歩しておるのですが、いいものが出ておるのか。たいてい企業者というのは悪かろう安かろうで押しつけて、そうして労働者の障害あるいは病気というようなことはあまりかまわぬという人が多いわけなんですが、こういう点で何かいまの林野庁が使っております機械は時代おくれになっていやしないかとか、さらに能率がよくてしかも労働者に害を与えない、被害を少なくするというようなものがあるかどうか、もしもお知りでしたらひと……

第61回国会 農林水産委員会 第15号(1969/05/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 それではしばらく質問しますが、まず大臣にお願いします。  この間新全国総合開発計画が企画庁で立案されて、大体審議会は三十日答申を終わったということが伝えられております。おそらく近く閣議で決定されるということも同様報ぜられております。この計画は、御承知のとおり、二十年間の長期の開発の方向というものがうたわれて、市街地、工場地あるいは住宅地等々のいろいろな開発や拡大、工場の移転だとか交通、高速道路、港湾整備等々やられているわけです。特に東海道なんかは第二新幹線をつくるとか、第二高速道路をつくるとかこういうこともうたわれておりますが、この計画が実施されますと、これはもう直ちに農業の、御……

第61回国会 農林水産委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本共産党)

○河田賢治君 先日農業振興地域の指定区域について局長のほうから大体一区域が二百ヘクタールですか、というようなところを中心にしてやると言われたんですが、実は私衆議院の委員会の記録を読みましても、農業振興地域の指定区域というものとそれから農用地等とが何かはっきりしないところがたくさん出ている。だから農用地を全部残すなら振興地域の指定は要らないのではないかという議論もあったり、いろいろその辺の複雑さがあるように思われる。で局長のほうからたとえば農業振興地域内でも農用地区域にならない部分もあるということを言われております。もちろん建造物があるとか何とかいうこともあるでしょうが、こういう点がちょっと不明……

第61回国会 農林水産委員会 第19号(1969/06/05、8期、日本共産党)

○河田賢治君 この近代化助成法の大体政令の中に一応規定する見込み事項として、総トン数七十トン未満ということになっておるわけですが、このトン数ですね、これをこの前昨年でしたか、私この委員会の水産事情の調査に和歌山県にまいりまして、――やはりこのトン数のどこに標準を置くかということなんですが、非常に問題になるわけですね。御承知のように、漁業にしましても、いろいろ速力やあるいは人が足らぬという意味で機械化も進みますし、そうすれば多少省力化のために、機械装置のために若干トン数もふえるというようなことがありまして、したがって昨年和歌山に行きましたときも、当時の陳情書がありますけれども、カツオ・マグロ漁業……

第61回国会 農林水産委員会 第22号(1969/06/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 いま同僚議員からの質問で、大体私の聞きたいと思うことはほとんど尽きておるのですが、一応政府が今度の米価決定についての主要な問題を――私たちも多数の農民の方から、今後の米価決定の問題については食管制の問題、米価の引き上げ、農協や日農が要求する米価の実現のためにひとつ奮闘してくれという手紙をたくさんいただいておりますので、郷里に帰ればこれらを報告する義務がありますから、この際この点についてはっきりお答えを願いたいと思うのです。  いま大臣がおられませんので政治的なことはあまり聞きませんけれども、御承知のように今度政府が農林省で試算しました米価が昨年とはいろいろ計算方法が、この前から問……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、ただいま提案されています農業振興地域の整備に関する法律案に対する修正案及び原案に反対の意思を表明します。  反対理由の第一は、本法案が真に日本の農業と農民の経営、生活を守り、発展させる積極的な立場から立案されたものでなく、都市近郊農業をはじめ、日本農業に重大な打撃をもたらすところの新全国総合開発計画構想の実現の手段としての新都市計画法に全く従属するものとなっていることであります。  すなわち、新都市計画法は周知のとおり、当面は全国の都市計画区域千三百五十市町村のうち、首都、中部、近畿圏と新産都市整備特別地域及び人口十万以上の都市に限って市街化区域と市街化……

第61回国会 農林水産委員会 第33号(1969/07/17、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶこの法案については質問がたくさん出ましたので、あまり言うことはないのですけれども、まあ一応ふに落ちない点や少し見解の相違がある点などを若干質問したいと思います。  まず第一に、総代会の問題です。今度は、五百人以上のところは総会を廃して総代会ということになっておりますが、この総代会の問題は、主として農協が大型化した、だから集会がなかなかできにくいということなんですが、大体それに尽きるのですか、どうですか。
【次の発言】 現在でも五百人以上のところで総代会を開いておるところとそうでないところがあるわけですね。たとえば三千以上のところでも組合で二百四十五、それで採用組合百六十。つ……

第61回国会 予算委員会 第20号(1969/03/29、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、二十六分という短い時間でありまするので、主として農政問題に限って質問したいと思います。  いま御承知のように、農林大臣もしばしば、日本の農業が曲がりかどにきておると言われております。それほどいま米の過剰問題とか、作付転換であるとか、あるいはまた自主流通米であるとか、あるいは少し余ったからといって韓国へは三十三万トンの米を無利子で長期にわたって貸すことをきめながら、沖繩に対しては、まだそれに対する何一つ考えられていない、米だけとってもこういう問題があります。  さらに、御承知のとおり、農産物はいま非常にいろんな問題で危機を起こしております。ここ数日来、政府に対し、あるいは関係……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1970/09/09、8期、日本共産党)

○河田賢治君 武内委員が吉野川海岸堤防について聞きましたし、また上田委員からも排水口の問題、それに対する独立したエンジンなんかを進めるべきだという質問があって答弁がありましたので、私はそのほうを避けまして、御承知のとおり高知県の高知市、それから徳島、これらは地震のあと地盤沈下がして、いわゆるゼロメートル地帯があるわけですね。これは東京でも今日大きな問題になりまして、非常に東京あたりは、今度地震があったらあのような堤防ばかりつくって防いでいるけれどもどうだろう、という不安を持っておる。こういうところも今日、大都市ではありませんけれども、こういう地盤沈下の中で堤防ばかりを高くしてそうして安定をはか……

第63回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1970/06/04、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がございませんので、ほんの二、三の問題について御質問したいと思うのです。  先ほど来大臣は、食管法の問題について、絶えず需給の状態ということを言われておりますけれども、食管法の第三条ですか、これは必ずしも私たちの解釈では、需給の状態というもの、経済状態というものをこれは考慮するということできわめて副次的に取り扱われておる。第一に生産費および所得補償、これを根幹としてその他の経済状態を勘案し、そして再生産を確保するということが、これが一番の大事なことだということをいっているのです。再生産、これを抜かしたら解釈はうんと違ってくると思うのですよ。生産費並びに所得補償、これが基本であ……

第63回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1970/08/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは問題になっておりました田子の浦の問題、それからあと安中を中心に米並びに農産物に対して、この二つを、時間が非常に限られておりますので、大まかなところだけで、こまかい資料も持ってきておりますけれども、できるだけこれらは省略して、基本的な問題についてお聞きしたいと思うのです。  まず、静岡県の田子の浦貿易港ができまして、また二十六年から用排水路が、岳南排水路ができましたが、このできました後において急速にあそこが工業地帯になり、大気汚染などで今年の三月の国際公害シンポジウムでも外国のこれらの専門学者が来て、まさにこれは世界の最も公害の一番見本だと言われるほどあそこは汚染されている……

第63回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1970/09/08、8期、日本共産党)

○河田賢治君 食管制やその他の問題ではだいぶ質問がありまして、大臣もまた勉強中ということで大体答弁は終わっております。ただこの中で聞いておきたいのは、米の生産調整として、減反の手段として、御承知のように休耕それから転作、こういうことがあったわけですが、これについて、だいぶ時間もたっておりますし、一応中間的な意味でもこういう問題についての農林省のお考え、検討されたことがありますか、それをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 まあこれからの農林省がとられる方策としても、確かに休耕ということは、手入れをしないとネズミが出たり草がぼうぼうとはえて、非常に周囲が困惑したと、かなりこれについては世間いろんな意……

第63回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1970/10/27、8期、日本共産党)

○河田賢治君 大臣に、いま問題になっております米の減反問題について政府のほうでは、特に農林省では自民党の総合農政調査会小委員会世話人に対して説明され、また同じ二十六日全国の知事会、これの特別委員会に生産調整の方針について説明されておるわけですが、これは一応自民党のほうでもまだこまかい点で一致を見なかった、それで本日午後三時からか会合があって、それでかなりそこを煮詰めるというような話がありますが、一応三百万トン五年継続というような大まかな方向として説明されておるわけですが、この点は農林省自体としては大体動かさない大ワクとしておきめになっているわけですか。

第63回国会 農林水産委員会 第5号(1970/03/24、8期、日本共産党)

○河田賢治君 たいへん時間もおそいので、できるだけ簡単に質問したいと思うんです。  いま農業の近代化のために規模の拡大、そして自立経営農家、これを農業のにない手の中核として、このまわりに若干兼業農家の形で組織をすると、こういう方向が打ち出されているわけですが、兼業対策について大臣は相当大きな大資本家などとも会談されて工場をいなかへどんどん設置させるというような構想を出されたように思いますが、これは減反問題に関連して。この問題についてはどの程度これは進む方向が出ておりますか。
【次の発言】 兼業農家はそれといたしまして、自立経営農家、これは現在二コンマ幾らですか、やがて四・四ヘクタールないし五ヘ……

第63回国会 農林水産委員会 第15号(1970/05/06、8期、日本共産党)

○河田賢治君 農地法、農協法の改正案については、各同僚委員からも質疑がなされ、また私自身も六十一国会で一応質問書を出しまして、これに対する政府側の答弁も得ております。ですから時間の関係上、これらの問題の中から若干の問題を拾って少し質問したいと思うのです。  まず最初に今度新しくできます農地取得の合理化法人についてですが、これは現在各府県でも、おそらく若干農林省の指導によるものだと思うのですが、調査室からいただいたあれによりますと、約八件が現在の農林省の規定に大体合っている、そしてあと十一件あるいは十七件がそれぞれ創立の準備中であり、また方針をきめておると、しかしこれは組織がえをしなければならぬ……

第63回国会 農林水産委員会 第16号(1970/05/07、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案された政府の農地法、農協法両改正案に対し、反対の討論を行なうものであります。  現行農地法は、言うまでもなく、戦後の農地改革の成果を基礎にして、日本農業を耕作するものが、土地を所有するという、自作農主義の原則に立った農民的土地所有制、耕作権の保護等を定めた農業上の憲法とも言うべきものであります。したがって、その改正は日本農業と農民の将来に重大な影響をもたらすものであります。今回、農地の所有、耕作形態に重要な変化を与える改正案提出の背景とそのねらいについて、われわれは次の点を指摘するものであります。  今回の農地法改正案提出の背景は、独占資本……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/05/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶ私が質問しようと思っていることも他の委員から質問が出ましたので、ごく問題を二、三の問題にしぼりたいと思います。  御承知のように、ケネディ・ラウンドの援助、これが来年の六月に一応期限が終了するわけでありますが、この協定の問題について、やはり開発途上国あたりからの、これは延長してもらいたいという要請があるというようなことがちょっと新聞なんかにも出ておりますが、これは外務省の所管ではありまするが、農林省のサイドから見て、こういう穀物が、いまこの法案は別個としていま出ておりますが、こういう問題についての、一つのこの協定に対する延長、そういうことを考えられておるか。また、これによっ……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/05/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の年金のことについて、大体加入者を二百万と想定されておるわけですが、この二百万というのは、資格からいいますと五反歩以上、それから養畜などはどのくらいの単位になっているか、こういう点をちょっとお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 しかし第一種農家だけでも、五ヘクタール未満を除いて相当あるわけですね。そうすると、これではだいぶん入らぬという人が出るわけですか。
【次の発言】 そうすると、これは厚生省のほうに聞きたいのですが、あるいはまあ農林省かもわかりませんが、農家の中で、国民年金、被用者年金に入っておる方はまた別にこれ出ておりますが、年金に入っていない方ですね、本来は全……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/15、8期、日本共産党)

○河田賢治君 じゃ、きょうは、あすは大臣が来れないそうですから、大臣にだけ聞くところをひとつ質問したいと思います。  きょうはだいぶいろいろな同僚委員が問題について聞かれたので、できるだけそれらと重複しないように質問したいと思いますが、農薬行政の基本的な姿勢というものについて、まず尋ねたいわけです。  これは、御承知のように、かつてDDTやそれからまたBHCなどについては、昭和四十一年に信濃毎日新聞で発表された。これはもう主として長野県のお医者さんの関係からでありますが、このときにもうすでにこの薬は、非常に農薬は危険だということが警告されているのですね。ところが、これがずっとほうっておかれて、……

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/16、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間がきわめて制約されておりますので、できるだけ簡単に質問し、また簡単に明瞭に御答弁願いたいと思うのですが、一つは農薬が販売禁止される、あるいは使用禁止されるという場合に、回収ということが問題で、一応このことは衆議院でもだいぶ問題になりました。しかし販売してはならないようなものはもう廃棄すべきであると大体考えられるわけですから、これについてやはり廃棄をする、農林省の職員なり何かが立ち会って廃棄をしてしまうというようにしませんと、いろいろな形で残留――まだ売れ残りがあったり、あるいは回収ができなかったりするというようなことがあると思います。この点が一つでございます。  それから、一……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/17、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度法律は新しくつくられるのですから、その施行の結果についてはわれわれ立法府の国会議員として責任を持たなきゃなりません。したがって、本来なれば、十分こういう問題について各一条一条これを質問もし、また答弁もいただく、討論も重ねるというのが私たちは責任のある態度だと思いますが、残念ながら私の持ち時間というものは大体、いま委員部のほうから言われたんではもう十六分しかありません。新しい法律をつくるのにわずか十六分しか私には与えられない、非常にこの点は残念に思います。今後とも新しい法律はわずかな修正の法律とは違いますから、こういう点は十分これから運営についても御検討を願いたいと思います。 ……

第64回国会 農林水産委員会 第6号(1970/12/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 農用地の土壌の汚染防止等に関する法律案に対する修正案を日本共産党を代表して提案いたします。  案文の朗読は省略して、修正案の趣旨の中心点に限り、修正案要綱によって説明いたします。  今回政府が、農作物の生育阻害防止をも含めた本法案の提出に踏み切ったことは、深刻化した土壌汚染の現状を改善する上で、一定の積極的意義を果たすものとして評価するものであります。しかしながら、政府提出法案は、土壌汚染そのものを未然に防止する点をはじめ、幾つかの弱点を残しているのであります。  したがって、私は、本法案の趣旨、目的を貫くために次の諸点についての修正を提案するものであります。  修正点の第一は、……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/01/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 副長官が留守になるそうですから、二問だけひとつ伺いたいと思います。  先ほど塩出委員からも今度の大きな被害について波の問題が出ましたが、実は気象台あたりでも、いま新しい試みとして、御承知のとおり日本海の大和堆ですか、そこにブイロボットを置いて観測をし始めた。ところが、こういうものが、一カ所あれば大体観測所の十カ所分くらいいろいろな材料が集まってくるということが、当事者から言われているわけです。ところが予算が、三号ブイの製作五千五百万円を要求したけれども、ゼロになった。運営費だけしかついてない、こういう点は防災対策として起こってからその処理をして、そしていろいろな被害を復旧するとか……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の委員会に出ておりましたし、また残る質問時間がきわめてわずかなので、ごくこの今度の冷害の問題だけに限って、まず第一に気象庁のほうにお伺いします。  長期予測では、相当前もって予測がされたと。しかし、御承知のとおりかなり気象によりましては局地的にいろいろ山間部あり海洋部あり、またそれによって被害を受けるということがあるのですが、こういう点で相当この今度の予測が当たっておったかどうかということを、ちょっと伺いたいんです。
【次の発言】 単に農業だけでなく、漁業でも最近非常に漁船なんか若干の荒れ模様のところを航海して、出漁して、荷を積んで帰る、それで転覆するという事件がひんぴんとして……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/03/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が何なんで、できるだけ簡単に質問したいと思います。昨年の生産調整では政府の一応予想あるいはそれ以上にされたわけですが、しかしその内容に相当私は問題があると思うのです。第一は、各県あるいは農政局あたりがかなり強制的な措置をとった。これは私が言うのでなくて現実に農政評論家なり学者なりが集まって書いたこんな本の中にちゃんと書いてあるわけですね。たとえば二、三例を申しますが、あまりたくさん例は出しません、たくさんありますから。代表的なものだけちょっと出します。  山形県の櫛引町で基盤整備の事業をやっている。これを実施しているのですが、これを農政局が通年施行にやらなければだめだというこ……

第65回国会 農林水産委員会 第5号(1971/03/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の同僚委員がほとんど質問されましたので、ごく二、三の点で質問したいと思うのです。いま鶏のひなはずいぶんやはり入っておりますね。二百六、七十万羽入っていますね。これはおもにどこから来ておりますか。
【次の発言】 私は、さっき話が出た問題ですが、おととしでしたか、岐阜県のほらへ参議院の農林水産委員会で調査に参ったのですね。これは岐阜の養鶏所の初生びなをつくっているところが非常にどこも輸出なんかに力を入れて、もう四十三年ごろには六十五万七千羽を輸出をしている。まあ輸出は全体として日本でも輸入よりも率はずっといま伸びております。これだけ成果を得てきたと思うのですが、しかし、私が非難する……

第65回国会 農林水産委員会 第8号(1971/03/26、8期、日本共産党)

○河田賢治君 時間が制約されておりますので、また各委員から、各それぞれの条項について質問があったわけですが、なるたけダブらないように、三つばかりの問題でひとつ質問したいと思うのです。  その一つは、この中央卸売市場の新しい法律ができまして、漸次、中央並びに地方等々整備していくのですけれども、この間に、たとえば農協が、昨日も問題になりました、戸田で全販連がやっております集配センターというのがありまして、これのできた理由については昨日も伺いましたが、将来、地方卸売市場、中央卸売市場、これを整備していく過程で、現在、農協自身が、やはり生産から販売ということで、自分のいわば存立の条件としていろんなこと……

第65回国会 農林水産委員会 第10号(1971/04/27、8期、日本共産党)

○河田賢治君 他の委員が重要なことはみな質問しておりますので、二、三の問題だけを質問したいと思います。  まず、最初に次長に質問します。農業新聞ですけれども、十二月は八%、一月が七%というふうに、消費が昨年よりふえたと見えて売却量がふえている。その事情はどういうことでしょうか。
【次の発言】 先ほど委員の中からも話がありましたし、昨日でしたか、農民の大会でもそういう問題が出ている、例の倉庫がからになっているという問題ですね。これは、この売却量がふえるという問題との関連ですね、これは相当あるわけですか。そうしてまた、ことしの米の需給見通しというものが何ら修正なしに、二百三十万トンかりに減反が行な……

第65回国会 農林水産委員会 第12号(1971/05/06、8期、日本共産党)

○河田賢治君 だいぶ他の委員からの質問があったので、こまかい点には触れずに、若干水産業協同組合法の問題についてただ一点だけ聞いておきたいと思います。  御承知のとおり、漁業の雇用関係というものについてはある意味ではおくれている部面があるわけですね。たとえば農林省から出されておる賃金の構成割合を見ますると、昭和四十二年から四十四年までここに出ておりますが、固定給というのが一六・九%から一四・二%で、しかも下がっている。歩合給のほうが七九・二から八一・九と上がってきている。この前の卸売市場法の問題でもきわめて近代化ということが要請されておるけれども、労使の関係においてはきわめて非近代的な雇用関係が……

第65回国会 農林水産委員会 第13号(1971/05/07、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、水産業協同組合法の一部改正案に反対するものであります。  今回の改正案は、第一に、法人の組合員資格、准組合員資格を大幅に緩和し、大漁業法人に、組合の管理運営への参加、組合の施設や資金の利用の道を開くものであり、ひいては大漁業者中心の組合運営がはかられる危険を持つものです。第二に、組合員の代理権拡大、総代会の機能と権限の強化、連合会においては一会員一票制に特例を設け、組合員数に基づき議決権等を与え得るなどの改正があります。これは、特定の組合員や大組合による組合運営の傾向を強めるものであり、協同組合の民主的強化に逆行するものであります。  以上のように今回の……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/05/11、8期、日本共産党)

○河田賢治君 林政問題については他の同僚議員の質問でほとんどつきておりますので、時間の関係もありますので、三つの問題について質問したいと思います。  第一は、国有林の乱伐とか増伐、それに関連する災害が非常に多発しておるという問題です。御承知のとおり、政府自身が災害の発生を予想して、これはちょっと古いのですけれども、予想量というものは、昭和四十年から四十二年までの林野庁の調べですけれども、国有地においては大体五百四十ヘクタールが発生予想量で、これに対して発生しておるのが二千五百から三千三百というふうに相当、大体四倍とか五倍あるいは六倍、こういうふうにふえている。また民有林においても、発生予想量が……

第65回国会 農林水産委員会 第15号(1971/05/13、8期、日本共産党)

○河田賢治君 今度の改正案を含めて三年連続の改正で、制度的には他の共済制度とおおむね均衡している制度に改善されたのは私たちも評価するわけです。で、この年金の問題については、すでに北村委員からも詳しく質問がありましたので、他の問題二つばかり限って質問したいと思うのです。  先ほど来給与問題で農協の職員がかなり中堅幹部も途中退職をする問題あるいは女子が非常に多くなっているから男子にかなり大きな負担がかけられている問題、こういういろいろと労働の強化される問題がありますが、御承知のように、やはり農協というものは営農について相当熱意を持ってこれはやりませんと、単なる購買とかあるいは販売というような流通機……

第65回国会 農林水産委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○河田賢治君 いまかなりいろんな面に突っ込んで質問がありましたが、若干二、三の問題について質問したいと思うのです。  御承知のようにこの共済制度の目的は、災害の補償をする、しかし同時に現在の農家自体の、特に零細農は、御承知のとおり農作物が若干でも減少すれば直ちに家計に響くわけですが、こういう問題について、今度の法改正によって共済掛け金の農家負担の増加するところがだいぶある。これはきょう資料をもらったんですけれども、一億八千四百八十七万六千円というような数字が出ておりますが、やはりこれまで少々高率な被害の非常に頻発するところでありましても、やはりできる限りこういう農家の経済、生活というものを考え……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 私は日本共産党を代表して、農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に反対するものであります。  今回の改正案の中には、蚕繭共済に関して共済目的の種類と共済事故を拡大し、補償の限度を引き上げる、また、家畜共済については共済掛け金国庫負担を強化するなど、評価すべき一定の前進面が含まれております。しかしながら、同時に見過ごすことのできない重要な問題が含まれています。  その第一は、農業共済団体の組織整備に関する改正であります。組合の区域の広域化、総代会権限の拡大、連合会における一会員一票制原則の取りくずしなどは、全組合員の参加による組合運営を進め、組合の民主的強化をはかる……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○河田賢治君 きょうは主として静岡県の田子の浦のヘドロの問題について質問したいと思います。  御承知のように、私は昨年夏、農水委員会で山中長官にこの問題を提起しまして、水質保全法によって水域指定ををサボって、排水規制を放棄してきた経企庁の責任の重大性。第二にヘドロの海中投棄をやめること。第三、企業の操業を一時中止ないし規制する処理対策を急げ等等について質問しましたけれども、御承知のように、昨年もこの田子の浦は、世界の公害科学を研究しておる学者が集まりまして、あの非常にひどい状態はまさにこれは公害の見本であるといって、外国の学者たちが来まして、非常にこれはわれわれ日本人にとっても、このことは教訓……



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データ更新日:2022/12/18

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